JP2001284548A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP2001284548A
JP2001284548A JP2000099647A JP2000099647A JP2001284548A JP 2001284548 A JP2001284548 A JP 2001284548A JP 2000099647 A JP2000099647 A JP 2000099647A JP 2000099647 A JP2000099647 A JP 2000099647A JP 2001284548 A JP2001284548 A JP 2001284548A
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hole
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tungsten
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JP2000099647A
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Sadahiro Kishii
貞浩 岸井
Junichi Watanabe
渡辺  純一
Akio Ito
昭男 伊藤
Andrew Kelly
アンドリュー ケリー
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体記憶装置の製造方法に関し、キャパシタ
下部電極とプラグの間の酸化を防止すること。 【解決手段】絶縁膜17にホール18を形成し、ホール
18内面と絶縁膜17上面の上にバリアメタル層19a
を形成し、CVD法でタングステン層19bをホール1
8内のバリアメタル層19a上に形成し、研磨、エッチ
バックのいずれかでタングステン層19b及びバリアメ
タル層19aを絶縁膜17上面から除去するとともに、
ホール18内の上部に凹部18aが存在する状態でタン
グステン層19bをホール18内に残し、絶縁膜17と
凹部18a内にコンタクトメタル層19cを形成し、研
磨、エッチバックのいずれかでコンタクトメタル層19
cを絶縁膜17上から除去して凹部18a内にのみ残
し、その上に強誘電体キャパシタ20を形成し、さらに
キャパシタ20を酸素含有雰囲気中でアニールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置及
びその製造方法に関し、より詳しくは、強誘電体、高誘
電体キャパシタを含む半導体記憶装置及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカード等のメモリデバイスと
してFeRAMが使用されている。FeRAMのセル構
造として例えば図1に示すような構造のものがある。図
1において、シリコン基板1にはMOSトランジスタ2
が形成され、その上にはキャパシタQが形成されてい
る。
【0003】そのMOSトランジスタ2は、シリコン基
板1上にゲート絶縁膜2aを介して形成されたゲート電
極(ワード線)2bと、ゲート電極2bの両側のシリコ
ン基板1に形成された不純物拡散層2c、2dとを有し
ている。また、MOSトランジスタ2を覆うSiO2層間絶
縁膜3に形成されたホール4にはポリシリコンのプラグ
5が埋め込まれ、そのプラグ5は、シリコン基板1の不
純物拡散層2cに接続されている。また、SiO2層間絶縁
膜3上には、一部がプラグ5に接続する第一の酸化イリ
ジウム(IrO2)膜6aが形成され、その上には第一のイ
リジウム(Ir)膜6b、第二の酸化イリジウム膜6c、
PZT強誘電体膜7、第三の酸化イリジウム膜8a及び
第二のイリジウム膜8bが順に形成されている。
【0004】第一のIrO2膜6a、第一のIr膜6b、第二
のIrO2膜6cは所定の大きさにパターニングされてキャ
パシタQの下部電極6を構成し、また、PZT強誘電体
膜7は所定の大きさにパターニングされてキャパシタQ
の誘電体膜を構成し、さらに第三の酸化イリジウム膜8
a、第二のイリジウム膜8bも所定の大きさにパターニ
ングされてキャパシタQの上部電極8を構成する。
【0005】以上のようなポリシリコンのプラグ5直上
にキャパシタQを形成する構造は、例えば、1999, Symp
osium on VLSI Technology Digest of Technical Paper
s, pp.141-142 に記載されている。この文献に記載され
ているプラグの材料であるポリシリコンは、タングステ
ンと比較して抵抗が高いので、ロジックデバイスとの混
載には向いていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、プラグの
材料として、抵抗が低く、ロジックとの混載が容易なタ
ングステンを採用することを試みている。設計ルールが
0.35μm世代以降の半導体デバイスでは、MOSト
ランジスタの不純物拡散領域にプラグが接触する面積が
著しく狭まり、プラグと不純物拡散領域との表面コンタ
クト抵抗が例えば1kΩレベルにまで達し、歩留まりを
悪化する要因として見逃せなくなったため、不純物拡散
領域表面を高融点金属シリサイド化するいわゆるサリサ
イド技術を用いてコンタクト面における抵抗を下げる工
夫が必須といわれている。
【0007】しかし、工程を簡略化し、メモリセルデバ
イス、ロジックデバイス等の異なる領域でプラグを一工
程で一気に形成しようとすると、同じ半導体基板面の全
てのプラグ形成予定領域表面も高融点金属シリサイド化
せざるを得ない。この場合、設計ルールが0.35μm
世代以降のデバイスにおいてもたらされる微細化は、プ
ラグを作りつけるべき窓の幅をも狭めてしまうが、一方
で、層間絶縁膜の厚さは絶縁性能を維持し、配線層間の
相互干渉を避けるには、やむなくある程度の厚さを確保
するしかなく、その結果、プラグ用ホールの開口が狭く
て奥行きの深い高アスペクト比になってしまう。このよ
うな高アスペクト比のホールに対してはスパッタリング
を用いてタングステンを形成することには無理がある。
【0008】例えば、図2(a) に示すように、層間絶縁
膜3の上面とホール4の内面に沿ってバリアメタル膜9
を形成した後に、そのバリアメタル膜9の上にタングス
テン膜10を形成することになるが、スパッタリング形
成によって高アスペクト比のホール内をタングステン膜
10で埋めようとすると、ホール4内ではボイド10a
の発生が避けられなくなる。
【0009】そして、そのようなボイド10aのある状
態で、SiO2絶縁膜上のタングステンをCMPにより除去
しようとすると、図2(b) に示すように、研磨終了時に
ボイド10aの中に研磨剤mが入り込んでしまって信頼
性が低下する。あるいは、図2(c) に示すように、PZ
T強誘電体膜7等を形成した後に、PZT特性発現のた
めに酸素雰囲気下で500〜700℃の高温でキャパシ
タQを加熱すると、ボイド10aが破裂し、層構成材料
がホール4の周囲に飛散してデバイス性能に致命的な損
傷をもたらし、ひいては歩留まりを低下させる原因とな
る。
【0010】一方、微細デバイスに対しては、ボイド発
生を防ぐために高温高圧スパッタリング法を用いること
にも無理がある。余分な高温や圧力をかけることは、デ
バイスの他の領域にストレスを及ぼしかねず、歩留まり
を下げる要因となることからである。余分に熱をかけれ
ば、例えばロジックデバイスを高速化させようとして浅
く不純物を導入して形成されたソース/ドレイン領域の
下に金属が突き抜けるまでシリサイド化が深く進んでし
まい、ジャンクション破壊が起こる可能性も高い。
【0011】また、プラグとして用いようとしているタ
ングステンは、ポリシリコンと比較して酸化されやす
く、また、タングステンの上に直にIrO2膜を形成する
と、それらのコンタクト抵抗が増大する。そこで、下部
電極の最下層として、IrO2膜の下にさらにTiN,WN,TaN ,
Ta, AlSiN, TaSiNのいずれかの導電膜を形成して、IrO2
膜とタングステンプラグとのコンタクト抵抗を低減する
ことが考えられる。
【0012】しかし、図3に示すように、下部電極の最
下層として酸化されやすい材料膜、例えばTiN 膜6dを
採用すると、PZT強誘電体膜7のエッチングによるダ
メージからの回復をねらって酸素雰囲気でアニールする
際に、TiN 膜6dはその側面方向から酸素が供給されて
酸化してしまってその側部の膜厚が増大してキャパシタ
構成膜に歪みが生じる。例えば、酸素雰囲気中で700
℃、20分のアニールを行うと、そのTiN 膜6dはその
側面から内方に0.2μm程度酸化される。
【0013】その酸化が発生すると、TiN 膜6dの周辺
部の膜厚が局部的に増加するので、その上のIrO2膜6a
等の平坦性が損なわれる。そのような酸化は、TiN の代
わりにWN,TaN ,Ta, AlSiN のいずれを使用しても生じ
る。ここで、下部電極6を構成するIr膜6bは、PZT
強誘電体膜7を透過してくる酸素を吸収する機能がある
ので、その下のTiN,WN,TaN ,Ta, AlSiN, TaSiN、Wの膜
6dの酸化を抑制する機能があるが、側方からの酸化を
抑制することはできない。
【0014】本発明の目的は、ボイドの発生を抑制して
タングステンプラグを形成し、さらに、キャパシタ下部
電極とプラグの間の酸化を防止することができる半導体
記憶装置及びその製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、半導体
基板の上に形成された絶縁膜と、その絶縁膜に形成され
たホールと、ホールの中で上部に凹部を有するように形
成されたタングステン層と、絶縁膜の上に形成された酸
化イリジウムを有する下部電極と強誘電体膜と上部電極
とからなるキャパシタと、ホールの凹部内に埋め込ま
れ、下部電極とタングステン層とのコンタクト抵抗を低
減したコンタクトメタル層とを有する半導体記憶装置に
よって解決される。
【0016】上記した半導体記憶装置において、凹部内
で前記コンタクトメタル層の上に形成されたイリジウム
層を有してもよい。また、上記した課題は、半導体基板
の上に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜にホールを形成
する工程と、ホール内面と絶縁膜上面の上にバリアメタ
ル層を形成する工程と、バリアメタル層の上にCVD法
によってタングステン層を形成して、このタングステン
層をホール内に充填する工程と、研磨、エッチバックの
いずれかによってタングステン層及びバリアメタル層を
絶縁膜上面から除去するとともに、ホール内の上部に凹
部が存在する状態でタングステン層をホール内に残す工
程と、絶縁膜と凹部内にコンタクトメタル層を形成する
工程と、研磨、エッチバックのいずれかによってコンタ
クトメタル層を絶縁膜上から除去して凹部内にのみ残す
工程と、ホールの上に形成されて酸化イリジウムを有す
る下部電極と強誘電体層と上部電極とからなるキャパシ
タを形成する工程とを有する半導体記憶装置の製造方法
によって解決される。この場合、キャパシタの形成後に
キャパシタを酸素含有雰囲気中でアニールしてもよい。
【0017】上記した半導体記憶装置の製造方法におい
て、コンタクト層を絶縁膜から除去する前か後に、コン
タクト層の上にイリジウム層を形成する工程と、研磨、
エッチバックのいずれかによってイリジウム層を絶縁膜
上から除去して凹部内でコンタクトメタル層の上にのみ
残す工程とをさらに有してもよい。なお、上記したコン
タクトメタルは、窒化チタン、窒化タングステン、窒化
タンタル、タンタル、窒化アルミニウムシリコン、窒化
タンタルシリコンから選択される。
【0018】上記した本発明によれば、絶縁膜のホール
内のプラグを構成するタングステン層とキャパシタの下
部電極の間に形成されるコンタクトメタル層をホールの
上部に埋め込むようにした。これにより、キャパシタを
酸素含有雰囲気中でアニールしてもそのコンタクトメタ
ル層が酸素に触れることはなくなり、コンタクトメタル
層の膜厚増加は防止される。
【0019】また、そのホール内においてコンタクトメ
タル層の上にイリジウムを埋め込むようにしている。こ
れにより、従来のようにキャパシタ下部電極としてイリ
ジウム層を酸化イリジウム層で挟む構造を採用する必要
はなくなり、その下部電極を酸化イリジウムのみで構成
してキャパシタの層数が減って、絶縁膜上のカバレッジ
が改善される。
【0020】さらに、絶縁膜のホール内にタングステン
層を形成する際にCVD法を採用している。したがっ
て、ホール内のタングステン層にボイドが発生すること
が阻止される。
【0021】
【発明の実施の形態】そこで、以下に本発明の実施形態
を図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図4(a) は、本発明の第1実施形
態のFeRAMセルを示す断面図である。図4(a) にお
いて、シリコン(半導体)基板11の表面にはメモリセ
ル領域を区画するためのLOCOS層12が形成され、
そのメモリセル領域にはワード線WLを兼ねたゲート電
極13aがシリコン基板11上にゲート絶縁膜13bを
介して形成されている。また、シリコン基板11のうち
ゲート電極13aの両側方には、不純物拡散層13c、
13dが形成されている。それらのゲート電極13、不
純物拡散層13c,13d等は、MOSトランジスタ1
3を構成する。
【0022】MOSトランジスタ13、シリコン基板1
1、LOCOS層12は、SiO2よりなる第1絶縁膜1
4、第2絶縁膜15によって覆われ、その第1、第2絶
縁膜14,15には第1に形成された第1のホール16
を通してビット線BLが第1の不純物拡散層13cに接
続されている。また、ビット線BLと第2絶縁膜15の
上には、SiO2よりなる第3絶縁膜17が形成されてい
る。
【0023】そして、第1〜第3絶縁膜14,15,1
7において第2の不純物拡散層13dの上には、第2の
ホール18が形成されている。その第2のホール18の
内面には、チタン、窒化チタンが順に形成されてなる二
層構造のバリアメタル膜19aが形成され、さらに、第
2のホール18の中には、タングステン膜19bとその
上に形成されたコンタクトメタル層19cからなるプラ
グ19が埋め込まれている。コンタクトメタル層19c
は、例えば窒化チタン(TiN )、窒化タングステン(W
N)、窒化タンタル(TaN )、タンタル(Ta)、窒化ア
ルミニウムシリコン(AlSiN )、窒化タンタルシリコン
(TaSiN )のいずれかの導電膜から形成されている。
【0024】さらに、第3絶縁膜17の上には、図4
(b) に示すように、キャパシタ20を構成する下部電極
21と強誘電体膜22と上部電極23が順に形成され、
その下部電極21はプラグ19のコンタクトメタル層1
9cに接続されている。下部電極21は、プラグ19に
接続される第1の酸化イリジウム(IrO2)層21aと、
その上に順に形成される第1のイリジウム(Ir)層21
bと第2の酸化イリジウム層21cとから構成される。
強誘電体膜22としては、PZT、PLZT、STB等
の膜が適用される。また、上部電極23は、下から順に
形成された第3の酸化イリジウム層23aと第2のイリ
ジウム層23bから構成されている。
【0025】さらに、キャパシタ20と第3絶縁膜17
上には絶縁保護膜24が形成され、その上にはホール2
4aを通してキャパシタ20の上部電極23に接続され
る配線25が形成されている。以上のような構成のメモ
リセルにおいては、プラグ19を構成するタングステン
層19bの上にTiN 等よりなるコンタクトメタル層19
cを形成したので、そのコンタクトメタル層19cによ
って第1の酸化イリジウム層21aとタングステン層1
9bの間の電気抵抗が低減される。しかも、酸化されや
すい材料のコンタクトメタル19cは、第2のホール1
8内のみに形成されてキャパシタ20によって外部から
遮断されているので、キャパシタ20の強誘電体膜22
を酸素アニールする際にコンタクトメタル層19cが酸
化されることがなくなる。
【0026】なお、下部電極21において、第1の酸化
イリジウム膜21aを省略して第1のイリジウム層21
bを第3絶縁膜17上に直に形成してもよい。上記した
プラグ19の形成については、以下の第2、第3実施形
態において説明する。 (第2の実施の形態)図5(a) 〜(d) は、本発明の第2
実施形態を示すメモリセルのプラグ形成工程を示す断面
図であって、図4のI−I線から見た断面図である。
【0027】図5(a) に示す状態になるまでの工程を説
明する。まず、シリコン基板11を覆う第1〜第3絶縁
膜14,15,17を順に形成した後に、フォトリソグ
ラフィー法によりパターニングして不純物拡散層13d
の上に直径500nmのホール18を形成する。SiO2よ
りなる第3絶縁膜17はTEOSガスを用いてプラズマ
CVD法によって形成される。
【0028】続いて、スパッタによって、ホール18の
内面と第3絶縁膜17の上に膜厚10nmのチタン層と
膜厚50nmの窒化チタン層を続けて形成し、これをバ
リアメタル層19aとする。さらに、六フッ化タングス
テン(WF6) ガスを用いてCVD法によりバリアメタル層
19aの上にタングステン層19bを形成してホール1
8内に埋め込む。そのタングステン層19cの成長条件
として、成長雰囲気圧力を0.8Torr、成長温度を40
0℃とし、ガスについてはWF6 ガス流量を300sccm、
水素(H2)ガス流量を3slm とし、ホール18内のタング
ステン層19cにはボイドが発生することはない。
【0029】次に、図5(b) に示すように、CMP法に
よって第3絶縁膜17上のタングステン層19bとバリ
アメタル層19aを除去するとともに、ホール18内の
上にディシング部18aを形成する。このディシング部
18aを形成するためにCMP法の際に柔らかい研磨
布、例えばSUBA400(ローテル社)を使用する。
続いて、図5(c) に示すように、スパッタ法により、Ti
N 、WN、TaN 、Ta、AlSiN 、TaSiN のいずれかをコンタ
クトメタル層19cとしてディシング部18a内と第3
絶縁膜17上面の上に形成する。
【0030】次に、図5(d) に示すように硬い研磨布と
してOC1000(ローテル社)を使用してコンタクト
メタル層19cを研磨して平坦化することにより、第3
絶縁膜17の上面上からコンタクトメタル層19cを除
去するとともに、ディシング部18aを埋め込むように
コンタクトメタル層19cを残す。以上によりホール1
8内のプラグ19の形成が終了する。
【0031】この後に、図4(b) に示すような下部電極
21を構成するIrO2層21a、Ir層21b、IrO2層21
cを順に形成し、その上に強誘電体膜22を形成し、さ
らにその上に上部電極23を構成するIrO2層23a、Ir
層23bを順に形成する。IrO2層21a,21c,23
aとIr層21b,23bはスパッタ法により形成され、
強誘電体膜22を構成するPZTはゾルゲル法により形
成される。
【0032】また、PZTを形成した後には、酸素雰囲
気中でアニールを施してPZTを結晶化させる。さら
に、下部電極21、PZT強誘電体膜22、上部電極2
3を成膜した後に、それらをフォトリソグラフィー法に
より図4(b) に示したようなキャパシタの形状にパター
ニングし、その後に、酸素雰囲気中でキャパシタ20を
温度700℃程度でアニールしてキャパシタ特性を回復
させる。
【0033】以上のような工程により形成されたメモリ
セルは、図4(b) に示したように、プラグ19を構成す
るタングステン層19bと下部電極21を構成するIrO2
層21aの間に形成されるコンタクトメタル層19cが
ホール18中に完全に埋め込まれるので、キャパシタ形
成後に酸素含有雰囲気中で高温アニール処理が施されて
もコンタクトメタル層19cが酸化されることがなくな
る。これにより、図3に示したようなキャパシタ形成後
の下部電極21の周辺部での持ち上がりが無くなる。
【0034】また、プラグ19を構成するタングステン
層19bをCVD法により形成したので、ホール18内
でのタングステン層19bにはボイドが発生しなくな
り、プラグ19への汚物の混入やプラグ19の加熱の際
の破裂が防止される。 (第3の実施の形態)本実施形態では、第2実施形態と
異なるプラグの形成方法について図6(a) 〜(d) に基づ
いて説明する。なお、図6において、図5と同じ符号は
同じ要素を示している。
【0035】まず、図6(a) に示すように、シリコン基
板11を覆う第1〜第3絶縁膜14,15,17を順に
形成した後に、フォトリソグラフィー法によりパターニ
ングして不純物拡散層13dの上にホール18を形成す
る。続いて、スパッタによって、ホール18の内面と第
3絶縁膜17の上にチタン層と窒化チタン層を続けて形
成し、これをバリアメタル層19aとする。さらに、C
VD法によりバリアメタル層19aの上にタングステン
層19bを形成してホール18内に埋め込む。
【0036】なお、それらの層の形成方法や形成条件
は、第2実施形態と同じである。次に、図6(b) に示す
ように、エッチバックによって第3絶縁膜17上のタン
グステン層19bとバリアメタル層19aを除去し、さ
らに、ホール18内の上に深さ200nm程度の溝18
bを形成する。この場合のエッチング条件として例えば
SF6 とN2の混合ガスを用いる。
【0037】続いて、図6(c) に示すように、スパッタ
法により、TiN 、WN、TaN 、Ta、AlSiN 、TaSiN のいず
れかをコンタクトメタル層19cとしてディシング部1
8a内と第3絶縁膜17上面の上に形成する。次に、図
6(d) に示すように、硬い研磨布としてIC1000
(ローテル社)を使用してコンタクトメタル層19cを
研磨して平坦化することにより、第3絶縁膜17の上面
上からコンタクトメタル層19cを除去するとともに、
ディシング部18aの中にディッシングが生じないよう
にコンタクトメタル層19cを残すようにする。
【0038】以上によりホール18内のプラグ19の形
成が終了する。この後に、第2実施形態で説明したよう
な工程でキャパシタ20を形成する。以上のような工程
によれば、図4(b) に示したように、プラグ19を構成
するタングステン層19bと下部電極21を構成するIr
O2層21aの間に形成されたコンタクトメタル層19c
がホール18中に埋め込まれた状態になるので、キャパ
シタ形成後の酸素含有雰囲気中での高温のアニール処理
が施されてもコンタクトメタル層19cが酸化されるこ
とがなくなる。従って、図3に示したようなキャパシタ
形成後の下部電極21の周辺部での持ち上がりが無くな
る。
【0039】また、プラグ19を構成するタングステン
層19bをCVD法により形成したので、ホール18内
のタングステン層19bにはボイドが発生しなくなり、
プラグ19への汚物の混入や加熱の際のプラグ19の破
裂が防止される。 (第4の実施の形態)図7(a) は、本発明の第1実施形
態のFeRAMセルを示す断面図であり、図4(a) と同
じ符号は同じ要素を示している。
【0040】図7(a) において、シリコン(半導体)基
板11の表面にはメモリセル領域を区画するためのLO
COS層12が形成され、そのメモリセル領域にはワー
ド線WLを兼ねたゲート電極13aがシリコン基板11
上にゲート絶縁膜13bを介して形成されている。ま
た、シリコン基板11のうちゲート電極13aの両側方
には、不純物拡散層13c、13dが形成されている。
それらのゲート電極13、不純物拡散層13c,13d
等は、MOSトランジスタ13を構成する。
【0041】MOSトランジスタ13、シリコン基板1
1、LOCOS層12は、SiO2よりなる第1絶縁膜1
4、第2絶縁膜15によって覆われ、その第1、第2絶
縁膜14,15には第1に形成された第1のホール16
を通してビット線BLが第1の不純物拡散層13cに接
続されている。また、ビット線BLと第2絶縁膜15の
上には、SiO2よりなる第3絶縁膜17が形成されてい
る。
【0042】そして、第1〜第3絶縁膜14,15,1
7において第2の不純物拡散層13dの上には、第2の
ホール18が形成されている。その第2のホール18の
内面には、チタン、窒化チタンが順に形成されてなる二
層構造のバリアメタル膜30aが形成され、さらに、第
2のホール18の中には、タングステン膜30bとその
上に形成されたコンタクトメタル層30cとイリジウム
層30dが順に形成され、それらによりホール18内に
はプラグ30が埋め込まれている。コンタクトメタル層
30cは、例えばTiN,WN,TaN ,Ta, AlSiN, TaSiNのいず
れかの導電膜から形成されている。
【0043】さらに、第3絶縁膜17の上には、図7
(b) に示すように、キャパシタ31を構成する下部電極
32、強誘電体膜33、上部電極34が順に形成されて
いる。下部電極32は第1の酸化イリジウム(IrO2)層
から構成され、強誘電体膜33はPZT、PLZT、S
BT等から構成され、また、上部電極34は、下から順
に形成された酸化イリジウム層34aとイリジウム層3
4bから構成されている。
【0044】さらに、キャパシタ31と第3絶縁膜17
上には絶縁保護膜24が形成され、その上にはホール2
4aを通してキャパシタ31の上部電極34に接続され
る配線25が形成されている。以上のような構成のメモ
リセルにおいては、プラグ30を構成するタングステン
層30bの上にTiN 等よりなるコンタクトメタル層30
cとイリジウム層30dを形成したので、そのコンタク
トメタル層19cによってイリジウム層30dとタング
ステン層30bの間の電気抵抗が低減される。しかも、
酸化されやすい材料のコンタクトメタル30cは、第2
のホール18内のみに形成されてキャパシタ31によっ
て外部から遮断されているので、キャパシタ31の強誘
電体膜33を酸素アニールする際にコンタクトメタル層
30cが酸化されることがなくなる。
【0045】さらに、コンタクトメタル層30cの酸化
を防止するためにその上に形成されるイリジウム層30
dも併せてホール18内にのみ残すようにしたので、イ
リジウムと第3絶縁膜との密着性を向上させるために形
成される酸化イリジウムが一層不要となる。上記したプ
ラグ30の形成については、以下の第5、第6実施形態
において説明する。 (第5の実施の形態)図8(a) 〜(d) は、本発明の第5
実施形態を示すメモリセルのプラグ形成工程を示す断面
図であって、図7のII−II線から見た断面図である。
【0046】図8(a) に示す状態になるまでの工程を説
明する。この工程は、第2実施形態で説明したと同じ工
程とする。即ち、シリコン基板11を覆う第1〜第3絶
縁膜14,15,17を順に形成した後に、フォトリソ
グラフィー法によりパターニングして不純物拡散層13
dの上にホール18を形成する。続いて、スパッタによ
って、ホール18の内面と第3絶縁膜17の上にチタン
層と窒化チタン層を続けて形成し、これをバリアメタル
層30aとする。さらに、バリアメタル層30a上にタ
ングステン層30bをCVD法により形成してホール1
8内に埋め込む。
【0047】次に、図8(b) に示すように、エッチバッ
クによって第3絶縁膜17上のタングステン層30bと
バリアメタル層30aを除去するとともに、ホール18
内の上に深さ300nm程度の凹部18cを形成する。
続いて、図8(c) に示すように、スパッタ法により、Ti
N 、WN、TaN 、Ta、AlSiN 、TaSiN のいずれかをコンタ
クトメタル層30cとして凹部18c内と第3絶縁膜1
7上面の上に形成した後に、スパッタ法によりイリジウ
ム層30dを300nmの厚さに形成する。
【0048】次に、図8(d) に示すように、硬い研磨布
としてIC1000(ローテル社)を使用してコンタク
トメタル層30cとイリジウム層30dを研磨して平坦
化することにより、第3絶縁膜17の上面上からそれら
の層30c,30dを除去するとともに、凹部18aを
埋め込むようにそれらの層30c,30dを残す。以上
によりホール18内のプラグ30の形成が終了する。
【0049】この後に、図7(b) に示すような下部電極
32を構成するIrO2層を形成し、その上に強誘電体膜3
3を形成し、さらにその上に上部電極34を構成するIr
O2層34a、Ir層34bを順に形成する。IrO2層とIr層
はスパッタ法により形成され、強誘電体膜33を構成す
るPZTはゾルゲル法により形成される。
【0050】また、PZTを形成した後には、酸素雰囲
気中でアニールを施してPZTを結晶化させる。さら
に、下部電極32、PZT強誘電体膜33、上部電極3
4を成膜した後に、それらをフォトリソグラフィー法に
より図7(b) に示したようなキャパシタ31の形状にパ
ターニングし、その後に、酸素雰囲気中でキャパシタ3
1を温度700℃程度でアニールしてキャパシタ特性を
回復させる。
【0051】以上のような工程により形成されたメモリ
セルは、図7(b) に示したように、プラグ30を構成す
るタングステン層30bと下部電極32を構成するIrO2
層の間に形成されるコンタクトメタル層19cがホール
18中に完全に埋め込まれるので、キャパシタ形成後に
酸素含有雰囲気中で高温アニール処理が施されてもコン
タクトメタル層30cが酸化されることがなくなる。こ
れにより、図3に示したようなキャパシタ形成後の下部
電極21の周辺部での持ち上がりが無くなる。
【0052】また、第1実施形態でキャパシタ下部電極
を構成していたイリジウム層30dをホール18内に埋
め込んだので、その下部電極の最下層として形成してい
た酸化イリジウム膜の形成が不要になり、キャパシタを
薄くすることが可能になる。さらに、プラグ30を構成
するタングステン層30bをCVD法により形成したの
で、ホール18内でのタングステン層30bにはボイド
が発生しなくなり、プラグ30への汚物の混入やプラグ
30の加熱の際の破裂が防止される。 (第6の実施の形態)本実施形態では、第5実施形態と
異なるプラグの形成方法について図9、図10に基づい
て説明する。なお、図9,図10において、図8と同じ
符号は同じ要素を示している。
【0053】まず、図9(a) に示すように、シリコン基
板11を覆う第1〜第3絶縁膜14,15,17を順に
形成した後に、フォトリソグラフィー法によりパターニ
ングして不純物拡散層13dの上にホール18を形成す
る。続いて、スパッタによって、ホール18の内面と第
3絶縁膜17の上にチタン層と窒化チタン層を続けて形
成し、これをバリアメタル層30aとする。さらに、バ
リアメタル層30aの上にタングステン層30bをCV
D法により形成してホール18内に埋め込む。
【0054】なお、それらの層の形成方法や形成条件
は、第2実施形態と同じである。次に、図9(b) に示す
ように、研磨によって第3絶縁膜17上のタングステン
層30bとバリアメタル層30aを除去し、ホール18
内にのみ残す。その研磨の際には、硬い研磨布としてI
C1000(ローテル社)を使用する。次に、図9(c)
に示すように、ホール18内のタングステン層30bと
バリアメタル層30aの上層部をエッチバックにより除
去することにより、深さ300nm程度の凹部18dを
形成する。この場合のエッチング条件として、例えばア
ルゴンガスを用いる。
【0055】続いて、図9(d) に示すように、スパッタ
法により、TiN 、WN、TaN 、Ta、AlSiN 、TaSiN のいず
れかをコンタクトメタル層30cとして凹部18d内と
第3絶縁膜17上面の上に300nmの厚さに形成す
る。次に、図10(a) に示すように、コンタクトメタル
層30cを研磨して凹部18dの中にのみ残す。
【0056】さらに、図10(b) に示すように、スパッ
タ法によりイリジウム層30dを形成して凹部18dを
完全に埋め込むようにする。そして、第3絶縁膜17上
に形成されたイリジウム層30dを図10(c) に示すよ
うに研磨、除去する。以上によりホール18内のプラグ
30の形成が終了する。この後に、第5実施形態で説明
したような工程でキャパシタ20を形成する。
【0057】以上のような工程によれば、図7(b) に示
したように、プラグ30を構成するタングステン層30
bと下部電極32を構成するIrO2層の間に形成されたコ
ンタクトメタル層30cがホール18中に埋め込まれた
状態になるので、キャパシタ形成後の酸素含有雰囲気中
での高温のアニール処理が施されてもコンタクトメタル
層19cが酸化されることがなくなる。従って、図3に
示したようなキャパシタ形成後の下部電極32の周辺部
での持ち上がりが無くなる。
【0058】また、第1実施形態でキャパシタ下部電極
を構成していたイリジウム層30dをホール18内に埋
め込んだので、その下部電極の最下層として形成してい
た酸化イリジウム膜の形成が不要になり、キャパシタを
薄くすることが可能になる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、絶縁
膜のホール内のプラグを構成するタングステン層とキャ
パシタの下部電極の間に形成されるコンタクトメタル層
をホールの上部に埋め込むようにしたので、キャパシタ
を酸素含有雰囲気中でアニールしてもそのコンタクトメ
タル層は酸素に触れることはなく、コンタクトメタル層
の膜厚増加を防止することができる。
【0060】そのホール内においてコンタクトメタル層
の上にイリジウムを埋め込むようにしたので、従来のよ
うにキャパシタ下部電極としてイリジウム層を酸化イリ
ジウム層で挟む構造を採用する必要はなくなり、その下
部電極を酸化イリジウムのみで構成してキャパシタの層
数が減って、絶縁膜上のカバレッジを改善することがで
きる。
【0061】また、絶縁膜のホール内にタングステン層
を形成する際にCVD法を採用したので、ホール内のタ
ングステン層にボイドが発生することを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を示すメモリセルの断面図である。
【図2】従来技術のメモリセルのプラグの形成工程を示
す断面図である。
【図3】従来技術のメモリセルのキャパシタの酸素アニ
ール後の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るメモリセルの断面
図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るメモリセル用プラ
グの形成工程を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るメモリセル用プラ
グの形成工程を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るメモリセルの断面
図である。
【図8】本発明の第5実施形態に係るメモリセル用プラ
グの形成工程を示す断面図である。
【図9】本発明の第6実施形態に係るメモリセル用プラ
グの形成工程を示す断面図(その1)である。
【図10】本発明の第6実施形態に係るメモリセル用プラ
グの形成工程を示す断面図(その2)である。
【符号の説明】
11…シリコン基板(半導体基板)12…LOCOS、
13…MOSトランジスタ、14…第1絶縁膜、15…
第2絶縁膜、17…第3絶縁膜、18…ホール、18a
…ディシング部、18b,18c…凹部、19…プラ
グ、19a…バリアメタル層、19b…タングステン
層、19c…コンタクトメタル層、20…キャパシタ、
21…下部電極、21a,21c…酸化イリジウム層、
21b…イリジウム層、22…強誘電体層、23…上部
電極、23a…酸化イリジウム層、23b…イリジウム
層、30…プラグ、30a…バリアメタル層、30b…
タングステン層、30c…コンタクトメタル層、30d
…イリジウム層、31…キャパシタ、32…下部電極、
33…強誘電体層、34…上部電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 昭男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 ケリー アンドリュー 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5F083 FR02 GA21 JA14 JA15 JA36 JA39 JA40 JA42 MA17 NA08 PR21 PR22 PR33 PR39 PR40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜に形成されたホールと、 前記ホールの中で上部に凹部を有するように形成された
    タングステン層と、前記絶縁膜の上に形成された酸化イ
    リジウムを有する下部電極と強誘電体膜と上部電極とか
    らなるキャパシタと、 前記ホールの前記凹部内に埋め込まれ、前記下部電極と
    前記タングステン層とのコンタクト抵抗を低減したコン
    タクトメタル層とを有する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記凹部内において、前記コンタクトメタ
    ル層の上に形成されたイリジウム層を有することを特徴
    とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記コンタクトメタルは、窒化チタン、窒
    化タングステン、窒化タンタル、タンタル、窒化アルミ
    ニウムシリコン、窒化タンタルシリコンから選択される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】半導体基板の上に絶縁膜を形成する工程
    と、 前記絶縁膜にホールを形成する工程と、 前記ホール内面と前記絶縁膜上面の上にバリアメタル層
    を形成する工程と、 前記バリアメタル層の上にCVD法によってタングステ
    ン層を形成して、該タングステン層を前記ホール内に充
    填する工程と、 研磨、エッチバックのいずれかによって前記タングステ
    ン層及び前記バリアメタル層を前記絶縁膜上面から除去
    するとともに、前記ホール内の上部に凹部が存在する状
    態で前記タングステン層を前記ホール内に残す工程と、 前記絶縁膜と前記凹部内にコンタクトメタル層を形成す
    る工程と、 研磨、エッチバックのいずれかによって前記コンタクト
    メタル層を前記絶縁膜上から除去して前記凹部内にのみ
    残す工程と、 前記ホールの上に形成されて酸化イリジウムを有する下
    部電極と強誘電体層と上部電極とからなるキャパシタを
    形成する工程とを有する半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記コンタクト層を前記絶縁膜から除去す
    る前か後に、前記コンタクト層の上にイリジウム層を形
    成する工程と、 研磨、エッチバックのいずれかによって前記イリジウム
    層を前記絶縁膜上から除去して前記凹部内で前記コンタ
    クトメタル層の上にのみ残す工程とをさらに有する請求
    項4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記キャパシタの形成後に前記キャパシタ
    を酸素含有雰囲気中でアニールすることを特徴とする請
    求項4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記コンタクトメタルは、窒化チタン、窒
    化タングステン、窒化タンタル、タンタル、窒化アルミ
    ニウムシリコン、窒化タンタルシリコンから選択される
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
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