JP2001256718A - 情報記録再生装置と情報記録媒体の回転速度制御装置 - Google Patents

情報記録再生装置と情報記録媒体の回転速度制御装置

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JP2001256718A JP2000070129A JP2000070129A JP2001256718A JP 2001256718 A JP2001256718 A JP 2001256718A JP 2000070129 A JP2000070129 A JP 2000070129A JP 2000070129 A JP2000070129 A JP 2000070129A JP 2001256718 A JP2001256718 A JP 2001256718A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体へのデータ記録時の記録速度を
向上させる。 【解決手段】 エッジ検出回路22が、光ディスク1の
回転時の線速度を検出し、その線速度検出データを出力
し、CAV/CLV切換制御信号生成回路24が、光デ
ィスク1への記録時、線速度検出データと線速度設定デ
ータ用レジスタ21の線速度設定データとに基づいてF
G信号とCLV用基準信号の切り換えを制御するCAV
/CLV切換制御信号を生成し、セレクタ25は、CA
V/CLV切換制御信号に基づいてFG信号とCLV用
基準信号のいずれか一方を選択して出力し、スピンドル
回転速度制御回路26は、上記選択されたFG信号ある
いはCLV用基準信号が一定周期になるようにスピンド
ルモータ2の回転速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−R,CD
−RW,DVD−RAM,MO等のディスク形状の情報
記録媒体に対する情報の記録及び再生を行う光ディスク
ドライブ等の情報記録再生装置と、情報の記録及び再生
時に情報記録媒体の回転速度を制御する回転速度制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD,DVD−ROMなどの読み出し専
用の情報記録媒体である光ディスクには、記録領域にお
ける線密度が一定になるように情報(データ)が記録さ
れている。
【0003】また、CD−R,CD−R/W等の記録可
能な情報記録媒体である光ディスクにデータを記録する
時も、記録領域における線密度が一定になるようにデー
タを記録する必要がある。
【0004】上述のように、光ディスクの記録領域に対
してデータの線密度が一定になるように記録する方法に
は、大きく分けて以下の2つの記録方法がある。
【0005】(1)光ディスクを回転させるスピンドル
モータを一定線速度(以下「CLV」と称する)で回転
制御し、一定周波数のライトクロックでデータの記録を
行うことによって記録領域におけるデータの記録密度を
一定にする記録方法(以下「CLV記録方法」と称す
る)。
【0006】(2)スピンドルモータを一定角速度、す
なわち一定回転速度(以下「CAV」と称する)で回転
制御し、記録領域上のデータを記録する半径位置に応じ
てライトクロックの周波数を変化させてデータを記録す
ることにより、記録領域におけるデータの記録密度を一
定にする記録方法(以下「CAV記録方法」)。
【0007】しかし、上記CLV記録方法では、光ディ
スクの記録領域の最内周から最外周にシークして、デー
タを書き込む時にはスピンドルモータの回転速度を最内
周でのディスク回転速度から最外周でのディスク回転速
度に一気に減速する必要があり、一方、最外周から最内
周の時は一気に加速する必要がある。
【0008】したがって、スピンドルモータの回転が安
定するまでの時間(「回転整定時間」と称する)だけデ
ータの記録を待機しなければならないので、データの記
録箇所へのアクセス時間が長くなる。
【0009】そこで、上記回転整定時間を短縮しようと
する場合には、大きなトルクを発生させる高価なスピン
ドルモータを設ける必要があり、回転整定時間を短縮す
るためのトルクは光ディスクの内周と外周でのスピンド
ルモータの回転速度の差が大きいほど大きなトルクが必
要になるので、情報記録再生装置の製造コストが高くな
るという問題があった。
【0010】また、上記CAV記録方法では、CAVで
スピンドルモータの制御を行うと光ディスクの外周のラ
イトクロック周波数が高くなり、信号処理系,記録時の
ライトストラテジの最小パルス幅,光ディスクのメディ
ア感度などの要因によって線速度が制限されることにな
るが、最外周でのライトクロックをそれらの要因に合わ
せた設定にすると内周側の記録速度が遅くなってしまう
という問題があった。
【0011】例えば、記録速度の上限が信号処理系,ス
トラテジ最小パルス,及び光ディスクのメディア感度な
どの要因によって2倍速の線速度で制限される場合、最
外周を記録する時の線速度を2倍速に設定する必要があ
る。したがって、スピンドルモータのCAV制御は最外
周の線速度が2倍速になるように設定しなければならな
くなる。
【0012】ところが、CD−RやDVD−RAMの場
合、最内周の線速度は最外周の約1/2.5の線速度に
なるので最内周の記録速度は2/2.5倍速になり、1
倍速よりも遅くなってしまって記録速度が大幅に低下す
るという問題があった。
【0013】従来、光ディスクに対する再生について
は、光ディスクの内周ではCAVでスピンドルモータを
制御し、外周ではCLVでスピンドルモータを制御して
データを読み取ることにより、再生時のアクセス速度と
回転速度の低下を解消する情報再生装置(例えば、特開
平10−27421号公報参照)が提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような情報再生装置では、光ディスクからのデータ再生
時にのみCAVとCLVを切り換えるものなので、デー
タの記録時には上述したような原因によって記録速度が
低下するという問題があった。この発明は上記の課題を
解決するためになされたものであり、データ記録時の記
録速度を向上させることを目的とする。
【0015】また、上述のような情報再生装置のよう
に、データ記録時にも光ディスクの内周と外周とで単に
CAVとCLVを切り換えるようにすると、CAVとC
LVの切り換え時にスピンドルモータの回転速度が不安
定になるという問題があった。
【0016】上述の従来の情報再生装置のように、光デ
ィスクからのデータの再生時(リード時)のみに限定す
れば、スピンドルモータの回転速度が不安定になってデ
ータの読み取りに失敗した場合でも再度リードすればよ
いが、データの記録時にスピンドルモータの回転速度が
不安定になると、記録時のデータが失われてしまうとい
う問題があった。
【0017】例えば、1回しか記録できないCD−Rの
ような光ディスクの場合、データの記録が失敗するとそ
の記録先の領域は使用不可能になって無駄になってしま
う。また、データの書き換えができるCD−R/W等の
光ディスクであっても、すでに記録してあったデータを
消去してしまう恐れがある。
【0018】そこでこの発明は、データ記録時にCAV
制御とCLV制御をもう一方から切り換えてもスピンド
ルモータの回転速度が不安定にならないようにすること
も目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した先の
目的を達成するため、情報記録媒体に対する情報の記録
及び再生を行う情報記録再生装置において、上記情報記
録媒体を回転させる回転手段と、上記情報記録媒体を一
定の角速度で回転させるための角速度一定制御情報を生
成する角速度一定制御情報生成手段と、上記情報記録媒
体を一定の線速度で回転させるための線速度一定制御情
報を生成する線速度一定制御情報生成手段と、上記情報
記録媒体の回転時の線速度を検出し、その線速度情報
(線速度検出データ)を出力する線速度情報出力手段
と、上記情報記録媒体の回転を一定の角速度から一定の
線速度へ、又は一定の線速度から一定の角速度へ切り換
える記録領域上の位置での所定の切換時線速度情報を記
憶する切換時線速度情報記憶手段と、上記情報記録媒体
への記録時、上記線速度情報出力手段によって出力され
た線速度情報と上記切換時線速度情報記憶手段に記憶さ
れた切換時線速度情報とに基づいて上記角速度一定制御
情報と上記線速度一定制御情報の切り換えを制御する切
換制御情報を生成する切換制御情報生成手段と、その手
段によって生成された切換制御情報に基づいて上記角速
度一定制御情報生成手段によって生成された角速度一定
制御情報と、上記線速度一定制御情報生成手段によって
生成された線速度一定制御情報のいずれか一方を選択し
て出力する制御情報選択手段と、その手段によって選択
された上記角速度一定制御情報あるいは上記線速度一定
制御情報が一定周期になるように上記回転手段による上
記情報記録媒体の回転速度を制御する回転速度制御手段
を設けたものである。
【0020】また、上記の後の目的を達成するため、上
述のような情報記録再生装置において、上記切換制御情
報生成手段が、上記線速度情報出力手段によって出力さ
れた線速度情報と上記切換時線速度情報記憶手段に記憶
された切換時線速度情報とを比較し、上記切換時線速度
情報よりも上記線速度情報の方が大きくなったときに制
御情報を生成する手段と、その手段によって生成された
制御情報に基づいて上記角速度一定制御情報と上記線速
度一定制御情報の切り換えを制御する切換制御情報を生
成する手段とからなるようにするとよい。
【0021】さらに、上記のような情報記録再生装置に
おいて、上記切換制御情報生成手段に、上記線速度情報
が上記切換時線速度情報よりも所定量だけ小さくなった
ときに上記制御情報の生成を停止させる手段を設けると
よい。
【0022】また、上記のような情報記録再生装置にお
いて、上記情報記録媒体の回転を一定の角速度から一定
の線速度へ、又は一定の線速度から一定の角速度へ切り
換える記録領域上の位置付近では、上記線速度一定制御
情報生成手段によって生成される線速度一定制御情報
を、上記角速度一定制御情報生成手段によって生成され
る角速度一定制御情報の周期と位相にほぼ一致させる手
段を設けるとよい。
【0023】さらに、上記のような情報記録再生装置に
おいて、上記線速度一定制御情報生成手段が、上記回転
手段によって上記情報記録媒体を回転させたときに検出
される回転数情報に基づくクロックをカウントし、その
カウント情報を出力するカウント手段と、その手段によ
って出力されたカウント情報と上記線速度情報出力手段
によって出力された線速度情報とを比較し、その線速度
情報と等しくなったときに上記カウント情報を出力する
手段と、上記切換制御情報に基づいて上記カウント情報
と上記角速度一定制御情報のエッジ情報のいずれか一方
を選択して出力する手段と、上記カウント情報をデコー
ドして線速度一定制御情報として出力する手段とからな
るようにするとよい。
【0024】さらにまた、上記のような情報記録再生装
置において、上記角速度一定制御情報生成手段に、上記
回転手段によって上記情報記録媒体を回転させたときに
検出される回転数情報に基づいて上記角速度一定制御情
報を生成する手段を設けるとよい。
【0025】また、上記のような情報記録再生装置にお
いて、上記線速度一定制御情報生成手段に、上記情報記
録媒体から検出されたウォブル情報に基づいて上記線速
度一定制御情報を生成する手段を設けるとよい。
【0026】あるいは、上記のような情報記録再生装置
において、上記線速度一定制御情報生成手段に、上記情
報記録媒体から検出された再生情報に基づいて上記線速
度一定制御情報を生成する手段を設けるとよい。
【0027】また、上記情報記録媒体を回転させる回転
手段と、上記情報記録媒体を一定の角速度で回転させる
ための角速度一定制御情報を生成する角速度一定制御情
報生成手段と、上記情報記録媒体を一定の線速度で回転
させるための線速度一定制御情報を生成する線速度一定
制御情報生成手段と、上記情報記録媒体の回転時の線速
度を検出し、その線速度情報(線速度検出データ)を出
力する線速度情報出力手段と、上記情報記録媒体の回転
を一定の角速度から一定の線速度へ、又は一定の線速度
から一定の角速度へ切り換える記録領域上の位置での所
定の切換時線速度情報を記憶する切換時線速度情報記憶
手段と、上記情報記録媒体への記録時、上記線速度情報
出力手段によって出力された線速度情報と上記切換時線
速度情報記憶手段に記憶された切換時線速度情報とに基
づいて上記角速度一定制御情報と上記線速度一定制御情
報の切り換えを制御する切換制御情報を生成する切換制
御情報生成手段と、その手段によって生成された切換制
御情報に基づいて上記角速度一定制御情報生成手段によ
って生成された角速度一定制御情報と、上記線速度一定
制御情報生成手段によって生成された線速度一定制御情
報のいずれか一方を選択して出力する制御情報選択手段
と、その手段によって選択された上記角速度一定制御情
報あるいは上記線速度一定制御情報が一定周期になるよ
うに上記回転手段による上記情報記録媒体の回転速度を
制御する回転速度制御手段を備えた情報記録媒体の回転
速度制御装置も提供する。
【0028】さらに、上記のような情報記録媒体の回転
速度制御装置において、上記切換制御情報生成手段が、
上記線速度情報出力手段によって出力された線速度情報
と上記切換時線速度情報記憶手段に記憶された切換時線
速度情報とを比較し、上記切換時線速度情報よりも上記
線速度情報の方が大きくなったときに制御情報を生成す
る手段と、その手段によって生成された制御情報に基づ
いて上記角速度一定制御情報と上記線速度一定制御情報
の切り換えを制御する切換制御情報を生成する手段とか
らなるようにするとよい。
【0029】また、上記のような情報記録媒体の回転速
度制御装置において、上記切換制御情報生成手段に、上
記線速度情報が上記切換時線速度情報よりも所定量だけ
小さくなったときに上記制御情報の生成を停止させる手
段を設けるとよい。
【0030】さらに、上記のような情報記録媒体の回転
速度制御装置において、上記情報記録媒体の回転を一定
の角速度から一定の線速度へ、又は一定の線速度から一
定の角速度へ切り換える記録領域上の位置付近では、上
記線速度一定制御情報生成手段によって生成される線速
度一定制御情報を、上記角速度一定制御情報生成手段に
よって生成される角速度一定制御情報の周期と位相にほ
ぼ一致させる手段を設けるとよい。
【0031】また、上記のような情報記録媒体の回転速
度制御装置において、上記線速度一定制御情報生成手段
が、上記回転手段によって上記情報記録媒体を回転させ
たときに検出される回転数情報に基づくクロックをカウ
ントし、そのカウント情報を出力するカウント手段と、
その手段によって出力されたカウント情報と上記線速度
情報出力手段によって出力された線速度情報とを比較
し、その線速度情報と等しくなったときに上記カウント
情報を出力する手段と、上記切換制御情報に基づいて上
記カウント情報と上記角速度一定制御情報のエッジ情報
のいずれか一方を選択して出力する手段と、上記カウン
ト情報をデコードして線速度一定制御情報として出力す
る手段とからなるようにするとよい。
【0032】さらに、上記のような情報記録媒体の回転
速度制御装置において、上記角速度一定制御情報生成手
段に、上記回転手段によって上記情報記録媒体を回転さ
せたときに検出される回転数情報に基づいて上記角速度
一定制御情報を生成する手段を設けるとよい。
【0033】また、上記のような情報記録媒体の回転速
度制御装置において、上記線速度一定制御情報生成手段
に、上記情報記録媒体から検出されたウォブル情報に基
づいて上記線速度一定制御情報を生成する手段を設ける
とよい。
【0034】さらに、上記のような情報記録媒体の回転
速度制御装置において、上記線速度一定制御情報生成手
段に、上記情報記録媒体から検出された再生情報に基づ
いて上記線速度一定制御情報を生成する手段を設けると
よい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一実
施形態である光ディスクドライブの構成を示すブロック
図である。
【0036】この光ディスクドライブは、CD−R,C
D−R/W,DVD−RAMなどの情報記録媒体に対す
る情報の記録及び再生を行う情報記録再生装置であり、
その情報記録媒体の回転に係わる主要部は(後述する各
部)回転速度制御装置に相当する。
【0037】この光ディスクドライブは、情報記録媒体
である光ディスク1を回転駆動するスピンドルモータ2
と、レーザ光を用いて光ディスク1の記録情報の読み取
り、及び光ディスク1への情報の書き込みを行う光ピッ
クアップ3を備えている。
【0038】また、光ピックアップ3によって読み取ら
れた記録情報からウォブル信号(ウォブル情報)を検出
するWBL信号検出回路6と、WBL信号検出回路6に
よって検出されたウォブル信号を位相比較器,ローパス
フィルタ,誤差増幅器及び電圧制御発振器からなる周波
数帰還形回路(PLL)で逓倍してライトクロック(検
出クロック)を生成するライトクロック生成回路7を備
えている。
【0039】さらに、光ピックアップ3によって読み取
られた記録情報からサーボ信号を検出するサーボ信号検
出回路8と、サーボ信号検出回路8によって検出された
サーボ信号に基づいて光ピックアップ3のフォーカス,
トラッキングを制御するサーボ部9を備えている。
【0040】また、検出クロックとFG信号に基づいて
光ディスク1の線速度を検出する線速度検出回路11
と、スピンドルドライバ(SPドライバ)13が出力す
るFG信号とセレクタ(図示を省略)が出力する検出ク
ロックと、線速度検出回路11が出力する線速度検出デ
ータに基づいてスピンドルモータ2を制御する制御信号
をスピンドルドライバ13へ出力するスピンドルモータ
制御部12を備えている。
【0041】さらに、スピンドルモータ2を駆動すると
共にスピンドルモータ2の回転周波数に比例したFG信
号を出力するスピンドルドライバ13を備えている。こ
のスピンドルドライバ13が、回転手段(スピンドルモ
ータ2,スピンドルモータ制御部12,スピンドルドラ
イバ13)によって情報記録媒体(光ディスク1)を回
転させたときに検出される回転数情報(FG信号)に基
づいて上記角速度一定制御情報(CAV基準信号)を生
成する手段の機能を果たす。
【0042】次に、上記線速度検出回路11における線
速度検出データの検出の原理について説明する。光ディ
スク1にはウォブルが一定線速度(CLV)で記録され
ており、光ピックアップ3によって読み取り、その光ピ
ックアップ3から出力されるウォブル信号の周波数は読
み取りの線速度に比例した周波数になる。
【0043】したがって、ウォブル信号を逓倍して生成
されるライトクロックも読み取りの線速度に比例した周
波数になるので、線速度検出回路11において一定時間
内のウォブル数あるいはライトクロック数をカウントす
ることによって線速度を測定することができる。また、
CLVでデータが記録されている光ディスクに対して
は、RF信号を使用することによって上述と同じように
線速度を測定することができる。
【0044】次に、上記スピンドルモータ制御部12に
ついて説明する。図1は、上記スピンドルモータ制御部
12の構成要素を示す機能ブロック図である。
【0045】スピンドルモータ制御部12は、一定回転
速度(一定角速度:CAV)でスピンドルモータ2の制
御と、CLVでスピンドルモータ2の制御を行う領域境
界の線速度設定データ(切換時線速度情報)を蓄える線
速度設定データ用レジスタ21を備えている。この線速
度設定データ用レジスタ21には図示を省略した制御部
によって線速度設定データが書き込まれる。
【0046】また、FG信号のエッジを検出クロックに
よって検出し、FGエッジ検出信号として出力するエッ
ジ検出回路22と、線速度設定データ,FGエッジ検出
信号,後述するCAV/CLV切換制御信号生成回路2
4が出力するCAV/CLV切換制御信号,及び検出ク
ロックを入力してCLV用基準信号(線速度一定制御基
準信号)を出力するCLV用基準信号生成回路23を備
えている。
【0047】さらに、FGエッジ検出信号,線速度設定
データ,線速度検出データ,検出クロック,モードリセ
ット信号を入力してCAV制御とCLV制御の切り換え
を行うCAV/CLV切換制御信号を生成して出力する
CAV/CLV切換制御信号生成回路24を備えてい
る。
【0048】さらにまた、CAV/CLV切換制御信号
によってCAV制御時にはFG信号(CAV基準信号,
角速度一定制御基準信号)を、CLV制御時にはCLV
用基準信号を選択して出力するセレクタ25と、スピン
ドルモータ2の回転を制御するスピンドル回転速度制御
信号を生成し、入力されたCLV用基準信号あるいはF
G信号の周期が一定になるようにスピンドルモータ2を
制御するスピンドル回転速度制御回路26を備えてい
る。
【0049】すなわち、上記スピンドルモータ2,スピ
ンドルモータ制御部12及びスピンドルドライバ13
が、上記情報記録媒体(光ディスク1)を回転させる回
転手段の機能を果たす。
【0050】また、上記スピンドルドライバ13は、上
記情報記録媒体を一定の角速度(CAV)で回転させる
ための角速度一定制御情報(角速度一定制御基準信号:
CAV基準信号)を生成する角速度一定制御情報生成手
段の機能を、上記CLV用基準信号生成回路23は、上
記情報記録媒体を一定の線速度(CLV)で回転させる
ための線速度一定制御情報(線速度一定制御基準信号:
CLV用基準信号)を生成する線速度一定制御情報生成
手段の機能をそれぞれ果たす。
【0051】さらに、上記線速度検出回路11は、上記
情報記録媒体の回転時の線速度を検出し、その線速度情
報(線速度検出データ)を出力する線速度情報出力手段
の機能を、上記線速度設定データ用レジスタ21は、上
記情報記録媒体の回転を一定の角速度から一定の線速度
へ、又は一定の線速度から一定の角速度へ切り換える記
録領域上の位置での所定の切換時線速度情報(境界領域
線速度データ)を記憶する切換時線速度情報記憶手段の
機能をそれぞれ果たす。
【0052】また、上記CAV/CLV切換制御信号生
成回路24は、上記情報記録媒体への記録時、上記線速
度情報出力手段によって出力された線速度情報と上記切
換時線速度情報記憶手段に記憶された切換時線速度情報
とに基づいて上記角速度一定制御情報と上記線速度一定
制御情報の切り換えを制御する切換制御情報(CAV/
CLV切換制御信号)を生成する切換制御情報生成手段
の機能を果たす。
【0053】さらに、上記セレクタ25は、上記切換制
御情報生成手段によって生成された切換制御情報に基づ
いて上記角速度一定制御情報生成手段によって生成され
た角速度一定制御情報と、上記線速度一定制御情報生成
手段によって生成された線速度一定制御情報のいずれか
一方を選択して出力する制御情報選択手段の機能を果た
す。
【0054】さらにまた、上記スピンドル回転速度制御
回路26は、上記制御情報選択手段によって選択された
上記角速度一定制御情報あるいは上記線速度一定制御情
報が一定周期になるように上記回転手段による上記情報
記録媒体の回転速度を制御する回転速度制御手段の機能
を果たす。
【0055】また、CLV用基準信号生成回路23は、
上記情報記録媒体から検出されたウォブル情報(ウォブ
ル信号)に基づいて上記線速度一定制御情報(CLV用
基準信号)を生成し、上記情報記録媒体から検出された
再生情報(RF信号)に基づいて上記線速度一定制御情
報(CLV用基準信号)を生成する手段の機能も果た
す。
【0056】次に、図1に示したスピンドルモータ制御
部12におけるこの発明に係わる光ディスク1の回転速
度制御処理について説明する。まず、線速度設定データ
用レジスタ21には、予めCAVとCLVの切り換えを
行いたい光ディスク1上の半径位置での線速度設定デー
タ(境界領域線速データ)を設定する(その設定は図示
を省略した制御部によって行う)。
【0057】情報の記録及び再生の際の光ディスク1の
回転時、CAV/CLV切換制御信号生成回路24は、
その線速度設定データの設定値に基づいてCAV/CL
V切換制御信号を生成する。このCAV/CLV切換制
御信号生成回路24の詳細な機能については後述する。
【0058】セレクタ25は、CAV/CLV切換制御
信号に基づいてスピンドル回転速度制御回路26へ出力
する基準信号としてCLV用基準信号生成回路23によ
って生成された線速度一定制御基準信号(CLV用基準
信号)と角速度一定制御基準信号(FG信号)のいずれ
か一方に切り換える。
【0059】つまり、セレクタ25によってスピンドル
モータの制御方式をCAV制御からCLV制御に切り換
える。実際には、CAV/CLV切換制御信号がローレ
ベル“L”であった場合(CAVの場合)には、スピン
ドル回転速度制御回路26へはFG信号を出力する。
【0060】また、CAV/CLV切換制御信号がハイ
レベル“H”であった場合(CLVの場合)には、スピ
ンドル回転速度制御回路26へはCLV用基準信号生成
回路23から出力されるCLV用基準信号を出力する。
このCLV用基準信号生成回路23の機能の詳細につい
ては後述するが、CLV用基準信号の周期は検出クロッ
クの周期のm倍(m:整数)にする。
【0061】また、CLV用基準信号生成回路23は、
データ記録時には、光ディスク1から検出されたウォブ
ル信号に基づいて光ディスク1を線速度一定で回転する
ためのCLV用基準信号を生成し、データ再生時には、
光ディスク1から検出されたRF信号に基づいて光ディ
スク1を線速度一定で回転するためのCLV基準信号を
生成する。
【0062】そして、スピンドル回転速度制御回路26
では、入力されたCLV用基準信号あるいはFG信号の
周期が一定になるようにスピンドルモータ2の回転制御
を行うスピンドル回転速度制御信号を出力し、スピンド
ルモータ2の回転速度を制御する。
【0063】こうして、スピンドル回転速度制御回路2
6は、FG信号が入力された時にはFG信号が一定周期
になるようにスピンドルモータ2を制御するので、その
結果としてスピンドルモータ2はCAVで回転すること
になる。また、スピンドル回転速度制御回路26は、C
LV用基準信号が入力された時にはCLV用基準信号が
一定になるようにスピンドルモータ2を制御するので、
その結果としてスピンドルモータ2はCLVで回転する
ことになる。
【0064】次に、上記CAV/CLV切換制御信号生
成回路24の詳細な機能について説明する。図3は、C
AV/CLV切換制御信号生成回路24の内部構成を示
す機能ブロック図である。このCAV/CLV切換制御
信号生成回路24は、コンパレータ31と同期式セット
リセットフリップフロップ32とからなる。
【0065】コンパレータ(CMP)31は、線速度検
出データと線速度設定データを入力し、その両データの
比較結果に基づく出力信号を同期式セットリセットフリ
ップフロップ32へ出力するものであり、線速度設定デ
ータよりも線速度検出データの方が大きくなった時にハ
イレベル信号“H”を同期式セットリセットフリップフ
ロップ32へ出力する。
【0066】同期式セットリセットフリップフロップ3
2は、クロックイネーブル(CLKEN)端子にFGエ
ッジ検出信号を、セット(Set)端子にコンパレータ
31からの出力信号を、リセット(Reset)端子に
モードリセット信号を、クロック(CK)端子に検出ク
ロックをそれぞれ入力し、その各信号に基づいてCAV
/CLV切換制御信号を出力する。
【0067】すなわち、上記コンパレータ31が、上記
線速度情報出力手段(線速度検出回路11)によって出
力された線速度情報(線速度検出データ)と上記切換時
線速度情報記憶手段(線速度設定データ用レジスタ2
1)に記憶された切換時線速度情報(境界領域線速度デ
ータ)とを比較し、上記切換時線速度情報よりも上記線
速度情報の方が大きくなったときに制御情報(ハイレベ
ル出力信号)を生成する手段の機能を果たす。
【0068】また、上記同期式セットリセットフリップ
フロップ32が、上記手段によって生成された制御情報
(ハイレベル出力信号)に基づいて上記角速度一定制御
情報(FG信号:CAV用基準信号に相当する)と上記
線速度一定制御情報(CLV用基準信号)の切り換えを
制御する切換制御情報(CAV/CLV切換制御信号)
を生成する手段の機能を果たす。
【0069】次に、図3に示したCAV/CLV切換制
御信号生成回路24の制御処理について説明する。コン
パレータ31は、予め設定された線速度設定データ(境
界領域線速度データ)よりもスピンドルモータ2から検
出した線速度検出データの方が大きくなったときにハイ
レベル信号を出力する。
【0070】この時、同期式セットリセットフリップフ
ロップ32のセット端子にハイレベル信号が入力される
ので、同期式セットリセットフリップフロップ32はハ
イレベルのCAV/CLV切換制御信号を出力し、その
出力はリセット端子にモードリセット信号が入力される
までハイレベルを保持する。
【0071】この同期式セットリセットフリップフロッ
プ32を配置したことによるメリットは以下の通りであ
る。線速度検出データには検出誤差があることが予想さ
れるので、切変わり目でコンパレータ31の出力信号が
ハイレベルになった後に再びローレベルになる可能性が
ある。
【0072】したがって、同期式セットリセットフリッ
プフロップ32を配置せずにコンパレータ31の出力信
号をCAV/CLV切換制御信号にした場合、光ディス
ク1上のCAV/CLV切換位置付近では線速度検出デ
ータの検出誤差によってローレベルとハイレベルが交互
に出現する可能性がある。
【0073】その結果、スピンドル回転速度制御回路2
6に入力される基準信号も交互に切り換わることにな
り、スピンドルモータ2の回転制御が不安定になる可能
性がある。このことを回避するために上記同期式セット
リセットフリップフロップ32を配置している。
【0074】また、線速度検出データの検出誤差によ
り、CAV/CLV切換制御信号が切り換わることを防
ぐ方法として、上記コンパレータ31の代わりにヒステ
リシスを持たせたコンパレータを配置することによって
も実現することができる。
【0075】具体的には、ヒステリシス付きのコンパレ
ータは、その出力信号がローレベル“L”の時には線速
度検出データが線速度設定データよりも大きくなった時
にハイレベル“H”に切り換え、出力信号がハイレベル
“H”の時には線速度検出データが(線速度設定データ
−α)になった時にローレベル“L”の出力信号を出力
する。この“α”値は線速度データの検出誤差よりも大
きな値にする。
【0076】すなわち、この場合は、上記コンパレータ
のヒステリシスが、上記線速度情報が前記切換時線速度
情報よりも所定量だけ小さくなったときに上記制御情報
(ハイレベル信号)の生成を停止させる手段の機能を果
たす。
【0077】次に、上記CLV用基準信号生成回路23
の詳細な機能について説明する。図4は、CLV用基準
信号生成回路23の内部構成を示す機能ブロック図であ
る。このCLV用基準信号生成回路23は、セレクタ4
1,カウンタ42,コンパレータ43及びデコーダ44
からなる。
【0078】セレクタ41は、CAV/CLV切換制御
信号により、CAV制御時にはFGエッジ検出信号を、
CLV制御時には後述するコンパレータ43の出力信号
を選択して出力する。カウンタ42は、同期クリア(S
CLR)端子にセレクタ41からの出力信号を、クロッ
ク(CK)端子に検出クロックを入力し、Q端子からカ
ウント信号(カウント情報:カウント値)を出力する。
【0079】コンパレータ43は、A端子にカウンタ4
2からのカウント信号を、B端子に線速度設定データを
それぞれ入力し、A端子に入力されたカウント信号がB
端子に入力された線速度設定データに等しくなった時に
出力信号をハイレベル“H”にする。デコーダ44は、
カウンタ42からのカウント信号を入力してデコード
し、CLV用基準信号として出力する。
【0080】すなわち、上記カウンタ42が、上記回転
手段(スピンドルモータ2,スピンドルモータ制御部1
2,スピンドルドライバ13)によって上記情報記録媒
体を回転させたときに検出される回転数情報(FGエッ
ジ検出信号)に基づくクロックをカウントし、そのカウ
ント情報を出力するカウント手段の機能を果たす。
【0081】また、上記コンパレータ43が、上記カウ
ント手段によって出力されたカウント情報(カウント
値)と上記線速度情報出力手段(線速度検出回路11)
によって出力された線速度情報(線速度検出データ)と
を比較し、その線速度情報と等しくなったときに上記カ
ウント情報を出力する手段の機能を果たす。
【0082】さらに、上記セレクタ41が、上記切換制
御情報(CAV/CLV切換制御信号)に基づいて上記
カウント情報と上記角速度一定制御情報のエッジ情報
(FGエッジ検出信号)のいずれか一方を選択して出力
する手段の機能を果たす。さらにまた、上記デコーダ4
4が、上記カウント情報をデコードして線速度一定制御
情報(CLV用基準信号)として出力する手段の機能を
果たす。
【0083】また、上記デコーダ44が、上記情報記録
媒体の回転を一定の角速度から一定の線速度へ、又は一
定の線速度から一定の角速度へ切り換える記録領域上の
位置付近では、上記線速度一定制御情報生成手段(CL
V用基準信号生成回路23)によって生成される線速度
一定制御情報(CLV用基準信号)を、上記角速度一定
制御情報生成手段(スピンドルドライバ13)によって
生成される角速度一定制御情報(FG信号)の周期と位
相にほぼ一致させる手段の機能を果たす。
【0084】次に、図4に示したCLV用基準信号生成
回路23の制御処理について説明する。セレクタ41
は、FGエッジ検出信号とコンパレータ43から出力さ
れた信号を入力し、CAV/CLV切換制御信号がロー
レベル“L”(CAV制御時)であった時にはFGエッ
ジ検出信号を、ハイレベル“H”(CLV制御時)であ
った場合にはカウンタ42の出力が線速度設定データと
等しくなった時にハイレベル“H”となる信号を出力す
る。
【0085】そして、カウンタ42は、セレクタ41か
ら同期クリア(SCLR)端子に入力される信号がハイ
レベル“H”の時にクリアし、セレクタ41から入力さ
れた信号をデコーダ44へ出力し、デコーダ44は、そ
の信号をデコードしてCLV用基準信号として出力す
る。
【0086】図5は、CAV/CLV切換制御信号とF
Gエッジ検出信号と上記カウンタ42の出力信号の変化
を示すタイミングチャート図である。
【0087】同図の(a)には、上記カウンタ42の同
期クリア端子にFGエッジ検出信号が入力された場合
(CAV/CLV切換制御信号がローレベルの時)のタ
イミングを示している。
【0088】この場合は、カウンタ42は、ハイレベル
のFGエッジ検出信号によってクリアした後、次のFG
エッジ検出信号が入力されるまでカウント動作を行っ
て、m(m:正の整数)までカウントする。したがっ
て、スピンドルモータ2はCAV制御されるのでFG信
号の周期は一定になる。
【0089】また、光ディスク1上の読み取りの半径位
置が外周方向に向かうにしたがって検出パルスの周波数
が高くなるので、FGエッジ検出信号から次のFGエッ
ジ検出信号までにカウントされる数は多くなる。
【0090】同図の(b)には、上記カウンタ42の同
期クリア端子にコンパレータ43の出力信号が入力され
た場合(CAV/CLV切換制御信号がハイレベルの
時)のタイミングを示している。
【0091】CAV/CLV切換制御信号がハイレベル
“H”になる直前まではスピンドルモータ2はCAV制
御されているので、CAV/CLV切換制御信号がロー
レベル“L”になった直後のFG信号の周期は一定のま
まである。
【0092】ただし、CAV制御からCLV制御に切り
換わった後は、コンパレータ43の比較によってカウン
タ42の出力信号が線速度設定データ(ここではn)に
等しくなったときにカウンタ42は同期クリアすること
になる。
【0093】したがって、カウンタ42のクリアする周
期(=CLV用基準信号の周期)は(検出クロックの周
期×n)になり、その周期(検出クロックの周期×n)
の基準信号がスピンドル回転速度制御回路26に入力さ
れるので、スピンドル回転速度制御回路26は、(検出
クロックの周期×n)が一定になるようにスピンドルモ
ータ2を制御することができる。
【0094】上記検出クロックは、光ディスク1上にC
LVで記録されたウォブルに同期しているので、検出ク
ロック周期が一定になるようにスピンドルモータ2を制
御するということはウォブル信号の周期が一定になるよ
うにスピンドルモータ2を制御することになり、その結
果、CLVでスピンドルモータ2を制御することにな
る。
【0095】上記デコーダ44は、例えば、次の式に基
づいてカウンタ42の出力信号からCLV用基準信号を
生成して出力する。但し、clvref:CLV用基準
信号,cnt.q:カウンタ42の出力信号値である。
【0096】
【数1】clvref=(cnt.q<n/2)
【0097】上記デコーダ44は、数1で表わされる論
理式に基づくデコードを行うことにより、デューティ比
が50%で切換時にFG信号の周期と位相がほぼそろっ
たCLV用基準信号を生成することができる。
【0098】また、FGエッジ検出信号がFG信号に対
して数クロック遅れている時(エッジ検出時の遅れやグ
リッチ除去時の遅れ)には、その分をここで吸収するこ
とができる。
【0099】例えば、FGエッジ検出クロックがFG信
号に対して5クロック遅れて検出される時には、次の式
に基づいてカウンタ42の出力信号からCLV用基準信
号を生成して出力する。
【0100】
【数2】clvref=(cnt.q<n/2−5)+
(cnt.q>n−5)
【0101】上記デコーダ44は、数2で表わされる論
理式に基づくデコードを行うことにより、CAV制御か
らCLV制御への切り換わり時に、デューティ比が50
%で切換時にFG信号の周期と位相がほぼそろったCL
V用基準信号を生成することができる。
【0102】したがって、CAV制御からCLV制御へ
の切り換わり時の基準信号の周期と位相がほぼ同じにな
るので、CAV制御とCLV制御の切換時にスピンドル
モータ2の回転を乱すことなく制御することができる。
【0103】このようにして、この光ディスクドライブ
は、光ディスク1の内周側ではスピンドルモータをCA
V制御し、外周側ではCLV制御を行うので、例えば記
録再生速度の上限が2倍速の線速度で制限される場合で
も、内周側書き込み時には最内周で1倍速となるような
CAV制御を行って記録を行い、線速度が2倍となる半
径位置からはCLV制御を行って記録を行うことができ
るので、内周部の記録速度を等倍書き込み時より低下さ
せることなく高速書き込みが可能になる。
【0104】また、光ディスク1の全面においてスピン
ドルモータをCLV制御した時と比べて、最内周アクセ
ス時のスピンドルモータ2の回転数と最外周アクセス時
の回転数との差が小さいので、低トルクしか発生できな
い安価なスピンドルモータ2を使用しても回転速度が不
安定にならずに済み、光ディスクドライブの製造コスト
を抑えることができる。
【0105】さらに、CAV/CLV切換制御信号を生
成するCAV/CLV切換制御信号生成回路24を、線
速度設定データ用レジスタ21から読み出した線速度設
定データと検出された線速度検出データとを比較するコ
ンパレータ31と、上述したような同期式セットリセッ
トフリップフロップ32で構成したので、線速度の検出
誤差によりCAV制御とCLV制御の切換位置付近でC
AV/CLV切換制御信号が交互に切り換わるようなこ
とが起こらない。したがって、CAV制御からCLV制
御に切り換わるときにもスピンドルモータ2の回転を安
定させて制御することができる。
【0106】また、上記コンパレータ31を、線速度設
定データ用レジスタ21から読み出した線速度設定デー
タと検出された線速度検出データとをヒステリシスをも
って比較するコンパレータにすれば、線速度の検出誤差
により切換位置付近でCAV/CLV切換制御信号が交
互に切り換わるようなことが起こらず、CAV制御とC
LV制御の切り換わりにおいてスピンドルモータ2の回
転をより安定させる制御が行える。
【0107】さらに、CAV制御とCLV制御の切換位
置付近では、CLV用基準信号をFGエッジ検出信号
(CAV基準信号)の周期と位相にほぼ一致させるよう
にしたので、基準信号を切り換えた時にもスピンドルモ
ータ2の回転速度を安定させることができる。
【0108】また、上記CLV用基準信号生成回路23
を、光ディスク1から検出したFG信号(CLV基準)
のクロックをカウントするカウンタ42と、そのカウン
タ42の出力信号を予め設定された線速度設定データと
比較するコンパレータ43と、FG信号のエッジ検出信
号とカウンタ42の出力信号を線速度設定データと比較
するコンパレータ43の出力信号のいずれか一方をCA
V/CLV切換制御信号によって選択してカウンタ42
の同期クリア端子に入力するセレクタ41と、カウンタ
42の出力信号をデコードしてCLV用基準信号として
出力するデコーダ44とから構成するようにしたので、
CAV制御とCLV制御の切換位置付近で出力するCL
V用基準信号をCAV基準信号の周期と位相がほぼ一致
させることができ、基準信号を切り換えた時にもスピン
ドルモータ2の回転速度を安定させることができる。
【0109】さらに、スピンドルドライバ13が出力す
るFG信号に基づいて光ディスク1を角速度一定で回転
するためのCAV基準信号を生成するようにしたので、
新たにFG信号を検出する手段を設ける必要がなく、装
置の製造コストを低減することができる。
【0110】また、光ディスク1から検出されたウォブ
ル信号に基づいて光ディスク1を線速度一定で回転する
ためのCLV用基準信号を生成するようにしたので、デ
ータを記録する時のスピンドル制御時に容易に適用する
ことができる。
【0111】さらに、光ディスク1から検出されたRF
信号に基づいて光ディスク1を線速度一定で回転するた
めのCLV基準信号を生成するようにすれば、データを
読み取る時のスピンドル制御時に容易に適用することが
できる。
【0112】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報記録再生装置と情報記録媒体の回転速度制御装置によ
れば、データ記録時の記録速度を向上させることができ
る。また、データ記録時にCAV制御とCLV制御をも
う一方から切り換えてもスピンドルモータの回転速度が
不安定にならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したスピンドルモータ制御部12の構
成要素を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態である光ディスクドライ
ブの構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したCAV/CLV切換制御信号生成
回路24の内部構成を示す機能ブロック図である。
【図4】図1に示したCLV用基準信号生成回路23の
内部構成を示す機能ブロック図である。
【図5】図4に示したCLV用基準信号生成回路におけ
るCAV/CLV切換制御信号とFGエッジ検出信号と
上記カウンタ42の出力信号の変化を示すタイミングチ
ャート図である。
【符号の説明】
1:光ディスク 2:スピンドルモータ 3:光ピックアップ 6:WBL信号検出回路 7:ライトクロック生成回路 8:サーボ信号検出回路 9:サーボ部 11:線速度検出回路 12:スピンドルモータ制御部 13:スピンドルドライバ 21:線速度設定データ用レジスタ 22:エッジ検出回路 23:CLV用基準信号生成回路 24:CAV/CLV切換制御信号生成回路 25,41:セレクタ 26:スピンドル回転速度制御回路 31,43:コンパレータ 32:同期式セットリセットフリップフロップ 42:カウンタ 44:デコーダ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体に対する情報の記録及び再
    生を行う情報記録再生装置において、 前記情報記録媒体を回転させる回転手段と、 前記情報記録媒体を一定の角速度で回転させるための角
    速度一定制御情報を生成する角速度一定制御情報生成手
    段と、 前記情報記録媒体を一定の線速度で回転させるための線
    速度一定制御情報を生成する線速度一定制御情報生成手
    段と、 前記情報記録媒体の回転時の線速度を検出し、その線速
    度情報(線速度検出データ)を出力する線速度情報出力
    手段と、 前記情報記録媒体の回転を一定の角速度から一定の線速
    度へ、又は一定の線速度から一定の角速度へ切り換える
    記録領域上の位置での所定の切換時線速度情報を記憶す
    る切換時線速度情報記憶手段と、 前記情報記録媒体への記録時、前記線速度情報出力手段
    によって出力された線速度情報と前記切換時線速度情報
    記憶手段に記憶された切換時線速度情報とに基づいて前
    記角速度一定制御情報と前記線速度一定制御情報の切り
    換えを制御する切換制御情報を生成する切換制御情報生
    成手段と、 該手段によって生成された切換制御情報に基づいて前記
    角速度一定制御情報生成手段によって生成された角速度
    一定制御情報と、前記線速度一定制御情報生成手段によ
    って生成された線速度一定制御情報のいずれか一方を選
    択して出力する制御情報選択手段と、 該手段によって選択された前記角速度一定制御情報ある
    いは前記線速度一定制御情報が一定周期になるように前
    記回転手段による前記情報記録媒体の回転速度を制御す
    る回転速度制御手段とを設けたことを特徴とする情報記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記切換制御情報生成手段は、 前記線速度情報出力手段によって出力された線速度情報
    と前記切換時線速度情報記憶手段に記憶された切換時線
    速度情報とを比較し、前記切換時線速度情報よりも前記
    線速度情報の方が大きくなったときに制御情報を生成す
    る手段と、該手段によって生成された制御情報に基づい
    て前記角速度一定制御情報と前記線速度一定制御情報の
    切り換えを制御する切換制御情報を生成する手段とから
    なることを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記切換制御情報生成手段に、前記線速度情報が前記切
    換時線速度情報よりも所定量だけ小さくなったときに前
    記制御情報の生成を停止させる手段を設けたことを特徴
    とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記情報記録媒体の回転を一定の角速度から一定の線速
    度へ、又は一定の線速度から一定の角速度へ切り換える
    記録領域上の位置付近では、前記線速度一定制御情報生
    成手段によって生成される線速度一定制御情報を、前記
    角速度一定制御情報生成手段によって生成される角速度
    一定制御情報の周期と位相にほぼ一致させる手段を設け
    たことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記線速度一定制御情報生成手段は、 前記回転手段によって前記情報記録媒体を回転させたと
    きに検出される回転数情報に基づくクロックをカウント
    し、そのカウント情報を出力するカウント手段と、 該手段によって出力されたカウント情報と前記線速度情
    報出力手段によって出力された線速度情報とを比較し、
    該線速度情報と等しくなったときに前記カウント情報を
    出力する手段と、 前記切換制御情報に基づいて前記カウント情報と前記角
    速度一定制御情報のエッジ情報のいずれか一方を選択し
    て出力する手段と、 前記カウント情報をデコードして線速度一定制御情報と
    して出力する手段とからなることを特徴とする情報記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記角速度一定制御情報生成手段に、前記回転手段によ
    って前記情報記録媒体を回転させたときに検出される回
    転数情報に基づいて前記角速度一定制御情報を生成する
    手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記線速度一定制御情報生成手段に、前記情報記録媒体
    から検出されたウォブル情報に基づいて前記線速度一定
    制御情報を生成する手段を設けたことを特徴とする情報
    記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記線速度一定制御情報生成手段に、前記情報記録媒体
    から検出された再生情報に基づいて前記線速度一定制御
    情報を生成する手段を設けたことを特徴とする情報記録
    再生装置。
  9. 【請求項9】 前記情報記録媒体を回転させる回転手段
    と、 前記情報記録媒体を一定の角速度で回転させるための角
    速度一定制御情報を生成する角速度一定制御情報生成手
    段と、 前記情報記録媒体を一定の線速度で回転させるための線
    速度一定制御情報を生成する線速度一定制御情報生成手
    段と、 前記情報記録媒体の回転時の線速度を検出し、その線速
    度情報(線速度検出データ)を出力する線速度情報出力
    手段と、 前記情報記録媒体の回転を一定の角速度から一定の線速
    度へ、又は一定の線速度から一定の角速度へ切り換える
    記録領域上の位置での所定の切換時線速度情報を記憶す
    る切換時線速度情報記憶手段と、 前記情報記録媒体への記録時、前記線速度情報出力手段
    によって出力された線速度情報と前記切換時線速度情報
    記憶手段に記憶された切換時線速度情報とに基づいて前
    記角速度一定制御情報と前記線速度一定制御情報の切り
    換えを制御する切換制御情報を生成する切換制御情報生
    成手段と、 該手段によって生成された切換制御情報に基づいて前記
    角速度一定制御情報生成手段によって生成された角速度
    一定制御情報と、前記線速度一定制御情報生成手段によ
    って生成された線速度一定制御情報のいずれか一方を選
    択して出力する制御情報選択手段と、 該手段によって選択された前記角速度一定制御情報ある
    いは前記線速度一定制御情報が一定周期になるように前
    記回転手段による前記情報記録媒体の回転速度を制御す
    る回転速度制御手段とを備えたことを特徴とする情報記
    録媒体の回転速度制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の情報記録媒体の回転速
    度制御装置において、 前記切換制御情報生成手段は、前記線速度情報出力手段
    によって出力された線速度情報と前記切換時線速度情報
    記憶手段に記憶された切換時線速度情報とを比較し、前
    記切換時線速度情報よりも前記線速度情報の方が大きく
    なったときに制御情報を生成する手段と、該手段によっ
    て生成された制御情報に基づいて前記角速度一定制御情
    報と前記線速度一定制御情報の切り換えを制御する切換
    制御情報を生成する手段とからなることを特徴とする情
    報記録媒体の回転速度制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の情報記録媒体の回転
    速度制御装置において、 前記切換制御情報生成手段に、前記線速度情報が前記切
    換時線速度情報よりも所定量だけ小さくなったときに前
    記制御情報の生成を停止させる手段を設けたことを特徴
    とする情報記録媒体の回転速度制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか一項に記
    載の情報記録媒体の回転速度制御装置において、 前記情報記録媒体の回転を一定の角速度から一定の線速
    度へ、又は一定の線速度から一定の角速度へ切り換える
    記録領域上の位置付近では、前記線速度一定制御情報生
    成手段によって生成される線速度一定制御情報を、前記
    角速度一定制御情報生成手段によって生成される角速度
    一定制御情報の周期と位相にほぼ一致させる手段を設け
    たことを特徴とする情報記録媒体の回転速度制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12のいずれか一項に記
    載の情報記録媒体の回転速度制御装置において、 前記線速度一定制御情報生成手段は、 前記回転手段によって前記情報記録媒体を回転させたと
    きに検出される回転数情報に基づくクロックをカウント
    し、そのカウント情報を出力するカウント手段と、 該手段によって出力されたカウント情報と前記線速度情
    報出力手段によって出力された線速度情報とを比較し、
    該線速度情報と等しくなったときに前記カウント情報を
    出力する手段と、 前記切換制御情報に基づいて前記カウント情報と前記角
    速度一定制御情報のエッジ情報のいずれか一方を選択し
    て出力する手段と、 前記カウント情報をデコードして線速度一定制御情報と
    して出力する手段とからなることを特徴とする情報記録
    媒体の回転速度制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項9乃至13のいずれか一項に記
    載の情報記録媒体の回転速度制御装置において、 前記角速度一定制御情報生成手段に、前記回転手段によ
    って前記情報記録媒体を回転させたときに検出される回
    転数情報に基づいて前記角速度一定制御情報を生成する
    手段を設けたことを特徴とする情報記録媒体の回転速度
    制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至14のいずれか一項に記
    載の情報記録媒体の回転速度制御装置において、 前記線速度一定制御情報生成手段に、前記情報記録媒体
    から検出されたウォブル情報に基づいて前記線速度一定
    制御情報を生成する手段を設けたことを特徴とする情報
    記録媒体の回転速度制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項9乃至14のいずれか一項に記
    載の情報記録媒体の回転速度制御装置において、 前記線速度一定制御情報生成手段に、前記情報記録媒体
    から検出された再生情報に基づいて前記線速度一定制御
    情報を生成する手段を設けたことを特徴とする情報記録
    媒体の回転速度制御装置。
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