JP2001294359A - シート状物の集積送り出し装置 - Google Patents

シート状物の集積送り出し装置

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JP2001294359A
JP2001294359A JP2000110369A JP2000110369A JP2001294359A JP 2001294359 A JP2001294359 A JP 2001294359A JP 2000110369 A JP2000110369 A JP 2000110369A JP 2000110369 A JP2000110369 A JP 2000110369A JP 2001294359 A JP2001294359 A JP 2001294359A
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hopper
sheets
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Hirohisa Inoue
洋久 井上
Eiji Konuma
栄次 小沼
Minenori Ueno
峰典 植野
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Original Assignee
Hamada Printing Press Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長さの短いシート状物の積み重ねの高速化を
可能とし、かつシート状物を設定枚数毎に確実にバッチ
分けできるようにした集積送り出し装置を提供すること
である。 【解決手段】 一対の送りローラ1a、1bの前側にホ
ッパ部10を設け、そのホッパ部10の下部に昇降動さ
れる昇降テーブル40を設ける。左右一対のエンドレス
のチェーン62に、昇降テーブル40の上面に対して平
行移動する直線走行部62aと、その直線走行部62a
の端に連続して送りローラ1a、1bとホッパ部10の
対向部間で上下方向に移動する昇降走行部62bとを設
ける。チェーン62間にバッチ分け用のシート支持体6
3を取付け、このシート支持体63を昇降走行部62b
で停止させる待機状態で一対の送りローラ1a、1bか
らホッパ部10にシート状物aを供給して昇降テーブル
40上に積み重ね、設定枚数のシート状物aがホッパ部
10に送られたとき、シート支持体63を直線走行部6
2aに移動させてシート状物aのバッチ分けを行なうよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フォルダグルア
によって形成された扁平な箱体等のシート状物を設定枚
数積み重ねて結束装置等の次工程に送るシート状物の集
積送り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボール箱の形成用素材であるブランク
をフォルダグルアに供給し、そのフォルダグルアによっ
てブランクを一枚ずつ走行させつつ両端のパネルを18
0°折曲げ、その両端のパネルの重なり部を接着剤によ
り接着して扁平な箱体を形成することは従来から行なわ
れている。
【0003】フォルダグルアによって形成された前記箱
体は、普通、設定枚数積み重ねられて結束装置に供給さ
れ、その結束装置によって結束される。
【0004】箱体の積み重ねには、先に送られて停止す
る箱体の下方に次の箱体を供給して箱体を下方から積み
重ねるようにしたアンダスタッカ方式と、先に送られて
停止する箱体上に次の箱体を供給して上方から順次積み
重ねるアッパスタッカ方式とが知られている。
【0005】ところで、アンダスタッカ方式において
は、先に積み重ねられた箱体の下面側に次の箱体を侵入
させるため、積み重ね時の抵抗が大きい。このとき、箱
体のパネル同士を接着する接着剤は完全に固化しておら
ず、パネル同士の接着が不完全であるため、箱体の積み
重ね時、互に接着されたパネルが相対的にずれ動き、不
良品を発生させることが多いという不都合がある。
【0006】一方、アッパスタッカ方式では、先に積み
重ねられた箱体上に次の箱体を積み重ねるため、積み重
ね時の抵抗が無く、不良品を発生させるおそれがきわめ
て少ないという特徴を有する。
【0007】扁平な箱体等のシート状物をアッパスタッ
カ方式によって積み重ねるようにした集積送り出し装置
として、特開平7−228410号公報に記載されたも
のが知られている。
【0008】上記公報に記載された集積送り出し装置に
おいては、上下一対のローラから送り込まれてくる加工
物(シート状物)をテーブルで受け、そのテーブルを下
降させつつテーブル上にシート状物を積み重ね、予め設
定された枚数のシート状物が積み重ねられると、最上位
のシート状物上にホルダを臨ませ、このホルダで次に送
り込まれてくるシート状物を受けてシート状物のバッチ
分けを行ない、前記ホルダ上にシート状物が積み重ねら
れる間に、テーブル上の積み重ねシート状物を排出させ
るようにしている。
【0009】また、積み重ねシート状物の排出後、テー
ブルを上昇させ、そのテーブルが上限位置まで上昇する
と、ホルダを後退させてホルダ上の数枚のシート状物を
テーブル上に落下排出させ、以後、テーブルを下降させ
てシート状物の積み重ねを継続するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載された集積送り出し装置においては、シート状物を
バッチ分けするホルダが、シート状物の最大長さに対応
する長さとされ、そのホルダを常に一定ストローク前後
動させるようにしているため、最小長さのシート状物の
支持および支持解除に時間を要し、長さの短いシート状
物が高速で送られてきた場合に対応することができない
という不都合がある。
【0011】また、バッチ分け用のホルダを一対のロー
ラから送り出されるシート状物の移動方向と逆方向に移
動させてシート状物のバッチ分けを行なうようにしてい
るため、シート状物の供給速度が速くなると、バッチ分
けされるシート状物にホルダが衝突し、シート状物を確
実にバッチ分けすることができないという不都合もあ
る。
【0012】この発明の課題は、長さの短いシート状物
の積み重ねの高速化を可能とし、シート状物が高速で送
られてきても、シート状物を設定枚数毎に確実にバッチ
分けすることができるようにしたシート状物の集積送り
出し装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、シート状物を搬送する搬送
装置の排出端前方に、シート状物の先端を揃えるフロン
トガイドを有し、そのフロントガイドをシート状物の長
さに応じて位置調整自在としたホッパ部を設け、このホ
ッパ部の下方に昇降動される昇降テーブルを配置し、前
記搬送装置からホッパ部に送り込まれてそのホッパ部の
下方に落下排出されるシート状物を下降動する昇降テー
ブルで受け取ってシート状物を積み重ね、前記ホッパ部
に予め設定された枚数のシート状物が送り込まれたと
き、前記搬送装置から送られる次のシート状物をセパレ
ータ装置で支持してシート状物をバッチ分けするように
したシート状物の集積送り出し装置において、前記セパ
レータ装置が左右一対のエンドレス走行体と、そのエン
ドレス走行体に両側が支持されたシート支持体とから成
り、前記エンドレス走行体に前記昇降テーブルの上面に
対して略平行に移動する直線走行部と、その直線走行部
の端に連続して搬送装置とホッパ部の対向部間で上下方
向に移動する昇降走行部とを設け、この昇降走行部間で
シート支持体を停止させてシート状物の積み重ねを行な
い、シート状物のバッチ分け時にエンドレス走行体の移
動によってシート支持体を直線走行部間に移動させてシ
ート状物のバッチ分けを行なうようにした構成を採用し
たのである。
【0014】上記のように構成すれば、昇降テーブル上
に予め設定された枚数のシート状物が積み重ねられて次
に送り込まれてくるシート状物をバッチ分けする際に、
シート支持体をシート状物の長さに対応する距離の移動
だけでよいため、シート状物が高速度で送り込まれてき
ても充分に対応することができ、長さの短いシート状物
の積み重ねの高速化を可能とすることができる。
【0015】また、シート支持体を搬送装置によって送
られるシート状物の移動方向と同方向に移動させてシー
ト状物のバッチ分けを行なうようにしたので、シート状
物が高速で送られても、そのシート状物を確実にバッチ
分けすることができる。
【0016】ここで、エンドレス走行体の直線走行部分
の両端に設けられた一対の回転体を昇降動させる昇降手
段を設けておくと、昇降テーブル上に積み重ねられたシ
ート状物が昇降テーブルと共に下降するとき、前記回転
体を下降させることにより、シート支持体で昇降テーブ
ル上の最上位のシート状物を押えることができるため、
昇降テーブル上のシート状物が下降中にずれ動くのを防
止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すようにシート状物a
は、搬送装置としての上下一対の送りローラ1a、1b
によってその前方に配置されたホッパ部10に送り込ま
れる。
【0018】ここで、シート状物aはフォルダグルアに
よって形成された扁平な箱体であってもよく、あるい
は、所定の形状に打抜かれた段ボールシートであっても
よい。
【0019】ホッパ部10は、シート状物aの先端を揃
えるフロントガイド11と、シート状物aの後端を揃え
るバックガイド12と、シート状物aの両側を揃える一
対のサイドガイド13とを有し、前記バックガイド12
は固定の配置とされ、一方、一対のサイドガイド13
は、シート状物aの幅寸法に応じて左右に位置調整自在
とされている。
【0020】フロントガイド11は、可動フレーム15
によって支持されている。可動フレーム15は一対のサ
イドプレート15aを有し、そのサイドプレート15a
の後端部間にフロントガイド11が設けられている。
【0021】ここで、フロントガイド11は可動フレー
ム15に固定の支持であってもよく、あるいは、バック
ガイド12に対して移動自在に支持し、偏心カムの回転
によって前後方向に一定ストローク往復動させるように
してもよい。
【0022】可動フレーム15はガイド装置16によっ
て前後方向に移動自在に支持され、位置調整装置17に
よって前後方向に位置調整される。
【0023】ガイド装置16は、一対のサイドプレート
15aの外側位置に、一対の送りローラ1a、1bによ
って送られるシート状物aの移動方向に長く延びる一対
のガイドロッド16aを設け、このガイドロッド16a
によって可動フレーム15を移動自在に支持している。
【0024】また、図3で示すように、位置調整装置1
7として、ガイドロッド16aに平行してねじ軸17a
を設け、このねじ軸17aをサイドプレート15aの外
側面に固定した図3に示すナット部材18にねじ係合
し、前記ねじ軸17aを定位置で回転させて可動フレー
ム15をガイドロッド16aに沿って移動させるように
しており、その可動フレーム17の移動によって、フロ
ントガイド11はシート状物aの長さに応じて位置調整
される。
【0025】前記可動フレーム15の下面側にはローラ
押え装置20が設けられている。ローラ押え装置20
は、可動フレーム15の下面に、その可動フレーム15
の移動方向に長く延びる複数のローラフレーム20aを
左右方向に間隔をおいて取付け、各ローラフレーム20
aの両側に複数の押えローラ20bを回転自在に支持し
ている。このローラ押え装置20は、その下方に設けら
れた排出コンベヤ装置30によって設定枚数積み重ねら
れたシート状物aの積層体Aが搬送される際に、その積
層体Aの最上位のシート状物aを押えて積層体Aが搬送
時に崩れるのを防止している。
【0026】排出コンベヤ装置30は、複列のベルトコ
ンベヤ31と、そのベルトコンベヤ31の排出端に接続
されたローラコンベヤ32とから成り、前記複列のベル
トコンベヤ31の供給端部は前記ホッパ部10の下方に
配置されている。この排出コンベヤ装置30は高さ調整
自在とされ、積層体Aの高さ寸法に応じて高さ調整され
るようになっている。
【0027】前記ホッパ部10の下方には昇降テーブル
40が設けられている。図2に示すように、昇降テーブ
ル40は、シート状物aの移動方向に長く延びる複数の
並列に配置された支持バー40aから成り、各支持バー
40aは前記ベルトコンベヤ31間に配置された複数の
脚体41を介してテーブル支持台42に支持されてい
る。
【0028】テーブル支持台42はアーム43を両端部
に有し、各アーム43の上部は、そのアーム43の外側
に設けられたリニアスライド44のスライドブロック4
5に連結されて上下方向に移動自在に支持されている。
【0029】昇降テーブル40は昇降駆動装置46によ
って昇降動され、その上限停止位置は前記ホッパ部10
内とされ、下限停止位置は、前記ベルトコンベヤ31の
搬送面より下方の位置とされている。
【0030】ここで、昇降駆動装置46は前記リニアス
ライド44のスライドブロック45にねじ軸47をねじ
係合し、そのねじ軸47を定位置にて回転自在に支持
し、このねじ軸47の下方に昇降用モータ48で回転さ
れる駆動軸49を設け、この駆動軸49の回転をギヤケ
ース50内に組込まれたギヤ(図示省略)を介してねじ
軸47に伝達するようにしている。
【0031】図1に示すように、一対の送りローラ1
a、1bからホッパ部10に送り込まれ、そのホッパ部
10を落下するシート状物aは昇降テーブル40で支持
され、その昇降テーブル40の下降によってシート状物
aは順次積み重ねられ、予め設定された枚数のシート状
物aが積み重ねられると、一対の送りローラ1a、1b
からホッパ部10に送り込まれるシート状物aはセパレ
ータ装置60により支持されてバッチ分けされる。
【0032】セパレータ装置60は、回転体としての複
数のスプロケット61と、その複数のスプロケット61
間にかけ渡されたエンドレス走行体としての左右一対の
チェーン62と、その左右のチェーン62間に設けられ
たシート支持体63とを有している。
【0033】チェーン62には、昇降テーブル40の上
面に対して平行移動する直線走行部62aと、その直線
走行部62aの端に連続して一対の送りローラ1a、1
bとホッパ部10のバックガイド12間で上下方向に延
びる昇降走行部62bとが設けられている。
【0034】なお、スプロケット61に代えて歯付きプ
ーリを用い、チェーン62に代えてタイミングベルトを
用いるようにしてもよい。
【0035】シート支持体63は並列に配置された複数
の支持棒から成っている。このシート支持体63はチェ
ーン62に設けられた昇降走行部62bで停止している
位置が待機位置とされ、その待機位置でシート支持体6
3が停止している状態でシート状物aの積み重ね動作が
行なわれる。
【0036】チェーン62の移動を案内する複数のスプ
ロケット61のうち、2つのスプロケットは駆動スプロ
ケット61a、61bとされ、一方の駆動スプロケット
61aは前進用モータ64により駆動され、他方の駆動
スプロケット61bは後退用モータ65で駆動される。
【0037】ここで、図1で示すように、駆動スプロケ
ット61aを前進用モータ64によって矢印方向に回転
させることにより、チェーン62が前進動する。そのチ
ェーン62の前進動により待機位置で停止するシート支
持体63がホッパ部10に向けて移動する。一方、後退
用モータ65で駆動スプロケット61bを図1の矢印方
向に回転させることにより、シート支持体63が待機位
置に向けて移動する。
【0038】前進用モータ64は、チェーン62に設け
られた第1突片66が第1リミットスイッチLS1 を作
動させると停止するようになっており、その停止状態で
シート支持体63は先端がフロントガイド11と近接す
る位置に配置される。前記リミットスイッチLS1 は可
動フレーム15に支持されてフロントガイド11が可動
フレーム15の移動によりシート状物aの長さに応じて
位置調整された場合でも、そのフロントガイド11と常
に一定の関係を保つ構成とされている。
【0039】一方、後退用モータ65はチェーン62に
設けられた第2突片67が第2リミットスイッチLS2
を作動させると停止し、その停止によってシート支持体
63は、移動方向の前部が昇降走行部62bの上端部に
位置する待機位置に保持されるようになっている。
【0040】なお、シート支持体63の前進および後退
時の停止位置の制御に際し、前進用モータ64および後
退用モータ65としてサーボモータを用い、そのサーボ
モータの回転軸上にロータリエンコーダを接続し、この
ロータリエンコーダから出力されるパルス数を計数して
演算処理部に出力し、この演算処理部で演算して各モー
タ64、65の運転を制御するようにしてもよい。
【0041】チェーン62の直線走行部62aの両端に
設けられた一対のスプロケット61c、61dは、昇降
用シリンダ68の作動によって昇降動され、その一対の
スプロケット61c、61dの昇降動によって、直線走
行部62aは上下動され、上限位置でのレベルは一対の
送りローラ1a、1bによって送られるシート状物aの
供給レベルより下方とされている。
【0042】図1および図2に示すように、ホッパ部1
0の外周囲にはロッドから成る複数のシート受け部材7
0が設けられている。これらの各シート受け部材70は
シリンダ71の作動によってホッパ部10内に対して進
退動されるようになっている。
【0043】また、図1、図5に示すように、ホッパ部
10のバックガイド12の背部には、シート支持体63
の後退時に、そのシート支持体63に支持された複数の
シート状物aがシート支持体63と共に後退するのを防
止するストッパプレート75が設けられている。
【0044】なお、図1に示す73は、一対の送りロー
ラ1a、1bからホッパ部10内に送り込まれるシート
状物aの上面に向けてエアを噴射するエア噴射用のダク
トを示す。
【0045】実施の形態で示すシート状物の集積送り出
し装置は上記の構造から成り、シート状物aの積み重ね
に際しては、図1に示すように、シート支持体63をチ
ェーン62の昇降走行部62aで停止する待機位置に保
持して、一対の送りローラ1a、1bからホッパ部10
に向けてシート状物aを連続して供給する。
【0046】この場合、シート状物aの供給路に、その
シート状物aの通過を検出する検出センサPHを設け、
その検出センサPHからカウンタに検出信号を出力して
シート状物aの供給枚数を計数する。そして、その計数
値を比較器に出力し、一方、比較器にはシート状物aの
積み重ね枚数を設定値として予め入力しておき、その設
定値と計数値が一致したとき、比較器から制御部に信号
を出力して、制御部が前進用モータ64を作動させるよ
うにしておく。
【0047】いま、一対の送りローラ1a、1bからホ
ッパ部10にシート状物aを供給すると、このシート状
物aはホッパ部10内を落下して昇降テーブル40で支
持される。昇降テーブル40はシート状物aの供給速度
に応じて下降しており、ホッパ部10に供給されたシー
ト状物aは昇降テーブル40上に順次積み重ねられる。
【0048】ホッパ部10内に予め設定された枚数のシ
ート状物aが供給されると、前進用モータ64が作動し
て一対のチェーン62を前進動させる。その一対のチェ
ーン62の前進動によりシート支持体63はホッパ部1
0内に向けて移動し、第1突片66が第1リミットスイ
ッチLS1 を作動させると、前進用モータ64が停止
し、シート支持体63は図4に示すように、その移動方
向先端がフロントガイド11と近接する位置で停止す
る。
【0049】このため、一対の送りローラ1a、1bに
よって送られてくる次のシート状物aはシート支持体6
3で支持されてバッチ分けされる。
【0050】シート状物aのバッチ分け後、シリンダ6
8が作動して直線走行部62aの両端に位置するスプロ
ケット61c、61dが下降し、その下降によって直線
走行部62aは昇降テーブル40上に積み重ねられたシ
ート状物aの積層体Aの上面を一時的に押し下げる。
【0051】昇降テーブル40は下降を続け、その昇降
テーブル40が下限停止位置の近くまで下降すると、図
5に示すように、昇降テーブル40上の積層体Aはベル
トコンベヤ31で受け取られ、そのベルトコンベヤ31
からローラコンベヤ32に送られて次工程の結束工程等
に送り出される。
【0052】ベルトコンベヤ31上の積層体Aが昇降テ
ーブル40上より排出されると、その昇降テーブル40
は上昇する(図6参照)。
【0053】昇降テーブル40が下限停止位置まで下降
し、その下限停止位置から上昇し始めるまでの間、一対
の送りローラ1a、1bからホッパ部10に供給される
シート状物aはシート支持体63上に順次積み重ねら
れ、数枚のシート状物aが積み重ねられると、図5に示
すシート受け部材70が前進する。
【0054】シート受け部材70がホッパ部10内に臨
む位置まで前進して停止すると、図1に示す後退用モー
タ65が作動して駆動スプロケット61bを図1の矢印
方向に回転させる。
【0055】駆動スプロケット61bの回転によってチ
ェーン62が後退動し、シート支持体63はホッパ部1
0内から退避し、そのシート支持体63で支持されてい
た数枚のシート状物aは落下し、シート受け部材70で
支持される(図6参照)。
【0056】チェーン62に取付けられた第2突片67
が第2リミットスイッチLS2 を作動させると、後退用
モータ65が停止し、シート支持体63はチェーン62
の昇降走行部62bで停止する待機状態とされる。
【0057】チェーン62の停止後、シリンダ68が作
動して直線走行部62aの両端に位置する一対のスプロ
ケット61c、61dを上昇させる。
【0058】昇降テーブル40が図7に示すように上限
停止位置まで移動すると、シート受け部材70が後退
し、そのシート受け部材70で支持されていた数枚のシ
ート状物aは落下して昇降テーブル40で支持される。
【0059】昇降テーブル40でシート状物aが支持さ
れると、昇降テーブル40はシート状物Aの供給速度に
応じて下降し、シート状物aの積み重ねが継続される。
以後、前記と同様の作動が繰り返し行なわれる。
【0060】ホッパ部10に供給されるシート状物aの
長さが変更すると、可動フレーム15を移動させ、シー
ト状物aの長さに応じてフロントガイド11の位置を調
整する。
【0061】このとき、前進用モータ64を制御するリ
ミットスイッチLS1 は可動フレーム15と共に移動す
るため、シート状物aをバッチ分けするシート支持体6
3はシート状物aの長さに応じた距離だけホッパ部10
内に向けて移動して停止することになり、長さの短いシ
ート状物aが高速度で供給されてきても充分に対応する
ことができる。
【0062】また、シート支持体63は昇降走行部62
bを待機位置とし、その待機位置からシート状物aの送
り込みと同方向に移動してシート状物aをバッチ分けす
るため、シート状物aが高速で送られてきても、そのシ
ート状物aを設定枚数毎に確実にバッチ分けすることが
できる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、シ
ート状物のバッチ分け時、シート支持体をそのシート状
物の長さに対応する距離だけ移動させるだけでよいた
め、長さの短いシート状物が高速で送られてきても充分
に対応することができ、長さの短いシート状物の積み重
ねの高速化を可能とすることができる。
【0064】また、搬送装置とホッパ部の対向部間で停
止する待機位置のシート支持体を搬送装置の排出端から
ホッパ部に送られるシート状物の移動方向と同方向に移
動させてシート状物をバッチ分けするようにしたので、
シート状物が高速で送られてきても、そのシート状物を
設定枚数毎に確実にバッチ分けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る集積送り出し装置の実施の形態
を示す正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】シート状物のバッチ分け時の状態を示す断面図
【図5】設定枚数積み重ねられたシート状物の排出時の
状態を示す断面図
【図6】シート状物の排出完了状態を示す断面図
【図7】昇降テーブル上に次のシート状物を積み重ね始
めた状態を示す断面図
【符号の説明】
a シート状物 1a、1b 送りローラ(搬送装置) 10 ホッパ部 11 フロントガイド 40 昇降テーブル 60 セパレータ装置 61c、61d スプロケット(回転体) 62 チェーン 62a 直線走行部 62b 昇降走行部 63 シート支持体 68 シリンダ(昇降手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植野 峰典 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内 Fターム(参考) 3E075 AA02 BA01 BA82 DA05 DA12 DA14 DA15 DA35 FA03 FA25 GA01 3F054 AA04 AB01 BA02 BB07 BD02 BJ11 3F107 AA01 AB01 AC08 BA02 CA36 CD05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状物を搬送する搬送装置の排出端
    前方に、シート状物の先端を揃えるフロントガイドを有
    し、そのフロントガイドをシート状物の長さに応じて位
    置調整自在としたホッパ部を設け、このホッパ部の下方
    に昇降動される昇降テーブルを配置し、前記搬送装置か
    らホッパ部に送り込まれてそのホッパ部の下方に落下排
    出されるシート状物を下降動する昇降動テーブルで受け
    取ってシート状物を積み重ね、前記ホッパ部に予め設定
    された枚数のシート状物が送り込まれたとき、前記搬送
    装置から送られる次のシート状物をセパレータ装置で支
    持してシート状物をバッチ分けするようにしたシート状
    物の集積送り出し装置において、前記セパレータ装置が
    左右一対のエンドレス走行体と、そのエンドレス走行体
    に両側が支持されたシート支持体とから成り、前記エン
    ドレス走行体に前記昇降テーブルの上面に対して略平行
    に移動する直線走行部と、その直線走行部の端に連続し
    て搬送装置とホッパ部の対向部間で上下方向に移動する
    昇降走行部とを設け、この昇降走行部間でシート支持体
    を停止させてシート状物の積み重ねを行ない、シート状
    物のバッチ分け時にエンドレス走行体の移動によってシ
    ート支持体を直線走行部間に移動させてシート状物のバ
    ッチ分けを行なうようにしたことを特徴とするシート状
    物の集積送り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記エンドレス走行体の直線走行部の前
    後端に設けられた一対の回転体を、前記シート支持体が
    シート状物を支持する状態で下降させる昇降手段を設け
    たことを特徴とするシート状物の集積送り出し装置。
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