JP2001267224A - 半導体装置の製造方法、及びこれを用いて製造された半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法、及びこれを用いて製造された半導体装置

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JP2001267224A JP2000076583A JP2000076583A JP2001267224A JP 2001267224 A JP2001267224 A JP 2001267224A JP 2000076583 A JP2000076583 A JP 2000076583A JP 2000076583 A JP2000076583 A JP 2000076583A JP 2001267224 A JP2001267224 A JP 2001267224A
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mark
semiconductor device
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film
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Hiroyuki Toshima
宏至 戸島
Hisahiro Shoda
尚弘 庄田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合わせ位置測定用マーク部分を金属膜で埋め
込むようなプロセスを用いた場合にもマーク位置を正し
く測定することができ、金属膜上でその下層との位置合
わせを確実に行うことができる半導体装置の製造方法を
提供する。 【解決手段】 位置測定用マークがある下地層を形成す
る第1の工程と、前記下地層の上面に金属膜を成膜する
第2の工程と、前記位置測定用マークを用いて前記金属
膜をパターニングする第3の工程とを備えた半導体装置
の製造方法において、前記第3の工程は、前記金属膜を
透過する波を用いて前記金属膜の下地層にある位置測定
用マークの位置を特定し、この位置測定用マークを用い
て前記金属膜のパターニングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下地層にある位置
合わせ用マークを利用して、下地層とその上層である金
属層との位置合わせを行う半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高密度化・微細化に伴い、
上下層の位置ずれの許容範囲も小さくなってきている。
また、微細化に伴い配線層の抵抗値を低減して半導体装
置の動作速度を改善していくために、配線に用いる金属
膜の成膜方法や、材質、不純物の添加、結晶性の制御、
配線の形成方法の工夫等を行っている。
【0003】図9(a)〜(d)及び図10(e)〜
(g)は、Alリフロー・スパッタ技術及び金属膜上位
置測定技術、露光技術、反応性イオンエッチング(RI
E)技術を用いた従来の配線形成方法を示す断面工程図
である。
【0004】まず、シリコン酸化膜111を堆積させ、
その上にTi膜112とA1−Cu合金膜113とTi
膜114を順次成膜する(図9(a))。次に、通常の
フォトリソグラフィ法及びエッチング法により配線層1
21を形成し(図9(b))、さらに層間絶縁膜131
を堆積させ、必要な平坦化を行う(図9(c))。
【0005】そして、下層配線と上層配線を接続するた
めに、ビアホール142を通常のフォトリソグラフィ法
及びエッチング法により形成する(図9(d))。この
際、上層配線と下層配線の位置を合わせるためのマーク
部分141も同時に形成する。
【0006】続いて、リフロー・スパッタ法により、A
l−Cu膜151を形成してビアホール142を完全に
Al−Cuで充填してしまう(図10(e))。この
時、マーク部分141は、リフロー・スパッタ法の充填
性が開口径の大きな場合には低下することを利用して、
完全には充填しないでマーク部分141上のAl−Cu
膜表面に窪み152を残す。
【0007】そして、レジストを塗った後に上部から白
色光(図中のL1)を照射するとマーク部分141のA
l−Cu膜の窪み152で光が乱反射すること(図中の
L2)を利用して、反射波の強度の強弱からマーク部分
141を検出して、下層配線12とビアホール142と
上層配線171の位置を合わせ、露光を行う(図10
(f))。
【0008】その後、通常の反応性イオンエッチング法
によりエッチングすれば、下層配線121に対して位置
関係のあったビアホール142と上層配線171とが同
時に埋め込まれた配線層の形成が完了する(図10
(g))。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配線形成方法では、次のような問題点があった。
【0010】リフロー・スパッタ法によりAl−Cu膜
151を形成する場合に、マーク部分141上の表面状
態を制御するのが非常に難しく、マーク部分141の大
きな窪み152を充填してしまう恐れがある。特に、ビ
アホールの形状がより微細化した時には、充填度も上げ
なければならないので、マーク部分だけ充填しないよう
にするのは不可能になってくる。このような特徴を持つ
Alリフロー・プロセスの場合では、Al上の表面状態
を目印にして位置を特定することが困難になってくる。
【0011】そこで、可視光、赤外線、紫外線は、金属
膜中を透過することができず反射してしまうが、波長の
長い音波、波長の短いX線は金属膜中を透過することを
利用して、合わせ位置測定用マークの位置を特定するこ
とが考えられる。例えば、特表平11−508694号
公報には、インパルスビームをウェーハ表面に向けて照
射して、ウェーハ内に弾性波を発生させ、該弾性波に応
答して生じたウェーハ表面の変位を検出し、検出された
変位から、ウェーハ内の弾性波の時間変動特性を離散ウ
ェーブレッド変換で解析し、試料の厚さを推定する技術
が開示されている。
【0012】しかし、この公報には、金属膜上でその下
層との位置合わせを的確に行う位置合わせ技術について
は全く開示されておらず、金属膜の形成表面状態に全く
関係しない方法で金属膜上での位置合わせを確実に行う
ことができる半導体装置の製造方法については、従来で
は存在していなかった。
【0013】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、合わせ位置測
定用マーク部分を金属膜で埋め込むようなプロセスを用
いた場合にもマーク位置を正しく測定することができ、
金属膜上でその下層との位置合わせを確実に行うことが
できる半導体装置の製造方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る半導体装置の製造方法で
は、位置測定用マークがある下地層を形成する第1の工
程と、前記下地層の上面に金属膜を成膜する第2の工程
と、前記位置測定用マークを用いて前記金属膜をパター
ニングする第3の工程とを備えた半導体装置の製造方法
において、前記第3の工程は、前記金属膜を透過する波
を用いて前記金属膜の下地層にある位置測定用マークの
位置を特定し、この位置測定用マークを用いて前記金属
膜のパターニングを行うことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明に係る半導体装置の製
造方法では、請求項1記載の半導体装置の製造方法にお
いて、前記第2の工程で成膜された前記金属膜は、その
表面で、前記下地層の位置測定用マークの形状を維持し
ていないような構造であることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明に係る半導体装置の製
造方法では、請求項1または請求項2記載の半導体装置
の製造方法において、前記第2の工程で成膜された前前
記金属膜は、光を反射し、音波及びX線を透過させる材
質で構成されていることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明に係る半導体装置の製
造方法では、請求項1または請求項2記載の半導体装置
の製造方法において、前記金属膜を透過する波は、音波
またはX線であることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明に係る半導体装置の製
造方法では、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法において、前記第3の工程は、前
記金属膜を透過する波の反射波を複数の点で測定して前
記位置測定用マークの位置を特定し、この位置測定用マ
ークを用いて前記金属膜のパターニングを行うことを特
徴とする。
【0019】請求項6記載の発明に係る半導体装置の製
造方法では、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法において、前記金属膜を透過する
波は、前記金属膜にパルスレーザを照射し、そのパルス
レーザによる金属の熱膨張により発生した波であること
を特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明に係る半導体装置の製
造方法では、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法において、前記金属膜を透過する
波は、探針状の形状を持つ針で機械的に前記金属膜の表
面を叩くことで発生した波であることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明に係る半導体装置で
は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体装
置の製造方法で製造されたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】[第1実施形態]図1(a)〜(d)及び
図2(e)〜(g)は、本発明の第1実施形態に係る半
導体装置の製造方法を示す工程図である。
【0024】図1(a)〜(d)に示す工程は、前述し
た従来の図9(a)〜(d)に示す工程と同様である。
すなわち、まず、図1(a)に示す工程では、シリコン
酸化膜11を堆積させ、その上に配線層21を構成する
ためTi膜12とA1−Cu合金膜13とTi膜14を
順次成膜する。次に、図1(b)に示すように通常のフ
ォトリソグラフィ法及びエッチング法により配線層21
を形成する。
【0025】この状態のウェーハ上に、図1(c)に示
すように層間絶縁膜31を堆積させ、必要な平坦化を行
う。さらに、図1(d)に示す工程では、下層配線と上
層配線を接続するために、ビアホール42を通常のフォ
トリソグラフィ法及びエッチング法により形成する。こ
の際、上層配線と下層配線の位置を合わせるためのマー
ク部分41も同時に形成する。
【0026】次に、図2(e)に示すようにリフロー・
スパッタ法により、Al−Cu膜51を形成してビアホ
ール42を完全にAl−Cuで充填してしまう。この
時、マーク部分41も完全に充填するため、従来のよう
なAl−Cu膜51表面の窪み(図10(e)参照)は
形成されない。
【0027】そして、下層配線21とビアホール42と
上層配線71の位置を合わせ、露光を行うべく、まず、
図2(f)に示す工程で、完全にAl−Cu膜51が埋
め込まれたマーク部分41を測定するために、図3に示
す本実施形態のマーク位置検出装置を用いてパルスレー
ザ光R1をマーク41付近に照射する。
【0028】このマーク位置検出装置は、図3に示すよ
うに、試料となる本実施形態のウェーハ2を搭載するX
Yステージ1を有し、さらに、ウェーハ2に対してパル
スレーザ光R1を照射するパルスレーザ装置3と、ウェ
ーハ2表面上の変位を検出するために対物レンズ5を通
してウェーハ2表面にレーザ光R2を照射する検出用レ
ーザ装置4とを備えている。
【0029】そして、コントローラ6は、これらパルス
レーザ装置3と検出用レーザ装置4の駆動を制御し、こ
のコントローラ6には、マーク位置検出動作全体を制御
するコンピュータ7が接続されている。ユーザーは、コ
ンピュータ7のディスプレイ8でマーク位置検出状態を
確認しつつ、入力装置9で所定の操作を行うことができ
るようになっている。
【0030】かかるマーク位置検出装置を用いてパルス
レーザ光R1をウェーハ2に照射すると、図4(a)に
示すように、パルスレーザ光R1のエネルギーによりA
l−Cu膜51が一瞬体積膨張(熱膨張変位50a)す
ることで、音波(熱弾性波)S1が発生する。発生した
音波S1は、Al−Cu膜51中を伝播して層間絶縁膜
31との界面で反射する。再びAl−Cu膜51の表面
まで音波S1が達するとAl−Cu膜51の表面が体積
膨張するので、その変位(図4(b)の50b)を、検
出用レーザ装置4から照射された別のレーザ光R2で観
測する。そして、最初の音波発生から反射波の測定まで
の時間を測定することで、Al−Cu膜51の深さを推
定する。
【0031】同様の測定を少しずつ場所を移動してマー
ク部分41周辺で行う。これによって、マーク部分41
でない位置は、Al−Cu膜51の膜厚が薄いので反射
波が帰ってくるまでの時間は短くなり、マーク部分41
では時間が長くなることを利用してマーク部分41の位
置を特定する。
【0032】特定したマーク位置情報を基に、最上層の
Al−Cu膜51を通常のフォトリソグラフィ法及びエ
ッチング法により加工することで、下層配線21とビア
ホール42と位置の合った構造の上層配線71を形成す
ることができる。
【0033】前述したように、従来の合わせマーク位置
測定技術では、下地に形成したマーク部分を金属膜上の
表面状態の変化として認識するために、マーク上の窪み
部分を埋め込むような金属膜の成膜を行うと、正確にマ
ーク位置が認識できなくなってしまうという問題があっ
た。
【0034】これに対して本実施形態では、従来技術の
ような、光の反射による金属膜の表面状態の変化ではな
く、金属中を透過する波を用いて金属膜の下の界面での
反射波を観測することで金属膜の厚さを測定することが
できるので、マーク部分が他の部分に比べて深くなって
いることからマーク位置の特定が可能になる。
【0035】このように、本実施形態では、金属膜で反
射してしまう光ではなく、金属膜中を透過する波長の長
い音波を利用して、Al−Cu膜51の下にあるマーク
部分41の位置を測定するようにしたので、リフロー・
Alプロセスのようにビアホール42、マーク部分41
を金属膜で埋め込んでしまうようなプロセスを用いた場
合にも、合わせ位置測定用マーク41の位置を正確に特
定することができ、合わせずれの精度を格段に向上させ
ることが可能である。
【0036】[第2実施形態]図5(a),(b)及び
図6(a),(b)は、本発明の第2実施形態に係る半
導体装置の製造方法を示す工程図であり、上記第1実施
形態の製造方法において、異なる部分のみ示されてい
る。
【0037】本実施形態の製造方法では、上記第1実施
形態の製造方法において、図1(a)〜(d)に示す工
程は上記同様に行い、その後は、次のような工程を経る
ことになる。
【0038】すなわち、図1(d)に示す工程でビアホ
ール42とマーク部分41を同時に形成した後、図5
(a)に示す工程に移り、ウェーハ表面上にW(タング
ステン)膜75を形成してビアホール42とマーク部分
41を完全にプラグ形成用のW膜で充填するように堆積
する。
【0039】続く図5(b)に示す工程では、CMP
(Chemical Mechanical Poli
shing)法あるいはCDE(Chemical D
ryEtching)法により、W膜75を層間絶縁膜
31の上面に達するまで平坦化する。
【0040】その後、図6(c)に示す工程では、Al
−Cu膜51A(膜厚:1um以上)を堆積した後、合
わせ位置マーク41を検出するために、図3のマーク位
置検出装置でパルスレーザ光R1をウェーハ表面に照射
する。但し、マーク部分41及びビアホール42をそれ
ぞれWプラグ75a,75bで埋め込んだ場合は、マー
ク部分41上を含みその他の部分でもAl−Cu膜51
Aの膜厚に変化がなくなる。
【0041】音波が膜の密度に応じたスピードで進行す
る事で、Al中を進んできた音波がマーク部でない所で
はSiO2中を進行しSi界面で反射され、マーク部分
ではW中を進行しSiO2界面で反射される。反射波が
Al表面まで戻って来るまでの時間に差が生じる事から
Wマーク部分を認識する事が出来る。
【0042】このように、複数の金属膜種で形成された
構造物でも、反射波をWafer上の複数の点で測定す
る事で、反射波の戻ってくる時間の違いによってマーク
位置を特定する事が出来る。
【0043】[第3実施形態]図7(a),(b)は、
本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法で実
施される合わせ位置測定マークの検出方法を示すイメー
ジ図である。図8は、本実施形態で用いられるマーク位
置検出装置の構成ブロック図である。
【0044】本実施形態では、上記第1及び第2実施形
態のように、音波の発信源として、レーザ光による金属
膜の熱膨張を利用するのでなく、図7(a)に示すよう
に、探針形状の微細な針81を用いて、ウェーハ表面を
機械的に叩いて音波S2を発生させ、図7(b)に示す
ように、その反射波によるAl−Cu膜51Aの表面の
変位50cをレーザR2で、上記第1及び第2実施形態
と同様に観測するようにして、合わせ位置測定用マーク
の位置の検出を行うものである。
【0045】本実施形態に用いるマーク位置検出装置
は、図8に示すように、図3の構造において、パルスレ
ーザ装置3に置き換えた探針駆動装置80を設けた構造
となっている。
【0046】本実施形態のような構造であっても、上記
第1及び第2実施形態と同等の効果を奏する。
【0047】なお、本発明は図示の上記各実施形態に限
定されることなく、種々の変形が可能である。例えば配
線層51の金属膜は、Al−Cu膜に限らずCu、A
g、Au、W、Pt、Ru、その他の金属合金を用いて
も同様の効果を得ることができる。また、測定に用いる
波も、音波に限らず、X線等の金属膜を透過するもので
あれば同等の効果を得られる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、従来技術のような、光の反射状態によって金属膜の
表面状態を観察するのではなく、金属中を透過する波を
用いて金属膜下の界面での反射波を観測することで金属
膜の厚さを測定することができるので、合わせ位置測定
用マークの部分の深さが他の部分に比べて異なっている
ことから位置測定用マークの位置特定が可能になる。
【0049】従って、例えばリフロー・Alプロセスの
ようにビアホールと位置測定用マークの部分を金属膜で
埋め込んでしまうようなプロセスを用いた場合にも、合
わせ位置測定用マークの位置を正確に特定することがで
き、下地層とその上層である金属膜の合わせずれの精度
を格段に向上させることが可能である。
【0050】また、合わせ位置測定用マークの位置を示
す構造物として、強く音波を反射する性質のある物質を
用いた場合であっても、反射波を金属膜上の多点で測定
することにより位置測定用マークの位置を正確に特定す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造
方法を示す工程図である。
【図2】図1の続きの工程図である。
【図3】第1実施形態に係るマーク位置検出装置の構成
ブロック図である。
【図4】第1実施形態に係るマーク位置検出動作を示す
イメージ図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造
方法を示す工程図である。
【図6】図5の続きの工程図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造
方法で実施される合わせ位置測定マークの検出方法を示
すイメージ図である。
【図8】本実施形態で用いられるマーク位置検出装置の
構成ブロック図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を示す工程図であ
る。
【図10】図9の続きの工程図である。
【符号の説明】
11 シリコン酸化膜 12 Ti膜 13,51 A1−Cu合金膜 14Ti膜 21 下層配線 31 層間絶縁膜 41 位置測定用マーク 42 ビアホール 71 上層配線 R1 パルスレーザ光 R2 検出用レーザ光 S1 音波(熱弾性波) S2 弾性波
フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH09 JJ01 JJ09 JJ19 KK09 KK18 PP18 QQ01 QQ11 QQ37 QQ48 XX00 5F046 EA12 EA18 EA19 EB01 EB05 FA05 FA08 FA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置測定用マークがある下地層を形成す
    る第1の工程と、前記下地層の上面に金属膜を成膜する
    第2の工程と、前記位置測定用マークを用いて前記金属
    膜をパターニングする第3の工程とを備えた半導体装置
    の製造方法において、 前記第3の工程は、前記金属膜を透過する波を用いて前
    記金属膜の下地層にある位置測定用マークの位置を特定
    し、この位置測定用マークを用いて前記金属膜のパター
    ニングを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の工程で成膜された前記金属膜
    は、その表面で、前記下地層の位置測定用マークの形状
    と異なる構造であることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程で成膜された前記金属膜
    は、光を反射し、音波及びX線を透過させる材質で構成
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属膜を透過する波は、音波または
    X線であることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の工程は、前記金属膜を透過す
    る波の反射波を複数の点で測定して前記位置測定用マー
    クの位置を特定し、この位置測定用マークを用いて前記
    金属膜のパターニングを行うことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記金属膜を透過する波は、前記金属膜
    にパルスレーザを照射し、そのパルスレーザによる金属
    の熱膨張により発生した波であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記金属膜を透過する波は、探針状の形
    状を持つ針で機械的に前記金属膜の表面を叩くことで発
    生した波であることを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法で製造されたことを特徴とする
    半導体装置。
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