JP2001253511A - 配送システムとその配送方法、及び配送プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

配送システムとその配送方法、及び配送プログラムを記録した記録媒体

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JP2001253511A
JP2001253511A JP2000068172A JP2000068172A JP2001253511A JP 2001253511 A JP2001253511 A JP 2001253511A JP 2000068172 A JP2000068172 A JP 2000068172A JP 2000068172 A JP2000068172 A JP 2000068172A JP 2001253511 A JP2001253511 A JP 2001253511A
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product
user
delivery
warehouse
goods
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JP2000068172A
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English (en)
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Norimitsu Fukuda
則光 福田
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ホテルの利用客が客室内で注文した商品を、
人手を介することなく倉庫から利用客のもとに配送する
配送システムを提供する。 【解決手段】 各客室41aは、利用客が商品を受け取
るための取出口31と、管理サーバ10aに商品を発注
するための注文者の本人確認の機能を備えるパソコン6
0aを備え、ホテル40aは、商品倉庫20と、梱包材
と、商品倉庫20から取出口31まで商品を通す配送管
30と、商品の配送と課金を管理する管理サーバ10a
を備え、商品倉庫20を取出口31よりも高所に設置す
ることにより、商品に働く重力をも使用し、管理サーバ
10aは、インターネット回線50aを介して利用客の
パソコン60aから商品の発注を受け付け、商品倉庫2
0から取り出し、商品の配送路を設定し、商品倉庫20
内の利用客が発注した商品を、配送管30を通して取出
口31に自動配送することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が注文した
商品を自動的に利用者に届ける配送システムに関し、特
にインターネット等の通信回線を用いて注文を受け付け
る配送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、利用者に対し商品を配送するため
には、郵便や宅配業者を利用したり、商品の販売元の社
員が自ら利用者のもとに届ける等の、人手を介して行う
ことが必要であった。これは、ホテルや旅館、マンショ
ン等の集合住宅、企業やその他の組織が使用する単一の
ビル内においても同様であり、商品を配送するためには
届け先の部屋に人手を介して送られていた。
【0003】このように、人手を介して商品を配送する
ため、配送には時間や人件費等の多くのコストを必要と
することになり、これは商品を注文をする側と配送をす
る側の双方に不便であった。
【0004】特に、ホテル等の単一のビル内等における
配送サービスには、例えば配送元と配送先を結ぶコンベ
ヤー等の設備を備える方式等が考えられる。
【0005】特開平10−175710号公報及び特開
平11−059817号公報に開示された従来技術で
は、商品等の貨物を自動的に倉庫から出庫し出荷口まで
搬送する、自動倉庫システムが提案されている。これに
より、商品の管理者は、商品を倉庫内で集中して管理が
でき、又配送する商品を自動的に出荷口に取り寄せるこ
とができる。
【0006】しかし、自動倉庫システムが自動で商品を
搬送を行うのは、貨物の出荷口までであり、直接に利用
者のもとに届けられるのではない。
【0007】もし、更に利用者のもとにまで自動的に商
品を届けようとするのならば、利用者のもとまでの配送
路を結ぶコンベヤー装置や、利用者からの注文を受け付
けるシステムや、利用者に対し課金を行うシステム等を
備えることが必要である。またこうした設備を、人手を
介して商品を配送する場合のコストに比較しうる範囲で
備えることは困難であったため、従来の自動倉庫システ
ムでは利用者のもとへの商品の自動配送を実現できなか
った。
【0008】従来、ホテル等においては、利用客の注文
に応じて商品を配送する手間を省略するために、予め利
用客が利用することが予想される飲み物等の商品を、各
客室内の冷蔵庫に備える方式が採用されている。例え
ば、特許第2684584号公報においては、ホテル等
の冷蔵庫内商品利用の自動課金装置が開示されている。
これにより利用者は、時間も手間も掛けることなく、要
求する商品を客室内の冷蔵庫から購入して入手すること
ができる。
【0009】しかし、各客室内の冷蔵庫に商品を予め備
える方式では、商品を予め各客室内の冷蔵庫に準備しな
くてはならないため、多くの商品の在庫を予め用意する
ことが必要となる。また、この場合においても、冷蔵庫
内の商品の補充は、人手を介して各客室内の冷蔵庫のそ
れぞれに対し補充を行うことになり手間が掛かかってい
る。
【0010】また、商品を各客室のそれぞれに対して分
散して備えるため、各客室内に備える飲み物等の商品の
賞味期限がそれぞれに異なることにもなり、全ての客室
内の商品を管理するためには多くの手間が掛かることに
なる。単に利用された商品を補充する作業のみでは賞味
期限の切れた商品が各所から現れることにもなる。
【0011】また、各客室内に商品を備えるためのスペ
ースは限られ、冷蔵庫内に商品を種類や量を多く備える
ことはできない。このため、利用者が必要としている商
品は冷蔵庫内に無い場合も多い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
商品の配送システムでは、以下に述べるような問題点が
あった。
【0013】ホテル等の単一のビル内等においても、利
用者に商品を提供するためには、各客室の冷蔵庫内に商
品を備えてたり、ビル内の各フロアに自動販売機を備え
たり、利用者からの注文を受けて商品を直接届ける等を
必要としていた。このため、各冷蔵庫等への商品の補充
等の人手を要する手間の掛かる作業を必要としていた。
【0014】また、こうした作業を自動化するために
は、多大な費用を用いて複雑な設備を備えることを必要
とし、投資する費用に相当するだけの効果を得ることが
できず、実用化をすることができなかった。また、商品
を利用者のもとに自動配送するためのコンベヤー装置等
は、大掛かりな設備であるため、従来の一般のビルに対
しては新たにこうした設備を備えることは困難であり実
現できなかった。
【0015】このようにして従来では、ホテル等の利用
者(利用客)が客室内で注文した商品を、配送システム
により自動的に人手を介することなく、当該商品を倉庫
から運び出し利用者のもとに配送することができなかっ
た。
【0016】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解消し、利用者が必要とする商品を時間も手間も掛
けることなく利用者のもとに自動的に配送し、高い利便
性を実現する配送システムを提供することである。
【0017】本発明の第2の目的は、上記従来技術の欠
点を解消し、利用者からネットワークを介して受注した
商品を自動的に利用者のもとまで配送し、その課金を管
理する配送システムを提供することである。
【0018】本発明の第3の目的は、上記従来技術の欠
点を解消し、利用者のもとに自動的に商品を配送する配
送システムを、設備投資に多大な費用を必要とすること
なく提供することである。
【0019】本発明の第4の目的は、上記従来技術の欠
点を解消し、ホテル等の利用客が客室内で注文した商品
を、人手を介することなく自動的に、当該商品を倉庫か
ら運び出し利用客のもとに配送する配送システムを提供
することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の配送システムは、利用者から発注を受けた商品
を前記利用者に自動配送する配送システムであって、商
品を格納する商品倉庫と、前記利用者が商品を受け取る
ための取出口と、前記商品倉庫から前記取出口まで商品
を通す管である配送管と、商品の配送と課金を管理する
管理サーバを備え、前記管理サーバは、通信回線を介し
て前記利用者からの商品の発注を受け付け、前記商品倉
庫内の前記利用者が発注した商品を、前記配送管を通し
て前記取出口に自動配送することを特徴とする。
【0021】請求項2の本発明の配送システムは、前記
管理サーバは、前記利用者から発注を受けた商品を前記
商品倉庫から取り出し、前記商品倉庫から前記利用者の
部屋の前記取出口まで前記配送管の当該商品の配送路を
設定し、発注を受けた商品を配送することを特徴とす
る。
【0022】請求項3の本発明の配送システムは、建物
内の各部屋を商品の配送対象とし、各前記部屋は、前記
取出口と、通信回線を介して前記管理サーバに商品を発
注するための端末を備え、前記建物は、前記商品倉庫
と、前記配送管と、前記管理サーバを備えることを特徴
とする。
【0023】請求項4の本発明の配送システムは、前記
商品倉庫を前記取出口よりも高所に設置することによ
り、前記配送管は、前記商品倉庫から前記取出口への商
品の配送のための動力に、当該商品に働く重力をも使用
することを特徴とする。
【0024】請求項5の本発明の配送システムは、商品
の配送中における、商品及び前記配送管及び前記取出口
の損傷を防止するための梱包材を備え、配送する商品を
前記梱包材により梱包することを特徴とする。
【0025】請求項6の本発明の配送システムは、前記
管理サーバは、利用者の本人確認の機能を備える専用の
通信端末からの商品の発注を受け付け、利用者の本人確
認を行い、正しく利用者に課金を行うことを特徴とす
る。
【0026】請求項7の本発明の配送システムは、前記
通信回線をインターネット回線とすることを特徴とす
る。
【0027】請求項8の本発明の配送方法は、宿泊施設
における、宿泊客に対する商品の販売のための商品の配
送に適用し、前記利用者である宿泊客からの商品の注文
を、当該宿泊客の客室から受け、当該客室に備える前記
取出口に対し送品を配送することと特徴とする。
【0028】請求項9の本発明の配送方法は、利用者か
ら発注を受けた商品を前記利用者に自動配送する配送方
法であって、商品を格納する商品倉庫を制御する商品倉
庫制御ステップと、前記利用者が商品を受け取るための
取出口まで前記商品倉庫から商品を通す管である配送管
を制御する配送管制御ステップと、商品の配送と課金を
管理する管理ステップを備え、前記管理ステップは、通
信回線を介して前記利用者からの商品の発注を受け付
け、前記商品格納ステップ内の前記利用者が発注した商
品を、前記配送管を通して前記取出ステップに自動配送
することを特徴とする。
【0029】請求項10の本発明の配送方法は、前記管
理ステップは、商品倉庫制御ステップにより、前記利用
者から発注を受けた商品を前記商品倉庫から取り出し、
配送管制御ステップにより、前記商品倉庫から前記利用
者の部屋の前記取出口まで前記配送管の当該商品の配送
路を設定し、発注を受けた商品を配送することを特徴と
する。
【0030】請求項11の本発明の配送方法は、前記管
理ステップは、利用者の本人確認の機能を備える専用の
通信端末から商品の発注を受け付け、その利用者の本人
確認を行い、正しく利用者に課金を行うことを特徴とす
る。
【0031】請求項12の本発明の配送方法は、利用者
から発注を受けた商品を前記利用者に自動配送する配送
プログラムを記録した記録媒体であって、商品を格納す
る商品倉庫を制御する商品倉庫制御ステップと、前記利
用者が商品を受け取るための取出口まで前記商品倉庫か
ら商品を通す管である配送管を制御する配送管制御ステ
ップと、商品の配送と課金を管理する管理ステップを備
え、前記管理ステップは、通信回線を介して前記利用者
からの商品の発注を受け付け、前記商品格納ステップ内
の前記利用者が発注した商品を、前記配送管を通して前
記取出ステップに自動配送することを特徴とする。
【0032】請求項13の本発明の配送方法は、前記管
理ステップは、商品倉庫制御ステップにより、前記利用
者から発注を受けた商品を前記商品倉庫から取り出し、
配送管制御ステップにより、前記商品倉庫から前記利用
者の部屋の前記取出口まで前記配送管の当該商品の配送
路を設定し、発注を受けた商品を配送することを特徴と
する。
【0033】請求項14の本発明の配送方法は、前記管
理ステップは、利用者の本人確認の機能を備える専用の
通信端末から商品の発注を受け付け、その利用者の本人
確認を行い、正しく利用者に課金を行うことを特徴とす
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0035】図1は、本発明の第1の実施の形態による
配送システム100の構成を示すブロック図である。
【0036】図1を参照すると、本実施の形態の配送シ
ステム100は、商品倉庫20内の商品をビル40内の
各部屋41に対し配送を行うシステムである。このた
め、商品倉庫20には、自動販売機や自動倉庫システム
と同様にして指定された商品を外部に送り出す機能を備
え、各部屋には、配送された送品を受け取るための取出
口31を備え、商品倉庫20からこの各部屋41の商品
の取出口31までの間を商品を通すための配送管30を
備えることにより商品の配送を行う。
【0037】配送管30内には、エレベータやコンベヤ
ー等の貨物を移送するための設備を備えて、適切に商品
の配送を実行する。
【0038】配送する商品の種類は、例えば弁当・飲み
物・酒・雑誌・漫画・つまみ・軽食・日用品(石鹸・靴
下・下着など)等が考えられ、主にコンビニエンススト
アが備えるような軽くかさばらない安価な商品等を配送
する。
【0039】図2は、本実施の形態による配送システム
の設置を説明するための図である。
【0040】図2を参照すると、商品倉庫20はビル4
0の屋上に設置され、配送管30は商品倉庫20の場所
からビル40の各部屋41の位置までいくつかに分かれ
て配管されている。
【0041】本実施の形態のビル40は、多くの個別の
独立した部屋を備える建物であり、ホテルや旅館等の宿
泊施設や、マンション等の集合住宅や、各フロアや部屋
を個々のテナントが使用する賃貸ビルや、企業や学校や
その他の組織が独自で使用するビル等に適応することが
できる。
【0042】図2の例のビル40では、通常の多くのビ
ルと同様にして各階毎の同じ位置に部屋41を配置して
いる。このため、図2に示されるように配送管30を、
まず屋上で商品倉庫20の場所から最上階の各部屋41
の位置の外壁まで分岐して伸び、この各部屋41の最上
階の位置から縦に下方に向けて、各階の部屋41の外壁
を通り1階の部屋まで配管する方式を採用することがで
きる。
【0043】本実施の形態の配送システムでは、このよ
うに屋上の商品倉庫20内の商品を、縦に配管した配送
管30内を降下する方向に通して各階の部屋に配送する
ため、外部からの電力等のみを使用して配送するのでは
なく、その商品自体に対する重力をも動力として配送に
使用することができる。これにより、商品の配送に使用
する電力等を節約することができる。
【0044】ただし、商品の自重が軽過ぎたり重過ぎた
りする場合にも、商品の配送に問題が生じないように、
配送管30においては電力等のその他の動力を使用し
て、商品が傷つくことのないように適切な速度により配
送を行う。
【0045】配送管30を通って配送された商品は、商
品を注文した利用者の部屋41の取出口31に配送管3
0から送られ、これにより注文した利用者のもとに商品
が届くことになる。
【0046】管理サーバ10は、本実施の形態の配送シ
ステム100を制御するサーバであり、利用者からの商
品の注文を受け付け、商品倉庫20や配送管30を制御
し商品の配送経路を正しく設定し、その配送を実行し、
販売した商品の課金管理を行う。
【0047】管理サーバ10は、利用者からの注文を通
信回線50を介して受注する。これにより、利用者は、
わざわざ管理サーバ10や商品倉庫20の設置場所まで
出向く必要はなく、利用者のいる部屋41から管理サー
バ10への通信の可能な端末60を使用して注文を行う
ことができる。
【0048】通信回線50は、インターネット回線や電
話回線や無線電話回線等の各種通信回線を使用すること
ができる。利用者が注文に使用する端末60は、パソコ
ンやノートパソコンや、文字データ等の送受信が可能な
携帯電話やPHSやその他の通信端末や情報通信端末を
使用することができる。
【0049】管理サーバ10は、通信回線50を介して
こうした端末60からの接続を受け、販売する商品の情
報をウェブページやiモード対応のウェブページやその
他の表示方法を用いて示し、かつ商品の注文を端末60
からCGIや電子メール等を用いることにより受け付け
ることができる。
【0050】図3は、本実施の形態の商品の配送処理を
説明するためのフローチャートである。
【0051】図3を参照すると、まず管理サーバ10は
利用者の部屋の端末60から通信回線50を介して商品
の注文を受けると(ステップ301)、当該商品が商品
倉庫20内にあるがどうかを検索する(ステップ30
2)。
【0052】この商品の検索は、商品の商品倉庫20内
の在庫を記録する商品データベースを、管理サーバ10
内に備えてこれを検索する等の方法により実行すること
ができる。もし、注文を受けた商品の在庫が無い場合に
は、その旨を利用者の端末60に通知する等の適切なエ
ラー処理を実行し(ステップ308)、この配送処理を
終了する。
【0053】もし、注文を受けた商品の在庫がある場合
には、管理サーバ10は商品倉庫20に指示しその商品
を取り出し(ステップ304)、配送管30に指示し商
品を当該利用者の部屋41まで配送する配送路を設定し
(ステップ305)、商品を配送路30を通して利用者
の部屋41の取出口31に届ける(ステップ306)。
【0054】そして、利用者が取出口31から注文した
商品を取り出すことにより(ステップ307)、本実施
の形態の商品の配送処理が終了する。
【0055】また、管理サーバ10は、上述の商品の配
送の制御と共に、更に商品の課金制御を実行する。
【0056】この管理サーバ10による課金制御の方法
は、例えば管理サーバ10内に販売した商品の代金を記
録する代金データベースを備えて、ホテル等の場合にお
いては宿泊客のチェックアウト時に宿泊代金等とまとめ
て清算し、マンション等の場合においては月々の家賃の
支払い時にまとめて清算する方式や、又予め代金の引き
落としを登録した預金口座やクレジットカードやプリペ
イドカード等のシステムを利用して自動支払いを実行す
る方式等が考えられる。
【0057】またその他に、各部屋41に代金を入れる
自動販売機と同様の料金箱を設置し、商品を購入する度
にその代金を料金箱に納める等の方式等も可能である。
従来でも、ホテル等の宿泊施設においては、テレビ等の
電気製品に対しその使用料金を徴収するための料金箱が
備えられていることがあり、これと同様にして取出口3
1等に料金箱を設置して商品代金を徴収することができ
る。
【0058】また、本実施の形態の配送システムは、ビ
ル40の設計時に予め配送管30や商品倉庫20を設置
して建設することを必要とするものではない。例えば、
図2の例の設備を実現するためには、本実施の形態の配
送システムを備えない一般のビル40に対しても、必要
とする大掛かりな工事は、新たに屋上に商品倉庫20設
置し、外壁に縦に配送管30を設置し、各部屋41にお
いて取出口31を備えることのみである。
【0059】取出口31を備えるために、部屋41の中
と外壁との間に穴を空けて室外の配送管30と室内の取
出口31を接続する工事を行う場合においては、工事中
にはその部屋41の使用が制限されるものの、困難な工
事ではない。また、取出口31は、エアコン等と同様に
して、窓枠内に設置する形態とすれば壁に穴を空ける工
事は不要である。
【0060】更に、図2の例のように配送管30を外壁
面に設置する形態の他に、ビル40内部を通して同様に
縦に配管する形態も可能である。この、ビル40内部に
配送管30を通す形態の配送システムを、一般のビル4
0に対して新たに設置する場合においては、各階の床や
天井に穴を空けて配送管30を通す工事を行うことにな
るが、配送管30の断面積は広いものではないため、各
階の床や天井の柱や骨組みを切断する必要はなく、設置
が可能である。
【0061】以上説明した、本実施の形態の配送システ
ム100により、利用者は、自室にくつろぎながら好み
の飲み物等の商品を端末60から注文ができ、自動販売
機と同様に直ぐに手元に配送を受け、その自動支払い等
の課金処理を自動に受けることができ、高い利便性を実
現することができる。
【0062】商品は商品倉庫20内に集中して格納する
ことができるため、各部屋の冷蔵庫に分散して備えるよ
りも多くの種類の多くの商品を提供することができ、利
用者は端末60に表示される多数の商品の中から選択し
て注文をすることができる。
【0063】注文した商品は、配送管30を通って自動
的に直ちに届けられるため、利用者はいつでも欲しいも
のが直ぐに手間無く手元に入手することができる。
【0064】商品の販売側においても、商品の販売を自
動化して行うことができ、又各部屋41の利用者の需要
に対し即時に商品を販売できるため、好な売上が得られ
る。
【0065】次に、本発明の第2の実施の形態の配送シ
ステムを説明する。
【0066】本実施の形態においては、第1の実施の形
態の配送システムを特に宿泊施設であるホテルの、各客
室への商品の配送に適応した形態を説明する。
【0067】図4は、本実施の形態による配送システム
100aの構成を示すブロック図である。
【0068】図4を参照すると、本実施の形態の配送シ
ステム100aは、第1の実施の形態におけるビル40
をホテル40aとし、部屋41を客室41aとし、ホテ
ル利用客である利用者に対し商品を提供(販売)する。
【0069】本実施の形態の配送システム100aによ
る商品の販売は、ホテル40aにおける利用客へのサー
ビスの一つとてして、ホテル40aと同じ業者(又は同
じ経営母体等の業者により)により行う。このため、商
品の売上代金と、ホテル40aの宿泊代金をまとめて利
用客に対し請求し徴収することもできる。
【0070】本実施の形態の配送システム100aで
は、ホテル管理サーバ10aにおいて、第1の実施の形
態の管理サーバ10の商品の配送の管理に加えて、利用
客の宿泊代金等のホテルの経営に必要な事項の管理も行
う。
【0071】図4を参照すると、ホテル管理サーバ10
aは、商品の配送を制御する配送管理サーバ11と、各
客室41aの利用客の情報を管理する客室管理サーバ1
2と、商品倉庫20の在庫等の情報を記録する商品デー
タベース13を備える。
【0072】配送管理サーバ11は、利用客からの商品
の発注を受け付け、商品倉庫20や配送管30等のシス
テムの各部の装置を制御し、商品の配送を制御する。客
室管理サーバ12は、各客室41aに宿泊する利用客
の、宿泊代金や商品の購入代金や、宿泊する期間や、ホ
テル40aの今後の宿泊の予約等の情報の記録や管理に
用いる。
【0073】また、本実施の形態においては、通信回線
50としてインターネット回線50aを用いる。そし
て、商品の注文を行うための端末60として、インター
ネットに接続できるパソコン60aを各客室41aに備
える。また、ホテル管理サーバ10aにおいては、イン
ターネットのウェブページを用いて、利用者に対し販売
する商品の情報を表示し、その注文を受け付ける。
【0074】最近では、多くのホテルにおいてインター
ネットへの接続の可能なパソコンを、各客室に備えたり
利用客に貸し出すサービスが行われている。本実施の形
態においても、各客室にパソコン60aを備えることに
より、使用客がパソコン60aを使用してワープロソフ
ト等を使用することにより各種ビジネスの作業を行った
り、インターネットを(ホテル管理サーバ10aの商品
の注文のページに限らず)利用するサービスの提供をも
行うことができる。
【0075】また、本実施の形態の客室に備えるパソコ
ン60aには、利用者の本人確認の機能を備える。
【0076】利用者の本人確認の方法は、例えば図5に
示すようにパソコン60aに磁気カードや電子カードを
読み出すカードリーダ61を備え、利用者が注文時に利
用者本人を示すカードをカードリーダ61に通す等の方
式が考えられる。
【0077】ここで、利用者本人を示すカードは、例え
ば客室の鍵を磁気カードにより設置し、この客室の鍵で
あるカードを利用者本人を示すカードとして商品の注文
時にも使用することができる。またこれにより本人確認
を行うことで、ホテル40aの同じ客室41aに同時に
2,3人の客が宿泊する場合においても、それぞれの利
用客に渡された客室の鍵である利用者本人を示すカード
を使用することにより、商品を購入した使用者に対し正
しく課金することができる。
【0078】また、利用者本人を示すカードは、その他
に利用者個人のクレジットカードやデビットカードや電
子マネーカードやホテル40aが発行したプリペイドカ
ードや会員カード等を使用するものとしても同様に可能
である。また、本人確認をカードによる方式に限らず、
指紋や眼球の虹彩を使用する方式によるものとしてもよ
い。
【0079】商品データベース13は、リアルタイムの
売れ筋管理/在庫管理/発注管理ができる商品のデータ
ベース構築がなされている。
【0080】客室管理サーバ12は、客室毎の基本料金
管理を始めとして、客室での商品の消費に対する物品/
支払管理などを行う。
【0081】配送管理サーバ11は、ホテルの屋上に設
置された商品倉庫20を自動制御して、客室からの注文
に応じて商品を取り出し重力等を活用して当該客室41
aに配送する。
【0082】商品の注文に用いるパソコン60aには、
(他の作業に使用していない時には)常時商品の案内画
面を表示し注文の操作に応じられるようにしてもよい。
これにより、商品の注文の度にパソコン60aを起動す
る手間を省くことができ、更にパソコンの操作に疎い利
用客においても注文をより用意に行うことができるよう
になる。
【0083】例えば、缶コーヒーが飲みたい時、案内画
面に表示されるコーヒー飲料のボタンを、パソコン60
aに付属のマウス等を操作してクリックし好みの商品を
選択して注文することにより、その注文がインターネッ
ト回線50aを経由して、ホテル管理サーバ10aの配
送管理サーバ11に渡り、商品倉庫20を自動制御して
発注された缶コーヒーを取り出し、配送管30を通して
客室41aの取出口31に配送する。
【0084】以上説明した本実施の形態の配送システム
により、ホテル40aの経営側では、経営効率性の向上
として、まず客室毎に冷蔵庫が不要となり、次に各階毎
に一般の自販機が不要になり、更にホテル従業員の日常
業務として客室毎へ各種消耗品の補充を持ち運ぶ必要も
なくなる。また、これらに伴う物品管理なども自動化さ
れ、より低コスト経営が実現できる。
【0085】本実施の形態の配送システムを備えるため
の配送管30を配管し、商品倉庫20を備え、管理サー
バ10aを稼動させる費用は必要となるが、前記の不要
となる経費削減規模と比べるとはるかに下回る費用で賄
える。
【0086】利用客の側の視点では、利用客が本当に必
要なサービスだけを基本サービスメニューとして、オプ
ションサービスの選択の幅を広げ、オプションは極力、
本システムを活用したセルフサービスで手間無くさば
き、その分料金を安くすることで、両者の満足を得る考
え方が実現できる。このことは、言い換えれば貴重な資
源を無駄遣いしないと言う考え方にも繋がり、環境保全
にも貢献する効果がある。
【0087】利用客の側では、低料金における満足度の
範囲内における「ホテル生活利便性」の向上として、自
室にくつろぎながら、好みの飲み物を多数の中から瞬時
に選んで、瞬時に手元に届き、瞬時に自動支払ができ
る。同様に、つまみ・軽食・日用品(石鹸・靴下・下着
など)においても、急いで欲しいものが直ぐに手間無く
手元に届けられることが挙げられる。また、ガラス張り
会計と言う安心感も得られる。
【0088】ホテル40aの経営側及び利用客の双方
に、経済的な利点と付加価値が増える利点を実現しビジ
ネス活動に貢献することができる。
【0089】次に、その他の実施の形態を説明する。
【0090】上記各実施の形態の配送管30を利用し
て、各部屋41や客室41aにおいて発生するゴミの廃
棄に使用する形態も可能である。ゴミを捨てる場合にお
いては、利用者が各部屋41や客室41aの取出口31
に対しゴミを納めることにより、これを下方の階(1階
や地下等)に備えるゴミの集積所まで配送する。この場
合においても、ゴミを下方の階に送る動力にはゴミの重
力をも用いることができる。
【0091】また、上記各実施の形態においては、商品
を配送管30に備えるコンベヤーやエレベータ等の機能
により取出口31まで送るものであったが、商品をその
重力を利用して取出口31まで落下させる方式も可能で
ある。これは、ジュースの自動販売機等と同様に商品を
運ぶための台や箱を使用することなく、直接商品を商品
倉庫20から配送管30を通して取出口31にまで落下
させるのである。
【0092】この商品を落下させる形態においては、商
品及び配送管等配送システムの各部が損傷したり汚れた
りしないように、配送する商品を適切な梱包材を用いて
梱包することが好ましい。梱包材には、例えば発泡スチ
ロールやプラスチックやゴム製の容器や金属製の缶等を
使用することができる。商品の梱包は、予め商品を梱包
材に梱包して商品倉庫20内に格納しておく方式や、商
品倉庫20において注文された商品を自動的にこれら梱
包材に格納する方式等が可能である。
【0093】梱包材の形状は、円筒形や球形等を用いる
場合においては、例えば図2に示されるように配送管3
0を縦に設置した個所のみではなく、その位置まで商品
倉庫20から斜めに伸びる個所においても、商品(と梱
包材)をその重力に従い転がり落ちるようにして送るこ
とができる。
【0094】また、このように商品を落下させて送る方
式を採用する場合においては、途中で商品が配送管30
内で引っ掛かり止っていないかを確かめ、注文した利用
者の部屋41や客室41aまで落とすための設備(例え
ば空気を配送管30内に上下に送風する等)や、配送管
30から発する騒音や振動を防止するための設備(例え
ば配送管30の周りを防音材で囲む等)や、商品の落下
速度があまり速くならないようにする設備(例えば配送
管30内に下から空気を送風して商品を押し上げたり、
配送管30を縦に真直ぐではなく斜めに設置する等)を
も必要に応じて備える。また、この方式を用いる場合に
おいては、安全のために配送する商品は、新聞、雑誌、
靴下、下着等の軽くて衝撃により壊れない商品を対象に
することが好ましい。
【0095】また、その他の実施の形態として、各部屋
41や客室41aに、配送された商品の情報を入力する
ためのバーコードリーダーを備える形態がある。
【0096】前述の商品に梱包材に包んで配送する形態
においては、その梱包材に商品を識別するバーコードを
示し、又配送管30内を台や籠に乗せて商品を配送する
形態においては、その台等に商品を識別するバーコード
を示したカード等を付けて共に配送することにより、注
文をした利用者に対しその商品を識別するバーコードを
送ることができる。
【0097】利用者が、この送られたバーコードをバー
コードリーダーにかけることにより、配送システムに対
し商品の受理を通知することができる。
【0098】例えば、第2の実施の形態のホテル40a
の配送サービスを例に説明すると、配送管30にバーコ
ードリーダーをパソコン60aに連結して備えておくこ
とにより、商品が配送された時に、利用者は、客室41
aにおいてすぐ側にあるバーコードリーダー付きの配送
管30の取出口31に届けられた缶コーヒーを、バーコ
ードリーダーに読ませて、その情報がインターネット回
線50a経由で客室管理サーバ12に渡り、支払管理等
が自動処理され(必要があれば、自らの案内画面で確
認)、缶コーヒーを手に取って飲むことができる。
【0099】また、このバーコードにより示される商品
を識別する情報は、注文した以外の商品が誤って配送さ
れた場合や、その他使用者が配送された商品を返品した
い場合等において、配送システムに商品の情報を通知す
るために使用することができる。
【0100】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明の配送システ
ムによれば、以下のような効果が達成される。
【0102】第1に、商品倉庫から買う利用者の部屋ま
でとつなぐ配送管を備えることにより、自動販売機と同
様にして、利用者が必要とする商品を時間も手間も掛け
ることなく利用者のもとに自動的に配送し高い利便性を
実現する。
【0103】第2に、管理サーバが利用者からの商品の
発注を通信回線を介して受注することにより、利用者か
らネットワークを介して受注した商品を自動的に利用者
のもとまで配送しその課金を管理することができる。
【0104】第3に、ビル内に備えた商品倉庫から商品
の重力等を利用し、配送管内を通してビル内の各部屋に
商品を配送することにより、利用者のもとに自動的に商
品を配送する配送システムを、設備投資に多大な費用を
必要とすることなく実現することができる。
【0105】第4に、ホテル等の利用客が客室内で注文
した商品を、人手を介することなく自動的に、当該商品
を倉庫から運び出し利用客のもとに配送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による配送システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態による配送システ
ムの設置を説明するための図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の商品の配送処理
を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の第2の実施の形態による配送システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態による客室と管理
サーバとの通信を説明するための図である。
【符号の説明】
100、100a 配送システム 10 管理サーバ 10a ホテル管理サーバ 11 配送管理サーバ 12 客室管理サーバ 13 商品データベース 20 商品倉庫 30 配送管 31 取出口 40 ビル 40a ホテル 41 部屋 41a 客室 50 通信回線 50a インターネット回線 60 端末 60a パソコン 61 カードリーダ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者から発注を受けた商品を前記利用
    者に自動配送する配送システムであって、 商品を格納する商品倉庫と、 前記利用者が商品を受け取るための取出口と、 前記商品倉庫から前記取出口まで商品を通す管である配
    送管と、 商品の配送と課金を管理する管理サーバを備え、 前記管理サーバは、 通信回線を介して前記利用者からの商品の発注を受け付
    け、 前記商品倉庫内の前記利用者が発注した商品を、前記配
    送管を通して前記取出口に自動配送することを特徴とす
    る配送システム。
  2. 【請求項2】 前記管理サーバは、 前記利用者から発注を受けた商品を前記商品倉庫から取
    り出し、 前記商品倉庫から前記利用者の部屋の前記取出口まで前
    記配送管の当該商品の配送路を設定し、 発注を受けた商品を配送することを特徴とする請求項1
    に記載の配送システム。
  3. 【請求項3】 建物内の各部屋を商品の配送対象とし、 各前記部屋は、 前記取出口と、通信回線を介して前記管理サーバに商品
    を発注するための端末を備え、 前記建物は、 前記商品倉庫と、前記配送管と、前記管理サーバを備え
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配送
    システム。
  4. 【請求項4】 前記商品倉庫を前記取出口よりも高所に
    設置することにより、 前記配送管は、 前記商品倉庫から前記取出口への商品の配送のための動
    力に、当該商品に働く重力をも使用することを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の配送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 商品の配送中における、商品及び前記配
    送管及び前記取出口の損傷を防止するための梱包材を備
    え、 配送する商品を前記梱包材により梱包することを特徴と
    する請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の配送
    システム。
  6. 【請求項6】 前記管理サーバは、 利用者の本人確認の機能を備える専用の通信端末からの
    商品の発注を受け付け、利用者の本人確認を行い、正し
    く利用者に課金を行うことを特徴とする請求項1から請
    求項5いずれか一つに記載の配送システム。
  7. 【請求項7】 前記通信回線をインターネット回線とす
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一
    つに記載の配送システム。
  8. 【請求項8】 宿泊施設における、宿泊客に対する商品
    の販売のための商品の配送に適用し、 前記利用者である宿泊客からの商品の注文を、当該宿泊
    客の客室から受け、当該客室に備える前記取出口に対し
    送品を配送することと特徴とする請求項1から請求項7
    のいずれか一つに記載の配送システム。
  9. 【請求項9】 利用者から発注を受けた商品を前記利用
    者に自動配送する配送方法であって、 商品を格納する商品倉庫を制御する商品倉庫制御ステッ
    プと、 前記利用者が商品を受け取るための取出口まで前記商品
    倉庫から商品を通す管である配送管を制御する配送管制
    御ステップと、 商品の配送と課金を管理する管理ステップを備え、 前記管理ステップは、 通信回線を介して前記利用者からの商品の発注を受け付
    け、 前記商品格納ステップ内の前記利用者が発注した商品
    を、前記配送管を通して前記取出ステップに自動配送す
    ることを特徴とする配送方法。
  10. 【請求項10】 前記管理ステップは、 商品倉庫制御ステップにより、前記利用者から発注を受
    けた商品を前記商品倉庫から取り出し、 配送管制御ステップにより、前記商品倉庫から前記利用
    者の部屋の前記取出口まで前記配送管の当該商品の配送
    路を設定し、 発注を受けた商品を配送することを特徴とする請求項9
    に記載の配送方法。
  11. 【請求項11】 前記管理ステップは、 利用者の本人確認の機能を備える専用の通信端末から商
    品の発注を受け付け、その利用者の本人確認を行い、正
    しく利用者に課金を行うことを特徴とする請求項9又は
    請求項10に記載の配送方法。
  12. 【請求項12】 利用者から発注を受けた商品を前記利
    用者に自動配送する配送プログラムを記録した記録媒体
    であって、 商品を格納する商品倉庫を制御する商品倉庫制御ステッ
    プと、 前記利用者が商品を受け取るための取出口まで前記商品
    倉庫から商品を通す管である配送管を制御する配送管制
    御ステップと、 商品の配送と課金を管理する管理ステップを備え、 前記管理ステップは、 通信回線を介して前記利用者からの商品の発注を受け付
    け、 前記商品格納ステップ内の前記利用者が発注した商品
    を、前記配送管を通して前記取出ステップに自動配送す
    ることを特徴とする配送プログラムを記録した記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 前記管理ステップは、 商品倉庫制御ステップにより、前記利用者から発注を受
    けた商品を前記商品倉庫から取り出し、 配送管制御ステップにより、前記商品倉庫から前記利用
    者の部屋の前記取出口まで前記配送管の当該商品の配送
    路を設定し、 発注を受けた商品を配送することを特徴とする請求項1
    2に記載の配送プログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記管理ステップは、 利用者の本人確認の機能を備える専用の通信端末から商
    品の発注を受け付け、その利用者の本人確認を行い、正
    しく利用者に課金を行うことを特徴とする請求項12又
    は請求項13に記載の配送プログラムを記録した記録媒
    体。
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