JP2001294030A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JP2001294030A
JP2001294030A JP2000114720A JP2000114720A JP2001294030A JP 2001294030 A JP2001294030 A JP 2001294030A JP 2000114720 A JP2000114720 A JP 2000114720A JP 2000114720 A JP2000114720 A JP 2000114720A JP 2001294030 A JP2001294030 A JP 2001294030A
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Japan
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filter
blower
air conditioner
intake box
case
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JP2000114720A
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Hideki Nagano
秀樹 長野
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
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Zexel Valeo Climate Control Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な空気通過面積のフィルタを備えた小型
の自動車用空調装置を提供する。 【解決手段】 インテークボックス3aの吸込口17〜
19からブロア2のケース12の空気流入口29に流入
する空気に含まれた塵埃を捕集するフィルタ14を円筒
状に形成し、このフィルタ14を、ブロア2のケース1
2の空気流入口29の周りを囲むように配置した。フィ
ルタ14の空気通過面積を大きく確保することができ、
通気抵抗が小さくなって圧力損失が小さくなるととも
に、集塵能力が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用空調装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置は、エンジンルームと
車室とを区画する車両パネルの後側であって、インスト
ルメントパネルの前側に配置される。
【0003】従来の自動車用空調装置として、車両左右
方向の中央部に配置されるエアコンユニットと、このエ
アコンユニットに接続されるブロアと、このブロアに接
続されるインテークボックスとを備えているものが知ら
れている。ブロアはエアコンユニットの左側又は右側に
配置され、インテークボックスはブロアの後側(車両左
右方向前側)に配置される。
【0004】エアコンユニットのケース内にはエバポレ
ータとヒータコアとが収容されている。
【0005】インテークボックス内に導入された空気は
ブロアのケースのベルマウス状の空気流入口に入り、ブ
ロアのケースの吹出口から吹き出され、エアコンユニッ
トのケース内に入る。エアコンユニットのケース内に入
った空気はほぼ直角に曲がり、エバポレータ、ヒータコ
アを通過して、エアコンユニットのケースの吹出用開口
から流出し、ダクトを介して車室内に吹き出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インテーク
ボックス内に導入される空気(特に外気)中には塵埃が
多く含まれており、その空気をそのままエアコンユニッ
トのケース内に送り込むと、悪臭の発生や冷房効率の悪
化などを招くおそれがあるので、インテークボックスの
吸込口からエバポレータに到る空気経路中にフィルタを
配置する必要がある。
【0007】フィルタの空気通過面積はある程度大きく
なければならず、この面積が小さいと、通気抵抗が大き
くなって圧力損失が大きくなるとともに、集塵能力が低
くなる。
【0008】しかし、エアコンユニットの車両前後方向
の寸法を小さくするために、エバポレータとヒータコア
とをそれぞれ車両前後方向に沿って縦置きし、しかもエ
バポレータの上流に位置する空気導入口の車両前後方向
の寸法を小さくしなければならない。
【0009】もし、エアコンユニットの車両前後方向の
寸法を大きくせずにフィルタをエアコンユニットケース
内に配置すると、エアコンユニットケースの空気導入口
の面積を小さくせざるを得ず、通気抵抗が大きくなる。
また、フィルタをエアコンユニットのケースの空気導入
口に配置するとすれば、フィルタの空気通過面積が小さ
くなり、通気抵抗が大きくなって圧力損失が大きくなる
とともに、集塵能力が低くなる。
【0010】同様の理由から、フィルタをブロアのケー
スの空気流入口に配置することもできない。
【0011】したがって、従来の自動車用空調装置では
フィルタを使用することができなかった。
【0012】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は大きな空気通過面積のフィルタを
備えた小型の自動車用空調装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明は、ファンと、このファンが収容
されるケースとを有するブロアと、このブロアのケース
に接続されたインテークボックスと、このインテークボ
ックス内に収容され、前記インテークボックスの吸込口
から前記ブロアのケースの空気流入口に流入する空気に
含まれた塵埃を捕集するフィルタとを備えている自動車
用空調装置において、前記フィルタが前記ブロアのケー
スの空気流入口の周りを囲む形状であることを特徴とす
る。
【0014】フィルタの形状をブロアのケースの空気流
入口の周りを囲むようにしたので、装置の大型化を招く
ことなくフィルタの空気通過面積を大きく確保すること
ができ、通気抵抗が小さくなって圧力損失が小さくなる
とともに、集塵能力が高くなる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動車用空調装置において、前記フィルタに切欠き部が形
成され、この切欠き部に、前記インテークボックスの内
面に一体成形された保持部が係合していることを特徴と
する。
【0016】フィルタが保持部によって保持されるの
で、フィルタの位置ずれが阻止される。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の自
動車用空調装置において、前記フィルタが周方向に少な
くとも2分割されている。
【0018】フィルタの汚れ方には場所によるむらがあ
るので、フィルタの交換の際、フィルタの一方だけを交
換することもできる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の自動車用空調装において、前記インテークボッ
クスの内面であって前記ブロアのケースの空気流入口の
周囲に、前記フィルタを支持する凸部が形成されている
ことを特徴とする。
【0020】フィルタが凸部によって支持されるので、
フィルタの位置ずれが阻止される。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項記載の自動車用空調装置において、前記イン
テークボックス内に前記吸込口を開閉する開閉ドアが収
容され、この開閉ドアに前記フィルタとの干渉を避ける
ためのドア側切欠き部が形成されていることを特徴とす
る。
【0022】インテークボックスの車両上下方向寸法を
小さくすることができる。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項記載の自動車用空調装置において、前記イン
テークボックスの内面であって前記ブロアのケースの空
気流入口と対向する面に、前記ファンのほぼ中心へ向け
て突出する突出部が設けられていることを特徴とする。
【0024】ブロアのファンの吸込音が小さくなり、車
室に伝わる音が小さくなる。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれか1項記載の自動車用空調装置において、前記イン
テークボックスの内面であって前記ブロアのケースの空
気流入口と対向する面に、吸音材が設けられていること
を特徴とする。
【0026】ブロアのファンの音が吸音材によって吸収
され、車室に伝わる音が小さくなる。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項1〜7のい
ずれか1項記載の自動車用空調装置において、前記イン
テークボックスの内面であって前記ブロアのケースの空
気流入口と対向する面が、前記インテークボックスの一
部を構成する着脱式の蓋体に形成されていることを特徴
とする。
【0028】グローブボックスを外して蓋体を外すこと
により、フィルタを車室側から外すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0030】図1〜5はこの発明の一実施形態に係る自
動車用空調装置を示し、図1はブロア及びインテークボ
ックスの縦断面図、図2はインテークボックスの正面
図、図3はフィルタの斜視図、図4は自動車用空調装置
の全体を示す正面図、図5は図4のV−V線に沿う断面
図である。
【0031】この自動車用空調装置は、エンジンルーム
(図示せず)と車室(図示せず)とを区画する車両パネ
ル(図示せず)の後側であって、インストルメントパネ
ル(図示せず)の前側に配置される。
【0032】この自動車用空調装置は、図4に示すよう
に、車両左右方向RLの中央部に配置されるエアコンユ
ニット1と、このエアコンユニット1に接続されるブロ
ア2と、このブロア2に接続されるインテークボックス
3とを備えている。
【0033】ブロア2はエアコンユニット1の左側(助
手席が右のときは右側)に配置され(図4参照)、イン
テークボックス3はブロア2の車両前後方向BBの前側
に配置される(図1参照)。
【0034】エアコンユニット1のケース4内には、エ
バポレータ5、エアミックスドア6、ヒータコア7及び
モードドア8a,8b,8cが収容されている(図5参
照)。
【0035】ケース4には吹出用開口9a,9b,9c
が形成されている。吹出用開口9a,9b,9cはモー
ドドア8a,8b,8cによって開閉される。吹出用開
口9a,9b,9cには図示しないダクトが接続され
る。
【0036】ケース4の側面部には空気導入口10が形
成されている。空気導入口10にはブロア2の吹出口1
2aが接続される。
【0037】ブロア2は、ファン11(例えばスクロー
ルファン)と、ファン11を収容するケース12と、フ
ァン11を駆動するモータ13を有する。
【0038】ケース12にはインテークボックス3内に
流入した空気をファン11の回転中心部にガイドするベ
ルマウス状の空気流入口29が形成されている。
【0039】インテークボックス3内には円筒状のフィ
ルタ14、開閉ドア15,16が収容されている。フィ
ルタ14の内径は空気流入口29と同等以上である。イ
ンテークボックス3の上部には外気吸込口17、内気吸
込口18が、インテークボックス3の下部には内気吸込
口19が形成されている。外気吸込口17及び内気吸込
口18は開閉ドア15によって、内気吸込口19は開閉
ドア16によってそれぞれ開閉される。開閉ドア15,
16には、フィルタ14との干渉を避けるための円弧状
の切欠き部(ドア切欠き部)23,24が形成されてい
る。
【0040】インテークボックス3の一部は着脱可能な
蓋体20で構成されている。インテークボックス3の内
面であって空気流入口29と対向する面(蓋体20の内
面20a)には、ファン11の中心部に向けて突出する
突出部21が一体に形成されている。蓋体20はフィル
タ14をインテークボックス3の背面部3aに押す。変
形例として蓋体20にフィルタ14を保持させる構成を
採用してもよい。
【0041】インテークボックス3の背面部3aには空
気流入口29と対向する空気流出口22が形成されてい
る。空気流出口22(空気流入口29)の周囲には、フ
ィルタ14を支持する凸部24が空気流入口29を隙間
なく包囲するように設けられている。
【0042】モータ13が起動してファン11が回転す
ると、外気が外気吸込口17からインテークボックス3
内に導入される(外気導入モード)。外気吸込口17か
ら導入された空気は突出部21で案内され、空気流入口
29を通じてファン11の中心部に導かれる。
【0043】ファン11の中心部に導かれた空気は、高
速回転するファン11の遠心力により半径方向外側へ送
り出され、ケース12の吹出口12aから吹き出され
る。
【0044】ケース12の吹出口12aから吹き出され
た空気はエアコンユニット1の空気導入口10からケー
ス4内に流入する。ケース4内に流入した空気はほぼ直
角に曲がり、エバポレータ5を通過する。バイレベル
時、エバポレータ5を通過した空気の一部はヒータコア
7を通過する。ヒータコア7を通過した空気と通過しな
かった空気とはエアミックスチャンバで合流し、吹出用
開口9b及び吹出用開口9cから流出し、ダクトを介し
て車室内に吹き出される。
【0045】この第1実施形態によれば、円筒状のフィ
ルタ14を空気流入口14をの周りを囲むように配置し
たので、装置の大型化を招かずにフィルタ14の空気通
過面積を大きく確保することができ、通気抵抗が小さく
なって圧力損失が小さくなるとともに、集塵能力が高く
なり、使用可能期間が延びる。
【0046】また、フィルタ14が凸部24によって保
持されるので、フィルタ14の位置ずれが阻止されると
ともに、シール性が向上する。
【0047】更に、開閉ドア15,16にフィルタ14
との干渉を避けるための切欠き部23,24を形成した
ので、インテークボックス3の車両上下方向寸法を小さ
くすることができる。
【0048】また、インテークボックス3の内面であっ
てブロア2のケース12の空気流入口29と対向する面
に、ファン11のほぼ中心へ向けて突出する突出部21
が設けられているので、空気吸込み時の騒音が抑制され
る。
【0049】更に、インテークボックス3の内面であっ
てブロア2のケース12の空気流入口29と対向する面
20aが、インテークボックス3の一部を構成する着脱
式の蓋体20に形成されているので、グローブボックス
3を外して蓋体20を外すことにより、フィルタ14を
車室側から外すことができる。したがって、フィルタ1
4の交換などの作業が容易になる。
【0050】図6〜図8は比較例に係る自動車用空調装
置を示し、図6はブロア及びインテークボックスの縦断
面図、図7はインテークボックスの正面図、図8はフィ
ルタの斜視図である。第1実施形態と共通する部分には
同一符号を付して、その説明を省略する。
【0051】この自動車用空調装置は、2つの板状のフ
ィルタ114をインテークボックス103内の上下に配
置した点で、第1実施形態と異なる。
【0052】フィルタ114は、インテークボックス1
03の内面103aに形成された2つの凸部124と、
蓋体120に形成された凸部30とによって支持されて
いる。開閉ドア115,116は矩形のドアである。
【0053】板状のフィルタ114の車両左右方向長さ
をLとしたとき(図8参照)、フィルタ114は2Lの
空気通過面積である。これに対し、円筒状のフィルタ1
4は約3Lの空気通過面積である。この関係は以下に説
明する他の実施形態にも当てはまる。例えば図11や図
12のフィルタ114,214では3Lより少し小さ
い。
【0054】したがって、板状のフィルタ114に較
べ、第1実施形態のフィルタ14の方がより大きな空気
通過面積を確保することができるので、通気抵抗が小さ
くなって圧力損失が小さくなるとともに、集塵能力が高
くなり、使用可能期間が延びる。
【0055】図9はこの発明の第2実施形態に係る自動
車用空調装置のブロア及びインテークボックスの縦断面
図である。第1実施形態と共通する部分には同一符号を
付して、その説明を省略する。
【0056】第1実施形態では、蓋体20の内面(イン
テークボックス3の内面)であってブロア2のケース1
2の空気流入口29と対向する面20aに、ファン11
のほぼ中心へ向けて突出する突出部21が設けたが、第
2実施形態では、突出部21に代えて、蓋体220の内
面220aに吸音材31を設けた。この吸音材31によ
って空気吸込み時の音の反射が抑制される。
【0057】蓋体220の内面220aには凹部32が
形成され、凹部32には板状の吸音材31が嵌合されて
いる。
【0058】この第2実施形態によれば、第1実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0059】図10、11はこの発明の第3実施形態に
係る自動車用空調装置を示し、図10はインテークボッ
クスの破断面図、図11はフィルタの斜視図である。第
1実施形態と共通する部分には同一符号を付して、その
説明を省略する。
【0060】この第3実施形態は、フィルタ114に切
欠き部114cが形成され、この切欠き部114cに、
インテークボックス303の内面303aに車両左右方
向RLへ突出するように一体成形された保持部33が係
合している点で、第1実施形態と異なる。
【0061】保持部33は、車両左右方向へ突出するア
ーム部30aと、アーム部30aに一体成形され、フィ
ルタ114の内周面114aを保持する円弧部30b
と、アーム部30aに一体成形され、フィルタ114の
外周面114bを保持する円弧部30cとを有してい
る。
【0062】この第2実施形態によれば、フィルタ11
4の位置ずれをより確実に阻止することができる。
【0063】図12〜14は上述の実施形態で示したフ
ィルタ以外のフィルタを説明するための図である。
【0064】図12(a)はフィルタの正面図、図12
(b)フィルタの斜視図である。
【0065】図12のフィルタ214の場合、フィルタ
214が周方向に2分割されている。すなわち、フィル
タ214が円弧状のフィルタ構成部214aと円弧状の
フィルタ構成部214bとで構成されている。
【0066】フィルタ214の汚れ方には場所によるむ
らがあるので、フィルタ214の交換の際、フィルタ2
14の一部(フィルタ構成部214a,214bの一
方)だけを交換することもできる。また、例えば外気吸
込口17側に配置するフィルタ構成部214aの材質を
目の細かいものにし、内気吸込口19側に配置するフィ
ルタ構成部214bの材質を目の粗いものにしてもよ
い。
【0067】図13(a)はフィルタの正面図、図13
(b)フィルタの斜視図である。
【0068】図13のフィルタ314の場合、その外周
形状が六角形である。
【0069】図14(a)はフィルタの正面図、図14
(b)フィルタの斜視図である。
【0070】図14のフィルタ414の場合、その外周
形状が波形である。
【0071】このようなフィルタ314,414を使用
しても前述の実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0072】なお、特許請求の範囲の「フィルタが前記
ブロアのケースの空気流入口の周りを囲む形状」として
は、上述のように円筒状のものや円筒の一部が切断され
たもの等を挙げたが、この発明のフィルタ形状はこれら
のものに限定されず、例えば環状のものやほぼ環状のも
のなど、空気流入口29の周り全部又はほとんどを囲む
形状であればよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の自
動車用空調装置によれば、装置の大型化を招かずにフィ
ルタの空気通過面積を大きく確保することができ、通気
抵抗が小さくなって圧力損失が小さくなるとともに、集
塵能力が高くなり、使用可能期間が延びる。
【0074】請求項2の発明の自動車用空調装置によれ
ば、フィルタが保持部によって保持されるので、フィル
タの位置ずれが阻止される。
【0075】請求項3の発明の自動車用空調装置によれ
ば、例えばフィルタの交換の際、フィルタの一部だけを
交換することもできる。
【0076】請求項4の発明の自動車用空調装置によれ
ば、フィルタが凸部によって保持されるので、フィルタ
の位置ずれが阻止される。
【0077】請求項5の発明の自動車用空調装置によれ
ば、インテークボックスの車両上下方向寸法を小さくす
ることができる。
【0078】請求項6の発明の自動車用空調装置によれ
ば、ブロアのファンの吸込音が小さくなり、車室に伝わ
る音が小さくなる。
【0079】請求項7の発明の自動車用空調装置によれ
ば、ブロアのファンの音が吸音材によって吸収され、車
室に伝わる音が小さくなる。
【0080】請求項8の発明の自動車用空調装置によれ
ば、グローブボックスを外して蓋体を外すことにより、
フィルタを車室側から外すことができ、フィルタの交換
作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る自動車用空
調装置のブロア及びインテークボックスの縦断面図であ
る。
【図2】図2はインテークボックスの正面図である。
【図3】図3はフィルタの斜視図である。
【図4】図4は自動車用空調装置の全体を示す正面図で
ある。
【図5】図5は図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図6は比較例の自動車用空調装置ブロア及びイ
ンテークボックスの縦断面図である。
【図7】図7はインテークボックスの正面図である。
【図8】図8はフィルタの斜視図である。
【図9】図9はこの発明の第2実施形態に係る自動車用
空調装置のブロア及びインテークボックスの縦断面図で
ある。
【図10】図10はこの発明の第3実施形態に係る自動
車用空調装置のインテークボックスの破断面図である。
【図11】図11はフィルタの斜視図である。
【図12】図12(a)は他の実施形態のフィルタの正
面図、図12(b)フィルタの斜視図である。
【図13】図13(a)は他の実施形態のフィルタの正
面図、図13(b)フィルタの斜視図である。
【図14】図14(a)は他の実施形態のフィルタの正
面図、図14(b)フィルタの斜視図である。
【符号の説明】
2 ブロア 3,103,203,303 インテークボックス 11 ファン 12 ブロアのケース 14,114,214,314 フィルタ 17,18,19 吸込口 21 突出部 23,24 切欠き部(ドア切欠き部) 24 凸部 29 空気流入口 31 吸音材 33 保持部 114a 切欠き部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンと、このファンが収容されるケー
    スとを有するブロアと、 このブロアのケースに接続されたインテークボックス
    と、 このインテークボックス内に収容され、前記インテーク
    ボックスの吸込口から前記ブロアのケースの空気流入口
    に流入する空気に含まれた塵埃を捕集するフィルタとを
    備えている自動車用空調装置において、 前記フィルタが前記ブロアのケースの空気流入口の周り
    を囲む形状であることを特徴とする自動車用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタに切欠き部が形成され、こ
    の切欠き部に、前記インテークボックスの内面に一体成
    形された保持部が係合していることを特徴とする請求項
    1記載の自動車用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタが周方向に少なくとも2分
    割されていることを特徴とする請求項1記載の自動車用
    空調装置。
  4. 【請求項4】 前記インテークボックスの内面であって
    前記ブロアのケースの空気流入口の周囲に、前記フィル
    タを支持する凸部が形成されていることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の自動車用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記インテークボックス内に前記吸込口
    を開閉する開閉ドアが収容され、 この開閉ドアに前記フィルタとの干渉を避けるためのド
    ア側切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項記載の自動車用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記インテークボックスの内面であって
    前記ブロアのケースの空気流入口と対向する面に、前記
    ファンのほぼ中心へ向けて突出する突出部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載
    の自動車用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記インテークボックスの内面であって
    前記ブロアのケースの空気流入口と対向する面に、吸音
    材が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項記載の自動車用空調装置。
  8. 【請求項8】 前記インテークボックスの内面であって
    前記ブロアのケースの空気流入口と対向する面が、前記
    インテークボックスの一部を構成する着脱式の蓋体に形
    成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    1項記載の自動車用空調装置。
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JP2004182226A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Valeo Climatisation 自動車用小型空調装置

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