JP2001235976A

JP2001235976A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び記憶媒体

Info

Publication number: JP2001235976A
Application number: JP2000047415A
Authority: JP
Inventors: Toshiya Kanazawa; 俊也金澤
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2000-02-24
Filing date: 2000-02-24
Publication date: 2001-08-31

Abstract

(57)【要約】【課題】複数ジョブで異なった手差しプリント処理を
行うことを実現することで、効率よくプリントジョブを
行うことを可能とした画像形成装置、画像形成システ
ム、画像形成制御方法及び記憶媒体を提供する。【解決手段】原稿から画像を読み取るリーダ部１０
３、画像データをプリント出力するプリンタ部１０４、
コピー標準画面、コピー応用モード画面を表示可能な操
作部１０２、プリント中に次の画像入力要求を受け付け
る制御、予約ジョブで手差しトレイ２２２を介して給紙
する用紙の指定に基づきジョブ毎に使用する用紙を記憶
する制御、プリントジョブ実行時に指定した用紙の種類
を判断する制御、プリントする用紙の種類を考慮してプ
リント出力を実行させる制御を行う制御部１０９を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、画
像形成システム、画像形成制御方法及び記憶媒体に関
し、特に、プリント中に次の画像入力要求を受け付ける
予約プリント機能を備えた画像形成装置、画像形成シス
テム、画像形成制御方法及び記憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、画像形成装置が備える各種機能の
中で、効率よくプリントジョブを行うためプリント処理
中に次の画像入力処理を実行する予約コピーが知られて
いる。また、画像形成装置における設定に関しては、Ｏ
ＨＰ用紙、厚紙など複写機として制御の異なる処理を必
要とする用紙タイプについては異なる制御を行うための
判断として設定を行っている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上記従来の画像形成装置においては、用紙をどの給
紙段から供給するかというユーザによる給紙段の指示に
基づきジョブ実行を行っていたため、例えば、画像形成
装置に装備されている手差し給紙用の手差しトレイから
給紙を行うプリントの場合、プリント設定時に手差しト
レイに使用する用紙の有り無しの判断を行っていた。そ
のため、複数ジョブで異なった手差しプリント処理を行
うことが困難であるという問題があった。

【０００４】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、複数ジョブで異なった手差しプリント処理を行
うことを実現することで、効率よくプリントジョブを行
うことを可能とした画像形成装置、画像形成システム、
画像形成制御方法及び記憶媒体を提供することを目的と
する。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、手差しで用紙を給紙するた
めの手差し給紙手段を有し画像入力に基づき用紙上に画
像形成を行う画像形成装置であって、画像形成中に次の
画像入力要求を受け付ける予約受付手段と、該予約受付
手段で受け付けた予約ジョブで前記手差し給紙手段を介
して給紙する用紙を指定する用紙指定手段と、該用紙指
定手段で指定したジョブ毎に使用する用紙を記憶する用
紙記憶手段と、画像形成ジョブ実行時に前記用紙指定手
段で指定した用紙の種類を判断する用紙判断手段と、該
用紙判断手段の判断に基づき画像形成対象の用紙の種類
を考慮して画像形成出力を実行させる制御手段とを有す
ることを特徴とする。

【０００６】上記目的を達成するため、請求項２記載の
発明は、画像データを入力する画像入力手段と、該画像
入力手段で入力した画像データを順次記憶する画像記憶
手段と、該画像記憶手段に記憶した画像データを読み出
し用紙上に順次画像形成を行い出力する画像出力手段
と、前記画像記憶手段に記憶した画像データの処理モー
ドを設定する設定手段とを有し、前記制御手段は、前記
画像入力手段で入力した画像データを前記画像記憶手段
に順次記憶させ、前記画像出力手段に順次画像形成出力
を実行させることを特徴とする。

【０００７】上記目的を達成するため、請求項３記載の
発明は、機械的に用紙を給紙可能な給紙手段を有し、前
記制御手段は、前記給紙手段からの給紙による画像形成
実行時も指定した用紙に基づき前記画像出力手段に画像
形成出力を実行させることを特徴とする。

【０００８】上記目的を達成するため、請求項４記載の
発明は、用紙サイズ／用紙タイプを表示可能な表示手段
を有し、前記制御手段は、前記手差し給紙手段を用いた
これから投入する手差し給紙ジョブについて用紙サイズ
／用紙タイプを前記表示手段に表示させ、前記手差し給
紙手段にセットされている用紙サイズ／用紙タイプを前
記表示手段に表示させることを特徴とする。

【０００９】上記目的を達成するため、請求項５記載の
発明は、前記処理モードとは、画像形成装置が有する機
能を実行させるモードであり、前記用紙サイズとは、Ａ
３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等のＢ系サイズ、
インチサイズ等の用紙サイズであり、前記用紙タイプと
は、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイプであること
を特徴とする。

【００１０】上記目的を達成するため、請求項６記載の
発明は、原稿から画像を読み取り用紙上に画像を形成す
る複写機能を有する複写装置に適用可能であり、原稿か
ら画像を読み取る画像読取手段、外部装置との間でデー
タ通信を行うインタフェース手段を有することを特徴と
する。

【００１１】上記目的を達成するため、請求項７記載の
発明は、用紙上に画像を形成する印刷機能を有するプリ
ンタ等の印刷装置に適用可能であり、外部装置との間で
データ通信を行うインタフェース手段を有することを特
徴とする。

【００１２】上記目的を達成するため、請求項８記載の
発明は、複写機能、印刷機能、ファクシミリ機能を有す
る複合複写装置に適用可能であり、原稿から画像を読み
取る画像読取手段、電話回線を介してデータ通信を行う
ファクシミリ通信手段、外部装置との間でデータ通信を
行うインタフェース手段を有することを特徴とする。

【００１３】上記目的を達成するため、請求項９記載の
発明は、手差しで用紙を給紙するための手差し給紙手段
を有し画像入力に基づき用紙上に画像形成を行う画像形
成装置と、該画像形成装置との間でデータ通信が可能な
外部装置とを具備してなる画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、画像形成中に次の画像入力要求を
受け付ける予約受付手段と、該予約受付手段で受け付け
た予約ジョブで前記手差し給紙手段を介して給紙する用
紙を指定する用紙指定手段と、該用紙指定手段で指定し
たジョブ毎に使用する用紙を記憶する用紙記憶手段と、
画像形成ジョブ実行時に前記用紙指定手段で指定した用
紙の種類を判断する用紙判断手段と、該用紙判断手段の
判断に基づき画像形成対象の用紙の種類を考慮して画像
形成出力を実行させる制御手段とを有し、前記外部装置
は、画像を表すコードデータを前記画像形成装置へ送信
する機能を有することを特徴とする。

【００１４】上記目的を達成するため、請求項１０記載
の発明は、前記画像形成装置は、画像データを入力する
画像入力手段と、該画像入力手段で入力した画像データ
を順次記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶
した画像データを読み出し用紙上に順次画像形成を行い
出力する画像出力手段と、前記画像記憶手段に記憶した
画像データの処理モードを設定する設定手段とを有し、
前記画像形成装置の前記制御手段は、前記画像入力手段
で入力した画像データを前記画像記憶手段に順次記憶さ
せ、前記画像出力手段に順次画像形成出力を実行させる
ことを特徴とする。

【００１５】上記目的を達成するため、請求項１１記載
の発明は、前記画像形成装置は、機械的に用紙を給紙可
能な給紙手段を有し、前記画像形成装置の前記制御手段
は、前記給紙手段からの給紙による画像形成実行時も指
定した用紙に基づき前記画像出力手段に画像形成出力を
実行させることを特徴とする。

【００１６】上記目的を達成するため、請求項１２記載
の発明は、前記画像形成装置は、用紙サイズ／用紙タイ
プを表示可能な表示手段を有し、前記画像形成装置の前
記制御手段は、前記手差し給紙手段を用いたこれから投
入する手差し給紙ジョブについて用紙サイズ／用紙タイ
プを前記表示手段に表示させ、前記手差し給紙手段にセ
ットされている用紙サイズ／用紙タイプを前記表示手段
に表示させることを特徴とする。

【００１７】上記目的を達成するため、請求項１３記載
の発明は、前記処理モードとは、前記画像形成装置が有
する機能を実行させるモードであり、前記用紙サイズと
は、Ａ３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等のＢ系サ
イズ、インチサイズ等の用紙サイズであり、前記用紙タ
イプとは、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイプであ
ることを特徴とする。

【００１８】上記目的を達成するため、請求項１４記載
の発明は、前記画像形成装置は、原稿から画像を読み取
り用紙上に画像を形成する複写機能を有する複写装置で
あり、複写装置としての前記画像形成装置は、原稿から
画像を読み取る画像読取手段、前記外部装置との間でデ
ータ通信を行うインタフェース手段を有することを特徴
とする。

【００１９】上記目的を達成するため、請求項１５記載
の発明は、前記画像形成装置は、用紙上に画像を形成す
る印刷機能を有するプリンタ等の印刷装置であり、印刷
装置としての前記画像形成装置は、前記外部装置との間
でデータ通信を行うインタフェース手段を有することを
特徴とする。

【００２０】上記目的を達成するため、請求項１６記載
の発明は、前記画像形成装置は、複写機能、印刷機能、
ファクシミリ機能を有する複合複写装置であり、複合複
写装置としての前記画像形成装置は、原稿から画像を読
み取る画像読取手段、電話回線を介してデータ通信を行
うファクシミリ通信手段、前記外部装置との間でデータ
通信を行うインタフェース手段を有することを特徴とす
る。

【００２１】上記目的を達成するため、請求項１７記載
の発明は、手差しで用紙を給紙するための手差し給紙手
段を有し画像入力に基づき用紙上に画像形成を行う画像
形成装置に適用される画像形成制御方法であって、画像
形成中に次の画像入力要求を受け付ける予約受付工程
と、該予約受付工程で受け付けた予約ジョブで前記手差
し給紙手段を介して給紙する用紙を指定する用紙指定工
程と、該用紙指定工程で指定したジョブ毎に使用する用
紙を記憶する用紙記憶工程と、画像形成ジョブ実行時に
前記用紙指定工程で指定した用紙の種類を判断する用紙
判断工程と、該用紙判断工程の判断に基づき画像形成対
象の用紙の種類を考慮して画像形成出力を実行させる制
御工程とを有することを特徴とする。

【００２２】上記目的を達成するため、請求項１８記載
の発明は、画像データを入力する画像入力工程と、該画
像入力工程で入力した画像データを順次記憶する画像記
憶工程と、該画像記憶工程で記憶した画像データを読み
出し用紙上に順次画像形成を行い出力する画像出力工程
と、前記画像記憶工程で記憶した画像データの処理モー
ドを設定する設定工程とを有し、前記制御工程では、前
記画像入力工程で入力した画像データを前記画像記憶工
程で順次記憶させ、前記画像出力工程で順次画像形成出
力を実行させることを特徴とする。

【００２３】上記目的を達成するため、請求項１９記載
の発明は、機械的に用紙を給紙する給紙工程を有し、前
記制御工程では、前記給紙工程での給紙による画像形成
実行時も指定した用紙に基づき前記画像出力工程で画像
形成出力を実行させることを特徴とする。

【００２４】上記目的を達成するため、請求項２０記載
の発明は、用紙サイズ／用紙タイプを表示する表示工程
を有し、前記制御工程では、前記手差し給紙手段を用い
たこれから投入する手差し給紙ジョブについて用紙サイ
ズ／用紙タイプを前記表示工程で表示させ、前記手差し
給紙手段にセットされている用紙サイズ／用紙タイプを
前記表示工程で表示させることを特徴とする。

【００２５】上記目的を達成するため、請求項２１記載
の発明は、前記処理モードとは、前記画像形成装置が有
する機能を実行させるモードであり、前記用紙サイズと
は、Ａ３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等のＢ系サ
イズ、インチサイズ等の用紙サイズであり、前記用紙タ
イプとは、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイプであ
ることを特徴とする。

【００２６】上記目的を達成するため、請求項２２記載
の発明は、原稿から画像を読み取り用紙上に画像を形成
する複写機能を有する複写装置に適用可能であり、原稿
から画像を読み取る画像読取工程、外部装置との間でデ
ータ通信を行うインタフェース工程を有することを特徴
とする。

【００２７】上記目的を達成するため、請求項２３記載
の発明は、用紙上に画像を形成する印刷機能を有するプ
リンタ等の印刷装置に適用可能であり、外部装置との間
でデータ通信を行うインタフェース工程を有することを
特徴とする。

【００２８】上記目的を達成するため、請求項２４記載
の発明は、複写機能、印刷機能、ファクシミリ機能を有
する複合複写装置に適用可能であり、原稿から画像を読
み取る画像読取工程、電話回線を介してデータ通信を行
うファクシミリ通信工程、外部装置との間でデータ通信
を行うインタフェース工程を有することを特徴とする。

【００２９】上記目的を達成するため、請求項２５記載
の発明は、手差しで用紙を給紙するための手差し給紙手
段を有し画像入力に基づき用紙上に画像形成を行う画像
形成装置に適用される画像形成制御方法を実行するプロ
グラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記
憶媒体であって、前記画像形成制御方法は、画像形成中
に次の画像入力要求を受け付ける予約受付ステップと、
該予約受付ステップで受け付けた予約ジョブで前記手差
し給紙手段を介して給紙する用紙を指定する用紙指定ス
テップと、該用紙指定ステップで指定したジョブ毎に使
用する用紙を記憶する用紙記憶ステップと、画像形成ジ
ョブ実行時に前記用紙指定ステップで指定した用紙の種
類を判断する用紙判断ステップと、該用紙判断ステップ
の判断に基づき画像形成対象の用紙の種類を考慮して画
像形成出力を実行させる制御ステップとを有することを
特徴とする。

【００３０】上記目的を達成するため、請求項２６記載
の発明は、前記画像形成制御方法は、画像データを入力
する画像入力ステップと、該画像入力ステップで入力し
た画像データを順次記憶する画像記憶ステップと、該画
像記憶ステップで記憶した画像データを読み出し用紙上
に順次画像形成を行い出力する画像出力ステップと、前
記画像記憶ステップで記憶した画像データの処理モード
を設定する設定ステップとを有し、前記制御ステップで
は、前記画像入力ステップで入力した画像データを前記
画像記憶ステップで順次記憶させ、前記画像出力ステッ
プで順次画像形成出力を実行させることを特徴とする。

【００３１】上記目的を達成するため、請求項２７記載
の発明は、前記画像形成制御方法は、機械的に用紙を給
紙する給紙ステップを有し、前記制御ステップでは、前
記給紙ステップでの給紙による画像形成実行時も指定し
た用紙に基づき前記画像出力ステップで画像形成出力を
実行させることを特徴とする。

【００３２】上記目的を達成するため、請求項２８記載
の発明は、前記画像形成制御方法は、用紙サイズ／用紙
タイプを表示するように制御する表示ステップを有し、
前記制御ステップでは、前記手差し給紙手段を用いたこ
れから投入する手差し給紙ジョブについて用紙サイズ／
用紙タイプを前記表示ステップで表示させ、前記手差し
給紙手段にセットされている用紙サイズ／用紙タイプを
前記表示ステップで表示させることを特徴とする。

【００３３】上記目的を達成するため、請求項２９記載
の発明は、前記処理モードとは、前記画像形成装置が有
する機能を実行させるモードであり、前記用紙サイズと
は、Ａ３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等のＢ系サ
イズ、インチサイズ等の用紙サイズであり、前記用紙タ
イプとは、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイプであ
ることを特徴とする。

【００３４】上記目的を達成するため、請求項３０記載
の発明は、原稿から画像を読み取り用紙上に画像を形成
する複写機能を有する複写装置に適用可能であり、原稿
から画像を読み取る画像読取ステップ、外部装置との間
でデータ通信を行うインタフェースステップを有するこ
とを特徴とする。

【００３５】上記目的を達成するため、請求項３１記載
の発明は、用紙上に画像を形成する印刷機能を有するプ
リンタ等の印刷装置に適用可能であり、外部装置との間
でデータ通信を行うインタフェースステップを有するこ
とを特徴とする。

【００３６】上記目的を達成するため、請求項３２記載
の発明は、複写機能、印刷機能、ファクシミリ機能を有
する複合複写装置に適用可能であり、原稿から画像を読
み取る画像読取ステップ、電話回線を介してデータ通信
を行うファクシミリ通信ステップ、外部装置との間でデ
ータ通信を行うインタフェースステップを有することを
特徴とする。

【００３７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。

【００３８】図１は本発明の実施の形態に係るデジタル
複写機（画像形成装置）の構成を示すブロック図であ
る。本発明の実施の形態に係るデジタル複写機は、操作
部１０２、リーダ部１０３、プリンタ部１０４を有する
デジタル複写機本体１０１と、ファクシミリ部１０６、
コンピュータインタフェース部１０７、画像メモリ１０
８、制御部１０９を有する画像入出力制御部１０５とを
備えており、デジタル複写機本体１０１のリーダ部１０
３に画像入出力制御部１０５の制御部１０９が接続され
ている。図中１１０はパーソナルコンピュータまたはワ
ークステーション（ＰＣ／ＷＳ）、１２０は電話回線で
ある。尚、本発明の実施の形態では画像形成装置として
デジタル複写機の場合を例に上げ説明するが、本発明の
適用はデジタル複写機に限定されるものではない。

【００３９】上記構成を詳述すると、デジタル複写機本
体１０１において、操作部１０２は、デジタル複写機本
体１０１及び画像入出力制御部１０５を操作するために
使用するものであり、後述の図３に示す各種キーやタッ
チパネル等を備えている。リーダ部１０３は、デジタル
複写機にセットされた原稿の画像を読み取り、原稿画像
に応じた画像データをプリンタ部１０４及び画像入出力
制御部１０５へ出力するものであり、後述の図２に示す
構成を備えている。プリンタ部１０４は、リーダ部１０
３及び画像入出力制御部１０５からの画像データに応じ
た画像を記録紙上に記録（印刷）するものであり、後述
の図２に示す構成を備えている。

【００４０】画像入出力制御部１０５において、ファク
シミリ部１０６は、電話回線１２０を介して受信した圧
縮画像データを伸長すると共に、伸長された画像データ
を制御部１０９へ転送し、また、制御部１０９から転送
された画像データを圧縮すると共に、圧縮された圧縮画
像データを電話回線１２０を介して送信する。ファクシ
ミリ部１０６により受信した圧縮画像データは、画像メ
モリ（ハードディスク）１０８に一時的に保存すること
ができる。コンピュータインタフェース部１０７は、Ｐ
Ｃ／ＷＳ１１０と制御部１０９の間のインタフェースで
あり、ＰＣ／ＷＳ１１０から転送された画像を表すコー
ドデータ（ＰＤＬ：Page Description Language）をプ
リンタ部１０４で記録できる画像データに展開して制御
部１０９に渡す。画像メモリ１０８は、ハードディスク
等から構成されており、画像データを保存する。

【００４１】制御部１０９は、リーダ部１０３、ファク
シミリ部１０６、コンピュータインタフェース部１０
７、画像メモリ１０８のそれぞれの間のデータの流れを
制御するものであり、本発明のプログラムに基づき、操
作部１０２のタッチパネル（図３参照）に対する後述の
図６〜図１２に示す各種表示制御を行う。制御部１０９
は、入力した画像データを画像メモリ１０８に順次記憶
させ、プリンタ部１０４に順次プリント出力を実行させ
る制御、プリント中に次の画像入力要求を受け付ける制
御、予約ジョブで手差しトレイ２２２を介して給紙する
用紙の指定に基づきジョブ毎に使用する用紙を記憶する
制御、プリントジョブ実行時に指定した用紙の種類を判
断する制御、プリントする用紙の種類を考慮してプリン
タ部１０４にプリント出力を実行させる制御を行う。

【００４２】パーソナルコンピュータまたはワークステ
ーション（ＰＣ／ＷＳ）１１０は、上記のデジタル複写
機の画像入出力制御部１０５が備えるコンピュータイン
タフェース部１０７との間でデータ通信を行うものであ
り、上記の画像を表すコードデータ（ＰＤＬ）をデジタ
ル複写機のコンピュータインタフェース部１０７を介し
て制御部１０９へ転送する。

【００４３】図２は本発明の実施の形態に係るデジタル
複写機のリーダ部１０３及びプリンタ部１０４の内部構
造を示す構成図である。本発明の実施の形態に係るデジ
タル複写機のリーダ部１０３は、原稿給送装置（ＲＤ
Ｆ）２０１、プラテンガラス（原稿台ガラス）２０２、
ランプ２０３、スキャナユニット２０４、ミラー２０
６、２０７、レンズ２０８、ＣＣＤイメージセンサ（以
下ＣＣＤと呼称する）２０９を備え、プリンタ部１０４
は、レーザ発光部２１０、感光ドラム２１１、現像器２
１２、カセット２１３、２１４、転写部２１５、定着部
２１６、排出ローラ２１７、フラッパ２１８、再給紙搬
送路２１９、ソータ２２０、レーザドライバ２２１、手
差しトレイ２２２を備えている。尚、図２ではカセット
は便宜上２段のみ図示しているが、後述する如くカセッ
トは例えば５段装備されている。

【００４４】上記構成を動作と共に詳述すると、リーダ
部１０３において、原稿給送装置２０１は、原稿を最終
順に１枚ずつプラテンガラス２０２上へ給送し、原稿の
読み取り動作終了後、プラテンガラス２０２上の原稿を
排出するものである。原稿がプラテンガラス２０２上に
給送されると、ランプ２０３を点灯した後、スキャナユ
ニット２０４の移動を開始させて、原稿を露光走査す
る。この時の原稿からの反射光は、ミラー２０５、２０
６、２０７及びレンズ２０８によってＣＣＤ２０９へ導
かれる。このように走査された原稿の画像はＣＣＤ２０
９によって読み取られ、ＣＣＤ２０９から出力される画
像データは所定の処理が施された後、ＨＤＤなどの記憶
手段に記憶し、プリンタ部１０４及び画像入出力制御部
１０５の制御部１０９へ転送される。

【００４５】プリンタ部１０４において、レーザドライ
バ２２１は、レーザ発光部２１０を駆動するものであ
り、リーダ部１０３から出力された画像データに応じた
レーザ光をレーザ発光部２１０に発光させる。このレー
ザ光は感光ドラム２１１に照射され、感光ドラム２１１
にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラ
ム２１１の潜像の部分には現像器２１２によって現像剤
が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期した
タイミングで、カセット２１３、カセット２１４の何れ
かから記録紙を給紙して転写部２１５へ搬送し、感光ド
ラム２１１に付着された現像剤を記録紙に転写する。現
像剤の乗った記録紙は定着部２１６に搬送され、定着部
２１６の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。
定着部２１６を通過した記録紙は排出ローラ２１７によ
って排出され、ソータ２２０は排出された記録紙をそれ
ぞれのビンに収納して記録紙の仕分けをしたり、仕分け
された記録紙のステイプルを行う。手差しトレイ２２２
は、用紙を手差しで給紙するためのものである。

【００４６】尚、ソータ２２０は仕分けが設定されてい
ない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面
記録が設定されている場合は、排出ローラ２１７の配設
箇所まで記録紙を搬送した後、排出ローラ２１７の回転
方向を逆転させ、フラッパ２１８によって再給紙搬送路
２１９へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録
紙を排出ローラ２１７まで搬送しないようにフラッパ２
１８によって再給紙搬送路２１９へ導く。再給紙搬送路
２１９へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部
２１５へ給紙される。プリント動作中でも上記リーダ部
１０３からの読み込みが終了していれば次の読み込みの
動作は受付可能となり、上記リーダ部１０３からの読み
込みデータはＨＤＤなどの記憶手段に記憶される。

【００４７】図３は本発明の実施の形態に係るデジタル
複写機の操作部１０２のキー配列及びタッチパネルの構
成を示す正面図である。本発明の実施の形態に係るデジ
タル複写機の操作部は、電源スイッチ３０１、予熱キー
３０２、コピーモードキー３０３、ファックスモードキ
ー３０４、パーソナルボックスキー３０５、拡張キー３
０６、コピースタートキー３０７、ストップキー３０
８、リセットキー３０９、ガイドキー３１０、ユーザモ
ードキー３１１、割り込みキー３１２、テンキー３１
３、クリアキー３１４、ＩＤキー３１５、タッチパネル
（液晶表示操作部）３１６、タリーランプ３１７を備え
ている。

【００４８】上記構成を詳述すると、電源スイッチ３０
１は、その操作に基づきデジタル複写機への通電を制御
する。予熱キー３０２は、予熱モードのＯＮ／ＯＦＦに
使用する。コピーモードキー３０３は、デジタル複写機
の複数の機能の中からコピーモードを選択するときに使
用する。ファックスモードキー３０４は、デジタル複写
機の複数の機能の中からファックスモードを選択すると
きに使用する。パーソナルボックスキー３０５は、デジ
タル複写機の複数の機能の中からパーソナルボックスモ
ードを選択するときに使用する。パーソナルボックス機
能とは、ユーザ個人や部署毎に複写機内のメモリに記憶
領域を持ち、そこにＰＤＬやスキャン画像を入れてお
き、好きなときに出力する機能である。

【００４９】拡張キー３０６は、ＰＤＬに対する操作を
行うときに使用する。コピースタートキー３０７は、コ
ピーの開始を指示するときに使用する。また、操作部１
０２の適所に指紋検出センサを備え、コピー開始指示時
同時にコピー指紋データを検出する。ストップキー３０
８は、コピーを中断したり、中止したりするときに使用
する。リセットキー３０９は、スタンバイ中は標準モー
ドに復帰させるキーとして動作する。ガイドキー３１０
は、各機能を知りたいときに使用する。ユーザモードキ
ー３１１は、ユーザがシステムの基本設定を変更すると
きに使用する。割り込みキー３１２は、コピー中に割り
込みしてコピーしたいときに使用する。

【００５０】テンキー３１３は、数値の入力を行うとき
に使用する。クリアキー３１４は、数値をクリアすると
きに使用する。ＩＤキー３１５は、複写機を使用する場
合にＩＤの入力モードに移行するときに使用する。タッ
チパネル（液晶表示操作部）３１６は、液晶画面とタッ
チセンサの組み合わせからなるものであり、各モード毎
に個別の設定画面が表示され、更に、描画されたキーに
触れることで各種の詳細な設定を行うことが可能であ
る。タリーランプ３１７は、ネットワークの通信状態を
示すものであり、通常緑色で、通信しているときは緑色
で点滅し、ネットワークエラーの場合には赤色になる。

【００５１】図４は本発明の実施の形態に係るデジタル
複写機の操作部１０２のタッチパネル（液晶表示操作
部）３１６に表示されるコピー標準画面を示す説明図で
ある。図中４００ａは標準画面（基本画面）で、電源投
入時、上記図３に示したリセットキー３０９の押下後、
コピー動作終了等の標準状態におけるタッチパネル３１
６に表示される画面である。４０１は状態表示欄で、デ
ジタル複写機、デジタル複写機に装備されているＲＤＦ
（原稿給送装置）２０１、デジタル複写機に装備されて
いるソータ２２０等の状態、設定されている置数、設定
されている倍率、指定した用紙サイズ等が表示される。
４０２は縮小キーで、定形サイズを他の定形サイズに縮
小したいときに押下する。４０３は等倍キーで、１００
％の等倍コピーを行いたいときに押下する。４０４は拡
大キーで、定形サイズを他の定形サイズに拡大したいと
きに押下する。

【００５２】４０５はすこし小さめキーで、設定してあ
る倍率に対し、少し小さい倍率でコピーを行いたいとき
に押下する（少し小さめの初期倍率は９３％であり、変
更はオペレータモード内の仕様設定にて行う）。４１６
は倍率キーで、倍率を設定してコピーを行うとき、原稿
サイズと用紙サイズから自動的に倍率を計算して行うオ
ートズーム機能または原稿上での長さと出力する時の長
さを指定して倍率の計算を行うズームプログラム機能を
行うときに押下する。４０７はうすくキーで、コピー濃
度を薄くしたいときに押下する。４０８はＡＥキーで、
原稿の濃度に対してコピー濃度を自動的に調整したいと
きに押下する。４０９はこくキーで、コピー濃度を濃く
したいときに押下する。

【００５３】４１０は用紙選択キーで、原稿サイズと複
写倍率とから自動的に用紙を選択する自動用紙選択（Ａ
ＰＳ）機能を使用するとき、または用紙サイズを指定す
るときに押下する。４１１はソータキーで、ソータ２２
０がデジタル複写機に装着されている場合にのみ表示さ
れ、ソータ２２０の出力形態（ノンソート、ソート、グ
ループソート、ステイプルソート等）、ステイプルの位
置の設定等を行うときに押下する。４１２は両面キー
で、転写紙の両面に読み取った原稿画像を出力したり両
面原稿を扱う場合に押下する。４１３は応用モードキー
で、デジタル複写機が有する種々の機能を行うときに押
下するものであり、応用モードキー４１３を押下すると
後述する図５に示される応用モード画面４００ｂが表示
される。

【００５４】４１４は両面設定内容表示欄で、両面の設
定ありの場合（両面キー４１２が反転している場合）、
両面の種類が表示される。４１４、４１５はお好みキー
で、オペレータモード内でお好み機能を設定した場合、
お好み機能設定１ではお好みキー４１４で示した部分に
設定したキーが表示され、お好み機能設定２ではお好み
キー４１５で示した部分に設定したキーが表示される。
ここでは、お好み機能設定１に「とじ代」、お好み機能
設定２に「枠消し」を設定した場合の表示画面を示す。

【００５５】図５は本発明の実施の形態に係るデジタル
複写機の操作部１０２のタッチパネル（液晶表示操作
部）３１６に表示されるコピー応用モード画面を示す説
明図である。４００ｂは応用モード画面であり、上述し
たように応用モードキー４１３を押下した場合に表示さ
れる画面である。４３０は枠消しキーで、モードに合わ
せて枠消しを行うときに押下する。モードは、シート枠
消し（シートサイズに合わせて枠を作成する）、原稿枠
消し（原稿サイズに合わせて枠を作成する。原稿サイズ
の指定を行う）、ブック枠消し（ブックの見開きサイズ
に合わせて枠と中央に空白を作成する。ブック見開きサ
イズ指定を行う）、パンチ穴消し（パンチ穴の開いた原
稿をコピーする場合に穴の影がコピーされないようにパ
ンチ部分を空白にする。パンチ穴の幅設定を行う）等が
ある。

【００５６】４３１はとじ代キーで、用紙の一端（上下
左右）にとじ代を作成したいときに押下する。４３２は
表紙／合紙キーで、出力結果に表紙、裏表紙、合紙を挿
入するときに押下する。４３３は縮小レイアウトキー
で、複数の原稿を１枚に拡大縮小して複写を行うときに
押下する。例えば４枚の原稿を１枚の転写紙にコピーす
る場合には４ｉｎ１を、２枚の原稿を１枚の転写紙にコ
ピーする場合は２ｉｎ１を指定する。４３４はＯＨＰ中
差しキーで、ＯＨＰ用紙にコピーを行うときに中差しを
自動的に行うモードを設定するときに押下するものであ
り、中差し用紙にコピーする／しないも設定できる。

【００５７】４３５はページ連写キーで、上記図２に示
したプラテンガラス（原稿台ガラス）２０２面上に載置
される原稿の複写領域を左右に２分割し、該２分割され
たそれぞれの画像を自動的に２枚の転写紙にコピーする
連続複写を行いたいときに押下する（例えば右開き本、
左開き本、反転排紙等の設定を行う）。４３６は拡大レ
イアウトキーで、縮小レイアウトモードでコピーされた
原稿を元に戻すモードの設定を行う場合に押下する。４
３７は多重キーで、多重モード、ページ連写多重モード
等で連写する際に押下する。４３８は原稿混載キーで、
上記図２に示したＲＤＦ（原稿給送装置）２０１を使用
してコピーを行う際に、ＲＤＦ２０１に異なったサイズ
の原稿を混載したときに押下する。

【００５８】４３９は写真キーで、写真原稿を複写する
場合に押下する。４４０はモードメモリキーで、オペレ
ータが設定したコピー枚数、濃度、倍率等任意のモード
の組み合わせ（複写モード）を記憶するときに押下した
り、記憶してある複写モードを呼び出すときに使用す
る。４４１は終了キーで、応用モード画面４００ｂを終
了する場合に押下するものであり、このキーを押下する
と、上記図４に示した標準画面４００ａがタッチパネル
３１６に表示される。尚、上記図４に示した標準画面４
００ａで表示されているお好みキー４１４、４１５の
「とじ代」、「枠消し」は、図５に示した応用モード画
面４００ｂで表示されるとじ代キー４３１、枠消しキー
４３０と同じ機能を持つキーである。

【００５９】図１４は本発明のプログラム及び関連デー
タが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図
である。本発明のプログラム及び関連データは、フロッ
ピディスクやＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体１４０１を装置
１４０２に装備された記憶媒体ドライブ挿入口１４０３
に挿入することで供給される。その後、本発明のプログ
ラム及び関連データを記憶媒体１４０１から一旦ハード
ディスクにインストールしハードディスクからＲＡＭに
ロードするか、或いはハードディスクにインストールせ
ずに直接ＲＡＭにロードすることで、本発明のプログラ
ム及び関連データを実行することが可能となる。

【００６０】この場合、本発明の実施の形態に係るデジ
タル複写機において本発明のプログラムを実行する場合
は、例えば上記図１４に示したようなコンピュータ等の
装置を介してデジタル複写機に本発明のプログラム及び
関連データを供給するか、或いはデジタル複写機に予め
本発明のプログラム及び関連データを格納しておくこと
で、プログラム実行が可能となる。

【００６１】図１３は本発明のプログラム及び関連デー
タを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図
である。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報１
３０１、ディレクトリ情報１３０２、プログラム実行フ
ァイル１３０３、プログラム関連データファイル１３０
４等の記憶内容で構成される。本発明のプログラムは、
後述するデジタル複写機における動作手順に基づきプロ
グラムコード化されたものである。

【００６２】尚、本発明の特許請求の範囲における各構
成要件と、本発明の実施の形態に係るデジタル複写機に
おける各部との対応関係は下記の通りである。手差し給
紙手段は手差しトレイ２２２に対応し、給紙手段はカセ
ット２１３、２１４に対応し、画像入力手段はリーダ部
１０３（画像読取手段）、ファクシミリ部１０６（ファ
クシミリ通信手段）、コンピュータインタフェース部１
０７（インタフェース手段）に対応し、画像記憶手段は
画像メモリ１０８に対応し、画像出力手段はプリンタ部
１０４に対応し、設定手段、用紙指定手段、表示手段は
操作部１０２に対応し、予約受付手段、用紙判断手段、
用紙記憶手段、制御手段は制御部１０９に対応する。

【００６３】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係るデジタル複写機に設けられている手差しト
レイ（図示略）に用紙をセットした場合に用紙サイズ／
用紙タイプの指定を行う際に上記図３に示したタッチパ
ネル（液晶表示操作部）３１６に表示される画面の各々
について、図６〜図８を参照しながら説明する。図６〜
図８はデバイスとしての手差しトレイの用紙サイズ、用
紙タイプ設定を行う際にタッチパネル３１６に表示され
る各画面の一例を示す説明図である。

【００６４】図６（ａ）は手差しトレイに用紙をセット
した場合にサイズ選択画面としてタッチパネル３１６に
表示される。図６（ａ）は用紙サイズの設定画面であ
り、Ａ系（Ａ３、Ａ４、Ａ５）／Ｂ系（Ｂ４、Ｂ５）サ
イズまたはインチ系サイズが選択できる。図６（ａ）に
おいて「ハガキ」が押されると、図８（ｂ）のハガキ選
択画面がタッチパネル３１６に表示される。図８（ｂ）
でハガキの種類が選択されると、用紙タイプを選択する
必要がないため設定を終了する。図６（ａ）において用
紙サイズの指定をすると、図７（ｃ）の用紙タイプ選択
画面がタッチパネル３１６に表示される。図７（ｃ）の
用紙タイプ選択画面で用紙タイプの指定をさせる。

【００６５】上記表示条件は、・手差しトレイに用紙を置いた場合表示する。・電源投入時に用紙が置いてあった場合表示する。・通常画面の最上位にいつでも表示する（コピーに限り
標準画面、用紙選択画面、応用モード画面の３つの
み）。・ジョブ中など実行中ダイアログ表示中や、ユーザモー
ド、システム状況、カウンタ画面、ステータス画面（ジ
ャムや、部門ＩＤ、コントロールカード、ガイド等の画
面）を表示している場合はクローズした時点で表示す
る。・予約ジョブで［手差し変更予約］されている時（サイ
ズ／タイプ指定済み時）も、ジョブ投入時、手差しトレ
イに用紙セットで表示し再入力を促す。

【００６６】サイズ入力後、ＯＫボタン押下でポップア
ップは閉じる。戻り先は用紙選択画面ではないポップア
ップする直前の画面に戻る。このとき、ジョブに対して
の手差しサイズには影響しない。デバイスに対してのみ
サイズ登録がされる。また、カセット給紙段も手差しト
レイへは自動的には設定されない。但し、コピー標準画
面／コピー応用画面／用紙選択画面（コピー標準画面の
用紙選択ボタン押下での）の画面表示中にポップアップ
された場合の戻り先は用紙選択画面となる。また、ジョ
ブに対しての手差しサイズも同時にデバイスと同じサイ
ズが設定される。更に、カセット給紙段も手差しトレイ
へ自動的に設定される。コピーの場合、手差しサイズ設
定画面を閉じると、用紙選択画面が手差しを選択した状
態で表示される。デバイスの手差し変更は、用紙の抜き
差しで行うものとする（［手差し変更予約］キーはデバ
イスの状態から変更予約する場合に使用する）。

【００６７】次に、本発明の実施の形態に係るデジタル
複写機においてジョブとしての手差し用紙サイズ、用紙
タイプ設定を行う際にタッチパネル（液晶表示操作部）
３１６に表示される画面の各々について、図９〜図１２
を参照しながら説明する。図９〜図１２はジョブとして
の手差し用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際にタッチ
パネル３１６に表示される各画面の一例を示す説明図で
ある。

【００６８】標準画面において用紙選択キーが押下され
た場合に、図９（ａ）がタッチパネル３１６に表示され
る。図９（ａ）の［用紙選択］画面において、６０１は
手差しトレイにセットされている用紙（サイズ／タイプ
／残量）表示を行う。手差しトレイに紙なし時、手差し
アイコン＋残量アイコン（空表示）を表示し、カセット
の場合と同様でステータス行に「用紙がありません」と
表示する。手差しトレイに紙あり時、上記図６の［手差
し用紙指定］画面で指定された用紙サイズ／用紙タイプ
アイコン（含む、用紙向きアイコン）、手差しアイコン
＋残量アイコン（１枚でもあれば３本線のアイコン表
示）を表示する。

【００６９】６０２は自動用紙選択キーであり、用紙選
択時を原稿サイズと設定倍率に合わせて用紙サイズを選
択する設定を行う場合に押下する。６０３は［手差し変
更予約］キーであり、これから投入するジョブについて
の用紙サイズ、用紙タイプを設定させる場合に押下す
る。この指定内容はリセット／オートクリアが働くまで
保持される。６０４は手差し給紙選択キーであり、プリ
ント時の転写紙として手差しトレイからの給紙を選択す
る場合に押下する。

【００７０】６０５は１段目カセット選択キーであり、
プリント時の転写紙として１段目給紙カセットからの給
紙を選択する場合に押下する。６０６は２段目カセット
選択キーであり、プリント時の転写紙として２段目給紙
カセットからの給紙を選択する場合に押下する。図１０
（ｂ）の画面となり、閉じるキーで設定を終了する。６
０７は３段目カセット選択キーであり、プリント時の転
写紙として３段目給紙カセットからの給紙を選択する場
合に押下する。６０８は４段目カセット選択キーであ
り、プリント時の転写紙として４段目給紙カセットから
の給紙を選択する場合に押下する。６０９は５段目カセ
ット選択キーであり、プリント時の転写紙として５段目
給紙カセットからの給紙を選択する場合に押下する。

【００７１】上記［手差し変更予約］キー６０３は、手
差しトレイに用紙なし時でも押下可能（網掛けしない）
であり、また、手差しトレイに用紙あり時は手差しが選
択されていなくても押下可能である。［手差し変更予
約］キー６０３が押下されると、図１１（ｃ）の画面が
タッチパネル３１６に表示される。図１１（ｃ）は用紙
サイズの設定画面であり、Ａ系／Ｂ系サイズまたはイン
チ系サイズが選択できる。図１１（ｃ）において「ハガ
キ」が押下されると、図１１（ｄ）のハガキ選択画面が
タッチパネル３１６に表示される。図１１（ｄ）でハガ
キの種類が選択されると、用紙タイプを選択する必要が
ないため設定を終了する。

【００７２】図１１（ｃ）はこれから投入する手差し給
紙指定ジョブについて用紙サイズを設定させる画面で、
用紙サイズが設定されると図１２（ｅ）の画面に移行す
る。図１２（ｅ）はこれから投入する手差し給紙指定ジ
ョブについて用紙タイプを設定させる画面で、用紙タイ
プが設定されると設定を終了する。［手差し用紙指定］
画面を閉じると、［手差し］キーに用紙サイズ／用紙タ
イプアイコン（含む、用紙向きアイコン）を反映する。

【００７３】上記手差し給紙選択キー６０４は、手差し
トレイに紙なし時に「手差し」と表示される。手差しト
レイに紙あり時、上記図６の［手差し用紙指定］画面で
指定された用紙サイズ／用紙タイプアイコン（含む、用
紙向きアイコン）、手差しアイコンを表示する対象とな
る手差しトレイには紙の有り無し検知機能しかないた
め、残量アイコンは表示しない。上記［手差し変更予
約］されている場合は、指定されたサイズ／タイプアイ
コンを表示する。これから投入するジョブについての設
定のため、現在、手差しトレイにセットされている用紙
と異なる場合があり得る。手差しトレイにセットしてい
る用紙サイズ／タイプは上記６０１で表示されるものと
する。手差し給紙選択キー６０４が押下されると、その
ジョブについて手差しトレイを給紙元として指定する。
そのジョブの用紙サイズ属性と用紙タイプ属性は［手差
し変更予約］画面で指定されたものと同一とする。

【００７４】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係るデジタル複写機によれば、画像データを入力する
リーダ部１０３、ファクシミリ部１０６、コンピュータ
インタフェース部１０７と、入力した画像データを順次
記憶する画像メモリ１０８と、画像メモリ１０８に記憶
した画像データを読み出し用紙上に順次プリント出力す
るプリンタ部１０４と、コピー標準画面、コピー応用モ
ード画面を表示可能な操作部１０２と、入力した画像デ
ータを画像メモリ１０８に順次記憶させ、プリンタ部１
０４に順次プリント出力を実行させる制御、プリント中
に次の画像入力要求を受け付ける制御、予約ジョブで手
差しトレイ２２２を介して給紙する用紙の指定に基づき
ジョブ毎に使用する用紙を記憶する制御、プリントジョ
ブ実行時に指定した用紙の種類を判断する制御、プリン
トする用紙の種類を考慮してプリント出力を実行させる
制御を行う制御部１０９とを備えているため、下記のよ
うな効果を奏する。

【００７５】上記構成において、デジタル複写機の手差
しトレイにユーザが用紙をセットした場合、制御部１０
９は、操作部１０２のタッチパネル３１６に用紙サイズ
選択画面を表示する。これに伴い、ユーザは用紙サイズ
選択画面で用紙サイズを指定する。ユーザが用紙サイズ
を指定すると、制御部１０９は、操作部１０２のタッチ
パネル３１６に用紙タイプ選択画面を表示する。これに
伴い、ユーザは用紙タイプ選択画面で用紙タイプを指定
する。

【００７６】制御部１０９は、操作部１０２のタッチパ
ネル３１６の標準画面でユーザにより用紙選択キーが押
下された場合、用紙選択画面において、手差しトレイに
セットされている用紙（サイズ／タイプ／残量）に関す
る表示を行う。制御部１０９は、手差しトレイに用紙が
ない場合、操作部１０２のタッチパネル３１６に、手差
しアイコン＋残量アイコン（空表示）、「用紙がありま
せん」を表示し、手差しトレイに用紙がある場合、操作
部１０２のタッチパネル３１６に、手差し用紙指定画面
で指定された用紙サイズ／用紙タイプアイコン（含む、
用紙向きアイコン）、手差しアイコン＋残量アイコンを
表示する。

【００７７】制御部１０９は、操作部１０２のタッチパ
ネル３１６に、これから投入する手差し給紙指定ジョブ
について用紙サイズを設定させる画面を表示する。ユー
ザにより用紙サイズが設定されると、制御部１０９は、
操作部１０２のタッチパネル３１６に、これから投入す
る手差し給紙指定ジョブについて用紙タイプを設定させ
る画面を表示する。ユーザにより用紙タイプが設定され
ると設定を終了する。

【００７８】従って、本発明の実施の形態においては、
プリント中または既に予約されているジョブで使用する
用紙が手差しトレイから給紙される場合や、先行のジョ
ブが手差しトレイを使っている場合に、これから予約す
るジョブで手差しトレイにセットする用紙を指定してお
くことが可能となり、これにより、複数ジョブで異なっ
た手差しプリント処理を行うことができるため、効率よ
くプリントジョブを行う画像形成装置を提供できるとい
う効果を奏する。

【００７９】［他の実施の形態］上述した本発明の実施
の形態においては、複写機の場合を一例として説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、プリンタ
に適用することも可能であり、コピー機能・プリンタ機
能・ファクシミリ機能等を有する複合複写機等に適用す
ることも可能であり、プリンタや複合複写機等において
上記実施形態を適用するように構成してもよい。この場
合、複合複写機においては、上述したコピーモードだけ
でなく、印刷モード、ファクシミリモード等のプリント
処理においても上述したように処理される。

【００８０】また、上述した本発明の実施の形態におい
ては、複写機、ＰＣ／ＷＳを１台ずつ接続した場合を例
に上げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
複写機（またはプリンタまたは複合複写機）、ＰＣ／Ｗ
Ｓをネットワークを介して任意台数ずつ接続する場合
や、複写機、プリンタ、複合複写機、ＰＣ／ＷＳをネッ
トワークを介して任意台数ずつ接続する場合にも適用す
ることが可能である。

【００８１】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、１つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。

【００８２】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ＲＯＭなどを用いることができる。

【００８３】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。

【００８４】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
ＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。

【００８５】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１〜８記載
の画像形成装置によれば、プリント中または既に予約さ
れているジョブで使用する用紙が手差し給紙手段から給
紙される場合や、先行のジョブが手差し給紙手段を使っ
ている場合に、これから予約するジョブで手差し給紙手
段にセットする用紙を指定しておくことが可能となり、
これにより、複数ジョブで異なった手差しプリント処理
を行うことができるため、効率よくプリントジョブを行
う画像形成装置を提供できるという効果を奏する。

【００８６】また、請求項９〜１６記載の画像形成シス
テムによれば、画像形成システムを予約プリント処理機
能を有する画像形成装置と外部装置から構成すること
で、上記と同様に、複数ジョブで異なった手差しプリン
ト処理を行うことができるため、効率よくプリントジョ
ブを行う画像形成装置を提供できるという効果を奏す
る。

【００８７】また、請求項１７〜２４記載の画像形成制
御方法によれば、画像形成制御方法を画像形成装置で実
行することで、上記と同様に、複数ジョブで異なった手
差しプリント処理を行うことができるため、効率よくプ
リントジョブを行う画像形成装置を提供できるという効
果を奏する。

【００８８】また、請求項２５〜３２記載の記憶媒体に
よれば、記憶媒体から画像形成制御方法を読み出して画
像形成装置で実行することで、上記と同様に、複数ジョ
ブで異なった手差しプリント処理を行うことができるた
め、効率よくプリントジョブを行う画像形成装置を提供
できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の全
体構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機のリ
ーダ部及びプリンタ部の内部構造を示す構成図である。

【図３】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の操
作部の構成を示す正面図である。

【図４】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の操
作部のタッチパネルに表示されるコピー標準画面を示す
説明図である。

【図５】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の操
作部のタッチパネルに表示されるコピー応用モード画面
を示す説明図である。

【図６】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の操
作部のタッチパネルに表示されるデバイスとしての手差
しの用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際に設定する画
面を示す説明図である。

【図７】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の操
作部のタッチパネルに表示されるデバイスとしての手差
しの用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際に設定する画
面を示す説明図である。

【図８】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の操
作部のタッチパネルに表示されるデバイスとしての手差
しの用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際に設定する画
面を示す説明図である。

【図９】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の操
作部のタッチパネルに表示されるジョブとしての手差し
用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際に設定する画面を
示す説明図である。

【図１０】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の
操作部のタッチパネルに表示されるジョブとしての手差
し用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際に設定する画面
を示す説明図である。

【図１１】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の
操作部のタッチパネルに表示されるジョブとしての手差
し用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際に設定する画面
を示す説明図である。

【図１２】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の
操作部のタッチパネルに表示されるジョブとしての手差
し用紙サイズ、用紙タイプ設定を行う際に設定する画面
を示す説明図である。

【図１３】本発明のプログラム及び関連データを記憶し
た記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。

【図１４】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒
体から装置に供給される概念例を示す説明図である。

【符号の説明】

１０２操作部１０３リーダ部１０４プリンタ部１０６ファクシミリ部１０７コンピュータインタフェース部１０８画像メモリ１０９制御部１１０ＰＣまたはＷＳ１２０電話回線２１３、２１４カセット２２２手差しトレイ３１６タッチパネル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０６Ｆ 3/12 Ｇ０６Ｆ 3/12 Ｍ９Ａ００１Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｈ０４Ｎ 1/00 ＣＥ１０８１０８ＬＦターム(参考） 2C061 AP03 AP04 AP07 AQ06 AR03 AS11 AS13 CQ34 CQ36 CQ41 HJ03 HK07 2H027 DC02 DC19 EA20 EC02 EC20 ED03 ED06 ED08 ED16 ED17 ED18 EE07 EE08 EF06 EF09 FA30 GA32 GA33 GA42 GB13 ZA07 ZA08 3F063 AA01 AB07 AC01 AC02 AD02 CA09 5B021 AA01 AA05 AA19 KK02 5C062 AA02 AA05 AA14 AB02 AB17 AB20 AB22 AB25 AB30 AB38 AB42 AC05 AC22 AC58 AE15 AF10 BA00 9A001 HH34 JJ35 KK42

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】手差しで用紙を給紙するための手差し給
紙手段を有し画像入力に基づき用紙上に画像形成を行う
画像形成装置であって、画像形成中に次の画像入力要求を受け付ける予約受付手
段と、該予約受付手段で受け付けた予約ジョブで前記手
差し給紙手段を介して給紙する用紙を指定する用紙指定
手段と、該用紙指定手段で指定したジョブ毎に使用する
用紙を記憶する用紙記憶手段と、画像形成ジョブ実行時
に前記用紙指定手段で指定した用紙の種類を判断する用
紙判断手段と、該用紙判断手段の判断に基づき画像形成
対象の用紙の種類を考慮して画像形成出力を実行させる
制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項２】画像データを入力する画像入力手段と、
該画像入力手段で入力した画像データを順次記憶する画
像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶した画像データを
読み出し用紙上に順次画像形成を行い出力する画像出力
手段と、前記画像記憶手段に記憶した画像データの処理
モードを設定する設定手段とを有し、前記制御手段は、
前記画像入力手段で入力した画像データを前記画像記憶
手段に順次記憶させ、前記画像出力手段に順次画像形成
出力を実行させることを特徴とする請求項１記載の画像
形成装置。
【請求項３】機械的に用紙を給紙可能な給紙手段を有
し、前記制御手段は、前記給紙手段からの給紙による画
像形成実行時も指定した用紙に基づき前記画像出力手段
に画像形成出力を実行させることを特徴とする請求項１
又は２記載の画像形成装置。
【請求項４】用紙サイズ／用紙タイプを表示可能な表
示手段を有し、前記制御手段は、前記手差し給紙手段を
用いたこれから投入する手差し給紙ジョブについて用紙
サイズ／用紙タイプを前記表示手段に表示させ、前記手
差し給紙手段にセットされている用紙サイズ／用紙タイ
プを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項
１乃至３の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項５】前記処理モードとは、画像形成装置が有
する機能を実行させるモードであり、前記用紙サイズと
は、Ａ３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等のＢ系サ
イズ、インチサイズ等の用紙サイズであり、前記用紙タ
イプとは、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイプであ
ることを特徴とする請求項２又は４記載の画像形成装
置。
【請求項６】原稿から画像を読み取り用紙上に画像を
形成する複写機能を有する複写装置に適用可能であり、
原稿から画像を読み取る画像読取手段、外部装置との間
でデータ通信を行うインタフェース手段を有することを
特徴とする請求項１乃至５の何れかに記載の画像形成装
置。
【請求項７】用紙上に画像を形成する印刷機能を有す
るプリンタ等の印刷装置に適用可能であり、外部装置と
の間でデータ通信を行うインタフェース手段を有するこ
とを特徴とする請求項１乃至５の何れかに記載の画像形
成装置。
【請求項８】複写機能、印刷機能、ファクシミリ機能
を有する複合複写装置に適用可能であり、原稿から画像
を読み取る画像読取手段、電話回線を介してデータ通信
を行うファクシミリ通信手段、外部装置との間でデータ
通信を行うインタフェース手段を有することを特徴とす
る請求項１乃至５の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項９】手差しで用紙を給紙するための手差し給
紙手段を有し画像入力に基づき用紙上に画像形成を行う
画像形成装置と、該画像形成装置との間でデータ通信が
可能な外部装置とを具備してなる画像形成システムであ
って、前記画像形成装置は、画像形成中に次の画像入力要求を
受け付ける予約受付手段と、該予約受付手段で受け付け
た予約ジョブで前記手差し給紙手段を介して給紙する用
紙を指定する用紙指定手段と、該用紙指定手段で指定し
たジョブ毎に使用する用紙を記憶する用紙記憶手段と、
画像形成ジョブ実行時に前記用紙指定手段で指定した用
紙の種類を判断する用紙判断手段と、該用紙判断手段の
判断に基づき画像形成対象の用紙の種類を考慮して画像
形成出力を実行させる制御手段とを有し、前記外部装置は、画像を表すコードデータを前記画像形
成装置へ送信する機能を有することを特徴とする画像形
成システム。
【請求項１０】前記画像形成装置は、画像データを入
力する画像入力手段と、該画像入力手段で入力した画像
データを順次記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段
に記憶した画像データを読み出し用紙上に順次画像形成
を行い出力する画像出力手段と、前記画像記憶手段に記
憶した画像データの処理モードを設定する設定手段とを
有し、前記画像形成装置の前記制御手段は、前記画像入
力手段で入力した画像データを前記画像記憶手段に順次
記憶させ、前記画像出力手段に順次画像形成出力を実行
させることを特徴とする請求項９記載の画像形成システ
ム。
【請求項１１】前記画像形成装置は、機械的に用紙を
給紙可能な給紙手段を有し、前記画像形成装置の前記制
御手段は、前記給紙手段からの給紙による画像形成実行
時も指定した用紙に基づき前記画像出力手段に画像形成
出力を実行させることを特徴とする請求項９又は１０記
載の画像形成システム。
【請求項１２】前記画像形成装置は、用紙サイズ／用
紙タイプを表示可能な表示手段を有し、前記画像形成装
置の前記制御手段は、前記手差し給紙手段を用いたこれ
から投入する手差し給紙ジョブについて用紙サイズ／用
紙タイプを前記表示手段に表示させ、前記手差し給紙手
段にセットされている用紙サイズ／用紙タイプを前記表
示手段に表示させることを特徴とする請求項９乃至１１
の何れかに記載の画像形成システム。
【請求項１３】前記処理モードとは、前記画像形成装
置が有する機能を実行させるモードであり、前記用紙サ
イズとは、Ａ３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等の
Ｂ系サイズ、インチサイズ等の用紙サイズであり、前記
用紙タイプとは、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイ
プであることを特徴とする請求項１０又は１２記載の画
像形成システム。
【請求項１４】前記画像形成装置は、原稿から画像を
読み取り用紙上に画像を形成する複写機能を有する複写
装置であり、複写装置としての前記画像形成装置は、原
稿から画像を読み取る画像読取手段、前記外部装置との
間でデータ通信を行うインタフェース手段を有すること
を特徴とする請求項９乃至１３の何れかに記載の画像形
成システム。
【請求項１５】前記画像形成装置は、用紙上に画像を
形成する印刷機能を有するプリンタ等の印刷装置であ
り、印刷装置としての前記画像形成装置は、前記外部装
置との間でデータ通信を行うインタフェース手段を有す
ることを特徴とする請求項９乃至１３の何れかに記載の
画像形成システム。
【請求項１６】前記画像形成装置は、複写機能、印刷
機能、ファクシミリ機能を有する複合複写装置であり、
複合複写装置としての前記画像形成装置は、原稿から画
像を読み取る画像読取手段、電話回線を介してデータ通
信を行うファクシミリ通信手段、前記外部装置との間で
データ通信を行うインタフェース手段を有することを特
徴とする請求項９乃至１３の何れかに記載の画像形成シ
ステム。
【請求項１７】手差しで用紙を給紙するための手差し
給紙手段を有し画像入力に基づき用紙上に画像形成を行
う画像形成装置に適用される画像形成制御方法であっ
て、画像形成中に次の画像入力要求を受け付ける予約受付工
程と、該予約受付工程で受け付けた予約ジョブで前記手
差し給紙手段を介して給紙する用紙を指定する用紙指定
工程と、該用紙指定工程で指定したジョブ毎に使用する
用紙を記憶する用紙記憶工程と、画像形成ジョブ実行時
に前記用紙指定工程で指定した用紙の種類を判断する用
紙判断工程と、該用紙判断工程の判断に基づき画像形成
対象の用紙の種類を考慮して画像形成出力を実行させる
制御工程とを有することを特徴とする画像形成制御方
法。
【請求項１８】画像データを入力する画像入力工程
と、該画像入力工程で入力した画像データを順次記憶す
る画像記憶工程と、該画像記憶工程で記憶した画像デー
タを読み出し用紙上に順次画像形成を行い出力する画像
出力工程と、前記画像記憶工程で記憶した画像データの
処理モードを設定する設定工程とを有し、前記制御工程
では、前記画像入力工程で入力した画像データを前記画
像記憶工程で順次記憶させ、前記画像出力工程で順次画
像形成出力を実行させることを特徴とする請求項１７記
載の画像形成制御方法。
【請求項１９】機械的に用紙を給紙する給紙工程を有
し、前記制御工程では、前記給紙工程での給紙による画
像形成実行時も指定した用紙に基づき前記画像出力工程
で画像形成出力を実行させることを特徴とする請求項１
７又は１８記載の画像形成制御方法。
【請求項２０】用紙サイズ／用紙タイプを表示する表
示工程を有し、前記制御工程では、前記手差し給紙手段
を用いたこれから投入する手差し給紙ジョブについて用
紙サイズ／用紙タイプを前記表示工程で表示させ、前記
手差し給紙手段にセットされている用紙サイズ／用紙タ
イプを前記表示工程で表示させることを特徴とする請求
項１７乃至１９の何れかに記載の画像形成制御方法。
【請求項２１】前記処理モードとは、前記画像形成装
置が有する機能を実行させるモードであり、前記用紙サ
イズとは、Ａ３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等の
Ｂ系サイズ、インチサイズ等の用紙サイズであり、前記
用紙タイプとは、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイ
プであることを特徴とする請求項１８又は２０記載の画
像形成制御方法。
【請求項２２】原稿から画像を読み取り用紙上に画像
を形成する複写機能を有する複写装置に適用可能であ
り、原稿から画像を読み取る画像読取工程、外部装置と
の間でデータ通信を行うインタフェース工程を有するこ
とを特徴とする請求項１７乃至２１の何れかに記載の画
像形成制御方法。
【請求項２３】用紙上に画像を形成する印刷機能を有
するプリンタ等の印刷装置に適用可能であり、外部装置
との間でデータ通信を行うインタフェース工程を有する
ことを特徴とする請求項１７乃至２１の何れかに記載の
画像形成制御方法。
【請求項２４】複写機能、印刷機能、ファクシミリ機
能を有する複合複写装置に適用可能であり、原稿から画
像を読み取る画像読取工程、電話回線を介してデータ通
信を行うファクシミリ通信工程、外部装置との間でデー
タ通信を行うインタフェース工程を有することを特徴と
する請求項１７乃至２１の何れかに記載の画像形成制御
方法。
【請求項２５】手差しで用紙を給紙するための手差し
給紙手段を有し画像入力に基づき用紙上に画像形成を行
う画像形成装置に適用される画像形成制御方法を実行す
るプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可
能な記憶媒体であって、前記画像形成制御方法は、画像形成中に次の画像入力要
求を受け付ける予約受付ステップと、該予約受付ステッ
プで受け付けた予約ジョブで前記手差し給紙手段を介し
て給紙する用紙を指定する用紙指定ステップと、該用紙
指定ステップで指定したジョブ毎に使用する用紙を記憶
する用紙記憶ステップと、画像形成ジョブ実行時に前記
用紙指定ステップで指定した用紙の種類を判断する用紙
判断ステップと、該用紙判断ステップの判断に基づき画
像形成対象の用紙の種類を考慮して画像形成出力を実行
させる制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒
体。
【請求項２６】前記画像形成制御方法は、画像データ
を入力する画像入力ステップと、該画像入力ステップで
入力した画像データを順次記憶する画像記憶ステップ
と、該画像記憶ステップで記憶した画像データを読み出
し用紙上に順次画像形成を行い出力する画像出力ステッ
プと、前記画像記憶ステップで記憶した画像データの処
理モードを設定する設定ステップとを有し、前記制御ス
テップでは、前記画像入力ステップで入力した画像デー
タを前記画像記憶ステップで順次記憶させ、前記画像出
力ステップで順次画像形成出力を実行させることを特徴
とする請求項２５記載の記憶媒体。
【請求項２７】前記画像形成制御方法は、機械的に用
紙を給紙する給紙ステップを有し、前記制御ステップで
は、前記給紙ステップでの給紙による画像形成実行時も
指定した用紙に基づき前記画像出力ステップで画像形成
出力を実行させることを特徴とする請求項２５又は２６
記載の記憶媒体。
【請求項２８】前記画像形成制御方法は、用紙サイズ
／用紙タイプを表示するように制御する表示ステップを
有し、前記制御ステップでは、前記手差し給紙手段を用
いたこれから投入する手差し給紙ジョブについて用紙サ
イズ／用紙タイプを前記表示ステップで表示させ、前記
手差し給紙手段にセットされている用紙サイズ／用紙タ
イプを前記表示ステップで表示させることを特徴とする
請求項２５乃至２７の何れかに記載の記憶媒体。
【請求項２９】前記処理モードとは、前記画像形成装
置が有する機能を実行させるモードであり、前記用紙サ
イズとは、Ａ３・Ａ４等のＡ系サイズ、Ｂ４・Ｂ５等の
Ｂ系サイズ、インチサイズ等の用紙サイズであり、前記
用紙タイプとは、普通紙、厚紙、ＯＨＰ紙等の用紙タイ
プであることを特徴とする請求項２６又は２８記載の記
憶媒体。
【請求項３０】原稿から画像を読み取り用紙上に画像
を形成する複写機能を有する複写装置に適用可能であ
り、原稿から画像を読み取る画像読取ステップ、外部装
置との間でデータ通信を行うインタフェースステップを
有することを特徴とする請求項２５乃至２９の何れかに
記載の記憶媒体。
【請求項３１】用紙上に画像を形成する印刷機能を有
するプリンタ等の印刷装置に適用可能であり、外部装置
との間でデータ通信を行うインタフェースステップを有
することを特徴とする請求項２５乃至２９の何れかに記
載の記憶媒体。
【請求項３２】複写機能、印刷機能、ファクシミリ機
能を有する複合複写装置に適用可能であり、原稿から画
像を読み取る画像読取ステップ、電話回線を介してデー
タ通信を行うファクシミリ通信ステップ、外部装置との
間でデータ通信を行うインタフェースステップを有する
ことを特徴とする請求項２５乃至２９の何れかに記載の
記憶媒体。