JP2001311838A - スプライスボックス - Google Patents

スプライスボックス

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JP2001311838A
JP2001311838A JP2000132671A JP2000132671A JP2001311838A JP 2001311838 A JP2001311838 A JP 2001311838A JP 2000132671 A JP2000132671 A JP 2000132671A JP 2000132671 A JP2000132671 A JP 2000132671A JP 2001311838 A JP2001311838 A JP 2001311838A
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Japan
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splice
plate
base plate
splice box
fiber
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JP2000132671A
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English (en)
Inventor
Shinichi Iwamoto
本 晋 一 岩
Hisafumi Imai
井 尚 史 今
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JAPAN TELEGAERTNER Ltd
Original Assignee
JAPAN TELEGAERTNER Ltd
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプライスプレートに対する作業性を向上さ
せ、好ましくはより一層の小型化を実現できるスプライ
スボックスを提供すること。 【解決手段】 本発明のスプライスボックス1は、ベー
スプレート2と、ベースプレート2に嵌合されたスプラ
イスプレート10と、ベースプレート2に嵌合されたス
プライスプレート10を覆うように、ベースプレート2
またはスプライトプレート10に嵌合されたカバープレ
ート3とを備える。ベースプレート2とスプライスプレ
ート10との間の嵌合、及び、ベースプレート2または
スプライスプレート10とカバープレート3との間の嵌
合は、はめ込み式となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプライスプレー
トを収容するスプライスボックスに係り、とりわけ、ス
プライスプレートに対する作業性を向上させたスプライ
スボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、従来のスプライスボ
ックス50は、ベースプレート51と、ベースプレート
51に固定されるスプライスユニット60と、スプライ
スユニット60を覆うようにベースプレート51に固定
されたカバープレート52と、によって主に構成されて
いる。
【0003】ベースプレート51は、蓋の無い直方体状
となっている。カバープレート52は、ベースプレート
51を覆うような大きさの、底の無い直方体状となって
いる。両者は、ベースプレート51に設けられたネジ受
け部51aとカバープレート52に設けられたネジ孔5
2aとを用いて、ネジ結合されるようになっている。
【0004】スプライスユニット60も、底プレート6
1と蓋プレート62とから主に構成されている。底プレ
ート61と蓋プレート62とは、略同一形状であり、底
プレート61に設けられたネジ受け部61aと蓋プレー
ト62に設けられたネジ孔62aとを用いて、ネジ結合
されるようになっている。
【0005】スプライスユニット60の底プレート61
には、ファイバを長円状軌道に案内する一対の円弧状ガ
イド部63a、63bが設けられている。
【0006】これらの円弧状ガイド部63a、63bに
よって長円状軌道に案内されるファイバの一端は、スプ
ライスユニット60の側面に設けられた開口を介してス
プライスユニット60の外方に出て、例えばベースプレ
ート51上に設けられた貫通孔53に至る。
【0007】一方、ファイバの他端は、やはりスプライ
スユニット60の側面に設けられた開口を介してスプラ
イスユニット60の外方に出て、さらにベースプレート
51及び/またはカバープレート52の側面に設けられ
た貫通孔54を介して外部機器に接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプライスボッ
クス50は、ベースプレート51とカバープレート52
とがネジ結合されている。このため、スプライスユニッ
ト60等に対して何らかの作業を行う場合には、ネジを
外し、作業終了後に当該ネジを締め直す必要がある。
【0009】また、ファイバ端のコネクタを受容するア
ダプタ等は、スプライスユニット60の外部に配置され
ており、スプライスボックス50が十分に小型化されて
いない。
【0010】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、スプライスプレートに対する作業性を向
上させ、好ましくはより一層の小型化を実現できるスプ
ライスボックスを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベースプレー
トと、ベースプレートに嵌合されたスプライスプレート
と、ベースプレートに嵌合されたスプライスプレートを
覆うように、ベースプレートまたはスプライトプレート
に嵌合されたカバープレートと、を備え、ベースプレー
トとスプライスプレートとの間の嵌合、及び、ベースプ
レートまたはスプライスプレートとカバープレートとの
間の嵌合は、はめ込み式となっていることを特徴とする
スプライスボックスである。
【0012】本発明によれば、ベースプレートとスプラ
イスプレートとの間の嵌合、及び、ベースプレートまた
はスプライスプレートとカバープレートとの間の嵌合
は、はめ込み式となっているため、ネジの取外し及び締
直しが不要であり、作業性が顕著に向上する。
【0013】また、スプライスユニットの蓋プレートが
不要であるため、全体の構成もシンプルで、各種コスト
も抑制することができる。
【0014】一般的に、スプライスボックスは、外部か
らスプライスプレート上にファイバが挿入され得るよう
に構成されており、スプライスプレート上には、外部か
ら挿入されるファイバを長円状軌道に案内する一対の円
弧状ガイド部が設けられている。
【0015】この場合、外部から挿入されるファイバ
が、スプライスプレート上にコンパクトに収容され得
る。
【0016】特に、円弧状ガイド部の曲率が、挿入され
るファイバの最小曲げ曲率に対応している場合、ファイ
バを損傷させないで、かつ、最もコンパクトにファイバ
を収容することができる。
【0017】好ましくは、ベースプレートと、スプライ
スプレートと、カバープレートとは、略同大の長方形平
面を有しており、一対の円弧状ガイド部は、スプライス
プレートの長手方向両端部に配置されている。この時、
スプライスボックスの小型化が効果的に実現され得る。
【0018】また、好ましくは、スプライスプレート上
の一対の円弧状ガイド部の略中間には、ファイバ端部に
固定されたコネクタと接続するアダプタをはめ込み式に
固定可能なアダプタソケットが形成されている。この場
合、一対の円弧状ガイド部の中間の領域を有効に使用す
ることができ、スプライスボックスのより一層の小型化
が図れる。
【0019】アダプタソケットは、1対の平行な突出壁
によって構成され得る。この場合、アダプタソケットの
製造が容易である。また、この場合、アダプタの装着も
極めて簡便に行うことができる。
【0020】ファイバは、用途に合わせて、スプライス
ボックスの側面の貫通孔から挿入され得るようになって
いる。好ましくは同時に、ファイバは、スプライスボッ
クスの底面の貫通孔から挿入され得るようになってい
る。特に後者の場合、底面の貫通孔は、ファイバの挿入
軌道を円滑にしてファイバの損傷を防止するためのテー
パ部を有していることが好ましい。
【0021】また、好ましくは、ベースプレートには、
ノックダウン方式によって開口可能な貫通孔拡大部が形
成されている。この場合、不必要な開口部を増やすこと
なく、スプライスボックスの使用態様の幅がさらに広が
る。
【0022】また、好ましくは、スプライスプレートに
は、長円状軌道に案内されるファイバの直線状軌道部分
を補助的に案内する側方補助ガイド部が設けられてい
る。この場合、ファイバをより効果的に長円状軌道に案
内することができる。
【0023】その他、ベースプレートは、取付ネジ用の
孔を有しており、取付ネジによって壁またはJIS−B
OXに固定可能となっていることが好ましい。さらに
は、ベースプレートは、マグネットを取付け可能となっ
ており、メタルプレートに固定可能となっていることが
好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施の形態によるスプ
ライスボックスを示す概略斜視図である。図1に示すよ
うに、本実施の形態のスプライスボックス1は、ベース
プレート2と、ベースプレート2に嵌合されたスプライ
スプレート10と、を備えている。ベースプレート2と
スプライスプレート10との間の嵌合は、嵌合突部2a
と嵌合孔10aとによるはめ込み式となっている。
【0026】また、ベースプレート2に嵌合されたスプ
ライスプレート10を覆うように、カバープレート3
が、この場合ベースプレート2に嵌合されるようになっ
ている。カバープレート3は、ベースプレート2の代わ
りに、スプライトプレート10に嵌合されるようになっ
ていてもよい。ベースプレート2またはスプライスプレ
ート10とカバープレート3との間の嵌合も、はめ込み
式となっている。
【0027】ベースプレート2は、蓋の無い直方六面体
状となっている。カバープレート3は、ベースプレート
2を覆うような大きさの、底の無い直方体状となってい
る。両者は、互いに重なる側面部において、嵌合突部3
bと嵌合凹部2bとによってはめ込み式に嵌合するよう
になっている。また、図1に示すように、ベースプレー
ト2と、スプライスプレート10と、カバープレート3
とは、略同大の長方形平面を有している。
【0028】ベースプレート2の底面側からの斜視図を
図2(a)に、内部側からの斜視図を図2(b)に示
す。また、ベースプレート2の内部側平面図を図3
(a)に、底部側平面図を図3(b)に示す。
【0029】図2(a)乃至図3(b)に示すように、
直方体状のベースプレート2の上下の側面部2u、2d
には、ノックダウン方式によって開口可能な左右各々1
個ずつの貫通孔2hが形成されている。また、ベースプ
レート2の底面部の略中央には、開口部2pとノックダ
ウン方式によって開口可能な開口拡大部(貫通孔拡大
部)2qとが形成されている。
【0030】その他、ベースプレート2は、開口拡大部
2qの上下に、取付ネジ用の孔2sが略均等配置で形成
されている。これにより、ベースプレート2は、取付ネ
ジによって、壁に固定可能となっている。また、開口部
2pの上下に、JIS−BOX取付ネジ用の孔2jが形
成されている。これにより、ベースプレート2は、取付
ネジによって、JIS−BOXに固定可能となってい
る。
【0031】あるいは、ベースプレート2は、マグネッ
トが取付け可能となっていてもよい。例えば、嵌合突部
2aの下方に設けられた水平スペース2kが、マグネッ
ト取付け部として形成され得る。マグネットが取付けら
れたベースプレート2は、メタルプレートに固定可能で
ある。
【0032】また、スプライスプレート10の上方側か
らの斜視図を図4(a)に、下方側からの斜視図を図4
(b)に示す。また、スプライスプレート10の内部側
平面図を図5(a)に、底部側平面図を図5(b)に示
す。
【0033】図4(a)乃至図5(b)に示すように、
スプライスプレート10上には、その長手方向の両端部
に、外部から挿入される光ファイバ等のファイバを長円
状軌道に案内する一対の円弧状ガイド部11a、11b
が設けられている。この円弧状ガイド部11a、11b
の曲率は、挿入されるファイバの最小曲げ曲率に対応し
ており、当該最小曲げ曲率よりも若干大きな曲率となっ
ている。
【0034】ここで、ベースプレート2の各側面部に形
成された前記貫通孔2hの間隔は、円弧状ガイド部11
a、11bの曲率半径の略2倍となっていることが好ま
しいことが理解される。この時、いずれかの貫通孔2h
からスプライスプレート上に挿入されたファイバは、円
弧状ガイド部11a、11bによって、極めて円滑に長
円状軌道に案内され得る。
【0035】また、スプライスプレート10には、その
上下方向の略3等分点であって左右方向にはベースプレ
ート2の貫通孔2hと略同じ配置関係に、貫通孔13a
〜13dが形成されている。各貫通孔13a〜13d
は、スプライスプレートの上面側縁が傾斜して拡がって
おり、テーパ部13tを形成している。このテーパ部1
3tは、ファイバの挿入軌道を円滑にしてファイバの損
傷を防止するするように機能する。
【0036】貫通孔13a〜13dは、後述するよう
に、開口部2p及び開口拡大部2qが用いられる時に使
用される。
【0037】スプライスプレート10上の、一対の円弧
状ガイド部11a、11bの略中間には、左右の側縁に
対して平行な4本の突出壁15a〜15dが形成されて
いる。これら突出壁15a〜15dは、隣接する突出壁
同士で対になって(この場合3対が形成される)、アダ
プタ22(図6参照)をはめ込み式に固定可能となって
いる。アダプタ22は、例えば、ファイバ端部を固定す
るコネクタ21(図6参照)等をはめ込み式に固定可能
な素子である。この場合、図6に示すように、各対の突
出壁は2個のアダプタ22を固定可能であり、各アダプ
タ22は、その上下面においてコネクタ21等と接続可
能となっている。
【0038】また、外側の突出壁15a、15dのさら
に外側には、必要に応じて、2種類の融着スリーブ(単
線・テープ線)をはめ込み式に固定可能なスリーブホル
ダが設けられ得る。
【0039】その他、スプライスプレート10には、長
円状軌道に案内されるファイバの直線状軌道部分を補助
的に案内する側方補助ガイド片17a、17bが、左右
に一対設けられている。
【0040】次に、本実施の形態の使用方法について説
明する。
【0041】まず、貫通孔2hを用いて光ファイバ20
をスプライスボックス1内に挿入する態様の一例につい
て、図6を用いて説明する。
【0042】図6に示すように、この場合下方側側面部
2dの2個の貫通孔2hが開口されたベースプレート2
に対して、スプライスプレート10がはめ込みによって
結合される。一方、一端側を各種OA機器等(図示せ
ず)に接続された光ファイバ20は、他端側にコネクタ
21が取付けられる。そして光ファイバ20は、貫通孔
2hを通されると共に、側方補助ガイド片17a、17
bと円弧状ガイド部11a、11bとによって長円状に
案内されて余ったファイバ長さが調整され、他端側のコ
ネクタ21が、突出壁15a〜15dによって固定され
たアダプタ22にはめ込まれて固定される。もっとも、
アダプタ22の突出壁間の固定は、コネクタ21のアダ
プタ22への接続の前後いずれに行われても良い。
【0043】側方補助ガイド片17a、17bと円弧状
ガイド部11a、11bとは、複数本の光ファイバ20
を同時に案内することができる。図6の例では、下方側
の2つの貫通孔2hから各2本、合計4本の光ファイバ
20が挿入され、それぞれのコネクタ21が並列に突出
壁15aと15bとの間に固定されたアダプタ22の下
方側、及び、突出壁15cと15dとの間に固定された
アダプタ22の下方側に固定されている。各アダプタ2
2の上方側には、接続コネクタ21’(光−光伝達用素
子の他、光電変換素子等であってもよい)が接続され、
接続コネクタ21’からの信号線が、例えば融着スリー
ブ等を介して、貫通孔2hから外部に延びている。
【0044】この後、ベースプレート2及びスプライス
プレート10が所望の場所に固定される。例えば、ベー
スプレート2に内蔵されたマグネットによって、金属製
の机の側面部に固定される。その後、カバープレート3
が、はめ込みによってベースプレート2に固定される。
【0045】次に、開口部2p及び開口拡大部2qを用
いてファイバをスプライスボックス1内に挿入する態様
の一例について、図7を用いて説明する。
【0046】図7に示すように、一端側を各種OA機器
等(図示せず)に接続され、JIS−BOX30内から
引き出された光ファイバ20は、図6に示す場合と同様
に、他端側にコネクタ21が取付けられる。一方、この
場合、ベースプレート2の左側の開口拡大部2qが、ノ
ックダウンによって開口させられる。
【0047】光ファイバ20は、まずベースプレート2
の開口部2p及び開口拡大部2qを通される。図7に示
すように、この部分の光ファイバ20の周囲には、保護
被覆25が被せられていることが好ましい。そしてベー
スプレート2が、ネジ孔2j及びネジを用いて、壁に取
り付けられたJISボックス30に固定される。
【0048】次に光ファイバ20は、この場合、スプラ
イスプレート10の貫通孔13a〜13dの一つである
貫通孔13cを通され、貫通孔13cのテーパ部13t
を利用して下方の円弧状ガイド部11bに案内される。
その後光ファイバ20は、側方補助ガイド片17a、1
7bと円弧状ガイド部11a、11bとによって長円状
に案内されて余ったファイバ長さが調整され、、他端側
のコネクタ21が、突出壁15c及び15dによって並
列に固定されたアダプタ22の上面側にはめ込まれて固
定される。もっとも、アダプタ22の突出壁間の固定
は、コネクタ21のアダプタ22への接続の前後いずれ
に行われても良い。
【0049】図7の場合、接続コネクタ21’を介して
アダプタ22の下面側に接続された2本の別の光ファイ
バ20’(他の態様の信号線でもよい)が、貫通孔2h
を通過して外部に延びるようになっている。すなわち、
図7に示すように、開口部2p及び開口拡大部2qを用
いてファイバをスプライスボックス1内に挿入する態様
と、貫通孔2hを用いてファイバをスプライスボックス
1内に挿入する態様とは、同時に実施可能である。
【0050】この後、スプライスプレート10が、はめ
込みによってベースプレート2に固定される。光ファイ
バ20の曲げ曲率の関係から、図7の状態位置のスプラ
イスプレート10は、上下180度回転して、光ファイ
バ20’が開口している貫通孔2hを通過するような位
置関係でベースプレート2に固定される。その後、さら
にカバープレート3が、はめ込みによってベースプレー
ト2に固定される。
【0051】以上のように、本実施の形態によれば、ベ
ースプレート2とスプライスプレー10トとの間の嵌
合、及び、ベースプレート2とカバープレート3との間
の嵌合が、はめ込み式となっているため、ネジの取外し
及び締直しが不要であり、作業性が顕著に向上してい
る。
【0052】また、スプライスユニットの蓋プレートに
相当する部材がないため、全体の構成もシンプルで、製
造コスト等も抑制することができる。
【0053】また、本実施の形態では、ベースプレート
2と、スプライスプレート10と、カバープレート3と
が、略同大の長方形平面を有しており、一対の円弧状ガ
イド部11a、11bは、スプライスプレート10の長
手方向両端部に配置されている。従って、スプライスボ
ックス1の小型化が効果的に実現されている。
【0054】特に、一対の円弧状ガイド部11a、11
bの略中間にファイバ端部のコネクタ21を固定するア
ダプタ22を配置可能としているため、一対の円弧状ガ
イド部11a、11bの中間の領域を有効に使用するこ
とができ、スプライスボックス1全体がより一層小型化
されている。
【0055】特に本実施の形態では、円弧状ガイド部1
1a、11bの曲率が、挿入されるファイバの最小曲げ
曲率に対応しているため、ファイバを損傷させることな
く、かつ、最もコンパクトにファイバを収容することが
できる。
【0056】また、本実施の形態では、突出壁15a〜
15dという極めて簡単な構成によって、アダプタ22
をはめ込み式に固定可能なアダプタソケットが形成され
ているため、アダプタ22の装着も極めて簡便に行うこ
とができる。
【0057】またファイバは、用途に合わせて、スプラ
イスボックスの側面の貫通孔2h、あるいは、スプライ
スボックスの底面の開口部2p及び開口拡大部2qから
挿入され得るようになっているため、用途の幅が広がっ
ている。特に、開口拡大部2qは、ノックダウン方式に
よって開口可能となっており、使用の予定が無ければ開
口されないため、スプライスボックスの耐環境性に優れ
る。
【0058】また、スプライスボックスの底面からファ
イバを導く際に用いられるスプライスプレート10の貫
通孔13a〜13dが、ファイバの挿入軌道を円滑にす
るためのテーパ部13tを有しているため、ファイバが
より円滑に案内されてファイバの損傷が防止される。
【0059】また、本実施の形態では、側方補助ガイド
部17a、17bが、長円状軌道に案内されるファイバ
の直線状軌道部分を補助的に案内するため、ファイバを
より効果的に長円状軌道に案内することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ベースプレートとスプ
ライスプレートとの間の嵌合、及び、ベースプレートま
たはスプライスプレートとカバープレートとの間の嵌合
が、はめ込み式となっているため、ネジの取外し及び締
直しが不要であり、作業性が顕著に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスプライスボック
スを示す概略斜視分解図。
【図2】図1のベースプレートを示す斜視図。
【図3】図1のベースプレートを示す平面図。
【図4】図1のスプライスプレートを示す斜視図。
【図5】図1のスプライスプレートを示す平面図。
【図6】図1のスプライスボックスの使用状態の一例を
示す概略斜視図。
【図7】図1のスプライスボックスの使用状態の他の例
を示す概略斜視図。
【図8】従来のスプライスボックスを示す概略分解図。
【符号の説明】
1 スプライスボックス 2 ベースプレート 2a 嵌合突部 2b 嵌合凹部 2d 下方側側面部 2u 上方側側面部 2h 貫通孔 2k 水平スペース 2p 開口部 2q 開口拡大部 2s、2j ネジ孔 3 カバープレート 3b 嵌合突部 10 スプライスプレート 10a 嵌合孔 11a、11b 円弧状ガイド部 13a〜13d 貫通孔 13t テーパ部 15a〜15d 突出壁 17a、17b 側方補助ガイド片 20、20’ 光ファイバ 21 コネクタ 21’ 接続コネクタ 22 アダプタ 30 JISーBOX 50 スプライスボックス 51 ベースプレート 52 カバープレート 52a ネジ孔 60 スプライスプレート 61 底プレート 61a ネジ受け部 62 蓋プレート 62a ネジ孔 53 貫通孔 54 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H036 RA11 RA24 2H038 CA37 CA38 3J001 FA15 HA04 HA08 HA09 KA06 KA19 KB02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースプレートと、 ベースプレートに嵌合されたスプライスプレートと、 ベースプレートに嵌合されたスプライスプレートを覆う
    ように、ベースプレートまたはスプライトプレートに嵌
    合されたカバープレートと、を備え、 ベースプレートとスプライスプレートとの間の嵌合、及
    び、ベースプレートまたはスプライスプレートとカバー
    プレートとの間の嵌合は、はめ込み式となっていること
    を特徴とするスプライスボックス。
  2. 【請求項2】スプライスボックスは、外部からスプライ
    スプレート上にファイバが挿入され得るように構成され
    ており、 スプライスプレート上には、外部から挿入されるファイ
    バを長円状軌道に案内する一対の円弧状ガイド部が設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載のスプライ
    スボックス。
  3. 【請求項3】ベースプレートと、スプライスプレート
    と、カバープレートとは、略同大の長方形平面を有して
    おり、 一対の円弧状ガイド部は、スプライスプレートの長手方
    向両端部に配置されていることを特徴とする請求項2に
    記載のスプライスボックス。
  4. 【請求項4】円弧状ガイド部の曲率は、挿入されるファ
    イバの最小曲げ曲率に対応していることを特徴とする請
    求項2または3に記載のスプライスボックス。
  5. 【請求項5】スプライスプレート上の一対の円弧状ガイ
    ド部の略中間には、アダプタをはめ込み式に固定可能な
    アダプタソケットが形成されていることを特徴とする請
    求項2乃至4のいずれかに記載のスプライスボックス。
  6. 【請求項6】アダプタソケットは、1対の平行な突出壁
    によって構成されていることを特徴とする請求項5に記
    載のスプライスボックス。
  7. 【請求項7】ファイバは、スプライスボックスの側面の
    貫通孔から挿入され得るようになっていることを特徴と
    する請求項2乃至6のいずれかに記載のスプライスボッ
    クス。
  8. 【請求項8】ファイバは、スプライスボックスの底面の
    貫通孔から挿入され得るようになっていることを特徴と
    する請求項2乃至7のいずれかに記載のスプライスボッ
    クス。
  9. 【請求項9】貫通孔は、ファイバの挿入軌道を円滑にす
    るためのテーパ部を有していることを特徴とする請求項
    8に記載のスプライスボックス。
  10. 【請求項10】ベースプレートには、ノックダウン方式
    によって開口可能な貫通孔拡大部が形成されていること
    を特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載のスプラ
    イスボックス。
  11. 【請求項11】スプライスプレートには、長円状軌道に
    案内されるファイバの直線状軌道部分を補助的に案内す
    る側方補助ガイド部が設けられていることを特徴とする
    請求項2乃至10のいずれかに記載のスプライスボック
    ス。
  12. 【請求項12】ベースプレートは、取付ネジ用の孔を有
    しており、取付ネジによって壁またはJIS−BOXに
    固定可能となっていることを特徴とする請求項1乃至1
    1のいずれかに記載のスプライスボックス。
  13. 【請求項13】ベースプレートは、マグネットを取付け
    可能となっていることを特徴とする請求項1乃至12の
    いずれかに記載のスプライスボックス。
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