JP2001241554A - 車両用緩衝器の密封装置 - Google Patents

車両用緩衝器の密封装置

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JP2001241554A
JP2001241554A JP2000052753A JP2000052753A JP2001241554A JP 2001241554 A JP2001241554 A JP 2001241554A JP 2000052753 A JP2000052753 A JP 2000052753A JP 2000052753 A JP2000052753 A JP 2000052753A JP 2001241554 A JP2001241554 A JP 2001241554A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウタチューブの開口端にオイルシール機構
とダストシール機構を設けるに際し、部品点数と組付工
数を削減し、製品コストを低減すること。 【解決手段】 フロントフォーク10(車両用緩衝器)
の密封装置13において、本体部81Aと弾性部81B
と係合部81Cと支持部81Dとを備え、支持部81D
に設けた内周側オイルシールリップ部82と、本体部8
1Aの軸方向内側の外周部に設けた外周側オイルシール
部83と、本体部81Aの軸方向外側の内周部に設けた
内周側ダストシールリップ部84とを有してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二輪車等のフロント
フォークに用いて好適な車両用緩衝器の密封装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、二輪車用フロントフォークの密封
装置として、特開平9-287665号公報に記載の如く、アウ
タチューブのインナチューブが挿入される開口端に設け
たオイルシールケース部の軸方向内側にオイルシールを
装填し、該オイルシールケース部の軸方向外側にダスト
シールを装填するものが開示されている。この従来技術
では、ダストシールの本体部(金属製補強環)に形成し
た係合部を、オイルシールケース部に設けた凹溝に係合
することにより、ダストシールをオイルシールケース部
に離脱することなく固定できる。また、ダストシールに
よりオイルシールを上から押さえ、オイルシールをスト
ッパリング等の固定部材を用いずに固定できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、ダストシールとオイルシールが別体であり、こ
の点において部品点数が多く、組付工数も多くなるた
め、製品コストが高い。
【0004】本発明の課題は、アウタチューブの開口端
にオイルシール機構とダストシール機構を設けるに際
し、部品点数と組付工数を削減し、製品コストを低減す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、アウタチューブにインナチューブを摺動自在に挿入
し、アウタチューブとインナチューブの内部に作動油を
封入して構成され、アウタチューブのインナチューブが
挿入される開口端に、第1の大径孔と、第1の大径孔よ
り軸方向外側に設けられた該第1の大径孔より大内径の
第2の大径孔と、第2の大径孔の内周に設けられた凹溝
を備え、アウタチューブの上記開口端に装着される車両
用緩衝器の密封装置であって、環状の本体部と、本体部
の軸方向外側部から径方向外方に該本体部との間に隙間
を介して折曲げ形成された、径方向に弾性的に拡縮して
第2の大径孔に嵌合し得る環状の弾性部と、弾性部から
径方向外方に折曲げ形成され、凹溝に係合し得る係合部
と、本体部の軸方向内側部を該本体部の内周側に折曲げ
形成した環状の支持部と、支持部に設けた、インナチュ
ーブの外周に摺接する内周側オイルシールリップ部と、
本体部の軸方向内側の外周部に設けた、第1の大径孔に
嵌合する外周側オイルシール部と、本体部の軸方向外側
の内周部に設けた、インナチューブの外周に摺接する内
周側ダストシールリップ部とを有してなるようにしたも
のである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記弾性部の外周部に設け
た、第2の大径孔に嵌合する外周側ダストシール部を有
してなるようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、アウタチュー
ブにインナチューブを摺動自在に挿入し、アウタチュー
ブとインナチューブの内部に作動油を封入して構成さ
れ、アウタチューブのインナチューブが挿入される開口
端に、大径孔と、大径孔の内周に設けられた凹溝を備
え、アウタチューブの上記開口端に装着される車両用緩
衝器の密封装置であって、大径孔に嵌合し得る環状の本
体部と、本体部から径方向外方に切欠形成され、径方向
に弾性的に拡縮して凹溝に係合し得る係合部と、本体部
の軸方向内側部を該本体部の内周側に折曲げ形成した環
状の支持部と、支持部に設けた、インナチューブの外周
に摺接する内周側オイルシールリップ部と、本体部の軸
方向内側の外周部に設けた、大径孔に嵌合する外周側オ
イルシール部と、本体部の軸方向外側の内周部に設け
た、インナチューブの外周に摺接する内周側ダストシー
ルリップ部とを有してなるようにしたものである。
【0008】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載の本発明において更に、前記本体部の軸方向外側の外
周部に設けた、大径孔に嵌合する外周側ダストシール部
を有してなるようにしたものである。
【0009】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記支持部
が、本体部の軸方向内側端を、該本体部の内周に接する
ように折曲げ、その折曲げの先端部を径方向内方に折曲
げて形成されるようにしたものである。
【0010】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記支持部
が、本体部の軸方向内側中間部を、径方向内方に折曲げ
て形成されるようにしたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば下記、の作用があ
る。 内周側オイルシールリップ部と外周側オイルシール部
と内周側ダストシールリップ部を備えた密封装置を、ア
ウタチューブの開口端に装着するに際し、弾性部の係合
部をアウタチューブの第2の大径孔にあて、弾性部を縮
径させた状態で、該係合部を第2の大径孔に滑らせて凹
溝に係合させた後、弾性部を弾性的に復元させて拡径せ
しめることにより、この密封装置をストッパリング等の
固定部材を用いることなく開口端から抜け止め可能とし
て、強固に固定できる。
【0012】密封装置は、内周側オイルシールリップ
部と外周側オイルシール部と内周側ダストシールリップ
部を併せ備えるから、内周側オイルシールリップ部がイ
ンナチューブに液密に摺接し、外周側オイルシール部が
アウタチューブの第1の大径孔に液密に嵌合するオイル
シール機構と、内周側ダストシール部がインナチューブ
に摺接するダストシール機構とが別体になることなく、
部品点数と組付工数を削減し、製品コストを低減でき
る。
【0013】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 密封装置は、外周側ダストシール部も併せ備え、この
外周側ダストシール部がアウタチューブの第2の大径孔
に摺接するダストシール機構も一体に具備できる。
【0014】請求項3の発明によれば下記、の作用
がある。 内周側オイルシールリップ部と外周側オイルシール部
と内周側ダストシールリップ部を備えた密封装置を、ア
ウタチューブの開口端に装着するに際し、本体部の係合
部を大径孔にあて、縮径させた状態で、該係合部を大径
孔に滑らせて凹溝に係合させた後、係合部を弾性的に復
元させて拡径せしめることにより、この密封装置をスト
ッパリング等の固定部材を用いることなく開口端から抜
け止め可能として、強固に固定できる。
【0015】密封装置は、内周側オイルシールリップ
部と外周側オイルシール部と内周側ダストシールリップ
部を併せ備えるから、内周側オイルシールリップ部がイ
ンナチューブに液密に摺接し、外周側オイルシール部が
アウタチューブの大径孔に液密に嵌合するオイルシール
機構と、内周側ダストシール部がインナチューブに摺接
するダストシール機構とが別体になることなく、部品点
数と組付工数を削減し、製品コストを低減できる。
【0016】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 密封装置は、外周側ダストシール部も併せ備え、この
外周側ダストシール部がアウタチューブの大径孔に摺接
するダストシール機構も一体に具備できる。
【0017】請求項5の発明によれば下記の作用があ
る。 密封装置は、本体部の軸方向内側端の折曲げ成形によ
り、簡易に支持部を形成できる。
【0018】請求項6の発明によれば下記の作用があ
る。 密封装置は、本体部の軸方向内側中間部の折曲げ成形
により、簡易に支持部を形成できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はフロントフォークを示す全
体断面図、図2はフロントフォークの下部拡大断面図、
図3はフロントフォークの上部拡大断面図、図4はアウ
タチューブの開口端に設けた密封装置を拡大して示す断
面図、図5は中空パイプの取付部を拡大して示す断面
図、図6は中空パイプのピストン部の製造手順を示す模
式図、図7はインナチューブのピストン部のチェック弁
の動作を示す模式図、図8は本発明の第1変形例を示す
断面図、図9は本発明の第2変形例を示す断面図であ
る。
【0020】フロントフォーク10(車両用緩衝器)
は、図1〜図3に示す如く、車輪側の、一端が閉じ、他
端が開口するアウタチューブ11に車体側のインナチュ
ーブ12を挿入し、両チューブ11、12を伸縮自在に
摺動可能としている。アウタチューブ11のインナチュ
ーブ12が挿入される開口端には密封装置13が装着さ
れている。アウタチューブ11とインナチューブ12の
摺動構造と、密封装置13の構成については、それぞれ
後に詳述する。
【0021】アウタチューブ11の底部には、ボルト2
1が挿入され、中空パイプ22がこのボルト21により
固定されてアウタチューブ11の内部に立設されてい
る。ボルト21による中空パイプ22の固定構造につい
ては後に詳述する。中空パイプ22の後述するピストン
部32(又は中空パイプ22の上端面)と、インナチュ
ーブ12の上端部に設けられているばねシート23との
間には、懸架スプリング24が介装されている。ばねシ
ート23は、インナチューブ12の上端側内径部にOリ
ング25を介して封着され、ストッパリング26で保持
されている。
【0022】インナチューブ12の下端内径部には、中
空パイプ22の外周に臨むピストン部31が加締め保持
され、また中空パイプ22の先端部には、インナチュー
ブ12の内周に臨むピストン部32が設けられている。
【0023】そして、フロントフォーク10にあって
は、インナチューブ12と中空パイプ22とピストン部
31とピストン部32により、インナチューブ12が上
昇する伸長行程時に減衰力を発生させる上油室33を構
成している。また、フロントフォーク10は、ピストン
部31の下部のアウタチューブ11と中空パイプ22と
の間に下油室34を構成し、中空パイプ22の内径部と
これに連通するインナチューブ12の内部をリザーバ室
35とし、下油室34とリザーバ室35とを連通する複
数の通孔36を中空パイプ22に設けている。リザーバ
室35には作動油が充填されており、図1は、空車1G
状態での油面Lを示している。インナチューブ12の内
部で、リザーバ室35の上部空間は気体室37である。
【0024】このとき、インナチューブ12の他端内径
部のピストン部31は、バルブハウジング41とワッシ
ャ42をインナチューブ12に加締め保持され、バルブ
ハウジング41の内部で中空パイプ22に摺接して上下
動できるチェック弁43を内蔵し、(a)圧縮行程時には
チェック弁43を上動(上油室33が下油室34より低
圧になること、及び中空パイプ22のインナチューブ1
2に対する相対的な上向き移動につれて上動する)させ
て下油室34から上油室33への油の通過をチェック弁
43の上端溝43Aにより許容する(図7(A))とと
もに、(b)伸長行程時にはチェック弁43を下動(上油
室33が高圧になること、及び中空パイプ22のインナ
チューブ12に対する相対的な下向き移動につれて下動
する)させてチェック弁43の下端面をワッシャ42に
当てて上油室33から下油室34への油の通過を阻止す
る(図7(B))。また、中空パイプ22のピストン部
32は、油の通過を常時阻止する。そして、フロントフ
ォーク10は、上油室33とリザーバ室35を連通する
オリフィス38を中空パイプ22に設け、伸長行程時
に、このオリフィス38を用いて、上油室33からリザ
ーバ室35に移動する油の通路抵抗に基づき、伸長行程
時の減衰力を発生する。この伸長行程時の減衰力発生手
段はピストン部32に設けても良い。
【0025】尚、フロントフォーク10では、インナチ
ューブ12に設けたピストン部31と、中空パイプ22
に設けたピストン部32の間に、最大伸長時のリバウン
ドスプリング39を設けている。
【0026】また、フロントフォーク10では、中空パ
イプ22のピストン部32を図6に示す如くに構成して
いる。中空パイプ22は、直管パイプ51の上端部を薄
肉部52としておき、この薄肉部52に上下2枚の各皿
状ピストン片53、54を背中合せで嵌挿し(図6
(A)、(B))、薄肉部52の先端部を加締め加工し
てそれらのピストン片53、54を保持する(図6
(C))。そして、両ピストン片53、54の外周の間
に形成されるリング溝55Aに樹脂製ピストンリング5
5を装填する(図6(D))。ピストンリング55は、
周方向の一部に切り口を持つ弾性リングからなり、切り
口を閉じた状態でアウタチューブ12の内周に密着する
真円をなすものであり、リング溝55Aに装填された
後、押し縮められた状態でインナチューブ12の内径に
嵌め込まれて用いられる。
【0027】フロントフォーク10にあっては、車輪が
受ける衝撃を懸架スプリング24と、気体室37の空気
ばねによって吸収して緩和し、この衝撃の吸収に伴う懸
架スプリング24の振動を上油室33、下油室34で生
ずる減衰力によって抑制する。
【0028】即ち、フロントフォーク10は以下の如く
に減衰作用を行なう。 (圧縮行程)フロントフォーク10の圧縮行程時には、
インナチューブ12が下降して下油室34の圧力が上昇
し、インナチューブ12の断面積×ストローク分の油が
下油室34から通孔36を通ってリザーバ室35へ移動
し、この通孔36の通路抵抗による圧側減衰力を得るこ
とで、懸架スプリング24のひずみ速度を制御する。
【0029】また、この圧縮時には、ピストン部31の
チェック弁43の前述(a)の開動作により下油室34の
油が上油室33に入り、且つ中空パイプ22のオリフィ
ス38を通ってリザーバ室35の油が上油室33に入
る。これにより、インナチューブ12が路面の凹凸によ
って高速度で下降する圧縮時にも、上油室33には下油
室34、リザーバ室35から充分な油が供給されて負圧
化することがなく、この圧縮行程に続く、伸び行程で減
衰力を発生しなくなることを防止する。
【0030】(伸縮行程)フロントフォーク10の伸縮
行程時には、インナチューブ12が上昇して上油室33
の圧力が上昇し、上油室33の油がオリフィス38を通
ってリザーバ室35へ移動し、このオリフィス38の通
路抵抗による大きな伸び側減衰力を得ることで、懸架ス
プリング24の共振を防止する。
【0031】また、この伸長時には、インナチューブ1
2の断面積×ストローク分の油がリザーバ室35から通
孔36を通って下油室34へ移動し、ロッド体積分の作
動油が下油室34に補償される。
【0032】尚、この伸長時に、ピストン部31のチェ
ック弁43は前述(b)の閉動作により上油室33と下油
室34の連通を遮断し、上述の伸び側減衰力の発生に影
響を及ぼさない。
【0033】然るに、フロントフォーク10にあって
は、下記(A)〜(C)の構成を具備する。 (A)アウタチューブ11とインナチューブ12の摺動構
造(図1〜図3) アウタチューブ11の開口端寄りの内周面をインナチュ
ーブ12が摺接する第1ガイド部61(長さL1)と
し、閉塞端寄りの内周面をインナチューブ12が摺接す
る第2ガイド部62(長さL2)とし、第1ガイド部6
1と第2ガイド部62の間の内周面をインナチューブ1
2が摺接しない大内径の肉抜き部63とする。
【0034】このとき、第2ガイド部62はアウタチュ
ーブ11の中間部から閉塞端部まで連続して形成され
る。
【0035】アウタチューブ11はアルミ等の軽合金を
鋳造して製作でき、肉抜き部63は鋳抜き(中子に予め
減肉相当部を付与し、この中子を用いて鋳抜き成形す
る)により形成し、第1ガイド部61、第2ガイド部6
2はBTA工具等を用いて形成できる。
【0036】インナチューブ12は冷間引抜き鋼管又は
冷間押出し鋼管を用いて、それらの引抜き鋼管又は押出
し鋼管の表面を研磨後、クロームメッキ等を施したもの
をアウタチューブ11の第1ガイド部61、第2ガイド
部62との摺接面とすることができる。
【0037】従って、フロントフォーク10によれば、
以下の作用がある。 インナチューブ12は、アウタチューブ11の第1ガ
イド部61と第2ガイド部62により長手方向の長いス
パンを支持され、安定的に摺動できる。
【0038】アウタチューブ11は第1ガイド部61
と第2ガイド部62の間を肉抜き部63とされたから、
アウタチューブ11の軽量化、ひいてはフロントフォー
ク10の軽量化を実現し、車両の走行性能を向上でき
る。
【0039】アウタチューブ11とインナチューブ1
2の摺動のために、ブッシュを用いる必要がなくなって
部品点数を削減でき、これに伴う組付工数及び加工工数
を削減できる。
【0040】(B)密封装置13の構成(図4) アウタチューブ11は、図4に示す如く、インナチュー
ブ12が挿入される開口端に、第1の大径孔71と、第
1の大径孔71より軸方向外側に設けられた、第1の大
径孔71より大内径の第2の大径孔72と、第2の大径
孔72の内周に設けられた凹溝73を備える。
【0041】密封装置13は、図4に示す如く、ばね材
等の金属製の補強環81に、ゴム状弾性体等からなる内
周側オイルシールリップ部82、外周側オイルシール部
83、内周側ダストシールリップ部84、内周側サブダ
ストシールリップ部85、外周側ダストシール部86を
接合一体化されて備える。
【0042】このとき、密封装置13の補強環81は、
環状の本体部81Aと、本体部81Aの軸方向外側部か
ら径方向外方に該本体部81Aとの間に隙間を介して折
曲げ形成され、径方向に弾性的に拡縮して第2の大径孔
72に嵌合し得る環状の弾性部81Bと、弾性部81B
から径方向外方に折曲げ形成され、凹溝73に係合し得
る係合部81Cと、本体部81Aの軸方向内側部を該本
体部81Aの内周側に折曲げ形成した環状の支持部81
Dとを備える。支持部81Dは、本体部81Aの軸方向
内側端を、該本体部81Aの内周に接するように折曲
げ、その折曲げの先端部を径方向内方に折曲げて形成さ
れる。
【0043】そして、内周側オイルシールリップ部82
は、補強環81の支持部81Dに設けられ、スプリング
87により縮径習性を付与されてインナチューブ12の
外周に液密に摺接する。外周側オイルシール部83は、
補強環81の本体部81Aの軸方向内側の外周部に設け
られ、第1の大径孔71に液密に嵌合する。
【0044】また、内周側ダストシールリップ部84
は、補強環81の本体部81Aの軸方向外側の内周部に
設けられ、インナチューブ12の外周に摺接する。内周
側サブダストシールリップ部85は、補強環81の支持
部81Dにおいて、内周側オイルシールリップ部82の
外側(且つ内周側ダストシールリップ部84の内側)に
設けられ、インナチューブ12の外周に摺接する。外周
側ダストシール部86は、補強環81の弾性部81Bの
外周部に設けられ、第2の大径孔72に嵌合する。
【0045】尚、内周側オイルシールリップ部82と内
周側サブダストシールリップ部85は一体化され、内周
側ダストシールリップ部84と外周側ダストシール部8
6は一体化されて良い。
【0046】従って、フロントフォーク10によれば、
以下の作用がある。 内周側オイルシールリップ部82と外周側オイルシー
ル部83と内周側ダストシールリップ部84と内周側サ
ブダストシールリップ部85と外周側ダストシール部8
6を備えた密封装置13を、アウタチューブ11の開口
端に装着するに際し、弾性部81Bの係合部81Cをア
ウタチューブ11の第2の大径孔72にあて、弾性部8
1Bを縮径させた状態で、該係合部81Cを第2の大径
孔72に滑らせて凹溝73に係合させた後、弾性部81
Bを弾性的に復元させて拡径せしめることにより、この
密封装置13をストッパリング等の固定部材を用いるこ
となく開口端から抜け止め可能として、強固に固定でき
る。
【0047】密封装置13は、内周側オイルシールリ
ップ部82と外周側オイルシール部83と内周側ダスト
シールリップ部84と内周側サブダストシールリップ部
85と外周側ダストシール部86を併せ備えるから、内
周側オイルシールリップ部82がインナチューブ12に
液密に摺接し、外周側オイルシール部83がアウタチュ
ーブ11の第1の大径孔71に液密に嵌合するオイルシ
ール機構と、内周側ダストシールリップ部84及び内周
側サブダストシールリップ部85がインナチューブ12
に摺接し、外周側ダストシール部86がアウタチューブ
11の第2の大径孔72に摺接するダストシール機構と
が別体になることがなく、部品点数と組付工数を削減
し、製品コストを低減できる。
【0048】密封装置13は、補強環81の本体部8
1Aの軸方向内側端の折曲げ成形により、簡易に支持部
81Dを形成できる。
【0049】(C)ボルト21による中空パイプ22の固
定構造(図5) アウタチューブ11の底部に取付孔91を設け、中空パ
イプ22の基端部に小径部92を設け、中空パイプ22
の小径部92をアウタチューブ11の取付孔91に嵌挿
し、アウタチューブ11の底部に外方から係着されるボ
ルト21の先端ねじ部まわりに樹脂等からなるシール剤
を塗布した上で、該ボルト21の先端ねじ部を中空パイ
プ22の小径部92の内径のねじ部92Aに螺着する。
これにより、中空パイプ22の基端部の側の外周面93
をアウタチューブ11の底部の側の内周面94に衝合し
て該中空パイプ22を引寄せ固定する。
【0050】このとき、アウタチューブ11は前述の如
くアルミ(例えば表1のAC2B−F)の軽合金にて構
成し、中空パイプ22は鋼管等(例えば表1のSTKM
11A)にて構成することにより、アウタチューブ11
の硬度を例えば表1の如くに中空パイプ22より軟質と
なる材料にて構成し、更に、中空パイプ22の外周面9
3とアウタチューブ11の内周面94とを互いにくさび
結合(テーパ結合)するテーパ面とする。
【0051】
【表1】
【0052】従って、フロントフォーク10によれば以
下の作用がある。 アウタチューブ11における中空パイプ22の取付部
では、ボルト21の締結力により、中空パイプ22のテ
ーパ状外周面93がアウタチューブ11のテーパ状外周
面94にテーパ嵌合して強固にくさび結合する。
【0053】アウタチューブ11のテーパ状内周面9
4は中空パイプ22のテーパ状外周面93より軟質であ
り、両者は上述の強固なくさび結合下で良くなじんで
密着し、パッキン類を用いることを必須としない簡易な
構成でも、一定のシール作用を確保し、アウタチューブ
11の内部の油室34を確実にシールできる。尚、中空
パイプ22の内部のリザーバ室35はボルト21の先端
ねじ部まわりのシール材によりシールされる。
【0054】尚、フロントフォーク10にあっては、ア
ウタチューブ11おける中空パイプ22の上述の取付部
において、ボルト21の首下部に銅パッキン等を嵌挿
し、ボルト21の頭部とアウタチューブ11の取付孔9
1の周囲の外側端面との間でその銅パッキン等を挟むこ
とにより、アウタチューブ11の内部の油室34をより
確実にシールできる。
【0055】図8の第1変形例が図4の実施例と異なる
点は、密封装置13を構成する補強環81の支持部81
Dが、本体部81Aの軸方向内側中間部を、径方向内方
に折曲げて形成されたことにある。それによれば、密封
装置13は、本体部81Aの軸方向内側中間部の折曲げ
成形により、簡易に支持部81Dを形成できる。
【0056】図9の第2変形例が図4の実施例と異なる
点は、以下の通りである。即ち、アウタチューブ11
は、インナチューブ12が挿入される開口端に、大径孔
101と、大径孔101の内周に設けられた凹溝102
を備える。密封装置110は、ばね材等の金属製の補強
環111に、ゴム状弾性体等からなる内周側オイルシー
ルリップ部112、外周側オイルシール部113、内周
側ダストシールリップ部114、内周側サブダストシー
ルリップ部115、外周側ダストシール部116を接合
一体化されて備える。
【0057】このとき、密封装置110の補強環111
は、大径孔101に嵌合し得る環状の本体部111A
と、本体部111Aから径方向外方に切欠形成され、径
方向に弾性的に拡縮して凹溝102に係合し得る係合部
111Bと、本体部111Aの軸方向内側部を該本体部
111Aの内周側に折曲げ形成した環状の支持部111
Cとを備える。支持部111Cは、本体部111Aの軸
方向内側端を、該本体部111Aの内周に接するように
折曲げ、その折曲げの先端部を径方向内方に折曲げて形
成される。
【0058】そして、内周側オイルシールリップ部11
2は、補強環111の支持部111Dに設けられ、スプ
リング117により縮径習性を付与されてインナチュー
ブ12の外周に液密に摺接する。外周側オイルシール部
113は、補強環111の本体部111Aの軸方向内側
の外周部に設けられ、大径孔101に液密に嵌合する。
【0059】また、内周側ダストシールリップ部114
は、補強環111の本体部111Aの軸方向外側の内周
部に設けられ、インナチューブ12の外周に摺接する。
内周側サブダストシールリップ部115は、補強環11
1の支持部111Cにおいて、内周側オイルシールリッ
プ部112の外側(且つ内周側ダストシールリップ部1
14の内側)に設けられ、インナチューブ12の外周に
摺接する。外周側ダストシール部116は、補強環11
1の本体部111Aの外周部に設けられ、大径孔101
に嵌合する。
【0060】尚、内周側オイルシールリップ部112と
内周側サブダストシールリップ部115は一体化され、
内周側ダストシールリップ部114と外周側ダストシー
ル部116は一体化されて良い。
【0061】従って、第2変形例によれば、以下の作用
がある。 内周側オイルシールリップ部112と外周側オイルシ
ール部113と内周側ダストシールリップ部114と内
周側サブダストシールリップ部115と外周側ダストシ
ール部116を備えた密封装置110を、アウタチュー
ブ11の開口端に装着するに際し、本体部111Aの係
合部111Bをアウタチューブ11の大径孔101にあ
て、縮径させた状態で、該係合部111Bを大径孔10
1に滑らせて凹溝102に係合させた後、係合部111
Bを弾性的に復元させて拡径せしめることにより、この
密封装置110をストッパリング等の固定部材を用いる
ことなく開口端から抜け止め可能として、強固に固定で
きる。
【0062】密封装置110は、内周側オイルシール
リップ部112と外周側オイルシール部113と内周側
ダストシールリップ部114と内周側サブダストシール
リップ部115と外周側ダストシール部116を併せ備
えるから、内周側オイルシールリップ部112がインナ
チューブ12に液密に摺接し、外周側オイルシール部1
13がアウタチューブ11の大径孔101に液密に嵌合
するオイルシール機構と、内周側ダストシールリップ部
114及び内周側サブダストシールリップ部115がイ
ンナチューブ12に摺接し、外周側ダストシール部11
6がアウタチューブ11の大径孔101に摺接するダス
トシール機構とが別体になることがなく、部品点数と組
付工数を削減し、製品コストを低減できる。
【0063】密封装置110は、補強環111の本体
部111Aの軸方向内側端の折曲げ成形により、簡易に
支持部111Cを形成できる。
【0064】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アウタチ
ューブの開口端にオイルシール機構とダストシール機構
を設けるに際し、部品点数と組付工数を削減し、製品コ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はフロントフォークを示す全体断面図であ
る。
【図2】図2はフロントフォークの下部拡大断面図であ
る。
【図3】図3はフロントフォークの上部拡大断面図であ
る。
【図4】図4はアウタチューブの開口端に設けた密封装
置を拡大して示す断面図である。
【図5】図5は中空パイプの取付部を拡大して示す断面
図である。
【図6】図6は中空パイプのピストン部の製造手順を示
す模式図である。
【図7】図7はインナチューブのピストン部のチェック
弁の動作を示す模式図である。
【図8】図8は本発明の第1変形例を示す断面図であ
る。
【図9】図9は本発明の第2変形例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 フロントフォーク(車両用緩衝器) 11 アウタチューブ 12 インナチューブ 13、110 密封装置 71 第1の大径孔 72 第2の大径孔 73、102 凹溝 81A、111A 本体部 81B 弾性部 81C、111B 係合部 81D、111C 支持部 82、112 内周側オイルシールリップ部 83、113 外周側オイルシール部 84、114 内周側ダストシールリップ部 86、115 外周側ダストシール部 101 大径孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタチューブにインナチューブを摺動
    自在に挿入し、アウタチューブとインナチューブの内部
    に作動油を封入して構成され、 アウタチューブのインナチューブが挿入される開口端
    に、第1の大径孔と、第1の大径孔より軸方向外側に設
    けられた該第1の大径孔より大内径の第2の大径孔と、
    第2の大径孔の内周に設けられた凹溝を備え、 アウタチューブの上記開口端に装着される車両用緩衝器
    の密封装置であって、 環状の本体部と、 本体部の軸方向外側部から径方向外方に該本体部との間
    に隙間を介して折曲げ形成された、径方向に弾性的に拡
    縮して第2の大径孔に嵌合し得る環状の弾性部と、 弾性部から径方向外方に折曲げ形成され、凹溝に係合し
    得る係合部と、 本体部の軸方向内側部を該本体部の内周側に折曲げ形成
    した環状の支持部と、 支持部に設けた、インナチューブの外周に摺接する内周
    側オイルシールリップ部と、 本体部の軸方向内側の外周部に設けた、第1の大径孔に
    嵌合する外周側オイルシール部と、 本体部の軸方向外側の内周部に設けた、インナチューブ
    の外周に摺接する内周側ダストシールリップ部とを有し
    てなる車両用緩衝器の密封装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部の外周部に設けた、第2の大
    径孔に嵌合する外周側ダストシール部を有してなる請求
    項1記載の車両用緩衝器の密封装置。
  3. 【請求項3】 アウタチューブにインナチューブを摺動
    自在に挿入し、アウタチューブとインナチューブの内部
    に作動油を封入して構成され、 アウタチューブのインナチューブが挿入される開口端
    に、大径孔と、大径孔の内周に設けられた凹溝を備え、 アウタチューブの上記開口端に装着される車両用緩衝器
    の密封装置であって、 大径孔に嵌合し得る環状の本体部と、 本体部から径方向外方に切欠形成され、径方向に弾性的
    に拡縮して凹溝に係合し得る係合部と、 本体部の軸方向内側部を該本体部の内周側に折曲げ形成
    した環状の支持部と、 支持部に設けた、インナチューブの外周に摺接する内周
    側オイルシールリップ部と、 本体部の軸方向内側の外周部に設けた、大径孔に嵌合す
    る外周側オイルシール部と、 本体部の軸方向外側の内周部に設けた、インナチューブ
    の外周に摺接する内周側ダストシールリップ部とを有し
    てなる車両用緩衝器の密封装置。
  4. 【請求項4】 前記本体部の軸方向外側の外周部に設け
    た、大径孔に嵌合する外周側ダストシール部を有してな
    る請求項3記載の車両用緩衝器の密封装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部が、本体部の軸方向内側端
    を、該本体部の内周に接するように折曲げ、その折曲げ
    の先端部を径方向内方に折曲げて形成された請求項1〜
    4のいずれかに記載の車両用緩衝器の密封装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部が、本体部の軸方向内側中間
    部を、径方向内方に折曲げて形成された請求項1〜4の
    いずれかに記載の車両用緩衝器の密封装置。
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