JP2001268508A - 画像撮像装置、そのデータ記録方法およびコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

画像撮像装置、そのデータ記録方法およびコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2001268508A
JP2001268508A JP2000397150A JP2000397150A JP2001268508A JP 2001268508 A JP2001268508 A JP 2001268508A JP 2000397150 A JP2000397150 A JP 2000397150A JP 2000397150 A JP2000397150 A JP 2000397150A JP 2001268508 A JP2001268508 A JP 2001268508A
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JP2000397150A
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English (en)
Inventor
Kazunori Suemoto
一紀 末元
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の媒体装着部から適当な媒体装着部を自
動的に選択してデータを書き込めるようにする。 【解決手段】 複数の媒体装着部として、カードスロッ
トAおよびカードスロットBが設けられている。カード
選択部75は、これらのカードスロットA、Bからデー
タ書込みを実行すべきスロット、すなわち書込み実行ス
ロットを選択する。この選択は、選択制御部200の自
動選択制御部206により制御される。自動選択制御部
206は、ユーザの媒体選択特性を反映した所定の自動
選択基準に従って書込み実行スロットを選択する。自動
選択基準は例えばカードの装着順番に基づいて設定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像撮像装置に関
し、特に複数のメモリ媒体を装着可能な画像撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像撮像装置の一形態であるデジタルカ
メラは、便利な電子機器の一つとして普及している。デ
ジタルカメラの特徴の一つに、撮影画像をメモリ媒体に
記録できることがあげられる。メモリ媒体はカメラ本体
から自由に取り外され、パーソナルコンピュータにセッ
トされ、あるいは現像サービス店に持ち込まれる。典型
的なメモリ媒体およびその装着部は、メモリカードおよ
びカードスロットである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のメモリカードを
複数個、同時に装着できるように、デジタルカメラに複
数のカードスロットを搭載することが提案されている。
複数のメモリカードに撮影画像を記録でき、撮影枚数の
増加等の利点が得られる。しかし、どのカードスロット
のメモリカードにデータを記録するかはユーザが指定し
なければならない。指定されたカードスロットにメモリ
カードが無かった場合、そのままではデータが記録され
ないので、カードスロットを再度選択するなどのユーザ
側の操作が必要である。このように、単にカードスロッ
トを複数化することは、ユーザ操作の煩雑さを招く。
【0004】特開平5−91455号公報では、電子カ
メラに2枚のメモリカードが装着される。これらのメモ
リカードの残容量に応じて、記録対象のメモリカードが
切り換えられる。これによりユーザ操作の煩雑さが一部
軽減される。しかしながら、ユーザがカードスロットを
手動で選択するときに残容量を考慮するのは、一般に残
容量が少なくなってからである。残容量が十分にある通
常状態では、残容量よりもむしろ、記録した後のデータ
をユーザが管理しやすいかどうか、といったことを考慮
する方が普通である。それにもかかわらず残容量に応じ
てカードスロットを切り換えると、ユーザの意図に反し
たメモリカードにデータが記録され、後のデータ管理が
不便になり、結果としてデジタルカメラの使い勝手を悪
くする可能性がある。なお、上記の問題はメモリカード
およびカードスロットに限定されない。任意のメモリ媒
体とその装着部に関して同種の問題が生じ得る。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その主な目的は、複数の媒体装着部から適当な媒
体装着部を自動的に選択可能な画像撮像装置技術を提供
することにある。この目的は特許請求の範囲における独
立項に記載の特徴の組合せにより達成される。また従属
項は、本発明の具体的かつ有用な形態を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある形態は、画
像撮像装置である。この画像撮像装置は、それぞれにメ
モリ媒体が取外し可能に装着される複数の媒体装着部
と、前記複数の媒体装着部から、データ書込みを実行す
べき媒体装着部である書込み実行装着部を選択する媒体
選択部と、前記媒体選択部を制御する選択制御部とを備
え、前記選択制御部は、ユーザの媒体選択特性を反映し
た所定の自動選択基準に従って前記書込み実行装着部を
選択する自動選択制御部を有する。
【0007】前記選択制御部は、前記所定の自動選択基
準に従って選択された前記書込み実行装着部にてメモリ
容量が不足するとき、別の媒体装着部を選択してもよ
い。前記選択制御部は、選択された前記書込み実行装着
部を使用中にメモリ残容量が不足したとき、別の媒体装
着部を自動的に選択してもよい。前記所定の自動選択基
準は、前記複数の媒体装着部への媒体装着の順番に基づ
いて定められてもよい。前記所定の自動選択基準は、書
き込むべき画像データの解像度に基づいて定められても
よい。前記所定の自動選択基準は、書き込むべきデータ
の種類に基づいて定められてもよい。データ種類は例え
ば画像データおよび非画像データであり、非画像データ
は例えば音データである。
【0008】前記複数の媒体装着部は異なる種類のメモ
リ媒体に適合しており、前記所定の自動選択基準では、
前記書き込むべきデータの種類とメモリ媒体の種類とが
対応していてもよい。本発明の画像撮像装置は、複数の
自動選択基準を選択的に設定可能な選択基準設定部をさ
らに備えてもよい。複数の自動選択基準は、例えば上記
に例示された基準である。ユーザの指示にしたがって一
または複数の自動選択基準が選択されてもよい。
【0009】本発明の画像撮像装置は、ユーザの操作に
応じて、ユーザが手動で前記書込み実行装着部を選択す
る手動選択モードと、前記自動選択制御部により前記書
込み実行装着部を選択する自動選択モードと、を切り換
えるモード切換部を含んでもよい。前記選択制御部は、
前記手動選択モードでユーザにより選択された前記書込
み実行装着部に前記メモリ媒体が装着されていないと
き、別の媒体装着部を選択してもよい。
【0010】前記選択制御部は、前記手動選択モードで
ユーザにより選択された前記書込み実行装着部に前記メ
モリ媒体が装着されていないとき、前記メモリ媒体が装
着されていないことを通知し、前記メモリ媒体が装着さ
れていない前記媒体装着部に前記メモリ媒体を装着する
よう促す通知してもよい。前記通知は、音声であっても
よい。前記メモリ媒体が装着されている場合、装着され
ていない場合、及び前記メモリ媒体が装着されている前
記媒体装着部が選択されている場合によって、前記媒体
装着部への通知のされ方に違いのある通知手段をさらに
含んでもよい。本発明の画像撮像装置は、前記書込み実
行装着部として選択されなかった媒体装着部への電力供
給を制限する電力制御部を含んでもよい。
【0011】本発明の別の態様は、画像撮像装置のデー
タデータ記録方法である。この方法では、それぞれにメ
モリ媒体が装着された複数の媒体装着部から、ユーザの
媒体選択特性を反映した所定の自動選択基準に従って、
データ書込みを行うべき媒体装着部を選択する。
【0012】前記媒体装着部を選択することを制御する
方法をさらに含んでもよく、前期選択を制御する方法
は、ユーザの媒体選択特性を反映した所定の自動選択基
準に従って前記データ書込みを行うべき前記媒体装着部
を選択してもよい。前記選択を制御する方法は、前記所
定の自動選択基準に従って選択された前記データ書込み
を行うべき前記媒体装着部にてメモリ残容量が不足する
とき、別の媒体装着部を選択してもよい。
【0013】前記選択を制御する方法は、選択された前
記データ書込みを行うべき前記媒体装着部を使用中にメ
モリ残容量が不足したとき、別の媒体装着部を自動的に
選択してもよい。
【0014】前記所定の自動選択基準は、前記複数の媒
体装着部への媒体装着の順番に基づいて定められていて
もよい。また、前記所定の自動選択基準は、書き込むべ
き画像データの解像度に基づいて定められていてもよ
い。さらに、前記所定の自動選択基準は、書き込むべき
データの種類に基づいて定められていてもよい。
【0015】前記書き込むべきデータは画像データおよ
び非画像データに種類分けされてもよい。前記非画像デ
ータは音データであってもよい。
【0016】前記複数の媒体装着部は異なる種類のメモ
リ媒体に適合してよく、前記所定の自動選択基準では、
前記書き込むべきデータの種類とメモリ媒体の種類とが
対応していてもよい。予め用意された複数の自動選択基
準から少なくとも一つの選択基準を選択的に設定可能な
選択基準設定部をさらに含んでもよい。
【0017】ユーザの操作に応じて、ユーザが手動で前
記データ書込み媒体装着部を選択する手動選択方法と、
前記選択を制御する方法により前記データ書込み媒体装
着部を選択する自動選択方法と、を切り換えるモード切
換方法をさらに含んでもよい。
【0018】前記選択制御部は、前記手動選択モードで
ユーザにより選択された前記書込み実行装着部に前記メ
モリ媒体が装着されていないとき、別の媒体装着部を選
択してもよい。前記選択を制御する方法は、前記手動選
択方法でユーザにより選択された前記データ書込み媒体
装着部に前記メモリ媒体が装着されていないとき、前記
メモリ媒体が装着されていないことを通知し、前記メモ
リ媒体が装着されていない前期媒体装着部に前記メモリ
媒体を装着するよう促す通知をしてもよい。前記通知方
法は、音声による通知方法であってもよい。
【0019】前記メモリ媒体が装着されている場合、装
着されていない場合、及び前記メモリ媒体が装着されて
いる前記媒体装着部が選択されている場合によって、前
記媒体装着部への通知のされ方に違いのある通知方法を
さらに含んでもよい。
【0020】前記書込み実行装着部として選択されなか
った媒体装着部への電力供給を制限する電力制御方法を
さらに含んでもよい。
【0021】本発明の別の態様はプログラムを格納した
記録媒体である。このプログラムは、それぞれにメモリ
媒体が装着された複数の媒体装着部から、ユーザの媒体
選択特性を反映した所定の自動選択基準に従って、デー
タ書込みを行うべき媒体装着部を選択する処理を、コン
ピュータに実行せしめる。
【0022】なお以上の発明の概要は、本発明に必要な
すべての特徴を列挙したものではなく、当然ながら、こ
れらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり
うる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下の実施の形態は、特許請求の
範囲に記載された発明を限定するものではなく、また実
施の形態の中で説明されている特徴の組合せのすべてが
発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0024】図1は、実施の形態に係るデジタルカメラ
10の構成を示す。実施の形態に特徴的な構成について
は図2で詳述する。なお、本実施の形態のデジタルカメ
ラは、メモリカード用のカードスロットを、メモリ媒体
のための媒体装着部の一例として備えている。
【0025】図1のデジタルカメラ10は、主に撮像ユ
ニット20、撮像制御ユニット40、処理ユニット6
0、表示ユニット100、および操作ユニット110を
含む。
【0026】撮像ユニット20は、撮影および結像に関
する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20
はまず、映像を取り込んで処理を施す撮影レンズ22、
絞り24、シャッタ26、光学LPF(ローパスフィル
タ)28、CCD30、および撮像信号処理部32を含
む。撮影レンズ22は、フォーカスレンズやズームレン
ズ等からなる。この構成により、被写体像がCCD30
の受光面上に結像する。結像した被写体像の光量に応
じ、CCD30の各センサエレメント(図示せず)に電
荷が蓄積される(以下その電荷を「蓄積電荷」とい
う)。蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフト
レジスタ(図示せず)に読み出され、レジスタ転送パル
スによって電圧信号として順次読み出される。
【0027】デジタルカメラ10は一般に電子シャッタ
機能を有するので、シャッタ26のような機械式シャッ
タは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するため
に、CCD30にシャッタゲートを介してシャッタドレ
インが設けられる。シャッタゲートを駆動すると蓄積電
荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲート
の制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積するた
めの時間、すなわちシャッタスピードが制御できる。
【0028】CCD30から出力される電圧信号、すな
わちアナログ信号は撮像信号処理部32でR、G、B成
分に色分解され、まずホワイトバランスが調整される。
つづいて撮像信号処理部32はガンマ補正を行い、必要
なタイミングでR、G、B信号を順次A/D変換し、そ
の結果得られたデジタルの画像データ(以下単に「デジ
タル画像データ」とよぶ)を処理ユニット60へ出力す
る。
【0029】撮像ユニット20はさらに、ファインダ3
4とストロボ36を有する。ファインダ34には図示し
ないLCDを内装してもよく、その場合、後述のメイン
CPU62等からの各種情報をファインダ34内に表示
できる。ストロボ36は、コンデンサ(図示せず)に蓄
えられたエネルギが放電管36aに供給されたときそれ
が発光することで機能する。
【0030】撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部4
2、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ
駆動部48、それらを制御する撮像系CPU50、測距
センサ52、および測光センサ54をもつ。ズーム駆動
部42などの駆動部は、それぞれステッピングモータ等
の駆動手段を有する。後述のレリーズスイッチ114の
押下に応じ、測距センサ52は被写体までの距離を測定
し、測光センサ54は被写体輝度を測定する。測定され
た距離のデータ(以下単に「測距データ」という)およ
び被写体輝度のデータ(以下単に「測光データ」とい
う)は撮像系CPU50へ送られる。撮像系CPU50
は、ユーザから指示されたズーム倍率等の撮影情報に基
づき、ズーム駆動部42とフォーカス駆動部44を制御
して撮影レンズ22のズーム倍率とピントの調整を行
う。
【0031】撮像系CPU50は、1画像フレームのR
GBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づい
て絞り値とシャッタスピードを決定する。決定された値
にしたがい、絞り駆動部46とシャッタ駆動部48がそ
れぞれ絞り量の調整とシャッタ26の開閉を行う。
【0032】撮像系CPU50はまた、測光データに基
づいてストロボ36の発光を制御し、同時に絞り24の
絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示したと
き、CCD30が電荷蓄積を開始し、測光データから計
算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処
理部32へ出力される。
【0033】処理ユニット60は、デジタルカメラ10
全体、とくに処理ユニット60自身を制御するメインC
PU62と、これによって制御されるメモリ制御部6
4、YC処理部70、カード制御部74、圧縮伸張処理
部78、通信I/F部80を有する。メインCPU62
は、シリアル通信などにより、撮像系CPU50との間
で必要な情報をやりとりする。メインCPU62の動作
クロックは、クロック発生器88から与えられる。クロ
ック発生器88は、撮像系CPU50、表示ユニット1
00に対してもそれぞれ異なる周波数のクロックを提供
する。
【0034】メインCPU62には、キャラクタ生成部
84とタイマ86が併設されている。タイマ86は電池
でバックアップされ、つねに日時をカウントしている。
このカウント値から撮影日時に関する情報、その他の時
刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラクタ生
成部84は、撮影日時、タイトル等の文字情報を発生
し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
【0035】メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66
とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66
は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な
ROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザに
よる設定情報や出荷時の調整値など、デジタルカメラ1
0の電源がオフの間も保持すべきデータが格納されてい
る。不揮発性メモリ66には、場合によりメインCPU
62のブートプログラムやシステムプログラムなどが格
納されてもよい。一方、メインメモリ68は一般にDR
AMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成さ
れる。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出力
されたデータを格納するフレームメモリとしての機能、
各種プログラムをロードするシステムメモリとしての機
能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮発性
メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット60内
外の各部とメインバス82を介してデータのやりとりを
行う。
【0036】YC処理部70は、デジタル画像データに
YC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−
Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制
御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。
圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信
号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮され
たデータ(以下単に「圧縮データ」という)は、カード
制御部74の制御下で、カードスロットAまたはカード
スロットBに装着されたメモリカードへと書き込まれ
る。カードスロットAおよびカードスロットBのどちら
に書き込むかは、カード選択部75によって切り換えら
れる。カード選択部75はメインCPU62により制御
される。
【0037】処理ユニット60はさらにエンコーダ72
をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力
し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変
換してビデオ出力端子90から出力する。メモリカード
に記録されたデータからビデオ信号を生成する場合、そ
のデータはまずカード制御部74の制御下で圧縮伸張処
理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸張処理部78
で必要な伸張処理が施されたデータはエンコーダ72に
よってビデオ信号へ変換される。
【0038】カード制御部74は、メモリカードに認め
られる信号仕様およびメインバス82のバス仕様にした
がい、メインバス82とメモリカード(スロット)の間
で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変換などを
行う。デジタルカメラ10は、メモリカード以外のオプ
ション装置を備えてもよく、例えばPCMCIA準拠の
標準的なI/Oカードをサポートするように構成されて
もよい。その場合、PCMCIA用バス制御LSIなど
が設けられてもよい。
【0039】通信I/F部80は、デジタルカメラ10
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネット(登録商標)などの仕様に応じたプ
ロトコル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、必
要に応じてドライバICを含み、ネットワークを含む外
部機器とコネクタ92を介して通信する。そうした標準
的な仕様のほかに、例えばプリンタ等の外部機器との間
で独自のI/Fによるデータ授受を行う構成としてもよ
い。
【0040】表示ユニット100は、LCDモニタ10
2とLCDパネル104を有する。それらはLCDドラ
イバであるモニタドライバ106、パネルドライバ10
8によってそれぞれ制御される。LCDモニタ102
は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けら
れ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍
率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体
画像などを表示する。LCDパネル104は例えば小さ
な白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FINE
/NORMAL/BASICなど)、ストロボ発光/発
光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量などの情
報を簡易的に表示する。
【0041】操作ユニット110は、ユーザがデジタル
カメラ10の動作やそのモードなどを設定または指示す
るために必要な機構および電気部材を含む。パワースイ
ッチ112は、デジタルカメラ10の電源のオンオフを
決める。レリーズスイッチ114は、半押しと全押しの
二段階押し込み構造になっている。一例として、半押し
でAFおよびAEがロックし、全押しで撮影画像の取込
が行われ、必要な信号処理、データ圧縮等の後、メイン
メモリ68、メモリカード等に記録される。操作ユニッ
ト110はこれらのスイッチの他、回転式のモードダイ
ヤルや十字キーなどによる設定を受け付けてもよく、そ
れらは図1において機能設定部116と総称されてい
る。操作ユニット110で指定できる動作または機能の
例として、「ファイルフォーマット」、「特殊効果」、
「印画」、「決定/保存」、「表示切換」等がある。メ
モリカードの選択等にも操作ユニット110が用いられ
る。ズームスイッチ118は、ズーム倍率を決める。
【0042】以上の構成による主な動作は以下のとおり
である。まずデジタルカメラ10のパワースイッチ11
2がオンされ、カメラ各部に電力が供給される。メイン
CPU62は、機能設定部116の状態を読み込むこと
で、デジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モー
ドにあるかを判断する。
【0043】カメラが撮影モードにあるとき、メインC
PU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監視
する。半押し状態が検出されたとき、メインCPU62
は測光センサ54および測距センサ52からそれぞれ測
光データと測距データを得る。得られたデータに基づい
て撮像制御ユニット40が動作し、撮影レンズ22のピ
ント、絞りなどの調整が行われる。調整が完了すると、
LCDモニタ102に「スタンバイ」などの文字を表示
してユーザにその旨を伝え、つづいてレリーズスイッチ
114の全押し状態を監視する。レリーズスイッチ11
4が全押しされると、所定のシャッタ時間をおいてシャ
ッタ26が閉じられ、CCD30の蓄積電荷が撮像信号
処理部32へ掃き出される。撮像信号処理部32による
処理の結果生成されたデジタル画像データはメインバス
82へ出力される。デジタル画像データは一旦メインメ
モリ68へ格納され、この後YC処理部70と圧縮伸張
処理部78で処理を受け、カード制御部74を経由して
メモリカードへ記録される。記録された画像は、フリー
ズされた状態でしばらくLCDモニタ102に表示さ
れ、ユーザは撮影画像を知ることができる。以上で一連
の撮影動作が完了する。
【0044】一方、デジタルカメラ10が再生モードの
場合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介して
メインメモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、
これを表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示
する。
【0045】この状態でユーザが機能設定部116にて
「順送り」、「逆送り」を指示すると、現在表示してい
る画像の前後に撮影された画像が読み出され、LCDモ
ニタ102へ表示される。
【0046】以上がデジタルカメラ10の全体的な構成
とその動作の概要である。次に、本実施形態の特徴的な
構成について説明する。
【0047】図2は、本実施形態の特徴的な構成、すな
わち、2つのカードスロットとそれらの制御に関する構
成を示している。図2に示すように、本実施形態のデジ
タルカメラは、カードスロットA、カードスロットB、
カード選択部75および選択制御部200を有する。
【0048】カードスロットAおよびカードスロットB
には、それぞれメモリカードが取外し可能に装着され
る。各カードスロットA、Bはメモリカードにデータを
書き込み、またはメモリカードからデータを読み出す。
両カードスロットA、Bは異なる仕様のメモリカードに
適合していてもよい。例えば、一方のメモリカードがス
マートメディア(商標)であり、他方のメモリカードが
コンパクトフラッシュ(商標)である。
【0049】カードスロットA、Bには、それぞれカー
ド検出スイッチ76、77が取り付けられている。各ス
イッチ76、77は、メモリカードの着脱に応じて開閉
される。そしてスイッチ開閉を示す信号は選択制御部2
00へと送られる。
【0050】カード選択部75は、両カードスロット
A、Bとメインバス82との間に設けられている。カー
ド選択部75は、カード制御部74の指示に従い、2つ
のカードスロットA、Bの一方を「書込み実行スロッ
ト」として選択する。「書込み実行スロット」は、デー
タの書込みを実行すべきカードスロットであり、本発明
の書込み実行装着部の一形態である(以下同じ)。
【0051】本実施形態では、カード選択部75は、接
続の切換によって選択機能を実現する。すなわち、カー
ド選択部75はメインバス82を書込み実行スロットの
みと接続する。さらにカード選択部75はカード制御部
74も書込み実行スロットのみと接続する。カード制御
部74は、前述したように、メインバス82とメモリカ
ードとの間で必要な信号変換等の処理を行う。この構成
には、カード制御部74等を変更することなく、カード
選択部75を追加するだけで複数のカードスロットを使
い分けられる、という利点がある。カード制御部74に
は汎用的なLSI等を使うことができる。
【0052】変形例としては、メインバス82をカード
スロットAおよびカードスロットBと直接接続する。デ
ータはメインバス82から両カードスロットA、Bに供
給される。カード選択部75は、選択信号の供給によっ
て選択機能を実現する。すなわち、カード選択部75は
両カードスロットA、Bの一方(書込み実行スロット)
に選択信号を送る。選択信号を受け取ったカードスロッ
トは、メインバスから供給されるデータをメモリカード
に書き込む。逆に選択信号を受け取らない限り、データ
の書込みは行われない。この変形例では、カード選択部
75は例えばカード制御部74の中に設けることができ
る。装置全体の構成および制御が簡単である、という利
点が得られる。
【0053】選択制御部200はカード選択部75を制
御する。選択制御部200は一例として、図1のメイン
CPU62と、メインメモリ68や不揮発性メモリ66
に格納またはロードされたプログラムの連携によって実
現することができる。図2は、選択制御部200の各機
能をひとまとまりの構成として記述したものであるが、
実際の各機能は物理的にひとまとまりであるとは限らな
いし、その必要もない。例えば、図2の装着順記憶部2
14は、不揮発性メモリ66にもたせてもよい。また選
択制御部200とカード選択部75が何らかのかたちで
一体化されてもよい。いずれにせよ、デジタルカメラ1
0において選択制御部200の機能を実装する設計の自
由度の大きさは当業者に理解されるところである。
【0054】選択制御部200は、モード切換部20
2、手動選択制御部204および自動選択制御部206
を有する。
【0055】モード切換部202は、操作ユニット11
0から入力されるユーザ操作信号に応じて手動選択モー
ドと自動選択モードを切り換える。ユーザは、操作ユニ
ット110を操作して、「スロットA」、「スロット
B」および「自動」のいずれかを選ぶ。「スロットA」
または「スロットB」が選ばれると手動選択モードが設
定される。「自動」が選ばれると自動選択モードが設定
される。
【0056】手動選択制御部204は、手動選択モード
が設定されたときに機能する。手動選択モードではユー
ザが手動で書込み実行スロットを選択する。すなわち、
ユーザが「スロットA」を選択したとき、手動選択制御
部204はカードスロットAを書込み実行スロットに設
定する。ユーザが「スロットB」を選択したとき、手動
選択制御部204はカードスロットBを書込み実行スロ
ットに設定する。
【0057】手動選択制御部204には、カード有無判
定部208から、各スロットA、Bにおけるメモリカー
ドの有無が伝えられる。カード有無判定部208は、両
カードスロットA、Bのカード検出スイッチ76、77
から入力されるスイッチ開閉信号に基づいてカードの有
無を判定する。
【0058】手動選択制御部204は、カードの有無に
応じて書込み実行スロットを変更する。すなわち、手動
選択制御部204は、ユーザにより選択されたスロット
にメモリカードが装着されていないとき、他方のカード
スロットを選択する。このとき、ユーザにより選択され
たスロットにメモリカードが装着されていないことをユ
ーザに通知し、ユーザが選択したスロットにメモリカー
ドをユーザに装着させることを促す通知をしてもよい。
これにより、万が一ユーザが選択したスロットに目当て
のメモリカードが装着されていると思い込んでいて実際
には装着されていないときに、使用する意図のなかった
メモリカードを自動的に選択されてしまうことを防ぐこ
とができる。通知は、音声によるもの、あるいは文字や
画像データによる表示、その他の方法による通知であっ
て、複数の通知方法を使用してもよい。
【0059】選択制御部200は、手動選択制御部20
4により設定された書込み実行スロットを示す信号をカ
ード選択部75に供給する。これにより、選択された書
込み実行スロットへデータが書き込まれる。一方、自動
選択制御部206は、自動選択モードが設定されたとき
に機能する。自動選択制御部206は、ユーザの媒体選
択特性を反映した所定の自動選択基準に従って書込み実
行スロットを自動的に選択する。
【0060】本実施形態の自動選択基準について以下に
説明する。従来技術では、メモリカードの残容量に応じ
てカードスロットを選択することが提案されている。し
かし、ユーザが自分でカードスロットを選択することを
想定した場合、残容量を考慮するのは、主として残容量
が少ないときである。通常の場合、すなわち残容量がま
だ十分にある場合、残容量はそれほど考慮されない。そ
れにもかかわらず単に残容量を基準にスロットを選択し
たとすると、ユーザの意図に沿わないカードにデータが
記録される可能性がある。例えば、両カードに交互にデ
ータが記録され、その結果、どのカードに何を記録した
かが後で分からなくなるという事態も生じ得る。
【0061】そこで、本実施の形態は、「ユーザがスロ
ットを選択するときに通常、重点的に考慮するのは、残
容量よりもむしろ、記録後のデータの管理が容易か否か
である」、ということに着目する。つまり、一般ユーザ
は、データ管理が容易になるようにカードスロットまた
は記録対象のカードを選択する特性(媒体選択特性)を
もっている。本実施の形態では、こうした一般ユーザの
媒体選択特性を反映する自動選択基準が設定されてい
る。
【0062】図3を参照すると、具体的には、本実施形
態では3つの自動選択基準が選択的に設定可能である。
【0063】(1)装着順:先にメモリカードが装着さ
れたカードスロットが、書込み実行スロットとして選択
される。この基準が採用されると、結果的に、最初に装
着したカードがデータで一杯になってから次のカードへ
データが書き込まれ、後のデータ管理が容易である。
【0064】なお、2つのカードスロットの装着時間差
が小さい場合、「装着が同時である」とみなしてもよ
い。例えば、カード装着の時間差が監視され、時間差が
所定しきい値以下であれば、両スロットに同時にカード
が装着されたと判定される。そして、デフォルト設定さ
れた一方のスロットが、書込み実行スロットとして選ば
れる。あるいは、前回の書込み実行スロットがそのまま
使われる。こうした処理により、ユーザが2つのカード
を続けて装着したときに、適当なスロットが選択され
る。
【0065】(2)データ解像度:ここでは、2段階の
解像度を切換可能なカメラが想定される。解像度に応じ
て、書込み実行スロットが変更される。高解像度データ
と低解像度データの管理が容易になる。なお、3段階以
上の解像度を設定可能でもよい。それらの解像度が2つ
のグループに分けられる。グループの指定は、自動で
も、ユーザの指示に従ってもよい。
【0066】(3)データ種類:データ種類に応じて書
込み実行スロットが設定される。データ種類は、例えば
画像データと非画像データである。非画像データは例え
ば音データである。デジタルカメラにて、画像と関連づ
けた音(音楽等)を記録することが提案されている。音
データは、撮影状況などを把握するために有効に利用で
きる。この音データと画像データを別々のメモリカード
に記録する。あるいは、音データ付きの画像データと、
音データ無しの画像データとを、別々のメモリカードに
振り分ける。
【0067】また前述のように、カードスロットA、B
は異なる種類のメモリカードに適合してもよい。この場
合、データの種類とカードの種類が対応するように、選
択基準を定めることができる。ユーザは、メモリカード
の種類によって、書き込んだデータの種類が分かるの
で、データを容易に管理できる。
【0068】上述した複数の基準のいずれが最適かは、
ユーザによって異なり、または状況によって異なる。そ
こで、デジタルカメラ10は、ユーザが3つの選択基準
から一つを選べるように構成されている。
【0069】図2に戻ると、ユーザは、操作ユニット1
10を操作して、自動選択基準を選択する。ユーザの指
示にしたがって、選択基準設定部210が、複数の自動
選択基準を選択的に設定する。「装着順」「解像度」
「データ種類」のいずれかが設定される。自動選択制御
部206は、設定された基準を参照して、書込み実行ス
ロットを決定する。この処理のために、カード装着順判
定部212、装着順記憶部214、解像度判定部216
およびデータ種類判定部218が設けられている。
【0070】カード装着順判定部212は、カード有無
判定部208によるカード有無の判定結果を利用して、
カード装着順番を判定する。もちろん、カード装着順判
定部212は、カード検出スイッチ76、77の検出信
号から直接的に、または他の何らかの手法で装着順番を
判定してもよい。装着順番は装着順記憶部214に格納
される。装着順記憶部214は、電源がオフされてもデ
ータをバックアップ可能であることが望ましいので、好
適には不揮発性メモリ内に設けられる。装着順番の情報
は、要求に応じて自動選択制御部206に伝えられる。
【0071】解像度判定部216は、これから記録しよ
うとしているデータの解像度を判定する。この情報は、
操作ユニット110から得ることができる。すなわち、
ユーザが操作ユニット110を用いて撮影の解像度を設
定すると、その情報が解像度判定部216に送られる。
データ種類判定部218は、これから記録しようとして
いるデータの種類を判定する。本実施形態の形態では、
データが画像か音かが判別される。
【0072】自動選択制御部206は、これらの判定結
果を参照し、自動選択基準に従って書込み実行スロット
を決める。設定されている選択基準に応じて、必要な判
定結果が参照される。選択制御部200は、自動選択制
御部206により設定された書込み実行スロットを示す
信号をカード選択部75に供給する。これにより、選択
された書込み実行スロットへデータが書き込まれる。
【0073】さらに選択制御部200は、カード残容量
判定部220を有している。このカード残容量判定部2
20は、カードの残容量が少なくなったら有効に機能す
る。カード残容量判定部220は、カードの残容量が十
分であるか否か、例えば、残容量が所定値を下回ったか
否かを判定し、判定結果を自動選択制御部206に伝え
る。また例えばカード残容量判定部220は、1枚分の
写真画像等を記録可能か否かを判定してもよい。自動選
択制御部206は、残容量が不足するとき、書込み実行
スロットを変更する。
【0074】さらに選択制御部200は、電力制御部2
22を有する。電力制御部222は、カードスロット電
力供給回路224を制御し、書込み実行スロットとして
選択されなかったスロットへの電力供給を制限する。好
ましくは電力供給を遮断する。これにより電力を節約で
きる。
【0075】なお、電力の継続供給を要求するタイプの
メモリカードに適合するカードスロットが備えられてい
る場合は、非使用時(すなわち書込み実行スロットに選
択されないとき)の電力供給制限により、省電力の効果
が顕著に得られる。
【0076】さらに、選択制御部200は、表示ユニッ
ト100を用いて、各種の情報をユーザに伝える。表示
される情報は、「設定モード」(手動または自動)、
「使用スロット」(手動選択モードで選択されたスロッ
ト、または、自動選択モードで選択された書込み実行ス
ロット)などである。自動選択モードでは、設定された
自動選択基準も表示される。さらに、どちらのカードに
どのデータが記録されているかを、リストやインデック
ス画像を用いて表示してもよい。またこれら情報の表示
にはLEDが用いられてもよく、この場合、メモリカー
ドが装着されている場合、装着されていない場合、及び
メモリカードが装着されているスロットが選択されてい
る場合によって、表示分けされてもよい。例えば、メモ
リカードが装着されている場合は緑、装着されていない
場合は点灯なし、及び装着されているメモリカードが選
択されている場合は赤、などである。また、これら情報
はファインダ内に表示されてもよい。
【0077】本実施の形態では、2つのカードスロット
が設けられた。しかし、3つ以上のカードスロットが設
けられてもよい。この場合には、自動選択モードにおけ
るスロット優先順位(例えばA、C、B)が表示されて
もよい。
【0078】図4は、上記の選択制御部200による制
御処理を示している。まず、操作ユニット110に対す
るユーザの操作に基づいて、モード選択が行われる(S
10)。ユーザが「スロットA」を指定した場合、手動
選択モードが設定され、カードスロットAにメモリカー
ドが装着されているか否かが判定される(S12)。メ
モリカードが装着されていれば、カードスロットAが選
択される(S22)。一方、メモリカードが装着されて
いなければ、メモリカードが装着されていないことを通
知する(S13)。この通知により、ユーザがメモリカー
ドをカードスロットAに装着すれば(S17、Y)、カ
ードスロットAが選択される(S22)。ユーザがメモ
リカードをカードスロットAに装着しなければ(S1
7、N)、カードスロットBが選択される(S24)。
【0079】ユーザが「スロットB」を指定した場合
は、S10からS14に進む。手動選択モードが設定さ
れ、カードスロットBにメモリカードが装着されている
か否かが判定される(S14)。メモリカードが装着さ
れていれば、カードスロットBが選択される(S2
4)。一方、メモリカードが装着されていなければ、メ
モリカードが装着されていないことを通知する(S1
5)。この通知により、ユーザがメモリカードをカード
スロットBに装着すれば(S19、Y)、カードスロッ
トBが選択される(S24)。ユーザがメモリカードを
カードスロットBに装着しなければ(S19、N)、カ
ードスロットAが選択される(S22)。
【0080】また、ユーザが「自動」を指定した場合、
S10からS16に進む。自動選択モードが設定され、
自動選択制御部206により自動選択基準にしたがって
スロットが選択される。自動選択基準は選択基準設定部
210により設定される。ここでは、「カード装着順
番」が自動選択基準として設定されたとする。S16で
は、カード装着順判定部212の判定結果が参照され
る。そして、カードスロットAへのカード装着が先の場
合、スロットAのメモリカードの残容量が十分にあるか
否かが判定される(S18)。残容量OK(S18、
Y)であればカードスロットAが選択され(S22)、
残容量NG(S18、N)であればカードスロットBが
選択される(S24)。
【0081】一方、S16でカードスロットBへのカー
ド装着が先と判定された場合、スロットB内のメモリカ
ードの残容量が十分にあるか否かが判定される(S2
0)。残容量OK(S20、Y)であればカードスロッ
トBが選択され(S24)、残容量NG(S20、N)
であればカードスロットAが選択される(S22)。
【0082】選択制御部200は、表示ユニット100
または他の表示手段を用いて、選択されたスロット等の
情報を表示する(S26)。さらに、電力制御部222
が機能して、選択されなかったスロットへの電力供給を
制限、好ましくはストップする(S28)。
【0083】さらに、選択制御部200は、S22また
はS24で選択された書込み実行スロットを示す選択制
御信号をカード選択部75へ送る(S30)。カード選
択部75は制御信号に従って動作し、これにより、選択
された方のスロットにて、データがメモリカードに書き
込まれる。
【0084】なお、図4の処理では、自動選択基準とし
て「装着順番」が設定されていた。他の自動選択基準が
設定されている場合には、それに応じた処理が行われ
る。すなわち、自動選択基準として「解像度」が設定さ
れている場合は、書き込もうとするデータの解像度に応
じてカードスロットが選択される。また自動選択基準と
して「データ種類(画像/音)」が設定されている場合
には、データ種類に応じてカードスロットが選択され
る。選択の判定基準は、対応する判定部212、21
6、218から得られる。
【0085】図5は、いずれかのカードスロットを選択
し、使用中に、カード残容量が少なくなった場合の選択
制御部200による制御処理を示している。ここでは、
一例として、カードスロットAが初めに選択された場合
の処理を示す。まず、操作ユニット110に対するユー
ザの操作に基づいて、モード選択が行われ、手動あるい
は自動選択によってカードスロットAが選択される(S
40)。
【0086】カードスロットAを使用中に(S42)、
カード残容量が充分でないと検出されたとき(S44、
N)、カード残容量が少ないことを通知する(S4
6)。カード残容量が充分なときは(S44,N)、そ
のままカードスロットAが継続使用される(S42)。
カード残容量が充分でないことが通知されると、次にカ
ードスロットAに別のカードが装着されたかどうかが検
出される(S48)。
【0087】カードスロットAに別のカードが装着され
たことが検出された場合(S48、Y)、カードスロッ
トAが引き続き選択される(S52)。カードスロット
Aにおいて別のカードの装着が検出されない場合(S4
8、N)、カードスロットBにカードが装着されている
か否かが検出される(S50)。カードスロットBにカ
ードが装着されている場合(S50、Y)、カードスロ
ットBが自動選択される(S54)。カードスロットB
にカードが装着されていない場合(S50、N)、この
制御処理は終了する。
【0088】選択制御部200は、表示ユニット100
または他の表示手段を用いて、選択されたスロット等の
情報を表示する(S56)。さらに、電力制御部222
が機能して、選択されなかったスロットへの電力供給を
制限、好ましくはストップする(S58)。
【0089】さらに、選択制御部200は、S52また
はS54で選択された書込み実行スロットを示す選択制
御信号をカード選択部75へ送る(S60)。カード選
択部75は制御信号に従って動作し、これにより、選択
された方のスロットにて、データがメモリカードに書き
込まれる。
【0090】以上、本実施形態のデジタルカメラの特徴
的構成とその動作を説明した。本実施の形態によれば、
自動選択基準に従って書込み実行スロットが選択され
る。自動選択基準がユーザの媒体選択特性を反映してい
るので、適切なメモリカードへとデータを書き込める。
また、自動選択モードと手動選択モードとの切換によ
り、ユーザの希望に沿った適切なメモリカードへデータ
を書き込める。また、自動選択基準に加えて残容量の判
定結果を利用することで適切なメモリカードへデータを
書き込める。また、カードスロットの選択結果を表示す
ることで、どちらのカードスロットで書込が行われるの
かをユーザは容易に把握できる。また書込み実行スロッ
ト以外のカードスロットへの電力供給を制限すること
で、電力を節約できる。言い換えれば、電力消費量の増
大を抑えつつ、装着媒体数を増やすことが可能となる。
【0091】以上、実施の形態を説明したが、本発明の
技術的な範囲はこれらの記載には限定されない。これら
の実施の形態に多様な変更または改良を加えうることは
当業者には理解されるところである。
【0092】第1の変形例として、メモリカードの種類
は限定されないことはもちろんである。またメモリ媒体
および媒体装着部はメモリカードおよびカードスロット
に限定されないことももちろんである。メモリ媒体は、
デジタルカメラの記録データ(主として写真画像)を記
録できれば、任意の媒体でよい。そうした任意の媒体に
適合するように媒体装着部が構成される。媒体装着部
は、例えば、I/Oカード用のスロットでもよい。この
場合、I/Oカードとその先に接続(有線または無線)
された電子機器(パーソナルコンピュータ等)の記憶装
置が、メモリ媒体として機能する。
【0093】第2の変形例として、媒体装着部は3つ以
上でもよい。それらは、同種のメモリカードに適合して
も、異種のメモリカードに適合してもよい。前述した自
動選択基準は同様に適用できる。
【0094】例えば、媒体装着部が3つ(A、B、C)
であるとする。「装着順番」を基準に用いる場合、最も
先に媒体が装着された装着部が選択される。「データ解
像度」を基準に用いる場合、3種の解像度を装着部A、
B、Cにそれぞれ割り当てる。あるいは、2種の解像度
が設定され、一方の解像度が一つの装着部に、他方の解
像度が残り2つの装着部に割り当てられる。残り2つの
装着部のどちらを選ぶかは別の基準に従う。「データ種
類」を基準に用いる場合も、上記と同様でよい。媒体装
着部が4つ以上の場合にも同様の変形を適用できる。
【0095】第3の変形例として、自動選択基準は、上
述の「装着順番」「データ解像度」および「データ種
類」には限定されない。上述にて定義したように、ユー
ザの媒体選択特性を反映する他の基準が適用されてもよ
い。
【0096】例えば、本実施の形態では、「装着順番」
を基準に用いる場合、より先に媒体が装着された装着部
が書込み実行装着部として選択された。しかし、逆に、
より後に媒体が装着された装着部が書込み実行装着部と
して選択されてもよい。どちらの基準を使うかをユーザ
が選択してもよい。
【0097】第4の変形例として、ユーザによる手動選
択モードでの選択頻度も自動選択に好適に利用される。
選択制御部200は、ユーザによる手動での媒体装着部
の選択を監視し、記録する。自動選択モードが設定され
たとき、手動で選択される頻度が高い媒体装着部が、書
込み実行装着部として選択される。すなわち、手動選択
の頻度の高さに基づいて自動選択基準が設定され、頻度
の高い装着部が優先して選択される。この自動選択基準
は、個別ユーザの媒体選択特性を反映できる点で有利で
ある。その他にもユーザが自由に各自の自動選択基準を
設定できるように構成してもよい。
【0098】第5の変形例として、複数の自動選択基準
を同時に適用することも可能である。例えば、上述の実
施の形態における3つの自動選択基準のうちの2つが同
時に適用される。具体例としては、「装着順番」と「解
像度」を併用する。基本的には装着順番に応じて書込み
実行装着部が選択される。2つの媒体がほぼ同時に装着
されたとき、解像度に応じて書込み実行装着部が選択さ
れる。あるいは、3つ以上の装着部が設置されている場
合において、第1段階として「解像度」に応じて2つの
装着部が選ばれ、第2段階として装着順番に応じて一つ
の装着部に絞り込まれる。
【0099】第6の変形例として、複数の自動選択基準
を選択的に設定できなくてもよいことはもちろんであ
る。すなわち、一つの自動選択基準だけを設定可能にデ
ジタルカメラが構成されてもよい。カメラの仕様等に応
じて最も適当と考えられる自動選択基準が採用される。
【0100】さらに第7の変形例として、デジタルカメ
ラの機能を有する電子機器(例えばCCDカメラを搭載
したコンピュータ)に本発明の構成が設けられてもよ
く、こうした電子機器も本発明のデジタルカメラの範囲
に含まれる。
【0101】これらの他にも種々の変形、変更が可能で
あり、それらも本発明の思想に含まれうることが当業者
には容易に理解できるところである。
【0102】
【発明の効果】複数の媒体装着部から適当な媒体装着部
を自動的に選択してデータを書き込むデジタルカメラを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタルカメラの全体構成図
である。
【図2】図1のデジタルカメラのうち、2つのメモリカ
ードスロットに関連する部分の主要な構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】図2の選択制御部で用いられる自動選択基準を
概略的に示す図である。
【図4】図2の選択制御部の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】図2の選択制御部の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ、20 撮像ユニット、40 撮
像制御ユニット、60処理ユニット、62 メインCP
U、64 メモリ制御部、75 カード選択部、76
カード検出スイッチ、77 カード検出スイッチ、82
メインバス、100 表示ユニット、110 操作ユ
ニット、200 選択制御部、202モード切換部、2
04 手動選択制御部、206 自動選択制御部、20
8カード有無判定部、210 選択基準設定部、212
カード装着順判定部、214 装着順記憶部、216
解像度判定部、218 データ種類判定部、220
カード残容量判定部、222 電力制御部、A,B カ
ードスロット。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリ媒体を装着可能な画像撮像
    装置であって、 それぞれにメモリ媒体が取外し可能に装着される複数の
    媒体装着部と、 前記複数の媒体装着部から、データ書込みを実行すべき
    媒体装着部である書込み実行装着部を選択する媒体選択
    部と、 前記媒体選択部を制御する選択制御部とを備え、 前記選択制御部は、ユーザの媒体選択特性を反映した所
    定の自動選択基準に従って前記書込み実行装着部を選択
    する自動選択制御部を有することを特徴とする画像撮像
    装置。
  2. 【請求項2】 前記選択制御部は、前記所定の自動選択
    基準に従って選択された前記書込み実行装着部にてメモ
    リ残容量が不足するとき、別の媒体装着部を選択するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記選択制御部は、選択された前記書込
    み実行装着部を使用中にメモリ残容量が不足したとき、
    別の媒体装着部を自動的に選択することを特徴とする請
    求項1に記載の画像撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の自動選択基準は、前記複数の
    媒体装着部への媒体装着の順番に基づいて定められてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像撮像
    装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の自動選択基準は、書き込むべ
    き画像データの解像度に基づいて定められていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の自動選択基準は、書き込むべ
    きデータの種類に基づいて定められていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記書き込むべきデータは画像データお
    よび非画像データに種類分けされることを特徴とする請
    求項5または6に記載の画像撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記非画像データは音データであること
    を特徴とする請求項7に記載の画像撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の媒体装着部は異なる種類のメ
    モリ媒体に適合しており、前記所定の自動選択基準で
    は、前記書き込むべきデータの種類とメモリ媒体の種類
    とが対応していることを特徴とする請求項1から8のい
    ずれかに記載の画像撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の複数の自動選択基準から少
    なくとも一つの選択基準を選択的に設定可能な選択基準
    設定部をさらに備えた請求項1から8のいずれかに記載
    の画像撮像装置。
  11. 【請求項11】 ユーザの操作に応じて、ユーザが手動
    で前記書込み実行装着部を選択する手動選択モードと、
    前記自動選択制御部により前記書込み実行装着部を選択
    する自動選択モードと、を切り換えるモード切換部をさ
    らに備えた請求項1から9のいずれかに記載の画像撮像
    装置。
  12. 【請求項12】 前記選択制御部は、前記手動選択モー
    ドでユーザにより選択された前記書込み実行装着部に前
    記メモリ媒体が装着されていないとき、別の媒体装着部
    を選択することを特徴とする請求項11に記載の画像撮
    像装置。
  13. 【請求項13】 前記選択制御部は、前記手動選択モー
    ドでユーザにより選択された前記書込み実行装着部に前
    記メモリ媒体が装着されていないとき、前記メモリ媒体
    が装着されていないことを通知し、前記メモリ媒体が装
    着されていない前記媒体装着部に前記メモリ媒体を装着
    するよう促す通知をすることを特徴とする請求項11に
    記載の画像撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記通知は、音声であることを特徴と
    する請求項13に記載の画像撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリ媒体が装着されている場
    合、装着されていない場合、及び前記メモリ媒体が装着
    されている前記媒体装着部が選択されている場合によっ
    て、前記媒体装着部への通知のされ方に違いのある通知
    手段をさらに備えた請求項1に記載の画像撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記書込み実行装着部として選択され
    なかった媒体装着部への電力供給を制限する電力制御部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から12のい
    ずれかに記載の画像撮像装置。
  17. 【請求項17】 画像撮像装置に着脱可能なメモリ媒体
    にデータを記録する方法であって、 それぞれにメモリ媒体が装着された複数の媒体装着部か
    ら、ユーザの媒体選択特性を反映した所定の自動選択基
    準に従って、データ書込みを行うべき媒体装着部を選択
    することを特徴とする画像撮像装置のデータ記録方法。
  18. 【請求項18】 前記媒体装着部を選択することを制御
    する方法をさらに備え、前期選択を制御する方法は、ユ
    ーザの媒体選択特性を反映した所定の自動選択基準に従
    って前記データ書込みを行うべき前記媒体装着部を選択
    することを特徴とする請求項17に記載の画像撮像装置
    のデータ記録方法。
  19. 【請求項19】 前記選択を制御する方法は、前記所定
    の自動選択基準に従って選択された前記データ書込みを
    行うべき前記媒体装着部にてメモリ残容量が不足すると
    き、別の媒体装着部を選択することを特徴とする請求項
    17に記載の画像撮像装置のデータ記録方法。
  20. 【請求項20】 前記選択を制御する方法は、選択され
    た前記データ書込みを行うべき前記媒体装着部を使用中
    にメモリ残容量が不足したとき、別の媒体装着部を自動
    的に選択することを特徴とする請求項17に記載の画像
    撮像装置のデータ記録方法。
  21. 【請求項21】 前記所定の自動選択基準は、前記複数
    の媒体装着部への媒体装着の順番に基づいて定められて
    いることを特徴とする請求項17に記載の画像撮像装置
    のデータ記録方法。
  22. 【請求項22】 前記所定の自動選択基準は、書き込む
    べき画像データの解像度に基づいて定められていること
    を特徴とする請求項17に記載の画像撮像装置のデータ
    記録方法。
  23. 【請求項23】 前記所定の自動選択基準は、書き込む
    べきデータの種類に基づいて定められていることを特徴
    とする請求項17に記載の画像撮像装置のデータ記録方
    法。
  24. 【請求項24】 前記書き込むべきデータは画像データ
    および非画像データに種類分けされることを特徴とする
    請求項17に記載の画像撮像装置のデータ記録方法。
  25. 【請求項25】 前記非画像データは音データであるこ
    とを特徴とする請求項17に記載の画像撮像装置のデー
    タ記録方法。
  26. 【請求項26】 前記複数の媒体装着部は異なる種類の
    メモリ媒体に適合しており、前記所定の自動選択基準で
    は、前記書き込むべきデータの種類とメモリ媒体の種類
    とが対応していることを特徴とする請求項22から25
    のいずれかに記載の画像撮像装置のデータ記録方法。
  27. 【請求項27】 予め用意された複数の自動選択基準か
    ら少なくとも一つの選択基準を選択的に設定可能な選択
    基準設定方法をさらに備えた請求項17から25のいず
    れかに記載の画像撮像装置のデータ記録方法。
  28. 【請求項28】 ユーザの操作に応じて、ユーザが手動
    で前記データ書込み媒体装着部を選択する手動選択方法
    と、前記選択を制御する方法により前記データ書込み媒
    体装着部を選択する自動選択方法と、を切り換えるモー
    ド切換方法をさらに備えた請求項17から26のいずれ
    かに記載の画像撮像装置のデータ記録方法。
  29. 【請求項29】 前記選択制御部は、前記手動選択モー
    ドでユーザにより選択された前記書込み実行装着部に前
    記メモリ媒体が装着されていないとき、別の媒体装着部
    を選択することを特徴とする請求項27に記載の画像撮
    像装置。
  30. 【請求項30】 前記選択を制御する方法は、前記手動
    選択方法でユーザにより選択された前記データ書込み媒
    体装着部に前記メモリ媒体が装着されていないとき、前
    記メモリ媒体が装着されていないことを通知し、前記メ
    モリ媒体が装着されていない前期媒体装着部に前記メモ
    リ媒体を装着するよう促す通知をすることを特徴とする
    請求項28に記載の画像撮像装置のデータ記録方法。
  31. 【請求項31】 前記通知方法は、音声による通知方法
    であることを特徴とする請求項30に記載の画像撮像装
    置のデータ記録方法。
  32. 【請求項32】 前記メモリ媒体が装着されている場
    合、装着されていない場合、及び前記メモリ媒体が装着
    されている前記媒体装着部が選択されている場合によっ
    て、前記媒体装着部への通知のされ方に違いのある通知
    方法をさらに備えた請求項17に記載の画像撮像装置の
    データ記録方法。
  33. 【請求項33】 前記書込み実行装着部として選択され
    なかった媒体装着部への電力供給を制限する電力制御方
    法をさらに備えることを特徴とする請求項17から29
    のいずれかに記載の画像撮像装置のデータ記録方法。
  34. 【請求項34】 画像撮像装置のコンピュータにて実行
    可能なプログラムを格納した記録媒体であって、 前記プログラムが、 それぞれにメモリ媒体が装着された複数の媒体装着部か
    ら、ユーザの媒体選択特性を反映した所定の自動選択基
    準に従って、データ書込みを行うべき媒体装着部を選択
    する処理を、前記コンピュータに実行せしめることを特
    徴とするコンピュータにて読取可能な記録媒体。
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