JP2001285583A - 画像読取装置、複写装置、画像読取制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、複写装置、画像読取制御方法及び記憶媒体

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JP2001285583A
JP2001285583A JP2000099154A JP2000099154A JP2001285583A JP 2001285583 A JP2001285583 A JP 2001285583A JP 2000099154 A JP2000099154 A JP 2000099154A JP 2000099154 A JP2000099154 A JP 2000099154A JP 2001285583 A JP2001285583 A JP 2001285583A
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Toshio Hayashi
俊男 林
Satoru Kijima
悟 木島
Katsuhiro Ishido
勝宏 石戸
Noriaki Matsui
規明 松井
Takeshi Aoyama
武史 青山
Akihiro Kashiwabara
昭弘 柏原
Nobuo Matsuoka
伸夫 松岡
Tsunao Honpo
本保  綱男
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ADFを用いた読み取りの場合も、原稿台ガ
ラス上に原稿が載置された読み取りの場合でも、オペレ
ータがコピースタートボタンを押下するまでに、載置さ
れた原稿サイズを検知し、速やかにシェーディング補正
を実施できるポジションに部材を配することで、ファー
ストコピータイムを短縮可能とした画像読取装置、複写
装置、画像読取制御方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 原稿に光を照射し光学像を導光する読取
手段1、光学像を電気信号に変換する光電変換を行う光
電変換手段2、ADF70の開閉を検知する開閉検知手
段3と、ADF70が開いていることが検知された場合
は読取手段1を原稿サイズ検知位置に配し、ADF70
が閉じられかけたことが検知された場合は読取手段1を
シェーディング補正位置に配する制御を行う制御手段5
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置、複
写装置、画像読取制御方法及び記憶媒体に関し、特に、
CCD等のラインイメージセンサを用いて原稿画像を読
み取る画像読取装置、画像読取装置を搭載した複写装
置、画像読取装置で実行する画像読取制御方法及び画像
読取装置に適用される記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置の概略構成を図12
に示す。図12のように原稿照明ランプ201によって
照明された原稿台ガラス203上に置かれた原稿204
の画像は、第1ミラー205、第2ミラー206、第3
ミラー207、レンズ208を介してCCD209上に
結像し、原稿204のラインイメージを読み取る。原稿
照明ランプ201と第1ミラー205は矢印方向に移動
し、順次ラインイメージを読み取る。その際、第2ミラ
ー206及び第3ミラー207も矢印方向に移動し、原
稿面からCCD209までの距離(光路長)が一定とな
るように不図示の駆動系によって駆動される。図中20
0は読取部、210は原稿圧板、211はシェーディン
グ補正板、212はウインドウを示す。
【0003】このような構成を持つ画像読取装置の読取
シーケンスについて説明する。オペレータによって原稿
台ガラス203上に原稿204が置かれ、スタートボタ
ン等により読取コマンドが入力されると、画像読取装置
は、先ず原稿サイズ検知を行う。
【0004】ここで、先ず従来の原稿サイズ検知方法に
ついて説明する。従来の原稿サイズ検知は、図13に示
すように4個のサイズ検知センサ30−1、30−2、
30−3、30−4の検知結果によって原稿のサイズを
判断する。検知結果に対する原稿サイズの判断結果を図
14に示す。図14中、〇は原稿あり、●は原稿なしと
検知されたことを示す。図14の表に記載されない検知
結果の組み合わせは、存在しない原稿サイズと判断さ
れ、オペレータに原稿サイズの入力を促す。
【0005】このような原稿サイズ検知方法に代わり、
近年は「CCD原稿サイズ検知」の手法が多く採られる
ようになった。CCD原稿サイズ検知について説明す
る。CCD原稿サイズ検知は、図13のサイズ検知セン
サ30−1、30−2を廃止し、廃止したセンサの代わ
りに読取部200を用いてCCD209の所定の画素の
信号レベルを読み出し、予め決められたスライスレベル
より高ければ原稿あり、低ければ原稿なしと判断して、
図13の検知結果に当てはめ、原稿サイズを決定する。
【0006】CCD原稿サイズ検知機能を有する画像読
取装置においては、原稿読取動作前に原稿サイズを検知
する必要があるため、図12に示した部材配置を読取部
200のホームポジションとする。即ち、オペレータに
よって原稿204が原稿台ガラス203上に載置され、
不図示のコピースタートボタンが押されると、図12の
ホームポジション位置で原稿照明ランプ201を発光さ
せ、不図示の駆動系により図15に示す部材配置にし、
原稿204のサイズを判定する。このようなCCD原稿
サイズ検知方法としては、例えば特開平5−20723
9号公報等に示される手法が一般的に知られている。
【0007】この後、画像読取装置は、部材配置を図1
2の位置に戻し、シェーディング補正板211の読取り
を行いシェーディング補正を実施する。シェーディング
補正は、CCD209の画素毎の感度バラツキや、原稿
照明ランプ201の照明ムラ、レンズ208の周辺光量
落ち等を補正し、画像読取装置のラインイメージ出力が
均一になるように画像信号に補正をかけるものである。
シェーディング補正が終了すると、画像読取装置は、部
材配置を図16の位置に変え、即ち読取部200をスタ
ートポジションに移動させ、矢印Aの方向に読取部20
0を加速前進させて原稿204の端部Cのポジションよ
り等速前進させて原稿204の画像を読み取る。
【0008】従来の原稿サイズ検知手段を有する画像読
取装置は、図13に示した4個のサイズ検知センサ30
−1〜30−4の検知状態を検知しつつ、シェーディン
グ補正処理を行えばよい。つまり、CCD原稿サイズ検
知手段を有する画像読取装置は、他の従来機種に比べる
と、ファーストコピータイムについては図12のホーム
ポジションから図15の原稿サイズ検知ポジションに移
動し、再度図12のホームポジションに戻る時間が余計
にかかっていることになる。
【0009】以上説明した動作によって読み取られたラ
インイメージは、不図示のイメージプロセッサ回路に入
力し、画像データをプリンタやホストコンピュータに送
出し、読み取った画像を再生する。また、画像データの
送出以前に原稿サイズ情報を送出し、例えばプリンタに
データを送出する場合は、原稿サイズと変倍率に最適な
用紙が選択され、読み取った画像の複写が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては下記のような問題があった。即ち、
先に述べたように、CCD原稿サイズ検知手段を有する
画像読取装置は、他の従来機種に比べると、ファースト
コピータイムについては図12のホームポジションから
図15の原稿サイズ検知ポジションに移動し、再度図1
2のホームポジションに戻る時間が余計にかかっている
ことになる。
【0011】上記特開平5−207239号公報中の実
施例においても、ホームポジションの位置については、
「走査装置におけるホームポジションの位置を、原稿の
先端部から数mmないし十数mmの範囲に設定してお
く」と記載があり、更に、原稿サイズ検知のタイミング
は、「画像読取装置のスタートボタンを押すと、直ちに
走査装置による原稿の幅の検知を行ってから…」という
記載にとどまっており、ファーストコピータイムが図1
3に示した従来の原稿サイズ検知方法を採る装置よりも
長くなる構成になっている。
【0012】これを解決するためには、図15の部材配
置をホームポジションとし、オペレータによってコピー
スタートボタンが押された瞬間、原稿のサイズ検知を実
施した後、図12のシェーディング補正ポジションに移
動するようにすれば、ファーストコピータイムに影響を
与えないようにすることができる。
【0013】しかしながら、原稿圧板の代わりに原稿サ
イズ検知機能を有するオートドキュメントフィーダが搭
載されたモデルの場合、画像読取装置本体で原稿サイズ
検知を実施する必要がなく、オートドキュメントフィー
ダを用いた原稿読み取りの場合は、図15の部材配置を
ホームポジションとすると、オペレータによってコピー
スタートボタンが押された後、図12の位置に部材を移
動させてシェーディング補正を実施しなくてはならない
ため、この移動時間がファーストコピータイムに加算さ
れるという不具合が生じる。
【0014】以下、オートドキュメントフィーダを用い
た原稿読み取りについて説明する。画像読取装置には、
近年オートドキュメントフィーダ(ADF)が標準で装
着されることも珍しくなくなってきた。ADFは、大量
の原稿を自動的に連続交換する機能を有しており、原稿
を1枚1枚取り替える手間を省くことができ、複写時間
を短縮することができる。
【0015】ADFを用いた読み取り動作について便宜
上、後述の本発明の実施形態で用いる図4〜図7を参照
しながら説明する。ADF70が装着された画像読取装
置において、読取部200がホームポジションに位置し
ているとき、各部材は図4の配置になる。しかしなが
ら、原稿はADF70に載置されるので、原稿サイズ検
知はADF側で行われる。ADF70を上から見た部材
構成を図5に示す。ADF70には原稿ガイド81が設
けてあり、矢印方向に可動自在であり、ガイド位置によ
って原稿の幅方向の長さを検知する。また、反射型セン
サ82も配置してあり、反射型センサ82に原稿がかぶ
さっているかどうかを併せて検知して、原稿のサイズを
判定する。また、反射型センサ83によってADF70
に原稿が載置されているかどうかの検出も実施する。
【0016】従って、読み取り動作が開始すると、画像
読取装置は、図4の位置で原稿サイズ検知をすることな
く、図6の部材配置に部材配置を変え、シェーディング
補正を実行する。シェーディング補正処理が終了する
と、図7の部材配置になるよう各部材を移動し、読取部
200の位置を固定する。この位置は図16で説明した
スタートポジションと同じ位置にあたる。スタートポジ
ションにはウインドウ212が設けてある。ADF読み
取りの場合は、複数枚数の原稿は給紙トレイ71に載置
される。読み取りが開始されると、原稿は1枚ずつ給紙
ローラ72及び73によって給紙され、矢印方向に回転
する搬送ローラ75によってガイド74、77、76と
搬送ローラ75のスリットを通り、排紙トレイ78に排
出される。搬送ローラ75の回転スピードは、読み取り
倍率によって決定する。搬送ローラ75によって搬送さ
れる原稿は、ウインドウ212より読取部200によっ
て画像が読み取られる。
【0017】上述したように、従来のADF搭載画像読
取装置では、オペレータによってコピースタートボタン
が押された後、図6の位置に部材を移動させてシェーデ
ィング補正を実施しなくてはならないため、この移動時
間がファーストコピータイムに加算されるという不具合
があった。
【0018】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、ADFを用いた読み取りの場合も、原稿台ガラ
ス上に原稿が載置された読み取りの場合でも、オペレー
タがコピースタートボタンを押下するまでに、載置され
た原稿サイズを検知し、速やかにシェーディング補正を
実施できるポジションに部材を配することで、ファース
トコピータイムを短縮可能とした画像読取装置、複写装
置、画像読取制御方法及び記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、原稿を原稿台上に押さえる
原稿圧板と、該原稿圧板で押えられた原稿上の画像を読
み取る読取手段と、前記原稿圧板の開閉動作を検知する
開閉検知手段と、該開閉検知手段により前記原稿圧板の
閉動作が検知された場合に前記読取手段を原稿サイズ検
知位置に配して原稿サイズ検知を実行し、その後前記読
取手段をシェーディング補正位置に配する制御を行う制
御手段とを有することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、画像読取装置本体に対し開閉可能に装着され原
稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給紙される
原稿上の画像を読み取る読取手段と、前記給紙機構に原
稿が装填されているかどうかを検知する装填検知手段
と、該装填検知手段により前記給紙機構に原稿が装填さ
れていることが検知された場合に前記読取手段をシェー
ディング補正位置に配する制御を行う制御手段を有する
ことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記制御手段は、シェーディング補正を伴った
所望の画像エリアを読み取る制御を行うことを特徴とす
る。
【0022】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記給紙機構に装填された原稿のサイズを検知
する原稿サイズ検知手段を有することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、原稿を原稿台上に押さえる原稿圧板と、該原稿
圧板で押えられた原稿上の画像を読み取る読取手段とを
有し、前記読取手段により読み取られた画像を記録媒体
上に形成する複写装置であって、前記原稿圧板の開閉動
作を検知する開閉検知手段と、該開閉検知手段により前
記原稿圧板の閉動作が検知された場合に前記読取手段を
原稿サイズ検知位置に配して原稿サイズ検知を実行し、
その後前記読取手段をシェーディング補正位置に配する
制御を行う制御手段とを有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、画像読取装置本体に対し開閉可能に装着され原
稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給紙される
原稿上の画像を読み取る読取手段とを有し、前記読取手
段により読み取られた画像を記録媒体上に形成する複写
装置であって、前記給紙機構に原稿が装填されているか
どうかを検知する装填検知手段と、該装填検知手段によ
り前記給紙機構に原稿が装填されていることが検知され
た場合に前記読取手段をシェーディング補正位置に配す
る制御を行う制御手段を有することを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記制御手段は、シェーディング補正を伴った
所望の画像エリアを読み取る制御を行うことを特徴とす
る。
【0026】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記給紙機構に装填された原稿のサイズを検知
する原稿サイズ検知手段を有することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、原稿を原稿台上に押さえる原稿圧板と、該原稿
圧板で押えられた原稿上の画像を読み取る読取手段とを
有する画像読取装置に適用される画像読取制御方法であ
って、前記原稿圧板の開閉動作を検知する開閉検知工程
と、該開閉検知工程により前記原稿圧板の閉動作が検知
された場合に前記読取手段を原稿サイズ検知位置に配し
て原稿サイズ検知を実行し、その後前記読取手段をシェ
ーディング補正位置に配する制御を行う制御工程とを有
することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、画像読取装置本体に対し開閉可能に装着され
原稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給紙され
る原稿上の画像を読み取る読取手段とを有する画像読取
装置に適用される画像読取制御方法であって、前記給紙
機構に原稿が装填されているかどうかを検知する装填検
知工程と、該装填検知工程により前記給紙機構に原稿が
装填されていることが検知された場合に前記読取手段を
シェーディング補正位置に配する制御を行う制御工程と
を有することを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、前記制御工程では、シェーディング補正を伴
った所望の画像エリアを読み取る制御を行うことを特徴
とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記給紙機構に装填された原稿のサイズを検
知する原稿サイズ検知工程を有することを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、原稿を原稿台上に押さえる原稿圧板と、該原
稿圧板で押えられた原稿上の画像を読み取る読取手段と
を有する画像読取装置に適用される画像読取制御方法を
実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
出し可能な記憶媒体であって、前記画像読取制御方法
は、前記原稿圧板の開閉動作を検知するように制御する
開閉検知ステップと、該開閉検知ステップにより前記原
稿圧板の閉動作が検知された場合に前記読取手段を原稿
サイズ検知位置に配して原稿サイズ検知を実行し、その
後前記読取手段をシェーディング補正位置に配するよう
に制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、画像読取装置本体に対し開閉可能に装着され
原稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給紙され
る原稿上の画像を読み取る読取手段とを有する画像読取
装置に適用される画像読取制御方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体と、前記画像読取制御方法は、前記給紙機構に原稿が
装填されているかどうかを検知するように制御する装填
検知ステップと、該装填検知ステップにより前記給紙機
構に原稿が装填されていることが検知された場合に前記
読取手段をシェーディング補正位置に配するように制御
する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記制御ステップでは、シェーディング補正
を伴った所望の画像エリアを読み取るように制御するこ
とを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記給紙機構に装填された原稿のサイズを検
知するように制御する原稿サイズ検知ステップを有する
ことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0036】図4は本発明の実施の形態に係るADFを
搭載した画像読取装置の構成を示すと共に原稿サイズ検
知位置を示す構成図である。本発明の実施の形態に係る
画像読取装置は、複写機に適用されるものであり、給紙
トレイ71、給紙ローラ72、73、ガイド74、7
6、77、搬送ローラ75、排紙トレイ78、原稿ガイ
ド81、反射型センサ82、83(図5参照)を有する
ADF70、原稿照明ランプ201、第1ミラー205
を有する読取部200、原稿台ガラス203、第2ミラ
ー206、第3ミラー207、レンズ208、CCD2
09、シェーディング補正板211、ウインドウ21
2、コピースタートボタン(図示略)等を有する操作部
を備えている。
【0037】上記構成を詳述すると、ADF70は、読
み取り対象の大量の原稿を自動的に連続交換する機能を
有するものであり、画像読取装置本体に対し開閉可能に
装着されている。給紙トレイ71上には、複数枚の原稿
が載置可能である。給紙ローラ72、73は、給紙トレ
イ71上の原稿を1枚ずつ給紙する。搬送ローラ75
は、給紙ローラ72、73により給紙された原稿を搬送
する。ガイド74、77、76は、搬送ローラ75によ
り搬送される原稿を案内する。排紙トレイ78上には、
原稿が排出される。原稿台ガラス203は、排紙トレイ
78の下方に配置されており、原稿が載置される。シェ
ーディング補正板211は、排紙トレイ78の下方に配
置されており、シェーディング補正に用いる。ウインド
ウ212は、搬送ローラ75の下方に配置されており、
搬送ローラ75により搬送される原稿はウインドウ21
2を介して読取部200で読み取られる。
【0038】読取部200は、画像読取装置本体の内部
に配置されており、読取部200の原稿照明ランプ20
1は、原稿に光を照射し、読取部200の第1ミラー2
05は、原稿からの反射光を反射させる。第2ミラー2
06は、第1ミラー205からの反射光を反射させ、第
3ミラー207は、第2ミラー206からの反射光を反
射させる。この場合、ランプ201及び第1ミラー20
5、第2ミラー206及び第3ミラー207は、駆動系
(図示略)により図中左右方向へ移動可能に構成されて
いる。レンズ208は、第3ミラー207からの反射光
を透過し、CCD209上に結像させる。CCD209
は、光を電気信号に変換する光電変換素子である。
【0039】上記構成を有するADF70を搭載した画
像読取装置は、図4に示す部材配置状態を第1のホーム
ポジションとする。そして、原稿が原稿台ガラス203
上に置かれた後、オペレータによってADF70が閉じ
られようとした瞬間、図4に示す部材配置のまま、原稿
サイズ検知が実施される。
【0040】画像読取装置100には、図8に示すよう
に圧板開閉検知センサ101が設けてあり、ADF70
が閉じられ、ADF70と画像読取装置本体とのなす角
度が例えば30度になったとき、図9に示すように画像
読取装置本体に設けられているバー102がADF70
に押し下げられ、バー102の切り欠き部103が圧板
開閉検知センサ101よりセンスされることによりAD
F70の閉じ状態が検知される。
【0041】画像読取装置の圧板開閉検知センサ101
の検知信号は不図示のCPU(図1の制御手段5に相
当)の割り込み端子に入力し、画像読取装置はすぐさま
先に述べた方法で、原稿台ガラス203上に置かれた原
稿のサイズを検知する。検知が終了次第、画像読取装置
は部材配置を図6に示す配置とする。この後、オペレー
タからの画像読取装置のコピースタートボタン押下を待
ち、コピースタートボタンが押下されたタイミングで、
部材配置を図6のままでシェーディング補正を実施す
る。シェーディング補正処理が終了したら図7に示す部
材配置とし、即ち、読取部200をスタートポジション
に配置して、図7の右方向に読取部200を移動させ、
原稿画像を読み取る。
【0042】次に、画像読取装置に装着されたADF7
0の給紙トレイ71に原稿が置かれた場合における画像
読取装置の読み取りシーケンスについて説明する。オペ
レータによって給紙トレイ71に原稿が置かれた場合、
原稿が給紙トレイ71に置かれたことが図5に示す反射
型センサ83によって検知される。尚、図5で、反射型
センサ82に原稿がかぶさっているか否か及びユーザに
よるガイド81の幅設定の検出に基づき原稿のサイズを
検知する。検知状態は画像読取装置に通知され、画像読
取装置は図4に示す部材配置を図6に示す部材配置に変
更し、読取部200をシェーディング補正板211の真
下に移動させる。
【0043】この後、オペレータからの画像読取装置の
コピースタートボタン押下を待ち、コピースタートボタ
ンが押下されたタイミングで、図6に示す部材配置のま
ま、シェーディング補正が実行される。シェーディング
補正処理が終了した後、図7に示す部材配置とし、AD
F70によって給紙された原稿の読み取りが開始され
る。
【0044】図1は本発明の実施の形態に係る画像読取
装置における特許請求の範囲に対応させた構成を示す機
能ブロック図である。本発明の実施の形態に係る画像読
取装置は、読取手段1(読取部200)、光電変換手段
2(CCD209)、開閉検知手段3(圧板開閉検知セ
ンサ101)、原稿サイズ検知手段4(反射型センサ8
2)、制御手段5(CPU)を備えている。尚、図1に
示す構成は必須の構成要素を示したものであり、読取手
段1を移動させる駆動系やシェーディング補正処理等を
行う画像処理系の図示は省略するものとする。
【0045】読取手段1は、原稿に光を照射し光学像を
光電変換手段2に導光する。光電変換手段2は、導光さ
れた光学像を電気信号に変換する光電変換を行う。開閉
検知手段3は、画像読取装置に搭載されたADF70
(原稿圧板を装備した画像読取装置の場合は原稿圧板)
の開閉を検知する。原稿サイズ検知手段4は、原稿のサ
イズを検知する。
【0046】制御手段5は、ADF70(または原稿圧
板)が開いていることが検知された場合は読取部200
を原稿サイズ検知位置に配し、ADF70(または原稿
圧板)が閉じられかけたことが検知された場合は読取部
200をシェーディング補正位置に配する制御、シェー
ディング補正を伴った所望の画像エリアの読み取りを行
う制御、光電変換手段2により原稿サイズを検知する制
御を実行する。また、制御手段5は、後述する図2及び
図3のフローチャートに示される処理(処理アルゴリズ
ム)を実行する。
【0047】図11は本発明の実施の形態に係るプログ
ラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概
念例を示す説明図である。プログラム及び関連データ
は、フロッピディスクやCD−ROM等の記憶媒体11
01を装置1102に装備された記憶媒体ドライブ挿入
口1103に挿入することで供給される。その後、プロ
グラム及び関連データを記憶媒体1101から一旦ハー
ドディスクにインストールしハードディスクからRAM
にロードするか、或いはハードディスクにインストール
せずに直接RAMにロードすることで、プログラム及び
関連データを実行することが可能となる。
【0048】この場合、本発明の実施の形態に係る画像
読取装置においてプログラムを実行する場合は、例えば
上記図11に示したような手順で画像読取装置にプログ
ラム及び関連データを供給するか、或いは画像読取装置
に予めプログラム及び関連データを格納しておくこと
で、プログラム実行が可能となる。
【0049】図10は本発明の実施の形態に係るプログ
ラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構
成例を示す説明図である。記憶媒体は、例えばボリュー
ム情報1001、ディレクトリ情報1002、プログラ
ム実行ファイル1003、プログラム関連データファイ
ル1004等の記憶内容で構成される。プログラムは、
後述の図2及び図3のフローチャートに基づきプログラ
ムコード化されたものである。
【0050】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係る画像読取装置の動作を図2及び図3のフロ
ーチャートを参照しながら詳細に説明する。尚、図中、
同一処理ルーチンには同一のステップ番号を付してい
る。
【0051】先ず、原稿が画像読取装置に装着されたA
DF70に置かれた場合の読み取り動作について説明す
る。ステップS1:画像読取装置の電源が投入された
ら、原稿サイズ検知位置に読取部200を移動させ、イ
ニシャライズを行う(ここまでは原稿がADF70に置
かれていなくても共通の動作となる)。ステップS2:
ADF70に原稿が置かれているかどうかを検出し、A
DF70に原稿が置かれていることをチェックする(矢
印YESの方向に進む)。ステップS9:ADF70側
で原稿サイズ検知を実行する。ステップS5:シェーデ
ィング補正位置に読取部200を移動させる。
【0052】ステップS3:オペレータによりコピース
タートボタン等の読み取り開始コマンドが入力されるの
を待つ(コマンド入力されない場合はNOに進みコマン
ド入力を継続して待ち、コマンド入力されたらYESに
進む)。ステップS6:シェーディング補正処理を実行
する。ステップS7:スタートポジションに読取部20
0を移動させる。ステップS10:ADF読み取りを開
始する(読取部200はスタートポジションに固定)。
以上が、ADF70に原稿が置かれた場合の読み取りシ
ーケンスである。
【0053】原稿台ガラス203上の原稿を読み取る場
合は、上記ステップS2でNOに進む。この場合は、図
3のステップS11のシーケンスに進む。以降ステップ
S11のシーケンスから説明する。ステップS11:A
DF70の開閉状態を圧板開閉検知センサ101により
検知する。ADF70が閉じられたら、YESに進む。
ステップS4:画像読取装置側で原稿サイズを検知す
る。ステップS5:シェーディング補正位置に読取部2
00を移動させる。
【0054】ステップS3:オペレータによりコピース
タートボタン等の読み取り開始コマンドが入力されるの
を待つ(コマンド入力されない場合はNOに進みコマン
ド入力を継続して待ち、コマンド入力されたらYESに
進む)。ステップS6:シェーディング補正処理を実行
する。ステップS7:スタートポジションに読取部20
0を移動させる。ステップS8:読取部200を移動さ
せ、原稿読み取りを実行する。以上が、原稿台ガラス2
03上に原稿が載置された場合の読み取りシーケンスで
ある。
【0055】ADF読み取りの場合は、原稿がADF7
0に載置された瞬間に原稿サイズの検知が行われるの
で、オペレータが原稿を載置してからコピースタートボ
タンを押下するまでの時間で、充分に原稿サイズ検知と
光学系のシェーディング補正位置移動を終了させること
ができる。
【0056】また、原稿台ガラス203上の原稿を読み
取る場合も、オペレータがADF70を閉じる途中でA
DF70が画像読取装置と30度の角度をなしてから、
完全にADF70が閉じられ、コピースタートボタンを
押下するまでの時間で、充分に原稿サイズ検知と光学系
のシェーディング補正位置移動を終了させることができ
る。
【0057】即ち、ADF読み取りの場合と原稿台ガラ
ス203上の原稿を読み取る場合の何れの場合でも、オ
ペレータがコピースタートボタンを押下するまでに、載
置された原稿サイズを検知し、速やかにシェーディング
補正を実施できるポジションに部材を配しているので、
ファーストコピータイムを最短にすることができる。
【0058】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る画像読取装置によれば、原稿に光を照射し原稿か
らの反射光を導光する読取部200と、読取部200で
導光された反射光に基づき光電変換を行うCCD209
と、ADF70(または原稿圧板)の開閉を検知する圧
板開閉検知センサ101とを備え、圧板開閉検知センサ
101によりADF70(または原稿圧板)が開いてい
ることが検知された場合は読取部200を原稿サイズ検
知位置に配し、圧板開閉検知センサ101によりADF
70(または原稿圧板)が閉じられかけたことが検知さ
れた場合は読取部200をシェーディング補正位置に配
する制御を行うため、下記のような作用及び効果を奏す
る。
【0059】ホームポジションを原稿サイズ検知位置と
し、ADF70(または原稿圧板)が閉じられかけたこ
とを検知する圧板開閉検知センサ101を設け、この圧
板開閉検知センサ101によって、ADF70(または
原稿圧板)が閉じられかけたことを検知された瞬間に原
稿台ガラス203上に載置された原稿のサイズを検知
し、検知が終了した後、部材をシェーディング補正ポジ
ションに移動するようにしたので、ADF70によって
原稿を自動給紙し原稿を読み取る場合でも、原稿圧板で
押さえられた原稿台ガラス203上の原稿を読み取る場
合でも、読み取り時間に無駄な処理時間を加えることが
ない。
【0060】即ち、本発明の実施の形態においては、A
DF70を用いた読み取りの場合も、原稿台ガラス20
3上に原稿が載置され原稿圧板で押さえられた読み取り
の場合でも、オペレータがコピースタートボタンを押下
するまでに、載置された原稿サイズを検知し、速やかに
シェーディング補正を実施できるポジションに読取部2
00を配する制御を行うので、ファーストコピータイム
を短縮することができるという効果を奏する。
【0061】[他の実施の形態] (1)上述した本発明の実施の形態においては、ADF
により原稿を自動給紙し原稿読み取りを行う画像読取装
置の場合を例に上げたが、本発明はADF搭載画像読取
装置に限定されるものではなく、原稿圧板により原稿台
上の原稿を押さえ原稿読み取りを行う画像読取装置に適
用することも可能である。
【0062】(2)また、上述した本発明の実施の形態
においては、ADF70と画像読取装置本体とのなす角
度が30度になったときADF70の閉じ状態を検知す
るように構成したが、本発明は上記角度に限定されるも
のではなく、ADF70と画像読取装置本体とのなす角
度が上記30度以外の所定角度になったときADF70
の閉じ状態を検知するように構成することも可能であ
る。
【0063】(3)また、上述した本発明の実施の形態
においては、複写装置に装備される画像読取装置の場合
を例に上げたが、本発明は画像読取装置のみに限定され
るものではなく、本発明の画像読取装置を装備した複写
装置に適用することも可能である。
【0064】(4)また、上述した本発明の実施の形態
においては、画像読取装置単体(複写装置単体)の場合
を例に上げたが、本発明は画像読取装置単体(複写装置
単体)に限定されるものではなく、本発明の画像読取装
置(画像読取装置を装備した複写装置)と、読取画像デ
ータを印刷する印刷装置(プリンタ)や読取画像データ
を処理する情報処理装置(コンピュータ)等とを接続し
たシステムに適用することも可能である。
【0065】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。
【0066】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはダ
ウンロードなどを用いることができる。
【0067】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0068】更に、記憶媒体等の媒体から読出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4記載
の画像読取装置によれば、開閉検知手段により原稿圧板
(または給紙機構)の閉動作が検知された場合に読取手
段を原稿サイズ検知位置に配して原稿サイズ検知を実行
し、その後読取手段をシェーディング補正位置に配する
制御を行うように構成しているため、オペレータが画像
読取装置に画像読み取り開始を指示するまでに、載置さ
れた原稿サイズを検知し、速やかにシェーディング補正
を実施できるポジションに読取手段を配する制御を行う
ので、画像読み取りに関する時間を短縮することができ
るという効果を奏する。
【0070】また、請求項5〜8記載の複写装置によれ
ば、複写装置に画像読取装置を搭載することで、上記と
同様に、オペレータが複写装置のコピースタートボタン
を押下するまでに、載置された原稿サイズを検知し、速
やかにシェーディング補正を実施できるポジションに読
取手段を配する制御を行うので、複写装置におけるファ
ーストコピータイムを短縮することができるという効果
を奏する。
【0071】また、請求項9〜12記載の画像読取制御
方法によれば、画像読取制御方法を画像読取装置で実行
することで、上記と同様に、ファーストコピータイムを
短縮することができるという効果を奏する。
【0072】また、請求項13〜16記載の記憶媒体に
よれば、記憶媒体から画像読取制御方法を読み出して画
像読取装置で実行することで、上記と同様に、ファース
トコピータイムを短縮することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置におけ
る特許請求の範囲に対応させた構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の処理
アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の処理
アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るADFを搭載した画
像読取装置の構成を示すと共に原稿サイズ検知位置を示
す構成図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像読取装置のAD
Fを上面から見た場合の構成を示す上面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るADFを搭載した画
像読取装置の構成を示すと共にシェーディング補正位置
を示す構成図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るADFを搭載した画
像読取装置の構成を示すと共に読み取り位置を示す構成
図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の圧板
開閉検知センサの構成を示す構成図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の圧板
開閉検知センサの構成を示す構成図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るプログラム及び関
連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す
説明図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るプログラム及び関
連データが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す
説明図である。
【図12】ADFを搭載しない画像読取装置の構成を示
すと共にシェーディング補正位置を示す構成図である。
【図13】画像読取装置の原稿サイズ検知センサの配置
を示す構成図である。
【図14】画像読取装置の原稿サイズ検知センサの検知
状態に対する判定された原稿サイズを示す説明図であ
る。
【図15】ADFを搭載しない画像読取装置の構成を示
すと共に原稿サイズ検知位置を示す構成図である。
【図16】ADFを搭載しない画像読取装置の構成を示
すと共にスタートポジションを示す構成図である。
【符号の説明】
1 読取手段 2 光電変換手段 3 開閉検知手段 4 原稿サイズ検知手段 5 制御手段 70 ADF 82、83 反射型センサ 101 圧板開閉検知センサ 200 読取部 203 原稿台 209 CCD 210 原稿圧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 430 G06T 1/00 430J H04N 1/19 H04N 1/04 103E (72)発明者 石戸 勝宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松井 規明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 青山 武史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柏原 昭弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松岡 伸夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 本保 綱男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H076 BA07 BA24 BA35 BA36 BA62 BB02 BB04 2H108 AA01 AA05 AA19 CB01 FA01 FA21 5B047 AA01 BA01 BA02 BA08 CA12 CB12 5C072 AA01 BA03 BA08 FB12 LA07 LA18 MB04 RA01 RA20 UA02 UA11 XA01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を原稿台上に押さえる原稿圧板と、
    該原稿圧板で押えられた原稿上の画像を読み取る読取手
    段と、前記原稿圧板の開閉動作を検知する開閉検知手段
    と、該開閉検知手段により前記原稿圧板の閉動作が検知
    された場合に前記読取手段を原稿サイズ検知位置に配し
    て原稿サイズ検知を実行し、その後前記読取手段をシェ
    ーディング補正位置に配する制御を行う制御手段とを有
    することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 画像読取装置本体に対し開閉可能に装着
    され原稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給紙
    される原稿上の画像を読み取る読取手段と、前記給紙機
    構に原稿が装填されているかどうかを検知する装填検知
    手段と、該装填検知手段により前記給紙機構に原稿が装
    填されていることが検知された場合に前記読取手段をシ
    ェーディング補正位置に配する制御を行う制御手段を有
    することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、シェーディング補正を
    伴った所望の画像エリアを読み取る制御を行うことを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記給紙機構に装填された原稿のサイズ
    を検知する原稿サイズ検知手段を有することを特徴とす
    る請求項2記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿を原稿台上に押さえる原稿圧板と、
    該原稿圧板で押えられた原稿上の画像を読み取る読取手
    段とを有し、前記読取手段により読み取られた画像を記
    録媒体上に形成する複写装置であって、 前記原稿圧板の開閉動作を検知する開閉検知手段と、該
    開閉検知手段により前記原稿圧板の閉動作が検知された
    場合に前記読取手段を原稿サイズ検知位置に配して原稿
    サイズ検知を実行し、その後前記読取手段をシェーディ
    ング補正位置に配する制御を行う制御手段とを有するこ
    とを特徴とする複写装置。
  6. 【請求項6】 画像読取装置本体に対し開閉可能に装着
    され原稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給紙
    される原稿上の画像を読み取る読取手段とを有し、前記
    読取手段により読み取られた画像を記録媒体上に形成す
    る複写装置であって、 前記給紙機構に原稿が装填されているかどうかを検知す
    る装填検知手段と、該装填検知手段により前記給紙機構
    に原稿が装填されていることが検知された場合に前記読
    取手段をシェーディング補正位置に配する制御を行う制
    御手段を有することを特徴とする複写装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、シェーディング補正を
    伴った所望の画像エリアを読み取る制御を行うことを特
    徴とする請求項5又は6記載の複写装置。
  8. 【請求項8】 前記給紙機構に装填された原稿のサイズ
    を検知する原稿サイズ検知手段を有することを特徴とす
    る請求項6記載の複写装置。
  9. 【請求項9】 原稿を原稿台上に押さえる原稿圧板と、
    該原稿圧板で押えられた原稿上の画像を読み取る読取手
    段とを有する画像読取装置に適用される画像読取制御方
    法であって、 前記原稿圧板の開閉動作を検知する開閉検知工程と、該
    開閉検知工程により前記原稿圧板の閉動作が検知された
    場合に前記読取手段を原稿サイズ検知位置に配して原稿
    サイズ検知を実行し、その後前記読取手段をシェーディ
    ング補正位置に配する制御を行う制御工程とを有するこ
    とを特徴とする画像読取制御方法。
  10. 【請求項10】 画像読取装置本体に対し開閉可能に装
    着され原稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給
    紙される原稿上の画像を読み取る読取手段とを有する画
    像読取装置に適用される画像読取制御方法であって、 前記給紙機構に原稿が装填されているかどうかを検知す
    る装填検知工程と、該装填検知工程により前記給紙機構
    に原稿が装填されていることが検知された場合に前記読
    取手段をシェーディング補正位置に配する制御を行う制
    御工程とを有することを特徴とする画像読取制御方法。
  11. 【請求項11】 前記制御工程では、シェーディング補
    正を伴った所望の画像エリアを読み取る制御を行うこと
    を特徴とする請求項9又は10記載の画像読取制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記給紙機構に装填された原稿のサイ
    ズを検知する原稿サイズ検知工程を有することを特徴と
    する請求項10記載の画像読取制御方法。
  13. 【請求項13】 原稿を原稿台上に押さえる原稿圧板
    と、該原稿圧板で押えられた原稿上の画像を読み取る読
    取手段とを有する画像読取装置に適用される画像読取制
    御方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータに
    より読み出し可能な記憶媒体であって、 前記画像読取制御方法は、前記原稿圧板の開閉動作を検
    知するように制御する開閉検知ステップと、該開閉検知
    ステップにより前記原稿圧板の閉動作が検知された場合
    に前記読取手段を原稿サイズ検知位置に配して原稿サイ
    ズ検知を実行し、その後前記読取手段をシェーディング
    補正位置に配するように制御する制御ステップとを有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 画像読取装置本体に対し開閉可能に装
    着され原稿を自動給紙する給紙機構と、該給紙機構で給
    紙される原稿上の画像を読み取る読取手段とを有する画
    像読取装置に適用される画像読取制御方法を実行するプ
    ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
    記憶媒体と、 前記画像読取制御方法は、前記給紙機構に原稿が装填さ
    れているかどうかを検知するように制御する装填検知ス
    テップと、該装填検知ステップにより前記給紙機構に原
    稿が装填されていることが検知された場合に前記読取手
    段をシェーディング補正位置に配するように制御する制
    御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記制御ステップでは、シェーディン
    グ補正を伴った所望の画像エリアを読み取るように制御
    することを特徴とする請求項13又は14記載の記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 前記給紙機構に装填された原稿のサイ
    ズを検知するように制御する原稿サイズ検知ステップを
    有することを特徴とする請求項14記載の記憶媒体。
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