JP2001237154A - 電解コンデンサの電解液含浸装置 - Google Patents

電解コンデンサの電解液含浸装置

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JP2001237154A
JP2001237154A JP2000045735A JP2000045735A JP2001237154A JP 2001237154 A JP2001237154 A JP 2001237154A JP 2000045735 A JP2000045735 A JP 2000045735A JP 2000045735 A JP2000045735 A JP 2000045735A JP 2001237154 A JP2001237154 A JP 2001237154A
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electrolyte
impregnating
pocket
case
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Shinji Hattori
真治 服部
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CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電解液を周囲へ不用意に垂れ零すことなく、素
子のリード線に過剰な物理的負担を加えることなく、素
子に電解液を含浸させて余分な電解液をスムーズに除去
すること。 【解決手段】電解液含浸装置は、各素子1を各ポケット
11に保持した状態で素子ホルダ5A〜5Cを移送機構
6によりケース23に移入し、各ポケット11を収容ケ
ース23の電解液槽28の中に入れて電解液29を流通
孔を通じ各素子1に含浸させ、素子ホルダ5A〜5Cを
収容ケース23の中に設けた回転機構により高速回転さ
せて各ポケット11に保持された各素子1に遠心力を付
与することにより、各素子1から流通孔を通じて余分な
電解液を振り落とし、その後に各素子1と共に素子ホル
ダ5A〜5Cを移送機構6で収容ケース23から移出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電解コンデンサ
の製造過程で、電解コンデンサの素子に電解液を含浸さ
せるのに使用される電解コンデンサの電解液含浸装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電解コンデンサの製造過程で
は、化成した陽極箔に電極タブが取り付けられ、それら
がスペーサを介して陰極箔と共に巻き取られることによ
り素子が形成される。その後、この素子には、電解液が
含浸される。従来は、素子に電解液を含浸させるのに電
解液含浸装置が使用されてきた。
【0003】特公昭60−50054号公報には、この
種の電解液含浸装置の一例が開示される。この公報の電
解液含浸装置は、図6に示すように、電解コンデンサの
素子51を搬入するための搬入部52と、素子51に電
解液を含浸させるための含浸部53と、素子51から余
分な電解液を除くための脱液部54と、脱液を終えた素
子51を搬出するための搬出部55とを備える。この電
解液含浸装置は、上記各部52〜55に対応して回転可
能に設けられた搬送板56と、その搬送板56の複数の
先端部に設けられたクランプ治具57とを備える。クラ
ンプ治具57は、複数個の素子51を挟持して輪形状に
整列保持するものである。特に、このクランプ治具57
は、図7に示すように、各素子51のリード線51aを
挟持して素子51を吊り下げるようになっている。
【0004】搬入部52には、クランプ治具57に素子
51を挿入するための素子挿入装置58が設けられる。
含浸部53には、クランプ治具57に保持された複数個
の素子51が入れられる電解液の液室を含む真空含浸槽
59が設けられる。脱液部54には、クランプ治具57
を回転させるための小型モータ60等が設けられる。搬
出部55には、クランプ治具57から素子51を抜き取
って次工程へ移すための素子受取装置及び搬送テーブル
61等が設けられる。
【0005】そして、この電解液含浸装置では、搬送板
56を90°の角度をもって断続的に回転させることに
より、各クランプ治具57を各部52〜55へ順次に移
送する。この移送に際して、最初に搬入部52では、各
クランプ治具57に複数個の素子51が挿入され保持さ
れる。含浸部53では、液室内で各素子51に電解液が
真空含浸される。脱液部54では、小型モータ60等に
よりクランプ治具57を高速回転させて遠心分離機とし
て作用させることにより、含浸後の余剰な電解液が各素
子51から振り落とされ除去される。最後に、搬出部5
5では、余分な電解液の除去を終えた各素子51が搬送
テーブル61へ移されて次工程へと搬出される。このよ
うに、搬送板56に設けらた複数のクランプ治具57に
つき、それぞれ異なる工程が同時に進行し、順次に別工
程へと移るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
電解液含浸装置では、電解液の含浸を終えた素子51
が、各クランプ治具57に吊り下げらた状態で含浸部5
3から脱液部54へと移送される。このため、含浸時に
各素子51の表面に付着した電解液が移送途中に不用意
に周囲へ垂れ落ちて装置本体等を汚したり、同本体表面
に固着したりするおそれがあり、それら固着物を取り除
くための面倒な除去作業が必要になるという問題があっ
た。
【0007】又、従来の電解液含浸装置では、脱液部5
4で各素子51が高速回転されることにより、余分な電
解液が振り落とされて除去される。しかし、この含浸装
置では、振り落とされた電解液を捕集する手段が何も設
けられておらず、電解液が勢い良く周囲へ飛び散るおそ
れがあった。このため、飛散した電解液が装置本体等を
広範囲に汚したり、その本体表面の広範囲に多数固着し
たりするおそれがあった。この結果、面倒な除去作業が
必要になるばかりでなく、固着物の影響により装置に動
作不良等が生じるおそれがあり、本装置を安定動作させ
ることが困難になるおそれもあった。
【0008】更に、従来の電解液含浸装置では、素子5
1がそのリード線51aを介してクランプ治具57に挟
持されて吊り下げられることから、リード線51aには
無理な外部応力が加わることになった。特に、脱液部5
4では、クランプ治具57に吊り下げられた各素子51
が高速回転されることから、リード線51aの挟持部分
には過度な応力が加わり、リード線51aに過剰な物理
的負担が加わり、リード線51aを不用意に変形させる
おそれがあった。このことが次工程の円滑な作業を阻害
することにもなった。
【0009】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その第1の目的は、電解液を周囲へ不用意に
垂れ零すことなく素子に電解液を含浸させて余分な電解
液を除去することを可能にした電解コンデンサの電解液
含浸装置を提供することになる。この発明の第2の目的
は、第1の目的に加え、素子に設けられたリード線に過
剰な物理的負担を加えることなく素子に電解液を含浸さ
せて余分な電解液をスムーズに除去することを可能にし
た電解コンデンサの電解液含浸装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、電解コンデンサの
素子に電解液を含浸させるための液含浸手段と、電解液
の含浸を受けた素子から余分な電解液を除去するための
脱液手段とを備えた電解液含浸装置において、液含浸手
段及び脱液手段を一つのケースの中に設け、そのケース
の中で液含浸手段による電解液の含浸と脱液手段による
余分な電解液の除去とを行うようにしたことを趣旨とす
る。
【0011】上記発明の構成によれば、ケースの中で、
液含浸手段により素子に電解液が含浸され、その後に同
じケースの中で、脱液手段により素子から余分な電解液
が除去される。従って、電解液を含浸させる工程、余分
な電解液を除去する工程、或いはそれら工程の間で素子
から電解液が垂れ落ちたとしても、その電解液がケース
の外へ出ることがない。
【0012】上記第2の目的を達成するために、請求項
2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、素
子を受け入れ保持するためのポケットを含み、そのポケ
ットには電解液を流通させるための複数の流通孔が設け
られた素子ホルダを備えたことを趣旨とする。
【0013】上記発明の構成によれば、請求項1に記載
の発明の作用に加え、素子が素子ホルダのポケットに受
け入れられ保持されることから、素子のリード線に無理
な外部応力が加わることがない。ここで、電解液はポケ
ットに設けられた複数の流通孔を通じて素子に含浸さ
れ、素子に付着した余分な電解液は、同じ流通孔を通じ
て除去されることになる。
【0014】上記第2の目的を達成するために、請求項
3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、脱
液手段は、ポケットに保持された素子に遠心力を付与す
るために素子ホルダを高速回転させる回転機構を備えた
ことを趣旨とする。
【0015】上記発明の構成によれば、請求項2に記載
の発明の作用に加え、余分な電解液の除去に際して、回
転機構により素子ホルダが高速回転されポケットに保持
された素子に遠心力が付与されることにより、素子に付
着した余分な電解液が流通孔を通じて振り落とされる。
このとき、素子はポケットに受け入れられ保持されるこ
とから、素子のリード線に遠心力に伴う過剰な外部応力
が特に加わることがない。
【0016】上記第2の目的を達成するために、請求項
4に記載の発明は、複数の電解コンデンサの素子に電解
液を含浸させると共に、電解液の含浸を受けた各素子か
ら余分な電解液を除去するようにした電解液含浸装置で
あって、各素子を個別に受け入れ保持するための複数の
ポケットを含み、それらポケットには電解液を流通させ
るための流通孔が設けられた素子ホルダと、開閉可能に
設けられたケースと、そのケースの中に設けられ、電解
液が貯留された電解液槽と、ケースの中に設けられ、素
子ホルダを高速回転させるための回転機構と、素子ホル
ダを移送するための移送機構とを備え、各素子をポケッ
トに保持した状態で素子ホルダを移送機構によりケース
に移入し、ポケットを電解液槽の中に入れて電解液を流
通孔を通じ各素子に含浸させ、更に素子ホルダを回転機
構により高速回転させてポケットに保持された各素子に
遠心力を付与することにより、各素子から流通孔を通じ
て余分な電解液を振り落とし、その後に各素子と共に素
子ホルダを移送機構によりケースから移出するようにし
たことを趣旨とする。
【0017】上記発明の構成によれば、各ポケットに素
子が保持された状態で素子ホルダが移送機構によりケー
スへ移入される。このケースの中では、ポケットが電解
液槽の中に入れられることにより、各流通孔を通じて素
子に電解液が含浸される。その後、同じケースの中で、
回転機構により素子ホルダが高速回転されてポケットに
保持された素子に遠心力が付与されることにより、素子
に付着した余分な電解液が流通孔を通じて振り落とされ
除去されることになる。その後、電解液の除去を終えた
各素子は素子ホルダと共に移送機構によりケースから移
出される。従って、電解液を含浸させる工程、余分な電
解液を除去する工程、或いはそれらの工程の間で素子か
ら垂れ落ちる電解液がケースの外へ出ることはない。
又、素子はポケットに受け入れられ保持されることか
ら、素子ホルダの移送時に素子のリード線に無理な外部
応力が加わることがない。更に、余分な電解液の除去に
際して、素子に遠心力が付与されても、素子がポケット
に受け入れられて保持されることから、素子のリード線
に過剰な外部応力が特に加わることはない。加えて、素
子ホルダは移送機構によりケースへ出し入れされること
から、この工程に人手を使う必要がない。
【0018】上記第2の目的を達成するために、請求項
5に記載の発明は、電解コンデンサの素子を電解液槽の
中に入れて同素子に電解液を含浸させるようにした電解
液含浸装置において、素子を受け入れ保持するためのポ
ケットを含み、そのポケットには電解液を流通させるた
めの複数の流通孔が設けられた素子ホルダを備えたこと
を趣旨とする。
【0019】上記発明によれば、素子が素子ホルダのポ
ケットに受け入れられ保持されることから、素子のリー
ド線に無理な外部応力が加わることがなく、電解液はポ
ケットの流通孔を通じて素子に含浸されることになる。
【0020】上記第2の目的を達成するために、請求項
6に記載の発明は、電解液の含浸を受けた電解コンデン
サの素子から余分な電解液を除去するようにした脱液装
置において、素子を受け入れ保持するためのポケットを
含み、そのポケットには電解液を流通させるための複数
の流通孔が設けられた素子ホルダと、開閉可能に設けら
れたケースと、そのケースの中に設けられ、そのケース
の中でポケットに保持された素子に遠心力を付与するた
めに素子ホルダを高速回転させる回転機構とを備えたこ
とを特徴とする。
【0021】上記発明の構成によれば、電解液の含浸を
受けた素子から余分な電解液を除去する脱液装置とし
て、ケースの中で素子ホルダが回転機構により高速回転
されてポケットに保持された素子に遠心力が付与される
ことにより、素子に付着した余分な電解液が流通孔を通
じて振り落とされ除去される。従って、余分な電解液を
除去する工程で素子から垂れ落ちる電解液がケースの外
へ出ることはない。素子に遠心力が付与されても、素子
がポケットに受け入れられて保持されることから、素子
のリード線に過剰な外部応力が特に加わることはない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電解コンデンサの
電解液含浸装置を具体化した一実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。
【0023】図1に本実施の形態の電解液含浸装置の概
略構成を平面図に示す。図2に電解液含浸装置の一側面
図を示す。電解液含浸装置は、電解コンデンサの素子1
を順次に搬入するための搬入部2と、搬入された素子1
に電解液を含浸させると共に含浸を受けた素子1から余
分な電解液を除去するための含浸・脱液部3と、含浸・
脱液を終えた素子1を次工程へ搬出するための搬出部4
とを備える。この他、電解液含浸装置は、複数の素子1
を保持するための3つの素子ホルダ5A,5B,5C
と、各素子ホルダ5A〜5Cを上記各部2〜4の間で移
送するための移送機構6とを備える。
【0024】移送機構6は、回転軸7を中心に水平方向
へ回転可能に設けられ回転フレーム8を備える。この回
転枠8は、回転軸7を中心に放射状に延びる3本のアー
ム9A,9B,9Cと、各アーム9A〜9Cの先端部に
設けられたチャック10とを備える。各チャック10は
素子ホルダ5A〜5Cをつかむためのものである。図2
に示すように、回転軸7は上下動可能に設けられ、これ
により回転枠8が昇降可能に設けられる。回転枠8の回
転は所定のモータ(図示略)により行われ、その昇降は
所定のシリンダ(図示略)により行われる。
【0025】移送機構6につき、回転枠8を図1に実線
で示す位置を退避位置から図1の反時計方向へ60°だ
け回転させることにより、各アーム9A〜9Cの先端部
がそれぞれ搬入部2、含浸・脱液部3及び搬出部4に対
応して配置される。その後、回転枠8を図1の時計方向
へ120°だけ回転させることにより、各アーム9A〜
9Cの先端部が上記配置状態から一つずれた状態でそれ
ぞれ含浸・脱液部3、搬出部4及び搬入部2に対応して
配置される。その後、回転枠8を図1の反時計方向へ6
0°だけ逆回転させることにより、各アーム9Aから9
Cが図1に実線で示す退避位置に戻される。
【0026】各素子ホルダ5A〜5Cは、略円盤状をな
し、複数個の素子1を受け入れて保持するための複数の
ポケット11を含む。これらポケット11は各素子ホル
ダ5A〜5Cに対して二列の輪形状に整列され、それぞ
れ各素子ホルダ5A〜5Cの下面側へと延びる。図3に
各素子ホルダ5A〜5C及びポケット11の一部を拡大
して示す。各ポケット11は、素子1を受け入れた状態
で電解液を流通させる複数の流通孔11aを含む。この
ポケット11として、例えば、多数の網目を流通孔11
aとして含む網目板を円筒状に加工したものを使用して
もよい。素子1はポケット11に受け入れられた状態
で、そのリード線12が上方へ延びた状態でポケット1
1に保持される。素子ホルダ5A〜5Cの上面中心に
は、ホルダチャック10につかまれる突起5aが設けら
れる。
【0027】搬入部2には、素子ホルダ5A〜5Cの各
ポケット11に素子1を挿入するための挿入装置13が
設けられる。図2に示すように、この挿入装置13は、
機枠13a上で水平方向へ回転可能に設けられたアーム
14と、そのアーム14の先端部で下方へ伸縮可能に設
けられた作動ロッド15と、作動ロッド15の下端で素
子1のリード線12を挟持するクランプ16と、アーム
14等に対応して素子ホルダ5A〜5Cを回転可能に支
持するための支持台17とを備える。支持台17の内部
には、素子ホルダ5A〜5Cを間欠的に回転させるため
の回転軸18が設けられ、その回転軸18がプーリ1
9、ベルト20及びプーリ21を介してモータ22によ
り間欠的に駆動されるようになっている。
【0028】そして、搬入部2では、別途に供給される
素子1が挿入装置13のクランプ16に挟持されて、ア
ーム14の回転により素子ホルダ5A〜5Cの上へ運ば
れ、作動ロッド15の下降により整合するポケット11
に挿入される。その後、クランプ16の解除と、作動ロ
ッド15及びアーム14の復帰と、支持台17における
素子ホルダ5A〜5Cの間欠的な回転とが行われる。こ
れら一連の動作を繰り返すことにより、各素子ホルダ5
A〜5Cの全てのポケット11に素子1が挿入される。
【0029】図4に含浸・脱液部3の断面図を示す。含
浸・脱液部3は、各素子ホルダ5A〜5Cを収容するた
めの収容ケース23を備える。収容ケース23は、有底
箱形状のケース本体24と、同本体24の開口部24a
に開閉可能に設けられた透明材よりなる蓋25とを備え
る。蓋25はリンク26及びシリンダ27の動作により
自動開閉される。収容ケース23の中には、本発明の液
含浸手段としての電解液槽28が設けられる。電解液槽
28は、各素子ホルダ5A〜5Cに合わせた形状をなし
て電解液29を貯留しており、各素子ホルダ5A〜5C
の全てのポケット11を同時に浸すことができるように
なっている。収容ケース23は、各素子1に電解液を真
空状態で含浸(真空含浸)させるために、その内部を真
空ポンプ(図示略)等を使用して真空にできるようにな
っている。同じく、収容ケース23の中には、本発明の
脱液手段としての回転機構30が設けられる。回転機構
30は、各素子ホルダ5A〜5Cを高速回転させるため
のものであり、電解液槽28の中心に配置されると共に
ケース本体24を垂直に貫通して延びる作動軸31と、
同軸31をケース本体24に回転可能及び上下動可能に
支持する軸受32と、作動軸31をプーリ33、ベルト
34及びプーリ35を介して回転させるためのモータ3
6と、作動軸31を昇降させるためのシリンダ(図示
略)とを備える。ここで、図4に2点鎖線で囲まれる作
動軸31、プーリ33、ベルト34、プーリ35及びモ
ータ36は一つのフレームに一体的に支持されるもので
あり、上記シリンダはこのフレームを上下動させること
により、作動軸31を軸受32に沿って昇降させるよう
になっている。作動軸31の上端部31aには、各素子
ホルダ5A〜5Cが装着される。この作動軸31の上端
31aと各素子ホルダ5A〜5Cは、それらの間に設け
られた接続機構(図示略)により着脱可能に接続される
ようになっている。このように、電解液槽28及び回転
機構31が一つの収容ケース23の中に設けられ、同ケ
ース23の中で電解液槽28による素子1への電解液の
含浸と、回転機構30による素子1からの余分な電解液
の除去とが行われるようになっている。
【0030】搬出部4には、図1に示すように、搬入部
2の挿入装置13に準ずる抜取装置37等が設けられ
る。この抜取装置37は、各素子ホルダ5A〜5Cから
素子11を抜き取って次工程へ移すためのものである。
【0031】この実施の形態の電解液含浸装置は、コン
トローラ(図示略)を更に備える。このコントローラ
は、移送機構6や含浸・脱液部3における回転機構30
等の動きを制御するために、上記モータ22,36等、
チャック10及びシリンダ27等を動作させるためのア
クチュエータ等をそれぞれ制御するようになっている。
【0032】上記のように構成した電解液含浸装置は、
各アーム9A〜9Cのチャック10に素子ホルダ5A〜
5Cがつかまれて回転枠8が回転されることにより、素
子ホルダ5A〜5Cが搬入部2→含浸・脱液部3→搬出
部4→搬入部2の順で循環移送される。
【0033】図5には、回転枠8の回転及び昇降と、各
アーム9A〜9Cのチャック10の開閉との関係をタイ
ムチャートに示す。図4において、時刻t0〜t1の間
で回転枠8が反時計方向へ60°だけ回転すると、時刻
t1の直前で回転枠8が下降し始める。そして、時刻t
2で回転枠8が最下位置に達すると、素子ホルダ5A〜
5Cをつかむためにチャック10が閉じる。その後、時
刻t3で回転枠8が上昇し始め、時刻t4で回転枠8が
最上位置に達すると、そsの直前で回転枠8が時計方向
へ回転し始める。その後、時刻t5で回転枠8の回転が
120°に達すると、その直前で回転枠8が下降し始め
る。そして、時刻t6で回転枠8が最下位置に達する
と、素子ホルダ5A〜5Cを離すためにチャック10が
開く。その後、時刻t7で回転枠8が上昇し始め、その
直後に同枠8が反時計方向へ回転し始める。その後、時
刻t8で回転枠8の回転が60°に達することにより、
移送サイクルが完了する。
【0034】このような移送の前後で、最初に搬入部2
では、挿入装置13と支持台17との協働により、各素
子ホルダ5A〜5Cの各ポケット11に複数の素子1が
順次挿入される。
【0035】次に、含浸・脱液部3では、蓋25が開け
られ、回転枠8及びチャック10が作動すると、作動軸
31の上端部31aに素子ホルダ5A〜5Cが装着され
る。その後、蓋25が閉められ、収容ケース23の内部
が真空に保たれ、作動軸31が下降する。そして、素子
ホルダ5A〜5Cの各ポケット11が電解液槽28の電
解液29の中に入れられ、各ポケット11の中の素子1
が電解液29に浸される。この実施の形態では、例えば
「10秒間」ほど素子1が電解液29の中に浸される。
これにより、各素子1に電解液29が真空含浸される。
このとき、電解液29は各ポケット11の流通孔11a
を通じて素子1に流れることになる。
【0036】電解液含浸後、作動軸31が上昇して素子
ホルダ5A〜5Cが電解液槽28から引き離される。そ
して、作動軸31が高速回転して素子ホルダ5A〜5C
が遠心分離機として作用することにより、各ポケット1
1に保持された素子1に遠心力が付与され、素子1に付
着していた余分な電解液がポケット11の流通孔11a
を通じて振り落とされ除去される。この実施の形態で
は、例えば「500rpm」の回転速度で「10〜20
秒間」ほど作動軸31が高速回転され、それによって素
子ホルダ5A〜5Cが高速回転される。この脱液が終了
すると、収容ケース23の蓋25が開けられる。
【0037】搬出部4では、素子ホルダ5A〜5Cの各
ポケット11から余分な電解液の除去を終えた素子1が
抜き取られて次工程へと移される。このように、素子ホ
ルダ5A〜5Cのそれぞれにつき、互いに異なる工程が
同時に進行し、順次に別工程へと移されるようになって
いる。
【0038】以上説明したように、この実施の形態の電
解液含浸装置によれば、各ポケット11に素子1が保持
された状態で素子ホルダ5A〜5Cが移送機構6により
搬入部2から含浸・脱液部3の収容ケース23へ移入さ
れる。この収容ケース23の中では、各ポケット11が
電解液槽28の電解液29の中に入れられることによ
り、各ポケット11の流通孔11aを通じて素子1に電
解液29が含浸される。その後、収容ケース23の中
で、回転機構30により素子ホルダ5A〜5Cが高速回
転されて各ポケット11に保持された素子1に遠心力が
付与されることにより、各素子1に付着した余分な電解
液が流通孔11aを通じて振り落とされ除去されること
になる。その後、電解液の除去を終えた各素子1は素子
ホルダ5A〜5Cと共に移送機構6により収容ケース2
3から取り出され、含浸・脱液部3から搬出部4へと移
出される。従って、各素子1に電解液を含浸させる工
程、各素子1から余分な電解液を除去する工程、或いは
それらの工程の間で各素子1から垂れ落ちる電解液が収
容ケース23の外へ出ることがない。又、各素子1は各
ポケット11に受け入れられ保持されることから、素子
ホルダ5A〜5Cの移送や電解液の含浸に際して素子1
のリード線12に無理な外部応力が加わることがない。
更に、余分な電解液の除去に際して、各素子1に遠心力
が付与されても、各素子1が素子ホルダ5A〜5Cの各
ポケット11に受け入れられて保持されることから、各
素子1のリード線12に過剰な外部応力が特に加わるこ
とがない。
【0039】ここで、この実施の形態の含浸・脱液部3
の構成によれば、収容ケース23の中で、電解液槽28
により各素子11に電解液が含浸され、その後に同じ収
容ケース23の中で、回転機構30が作動して素子ホル
ダ5A〜5Cが高速回転されることにより、各素子11
から余分な電解液が除去される。従って、各素子1に電
解液を含浸させる工程、その素子1から余分な電解液を
除去する工程、或いはそれら工程の間で各素子1から電
解液が垂れ落ちたとしても、収容ケース23の中である
ことから、電解液が収容ケース23の外へ出ることがな
い。このため、電解液を不用意に周囲へ垂れ零すことな
く各素子11に電解液を含浸させて余分な電解液を除去
することができるようになる。これにより、素子1から
垂れ零れたり飛散したりした電解液で装置本体等を汚す
ことがなく、電解液の固着物を除去する面倒な除去作業
の必要が無くなった。又、固着物による動作不良等を装
置に生じさせることがなくなり、この意味で装置の安定
動作を確保することができるようになる。
【0040】この実施の形態によれば、リード線12が
上方へ延びた状態で各素子1が素子ホルダ5A〜5Cの
ポケット11に受け入れられ保持されることから、リー
ド線12に無理な外部応力が加わることがない。ここ
で、電解液は各ポケット11の複数の流通孔11aを通
じて素子1に含浸され、素子1に付着した余分な電解液
が同じ流通孔11aを通じて素子1から除去されること
になる。このため、各素子1のリード線12に過剰な物
理的負担を加えることなく各素子1に電解液を含浸させ
て余分な電解液をスムーズに除去することができるよう
になる。又、素子1のリード線12に不用意な変形がな
いことから、搬出部4から次工程へ送られる素子1につ
いて次工程における円滑な作業を確保することができ
る。
【0041】この実施の形態では、余分な電解液の除去
に際して、回転機構30により素子ホルダ5A〜5Cが
高速回転され各ポケット11に保持された素子1に遠心
力が付与されることにより、各素子1に付着した余分な
電解液がポケット11の流通孔11aを通じて振り落と
される。このとき、各素子1はポケット11に受け入れ
られ保持されることから、各素子1のリード線12に遠
心力に伴う過剰な外部応力が特に加わるようなことがな
い。この意味で、各素子1のリード線12に過剰な物理
的負担を加えることなく各素子1から余分な電解液を確
実に除去することができるようになる。
【0042】加えて、この実施の形態では、素子ホルダ
5A〜5Cが移送機構6により収容ケース23へ出し入
れされることから、この工程に人手を使う必要がない。
これによって、電解液含浸装置で行われる全工程の自動
化を実現することができる。
【0043】尚、この発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で以下のように実施することもできる。
【0044】(1)前記実施の形態では、電解液の含浸
と余分な電解液の除去の両方を一つの収容ケース23の
中で行うために上記素子ホルダ5A〜5Cを設けた。こ
れに対して、上記素子ホルダ5A〜5Cと同等の素子ホ
ルダを、電解液の含浸のみを行う電解液含浸装置に設け
ても有効である。即ち、この場合にも、素子ホルダの複
数のポケットにリード線が上方へ延びた状態で素子が受
け入れられ保持されることから、素子のリード線に無理
な外部応力が加わることがなく、解液がポケットの流通
孔を通じて素子に含浸されることになる。このため、素
子のリード線に過剰な物理的負担を加えることなく素子
に電解液を含浸させることができるようになる。
【0045】(2)前記実施の形態では、電解液の含浸
と余分な電解液の除去の両方を一つの収容ケース23の
中で行うために上記素子ホルダ5A〜5C及び回転機構
30を設けた。これに対して、上記素子ホルダ5A〜5
Cと同等の素子ホルダ、上記収容ケース23と同等の収
容ケース、及びその収容ケースの中に設けられた上記回
転機構30と同等の回転機構を、素子に付着した余分な
電解液を除去するだけの脱液装置に設けても有効であ
る。即ち、この場合にも、電解液の含浸を受けた素子か
ら余分な電解液を除去するに際して、余分な電解液を除
去する工程で素子から垂れ落ちる電解液が収容ケースの
外へ出ることがない。又、素子に遠心力が付与されて
も、素子がポケットに受け入れられて保持されることか
ら、素子のリード線に過剰な外部応力が特に加わること
がない。この結果、電解液を周囲へ不用意に垂れ零すこ
となく素子から余分な電解液を除去することができる。
併せて、素子のリード線に過剰な物理的負担を加えるこ
となく素子から余分な電解液をスムーズかつ確実に除去
することができるようになる。
【0046】(3)前記実施の形態では、モータにより
回転駆動される回転枠8を含む移送機構6を設けたが、
インデックスにより間欠的に回転駆動される回転枠を含
む移送機構を設けてもよい。
【0047】(4)前記実施の形態では、電解液含浸装
置に搬入部2、含浸・脱液部3及び搬出部4と、それら
の間で素子ホルダ5A〜5Cを移送するための移送機構
6とを設けた。これに対して、電解液含浸装置から搬入
部2、搬出部4及び搬送機構6を省略して含浸・脱液部
3のみで電解液含浸装置を構成してもよい。この場合、
収容ケースの中に設置された素子ホルダの各ポケットに
対する素子の挿入と抜き取りを手作業で行う必要はある
が、それ以外の素子に対する電解液の含浸及び脱液に関
する効果は前記実施の形態に準ずるものである。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
電解液を周囲へ不用意に垂れ零すことなく素子に電解液
を含浸させて余分な電解液を除去することができるとい
う効果を発揮する。
【0049】請求項2に記載の発明の構成によれば、請
求項1に記載の発明の効果に加え、素子のリード線に過
剰な物理的負担を加えることなく素子に電解液を含浸さ
せて余分な電解液をスムーズに除去することができると
いう効果を発揮する。
【0050】請求項3に記載の発明の構成によれば、請
求項2に記載の発明の効果に加え、素子に付着した余分
な電解液を確実に除去することができるという効果を発
揮する。
【0051】請求項4に記載の発明の構成によれば、電
解液を周囲へ不用意に垂れ零すことなく素子に電解液を
含浸させて余分な電解液を除去することができる。又、
素子のリード線に過剰な物理的負担を加えることなく素
子に電解液を含浸させて余分な電解液をスムーズかつ確
実に除去することができる。更に、電解液含浸装置で行
われる全工程の自動化を実現することができるという効
果を発揮する。
【0052】請求項5に記載の発明の構成によれば、素
子のリード線に過剰な物理的負担を加えることなく素子
に電解液を含浸させることができるという効果を発揮す
る。
【0053】請求項6に記載の発明の構成によれば、電
解液を周囲へ不用意に飛散させることなく素子に付着し
た余分な電解液を除去することができる。又、素子のリ
ード線に過剰な物理的負担を加えることなく素子から余
分な電解液をスムーズかつ確実に除去することができる
という効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係り、電解液含浸装置の概略構
成を示す平面図である。
【図2】同じく、電解液含浸装置を示す一側面図であ
る。
【図3】同じく、図2の素子ホルダ及びポケットの一部
を拡大して示す断面図である。
【図4】同じく、含浸・脱液部を示す断面図である。
【図5】同じく、回転枠及びチャックの挙動の関係を示
すタイムチャートである。
【図6】従来の電解液含浸装置を示す平面図である。
【図7】同じく、電解液含浸装置の一部を示す側面図で
ある。
【符号の説明】 1 素子 5A〜5C 素子ホルダ 6 移送機構 11 ポケット 11a 流通孔 23 収容ケース 28 電解液槽(液含浸手段) 29 電解液 30 回転機構(脱液手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解コンデンサの素子に電解液を含浸さ
    せるための液含浸手段と、前記電解液の含浸を受けた前
    記素子から余分な電解液を除去するための脱液手段とを
    備えた電解液含浸装置において、 前記液含浸手段及び前記脱液手段を一つのケースの中に
    設け、そのケースの中で前記液含浸手段による前記電解
    液の含浸と前記脱液手段による前記余分な電解液の除去
    とを行うようにしたことを特徴とする電解コンデンサの
    電解液含浸装置。
  2. 【請求項2】 前記素子を受け入れ保持するためのポケ
    ットを含み、そのポケットには前記電解液を流通させる
    ための複数の流通孔が設けられた素子ホルダを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電解コンデンサの電解
    液含浸装置。
  3. 【請求項3】 前記脱液手段は、前記ポケットに保持さ
    れた前記素子に遠心力を付与するために前記素子ホルダ
    を高速回転させる回転機構を備えたことを特徴とする請
    求項2に記載の電解コンデンサの電解液含浸装置。
  4. 【請求項4】 複数の電解コンデンサの素子に電解液を
    含浸させると共に、前記電解液の含浸を受けた前記各素
    子から余分な電解液を除去するようにした電解液含浸装
    置であって、 前記各素子を個別に受け入れ保持するための複数のポケ
    ットを含み、それらポケットには前記電解液を流通させ
    るための流通孔が設けられた素子ホルダと、 開閉可能に設けられたケースと、 前記ケースの中に設けられ、前記電解液が貯留された電
    解液槽と、 前記ケースの中に設けられ、前記素子ホルダを高速回転
    させるための回転機構と、 前記素子ホルダを移送するための移送機構とを備え、前
    記各素子を前記ポケットに保持した状態で前記素子ホル
    ダを前記移送機構により前記ケースに移入し、前記ポケ
    ットを前記電解液槽の中に入れて前記電解液を前記流通
    孔を通じ前記各素子に含浸させ、更に前記素子ホルダを
    前記回転機構により高速回転させて前記ポケットに保持
    された前記各素子に遠心力を付与することにより、前記
    各素子から前記流通孔を通じて前記余分な電解液を振り
    落とし、その後に前記各素子と共に前記素子ホルダを前
    記移送機構により前記ケースから移出するようにしたこ
    とを特徴とする電解コンデンサの電解液含浸装置。
  5. 【請求項5】 電解コンデンサの素子を電解液槽の中に
    入れて同素子に電解液を含浸させるようにした電解液含
    浸装置において、 前記素子を受け入れ保持するためのポケットを含み、そ
    のポケットには前記電解液を流通させるための複数の流
    通孔が設けられた素子ホルダを備えたことを特徴とする
    電解コンデンサの電解液含浸装置。
  6. 【請求項6】 電解液の含浸を受けた電解コンデンサの
    素子から余分な電解液を除去するようにした脱液装置に
    おいて、 前記素子を受け入れ保持するためのポケットを含み、そ
    のポケットには前記電解液を流通させるための複数の流
    通孔が設けられた素子ホルダと、 開閉可能に設けられたケースと、 前記ケースの中に設けられ、そのケースの中で前記ポケ
    ットに保持された前記素子に遠心力を付与するために前
    記素子ホルダを高速回転させる回転機構とを備えたこと
    を特徴とする電解コンデンサの脱液装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011035088A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd リチウムイオンキャパシタの製造方法および製造装置
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CN109193035A (zh) * 2018-08-28 2019-01-11 夏正奎 一种电池电解液均匀浸润装备及均匀浸润方法

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