JP2001240269A - 両面印刷ユニット及び当該ユニットを内蔵する画像形成装置 - Google Patents

両面印刷ユニット及び当該ユニットを内蔵する画像形成装置

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JP2001240269A
JP2001240269A JP2000050413A JP2000050413A JP2001240269A JP 2001240269 A JP2001240269 A JP 2001240269A JP 2000050413 A JP2000050413 A JP 2000050413A JP 2000050413 A JP2000050413 A JP 2000050413A JP 2001240269 A JP2001240269 A JP 2001240269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はプリンタ装置等の画像形成装置に関
し、特に両面印刷を可能とする両面印刷ユニット、及び
両面印刷ユニットを装着した画像形成装置に関する。 【解決手段】 プリンタ装置11には両面印刷ユニット
21が装着され、両面印刷ユニット21は用紙受入ロー
ル41、搬送ロール42、可動搬送ロール43〜45、
可動用紙排出ロール46で構成され、可動搬送ロール4
3〜45等のロールはモータ48から駆動力が伝達さ
れ、可動用紙排出ロール46にはモータ50から駆動力
が伝達されている。そして、モータ48の速度を可変す
ることによって搬送速度をVP2を可変し、用紙の受け
入れ速度を増して効率よい印刷処理を行う。また、用紙
サイズに合わせて上記速度を可変することによって用紙
サイズに影響されない一定間隔の搬送処理を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙の両面に印刷
を行う両面印刷ユニット、及び当該ユニットを内蔵する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、資源の有効利用から両面印刷が広
く行われている。従来、両面印刷は一面に印刷を行った
後、ユーザ自らが用紙を入れ替え、他面に印刷を行う方
法や、両面印刷ユニットを装着して自動的に両面印刷を
行う方法等の各種方法が行われている。
【0003】ここで、例えば両面印刷ユニットを装着す
る方法では、一旦用紙の一面に印刷を行った後用紙を逆
送し、両面印刷ユニットを通して再度画像形成部に用紙
を戻し、他面に印刷を施す構成である。この場合、用紙
の搬送速度は装置本体内の搬送路、及び両面印刷ユニッ
ト内において同じ速度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプリンタ装
置(画像形成装置)では、上記のように両面印刷ユニッ
ト内の用紙搬送速度は可変しないので効率の良い印刷処
理を行うことができない。例えば、両面印刷ユニット内
で長い待ち時間が発生し、所定時間当たりの印刷枚数が
低下する。
【0005】また、用紙サイズが異なる場合には、用紙
サイズ毎に両面印刷ユニット内での待ち時間が変り、安
定した用紙搬送を行うことができない。そこで、本発明
は上記実情に鑑み、効率よい印刷処理を行うと共に、サ
イズの異なる用紙であっても一定の紙間隔を保持して搬
送できるプリンタ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1の記載
によれば、一面に画像が形成された用紙を受け入れる用
紙受入ロールと、該用紙受入ロールによって受け入れら
れた用紙を排紙する用紙排出ロールと、前記用紙受入ロ
ールの回転速度を制御する第1の速度制御手段と、前記
用紙排出ロールの回転速度を制御する第2の速度制御手
段とを有する両面印刷ユニットを提供することによって
達成できる。
【0007】ここで、上記両面印刷ユニットは、例えば
パーソナルコンピュータに接続されたプリンタ装置であ
り、パーソナルコンピュータから供給される印刷データ
に従って印刷処理を行う。また、両面印刷ユニットは上
記プリンタ装置に装着され、両面印刷処理の際の搬送路
を構成する。例えば、用紙をスイッチバックし、画像形
成部に戻す。
【0008】また、用紙受入ロールは、例えばスイッチ
バックして入力する用紙をユニット内に受け入れ、ユニ
ット内の所定位置まで搬送するロールである。また、用
紙排出ロールはユニット内の所定位置で停止している用
紙をプリンタ装置内の搬送路に搬出するロールである。
【0009】また、上記用紙受入ロールの回転速度制御
は第1の速度制御手段が行い、用紙排出ロールの回転速
度制御は第2の速度制御手段が行う構成である。このよ
うに構成することにより、第1の速度制御手段を制御し
て上記用紙受入ロールの回転速度を制御し、用紙受入れ
時の用紙の入力速度を制御し、用紙排出ロールの回転速
度を制御し、用紙排出時の用紙の出力速度を制御し、用
紙サイズの相違等があっても一定の紙間隔で用紙の搬送
を行うことができる両面印刷ユニットを提供するもので
ある。
【0010】請求項2の記載は、請求項1記載の発明に
おいて、用紙受入れ時、前記用紙受入ロールは圧接状態
に制御され、用紙排出時、前記用紙排出ロールは圧接状
態に制御され、前記用紙受入れ時と用紙排出時におい
て、用紙の搬送速度が互いに異なる構成である。
【0011】このように構成することにより、上記と同
様用紙サイズに影響されることなく、効率の良い用紙搬
入作業を行うことができ、また効率よい印刷処理を行う
ことができる。
【0012】請求項3の記載は、請求項2の記載におい
て、用紙受入れ時、前記用紙の搬送速度を制御し、両面
印刷ユニット内での用紙の搬送待ち時間を無く構成であ
る。このように構成することにより、用紙の搬入作業を
効率良く行い、効率よい印刷処理を行うことができる。
【0013】請求項4の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記用紙受入ロールは複数のロールで構成
され、前記用紙排出時、用紙が抜けた位置の用紙受入ロ
ールから順次圧接状態に設定される構成である。
【0014】このように構成することにより、次の用紙
の受け入れを効率良く行うことができ、結果的に用紙の
搬入作業を効率良く行い、効率よい印刷処理を行うこと
ができる。
【0015】請求項5の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記ユニット内に搬入された用紙を所定時
間保持した後、前記用紙排出ロールを駆動し、前記用紙
の排出を行う構成である。
【0016】このように構成することにより、給紙カセ
ットから供給される新たな用紙の搬入と両面印刷ユニッ
トを通した用紙の搬送を効率良く行うことができる。請
求項6の記載は、前記請求項1記載の発明において、前
記第1の速度制御手段は、前記用紙受入ロールを駆動す
るモータの回転速度を制御する構成である。
【0017】このように構成することにより、モータの
回転速度を制御することによって用紙受入れ時の用紙搬
送速度を制御でき、用紙サイズ等によって用紙の搬送速
度を可変し、効率よい速度制御を行うことができる。
【0018】請求項7の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記第2の速度制御手段は、前記用紙排出
ロールを駆動するモータの回転速度を制御する構成であ
る。このように構成することにより、モータの回転速度
を制御することによって用紙排出時の用紙搬送速度を制
御でき、用紙サイズ等によって用紙の排出速度を可変
し、効率よい速度制御を行うことができる。
【0019】本発明は請求項8の記載によれば、一面に
画像が形成された用紙を受け入れる用紙受入ロールと、
該用紙受入ロールによって受け入れられた用紙を排紙す
る用紙排出ロールと、前記用紙受入ロールの回転速度を
制御する第1の速度制御手段と、前記用紙排出ロールの
回転速度を制御する第2の速度制御手段とを有する両面
印刷ユニットと、該両面印刷ユニットの一面に印字が行
われた用紙を搬入し、該両面印刷ユニットから搬出され
た用紙の他面に印刷を行う画像形成ユニットと、を備え
た画像形成装置を提供することによって達成できる。
【0020】ここで、上記両面印刷ユニットの構成は上
記請求項1の記載と同様であり、このような構成の両面
印刷ユニットを装着した画像形成装置であり、例えば上
記両面印刷ユニットの一面に印字が行われた用紙を搬入
し、該両面印刷ユニットから搬出された用紙の他面に印
刷を行い、両面印刷を行うプリンタ装置等の画像形成装
置である。
【0021】このように構成することにより、効率良い
印刷処理を行うことが可能なプリンタ装置等の画像形成
装置を提供することができる。請求項9の記載は、請求
項8記載の発明において、用紙受入れ時、前記用紙受入
ロールは圧接状態に制御され、用紙排出時、前記用紙排
出ロールは圧接状態に制御され、前記用紙受入れ時と用
紙排出時において、用紙の搬送速度が互いに異なる構成
である。
【0022】このように構成することにより、上記と同
様用紙サイズに影響されることなく、効率の良い用紙搬
入作業を行うことができ、また効率よい印刷処理を行う
ことができる画像形成装置を提供できる。
【0023】請求項10の記載は、請求項9の記載にお
いて、用紙受入れ時、前記用紙の搬送速度を制御し、両
面印刷ユニット内での用紙の搬送待ち時間を無くす構成
である。
【0024】このように構成することにより、用紙の搬
入作業を効率良く行い、効率よい印刷処理を行うことが
できる画像形成装置を提供できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の画像形
成装置であり、所謂タンデム方式のプリンタ装置の例で
ある。また、本例の画像形成装置は両面印刷用のプリン
タ装置である。同図において、プリンタ装置11は、不
図示のケーブルによってパーソナルコンピュータ等のホ
スト機器に接続されている。
【0026】プリンタ装置11は装置本体上部12と装
置本体下部13によって構成され、装置本体上部12に
はオペレーションパネル14が配設され、またその上面
には印字用紙の排紙部15も形成されている。オペレー
ションパネル14には複数のキーが配設されたキー操作
部14aと、不図示のCPUから出力される表示情報に
基づき表示を行う液晶ディスプレイ14bが配設されて
いる。また、排紙部15には、排紙ロール16の回動に
よって後述する両面印刷ユニット等を利用して作成され
た両面印刷出力が排出され、排紙部15上に順次積載さ
れる。
【0027】また、装置本体下部13には、後述する両
面印刷ユニットや給紙カセットが配設され、例えばプリ
ンタ装置11の左側面に設けられた不図示の蓋を開放す
ることによって、両面印刷ユニットを着脱できる構成で
ある。また、給紙カセット17は装置本体の下部に配設
され、取手17aを矢印方向に引くことによって引き出
すことができる。また、正面の蓋18は用紙ジャム等の
メンテナンスの際開放する蓋である。
【0028】図2は上記外観を有するプリンタ装置11
の内部構成を説明する断面図である。同図において、プ
リンタ装置11は画像形成部20、両面印刷ユニット2
1、及び給紙部22で構成されている。また、上記4個
の画像形成ユニット24〜27は、同図に示すように矢
印方向に順番に並設され、同図の紙面右側から左側に向
かってマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー
(Y)、ブラック(K)の順に配設されている。また、
この中のマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー
(Y)の画像形成ユニット24〜26は減法混色により
カラー印刷を行う構成であり、ブラック(K)の画像形
成ユニット27はモノクロ印刷に使用する。
【0029】ここで、上記各画像形成ユニット24〜2
7はそれぞれドラムセットC1とトナーセットC2で構
成され、現像容器に収納された現像剤(の色)を除き同
じ構成である。したがって、イエロー(Y)用の画像形
成ユニット26を例にして構成を説明する。ドラムセッ
トC1には感光体ドラム、帯電器、印字ヘッド、クリー
ナが収納され、トナーセットC2には現像ロールやトナ
ーが収納されている。感光体ドラム30は、その周面が
例えば有機光導電性材料で構成され、感光体ドラム30
の周面近傍には、帯電器31a、印字ヘッド31b、現
像ロール31c、転写器31d、クリーナ31eが順次
配設されている。感光体ドラム30は矢印方向に回動
し、先ず帯電器31aからの電荷付与により、感光体ド
ラム30の周面を一様に帯電する。そして、印字ヘッド
31bからの印字情報に基づく光書き込みにより、感光
体ドラム30の周面に静電潜像を形成し、現像ロール3
1cによる現像処理によりトナー像を形成する。この
時、感光体ドラム30の周面に形成されるトナー像は、
トナーセットC1(現像容器)に収納したイエロー
(Y)色のトナーである。このようにして感光体ドラム
30の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム30
の矢印方向の回動に伴って転写器31dの位置に達し、
感光体ドラム30の直下を矢印方向に移動する用紙に転
写される。
【0030】また、用紙の上面には、上記イエロー
(Y)のトナー像のみならず、マゼンダ(M)、及びシ
アン(C)のトナー像も転写され、前述の減法混色に従
った色の印刷が行われる。
【0031】また、定着ユニット32は熱ロール32
a、32b、及びクリーナ32cで構成され、用紙が上
述の熱ロール32aと32b間を挟持搬送される間、用
紙に転写された例えば複数色のトナー像は溶融して用紙
に熱定着する。また、クリーナ32cは熱ロール32a
に残るトナーを除去する機能を有する。尚、定着ユニッ
ト32によってトナー像が定着された用紙は切換板33
を介して上方、又は紙面左方向に搬送される。
【0032】また、用紙の搬送は、前述の給紙部22を
構成する給紙カセット17、待機ロール35、搬送ベル
ト36、駆動ロール37等で構成され、給紙コロ38の
回動によって給紙カセット17から搬出された用紙は、
待機ロール35まで送られ、更にトナー像に一致するタ
イミングで搬送ベルト36上に送られ、各転写部に達す
る。そして、各転写部(31d)においてトナー像が転
写され、トナー像が転写された用紙は搬送ベルト36の
移動に従って、搬送ベルト36上を矢印方向に移動し、
定着ユニット32において上記熱定着処理が施される。
【0033】一方、上記画像形成部20と給紙部22
(給紙カセット17)の間には、両面印刷ユニット21
が配設されている。両面印刷ユニット21には用紙搬送
路40が形成され、この用紙搬送路40に沿って複数の
ロール41〜46が設けられている。ここで、ロール4
1は用紙受入ロールであり、ロール42は搬送ロールで
あり、ロール43〜45は可動搬送ロールであり、ロー
ル46は可動用紙排出ロールである。
【0034】図3は上記両面印刷ユニット21近傍の断
面構成を示す図である。用紙受入ロール41はプリンタ
装置11内の搬送路を逆送し、両面印刷ユニット21に
搬入される用紙をユニット内に受入れるロールであり、
固定ロールである。また、搬送ロール42は用紙受入ロ
ール41を介して入力する用紙を更にユニット内に引き
込むロールであり、この搬送ロール42も固定ロールで
ある。
【0035】可動搬送ロール43〜45はそれぞれ駆動
ロールと従動ロールで構成され、両ロールは開放(オー
プン)位置と圧接(クローズ)位置に移動可能に構成さ
れている。例えば、可動搬送ロール43は駆動ロール4
3aと従動ロール43bで構成され、可動搬送ロール4
4は駆動ロール44aと従動ロール44bで構成され、
可動搬送ロール45は駆動ロール45aと従動ロール4
5bで構成され、それぞれ開放(オープン)位置と圧接
(クローズ)位置に移動可能である。
【0036】可動用紙排出ロール46は両面印刷ユニッ
ト21に搬入された用紙をプリンタ装置11の搬送路に
送出するロールであり、駆動ロール46aと従動ロール
46bで構成され、開放(オープン)位置と圧接(クロ
ーズ)位置を移動可能に構成されている。
【0037】ここで、上記搬送ロール42、可動搬送ロ
ール43〜45、及び用紙受入ロール41はモータ48
によって駆動する。この駆動機構はモータ48の駆動軸
にベルト49が掛けられ、当該ベルト49の他方は搬送
ロール42に掛け渡されている。また、搬送ロール42
と可動搬送ロール43〜45の駆動ロール43a〜45
aには不図示のベルトが掛け渡され、上記モータ48の
駆動力は可動搬送ロール43〜45に伝達される。ま
た、用紙受入ロール41にも搬送ロール42から不図示
のベルトが掛け渡され、モータ48の駆動力が用紙受入
ロール41にも伝達される。
【0038】また、可動用紙排出ロール46の駆動ロー
ル46aにはモータ50からベルト51を介して駆動力
が伝達される。尚、上記モータ48及び50の回転速度
は不図示の制御回路によって制御される。例えば、上記
モータ48及び50が直流モータであれば、供給電圧を
可変することによって回転速度が制御される。
【0039】一方、52は用紙センサであり、両面印刷
ユニット21に搬入された用紙の位置を検出する。ま
た、53は用紙ストッパーであり、両面印刷ユニット2
1に搬入された用紙の先端停止位置に配設されている。
また、両面印刷ユニット21内の用紙の停止位置は、上
記のように用紙の先端が用紙ストッパー53に達した位
置であるが、用紙の停止タイミングは用紙センサ52に
よって用紙(の先端)が検出された後、可動搬送ロール
43の駆動を停止することによって実行される。
【0040】以下、各場合における制御処理を説明す
る。 <第1実施例>先ず、プリンタ装置11の本体に装着さ
れた給紙カセット17から用紙を搬出し、前述の説明の
ように待機ロール35で一旦用紙を停止した後、用紙を
所定のタイミングで搬送ベルト36上に送り、各画像形
成ユニットによって用紙上にトナー像を転写する。尚、
図3に示す経路Aはこの時の用紙の搬送経路を模式的に
示すものであり、用紙の搬送速度をVP1で示す。この
搬送速度VP1はプリンタ装置11本体の基本的なプロ
セススピードである。
【0041】一方、トナー像が転写された用紙は定着ユ
ニット32によって定着処理が施され、搬送ロール39
によって一旦上方に搬送される。その後、所定のタイミ
ングで搬送路38を逆走し、点線位置にセットされた切
換板33の左側を通過して両面印刷ユニット21に送ら
れる。
【0042】この時、用紙の一面(上面)にはトナー画
像が形成され、上述のようにいわゆるスイッチバック搬
送により両面印刷ユニット21に搬入される。また、こ
の時の用紙の搬送速度はVP2であり、用紙受入ロール
41及び搬送ロール42、可動搬送ロール43〜45は
この速度で用紙を搬入し、用紙ストッパー53の位置ま
で用紙を送る。尚、用紙の停止タイミングは前述のよう
に用紙センサ52によって用紙の先端が検出された後一
定時間経過後である。尚、用紙が搬入する際には、可動
用紙排出ロール46はオープン状態である。ここで、上
記搬送速度VP2の設定は、例えば不図示の制御回路か
ら制御信号をモータ48の駆動回路に送り、駆動回路か
ら対応する駆動信号が出力することによって設定され
る。
【0043】その後、所定のタイミングで可動用紙排出
ロール46をクローズ状態とし、可動搬送ロール43〜
45をオープン状態に制御する。この時可動用紙排出ロ
ール46はモータ50の回転速度に従って回転し、用紙
をプリンタ装置11の本体内を搬送する搬送速度で用紙
を搬出する。このようにして搬出された用紙は再度待機
ロール35に達し、所定のタイミングで画像形成部20
に送られ用紙の他面に印刷処理が施され、定着処理の後
機外に排出される。
【0044】尚、用紙排出時に排出する用紙が位置しな
くなった可動搬送ロール43〜45では順次クローズし
て次の用紙の受入体制を整える。以上の制御により、同
じ両面印刷ユニット21内で受入搬送速度VP2と排出
速度VP1を異なった速度に設定することが可能とな
り、搬送速度VP2をVP1より高速に設定することに
よってより高速に用紙を受け入れることが可能となる。
【0045】すなわち、同一搬送経路内で用紙受入及び
用紙排出において違う搬送速度を実現でき、高速に複数
枚の用紙受け入れ、効率の良い印刷処理が可能となる。 <第2実施例>次に、第2実施例を説明する。
【0046】本例においても、先ずプリンタ装置11の
本体に装着された給紙カセット17から用紙を搬出し、
前述の説明のように待機ロール35で一旦用紙を停止し
た後、所定のタイミングで搬送ベルト36上に送り、各
画像形成ユニットによってトナー像を転写する。トナー
像が転写された用紙は定着ユニット32によって定着処
理が施され、前述のスイッチバック制御によって両面印
刷ユニット21に搬入される。また、この時の用紙の搬
送速度は任意の速度(VP2)であり、両面印刷ユニッ
ト21の用紙ストッパー53の位置まで送られる。
【0047】ここで本例の場合、搬送速度VP2を調節
することにより搬送速度VP1を基準と考えた場合の見
かけの距離を可変することが可能となる。具体的には、
図4及び図5を用いて上記速度VP2の設定方法を説明
する。尚、両図に示す1セットとは、A面(一面)印刷
された複数枚の用紙が両面印刷ユニット21を通過して
B面(他面)の印刷処理を完了するまでのシーケンスを
意味する。また、用紙1A、2A、3Aは3枚の用紙の
一面に対する印刷処理を示し、用紙1B、2B、3Bは
上記用紙1A、2A、3Aの他面に対する印刷処理を示
す。
【0048】図4は本例の処理を行わない場合の両面印
刷動作のシーケンスを示す模式図であり、この場合待機
ロール35を基準とした場合、給紙された用紙が両面印
刷ユニット21を通り、再度待機ロール35から給紙さ
れるまでの距離(又は時間)は、用紙サイズごとに固定
である。このため、図4に示すように用紙長及び最短の
紙間にて給紙すると必ず余り時間Tが発生する。
【0049】一方、本例による場合、1回転時間を用紙
サイズ及び最短の紙間を合わせた長さの整数倍になるよ
うにVP2の速度を制御する。このため、余り時間を最
小にする。例えば、 余り時間:TR (等速制御時の余り時間) 倍速区間距離:L2 プロセススピード:VP1 とした場合、VP2の制御スピードは下記の計算式で表
される。
【0050】VP2=VP1× L2/(L2−VP1
× TR )この速度VP2に速度制御することによっ
て、図5に示すシーケンスが得られる。すなわち、この
ように制御することによって余り時間を無くすことがで
き、両面印刷処理において、用紙サイズごとに効率よく
印刷処理を行うことができる。尚、上記速度制御は前述
のようにモータ48の駆動回路に供給する制御信号を可
変して行う。例えば、供給電圧の制御や、励磁電流の制
御等によって実行する。 <第3実施例>次に、第3実施例を説明する。
【0051】本例においても、先ずプリンタ装置11の
本体に装着された給紙カセット17から用紙を搬出し、
前述の説明のように待機ロール35で一旦用紙を停止し
た後、所定のタイミングで搬送ベルト36上に送り、各
画像形成ユニットによってトナー像を転写する。トナー
像が転写された用紙は定着ユニット32によって定着処
理が施され、前述のスイッチバック制御によって両面印
刷ユニット21に搬入される。その後、用紙は両面印刷
ユニット21に搬入され、用紙ストッパー53の位置ま
で送られ、その後用紙は任意の時間停止したのち両面印
刷ユニット21の可動用紙排出ロール46によって速度
VP1で搬出される。
【0052】本例においては、両面印刷ユニット21内
の用紙停止位置において、用紙搬送を任意の時間停止す
る構成であり、任意の時間停止することにより両面印刷
シーケンスを用紙サイズごとの1回転距離(1回転時
間)を最適に制御することにより両面印刷効率を最適化
するものである。
【0053】ここで、図6は本例の停止制御を行わない
場合の両面印刷シーケンスを示す。この場合、1回転距
離が「用紙幅+紙間」の3倍に満たない場合、上記停止
制御を実施することにより図6の下欄に示す長い余り時
間L’を生じることになる。そこで、以下の計算式によ
ってシーケンス時間を変更し、以下のように変える。
【0054】ここで、1回転距離をL1とし、「用紙長
+紙間」(給紙間隔)の幅をLp 、搬送速度をVP1と
し、停止時間をTs 、 Ts =(Lp n−L1)/VP1 の計算式を得る。
【0055】このように構成することにより、停止時間
を増し、両面印刷シーケンスにおいて、用紙サイズごと
に効率よく印刷を行う構成とする。 <第4実施例>次に、第4実施例を説明する。
【0056】本例においても、先ずプリンタ装置11の
本体に装着された給紙カセット17から用紙を搬出し、
前述の説明のように用紙を待機ロール35で一旦用紙を
停止した後、所定のタイミングで搬送ベルト上36に送
り、各画像形成ユニットによってトナー像を転写する。
トナー像が転写された用紙は定着ユニット32によって
定着処理が施され、前述のスイッチバック制御によって
両面印刷ユニット21に搬入される。その後、用紙は両
面印刷ユニット21に搬入され、用紙ストッパー53の
位置まで送られ、その後用紙は任意の時間停止したのち
両面印刷ユニット21の可動用紙排出ロール46によっ
て速度VP1で搬出される。
【0057】本例においては、両面印刷時一面印刷を連
続的に給紙する場合、用紙搬送速度を順次加速すること
により他面印刷時の紙間を短く(又は通常紙間)に制御
する。
【0058】図8は本例を説明する図である。両面搬送
経路上にA4(送り方向210mm)が3枚連続で給紙で
きる説明であり、かつ下記の条件にて説明する。 ・印刷プロセススピード:V1=50mm/s ・両面印刷時紙間:150mm ・通常印刷時紙間:50mm ・両面印刷ユニット変速区間:600mm また、図8の上欄は両面印刷の一面(A面)側を連続3
枚給紙した例であり、A4用紙1枚目(1A)/2枚目
(2A)/3枚目(3A)をプロセス速度V1にて紙間
を150mmで給紙している。一面(A面)印刷された用
紙は、スイッチバックして両面印刷ユニットの変速区間
(600mm)にて順次V1/V2/V3と増速された速
度で搬送される。また、図8の下欄は用紙の位置関係を
示す。
【0059】本例によれば、後続用紙が増速されて搬送
されるため、紙間が短縮され、例えば50mmとなって両
面印刷ユニット21より出力される。そして、他面(B
面)印刷後、新たに一面(A面)が印刷される用紙(A
4)の給紙タイミングは、早くすることが可能となり、
図8の例では300mm(6秒)短縮が可能となる。
【0060】本例では、両面印刷時変速区間の速度制御
により、一A面印刷時の紙間をB面印刷時に短縮化する
制御方法であり、本例により両面印刷効率を向上させる
ことが可能となる。尚、上記速度制御も前述のように、
モータ48への駆動信号を可変することによって行う。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、速度可変が可能な両面印刷ユニットを使用するこ
とにより、効率よく印刷処理を行うことができる。
【0062】また、用紙サイズに影響されることなく、
一定の紙間を保持して安定した用紙搬送を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像形成装置であり、所謂タンデ
ム方式のカラープリンタの例である。
【図2】プリンタ装置の内部構成を説明する断面図であ
る。
【図3】第1実施例以降を説明する両面印刷ユニット近
傍の断面構成を説明する図である。
【図4】第2実施例を説明する図である。
【図5】第2実施例を説明する図である。
【図6】第3実施例を説明する図である。
【図7】第3実施例を説明する図である。
【図8】第4実施例を説明する図である。
【符号の説明】
11 プリンタ装置 12 装置本体上部 13 装置本体下部 14 オペレーションパネル 14a キー操作部 14b 液晶ディスプレイ 15 排紙部 16 排紙ロール 17 給紙カセット 17a 取手 18 蓋 20 画像形成部 21 両面印刷ユニット 22 給紙部 23〜27 画像形成ユニット 30 感光体ドラム 31a 帯電器 31b 印字ヘッド 31c 現像ロール 31d 転写器 31e クリーナ 32 定着ユニット 32a、32b 熱ロール 32c クリーナ 35 待機ロール 36 搬送ベルト 37 駆動ロール 38 給紙コロ 40 用紙搬送路 41 用紙受入ロール 42 搬送ロール 43〜45 可動搬送ロール 43a〜45a 駆動ロール 43b〜45b 従動ロール 46 可動用紙排出ロール 48、50 モータ 49、51 ベルト 52 用紙センサ 53 用紙ストッパー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に画像が形成された用紙を受け入れ
    る用紙受入ロールと、 該用紙受入ロールによって受け入れられた用紙を排紙す
    る用紙排出ロールと、 前記用紙受入ロールの回転速度を制御する第1の速度制
    御手段と、 前記用紙排出ロールの回転速度を制御する第2の速度制
    御手段と、 を有することを特徴とする両面印刷ユニット。
  2. 【請求項2】 用紙受入れ時、前記用紙排出ロールは開
    放状態に制御され、用紙排出時、前記用紙受入ロールは
    圧接状態に制御され、前記用紙受入れ時と用紙排出時に
    おいて、用紙の搬送速度が互いに異なることを特徴とす
    る請求項1記載の両面印刷ユニット。
  3. 【請求項3】 用紙受入れ時、前記用紙の搬送速度を制
    御し、両面印刷ユニット内での用紙の搬送待ち時間を無
    くすことを特徴とする請求項2記載の両面印刷ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記用紙受入ロールは複数のロールで構
    成され、前記用紙排出時、用紙が抜けた位置の用紙受入
    ロールから順次圧接状態に設定されることを特徴とする
    請求項1記載の両面印刷ユニット。
  5. 【請求項5】 前記ユニット内に搬入された用紙を所定
    時間保持した後、前記用紙排出ロールを駆動し、前記用
    紙の排出を行うことを特徴とする請求項1記載の両面印
    刷ユニット。
  6. 【請求項6】 前記第1の速度制御手段は、前記用紙受
    入ロールを駆動するモータの回転速度を制御することを
    特徴とする請求項1記載の両面印刷ユニット。
  7. 【請求項7】 前記第2の速度制御手段は、前記用紙排
    出ロールを駆動するモータの回転速度を制御することを
    特徴とする請求項1記載の両面印刷ユニット。
  8. 【請求項8】 一面に画像が形成された用紙を受け入れ
    る用紙受入ロールと、該用紙受入ロールによって受け入
    れられた用紙を排紙する用紙排出ロールと、前記用紙受
    入ロールの回転速度を制御する第1の速度制御手段と、
    前記用紙排出ロールの回転速度を制御する第2の速度制
    御手段とを有する両面印刷ユニットと、該両面印刷ユニ
    ットの一面に印字が行われた用紙を搬入し、該両面印刷
    ユニットから搬出された用紙の他面に印刷を行う画像形
    成ユニットと、を備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 用紙受入れ時、前記用紙排出ロールは開
    放状態に制御され、用紙排出時、前記用紙受入ロールは
    圧接状態に制御され、前記用紙受入れ時と用紙排出時に
    おいて、用紙の搬送速度が互いに異なることを特徴とす
    る請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 用紙受入れ時、前記用紙の搬送速度を
    制御し、両面印刷ユニット内での用紙の搬送待ち時間を
    無くすことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8272641B2 (en) 2009-07-31 2012-09-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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