JP2001268969A - ブラシレスモータの制御方法 - Google Patents

ブラシレスモータの制御方法

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JP2001268969A
JP2001268969A JP2000079425A JP2000079425A JP2001268969A JP 2001268969 A JP2001268969 A JP 2001268969A JP 2000079425 A JP2000079425 A JP 2000079425A JP 2000079425 A JP2000079425 A JP 2000079425A JP 2001268969 A JP2001268969 A JP 2001268969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシレスモータにおいて負荷脈動を抑え、
回転変動による負荷脈動の変動も抑えることを目的とす
る。 【解決手段】 ブラシレスモータの負荷脈動を抑制する
基本補正電圧パターンを有し、この基本補正電圧パター
ンを用いてブラシレスモータの印加電圧を補正する一
方、ブラシレスモータの1回転を機械角でm個の区間
0,…,m−1に等分割し、各区間の負荷脈動を区間時
間t10,…,t1m−1で検出し、かつL回転分の区
間時間を検出する一方、各区間毎にL回転分について区
間時間平均値α0,…,αm−1を算出するとともに、
これら区間時間平均値α0,…,αm−1の平均値βを
算出する。各区間時間平均値α0,…,αm−1と平均
値βとの差分を算出し、各区間時間平均値α0,…,α
m−1が平均値βに近づくように、基本補正電圧パター
ンを調整して新たな基本補正電圧パターンとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機(コン
プレッサ)等のモータに用いるブラシレスモータの制御
技術に係り、特に詳しくは、1回転中の負荷脈動を抑制
し、振動、騒音を低減するブラシレスモータの制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータの制御方法としては、
トルクと電機子巻線電流とが比例関係にあることから、
電機子巻線の電流を検出し、この電流をフィードバック
してトルク制御を行う方法を用いたものがある。このト
ルク制御では、リアルタイムな制御を行うことができる
が、電機子巻線の電流を検出するために電流センサを必
要としている。
【0003】それに対して、回転子の位置検出信号によ
る位置検出間隔の時間(区間時間)毎にトルク制御を行
う制御方法がある。この場合、ブラシレスモータの使用
状況に応じて予め経験的に電圧パターンを求め、この電
圧パターンを各区間時間毎に印加電圧に加味すればよ
く、電流センサ等の部品を用いずに済む。
【0004】上記ブラシレスモータを制御するための制
御装置は、例えば図5に示すように、交流電源1をAC
/DC変換部2で所定の直流電源に変換し、この直流電
源をインバータ回路3のスイッチング素子Ua,Va,
Wa,X,Y,Zでスイッチングしてブラシレスモータ
(DCM)4の電機子巻線U,V,Wに供給する。
【0005】位置検出回路5は、ブラシレスモータ4の
電機子巻線U,V,Wの端子電圧に含まれている誘起電
圧波形(非通電相に発生する誘起電圧波形)と基準値と
を比較して同誘起電圧波形の1/2点を検出し、この1
/2点を含む位置検出信号を制御回路(主にマイクロコ
ンピュータからなる)6に出力する。
【0006】制御回路6は、入力位置検出信号のエッジ
(立ち上がり、立ち下がりエッジ)により誘起電圧の1
/2点(回転子の位置検出点)を検出し、今回の位置検
出時刻と前回の位置検出時刻とにより位置検出間隔を算
出する。
【0007】例えば、過去の位置検出間隔により電気角
30度以下の値に相当する時間を算出し、この算出時間
を今回の位置検出時刻に加算して次の通電切り替え時刻
を推定する。そして、上記推定時刻になると、通電を切
り替えるため、所定駆動信号を駆動回路7を介してイン
バータ回路3に出力し、電機子巻線U,V,Wの通電を
適切に切り替える。
【0008】ところで、負荷が脈動すると、それに起因
してブラシレスモータ4に速度変動が1回転中で生じ、
その結果、ブラシレスモータ4には機械的振動が発生
し、騒音が発生する。例えば、コンプレッサ等にあって
は冷媒の吐出、圧縮サイクルによる1回転中に周期的な
回転変動が存在するほか、位置検出誤差やトルクリップ
ル等による回転ムラもその回転変動に含まれる。このよ
うな回転変動を負荷脈動と考えると、これら負荷脈動に
伴い通電切り替えが最適タイミングからずれることにな
り、上述したような振動や騒音の発生原因となるえる。
【0009】そこで、上述したように、負荷の脈動に応
じて予め求めた電圧パターンを内部メモリに記憶してお
き、位置検出信号による各区間を検出し、この区間毎に
電圧パターンをもって印加電圧を補正する。
【0010】その電圧パターンは、例えばブラシレスモ
ータ4をPWM制御方式で制御する場合PWMオン、オ
フ比のオン幅増減量である。したがって、ブラシレスモ
ータ4の印加電圧が負荷の脈動に応じて増減するため、
負荷の脈動が相殺されることになり、ブラシレスモータ
4の振動、騒音を抑制することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ブラシレ
スモータの制御方法において、負荷脈動を相殺するため
の電圧パターンが1つに固定されているため、負荷条件
等の変化や速度変動(速度の可変)に対して1つの最適
な電圧パターンを決定することが困難である。またその
電圧パターンにより印加電圧を補正するトルク制御が正
帰還となって加振を招き、振動、騒音の抑制が難しい。
【0012】すなわち、負荷条件等の変化や速度変動に
より負荷の脈動形状が異なることから、ブラシレスモー
タ4の回転に変動が生じ、この回転変動が負荷脈動に加
わるからである。また、負荷脈動が1つの形状だけでは
ないため、負荷脈動の変動に対応して複数の電圧パター
ンを用意すればよいが、その電圧パターンは膨大なもの
であり、これに伴ってメモリ容量も膨大となり、極めて
現実的でない。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、負荷脈動の変化によっても、その脈
動を適切に抑制するとともに、回転変動を抑えて安定し
た回転制御を可能とし、ひいては振動や騒音を抑えるこ
とができるようにしたブラシレスモータの制御方法を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブラシレスモータの回転子の位置を検出
し、該位置検出をもとにして前記ブラシレスモータの電
機子巻線の通電を切り替え、前記ブラシレスモータを回
転制御するブラシレスモータの制御方法において、前記
ブラシレスモータの負荷脈動を抑制する1つの基本補正
電圧パターンを有し、この基本補正電圧パターンを用い
て上記ブラシレスモータの印加電圧を補正する一方、前
記ブラシレスモータの1回転を機械角で複数区間に等分
割し、各区間の負荷脈動を同区間時間で検出し、複数回
転分について各区間の区間時間を得るとともに、各区間
毎に区間時間平均値を同1回転分の区間時間平均値の平
均値に近づけるように前記基本補正電圧パターンを調整
し、該調整した基本補正電圧パターンにより前記ブラシ
レスモータの印加電圧を補正し、前記負荷脈動を抑える
とともに、前記ブラシレスモータの回転変動による前記
負荷脈動の変動を抑えるようにしたことを特徴してい
る。
【0015】本発明のブラシレスモータの制御方法は、
上記ブラシレスモータの負荷脈動を抑制するために、上
記ブラシレスモータの1回転を機械角で複数区間に等分
割し、この各区間毎に上記ブラシレスモータの印加電圧
を補正する1つの基本補正電圧パターンを有し、この基
本補正電圧パターンを用いて上記ブラシレスモータの印
加電圧を補正する一方、上記各区間の時間を計時し、こ
の各区間毎に複数回転分について区間時間平均値を算出
するとともに、この区間時間平均値を加算してそれを分
割数で除して平均値を算出し、その各区間時間平均値と
平均値との差分に応じて上記基本補正電圧パターンを調
整し、この調整した基準補正電圧パターンをもって上記
ラシレスモータの印加電圧を補正し、上記ブラシレスモ
ータの負荷脈動を抑えるとともに、その負荷脈動の変動
を抑えるようにしたことを特徴している。
【0016】上記基本補正電圧パターンは、予め初期値
として記憶しておき、上記調整する度に更新するとよ
い。これにより、負荷脈動を抑制するためのトルク制御
において、その制御の収束が短時間で行われ、また、そ
のトルク制御がハンチングすることもない。
【0017】上記基本補正電圧パターンを調整する量
は、上記各区間時間平均値と平均値との差分であり、そ
の区間時間平均値が平均値より大きい区間では、その差
分を上記基本補正電圧パターンに加算して上記ブラシレ
スモータの印加電圧を大きくし、その区間時間平均値が
平均値より小さい区間では、その差分を上記基本補正電
圧パターンから減じて上記ブラシレスモータの印加電圧
を小さくするとよい。これにより、基本補正電圧パター
ンが現に発生している負荷脈動の形状に対応した最適な
ものとなり、種々の形状の負荷脈動を抑制する基本補正
電圧パターンが得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、図2中、
図5と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0019】図1に示すように、本発明のブラシレスモ
ータの制御方法は、1回転をm(正の整数)個に分割し
た区間(0ないしm−1)の時間t10,…,t1m−
1を計時するとともに、各区間毎に複数回転(L(正の
整数)回転)分について区間時間平均値α0(=(t1
0+…+t1m−1)/L),…,α1m−1(=tL
0+…+tLm−1)/L)を算出し、これら区間時間
平均値α0,…,α1m−1の平均値βを算出し、それ
ら区間時間平均値α0,…,α1m−1と平均値βとの
差分に応じて基本補正電圧パターンを増減する調整を行
って新たな基本補正電圧パターンとする。
【0020】そのため、図2に示すように、このブラシ
レスモータの制御方法が適用される制御装置は、位置検
出回路5からの位置検出信号により1回転をm区間(例
えば三相四極モータであれば12区間)に分割し、各区
間の時間(区間時間)を12個計時して得、これをL回
転分だけ得るとともに、各区間毎に区間時間を加算し、
これら加算した区間時間をそれぞれLで除して12の区
間時間平均値α0,…,α11を算出する。
【0021】また、この12の区間時間平均値α0,
…,α11を加算して12で除してその平均値βを算出
する一方、各区間毎に区間時間平均値α0,…,α11
と平均値βとの差が正方向にあれば、内部メモリ10a
の基本補正電圧パターンに所定値を加算し、その差が負
方向にあれば、その基本補正電圧パターンに所定値を減
じて基本補正電圧パターンを調整し、この調整した基本
補正電圧パターンをもってブラシレスモータ4の印加電
圧を補正制御する制御回路(マイクロコンピュータ)1
0を備えている。なお、制御回路10は、図5に示した
制御回路6の機能も備えている。
【0022】上記基本補正電圧パターンは、従来例と同
様に負荷脈動を相殺する電圧パターンである。なお、そ
の基本補正電圧パターンは、例えばコンプレッサの場合
では、低負荷時における脈動を相殺する電圧パターンと
するとよい。
【0023】具体的には、図3の曲線に示すように、ブ
ラシレスモータ4の負荷脈動が存在するものとし、その
負荷脈動を相殺するように、ブラシレスモータ4の印加
電圧を補正する基本補正電圧パターンを求める(図4参
照)。なお、図3および図4中、番号0から11は上述
したように位置検出信号をもとにして、1回転を機械角
で12区分に等分割した区間を示している。
【0024】この場合、図4に示すように、区間負荷脈
動の平均値と1回転の負荷脈動の平均値とをそれぞれ比
較し、区間負荷脈動の平均値が1回転の負荷脈動の平均
値より大きい区間においては、負荷脈動を1回転の負荷
脈動の平均値に近づけるように、印加電圧を高くする基
準補正電圧パターンを得る。また、区間負荷脈動の平均
値が1回転の負荷脈動平均値より小さい区間において
は、負荷脈動を1回転の負荷脈動平均値に近づけるよう
に、印加電圧を低くする基準補正電圧パターンを得る。
【0025】なお、区間負荷脈動の平均値が1回転の負
荷脈動平均値と同じ区間においては、印加電圧をそのま
まとする基準補正電圧パターンを得る。このようにして
得た基準補正電圧パターンが図4に示すものであり、従
来と同様に、ブラシレスモータ4をPWM制御方式で制
御する場合では、PWMオン、オフ比のオン幅増減量と
する。
【0026】次に、上記構成の制御装置の動作を説明す
る。まず制御回路10は従来同様にブラシレスモータ4
の回転数を目標回転数としているものとする。このと
き、制御回路10は、従来同様に内部メモリ10aの基
本補正電圧パターンをもって負荷脈動を相殺するトルク
制御を行う。
【0027】また、ブラシレスモータ4がL回転した時
点では、上述したように、各区間毎に区間時間平均値α
0,…,α11を算出するとともに、それら区間時間平
均値α1,…,α12の平均値βを算出し、各区間の区
間時間平均値α0,…,α11と平均値βの差をそれぞ
れ算出する。すなわち、図3から明かなように、負荷脈
動に応じて区間時間が異なりることから、その負荷脈動
が区間時間に反映し、負荷が大きい区間はその時間が長
く、負荷が小さい区間はその時間が短くなる。
【0028】また、その差が正方向にあれば、その区間
の基本補正電圧パターンに所定値を加算して新たな基本
補正電圧パターンを得、その差が負方向にあれば、その
区間の基本補正電圧パターンに所定値を減じて新たな基
本補正電圧パターンを得る。そして、その差が零であれ
ば、その区間の基本電圧パターンはそのままとする。
【0029】このようにして内部メモリ10aの基本補
正電圧パターンを調整した新たな基本補正電圧パターン
を得る。なお、この調整した基本補正電圧パターンを内
部メモリ10aに記憶し、つまり基本補正電圧パターン
を更新するとよい。
【0030】そして、上記調整した基準補正電圧パター
ンにより、ブラシレスモータ4の印加電圧を補正する。
したがって、負荷条件等の変化や速度変動により負荷の
脈動形状が異なり、ブラシレスモータ4の回転に変動が
生じ、この回転変動が負荷脈動に加わって負荷脈動の形
状が変化しても、その変化分を補正することになる。つ
まり、当該トルク制御が適切に行われることから、その
負荷脈動が抑制され、ひいては振動、騒音を低減するこ
とができる。
【0031】なお、上記基準補正電圧パターンを調整す
る所定値としては、区間時間平均値α0,…,α11と
平均値βとの差分に応じた値を用い、あるいは、その差
分の値をそのまま用いてもよい。また、当初内部メモリ
10aに記憶している基準補正電圧パターンを初期値と
し、上述したように、その初期値をL回転毎に調整した
基準補正電圧パターンで更新すれる形式を採れば、負荷
脈動を抑制するトルク制御を短時間で収束することがで
きるため、トルク制御でのハンチングが発生することも
ない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下に述べる効果を奏する。本発明のブラシレスモータ
の制御方法は、ブラシレスモータの負荷脈動を抑制する
1つの基本補正電圧パターンを有し、この基本補正電圧
パターンを用いて上記ブラシレスモータの印加電圧を補
正する一方、ブラシレスモータの1回転を機械角で複数
区間に等分割し、各区間の負荷脈動を区間時間で検出
し、複数回転分について各区間の区間時間平均値を同1
回転の区間時間平均値の平均化した値に近づけるように
基本補正電圧パターンを調整していることとから、基本
補正電圧パターンが1つであっても、その調整した基本
補正電圧パターンが現に発生している負荷脈動に対応し
たものとなり、負荷脈動の変化によっても、その脈動を
適切に抑制するとともに、回転変動を抑えて安定した回
転制御を可能とし、振動や騒音を抑えることができると
いう効果がある。
【0033】本発明のブラシレスモータの制御方法は、
ブラシレスモータの負荷脈動を抑制するために、ブラシ
レスモータの1回転を機械角で複数区間に等分割し、各
区間毎にブラシレスモータの印加電圧を補正する1つの
基本補正電圧パターンを有し、この基本補正電圧パター
ンを用いて上記ブラシレスモータの印加電圧を補正する
一方、各区間の時間を計時し、各区間毎に複数回転分に
ついて区間時間平均値を算出するとともに、それら区間
時間平均値と同区間時間平均値の平均値との差分に応じ
て基本補正電圧パターンを調整していることから、その
区間時間が現負荷脈動を反映しているものであるため、
上述同様にその調整した基本補正電圧パターンが現に発
生している負荷脈動に対応したものとなり、上述と同じ
効果を奏するばかりでなく、当該ブラシレスモータの制
御手段のマイクロコンピュータによるソフトウェアで実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、ブラシレスモー
タの制御方法の作用を説明するための概略的模式図。
【図2】本発明のブラシレスモータの制御方法が適用さ
れる制御装置を説明するための概略的ブロック線図。
【図3】図1に示す制御装置の動作を説明するための負
荷脈動曲線の概略的模式図。
【図4】図1に示す制御装置の動作を説明するための基
準補正電圧パターンの概略的模式図。
【図5】従来のブラシレスモータの制御装置を説明する
ための概略的ブロック線図。
【符号の説明】
3 インバータ回路 4 ブラシレスモータ(センサレス直流ブラシレスモー
タ) 5 位置検出回路 6,10 制御回路(マイクロコンピュータ) 10a 内部メモリ L 回転 m 分割数 t 区間時間 α 区間時間平均値(L回転分について) β 平均値(1回転分の区間時間平均値の平均値)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスモータの回転子の位置を検出
    し、該位置検出をもとにして前記ブラシレスモータの電
    機子巻線の通電を切り替え、前記ブラシレスモータを回
    転制御するブラシレスモータの制御方法において、前記
    ブラシレスモータの負荷脈動を抑制する1つの基本補正
    電圧パターンを有し、該基本補正電圧パターンを用いて
    前記ブラシレスモータの印加電圧を補正する一方、前記
    ブラシレスモータの1回転を機械角で複数区間に等分割
    し、各区間の負荷脈動を同区間時間で検出し、複数回転
    分について各区間の区間時間を得るとともに、各区間毎
    に区間時間平均値を同1回転分の区間時間平均値の平均
    値に近づけるように前記基本補正電圧パターンを調整
    し、該調整した基本補正電圧パターンにより前記ブラシ
    レスモータの印加電圧を補正し、前記負荷脈動を抑える
    とともに、前記ブラシレスモータの回転変動による前記
    負荷脈動の変動を抑えるようにしたことを特徴するブラ
    シレスモータの制御方法。
  2. 【請求項2】 ブラシレスモータの回転子の位置を検出
    し、該位置検出をもとにして前記ブラシレスモータの電
    機子巻線の通電を切り替え、前記ブラシレスモータを回
    転制御するブラシレスモータの制御方法において、前記
    ブラシレスモータの負荷脈動を抑制するために、前記ブ
    ラシレスモータの1回転を機械角で複数区間に等分割
    し、該各区間毎に前記ブラシレスモータの印加電圧を補
    正する1つの基本補正電圧パターンを有し、該基本補正
    電圧パターンを用いて前記ブラシレスモータの印加電圧
    を補正する一方、前記各区間の時間を計時し、該各区間
    毎に複数回転分について区間時間平均値を算出するとと
    もに、該区間時間平均値を加算してそれを分割数で除し
    て平均値を算出し、その各区間時間平均値と平均値との
    差分に応じて前記基本補正電圧パターンを調整し、該調
    整した基準補正電圧パターンをもって前記ラシレスモー
    タの印加電圧を補正し、前記ブラシレスモータの負荷脈
    動を抑えるとともに、その負荷脈動の変動を抑えるよう
    にしたことを特徴するブラシレスモータの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記基本補正電圧パターンは、予め初期
    値として記憶しておき、前記調整する度に更新してなる
    請求項1または2に記載のブラシレスモータの制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記基本補正電圧パターンを調整する量
    は、前記各区間時間平均値と平均値との差分であり、そ
    の区間時間平均値が平均値より大きい区間では、その差
    分を前記基本補正電圧パターンに加算して前記ブラシレ
    スモータの印加電圧を大きくし、その区間時間平均値が
    平均値より小さい区間では、その差分を前記基本補正電
    圧パターンから減じて前記ブラシレスモータの印加電圧
    を小さくするようにしている請求項2または3に記載の
    ブラシレスモータの制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006090249A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Seiko Epson Corp ポンプ制御機構、このポンプ制御機構を用いたプリンタおよびポンプ制御方法
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