JP2001257510A - 同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチックシール構造 - Google Patents

同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチックシール構造

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JP2001257510A
JP2001257510A JP2000070136A JP2000070136A JP2001257510A JP 2001257510 A JP2001257510 A JP 2001257510A JP 2000070136 A JP2000070136 A JP 2000070136A JP 2000070136 A JP2000070136 A JP 2000070136A JP 2001257510 A JP2001257510 A JP 2001257510A
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Japan
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hermetic seal
coaxial connector
seal structure
stepped
stripline
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Kaoru Yanagida
薫 柳田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造が堅固でRF整合を維持し、接続作業が
容易で良好な接続状態の製品を多数安定して製作できる
同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチックシール
構造を提供する。 【解決手段】 同軸コネクタ・ストリップライン・ハー
メチックシール構造は、同軸コネクタ15の中心導体1
1の中心コンタクトをハーメチック材料17と共に収納
する内周面を持つハーメチックシールハウジング19
と、中心導体11の中心コンタクトの先端を搭載するマ
イクロストリップライン21とを有する。マイクロスト
リップライン21は、中心導体11の中心コンタクトの
先端部を搭載し接続する導電パターン23、導電パター
ン23を一面に形成する誘電体基板25、および誘電体
基板25の反対面に形成され筒状外部導体13に接続さ
れるグランドプレーンから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸コネクタ・ス
トリップライン・ハーメチック構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸コネクタ・ストリップライン
・ハーメチック構造は、同軸コネクタの中心導体をハー
メチック材料と共に収納するハーメチックシールハウジ
ングを介してマイクロストリップラインを接続するもの
である。例えば、実開平4−31271がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、同軸コネクタの中心導体をストリップラインに搭
載するためのシール接続部品を要する。このようなシー
ル接続部品を介在させることによりシール構造が堅固で
なくなる結果、RF整合が乱れ易いという欠点がある。
【0004】また、接続作業が一般にやりづらい結果、
良好なシール接続状態の製品を多数安定して製作するこ
とが困難である。
【0005】そこで、本発明の技術的課題は、シール構
造が堅固でRF整合を維持し、接続作業が容易で良好な
シール接続状態の製品を多数安定して製作できる同軸コ
ネクタ・ストリップライン・ハーメチック構造を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、課題を解決す
るために、次の手段を採用する。
【0007】(1) 同軸コネクタの中心コンタクトを
ハーメチック材料と共に収納する内周面を持つハーメチ
ックシールハウジングと、前記中心コンタクトの先端を
搭載するマイクロストリップラインとを有し、前記マイ
クロストリップラインは、前記中心コンタクトの先端を
搭載し接続する導電パターンと、誘電体を介在して前記
同軸コネクタの筒状外部導体に接続されるグランドプレ
ーンとを持つ同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメ
チックシール構造であって、前記ハーメチックシールハ
ウジングは、前記内周面の主直径を持つ主筒部と、該主
直径より小さい小直径を持つ縮小内周面を持つ段差筒端
部とを備えると共に、前記内周面の主直径は前記筒状外
部導体の内直径より小さい段差内周面を有する段差ハー
メチックシール構造を備え、前記中心コンタクトは、前
記長手方向に直交する断面が板状を呈する板状接触部を
形成し、該板状接触部を前記段差ハーメチックシールハ
ウジングの段差筒端部に配し、ミスマッチングによる反
射信号が発生しないように、前記主筒部および前記段差
筒端部のそれぞれの位置におけるインピーダンス設定を
する結果、前記マイクロストリップラインは、特性イン
ピーダンスの整合を維持することを特徴とする同軸コネ
クタ・ストリップライン・ハーメチックシール構造。
【0008】(2) (1)に記載の同軸コネクタ・ス
トリップライン・ハーメチックシール構造において、前
記板状接触部は、前記導電パターンに搭載する先端幅寸
法を持つ先端部と、該先端部から延設し該先端幅寸法よ
り大きい中間拡大幅寸法を持つ中間封止部とを備え、該
中間封止部は、前記主筒部内に配されることを特徴とす
る同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチックシー
ル構造。
【0009】(3) (1)に記載の同軸コネクタ・ス
トリップライン・ハーメチックシール構造において、前
記同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチックシー
ル構造は、前記同軸コネクタを入力端とし、前記マイク
ロストリップラインの前記特性インピーダンスを終端に
備えると共に、前記入力端と該終端との間の段差ハーメ
チックシール構造は、前記マイクロストリップラインと
前記段差筒端部と前記主筒部との各境界における3つの
フリンジングキャパシタンスのコンデンサをそれぞれ並
列に配し、これら3つのフリンジングキャパシタンスの
コンデンサの間にインダクタンスを直列に配した等価回
路で表されることを特徴とする同軸コネクタ・ストリッ
プライン・ハーメチックシール構造。
【0010】
【作用】段差ハーメチックシール構造の内周面は、段差
内周面として作用する。そのため、ハーメチックシール
ハウジングが、同軸コネクタの外部導体内直径より小さ
い内周面の主直径を持つ主筒部と、主直径より小さい小
直径を持つ縮小内周面を持つ段差筒端部との位置におい
てそれぞれインピーダンス設定を行える。
【0011】また、同軸コネクタの中心導体の一端に嵌
合される中心コンタクトは、板状接触部が、段差筒端部
内で最適なインピーダンス設定をするように配される。
その結果、ミスマッチングによる反射信号が発生しなく
なるように作用する。従って、終端のマイクロストリッ
プラインでは、特性インピーダンスの整合が維持され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による同軸コ
ネクタ・ストリップライン・ハーメチックシール構造に
ついて図面を参照して説明する。
【0013】図1〜図4を参照して、本発明の実施の形
態による同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチッ
クシール構造は、FeNi材等から成り円柱(φd1)
状で、一端が嵌合穴底を持つ中心導体(内部導体;雌側
中心コンタクト)11、中心導体11の周りに空洞12
を介して外側に配され外部導体内直径D2を持つ筒状外
部導体13を持つ同軸コネクタ15と、中心導体11の
一端の穴に適当に嵌め込まれ嵌合(mating)する
中心コンタクト(すり割り構造の雄側コンタクト)11
−1をハーメチック材料17と共に収納する段差内周面
を持つハーメチックシールハウジング19と、中心導体
11の接続端として作用する中心コンタクト11−1の
先端部を搭載するマイクロストリップライン21とを有
する。
【0014】尚、ハーメチック材料17は、ガラスやセ
ラミック等で比誘電率εr(例えば3.8)を持つ。
【0015】一方、マイクロストリップライン21は、
中心導体11の中心コンタクト11−1の先端を搭載し
接続する導電パターン(ストリップパターン)23、導
電パターン23を一面に形成する誘電体基板25、およ
び誘電体基板25の反対面に形成され筒状外部導体13
に接続されるグランドプレーン27から成る。
【0016】導電パターン23は、中心導体11の中心
コンタクト11−1の先端部との接続部分を備える。導
電パターン23の接続部分の幅は、中心コンタクト11
−1の幅w2と同一に設定する。
【0017】ところで、ハーメチックシールハウジング
(全体)は、外部の箱状の本体部19Aおよび上蓋19
Bと、内部の筒状のシール部19とから成る。本体部1
9Aに上蓋19Bを挿入し溶接止めしてハーメチック構
造とする。
【0018】本発明は、ハーメチックシールハウジング
(シール部)19が、段差内周面を持つ段差ハーメチッ
クシール構造を備えることを特徴としている。
【0019】段差ハーメチックシール構造の段差内周面
は、外部導体内直径D2より小さい内周面の主直径D1
を持つ主筒部19−1と、主直径D1より小さい小直径
D3を持つ縮小内周面を持つ段差筒端部19−2とで構
成される。中心導体11は、外径がφd1で、その中心
コンタクト11−1は、長手方向に直交する断面が板
(幅w2、厚みtで、w2>>t)状を呈する板状接触
部で、段差筒端部19−2内に配される。
【0020】本発明の同軸コネクタ・ストリップライン
・ハーメチックシール構造の製造を行うには、ハーメチ
ックシールハウジング(シール部)19は、液体ガラス
のハーメチック材料17の溶融温度環境において独立し
た部品製造工程で、表面張力により多少境界面に斜に立
ち上がるミニスカス17Aとともに製作される。
【0021】ハーメチックシールハウジング(本体部)
19Aの中にシール部19を左側から挿入し、シール部
19の外周に半田19Cを一様に回り込むように流し込
んで気密固定する。
【0022】次に、ハーメチックシールハウジング(本
体部)19Aの右側からマイクロストリップライン21
を挿入し、ハーメチックシールハウジングの本体部19
Aに捩子(図示せず)止めする。これにより、ハーメチ
ックシールハウジング(本体部)19Aにマイクロスト
リップライン21のグランドプレーン27が接続され
る。その後、導電パターン(ストリップパターン)23
に中心導体11の中心コンタクト(板状接触部)11−
1の先端を半田付け接続する。
【0023】最後に、同軸コネクタ15をハーメチック
シールハウジング(本体部)19Aへ左側から捩じ込
む。これにより、同軸コネクタ15の筒状外部導体13
とハーメチックシールハウジング(本体部)19Aとが
接続される。そして、ハーメチックシールハウジング
(本体部)19Aに上蓋19Bを被せて、溶接19Dを
施す。
【0024】角川正、荒川輝明「円、楕円、矩形遮断筒
単心及び二心ケーブルの特性解析」電気通信大学学報第
7号により、図9〜図12からおのおのの特性インピー
ダンスZ0、Z1、Z2を設定してシミュレーションす
る。
【0025】本発明の同軸コネクタ・ストリップライン
・ハーメチックシール構造では、ハーメチックシールハ
ウジング(本体部)19Aの左端の同軸コネクタ15を
入力端1−1´とし、右端のマイクロストリップライン
21(特性インピーダンスZ0)を終端にしている。入
力端1−1´と終端との間のシール部19は、Z1およ
びZ2のそれぞれのインピーダンス設定領域を備える。
【0026】マイクロストリップライン21と段差筒端
部19−2と主筒部19−1との各境界における3つの
フリンジングキャパシタンスCFのコンデンサをそれぞ
れ並列に配し、これら3つのフリンジングキャパシタン
スCf1、Cf2、Cf3のコンデンサの間に分布定数
線路(長さL1及びL2)を直列に配して表される。
【0027】尚、Cf1=Cf2=0.015pF、C
f3=0.05pF L1=1.0mm、L2=0.75mmとして試算す
る。
【0028】図12のマトリックス等式を用いて図11
の等価回路を解析する結果、VSWR(Voltage
Standing Wave Ratio;電圧定在
波比)を計算する。それにより、図12〜図15に示
す、周波数−VSWR特性を求めることができる。
【0029】詳しく述べると、マイクロストリップライ
ン21の特性インピーダンスをZ0=50Ωとし、Z1
およびZ2を50Ω近傍に設定して、シミュレーション
すると、図13〜図16の評価データに係る周波数−V
SWR特性図(電圧定在波比)が得られる。図13〜図
15の評価データでは、設定が不適切である。
【0030】しかしながら、図16の評価データに係る
周波数−VSWR特性図(電圧定在波比)に示すよう
に、Z1=46Ω、Z2=50Ωに設定するとき、最適
であることが判明した。
【0031】次に、本発明の実施の形態による同軸コネ
クタ・ストリップライン・ハーメチックシール構造の変
形例について図5〜図8を参照して説明する。
【0032】同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメ
チックシール構造の変形例における中心導体11Aの中
心コンタクト11−1は、導電パターン23に搭載する
先端幅寸法w2を持つ先端部11−1aと、先端部11
−1aから延設し先端幅寸法w2より大きい中間拡大幅
寸法w1を持つ中間封止部11−1bとを備える。この
場合、パラメータ数が大きくなり、設計自由度が広くな
るという効果がある。
【0033】
【発明の効果】本発明では、外部導体内直径より小さい
内周面の主直径を持つ主筒部と、主直径より小さい小直
径を持つ縮小内周面を持つ段差筒端部とを有するハーメ
チックシールハウジングを備える。同軸コネクタの中心
導体の中心コンタクトすなわち板状接触部は、ハーメチ
ックシールハウジングの段差筒端部内に配され、主筒部
および段差筒端部の位置でそれぞれインピーダンス設定
される結果、マイクロストリップラインでは、特性イン
ピーダンスの整合が維持されるという効果を奏する。
【0034】これにより、シール構造が堅固でRF整合
を維持し、接続作業が容易で良好な接続状態の製品を多
数安定して製作できる同軸コネクタ・ストリップライン
・ハーメチックシール構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による同軸コネクタ・スト
リップライン・ハーメチックシール構造の要部すなわち
中心導体11の斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態による同軸コネクタ・スト
リップライン・ハーメチックシール構造においてその上
蓋19Bを除去し、ハーメチックシールハウジング19
の一部断面を持つ上面図である。
【図4】本発明の実施の形態による同軸コネクタ・スト
リップライン・ハーメチックシール構造の断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態による同軸コネクタ・スト
リップライン・ハーメチックシール構造の変形例の要部
すなわち中心導体11Aの斜視図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の変形例からその上蓋19Bを除去し、ハ
ーメチックシールハウジング19の一部断面を持つ上面
図である。
【図8】図7の断面図である。
【図9】本発明の実施の形態による同軸コネクタ・スト
リップライン・ハーメチックシール構造の特性インピー
ダンスを求める計算式を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態による同軸コネクタ・ス
トリップライン・ハーメチックシール構造の寸法値の表
で、w2寸法とD3寸法との組み合わせた図である。
【図11】本発明の実施の形態による同軸コネクタ・ス
トリップライン・ハーメチックシール構造の等価回路図
である。
【図12】図9の等価回路を解析するためのマトリック
スである。
【図13】図10に基づいた評価データに係る周波数−
VSWR(電圧定在波比)特性図で、Z0=50Ω、Z
1=50Ω、Z2=50Ωに設定するとき、周波数が大
きくなるとVSWRが大きくなり反射量が大きくなって
設定が不適切であることを示す。
【図14】図10に基づいた評価データに係る周波数−
VSWR(電圧定在波比)特性図で、Z0=50Ω、Z
1=49Ω、Z2=51Ωに設定するとき、周波数が大
きくなるとVSWRが大きくなり反射量が大きくなって
設定が不適切であることを示す。
【図15】図10に基づいた評価データに係る周波数−
VSWR(電圧定在波比)特性図で、Z0=50Ω、Z
1=51Ω、Z2=50Ωに設定するとき、周波数が大
きくなるとVSWRが大きくなり反射量が大きくなって
設定が不適切であることを示す。
【図16】図10に基づいた評価データに係る周波数−
VSWR特性図(電圧定在波比)で、Z0=50Ω、Z
1=46Ω、Z2=50Ωに設定するとき、周波数が大
きくなるとVSWRが飽和状態になる結果、広い周波数
範囲においてVSWRが一様に小さく反射量が小さくて
設定が適切であるを示す。
【符号の説明】
φd1 中心導体11の外径 w2 中心導体11の中心コンタクト11−1にお
ける先端幅寸法 D1 主直径(<D2) D2 外部導体内直径(>D1) D3 小直径(<D1) Z0 ストリップライン21(終端)部分の特性イ
ンピーダンス Z1 段差筒端部19−2部分の特性インピーダン
ス Z2 主筒部19−1部分の特性インピーダンス 11 中心導体 11A 中心導体 11−1 板状接触部を持つ中心コンタクト 11−1a 板状接触部の先端部 11−1b 板状接触部の中間封止部 13 筒状外部導体 15 同軸コネクタ 17 ハーメチック材料 17A ミニスカス 19 ハーメチックシールハウジング(シール部) 19A ハーメチックシールハウジング(本体部) 19B ハーメチックシールハウジング(上蓋) 19C 半田付け流し込み 19D 溶接 19−1 主筒部 19−2 段差筒端部 21 マイクロストリップライン 23 導電パターン 25 誘電体基板 27 グランドプレーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸コネクタの中心コンタクトをハーメ
    チック材料と共に収納する内周面を持つハーメチックシ
    ールハウジングと、前記中心コンタクトの先端を搭載す
    るマイクロストリップラインとを有し、 前記マイクロストリップラインは、前記中心コンタクト
    の先端を搭載し接続する導電パターンと、誘電体を介在
    して前記同軸コネクタの筒状外部導体に接続されるグラ
    ンドプレーンとを持つ同軸コネクタ・ストリップライン
    ・ハーメチックシール構造であって、 前記ハーメチックシールハウジングは、前記内周面の主
    直径を持つ主筒部と、該主直径より小さい小直径を持つ
    縮小内周面を持つ段差筒端部とを備えると共に、前記内
    周面の主直径は前記筒状外部導体の内直径より小さい段
    差内周面を有する段差ハーメチックシール構造を備え、 前記中心コンタクトは、前記長手方向に直交する断面が
    板状を呈する板状接触部を形成し、該板状接触部を前記
    段差ハーメチックシールハウジングの段差筒端部に配
    し、ミスマッチングによる反射信号が発生しないよう
    に、前記主筒部および前記段差筒端部のそれぞれの位置
    におけるインピーダンス設定をする結果、前記マイクロ
    ストリップラインは、特性インピーダンスの整合を維持
    することを特徴とする同軸コネクタ・ストリップライン
    ・ハーメチックシール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の同軸コネクタ・ストリ
    ップライン・ハーメチックシール構造において、 前記板状接触部は、前記導電パターンに搭載する先端幅
    寸法を持つ先端部と、該先端部から延設し該先端幅寸法
    より大きい中間拡大幅寸法を持つ中間封止部とを備え、 該中間封止部は、前記主筒部内に配されることを特徴と
    する同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチックシ
    ール構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の同軸コネクタ・ストリ
    ップライン・ハーメチックシール構造において、 前記同軸コネクタ・ストリップライン・ハーメチックシ
    ール構造は、前記同軸コネクタを入力端とし、前記マイ
    クロストリップラインの前記特性インピーダンスを終端
    に備えると共に、 前記入力端と該終端との間の段差ハーメチックシール構
    造は、前記マイクロストリップラインと前記段差筒端部
    と前記主筒部との各境界における3つのフリンジングキ
    ャパシタンスのコンデンサをそれぞれ並列に配し、これ
    ら3つのフリンジングキャパシタンスのコンデンサの間
    にインダクタンスを直列に配した等価回路で表されるこ
    とを特徴とする同軸コネクタ・ストリップライン・ハー
    メチックシール構造。
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