JP2001259123A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001259123A
JP2001259123A JP2000077401A JP2000077401A JP2001259123A JP 2001259123 A JP2001259123 A JP 2001259123A JP 2000077401 A JP2000077401 A JP 2000077401A JP 2000077401 A JP2000077401 A JP 2000077401A JP 2001259123 A JP2001259123 A JP 2001259123A
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Toshihiro Yoneda
利宏 米田
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再遊技入賞が連続して発生するのを制限し、
遊技者に退屈さを感じさせないスロットマシンを提供す
る。 【解決手段】 乱数を用いて一定確率で入賞の抽選を行
う制御装置を有するスロットマシンであって、入賞の形
態として、メダルを払い出す払い出し入賞と、メダルを
払い出すことなく次遊技も前遊技と同一の条件で遊技を
行わしめる再遊技入賞とを有し、この再遊技入賞に関
し、連続して入賞することを制限するための、再遊技連
続入賞制限手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシ
ン、さらに詳しくは、再遊技連続入賞制限手段を有する
スロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のスロットマシンは、入賞の一形態
として再遊技、すなわちメダルを払い出す代わりに次遊
技も前遊技と同一の条件で新たなメダルを投入すること
なく遊技を行い得る権利を付与するものを有しているも
のが一般的となっている。そして現行のスロットマシン
においては、上記再遊技が入賞する確率はその他の種類
の入賞に比べ高めに設定されているのが通常であり、比
較的当選しやすい入賞形態となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの再遊技は、
遊技を行ってもメダルが減らない反面、他の入賞のよう
にメダルが増えることもないため、遊技者にしてみれば
単なる時間つぶしのように感じざるを得ない。従って、
再遊技が連続して入賞するようなことがあると、遊技の
期待感が薄れ、面白さに欠けることになるといった問題
点があった。
【0004】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来のスロットマシンの有する問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、次の点にある。 (請求項1)すなわち、再遊技入賞が連続して発生する
のを制限し、遊技者に退屈さを感じさせないスロットマ
シンを提供しようとするものである。 (請求項2乃至4)請求項2乃至4記載の発明は、上記
した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0005】すなわち、再遊技の連続を制限する手段と
して、再遊技入賞後の再遊技の入賞確率を低下させるこ
とを目的とする。 (請求項5乃至8)請求項5乃至8記載の発明は、上記
した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0006】すなわち、再遊技の連続を制限する手段と
して、再遊技入賞後の再遊技の入賞を禁止することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0008】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0009】すなわち、乱数を用いて一定確率で入賞の
抽選を行う制御装置20を有するスロットマシンであっ
て、取得した乱数と、乱数の範囲内で種々の入賞形態を
規定した入賞判定テーブル113とを比較することによっ
て入賞を決定し、複数の回転リール40が停止した状態
で、正面側に表示される複数の図柄61が、予め予定した
所定の方向の有効入賞ライン上に揃ったときに入賞が確
定するスロットマシンにおいて、入賞の形態として、メ
ダルを払い出す払い出し入賞と、メダルを払い出すこと
なく次遊技も前遊技と同一の条件で遊技を行わしめる再
遊技入賞とを有し、この再遊技入賞に関し、連続して入
賞することを制限するための、再遊技連続入賞制限手段
120を設けたことを特徴とする。
【0010】なお、ここで、「再遊技(Replay)」と
は、入賞抽選手段110の抽選により、「再遊技(Repla
y)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄
が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技におい
て、遊技メダルを新たに投入することなく、前遊技と同
一条件で、再度遊技を行うことができるものである。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0011】すなわち、上記再遊技連続入賞制限手段12
0は、前遊技が再遊技入賞だった場合の後に行う遊技に
ついて、再遊技入賞の確率を低くすることにより連続入
賞を制限するよう形成されていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、前記再遊技連続入賞制限手段
120が、前遊技が再遊技入賞であった場合の後の遊技に
ついて、再遊技入賞となるのは極めて低い確率になるよ
う制御するものである。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項2
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0012】すなわち、乱数を複数取得した上、一の乱
数による入賞判定テーブル113との較の結果が再遊技入
賞直後の再遊技入賞となる場合には、他の乱数を用いて
再度の比較を行うことを特徴とする。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項2
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0013】すなわち、前記入賞判定テーブル113とし
て、通常テーブルと、再遊技低確率テーブルとを設け、
前遊技が再遊技入賞だった場合の後に行う遊技について
は、再遊技低確率テーブルにて入賞の抽選を行うことを
特徴とする。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0014】すなわち、前記再遊技連続入賞制限手段12
0は、前遊技が再遊技入賞だった場合の後に行う遊技に
ついて、再遊技入賞を禁止することにより連続入賞を制
限するよう形成されていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、前記再遊技連続入賞制限手段
120が、前遊技が再遊技入賞であった場合の後の遊技に
ついて、再遊技入賞となることは全くないよう制御する
ものである。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項5
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0015】すなわち、乱数を複数取得した上、一の乱
数による入賞判定テーブル113との較の結果が再遊技入
賞直後の再遊技入賞となる場合には、他の乱数を用いて
再度の比較を行い、当該再度の比較によっても再遊技が
入賞した場合には入賞しなかったものとみなすよう形成
されていることを特徴とする。 (請求項7)請求項7記載の発明は、上記した請求項5
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0016】すなわち、前記入賞判定テーブル113とし
て、通常テーブルと、再遊技なしテーブルとを設け、前
遊技が再遊技入賞だった場合の後に行う遊技について
は、再遊技なしテーブルにて入賞の抽選を行うことを特
徴とする。 (請求項8)請求項8記載の発明は、上記した請求項5
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0017】すなわち、前記入賞判定テーブル113とし
て、再遊技テーブルと、再遊技なしテーブルとを設け、
前遊技が再遊技入賞でなかった場合の後に行う遊技につ
いては、再遊技テーブルにて入賞の抽選を行った上、当
該抽選による入賞が再遊技入賞でない場合には再遊技な
しテーブルにて入賞の抽選を行うこととし、前遊技が再
遊技入賞の場合の後に行う遊技については、直接再遊技
なしテーブルにて入賞の抽選を行うことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスロットマシ
ンについて、図1乃至図10に基づいて説明する。 (図面の説明)本発明には、5つの実施の形態がある
が、図1乃至図5は、それらの実施の形態のうち各実施
の形態に共通する部分を表したものである。すなわち、
図1はスロットマシンの入力、制御及び出力のブロック
図、図2はスロットマシンの外観正面図、図3乃至図5
はスロットマシンの動作の概略のフローをそれぞれ示す
ものである。
【0019】図6乃至図10は、本発明における再遊技連
続入賞制限手段120の概要を示す。すなわち、図6は第
一の実施の形態を、図7は第二の実施の形態を、図8は
第三の実施の形態を、図9は第四の実施の形態を、図10
は第五の実施の形態をそれぞれ示すものである。 (スロットマシン10)スロットマシン10は、図2に示す
ように、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央
部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表
示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓
12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ること
ができる図柄表示窓13が形成されている。
【0020】スロットマシン10の内部には、図示してい
ないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するため
の制御装置20(図1参照)が内蔵されている。 (制御装置20)上記制御装置20は、図示しないが、CP
Uを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備え
ている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上
のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、
ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップ
を構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶され
たプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)
の装置を構成する。
【0021】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するためのものである。この遊技制御装置21の詳細
については後述する。
【0022】演出制御装置22は、ランプやスピーカ等の
表示装置66を制御するためのものである。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0023】(1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。 (投入スイッチ15)投入スイッチ15は、図2に示すよう
に、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであっ
て、投入された遊技メダルを検知するためのものであ
る。 (ベットスイッチ16)ベットスイッチ16は、図2に示す
ように、回転リール40の下方に位置するスイッチであっ
て、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのも
のである。 (精算スイッチ17)精算スイッチ17は、図2に示すよう
に、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであっ
て、貯留した投入メダルを払い出すためのものである。 (スタートスイッチ30)スタートスイッチ30は、図2に
示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレバー
であって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16
の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には
前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット60の
駆動を開始させるためのものである。
【0024】(ストップスイッチ50)ストップスイッチ
50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのもの
である。具体的には、ストップスイッチ50は、図2に示
すように、各回転リール40に対応した三個のスイッチか
ら構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置され
ているものである。回転リール40に対応したストップス
イッチ50の操作により、当該対応した回転リール40が回
転を停止するように設定されているものである。 (出力段)前記制御装置20の出力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0025】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)表示装置66(ランプ及びスピーカ) なお、出力段としては、上記した(1)乃至(3)のパ
ーツに限定されるものではない。 (リールユニット60)リールユニット60は、特に図示し
ないが枠体に固定或いは支持された三個のモータと、各
々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール40と
から構成されている。そして、各回転リール40は、合成
樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼
付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。こ
のリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21
個)の図柄61が表示されている。 (ホッパーユニット65)ホッパーユニット65は、図示し
ないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い
出すためのものである。 (表示装置66)表示装置66は、スピーカや表示ランプ等
であって、遊技者に入賞等を報知させるためのものであ
る。具体的には、演出制御装置22の制御により、入賞時
にスピーカから入賞音を発生させ、表示ランプを点灯又
は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知させる
ためのものである。 (遊技制御装置21)次に、遊技制御装置21について詳述
する。
【0026】遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及
びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回
転及び停止を制御するためのものである。そして、この
遊技制御装置21は、次の(1)乃至(3)の手段として
機能する。 (1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)入賞抽選手段110 なお、遊技制御装置21としては、上記した(1)〜
(3)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含
んでいても良い。 (通常遊技制御手段70)通常遊技制御手段70は、通常遊
技を行わせるために通常遊技に関する制御を行うもので
ある。
【0027】すなわち、メダルの投入若しくはベットス
イッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Repla
y)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スター
トスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動さ
れ、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ス
トップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回
転リール40の回転が停止する。
【0028】そして、ストップスイッチ50を三個全て操
作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止す
る。このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、予め設
定された図柄61が停止すると、ホッパーユニット65を介
して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを
払い出す代わりに、クレジットしても良い。入賞には、
遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する
小役入賞と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊
技者に付与する特別入賞と、遊技メダルの払い出しは無
いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技
を行うことができる「再遊技(Replay)」とを備えてい
る。そして、その抽選結果がいずれかの入賞となった場
合、その入賞に対応した入賞フラグが成立する。そし
て、抽選結果が特別入賞である場合に、特別入賞フラグ
が成立し、この特別入賞フラグ成立中に、リールユニッ
ト60の回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め
定められた所定の特別入賞図柄61(例えば、有効入賞ラ
イン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件
に入賞が確定し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるよ
うに形成されている。そして、抽選により特別入賞フラ
グが成立したが、回転リール40の停止図柄61の組み合わ
せが特別入賞図柄61と一致していない場合、それ以後の
遊技に特別入賞フラグ成立の権利が持ち越されるように
設定されている。なお、小役の入賞フラグは、入賞フラ
グが成立した遊技で入賞を確定させられない場合、入賞
フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
【0029】また、いずれかの入賞フラグが成立中に、
対応する入賞図柄61を有効入賞ライン上に揃えることが
できるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場
合、ストップスイッチ50のタイミングによるものであ
る。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、1
90ms以内に回転リール40が停止するように設定され
ているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのま
ま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回
転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止
図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対
応する入賞図柄61が含まれているような場合には、停止
するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ラ
イン上にその入賞図柄61を引き込んで停止する。一方、
かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する入賞
図柄61が含まれていないような場合には、有効入賞ライ
ン上にその入賞図柄61を引き込んで停止することができ
ない。 (特別遊技制御手段80)特別遊技制御手段80は、抽選手
段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行
わせるためのものである。
【0030】上記特別遊技としては、大別すると、次の
ゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定入賞遊技(JACゲーム) なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で
無いときにも単独で行われる場合がある。また、上記特
定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に
行われるものである。また、特別遊技としては、上記し
た(1)乃至(3)の遊技に限定されるものではない。
【0031】通常遊技において、図示しないが、例えば
「7」等の図柄61が有効入賞ライン上に三個揃うと、ホ
ッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダルが払
い出される。このとき、BBゲームが開始される。具体
的には、特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大
別すると、次の手段を備える。
【0032】(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲー
ム制御手段90) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100) (特定導入遊技制御手段91)特定導入遊技制御手段91
は、BBゲームを制御するためのものである。具体的に
は、BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大3
枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リール
の回転を各々停止させた際に、有効入賞ライン上に入賞
図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが
行われるものである。
【0033】したがって、BBゲーム中では、通常遊技
と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。
ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための
特定入賞図柄が有効入賞ライン上に揃った場合には、そ
の後RBゲームに移行するものである。なお、通常、B
Bゲーム中はRBゲームへの移行が、例えば最大3回行
われることになっているために、1回目のRBゲームが
終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽
選及び制御が行われるものである。
【0034】そして、BBゲームでは、BBゲーム中の
RBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはB
Bゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大3
0回の終了により、BBゲームは終了するものである。 (特定遊技制御手段101)特定遊技制御手段101は、RB
ゲームを制御するためのものである。
【0035】具体的には、RBゲームに移行すると、メ
ダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が
表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞確定と
なる特定入賞遊技が行われるものである。そして、RB
ゲームでは、入賞するか否かの特定入賞遊技が最大12
回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞確定が
可能である。すなわち、最大8回の入賞が確定するか、
或いは最大12回の特定入賞遊技の終了により、RBゲ
ームは終了するものである。 (入賞抽選手段110)入賞抽選手段110は、予め定めた抽
選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定の抽選を行うも
のである。そして、入賞抽選手段110による抽選結果が
入賞である場合に入賞フラグが成立し、この入賞フラグ
成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め
定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞が確定
し、遊技者にメダルを払い出したり、特別遊技等の利益
を付与するように設定されている。
【0036】上記入賞抽選手段110は、図1に示すよう
に、大別すると、次の手段を備える。 (1)乱数発生手段111 (2)乱数抽出手段112 (3)入賞判定テーブル113 (4)判定手段114 (5)再遊技連続入賞制限手段120 なお、入賞抽選手段110としては、上記した(1)乃至
(5)に限定されるものではない。 (乱数発生手段111)乱数発生手段111は、入賞抽選用の
乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜65535)
で発生させるものである。 (乱数抽出手段112)乱数抽出手段112は、乱数発生手段
111が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタート
スイッチ30の操作)で抽出するものである。なお、この
抽出した乱数を抽出乱数データとする。 (入賞判定テーブル113)入賞判定テーブル113は、乱数
発生手段111がとる乱数の全領域中、各入賞項目の入賞
領域を有するものである。 (判定手段114)判定手段114は、乱数抽出手段112が抽
出した抽出乱数データと、入賞判定テーブル113の入賞
判定領域データとを比較し、当該抽出乱数データが属す
る入賞領域に対応する入賞を決定するものである。 (再遊技連続入賞制限手段120)再遊技連続入賞制限手
段120は、再遊技が連続して入賞するのを制限するため
の制御を行うものである。なお、この再遊技連続入賞制
限手段120の詳細については後述する。 (スロットマシン10の動作)次に、上記構成を備えたス
ロットマシンの動作の概略について、図3乃至図5に示
したフローを用いて説明する。
【0037】先ず、図3に示すステップ100におい
て、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタ
ートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ1
01に進む。ステップ101において、入賞抽選手段11
0により抽選処理が行われる。そして、次のステップ1
02に進む。
【0038】ステップ102において、回転リール40の
回転が開始する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、ストップスイッチ50が操作さ
れることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そ
して、次のステップ104に進む。ステップ104にお
いて、回転リール40の回転停止処理が行われる。そし
て、次のステップ105に進む。
【0039】ステップ105において、三個の回転リー
ル40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか
否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応
するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された
場合、次のステップ106に進む。ステップ106にお
いて、入賞フラグ成立中に当該入賞フラグに対応する入
賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、
入賞が確定したか否かが判定される。そして、入賞が確
定したと判定された場合、次のステップ107に進む。
【0040】ステップ107において、入賞図柄に相当
するメダルが払い出される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ105において、三個の回転リール40に対
応するストップスイッチ50の操作が行われていないと判
定された場合、ステップ103に戻る。前記ステップ1
06において、入賞が確定していないと判定された場
合、ステップ107を飛び越して、遊技が終了する。
【0041】上述したステップ101の抽選処理につい
て、図4のフローを用いて説明する。ステップ200に
おいて、入賞抽選手段110の乱数発生手段111により発生
された乱数の中から乱数抽出手段112により乱数が抽出
される。そして、次のステップ201に進む。
【0042】ステップ201において、抽出された乱数
が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次の
ステップ202に進む。ステップ202において、判定
手段114により、抽出された乱数と、入賞判定テーブル1
13の入賞判定領域データとの比較が行われる。そして、
次のステップ203に進む。
【0043】ステップ203において、判定手段114に
より、抽出された乱数が、入賞判定テーブル113のどの
入賞領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定
される。そして、次のステップ204に進む。ステップ
204において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の
引き込みとが設定される。そして、抽選処理が終了す
る。
【0044】上述したステップ104の回転リール40の
回転停止処理について、図5を用いて説明する。ステッ
プ300において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設
定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図
柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場
合、次のステップ301に進む。
【0045】ステップ301において、1個の図柄分だ
け、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄
分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に
進む。ステップ302において、上述した1個の図柄分
だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップ
スイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定さ
れる。そして、ストップスイッチ50を操作した後、1図
柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4
個目の場合には、次のステップ303に進む。
【0046】ステップ303において、回転リール40の
回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リ
ール40の回転停止までのスロットマシン10の動作が終了
する。前記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛
ばしの設定が達成されていると判定された場合、次のス
テップ304に進む。
【0047】ステップ304において、いずれかの図柄
に対して引き込みが設定されているか否かが判定され
る。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定さ
れていると判定された場合、次のステップ305に進
む。ステップ305において、引き込み設定が達成され
たか否かが判定される。そして、引き込み設定が達成さ
れたと判定された場合、次のステップ303に進む。
【0048】前記ステップ304において、いずれの図
柄に対しても引き込みが設定されていないと判定された
場合、ステップ303に進む。前記ステップ305にお
いて、引き込み設定が達成されていないと判定された場
合、ステップ301に進む。前記ステップ302におい
て、ストップスイッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転
リール40を回転させてずらした図柄の数が4個目でない
場合には、ステップ300に戻る。
【0049】なお、上述した実施の形態において、回転
リール40の停止処理に関してステップ301〜ステップ
305で説明しているが、この例は、いわゆる最小引き
込み停止制御の例であり、逆に最大引き込み停止制御と
しても良い。更には、例えば、ストップスイッチ50を押
すタイミングで予め定めたテーブルに従って回転リール
40の停止位置を決定する、いわゆるテーブル停止制御の
方法によるものでも良いものである。このテーブル停止
制御は、入賞フラグ成立の有無や、入賞フラグ成立中の
入賞図柄に基づいた複数のテーブルを有し、この複数の
テーブルから適宜、遊技状況に応じたテーブルが選択さ
れるものである。
【0050】なお、テーブル停止制御においても、入賞
フラグが成立しているときには、その入賞フラグに対応
する図柄が有効入賞ライン上に揃うように、予めテーブ
ルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる引き込み
設定の一種を備えているものである。また、入賞フラグ
が成立していないときには、他の入賞図柄が有効入賞ラ
イン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置
が決定されてあり、いわゆる蹴飛ばし設定の一種を備え
ているものである。 (再遊技連続入賞制限手段120による再遊技の連続入賞
制限)次に、再遊技連続入賞制限手段120の行う連続入
賞制限制御について、各実施の形態を図6乃至図10に基
づき説明する。 (第一の実施の形態)第一の実施の形態は、請求項3記
載の発明に対応するものであり、その概略は図6に示す
ものである。
【0051】本実施の形態は、入賞判定テーブル113と
の比較を複数回行うことにより、再遊技入賞後の再遊技
入賞の当選確率を低くおさえようとするものであり、具
体的には以下のような制御を行う。まず、スタートスイ
ッチ30がONとなることにより抽選処理が開始され、図
6におけるステップ400において、乱数発生手段111
の発生した乱数の中から、乱数抽出手段112が二つの乱
数a1、a2を取得する。そして、次のステップ401
に進む。
【0052】ステップ401において、上記二つの乱数
のうちa1を抽出乱数データaとして、当該抽出乱数デ
ータaと入賞判定テーブル113の入賞判定領域データと
を比較する。そして、次のステップ402に進む。ステ
ップ402において、抽出乱数データaが所定の入賞領
域に属するものであるか否かを判断する。そして、入賞
領域に属しないときは「ハズレ」と決定し、属するとき
は次のステップ403に進む。
【0053】ステップ403において、入賞が「再遊
技」であるかどうかを判断する。そして、「再遊技」で
ない場合には他の入賞(BB、RB等)として処理す
る。「再遊技」の場合には次のステップ404に進む。
ステップ404において、前遊技が再遊技入賞であった
かどうかを判断する。この判断は、制御装置20内に設け
られた記憶装置(図示せず)の遊技履歴を基に行われ
る。そして、前遊技が再遊入賞でなかった場合には、
「再遊技」の決定をする。前遊技も再遊技入賞であった
場合には、次のステップ405に進む。
【0054】ステップ405において、抽出乱数データ
aが乱数a1の値と等しいかどうかを判断する。すなわ
ち、aがa1でないということは、aはa2であるとい
うことになるので、その入賞判定テーブル113との比較
は二回目の比較ということになる。従って、aがa1
ない場合には「再遊技」と決定し、aがa1である場合
には次のステップ406に進む。
【0055】ステップ406において、抽出乱数データ
aをもう一つの乱数a2に置き換えて、当該抽出乱数デ
ータaと入賞判定テーブル113の入賞判定領域データと
を比較する。そして、ステップ402に戻る。このよう
に、再遊技入賞後の遊技において、最初の乱数を用いて
行った入賞判定テーブル113との比較で再び再遊技の判
定となった時には、入賞を決定する前に、もう一つ取得
してあった乱数を用いて再度比較を行うこととなる。そ
の再度の比較によっても再遊技の判定となったときには
「再遊技」の決定をするのであるが、ここで再遊技が連
続して入賞する確率は、比較を1回しか行わない場合に
比べてかなり低くなる。例えば再遊技の当選確率が7分
の1だとしたら、二回の比較で二回とも再遊技が当選す
る確率は49分の1となる。
【0056】なお、ここでは取得する乱数を2つにして
あるが、それ以上であってもかまわない。そうすると比
較のやり直しが繰り返されるので、再遊技入賞の確率は
ますます低下する。 (第二の実施の形態)第二の実施の形態は、請求項4記
載の発明に対応するものであり、その概略は図7に示す
ものである。図中長方形A、Bはそれぞれ入賞判定テー
ブル113を表しており、BB、RB、RPの文字はそれ
ぞれ、BBゲーム、RBゲーム、再遊技の入賞領域を示
すものである(以下、図9及び図10において同じ)。
【0057】本実施の形態は、入賞判定テーブル113を
複数設け、前遊技の入賞形態に応じてそれらを使い分け
ることにより、再遊技入賞後の再遊技入賞の当選確率を
低く押さえようとするものであり、具体的には以下のよ
うな制御を行う。本実施の形態では、入賞判定テーブル
113として、通常テーブルAと再遊技低確率テーブルB
とを設けてある。通常テーブルAにおいては、再遊技の
入賞領域は7分の1程度であるが、再遊技低確率テーブ
ルBにおいては多くとも30分の1程度におさえられてい
る。
【0058】まず、抽選処理が開始されたところで、前
遊技が再遊技入賞であったか否かを判断する。そして、
前遊技が再遊技入賞でなかった場合には、通常テーブル
Aにより入賞の判定を行う。一方前遊技が再遊技入賞で
あった場合には、再遊技低確率テーブルBにより入賞の
判定を行う。このように、再遊技入賞後の遊技では、常
に再遊技入賞の確率が低い入賞判定テーブルで抽選を行
うため、再遊技が連続して入賞する確率は、通常テーブ
ルのみで抽選を行う場合に比べ相当低下する。 (第三の実施の形態)第三の実施の形態は、請求項6記
載の発明に対応するものであり、その概略は図8に示す
ものである。
【0059】本実施の形態は、入賞判定テーブル113と
の比較を複数回行うことにより、再遊技入賞後の再遊技
入賞を禁止するものであり、具体的には以下のような制
御を行う。まず、スタートスイッチ30がONとなること
により抽選処理が開始され、図8におけるステップ50
0において、乱数発生手段111の発生した乱数の中か
ら、乱数抽出手段112が二つの乱数a1、a2を取得す
る。そして、次のステップ501に進む。
【0060】ステップ501において、上記二つの乱数
のうちa1を抽出乱数データaとして、当該抽出乱数デ
ータaと入賞判定テーブル113の入賞判定領域データと
を比較する。そして、次のステップ502に進む。ステ
ップ502において、抽出乱数データaが所定の入賞領
域に属するものであるか否かを判断する。そして、入賞
領域に属しないときは「ハズレ」と決定し、属するとき
は次のステップ503に進む。
【0061】ステップ503において、入賞が「再遊
技」であるかどうかを判断する。そして、「再遊技」で
ない場合には他の入賞(BB、RB等)として処理す
る。「再遊技」の場合には次のステップ504に進む。
ステップ504において、前遊技が再遊技入賞であった
かどうかを判断する。そして、前遊技が再遊入賞でなか
った場合には、「再遊技」の決定をする。前遊技も再遊
技入賞であった場合には、次のステップ505に進む。
【0062】ステップ505において、抽出乱数データ
aが乱数a1の値と等しいかどうかを判断する。すなわ
ち、aがa1でないということは、aはa2であるとい
うことになるので、その入賞判定テーブルとの比較は二
回目の比較ということになる。従って、aがa1でない
場合には「ハズレ」と決定し、aがa1である場合には
次のステップ506に進む。
【0063】ステップ506において、抽出乱数データ
aをもう一つの乱数a2に置き換えて、当該抽出乱数デ
ータaと入賞判定テーブル113の入賞判定領域データと
を比較する。そして、ステップ502に戻る。このよう
に、再遊技入賞後の遊技において、最初の乱数を用いて
行った入賞判定テーブル113との比較で再び再遊技の判
定となった時には、入賞を決定する前に、もう一つ取得
してあった乱数を用いて再度入賞の比較を行うこととな
る。その再度の比較によっても再遊技の判定となったと
きには「ハズレ」の決定をするので、再遊技が連続して
入賞することはあり得ない。 (第四の実施の形態)第四の実施の形態は、請求項7記
載の発明に対応するものであり、その概略は図9に示す
ものである。
【0064】本実施の形態は、入賞判定テーブル113を
複数設け、前遊技の入賞形態に応じてそれらを使い分け
ることにより、再遊技入賞後の再遊技入賞を禁止するも
のであり、具体的には以下のような制御を行う。本実施
の形態では、入賞判定テーブル113として、通常テーブ
ルAと再遊技なしテーブルBとを設けてある。通常テー
ブルAにおいては、再遊技の入賞領域は7分の1程度で
あるが、再遊技低確率テーブルBにおいては再遊技の入
賞領域はゼロである。
【0065】まず、抽選処理が開始されたところで、前
遊技が再遊技入賞であったか否かを判断する。そして、
前遊技が再遊技入賞でなかった場合には、通常テーブル
Aにより入賞の判定を行う。一方前遊技が再遊技入賞で
あった場合には、再遊技なしテーブルBにより入賞の判
定を行う。従って、再遊技入賞後の遊技は必ず再遊技以
外の入賞もしくはハズレとなり、再遊技が連続して入賞
することはあり得ない。 (第五の実施の形態)第五の実施の形態は、請求項8記
載の発明に対応するものであり、その概略は図10に示す
ものである。
【0066】本実施の形態は、入賞判定テーブル113を
複数設け、前遊技の入賞形態に応じてそれらを使い分け
ると共に段階的に抽選を行い、再遊技入賞後の再遊技入
賞を禁止するものであり、具体的には以下のような制御
を行う。本実施の形態では、入賞判定テーブル113とし
て、再遊技なしテーブルAと再遊技テーブルBとを設け
てある。再遊技なしテーブルAにおいては、再遊技の入
賞領域はゼロである一方、再遊技テーブルBにおいては
再遊技の入賞領域が7分の1程度あり、残りの領域はハ
ズレになっている。
【0067】まず、抽選処理が開始されたところで、前
遊技が再遊技入賞であったか否かを判断する。そして、
前遊技が再遊技入賞でなかった場合には、再遊技テーブ
ルBにより再遊技かハズレかの判断を行う。そこで再遊
技と判定されれば「再遊技」の決定をし、ハズレと判定
されたときは、続いて再遊技なしテーブルBにより入賞
の判定を行う。
【0068】一方前遊技が再遊技入賞であった場合に
は、直接再遊技なしテーブルAにより入賞の判定を行
う。従って、再遊技入賞後の遊技は必ず再遊技以外の入
賞もしくはハズレとなり、再遊技が連続して入賞するこ
とはあり得ない。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0070】すなわち、再遊技入賞が連続して発生する
のを制限でき、遊技者が期待感を失って退屈さを感じる
ことのないスロットマシンを提供することができる。 (請求項2乃至4)請求項2乃至4記載の発明によれ
ば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。
【0071】すなわち、再遊技入賞後の再遊技の入賞確
率を低下させることにより、再遊技の連続を極めて低い
頻度におさえることができる。 (請求項5乃至8)請求項5乃至8記載の発明によれ
ば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。
【0072】すなわち、再遊技入賞後の再遊技の入賞を
禁止することで、再遊技の連続が全く起こらないように
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の入力、制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
を示す外観正面図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の動作の概略を示すフローである。
【図4】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図5】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の動作のうち、回転リールの回転停止処理の概略を示す
フローである。
【図6】本発明の第一の実施の形態による、再遊技の連
続入賞制限制御の概略を示すフローである。
【図7】本発明の第二の実施の形態による、再遊技の連
続入賞制限制御の概略を示すフローである。
【図8】本発明の第三の実施の形態による、再遊技の連
続入賞制限制御の概略を示すフローである。
【図9】本発明の第四の実施の形態による、再遊技の連
続入賞制限制御の概略を示すフローである。
【図10】本発明の第五の実施の形態による、再遊技の
連続入賞制限制御の概略を示すフローである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 筺体 12 表示窓 13 図柄表示窓 15 投入スイッチ 16 ベットスイ
ッチ 17 精算スイッチ 20 制御装置 21 遊技制御装置 22 演出制御装
置 30 スタートスイッチ 40 回転リール 42 リールテープ 50 ストップス
イッチ 60 リールユニット 65 ホッパーユ
ニット 66 表示装置 70 通常遊技制
御手段 80 特別遊技制御手段 91 特定導入遊
技制御手段 101 特定遊技制御手段 110 入賞抽選手
段 111 乱数発生手段 112 乱数抽出手
段 113 入賞判定テーブル 114 判定手段 120 再遊技連続入賞制限手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乱数を用いて一定確率で入賞の抽選を行
    う制御装置を有するスロットマシンであって、 取得した乱数と、乱数の範囲内で種々の入賞形態を規定
    した入賞判定テーブルとを比較することによって入賞を
    決定し、複数の回転リールが停止した状態で正面側に表
    示される複数の図柄が予め予定した所定の方向の有効入
    賞ライン上に揃ったときに入賞が確定するスロットマシ
    ンにおいて、 入賞の形態として、メダルを払い出す払い出し入賞と、
    メダルを払い出すことなく次遊技も前遊技と同一の条件
    で遊技を行わしめる再遊技入賞とを有し、この再遊技入
    賞に関し、連続して入賞することを制限するための、再
    遊技連続入賞制限手段を設けたことを特徴とするスロッ
    トマシン。
  2. 【請求項2】 上記再遊技連続入賞制限手段は、前遊技
    が再遊技入賞だった場合の後に行う遊技について、再遊
    技入賞の確率を低くすることにより連続入賞を制限する
    よう形成されていることを特徴とする請求項1記載のス
    ロットマシン。
  3. 【請求項3】 乱数を複数取得した上、一の乱数による
    入賞判定テーブルとの比較の結果が再遊技入賞直後の再
    遊技入賞となる場合には、他の乱数を用いて再度の比較
    を行うことを特徴とする請求項2記載のスロットマシ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記入賞判定テーブルとして、再遊技入
    賞を通常の割合で含む入賞判定テーブル(以下、通常テ
    ーブルという)と、再遊技入賞をきわめて低い割合で含
    む入賞判定テーブル(以下、再遊技低確率テーブルとい
    う)とを設け、前遊技が再遊技入賞だった場合の後に行
    う遊技については、再遊技低確率テーブルにて入賞の抽
    選を行うことを特徴とする請求項2記載のスロットマシ
    ン。
  5. 【請求項5】 前記再遊技連続入賞制限手段は、前遊技
    が再遊技入賞だった場合の後に行う遊技について、再遊
    技入賞を禁止することにより連続入賞を制限するよう形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のスロット
    マシン。
  6. 【請求項6】 乱数を複数取得した上、一の乱数による
    入賞判定テーブルとの比較の結果が再遊技入賞直後の再
    遊技入賞となる場合には、他の乱数を用いて再度の比較
    を行い、当該再度の比較によっても再遊技が入賞した場
    合には入賞しなかったものとみなすよう形成されている
    ことを特徴とする請求項5記載のスロットマシン。
  7. 【請求項7】 前記入賞判定テーブルとして、通常テー
    ブルと、再遊技入賞を含まない入賞判定テーブル(以
    下、再遊技なしテーブルという)とを設け、 前遊技が再遊技入賞だった場合の後に行う遊技について
    は、再遊技なしテーブルにて入賞の抽選を行うことを特
    徴とする請求項5記載のスロットマシン。
  8. 【請求項8】 前記入賞判定テーブルとして、再遊技か
    否かの入賞判定テーブル(以下、再遊技テーブルとい
    う)と、再遊技なしテーブルとを設け、 前遊技が再遊技入賞でなかった場合の後に行う遊技につ
    いては、再遊技テーブルにて入賞の抽選を行った上、当
    該抽選による入賞が再遊技入賞でない場合には再遊技な
    しテーブルにて入賞の抽選を行うこととし、 前遊技が再遊技入賞の場合の後に行う遊技については、
    直接再遊技なしテーブルにて入賞の抽選を行うことを特
    徴とする請求項5記載のスロットマシン。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212276A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Olympia:Kk 遊技機、プログラム及び記憶媒体
JP2008168010A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン
JP2008188041A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Aruze Corp 遊技機
JP2008188042A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Aruze Corp 遊技機
JP2009000451A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2009022646A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン

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