JP2001311512A - 廃材処理装置 - Google Patents

廃材処理装置

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JP2001311512A
JP2001311512A JP2000127554A JP2000127554A JP2001311512A JP 2001311512 A JP2001311512 A JP 2001311512A JP 2000127554 A JP2000127554 A JP 2000127554A JP 2000127554 A JP2000127554 A JP 2000127554A JP 2001311512 A JP2001311512 A JP 2001311512A
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JP
Japan
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gypsum
combustion
wood
kiln
heating chamber
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JP2000127554A
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English (en)
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Shoya Suzuki
捷也 鈴木
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NSP Corp
Original Assignee
NSP Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/78Recycling of wood or furniture waste

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱炉を小形化して移動可能にするとともに
木材を燃料とした廃材処理装置を提供すること。 【解決手段】 燃焼部20を備えた廃材処理装置10に
おいて、燃焼部20の余熱を使用して石膏加熱室50内
の石膏を加熱するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新築工事中や解体
された住宅から発生する石膏ボード等の石膏を加熱して
再利用する廃材処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、解体された住宅から発生する木材
から木炭を生産するともに石膏を加熱して再利用する廃
材処理装置としては、灯油等を燃料とした加熱炉が利用
されている。これは、石膏ボード等から分離した石膏
を、空気の流通を遮断した容器に充填して、加熱炉の中
に入れ灯油を燃料として加熱して石膏を処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の加
熱炉は一般に大形で移動ができず、処理する石膏は解体
現場から加熱炉まで運搬しなければならないという問題
がある。
【0004】また、灯油等を熱源としているので、大型
な燃料の保管設備等が必要であるという問題がある。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、加熱炉を小形化して移動可能にする
とともに木材を燃料とした廃材処理装置を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、実施例において使用する符号を付して説明すると、
燃焼部20を備えた廃材処理装置10において、燃焼部
20の余熱を使用して石膏加熱室50内の石膏を加熱す
るようにしたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、燃焼部20及び石膏加
熱室50が一体的に構成されているところに特徴を有す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照して説明する。本実施例においては解体された
住宅から発生する廃材即ち木材から木炭を生産し、石膏
を加熱して再利用する廃材処理装置10について説明す
るが、木炭の原料としては、廃材に限らず一般の間伐材
等であっても良い。
【0009】燃焼炉11は、ベース部12と、このベー
ス部12に載置された外窯13とから構成されている。
燃焼炉11の内周壁には耐火物が貼り付けられ、接合
部にはセラミックウール等のパッキングが充填されてい
る。ベース部12の両側端には門形の一対の支柱14,
14が立設されている。各支柱14の上端両側にはそれ
ぞれ2個のローラー15,15が取付けられている。
【0010】外窯13は、上面が閉塞され下面が開口し
た筺状をなしており、側面部の滑車16を介して支柱1
4に沿って引き揚げられるように構成されている。
【0011】支柱14の外側にはバランスウエイト17
が設けられており、このバランスウエイト17と外窯1
3との間にローラー15,15に案内されたチエン18
が連結されている。尚、外窯13は、常時は図示しない
クランプによりベース部12に固定され、バランスウエ
イト17は支柱14の上部に吊り下げられている。燃焼
炉11の大きさは小形トラックに載せられる程度であ
る。
【0012】燃焼部20は、桟を組み合わせた筺状に形
成されており、底面にエクスパンダメタル又は小さなピ
ッチで平行に多数の桟を配設している。この燃焼部20
には廃材中の木材が燃料として投入される。上面部には
2個の仕切り部材21が取着されて内部を3分割してい
る。
【0013】また、側面には灯油を燃料とする補助バー
ナー22が取付けられている。この補助バーナー22
は、燃焼部20に投入された木材に着火するとともに燃
焼熱量が少ない初期の期間灯油を燃焼する。燃焼部20
の燃焼が通常状態になったときは灯油の供給を中止して
空気のみを送風する。
【0014】内窯30は、燃焼部20の上に載置されて
木炭を生産するもので、本実施例においては、内窯30
の容積を分割した3個の容器31と蓋32(図4参照)
とから構成されている。容器31は内窯30を3分割し
た容積で、収容される木材の容積に応じて所要の容器3
1が使用される。この蓋32は、容器31内への空気の
流通を遮断できるように形成されている。
【0015】尚、内窯30は、必ずしも分割する必要は
なく、図5に示すように容量の大きな1個の容器で構成
し、これに応じた蓋を装着したものでも良い。これらの
燃焼部20及び内窯30は、外窯13が引き揚げられた
ときフオークリフトなどで外窯13の外部に引き出され
る。
【0016】二次燃焼室40は、外窯13の上部に位置
して設けられている。この二次燃焼室40の側面には灯
油を燃料とするバーナー41が設けられいる。また、内
周壁には耐火物が貼り付けられているが、燃焼部40に
接する底面部は鉄板、ステンレス鋼鈑等の伝熱性の良好
な材質で仕切られている。そして、内部を通過する排気
は、バーナー41により加熱されるとともに燃焼部40
からの熱により直接加熱されるようになっている。
【0017】そして、排気を約800℃に加熱すること
により煙の除去、ダイオキシンの除去を行う。尚、図示
はしないが、二次燃焼室40には内部の温度を検知する
センサが設けられている。
【0018】石膏加熱室50は、外窯11の上部に位置
して二次燃焼室40に隣接して設けられている。この石
膏加熱室50は二次燃焼室40からの排気を導入して解
体された住宅から発生する廃材の石膏をリサイクルする
ために200〜450℃に加熱するもので、板状の石
膏、粉末状の石膏が充填される。つまり、この石膏加熱
室50は、燃焼部20の余熱を利用して石膏を加熱する
ようになっているのである。尚、内部には熱風の流通を
良くするために、板状の石膏が相互に隙間を存して積載
されるような桟が設けられていることが好ましい。ま
た、余熱を使用する方法であれば特にその手段は限定さ
れず、例えば熱交換器を設けてもよい。
【0019】つぎに上記構成の作用について説明する。
【0020】外窯13のクランプを外してバランスウエ
イト17を引き降ろすと、外窯13が引き揚げられる
(図1参照)。そこで、フオークリフトなどを利用して
燃焼部20及び内窯30を外窯13の外部に引き出す。
ここで、燃焼部20と石膏加熱室50が一体的に構成さ
れているため、コンパクトに組み上がっており、小型化
に寄与しているのである。
【0021】つぎに、燃焼部20に燃料となる木材を投
入する。この木材は、解体された家屋の廃材中から選択
される。また、3個の内窯30内に木炭を製作するため
の木材を充填する。この木材は、内窯30の容量一杯に
充填することが好ましく、3個の内窯30に対して木材
が少ない場合は、内窯30の数量を減らして各内窯30
には容量一杯に木材を充填する。その理由は、内窯30
の容量に対して木材の量が少ない場合は、木材に対する
酸素の供給量が多くなるので、木材が燃焼し尽くして、
木炭にならずに灰になってしまう。
【0022】この内窯30に蓋32をして、燃焼部20
の上に即ち仕切り部材21の間にのせる。そして、内窯
30及び燃焼部20をベース部12の上に載せる。そこ
で、バランスウエイト17を引き揚げると、外窯13が
降下して内窯30及び燃焼部20を覆う。そこでクラン
プを掛けて外窯13をベース部12に固定する。
【0023】つぎに、石膏加熱室50内に、廃材の中の
板状の石膏或いは粉状の石膏を投入する。投入にあたっ
ては熱風の流通をよくするために、相互に空間を持たせ
るように投入することが好ましい。
【0024】つぎに、補助バーナー22を燃焼させる
と、燃焼部20に投入した木材が着火する。補助バーナ
ー22を約5分程度燃焼させると、燃焼部20の燃焼状
態が定常状態になるので、以後は灯油の供給を止め、空
気の供給のみにする。
【0025】燃焼部20の燃焼に応じて内窯30内の木
材が加熱される。この内窯30内には蓋32により空気
の供給が遮断されているので、内部の木材は木炭にな
る。
【0026】燃焼部20の排気は、二次燃焼室40内に
導入されてバーナー41により約800℃に加熱され
る。そして、煙が除去され更にダイオキシンが除去され
る。燃焼部20の温度はセンサで検知され、所定の温度
以上になった場合は、バーナー41に対する灯油の供給
を止め、燃焼部20から直接加熱するようにしてもよ
い。二次燃焼室40を通過した熱風は石膏加熱室50に
導入される。石膏加熱室50内の温度は200〜450
℃になるように一部外気を導入する。そして、石膏加熱
室50内を通過した熱風は外部へ排出される。
【0027】尚、石膏加熱室50からの排気が臭気を有
するときは、図6に示すように石膏加熱室50からの排
気を通気管51を通して再度二次燃焼室40内に導入し
て加熱し、臭気を除去した後排出することが好ましい。
【0028】上記実施例によれば、つぎの効果を奏す
る。 (1)燃焼部20及び石膏加熱室50が一体的に構成さ
れているので、燃焼炉11を小型化でき、トラックの荷
台に載せて移動することができるので、現場での処理も
可能になる。 (2)木材を燃料として木炭を生産できるので、灯油な
どの燃料を必要としていた従来のものに比べて燃料効率
が良好となる。 (3)外窯13を上下動可能に構成し、内窯30、燃焼
部20をフオークリフトなどで外側に移動させるように
したので、燃焼部20へ燃料を補給する作業、灰の処
理、内窯30へ木材を充填する作業が広い場所で実施で
きて作業性が著しく向上する。 (4)二次燃料室40を設け排気を高温に加熱するの
で、ダイオキシン、煙などを除去することができ、環境
を汚染しない。 (5)二次燃料室40を外窯13の上部に設け、燃焼部
20からの熱により直接加熱するようにしたので、燃焼
効率が良い。 (6)内窯30は複数個に分割したので、生産する木炭
の容量に適切な分量の木材を収容できて、常に安定した
品質の木炭を生産できる。 (7)外窯11の上部に石膏加熱室50を設け、この石
膏加熱室50内に排気を導入して解体された住宅から発
生する石膏を加熱するので、石膏を再利用できる。 (8)石膏加熱室50からの排気が臭気を有するとき
は、石膏加熱室50からの排気を通気管51を通して再
度二次燃焼室40内に導入して加熱しするので、臭気を
除去できるので公害を発生することがない
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、燃焼部を備えた廃材
処理装置において、燃焼部の余熱を使用して石膏加熱室
内の石膏を加熱するようにしたので、燃焼部の熱を有効
に利用して石膏を処理できるという優れた効果を奏する
ものである。
【0030】また、請求項2の発明は、燃焼部及び石膏
加熱室が一体的に構成されているため、コンパクトに組
み上がり、装置全体を小型化する事ができるという効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外窯を引き揚げた状態を示す正面図である。
【図2】 正面図である。
【図3】 全体の斜視図である。
【図4】 分解斜視図である。
【図5】 内窯の他の実施例における分解斜視図であ
る。
【図6】 石膏加熱室の他の実施例における分解斜視図
である。
【符号の説明】
10 廃材処理装置 11 燃焼炉 12 ベース部 13 外窯 14 支柱 17 バランスウエイト 20 燃焼部 21 仕切り部材 22 補助バーナー 30 内窯 31 容器 32 蓋 40 二次燃焼室 41 バーナー 50 石膏加熱室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼部を備えた廃材処理装置において、
    燃焼部の余熱を使用して石膏加熱室内の石膏を加熱する
    ようにしたことを特徴とする廃材処理装置
  2. 【請求項2】 燃焼部及び石膏加熱室が一体的に構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の廃材処理装
    置。
JP2000127554A 2000-04-27 2000-04-27 廃材処理装置 Pending JP2001311512A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170748A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Uchimuragumi:Kk 廃棄物の焼却装置
JP2016500555A (ja) * 2012-10-16 2016-01-14 メレナス トラスト レグ.Merenas Trust reg. 原料の材料処理用の装置および方法

Cited By (3)

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