JPH1165655A - 移動体の制御装置 - Google Patents

移動体の制御装置

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Publication number
JPH1165655A
JPH1165655A JP9229627A JP22962797A JPH1165655A JP H1165655 A JPH1165655 A JP H1165655A JP 9229627 A JP9229627 A JP 9229627A JP 22962797 A JP22962797 A JP 22962797A JP H1165655 A JPH1165655 A JP H1165655A
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JP
Japan
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work
robot
moving body
area
wax
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Withdrawn
Application number
JP9229627A
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English (en)
Inventor
Kyoko Nakamura
恭子 中村
Nobukazu Kawagoe
宣和 川越
Kosei Kobayashi
孝生 小林
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/137,147 priority patent/US5998953A/en
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワックスの塗布を行なうロボットの作業品質
を向上させる。 【解決手段】 ロボット1による作業の開始前にコント
ローラを介してユーザはロボットの周囲の環境(温度、
ワックスの濃度など)を入力する(S100)。入力さ
れたデータに基づき、ワックスの重ね塗りをするときに
品質が落ちない最長の時間(乾燥時間)Tが識別される
(S101)。時間Tに基づいて走行経路が生成される
(S103〜S106)。算出された経路に基づき実際
に走行が行なわれる(S107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動体の制御装置
に関し、特に移動体が指定された領域を全面にわたって
作業するために、移動体をジグザグ走行させるための移
動体の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】指定された領域内を全面にわたってくま
なく作業するためのロボット(移動体の一種)が従来よ
り知られている。そのようなロボットの制御方法とし
て、ジグザグ走行が一般的に採用されている。ジグザグ
走行とは、指定された領域内を所定の間隔をおいて往復
する走行である。ジグザグ走行は、平面上の前進動作
と、左右のUターン動作とを組合せることで実現され
る。ロボットの作業内容として、清掃や、ワックス塗布
や、薬剤の塗布などがある。
【0003】図19は、ジグザグ走行の経路の例を説明
するための図である。ロボット1は、a地点より出発
し、作業領域Aの縦方向の長さL0 だけ前進した後、左
へ90°ターンし、ピッチp前進した後、左へ90°タ
ーンする。その後、長さL0 前進することで、b地点に
到達する。その後も、90°ターン、ピッチpの前進、
90°ターン、およびL0 の前進を繰返すことで、作業
領域Aをくまなく作業することができる。
【0004】このような作業において、ロボット1の走
行距離や回転角度に誤差が生じたり、ロボット1が走行
する床面の状態によって走行距離に差異が生じてしまう
ことがある。そのようなときにも作業の仕残しが生じな
いように、往復時にロボットが作業する領域は重なるよ
うにピッチpが定められる。
【0005】具体的には、図20を参照して、ロボット
1の1回の走行で作業が行なわれる幅を作業幅Yとする
と、ピッチpはYよりも小さくする。これにより、作業
マージン(作業の重なる幅W)を生じさせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】たとえばロボット1に
ワックス塗布などの作業を行なわせる場合がある。この
とき、塗布されたワックスが乾いた後にその部分にワッ
クスの重ね塗りが行なわれると、その部分の塗られたワ
ックスが厚くなる。これにより他の部分との間に段差が
生じてしまう。図20の例では、作業の重なる部分(図
20のW)のみが縞状の模様となり、作業の品質が落ち
ることになる。
【0007】したがって、一度目に塗ったワックスが乾
かないうちに、重ね塗りする必要がある。また、塗布さ
れたワックスが半乾きのときに重ね塗りが行なわれる
と、完全にワックスが乾燥したときに艶が失われてしま
う。
【0008】特に、ワックスの重ね塗りを行なうときに
最も長く時間があいてしまうのは、図19におけるa地
点からb地点までの間である。ここに、ロボット1がL
0 の距離を直進走行するのに必要な時間をtL0とし、ロ
ボット1が90°回転するのに必要な時間をtrとし、
ロボット1がpのピッチを走行するのに必要な時間をt
pとすると、a地点からb地点に到達するのに必要な時
間は、(0)式で表わされる。
【0009】 2×tL0+tp+2×tr …(0) この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あり、移動体が作業を行なうときの品質を向上させるこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、移動体の制御装置は、作
業領域内を移動する移動体の制御を行なう移動体の制御
装置であって、移動体が作業領域内の第1の領域の作業
を行なった後、第1の領域と共通の領域を持つ第2の領
域の作業を行なうように移動体を制御する制御手段と、
移動体の作業の結果に影響を与える要因に関する情報を
入力する入力手段とを備え、共通の領域において、移動
体が最初に作業した時点から再度作業するまでの時間
と、入力された情報とに基づいて移動体の移動経路を決
定することを特徴としている。
【0011】この発明に従うと、再度作業が行なわれる
までの時間と移動体の作業の結果に影響を与える要因に
関する情報とに基づいて移動体の移動経路が決定され
る。これにより、作業の品質を向上させることができ
る。
【0012】第2の発明は、移動体の作業の結果に影響
を与える要因に関する環境情報を検出するセンサを備
え、共通の領域において、移動体が最初に作業した時点
から再度作業するまでの時間と検出された環境情報とに
基づいて、移動体の移動経路を決定することを特徴とし
ている。
【0013】第2の発明に従うと、作業中においても環
境情報を検出でき、それに対応した最も適切な走行経路
が作成されるために、作業の品質をより向上させること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して詳しく説明する。図中同一符号は
同一または相当部分を示す。
【0015】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態における自走式ロボット1とそのコント
ローラ2の外観を示す斜視図である。
【0016】図を参照して、ロボット1は壁などとの接
触を検知するための接触センサ7と、壁などとの間の距
離を測定し、壁などに倣った走行を実現するための倣い
センサ8a〜8dと、不織布を回転させることにより、
床面に対してワックス塗布作業を行なう作業部31と、
ユーザに対しメッセージを表示する表示部18と、作業
を開始させるための作業開始ボタン90とを備えてい
る。また、メモリカード13をロボット1に挿入するこ
とにより、記憶された命令をロボット1は実行すること
ができる。
【0017】ロボット1は、駆動輪を備える走行部と、
車体部とから構成される。走行部と車体部とは相対的に
回動自在に構成される。作業部31は車体部に取付けら
れる。
【0018】図2は、コントローラ2の平面図である。
図を参照して、コントローラ2はロボット1を遠隔操作
したり、走行や作業を教示するために用いられる。コン
トローラの入力部として、動作シフトボタン群40と、
方向指定のための十字カーソルボタン35と、モードを
切換えるためのモード切換ボタン36と、ロボットの動
作の開始を指示するための開始ボタン37と、動作の停
止を指示するための停止ボタン38と、動作を一旦停止
させるための一旦停止ボタン39と、設定の取消を行な
う取消ボタン52と、入力されたデータの設定を行なう
ための設定ボタン53と、電源スイッチ46とが配設さ
れている。
【0019】動作シフトボタン群40は、車体部の向き
は変えずに走行部の向きのみを左右に回転させる走行部
回転ボタン41と、車体部と走行部とを同時に回転させ
る車体部回転ボタン42と、作業部31を車体部に対し
て左右に移動させるための作業部スライドボタン43
と、Uターン動作を指定するUターンボタン44と、ジ
グザグ走行を設定するためのジグザグボタン45とを含
む。
【0020】これらのボタンを組合せて使用すること
で、ロボットの遠隔操作、作業の教示、編集および設定
が行なわれる。
【0021】また、コントローラ2は液晶表示装置によ
り構成される表示部49を有している。
【0022】表示部49には、図3に示されるようにジ
グザグ走行の設定メニューなどが表示される。ユーザは
表示部49を見ながら十字カーソルボタン35や設定ボ
タン53などを操作することによりコントローラへデー
タの入力を行なうことができる。
【0023】図4は、図1に示されるロボット1の構成
を示すブロック図である。図を参照して、ロボット1は
大きくはロボットの走行制御を行なう走行制御部32
と、ワックス塗布作業の制御を行なう作業制御部33と
から構成される。
【0024】走行制御部32は、走行部の処理を司る走
行部CPU27と、左右各々の駆動輪3a,3bの駆動
制御を行なう駆動制御部14a,14bと、車体部と走
行部とを相対的に回動させるためのモータ68を回転さ
せる車体部回転制御部69と、走行制御手順などを記憶
する走行制御部メモリ28とから構成される。
【0025】走行制御部32には、左右の駆動輪の回転
量からロボットの走行距離を検出する距離検出計79
a,79bと、ロボットの周辺の環境を認識するための
測距センサ6と、走行部と車体部とを相対的に回転させ
るための車体部回転モータ68とが接続されている。
【0026】作業制御部33は、作業部の処理を司る作
業部CPU12と、表示部18での表示の制御を行なう
表示制御部19と、入力部16での入力制御を行なう入
力制御部17と、メモリカード13の読取を行なうメモ
リカード読取部77と、コントローラとの間で通信を行
なう通信部11と、ワックスを滴下するためのポンプ2
2を制御するポンプ制御部23と、滴下されたワックス
を床面に対して広げるとともに、床面の圧擦を行なうロ
ータ9を制御するロータ制御部15と、作業部を移動さ
せるためのモータ25を駆動する作業部駆動制御部26
と、電源回路21とを備える。
【0027】また、作業制御部33には、ワックスの滴
下を検出する液検出センサ73と、接触センサ7と、ジ
ャイロセンサ78と、倣いセンサ8と、バッテリ20と
が接続されている。
【0028】作業部CPU12と走行部CPU27とは
相互に接続されている。図5はコントローラ2の構成を
示すブロック図である。
【0029】図を参照して、コントローラは、コントロ
ーラの制御を行なうコントローラ制御部CPU51と、
表示部49の制御を行なう表示制御部81と、前述のボ
タンなどにより構成される入力部80の制御を行なう入
力制御部47と、ロボット1との間で通信を行なうため
の通信部48と、通信部の制御を行なう通信制御部82
と、バッテリ83と、外部インタフェース50とを備え
る。
【0030】外部インタフェース50を介して、コント
ローラ2はパーソナルコンピュータやプリンタなどの外
部機器と直接的または間接的に接続可能な構成となって
いる。
【0031】図6は、本実施の形態におけるロボット1
の作業経路の一例を示す平面図である。
【0032】ロボット1のワックスを塗布する領域(作
業領域)Aが横長さLy、縦長さLxであると仮定す
る。このような作業領域の横長さと縦長さ等をユーザが
ロボット1に入力することによって、ロボット1の移動
経路は自動的に決定される。また、ロボット1の行なう
ジグザグ走行は複数のブロックに分割されるように経路
は生成される。
【0033】図6の例では、走行経路は縦方向に3つの
ブロックB1〜B3に分割され、それぞれのブロックに
おいてジグザグ走行が行なわれる。ここに、ジグザグ走
行の横方向のピッチをp、ジグザグ走行の縦方向の長さ
をL1とする。
【0034】また、ブロックB1とブロックB2、そし
てブロックB2とブロックB3が接する領域は、ワック
スを重ね塗りするところであり、前の作業とその次の作
業の共通の領域となる。
【0035】このようにジグザグ走行を複数のブロック
に分割する理由は、床面にワックスを塗布してから次に
ワックスを重ね塗りするまでの時間を短縮するためであ
る。すなわち、図19に示される経路において、ワック
スを塗布してから重ね塗りを行なうまでに最も長い時間
がかかるのは、a地点からb地点に至るまでである。こ
れに対して、本実施の形態においては、ジグザグ走行を
複数のブロックB1〜B3に区切っているため、図19
のa地点およびb地点に対応するのは、図6のc1地点
およびd1地点である。ここで、ワックスが塗布されて
から半乾きになるまでの時間をTとすると、ロボット1
がc1地点からd1地点までに至る時間が、時間T以下
になるように走行経路は決定される。したがって、縦長
さL1が制約を受けて、作業領域の縦長さLxを端まで
作業するためには、縦長さL1を継ぎ足すことになる。
すなわち、ジグザク走行を複数のブロックに分割して作
業することになる。
【0036】ここで、ブロックB1とブロックB2の共
通の領域において、ロボット1が最初に作業した時点
は、ブロックB1でc1地点を塗布した時点であり、そ
の地点を再度作業するのは、ブロックB2でd1地点を
塗布するときである。
【0037】また、本実施の形態においては、図6にお
けるc1地点のワックス塗布からd1地点でワックスの
重ね塗りをするまでの時間が最も長くなる。この時間
が、ワックスが半乾きとならない時間以下となるように
走行経路は決定される。
【0038】図7は、ロボット1のワックス塗布作業で
の処理を示すフローチャートである。
【0039】図を参照して、ステップS100で、ユー
ザのコントローラ2の操作により、ロボット1の作業の
結果に影響を与える環境に関する情報が入力される。こ
れは、具体的にはコントローラ2の表示部49に環境条
件設定メニューが表示され、ユーザが十字カーソルボタ
ン35や設定ボタン53を操作することにより入力され
る。入力される情報は、ワックス(作業液)の濃度
[%]と、外気温[℃]と、塗布する床面の温度[℃]
と、湿度[%]と、床面付近の風の有無である。なお、
ワックスの濃度は、ユーザが直接数値を入力するように
してもよいし、予め製品名ごとの濃度変換テーブルを装
置に記憶させておき、ユーザが製品名を選択することに
よりワックスの濃度を入力するようにしてもよい。コン
トローラ2を介して入力された情報は、ロボット1に伝
送される。
【0040】ステップS101において、ロボット1は
受信された環境に関する情報に基づいて、ワックスの重
ね塗りをするときに作業の品質が落ちない最長の時間T
[分]を識別する。この識別は、具体的には図8に示さ
れるテーブルにより行なわれる。すなわち、図8を参照
してテーブルには、1〜nの環境に対応したワックスの
乾燥時間が記録されている。ワックスの乾燥に影響を与
える要因として、ワックスの濃度[%]と、気温[℃]
と、床面の温度[℃]と、湿度[%]と、風の有無とが
それぞれ記録されている。これにより、入力された情報
に基づいてワックスの乾燥に要する時間(すなわちワッ
クスの重ね塗りをするときに品質が落ちない最長の時
間)Tが識別されるのである。
【0041】次に、ステップS102で、図3に示され
る表示が表示部49により行なわれる。ここで、ユーザ
は作業領域Aの縦長さLxと横長さLyと作業を終了す
る位置とを入力する。ステップS103で、作業領域の
横長さLyに基づいて、横移動ピッチpとレーン数Nの
算出がなされる。ステップS104で、ロボット1の進
行速度からピッチpを走行するための時間tpが求めら
れる。
【0042】ステップS105で、ピッチpを走行する
ための時間tp、ロボット1が90°回転するために要
する時間tr、およびステップS101で識別された時
間Tを用い、式(1)によってジグザグ走行の縦方向の
長さL1を走行するための時間tL1が求められる。
【0043】 2×n×tL1+2×n×tp+4×n×tr=T …(1) ただし式(1)においてn=(レーン数N)−1であ
る。
【0044】次に、ステップS106でtL1の値とロボ
ットの速度とから、ジグザグ走行の縦方向の長さL1が
求められる。
【0045】ステップS107で、変数L1,p,Nに
基づいて、図6に示されるロボット1の走行が行なわれ
る。
【0046】図9は、図7のステップS103で行なわ
れる横移動ピッチpとレーン数Nの算出処理を示すフロ
ーチャートである。
【0047】図を参照して、ステップS201で、入力
された作業領域の横長さLyからロボット1の作業幅Y
を引いた値が、基準走行幅W0として演算される。ここ
に、作業幅Yとは、図10を参照してロボット1が1回
の直進走行により作業することができる幅Yを示す。こ
れにより、図6を参照して、作業領域の横長さLyから
作業幅Yを引くことにより得られた基準走行幅W0は、
ロボット1が作業を開始直後に走行するレーンと作業終
了時に走行するレーンとの間の幅を示すこととなる。
【0048】再び図9を参照して、ステップS202
で、作業幅Yから最小作業マージンW3を引いた値が、
最大走行ピッチP1として演算される。ここに、最小作
業マージンW3とは、図10を参照してロボット1がジ
グザグ走行をするときにその往復運動で重ね合される作
業幅の最小値を示す。この最小値は、ロボット1の走行
に関する誤差に基づいて定められる。また、最大走行ピ
ッチP1は、ジグザグ走行の横方向のピッチpであっ
て、取り得る最大値を示す。
【0049】ステップS203で、基準走行幅W0を最
大走行ピッチP1以下で走行することができる最小のレ
ーン数Nが求められる。次に、ステップS204でジグ
ザグ走行のピッチpの値にW0/(N−1)の値が代入
される。
【0050】このような制御を行なうことにより、図6
においてロボット1がc1地点からd1地点に至るまで
の間にワックスが半乾きになったり完全に乾燥したりす
ることがなくなる。これにより、ワックス塗布面に凹凸
が生じることやワックス塗布後の床面の艶が失われてし
まうことが防止される。
【0051】また、ワックスの乾燥時間は、ワックスの
濃度や、気温や、床面の温度や、湿度や、風の有無など
のロボット1の作業する環境により変化するが、図8に
示されるテーブルによりこれらの環境の変化に対応した
ロボットの制御を行なうことができる。
【0052】[第2の実施の形態]図11は、第2の実
施の形態におけるロボット1の移動経路を示す平面図で
ある。なお、このロボット1のハードウェア構成は、第
1の実施の形態と同じであるため説明を繰返さない。
【0053】この実施の形態では、ロボット1は、1つ
のブロックでジグザグ走行を終了すると横方向に移動
し、開始側のレーンまで戻る(d2地点)。そして次の
ブロックのジグザグ走行を行なう。これにより、c2地
点からd2地点に至るまでの時間(図6におけるc1地
点からd1地点に対応する時間)を短くすることができ
る。これにより、ジグザグ走行の縦方向の距離L2をよ
り長くすることができ、全体の作業をより速く行なうこ
とができる。また、ワックスの塗布作業では、できるだ
け長い直進距離で塗布した方が高い品質が得られるの
で、第1の実施形態に比べ作業品質を向上させることが
できる。具体的には、距離L2を走行するための時間t
L2は式(2)により求められる。
【0054】 n×tL2+2×n×tp+2×n×tr=T …(2) ただし、n=(レーン数N)−1であり、tpはピッチ
pを走行するための時間であり、trはロボットが90
°回転するために要する時間である。
【0055】よって、第1の実施の形態と比較して塗布
するワックスの種類等が同じでTが等しいとすると、
(1)および(2)式より、 n×tL2+2×n×tp+2×n×tr=2×n×tL1
+2×n×tp+4×n×tr であり、 tL2=2×tL1+2×tr …(3) となる。
【0056】ロボットの直進に必要な時間は距離に比例
するため、第2の実施の形態におけるジグザグ走行の直
進距離L2は、第1の実施の形態における距離L1に比
べ、2倍以上となる。
【0057】なお、本実施の形態においても図7に示さ
れるフローチャートと同様に、コントローラ2からロボ
ットの周囲の環境が入力され、図8に示されるテーブル
が用いられることによりワックスの乾燥時間Tが求めら
れ、求められたTの値に基づき式(2)によりジグザグ
走行の直進距離L2が算出される。
【0058】次に、具体的なロボット1の動作について
説明する。図12を参照して、ロボット1は左右を壁に
挟まれた領域の作業などを行なうために用いられる。ユ
ーザはコントローラを介してロボットの周囲の環境に関
する情報を入力する。ここでは、作業液の濃度が20
%、外気温が25℃、塗布する床面の温度が25℃、湿
度が70%、床面付近の風はなしという情報をユーザが
環境条件設定メニューにおいて入力したものとする。
【0059】このとき、図8のテーブルを参照して、番
号15の環境が現実の環境に対応しているため、ワック
スの乾燥時間Tが8分であることが識別される。
【0060】また、ユーザは領域の縦長さLx=900
cmの値と、横長さLy=350cmの値とをコントロ
ーラ2から入力する。また、ロボット1が作業を終了す
る位置がロボット1の作業の開始側(e地点)であるこ
とが入力される。
【0061】ロボット1は、上述のようにワックスの乾
燥時間Tなどに基づき、ジグザグ走行のピッチpと、ジ
グザグ走行の縦方向の長さL2と、レーン数Nとを計算
し、移動経路を決定する。その移動経路に基づいて移動
が行なわれる。
【0062】このとき、ジグザグ走行の縦方向の長さL
2は300cmと演算されたものとする。
【0063】移動開始地点aからの直進動作は右側の倣
いセンサ8c,8dが用いられて、右側の壁に倣った走
行が行なわれる。ジグザグ走行の縦方向の長さL2だけ
ロボットが前進すると、ロボット1は一旦停止する。次
に、左方向に作業を進めていくために、左回転とピッチ
pの直進と、左回転とを行なうことにより、Uターンが
行なわれる。Uターン動作が完了した後、ロボット1は
再び距離L2だけ前進し第2レーンを走行する。第2レ
ーンでは、測距センサ6を用いて、左右の壁に対して距
離を一定に保つように走行が行なわれる。距離L2だけ
走行すると、ロボット1は右方向のUターンを行なう。
それ以降、この往復動作を繰返すことによりジグザグ走
行が行なわれる。b地点に至るジグザグ走行の最終のレ
ーンでは、左方向の倣いセンサ8a,8bが用いられ
る。
【0064】b地点においてロボット1は右方向に90
°回転する。なお、ここでの90°回転は左側に壁があ
るため、ロボット1を一旦壁から話した後に、回転を行
なう必要がある。そのため、90°回転は、図13に示
されるステップにより行なわれる。
【0065】図13を参照して、ロボット1がジグザグ
走行の最後の地点(b地点)に到達したのであれば
(A)、駆動輪3a,3bの方向を矢印で示されるよう
に右方向に向かうようにする(B)。次に、駆動輪を回
転させることにより、ロボット1は左側にある壁から離
れる(C)。このとき、作業部31の位置がロボット1
の中心に対して右側にずれているときには、作業部31
を左側に移動させ、作業部31の位置を中央とする
(C)。この状態で、ロボット1の車体部が時計方向に
90°回転する(D)。次に、作業の仕残しが生ずるこ
とを防ぐために、ロボット1は壁に接触するまで後退を
行なう(E)。
【0066】図12に戻って、ロボット1はb地点から
壁に接触するまで前進する。壁に接触したのであれば、
ロボット1は左に90°回転を行なった後に少し前進す
ることにより、次のジグザグ走行のブロックの開始位置
に移動する。その後、同様にジグザグ走行を繰返すこと
により、e地点で作業は終了する。
【0067】なお、図12においては、作業の終了位置
(e地点)をロボット1の作業の開始側としたが、ユー
ザの設定により、作業の終了位置をロボット1の作業の
開始方向とは反対側とすることもできる(d地点)。
【0068】図14は、図12と同じ場所の作業を行な
う場合において、ユーザが作業液の濃度を30%、外気
温を25℃、塗布する床面の温度を25℃、湿度を70
%、床面付近の風はなしと設定した場合の経路を示す図
である。
【0069】この場合、図8のテーブルにおいて16番
目の環境が対応することが識別され、ワックスの乾燥時
間Tの値として5.3分が識別される。これにより、ジ
グザグ走行の縦方向の長さL2の値として、図12の例
よりも短い値であるたとえば200cmの値が演算され
る。なお、ジグザグ走行の最後のブロックは、L2=2
00cmとして走行すると、作業領域をはみ出てしまう
ため、作業領域の余りの量に対応して、L2=100c
mとして走行が行なわれる。そして、ユーザからの入力
に応じて作業はd地点またはe地点で終了する。
【0070】図15は、図12と同じ場所において、ユ
ーザが作業液の濃度を30%、外気温を20℃、塗布す
る床面の温度を20℃、湿度を80%、床面付近の風は
なしと入力した場合の走行経路を示す図である。
【0071】この場合、図8において17番目の環境が
識別され、ワックスの乾燥時間Tは6分であることが判
別される。そして、ジグザグ走行の縦方向の長さL2の
値として225cmの値が演算される。これにより、図
15に示されるように作業範囲は4つのブロックに区切
られ、それぞれのブロックにおいてジグザグ走行が実行
されることとなる。なお、この図においては、ユーザが
ロボット1の作業終了位置を作業の開始側とは逆方向に
設定した例を示しており、ロボット1はd地点において
作業を終了している。
【0072】このように本実施の形態においては、ロボ
ット1が作業を行なう環境に応じて走行経路が演算され
るため、品質の高い作業を行なうことができる。
【0073】なお、本実施の形態においては、テーブル
を用いてワックスの乾燥時間を求めることとしたが、入
力された環境の数値から乾燥時間を直接数式により算出
するようにしてもよい。
【0074】また、テーブルにはワックス濃度などの5
つの環境を記憶させることとしたが、1以上の環境によ
り走行経路を算出するようにしてもよい。
【0075】また、塗料や接着剤の塗布作業も、環境に
より仕上がりが異なるため、本発明を実施することがで
きる。
【0076】また、環境はセンサ等により入力するよう
にしてもよい。 [第3の実施の形態]図16は、本発明の第3の実施の
形態におけるロボットの回路構成を示すブロック図であ
る。
【0077】本実施の形態におけるロボットは、第1の
実施の形態におけるロボットの回路構成に加え、周囲の
環境を識別する環境センサ74を備えている。環境セン
サ74により識別された環境に関する値は、作業部CP
U12に入力され、走行経路の算出に用いられる。
【0078】図17は、本実施の形態におけるロボット
1が行なう処理を示すフローチャートである。
【0079】図を参照して、ステップS300におい
て、ユーザはコントローラ2を介して作業領域の縦方向
の長さLxと横方向の長さLyと作業を終了する位置と
を入力する。また、ユーザは同時に使用するワックスの
濃度を入力する。
【0080】ステップS301において、環境センサ7
4からロボット1の周囲の環境に関する数値が入力され
る。ここで入力される数値は、外気温と、ワックスを散
布する床面の温度と、湿度と、床面付近の風の有無であ
る。
【0081】ステップS302で、入力された数値に基
づいてジグザグ走行の縦方向の長さ(ブロック長)L2
が計算される。ステップS303で、計算されたジグザ
グ走行の縦方向の長さL2に基づいて走行パターンが生
成される。
【0082】ステップS304で生成された走行パター
ンに基づいて、作業が行なわれる。ステップS305
で、1ブロックの作業が終了したか否かが判定される。
YESであれば、ステップS306ですべての領域の作
業が終了したかが判定され、YESであれば作業を終了
する。
【0083】一方ステップS306でNOであれば、ス
テップS307で再び環境センサ74から数値が入力さ
れる。ステップS308で入力された数値に基づいてジ
グザグ走行の縦方向の長さL2が再計算される。ステッ
プS309でジグザグ走行の縦方向の長さL2が前回の
値から変更されたかが判定される。YESであれば、ス
テップS310で再び走行パターンを生成し、ステップ
S304からの処理を行なう。
【0084】また、ステップS305でNOまたはステ
ップS309でNOであれば、ステップS304からの
処理を繰返し実行する。
【0085】図18は、本実施の形態におけるロボット
1が走行する経路の具体例を示した平面図である。
【0086】図を参照して、ユーザが作業領域の縦長さ
Lxと横長さLyと、作業の終了位置(e地点)と、ワ
ックスの濃度をコントローラを介して入力する。ここで
は、ワックスの濃度を20%とする。なお、作業領域の
左右は壁で挟まれ、壁には窓が設けられている。作業開
始地点(a地点)においては、窓からの光が直接には床
面に当たっていない。
【0087】次に、ロボット1に備えられた環境センサ
37により外部の環境に関する数値が入力される。作業
を開始した当初は、外気温20℃、塗布する床面の温度
20℃、湿度80%、床面付近の風はなかったものとす
る。ロボット1は、図8に示されるテーブルを参照し
て、環境に対応したワックスの乾燥時間Tを算出し、乾
燥時間Tからジグザグ走行の縦方向の長さL2を算出す
る。算出の結果のL2の値は400cmであったものと
する。
【0088】そして、作業領域の縦方向の長さLx、横
方向の長さLy、算出されたジグザグ走行の縦方向の長
さL2より、ジグザグの横移動ピッチpと往復回数Nと
が算出される。
【0089】そしてロボット1は、算出された横移動ピ
ッチpなどを使用して実際にジグザグ走行を開始する。
【0090】作業はa地点よりb地点に向かって行なわ
れ、ロボット1がb地点に達すると、ロボット1は右方
向に90°回転を行ない、距離Lyだけ前進した後、左
回転を行なう。そして、短い距離前進を行ない、a′地
点に到達する。
【0091】この状態で、ロボット1は1ブロックの作
業を完了したことになるので、再び環境センサ74を用
いて外部の環境に対応した数値を測定する。ここで、環
境に変化がなかったのであれば、第2ブロックも第1ブ
ロックと同じように走行が行なわれ、同様の作業が行な
われる。
【0092】数ブロックの作業が終了した後に、窓から
入射した日差しなどにより、c地点において外気温や床
の温度や湿度などに変化が生じたものとする。すると、
次のブロックの開始地点(a″地点)において、環境セ
ンサ74により外部の環境が測定されたときに、ジグザ
グ走行の縦方向の長さL2が変更される。これにより、
以降のブロックにおいては変化した環境に対応した作業
が行なわれることになる。
【0093】たとえば、a″地点において外気温が25
℃、塗布する床面の温度が25℃、湿度が70%に変化
したことが測定されたのであれば、ジグザグ方向の縦方
向の長さL2はたとえば300cmに変化するように制
御が行なわれる。
【0094】なお、a″地点において作業領域の残りの
縦方向の長さが400cmであり、再計算されたジグザ
グ走行の縦方向の長さL2が300cmであるならば、
ジグザグ走行の縦方向の長さL2を300cmと100
cmとに分けて作業するよりも、200cmの2つの走
行に分けた方が効率がよいため、L2=200cmとし
て走行経路を作成するようにしてもよい。
【0095】このように、本実施の形態においては各ブ
ロックの作業が行なわれるごとに、環境センサ74を用
いて自動的に周囲の環境のセンシングが行なわれ、それ
に対応した最も適切な走行経路が作成されるため、作業
の品質をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるロボットの
斜視図である。
【図2】図1におけるコントローラ2の平面図である。
【図3】コントローラ2の表示部18に表示される画面
を示す図である。
【図4】ロボット1の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】コントローラ2の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図6】ロボット1が決定する移動経路の平面図であ
る。
【図7】ロボット1の走行処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】図7の時間Tを算出するためのテーブルを示す
図である。
【図9】図7の横移動ピッチpとレーン数Nの算出ルー
チン(S103)のフローチャートである。
【図10】ロボット1の作業幅と作業の重なり領域を説
明するための平面図である。
【図11】第2の実施の形態におけるロボット1の移動
経路の平面図である。
【図12】第1の環境におけるロボット1の移動経路を
示す平面図である。
【図13】図12のb地点でのロボット1の動作を説明
するための平面図である。
【図14】第2の環境におけるロボット1の移動経路を
示す平面図である。
【図15】第3の環境におけるロボット1の移動経路を
示す平面図である。
【図16】第3の実施の形態におけるロボット1の回路
構成を示すブロック図である。
【図17】第3の実施の形態におけるロボット1の制御
処理を示すフローチャートである。
【図18】第3の実施の形態におけるロボット1の走行
経路を示す平面図である。
【図19】ジグザグ走行の一例を説明するための平面図
である。
【図20】ジグザグ走行のピッチpと作業の重なり幅W
との関係を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ロボット 74 環境センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業領域内を移動する移動体の制御を行
    なう移動体の制御装置であって、 前記移動体が前記作業領域内の第1の領域の作業を行な
    った後、前記第1の領域と共通の領域を持つ第2の領域
    の作業を行なうように前記移動体を制御する制御手段
    と、 前記移動体の作業の結果に影響を与える要因に関する情
    報を入力する入力手段とを備え、 前記共通の領域において、前記移動体が最初に作業した
    時点から再度作業するまでの時間と、前記入力された情
    報とに基づいて、前記移動体の移動経路を決定すること
    を特徴とした、移動体の制御装置。
  2. 【請求項2】 作業領域内を移動する移動体の制御を行
    なう移動体の制御装置であって、 前記移動体が前記作業領域内の第1の領域の作業を行な
    った後、前記第1の領域と共通の領域を持つ第2の領域
    の作業を行なうように前記移動体を制御する制御手段
    と、 前記移動体の作業の結果に影響を与える要因に関する環
    境情報を検出するセンサを移動体もしくは制御装置に備
    え、 前記共通の領域において、前記移動体が最初に作業した
    時点から再度作業するまでの時間と、前記検出された環
    境情報とに基づいて、前記移動体の移動経路を決定する
    ことを特徴とした、移動体の制御装置。
JP9229627A 1997-08-22 1997-08-26 移動体の制御装置 Withdrawn JPH1165655A (ja)

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