JP2001306170A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置使用制限方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置使用制限方法及び記憶媒体

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JP2001306170A
JP2001306170A JP2000128063A JP2000128063A JP2001306170A JP 2001306170 A JP2001306170 A JP 2001306170A JP 2000128063 A JP2000128063 A JP 2000128063A JP 2000128063 A JP2000128063 A JP 2000128063A JP 2001306170 A JP2001306170 A JP 2001306170A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドングルを応用して、画像処理装置のソフト
ウエアの不正複製、不正使用を禁止し、更にユーザが簡
単に画像処理装置の機能アップを行えるようにし、画像
処理装置の稼働率を向上させることを可能とした画像処
理装置、画像処理システム、画像処理装置使用制限方法
及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 画像処理装置101は、画像処理装置設
置後に初期設定を行う際の設定メニューを外部データ記
憶装置106に登録されているデータに応じて変えると
共に、外部データ記憶装置106が接続されていない場
合、初期設定を不可とする制御を行うCPU101Hを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理システム、画像処理装置使用制限方法及び記憶媒
体に関し、例えば、印刷関係、アパレル関係、プリント
ショップで使用される画像処理装置のハードウエア、ソ
フトウエアの無断複製(クローン作成)、不正使用を禁
止し、また、簡単にユーザレベルで画像処理装置の機能
アップを図る場合に好適な画像処理装置、画像処理シス
テム、画像処理装置使用制限方法及び記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータから複写機等の画像
形成装置に対するデータ転送及び各種機能の指示を行う
画像処理装置が存在する。画像処理装置の機能アップを
行う場合は、ハードウエアの追加を伴う場合もあるソフ
トウエアのアップグレードが一般的である。この場合、
上記機能アップを行うためには、その都度、システムソ
フトウエアの入ったCD−ROMを画像処理装置のCD
−ROMドライブに挿入してからインストールを行う必
要がある。現在、このシステム機能アップのために機能
アップしたシステムソフトウエアをインストールするた
めには、ユーザ個人では実施できず、サービスマンが行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、汎用のハー
ドウエア、汎用のソフトウエア及びそれらをベースにし
て動作するユーティリティやソフトウエア群から構成さ
れる画像処理装置での不正コピー、不正使用を禁止する
ための応用としてドングルがある。パッケージアプリケ
ーションソフトウエアでは、不正コピー、不正使用禁止
の方法として上記ドングルを使う方法が一般的である。
パッケージアプリケーションソフトが走るコンピュータ
のキーボードとCPUの間に上記ドングルを挿入し、そ
のドングルには、アプリケーションソフトのシンボルナ
ンバーと1対1に対応する情報が記憶され、そのドング
ルが無かったり、誤ったドングルが挿入されていると、
インストールも動作もできないという方式が採られてい
る。
【0004】また、画像処理装置へのシステムソフトウ
エアのインストールは、画像処理装置に装着されている
CD−ROMドライブにシステムソフトウエアの入った
CD−ROMを挿入し、画像処理装置に内蔵されている
ハードディスク上にデータの書き込みを行っている。機
能変更を行う場合は、その都度CD−ROMからシステ
ムソフトウエアの書き込みを行う必要がある。また、正
しくないハードウエアの構成要素が検知された場合は、
その時点でシステムソフトウエアのインストールを禁止
するか、特別のパスワードを入力しないと、システムソ
フトウエアの書き換え、上書きの続行は禁止されてい
る。
【0005】従来技術では、画像処理装置のソフトウエ
アの不正複製や不正使用を禁止するという面ではまだ不
充分であり、また、画像処理装置の機能アップについて
は、その都度CD−ROMからシステムソフトウエアの
書き込みを行う必要があるため煩雑であるという課題が
あった。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、ドングルを応用して、画像処理装置のソフトウ
エアの不正複製、不正使用を禁止し、更にユーザが簡単
に画像処理装置の機能アップを行えるようにし、画像処
理装置の稼働率を向上させることを可能とした画像処理
装置、画像処理システム、画像処理装置使用制限方法及
び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、外部データ記憶装置と接続
可能な画像処理装置であって、前記画像処理装置設置後
に初期設定を行う際の設定メニューを前記外部データ記
憶装置に登録されているデータに応じて変えると共に、
前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、前記
初期設定を不可とする制御を行う制御手段を有すること
を特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記外部データ記憶装置の接続の有無を検知す
ると共に前記外部データ記憶装置が接続される接続手段
を有し、前記外部データ記憶装置は、登録データの書き
換えが不可能な記憶装置であることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記制御手段は、前記外部データ記憶装置が接
続されていない場合、前記画像処理装置内蔵の作業命令
格納領域に書き込める命令に制限を加えることを特徴と
する。
【0010】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記制御手段は、前記外部データ記憶装置が接
続されていない場合、システムソフトウエアの書き込み
後の通常動作において、前記作業命令格納領域から読み
出せる命令に制限を加えることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記制御手段は、前記外部データ記憶装置が接
続されていない場合、システムソフトウエアの書き込み
後の通常動作において、前記画像処理装置内部に登録さ
れたフォントの使用可能書体数を変えることを特徴とす
る。
【0012】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記制御手段は、前記外部データ記憶装置が接
続されていない場合、システムソフトウエアの書き込み
後の通常動作において、前記画像処理装置内部の演算装
置のクロックスピードを変えることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記制御手段は、前記外部データ記憶装置が接
続されていない場合、システムソフトウエアの書き込み
後の通常動作において、前記画像処理装置を同時に使用
可能なユーザ数に制限を加えることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記制御手段は、前記外部データ記憶装置が接
続されていない場合、システムソフトウエアの書き込み
後の通常動作において、前記画像処理装置と接続される
複写装置に対する電子ソート機能に制限を加えることを
特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記外部データ記憶装置は、前記画像処理装置
とネットワーク接続され且つ前記画像処理装置の操作が
可能な情報処理装置に接続可能であることを特徴とす
る。
【0016】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記制御手段は、前記外部データ記憶装置が
接続された場合、前記外部データ記憶装置に記憶されて
いるMACアドレスと前記接続手段上のハードウエアの
MACアドレスとが一致するか否かに基づきセットアッ
プモードへの移行を許可するか否かを決定することを特
徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、外部データ記憶装置と接続可能な画像処理装
置と、該画像処理装置と接続可能な複写装置と、前記画
像処理装置とネットワーク接続可能な情報処理装置とを
具備してなる画像処理システムであって、前記画像処理
装置は、前記画像処理装置設置後に初期設定を行う際の
設定メニューを前記外部データ記憶装置に登録されてい
るデータに応じて変えると共に、前記外部データ記憶装
置が接続されていない場合、前記初期設定を不可とする
制御を行う制御手段を有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記画像処理装置は、前記外部データ記憶装
置の接続の有無を検知すると共に前記外部データ記憶装
置が接続される接続手段を有し、前記外部データ記憶装
置は、登録データの書き換えが不可能な記憶装置である
ことを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記画像処理装置の前記制御手段は、前記外
部データ記憶装置が接続されていない場合、前記画像処
理装置内蔵の作業命令格納領域に書き込める命令に制限
を加えることを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記画像処理装置の前記制御手段は、前記外
部データ記憶装置が接続されていない場合、システムソ
フトウエアの書き込み後の通常動作において、前記作業
命令格納領域から読み出せる命令に制限を加えることを
特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記画像処理装置の前記制御手段は、前記外
部データ記憶装置が接続されていない場合、システムソ
フトウエアの書き込み後の通常動作において、前記画像
処理装置内部に登録されたフォントの使用可能書体数を
変えることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記画像処理装置の前記制御手段は、前記外
部データ記憶装置が接続されていない場合、システムソ
フトウエアの書き込み後の通常動作において、前記画像
処理装置内部の演算装置のクロックスピードを変えるこ
とを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記画像処理装置の前記制御手段は、前記外
部データ記憶装置が接続されていない場合、システムソ
フトウエアの書き込み後の通常動作において、前記画像
処理装置を同時に使用可能なユーザ数に制限を加えるこ
とを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記画像処理装置の前記制御手段は、前記外
部データ記憶装置が接続されていない場合、システムソ
フトウエアの書き込み後の通常動作において、前記複写
装置に対する電子ソート機能に制限を加えることを特徴
とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記外部データ記憶装置は、前記画像処理装
置の操作が可能な前記情報処理装置に接続可能であるこ
とを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記画像処理装置の前記制御手段は、前記外
部データ記憶装置が接続された場合、前記外部データ記
憶装置に記憶されているMACアドレスと前記接続手段
上のハードウエアのMACアドレスとが一致するか否か
に基づきセットアップモードへの移行を許可するか否か
を決定することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、外部データ記憶装置と接続可能な画像処理装
置に適用される画像処理装置使用制限方法であって、前
記画像処理装置設置後に初期設定を行う際の設定メニュ
ーを前記外部データ記憶装置に登録されているデータに
応じて変えると共に、前記外部データ記憶装置が接続さ
れていない場合、前記初期設定を不可とする制御を行う
制御工程を有することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記外部データ記憶装置の接続の有無を検知
する接続工程を有し、前記外部データ記憶装置は、登録
データの書き換えが不可能な記憶装置であることを特徴
とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、前記制御工程では、前記外部データ記憶装置
が接続されていない場合、前記画像処理装置内蔵の作業
命令格納領域に書き込める命令に制限を加えることを特
徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記制御工程では、前記外部データ記憶装置
が接続されていない場合、システムソフトウエアの書き
込み後の通常動作において、前記作業命令格納領域から
読み出せる命令に制限を加えることを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記制御工程では、前記外部データ記憶装置
が接続されていない場合、システムソフトウエアの書き
込み後の通常動作において、前記画像処理装置内部に登
録されたフォントの使用可能書体数を変えることを特徴
とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記制御工程では、前記外部データ記憶装置
が接続されていない場合、システムソフトウエアの書き
込み後の通常動作において、前記画像処理装置内部の演
算装置のクロックスピードを変えることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、前記制御工程では、前記外部データ記憶装置
が接続されていない場合、システムソフトウエアの書き
込み後の通常動作において、前記画像処理装置を同時に
使用可能なユーザ数に制限を加えることを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記制御工程では、前記外部データ記憶装置
が接続されていない場合、システムソフトウエアの書き
込み後の通常動作において、前記画像処理装置と接続さ
れる複写装置に対する電子ソート機能に制限を加えるこ
とを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、前記外部データ記憶装置は、前記画像処理装
置とネットワーク接続され且つ前記画像処理装置の操作
が可能な情報処理装置に接続可能であることを特徴とす
る。
【0036】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記制御工程では、前記外部データ記憶装置
が接続された場合、前記外部データ記憶装置に記憶され
ているMACアドレスと前記接続手段上のハードウエア
のMACアドレスとが一致するか否かに基づきセットア
ップモードへの移行を許可するか否かを決定することを
特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、外部データ記憶装置と接続可能な画像処理装
置に適用される画像処理装置使用制限方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記画像処理装置使用制限方法は、
前記画像処理装置設置後に初期設定を行う際の設定メニ
ューを前記外部データ記憶装置に登録されているデータ
に応じて変えると共に、前記外部データ記憶装置が接続
されていない場合、前記初期設定を不可とするように制
御する制御ステップを有することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、前記外部データ記憶装置の接続の有無を検知
するように制御する接続ステップを有し、前記外部デー
タ記憶装置は、登録データの書き換えが不可能な記憶装
置であることを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記制御ステップでは、前記外部データ記憶
装置が接続されていない場合、前記画像処理装置内蔵の
作業命令格納領域に書き込める命令に制限を加えるよう
に制御することを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記制御ステップでは、前記外部データ記憶
装置が接続されていない場合、システムソフトウエアの
書き込み後の通常動作において、前記作業命令格納領域
から読み出せる命令に制限を加えるように制御すること
を特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、前記制御ステップでは、前記外部データ記憶
装置が接続されていない場合、システムソフトウエアの
書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置内部
に登録されたフォントの使用可能書体数を変えるように
制御することを特徴とする。
【0042】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、前記制御ステップでは、前記外部データ記憶
装置が接続されていない場合、システムソフトウエアの
書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置内部
の演算装置のクロックスピードを変えるように制御する
ことを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項37記載
の発明は、前記制御ステップでは、前記外部データ記憶
装置が接続されていない場合、システムソフトウエアの
書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置を同
時に使用可能なユーザ数に制限を加えるように制御する
ことを特徴とする。
【0044】上記目的を達成するため、請求項38記載
の発明は、前記制御ステップでは、前記外部データ記憶
装置が接続されていない場合、システムソフトウエアの
書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置と接
続される複写装置に対する電子ソート機能に制限を加え
るように制御することを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項39記載
の発明は、前記外部データ記憶装置は、前記画像処理装
置とネットワーク接続され且つ前記画像処理装置の操作
が可能な情報処理装置に接続可能であることを特徴とす
る。
【0046】上記目的を達成するため、請求項40記載
の発明は、前記制御ステップでは、前記外部データ記憶
装置が接続された場合、前記外部データ記憶装置に記憶
されているMACアドレスと前記接続手段上のハードウ
エアのMACアドレスとが一致するか否かに基づきセッ
トアップモードへの移行を許可するか否かを決定するよ
うに制御することを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の実施の形態の詳細
を説明する前に本発明の背景及び要点を説明する。画像
処理装置においては、開発期間の短縮、開発リソースの
有効活用、開発コストの低減、ハードウエア及びソフト
ウエアの共通化という観点から、汎用のソフトウエア、
ファームウエア、OS、ハードウエアを最大限に活用し
てシステムを構築する方法が採られるようになってきて
いる。特に、スクラッチから開発、設計するケースは少
なくなってきている。
【0048】汎用のパーソナルコンピュータ(ハードウ
エア、ソフトウエア、OS)を基本構成にした画像処理
装置においては、画像処理装置に接続されるエンジンに
依存する部分はカスタムで開発するが、それ以外の構成
部分は汎用のソフトウエア及びハードウエアを使う場合
が多いが、或いは汎用のハードウエア、ソフトウエアの
上で走るユーティリティを準備してユーザに提供してい
くという方法を採っている。そして、画像処理システム
の付加価値は、汎用技術を最大限に生かした上に構築し
ていくことになる。
【0049】ここで、問題になるのが、上記の汎用技術
を最大限に生かす場合、構成するハードウエア、ソフト
ウエアに汎用性を持ったものを採用することになり、容
易に複製ができクローン製造することが可能になってし
まう点である。また、このような汎用のハードウエア、
ソフトウエアで動作する付加価値の部分をどのようにし
て不正なコピー、不正な使用から保護していくかが、今
後の画像処理装置の製品化の上でも重要になっていくと
考えられる。
【0050】本発明は、これらの著作権を保護する目的
から、画像処理装置にソフトウエアをインストールする
場合及び画像処理装置を動作させる場合における、シス
テムソフトウエア、ユーティリティの不正コピー禁止及
び不正使用の禁止を実現するものである。
【0051】本発明では、画像処理装置を経由して汎用
のホストコンピュータとのインタフェースが可能であ
り、ホストコンピュータの制御により、スキャナ及びプ
リンタの機能を持つ出力装置とホストコンピュータとの
インタフェース機能、プリントキュー機能、スプール機
能、ページ記述言語(PDL)によるベクタ画像のラス
タ画像への展開機能、画像処理機能、出力装置制御機能
を実現している。
【0052】画像処理装置と、出力装置と、画像処理装
置・出力装置を制御する汎用ホストコンピュータと、汎
用ホストコンピュータ上で動作する制御用アプリケーシ
ョンソフトウエアにより構成される画像処理システムに
おいて、画像処理装置では、内部メモリとして、書き込
み可能な基本実行命令格納領域(PROM)、作業領域
(RAM)、作業命令の格納領域(HDD−C)、デー
タ格納領域(HDD−D)、HDDに命令を書き込むた
めの読み込み装置(CD−ROMドライブ)を有する。
作業命令の一連のコードを格納した外部メディア(CD
−ROM)をCD−ROMドライブに挿入し、所定の基
本実行命令に従ってHDD−C上にCD−ROMから制
御命令を書き込むことによって、ソフトウエアのアップ
グレードが可能となるように構成している。
【0053】また、ソフトウエアのアップグレード、シ
ステムの動作を保証するために、画像処理装置には、入
出力ポートと、該入出力ポートに装着されるデータ記憶
装置が設けられている。データ記憶装置には、工場出荷
時に決められた個々の画像処理装置固有の番号情報が記
憶されている。また、画像処理装置上のPROM上に
も、この番号情報と1対1で対になる番号情報が記憶さ
れている。画像処理装置は、システムソフトウエアのイ
ンストール、システムソフトウエアのアップグレード後
の動作を行う場合、画像処理装置の入出力ポートに接続
されたデータ記憶装置の有無によってシステムが提供す
る機能に制限を持つものである。
【0054】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0055】図2は本発明の実施の形態に係る画像処理
システムの構成を示すブロック図である。本発明の実施
の形態に係る画像処理システムは、ディジタル複写機1
00と、外部モニタ104・外部操作部105・外部デ
ータ記憶装置(ドングル)106が接続可能な画像処理
装置101と、ホストコンピュータ102とを備えた構
成となっている。図中103は汎用のネットワークであ
る。
【0056】上記構成を詳述すると、ディジタル複写機
100と画像処理装置101とは専用のインタフェース
を介して接続されると共に、画像処理装置101とホス
トコンピュータ102とはイーサネット(登録商標)等
のネットワーク103または汎用のインタフェースを介
して接続されており、ホストコンピュータ102とディ
ジタル複写機100との間のイメージ、テキストデー
タ、またはコンピュータグラフィックスデータ等の転送
及び各種機能の指示は、画像処理装置101を介して行
われるように構成されている。
【0057】また、本実施形態において、上記ディジタ
ル複写機100は、本来のフルカラーコピー機能、モノ
クロカラーコピー機能、3色コピー機能、ツインカラー
コピー機能等の各種コピー機能、拡大率/縮小率設定、
輝度調整、CRD選択、カラーモード(4色、モノク
ロ)選択、画像モード/文字モード選択、シャープネス
設定、トナー量調整、枚数指定の他に、両面印刷機能、
ソート機能、ステープル機能、ペーパデッキからの給紙
機能、プレビュー機能、原稿台からのスキャン機能、カ
ラー領域指定機能(コピーモード領域指定機能)等の各
種拡張機能を有しており、これらの機能は上記ホストコ
ンピュータ102からも画像処理装置101を介して指
定できるように構成されている。
【0058】この場合、上記プレビュー機能は、ディジ
タル複写機100でプリントアウトする前に、ホストコ
ンピュータ102側のディスプレイまたは画像処理装置
101に接続されたプレビューアに予想画像を表示して
色調整、編集、レイアウト等を行う機能である。また、
上記コピーモード領域指定機能は、各原稿の領域毎にカ
ラープリントにするのかツインカラープリントにするの
か、或いはモノクロプリントにするのか等の印刷モード
を任意に指定する機能である。
【0059】外部モニタ104は、後述のエラーコード
や各種メッセージ等を表示する表示装置として構成され
ている。外部操作部105は、例えばキーボード等から
構成されている。外部データ記憶装置(ドングル)10
6は、登録データの書き換えが不可能な記憶装置として
構成されている。
【0060】図1は上記図2に示した本発明の実施の形
態に係る画像処理システムの画像処理装置の内部構成を
示すブロック図である。本発明の実施の形態に係る画像
処理装置は、インタフェース101A、インタフェース
101B、PDL処理部/ラスタライザ101C、画像
処理部101D、タイマ部101E、スプーラ101
F、CVソフトカウンタ101G、CPU101H、フ
ィニッシングメモリ101I、ジョブログメモリ101
J、プログラムメモリ101K、CD−ROMドライブ
101L、汎用入出力ポート(Port D)101
M、外部モニタ接続用ポート(Port M)101
N、外部操作部接続用ポート(Port C)101
O、ローカル操作部101P、ローカル表示部101
Q、RAM101R、EEPROM101Sを備えてい
る。
【0061】上記構成を詳述すると、インタフェース1
01Aは、ネットワーク103を介してホストコンピュ
ータ102とデータの授受を行う。インタフェース10
1Bは、専用線を介してディジタル複写機100とデー
タの授受を行う。PDL処理部/ラスタライザ101C
は、PDLデータの展開及び変換処理を行う。画像処理
部101Dは、ビットマップイメージにγ処理及び色変
換処理を行う。タイマ部101Eは、画像処理装置10
1内での一連の作業時間を管理する。スプーラ101F
は、ホストコンピュータ102側から送られたPDLデ
ータを処理開始前に一時的に蓄積し、処理後のデータを
蓄積する。CVソフトカウンタ101Gは、ディジタル
複写機100との通信でプリント枚数を計測管理する。
【0062】CPU101Hは、上記スプール、展開、
画像処理操作、通信等の画像処理装置全体の制御を行う
制御部であり、後述の図15のプログラムに基づき図5
〜図13のフローチャートに示す処理を実行する。フィ
ニッシングメモリ101Iは、画像のフィニッシングを
行うメモリである。ジョブログメモリ101Jは、シス
テムの一連の動作の来歴を残す領域を備えたメモリであ
る。プログラムメモリ101Kは、システム動作に必要
な命令を格納する領域を備えたメモリである。CD−R
OMドライブ101Lは、プログラムメモリ101Kに
書き込む命令を外部メディア(CD−ROM)から読み
出すための外部メディア読み取り装置である。
【0063】汎用入出力ポート(Port D)101
Mは、データ記憶装置(ドングル)106が接続される
ポートである。外部モニタ接続用ポート(Port
M)101Nは、外部のモニタ104が接続されるポー
トである。外部操作部接続用ポート(Port C)1
01Oは、外部の操作部105が接続されるポートであ
る。ローカル操作部101Pは、画像処理装置101上
に装備された各種操作を行うための操作部である。ロー
カル表示部101Qは、画像処理装置101上に装備さ
れた各種表示を行う表示部である。RAM101Rは、
CPU101Hのワーク領域/揮発性データ保存領域と
して使用されるメモリである。EEPROM101S
は、イニシャルブートローダを格納する不揮発性メモリ
である。
【0064】この場合、上記ジョブログメモリ101J
は、ホストコンピュータ102から指定された各種機能
をディジタル複写機100に実行させ、指定された機能
に基づくジョブ及び画像処理装置101自体に指定され
たジョブの記録(log)を残す。また、上記スプーラ
101Fには、印刷キュー、待機(Hold)キュー、
処理済みキューの機能がある。印刷キュー、待機キュー
はホストコンピュータ102から接続が可能である。印
刷キューに送られたジョブは、印刷待ちのキューに入っ
て順番がきたら処理される。一方、待機キューに送られ
るジョブは、画像処理装置101で受信されるジョブを
蓄えるだけで特別の処理は行わない。待機キューに入っ
たジョブは、画像処理装置101の管理者がプリントキ
ューに移動するか展開の指示が出されるまでは、具体的
な処理は施されない。
【0065】ホストコンピュータ102は、接続された
原稿スキャナや不図示のディジタルカメラから取り込ん
だ画像データやテキストデータ、ネットワーク103を
介して配信された各種データ、CD−ROM等の各種メ
ディアから再生された各種データを、画像処理装置10
1、ディジタル複写機100を用いてコピー(プリン
ト)することができる。また、ホストコンピュータ10
2は、ドングル用汎用入出力ポートも装備している。
【0066】図15は本発明の実施の形態に係るプログ
ラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概
念例を示す説明図である。プログラム及び関連データ
は、フロッピディスクやCD−ROM等の記憶媒体15
1を装置152に装備された記憶媒体ドライブ挿入口1
53に挿入することで供給される。その後、プログラム
及び関連データを記憶媒体151から一旦ハードディス
クにインストールしハードディスクからRAMにロード
するか、或いはハードディスクにインストールせずに直
接RAMにロードすることで、プログラム及び関連デー
タを実行することが可能となる。
【0067】この場合、本発明の実施の形態に係る画像
処理装置においてプログラムを実行する場合は、例えば
上記図15に示したような手順で画像処理装置にプログ
ラム及び関連データを供給するか、或いは画像処理装置
に予めプログラム及び関連データを格納しておくこと
で、プログラム実行が可能となる。
【0068】図14は本発明の実施の形態に係るプログ
ラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構
成例を示す説明図である。記憶媒体は、例えばボリュー
ム情報141、ディレクトリ情報142、プログラム実
行ファイル143、プログラム関連データファイル14
4等の記憶内容で構成される。プログラムは、後述する
図5〜図13のフローチャートに基づきプログラムコー
ド化されたものである。
【0069】尚、本発明の特許請求の範囲と本発明の実
施の形態との対応関係は下記の通りである。制御手段は
画像処理装置のCPU101H及びCPU101Hで実
行される制御プログラムに対応し、接続手段は画像処理
装置の汎用入出力ポート101Mに対応し、作業命令格
納領域はプログラムメモリ101Kに対応し、演算装置
は画像処理装置のCPU101Hに対応する。
【0070】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係る画像処理システムの画像処理装置における
各種動作を上記図1〜図2並びに図3〜図13を参照し
ながら詳細に説明する。
【0071】先ず、画像処理装置101へのソフトウエ
アのインストール時の動作を説明する。画像処理装置1
01にシステムソフトウエアをインストールする場合に
おいて、画像処理装置101の汎用入出力ポート101
Mに外部データ記憶装置(ドングル)106が接続され
ている必要がある。このドングルの中身はEEPROM
であり、図3に示すごとく、アドレスバス、データバ
ス、制御バスを有する。
【0072】ドングルには、工場出荷時に任意の画像処
理装置のMACアドレス:実装されているネットワーク
のハードウエアに依存する唯一無二の12桁の16進数
と1桁の16進数が書き込まれ、画像処理装置に同梱さ
れて出荷される。図3・図4のドングル内部のメモリア
ロケーションを示すアドレスn+8の機能拡張のフィー
ルドの8ビットは、装着されるドングルによって機能制
限、許可を表すために使用される。また、画像処理装置
の入出力ポートにはドングルが接続されていても、汎用
の入出力ポートとして使用が可能である。
【0073】システムソフトウエアのインストール手順
を図5〜図8に基づき説明する。画像処理装置101に
先ずシステムソフトウエアをインストールする場合に
は、画像処理装置101に電源が投入されると、画像処
理装置101のEEPROM101S(不揮発性メモ
リ)上にあるイニシャルブートローダが起動して、EE
PROM101S(揮発性メモリ)上に記憶された命令
コードをRAM101R(揮発性メモリ)上にロードす
る(ステップS501、ステップS502)。RAM1
01R上にロードされたプログラムは、外部モニタ接続
用ポート(PortM)101Nにポーリングを行い
(ステップS503)、外部モニタ104の接続が検知
されないと(ステップS504でNO)、その表示出力
先をローカル表示部101Qに自動的に切り替える(ス
テップS506)。
【0074】次に、外部操作部接続用ポート(Port
C)101Oにポーリングを行い(ステップS50
7)、外部操作部105としてキーボードの接続が検知
されないと(ステップS508でNO)、操作部入力と
してローカル操作部101Pからの入力を自動的に有効
にする(ステップS510)。この後、画像処理装置1
01は、RAM101R上にロードされたイニシャルブ
ートローダのプログラムによって自己診断機能を実行す
る(ステップS511)。ここでは、外部モニタ10
4、キーボードがそれぞれPort M・101N、P
ort C・101Oに接続されている場合について説
明する。
【0075】次に、自己診断機能の実行結果で異常が認
められなければ(ステップS512でYES)、画像処
理装置101のRAM101R上にロードされたプログ
ラムは、画像処理装置101の汎用入出力ポート(Po
rt D)101Mにポーリングを行う(ステップS5
15)。また、異常が認められた場合は(ステップS5
12でNO)、外部モニタ104上に任意のエラーコー
ドを表示する(ステップS513)。画像処理装置10
1は、その電源をOFFされるまで(ステップS514
でYES)、その状態を継続する。
【0076】ここで、外部データ記憶装置(ドングル)
106が接続されていない場合は(ステップS516で
NO)、外部モニタ104上に“正しいドングルを接続
して下さい”というメッセージを表示する(ステップS
517)。画像処理装置101は、その電源をOFFさ
れるまで(ステップS518でYES)、その状態を継
続する。
【0077】次に、画像処理装置101の汎用入出力ポ
ート(Port D)101Mでドングルの接続が検知
された場合は(ステップS516でYES)、画像処理
装置101はドングル上のEEPROMの任意のアドレ
スに書き込まれたMACアドレスを読み出す(ステップ
S519)。ドングルから読み出したMACアドレス
と、ホストコンピュータ102とデータの授受を行うイ
ンタフェース101A上のハードウエア情報として記憶
されているMACアドレスとを照合比較する(ステップ
S520)。
【0078】ドングルから読み出したMACアドレス
と、インタフェース101A上のハードウエアのMAC
アドレスとが一致しない場合は(ステップS521でN
O)、外部モニタ104上に“正しいドングルを接続し
て下さい”というメッセージを表示する(ステップS5
22)。画像処理装置101は、その電源をOFFされ
るまで(ステップS523でYES)、その状態を継続
する。
【0079】上記以外、即ちドングルが画像処理装置1
01の汎用入出力ポート(PortD)101Mに接続
され、且つドングル上に記憶されているMACアドレス
とインタフェース101A上のハードウエアのMACア
ドレスとが一致した場合は(ステップS521でYE
S)、画像処理装置101の外部モニタ接続用ポート
(PortM)101Nに接続されたモニタ104上
に、セットアップモードのプロンプトが一定時間表示さ
れる(ステップS701)。この一定時間中に画像処理
装置101の外部操作部接続用ポート(Port C)
101Oに接続されたキーボードで任意のキーを叩くと
(ステップS703でYES)、セットアップモードへ
移行する(ステップS704)。この一定時間は、予め
準備された複数の中から選択できるものとする。
【0080】ここで、キーボードから任意のキーが押下
されると、画像処理装置101はセットアップのメニュ
ーに入る。メニューには、下記の3種類がある。即ち、 A システムソフトウエアのインストール A−(1)Boot ROMの中身の書き換え A−(2)ハードディスク上のプログラムメモリ領域1
01Kの初期化 A−(3)システムソフトウエアのインストール実行 の3種類があり、(3)を実行するためには(1)、
(2)を実行することは必須ではない。通常、(3)の
みを選択して実行することで一連のシステムソフトウエ
ア実行の処理は完了する。(3)を実行するためには、
予め画像処理装置101のCD−ROMドライブ101
Lにシステムソフトウエア記録媒体としてのCD−RO
Mが挿入されている必要がある。
【0081】B 初期設定 B−1 画像処理装置101の通常動作時にドングルが
接続されていない場合の処置についての選択 B−2 時間設定 任意にキーが一定時間内に押下されない場合は、次の
“通常動作時ドングルが接続されていない場合の処置及
びタイミング設定”の処理に移行する。
【0082】次に、セットアップモードの初期設定で、
通常動作時ドングルが接続されていない場合の処置及び
タイミング設定の処理を図5〜図8、図9〜図10に基
づき説明する。画像処理装置101に先ずシステムソフ
トウエアをインストールする場合には、画像処理装置1
01に電源が投入されると、画像処理装置101のEE
PROM101S(不揮発性メモリ)上にあるイニシャ
ルブートローダが起動して、EEPROM101S(不
揮発性メモリ)上に記憶された命令コードをRAM10
1R(揮発性メモリ)上にロードする(ステップS50
1、ステップS502)。RAM101R上にロードさ
れたプログラムは、外部モニタ接続用ポート(Port
M)101Nにポーリングを行い(ステップS50
3)、外部モニタ104の接続が検知されないと(ステ
ップS504でNO)、その表示出力先をローカル表示
部101Qに自動的に切り替える(ステップS50
6)。
【0083】次に、外部操作部接続用ポート(Port
C)101Oにポーリングを行い(ステップS50
7)、外部操作部105としてキーボードの接続が検知
されないと(ステップS508でNO)、操作部入力と
してローカル操作部101Pからの入力を自動的に有効
にする(ステップS510)。この後、画像処理装置1
01は、RAM101R上にロードされたイニシャルブ
ートローダのプログラムによって自己診断機能を実行す
る(ステップS511)。ここでは、外部モニタ10
4、キーボードがそれぞれPort M・101N、P
ort C・101Oに接続されている場合について説
明する。
【0084】次に、自己診断機能の実行結果で異常が認
められなければ(ステップS512でYES)、画像処
理装置101のRAM101R上にロードされたプログ
ラムは、画像処理装置101の汎用入出力ポート(Po
rt D)101Mにポーリングを行う(ステップS5
15)。また、異常が認められた場合は(ステップS5
12でNO)、外部モニタ104上に任意のエラーコー
ドを表示する(ステップS513)。画像処理装置10
1は、その電源をOFFされるまで(ステップS514
でYES)、その状態を継続する。
【0085】ここで、外部データ記憶装置(ドングル)
106が接続されていない場合は(ステップS516で
NO)、外部モニタ104上に“正しいドングルを接続
して下さい”というメッセージを表示する(ステップS
517)。画像処理装置101は、その電源をOFFさ
れるまで(ステップS518でYES)、その状態を継
続する。
【0086】次に、画像処理装置101の汎用入出力ポ
ート(Port D)101Mでドングルの接続が検知
された場合は(ステップS516でYES)、画像処理
装置101はドングル上のEEPROMの任意のアドレ
スに書き込まれたMACアドレスを読み出す(ステップ
S519)。ドングルから読み出したMACアドレス
と、ホストコンピュータ102とデータの授受を行うイ
ンタフェース101A上のハードウエア情報として記憶
されているMACアドレスとを照合比較する(ステップ
S520)。
【0087】ドングルから読み出したMACアドレス
と、インタフェース101A上のハードウエアのMAC
アドレスとが一致しない場合は(ステップS521でN
O)、外部モニタ104上に“正しいドングルを接続し
て下さい”というメッセージを表示する(ステップS5
22)。画像処理装置101は、その電源をOFFされ
るまで(ステップS523でYES)、その状態を継続
する。
【0088】上記以外、即ちドングルが画像処理装置1
01の汎用入出力ポート(PortD)101Mに接続
され、且つドングル上に記憶されているMACアドレス
とインタフェース101A上のハードウエアのMACア
ドレスとが一致した場合は(ステップS521でYE
S)、画像処理装置101の外部モニタ接続用ポート
(PortM)101Nに接続されたモニタ104上
に、セットアップモードのプロンプトが一定時間表示さ
れる(ステップS701)。この一定時間中に画像処理
装置101の外部操作部接続用ポート(Port C)
101Oに接続されたキーボードで任意のキーを叩くと
(ステップS703でYES)、セットアップモードへ
移行する(ステップS704)。この一定時間は、予め
準備された複数の中から選択できるものとする。
【0089】ここで、キーボードから任意のキーが押下
されると、画像処理装置101はセットアップのメニュ
ーに入る。メニューには、上記と同様に、下記の3種類
がある。
【0090】A システムソフトウエアのインストール A−(1)Boot ROMの中身の書き換え A−(2)ハードディスク上のプログラムメモリ領域1
01Kの初期化 A−(3)システムソフトウエアのインストール実行 B 初期設定 B−1 画像処理装置101が通常動作中にドングルが
接続されているか否かのポーリングを行って、ドングル
が接続されていない場合の処置の設定。上記図3、図4
で示すドングルに書き込まれたデータによって以下の設
定メニューが決定される。以下の(1)〜(4)におい
て、設定を変えない場合またはドングルに書き込まれた
データによって設定メニューが現れない場合は、ディフ
ォルト設定となる。 (0)実行中の処理を完了後、再起動。 (1)画像処理装置101の通常動作時にドングルが接
続されていない場合の処置についての選択。 使用できるレジデントフォント数を制限する(ステップ
S901、ステップS902)。見かけ上、実際インス
トールされているフォント数よりも少ないフォントが使
用できる。 2書体(ディフォルト)。5書体、7書体、12書体。 (2)CPUを動作させるクロックスピードの選択(ス
テップS903、ステップS904)。 400MHz(ディフォルト)、533MHz (3)画像処理装置101にネットワーク103を介し
て同時に接続可能なネットワークユーザ数の選択(ステ
ップS905、ステップS90)。 4人(ディフォルト)、8人、12人 (4)HDD容量に論理的に使用可能な電子ソート領域
の上限を設定(ステップS907、ステップS90
8)。 4GB(ディフォルト)、8GB、12GB (5)正しいドングルが接続されている場合と同様の動
作、機能する。
【0091】B−2 時間設定 (1)画像処理装置101の汎用入出力ポート(Por
t D)101Mにドングルが接続されているか否かの
ポーリングの周期の選択(ステップS1001、ステッ
プS1002)。 100ms、200ms、300ms(ディフォルト) (2)画像処理装置101の電源投入後、セットアップ
モードへの移行を受け付ける時間の選択(ステップS1
004、ステップS1005)。 1秒、3秒(ディフォルト)、5秒。
【0092】B−3 設定完了 画像処理装置101の通常動作時にドングルが接続され
ていない場合の処置についての上記選択肢6項目から任
意の一つもしくは任意の複数を選択する。特にB−1で
設定を行わない場合は、初期設定である(0)実行中の
処理を完了後、再起動するが設定される。また、B−2
時間設定を行うことができるが、特に設定を行わない場
合は、ポーリング周期、セットアップモードへの移行の
受け付け時間は初期値が使用される。
【0093】以上の一連の設定が完了し、設定完了を選
択すると、画像処理装置101は自動的に再起動を実施
する(ステップS1007)。
【0094】次に、通常動作の場合について図5〜図
8、図11〜図13に基づき説明する。画像処理装置1
01が動作する場合において、上記ドングル用の画像処
理装置の汎用入出力ポート101Mにドングルが接続さ
れている必要がある。画像処理装置101に電源が投入
されると、画像処理装置101のEEPROM101S
(不揮発性メモリ)上にあるイニシャルブートローダが
起動して、EEPROM101S(不揮発性メモリ)上
に記憶された命令コードをRAM101R(揮発性メモ
リ)上にロードする(ステップS501、ステップS5
02)。RAM101R上にロードされたプログラム
は、外部モニタ接続用ポート(Port M)101N
にポーリングを行い(ステップS503)、外部モニタ
104の接続が検知されないと(ステップS504でN
O)、その表示出力先をローカル表示部101Qに自動
的に切り替える(ステップS506)。
【0095】次に、外部操作部接続用ポート(Port
C)101Oにポーリングを行い(ステップS50
7)、外部操作部105としてキーボードの接続が検知
されないと(ステップS508でNO)、操作部入力と
してローカル操作部101Pからの入力を自動的に有効
にする(ステップS510)。この後、画像処理装置1
01は、RAM101R上にロードされたイニシャルブ
ートローダによって自己診断機能を実行する(ステップ
S511)。ここでは、外部モニタ104、キーボード
がそれぞれPort M・101N、Port C・1
01Oに接続されている場合について説明する。
【0096】次に、自己診断機能の実行結果で異常が認
められなければ(ステップS512でYES)、画像処
理装置101のRAM101R上にロードされたプログ
ラムは、画像処理装置101の汎用入出力ポート(Po
rt D)101Mにポーリングを行う(ステップS5
15)。また、異常が認められた場合は(ステップS5
12でNO)、外部モニタ104上に任意のエラーコー
ドを表示する(ステップS513)。画像処理装置10
1は、その電源をOFFされるまで(ステップS514
でYES)、その状態を継続する。
【0097】ここで、外部データ記憶装置(ドングル)
106が接続されていない場合は(ステップS516で
NO)、外部モニタ104上に“正しいドングルを接続
して下さい”というメッセージを表示する(ステップS
517)。画像処理装置101は、その電源をOFFさ
れるまで(ステップS518でYES)、その状態を継
続する。
【0098】次に、画像処理装置101の汎用入出力ポ
ート(Port D)101Mでドングルの接続が検知
された場合は(ステップS516でYES)、画像処理
装置101はドングル上のEEPROMの任意のアドレ
スに書き込まれたMACアドレスを読み出す(ステップ
S519)。ドングルから読み出したMACアドレス
と、ホストコンピュータ102とデータの授受を行うイ
ンタフェース101A上のハードウエア情報として記憶
されているMACアドレスとを照合比較する(ステップ
S520)。
【0099】ドングルから読み出したMACアドレス
と、インタフェース101A上のハードウエアのMAC
アドレスとが一致しない場合は(ステップS521でN
O)、外部モニタ104上に“正しいドングルを接続し
て下さい”というメッセージを表示する(ステップS5
22)。画像処理装置101は、その電源をOFFされ
るまで(ステップS523でYES)、その状態を継続
する。
【0100】上記以外、即ちドングルが画像処理装置1
01の汎用入出力ポート(PortD)101Mに接続
され、且つドングル上に記憶されているMACアドレス
とインタフェース101A上のハードウエアのMACア
ドレスとが一致した場合は(ステップS521でYE
S)、画像処理装置101の外部モニタ接続用ポート
(PortM)101Nに接続されたモニタ104上
に、セットアップモードのプロンプトが一定時間表示さ
れる(ステップS701)。この一定時間中に画像処理
装置101の外部操作部接続用ポート(Port C)
101Oに接続されたキーボードで任意のキーが叩かれ
なければ(ステップS703でNO)、画像処理装置1
01は通常の動作モードに入り、モニタ104上に“待
機”状態を示す表示を行い、ネットワーク103を経由
したジョブの受信準備状態に入る。
【0101】また、画像処理装置101は、上記の“通
常動作時ドングルが接続されていない場合の処置及びタ
イミング設定”のところで指定された、タイミング設定
の汎用入出力ポート(Port D)101Mへのポー
リング周期に従って(ステップS1101)、ドングル
の装着確認を行い、ドングルの装着が検知できなかった
場合は(ステップS1102でNO)、上記設定の処置
に従ってドングルが接続されていない場合の処置を行
う。
【0102】画像処理装置101の通常動作時にポーリ
ングでドングルが検知されない場合の処置は下記の通り
である。 (0)実行中の処理を完了後、再起動。 (1)使用できるレジデントフォント数については見か
け上、実際インストールされているフォント数よりも少
ないフォントが使用可能となる。それらは、上記B初期
設定で規定された以下の何れかのフォント数になる(ス
テップS1103、ステップS1105)。 2書体(ディフォルト)。5書体、7書体、12書体。 (2)CPUを動作させるクロックスピードについて
は、上記B初期設定で規定された以下の何れかのクロッ
クスピードで動作する(ステップS1106、ステップ
S1108)。 400MHz(ディフォルト)、533MHz (3)画像処理装置101にネットワーク103を介し
て同時に接続可能なネットワークユーザ数については、
上記B初期設定で規定された以下の何れかのユーザ数で
使用可能となる(ステップS1109、ステップS11
11)。 4人(ディフォルト)、8人、12人 (4)HDD容量に論理的に使用可能な電子ソート領域
の上限については、上記B初期設定で規定された以下の
何れかのHDD容量で使用可能となる(ステップS13
01、ステップS1302)。 4GB(ディフォルト)、8GB、12GB (5)正しいドングルが接続されている場合と同様の動
作、機能する。
【0103】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、画像処理装置101は、画像処理装置設置後
に初期設定を行う際の設定メニューを外部データ記憶装
置106に登録されているデータに応じて変えると共
に、外部データ記憶装置106が接続されていない場
合、初期設定を不可とする制御を行うものであり、画像
処理装置内蔵のプログラムメモリ101K(作業命令格
納領域)に書き込める命令に制限を加え、システムソフ
トウエアの書き込み後の通常動作において、作業命令格
納領域から読み出せる命令に制限を加え、画像処理装置
内部に登録されたフォントの使用可能書体数を変え、画
像処理装置内部のCPU101Hのクロックスピードを
変え、画像処理装置を同時に使用可能なユーザ数に制限
を加え、ディジタル複写機100に対する電子ソート機
能に制限を加える制御を行うため、下記のような作用及
び効果を奏する。
【0104】画像処理装置101が初めて設置される時
のシステムソフトウエアのインストール時に、画像処理
装置101に装着された外部データ記憶装置(ドング
ル)106に書き込まれているデータに従って、CP−
ROMから必要な機能を提供できるソフトウエアを画像
処理装置101の内蔵ハードディスクに書き込んだり、
丸々全機能を実行するソフトウエアをハードディスク上
に持っていても、画像処理装置101に装着されるドン
グルに書かれている情報に従って、画像処理装置上の機
能を制限したり許可したりすることができる。
【0105】更に、画像処理装置101とネットワーク
接続されたクライアント側のワークステーション(W.
S.)(ホストコンピュータ102)にもドングルを接
続することで、ユーザ毎に使用できるが、画像処理装置
101の機能に制限を加えることができる。機能アップ
のためのソフトウエアのアップデートは、サービスマン
でなくユーザが購入したドングルを画像処理装置101
の汎用入出力ポート101Mに接続することで容易に使
用可能となる。
【0106】即ち、本発明の実施の形態においては、ド
ングルを応用して、画像処理装置のソフトウエアの不正
複製、不正使用を禁止することができ、更にユーザが簡
単に画像処理装置の機能アップを行うことができ、画像
処理装置の稼働率を向上させることができるという効果
を奏する。
【0107】[他の実施の形態]上述した本発明の実施
の形態においては、画像処理装置101に直接ドングル
を接続する場合について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、ホストコンピュータ102にド
ングルを接続し、画像処理装置101とホストコンピュ
ータ102との通信によって、ホストコンピュータ10
2にドングルが接続されているか否かを判定する場合に
も適用可能である。
【0108】また、上述した本発明の実施の形態におい
ては、ドングルの状態については特に言及しなかった
が、例えばドングルが事故によって破損し新しいドング
ルを使用しなければならなくなった場合は、“正しいド
ングルを接続して下さい”という表示が画像処理装置1
01のローカル表示部101Qに出ている時に、画像処
理装置101のローカル操作部101Pから特殊なパス
ワードを入力することで、画像処理装置101のインタ
フェース101Aのハードウエア上に記憶されているM
ACアドレスを汎用入出力ポート(Port D)10
1Mを経由してドングル上のEEPROMの定められた
アドレスデータとして書き込むことができる。
【0109】また、上述した本発明の実施の形態におい
ては、画像処理システムとして上記図1及び図2に示す
構成を有する場合を例に上げたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ネットワークに接続する画像処理
装置、ホストコンピュータ、ディジタル複写機の台数は
任意とすることが可能である。
【0110】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。
【0111】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはダ
ウンロードなどを用いることができる。
【0112】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0113】更に、記憶媒体等の媒体から読出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜10記
載の画像処理装置によれば、画像処理装置設置後に初期
設定を行う際の設定メニューを外部データ記憶装置に登
録されているデータに応じて変えると共に、外部データ
記憶装置が接続されていない場合、初期設定を不可とす
る制御を行うものであり、画像処理装置内蔵の作業命令
格納領域に書き込める命令に制限を加え、システムソフ
トウエアの書き込み後の通常動作において、作業命令格
納領域から読み出せる命令に制限を加え、画像処理装置
内部に登録されたフォントの使用可能書体数を変え、画
像処理装置内部の演算装置のクロックスピードを変え、
画像処理装置を同時に使用可能なユーザ数に制限を加
え、画像処理装置と接続される複写装置に対する電子ソ
ート機能に制限を加えるため、外部データ記憶装置を応
用して、画像処理装置のソフトウエアの不正複製、不正
使用を禁止することができ、更にユーザが簡単に画像処
理装置の機能アップを行うことができ、画像処理装置の
稼働率を向上させることができるという効果を奏する。
【0115】また、請求項11〜20記載の画像処理シ
ステムによれば、画像処理システムを本発明の画像処理
装置、情報処理装置、複写装置から構成することで、上
記と同様に、画像処理装置のソフトウエアの不正複製、
不正使用を禁止でき、ユーザが簡単に画像処理装置の機
能アップを行うことができ、画像処理装置の稼働率を向
上できるという効果を奏する。
【0116】また、請求項21〜30記載の画像処理装
置使用制限方法によれば、画像処理装置使用制限方法を
本発明の画像処理装置で実行することで、上記と同様
に、画像処理装置のソフトウエアの不正複製、不正使用
を禁止でき、ユーザが簡単に画像処理装置の機能アップ
を行うことができ、画像処理装置の稼働率を向上できる
という効果を奏する。
【0117】また、請求項31〜40記載の記憶媒体に
よれば、記憶媒体から画像処理装置使用制限方法を読み
出して本発明の画像処理装置で実行することで、上記と
同様に、画像処理装置のソフトウエアの不正複製、不正
使用を禁止でき、ユーザが簡単に画像処理装置の機能ア
ップを行うことができ、画像処理装置の稼働率を向上で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理システムの
画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像処理システムの
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像処理装置に装着
し不正複製・不正使用を禁止するドングルを示す説明図
である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像処理装置に装着
し不正複製・不正使用を禁止するドングルを示す説明図
である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像処理装置にシス
テムソフトウエアのインストール手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像処理装置にシス
テムソフトウエアのインストール手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像処理装置にシス
テムソフトウエアのインストール手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像処理装置にシス
テムソフトウエアのインストール手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る画像処理装置が通常
動作を行う時に、ドングルが接続されていない場合の処
置及びタイミング設定を行う時の手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の実施の形態に係る画像処理装置が通
常動作を行う時に、ドングルが接続されていない場合の
処置及びタイミング設定を行う時の手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係る画像処理装置が通
常動作を行う時の手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係る画像処理装置が通
常動作を行う時の手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係る画像処理装置が通
常動作を行う時の手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係るプログラム及び関
連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す
説明図である。
【図15】本発明の実施の形態に係るプログラム及び関
連データが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す
説明図である。
【符号の説明】
100 ディジタル複写機 101 画像処理装置 101A、101B インタフェース 101H CPU 101K プログラムメモリ 101M 汎用入出力ポート 102 ホストコンピュータ 106 外部データ記憶装置

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部データ記憶装置と接続可能な画像処
    理装置であって、 前記画像処理装置設置後に初期設定を行う際の設定メニ
    ューを前記外部データ記憶装置に登録されているデータ
    に応じて変えると共に、前記外部データ記憶装置が接続
    されていない場合、前記初期設定を不可とする制御を行
    う制御手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記外部データ記憶装置の接続の有無を
    検知すると共に前記外部データ記憶装置が接続される接
    続手段を有し、前記外部データ記憶装置は、登録データ
    の書き換えが不可能な記憶装置であることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記外部データ記憶装
    置が接続されていない場合、前記画像処理装置内蔵の作
    業命令格納領域に書き込める命令に制限を加えることを
    特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記外部データ記憶装
    置が接続されていない場合、システムソフトウエアの書
    き込み後の通常動作において、前記作業命令格納領域か
    ら読み出せる命令に制限を加えることを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記外部データ記憶装
    置が接続されていない場合、システムソフトウエアの書
    き込み後の通常動作において、前記画像処理装置内部に
    登録されたフォントの使用可能書体数を変えることを特
    徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記外部データ記憶装
    置が接続されていない場合、システムソフトウエアの書
    き込み後の通常動作において、前記画像処理装置内部の
    演算装置のクロックスピードを変えることを特徴とする
    請求項1乃至5の何れかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記外部データ記憶装
    置が接続されていない場合、システムソフトウエアの書
    き込み後の通常動作において、前記画像処理装置を同時
    に使用可能なユーザ数に制限を加えることを特徴とする
    請求項1乃至6の何れかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記外部データ記憶装
    置が接続されていない場合、システムソフトウエアの書
    き込み後の通常動作において、前記画像処理装置と接続
    される複写装置に対する電子ソート機能に制限を加える
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の画像
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記外部データ記憶装置は、前記画像処
    理装置とネットワーク接続され且つ前記画像処理装置の
    操作が可能な情報処理装置に接続可能であることを特徴
    とする請求項1乃至8の何れかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記外部データ記憶
    装置が接続された場合、前記外部データ記憶装置に記憶
    されているMACアドレスと前記接続手段上のハードウ
    エアのMACアドレスとが一致するか否かに基づきセッ
    トアップモードへの移行を許可するか否かを決定するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の画像処
    理装置。
  11. 【請求項11】 外部データ記憶装置と接続可能な画像
    処理装置と、該画像処理装置と接続可能な複写装置と、
    前記画像処理装置とネットワーク接続可能な情報処理装
    置とを具備してなる画像処理システムであって、 前記画像処理装置は、前記画像処理装置設置後に初期設
    定を行う際の設定メニューを前記外部データ記憶装置に
    登録されているデータに応じて変えると共に、前記外部
    データ記憶装置が接続されていない場合、前記初期設定
    を不可とする制御を行う制御手段を有することを特徴と
    する画像処理システム。
  12. 【請求項12】 前記画像処理装置は、前記外部データ
    記憶装置の接続の有無を検知すると共に前記外部データ
    記憶装置が接続される接続手段を有し、前記外部データ
    記憶装置は、登録データの書き換えが不可能な記憶装置
    であることを特徴とする請求項11記載の画像処理シス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記画像処理装置の前記制御手段は、
    前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、前記
    画像処理装置内蔵の作業命令格納領域に書き込める命令
    に制限を加えることを特徴とする請求項11又は12記
    載の画像処理システム。
  14. 【請求項14】 前記画像処理装置の前記制御手段は、
    前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、シス
    テムソフトウエアの書き込み後の通常動作において、前
    記作業命令格納領域から読み出せる命令に制限を加える
    ことを特徴とする請求項11乃至13の何れかに記載の
    画像処理システム。
  15. 【請求項15】 前記画像処理装置の前記制御手段は、
    前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、シス
    テムソフトウエアの書き込み後の通常動作において、前
    記画像処理装置内部に登録されたフォントの使用可能書
    体数を変えることを特徴とする請求項11乃至14の何
    れかに記載の画像処理システム。
  16. 【請求項16】 前記画像処理装置の前記制御手段は、
    前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、シス
    テムソフトウエアの書き込み後の通常動作において、前
    記画像処理装置内部の演算装置のクロックスピードを変
    えることを特徴とする請求項11乃至15の何れかに記
    載の画像処理システム。
  17. 【請求項17】 前記画像処理装置の前記制御手段は、
    前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、シス
    テムソフトウエアの書き込み後の通常動作において、前
    記画像処理装置を同時に使用可能なユーザ数に制限を加
    えることを特徴とする請求項11乃至16の何れかに記
    載の画像処理システム。
  18. 【請求項18】 前記画像処理装置の前記制御手段は、
    前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、シス
    テムソフトウエアの書き込み後の通常動作において、前
    記複写装置に対する電子ソート機能に制限を加えること
    を特徴とする請求項11乃至17の何れかに記載の画像
    処理システム。
  19. 【請求項19】 前記外部データ記憶装置は、前記画像
    処理装置の操作が可能な前記情報処理装置に接続可能で
    あることを特徴とする請求項11乃至18の何れかに記
    載の画像処理システム。
  20. 【請求項20】 前記画像処理装置の前記制御手段は、
    前記外部データ記憶装置が接続された場合、前記外部デ
    ータ記憶装置に記憶されているMACアドレスと前記接
    続手段上のハードウエアのMACアドレスとが一致する
    か否かに基づきセットアップモードへの移行を許可する
    か否かを決定することを特徴とする請求項11乃至19
    の何れかに記載の画像処理システム。
  21. 【請求項21】 外部データ記憶装置と接続可能な画像
    処理装置に適用される画像処理装置使用制限方法であっ
    て、 前記画像処理装置設置後に初期設定を行う際の設定メニ
    ューを前記外部データ記憶装置に登録されているデータ
    に応じて変えると共に、前記外部データ記憶装置が接続
    されていない場合、前記初期設定を不可とする制御を行
    う制御工程を有することを特徴とする画像処理装置使用
    制限方法。
  22. 【請求項22】 前記外部データ記憶装置の接続の有無
    を検知する接続工程を有し、前記外部データ記憶装置
    は、登録データの書き換えが不可能な記憶装置であるこ
    とを特徴とする請求項21記載の画像処理装置使用制限
    方法。
  23. 【請求項23】 前記制御工程では、前記外部データ記
    憶装置が接続されていない場合、前記画像処理装置内蔵
    の作業命令格納領域に書き込める命令に制限を加えるこ
    とを特徴とする請求項21又は22記載の画像処理装置
    使用制限方法。
  24. 【請求項24】 前記制御工程では、前記外部データ記
    憶装置が接続されていない場合、システムソフトウエア
    の書き込み後の通常動作において、前記作業命令格納領
    域から読み出せる命令に制限を加えることを特徴とする
    請求項21乃至23の何れかに記載の画像処理装置使用
    制限方法。
  25. 【請求項25】 前記制御工程では、前記外部データ記
    憶装置が接続されていない場合、システムソフトウエア
    の書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置内
    部に登録されたフォントの使用可能書体数を変えること
    を特徴とする請求項21乃至24の何れかに記載の画像
    処理装置使用制限方法。
  26. 【請求項26】 前記制御工程では、前記外部データ記
    憶装置が接続されていない場合、システムソフトウエア
    の書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置内
    部の演算装置のクロックスピードを変えることを特徴と
    する請求項21乃至25の何れかに記載の画像処理装置
    使用制限方法。
  27. 【請求項27】 前記制御工程では、前記外部データ記
    憶装置が接続されていない場合、システムソフトウエア
    の書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置を
    同時に使用可能なユーザ数に制限を加えることを特徴と
    する請求項21乃至26の何れかに記載の画像処理装置
    使用制限方法。
  28. 【請求項28】 前記制御工程では、前記外部データ記
    憶装置が接続されていない場合、システムソフトウエア
    の書き込み後の通常動作において、前記画像処理装置と
    接続される複写装置に対する電子ソート機能に制限を加
    えることを特徴とする請求項21乃至27の何れかに記
    載の画像処理装置使用制限方法。
  29. 【請求項29】 前記外部データ記憶装置は、前記画像
    処理装置とネットワーク接続され且つ前記画像処理装置
    の操作が可能な情報処理装置に接続可能であることを特
    徴とする請求項21乃至28の何れかに記載の画像処理
    装置使用制限方法。
  30. 【請求項30】 前記制御工程では、前記外部データ記
    憶装置が接続された場合、前記外部データ記憶装置に記
    憶されているMACアドレスと前記接続手段上のハード
    ウエアのMACアドレスとが一致するか否かに基づきセ
    ットアップモードへの移行を許可するか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項21乃至29の何れかに記載の
    画像処理装置使用制限方法。
  31. 【請求項31】 外部データ記憶装置と接続可能な画像
    処理装置に適用される画像処理装置使用制限方法を実行
    するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し
    可能な記憶媒体であって、 前記画像処理装置使用制限方法は、前記画像処理装置設
    置後に初期設定を行う際の設定メニューを前記外部デー
    タ記憶装置に登録されているデータに応じて変えると共
    に、前記外部データ記憶装置が接続されていない場合、
    前記初期設定を不可とするように制御する制御ステップ
    を有することを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記外部データ記憶装置の接続の有無
    を検知するように制御する接続ステップを有し、前記外
    部データ記憶装置は、登録データの書き換えが不可能な
    記憶装置であることを特徴とする請求項31記載の記憶
    媒体。
  33. 【請求項33】 前記制御ステップでは、前記外部デー
    タ記憶装置が接続されていない場合、前記画像処理装置
    内蔵の作業命令格納領域に書き込める命令に制限を加え
    るように制御することを特徴とする請求項31又は32
    記載の記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記制御ステップでは、前記外部デー
    タ記憶装置が接続されていない場合、システムソフトウ
    エアの書き込み後の通常動作において、前記作業命令格
    納領域から読み出せる命令に制限を加えるように制御す
    ることを特徴とする請求項31乃至33の何れかに記載
    の記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記制御ステップでは、前記外部デー
    タ記憶装置が接続されていない場合、システムソフトウ
    エアの書き込み後の通常動作において、前記画像処理装
    置内部に登録されたフォントの使用可能書体数を変える
    ように制御することを特徴とする請求項31乃至34の
    何れかに記載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記制御ステップでは、前記外部デー
    タ記憶装置が接続されていない場合、システムソフトウ
    エアの書き込み後の通常動作において、前記画像処理装
    置内部の演算装置のクロックスピードを変えるように制
    御することを特徴とする請求項31乃至35の何れかに
    記載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記制御ステップでは、前記外部デー
    タ記憶装置が接続されていない場合、システムソフトウ
    エアの書き込み後の通常動作において、前記画像処理装
    置を同時に使用可能なユーザ数に制限を加えるように制
    御することを特徴とする請求項31乃至36の何れかに
    記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記制御ステップでは、前記外部デー
    タ記憶装置が接続されていない場合、システムソフトウ
    エアの書き込み後の通常動作において、前記画像処理装
    置と接続される複写装置に対する電子ソート機能に制限
    を加えるように制御することを特徴とする請求項31乃
    至37の何れかに記載の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記外部データ記憶装置は、前記画像
    処理装置とネットワーク接続され且つ前記画像処理装置
    の操作が可能な情報処理装置に接続可能であることを特
    徴とする請求項31乃至38の何れかに記載の記憶媒
    体。
  40. 【請求項40】 前記制御ステップでは、前記外部デー
    タ記憶装置が接続された場合、前記外部データ記憶装置
    に記憶されているMACアドレスと前記接続手段上のハ
    ードウエアのMACアドレスとが一致するか否かに基づ
    きセットアップモードへの移行を許可するか否かを決定
    するように制御することを特徴とする請求項31乃至3
    9の何れかに記載の記憶媒体。
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