JP2001272718A - 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ、並びに電子撮像カメラ - Google Patents

銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ、並びに電子撮像カメラ

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JP2001272718A
JP2001272718A JP2000086991A JP2000086991A JP2001272718A JP 2001272718 A JP2001272718 A JP 2001272718A JP 2000086991 A JP2000086991 A JP 2000086991A JP 2000086991 A JP2000086991 A JP 2000086991A JP 2001272718 A JP2001272718 A JP 2001272718A
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shutter
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子撮像素子にXYアドレス型エリアセンサ
を用いた銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラでは、銀塩撮
影と電子撮像の露光及びストロボ発光タイミングを合わ
せることは困難であった。 【解決手段】 銀塩フィルム22に露光撮影する銀塩撮
影手段に同期して画像電気信号に変換するXYアドレス
型エリアセンサ33を有する電子撮像手段と、ストロボ
光を照射するストロボ発光手段46と、フォーカルプレ
ーンシャッタが全開したタイミングで、ストロボ発光を
照射させるストロボ制御手段と、全画素素子の画像電気
信号取込みに必要とされる時間よりも短い時間で全画素
素子に被写体像の露光電荷蓄積を制御する電子シャッタ
とを有し、フォーカルプレーンシャッタと電子シャッタ
で露光する全期間にストロボ発光手段から全速同調発光
させる銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を銀塩フ
ィルムに写し込む銀塩撮影機能と、被写体像を電気信号
に変換するための電子撮像素子を有する電子撮像機能と
の両方の機能を有する銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀塩フィルムに被写体像を露
光すると同時に、電子撮像装置によって光電変換された
被写体像をメモリに記憶し、かつモニタに表示する銀塩
撮影および電子撮像兼用カメラは知られている。
【0003】例えば、特開平11−218811号公報
には、フォーカルプレーンシャッタの開閉動作によって
被写体像を銀塩フィルムに露光する銀塩撮影装置と、こ
の銀塩撮影装置の動作に同期して上記被写体像を電気信
号に変換する電子撮像装置とを有する銀塩撮影及び電子
撮像兼用カメラにおいて、被写体に向けて発光するスト
ロボ装置は、上記電子撮像装置の撮像動作開始後で、か
つ上記フォーカルプレーンシャッタの先幕の走行が完了
した後に発光させる技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、銀塩撮影カメラ
で、例えば、人物を入れた記念撮影時に被写体となる人
物がカメラの露光タイミングが把握できないために、露
光時に眼を閉じて失敗写真となることがある。このよう
な場合に、銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラでは、電子
撮像機能で撮像した画像をモニタに表示することで失敗
写真であることが認識でき、再度撮影を促すことが可能
である。しかし、電子撮像装置で得られた電子画像と銀
塩フィルムに撮影された潜像との間に時間的ズレが生じ
たり、また、ストロボを用いて撮影時に、銀塩フィルム
での撮影と撮像素子での撮像とのタイミングにズレが生
じる。
【0005】上記特開平11−218811号公報に
は、この銀塩撮影と電子撮像の時間的ズレ是正とストロ
ボ撮影時のタイミング修正方法が開示されている。この
公報に示された撮影時間のズレとストロボ発光タイミン
グのズレ修正を実現させる条件として、電子撮像装置内
の撮像素子であるエリアセンサが、全画素同時に積分制
御を行うタイプ、例えば、CCD撮像素子等の電荷転送
型を用いることにより実現している。
【0006】しかし、上記エリアセンサに、CCD撮像
素子のような全画素同時に積分制御を行うタイプ以外の
XYアドレス型のエリアセンサを用いた場合には、前記
公報に開示された技術では、銀塩撮影と電子撮像のタイ
ミングを合わせることはできない。
【0007】上記XYアドレス型のエリアセンサは、画
素を構成する多数の光電変換素子を格子状に配列し、各
光電変換素子が水平と垂直のシフトレジスタにそれぞれ
接続されている。この画素を構成する各光電変換素子に
対して水平と垂直のシフトレジストから順次選択パルス
を送り、交点の光電変換素子に蓄積された電荷(以下、
画素という)を読取って行く方式である。
【0008】このXYアドレス型のエリアセンサとして
は、現在MOS型エリアセンサ、CMOS型エリアセン
サ、AMI型エリアセンサ等がある。 上記全画素同時積分制御するCCD型エリアセンサとX
Yアドレス毎に信号電荷を読み取るMOS型エリアセン
スとを比較対比すると、CCD型エリアセンサは、感度
が高く、S/N比も良く、全画素同時に積分制御ができ
るメリットを有しているが、消費電流が大きく、高い駆
動電圧を必要とするデメリットを有している。一方、M
OS型エリアセンサは、CCD型エリアセンサに比べ
て、感度、S/Nは若干劣り、全画素同時に積分制御す
ることが難しいが、消費電流が小さく、低い駆動電圧で
駆動でき、かつ、プロセスが簡単で低コスト化ができる
メリットを有している。
【0009】一方、銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラに
おいては、消費電流を小さくすることは重要項目であ
る。何故ならば、電子撮像と銀塩撮影の両方に電力が必
要で、通常の銀塩フィルムカメラや電子カメラに比べて
消費電力が大きく、電源電池の消耗が激しい課題があ
る。この消費電力削減の観点からMOS型エリアセンサ
で代表されるXYアドレス型のエリアセンサを使用する
場合、各画素毎に読み出すタイミングが異なることか
ら、各画素毎の電荷蓄積時間が異なる。従って、上記特
開平11−218811号公報に開示された技術を用い
ても銀塩撮影と電子撮像との撮影タイミングを合わせる
ことができない。
【0010】本発明は、電子撮像にXYアドレス型のエ
リアセンサを使用する場合に、最適露出制御を可能とす
る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラを提供することを目
的とする。
【0011】特に、電子撮像装置のXYアドレス型のエ
リアセンサを電子シャッタモードで動作させる高速シャ
ッタ秒時で制御する際に、電子撮像装置と銀塩撮影装置
に効率よくストロボ光を与えることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明の銀塩
撮像及び電子撮像兼用カメラは、フォーカルプレーンシ
ャッタの開閉動作によって、被写体像を銀塩フィルムに
露光撮影する銀塩撮影手段と、上記銀塩撮影手段の露光
撮影動作に同期して被写体像を画像電気信号に変換する
XYアドレス型のエリアセンサを有する電子撮像手段
と、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光
手段と、上記ストロボ発光手段から照射されるストロボ
光を全速同調モードで発光制御するストロボ制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0013】請求項2の本発明の銀塩撮像及び電子撮像
兼用カメラは、フォーカルプレーンシャッタの開閉動作
によって、被写体像を銀塩フィルムに露光撮影する銀塩
撮影手段と、上記銀塩撮影手段の露光撮影動作に同期し
て被写体像を画像電気信号に変換するXYアドレス型の
エリアセンサを有する電子撮像手段と、上記電子撮像手
段のXYアドレス型のエリアセンサは、複数の垂直ライ
ン毎に設けられた複数の画素素子を順次異なるタイミン
グで蓄積電荷をリセットする垂直ラインリセット機能を
有し、この垂直ラインリセット機能を用いて全画素素子
の画像電気信号取込みに必要とされる時間よりも短い時
間で全画素素子に被写体像の露光電荷蓄積を制御する電
子シャッタ手段と、被写体に向けてストロボ光を照射す
るストロボ発光手段と、上記XYアドレス型のエリアセ
ンサを上記電子シャッタ手段を用いて駆動制御した際
に、上記ストロボ発光手段から照射されるストロボ光を
全速同調モードで発光制御するストロボ制御手段とを具
備したことを特徴とする。
【0014】請求項3の本発明の電子撮像カメラは、被
写体像を画像電気信号に変換するXYアドレス型のエリ
アセンサを有する電子撮像手段と、被写体に向けてスト
ロボ光を照射するストロボ発光手段と、上記ストロボ発
光手段から照射されるストロボ光を全速同調モードで発
光制御するストロボ制御手段とを具備したことを特徴と
する。
【0015】本発明により、電子撮像にXYアドレス型
のエリアセンサを使用して、消費電力が少なく、最適露
出制御を可能とする銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの
提供が可能となる。
【0016】特に、電子撮像のためのXYアドレス型の
エリアセンサを電子シャッタで高速シャッタ秒時で制御
する際に、ストロボ発光手段から発光させるストロボ光
を全速同調モードで行い、ストロボ光を銀塩撮影と電子
撮像の両者において有効に使用することができ、銀塩撮
影と電子撮像で得られる画像の一致度を高めることが可
能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの一実施形態の構成を
示すブロック図で、図2は本発明に係る銀塩撮影と電子
撮像兼用カメラの外観構成を示し、図2(a)は正面斜
視図で、図2(b)は背面図で、図3は本発明に係る銀
塩及び電子撮像兼用カメラに用いるXYアドレス型のエ
リアセンサの構成を示すブロック図で、図4は本発明の
銀塩及び電子撮像兼用カメラに用いるXYアドレス型の
エリアセンサの動作を説明するタイミングチャートで、
図5は本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの
動作を説明するフローチャートで、図6は本発明に係る
銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの露光演算動作を説明
するフローチャートで、図7は本発明に係る銀塩撮影及
び電子撮像兼用カメラの露光動作を説明するフローチャ
ートで、図8は本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用
カメラの銀塩撮影シャッタと電子撮像シャッタとの関係
を説明するタイミングチャートで、図9は本発明に係る
銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの全速同調ストロボ発
光させる際のシャッタの関係を説明するタイミングチャ
ートである。
【0018】図2を用いて本発明に係る銀塩撮影及び電
子撮像兼用カメラの外観構成を説明する。図中の符号1
はカメラボディで、このカメラボディの略中央正面に
は、銀塩撮影のための光学系(銀塩撮影光学系)を含む
銀塩撮影鏡枠保持部2が設けられている。この銀塩撮影
鏡枠保持部2には、銀塩撮影光学系の各種レンズ群3が
収納配置されている。上記銀塩撮影鏡枠保持部2の上部
には、電子撮像のための光学系(電子撮像光学系)を含
む電子撮像鏡枠保持部4が設けられており、電子撮像光
学系の各種レンズ群5が収納配置されている。上記カメ
ラボディ1の図1(a)の図中左側上部にはレリーズボ
タン6、中央上部正面側には、ストロボ発光部10が設
けられている。このストロボ発光部10の背面側には、
フィンダー光学系の接眼レンズ7が設けられている。上
記カメラボディ1の背面には、電子撮像された被写体像
を表示する画像モニター部8と、ストロボ発光モードを
変更するためのストロボモードボタン9が設けられてい
る。このストロボモードボタン9は、ボタンを一回オン
する度に、自動発光モード、スローシンクロ自動発光モ
ード、ストロボオフモード、全速同調モードの4つのモ
ードが順次スクロールされるようになっている。
【0019】このような外観構成の銀塩撮影及び電子撮
像兼用カメラの内部構成を図1を用いて説明する。
【0020】図中符号11は、上記銀塩撮影鏡枠保持部
2に収納配置される銀塩撮影光学系である。この銀塩撮
影光学系11は、銀塩撮影光学系のピント合わせのため
の正レンズ群12と、銀塩撮影光学系11の入射光量を
制御するための可変絞り機構13と、及び負レンズ群1
4から構成されている。前記正レンズ群12は、銀塩撮
影光学系ピント合わせ駆動機構15によって光軸上を摺
動駆動されて、被写体像のピント合わせを行う。また、
上記可変絞り機構13は、銀塩撮影光学系絞り駆動機構
16によって駆動制御されて入射光量の制御が行われ
る。
【0021】前記負レンズ群14の後方には、中央部が
ハーフミラーとなっているクイックリターンミラー17
が配置されている。このクイックリターンミラー17の
中央背面には、サブミラー18が設けられている。上記
クイックリターンミラー17とサブミラー18は、非撮
影時には、図に示すようにダウン状態にあり、上記銀塩
撮影光学系11からの入射光束の殆どを、図中上部のフ
ォーカシングスクリーン24の方向に反射させる。ま
た、このクイックリターンミラー17が非撮影時に、中
央部のハーフミラーを透過した入射光は、サブミラー1
8で図中下方向の測距手段19に反射させる。上記クイ
ックリターンミラー17及びサブミラー18は、撮影時
にはミラー駆動機構27でアップ状態として、入射光束
の全部をフィルム22の方向に通過させる。上記測距手
段19は、2像分離された被写体像の結像位置の位相差
を用いて上記銀塩撮影光学系11のピント調整する公知
の位相差AF(Automatic Focus)式測
距手段である。
【0022】上記クイックリターンミラー17の図中後
方には、フォーカルプレーンシャッター20が設けられ
ている。このフォーカルプレーンシャッター20は、縦
走りで先幕と後幕からなり、両幕はカメラの上側から下
側に向かって、シャッタ駆動機構21によって駆動走行
する。
【0023】このフォーカルプレーンシャッター20の
後方には、銀塩フィルム22が配置されている。この銀
塩フィルム22は、フィルム駆動機構23で巻上げ、巻
戻し駆動制御される。
【0024】上記フォーカシングスクリーン24は、前
記クイックリターンミラー17が非撮影時の反射された
前記銀塩撮影光学系11からの入射光束により被写体の
撮影範囲やピント状態を目視確認する為に被写体像を結
像させる。このフォーシングスクリーン24に結像され
た被写体像は、ペンタプリズム25で正立正像に変換
し、接眼レンズ26を介して撮影者が目視確認できるよ
うになっている。
【0025】この図1の図中の符号28は、電子撮像光
学系で、正レンズ29と、入射光量を制御する電子撮像
用可変絞り30と、負レンズ31からなっている。この
電子撮像光学系28の正・負レンズ29,31は、電子
撮像光学系のイメージサークルの大きさが小さく、焦点
深度が深い為に、被写体距離が変化してもピンボケには
なりずらいので固定焦点としてピント合わせ機構は省略
されている。上記電子撮像用可変絞り30は、電子撮像
光学系絞り駆動機構32によって、入射光量の制御が行
われる。
【0026】上記電子撮像光学系28の後方には、電子
撮像のためのXYアドレス型エリアセンサ33が配置さ
れている。このXYアドレス型エリアセンサ33は、エ
リアセンサ駆動回路34で駆動制御され、上記電子撮像
光学系28から入射され、結像した被写体像を画像出力
信号に変換して増幅回路35に供給される。この増幅回
路35は、上記XYアドレス型エリアセンサ33からの
画像出力信号を増幅するもので、上記エリアセンサ駆動
回路34で、後述する銀塩フィルム22のISO感度に
応じて所定の増幅率に可変切換可能となっている。
【0027】上記増幅回路35で所定の増幅率に増幅さ
れた画像出力信号は、アナログ・デジタル変換回路36
でアナログ画像信号からデジタル画像信号に変換され
て、DRAM37に一時的記憶される。このDRAM3
7に一時的に記憶されたデジタル画像信号は、フラッシ
ュメモリ38に記録される。
【0028】このフラッシュメモリ38は、カメラボデ
ィ1に挿着自在で、カメラ本体の駆動電源がオフ状態で
もデジタル画像信号が記憶保持される不揮発性メモリで
ある。 上記DRAM37に一時記憶されたデジタル画
像信号は、画像モニタ39に電子撮像画像として表示さ
れる。この画像モニタ39は、液晶素子等で構成され、
図2の画像モニタ部8に相当する。この画像モニタ39
には、上記電子撮像画像以外に、カメラの動作モード
(ストロボモードや銀塩フィルムの駒数等)の状態を表
示する表示手段も兼ねている。
【0029】上記エリアセンサ駆動回路34、アナログ
・デジタル変換回路36、DRAM37、フラッシュメ
モリ38、及び画像モニタ39は、画像プロセッサー4
0で駆動制御されている。
【0030】上記銀塩撮影光学系ピント合わせ駆動機構
15,銀塩撮影光学系絞り駆動機構16,測距手段1
9、シャッタ駆動機構21,フィルム駆動機構23、ミ
ラー駆動機構27、電子撮像光学系絞り駆動機構32,
及び画像プロセッサー40は、バス48によってシーケ
ンスコントローラ41に接続されており、このシーケン
スコントローラ41は、CPUで構成されて、カメラの
各種操作を駆動制御する制御信号を生成する。
【0031】このバス48には、さらにカメラのレリー
ズボタン6(図2参照)を押圧した際に、第1の押圧ス
トロークでオン状態となる第1のレリーズスイッチ(1
RSW)42と、さらに押圧して第2の押圧ストローク
でオン状態となる第2のレリーズスイッチ(2RSW)
43と、図示していないカメラ駆動用の電源をオン/オ
フ制御する電源スイッチ(PWSW)44と、ストロボ
充電発光回路45と、ストロボモードスイッチ47が接
続されている。
【0032】このストロボ充電発光回路45は、上記カ
メラボディ1に設けられたストロボ発光部10(図2参
照)に内蔵されたストロボ装置46に供給するストロボ
発光電力の充電と発光電力供給及びストロボ装置46か
ら閃光発光されるストロボ発光方式を通常発光モード
(自動発光モード、スローシンクロ自動発光モード)と
全速同調発光モードの切換等の制御機能を有している。
上記全速同調発光モードとは、所定の期間の間、一定の
発光量を保つ発光方式で、本発明の銀塩撮影及び電子撮
像兼用カメラにおいては、全速同調モード時の発光時間
は可変可能としたものである。上記ストロボ充電発光回
路45は、上記ストロボモードスイッチ47からの入力
により、上記シーケンスコントローラー41からの制御
信号の基で駆動制御される。なお、ストロボ装置46
は、ストロボ電球とこのストロボ電球から照射されたス
トロボ光を反射する反射鏡から成っている。上記ストロ
ボモードスイッチ47は、上記カメラボディ1の背面に
設けたストロボモードボタン9(図2参照)を押圧され
ると順次自動発光モード、スローシンクロ自動発光モー
ド、ストロボオフモード、及び全速同調モードの4つの
モードが順次スクロールされるようになっているスイッ
チである。
【0033】次に、図3を用いて上記XYアドレス型エ
リアセンサ33の概略構成を説明する。なお、このXY
アドレス型エリアセンサ33には、MOS型エリアセン
サを例として説明する。
【0034】上記電子撮像光学系28に入射された被写
体像の光束は、XYアドレス型エリアセンサ33の受光
部51に結像する。この受光部51には、垂直方向に5
00列、水平方向に600列のマトリックス状にフォト
ダイオードPD1−1〜PD500−600が配置され
ている。この受光部51に結像された被写体像は、垂直
と水平方向にマトリクス状に配置されたフォトダイオー
ドPD1−1〜PD500−600の1つ1つが1画素
に相当し、垂直と水平フォトダイオードで30万画素
(500列×600列=300,000画素)に分解さ
れる。各画素毎のフォトダイオードPD1−1〜PD5
00−600には、ヘッドアンプA1−1〜A500−
600を介して、読み出し用トランジスタVT1−1〜
VT500−600と、リセット用トランジスタRT1
−1〜RT500−600が接続されている。上記読み
出し用トランジスタVT1−1〜VT500−600の
制御電極には、垂直方向の各ラインV1〜V500毎に
配置されたフォトダイオードPD1−1〜PD500−
600の電荷を順次読み出し制御信号を供給する垂直走
査レジスタ52が接続されている。つまり、この垂直走
査レジスタ52の垂直ラインV1には、フォトダイオー
ドPD1−1〜PD1−600の電荷を読み出す読み出
し用トランジスタVT1−1〜VT1−600の制御電
極が接続され、垂直ラインV2には、フォトダイオード
PD2−1〜PD2−600の電荷を読み出す読み出し
用トランジスタVT2−1〜VT2−600の制御電極
が接続され、このように順次垂直ライン毎に各読み出し
用トランジスタVTが接続されて、最終の垂直ラインV
500には、フォトダイオードPD500−1〜PD5
00−600の電荷を読み出す読み出し用トランジスタ
VT500−1〜VT500−600の制御電極が接続
されている。
【0035】上記読み出し用トランジスタVT1−1〜
VT500−600の出力電極には、上記垂直走査レジ
スタ52で選択された1つの垂直ラインVに対して、水
平方向に順次走査して、上記フォトダイオードPD1−
1〜PD500−600の電荷を読み出すための水平読
み出し用トランジスタHT1〜HT600に接続されて
いる。この水平読み出し用トランジスタHT1〜HT6
00の制御電極は、水平方向に順次走査して水平読み出
し用トランジスタHT1〜HT600をオンさせて、上
記フォトダイオードPD1−1〜PD500−600の
電荷を読み出し制御する水平走査レジスタ53に接続さ
れている。この水平読み出し用トランジスタHT1〜H
T600の出力電極には、出力増幅器56を介して、上
記増幅回路35が接続されている。
【0036】上記リセット用トランジスタRT1−1〜
RT500−600の制御電極は、前記垂直ラインV1
〜V500のフォトダイオードPD1−1〜PD500
−600をリセット制御する垂直リセット走査レジスタ
54に接続されている。このリセット用トランジスタR
T1−1〜RT500−600の入力電極は、図示して
いないリセット電位に接続されている。
【0037】上記垂直走査レジスタ52、水平走査レジ
スタ53、垂直リセット走査レジスタ54に対して、制
御タイミング信号を生成供給するタイミングジェネレー
タ55が接続されている。このタイミングジェネレータ
55は、上記エリアセンサ駆動回路34からのスタート
(START)信号、電子シャッタ(ESHUTTE
R)信号、クロック(CK)信号により制御タイミング
信号を生成供給する。
【0038】ここで、上記XYアドレス型エリアセンサ
33の受光部51は、垂直ラインV1がカメラボディ1
の上側になるように配置して、フォトダイオードPD1
〜PD500で構成される画素は、垂直方向上から下へ
と走査されので、この走査方向と上記シャッタ駆動機構
21をよってカメラ本体の上から下へと駆動するフォー
カルプレーンシャッタ20によって、銀塩フィルム22
に被写体像を露光する方向とが一致するように構成され
ている。
【0039】次に上記XYアドレス型エリアセンサ33
の動作を図4を用いて説明する。最初に図4(a)を用
いて、電子シャッタを動作させず、比較的被写体が暗く
て、制御TV値がTVmin値よりも小さい(TV<T
Vmin)場合の露光(電荷蓄積)及び画素(蓄積電
荷)読み出しタイミングを示している。上記制御TV値
とは、シャッタ値を示しており、TVminとは、電子
シャッタを使用しないで実現できる最高速シャッタ秒時
に相当する値である。
【0040】上記エリアセンサ駆動回路34から画素読
み出し開始スタート(START)信号と電子シャッタ
制御(ESHUTTER)信号が上記タイミングジェネ
レータ55にタイミングT1〜T2で入力される。この
スタート信号と電子シャッタ制御信号が同時に入力され
る場合には、電子シャッタは動作しない。
【0041】このT1〜T2期間のスタート信号と電子
シャッタ制御信号の入力により、上記タイミングジェネ
レータ55は、垂直走査レジスタ52に対して垂直ライ
ンV1の垂直読み出し用トランジスタVT1−1〜VT
1−600を全てオン状態とする制御信号をT2〜T3
の期間供給する。このT2〜T3の期間には、同時に水
平走査レジスタ53に対して、水平読み出し用トランジ
スタHT1〜HT600を順次オン状態とする制御信号
を供給する。これにより、垂直ラインV1のフォトダイ
オードPD1−1〜PD1−600に蓄積された被写体
像の電荷は、垂直読み出し用トランジスタVT1−1〜
VT1−600を介して、上記水平読み出し用トランジ
スタHT1〜HT600の順次水平方向へのオン動作に
より、出力アンプ6を介して出力(OUT)端子へと出
力される。
【0042】つまり、垂直ラインV1の垂直読み出し用
トランジスタVT1−1〜VT1−600をオン状態と
し、かつ、水平読み出し用トランジスタHT1〜HT6
00を順次オン状態とすることにより、水平読み出し用
トランジスタHT1〜HT600のオンされた順に垂直
ラインV1のフォトダイオードPD1−1〜1−600
の電荷が出力端子から上記増幅回路35に出力される。
【0043】なお、これ以降の説明において、上記垂直
走査レジスタ52で垂直ラインVの垂直読み出し用トラ
ンジスタVTをオンさせることを垂直読み出し用トラン
ジスタをアクティブにすると言い、上記水平走査レジス
タ53で水平読み出し用トランジスタVTを順次オンさ
せることを水平読み出し用トランジスタHTを順次アク
ティブにすると言い、各フォトダイオードPDの電荷を
画素と言う、さらに、出力端子に出力される電荷を順次
画素データと言う。
【0044】上記T2〜T3期間の垂直V1ラインの順
次画素データの読み出しが終了すると、T3〜T4の期
間に垂直リセット走査レジスタ54で上記垂直ラインV
1のフォトダイオードPD1−1〜PD1−600をリ
セットするリセット信号が生成され、フォトダイオード
PD1−1〜PD1−600がリセットされる。以降の
説明で垂直ラインVのリセットと言う。
【0045】次に、期間T4〜T5の間に、垂直走査レ
ジスタ52で垂直ラインV2の垂直読み出し用トランジ
スタVT2−1〜VT2−600をアクティブにし、水
平走査レジスタ53で水平読み出し用トランジスタHT
1〜HT600を順次アクティブにして、垂直ラインV
2の順次画素データを出力端子から出力する。この期間
T4〜T5が終了すると上記垂直リセット走査レジスタ
54から期間T5〜T6の間に垂直ラインV2のリセッ
トが行われる。
【0046】このような動作を垂直ラインV3〜V60
0まで順次画素データの読み出しが行われ、最終の垂直
ラインV600を期間T9〜T10で順次画素データの
読み出し出力が終了し、期間T10〜T11の間にリセ
ットが終了して、前記XYアドレス型エリアセンサ33
の受光部51に蓄積された被写体像の順次画素データが
出力端子から上記増幅回路35へと出力供給される。
【0047】次に、期間T11〜T12の間に次の被写
体像の順次画素データの読み出しのスタート信号と電子
シャッタ信号が供給され、前述と同様にして順次画素デ
ータの2回目の読み出しが行われる。
【0048】ここで、上記XYアドレス型エリアセンサ
33の画素データの読み出し周期は、垂直方向500列
×水平方向600列の全画素の読み出しに必要とする時
間T1〜T11より短くすることはできない。従って電
子シャッタを動作させない場合は、制御TV値がTVm
in値よりも小さい(TV≦TVmin)場合しか対応
できない。
【0049】次に図4(b)を用いて、電子シャッタを
動作させて、比較的被写体が明るく、制御TV値がTV
min値よりも大きい(TV>TVmin)場合の画素
読み出しのタイミングを説明する。
【0050】上記エリアセンサ駆動回路34から画素読
み出し開始スタート(START)信号と電子シャッタ
制御(ESHUTTER)信号が上記タイミングジェネ
レータ55に入力される。
【0051】上記タイミングジェネレータ55は、上記
エリアセンサ駆動回路34からのスタート信号の基で、
垂直走査レジスタ52と水平走査レジスタ53に対し
て、T1〜T2の期間にスタート信号を供給する。この
スタート信号の基で、垂直走査レジスタ52は、T2〜
T3の期間に垂直ラインV1の垂直読み出し用トランジ
スタVT1−1〜VT1−600をアクティブにし、同
時に水平走査レジスタ53は、水平読み出し用トランジ
スタHT1〜HT600を順次アクティブにする。これ
により、垂直ラインV1の順次画素データを読み取り出
力端子に出力される。
【0052】上記垂直ラインV1の順次画素データの出
力が終了すると、T3〜T4の期間垂直ラインV2の垂
直読み出し用トランジスタVT2−1〜VT2−600
をアクティブにし、同時に水平読み出し用トランジスタ
HT1〜HT600を順次アクティブにして、垂直ライ
ンV2の順次画素データを読み取り出力端子に出力す
る。 このように、垂直ラインV3〜V500を同様に
順次画素データを読み取り出力して、最終の垂直ライン
V500の順次画素データをT6〜T7の期間に読み取
り出力する。
【0053】一方、上記タイミングジェネレータ55
は、エリアセンサ駆動回路34からの電子シャッタ信号
の基で、垂直リセット走査レジスタ54に対して、上記
垂直ラインV1〜V500の垂直読み取り用トランジス
タVT1−1〜VT500−600をリセットするリセ
ット信号を生成制御する。この電子シャッタ信号は、上
記T1〜T2の期間のスタート信号より、所定の時間遅
延(DELAY)させたT8〜T9の期間に供給する。
【0054】上記垂直リセット走査レジスタ54は、エ
リアセンサ駆動回路34からのスタート信号よりも遅延
された電子シャッタ信号の基で、垂直ラインV1の垂直
読み出し用トランジスタVT1−1〜VT1−600を
リセットするリセット信号をT10〜T11の期間生成
供給する。この垂直ラインV1の垂直読み出し用トラン
ジスタVT1−1〜VT1−600をアクティブ状態
(T2〜T3)からリセット状態(T10〜T11)と
するタイミングは、上記スタート信号の開始タイミング
T1と電子シャッタ信号の開始タイミングT8との遅延
時間差と同じになるように制御されている。
【0055】このようにして、垂直ラインV2において
も、T3〜T4期間に順次画素データを読み取り出力
後、上記遅延時間後のT12〜T13期間に垂直読み取
り用トランジスタVT2−1〜VT2−600をリセッ
トする。このようにして、順次垂直ラインV3〜V50
0を順次画素データ読み取りと、その画素データ読み取
り後上記遅延時間後に各垂直ラインVの垂直読み取り用
トランジスタVTをリセットする。
【0056】一方、上記垂直ラインV500の順次画素
データの読み取り出力期間T6〜T7が終了後に、次の
画素データ読み取り出力のためのスタート信号がT16
〜T17の期間に入力され、このスタート信号の基で、
期間T17〜T18の期間に2回目の垂直ラインV1の
順次画素データの読み出しが行われる。
【0057】すなわち、垂直ラインV1の各画素の電荷
蓄積時間は、例えば、最初のフォトダイオードPD1−
1は、期間T10〜T11のリセット信号期間の終了タ
イミングT11から、次の読み出し期間T17〜T18
の開始タイミングT17の時間までのT11〜T17の
期間が露光時間となり、最終のフォトダイオードPD1
−600は、T11〜T18の期間が露光時間となる。
この同一垂直ラインV1の両端部のフォトダイオードP
D1−1とPD1−600とには、最大T17〜T18
の電荷蓄積のための露光時間差が生じることになる。し
かし、期間T11〜T17の時間に対して、期間T17
〜T18の時間が十分小さい範囲内で電子シャッタを動
作させれば、フォトダイオードPDの電荷蓄積時間の斑
は無視可能となる。
【0058】従って、この電子シャッタの動作は、全垂
直ラインVの全画素の読み出しに必要とする時間と略一
致するスタート信号の周期であるT1〜T16までの時
間に対して、所定の遅延時間分だけ短縮した高速秒時を
実現することができる。
【0059】このような被写体の明るさによって、電子
シャッタの駆動制御が可能となるXYアドレス型エリア
センサ33を用いた銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラの
動作全体を制御するシーケンスコントロール41の動作
を図5を用いて説明する。
【0060】ステップS1で、カメラ本体の電源スイッ
チ(PWSW)44がオンされているか判定する。この
ステップS1の判定の結果、オンされていると判定され
るとステップS2以降に進み、オンされていなくオフと
判定されると、ステップS5でカメラ本体の動作状態を
表示するモードをオフとし、ステップS6で上記画像モ
ニタ39の動作もオフさせ、さらに、ステップS7で上
記カメラ本体に内蔵されている各種回路をスタンバイ状
態に設定して、電源の低消費化状態とする。
【0061】上記ステップS1で電源スイッチ44がオ
ンされていると判定されると、ステップS2で、カメラ
に装填された銀塩フィルム22のフィルムカートリッジ
に表示されているISO感度データを図示していない読
込み手段を介して読み取る。次に、ステップS3でカメ
ラの動作モード表示機能をオンさせ、ステップS4で上
記画像モニタ39の動作オンさせる。なお、上記カメラ
動作モード表示は、画像モニタ39の一部に表示させ
る。
【0062】上記ステップS4の画像モニタ39が動作
オンされると、ステップS8で、レリーズボタン6の第
1のレリーズスイッチ(1RSW)42がオンされてい
るか判定する。第1のレリーズスイッチ42がオンされ
ていると判定されるとステップS11以降に進み、オン
されていなくオフと判定されると、ステップS9以降に
進む。
【0063】上記ステップS8で第1のレリーズスイッ
チ42がオフと判定されると、ステップS9でストロボ
モードスイッチ47がオンされているか判定し、オンと
判定されると、ステップS10でそのストロボモードを
スクロールして設定されたストロボモードを読み取る。
前記ステップS9でストロボモードスイッチ47がオフ
であると判定されたり、又はステップS10で設定スト
ロボモードの読込が行われるとステップS1に戻る。
【0064】上記ステップS8で第1のレリーズスイッ
チ43がオンされていると判定されると、ステップS1
1で測距手段19で測距が行われる。この測距は、上記
銀塩撮影光学系11とクイックリターンミラー17のハ
ーフミラー部分を透過し、かつ、サブミラー18で反射
された被写体像を上記測距手段19で2像分離し、その
2像間の位相差を基に被写体とカメラとの距離データを
演算する。この測距手段19で求められた測距データを
基に、ステップS12で上記銀塩撮影光学系ピント合わ
せ駆動機構15を駆動制御して、正レンズ群12を撮影
光軸上を進退させて撮影光学系のピント合わせを行う。
なお、この正レンズ群12を銀塩撮影光学系ピント合わ
せ駆動機構15で駆動制御する際に、正レンズ群12の
現在位置を検出するセンサが内蔵されており、この現在
位置センサで検出した現在位置と上記測距手段19で求
めた被写体測距データとを比較して最適ピント合わせ位
置に駆動制御する。
【0065】次に、ステップS13で、上記クイックリ
ターンミラー17で反射され、フォーカシングスクリー
ン24,ペンタプリズム25及び接眼レンズ26から成
るファインター光学系内部に設けられた図示していない
測光素子で被写体輝度を測定し、アペックス輝度値BV
を求める。この測光素子で求められたアペックス輝度値
BVを用いて、ステップS14で露光演算を行う。
【0066】このステップS14の露光演算動作は、図
6を用いて説明する。ステップS31は、上記ステップ
S2でカメラに装填されたフィルムカートリッジから読
み込んだアペックスISO感度値SVと上記ステップS
13で測光素子より得られたアペックス輝度値BVとを
加算してアペックス値EV(EV=SV+BV)値を求
める。この求められたアペックス値EVを用いてステッ
プS32で定められたプログラム特性(P線図)に従っ
て、AV値(制御すべき絞り値のアペックス値)および
TV値(制御すべきシャッタ値のアペックス値)を求め
る。
【0067】次にステップS33で上記ステップS9で
設定されたストロボモードがオフモードであるか判定
し、ストロボオフモードである判定されると、ステップ
S36以降に処理が実行され、ストロボオフモードでな
いオンモードと判定されると、ステップS34で、TV
値とTVsync値との関係がTV≦TVsyncであ
るか判定される。TVsync値とは、上記ステップS
10でストロボモードをスクロールして設定された自動
発光モード時のストロボ発光可能な最高速秒時に相当す
るTV値であり、詳細は後述する。
【0068】このステップS34でTV≦TVsync
の関係にあると判定されるとストロボ発光可能なシャッ
タ秒時であるのでステップS35で発光フラグがセット
され、TV>TVsyncの関係であると判定されると
ストロボ発光が不可能なシャッタ秒時であるので発光フ
ラグはセットされずにステップS36以降の処理が実行
される。
【0069】上記ステップS36は、銀塩フィルム22
のISO感度と、XYアドレス型エリアセンサ33の等
価ISO感度を揃えるために上記増幅回路35の増幅率
を設定する。この銀塩フィルム22のアペックスISO
感度に対する増幅回路35の増幅率は、表1に示す関係
を有している。
【0070】
【表1】 銀塩フィルム22のアペックスISO感度(SVG)が
ISO200のときに、エリアセンサ等価アペックスI
SO感度(SVD)をISO200に相当するさせるた
めの増幅回路35の増幅率をAとする。そこでカメラに
装填される銀塩フィルムのアペックスISO感度に応じ
て、表1に示すようの増幅回路35の増幅率を可変させ
て、銀塩フィルム22のISO感度とエリアセンサの等
価ISO感度を同じになるようにしている。上記増幅回
路35の増幅率は、表1の基で、カメラに装填された銀
塩フィルムのアペックスISO感度に応じて、エリアセ
ンサ駆動回路34からのゲインセレクト(GAINSE
L)信号で可変制御される。
【0071】図5に戻り、ステップS14の露出演算が
終了すると、ステップS15で第2リレーズスイッチ
(2RSW)43がオンされているか判定し、オンされ
ていないと判定されると、ステップS16で第1レリー
ズスイッチ42がオンされているか判定される。第1リ
レーズスイッチ42がオンされていると判定されると、
上記ステップS15に戻り、第1レリーズスイッチ42
がオフと判定されると、上記ステップS1へ戻る。
【0072】上記ステップS15で第2レリーズスイッ
チ43がオンされていると判定されると、ステップS1
7で上記ミラー駆動機構27に対してクイックリターン
ミラー17を図中上方にミラーアップさせる。これによ
り、上記銀塩撮影光学系11に入射された被写体光束
は、フォーカルプレーンシャッタ20と銀塩フィルム2
2の方向へと入射される。次にステップS18で、上記
銀塩撮影光学系絞り機構16と電子撮像光学系絞り駆動
機構32を駆動制御して、銀塩撮影光学系11の可変絞
り機構13と電子撮像光学系28の電子撮像用可変絞り
機構30を所定の絞り値に設定する。この各可変絞り機
構13,30の絞り値は、上記ステップS32(図6参
照)で演算したAV値を用いて設定される。
【0073】次に、ステップS19でシャッタ駆動機構
21を駆動制御してフォーカルプレーンシャッタ20を
動作させて、被写体像を銀塩フィルム22に露光させる
と共に、エリアセンサ駆動回路34によりXYアドレス
型エリアセンサ33から被写体像の画素データ読み出し
等の露光動作を行う。なお、この露光動作の詳細につい
て後述する。
【0074】ステップS19の露光が終了すると、ステ
ップS20で上記銀塩撮影光学系絞り機構16と電子撮
像光学系絞り機構32を駆動制御して、銀塩撮影光学系
11の可変絞り機構13と電子撮像光学系28の可変絞
り機構30を絞り開放状態とする。次にステップS21
では、上記ステップS17でミラーアップさせたクイッ
クリターンミラー17をダウンさせて、銀塩撮影光学系
11から入射された光束を測距手段19及びフォーカシ
ングスクリーン24方向に反射させる位置に戻すミラー
ダウン動作を行わせる。
【0075】次にステップS22で露光された銀塩フィ
ルム22の1駒分の巻き取りを上記フィルム駆動機構2
3を駆動制御して行い、ステップS23で画像プロセッ
サ40の制御の基で、上記エリアセンサ駆動回路34の
駆動制御によりXYアドレス型エリアセンサ33から読
み出したアナログ順次画像信号を増幅回路35で所定の
感度信号に増幅し、アナログ/デジタル変換回路36で
デジタル画像信号に変換してDRAM37に一時記憶す
ると共に、画像モニタ39に撮影画像として表示する。
この画像モニタ39に表示された撮像画像によって、撮
影被写体の確認が行われる。
【0076】次にステップS24で図示していないタイ
マーを5秒(5S)にセットしてタイマーカウントスタ
ートさせ、ステップS25で上記DRAM37に一時記
憶されているデジタル画像信号を圧縮して、フラッシュ
メモリ38に記憶する。
【0077】次に、ステップS26で上記ステップS2
4でセットしたタイマーが5秒経過したか判定し、5秒
が経過した際には、上記ステップS1に戻る。このタイ
マーカウント時間は、上記デジタル画像信号をDRAM
37からフラッシュメモリ38に書込記憶させるための
時間であり、この時間は、デジタル画像信号の圧縮処理
スピードやフラッシュメモリへの書込スピードによって
設定されるもので5秒に限定されるものではない。
【0078】次に、上記ステップS19の露出処理につ
いて図7を用いて詳述する。
【0079】ステップS41では、上記ステップS10
のストロボスクロールで設定されたストロボモードが自
動発光モードであるか判定し、自動発光モードであると
判定されると、ステップS42以降が実行される。自動
発光モードでないと判定されると、ステップS48でス
ローシンクロ自動発光モードあるか判定され、スローシ
ンクロ自動発光モードと判定されるとステップS49以
降が実行される。スローシンクロ自動発光モードでない
と判定とされると、ストロボオフモードと判定され、ス
テップS54以降が実行される。
【0080】上記ステップS41で自動発光モードと判
定されると、ステップS42で、ストロボ発光フラグ判
定行う。このストロボ発光フラグは、上記ステップS3
5(図6参照)で設定されたもので、ストロボ発光する
際には、発光フラグとして1が表記されている。この発
光フラグが1の場合は、すなわちTV≦TVsync
(図6のステップS34参照)の関係であり、ステップ
S43で制御すべきTV値をTVsync値に置換え、
TV値をストロボ同調秒時に設定する。TVsyncよ
りも低速秒時であってもストロボ同調秒時であるTVs
yncに丸め込む。これはストロボ発光撮影の際に不用
意に手振れが起こることを防止するためである。
【0081】次にステップS44でストロボ発光を銀塩
撮影用のフォーカルプレーンシャッタ20と電子撮像用
の電子シャッタに同調して発光するように同調制御を行
い、ステップS57以降が実行される。
【0082】このステップS44のストロボ同調制御に
ついて、図8(a)を用いて説明する。この図8(a)
の左図は、XYアドレス型エリアセンサ33の制御を示
しており、横軸はエリアセンサ33の受光部51の垂直
方向の変位を示し、l0は垂直ラインV1の位置を示
し、l1は垂直ラインV500の位置を示している。ま
た、縦軸は時間の経過を示している。さらに、図中の符
号200の直線は、上記エリアセンサ33から1回目の
順次画素信号の読み出し走査を示しており、符号201
の直線は、2回目の順次画素信号の読み出し走査を示し
ている。
【0083】また、図8(a)の右図は、フォーカルプ
レーンシャッタ20(図1参照)の幕走行を示してい
る。横軸はフォーカルプレーンシャッタ20が図中上か
ら下方向の垂直方向の変位を示し、L0は先幕又は後幕
の走行準備状態(チャージ状態)での幕先端位置を示
し、L1は不図示の撮影マスクの上端位置を示し、L2
は撮影マスクの下端位置を示している。L1〜L2の間
は、銀塩フィルム22に被写体が露光撮影される範囲で
ある。L3は先幕と後幕の走行終了後に当てつく位置で
ある。縦軸は時間の経過を示している。さらに、図中の
符号202は先幕先端の移動状態を示す直線で、符号2
03は後幕先端の移動状態を示す直線である。
【0084】時間t0は、エリアセンサ33の1回目の
読み出し開始する位置で、時間t0の直後に垂直ライン
V1の画素データが読み出される。時間t1ではフォー
カルプレーンシャッタ20の先幕の走行が開始され、時
間t2で先幕の先端が撮影マスクの内側に出始めて、時
間t3までの間に徐々に撮影マスクが開口される。この
時間t3においては、上記エリアセンサ33の垂直ライ
ンV500の画素データが読み出される。つまり、時間
t0〜t3の間にエリアセンサ33の垂直ラインV1〜
V500の順に走査され、全画素データの1回目の読み
出しが行われ、フォーカルプレーンシャッタ20の先幕
により撮影マスクが垂直方向に上から下へと順次開放さ
れると共に、時間t3において、フォーカルプレーンシ
ャッタ20の先幕の先端が撮影マスクの外側に隠れて撮
影マスクが全開状態となる。この時間t3においては、
エリアセンサ33の受光部51の全画素の読み出しが終
了してリセットされた状態で、新たに全画素同時に電荷
蓄積が実行される。一方、フォーカルプレーンシャッタ
20の先幕先端が撮影マスク外側に隠れることにより、
撮影マスクが全開状態であることをシャッタ駆動機構2
1に設けた図示していない撮影マスク全開検出手段によ
って検出し、この撮影マスク全開検出結果を用いてスト
ロボ充電発光回路45を駆動制御してストロボ発光部4
6からストロボを発光させる。時間t4ではフォーカル
プレーンシャッタ20の先幕の走行が終了する。
【0085】時間t20は、エリアセンサ33の2回目
の読み出しを開始し、時間t23で2回目の全画素デー
タの読み出しが終了する。上記時間t3〜t20の間の
時間は、エリアセンサ33に被写体を露光する時間であ
ると共に、フォカルプレーンシャッタ20の先幕によ
り、撮影マスクが全開状態を検出して、ストロボ発光部
4を発光させる時間に相当する。この時間t3〜t20
の間の時間は約4ミリ秒(mSec)を必要としてい
る。 次に、時間t21において、フォーカルプレーンシャッ
タ20の後幕が走行開始し、時間t22で後幕の先端が
撮影マスクの内側に出始め、時間t23で前述したよう
にエリアセンサ33の2回目の全画素データの読み出し
が終了すると共に、同時にフォーカルプレーンシャッタ
20の後幕先端が撮影マスクの外側に隠れ始めて撮影マ
スクを全閉状態とする。その後時間t24で後幕の走行
が終了する。
【0086】このようにして、エリアセンサ33から全
画素データの読取りにかかる時間は、t0〜t3に相当
し、約17mSecの時間を要する。従って、銀塩撮影
と電子撮像の同調秒時の場合には、エリアセンサ33か
ら全画素データを読み出す時間17mSecと前述の撮
影マスク全開検出とストロボ発光に要する時間4mSe
cを加算した時間21mSecとなる。よって、同調秒
時に相当するTV値=TVsync値は21mSecに
相当する。
【0087】またフォーカルプレーンシャッタ20が走
行する時間の中で、撮影マスクの上端から下端の間を横
切る時間は、約8mSecである。このため、エリアセ
ンサ33が全画素読取りにかかる時間17mSecと、
フォーカルプレーンシャッタ20が撮影マスクを横切る
時間8mSecが等しくなることが望ましいが、前述し
たように、エリアセンサ33の全画素データ読取りにか
かる時間が長い。このため、エリアセンサ33の画素デ
ータ読み取り開始を先行させ、フォーカルプレーンシャ
ッタ20の先幕走行が追いかける形にして、最終的に両
者が全開状態になる時間が等しくなるように制御する。
【0088】図7に戻り、ステップS42で発光フラグ
が存在しないと判定されると、ステップS45でTV値
とTVmin値とが比較され、TVmin≧TVである
と判定されるとステップS46で電子シャッタ動作無し
・ストロボ発光無し制御を行い、TVmin<TVであ
ると判定されるとステップS47で電子シャッタ動作有
り・ストロボ発光無しの制御が行われる。
【0089】このステップS46の電子シャッタ動作無
し・ストロボ発光無し制御について、図8(b)を用い
て説明する。なお、図8(b)の左右図と図中の符号
は、図8(a)と同じである。また、電子シャッタを動
作させない場合のエリアセンサ33からの画素データ読
み出しは図4(a)に示した方法で、かつ、TVmin
=TVの条件での例を用いる。
【0090】時間t0でエリアセンサ33からの画素デ
ータ読み出しが開始して、時間t3でエリアセンサ33
の1回目の全画素データの読み出しが終了する(図4
(a)参照)と共に、時間t1では、フォーカルプレー
ンシャッタ20の先幕の走行が開始され、時間t2で先
幕の先端が撮影マスク内側に出始め、時間t3でエリア
センサ33の1回目の全画素データの読み出しが終了す
ると同時に先幕の先端が撮影マスクの外側に隠れ始め
る。さらに、この時間t3と同時にエリアセンサ33の
2回目の読み出しを開始する(図4(a)参照)。
【0091】上記時間t3において、フォーカルプレー
ンシャッタ20の先幕が撮影マスクの外側に隠れること
により、撮影マスクが全開状態となり、時間t4で先幕
走行が終了する。次に、時間t5からフォーカルプレー
ンシャッタ20の後幕が走行開始し、時間t6で後幕の
先端が撮影マスク内側に出始め、時間t7でエリアセン
サ33の2回目の全画素データ読み取りが終了すると同
時に後幕の先端が撮影マスクの外側に隠れ始めて撮影マ
スクを全閉状態とし、時間t8で後幕の走行が終了す
る。
【0092】この図8(b)の例は、電子シャッタを動
作させることなく、実現できる銀塩撮影の最高速のシャ
ッタ秒時(TVmin)の制御を示しており、このシャ
ッタ秒時では、エリアセンサ33の電子シャッタ全開状
態の時間がほぼ零であるためにストロボの発光はできな
い。
【0093】次にステップS47の電子シャッタ動作有
り・ストロボ発光無しの制御について図8(c)を用い
て説明する。なお、図8(c)の左右図と縦横軸は、図
8(a)と同じで、同一動作は同一符号を付している。
また、電子シャッタの動作とは、図4(b)で説明した
エリアセンサ33からの画素読み出し方法を用いる。
【0094】図8(c)の左図を用いて電子撮像の動作
を説明すると、時間t30でエリアセンサ33からの画
素データ読み出しが開始して、時間t33で1回目の全
画素データの読み出しが終了する。時間t31で、電子
シャッタ動作のためにリセット動作を開始する。このリ
セット動作は、直線204で示すように時間t31の直
後に垂直ラインV1のリセットが行われ(図4(b)の
T10〜T11に相当)、時間t38の直前に垂直ライ
ンV500のリセットが行われ、電子シャッタ動作のリ
セットが終了する。時間t34からエリアセンサ33の
2回目の画素データ読み出しが開始され、時間t39で
2回目の画素データ読み出しが終了する。
【0095】次に図8(c)の右図を用いて銀塩撮影の
動作を説明すると、時間t32でフォーカルプレーンシ
ャッタ20の先幕が走行開始し、時間t36でフォーカ
ルプレーンシャッタ20の後幕が走行開始する。
【0096】ここでエリアセンサ33の各画素の電荷蓄
積時間は、時間t31〜t34までの時間に相当し、フ
ォーカルプレーンシャッタ20の撮影マスクの全開時間
は、時間t32〜t36までの時間に相当する。従っ
て、時間t31〜t34と、時間t32〜t36とを同
じになるように制御し、さらに、銀塩撮影及び電子撮像
の垂直方向において撮影画面中央部において、エリアセ
ンサ33とフォーカルプレーンシャッタ20との露出タ
イミングが等しくなるように制御する。つまり、図8
(c)において、エリアセンサ33では、画面中央部l
m上の画素に時間t35〜t37の期間に電荷蓄積がな
され、フォーカルプレーンシャッタ20では、撮影マス
ク中央部Lmに相当する銀塩フィルム22に時間t35
〜t37の期間露出されるように制御される。
【0097】図7に戻り、上記ステップS41でストロ
ボ発光が自動発光モードでないと判定され、ステップS
48でスローシンクロ自動発光モードと判定されると、
ステップS49でストロボ発光フラグの有無を判定す
る。このステップS49でストロボ発光フラグ有りと判
定されると、ステップS50のスローシンクロ自動発光
モードのストロボ同調制御が行われる。
【0098】このステップS50のストロボ同調制御に
ついて、図8(d)を用いて説明する。なお、図8
(d)の左右図面と図中の符号は図8(a)と同じであ
り詳細説明は省略する。
【0099】時間t0でエリアセンサ33からの画素デ
ータ読み出しが開始して、時間t3でエリアセンサ33
の1回目の全画素データの読み出しが終了する(図4
(a)参照)と共に、時間t1では、フォーカルプレー
ンシャッタ20の先幕の走行が開始され、時間t2で先
幕の先端が撮影マスク内側に出始め、時間t3でエリア
センサ33の1回目の全画素データの読み出しが終了す
ると同時に先幕の先端が撮影マスクの外側に隠れ始め
る。上記時間t3において、フォーカルプレーンシャッ
タ20の先幕が撮影マスクの外側に隠れることにより、
撮影マスクが全開状態となり、時間t4で先幕走行が終
了する。つまり、時間t3以降は、エリアセンサ33の
受光部51とファーカルプレーンシャッタ20により撮
影マスクとが全開状態となる。この時間t3の直後にシ
ャッタ駆動機構21に設けられている撮影マスク全開検
出手段で全開状態を検出し、その撮影マスク全開検出手
段の検出結果の基で、ストロボ充電発光回路45を駆動
制御してストロボ発光部46からストロボ光を発光させ
る。
【0100】次に、時間t10でエリアセンサ33の2
回目の画素データ読み出しが開始され、時間t11でフ
ォーカルプレーンシャッタ20の後幕が走行開始し、時
間t12で後幕の先端が撮影マスク内側に出始め、時間
t13でエリアセンサ33の2回目の全画素データ読み
取りが終了すると同時に後幕の先端が撮影マスクの外側
に隠れ始めて撮影マスクを全閉状態とし、時間t19で
後幕の走行が終了する。
【0101】これにより、エリアセンサ33の受光部5
1の画素に対する被写体の露光時間は、時間t3〜t1
0の間で、フォーカルプレーンシャッタ20による撮影
マスクの全開状態時間は、時間t3〜t12の間で、比
較的長時間露光が実施される制御がなされる。
【0102】このステップS50のスローシンクロ自動
発光モードのストロボ同調制御と上記ステップS44の
自動発光モードのストロボ同調制御との相違は、自動発
光モードのストロボ同調制御は、どんなに被写体が暗く
なってもシャッタ秒時がTVsync値で丸め込まれる
が、スローシンクロ自動発光モードのストロボ同調制御
は、被写体が暗くなるに従ってシャッタ秒時が長くする
ことができることにある。
【0103】図7に戻り、上記ステップS49で、発光
フラグが無いと判定されると、ステップS51〜S53
が実行される。なお、ステップS51は上記ステップS
45と、ステップS52は上記ステップS46と、及び
ステップS53は上記ステップS46と同じのため説明
は省略する。
【0104】上記ステップS48でストロボ発光モード
がスローシンクロ自動発光モードでないと判定される
と、ステップS54でストロボオフモードであるか判定
される。このステップS54の判定の結果、ストロボオ
フモードであると判定されると、ステップS55〜S5
7が実行される。なお、ステップS55は上記ステップ
S45と、ステップS56は上記ステップS46と、ス
テップS57は上記ステップS47と同じため説明は省
略する。
【0105】上記ステップS54でストロボオフモード
でないと判定されると、自動的にストロボ発光モードが
全速同調モードとなり、ステップS58で発光フラグの
有無が判定される。発光フラグの存在が確認される(発
光フラグ=1)とTV≦TVsync(図6のステップ
S34参照)の関係であり、ステップS59で制御すべ
きTV値をTVsync値に置換え、TV値をストロボ
同調秒時に設定する。TVsyncよりも低速秒時であ
ってもストロボ同調秒時であるTVsyncに丸め込
む。次にステップS60でストロボ発光を銀塩撮影用の
シャッタ20と電子撮像用の電子シャッタに同調して発
光するように同調制御を行う。なお、このステップS6
0は、上記ステップS44と同じ処理が行われる。
【0106】上記ステップS58の判定の結果、発光フ
ラグがないと判定されると、ステップS61で、TVm
in≧TVの判定が行われる。このステップS61の判
定の結果、TVmin≧TVと判定されると、エリアセ
ンサ33を電子シャッタ動作無しで制御できるが、エリ
アセンサ33の制御中にストロボ発光に必要な全開時間
が確保できないために、ステップS62で全速同調(フ
ラット)発光に制御する。
【0107】このステップS62の電子シャッタ動作無
し全速同調発光制御の動作について図9(a)を用いて
説明する。この場合のエリアセンサ33の制御とフォー
カルプレーンシャッタ20の制御は、上記図8(b)と
同じで、TVmin≧TVの条件の中で最もシャッタ秒
時の短いTV=TVminの場合のタイミングチャート
を示している。この条件において、全速同調発光を符号
300で示している。この全速同調発光300は、図中
縦軸が時間の進行を示しており、通常のストロボ発光と
は縦軸と横軸の関係が逆転しているが、時間t0で発光
を開始し、時間t7で発光が終了する。
【0108】次に、上記ステップS61でTVmin<
TVであると判定されると、エリアセンサ33は電子シ
ャッタ動作有りで制御できるが、エリアセンサ33の制
御中にストロボ発光に必要な全開時間が確保できないス
テップS63で、電子シャッタ動作有り全速同調発光制
御が行われる。
【0109】このステップS63の電子シャッタ動作有
り全速同調制御の動作について図9(b)を用いて説明
する。この場合のエリアセンサ33の制御とフォーカル
プレーンシャッタ20の制御は、上記図8(c)と同じ
である。この条件において、全速同調発光を符号301
で示している。この全速同調発光301は、図中縦軸が
時間の進行を示しており、通常のストロボ発光とは縦軸
と横軸の関係が逆転しているが、時間t30で発光を開
始し、時間t39で発光が終了する。
【0110】上記ステップS44,S46,S47,S
50,S52,S53,S56,S57,S60,S6
2,又はS63のいずれかが終了すると、ステップS6
4でストロボ発光フラグをリセットして、図5の上記ス
テップS20以降が実行される。
【0111】以上説明したように本発明の銀塩撮影及び
電子撮像兼用カメラは、電子シャッタの駆動制御に応じ
てフォーカルプレーンシャッタを駆動制御すると共に、
電子シャッタとフォーカルプレーンシャッタの駆動に同
期して最適露光時にストロボ発光制御を可能とすること
が実現できた。
【0112】特にXYアドレス型エリアセンサを制御中
にストロボ発光に必要な全開時間が確保できない場合
に、全速同調モードでのストロボ発光を可能とすること
が実現できた。
【0113】なお、前述の本発明の実施形態では、XY
アドレス型エリアセンサとして、MOS型エリアセンサ
を用いて説明したが、CMOS型エリアセンサ又はAM
I型エリアセンサを用いた際にも同様な制御が可能なこ
とは明らかである。
【0114】[付記]以上詳述した本発明の実施形態に
よれば、以下のごとき構成を得ることができる。
【0115】(1)フォーカルプレーンシャッタの開閉
動作によって、被写体像を銀塩フィルムに露光撮影する
銀塩撮影手段と、上記銀塩撮影手段の露光撮影動作に同
期して被写体像を画像電気信号に変換するXYアドレス
型のエリアセンサを有する電子撮像手段と、被写体に向
けてストロボ光を照射するストロボ発光手段と、上記ス
トロボ発光手段から照射されるストロボ光を全速同調モ
ードで発光制御するストロボ制御手段と、を具備したこ
とを特徴とする銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ。
【0116】(2)フォーカルプレーンシャッタの開閉
動作によって、被写体像を銀塩フィルムに露光撮影する
銀塩撮影手段と、上記銀塩撮影手段の露光撮影動作に同
期して被写体像を画像電気信号に変換するXYアドレス
型のエリアセンサを有する電子撮像手段と、上記電子撮
像手段のXYアドレス型のエリアセンサは、複数の垂直
ライン毎に設けられた複数の画素素子を順次異なるタイ
ミングで蓄積電荷をリセットする垂直ラインリセット機
能を有し、この垂直ラインリセット機能を用いて全画素
素子の画像電気信号取込みに必要とされる時間よりも短
い時間で全画素素子に被写体像の露光電荷蓄積を制御す
る電子シャッタ手段と、被写体に向けてストロボ光を照
射するストロボ発光手段と、上記XYアドレス型のエリ
アセンサを上記電子シャッタ手段を用いて駆動制御した
際に、上記ストロボ発光手段から照射されるストロボ光
を全速同調モードで発光制御するストロボ制御手段と、
を具備したことを特徴とする銀塩撮影および電子撮像兼
用カメラ。
【0117】(3)被写体像を画像電気信号に変換する
XYアドレス型のエリアセンサを有する電子撮像手段
と、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光
手段と、上記ストロボ発光手段から照射されるストロボ
光を全速同調モードで発光制御するストロボ制御手段
と、を具備したことを特徴とする電子撮像カメラ。
【0118】(4)上記ストロボ制御手段は、フォーカ
ルプレーンシャッタによって銀塩フィルムへの撮像画面
が露光される期間と、XYアドレス型のエリアセンサに
よって撮像画面が露光される全期間とを包括する全期間
において、全速同調発光成業することを特徴とする付記
1に記載の銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ。
【0119】(5)被写体像を画像電気信号に変換する
XYアドレス型のエリアセンサを有する電子撮像手段
と、上記電子撮像手段のXYアドレス型のエリアセンサ
は、複数の垂直ライン毎に設けられた複数の画素素子を
順次異なるタイミングで蓄積電荷をリセットする垂直ラ
インリセット機能を有し、この垂直ラインリセット機能
を用いて全画素素子の画像電気信号取込みに必要とされ
る時間よりも短い時間で全画素素子に被写体像の露光電
荷蓄積を制御する電子シャッタ手段と、被写体に向けて
ストロボ光を照射するストロボ発光手段と、上記XYア
ドレス型のエリアセンサを上記電子シャッタ手段を用い
て駆動制御した際に、上記ストロボ発光手段から照射さ
れるストロボ光を全速同調モードで発光制御するストロ
ボ制御手段と、を具備したことを特徴とする電子撮像カ
メラ。
【0120】(6)上記XYアドレス型のエリアセンサ
は、MOS型エリアセンサ、CMOS型エリアセンサ、
又はAMI型エリアセンサのいずれか1つを用いた付記
1乃至5のいずれか1に記載の銀塩撮影及び電子撮像兼
用カメラ、並びに電子撮像カメラ。
【0121】
【発明の効果】本発明は、フォールプレーンシャッタを
有する銀塩撮影手段と、低駆動電圧で駆動でき、プロセ
スが簡単で低コスト化ができるXYアドレス型エリアセ
ンサを電子撮像手段に用いることで消費電力の低減が可
能となった。
【0122】また、XYアドレス型エリアセンサによる
画素取り込み走査方向と、フォーカルプレーンシャッタ
の開閉動作による露光が走査される方向とを一致させる
ことにより、被写体を撮影する際の銀塩撮影と電子撮像
で得られる画像の一致度を高めることができた。
【0123】さらに、銀塩撮影のためのフォーカルプレ
ーンシャッタの全開するタイミングで、電子撮像のため
のXYアドレス型エリアセンサの全素子が露光するタイ
ミングにおいて、ストロボを発光するように制御でき、
1回のストロボ発光で銀塩撮影と電子撮像の両者におい
て有効にストロボ発光エネルギーを使用することがで
き、銀塩撮影と電子撮像で得られる画像の一致度を高め
ることができた。
【0124】さらにまた、被写体が明るく、高速でシャ
ッタを制御する際に、電子撮像と銀塩撮影の両撮影に対
して全速同調モードによるストロボ光の照射を可能と
し、銀塩撮影と電子撮像で得られる画像の一致度を高め
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の外観構成を示し、図2(a)は正面斜視図、図2
(b)は背面図。
【図3】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
に用いるXYアドレス型のエリアセンサの構成を示すブ
ロック図。
【図4】本発明の銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラに用
いるXYアドレス型のエリアセンサの動作を説明するタ
イミングチャート。
【図5】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の動作を説明するフローチャート。
【図6】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の露光演算動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の露光動作を説明するフローチャート。
【図8】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の銀塩撮影シャッタと電子撮像シャッタとの関係を説明
するタイミングチャート。
【図9】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の全速同調ストロボ発光させる際のシャッタの関係を説
明するタイミングチャートである。
【符号の説明】 11…銀塩撮影光学系 12…正レンズ群 13…銀塩撮影系可変絞り機構 14…負レンズ群 15…銀塩撮影光学系ピント合わせ駆動機構 16…銀塩撮影光学系絞り駆動機構 17…クイックリターンミラー 18…サブミラー 19…測距手段 20…フォーカルプレーンシャッタ 21…シャッタ駆動機構 22…銀塩フィルム 23…フィルム駆動機構 24…フォーカシングスクリーン 25…ペンタプリズム 26…接眼レンズ 27…ミラー駆動機構 28…電子撮像光学系 29…正レンズ 30…電子撮像用可変絞り機構 31…負レンズ 32…電子撮像光学系絞り駆動機構 33…XYアドレス型エリアセンサ 34…エリアセンサ駆動回路 35…増幅回路 36…アナログ/デジタル変換回路 37…DRAM 38…フラッシュメモリ 39…画像モニタ 40…画像プロセッサー 41…シーケンスコントローラ 42…第1のレリーズスイッチ 43…第2のレリーズスイッチ 44…電源スイッチ 45…ストロボ充電発光回路 46…ストロボ発光装置 47…ストロボモードスイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H053 AD03 BA25 BA78 DA03 2H104 AA18 5C022 AA13 AB01 AB15 AB17 AB68 AC42 AC52 5C052 AA17 AB04 CC01 DD02 GA02 GB01 GC01 GE06 GF04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォーカルプレーンシャッタの開閉動作に
    よって、被写体像を銀塩フィルムに露光撮影する銀塩撮
    影手段と、 上記銀塩撮影手段の露光撮影動作に同期して被写体像を
    画像電気信号に変換するXYアドレス型のエリアセンサ
    を有する電子撮像手段と、 被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光手段
    と、 上記ストロボ発光手段から照射されるストロボ光を全速
    同調モードで発光制御するストロボ制御手段と、 を具備したことを特徴とする銀塩撮影及び電子撮像兼用
    カメラ。
  2. 【請求項2】フォーカルプレーンシャッタの開閉動作に
    よって、被写体像を銀塩フィルムに露光撮影する銀塩撮
    影手段と、 上記銀塩撮影手段の露光撮影動作に同期して被写体像を
    画像電気信号に変換するXYアドレス型のエリアセンサ
    を有する電子撮像手段と、 上記電子撮像手段のXYアドレス型のエリアセンサは、
    複数の垂直ライン毎に設けられた複数の画素素子を順次
    異なるタイミングで蓄積電荷をリセットする垂直ライン
    リセット機能を有し、この垂直ラインリセット機能を用
    いて全画素素子の画像電気信号取込みに必要とされる時
    間よりも短い時間で全画素素子に被写体像の露光電荷蓄
    積を制御する電子シャッタ手段と、 被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光手段
    と、 上記XYアドレス型のエリアセンサを上記電子シャッタ
    手段を用いて駆動制御した際に、上記ストロボ発光手段
    から照射されるストロボ光を全速同調モードで発光制御
    するストロボ制御手段と、 を具備したことを特徴とする銀塩撮影及び電子撮像兼用
    カメラ。
  3. 【請求項3】被写体像を画像電気信号に変換するXYア
    ドレス型のエリアセンサを有する電子撮像手段と、 被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光手段
    と、 上記ストロボ発光手段から照射されるストロボ光を全速
    同調モードで発光制御するストロボ制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子撮像カメラ。
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