JP2001313782A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001313782A
JP2001313782A JP2000129795A JP2000129795A JP2001313782A JP 2001313782 A JP2001313782 A JP 2001313782A JP 2000129795 A JP2000129795 A JP 2000129795A JP 2000129795 A JP2000129795 A JP 2000129795A JP 2001313782 A JP2001313782 A JP 2001313782A
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JP2000129795A
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Hirotoshi Tagawa
博敏 多川
Hiroyuki Deguchi
裕行 出口
Mitsusachi Miyamoto
光幸 宮本
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Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿に対する光源の相対移動速度が増大する
原稿搬送モードにおける光量不足を解消する。 【解決手段】 モード設定部は、第2原稿検出部により
原稿が検出されると原稿搬送モードに設定する。このと
き、読取制御部は、プリントキーが操作されると、光源
移動部により光源ユニット23および反射鏡ユニット2
6を所定位置まで移動させ、各点灯回路により主光源2
1および補助光源41を点灯し、搬送駆動部を動作させ
て搬送ローラ13〜15を回転させ、原稿10を第2原
稿ガラス5上の搬送ローラ14に対向する読取位置を通
過させる。主光源21および補助光源41は読取位置を
通過する原稿10に光を照射し、撮像部は原稿10から
の反射光を撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ装置などに用いられる原稿画像を読み取るための画
像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やファクシミリ装置など
では、複写や送信を行う原稿の画像を読み取る画像読取
装置を備えている。この画像読取装置は、光源からの光
を原稿に照射し、その反射光の像を例えばCCDからな
る撮像部により撮像するように構成されている。
【0003】従来の画像読取装置では、読取可能な原稿
の幅方向(主走査方向)の最大寸法がカバー可能な寸法
の長尺の光源を備え、原稿ガラス上に原稿が静止した状
態で当該光源を主走査方向に直交する副走査方向に移動
させ、副走査方向に所定の微小間隔で、原稿からの反射
光を主走査方向に順次または同時に撮像するような構成
が採用されていた。
【0004】これに対して、最近の画像読取装置では、
シート状の原稿が複数枚ある場合に上記光源を原稿ガラ
ス上に設けられた所定の読取位置近傍で静止させてお
き、その読取位置を通過するように原稿を上記副走査方
向に搬送しつつ、所定の微小間隔で原稿からの反射光を
上記主走査方向に順次または同時に撮像するような構成
を備えたものが実用化されている。このような画像読取
装置では、原稿が例えばブック型の場合には、光源を移
動させる光源移動モードで原稿画像を読み取り、原稿が
シート状の場合には、原稿を搬送する原稿搬送モードで
原稿画像を読み取るように構成されている。
【0005】この画像読取装置によれば、原稿搬送モー
ドでは比較的重量の大きい光源は静止した状態で軽量の
シート状原稿を搬送しているので、光源移動モードに比
べて上記副走査方向における原稿に対する光源の相対移
動速度を増大することができるため、原稿画像の読取速
度を向上することができる。その結果、画像読取装置の
占有時間が短縮することにより、複写機やファクシミリ
装置の使い勝手を向上することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、原稿に対す
る光源の相対移動速度が増大すると、原稿に照射される
単位面積当たりの光量が低下するため、撮像部における
受光光量が低下して原稿画像の読取が適正に行えなくな
る虞がある。特に、カラー原稿を読み取るカラー画像読
取装置の場合には、光量不足が画質の劣化に大きく影響
する。従って、これを回避するためには光源の発光輝度
を増大する必要がある。
【0007】しかし、光源の発光輝度を増大すると、光
源移動モードでは光量が適正光量より過大になる虞があ
る。そこで、光源移動モードと原稿搬送モードとで光源
の発光輝度を切替可能にすると、光源の点灯回路などの
構成が複雑化するため、装置のコスト上昇を招いてしま
う。また、光源の発光輝度が増大すると発熱量も増大す
ることになるが、原稿搬送モードでは光源が静止してい
るため、これによる光源近傍の温度上昇が問題になる虞
がある。
【0008】本発明は、上記問題を解決するもので、光
源移動モードと原稿搬送モードとを備えた画像読取装置
において、原稿に対する光源の相対移動速度が増大する
原稿搬送モードにおける光量不足を解消することができ
る画像読取装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、装置
本体上に固定された原稿ガラスと、上記原稿ガラスに対
して移動可能に配設され、主光源を有する光源ユニット
と、上記原稿ガラスに対して上記光源ユニットを移動さ
せる光源移動手段と、上記原稿ガラス上の所定の読取位
置に原稿を搬送する原稿搬送手段と、原稿読取モードと
して、上記原稿ガラス上で原稿が静止した状態で上記光
源ユニットを移動させつつ原稿画像を読み取る光源移動
モードと上記読取位置近傍に上記光源ユニットが静止し
た状態で原稿を上記読取位置に搬送しつつ原稿画像を読
み取る原稿搬送モードとのいずれか一方を設定するモー
ド設定手段と、光が照射される原稿からの反射光を撮像
する撮像手段と、上記主光源を点灯して上記モード設定
手段により設定されたモードで上記撮像手段による撮像
を行う読取制御手段と、上記装置本体の上記読取位置近
傍に配設された補助光源と、上記原稿搬送モードのとき
に上記補助光源を点灯させる点灯制御手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0010】この構成によれば、原稿読取モードとして
光源移動モードが設定されたときは、原稿ガラス上で原
稿が静止した状態で光源ユニットが移動し、主光源から
の光が原稿により反射されて、この反射光が撮像手段に
より撮像される。
【0011】一方、原稿読取モードとして原稿搬送モー
ドが設定されたときは、原稿ガラス上の所定の読取位置
近傍に光源ユニットが静止した状態で、原稿がこの所定
の読取位置に搬送される。このとき、主光源とともに補
助光源が点灯し、主光源および補助光源からの光が原稿
により反射され、この反射光が撮像手段により撮像され
る。
【0012】従って、原稿搬送モードのときは、光源移
動モードのときに比べて原稿に照射される光量が増大す
るため、原稿に対する光源の相対移動速度が増大して
も、原稿の単位面積当たりの光量の低下が防止されるの
で、光量不足による画質の劣化が未然に防止されること
となる。
【0013】なお、本明細書では、「原稿ガラス」は、
ガラスに限られず、硬質合成樹脂などからなる透明体を
含むものとする。
【0014】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
画像読取装置において、原稿ガラス上の所定の補正位置
に配設されたシェーディング補正用の標準板と、上記撮
像手段により上記標準板の撮像を行ってシェーディング
補正を行う補正制御手段とを備え、上記補助光源は、上
記読取位置近傍と上記補正位置近傍との間で移動可能に
配設されており、上記補正制御手段は、上記シェーディ
ング補正を行うときに、上記光源ユニットおよび上記補
助光源の位置関係を保持した状態で両者を上記補正位置
近傍に移動させるものであることを特徴としている。
【0015】この構成によれば、シェーディング補正を
行うときに、光源ユニットおよび補助光源の位置関係を
保持した状態で、原稿ガラス上の所定の補正位置に配設
された標準板の近傍まで両者が移動することから、原稿
と標準板の光量が等しくなり、これによってシェーディ
ング補正が正確に行われることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る画像読取装置
が適用される複写機の一実施形態の要部を示す構成図で
ある。
【0017】この複写機1は、例えば直方体形状の複写
機本体2と、この複写機本体2上に配設された自動原稿
搬送部3とを備え、原稿のカラー画像を転写紙に複写す
ることができるカラー複写機である。
【0018】複写機本体2は、その上面に配設され、例
えばA3サイズの原稿が載置可能な長方形状の第1原稿
ガラス4と、この第1原稿ガラス4の左方に配設され、
紙面奥行き方向(主走査方向)の寸法が第1原稿ガラス
4と同一の第2原稿ガラス5と、第1、第2原稿ガラス
4,5の直ぐ下方に配設された画像読取部6(後述)
と、この画像読取部6の下方に配設された像形成部7と
を備えている。
【0019】自動原稿搬送部3は、複写機本体2の上面
の後端部(紙面奥側)に沿って設けられた回転軸(図示
省略)を中心に回転して前端部(紙面手前側)が昇降可
能に構成されており、原稿載置トレイ11、原稿排出部
12、原稿載置トレイ11に積層載置されたシート状の
原稿10(図3)を搬送し、第2原稿ガラス5上の所定
の読取位置を通過させて原稿排出部12に積層排出する
搬送ローラ13〜15(図3)、この搬送ローラ13〜
15を回転駆動するモータなどからなる搬送駆動部16
(図5)を備えている。
【0020】また、この自動原稿搬送部3は、第1原稿
ガラス4上に載置された原稿を押える原稿押えとしての
機能を有している。
【0021】そして、図1に示すように自動原稿搬送部
3により複写機本体2の上面が閉じられた状態で、第1
原稿ガラス4上に載置された原稿または第2原稿ガラス
5上に搬送された原稿のカラー画像が画像読取部6によ
り読み取られ、この読み取られたカラー画像が像形成部
7により転写紙に複写されるように構成されている。
【0022】次に、図1〜図3を用いて画像読取部6に
ついて説明する。図2は主光源の構成を示す斜視図、図
3は図1の部分拡大図である。なお、図3では、説明の
便宜上、自動原稿搬送部は搬送ローラのみを示してい
る。
【0023】図1において、画像読取部6は、主光源2
1および反射鏡22を備える光源ユニット23と、反射
鏡24,25を備える反射鏡ユニット26と、結像レン
ズ部27と、撮像部28と、補助光源部29と、光源ユ
ニット23および反射鏡ユニット26を連動して図中、
左右方向に移動させる光源移動部30(図5)とを備え
ている。
【0024】主光源21は、第1原稿ガラス4の主走査
方向(図1中、紙面奥行き方向)の寸法より多少長尺
で、第1原稿ガラス4または第2原稿ガラス5上の原稿
に光を照射するものである。この主光源21は、例えば
図2に示すように、内壁に蛍光体31が塗布されたガラ
ス管32内に希ガス(本実施形態では例えばキセノン)
が封入された蛍光ランプからなる。ガラス管32の外周
には一対の電極33,34が互いに対向して印刷され、
その外側には、所定の開口部35を除いて反射膜36が
形成されており、この反射膜36により光が原稿に向け
て効率良く照射されるようになっている。なお、本実施
形態では、ランプ全体が透明の熱収縮チューブ37によ
り覆われている。
【0025】図1に戻り、撮像部28は、例えばCCD
などの光電変換素子が主走査方向に一列に配列されてな
るラインセンサと、赤色波長、緑色波長、青色波長の光
をそれぞれ透過する3個のフィルタとを備え、各色ごと
に受光光量に応じたレベルの受光信号を出力するもので
ある。結像レンズ部27は、原稿からの反射光を撮像部
28の受光面に結像するものである。
【0026】この構成により、主光源21からの光が原
稿を照射すると原稿で反射され、その反射光は反射鏡2
2,24,25により反射され、結像レンズ部27によ
り撮像部28の各光電変換素子に結像することとなる。
なお、反射鏡ユニット26の移動量は、光源ユニット2
3の1/2にされており、これによって原稿から撮像部
28までの光路長が一定に維持されている。
【0027】補助光源部29は、図3に示すように、補
助光源41を有する補助光源ユニット42と、この補助
光源ユニット42を支持する弾性部材43とからなる。
補助光源41は、例えば主光源21と同一構成の希ガス
蛍光ランプからなり、第2原稿ガラス5上の原稿に光を
照射するものである。弾性部材43は、一端が装置本体
2に固定され、他端が補助光源ユニット42に固定され
ており、補助光源ユニット42を装置本体2に対して、
図中、左右方向に移動可能に支持するものである。
【0028】なお、図3に示すように、第2原稿ガラス
5の左端部には、シェーディング補正用の標準白色板8
が配設され、第1原稿ガラス4の左端部にも、シェーデ
ィング補正用の標準白色板9が配設されている。
【0029】次に、図1、図3、図4を参照しながら、
図5のブロック図を用いて、この複写機1の制御動作に
ついて説明する。図4はシェーディング補正を行うとき
の状態を示す図1の部分拡大図、図5は複写機1の電気
的構成を示すブロック図である。なお、図1、図3と同
一物については同一符号を付している。
【0030】図5において、主点灯回路51および補助
点灯回路52は、それぞれ主光源21および補助光源4
1に発光のための駆動電流を供給するものである。第1
原稿検出部53は、例えば光センサからなり、第1原稿
ガラス4上の原稿の有無および原稿が載置されていれば
その原稿サイズを検出するものである。第2原稿検出部
54は、例えば光センサからなり、自動原稿搬送部3の
原稿載置トレイ11上の原稿の有無を検出するものであ
る。
【0031】操作部55は、複写機本体2(図1)の上
面適所に配設され、複写動作の開始を指示するプリント
キー61、複写倍率を設定する倍率設定キー、複写部数
を設定するためのテンキー、その他の操作キーを備えて
いる。
【0032】メモリ部56は、撮像部28からの受光信
号がディジタル値に変換された受光データや各種のデー
タを一時的に格納するRAMや、CPU57の制御プロ
グラムを格納するROMからなる。
【0033】CPU57は、プリントキー61が操作さ
れると複写動作を開始するなど、複写機1全体の動作を
制御するもので、機能ブロックとして、モード設定部7
1、読取制御部72、補正制御部73を備えている。
【0034】モード設定部71は、第1、第2原稿検出
部53,54による検出結果に基づき、原稿読取モード
を設定するものである。この複写機1は、原稿読取モー
ドとして、光源移動モードおよび原稿搬送モードを備え
ている。
【0035】光源移動モードは、第1原稿ガラス4上に
原稿が載置された状態で主光源21を移動させつつ原稿
画像を読み取るモードである。一方、原稿搬送モード
は、第2原稿ガラス5上の所定の読取位置近傍に主光源
21が静止した状態で自動原稿搬送部3により原稿を上
記読取位置に搬送しつつ原稿画像を読み取るモードであ
る。
【0036】そして、モード設定部71は、第1原稿検
出部53により第1原稿ガラス4上に原稿が載置されて
いることが検出されると、光源移動モードに設定し、第
2原稿検出部54により原稿載置トレイ11上に原稿が
載置されていることが検出されると、原稿搬送モードに
設定する。
【0037】読取制御部72は、モード設定部71によ
り設定された原稿読取モードに応じて、画像読取部6の
各部の動作を制御するものである。
【0038】すなわち、読取制御部72は、光源移動モ
ードに設定されたときは、プリントキー61が操作され
ると、主点灯回路51により主光源21を点灯し、光源
移動部30により光源ユニット23および反射鏡ユニッ
ト26を図1中、二点鎖線で示すホームポジションから
右方に移動させる。
【0039】そして、主光源21は、移動しつつ第1原
稿ガラス4上に載置された原稿に光を照射し、撮像部2
8は、原稿からの反射光を撮像する。
【0040】一方、原稿搬送モードに設定されたとき
は、読取制御部72は、以下の〜の動作を行わせ
る。
【0041】プリントキー61が操作されると、光源
移動部30により光源ユニット23および反射鏡ユニッ
ト26を図3に示す(図1中、実線で示す)所定位置ま
で移動させる。このとき、光源ユニット23の当接部2
3aが補助光源ユニット42に当接し、弾性部材43の
弾性力に逆らって、補助光源ユニット42が多少左方に
移動する。
【0042】主点灯回路51および補助点灯回路52
により主光源21および補助光源41を点灯する。
【0043】搬送駆動部16を動作させて搬送ローラ
13,14,15を回転させ、原稿10を原稿載置トレ
イ11から原稿排出部12に搬送する。このとき、原稿
10は第2原稿ガラス5上の搬送ローラ14に対向する
読取位置を通過する。
【0044】そして、主光源21および補助光源41は
第2原稿ガラス5上の読取位置を通過する原稿10に光
を照射し、撮像部28は原稿10からの反射光を撮像す
る。
【0045】補正制御部73は、画像読取部6により標
準白色板8,9を読み取ったときの撮像部28からの受
光データをメモリ部56に格納し、この受光データを用
いてシェーディング補正を行うものである。
【0046】この補正制御部73は、光源移動モードの
ときは光源ユニット23および反射鏡ユニット26をホ
ームポジションに位置した状態で主光源21を点灯し、
第1原稿ガラス4の左端部に配設された標準白色板9か
らの反射光を撮像部28により撮像する。
【0047】一方、補正制御部73は、原稿搬送モード
のときは、図4に示すように、光源ユニット23および
反射鏡ユニット26を図3の所定位置からさらに所定距
離だけ左方に移動して所定の補正位置に配置する。この
とき、光源ユニット23の当接部23aが補助光源ユニ
ット42に当接しているので、弾性部材43の弾性力に
逆らって、補助光源ユニット42が上記所定距離だけ左
方に移動する。そして、主光源21および補助光源41
を点灯して、標準白色板8からの反射光を撮像部28に
より撮像する。
【0048】ここで、光源ユニット23の当接部23a
が補助光源ユニット42に当接した状態が維持されてい
ることから、原稿読取時とシェーディング補正時とで、
主光源21と補助光源41との位置関係が等しくなるの
で、原稿10および標準白色板8の光量が等しくなり、
シェーディング補正が正確に行われることとなる。
【0049】このように、本実施形態によれば、原稿読
取モードとして原稿搬送モードが設定されたときは、補
助光源41を点灯するようにしているので、原稿に対す
る光量を増大することができ、これによって、原稿に対
する光源の相対移動速度が増大しても、光量不足が生じ
ることがなく、光量不足による画質の劣化を未然に防止
することができる。
【0050】また、本実施形態によれば、第2原稿ガラ
ス5に標準白色板8を配設し、光源ユニット23を移動
させることにより補助光源ユニット42を装置本体2に
対して移動可能に配設しているので、カラー画像読取に
は必須のシェーディング補正を行うことができる。
【0051】このとき、弾性部材43の一端が固定され
た補助光源ユニット42に、光源ユニット23の当接部
23aを当接させることで、弾性部材43の弾性力に逆
らって、補助光源ユニット42の位置を規制しているの
で、原稿読取時とシェーディング補正時とで、主光源2
1と補助光源41との位置関係を等しくすることがで
き、原稿10と標準白色板8との光量が等しくなること
から、シェーディング補正を正確に行うことができる。
【0052】なお、本発明は、上記実施形態に限られ
ず、以下の変形形態を採用することができる。
【0053】(1)上記実施形態では、カラー複写機と
しているが、これに限られず、白黒の複写機に適用する
ことができる。この場合には、主光源21および補助光
源41として、希ガス蛍光ランプに代えて、黄緑色の波
長など特定の波長の光を出力する蛍光ランプを用いても
よい。
【0054】(2)上記実施形態では、第2原稿ガラス
5上に標準白色板8を配設しているが、これに限られな
い。図6は搬送ローラ14を標準白色板として共用した
形態を示す図である。
【0055】この形態における搬送ローラ14は、その
表面を標準白色板と同一色に塗装したものである。この
形態では、原稿読取時とシェーディング補正時の位置が
同一であるので、シェーディング補正時に光源ユニット
23および補助光源ユニット42を移動させることが不
要になる。従って、上記実施形態のように補助光源ユニ
ット42を装置本体2に移動可能に配設する必要がな
く、図6に示すように装置本体2に固定しておけばよ
い。
【0056】この形態によれば、標準白色板8が不要に
なるとともに、補助光源ユニット42を装置本体2に固
定しておけばよいので、装置を構成する部品点数を削減
することにより、構成を簡素化することができる。
【0057】(3)上記実施形態では、複写機に適用し
ているが、これに限られず、ファクシミリ装置などの原
稿画像を読み取る装置に適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、原稿読取モードとして原稿搬送モードが設定さ
れたときは、主光源とともに補助光源を点灯するように
したので、光源移動モードのときに比べて原稿に照射さ
れる光量が増大するため、原稿に対する光源の相対移動
速度が増大しても、原稿の単位面積当たりの光量の低下
が防止されることから、光量不足による画質の劣化を未
然に防止することができる。
【0059】また、請求項2の発明によれば、シェーデ
ィング補正を行うときに、光源ユニットおよび補助光源
の位置関係を保持した状態で、原稿ガラス上の所定の補
正位置に配設された標準板の近傍まで両者を移動するよ
うにしたので、原稿と標準板の光量が等しくなり、これ
によってシェーディング補正を正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置が適用される複写機
の一実施形態の要部を示す構成図である。
【図2】主光源の構成を示す斜視図である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】シェーディング補正を行うときの状態を示す図
1の部分拡大図である。
【図5】複写機の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】搬送ローラを標準白色板として共用した形態を
示す図である。
【符号の説明】 2 装置本体 3 自動原稿搬送装置 4 第1原稿ガラス 5 第2原稿ガラス 6 画像読取部 8 標準白色板 10 原稿 13,14,15 搬送ローラ 16 搬送駆動部 21 主光源 23 光源ユニット 28 撮像部 41 補助光源 57 CPU(読取制御手段、点灯制御手段) 71 モード設定部 72 読取制御部 73 補正制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 光幸 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H108 AA19 AA26 CB01 DA01 DA06 GA02 5B047 AA01 BA01 BA02 BB02 BC12 CA19 DA04 DC06 5C072 CA09 CA12 CA14 EA05 FB12 LA18 RA16 UA02 VA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体上に固定された原稿ガラスと、 上記原稿ガラスに対して移動可能に配設され、主光源を
    有する光源ユニットと、 上記原稿ガラスに対して上記光源ユニットを移動させる
    光源移動手段と、 上記原稿ガラス上の所定の読取位置に原稿を搬送する原
    稿搬送手段と、 原稿読取モードとして、上記原稿ガラス上で原稿が静止
    した状態で上記光源ユニットを移動させつつ原稿画像を
    読み取る光源移動モードと上記読取位置近傍に上記光源
    ユニットが静止した状態で原稿を上記読取位置に搬送し
    つつ原稿画像を読み取る原稿搬送モードとのいずれか一
    方を設定するモード設定手段と、 光が照射される原稿からの反射光を撮像する撮像手段
    と、 上記主光源を点灯して上記モード設定手段により設定さ
    れたモードで上記撮像手段による撮像を行う読取制御手
    段と、 上記装置本体の上記読取位置近傍に配設された補助光源
    と、 上記原稿搬送モードのときに上記補助光源を点灯させる
    点灯制御手段とを備えたことを特徴とする画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、
    原稿ガラス上の所定の補正位置に配設されたシェーディ
    ング補正用の標準板と、上記撮像手段により上記標準板
    の撮像を行ってシェーディング補正を行う補正制御手段
    とを備え、 上記補助光源は、上記読取位置近傍と上記補正位置近傍
    との間で移動可能に配設されており、 上記補正制御手段は、上記シェーディング補正を行うと
    きに、上記光源ユニットおよび上記補助光源の位置関係
    を保持した状態で両者を上記補正位置近傍に移動させる
    ものであることを特徴とする画像読取装置。
JP2000129795A 2000-04-28 2000-04-28 画像読取装置 Withdrawn JP2001313782A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262063A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Toshiba Tec Corp 画像読取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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