JP2001278293A - キャップ一体型ブローチューブ容器 - Google Patents

キャップ一体型ブローチューブ容器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄肉、軽量で、絞り易く、製造工程を短縮で
きるヒンジキャップ付き閉鎖部材を取り付けたブローチ
ューブ容器を提供する。 【解決手段】 胴部、肩部、口頚部が連続した樹脂層か
らなるブローチューブ容器本体の前記口頚部3と、ヘッ
ド部10とヒンジキャップ20とがヒンジ8を介して連
接してなる閉鎖部材30の前記ヘッド部10とを前記閉
鎖部材30を成形する射出成形金型内でインモールド射
出成形法により接合し、前記ヘッド部10の周辺部が、
前記口頚部3の端部に形成された鍔(つば)4を、その
アンダーカット部9をも含めて包囲するような断面構造
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ヒンジキャップ付
きの閉鎖部材をブロー成形によるチューブ容器本体の口
頚部に取り付けたチューブ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形によるチューブ容器は、チュ
ーブ容器本体が、胴部、肩部、口頚部が連続した樹脂層
からなるワンピースで形成され、一般に、口頚部にスク
リューキャップが巻き締めされたものであって、食品、
医薬品、化粧品、文具等種々の分野に使用されてきてい
る。しかるに、スクリューキャップによる開閉の煩わし
さ、キャップの紛失等の使い勝手の悪さから、片手によ
るワンタッチで軽快に開閉が可能なヒンジキャップの付
いた閉鎖部材(以下単に閉鎖部材と称する)を口頚部に
取り付けたブロー成形によるチューブ容器が、主として
トイレタリー分野において使用されている。図4は、こ
のヒンジキャップ付き閉鎖部材を有するブロー成形チュ
ーブ容器の説明図である。このチューブ容器本体は、図
4(a)に示すように、胴部21、肩部22、口頚部2
3からなり、これらはブロー成形によって一体的に成形
されており、口頚部23は所定の内外径をもたせて成形
されている。一方、ヘッド部HとヒンジキャップCが回
動自在にヒンジ28を介して連接されている閉鎖部材の
ヘッド部Hは、上板24の略中央に注出口25を有し、
上板の内側には中心軸の周辺に2重の環状体26、27
を有していて、最外周には側壁Sが備えられている。ス
クリューキャップCは、その略中心に閉鎖部材の閉鎖時
に注出口25と嵌合する栓部29を備えている。そし
て、閉鎖部材全体は、チューブ容器本体の口頚部23
が、ヘッド部Hの2重の環状体26、27の間に嵌挿さ
れることによってチューブ容器本体に装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図4(a)
に示すような従来の閉鎖部材の付いたブローチューブ容
器においては、閉鎖部材が外れないように、また、内容
物の漏出がないように、閉鎖部材は、口頚部23が閉鎖
部材の2重の環状体26、27間に強力に押し込まれて
嵌挿されるために、閉鎖部材とチューブ容器本体とも接
合部は肉厚にして強度をもたせる必要があり、閉鎖部材
とチューブ容器本体ともに樹脂量が必要以上に増加し、
特に頭部が重くなりすぎる問題がある。また、チューブ
容器本体の胴部21、肩部22とも肉厚になることによ
って、ブローチューブ容器本来の特性である絞り適性を
損なう問題がある。また、ブローチューブ容器は、成形
時に対向する割れ型で口頚部23に相当する部分のホッ
トパリソンをも喰い切る必要があり、図4(b)に示す
ようにパーティングラインに沿って内側には窪み(ピン
チ)Pが、また外側にはバリBを取り除いた跡(ピンチ
オフ)POが形成されるので、上記の口頚部23とヘッ
ド部Hとの嵌挿による接合を精度よく行うには、口頚部
23の最上部の端縁は無論、内外側面の平滑精度を出す
仕上げ工程が欠かせないという問題がある。本発明は、
前記の問題点に鑑みてなされたもので、閉鎖部材とチュ
ーブ容器本体とが、薄肉構造であっても、また、口頚部
の表面平滑仕上げがなくても、確実に接合され、しかも
仕上げ工程と嵌合工程を省くことにより、短縮された工
程で製造可能なキャップ一体型ブローチューブ容器の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるキャップ一
体型ブローチューブ容器は、胴部、肩部、口頚部が連続
した樹脂層からなるブローチューブ容器本体の前記口頚
部と、ヘッド部とヒンジキャップとがヒンジを介して連
接してなる閉鎖部材の前記ヘッド部の周辺部とが、前記
閉鎖部材を成形する射出成形金型内でインモールド射出
成形法により一体的に接合されてなることを特徴とする
ものである。また、前記ヘッド部の周辺部が、前記口頚
部の端部に形成された鍔(つば)を、該鍔のアンダーカ
ット部をも含めて包囲するように成形されていることを
特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図面を用いて、更に詳し
く説明する。図1は、本発明によるキャップ一体型ブロ
ーチューブ容器の第1実施例の説明図である。本発明に
よるキャップ一体型ブローチューブ容器40の第1実施
例に使用されているチューブ容器本体(斜線で示す部
分)は、通常のように、胴部1、肩部2、口頚部3が中
心軸に対して対称的な形状を有する連続した樹脂層によ
って形成されているが、口頚部3の端部には鍔(つば)
4が外側に拡がるように形成され、その下部には、アン
ダーカット部9が形成されている。また、第1実施例に
おける閉鎖部材30は、ヘッド部10とヒンジキャップ
20とがヒンジ8を介して連接され、ヘッド部10の上
板5の略中心に注出口6を備え、ヒンジキャップ20の
略中央には栓部7を備え、閉鎖部材30の閉鎖状態にお
いて、注出口6と栓部7が嵌合するようになっている。
本発明における、ポイントは、ヘッド部10の周辺、す
なわち上板5の周辺において行われている口頚部3とヘ
ッド部10との接合が、図1で示すように、口頚部3の
端部に形成された鍔(つば)4を、そのアンダーカット
部9をも含めて包囲するように成形された前記ヘッド部
10の周辺部とによる構造的な接合手段によるものであ
る。すなわち、接合部において、ヘッド部10側の樹脂
が鍔4をそのアンダーカット部9まで含めて包み込んで
いる。このような接合手段は後述するインモールド射出
成形法によって達成されるが、通常のインモールド射出
成形法と異なり、鍔4とそれを取り巻くヘッド部10と
の間で、双方の樹脂同士が必ずしも熱接着している必要
はない。
【0006】図2は、本発明によるキャップ一体型ブロ
ーチューブ容器の第2実施例の説明図である。第2実施
例に使用されているキャップ一体型ブローチューブ容器
40のチューブ容器本体は、非対称な変形ブローチュー
ブ容器であり、特に肩部2が変形していて、口頚部3
が、その中心軸が胴部1の中心軸に対して略45°の傾
きになるように変形した肩部2に取り付けられている。
そして、その口頚部3にヘッド部10とヒンジキャップ
20とからなる閉鎖部材30が接合されている。この接
合手段は、第1実施例と同じくインモールド射出成形法
によって達成されるものであるが、この接合の範囲はさ
らに広がり、口頚部3の端部に形成された鍔4とそのア
ンダーカット9に加えて、さらに口頚部3の内面と口頚
部3の下部の肩部2との境界にも形成されたアンダーカ
ット部9’にまで及んでいる。すなわち、接合部におい
ては、ヘッド部10の樹脂が、アンダーカット部9を含
む鍔4の周辺、口頚部3の内面、下部のアンダーカット
部9’までを包み込んでいる。また、この接合手段にお
いて、ヘッド部10と口頚部3の樹脂同士が、熱接着さ
れていても、あるいはされていなくてもよい。ヒンジキ
ャップ20は、第1実施例と同様にヒンジ8でヘッド部
10に連接され、その中央部に設けられている栓部7
が、閉鎖部材30の閉鎖時に注出口6の先端部に嵌合す
るようになっている。また、閉鎖状態において、ヒンジ
キャップ20の側板11の先端部内側の回転半径の最も
大きな部分に形成された突起12とヘッド部10の上板
5の周辺部に形成された段差面13に形成された凹陥部
とを2重に嵌合させるようにしてもよい。
【0007】以上、第1、第2実施例において説明した
口頚部3とヘッド部20との接合は、従来のように口頚
部3をヘッド部10に単に嵌挿したものとは異なり、口
頚部3の少なくとも端部に形成された鍔をそのアンダー
カット部まで含めてヘッド部10側の樹脂が包囲した断
面構造を持たせることによって、両者が薄肉化された状
態においても、強固で、液漏れしない接合が可能とな
る。このため、容器全体の軽量化が可能となり、材料コ
ストが削減されるばかりでなく、本来の絞り適正に優れ
たブローチューブ容器の特性を100%発揮させること
ができる。また、接合部における熱接着を必ずしも必要
としないため、閉鎖部材30とチューブ容器本体の樹脂
の選択範囲か拡がるというメリットも発生する。
【0008】図3は、閉鎖部材におけるヒンジ周辺部の
説明図である。一般に、ヘッド部(左図)とヒンジキャ
ップ(右図)とを連接するヒンジ33(ちょうつがい)
とバンド(帯状体)32は、構造上から大別して図3、
(a)〜(d)に示すような次のタイプがある。ここで
バンド32は、バネ機能を有し、ヒンジキャップの開閉
にあたってスナップ性を与えるためのものである。 (a)ヒンジ単体タイプ (b)両側ヒンジ、中央バンドセパレートタイプ (c)中央ヒンジ、両側バンドセパレートタイプ (d)中央ヒンジ、両側バンド一体タイプ これらは、ヒンジキャップにヒンジ33を軸とする回動
機能を付与したものであるが、さらにピルファープルー
フ(悪戯防止)機能を付与する等の付加価値をプラスし
たものが種々提案されている。本発明によるキャップ一
体型ブローチューブ容器10、20には、上記のいかな
るタイプのものを使用してもよい。ただし、スナップを
効かせて開閉することが要求される場合にはヒンジ単体
タイプ以外のものを使用する必要がある。
【0009】本発明によるキャップ一体型ブローチュー
ブ容器のブローチューブ容器本体は、胴部1、肩部2、
口頚部3が連続した樹脂層からなるもので、その樹脂層
は、単層、若しくは多層の積層構成を有するものであ
る。その成形工程は、円形ダイスから単層、若しくは多
層で押し出しされたホットパリソンを対向する二つの割
り型で挟んで喰い切り、口頚部3に接続する吹き込み成
形部から高圧エアーを吹き込んでブロー成形を行い、そ
れと同時に頭部と底部のバリを取り除き、成形された中
間製品に付着している吹き込み成形部と閉鎖した底部を
トリミングし、最後に、口頚部3のバリ取り跡をリーマ
ー仕上げする工程からなるものである。本発明によるキ
ャップ一体型ブローチューブ容器40に使用するブロー
チューブ容器本体では、以上の最終の仕上げ工程を省く
ことができ、口頚部3の端縁の平滑精度が出ていなくと
も、また、口頚部3内部のピンチP、外部のバリ取り跡
のピンチオフPOが残っていてもそのまま使用すること
ができる。
【0010】本発明によるキャップ一体型ブローチュー
ブ容器のブローチューブ容器本体の、単層の場合の素材
は、ブロー成形性のあるものであればポリオレフィン
系、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂を
用途に応じて使い分けることができる。また、多層の場
合には、用途に応じて種々の積層構成からなるものを使
用することができる。例えば、表面側から次の積層構成
を有するものが使用可能である。 PE/TIE/XX XX/TIE/PAN PP/TIE/EVOH/TIE/XX PE/TIE/EVOH PE/TIE/PAN PE/TIE/ENOH/TIE/PAN PE/RE/TIE/EVOH PE/RE/TIE/PAN PE/RE/TIE/EVOH/TIE/PAN ここで、 PE ポリエチレン層 PP ポリプロピレン EVOH エチレン−ビニルアルコールコポリマー層 PAN アクリルニトリルコポリマー層 RE リサイクル樹脂層 TIE 接着性樹脂層 XX 接着性ポリオレフィン系樹脂
【0011】次に、本発明によるキャップ一体型ブロー
チューブ容器40の閉鎖部材30の製造法と閉鎖部材3
0とブローチューブ容器本体の接合手段について説明す
る。閉鎖部材30の射出成形法による成形と閉鎖部材3
0とブローチューブ容器本体の接合は、インモールド射
出成形法によって全く同時に処理することができる。イ
ンモールド射出成形法は、金型内で射出成形される成形
品に予め型締め前に挿入されている成形樹脂以外のもの
を一体的にワンピースとなるように熱溶着させる方法で
ある。本発明によるキャップ一体型ブローチューブ容器
40は、閉鎖部材30の射出成形用の金型内にブローチ
ューブ容器本体の口頚部3を挿入することによって、閉
鎖部材30が成形されると同時に、閉鎖部材30に口頚
部3が金型内で一体的に接合された状態で金型から取り
出すことができる。すなわち、閉鎖部材30を射出成形
するキャビティ側が総て型締めされた状態において、予
め成形されているブローチューブ容器本体の口頚部3
を、先端部がヘッド部10を射出成形するためのコアー
となっているマンドレルに差し込んだ状態で、キャビテ
ィ内に所定の位置まで進入させて型締めを完了させ、溶
融樹脂を例えばヘッド部10の上板5の一部に設けられ
ゲートから注入し、閉鎖部材30全体を射出成形すると
同時に、少なくとも口頚部3先端部の鍔4をヘッド部1
0側の樹脂が包囲するように成形し、ヘッド部10とブ
ローチューブ容器本体とを構造的に接合することができ
る。この場合、口頚部3とヘッド部10の樹脂同士が熱
溶着すれば好ましいが、必ずしもその必要はない。それ
は、接合部分が、図1に示すような入り組んだ断面構造
になっているので閉鎖部材30が抜け落ちたり、内容物
が両者の間隙から漏出することがなくなるためである。
閉鎖部材30には、ヒンジ8に適度な弾性と耐折強度を
持たせる必要があり、極めて狭いヒンジ22部を通過し
て短時間で型内に広がる優れた流動特性を持たせる必要
があり、また適度な硬度を有し、軽快な嵌合機能を持た
せる必要があるため、ポリプロピレン系樹脂の使用が好
ましい。また、これに対するブローチューブ容器本体の
口頚部3側は、接合面に熱接着性に優れた接着性樹脂層
を設けるか、若しくは閉鎖部材30と同系材質の樹脂層
を有することが好ましいが、これに限定されることはな
く、いかなる種類の単層、若しくは、積層構成からなる
ブローチューブ容器本体であってもよい。また、図1
(b)で示すような口頚部3の内外面に形成されるピン
チP、ピンチオフPOは取り去る必要はない。それは、
ヘッド部10側の樹脂がそれらの凹凸を埋めてくれるた
めである。このインモールド射出成形法による接合手段
によれば、従来、ブローチューブ容器本体と閉鎖部材3
0を嵌挿するための工程も不要となるので、従来の工程
を短縮することができる。また、インモールド射出成形
法による接合箇所の仕上がりは美しく、化粧品、トイレ
タリー等には最適のブローチューブ容器を提供すること
ができる。
【0012】本発明によるチューブ容器は、上記の記載
あるいは図面に限定されることなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、本
発明によるブローチューブ容器本体の胴部1の水平断面
形状は、円形だけでなく楕円形、四角形等であってもよ
く、口頚部3の中心軸の胴部1の中心軸に対する角度も
任意に変更することができる。また、前述のように、閉
鎖部材30におけるヘッド部10とヒンジキャップ20
の連結機構は、図3に示すようないかなるタイプのもの
であってもよい。さらに、閉鎖部材30における注出口
6のヒンジキャップ20側の栓部7による嵌合には、図
1、図2に示すような嵌合方式以外にもいかなる嵌合手
段を用いてもよく、また、両者間にクッション材を介在
させる等の手段を用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によるキャップ一体型ブローチュ
ーブ容器によれば、インモールド射出成形法による閉鎖
部材30の成形と同時に閉鎖部材30とブローチューブ
容器本体を接合するので、工程の短縮ができ、またこの
接合手段を口頚部3の少なくとも端部に形成された鍔4
をヘッド部10側の樹脂が包囲した断面構造を有する入
り組んだ構造によるものとすることによって、ブローチ
ューブ容器本体と閉鎖部材30とも薄肉化、軽量化され
ることによって、材料コストを削減することができ、し
かも接合が強固で、液漏れしにくく、絞り易いブローチ
ューブ容器を提供することができる。また、インモール
ド射出成形法を使用するが、接合部において、必ずしも
熱溶着を必要としないため、閉鎖部材30とチューブ容
器本体のそれぞれの樹脂の選択範囲は極めて拡がり、内
容物に応じた種々の適性のある素材を使用したブローチ
ューブ容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキャップ一体型ブローチューブ容
器の第1実施例の説明図
【図2】本発明によるキャップ一体型ブローチューブ容
器の第1実施例の説明図
【図3】閉鎖部材におけるヒンジ周辺部の説明図
【図4】従来のヒンジキャップ付き閉鎖部材を有するブ
ロー成形チューブ容器の説明図
【符号の説明】
1 胴部 2 肩部 3 口頚部 4 鍔(つば) 5 上板 6 注出口 7 栓部 8 ヒンジ 9、9’ アンダーカット部 10 ヘッド部 11 側板 12 突起 13 段差 20 ヒンジキャップ 21 胴部 22 肩部 23 口頚部 24 上板 25 注出口 26、27 環状体 28 ヒンジ 29 栓部 30 閉鎖部材 32 帯状体 33 ヒンジ 40 本発明によるキャップ一体型ブローチューブ容
器 50 従来の閉鎖部材 P ピンチ PO ピンチオフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西平 賢哉 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E065 AA01 BA16 BA17 BA18 BA40 BB03 DA05 DB01 FA02 FA11 HA01 HA03 3E084 AA03 AA12 AA24 AA37 BA03 CA01 CB02 CC03 DA01 DC03 FA02 GA06 GB06 LA18 LB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部、肩部、口頚部が連続した樹脂層か
    らなるブローチューブ容器本体の前記口頚部と、ヘッド
    部とヒンジキャップとがヒンジを介して連接してなる閉
    鎖部材の前記ヘッド部の周辺部とが、前記閉鎖部材を成
    形する射出成形金型内でインモールド射出成形法により
    一体的に接合されてなることを特徴とするキャップ一体
    型ブローチューブ容器。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド部の周辺部が、前記口頚部の
    端部に形成された鍔(つば)を、該鍔のアンダーカット
    部をも含めて包囲するように成形されていることを特徴
    とする請求項1記載のキャップ一体型ブローチューブ容
    器。
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