JP2001260669A - ハイブリッド駆動装置 - Google Patents

ハイブリッド駆動装置

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JP2001260669A JP2000077790A JP2000077790A JP2001260669A JP 2001260669 A JP2001260669 A JP 2001260669A JP 2000077790 A JP2000077790 A JP 2000077790A JP 2000077790 A JP2000077790 A JP 2000077790A JP 2001260669 A JP2001260669 A JP 2001260669A
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正幸 竹中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン側トータルギヤ比の設定変更に必要
なカウンタシャフトの軸心位置移動をモータ位置による
規制なく可能とする。 【解決手段】 ハイブリッド駆動装置は、第1軸線上の
エンジン1、第2軸線上のモータ2、第3軸線上のカウ
ンタシャフト40を備える。カウンタシャフトを軸線方
向の位置関係でエンジンとモータの間に配し、それらと
径方向にオーバラップしない配置として、カウンタシャ
フトの軸心移動範囲を広げた。更に、カウンタシャフト
の支持部を構成するケーシング部材9の厚肉部91a,
92aを軸心移動方向に広くし、軸支持凹部R21、R
22を厚肉部の範囲内で適宜の位置に加工形成可能と
し、ケーシング部材素材を共通化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力源としてエン
ジンとモータを用いるハイブリッド駆動装置に関し、特
に、エンジンとモータの動力をカウンタシャフトを介し
て車輪に伝達するハイブリッド駆動装置におけるギヤ比
設定変更に係るカウンタシャフトの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】動力源として燃焼機関(本明細書におい
てエンジンという)と電動機(同じくモータという)を
用いるハイブリッド駆動装置は、2系統の動力を車輪に
伝達することから、種々のパワートレイン構成を採るこ
とができる。こうした中で、エンジンからの出力とモー
タからの出力を、それぞれ任意のギヤ比を設定してディ
ファレンシャル装置に伝達する点に優れた配置構成の駆
動装置として、特開平8−183347号公報に開示の
技術がある。この駆動装置では、第1の軸線上にエンジ
ン及び発電機、第2の軸線上にモータ、第3の軸線上に
カウンタシャフト、第4の軸線上にディファレンシャル
装置を配置し、エンジンと発電機をプラネタリギヤから
なる差動歯車装置を介してカウンタシャフトに連結し、
モータとディファレンシャル装置を直接カウンタシャフ
トに連結した構成が採られていることから、エンジンと
カウンタシャフトを連結する歯車列と、モータとカウン
タシャフトを連結する歯車列それぞれのギヤ比を、独立
させて任意に設定することができる。更に、この駆動装
置では、機構のコンパクト化の狙いから、カウンタシャ
フトのモータ側軸端部を、発電機とモータのそれぞれの
コイルエンド間に介挿する形で配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンに
関して、燃費重視の車両、あるいは加速重視の車両等、
車両により要求が異なることは珍しくないが、その場
合、前者はエンジンから車輪までのトータルギヤ比を高
めに、後者は低めに設定する必要がある。上記従来のハ
イブリツド駆動装置では、このような車両要求の違いに
より、エンジン側トータルギヤ比のみを変更しようとす
る場合、原理的には、カウンタシャフト側のドリブンギ
ヤ(第3ギヤ)の噛合径の変更(すなわちモータ側トー
タルギヤ比の変更)を伴わずに、エンジン側ドライブギ
ヤ(第1ギヤ)の噛合径の変更と、それに伴うカウンタ
シャフトの軸位置の移動だけで対応可能であるが、前記
のようにカウンタシャフトのモータ側端部がモータのコ
イルエンドと軸方向においてオーバーラップしているた
め、事実上は、カウンタシャフトの軸心位置の移動は、
モータのコイルエンドとカウンタシャフトの軸端支持部
との干渉の点から制約され、結果的にギヤ比の選択性が
制限される。したがって、事実上はドリブンギヤに同時
に噛合するモータ側ドライブギヤの径や、場合によって
はモータ軸位置までも変更せざるを得えないことにな
り、幅広い車両要求に対する設計の自由度が低かった。
【0004】そこで、本発明は、エンジン軸とモータ軸
の軸心間距離を変更することなく、カウンタシャフトの
軸心位置の移動のみでエンジン側及び必要に応じてモー
タ側のトータルギヤ比を任意に設定変更することができ
るハイブリッド駆動装置を提供することを主たる目的と
する。次に、本発明は、カウンタシャフトの軸心位置の
移動に際して、その支持部の部分的改変のみで、関連す
る他の機構や装置全体の支持部材の改変を伴うことなく
対応可能なハイブリッド駆動装置を提供することをより
具体的な目的とする。更に、本発明は、上記の目的を機
構のコンパクト化を図りながら達成とすることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、第1の軸線上に配置されたエンジンと、
第2の軸線上に配置されたモータと、第3の軸線上に配
置され、エンジンとモータの動力を車輪に伝達すべくエ
ンジン側ドライブギヤとモータ側ドライブギヤに共に噛
合する共通のドリブンギヤを有し、車輪に駆動連結され
たカウンタシャフトとを備えるハイブリッド駆動装置に
おいて、前記カウンタシャフトは、モータに対して径方
向に重ならない軸線方向位置関係に配置されたことを特
徴とする。
【0006】次に、本発明は、第1の軸線上に配置され
たエンジンと、第2の軸線上に配置されたモータと、第
3の軸線上に配置され、エンジンとモータの動力を車輪
に伝達すべくエンジン側ドライブギヤとモータ側ドライ
ブギヤに共に噛合する共通のドリブンギヤを有し、車輪
に駆動連結されたカウンタシャフトとを備えるハイブリ
ッド駆動装置において、前記カウンタシャフトは、軸線
方向の位置関係上で、モータ側に延びる軸端部が、モー
タの端部より手前で終端していることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、第1の軸線上に配置され
たエンジンと、第2の軸線上に配置されたモータと、第
3の軸線上に配置され、エンジンとモータの動力を車輪
に伝達すべくエンジン側ドライブギヤとモータ側ドライ
ブギヤに共に噛合する共通のドリブンギヤを有し、車輪
に駆動連結されたカウンタシャフトとを備えるハイブリ
ッド駆動装置において、前記カウンタシャフトは、軸線
方向の位置関係上で、エンジンとモータとの間に配置さ
れたことを特徴とする。
【0008】上記の構成において、前記カウンタシャフ
トの支持部に、カウンタシャフトの軸線位置の移動を許
容する軸心調整手段が設けられた構成とするのが有効で
ある。
【0009】より具体的には、上記の構成において、前
記支持部は、ケーシング部材の厚肉部に形成されてカウ
ンタシャフトの支持ベアリングを収容する凹部で構成さ
れ、厚肉部は凹部の形成位置の移動を可能とする肉厚を
有する構成とするのも有効である。
【0010】また、上記の構成において、前記カウンタ
シャフトを車輪に駆動連結するディファレンシヤル装置
を備え、カウンタシャフトの前記ドリブンギヤは、ディ
ファレンシヤル装置を駆動すべくカウンタシャフトに設
けられたドライブピニオンギヤよりもエンジン側に配置
された構成を採るのも有効である。
【0011】また、上記の構成において、パーキング機
構を備え、該パーキング機構のパーキングギヤがエンジ
ンと同軸線上に設けられた構成とするのも有効である。
【0012】また、上記の構成において、エンジンと同
軸線上かつモータと径方向に重なる軸線方向位置に更に
発電機を備え、前記カウンタシャフトは、軸線方向の位
置関係上で、エンジンと発電機の間に配置された構成と
することもできる。
【0013】また、上記の構成において、エンジンと同
軸線上に、更に発電機と、該発電機とエンジンとを駆動
連結するプラネタリギヤと、該プラネタリギヤの一要素
を係止するワンウェイクラッチを備え、それらは前記軸
線上の位置関係で、前記エンジン側ドライブギヤ、プラ
ネタリギヤ、ワンウェイクラッチ及び発電機の順に配置
された構成を採るのも有効である。
【0014】
【発明の作用及び効果】本発明の請求項1に記載の構成
では、車両要求の違いにより、ギヤ比設定の変更、すな
わちエンジン軸上のドライブギヤとカウンタシャフト上
のドリブンギヤの径比の変更に伴いカウンタシャフトの
軸心位置を移動する必要がある場合でも、カウンタシャ
フトがモータに対して径方向に重ならない軸線方向位置
関係にあるので、カウンタシャフトとモータの径方向位
置関係上での干渉に制約されることなく軸心位置移動を
行なうことができ、それによりモータの軸心位置を変更
することなく対応することができ、ギヤ比の選択性を幅
広くして、設計の自由度を高めることができる。
【0015】次に、請求項2に記載の構成では、同様に
車両要求の違いにより、ギヤ比設定の変更に伴いカウン
タシャフトの軸位置を移動する必要がある場合でも、カ
ウンタシャフトのモータ側に延びる軸端部が、軸線方向
の位置関係上で、モータの端部より手前で終端している
ことで、カウンタシャフトとモータとが径方向位置関係
において干渉することがないので、カウンタシャフトの
軸位置をモータの軸心位置を変更することなく自由に移
動することができ、それによりギヤ比の選択性を幅広く
して、設計の自由度を高めることができる。
【0016】また、請求項3に記載の構成では、同様に
車両要求の違いにより、ギヤ比設定の変更に伴いカウン
タシャフトの軸位置を移動する必要がある場合でも、カ
ウンタシャフトがエンジンとモータの間にあることで、
カウンタシャフトとモータ及びエンジンが径方向位置関
係において干渉することがないので、モータの軸心位置
を変更することなく、しかもエンジンとの干渉にも制約
されずにカウンタシャフトの軸位置を自由に設定するこ
とができ、それによりギヤ比の選択性を幅広くして、設
計の自由度を高めることができる。
【0017】また、請求項4に記載の構成では、車両要
求の違いによりカウンタシャフトの軸位置を移動する必
要がある場合でも、それに対応した支持部材用の別途の
構成素材を個々に用いることなく、軸心調整手段による
対応が可能であるため、支持部材用の素材を共通化する
ことで、コストを低減できる。
【0018】また、請求項5に記載の構成では、車両要
求の違いによりカウンタシャフトの軸位置を移動する必
要がある場合でも、軸心調整を可能とする厚肉部の範囲
内での凹部の加工位置の変更のみで対応できるため、支
持部材を構成するケーシング部材の素材を共通化して、
コストを低減できる。
【0019】また、請求項6に記載の構成では、従来の
構成に対して、カウンタシャフトの軸方向位置がエンジ
ン側にずれることになるが、そのずれ方向が車両に対す
る搭載位置関係上から自ずと位置が規制されることでエ
ンジンとディファレンシヤル装置の間に従来生じていた
デッドスペース方向となるため、カウンタシャフトをモ
ータと径方向にオーバラップさせない配置を採りなが
ら、装置のコンパクト性を確保することができる。
【0020】また、請求項7に記載の構成では、車両要
求の違いによりエンジン側トータルギヤ比を変更しよう
とする場合でも、パーキングギヤが軸位置の変更のない
エンジン軸上に配置されるので、パーキングギヤを始め
とするパーキング機構関連部品を変更する必要がなくな
る。
【0021】また、請求項8に記載の構成では、駆動装
置に発電機を具備させる場合において、カウンタシャフ
トと発電機との干渉も防ぐことができるので、ギヤ比の
選択性に更に幅を持たせ、設計の自由度を一層高めるこ
とができる。また、エンジン軸とモータ軸の軸心間距離
をカウンタシャフトに制約されることなく、実質上発電
機とモータの外形が接する位置まで極力接近させた配置
を採ることができるので、軸横断方向の装置外形のコン
パクト化も可能となる。
【0022】また、請求項9に記載の構成では、駆動装
置に発電機とエンジンとをつなぐプラネタリギヤを具備
させる場合において、エンジン側及びモータ側ドライブ
ギヤとドリブンギヤとのギヤ列をエンジンに最も近い側
に配置して、ギヤ列よりエンジン側に突出する部材をな
くすことでカウンタシャフトを全体にエンジン側に寄せ
ることができ、それにより外径を発電機より小さく構成
することができるプラネタリギヤとそれに付随するワン
ウェイクラッチを発電機側で発電機コイル内空間に収め
ることができるため、軸方向のコンパクト化も可能にな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。まず図1〜図3は、本発明をフロント
エンジン・フロントドライブ(FF)車用の横置式のハ
イブリッド駆動装置として具体化した第1実施形態を示
す。図1に軸方向断面を示すように、この装置は、クラ
ンクシャフト後端のみを図示するエンジン1と、モータ
2と、発電機3と、一部のみを図示するディファレンシ
ャル装置6とを主要な構成要素とし、駆動連結関係上で
それらの間に、差動歯車装置を構成するシングルピニオ
ン構成のプラネタリギヤ5と、カウンタギヤ機構4が介
挿された構成とされている。
【0024】この装置では、エンジン1と同軸線上に、
発電機3と、発電機3とエンジン1とを駆動連結するプ
ラネタリギヤ5と、プラネタリギヤ5の一要素を係止す
るワンウェイクラッチ5Aが配設されており、それらは
軸線上の位置関係で、エンジン側ドライブギヤ (後に詳
記する)41、プラネタリギヤ5、ワンウェイクラッチ
5A及び発電機3の順に配置されている。発電機3は、
上記のようにエンジン1と同軸線上で、かつモータ2と
径方向に重なる軸線方向位置に配置されており、カウン
タシャフト40は、軸線方向の位置関係上で、エンジン
1とモータ2及び発電機3の間に配置されている。
【0025】図2にエンジン側から見た図1のA−A断
面で軸の実際の位置関係を示すように、この駆動装置
は、エンジン1と発電機3の軸(本明細書において、エ
ンジン軸という)が第1の軸線I上に、モータ2の軸が
第2の軸線II上に、エンジン1とモータ2の動力を車
輪に伝達するカウンタギヤ機構4のカウンタシャフト4
0が第3の軸線III上に、エンジン1とモータ2と車
輪との間に介在させるディファレンシャル装置6の軸が
第4の軸線IV上に互いに並行にそれぞれ配置された4
軸構成とされている。
【0026】図1に戻って更に詳述すると、前記の各構
成要素を収容するケーシング部材9は、エンジン1の図
示しないクランクケースに連結されるハウジング9A
と、それに連結されたケース9Bと、ケース端面を覆う
リヤカバー9Cとで構成されている。ハウジング9A
は、ドライブプレート室R1とギヤ室R2を端壁91で
隔てて画定する構成とされ、ケース9Bは、ギヤ室R2
をモータ室R3と発電機室R4に対して端壁92で隔
て、モータ室R3と発電機室R4を周壁93で隔てて画
定する構成とされ、リヤカバー9Cは、モータ室R3と
発電機室R4の開放側端面を覆う構成とされている。
【0027】エンジン1のクランクシャフトにドライブ
プレートを介して前端を連結する出力軸10は、両軸端
部を端壁91と端壁92に支持してギヤ室R2内に配置
され、後端をプラネタリギヤ5のキャリア51に連結さ
せて発電機3とカウンタギヤ機構4とに駆動連結されて
いる。発電機3は、発電機室R4の周壁にステータ31
を回り止め嵌合させて配置され、そのロータ軸30は、
後端をリヤカバー9Cに支持し、前端寄りをプラネタリ
ギヤケース9Dを介して端壁92に支持した配置とさ
れ、ロータ軸30の前端は、プラネタリギヤ5のサンギ
ヤ52に連結させてエンジン1とカウンタギヤ機構4と
に駆動連結されている。そして、プラネタリギヤ5は、
プラネタリギヤケース9D内に配置され、プラネタリギ
ヤ5のリングギヤ53が、出力軸10の外周に回転自在
に支持させたエンジン側ドライブギヤ41に連結されて
いる。プラネタリギヤ5の一要素を係止するワンウェイ
クラッチ5Aは、ロータ軸30の外周に配置され、その
アウタレースをプラネタリギヤ5のキャリア51に連結
させ、インナレースをプラネタリギヤケース9Dを介し
てケース9Bに固定して配置されている。
【0028】この駆動装置には、図示しないパーキング
機構が配設されており、パーキング機構のパーキングギ
ヤ54がエンジン1と同軸線上に設けられている。この
形態では、パーキングギヤ54は、プラネタリギヤ5の
リングギヤ53の外周に一体形成されている。
【0029】モータ2は、モータ室R3の周壁にステー
タ21を回り止め嵌合させて配置され、そのロータ軸2
0は、後端をリヤカバー9Cに支持し、前端寄りを端壁
92に支持した配置とされ、前端にはギヤ室R2内に両
端を端壁91と端壁92に支持させて配置したモータ側
ドライブギヤ42が連結されている。
【0030】カウンタギヤ機構4は、前記両ドライブギ
ヤ41,42と、それらに共通に噛合するカウンタシャ
フト40上のドリブンギヤ43と、ディファレンシャル
装置6に駆動連結するための同じくカウンタシャフト4
0上のドライブピニオンギヤ44とで構成されている。
カウンタシャフト40は、両端を端壁91と端壁92に
支持して、ギヤ室R2内に配置されている。そして、本
発明の特徴に従い、カウンタシャフト40は、モータ2
に対して径方向に重ならない軸線方向位置関係に配置さ
れている。詳しくは、カウンタシャフト40は、モータ
2側に延びる軸端部が、モータ2の端部であるコイルエ
ンドより手前で終端している。この実施形態の駆動装置
では、エンジン1とモータ2も軸線方向の位置関係上で
互いに重ならない配置とされているため、カウンタシャ
フト40は、軸線方向の位置関係上で、エンジン1とモ
ータ2との間に位置する。
【0031】カウンタシャフト40を車輪に駆動連結す
るディファレンシヤル装置6も、そのデフケース60の
両端を端壁91と端壁92に支持してギヤ室R2内に配
置されている。そして、この形態では、カウンタシャフ
ト40のドリブンギヤ43は、デフケース60に固定さ
れたデフリングギヤ61に噛合するドライブピニオンギ
ヤ44よりもエンジン側に配置されている。
【0032】こうした構成からなるハイブリッド駆動装
置では、モータ2と図示しない車輪は、カウンタシャフ
ト40を介することによる歯車列のギヤ比分の減速関係
はあるものの、動力伝達上は直に連結された関係となる
のに対して、エンジン1と発電機3は、相互かつカウン
タシャフト40に対してプラネタリギヤ5を介して動力
伝達上は間接的に連結された関係となる。これにより、
ディファレンシャル装置6とカウンタシャフト40とを
介して車両の走行負荷を受けるリングギヤ53に対し
て、発電機3の発電負荷を調整することで、エンジン出
力を駆動力と発電エネルギ(バッテリ充電)とに利用す
る割合を適宜調整した走行が可能となる。また、発電機
3を電動機として駆動させることで、プラネタリギヤ5
のキャリア51にかかる反力が逆転するため、その際に
ワンウェイクラッチ5Aによりキャリア51をケーシン
グ部材9に係止することで、発電機3の出力をリングギ
ヤ53に伝達することができ、モータ2と発電機3の同
時出力による車両発進時の駆動力の強化(パラレルモー
ドの走行)が可能となる。
【0033】次に、本発明の主題とするエンジン側ギヤ
比の変更について説明する。図1に示すように、この駆
動装置では、エンジン側のギヤ比がエンジン側ドライブ
ギヤ41とカウンタシャフト40のドリブンギヤ43の
噛合径で設定されるのに対して、ドリブンギヤ43を共
通とするモータ側のギヤ比がモータ側ドライブギヤ42
とカウンタシャフト40のドリブンギヤ43の噛合径で
設定されるところから、一般的にいえば、エンジン側の
ギヤ比のみを変更する場合、エンジン側ドライブギヤ4
1の噛合径のみを変更すれば足りることになるが、この
形態の駆動装置では、カウンタシャフト40にデフリン
グギヤ61に噛合するドライブピニオンギヤ44も設け
られていることから、エンジン軸、モータ軸及びデフ軸
の軸心並びにデフリングギヤ61径を変えない前提の基
では、ドリブンギヤ43の噛合径も併せて変更し、それ
に伴って、モータ側ドライブギヤ42とドライブピニオ
ンギヤ44の噛合径もモータ側トータルギヤ比を維持す
るために変更される。なお、これら各ギヤ41,42,
43,44の噛合径の変更関係は、モータ側ギヤ比のみ
を変更する場合についても同様である。そしてこの変更
に伴い、カウンタシャフト40の軸心移動を行なうこと
となるが、それに備えて、ケーシング部材9におけるカ
ウンタシャフト40の支持部に、カウンタシャフト40
の軸線位置の移動を許容する軸心調整手段が設けられて
いる。この支持部は、ケーシング部材9の厚肉部に形成
されており、本形態において、ハウジング9Aの端壁9
1とケース9Bの端壁92にそれぞれ設けられている。
具体的には、支持部は、カウンタシャフト40の両端の
支持ベアリング40a,40bを収容する凹部R21,
R22で構成されている。軸心調整手段を構成する厚肉
部91a,92aは、穴あけ加工等による凹部R21,
R22の形成位置の移動を可能とする肉厚を有する。
【0034】図2にケース9Bをギヤ室R2側の端面方
向からみた形状を示すように、厚肉部92aは、凹部R
22の周りに所定の径方向肉厚を確保すべく長円形状と
され、最大で最もモータ軸(第2の軸線II)及びデフ
軸(第4の軸線IV)寄りの図に実線で示す位置から、
最もエンジン軸(第1の軸線I)寄りの図に破線で示す
位置まで凹部R22の穴あけ加工位置を変更可能とされ
ている。この長円の長軸方向は、ギヤ比の選定次第で一
概にはいえないが、例えば、図3に示すように、一定の
中心軌跡X,Yに沿う方向に設定される。図の軌跡X
は、エンジン側ギヤ比の変更に伴うカウンタシャフト軸
心の移動軌跡であり、軌跡Yは、モータ側ギヤ比の変更
に伴うカウンタシャフト軸心の移動軌跡である。なお、
図3において一点鎖線は中心軌跡X,Yの交点にカウン
タシャフト軸心を設定した場合の各ギヤ41〜44,6
1の噛合径を示し、破線はモータ及び発電機のステータ
21,31外径を示す。こうした厚肉部の構成は、図示
を省略するが、ハウジング9A側の端壁91に形成する
厚肉部91aについても同様である。
【0035】かくして、この駆動装置によれば、車両要
求の違いにより、ギヤ比設定の変更、すなわちエンジン
軸上のドライブギヤ41とカウンタシャフト40上のド
リブンギヤ43の径比の変更に伴いカウンタシャフト4
0の軸位置を移動する必要がある場合でも、カウンタシ
ャフト40がモータ2に対して径方向に重ならない軸線
方向位置関係にあり、エンジン1とモータ2の間にある
ことで、より具体的には、カウンタシャフト40のモー
タ側に延びる軸端部が、軸線方向の位置関係上で、モー
タ2の端部より手前で終端していることで、カウンタシ
ャフト40とモータ2とが径方向位置関係において干渉
することがないので、モータ2の軸心位置を変更するこ
となく対応することができ、それによりギヤ比の選択性
を幅広くして、設計の自由度を高めることができる。な
お、実際の必要性は稀と考えられるが、必要であれば、
エンジン軸線とモータ軸線の位置は固定のまま、両ドラ
イブギヤ41,42とドリブンギヤ43の3者の噛合径
を変更し、それに合せてカウンタシャフト40の軸心位
置を変更することで、モータ側のギヤ比についても自由
に設定変更することができる。
【0036】しかも、カウンタシャフト40の軸心位置
を移動するに際して、通常型成形されるハウジング9A
素材やケース9B素材を、それに合せて個々に製造する
必要がなく、厚肉部91a,92aの範囲内での凹部R
21,R22の機械加工位置の変更のみで対応できるた
め、ハウジング9A素材やケース9B素材を共通化する
ことができるので、コストを低減できる。
【0037】また、従来の構成に対して、カウンタシャ
フト40のドリブンギヤ43は、ディファレンシヤル装
置6を駆動すべくカウンタシャフト40に設けられたド
ライブピニオンギヤ44よりもエンジン側に配置されて
いるので、カウンタシャフト40の軸方向位置がエンジ
ン側にずれることになるが、そのずれ方向が車両に対す
る搭載位置関係上から自ずと位置が規制されることでエ
ンジン1とディファレンシヤル装置6の間に従来生じて
いたデッドスペース方向となるため、カウンタシャフト
40をモータ2と径方向にオーバラップさせない配置を
採りながら、装置のコンパクト性を確保することができ
る。
【0038】また、パーキングギヤ54が軸位置の変更
のないエンジン軸上に配置されているので、カウンタシ
ャフト40を軸心位置移動させても、パーキングギヤ5
4を始めとするパーキング機構関連部品を変更する必要
がなくなる。
【0039】また、本形態のように、駆動装置に発電機
3を具備させる場合において、カウンタシャフト40と
発電機3との干渉も防ぐことができるので、ギヤ比の選
択性に更に幅を持たせ、設計の自由度を一層高めること
ができる。また、エンジン軸とモータ軸の軸心間距離を
カウンタシャフト40に制約されることなく、実質上発
電機3とモータ2の外形が接する位置まで極力接近させ
た配置を採ることができるので、軸横断方向の装置外形
のコンパクト化も可能となる。
【0040】更に、エンジン1と同軸線上に、発電機3
と、プラネタリギヤ5と、ワンウェイクラッチ5Aを、
それらの軸線上の位置関係で、エンジン側ドライブギヤ
41、プラネタリギヤ5、ワンウェイクラッチ5A及び
発電機3の順に配置したので、エンジン側及びモータ側
ドライブギヤ41,42とドリブンギヤ43とのギヤ列
をエンジン1に最も近い側に配置して、ギヤ列よりエン
ジン側に突出する部材をなくすことでカウンタシャフト
40を全体にエンジン側に寄せることができ、それによ
り外径を発電機3より小さく構成することができるプラ
ネタリギヤ5とそれに付随するワンウェイクラッチ5A
を発電機3側で発電機コイル内空間に収めることができ
るため、軸方向のコンパクト化も可能になる。
【0041】次に、図4は前記第1実施形態に対してカ
ウンタギヤ機構4部分のみを一部変更した第2実施形態
をスケルトンで示す。この形態では、カウンタシャフト
40上のドリブンギヤ43がデフリングギヤ61にも噛
合し、デフドライブピニオンギヤをも兼ねる構成が採ら
れている。その余の構成については、実質上第1実施形
態と同様であるので、該当する要素に同様の参照符号を
付して説明に代える。なお、図示の配置では、ワンウェ
イクラッチの図示は省略してあり、また、車輪7に駆動
連結されたディファレンシャル装置6のデフリングギヤ
61が軸線上の位置関係でドリブンギヤ43よりエンジ
ン側に配置される形態とされているが、この配置を逆転
させて第1実施形態の場合と同様に、ドリブンギヤ43
をデフリングギヤ61よりエンジン側に配置することも
当然に可能である。
【0042】こうした形態を採った場合も前記第1実施
形態の場合と同様に、車両要求の違いにより、ギヤ比設
定の変更に伴いカウンタシャフト40の軸心位置を移動
する必要がある場合でも、カウンタシャフト40がモー
タ2に対して径方向に重ならない軸線方向位置関係にあ
り、より具体的には、カウンタシャフト40のモータ側
に延びる軸端部が、軸線方向の位置関係上で、モータ2
の端部より手前で終端していることで、カウンタシャフ
ト40とモータ2とが径方向位置関係において干渉する
ことがないので、モータ2の軸心位置を変更することな
く対応することができ、それによりギヤ比の選択性を幅
広くして、設計の自由度を高めることができる。
【0043】次に、図5は前記第1実施形態に対してエ
ンジン1と発電機3の連結関係を変更した第3実施形態
をスケルトンで示す。この形態では、第1実施形態にお
けるプラネタリギヤ5に代える構成として、エンジン1
の出力軸10と発電機3のロータ軸30とを直結とし、
発電機3のステータ31側をケーシング部材に対して回
転可能に支持し、エンジン側ドライブギヤ41に直接連
結させた構成とされている。その余の構成については、
実質上第1実施形態と同様であるので、該当する要素に
同様の参照符号を付して説明に代える。なお、この形態
の場合も、図示の配置では、カウンタシャフト上で、デ
フリングギヤ61に噛合するピニオンギヤ44が軸線上
の位置関係でドリブンギヤ43よりエンジン側に配置さ
れているが、この配置を逆転させて第1実施形態の場合
と同様に、ドリブンギヤ43をピニオンギヤ44よりエ
ンジン側に配置することも当然に可能である。
【0044】こうした形態を採った場合も第1実施形態
の場合同様の効果を達成することができる。なお、この
形態の場合は、モータ2と車輪7は、動力伝達上は直に
連結された関係となるのに対して、エンジン1と発電機
3は、相互かつカウンタシャフト40に対してステータ
31を介して動力伝達上は間接的に連結された関係とな
る。したがって、この形態の場合も、ディファレンシャ
ル装置6とカウンタシャフト40とを介して車両の走行
負荷を受けるステータ31に対して、発電機3の発電負
荷を調整することで、エンジン出力を駆動力と発電エネ
ルギ(バッテリ充電)とに利用する割合を適宜調整した
走行が可能となる。また、発電機3をアウタロータ形の
電動機として駆動させることで、エンジン側ドライブギ
ヤ41を駆動することができ、モータ2と発電機3の同
時出力による車両発進時の駆動力の強化(パラレルモー
ドの走行)が可能となる。
【0045】以上、本発明を専らFF車用の横置方式の
駆動装置として具体化した3つの実施形態に基づき詳説
したが、本発明はこれらの実施形態に限るものではな
く、リヤエンジン・リヤドライブ車用の駆動装置とする
ことも、またディファレンシャル装置を一体化しないフ
ロントエンジン・リヤドライブ車用の縦置方式の駆動装
置として具体化することも可能であり、特許請求の範囲
に記載の事項の範囲内で種々に具体的構成を変更して実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るハイブリッド駆動
装置の軸方向断面図である。
【図2】図1のA−A断面である。
【図3】ケーシング部材の厚肉部の中心軌跡を示す説明
図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るハイブリッド駆動
装置のスケルトン図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るハイブリッド駆動
装置のスケルトン図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータ 3 発電機 40 カウンタシャフト 40a,40b 支持ベアリング 41 エンジン側ドライブギヤ 42 モータ側ドライブギヤ 43 ドリブンギヤ 44 ドライブピニオンギヤ 5 プラネタリギヤ 5A ワンウェイクラッチ 54 パーキングギヤ 6 ディファレンシヤル装置 7 車輪 9 ケーシング部材 91a,92a 厚肉部 R21,R22 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D039 AA01 AA03 AA05 AB27 AC21 AC22 AD11 AD53 3J009 DA17 EA04 EA11 EA21 EA44 EC10 FA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸線上に配置されたエンジンと、 第2の軸線上に配置されたモータと、 第3の軸線上に配置され、エンジンとモータの動力を車
    輪に伝達すべくエンジン側ドライブギヤとモータ側ドラ
    イブギヤに共に噛合する共通のドリブンギヤを有し、車
    輪に駆動連結されたカウンタシャフトとを備えるハイブ
    リッド駆動装置において、 前記カウンタシャフトは、モータに対して径方向に重な
    らない軸線方向位置関係に配置されたことを特徴とする
    ハイブリッド駆動装置。
  2. 【請求項2】 第1の軸線上に配置されたエンジンと、 第2の軸線上に配置されたモータと、 第3の軸線上に配置され、エンジンとモータの動力を車
    輪に伝達すべくエンジン側ドライブギヤとモータ側ドラ
    イブギヤに共に噛合する共通のドリブンギヤを有し、車
    輪に駆動連結されたカウンタシャフトとを備えるハイブ
    リッド駆動装置において、 前記カウンタシャフトは、軸線方向の位置関係上で、モ
    ータ側に延びる軸端部が、モータの端部より手前で終端
    していることを特徴とするハイブリッド駆動装置。
  3. 【請求項3】 第1の軸線上に配置されたエンジンと、 第2の軸線上に配置されたモータと、 第3の軸線上に配置され、エンジンとモータの動力を車
    輪に伝達すべくエンジン側ドライブギヤとモータ側ドラ
    イブギヤに共に噛合する共通のドリブンギヤを有し、車
    輪に駆動連結されたカウンタシャフトとを備えるハイブ
    リッド駆動装置において、 前記カウンタシャフトは、軸線方向の位置関係上で、エ
    ンジンとモータとの間に配置されたことを特徴とするハ
    イブリッド駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記カウンタシャフトの支持部に、カウ
    ンタシャフトの軸線位置の移動を許容する軸心調整手段
    が設けられた、請求項1、2又は3記載のハイブリッド
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部は、ケーシング部材の厚肉部
    に形成されてカウンタシャフトの支持ベアリングを収容
    する凹部で構成され、厚肉部は凹部の形成位置の移動を
    可能とする肉厚を有する、請求項4記載のハイブリッド
    駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記カウンタシャフトを車輪に駆動連結
    するディファレンシヤル装置を備え、カウンタシャフト
    の前記ドリブンギヤは、ディファレンシヤル装置を駆動
    すべくカウンタシャフトに設けられたドライブピニオン
    ギヤよりもエンジン側に配置された、請求項1〜5のい
    ずれか1項記載のハイブリッド駆動装置。
  7. 【請求項7】 パーキング機構を備え、該パーキング機
    構のパーキングギヤがエンジンと同軸線上に設けられ
    た、請求項1〜6のいずれか1項記載のハイブリッド駆
    動装置。
  8. 【請求項8】 エンジンと同軸線上かつモータと径方向
    に重なる軸線方向位置に更に発電機を備え、前記カウン
    タシャフトは、軸線方向の位置関係上で、エンジンと発
    電機の間に配置された、請求項1〜7のいずれか1項記
    載のハイブリッド駆動装置。
  9. 【請求項9】 エンジンと同軸線上に、更に発電機と、
    該発電機とエンジンとを駆動連結するプラネタリギヤ
    と、該プラネタリギヤの一要素を係止するワンウェイク
    ラッチを備え、それらは前記軸線上の位置関係で、前記
    エンジン側ドライブギヤ、プラネタリギヤ、ワンウェイ
    クラッチ及び発電機の順に配置された、請求項6記載の
    ハイブリッド駆動装置。
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