JP2001286090A - モータ端子構造 - Google Patents

モータ端子構造

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JP2001286090A
JP2001286090A JP2000094002A JP2000094002A JP2001286090A JP 2001286090 A JP2001286090 A JP 2001286090A JP 2000094002 A JP2000094002 A JP 2000094002A JP 2000094002 A JP2000094002 A JP 2000094002A JP 2001286090 A JP2001286090 A JP 2001286090A
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bobbin
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press
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Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Kunitake Matsushita
晋武 松下
Koichi Shibata
浩一 柴田
Naoyuki Harada
尚之 原田
Taketoshi Ooyashiki
剛敏 大屋敷
Sakae Fujitani
栄 藤谷
Hiroto Nakamata
廣人 中俣
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Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公害に関する安全性の向上が図れ、モータ外
部とコイルとの接続を確実かつ良好な作業性をもって行
うことができるモータ端子構造を提供する。 【解決手段】 端子23を、コイル6のマグネットワイ
ヤ4を接続するマグネットワイヤ処理部20と、外部回
路に接続する引出し部21と、ボビン5の外面部に圧入
保持されるボビン圧入部22とから一体的に構成し、プ
ラズマ溶接することによりマグネットワイヤ4を引出し
部21(端子23)に接合する。モータ1の端末処理を
溶接(プラズマ溶接)により果たしており、鉛を含む半田
を用いずにモータ1の端末処理を行うので、資源の節減
が出来、又、鉛を使用しない分、公害に関する安全性の
向上を図ることができる。ボビン圧入部22をボビン5
の外面部の穴に圧入するので、端子23の方向と位置が
定まり、安定性が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーロータ型
モータに用いられるモータ端子構造に係り、詳しくは溶
接による端末処理方法に適したモータ端子構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境汚染対策上の要請等から、各
種部品の溶接、取付等に用いられる半田についても鉛レ
ス化が望まれ、鉛フリー半田(鉛を使用しない半田)の研
究が盛んに行われている。モータのコイルの端末処理に
ついても同様に鉛フリー半田化が検討されている。例え
ばPM型ステッピングモータの端子は、コイルの端末で
あるコイルのマグネットワイヤをボビンに圧入された端
子に数ターン絡げた後、溶融半田を満たした半田バスに
浸け、コイルのマグネットワイヤの絶縁被覆の剥離を行
うと同時に芯線である銅線とボビンに圧入された端子を
半田接続するようにしているが、これに前記鉛フリー半
田を用いることが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PM型ステッ
ピングモータの端子処理に前記鉛フリー半田を用いよう
としても、鉛フリー半田は溶融半田の酸化が激しく窒素
などによる還元雰囲気でないと半田品質がボソボソの状
態(所謂コールドソルダー)となり、信頼性が維持できず
採用できなかった。即ち、鉛フリー半田は、その特性
上、使用方法及び使用対象との相性などに種々の制約が
あり、従来の共晶タイプの半田に比較すると融点が高
く、ルーズコンタクトなどの不具合を起こしやすく、高
度な半田付け技術が必要となり、使いにくい上に高価で
あること等から、代替の方法が模索されている。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、資源の節減と公害に関する安全性の向上が図
れ、モータ外部とコイルとの接続を確実かつ良好な作業
性をもって行うことができるモータ端子構造を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、絶縁材料製のボビンにマグネットワイヤを巻回して
構成したコイルを軟磁性材料製のステータヨークに挿入
実装したステータと、該ステータの内周に回転自在に配
された永久磁石を有するロータとを備えたモータにおい
て、前記ボビンは前記コイルと外部回路とを接続するた
めの端子を有し、該端子は、前記コイルのマグネットワ
イヤを接続するためのマグネットワイヤ処理部と、前記
外部回路に接続するための引出し部と、該端子を前記ボ
ビンの外面部に圧入保持するためのボビン圧入部とから
成り、それらを一体的に構成したことを特徴とする。
【0006】すなわち、請求項1記載の発明は、端子形
状を機能別に、ボビンに巻回されたコイルからのマグネ
ットワイヤを接続する端子となるマグネットワイヤ処理
部と、外部の回路と接続する端子の機能を有する引出し
部と、ボビンに端子を固定するためにボビンに嵌合する
ボビン圧入部との三つの部分に分け、夫々を独立して扱
えるようにし、かつ三つの部分を一つの端子として扱え
るように一体型構造とした。
【0007】また、端子を三つの部分に分けた構造とし
たのは、マグネットワイヤの端末の処理、すなわち、マ
グネット処理部に絡げたマグネットワイヤ部分をフュー
ジング処理(プラズマ溶接)により接合する場合、プラ
ズマ溶接による放電電流を流すため、プラズマ溶接機の
アース電極を溶接部分と電気的に導通している引出し部
に接続し、溶接を可能にすると共に、溶接により溶融変
形しない端子として外部への引出しを可能とするためで
ある。
【0008】なお、マグネットワイヤ処理部、引出し部
及びボビン圧入部の接合部をボビン圧入部と共に、ボビ
ンに設けられた端子圧入用ガイド穴、溝などに圧入する
ことにより、端子の方向と位置を定めるように構成して
もよい。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成において、前記ボビン圧入部に、前記ボビンから
の抜け止め用の凸部、または凹部、または凸部、凹部の
両方を形成したことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の構成において、前記引出し部の長さは前
記マグネットワイヤ処理部の長さより長いことを特徴と
する。このように引出し部の長さをマグネットワイヤ処
理部の長さより長くしたのは、コイルからのマグネット
ワイヤをマグネットワイヤ処理部にプラズマ溶接により
接合する際に、アース電極の接続をし易くするため、及
び端子の外部への引出しを容易にするためである。な
お、引出し部及びマグネットワイヤ処理部を同等の長さ
に設定してもよい。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3までのいずれかに記載の構成において、前記マグ
ネットワイヤ処理部と前記コイルのマグネットワイヤと
の接続をフュ−ジング処理により行うことを特徴とす
る。請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3ま
でのいずれかに記載の構成において、前記マグネットワ
イヤ処理部と前記コイルのマグネットワイヤとの接続を
抵抗溶接により行うことを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5までのいずれかに記載の構成において、前記ボビ
ン圧入部及び前記引出し部はそれぞれ長手状を成し、か
つ両者は長手状を成すように連接され、前記マグネット
ワイヤ処理部は略L字形を成し、その一辺部が前記ボビ
ン圧入部に直交し、他辺部が前記ボビン圧入部から所定
距離離間して平行になるように前記一辺部を前記ボビン
圧入部及び前記引出し部の連接部に連接し、前記他辺部
及び前記引出し部の長さ寸法を異なる寸法に設定したこ
とを特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求項6に
記載の構成において、前記マグネットワイヤ処理部の他
辺部に前記コイルのマグネットワイヤ端末側部分が絡げ
られ、当該絡げ部分の先端から前記マグネットワイヤ処
理部の他辺部の先端部までの長さが0.5〜3mmの範
囲になるように前記マグネットワイヤ処理部の長さを設
定したことを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1から請
求項5までのいずれかに記載の構成において、前記ボビ
ン圧入部及び前記引出し部はそれぞれ長手状をなしかつ
両者は長手状を成すように連接され、前記マグネットワ
イヤ処理部は略L字形を成し、その一辺部が前記ボビン
圧入部に直交し、他辺部が前記ボビン圧入部から所定距
離離間して平行になるように、前記一辺部を前記ボビン
圧入部及び前記引出し部の連接部に連接し、前記マグネ
ットワイヤ処理部に比して引出し部の長さ寸法を長くす
る寸法に設定し、かつ前記ボビン圧入部と共に、前記ボ
ビン圧入部、前記引出し部及び前記一辺部の連接部を前
記ボビンに嵌合させることを特徴とする。請求項9に記
載の発明は、請求項8に記載の構成において、前記マグ
ネットワイヤ処理部の他辺部に前記コイルのマグネット
ワイヤの先端側部分が絡げられ、当該絡げ部分の先端か
ら前記マグネットワイヤ処理部の他辺部の先端部までの
長さが0.5〜3mmの範囲になるように前記マグネッ
トワイヤ処理部の長さを設定したことを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項1記載
の構成において、前記引出し部と外部回路との間を中継
する引出し端子を前記引出し部に抵抗溶接にて接合した
ことを特徴とする。請求項11に記載の発明は、請求項
に記載の構成において、前記引出し部の先端部に、前記
引出し端子が嵌合する溝部を設けたことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1から請求項11ま
での記載の構成において、前記引出し端子の前記引出し
部との接合部を幅広とし、その中央部に前記引出し部が
案内される溝を設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態を図1な
いし図7に基づいて説明する。図1ないし図3におい
て、PM型ステッピングモータ1(インナーロータ型モ
ータ)は、軟磁性材の鋼鈑を立体的にドーナツ状に折り
曲げて構成されるステータヨーク2,3を備えている。
ステータヨーク2,3の内周には、櫛歯状に形成された
極歯(図示省略)が設けられている。また、ステータヨ
ーク2,3は、マグネットワイヤ4をボビン5に巻回し
て構成したコイル6を挟持し、このコイル6と共に、ス
テータ組立体7を構成している。ステータ組立体7は2
つ設けられており、2つのステータ組立体7は図1に示
すように重ね合わせられている。また、ボビン5はステ
ータ組立体7に対応して計2つ設けられている。ステー
タヨーク2,3により形成される内周側の空間部を覆う
ようにステータ組立体7には、フロントプレート8及び
エンドプレート9が固定されている。
【0016】ステータ組立体7の内側に挿入するように
してロータ10が設けられている。ロータ10は、回転
中心となるシャフト11と、前記ステータヨーク2,3
の内周に形成された櫛歯状の極歯に対向して外周に複数
の磁極を有する永久磁石12とを備えている。シャフト
11は、スリーブ13に圧入保持されている。前記永久
磁石12とスリーブ13(ひいてはシャフト11)と
は、高分子材料からなるホルダー14により結合保持さ
れている。
【0017】エンドプレート9は、前記ステータ組立体
7を2ヶ背中合わせにして重ねた後、高分子材料の一種
であるPBT樹脂にて一体成形されるが、この際、回転
中心となる軸受用の孔15とステータ組立体7の内側に
設けられた櫛歯状の極歯の内径とを同一マンドレルにて
同時に構成されている。このため、同軸度を高精度に維
持できることになっている。
【0018】ボビン5は、PBT樹脂等の高分子材料か
ら構成されている。ボビン5は、図4及び図5に示すよ
うに、筒部16と、筒部16の両端側に径方向外方に突
出して形成された略環状のフランジ17とから大略構成
されている。2つのフランジ17のうち一方(図4下
側)のフランジ17は、略環状のフランジ本体18と、
フランジ本体18における一部(後述する端子23の配
置近傍部分)に形成された平面視、略矩形(図5参照)
の端子保持部19とから大略構成されている。端子保持
部19は、フランジ本体18に対して径方向外方に突出
し、かつフランジ本体18に比して肉厚寸法が大きくさ
れている。上述したようにボビン5は2つ設けられてお
り、端子保持部19も2つ設けられている。そして、2
つの端子保持部19は図1及び図3に示すように重ね合
わされている。
【0019】ボビン5の端子保持部19には、図2及び
図5に示すように、マグネットワイヤ処理部20と、引
出し部21と、ボビン圧入部22とを一体とした燐青銅
からなる2つの端子23が圧入固定されている。このモ
ータ1は、ボビン5を2つ備え、各ボビン5に2つの端
子23が設けられていることにより、図3に示すよう
に、4つの端子23を備えている。4つの端子23に
は、外部回路との間を中継する引出し端子24がそれぞ
れ接続されるようになっている。4本の引出し端子24
は、フロントプレート8に突出して形成された引出し端
子保持部25に挿通して設けられている。4本の引出し
端子24の引出し端子保持部25からの突出長さは、接
続される端子23の位置に応じた長さに設定されてい
る。
【0020】端子23のマグネットワイヤ処理部20
は、コイル6のマグネットワイヤ4を数ターン絡げた
後、プラズマ溶接にてマグネットワイヤ4を接合してこ
れを保持し、巻線の信頼性とハンドリング性を向上でき
るようなっている。引出し部21は、フロントプレート
8から延びている外部接続用の引出し端子24の先端部
の溝26(図7)に嵌り込み、さらに引出し端子24よ
り先端が飛び出すように配置され、引出し端子24によ
りカシメられた後、プラズマ溶接により接合されてい
る。ボビン圧入部22は、ボビン5の端子保持部19に
形成された穴27及びこれに連接する溝28に嵌合して
端子23をボビン5に正確に保持するようになってい
る。
【0021】前記ボビン圧入部22及び前記引出し部2
1はそれぞれ長手状をなし両者は長手状を成すように連
接〔当該部分を連接部29(接合部)という。〕されてい
る。前記マグネットワイヤ処理部20は略L字形を成し
ている。マグネットワイヤ処理部20の一辺部(処理部
一辺部20a)がボビン圧入部22に直交し他辺部(処理
部他辺部20b)が前記ボビン圧入部22から所定距離
離間して平行になるようにして、処理部一辺部20aの
先端部が連接部29に連接されている。
【0022】引出し部21は、図5および図6に示すよ
うに処理部他辺部20bに比して長さ寸法を大きい値に
設定している。コイル6のマグネットワイヤ4(コイル
6の端末)は、処理部他辺部20bに巻線時に数ターン
絡げる(当該部分をカラゲ30という。)が、処理部他辺
部20bにおけるカラゲ30の先端からの突出長さHが
0.5mmから3mmの範囲の長さになるように設定し
ておく。
【0023】これは、フュージング接続(所謂、プラズ
マ溶接での接続)を可能とするためである。フュージン
グ接続では、まず処理部他辺部20bを溶かし、その溶
融金属でコイル6のマグネットワイヤ4の絶縁被覆を熱
剥離して、さらに芯線である銅線と溶融接合するように
している。そして、処理部他辺部20bについて、その
処理部他辺部20bの先端及びカラゲ30の先端につい
てその離間量が少なかったり、あるいはその位置が同等
となったりするようなものであると、プラズマ(アーク)
のエネルギーによりコイル6のマグネットワイヤ4が昇
華してしまい接続できなくなってしまうが、このような
こと(接続できなくなること)を回避するために、上述し
たように突出長さHの長さを0.5mm以上に設定して
いる。又、突出長さHが3mmを超えるような長さに設
定されると溶融金属がコイル6のマグネットワイヤ4ま
で届かずに接合できなくなるので、このようなことを避
けるために、上述したように突出長さHを3mm以下の
長さに設定している。
【0024】引出し端子24の先端部には、図7に示す
ように、幅広部31が形成されており、この幅広部31
の中央部には引出し部21が嵌まり込む前記溝26が形
成されている。引出し部21は、先端が突出するように
溝26に嵌め込まれ、端子23によりカシメられた後、
プラズマ溶接により引出し端子24に接合される。本実
施の形態では、溶接時には、引出し端子24側にアース
を設けている。
【0025】コイル6のマグネットワイヤ4は、ボビン
5に圧入固定される端子23及び引出し端子24を介し
て外部回路に接続される。
【0026】このPM型ステッピングモータ1では、2
つのステータ組立体7を背中合わせに接合し、この接合
により形成されるステータにPBT樹脂(高分子材料)を
用いてエンドプレート9を一体化成形するようにしてい
るが、この一体化に際し、回転中心となる軸受用の孔1
5とステータ組立体7の内径に設けられた極歯とを一体
型のマンドレルを用いて同時に構成している。このた
め、このPM型ステッピングモータ1では、同軸度が高
精度のものになっている。
【0027】上述したように構成したPM型ステッピン
グモータ1では、端子23を、コイル6のマグネットワ
イヤ4を接続するマグネットワイヤ処理部20と、外部
回路に接続する引出し部21と、ボビン5の外面部に圧
入保持されるボビン圧入部22とから一体的に構成し、
プラズマ溶接することによりマグネットワイヤ4を引出
し部21(端子23)に接合しており、当該モータ1の
端末処理を溶接(プラズマ溶接)により果たしている。そ
の為、鉛を含む半田を用いずにモータ1の端末処理を行
うので、鉛を使用しない分、公害に関する安全性の向上
を図ることができる。
【0028】引出し部21が引出し端子24の溝26に
嵌め込まれるので、マグネットワイヤ4及び引出し部2
1(端子23)は確実かつ安定して接触する。このた
め、プラズマ溶接による溶接を安定して行うことができ
る。また、引出し部21が引出し端子24の溝26に嵌
め込まれ、引出し部21及び引出し端子24が確実、か
つ安定して接触するので、電気的導通を確実に行えるこ
とになる。この場合、引出し部21の先端が引出し端子
24の溝26に嵌め込まれた後、引出し端子24により
カシメられるので、引出し部21及び引出し端子24の
接触がより確実に行われ、ひいては電気的導通の向上を
図ることができる。
【0029】又、鉛フリー半田によるモータの端末処理
では、高度な半田付け技術等に伴い作業性の低下や装置
のコストアップ化を招く虞があったが、本実施の形態で
は、溶接(プラズマ溶接)によりモータ1の端末処理を果
たしているので、上述した鉛フリー半田によるモータの
端末処理が有する作業性の低下や装置のコストアップ化
を回避することができる。また、本実施の形態では、プ
ラズマ溶接によりモータ1の端末処理を行うので、マグ
ネットワイヤ4の絶縁被覆の剥離を効率よく行うことが
できる。
【0030】また、端子23を、マグネットワイヤ処理
部20と、引出し部21と、ボビン5の外面部に圧入保
持されるボビン圧入部22とから一体的に構成し、ボビ
ン圧入部22を端子保持部19(ボビン5の外面部)の
穴27に圧入するので、端子23の方向と位置が定ま
り、安定性が高まる。なお、本実施の形態では、ボビン
圧入部22を穴27に挿入する一方、前記連接部29と
共に、マグネットワイヤ処理部20の処理部一辺部20
aを溝28に挿入してボビン5に嵌合させるようにして
おり、端子23の方向と位置をより確実かつ安定して定
めることができる。この場合、前記連接部29のみなら
ず、マグネットワイヤ処理部20の処理部一辺部20a
が溝28に挿入してボビン5に嵌合されるので、より安
定して保持されることになる。
【0031】また、処理部他辺部20bにおけるカラゲ
30の先端からの突出長さHを0.5mmから3mmの
範囲の長さになるように設定しているので、プラズマ
(アーク)のエネルギーによりコイル6のマグネットワイ
ヤ4が昇華すること及び溶融金属がマグネットワイヤ4
まで届かずに接合できなくなることが回避され、良好な
溶接を果たすことができる。
【0032】引出し部21は、処理部他辺部20bに比
して長さ寸法を大きい値に設定している。このため、引
出し部21を引出し端子24に接続しやすくなるし、干
渉を必要最小限に抑えて、引出し部21を例えば直角に
折り曲げることが可能になり、その分、使用形態が広く
なり汎用性が向上することになる。なお、引出し部21
を上述したように折り曲げた場合、端子23が長くなり
すぎ作業性が悪くなることが起こり得るが、このような
場合、例えば、別個に設けたフランジなどに端子23を
保持させて安定させ、この状態で引出し端子24との接
続を行うことにより作業性の悪化を防止できる。
【0033】端子23は、上記実施の形態のものに限ら
ず、図8に示す端子23A(第2実施の形態)、図9に示
す端子23B(第3実施の形態)、図10に示す端子23
C(第4実施の形態)を用いるようにしてもよい。第2実
施の形態は、図8に示すように、端子23Aのボビン圧
入部22にボビン5からの抜け止め用の楔状の凸部40
を形成し、端子保持部19(ボビン5の外面部)の穴2
7に前記凸部40を係止する係止部(図示省略)を形成し
ている。この第2実施の形態によれば、係止部(図示省
略)に凸部40が係止されることにより、端子23Aの
抜け強度が大きくなる。このため、仮にボビン圧入部2
2の長さが短い場合にも、端子23Aを確実に保持する
ことができる。なお、ボビン圧入部22に凸部40を形
成するのに代えて、凹部(図示省略)を形成する一方、
端子保持部19の穴27に内側に突出して前記凹部に係
止する突出した形状の係止部を設けてもよい。また、ボ
ビン圧入部22に凹部及び凸部(図示省略)を形成する
一方、端子保持部19の穴27側にこれら凹部及び凸部
に係止する係止部を形成してもよい。
【0034】第3実施の形態の端子23Bは、図9に示
すように、引出し部21の幅(面積)をボビン圧入部22
の幅(面積)に比して大きくしている。この第3実施の形
態によれば、引出し端子24に対する引出し部21の接
触面積が大きくなり、これに伴い引出し端子24及び引
出し部21の溶接を確実かつ安定して行うことができ
る。
【0035】第4実施の形態は、図10に示すように、
引出し部21の先端部に切欠41(溝部)を形成し、こ
の切欠41に引出し端子24の先端部を嵌めこんでカシ
メ、接触を確実かつ安定して行わせることが可能とな
り、これにより、安定した溶接結果が得られることにな
る。なお、前記第1実施の形態では、引出し端子24の
先端部に図7に示すように溝26を形成しているが、こ
の第4実施の形態のように、引出し部21の先端部に切
欠41を形成する場合、引出し端子24の先端部に溝2
6を形成しなくてもよい。
【0036】上記各実施の形態は、端子23と引出し部
21との接続をプラズマ溶接により行う場合を例にした
が、これに代えて、抵抗溶接により前記接続を果たすよ
うにしてもよい。なお、抵抗溶接を行う場合は、引出し
部21の面部及び引出し端子24の面部が重なり合うよ
うにするが、両者が重なり合う分だけ引出し部21及び
引出し端子24を少し長めに設定しておく。このように
設定することにより、安定した溶接が可能になる。ま
た、抵抗溶接を行う場合には、端子23は鉄系の材料と
することとが望ましい。
【0037】図11に抵抗溶接の一例(第5実施の形態)
を示す。この第5実施の形態では、引出し部21及び引
出し端子24がオーバラップするように重ね合わせら
れ、その重ね合わせた部分を抵抗溶接機42の電極43
で挟み、加圧通電して溶接が完了し、引出し部21と引
出し端子24が接続される。
【0038】引出し部21と引出し端子24とが図11
に示すように重なり合う場合は、第5実施の形態のよう
な抵抗溶接を行うことができるが、スペース上の制約な
どから引出し部21と引出し端子24とを重ね合わせる
ことができない場合に、図12に示す抵抗溶接 (第6実
施の形態)を用いて引出し部21及び引出し端子24を
接続することができる。
【0039】この第6実施の形態では、引出し端子24
の端面を引出し部21の一面部(図12上側の面部)に重
ね合わせて溶接するようにしている。この場合、引出し
部21の面積が大きいと引出し端子24の端面との接触
を行いやすくなり、その分、作業性を向上することがで
きる。また、引出し部21の面積を大きくすることによ
り、仮に引出し端子24との接触位置が少々ばらついて
も安定して接続することができる。
【0040】また、スペース上の制約などから引出し部
21と引出し端子24とを重ね合わせる(例えば図11)
ことができない場合にも、この第6実施の形態によれ
ば、引出し部21及び引出し端子24の重ね合わせに伴
うスペース状の制約を受けずに引出し部21及び引出し
端子24を接続することができる。
【0041】なお、上記各実施の形態では、端子23の
材料が燐青銅である場合を例にしたが、本発明は、これ
に限らず、銅合金などの他の材料としてもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、端子
を、コイルのマグネットワイヤを接続するマグネットワ
イヤ処理部と、引出し部と、ボビンの外面部に圧入保持
されるボビン圧入部とから一体的に構成し、ボビン圧入
部をボビンの外面部に圧入するので、端子の方向と位置
が定まり、安定性が高まる。また、端子を3つの部分に
分けたことにより、プラズマ溶接機のアース電極を溶接
部分と電気的に導通している引出し部に接続してプラズ
マ溶接による放電電流を流すことが可能で、これにより
マグネット処理部に絡げたマグネットワイヤ部分をフュ
ージング処理(プラズマ溶接)により接合でき、これに
より、鉛を含む半田を用いずにモータの端末処理を行
え、資源の節減が出来、又、鉛を使用しない分、公害に
関する安全性の向上を図ることができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、ボビン圧
入部に形成した抜け止め用の凸部、または凹部、または
凸部、凹部の両方によりボビン側への係合力が大きくな
り、端子をより安定してボビンに保持することができる
【0044】請求項3に記載の発明によれば、引出し部
の長さをマグネットワイヤ処理部の長さより長くしたこ
とにより、コイルからのマグネットワイヤをマグネット
ワイヤ処理部にプラズマ溶接により接合する際に、アー
ス電極の接続がし易くなると共に、端子の外部への引出
しを容易にできる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、フュージ
ング処理(プラズマ溶接)によりマグネットワイヤ処理
部とコイルのマグネットワイヤとを接続し、鉛を含む半
田を用いずにモータの端末処理を行うので、資源の節減
が出来、又、鉛を使用しない分、公害に関する安全性の
向上を図ることができる。
【0046】請求項5に記載の発明によれば、抵抗溶接
によりマグネットワイヤ処理部とコイルのマグネットワ
イヤとを接続し、鉛を含む半田を用いずにモータの端末
処理を行うので、資源の節減が出来、又、鉛を使用しな
い分、公害に関する安全性の向上を図ることができる。
【0047】請求項6に記載の発明によれば、引出し部
をマグネットワイヤ処理部の他辺部に比して長く設定す
ることが可能になり、これにより外部回路側の引出し端
子と引出し部との重ね合わせが容易になり、ひいては抵
抗溶接しやすくなる。
【0048】請求項7または請求項9に記載の発明によ
れば、マグネットワイヤ処理部の他辺部におけるコイル
のマグネットワイヤの絡げ部分から先端部までの長さを
0.5mm以上に設定しているので、プラズマ(アーク)
のエネルギーによりコイルのマグネットワイヤが昇華し
てしまい接続できなくなってしまうことが回避され、プ
ラズマ溶接してもコイルのマグネットワイヤとマグネッ
トワイヤ処理部とを接続することができる。また、前記
長さを3mm以下の長さに設定しているので、溶融金属
がコイルのマグネットワイヤまで届かなくなるようなこ
とがなく、プラズマ溶接してもコイルのマグネットワイ
ヤとマグネットワイヤ処理部とを接続することができ
る。
【0049】請求項8に記載の発明によれば、ボビン圧
入部と共に、前記ボビン圧入部、引出し部及びマグネッ
トワイヤ処理部の一辺部の連接部を前記ボビンに嵌合さ
せるので、端子が位置決めされると共に確実に保持さ
れ、作業性の向上を図ることができる。
【0050】請求項10に記載の発明によれば、引出し
端子と引出し部との接合を抵抗溶接にて行うことによ
り、資源の節減が出来、又、溶接を比較的汎用の設備で
行えることなどから溶接作業費を抑えることが可能であ
り、ひいては装置の低廉化を図ることができる。
【0051】請求項11に記載の発明によれば、引出し
端子を引出し部の先端部の溝部に嵌合させる為、引出し
端子と引出し部との溶接を確実かつ安定して行うことが
でき、かつ溶接作業を行いやすくなる。
【0052】請求項12に記載の発明によれば、引出し
部を引出し端子の幅広部の溝に案内でき、引出し端子と
引出し部との溶接を確実かつ安定して行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す(図2のA−A
線に沿う)断面図である。
【図2】図1のモータの下面図である。
【図3】図2のモータのB矢視図である。
【図4】図1のボビンを示す平面図である。
【図5】図4のボビンを示す下面図である。
【図6】図1のマグネットワイヤ処理部へのコイルの引
出し部の絡げ状態を模式的に示す図である。
【図7】引出し端子(24)の正面図である。
【図8】本発明の第2実施の形態を示す平面図である。
【図9】本発明の第3実施の形態を示す平面図である。
【図10】本発明の第4実施の形態を示す平面図であ
る。
【図11】本発明の第5実施の形態を示す立体図であ
る。
【図12】本発明の第6実施の形態を示す立体図であ
る。
【符号の説明】
1 PM型ステッピングモータ 4 マグネットワイヤ 5 ボビン 6 コイル 20 マグネットワイヤ処理部 21 引出し部 22 ボビン圧入部 23 端子 24 引出し端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 浩一 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ ア株式会社浜松製作所内 (72)発明者 原田 尚之 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ ア株式会社浜松製作所内 (72)発明者 大屋敷 剛敏 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ ア株式会社浜松製作所内 (72)発明者 藤谷 栄 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ ア株式会社浜松製作所内 (72)発明者 中俣 廣人 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ ア株式会社浜松製作所内 Fターム(参考) 5H605 AA08 BB05 CC06 EA02 EC04 EC08 GG02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料製のボビンにマグネットワイヤ
    を巻回して構成したコイルを軟磁性材料製のステータヨ
    ークに挿入実装したステータと、該ステータの内周に回
    転自在に配された永久磁石を有するロータとを備えたモ
    ータにおいて、 前記ボビンは前記コイルと外部回路とを接続するための
    端子を有し、 該端子は、前記コイルのマグネットワイヤを接続するた
    めのマグネットワイヤ処理部と、前記外部回路に接続す
    るための引出し部と、該端子を前記ボビンの外面部に圧
    入保持するためのボビン圧入部とから成り、それらを一
    体的に構成したことを特徴とするモータ端子構造。
  2. 【請求項2】 前記ボビン圧入部に、前記ボビンからの
    抜け止め用の凸部、または凹部、または凸部、凹部の両
    方を形成したことを特徴とする請求項1記載のモータ端
    子構造。
  3. 【請求項3】 前記引出し部の長さは前記マグネットワ
    イヤ処理部の長さより長いことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のモータ端子構造。
  4. 【請求項4】 前記マグネットワイヤ処理部と前記コイ
    ルのマグネットワイヤとの接続をフュ−ジング処理によ
    り行うことを特徴とする請求項1から請求項3までのい
    ずれかに記載のモータ端子構造。
  5. 【請求項5】 前記マグネットワイヤ処理部と前記コイ
    ルのマグネットワイヤとの接続を抵抗溶接により行うこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載のモータ端子構造。
  6. 【請求項6】 前記ボビン圧入部及び前記引出し部はそ
    れぞれ長手状を成し、かつ両者は長手状を成すように連
    接され、前記マグネットワイヤ処理部は略L字形を成
    し、その一辺部が前記ボビン圧入部に直交し、他辺部が
    前記ボビン圧入部から所定距離離間して平行になるよう
    に前記一辺部を前記ボビン圧入部及び前記引出し部の連
    接部に連接し、前記他辺部及び前記引出し部の長さ寸法
    を異なる寸法に設定したことを特徴とする請求項1から
    請求項5までのいずれかに記載のモータ端子構造。
  7. 【請求項7】 前記マグネットワイヤ処理部の他辺部に
    前記コイルのマグネットワイヤ端末側部分が絡げられ、
    当該絡げ部分の先端から前記マグネットワイヤ処理部の
    他辺部の先端部までの長さが0.5〜3mmの範囲にな
    るように前記マグネットワイヤ処理部の長さを設定した
    ことを特徴とする請求項6記載のモータ端子構造。
  8. 【請求項8】 前記ボビン圧入部及び前記引出し部はそ
    れぞれ長手状をなしかつ両者は長手状を成すように連接
    され、前記マグネットワイヤ処理部は略L字形を成し、
    その一辺部が前記ボビン圧入部に直交し、他辺部が前記
    ボビン圧入部から所定距離離間して平行になるように、
    前記一辺部を前記ボビン圧入部及び前記引出し部の連接
    部に連接し、前記マグネットワイヤ処理部に比して引出
    し部の長さ寸法を長くする寸法に設定し、かつ前記ボビ
    ン圧入部と共に、前記ボビン圧入部、前記引出し部及び
    前記一辺部の連接部を前記ボビンに嵌合させることを特
    徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の
    モータ端子構造。
  9. 【請求項9】 前記マグネットワイヤ処理部の他辺部に
    前記コイルのマグネットワイヤの先端側部分が絡げら
    れ、当該絡げ部分の先端から前記マグネットワイヤ処理
    部の他辺部の先端部までの長さが0.5〜3mmの範囲
    になるように前記マグネットワイヤ処理部の長さを設定
    したことを特徴とする請求項8記載のモータ端子構造。
  10. 【請求項10】 前記引出し部と外部回路との間を中継
    する引出し端子を前記引出し部に抵抗溶接にて接合した
    ことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか
    に記載のモータ端子構造。
  11. 【請求項11】 前記引出し部の先端部に、前記引出し
    端子が嵌合する溝部を設けたことを特徴とする請求項1
    0記載のモータ端子構造。
  12. 【請求項12】 前記引出し端子の前記引出し部との接
    合部を幅広とし、その中央部に前記引出し部が案内され
    る溝を設けたことを特徴とする請求項10記載のモータ
    端子構造。
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