JP2001274062A - レジストパターンの形成方法及び露光装置 - Google Patents

レジストパターンの形成方法及び露光装置

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JP2001274062A
JP2001274062A JP2000085788A JP2000085788A JP2001274062A JP 2001274062 A JP2001274062 A JP 2001274062A JP 2000085788 A JP2000085788 A JP 2000085788A JP 2000085788 A JP2000085788 A JP 2000085788A JP 2001274062 A JP2001274062 A JP 2001274062A
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resist
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Takamitsu Furukawa
貴光 古川
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 KrF露光技術の解像限界に達しない比較的
大きなパターンとKrF露光技術の解像限界以下の極く
微細なパターンを同時に良好に形成できるレジストパタ
ーンの形成方法及びこの方法に用いる露光装置を提供す
る。 【解決手段】 SiO2膜12の表面に形成したTDU
R−P015よりなるレジスト膜10(図1(A))に
対し、波長248nmのディープUV光により、縮小対
象領域に対しては最終的に必要なパターン寸法より縮小
率に合わせて大きくした寸法の円形パターンと非縮小対
象領域には最終的に必要な寸法の円形パターンを、同時
にパターン露光し(図1(B))、現像して得られたレ
ジストパターン(図1(C))に対し、非縮小対象領域
のみにレジスト膜10を構成するTDUR−P015の
耐熱性が向上してレジストパターンが縮小しなくなる量
のUV光露光量を与え(図1(D))、135度60秒
の高温ベーク処理を施す(図1(E))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジストパターン
の形成方法及び露光装置に係り、特に、半導体集積回路
の製造におけるKrFエキシマレーザを光源として用い
た露光技術によるレジストパターンの形成方法及び露光
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路の製造にあたっ
て、より微細なパターンを形成するために、露光光とし
てKrFエキシマレーザ光源による波長248nmのデ
ィープUV光を用いるKrF露光技術が主流となってき
ている。このKrF露光技術では、0.2μm程度のパ
ターンの形成が可能となる。
【0003】特開平11−119443号公報には、こ
のようなKrF露光技術において、レジストパターンの
形成後に残留溶媒及び残留水分の除去を目的とした通常
のベークよりも高い温度でベークしてレジストに形成し
たホールパターンの内径を縮小させる等のようにレジス
トパターンを縮小させ、0.2μm程度以下のより微細
なパターンを得る技術が開示されている。この技術によ
れば、KrF露光技術での解像限界を越える0.1μm
程度以下のパターンを形成することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−119443号公報に開示された方法は、K
rF露光技術の解像限界以下の極く微細なパターンを形
成するのに好適であるが、KrF露光技術の解像限界に
達しない比較的大きなパターンについては、ベーク後の
パターンが劣化することがあり、好ましくない。
【0005】例えば、図10(A)に示すように、レジ
ストに直径0.25μm程度の孔(コンタクトパター
ン)と直径0.5μm程度の孔(コンタクトパターン)
を形成して135℃程度で60秒間ベークすると、図1
0(B)に示すように、直径0.25μm程度の孔(コ
ンタクトパターン)では側壁は変形せずに径寸法のみが
縮小して直径0.1μm程度の孔が形成されるが、直径
0.5μm程度の孔(コンタクトパターン)では、パタ
ーンを形成するレジスト側壁が孔の中心向かって湾曲し
て、最も短い直径が0.35μmの変形した孔となる。
【0006】このような形状の孔は、後のエッチング工
程においてマスクとして使用すると、下層の被加工膜の
エッチングとともに凸状の頂点に相当する部分が徐々に
削れるので、結果として孔の直径が拡大してしまう。そ
れに加えて、レジスト側壁が孔の中心向かって湾曲した
形状であり、最も短い直径が0.35μmになっている
ので、被加工膜と接面する孔の底面側の直径は0.35
μmよりも大きく、さらにエッチング時に境界領域で多
少えぐれることも考慮すると、目的とした直径よりもか
なり大きい直径の孔が被加工膜に形成されてしまう。こ
の傾向は、特に、ベーク前のレジストパターンの寸法が
0.5μmより大きくなると顕著である。
【0007】以上のことから、本発明は、KrF露光技
術の解像限界に達しない比較的大きなパターンとKrF
露光技術の解像限界以下の極く微細なパターンを同時に
良好に形成できるレジストパターンの形成方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明のレジストパターンの形成方法は、表
面にレジストが塗布された被加工物のレジストに対し、
パターンを形成するための第1の露光量を与えるパター
ン露光を行った後、現像してレジストパターンを形成
し、前記レジストパターンにレジストパターンの縮小率
を調整する第2の露光量を与える露光を行った後、レジ
ストがフローする温度でベーク処理を行う。
【0009】すなわち、被加工物上に形成したレジスト
パターンに対し、第2の露光量を与える露光を行うこと
によりレジストの耐熱性が変化する。レジストの耐熱性
は、高温ベーク処理時のレジストパターンの縮小率を左
右する要因であり、レジストの耐熱性が高いほど縮小率
は小さくなる。このレジストの耐熱性は第2の露光量に
応じて変化するので、請求項1の発明では、第2の露光
量を調整することにより高温ベーク処理時のレジストパ
ターンの縮小率を調整する。
【0010】すなわち、レジストパターンの縮小率が予
め定めた所定の縮小率となるときのレジストの耐熱性を
求め、この耐熱性となる露光量分を第2の露光量として
与えることによりレジストパターンの縮小率を調整し、
所望の寸法にレジストパターンを縮小できる。
【0011】この第2の露光量は縮小対象領域のレジス
トパターンに与えてレジストパターンの縮小率を調整
し、所望の寸法にレジストパターンを縮小させるように
制御するだけでなく、逆に、非縮小対象領域のレジスト
パターンに第2の露光量を与えてレジストパターンの縮
小を抑えるように制御することもできる。
【0012】この場合、請求項2に記載した様に、前記
第2の露光量をレジストの飽和露光量以上の露光量とす
ることにより、高温ベーク処理時の温度に対して充分な
耐性をレジストが備えるようになるので、前記レジスト
パターンの寸法が変わらないように調整できる。この場
合、露光量が多すぎても問題ないので露光量の調整が比
較的簡単になるという利点がある。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載のレジストパターンの形成方法において、前記パ
ターン露光時に、予め定めた所定の縮小率でパターンを
縮小させる縮小対象領域のパターンと、露光寸法通りの
パターンとする非縮小対象領域のパターンを露光し、前
記縮小対象領域のパターンに対しては、前記所定の縮小
率に対応した第2の露光量を与え、前記非縮小対象領域
に対しては、前記高温ベーク処理時の温度に対してレジ
ストが耐性を備える第3の露光量を与える。
【0014】例えば、露光装置の解像限界以下の寸法の
第1のコンタクトホールと露光により形成可能な寸法の
第2のコンタクトホールのように、異なる径寸法のコン
タクトホールを形成する場合、第1のコンタクトホール
は高温ベーク処理により縮小させる必要があるが、第2
のコンタクトホールはパターン露光によるパターニング
で形成できるので、高温ベーク処理により縮小させる必
要はない。
【0015】したがって、請求項3の発明では、パター
ン露光において、縮小させる必要のある第1のコンタク
トホール形成領域(縮小対象領域)は、縮小率に応じて決
定される寸法のコンタクトホールパターンを露光し、縮
小させる必要のない第2のコンタクトホール形成領域
(非縮小対象領域)は、最終的に必要な寸法のコンタクト
ホールパターンを露光し、第1のコンタクトホール形成
領域(縮小対象領域)に対しては予め定めた所定の縮小率
で縮小するように調整された第2の露光量を与え、第2
のコンタクトホール形成領域(非縮小対象領域)に対して
は、前記高温ベーク処理時の温度に対してレジストが耐
性を備える第3の露光量を与えることにより第2のコン
タクトホール形成領域(非縮小対象領域)に形成されたコ
ンタクトホールパターンが前記高温ベーク処理時に縮小
しないように調整する。
【0016】これにより、露光により形成できない解像
限界以下の寸法の極微小なパターンと露光により形成可
能な寸法のパターンを同時に良好に形成しつつ、高温ベ
ーク時にパターン劣化を起こし易い比較的大きな寸法の
パターンを劣化させることなく形成できる。したがっ
て、異なる寸法のパターンをパターン劣化を起こすこと
なく形成できる。
【0017】ところで、高温ベーク時にベークプレート
に生じる表面温度差によって、ベークプレート上に載置
される被加工物の表面温度差が生じる場合がある。この
表面温度差により、被加工物上に形成されたレジストパ
ターンの縮小率がばらつくため、請求項4の発明では、
前記高温ベーク処理時に前記被加工物に生じる温度差分
布に応じて生じる縮小率の誤差分布が相殺されるよう
に、前記被加工物の予め定めた所定の領域ごとに前記第
2の露光量を補正する。
【0018】すなわち、設定温度よりも高くなる領域は
設定温度よりも温度が高い分レジストパターンがだれる
量が目的とする量よりも大きくなるので縮小量が大きく
なり、逆に設定温度よりも低くなる領域は設定温度より
も温度が低い分レジストパターンがだれる量が目的とす
る量よりも小さくなるので縮小量が小さくなる。
【0019】したがって、設定温度よりも高くなる領域
は、レジストの縮小量が余分に大きくなるので、第2の
露光量を温度差に応じて多くするように補正することに
よりレジストの耐熱性を上げ、目的とする縮小量となる
ように調整する。逆に、設定温度よりも低くなる領域
は、レジストの縮小量が不充分となるので、第2の露光
量を温度差に応じて少なく補正することによりレジスト
の耐熱性を下げ、目的とする縮小量となるように調整す
る。
【0020】このように、前記高温ベーク処理時に生じ
る縮小率の誤差分布が相殺されるように第2の露光量を
予め定めた所定の領域ごとに補正することにより、高温
ベーク後のレジストパターンにおいて、同じ縮小率に設
定されたパターンを同じ縮小率で形成することができ
る。
【0021】また、形成したパターンをマスクとして用
いてエッチングするエッチング処理などの製造プロセス
を構成する種々の工程での要因によって、最終的に得ら
れる被加工物上のレジストパターンの縮小率がばらつく
ことがある。そのため、請求項5の発明では、製造プロ
セスを構成する種々の工程での要因の総和に起因して最
終的に被加工物に形成されるパターンの縮小率の誤差分
布が相殺されるように、前記被加工物の予め定めた所定
の領域ごとに前記第2の露光量を補正する。
【0022】すなわち、請求項5の発明では、高温ベー
ク時に生じる被加工物の表面温度差に起因する縮小率の
バラツキ、エッチング時に部分的にエッチングの進み具
合が異なることに起因するパターン寸法の部分的な変形
寸法誤差のバラツキなど、製造プロセスを通して生じた
寸法誤差を相殺する様に、第2の露光量を補正し、最終
的に得られる被加工物上に形成されたパターン面内にお
いて、同じ縮小率に設定されたパターンをほぼ同じ縮小
率で形成することができる。
【0023】なお、上記請求項4および請求項5におけ
る第2の露光量の補正は、前記第2の露光時に第2の露
光量に補正量を加算して行うようにしてもよいし、第2
の露光量を与えた後に、補正量に相当する分の露光量を
別に与えるようにしてもよい。
【0024】なお、請求項6に記載したように、本発明
のレジストパターンの形成方法は、露光光として、例え
ば、KrFエキシマレーザ光源による波長248nmの
ディープUV光等のUV光を用い、レジストとして、例
えば、KrF用のポジレジストなどのUV光用レジスト
を用いた場合に特に有効である。
【0025】また、レジストの縮小率は高温ベーク時の
温度によっても変化するため、請求項7の発明では、表
面にレジストが塗布された被加工物のレジストに対し、
パターンを形成するための第1の露光量を与えるパター
ン露光を行った後、現像してレジストパターンを形成
し、前記レジストパターンにレジストパターンの縮小率
を調整する第2の露光量を与える露光を行った後、レジ
ストがフローする温度でベーク処理を行う際に、ベーク
処理温度を調整することにより、高温ベーク処理時のレ
ジストパターンの縮小率をさらに調整する。
【0026】このように、第2の露光量とベーク処理温
度を調整することにより、一層細かくレジストパターン
の縮小率を調整することが可能となる。なお、請求項7
においても、上記請求項2から請求項6に記載した発明
と同様に、パターン露光及び第2の露光量をそれぞれ制
御してもよい。
【0027】また、上記請求項1から請求項7に記載の
レジストパターンの形成方法は、例えば、ステッパーな
どの逐次露光装置を用いて行うことができるが、請求項
8に記載したように、被加工物の全面に均一強度の光を
照射する露光光学系と、前記露光光学系と前記被加工物
の間に設けられると共に、前記被加工物の所定の領域ご
とに予め定めた所定の縮小率に対応した第2の露光量と
なるように透過率を調整したフィルタと、を備えた全面
露光型の一括露光装置を用いて行うことができる。
【0028】この構成の露光装置によれば、一回の露光
で、全てのパターンを同時に、所望の縮小率となるよう
に露光できるので、スループット性が良好で好ましい。
また、フィルタを交換するだけで、その都度各領域ごと
に必要な露光量に合わせた露光を行えるという比較的簡
単な構成であるという利点もある。なお、従来から用い
られている一括露光装置を転用して請求項8の露光装置
を構成できるので、設備コスト的にも低く抑えられ、好
ましい。
【0029】また、フィルタは、請求項4のように前記
高温ベーク処理時に生じる縮小率の誤差分布が相殺され
るように第2の露光量を予め定めた所定の領域ごとに補
正する場合は、請求項9に記載したように、前記被加工
物の所定の領域ごとに高温ベーク処理時に前記被加工物
に生じる温度差分布に応じて生じる縮小率の誤差分布が
相殺される露光量となるように透過率が補正されている
ものとするよい。
【0030】また、フィルタは、請求項5のように最終
的に被加工物に形成されるパターンの縮小率の誤差分布
が相殺されるように、前記被加工物の予め定めた所定の
領域ごとに前記第2の露光量を補正する場合は、請求項
10に記載したように、前記被加工物の所定の領域ごと
に最終的に被加工物に形成されるパターンの縮小率の誤
差分布が相殺される露光量となるように透過率が補正さ
れているものとするとよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図1から図4を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態は、
光源としてKrFエキシマレーザを使用し、レジストと
して、例えば、UV用レジストの一種でありKrF用の
化学増幅型ポジレジストであるTDUR−P015(商
品名;東京応化工業株式会社製)を用いてレジストにコ
ンタクトパターンを形成する場合に本発明のレジストパ
ターンの形成方法及び露光装置を適用したものである。
【0032】(第1の実施の形態)まず、図1(A)に
示すように、ウエハ基板の表面にエッチング対象となる
被加工膜としてシリコン酸化膜(SiO2膜)12を形成
し、このSiO2膜12の表面にTDUR−P015を
膜厚が、例えば、1.0μm程度となるように塗布し、
レジスト膜10とする。
【0033】次に、図2に示すような構成のステッパー
(逐次露光装置;図2参照/詳細は後述する)30を用
いて露光単位領域毎に、例えば、波長248nmのディ
ープUV光により、図1(B)に示すように、パターン
露光を行う。このとき、レジスト膜10には、縮小対象
領域に対しては最終的に必要なパターン寸法より縮小率
に合わせて大きくした寸法、例えば、0.25μm程度
の円形パターンが露光され、非縮小対象領域には最終的
に必要な寸法、例えば、0.35μm程度の円形パター
ンが露光されている。
【0034】また、このときレジスト膜10に与える露
光量は、例えば、20mJ/cm2程度であり、この露
光量は現像後にレジスト膜10がパターン形成するのに
十分な露光量(すなわち、第1の露光量)である。な
お、図1(B)では説明のためウエハの上方に第1レチ
クル36を配置したように図示しているが、実際には、
第1レチクル36は後述の図2に示すように投影光学系
34と縮小光学系38の間に配置している。
【0035】ここで、露光に用いるステッパー30につ
いて図2を参照して簡単に説明する。このステッパー3
0は、大別して、KrFエキシマレーザ光源32、投影
光学系34、第1レチクル36、縮小光学系38、X−
Yステージ40、及び制御部42から構成されている。
【0036】KrFエキシマレーザ光源32は、例え
ば、波長248nmのディープUV光を一様な強度で照
射する。投影光学系34は、KrFエキシマレーザ光源
32からのUV光が第1レチクル36に照射される様に
導く。なお、図2では、投影光学系34を1つのレンズ
で表しているが、1つに限らず複数のレンズから構成し
てもよい。
【0037】第1レチクル36には、回路パターンが形
成されており、本実施の形態では、縮小対象領域のコン
タクトパターンは最終的に必要な寸法より縮小率に合わ
せて大きくした寸法のコンタクトパターンとして形成さ
れ、非縮小対象領域のパターンは最終的に必要な寸法の
コンタクトパターンとして形成されている。この第1レ
チクル36は交換可能であり、本実施の形態では、後述
するが第2の露光時には第2の露光用の第2レチクル3
7を使用する。
【0038】縮小光学系38は、第1レチクル36を通
過したUV光を露光単位領域寸法となるように縮小して
X−Yステージ40上に載置されたウエハに照射する。
X−Yステージ40はX方向とY方向の直交する2方向
に移動可能であり、制御部42からの指示に基いて移動
する。この移動は、制御部42から現在露光している露
光単位領域に対する露光が終了したと指示があると、次
の露光単位領域にKrFエキシマレーザ光源32からの
UV光が照射されるように、露光単位領域を移動単位と
して行う。制御部42は、KrFエキシマレーザ光源3
2のオンオフ制御を行うことによりUV光の照射時間を
調整し、かつ、図示しない位置検出センサからの位置情
報に基づいてX−Yステージ40の移動制御を行う。
【0039】このような構成のステッパー30により、
ウエハ14の各露光単位領域に対するパターン露光がす
べて終了すると、ウエハ14をステッパー30から取り
外してレジストをアルカリ水溶液で現像する。これによ
り、露光された領域のレジストが取り除かれ、図1
(C)に示すように、縮小対象領域には最終的に必要な
パターン寸法より縮小率に合わせて大きくした寸法であ
る、例えば、直径0.25μm程度のコンタクトパター
ン22aが形成され、非縮小対象領域には最終的に必要
な寸法である、例えば、直径0.35μm程度のコンタ
クトパターン20が形成される。
【0040】次に、現像後のウエハ14を再び上述のス
テッパー30にセットし、非縮小対象領域のみにUV光
が照射されるようにパターンが形成された第2レチクル
37を第1レチクル36の代わりにセットして、図1
(D)に示すようにUV光により露光する。ここでは、
このときのUV光露光量、すなわち、第2のUV光露光
量を、例えば、3.3mJ/cm2以上等のように、レ
ジスト膜10を構成するTDUR−P015の耐熱性が
向上してレジストパターンが縮小しなくなる量とする。
【0041】露光終了後、ウエハ14をステッパー30
(図2参照)から取り外して135℃60秒での高温ベ
ーク処理を行う。この高温ベーク処理により、例えば、
図1(E)に示すように、第2の露光量が与えられてい
ない縮小対象領域に形成された前記直径0.25μm程
度のコンタクトパターン22aは縮小して、直径0.1
μm程度のコンタクトパターン22bとなる。また、第
2の露光量が与えられた非縮小対象領域に形成されたパ
ターンは縮小せずに、直径0.35μmのコンタクトパ
ターン20のままである。非縮小対象領域のレジストパ
ターンには、135℃60秒での高温ベーク処理時の温
度に対して十分な耐熱性を有する第2の露光量が与えら
れているため、ほぼパターン露光通りの寸法のパターン
が得られる。
【0042】すなわち、本第1の実施の形態でレジスト
として使用したTDUR−P015は、図3の各ポイン
トが菱形で記されたグラフに示すように、第2の露光量
の量によって135℃60秒での高温ベーク処理後の径
寸法が異なる。すなわち、第2の露光量が3.3mJ/
cm2程度以上となると135℃60秒での高温ベーク
処理時の温度に対して十分な耐熱性を有するようになる
ので円形パターンの径寸法が、第2露光を行わずに90
℃60秒で通常ベーク処理して得られた通常プロセスで
の円形パターンの径寸法(図3中では三角が記された位
置の値)とほぼ同じとなる。
【0043】これに対し、第2の露光量が3.3mJ/
cm2程度より少ない量であると感光が不充分であるた
め、高温ベーク処理時の温度に対して耐熱性が不充分と
なる。すなわち、第2の露光量が0mJ/cm2以上
2.7mJ/cm2程度であると、第2の露光量を与え
ずに135℃60秒で高温ベーク処理して得られたプロ
セスでの円形パターンの径寸法(図3中では正方形が記
された位置の値)とほぼ同じとなる。また、第2の露光
量が2.7mJ/cm2程度から3.3mJ/cm2程度
までの間はほぼ比例的に耐熱性が上がるため、ほぼ比例
的に縮小率が小さくなって最終的に得られる円形パター
ンの径寸法も与えられる第2の露光量の大きさに比例し
て大きくなる。
【0044】また、第2の露光量は、比較的大きな領域
に与えれることができればよく、パターン露光時に用い
たステッパー30等のように高解像度の露光装置を用い
て第2の露光量を与える必要はない。そのため、パター
ン露光を行ったステッパー30とは別の比較的低解像度
の別の露光装置により第2の露光を行うようにすること
もできる。
【0045】すなわち、KrFエキシマレーザを備えた
露光装置は、現段階では最新型の露光装置であるため、
設備コストなどの点から数量が限定される傾向にある。
したがって、最も可動率が高くなる。このことより、パ
ターン露光はKrFエキシマレーザを備えた露光装置を
用い、第2の露光量は可動率の低い他の機種の露光装置
を用いて与えることにより、可動率の高い露光装置に対
する負荷が軽減され、効率的に処理することが可能とな
る。
【0046】なお、このときに使用する露光装置の光源
としては、レジストが感光する光を照射するものであれ
ばよく、パターン露光での光と異なっていてもよい。例
えば、上述のTDUR−P015は、i線によっても感
光するため、i線を照射する露光装置により第2の露光
量を与えるようにすることも可能である。また、パター
ン露光で用いた単波長光源でなく、パターン露光で用い
た単波長域を含む広帯域の光を照射するものでもよい。
【0047】なお、本実施の形態では、レジスト膜10
を構成する材質としてTDUR−P015を用いた場合
について説明したが、第2の露光量を与えることにより
耐熱性が向上する性質のレジストであれば、TDUR−
P015に限らず、例えば、TDUR−P007(商品
名;東京応化工業株式会社製)、TDUR−P442(商
品名;東京応化工業株式会社製)、SEPR402R(商
品名;信越化学工業株式会社製)、DX3200P(商品
名;クラリアントジャパン株式会社製)等の他の種類の
レジストを使用できる。
【0048】もちろん、使用するレジストの種類によっ
て第2の露光量に対応するパターンの縮小率が異なるの
で、各々UV光露光量と縮小率との関係とに基づいて最
適なUV光露光量となるように調整すればよい。
【0049】このように、本第1の実施の形態によれ
ば、異なる径寸法のコンタクトパターン、例えば、直径
0.2μm程度以下で直径0.05μm程度までのコン
タクトパターン等のように、解像限界以下の小さな寸法
のコンタクトパターンと、例えば、直径0.2μm程度
以上のコンタクトパターン等のように、解像限界よりも
大きく露光により十分形成できる寸法のコンタクトパタ
ーンとをパターンが劣化することなく同時に形成でき
る。
【0050】(第2の実施の形態)図3の説明で上述し
たように、本第1の実施の形態でレジストとして使用し
たTDUR−P015は、第2の露光量が2.7mJ/
cm2程度から3.3mJ/cm2程度までの間はほぼ比
例的に耐熱性が上がるため、第2の露光量に対してほぼ
比例的に縮小率が小さくなり、最終的に得られる円形パ
ターンの径寸法も第2の露光量の大きさに比例して大き
くなる。
【0051】本第2の実施の形態では、上記第1の実施
の形態において、第2の露光量を与えた後に、ウエハ基
板全面に、耐熱性が変化し始めるUV光露光量以上で、
かつ、完全に耐熱性が向上する露光量以下のUV光露光
量、例えば、2.7mJ/cm2程度から3.3mJ/
cm2程度までの第3の露光量を与える。
【0052】この第3の露光量は、第2の露光量が与え
られていない縮小対象領域のレジストに対して与えるこ
とで、高温ベーク処理での縮小率を細かく調整する。す
なわち、第3の露光量を、2.7mJ/cm2程度から
3.3mJ/cm2程度の間で制御することにより、高
温ベーク処理温度での縮小対象領域のレジストの耐熱性
が変わるので、高温ベーク処理後の縮小対象領域内のコ
ンタクトパターンの縮小率を細かく調整することが可能
である。
【0053】なお、非縮小対象領域は高温ベーク処理時
にパターンが縮小しないように第2の露光量が与えられ
ているので、第3の露光量が与えられても高温ベーク処
理時にパターンが縮小しないことには変わりがない。し
たがって、第3の露光量は、非縮小対象領域を覆うよう
にパターン形成されたレチクルを使用して与える必要が
ない。
【0054】また、第3の露光量は、例えば、図3に示
すように、予めUV光の露光量と最終的に得られる寸法
又はパターンの縮小率の関係を調べておき、得られた関
係に基いて、最終的に必要なパターン寸法となるように
決定する。
【0055】ここでは、例えば、2.8mJ/cm2
度の第3の露光量をレジストパターンに与えた後、13
5℃60秒での高温ベーク処理を行った。この高温ベー
ク処理により、非縮小対象領域に形成されたパターンは
縮小せずに、直径0.35μm程度のコンタクトパター
ン20のままとなるが、縮小対象領域に形成された直径
0.25μm程度のコンタクトパターンは上記第1の実
施の形態と比較して縮小量が若干減って、例えば、直径
0.15μm程度のコンタクトパターンとなる。なお、
その他は上記第1の実施の形態と同様であるので説明は
省略する。
【0056】このように、本第2の実施の形態によれ
ば、異なる径寸法のコンタクトパターン、特に、解像限
界以下の小さな寸法のコンタクトパターンと解像限界に
達しない大きな寸法のコンタクトパターンとをパターン
が劣化することなく良好に形成できるだけでなく、確実
に所望の寸法に形成できる。
【0057】(第3の実施の形態)高温ベーク処理時
に、ベークプレートに部分的な温度むらが生じてベーク
プレート上に載置されたウエハ面内で部分的に±5℃程
度の温度差が生じてしまうことがある。図4に示すよう
に、高温ベーク処理時のレジストパターンの縮小率の1
30℃から135℃の5℃間で大きく変動するため、1
35℃での高温ベーク処理においては同じパターンでも
ウエハ面内の位置に依存して縮小率が大幅に変わってし
まい、図5に示すように、最終的に得られるコンタクト
パターンの直径寸法がウエハ面内の位置によりばらつい
てしまうことがある。
【0058】そのため、第3の実施の形態では、図5に
示すような高温ベーク処理時のウエハ面内に生じる温度
差分布を予め求めておき、図4に示すように温度差分布
に基いて生じる縮小率の誤差を相殺するように、各単位
領域毎に与える露光量を補正する。
【0059】すなわち、図6(A)に示すように、13
5℃で60秒高温ベーク処理終了後のウエハ面内では、
目的とする縮小量よりも多く縮小してしまう部分が存在
し、部分的に設計した寸法よりも小さくなる領域(粗い
斜線部分、細かい斜線部分及び黒塗り部分)が形成され
る。なお、図6(A)では、粗い斜線部分、細かい斜線
部分、黒塗り部分の順に縮小率が大きくなり、形成され
るコンタクトパターン径が粗い斜線部分、細かい斜線部
分、黒塗り部分の順に小さくなっている。
【0060】したがって、高温ベーク処理前に、図6
(B)に示すように、補正のための露光を行う。このと
きの露光は単位露光領域毎に行い、図6(A)に対応す
るように、粗い斜線部分、細かい斜線部分、黒塗り部分
の順に補正露光量を多くする。このときの補正量は、そ
の領域の高温ベーク温度に対する誤差温度と縮小率の変
動量に基いて決定される。なお、白地で示した領域は補
正の必要がないので補正のための露光処理は行わない。
【0061】これにより、高温ベーク処理終了後には、
図6(C)に示すように、1つのウエハ面内においてほ
ぼ寸法縮小量が均一となり、1つのウエハ面内において
ほぼ基準寸法通りの複数のパターンが得られる。なお、
この補正のための露光は、パターン露光前に行ってもよ
いし、コンタクトパターン形成後に行ってもよい。
【0062】なお、ウエハ面内に生じるばらつき要因と
して高温ベーク処理温度のばらつきの他にウエハ上に積
層形成した各膜の膜厚バラツキなども挙げられるが、各
膜の膜厚バラツキなどのその他のばらつき要因に基いた
ウエハ上の位置と縮小率との関係を予め求めておけば、
上記と同様にして1つのウエハ面内においてほぼ寸法縮
小量が均一となるようにすることが可能である。
【0063】このように、第3の実施の形態では、ウエ
ハ面内に生じる各種ばらつき要因に応じて露光量を補正
するため、高温ベーク処理後のウエハ面内のパターンの
縮小率をほぼ均一に揃えることができ、パターンの寸法
均一性を向上させることができる。
【0064】(第4の実施の形態)第4の実施の形態
は、上記第3の実施の形態の応用であり、上記の補正を
図7に示す構成の一括露光装置で行う。図7に示す構成
の一括露光装置は、大別して、KrFエキシマレーザ光
源32、投影光学系34、フィルタ44及びステージ4
8から構成されている。
【0065】KrFエキシマレーザ光源32は波長24
8nmのディープUV光を一様な強度で照射する。投影
光学系34は、KrFエキシマレーザ光源32からのU
V光がフィルタ44に照射される様に導く。なお、図7
では、投影光学系34を1つのレンズで表しているが、
1つに限らず複数のレンズから構成してもよい。
【0066】フィルタ44は、1つのチップを形成する
単位領域よりも小さい単位領域毎に透過率が調整されて
いる。すなわち、図8(A)に示すように、135℃で
60秒高温ベーク処理終了後のウエハ面内では、目的と
する縮小量よりも多く縮小してしまう部分が存在し、部
分的に基準寸法よりも小さくなる領域(粗い斜線部分、
細かい斜線部分及び黒塗り部分)が形成される。なお、
図8(A)では、粗い斜線部分、細かい斜線部分、黒塗
り部分の順に縮小率が大きくなる。
【0067】したがって、図8(B)に示すように、フ
ィルタ44の透過率を粗い斜線部分、細かい斜線部分、
黒塗り部分の順に大きくする。なお、白地で示した領域
は補正の必要がないので遮光領域とする。
【0068】このように透過率を調整したフィルタ44
により補正のための露光を行なった後、135℃で60
秒高温ベーク処理を行うことにより、図8(C)に示す
ように、1つのウエハ面内においてほぼ寸法縮小量が均
一となり、1つのウエハ面内においてほぼ基準寸法通り
の複数のパターンが得られる。なお、この補正のための
露光は、パターン露光前に行ってもよいし、コンタクト
パターン形成後に行ってもよい。
【0069】また、第4の実施の形態の一括露光装置で
は、光源としてKrFエキシマレーザ光源32を用いる
構成としているが、KrFエキシマレーザ光源32に限
らず、レジストが感光する光を照射する光源であればパ
ターン露光での光と異なっていてもよい。もちろん、上
記第1の実施の形態と同様に、i線を照射する光源やパ
ターン露光で用いた単波長域を含む広帯域の光を照射す
る光源などを使用することができる。
【0070】このような構成の一括露光装置を用いるこ
とにより、スループットが大幅に向上する。もちろん、
一括露光装置の構成も比較的簡易であるので、一括露光
装置を製造するためのコストもかからないという利点が
ある。
【0071】(第5の実施の形態)また、最終的に得ら
れるSiO2膜12(図1参照)のパターン寸法が図9
(B)に示すように、1つのウエハ面内で場所により大
きくばらつく場合がある。これは形成したレジストパタ
ーンをマスクとして下層のSiO2膜12(図1参照)
をエッチングするエッチング処理などの他のプロセスで
の要因に起因している。
【0072】したがって、第5の実施の形態では、最終
的に得られる1つのウエハ面内での寸法ばらつきが相殺
されるように、各単位領域毎に与える露光量を補正す
る。
【0073】例えば、ベークプレート内の温度差に起因
する縮小率のばらつきを補正するための露光を行わない
で高温ベーク処理を行った後のウエハ面内に、図9
(A)に示すように、部分的に基準寸法よりも小さくな
る領域(粗い斜線部分、細かい斜線部分及び黒塗り部
分)が形成され、更に、形成したレジストパターンをマ
スクとして下層のSiO2膜12をエッチングした場
合、最終的に得られるSiO2パターンの寸法に、図9
(B)に示すような寸法ばらつきが生じるとする。
【0074】この場合、高温ベーク処理を行った後の縮
小分布が図9(B)に示す最終的な寸法ばらつき分布を
相殺するように、ウエハ面内の縮小率のばらつき分布
(図9(D))を決定し、図9(A)に示すベークプレ
ート内の温度差に起因する縮小率のばらつき分布が、図
9(D)に示す縮小率のばらつき分布になるように、縮
小率のばらつきを補正するための露光量(図9(C))
を決定する。
【0075】このように縮小率のばらつきを補正するた
めの露光量(図9(C))を調整することにより図9
(E)に示すように、プロセス終了後の1つのウエハ面
内においてほぼ寸法縮小量が均一となり、1つのウエハ
面内においてほぼ基準寸法通りの複数のパターンが得ら
れる。なお、この補正のための露光は、上述の第1の実
施の形態で説明したステッパー30により行ってもよい
し、第4の実施の形態で説明した構成の一括露光装置で
行うようにしてもよい。
【0076】なお、上記第1の実施の形態から第5の実
施の形態では、形成するパターンを全てコンタクトパタ
ーンとして説明したが、もちろん、埋め込み配線パター
ンなどを形成する際のレジストパターンなどのように、
他の種類のパターンにも本発明は適用することが可能で
ある。
【0077】上記第1の実施の形態から第5の実施の形
態では、高温ベーク処理温度を135℃としたが、高温
ベーク処理温度は特にこの温度に限定されるわけではな
く、レジストの種類等によって適宜変更できる。また、
第2の露光量と第3の露光量の少なくとも一方を調整す
るだけでなく、高温ベーク処理温度を調整することによ
ってもレジストパターンの縮小率を調節できるので、レ
ジストパターンの縮小率の制御を目的として高温ベーク
処理温度を変更してもよい。第2の露光量と第3の露光
量の少なくとも一方の調整と共に、高温ベーク処理温度
の調整との両方を制御することにより、より精密に縮小
率を調節することが可能である。
【0078】また、上記第1の実施の形態から第5の実
施の形態では、KrFエキシマレーザ光源を用いて露光
を行う場合について説明しているが、使用する露光光の
種類に対応して使用が決定されるレジストが感光量に応
じてベーク温度に対する耐熱性を変化させる性質を持つ
ものであれば、例えば、ArFエキシマレーザ光源を用
いて露光を行う場合等にも応用することができる。
【0079】なお、上記第1の実施の形態から第5の実
施の形態で挙げたコンタクトパターンのサイズは、全て
一例であり、本発明はこれらのサイズに限定されるもの
ではなく、目的に応じてコンタクトパターンのサイズを
適宜選択することができる。また、コンタクトパターン
が縮小率も全て一例であり、使用するレジストの種類に
より変動する値であることはいうまでもない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、請求項
2、請求項3及び請求項6に記載の発明によれば、解像
限界以上の比較的大きな寸法のパターンと解像限界以下
の微細寸法のパターンの両方を同時に形成でき、かつ、
形状が劣化することなく良好に形成されたレジストパタ
ーンが得られる、という効果が得られる。
【0081】また、請求項4の発明によれば、高温ベー
ク処理時にベークプレートなどの加熱体の加熱状態等に
起因して1つのウエハ面内で温度差が生じた場合でも1
つのウエハ面内での縮小率をほぼ同じように揃えること
ができる、という効果が得られる。
【0082】更に、請求項5の発明によれば、高温ベー
ク処理以外の他のプロセス要因などにより1つのウエハ
面内に生じる寸法ばらつきを補正して1つのウエハ面内
での縮小率をほぼ同じように揃えることができる、とい
う効果が得られる。
【0083】また、請求項7の発明によれば、より精密
に高温ベーク時のパターンの縮小率を調整することがで
きる、という効果が得られる。
【0084】請求項8から請求項10の発明によれば、
比較的簡単な構成であり、露光装置を製造するためのコ
ストもかからないだけでなく、第2の露光、第3の露光
及び補正のための露光を行えるので、KrFエキシマレ
ーザを光源とした可動率の高い露光装置の負荷を軽減で
きる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のレジストパターン
の形成方法を示すフロー図である。
【図2】第1の実施の形態で使用したステッパーの概略
構成を示す説明図である。
【図3】第2の露光量と135℃60秒で高温ベーク処
理後のコンタクトパターン形との関係を示すグラフであ
る。
【図4】ベーク温度と得られるコンタクトパターン径と
の関係を示すグラフである。
【図5】ウエハ中心を原点(0.0)とし、原点を中心
として40mm四方の矩形領域内において、高温ベーク
処理時に生じるコンタクトパターン寸法分布を示す図で
ある。
【図6】(A)は135℃で60秒高温ベーク処理した
ときのウエハ面内での寸法分布を示す図であり、(B)
は図6(A)に基いて決定したウエハ面内での補正露光
量の分布を示す図であり、図6(C)は図6(B)の補
正露光量を与えてから高温ベーク処理した後のウエハ面
内での寸法分布を示す図である。
【図7】第4の実施の形態で使用した一括露光装置の概
略構成を示す説明図である。
【図8】(A)は135℃で60秒高温ベーク処理した
ときのウエハ面内での寸法分布を示す図であり、(B)
は図8(A)に基いた補正露光量に応じて決定されたフ
ィルタの透過率の分布であり、(C)は図8(B)のフ
ィルタにより調節された補正露光量を与えてから高温ベ
ーク処理した後のウエハ面内での寸法分布を示す図であ
る。
【図9】図9(A)はベークプレート内の温度差に起因
するレジストパターンの縮小率のばらつき分布を示す図
であり、(B)は図9(A)のレジストパターンを用い
てエッチングした後のウエハ面内に生じる寸法ばらつき
分布を示す図であり、(C)はエッチングした後のウエ
ハ面内に生じる寸法ばらつきをなくすように調整した補
正露光量分布を示す図であり、(D)は図9(C)の補
正露光量を与えてから高温ベーク処理して得られるレジ
ストパターンの縮小率のばらつき分布を示す図であり、
(E)は図9(D)のレジストパターンを用いてエッチ
ングした後のウエハ面内に生じる寸法ばらつき分布を示
す図である。
【図10】従来のレジストパターンの形成方法で露光解
像度以下の寸法のコンタクトパターンと露光解像度より
も大きな寸法のコンタクトパターンとを同時に形成した
場合のパターンの形状劣化を説明する図である。
【符号の説明】
10 レジスト膜 12 SiO2膜 14 ウエハ 20、22a、22b コンタクトパターン 30 ステッパー 32 エキシマレーザ光源 34 投影光学系 36 第1レチクル 37 第2レチクル 38 縮小光学系 40、48 ステージ 42 制御部 44 フィルタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にレジストが塗布された被加工物の
    レジストに対し、パターンを形成するための第1の露光
    量を与えるパターン露光を行った後、現像してレジスト
    パターンを形成し、 前記レジストパターンにレジストパターンの縮小率を調
    整する第2の露光量を与える露光を行った後、レジスト
    がフローする温度でベーク処理を行うレジストパターン
    の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の露光量はレジストの飽和露光
    量以上の露光量である請求項1に記載のレジストパター
    ンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記パターン露光時に、予め定めた所定
    の縮小率でパターンを縮小させる縮小対象領域のパター
    ンと、露光寸法通りのパターンとする非縮小対象領域の
    パターンを露光し、 前記縮小対象領域のパターンに対しては、前記所定の縮
    小率に対応した第2の露光量を与え、前記非縮小対象領
    域に対しては、前記高温ベーク処理時の温度に対してレ
    ジストが耐性を備える第3の露光量を与える請求項1に
    記載のレジストパターンの形成方法。
  4. 【請求項4】 前記高温ベーク処理時に前記被加工物に
    生じる温度差分布に応じて生じる縮小率の誤差分布が相
    殺されるように、前記被加工物の予め定めた所定の領域
    ごとに前記第2の露光量を補正する請求項1から請求項
    3のいずれか1項に記載のレジストパターンの形成方
    法。
  5. 【請求項5】 最終的に被加工物に形成されるパターン
    の縮小率の誤差分布が相殺されるように、前記被加工物
    の予め定めた所定の領域ごとに前記第2の露光量を補正
    する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレジ
    ストパターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 UV光によって露光を与え、 前記レジストは、UV光用レジストである請求項1から
    請求項5のいずれか1項に記載のレジストパターンの形
    成方法。
  7. 【請求項7】 表面にレジストが塗布された被加工物の
    レジストに対し、パターンを形成するための第1の露光
    量を与えるパターン露光を行った後、現像してレジスト
    パターンを形成し、 前記レジストパターンにレジストパターンの縮小率を調
    整する第2の露光量を与える露光を行った後、レジスト
    がフローする温度でベーク処理を行う際に、ベーク処理
    温度を調整することにより、高温ベーク処理時のレジス
    トパターンの縮小率をさらに調整するレジストパターン
    の形成方法。
  8. 【請求項8】 被加工物の全面に均一強度の光を照射す
    る露光光学系と、 前記露光光学系と前記被加工物の間に設けられると共
    に、前記被加工物の所定の領域ごとに予め定めた所定の
    縮小率に対応した第2の露光量となるように透過率を調
    整したフィルタと、 を備えた露光装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルタは、高温ベーク処理時に前
    記被加工物に生じる温度差分布に応じて生じる縮小率の
    誤差分布が相殺されるように、前記被加工物の所定の領
    域ごとに透過率が補正されている請求項8に記載の露光
    装置。
  10. 【請求項10】 前記フィルタは、最終的に被加工物に
    形成されるパターンの縮小率の誤差分布が相殺されるよ
    うに、前記被加工物の所定の領域ごとに透過率が補正さ
    れている請求項8に記載の露光装置。
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