JP2001265437A - 移動体制御装置 - Google Patents

移動体制御装置

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JP2001265437A
JP2001265437A JP2000074626A JP2000074626A JP2001265437A JP 2001265437 A JP2001265437 A JP 2001265437A JP 2000074626 A JP2000074626 A JP 2000074626A JP 2000074626 A JP2000074626 A JP 2000074626A JP 2001265437 A JP2001265437 A JP 2001265437A
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃、ワックス掛け等の作業を行う移動体を
指定された範囲で移動させるための制御装置であって、
低コストで構成でき、あらかじめ作業範囲を実測する必
要が無く、ユーザーの目的に応じて、最も効率の良い往
復間隔を自動的に算出する機能を有する移動体制御装置
を提供すること。 【解決手段】 所定の作業を行う移動体が指定された範
囲を隈なく作業できるように、当該移動体を適切な間隔
をおいて往復させる制御を行う移動体制御装置であっ
て、前記移動体の走行を操作し当該移動体の位置と向き
とを変更させる位置・方向制御手段と、移動領域の設定
を開始する領域設定手段と、移動領域の設定を終了する
設定終了手段と、移動領域設定開始時における移動体の
位置と向きを記憶する開始状態記憶手段と、領域設定終
了時の移動体の位置と向きを記憶する終了状態記憶手段
と、領域設定開始時の移動体の位置と向きと、領域設定
終了時の移動体の位置と向きとの関係に基づいて作業領
域と移動体の往復の間隔を決定する往復間隔決定手段と
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の作業領域
を走行し清掃やワックス塗布等の作業を隈なく行う自律
走行作業車(移動体)の移動制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特定の作業を行う移動体が指定された範
囲を隈なく作業するために、前記移動体を所望の間隔を
おいて往復させる制御を行う移動体制御装置であって、
移動体が移動する範囲を指定する手段と、前記移動体が
移動を終了する位置に関する情報を入力する手段と、指
定された範囲と終了位置に関する情報に基づいて往復間
隔を決定する決定手段とを備えた移動体制御装置が開発
されている(特開平9−269824号参照)。この公
報には、実施形態例として、液晶表示部を備えたリモー
トコントローラで移動範囲の縦距離と横距離を数値入力
し移動範囲の指定を行う装置が記載されている。このリ
モートコントローラには、終了位置情報として、往路で
終わるか復路で終わるかを指定するスイッチが設けられ
ていて、移動範囲のデータ―と、往路で終わるか復路で
終わるかの情報を基に、作業残りの生じない範囲で条件
を満たす最大の往復間隔を算出するようになっている。
【0003】しかしながら、上記公知の装置は、データ
入力のため入力装置に表示部が必要であるので、入力装
置は高価なものとなるほか、移動範囲を数値入力しなけ
ればならないため、作業領域の寸法をあらかじめ実測し
ておく必要があり、簡便さに欠けるという問題点があ
る。さらに、ユーザーのニーズとしては、終了の位置は
問題でなく作業効率のみが問題となる場合もあるが、上
記実施例の装置では、終了位置を往路か復路かどちらか
に必ず指定する必要があるため、ユーザーが自分自身で
最も往復間隔が大きくなる終了位置を、移動範囲の情報
と移動体の作業幅の情報を基に計算する必要があり、簡
便さの点で問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、入力装置に
領域設定時のデータ入力に関わる表示部を不要として低
コストで構成でき、移動範囲の設定に際して、あらかじ
め作業範囲を実測する必要が無く、ユーザーの目的に応
じて、最も効率の良い往復間隔を自動的に算出する機能
を有する移動体制御装置を提供することを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
に係る移動体制御装置は、所定の作業を行う移動体が指
定された範囲を隈なく作業できるように、当該移動体を
適切な間隔をおいて往復させる制御を行う移動体制御装
置であって、前記移動体の走行を操作し当該移動体の位
置と向きとを変更させる位置・方向制御手段と、移動領
域の設定を開始する領域設定手段と、移動領域の設定を
終了する設定終了手段と、移動領域設定開始時における
移動体の位置と向きを記憶する開始状態記憶手段と、領
域設定終了時の移動体の位置と向きを記憶する終了状態
記憶手段と、領域設定開始時の移動体の位置と向きと、
領域設定終了時の移動体の位置と向きとの関係に基づい
て作業領域と移動体の往復の間隔を決定する往復間隔決
定手段とを備えることを特徴としている。
【0006】本発明の移動体制御装置は、領域設定開始
時の移動体の位置と向きと領域設定終了時の移動体の位
置と向きとの関係を基に、作業領域と前記往復の間隔を
決定する決定手段とを備えているので、ユーザーが実際
の移動体の位置によって移動範囲を確認することが出
来、また実際の移動体の向きによって終了位置を確認す
ることが出来る。このため、入力装置に領域設定時のデ
ータ入力に関わる表示部が不要となりコスト削減が可能
である。
【0007】さらに、領域設定開始時の移動体の向きと
領域設定終了時の移動体の向きとが同じ場合は、走行レ
ーン数が奇数になるように、すなわち移動終了時が往路
になるように往復間隔を決定し、領域設定開始時の移動
体の向きと領域設定終了時の移動体の向きとが反対の場
合は、走行レーン数が偶数になるように、すなわち移動
終了時が復路になるように往復間隔を決定することによ
り、領域設定終了時の移動体の向きと、移動終了時の移
動体の向きとが同じ向きになるので、ユーザーは直感的
にわかりやすく移動終了時の方向を設定することが可能
になる。
【0008】また、領域設定開始時の移動体の向きと領
域設定終了時の移動体の向きとがおよそ90度異なる場
合は、走行レーン数が奇数になるか偶数になるかに関わ
らず、作業残りが生じない範囲で出来るだけ往復間隔を
大きくして、走行レーン数が最小になるように往復間隔
を決定することにより、ユーザーのニーズとして移動終
了時の位置は問題でなく作業効率のみが間題となる場合
にも、自動的に最も効率の良い走行レーン数が設定され
るので、ユーザーに面倒な計算を強いることが無くな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に基づい
てより具体的に説明する。図1は本発明の移動体制御装
置を備えた移動体の1例を表すもので、この移動体1は
自走しつつ床面の清掃又はワックス掛けを行う自走式ワ
ックス塗布ロボットであり、コントロ―ラ2によって制
御される。
【0010】図1乃至図3において、この移動体(以下
「清掃ロボット」と呼ぶ)1は、障害物との距離を測定
する複数の超音波センサと、床面に対してワックス塗布
を行う作業部5と、走行装置6とを備えている。走行装
置6は、左右の車輪6a,6bと該車輪を回転駆動する
走行モータ7a,7bと、車輪の回転数を計測する走行
エンコーダ8a,8bと、自在キャスタ9とを備えてい
る。
【0011】図2はコントロ―ラの平面図であり、この
コントロ―ラ2は移動体である清掃ロボット1を遠隔操
作したり、作業領域や走行経路を設定するために用いら
れる。コントロ―ラ2の入力部として、作業領域や走行
経路の設定を開始するための設定開始ボタン21と、設
定を終了するための設定終了ボタン22と、設定された
作業工程の実行を指示するための実行ボタン23と清掃
ロボットを緊急停止させるための緊急停止ボタン24
と、清掃ロボットを前進させる前進ボタン25と、清掃
ロボットを後退させる後退ボタン26と、清掃ロボット
1が停止中には左90度旋回を行わせ、前進もしくは後
退中には左カーブを行わせる左ボタン27と、清掃ロボ
ット1が停止中には右90度旋回を行わせ、前進もしく
は後退中には右カーブを行わせる右ボタン28と、前進
動作、後退動作を停止させる停止ボタン29とが設けら
れている。
【0012】図3、図4は移動体である清掃ロボット1
の構成を表すもので、この清掃ロボットには、上記のと
おり、清掃作業部5と走行装置6が設けられ、センサと
して前方の障害物までの距離を測定するための前方超音
波センサ3a,3bと、左側方の障害物までの距離を測
定するための左側超音波センサ3cと、右側方の障害物
までの距離を測定するための右側超音波センサ3dと、
清掃ロボット1 の向きを測定するためのジャイロセンサ
4とが設けられている。
【0013】また、この清掃ロボット1には、上記セン
サ、エンコーダ等の検出信号が入力される制御装置10
と、電池11と、電源部12と、リモコン受信部13と
記憶部14とが設けられている。清掃ロボット1の走
行、作業等は上記制御装置10によって制御される。
【0014】左右の車輪6a,6bは、それぞれ走行モ
ータ7a,7bによって独立に駆動される。この走行モ
ータ7a,7bは、制御部10により走行エンコ―ダ8
a,8bの出力に基づき、回転方向と回転速度が制御さ
れる。左右の車輪が同じ方向に回転すれば前進、もしく
は後退を行い、左右の回転スピードの差によりカーブ走
行を行う。左右の車輪を互いに逆向きに回転させること
により、その場での旋回動作を行う。さらに制御部10
は左右走行エンコ―ダの出力の累積値を計算することに
より走行距離を計算し、ジャイロセンサ4の出力に基づ
き、清掃ロボット1の方向を算出して、該清掃ロボット
の位置を計算するとともに、停止位置及び方向の制御を
行う。
【0015】また、制御部10は、前方超音波センサ3
a,3bの検出値を基に前方の障害物を検知し、走行停
止やUターンなどの走行制御を行う。また左右超音波セ
ンサ3c,3dの検出値を基に、前進もしくは後退時に
側方の平らな壁までの距離が―定になるようにカ―ブ走
行の制御を行う壁倣い走行制御を行う。さらに、リモコ
ン受信部13からの入力に従い、前進、後退、カーブ、
旋回の各動作の制御を行うとともに、領域設定時におい
ては、走行距離や方向の計算値を基に、作業実行時に必
要な作業用パラメーターを算出し、記憶部14に記憶す
る。作業実行時においては、記憶部14に記憶された作
業用パラメータに基づき、走行の制御と作業部の制御を
行う。
【0016】次に、本実施形態における清掃ロボット
(移動体)1の制御方法について説明する。図5、図6
に例示するように、走行経路として、指定された範囲内
を所定の間隔をおいて往復走行する、いわゆるジグザグ
走行を用いる。図5は左側から右側へ所定間隔ずつ横移
動しながら往復走行する場合で、最終走行レーンが復路
の場合であり、図6は同じく左側から右側へ所定間隔ず
つ横移動しながら往復走行する場合で、最終走行レーン
が往路の場合である。この他、右側から左側へ所定間隔
ずつ横移動しながら往復走行する場合もある。
【0017】記憶部14に記憶されるジグザグ走行作業
用パラメータとして下記の4つのパラメータがある。 作業領域の長さL 作業領域の幅W 横移動方向 横移動間隔P 最終走行レーンの走行方向 これらのパラメータは、ユーザーがリモートコントロ―
ラ2の設定開始ボタン21を押して、設定開始命令を清
掃ロボット1に送信した後、ユーザーがリモートコント
ローラ2を用いて走行を操作し、設定終了ボタン22を
押すまでの間の走行履歴に従って決定される。
【0018】ア) パラメータを指定しない場合 まず、本実施形態における、最も簡単な設定手順とし
て、パラメータを何も指定しない場合について説明す
る。この場合は、ユーザーはジグザク定行の開始レーン
のスタート位置に清掃ロボット1を進行方向に向けて置
き、設定開始ボタン21を押す。そして、そのまま何も
せずに設定終了ボタン22を押すと、下記のようにパラ
メータが設定される。 作業領域の長さL=進行方向の障害物の直前まで 作業領域の幅W =横移動方向の障害物の直前まで
(超音波センサで測定した距離データをもとに算出) 横移動方向 =左右の壁のうち、近い方の壁側か
ら遠い方の壁側に向かう 横移動間隔P =W÷n(但し、nは走行レーン数
であり、正の整数)で、Pmax以下の範囲で最大とな
る値 最終走行レーンの走行方向=nが奇数のとき往路、n
が偶数のとき復路 上記において、障害物や壁との距離は、作業実行時に超
音波センサ3a,3b,3c,3dによって測定され
る。従って、上記パラメータは作業実行時に決定され
る。
【0019】上記の横移動間隔のPmaxは、横移動
間隔の最大値であり、清掃ロボット1の作業部の幅より
所定量少ない値とし、往復走行作業において、往路と復
路で隙間が出来ないように若干のオーバーラップ分を考
慮している。また、上記の最終走行レーンの走行方向
は、作業実行時の壁の位置によって決まり、設定時には
不定である。
【0020】図7に上記の設定における作業実行例を示
す。清掃ロボット1を開始位置へ置いて実行ボタン28
を押すと、清掃ロボット1は、まず超音波センサー3
c,3dによって左右の壁までの距離を測定し、近い方
の壁から遠い方の壁に向かってジグザグ走行を行う。図
7(a)はロボットを左側の壁の近くに置いて、実行ボ
タンを押し、作業を実行させた場合の走行経路であり、
近い方の壁である左側の壁から、遠い方の壁である右側
の壁に向かってジグザグ走行を行う。また、作業開始位
置と遠い方の壁との位置関係から、走行レーン数が奇数
となり、最終走行レーンが往路となる場合である。図7
(b)は図7(a)と同じく、清掃ロボットを左側の壁
の近くに置いて、実行ボタンを押し、作業を実行させた
場合の走行経路であり、近い方の壁である左側の壁か
ら、遠い方の壁である右側の壁に向かってジグザグ走行
を行うが、作業開始位置と遠い方の壁との位置関係か
ら、走行レーン数が偶数となり、最終走行レーンが復路
となる場合である。
【0021】イ)ジグザグ走行の横移動方向のみを指定
する場合 次に、ジグザグ走行の横移動方向のみを指定する場合に
ついて説明する。通路などでワックス塗布を行う場合、
作業中の通行領域を確保するため、通路の中央で2つの
領域に分け、片側ずつ作業する場合があり、このような
場合には、作業開始位置を通路の中央にし、壁側に向か
ってジグザグ走行するように設定できれば便利である。
これを行うには、ア) に示した近い方の壁から遠い方の
壁に向かって作業する方法だけでは不十分であり、ジグ
ザグ走行の横移動方向を指定する必要がある。本例で
は、ジグザグ走行の横移動方向を、設定終了時点の清掃
ロボットの向きによって指定することにより、視覚的に
わかりやすい方式を用いている。
【0022】まず、図8(a)に示すように、ユーザー
は、清掃ロボット1をジグザグ走行の開始レーンのスタ
ート位置に作業開始時の進行方向に向けて置き、設定開
始ボタン21を押す。次に、右ボタン26、もしくは左
ボタン25を用いて、清掃ロボット1を90度旋回さ
せ、ジグザグ走行横移動方向に向けた後、設定終了ボタ
ン22を押す。図8(b)は設定終了時に清掃ロボット
1を右に向けた場合である。清掃ロボット1は、走行履
歴から設定終了時点の方向を算出し、設定開始時点の向
きに対し、横を向いていることを認識することにより、
設定終了時点の清掃ロボットの向きを、ジグザグ走行の
横移動方向として設定する。この場合、設定終了時の清
掃ロボットの向きが設定開始時と同じか、又は180度
反対の向きの場合は、何も設定されていないア) の状態
と見なし、近い方の壁から遠い方の壁に向かっての設定
を行う。
【0023】作業の実行は、図8(b)の場合は、設定
終了時に清掃ロボットを右に向けているので、図8
(c)に示すように、ジグザグ走行の横移動方向は左か
ら右へ向かう。図示はしないが、逆に設定終了時に清掃
ロボットを左に向けた場合は、ジグザグ走行の横移動方
向は右から左へ向かう。
【0024】各種パラメータは下記のように設定され
る。 作業領域の長さL =進行方向の障害物の直前まで 作業領域の幅W =横移動方向の障害物の直前まで
(超音波センサで測定した距離データをもとに算出) 横移動方向 =設定終了時に、清掃ロボットが
向いている方向 横移動間隔P =W÷n(但し、nは走行レーン
数であり、正の整数)で、Pmax以下の範囲で、最大
となる値 最終走行レーンの走行方向=nが奇数のとき往路、n
が偶数のとき復路
【0025】ウ)作業領域の長さのみを指定する場合 次に、作業領域の長さのみを指定する場合について説明
する。この実行例においては、ユーザーは作業領域長さ
の数値情報を入力する必要は無く、リモートコントロー
ラを用いて、実際に清掃ロボット1を走行させることに
より、その移動距離を清掃ロボットに認識させ、作業領
域長さデータとすることが出来る。まず、図9aに示す
ように、ユーザーは、ジグザグ走行の開始レーンのスタ
ート位置に清掃ロボット1を進行方向に向けて置き、設
定開始ボタン21を押す。そして、前進ボタンや後退ボ
タンを用いて、ロボットを作業領域の長さ方向の最終位
置まで移動させ、設定終了ボタン22を押す。この場
合、清掃ロボットの走行には旋回動作を含まず、清掃ロ
ボットの向きは終始設定開始時の向きと同じである。
【0026】清掃ロボット1は、走行履歴から、自分の
向きが走行開始時の向きと同じであることを判別し、そ
の移動距離を作業領域長さの設定情報として認識する(
後述するが、設定開始から設定終了の間に、90度旋回
動作が行われ、設定開始時の向きと設定終了時の向きが
垂直の場合は、作業領域幅の設定情報として認識する)
。具体的には、清掃ロボット1が走行エンコーダ8
a,8bの出力を基に、設定開始位置から設定終了位置
までの移動距離を算出し、作業領域の長さとして設定す
る。各種パラメータは下記のように設定される。 作業領域の長さL=設定開始位置から設定終了位置ま
での距離 作業領域の幅W =横移動方向の障害物の直前まで
(超音波センサで測定した距離データをもとに算出) 横移動方向 =左右の壁のうち、近い方の壁側か
ら遠い方の壁側に向かう 横移動間隔P =W÷n(但し、nは走行レーン数
であり、正の整数)で、Pmax以下の範囲で、最大と
なる値 最終走行レーンの走行方向=nが奇数のとき往路、n
が偶数のとき復路
【0027】作業実行にあたっては、作業開始位置に清
掃ロボット1を置き実行ボタン28を押すと、清掃ロボ
ットはまず超音波センサによって左右の壁までの距離を
測定し、図9(a)、9(b)に示すように、近い方の
壁から遠い方の壁に向かってジグザグ走行を行う。図示
は省略するが、この場合も作業開始位置と遠い方の壁と
の位置関係によって、最終走行レーンの走行方向が往路
になる場合と復路になる場合がある。
【0028】エ) 作業領域の長さとジグザグ走行の横移
動方向を指定する場合 次に、作業領域の長さと、ジグザグ走行の横移動方向を
指定する場合について説明する。まず、図10(a)、
11(a)に示すように、ユーザーは、清掃ロボットを
ジグザグ走行の開始レーンのスタート位置に作業開始時
の進行方向に向けて置き、設定開始ボタン21を押す。
そして、前進ボタン23や後退ボタン24を用いて、清
掃ロボットを作業領域の長さ方向の最終位置まで移動さ
せ、次に、右ボタン26、もしくは左ボタン25を用い
て、清掃ロボットを90度旋回させ、ジグザグ走行横移
動方向に向けた後、設定終了ボタン22を押す。図10
(a)は設定終了時に清掃ロボットを左に向けた場合で
あり、図11(a)は設定終了時に清掃ロボットを右に
向けた場合である。
【0029】清掃ロボット1は、走行履歴から、前進や
後退中の清掃ロボットの向きが設定開始時の清掃ロボッ
トの向きと同じであり、領域寸法の指定が幅の指定はさ
れておらず、長さのみの指定であることを判別し、かつ
設定終了時点の方向を算出し、設定開始時点の向きに対
し、横を向いていることを認識することにより、設定終
了時点の清掃ロボットの向きをジグザグ走行の横移動方
向として設定する( 設定終了時の清掃ロボットの向きが
設定開始時と同じか、180度反対の向きの場合は、作
業領域の長さのみが指定されたと見なし、近い方の壁か
ら遠い方の壁に向かっての設定を行う) 。
【0030】作業の実行は、図10(a)の場合は、設
定終了時に清掃ロボット1を左に向けているので、図1
0(b)に示すように、ジグザグ走行の横移動方向は右
から左へ向かい、図11(a)の場合は、設定終了時に
清掃ロボット1を右に向けているので、図11(b)に
示すように、ジグザグ走行の横移動方向は左から右へ向
かう。
【0031】各種パラメータは下記のように設定され
る。 作業領域の長さL=設定開始位置から設定終了位置ま
での距離 作業領域の幅W =横移動方向の障害物の直前まで
(超音波センサで測定した距離データをもとに算出) 横移動方向 =設定終了時点に、清掃ロボットが
向いている方向 横移動間隔P =W÷n(但し、nは走行レーン数
であり、正の整数)で、Pmax以下の範囲で、最大と
なる値 最終走行レーンの走行方向= nが奇数のとき往路、n
が偶数のとき復路
【0032】オ)作業領域の幅のみを指定する場合 次に、作業領域の幅のみを指定する場合について説明す
る。この場合も、作業領域長さの設定の場合と同様に、
ユーザーは作業領域幅の数値情報を入力する必要は無
く、実際に清掃ロボットを走行させ、その移動距離を作
業領域幅データとすることが出来る。まず、図12
(a)、図13(a)に示すように、ユーザーは、ジグ
ザグ走行の開始レーンのスタート位置に清掃ロボット1
を進行方向に向けて置き、設定開始ボタン21を押す。
そして、右ボタン26もしくは左ボタン25を押して清
掃ロボットを旋回させ、作業領域幅の終端方向へ清掃ロ
ボットを向ける。次に前進ボタン23や後退ボタン24
を用いて、清掃ロボットを作業領域の幅方向の終端位置
まで移動させ、設定終了ボタン22を押す。
【0033】清掃ロボット1は、走行履歴から移動中の
清掃ロボットの向きが走行開始時の向きの右向きか左向
きであることを判別し、その移動距離を作業領域幅の設
定情報として認識する。ジグザグ走行の横移動方向は、
設定時の移動方向が右から左の場合は右から左に、設定
時の移動方向が左から右の場合は左から右に設定され
る。
【0034】各種パラメータは下記のように設定され
る。 作業領域の長さL =進行方向の障害物の直前まで 作業領域の幅W =設定開始から設定終了までの移
動距離+清掃作業部の幅 横移動方向 =設定開始位置から設定終了位置
へ向かう方向 横移動間隔P =W÷n (但し、nは走行レーン
数であり、正の整数)で、Pmax以下の範囲で、最大
となる値 最終走行レーンの走行方向=nが奇数のとき往路、n
が偶数のとき復路 上記において、の横移動間隔は、作業領域幅と走行レ
ーン数から定まる値であるが、横移動間隔がPmaxを
超えない範囲で最大となるように、走行レーン数nとと
もに、清掃ロボット1の制御部10により算出される。
の最終走行レーンの走行方向は、横移動間隔の算出と
ともに算出された走行レーン数に従って決定される。
【0035】作業実行にあたっては、作業開始位置に清
掃ロボット1を置き実行ボタン28を押すと、清掃ロボ
ット1は図12(b)、図13(b)に示すように、設
定開始位置から設定終了位置に向かってジグザグ走行を
行う。図12(a)の場合、設定終了位置は設定開始位
置の左側になっているので、作業の実行は図12(b)
に示す如く、右側から左側に向かってジグザグ走行を行
う。図13(a)の場合、設定終了位置は設定開始位置
の右側になっているので、作業の実行は図13(b)に
示す如く、左側から右側へ向かってジグザグ走行を行
う。また、図12(b)は最終走行レーンが往路になる
場合の例を示し、図13(b)は最終走行レーンが復路
になる場合の例を示している。
【0036】カ) 作業領域の幅と最終走行レーンの走行
方向を指定する場合 次に、作業領域の幅と最終走行レーンの走行方向を指定
する場合について説明する。作業によっては、次の作業
領域との連続性を確保するためや、作業終了後に清掃ロ
ボットを回収するためなどの理由で、終了位置を作業領
域長さ方向の作業開始側と同じ側にするか、作業開始側
と反対側にするかを指定したい場合があり、作業領域の
幅のみを指定したオ) の例では、最終走行レーンの走行
方向は作業領域幅によって変わり、ユーザーが作業実行
前に最終走行レーンの走行方向を知ろうとすれば、あら
かじめ面倒な計算をする必要があり、また作業領域の幅
も自由に設定することが出来ないため、最終走行レーン
の走行方向を指定する機能があれば便利である。
【0037】本実行例では、最終走行レーンの走行方向
を、設定終了時点の清掃ロボットの向きによって指定す
ることにより、視覚的にわかりやすい方式を用いてい
る。まず、図14(a)、15(a)に示すように、ユ
ーザーは、清掃ロボット1をジグザグ走行の開始レーン
のスタート位置に作業開始時の進行方向に向けて置き、
設定開始ボタン21を押す。そして、オ) の場合と同様
に、右ボタン26もしくは左ボタン25を押して、作業
領域幅の終端方向へ清掃ロボットを向け、前進ボタン2
3や後退ボタン24を用いて、清掃ロボットを作業領域
の幅方向の終端位置まで移動させる。ここまではオ) の
場合と同様であるが、次に、右ボタン26もしくは左ボ
タン25を用いて、清掃ロボットを90度右旋回、もし
くは、90度左旋回させ、清掃ロボットを設定開始時と
同じ向きか、180度反対の向きかに向け、設定終了ボ
タン22を押す。
【0038】図14(a)は設定終了時に清掃ロボット
1を設定開始時と同じ向きに向けた場合であり、図15
(a)は設定終了時に清掃ロボット1を設定開始時の1
80度反対側に向けた場合である。清掃ロボットは、走
行履歴から、前進や後退中の清掃ロボットの向きが設定
開始時の清掃ロボットの向きに対して垂直であり、領域
寸法の指定が、長さは指定されておらず幅のみの指定で
あることを判別し、かつ設定終了時点の方向を算出し、
設定開始時点の向きに対し、同じ向きか180度反対の
向きを向いていることを認識することにより、設定終了
時点の清掃ロボットの向きを最終走行レーンの走行方向
として設定する。
【0039】作業の実行は、図14(a)の場合は、設
定終了時に清掃ロボット1を設定開始時と同じ向きに向
けているので、図14(b)に示すように最終走行レー
ンの走行方向は往路となり、図15(a)の場合は、設
定終了時に清掃ロボット1を設定開始時の180度反対
側に向けているので、図15(b)に示すように最終走
行レーンの走行方向は復路となる。
【0040】各種パラメータは下記のように設定され
る。 作業領域の長さL =進行方向の障害物の直前まで 作業領域の幅W =設定開始から設定終了までの移
動距離+清掃作業部の幅 横移動方向 =設定開始位置から設定終了位置
へ向かう方向 横移動間隔P =W÷n 最終走行レーンの走行方向=設定終了時のロボットの
向きによる
【0041】上記で、横移動間隔Pは、作業領域の幅W
を走行レーン数nで割った値であるが、この場合、最終
走行レーンの走行方向が指定されるので、最終走行レー
ンの走行方向に応じて、走行レーン数は奇数もしくは偶
数に限定される。つまり、最終走行レーンの走行方向が
往路の場合は、走行レーン数nは奇数に限定され、最終
走行レーンの走行方向が復路の場合は偶数に限定され
る。前者の場合、横移動ピッチPは、nが奇数の正の整
数であるという条件の下で、Pmax以下の範囲で最大
となる値に設定され、後者の場合は、nが偶数の正の整
数であるという条件の下で、Pmax以下の範囲で最大
となる値に設定される。図14、図15は、ともにジグ
ザグ走行の横移動方向が右から左である場合について示
したが、ジグザグ走行の横移動方向が左から右の場合に
ついても同様である。
【0042】キ) 作業領域の長さと幅を指定し、最終走
行レーンの走行方向を指定しない場合。 まず、図16(a)に示すように、ユーザーは、ジグザ
グ走行の開始レーンのスタート位置に清掃ロボット1を
進行方向に向けて置き、設定開始ボタン21を押す。そ
して、前進ボタン23、後退ボタン24、右ボタン2
6、左ボタン25を用いて、清掃ロボット1を前進、後
退、右90度旋回、左90度旋回させながら作業領域の
対角位置まで移動させ、設定終了ボタン22を押す。清
掃ロボット1は走行履歴を基に算出される清掃ロボット
の向きと、走行エンコーダー8a、8bの出力とに基づ
き、設定開始位置から設定終了位置までの横移動距離と
縦移動距離を算出し、作業領域の長さと幅を設定する。
この場合、最終走行レーンの走行方向を指定しないよう
にするため、設定終了時の清掃ロボットの向きは、設定
開始時の向きに対して垂直な向き、すなわち右向きか左
向きかのどちらかにする。
【0043】各種パラメータは下記のように設定され
る。 作業領域の長さL =設定開始から設定終了までの
縦移動距離 作業領域の幅W =設定開始から設定終了までの
横移動距離+清掃作業部の幅 横移動方向 =設定開始位置から設定終了位
置へ向かう方向 横移動間隔P =W÷n (但し、nは走行レー
ン数であり、正の整数) で、Pmax以下の範囲で、最
大となる値 最終走行レーンの走行方向=nが奇数のとき往路、
nが偶数のとき復路
【0044】ク) 作業領域の長さと幅と、最終走行レー
ンの走行方向を指定する場合 次に、作業領域の長さと幅と最終走行レーンの方向を指
定する場合について説明する。まず、キ) の場合と同様
にして、図17(a)、18(a)に示すように、ユー
ザーは、ジグザグ走行の開始レーンのスタート位置に清
掃ロボット1を進行方向に向けて置き、設定開始ボタン
21を押す。そして、前進ボタン23、後退ボタン2
4、右ボタン26、左ボタン25を用いて、清掃ロボッ
ト1を前進、後退、右90度旋回、左90度旋回させな
がら作業領域の対角位置まで移動させ、設定終了ボタン
22を押す。清掃ロボット1は走行履歴を基に算出され
る清掃ロボットの向きと、走行エンコーダ―8a,8b
の出力とに基づき、設定開始位置から設定終了位置まで
の横移動距離と縦移動距離距離を算出し、作業領域の長
さと幅を設定する。ここまではキ) の場合と同じである
が、設定終了時の清掃ロボットの向きが異なり、最終走
行レーンの走行方向を指定するため、設定終了時のロボ
ットの向きを、設定開始時の向きと同じ向きか、180
度反対の向きかにして設定終了ボタン22を押す。
【0045】各種パラメータは下記のように設定され
る。 作業領域の長さL =設定開始から設定終了までの
縦移動距離 作業領域の幅W =設定開始から設定終了までの
横移動距離+清掃作業部の幅 横移動方向 =設定開始位置から設定終了位
置へ向かう方向 横移動間隔P =W÷n 最終走行レーンの走行方向=設定終了時の清掃ロボ
ットの向きによる
【0046】上記で、カ) の場合と同様、最終走行レー
ンの走行方向が往路の場合は、横移動ピッチPは、nが
奇数の正の整数であるという条件の下で、Pmax以下
の範囲で最大となる値に設定され、最終走行レーンの走
行方向が復路の場合は、nが偶数の正の整数であるとい
う条件の下で、Pmax以下の範囲で最大となる値に設
定される。
【0047】図17(a)は、設定終了時の清掃ロボッ
トの向きを、設定開始時と同じにした場合であり、図1
7(b)に示す如く、最終走行レーンの走行方向は往路
となる。図18(a)は、設定終了時の清掃ロボットの
向きを設定開始時と180度反対の向きにした場合であ
り、図18(b)に示す如く、最終走行レーンの走行方
向は復路となる。
【0048】以上、ア) 〜ク) に示したように、作業領
域の長さ、幅、作業開始時の走行方向、作業終了時の走
行方向が、設定開始時、及び設定終了時の清掃ロボット
の位置と方向に対応しているため、ユーザーは視覚的に
わかりやすく、作業領域及び走行パターンを設定するこ
とが出来る。
【0049】次に、図19(a)、(b)、(c)に示
すフローチャートに基づいて、本実施形態における作業
領域設定の動作を説明する。このフローチャートにおい
て S:領域設定の進行状況を示す変数 0:領域設定作業中でない状態 1:設定開始命令を受信した後、前進命令と後退命令の
どちらも実行していない状態 2:設定開始命令を受信した後、前進命令か後退命令を
実行した状態 3:Sが2となった後、右旋回か左旋回を実行し、その
後は前進・後退命令を実行していない状態 4:Sが3となった後、前進命令か後退命令を実行した
状態 L:作業領域の長さ W:作業領域の幅 P:横移動間隔 XD:移動方向 0:左右方向の近い方の壁から遠い方の壁に向かう。 1:左→右 2:左右方向の近い方の壁から遠い方の壁に向かう。 3:右→左 YD:最終レーンの走行方向 0:往路 1:走行レーン数が少なくなる向き 2:復路 3:走行レーン数が少なくなる向き RD:清掃ロボットの向き 0:設定開始時の清掃ロボットの向き 1:設定開始時に対して右に90度 2:設定開始時に対して180度 3:設定開始時に対して左に90度 RM:清掃ロボットの走行状態 0:停止中 1:前進中 2:後退中 3:左旋回中 4:右旋回中 X:作業領域幅方向(X軸)の清掃ロボットの位置座
標。X座表値。 設定開始時の清掃ロボットの向きに対して右方向を正と
する。 Y:作業領域長さ方向(Y軸)の清掃ロボットの位置座
標。Y座標値。 設定開始時の清掃ロボットの向きを正とする。 C:前進もしくは後退開始時からの走行距離。走行エン
コ―ダの出力を基に算出する。
【0050】清掃ロボットの電源がONになると、#1
で、S=0として、領域設定作業が行われていない状態
とする。#2で、赤外線リモコンからのコマンド待ち状
態となり、コマンドを受信すれば#3ヘ進む。#3でコ
マンドが設定開始命令かどうかを判別し、設定開始命令
でなければ#4へ進み、設定開始命令であれば#12に
進む。#12では、Sを1に設定し、L、W、P、X
D、YD、RD、X、Yをデフオルトの値に設定して#
1へ戻る。
【0051】#4では、コマンドが設定終了命令かどう
かを判別し設定終了命令でなければ#5へ進み、設定終
了命令であれば#13に進む。#13では、Sの値が0
かどうかを判別し、0であれば、設定開始命令がまだ受
信されていない状態なので何もせずに#1へ戻り、0で
なければ、#100の設定終了処理へ進む。
【0052】#5では、コマンドが前進命令かどうかを
判別し、前進命令でなければ#6へ進み、前進命令であ
れば#14へ進む。#14では清掃ロボットの走行状態
が停止中かどうかを判別し、停止中でなければ何もせず
に#1へ戻り、停止中であれば#15に進み、RMを1
に設定し、#16で前進を開始する。#17、#18、
#19で領域設定の進行状況を判別し、Sが1の時は、
#18でSを2に設定し、Sが3の時は#20でSを4
に設定し、それ以外の時はSの値を変更せずに#1へ戻
る。
【0053】#6では、コマンドが後退命令かどうかを
判別し、後退命令でなければ#7へ進み、後退命令であ
れば#21へ進む。#21では清掃ロボットの走行状態
が停止中かどうかを判別し、停止中で無ければ何もせず
に#1へ戻り、停止中であれば#22に進み、RMを2
に設定し、#23で後退を開始して#17へ進む。#1
7、#18、#19で領域設定の進行状況を判別し、S
が1の時は、#18でSを2に設定し、Sが3の時は#
20でSを4に設定し、それ以外の時はSの値を変更せ
ずに#1へ戻る。
【0054】#7では、コマンドが左命令かどうかを判
別し、左命令でなければ#8へ進み、左命令であれば#
24へ進む。#24では清掃ロボットの走行状態が停止
中かどうかを判別し、停止中で無ければ前進中か、もし
くは後退中なので、#25で左カーブ処理を行って#1
へ戻り、#24で停止中であれば#26へ進み、RMを
3に設定し、#27で左90度旋回動作を実行し停止状
態に戻る。そして#28へ進み、清掃ロボットの向きを
示す変数RDを1だけ減算し、#29でRDの減算結果
が負になったかどうかを判別して、RDが負でなければ
そのまま#31へ進み、RDが負であれば、清掃ロボッ
トが設定開始時の向きに対して左を向いていることを示
しているので、#30でRDを3に設定して#31へ進
む。#31では、RMを0にして、清掃ロボットが停止
中であることを示し、#32でSの値が2であるかどう
かを判別して、2である場合のみ#33でSを3に設定
して#1へ戻る。
【0055】#8では、コマンドが右命令かどうかを判
別し、右命令でなければ#9へ進み、右命令であれば#
34へ進む。#34では清掃ロボットの走行状態が停止
中かどうかを判別し、停止中で無ければ前進中か、もし
くは後退中なので、#35で右カーブ処理を行って#1
へ戻り、#34で停止中であれば#36へ進み、RMを
4に設定し、#37で右90度旋回動作を実行し停止状
態に戻る。そして#38へ進み、清掃ロボットの向きを
示す変数RDに1だけ加算し、#39でRDの加算結果
が4になったかどうかを判別して、RDが4でなければ
そのまま#31へ進み、RDが4であれば清掃ロボット
が設定開始時の向きと同じ向きに戻ったことを示すの
で、#40でRDを0に設定して#31へ進む。#31
では、RMを0にして、清掃ロボットが停止中であるこ
とを示し、#32でSの値が2であるかどうかを判別し
て、2である場合のみ#33でSを3に設定して#1へ
戻る。
【0056】#9では、コマンドが停止命令かどうかを
判別し、停止命令でなければ#10へ進み、停止命令で
あれば#200へ進んで、清掃ロボットの位置座標算出
処理に進む。#201、#202、#213で走行状態
を判別し、前進中か、もしくは後退中で無い場合は何も
せずに#1へ戻る。
【0057】#202で、前進中(RM=1)であれ
ば、#203で走行停止動作を実行し、清掃ロボットの
走行を停止する。#204で清掃ロボットの向きを判別
し、清掃ロボットの向きが設定開始時と同じ向き(RD
=0)であれば、Y軸の正の向きに走行したことになる
ので#205へ進み、清掃ロボットのY座標値に、前進
開始時から走行停止するまでの走行距離値Cを加えて、
現在のY座標値を算出して、#211へ進む。
【0058】#204でRD=0でなければ、#206
に進み、さらに清掃ロボットの向きを判別し、清掃ロボ
ットの向きが設定開始時の向きに対し180度(RD=
2)であれば、Y軸の負の向きに走行したことになるの
で、#207へ進み、清掃ロボットのY座標値から、前
進開始時から走行停止するまでの走行距離値Cを減算し
て、現在のY座標値を算出し、#211へ進む。
【0059】#206でRD=2でなければ、#208
に進み、さらに清掃ロボットの向きを判別し、清掃ロボ
ットの向きが設定開始時の向きに対し右90度(RD=
1)であれば、X軸の正の向きに走行したことになるの
で、#209へ進み、清掃ロボットのX座標値に、前進
開始時から走行停止するまでの走行距離値Cを加算し
て、現在のX座標値を算出して、#211へ進む。
【0060】#208でRD=1でなければ、清掃ロボ
ットの向きが設定開始時の向きに対し左90度(RD=
3)であることになり、X軸の負の向きに走行したこと
になるので、#210へ進み、清掃ロボットのX座標値
から、前進開始時から走行停止するまでの走行距離値C
を減算して、現在のX座標値を算出して#211へ進
む。
【0061】#202で、前進中(IRM=1)でなけ
れば#213へ進み、後退中(RM=2)かどうかを判
別し、後退中であれば、#214で走行停止動作を実行
し、清掃ロボットの走行を停止する。#215で清掃ロ
ボットの向きを判別し、清掃ロボットの向きが設定開始
時と同じ向き(RD=0)であれば、Y軸の負の向きに
走行したことになるので#216へ進み、清掃ロボット
のY座標値から、後退開始時から走行停止するまでの走
行距離値Cを減算して、現在のY座標値を算出して、#
211へ進む。
【0062】#215でRD=0でなければ、#217
に進み、さらに清掃ロボットの向きを判別し、清掃ロボ
ットの向きが設定開始時の向きに対し180度(RD=
2)であれば、Y軸の正の向きに走行したことになるの
で、#218へ進み、清掃ロボットのY座標値に、前進
開始時から走行停止するまでの走行距離値Cを加算し
て、現在のY座標値を算出し、#211へ進む。
【0063】#217でRD=2でなければ、#219
に進み、さらに清掃ロボットの向きを判別し、清掃ロボ
ットの向きが設定開始時の向きに対し右90度(RD=
1)であれば、X軸の負の向きに走行したことになるの
で、#220へ進み、清掃ロボットのX座標値から、前
進開始時から走行停止するまでの走行距離値Cを減算し
て、現在のX座標値を算出して、#211へ進む。
【0064】#219でRD=1でなければ、清掃ロボ
ットの向きが設定開始時の向きに対し左90度(RD=
3)であることになり、X軸の正の向きに走行したこと
になるので、#221へ進み、清掃ロボットのX座標値
に、前進開始時から走行停止するまでの走行距離値Cを
加算して、現在のX座標値を算出して、#211へ進
む。
【0065】#211では、C=0として走行距離を初
期値に戻し、RM=0として走行状態が停止中であるこ
とを示し、#1へ戻る。
【0066】#10では、コマンドが実行命令かどうか
を判別し、実行命令でなければ#11へ進み、実行命令
であれば#41へ進んでSの値を判別し、設定終了状態
(S=0)であれば、各種領域設定値に基づいて、作業
を実行して#1へ戻り、領域設定中(S≠0)であれ
ば、何もせずに#1へ戻る。
【0067】#11ではコマンドが緊急停止命令かどう
かを判別し、緊急停止命令であれば、作業停止処理を実
行して#1へ戻り、緊急停止命令でなければ何もせずに
#1へ戻る。
【0068】次に#100から始まる設定終了処理につ
いて説明する。#101でSが1かどうかを判別し、1
でなければ#107へ進み、1であれば#102へ進
む。S=1の状態は、設定開始後、旋回動作以外の動作
が行われていないことを示すので、作業領域の幅も長さ
もデフオルトの値とし、ジグザグ走行の横移動方向のみ
を設定することになる。#102〜#105では清掃ロ
ボットの向きを判別し、設定開始時に対して右90度
(RD=1)であれば、ジグザグ走行の横移動方向を左
から右(XD=1)に設定し、左90度(RD=3)で
あれば、ジグザグ走行の横移動方向を右から左(XD=
3)に設定する。清掃ロボットの向きがそれ以外の場合
は、XDの値は変更せず、#12で設定したXD=0の
ままである。そして#106へ進み、設定が終了したこ
とを示すためS=0として、#1へ戻る。
【0069】#107ではSが2かどうかを判別し、2
でなければ#114へ進み、2ならば#108へ進む。
S=2の状態は、設定開始後、前進・後退命令が実行さ
れた後、旋回動作が行われていないことを示し、作業領
域の長さ方向か幅方向かのどちらか一方の方向にのみ前
進・後退動作を行った状態であることを示しているの
で、この設定終了処理では「作業領域の長さ」か、もし
くは「作業領域の幅とジグザグ走行の横移動方向」かど
ちらか一方のみを設定することになる。#108で清掃
ロボットの向きを判別し、清掃ロボットの向きが設定開
始時の向きと平行(RD=0またはRD=2)であれ
ば、作業領域の長さ方向に前進・後退が行われたことを
示すので、#122に進んで、現在のY座標値を作業領
域の長さLとして設定する。そして#106へ進み、設
定が終了したことを示すためS=0として、#1へ戻
る。
【0070】#108で、清掃ロボットの向きが設定開
始時の向きと平行(RD=0またはRD=2)でなけれ
ば、作業領域の幅方向に前進、後退が行われたことを示
すので、#109に進み、現在のX 座標の値に応じてジ
グザグ走行の横移動方向を設定する。つまり、X座標が
負の場合は、設定開始時から左方向に進んだことになる
ので、#110でジグザグ走行の横移動方向を右から左
(XD=3)に設定し、X座標が正の場合は、設定開始
時から右方向に進んだことになるので、#111でジグ
ザク走行の横移動方向を左から右(XD=1)に設定す
る。そして、#112で、現在のX座標の絶対値に作業
部の幅W0 を加えた値を作業領域の幅Wとして設定す
る。そして#113で、横移動間隔Pを計算し、#10
6へ進み、設定が終了したことを示すためS=0とし
て、#1へ戻る。
【0071】#114ではSが3かどうかを判別し、3
でなければ#123へ進み、3ならば#115へ進む。
S=3の状態は、設定開始後、前進・後退命令が実行さ
れた後、旋回動作が行われ、その後は、前進・後退命令
が行われていないことを示すので、この設定終了処理で
は、「作業領域の長さとジグザグ走行の横移動方向」の
組み合わせか、「作業領域の幅とジグザグ走行の横移動
方向と最終レーンの走行方向」の組み合わせかの、どち
らか―方を設定することになる。#115で清掃ロボッ
トの向きを判別し、設定開始時の清掃ロボットの向きと
同じ(RD=0)である場合は116で最終レーンの走
行方向を往路(YD=0)に設定し、#109へ進む。
【0072】#117で、清掃ロボットの向きが設定開
始時の清掃ロボットの向きに対し、180度(RD=
2)である場合は#118で最終レーンの走行方向を復
路(YD=2)に設定し、#109へ進む。#109以
降では前述の通り、現在のX座標の値に応じてジグザグ
走行の横移動方向XDと作業領域の幅Wと横移動間隔P
を計算し、#106へ進み、設定が終了したことを示す
ためS=0として、#1へ戻る。#119で、清掃ロボ
ットの向きが設定開始時の清掃ロボットの向きに対し、
右90度(RD=1)である場合は#120でジグザグ
走行の横移動方向を左から右(XD=1)に設定し#1
22に進む。
【0073】#119で清掃ロボットの向きが設定開始
時の清掃ロボットの向きに対し、右90度(RD=1)
でない場合は、設定開始時の清掃ロボットの向きに対し
左90度であることになるので、#121でジグザグ走
行の横移動方向を右から左(XD=3)に設定し#12
2に進む。#122では、現在のY座標値を作業領域の
長さLとして設定する。そして#106へ進み、設定が
終了したことを示すためS=0として、#1へ戻る。
【0074】#123は、S=4の状態である。S=4
の状態は、設定開始後、前進・後退命令が実行された
後、旋回動作が行われ、その後、再び前進・後退命令が
行われたことを示すので、この設定終了処理では、作業
領域の幅と長さ、ジグザグ走行の横移動方向、最終レー
ンの走行方向を設定することになる。#123では、最
終レーンの走行方向を示す変数YDに清掃ロボットの向
きを示す変数RDの値を代入する。従って、清掃ロボッ
トの向きが設定開始時の清掃ロボットの向きと同じ場合
(RD=0)は、最終レーンの走行方向は往路となり、
清掃ロボットの向きが設定開始時の清掃ロボットの向き
に対し180度である場合は、最終レーンの走行方向は
復路となり、清掃ロボットの向きが設定開始時の清掃ロ
ボットの向きと平行でない場合(RD=1またはRD=
3)は、最終レーンの走行方向は走行レーン数が少なく
なる方の向きとなる。
【0075】次に#124から#128で、#109か
ら#113と同様にして現在のX座標の値に応じてジグ
ザグ走行の横移動方向XDと作業領域の幅Wと横移動間
隔Pを計算し、#122へ進んで現在のY座標値を作業
領域の長さLとして設定する。そして#106へ進み、
設定が終了したことを示すためS=0として、#1へ戻
る。
【0076】さらに、図19dに示すフローチャートを
用いて、#113、#128で行ったジグザグ走行の横
移動間隔Pの計算処理サブルーチンの動作について説明
する。ここで、Nは、走行レーン数を示す変数である。
【0077】Pの計算方法は、最終走行レーンの走行方
向によって異なるので、まず#300、#301におい
て、最終走行レーンの走行方向を判別し、往路(YD=
0)であれば、走行レーン数は奇数なので、#302で
走行レーン数Nの初期値として1を設定し、復路(YD
=2)であれば、走行レーン数は偶数なので、#303
で走行レーン数Nの初期値として2を設定して#304
へ進む。#304では、作業領域の幅Wを走行レーン数
Nで割った値を横移動間隔Pに代入する。#305でP
の値が横移動間隔の最大値Pmaxより小さいかどうか
を判別し、小さければ現在のPの値を採用することに
し、Pの計算処理サブルーチンを終えてリターンする。
小さくなければ、#306で走行レーン数に一往復分の
走行レーン数である2を加え、#304へ戻り、以後、
PmaxよりPが小さくなるまで、#304から#30
6を繰り返す。このようにすることにより、最終走行レ
ーンが往路の場合は、走行レーン数が奇数の条件の下
で、Pmaxより小さい範囲で最大のPの値を算出する
ことができ、最終走行レーンが復路の場合は、走行レー
ン数が偶数の条件の下で、Pmaxより小さい範囲で最
大のPの値を算出することができる。
【0078】さて、#300、#301において、最終
走行レーンの走行方向が往路でも復路でもない場合(Y
D=1またはYD=3)は、往路か復路かに関係無く、
最も走行レーン数が少なくなるPを計算する必要がある
ので、#307において、Nを1に設定し、#308か
ら#310で、Nを1ずつ増やしながら、作業領域の幅
Wを走行レーン数Nで割った値が最大値Pmaxより小
さくなるNを求めて、Pmaxより小さい範囲で最大の
Pの値を算出する。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる移動体制御装置は、ユーザーが実際の移動体の
位置と向きによって移動範囲と終了位置を確認すること
ができるので、入力装置に領域設定時のデータ入力に関
する表示部が不要となり、低コストで制御装置を構成で
きる。また、移動範囲の設定に際しては、あらかじめ作
業範囲を実測する必要がなく、ユーザーの使用目的と条
件に応じて最も効率の良い往復間隔を自動的に算出する
ことが可能であり、効率よく作業を行うことができるよ
うになった。なお、以上の説明では、床面にワックス掛
けを行う清掃ロボットを例に取って説明したが、この移
動体制御装置を、塗装、清掃その他種々の作業を行う移
動体の制御に適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】清掃ロボット(移動体)とリモートコントロー
ラの斜視図である。
【図2】リモートコントローラの平面図である。
【図3】清掃ロボット(移動体)の構成を表す平面図で
ある。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】作業範囲と移動レーンの説明図である。
【図6】作業範囲と移動レーンの説明図である。
【図7】(a),(b),(c),(d)作業範囲と移
動レーンの説明図である。
【図8】(a),(b),(c)作業範囲と移動レーン
の説明図である。
【図9】(a),(b),(c)作業範囲と移動レーン
の説明図である。
【図10】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図11】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図12】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図13】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図14】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図15】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図16】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図17】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図18】(a),(b)作業範囲と移動レーンの説明
図である。
【図19(a)】(a)制御のフローチャートである。
【図19(b)】(b)制御のフローチャートである。
【図19(c)】(c)制御のフローチャートである。
【図19(d)】(d)制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 清掃ロボット(移動体) 2 リモートコントローラ 3 センサ 4 ジャイロセンサ 5 作業装置 6 走行装置 10 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の作業を行う移動体が指定された範
    囲を隈なく作業できるように、当該移動体を適切な間隔
    をおいて往復させる制御を行う移動体制御装置であっ
    て、前記移動体の走行を操作し当該移動体の位置と向き
    とを変更させる位置・方向制御手段と、移動領域の設定
    を開始する領域設定手段と、移動領域の設定を終了する
    設定終了手段と、移動領域設定開始時における移動体の
    位置と向きを記憶する開始状態記憶手段と、領域設定終
    了時の移動体の位置と向きを記憶する終了状態記憶手段
    と、領域設定開始時の移動体の位置と向きと、領域設定
    終了時の移動体の位置と向きとの関係に基づいて作業領
    域と移動体の往復の間隔を決定する往復間隔決定手段と
    を備えることを特徴とする移動体制御装置。
  2. 【請求項2】 前記往復間隔決定手段は、領域設定開始
    時の移動体の向きと領域設定終了時の移動体の向きとが
    同じ場合は走行レーン数が奇数になるように往復間隔を
    決定し、領域設定開始時の移動体の向きと領域設定終了
    時の移動体の向きとが反対の場合は走行レーン数が偶数
    になるように往復間隔を決定する請求項1に記載の移動
    体制御装置。
  3. 【請求項3】 前記往復間隔決定手段は、領域設定開始
    時の移動体の向きと領域設定終了時の移動体の向きとの
    角度差がおよそ90度である場合は、走行レーン数が奇
    数になるか偶数になるかに関わらず、作業残りが生じな
    い範囲で出来るだけ往復間隔を大きくすることにより、
    走行レーン数が最小になるように往復間隔を決定する請
    求項1に記載の移動体制御装置。
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