JP2001245489A - 車載用モータの制御装置 - Google Patents

車載用モータの制御装置

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JP2001245489A
JP2001245489A JP2000052813A JP2000052813A JP2001245489A JP 2001245489 A JP2001245489 A JP 2001245489A JP 2000052813 A JP2000052813 A JP 2000052813A JP 2000052813 A JP2000052813 A JP 2000052813A JP 2001245489 A JP2001245489 A JP 2001245489A
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晃 坂根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御回路の起動後にイグニッションスイッチの
接触不良が発生しても、制御回路の動作を維持してモー
タを制御できるようにする。 【解決手段】イグニッションスイッチ(IG)のオンに
より制御回路1を起動する起動部101と、起動後の制
御回路1の出力により作動してバッテリから制御回路1
及びプリドライバの電源端子への給電路を閉状態に保持
する保持部102とによりAPC回路10を構成する。
保持部102は、バッテリの正端子+Bとレギュレータ
11との間に設けられ、制御回路1から出力される保持
制御信号によりオン状態に保持されるトランジスタ等の
スイッチング素子により構成し、起動部101は、イグ
ニッションスイッチ(IG)のオンに連動してオンし、
保持部102のスイッチング素子をオンさせるトランジ
スタ等のスイッチング素子等により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バッテリを電源
とする車載用モータ、及びこのモータの動作を制御する
制御回路とを備え、イグニッションスイッチのオンによ
りレギュレータを介して制御回路の電源端子に給電され
る車載用モータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用モータであるパワーステア
リング用モータは、3相直流ブラシレスモータから成
り、例えば図4に示すような構成の制御装置により制御
される。即ち、図4に示すように、マイクロコンピュー
タから成る制御回路COから出力される駆動制御信号に
基づき、プリドライバPDから駆動信号が出力され、プ
リドライバPDからの駆動信号により、上側3個、下側
3個のスイッチング素子により構成される3相ブリッジ
インバータIVの各スイッチング素子のうち、上側と下
側の所定の組み合わせのスイッチング素子がスイッチン
グされ、車体に搭載されたバッテリEから3相直流ブラ
シレスモータMの各巻線への通電路が複数のスイッチン
グ素子により開閉制御されてモータMが駆動される。
【0003】このとき、制御回路CO及びプリドライバ
PDには、図4に示すように、イグニッションスイッチ
ISのオンによりバッテリEに接続されるレギュレータ
RGを介して電源供給されるようになっており、レギュ
レータRGにより、バッテリEの端子電圧が降圧、安定
化されて制御回路CO及びプリドライバPDの電源端子
に制御電圧Vccが供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イグニッシ
ョンスイッチISは、頻繁に回動操作されるものである
ため、接触不良が発生することも考えられる。そして、
図4では、イグニッションスイッチISのオンによって
バッテリEに接続されたレギュレータRGを介して、制
御回路COに制御電圧Vccが供給される構成であること
から、イグニッションスイッチISのオンにより一旦制
御回路COが起動しても、イグニッションスイッチIS
に接触不良が発生すると、レギュレータRGとバッテリ
Eとの間の給電路が開成され、レギュレータRGから制
御回路CO及びプリドライバPDへの制御電圧Vccの供
給が停止され、制御回路COの動作が停止してモータM
の制御を継続できないという不都合が生じる。
【0005】このような不都合を解消するには、バッテ
リEにレギュレータRGを接続してバッテリEからレギ
ュレータRGに直接給電することが考えられるが、この
場合、イグニッションスイッチISがオフされてもレギ
ュレータRGには給電され続け、制御回路COやプリド
ライバPDにはレギュレータRGによる制御電圧Vccが
供給され続けるため、バッテリEの不要な消耗を招くと
いう問題が生じる。
【0006】また、このようにバッテリEからレギュレ
ータRGに直接給電する場合に、バッテリEとレギュレ
ータRGとの間にイグニッションスイッチISのオンに
連動してオンするスイッチ手段を設け、これによりイグ
ニッションスイッチISのオフ時にはバッテリEからレ
ギュレータRGへの給電を遮断してバッテリEの不要な
消耗を防止することも考えられる。しかしながら、この
ようなスイッチ手段は非常に高価であるため、装置全体
のコストの上昇を招くという別の問題が発生する。
【0007】そこで、本発明は、制御回路の起動後にイ
グニッションスイッチの接触不良が発生しても、制御回
路の動作を維持してモータを制御できるようにすること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、前記イグニッションスイッチのオン
により前記制御回路を起動する起動部と、起動後の前記
制御回路の出力により作動して前記バッテリから前記制
御回路の電源端子への給電路を閉状態に保持する保持部
とを備えていることを特徴としている。
【0009】このような構成によれば、起動部により制
御回路が一旦起動されると、保持部が作動してバッテリ
から制御回路の電源端子への給電路が閉状態に保持され
る。
【0010】そのため、起動部により制御回路が起動さ
れた後に、イグニッションスイッチの接触不良が発生し
ても、制御回路の電源端子への給電が継続されて制御回
路の動作が維持され、モータの制御が継続的に行われ
る。
【0011】このとき、例えばパワーウィンドウ用モー
タ、ドアミラー用モータ、パワーステアリング用モータ
などの車載用モータに対して本発明を適用することが可
能であり、少なくともイグニッションスイッチのオンに
連動してその制御回路が起動するものであれば、どのよ
うな車載用モータであっても構わない。
【0012】また、本発明は、起動部が、前記イグニッ
ションスイッチのオンに連動して前記保持部を作動させ
るスイッチング素子から成り、前記スイッチング素子に
よる前記保持部の作動によりバッテリから前記レギュレ
ータへの給電路を閉成し、前記制御回路に給電して前記
制御回路を起動することを特徴としている。
【0013】このような構成によれば、イグニッション
スイッチのオンに連動して起動部であるスイッチング素
子により保持部が作動され、この保持部の作動によりバ
ッテリからレギュレータへの給電路が閉成されるため、
制御回路を確実に起動することができる。
【0014】また、本発明は、前記起動部が、前記バッ
テリと前記レギュレータとを接続し、前記イグニッショ
ンスイッチのオンにより閉成される給電路を備え、前記
給電路の閉成により、前記レギュレータを介して前記制
御回路の電源端子に給電して前記制御回路を起動するこ
とを特徴としている。
【0015】このような構成によれば、イグニッション
スイッチのオンにより、バッテリとレギュレータとを接
続する上記した給電路が閉成し、この給電路の閉成によ
り、レギュレータを介して制御回路の電源端子に給電さ
れるため、制御回路を確実に起動することができる。
【0016】また、本発明は、前記車載用モータが、パ
ワーステアリング用の直流ブラシレスモータから成り、
前記制御回路によりPWM制御されるものであることを
特徴としている。このような構成によれば、起動部によ
る制御回路の起動後にイグニッションスイッチの接触不
良が発生しても、制御回路のPWM制御によって、パワ
ーステアリング用の直流ブラシレスモータの制御を継続
的に行い、その後も安定したパワーステアリングにおけ
るアシストトルクを発生し続けることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)この発明をパワ
ーステアリング用モータに提供した場合の第1実施形態
について図1及び図2を参照して説明する。但し、図1
は全体構成を表わす結線図、図2は一部の結線図であ
る。
【0018】自動車等の車両に搭載されるモータである
パワーステアリング用モータの制御装置は、図1に示す
ように構成されている。ロータリエンコーダ等から成る
検出器(図示せず)が図示しないステアリングに設けら
れ、このステアリングの操作に応じて検出器から、例え
ば90゜位相のずれた2相パルス信号が検出信号として
後段の信号変換部(図示せず)に出力され、この信号変
換部により検出信号が波形整形される。
【0019】そして、波形整形された検出信号がマイク
ロコンピュータ(以下、単にマイコンという)から成る
制御回路1に入力されると、制御回路1により検出信号
に基づいてステアリングを操作する舵角速度が検出さ
れ、制御回路1によりその舵角速度の高、低に応じてス
テアリングの操作トルクのアシスト量が決定され、決定
されたアシストトルクを発生すべく3相の直流ブラシレ
スモータ2が駆動される。
【0020】この3相直流ブラシレスモータ2は、3相
ブリッジインバータ3により駆動されるようになってお
り、3相ブリッジインバータ3は、制御回路1からの制
御信号に基づきプリドライバ4から出力される120゜
ずつ位相のずれた駆動信号により、上側の3個のスイッ
チング素子が120゜ずつずれてオンし、これと同様に
制御回路1からの制御信号に基づきプリドライバ4から
出力される120゜ずつ位相のずれた駆動信号により、
下側の3個のスイッチング素子が120゜ずつずれてオ
ンする。
【0021】ここで、制御回路1は、上側の各スイッチ
ング素子のうちオンしているスイッチング素子とは異な
るアームの下側のスイッチング素子がオンするように制
御信号を出力し、かつオンすべき上側のスイッチング素
子と下側のスイッチング素子との組み合わせを、ホール
素子から成る回転検出器(図示せず)により検出される
モータ2の回転子の位置に関連して切り換える。尚、制
御回路1からインバータ3の下側の各スイッチング素子
へはPWM制御信号が出力され、このPWMにおけるデ
ューティサイクルが制御されてモータ2の電流制御が行
われる。
【0022】ところで、制御回路1及びプリドライバ4
には、APC回路10及びレギュレータ11を介してそ
れぞれの電源端子に制御電圧Vccが供給されるようにな
っている。このとき、レギュレータ11により、バッテ
リ13の端子電圧が降圧、安定化されて制御回路1及び
プリドライバ4の電源端子に制御電圧Vccが供給され
る。
【0023】このAPC回路10は、イグニッションス
イッチ12のオンにより制御回路1を起動する起動部1
01と、起動後の制御回路1の出力により作動してバッ
テリ13から制御回路1及びプリドライバ4の電源端子
への給電路を閉状態に保持する保持部102とにより構
成されている。具体的には、図2に示すように、保持部
102は、バッテリ13の正端子+Bとレギュレータ1
1との間に設けられ、制御回路1から出力される保持制
御信号によりオン状態に保持されるトランジスタ等のス
イッチング素子から成り、起動部101は、イグニッシ
ョンスイッチ(IG)12のオンに連動してオンし、保
持部102のスイッチング素子をオンさせるトランジス
タ等のスイッチング素子、及びこのスイッチング素子の
動作を安定化させるための逆流防止素子や低電圧素子等
から成る。
【0024】そして、起動部101のスイッチング素子
のオンによる保持部102のスイッチング素子がオンす
ると、保持部102のスイッチング素子のオンによりバ
ッテリ13の正端子+Bからレギュレータ11への給電
路が閉成され、レギュレータ11から制御回路1の電源
端子に制御電圧Vccが供給されて制御回路1が起動さ
れ、起動後の制御回路1から出力される保持制御信号に
より、保持部102のスイッチング素子がオン状態に保
持され、制御回路1により、自らへの制御電圧Vccの供
給状態が自己保持される。
【0025】尚、イグニッションスイッチ(IG)12
をオフした場合、上記したように制御回路1からの保持
制御信号による保持機能によって、制御回路1の動作は
維持されるが、この場合、車両のエンジンの回転を検出
するセンサや車速を検出するセンサによりエンジンの回
転及び車両の停止が検出され、予め定められた停止条件
が成立したと制御回路1により判断されたときに、制御
回路1からの保持制御信号の出力を停止するようにして
おけば、車両の停止中にバッテリ13からレギュレータ
11への給電路が確実に開成され、バッテリ13の不要
な消耗を未然に防止できる。
【0026】このように、一旦制御回路1が起動する
と、保持部102のスイッチング素子が、起動後の制御
回路1からの保持制御信号によってオン状態に保持され
るため、その後にイグニッションスイッチ(IG)12
に接触不良が発生しても、バッテリ13の正端子+Bか
らレギュレータ11への給電路が開くことはなく、レギ
ュレータ11から制御回路1の電源端子への制御電圧V
ccの供給は継続され、制御回路1の動作が維持されてモ
ータ2の制御が継続的に行われる。
【0027】従って、第1実施形態によれば、イグニッ
ションスイッチ(IG)12のオンに連動した起動部1
01のスイッチング素子のオンにより、保持部102の
スイッチング素子がオンされ、バッテリ13の正端子+
Bからレギュレータ11への給電路が閉成されるため、
レギュレータ11から制御回路1に給電して制御回路1
を確実に起動することができ、制御回路1の起動後にイ
グニッションスイッチ(IG)12の接触不良が発生し
ても、制御回路1の電源端子への制御電圧Vccの供給を
継続して制御回路1の動作を維持することができ、モー
タ2の制御を継続的に行うことが可能になる。
【0028】更に、イグニッションスイッチ12のオン
に連動して、起動部101のスイッチング素子をオンす
る構成であるため、起動部101のスイッチング素子の
動作を安定化させるために設けられる逆流防止素子や定
電圧素子等も耐電流の小さな安価なもので済み、装置全
体のコストの低減を図ることができる。
【0029】(第2実施形態)この発明をパワーステア
リング用モータに適用した場合の第2実施形態について
図3の結線図を参照して説明する。尚、本実施形態にお
けるパワーステアリング用モータの制御装置の基本構成
は、図1と同様であるため、以下の説明では図1も参照
し、主として上記した第1実施形態と相違する点につい
て説明する。
【0030】本実施形態において、上記した第1の実施
形態と相違するのは、図2に示すように、バッテリ13
の正端子+Bとレギュレータ11との間に設けられ、制
御回路1から出力される保持制御信号によりオン状態に
保持されるトランジスタ等のスイッチング素子から成る
保持部105と、イグニッションスイッチ(IG)12
のオンにより閉成されてバッテリ13とレギュレータ1
1とを接続するもうひとつの給電路106を、保持部1
05からレギュレータ11への給電路に対してOR接続
するOR回路107から成る起動部108とにより、A
PC回路10を構成したことである。
【0031】そして、イグニッションスイッチ(IG)
12のオンにより、バッテリ13からレギュレータ11
への給電路106が閉成すると、レギュレータ11にバ
ッテリ13から給電されてレギュレータ11により制御
回路1の電源端子に制御電圧Vccが供給され、制御回路
1が起動されて制御回路1から保持部105のスイッチ
ング素子に保持制御信号が出力され、保持部105のス
イッチング素子がオン状態に保持され、制御回路1によ
り、自らへの制御電圧Vccの供給状態が自己保持され
る。
【0032】ところで、この場合も上記した第1実施形
態と同様、イグニッションスイッチ(IG)12をオフ
したときに、車両のエンジンの回転を検出するセンサや
車速を検出するセンサによりエンジンの回転及び車両の
停止が検出され、予め定めた停止条件が成立したと制御
回路1により判断されたときに、制御回路1からの保持
制御信号の出力を停止するようにしておくことにより、
車両の停止中には必ずバッテリ13からレギュレータ1
1への給電路が開成されることになり、バッテリ13の
不要な消耗を防止することができる。
【0033】このように、一旦制御回路1が起動する
と、保持部105のスイッチング素子が、起動後の制御
回路1からの保持制御信号によってオン状態に保持され
るため、その後にイグニッションスイッチ(IG)12
に接触不良が発生して、イグニッションスイッチ(I
G)12側の給電路106が開成しても、バッテリ13
の正端子+Bからレギュレータ11への給電が遮断され
ることはなく、レギュレータ11から制御回路1の電源
端子への制御電圧Vccの供給は継続され、制御回路1の
動作が維持されてモータ2の制御が継続的に行われる。
【0034】従って、第2実施形態によれば、レギュレ
ータ11から制御回路1に給電して制御回路1を確実に
起動することができ、制御回路1の起動後にイグニッシ
ョンスイッチ12の接触不良が発生しても、制御回路1
の電源端子への制御電圧Vccの供給を継続して制御回路
1の動作を維持することができ、モータ2の制御を継続
的に行うことが可能になる。
【0035】また、上記した第1実施形態に比較して、
仮に保持部105に異常が発生して保持部105のスイ
ッチング素子を介してレギュレータ11に電源供給でき
ない事態が発生しても、イグニッションスイッチ(I
G)12側の給電路106を介してレギュレータ11に
電源供給できるため、電源ラインの2重化による制御回
路1への制御電圧Vccの供給を確保することが可能にな
る。
【0036】なお、上記した第2実施形態におけるOR
回路107は、ワイヤードORにより形成されていても
構わない。
【0037】更に、上記した各実施形態では、車載用モ
ータをパワーステアリング用モータとした場合の例につ
いて説明したが、本発明が適用されるのは特にパワース
テアリング用モータに限定されるものではなく、ドアミ
ラー用モータ、パワーウィンドウ用モータ等、その他の
車載用モータに対しても本発明を適用することは可能で
あり、要するに少なくともイグニッションスイッチのオ
ンに連動してその制御回路が起動する車載用モータであ
ればよい。
【0038】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、起動部により制御回路が一旦起動されると、保
持部が作動してバッテリから制御回路の電源端子への給
電路が閉状態に保持されるため、起動部により制御回路
が起動された後に、イグニッションスイッチの接触不良
が発生しても、制御回路の電源端子への給電を継続する
ことができ、制御回路の動作を維持してモータの制御を
継続的に行うことが可能になり、車載用モータを安定し
て制御することができる。
【0040】また、請求項2に記載の発明によれば、イ
グニッションスイッチのオンに連動して起動部であるス
イッチング素子により保持部が作動され、この保持部の
作動によりバッテリからレギュレータへの給電路が閉成
されるため、制御回路を確実に起動することが可能にな
る。
【0041】また、請求項3に記載の発明によれば、イ
グニッションスイッチのオンにより、バッテリとレギュ
レータとを接続する上記した給電路が閉成し、この給電
路の閉成により、レギュレータを介して制御回路の電源
端子に給電されるため、制御回路を確実に起動すること
が可能になる。
【0042】また、請求項4に記載の発明によれば、起
動部による制御回路の起動後にイグニッションスイッチ
の接触不良が発生しても、制御回路のPWM制御によっ
て、パワーステアリング用の直流ブラシレスモータの制
御を継続的に行い、その後も安定したパワーステアリン
グにおけるアシストトルクを発生し続けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の結線図である。
【図2】この発明の第1実施形態の一部の結線図であ
る。
【図3】この発明の第2実施形態の一部の結線図であ
る。
【図4】従来例の結線図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 パワーステアリング用モータ(車載用モータ) 10 APC回路 11 レギュレータ 12 イグニッションスイッチ 13 バッテリ 101、108 起動部 102、105 保持部 106 給電路 107 OR回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリを電源とする車載用モータと、
    このモータの動作を制御する制御回路とを備え、前記制
    御回路が、イグニッションスイッチのオンによりレギュ
    レータを介してその電源端子に給電される車載用モータ
    の制御装置において、 前記イグニッションスイッチのオンにより前記制御回路
    を起動する起動部と、起動後の前記制御回路の出力によ
    り作動して前記バッテリから前記制御回路の電源端子へ
    の給電路を閉状態に保持する保持部とを備えていること
    を特徴とする車載用モータの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記起動部が、前記イグニッションスイ
    ッチのオンに連動して前記保持部を作動させるスイッチ
    ング素子から成り、前記スイッチング素子による前記保
    持部の作動によりバッテリから前記レギュレータへの給
    電路を閉成し、前記制御回路に給電して前記制御回路を
    起動することを特徴とする請求項1に記載の車載用モー
    タの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記起動部が、前記バッテリと前記レギ
    ュレータとを接続し、前記イグニッションスイッチのオ
    ンにより閉成される給電路を備え、前記給電路の閉成に
    より、前記レギュレータを介して前記制御回路の電源端
    子に給電して前記制御回路を起動することを特徴とする
    請求項1に記載の車載用モータの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車載用モータが、パワーステアリン
    グ用の直流ブラシレスモータから成り、前記制御回路に
    よりPWM制御されるものであることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の車載用モータの制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304146A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Nidec Shibaura Corp モータの駆動装置
WO2022208933A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 日立Astemo株式会社 半導体装置、変速機の制御装置、電子制御装置の制御方法

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