JP2001233950A - 共重合ポリエステルエーテル及びそれからなるフィルム - Google Patents

共重合ポリエステルエーテル及びそれからなるフィルム

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JP2001233950A JP2000047059A JP2000047059A JP2001233950A JP 2001233950 A JP2001233950 A JP 2001233950A JP 2000047059 A JP2000047059 A JP 2000047059A JP 2000047059 A JP2000047059 A JP 2000047059A JP 2001233950 A JP2001233950 A JP 2001233950A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱性柔軟性と強度のバランスに優れ、透明
性、耐ピンホール性に優れた共重合ポリエステルエーテ
ルフィルムを提供する。 【解決手段】テレフタル酸及びイソフタル酸の両成分を
主成分とするジカルボン酸成分とテトラメチレングリコ
ール及びポリテトラメチレンオキシドグリコールの両成
分を主成分とするジオール成分とからなる共重合ポリエ
ステルエーテルであって、全ジカルボン酸のうちテレフ
タル酸が99〜70モル%、イソフタル酸が1〜30モ
ル%、共重合ポリエステルエーテルの全重量のうちポリ
テトラメチレンオキシドセグメントの割合が1〜30重
量%である共重合ポリエステルエーテル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共重合ポリエステ
ルエーテル及びそれからなるフィルムに関し、詳しくは
ポリテトラメチレンテレフタレート系共重合芳香族ポリ
エステルエーテル及びそれからなるフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリテトラメチレンテレフタレートは結
晶化速度が速く、耐熱性、電気絶縁性が優れることから
主として射出成形材料として使用されている。またポリ
テトラメチレンテレフタレートフィルムは耐熱性、電気
絶縁性に優れる他に、酸素や水蒸気に対するガスバリア
性や保香性等が優れており医療品や食品用のフィルム用
途への適用が図られている。しかし、射出成形材料にあ
っては厚肉製品や低温使用下における耐衝撃性が劣るこ
とやフィルム用途としては柔軟性が不十分で破れやす
く、ピンホールが発生し易いという欠点及び結晶化速度
が非常に速いため透明性フィルムを得るには急冷が必要
で成形条件に制約があることが問題点とされている。
【0003】ポリテトラメチレンテレフタレート(PB
Tと略す)の柔軟性を改良する方法としては、各種ゴム
やエラストマーのような柔軟材料とブレンドする方法が
あるが、一般に相溶性が悪く少量の添加で、白化し、不
透明となり、所期の目的である柔軟化が充分達成されな
いという不具合がある。PBTの柔軟性を改良するもう
一つの方法としては、テレフタール酸以外の長鎖ジカル
ボン酸や長鎖のグリコールを共重合する方法があるが、
融点が低下し耐熱性が著しく低下する。これらの共重合
樹脂は、結晶性が損なわれるため、射出成形用としては
成形サイクルが長くなり、生産性が損なわれるものであ
り、フィルム用としてはTg低下にともない粘着性が発
生したりする上に、PBTフィルムの特長である耐熱
性、ガスバリア性、保香性が低下すると共に柔軟性が不
充分である。本発明者らは、ポリテトラメチレンテレフ
タレート系の柔軟性改良の目的で、ポリテトラメチレン
オキシドグリコール(PTMGと略す)の適切な分子量
と共重合比率を選択すると、耐熱性をあまり損なわずに
画期的に柔軟性を改良するポリエステルエーテルからな
るフィルムを見いだしたが(特願平9−33278
2)、PTMGの共重合比率を高くすると、フィルムの
透明性が低下しヘイズが高くなるという問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、柔軟
化ポリテトラメチレンテレフタレート系樹脂の開発と柔
軟性と透明性に優れるポリエステル系フィルムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、テレ
フタル酸及びイソフタル酸の両成分を主成分とするジカ
ルボン酸成分とテトラメチレングリコール及びポリテト
ラメチレンオキシドグリコールの両成分を主成分とする
ジオール成分とからなる共重合ポリエステルエーテルで
あって、該共重合ポリエステルエーテルを構成する全ジ
カルボン酸成分のうち、99〜70モル%がテレフタル
酸であり、1〜30モル%がイソフタル酸であり、しか
も、該共重合ポリエステルエーテルの全重量のうち1〜
30重量%がポリテトラメチレンオキシドセグメントで
あることを特徴とする共重合ポリエステルエーテル並び
にそれからなるフィルムに存する。
【0006】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明の共重合ポリエステルエーテルを構成するジカルボン
酸成分は、テレフタル酸及びイソフタル酸の両成分を、
主成分とするものである。しかして、該共重合ポリエス
テルエーテルを構成する全ジカルボン酸成分のうち、7
0〜99モル%、好ましくは80〜95モル%がテレフ
タル酸成分であり、30〜1モル%、好ましくは20〜
5モル%がイソフタル酸成分であることが必要である。
ここでイソフタル酸の割合が30モル%を超えると耐熱
性が低下し、1モル%未満になると透明性付与効果が少
なくなる。
【0007】また、テレフタル酸及びイソフタル酸の両
成分以外のジカルボン酸成分を少量含有していてもよ
い。その具体例としては、フタル酸、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、ビ
ス(4,4’−カルボキシフェニル)メタン、アントラ
センジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカ
ルボン酸等の芳香族ジカルボン酸成分、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、4,4’−ジシクロヘキシルジ
カルボン酸等の脂環族ジカルボン酸成分、アジピン酸、
セバシン酸、アゼライン酸、ダイマー酸等の脂肪族ジカ
ルボン酸成分が挙げられる。全ジカルボン酸成分におい
て、芳香族ジカルボン酸の割合は、機械的性質、ガスバ
リア性、耐熱性の点から、好ましくは90モル%以上で
ある。
【0008】本発明の共重合ポリエステルエーテルを構
成するジオール成分は、テトラメチレングリコール及び
ポリテトラメチレンオキシドグリコールの両成分を、主
成分とする。全ジオール成分において、テトラメチレン
グリコール及びポリテトラメチレンオキシドグリコール
の割合は、柔軟性の点から、両成分の合計で、好ましく
は70〜100モル%であり、より好ましくは90〜1
00モル%である。
【0009】テトラメチレングリコール及びポリテトラ
メチレンオキシドグリコール以外のジオール成分は、通
常、炭素数2〜20の脂肪族又は脂環族ジオール、ビス
フェノール誘導体等から選ばれる。具体例としては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレ
ングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、デカメチレ
ングリコール、シクロヘキサンジメタノール、4,4’
−ジシクロヘキシルヒドロキシメタン、4,4’−ジシ
クロヘキシルヒドロキシプロパン、ビスフェノールAの
エチレンオキシド付加ジオール、ポリエチレンオキシド
グリコール、ポリプロピレンオキシドグリコール及びこ
れらの混合物等が挙げられる。更に、グリセリン、トリ
メチロールプロパン等のトリオールを少量用いることも
できる。
【0010】しかして、共重合ポリエステルエーテルに
おけるポリテトラメチレンオキシドセグメント(ポリテ
トラメチレンオキシドグリコールの両末端に存在した2
つの水素原子を除いた2価の残基の部分の重量)の割合
は、該共重合ポリエステルエーテルの全重量に対して、
1〜30重量%であることが必要である。ポリテトラメ
チレンオキシドセグメントの割合が、1重量%未満であ
るとフィルムの柔軟化効果が不十分であり、30重量%
を超えると耐熱性が低下し、フィルムの透明性が低下す
る。共重合ポリエステルエーテルにおけるポリテトラメ
チレンオキシドセグメントの割合は、好ましくは5〜2
5重量%であり、より好ましくは10〜20重量%であ
る。
【0011】本発明におけるポリテトラメチレンオキシ
ドグリコールの数平均分子量は、好ましくは300〜
3,000である。数平均分子量が、300未満である
と柔軟化が不十分であり、3,000を超えると耐熱性
と透明性が低下しやすい。ポリテトラメチレンオキシド
グリコールの数平均分子量は、より好ましくは500〜
2,500であり、最も好ましくは700〜1,500
である。ポリテトラメチレンオキシドグリコールの数平
均分子量の測定は、ポリテトラメチレンオキシドグリコ
ールの末端水酸基を公知の方法によって定量することに
よって求められる。
【0012】本発明の共重合ポリエステルエーテルの融
点は、DSC法で昇温速度20℃/minで測定したと
きの融解ピーク温度の値で、好ましくは170〜225
℃である。また、本発明の共重合ポリエステルエーテル
の溶融粘度は、温度250℃、剪断速度100sec-1
での測定値が、好ましくは1,000〜20,000ポ
イズ、より好ましくは3,000〜15,000ポイズ
である。溶融粘度が低くすぎるとフィルムの押出成形性
が低下し、柔軟性も不十分となり、溶融粘度が高すぎる
とフィルム製膜が困難となる。
【0013】共重合ポリエステルエーテルの力学的物性
としては、80℃の金型で成形した1/4”試験片を用
い、23℃で測定された、ASTM D790規定の曲
げ弾性率が、好ましくは0.25〜1.8GPaであ
り、より好ましくは0.30〜1.5GPaである。ま
た、厚さ25μの無延伸フィルムで測定したヤング率
は、好ましくは0.20〜1.6GPaであり、より好
ましくは0.30〜1.00GPaである。
【0014】共重合ポリエステルエーテルの製造方法と
しては、当業者によく知られた従来の縮重合法が挙げら
れる。例えば、テレフタル酸ジメチルエステル及びイソ
フタル酸ジメチルエステルに、テトラメチレングリコー
ル及びポリテトラメチレンオキシドグリコールを所定の
割合で添加して、錫、チタン、亜鉛、マンガン、ゲルマ
ニウム等のアルコラート、塩化物又は酸化物のような触
媒存在下、約150〜250℃で加熱反応させ、エステ
ル交換反応でメタノールを留出させる。ついで、3To
rr以下の減圧度にて、200〜280℃で加熱重縮合
させれば、ポリエステルエーテルを得ることができる。
この反応工程で熱安定剤等を添加することもできる。重
縮合反応において、ポリテトラメチレンオキシドグリコ
ールを先に加えてエステル交換の後、テトラメチレング
ルコールを添加し引き続きエステル交換し、更に重縮合
することもできる。またテレフタル酸、イソフタル酸と
テトラメチレングリコール、ポリテトラメチレンオキシ
ドグリコールを直接重縮合することもできる。重縮合に
よって生成した樹脂は、反応釜からダイを通して、径
1.5〜3mm程度のストランドとして押出し、5〜2
0℃の水で急冷後、カッティング、脱水乾燥してペレッ
トとする。本発明の共重合ポリエステルエーテルは、結
晶化速度が遅いので、反応釜から抜き出しチップ化する
際の水冷温度を低温に管理する必要がある。
【0015】さらに、上記のごとく溶融重縮合して得ら
れた共重合ポリエステルエーテルの樹脂ペレットを、不
活性ガス気流下160〜210℃で高温加熱処理する
か、真空加熱する、いわゆる固相重合法により、さらに
分子量を高めた共重合ポリエステルエーテルにすること
もできる。この時、あらかじめペレットを100〜15
0℃で3〜5時間アニールして結晶化せしめた後に、固
相重合することがペレット同志又は反応容器への融着を
防止する上で必須である。
【0016】本発明の新規共重合ポリエステルエーテル
は、厚肉成形品やヒートサイクル、ヒートショック等、
熱応力の吸収緩和が要求されるような場所で使用される
部品、静音性、遮音性を要求されるような場所で使用さ
れる部品等射出成形用途や、透明性が要求されるシー
ト、フィルムやモノフィラメント等押出成形用途に適用
されるが、最も有用な用途がフィルムである。
【0017】本発明の共重合ポリエステルエーテルフィ
ルムは、テレフタル酸70〜99モル%及びイソフタル
酸30〜1モル%を主成分とするジカルボン酸成分とテ
トラメチレングリコール及びポリテトラメチレンオキシ
ドグリコールを主成分とするジオール成分とからなり、
該ポリテトラメチレンオキシドグリコールの割合が、ポ
リエステルエーテルに対し1〜30重量%である共重合
ポリエステルエーテルを成形してなるフィルムである。
【0018】本発明の共重合ポリエステルエーテルフィ
ルムは、好ましくは無配向フィルム又は一軸配向若しく
は二軸配向された延伸フィルムである。共重合ポリエス
テルエーテルフィルムの厚みは、好ましくは5〜300
μmであり、より好ましくは10〜150μmである。
【0019】本発明の共重合ポリエステルエーテルフィ
ルムには、その他の成分として、フォスファイト化合
物、ヒンダートフェノール等の酸化防止剤、熱安定剤
ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン化合物等
の紫外線吸収剤、ヒンダートアミン系化合物のような光
安定剤を添加することができる。また、結晶核剤、可塑
剤、着色剤等も添加できる。さらに、フィルム製膜時や
フィルム後加工時の作業性向上のための滑り性付与剤、
滑剤等も必要に応じ適宜添加できる。滑り性付与剤とし
ては、シリカ、タルク、カオリン、炭酸カルシウム等の
無機微粒子、ポリ(メタ)アクリル樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂等の有機高分子
微粒子、有機高分子架橋微粒子が挙げられる。滑り性付
与剤の粒子径は、好ましくは0.1〜10μである。
【0020】本発明の共重合ポリエステルエーテルフィ
ルムの製造方法としては、例えば、Tダイ製膜機やイン
フレーション製膜機を用いて製膜する。Tダイ製膜機の
場合、融点+5〜40℃のシリンダー温度180〜26
0℃で押出し、5〜100℃のロールでフィルム化す
る。この際、マット加工チルロールを用いてフィルム滑
り性を改良することもでき、また、コロナ処理を施し
て、積層材向け接着性改良表面処理を行うこともでき
る。延伸フィルムを得る場合は、常温から80℃程度の
雰囲気で一軸延伸や、逐次若しくは同時2軸延伸し、1
60〜210℃で熱セットし、一軸延伸フィルム又は二
軸延伸フィルムとする。インフレーション法による成形
の場合には、前記同様のシリンダー温度設定で円形ダイ
から溶融樹脂を押し出し、空冷若しくは水冷法により、
ブローアップ比0.7〜2.0程度でブローアップした
後に冷却してフィルムを巻き取る。透明フィルムを得る
には、水冷法がより適している。本法により得られた筒
状フィルムはヒートシールして包装袋とすることができ
る。他樹脂との多層フィルムを得るには成形法を問わず
公知の共押出し方法が適用できる。また別の方法として
本発明フィルムをドライラミネーション法で他のフィル
ムと多層化することもできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に説明する
が、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に
限定されるものではない。実施例及び比較例におけるフ
ィルムの評価方法は次のとおりである。 (1)引張強度、引張伸度の測定: フィルム製膜引き
取り方向に長さ100mm、幅15mmの試験片を切り
出し、ASTM D−882に従って、23℃下チャッ
ク間50mmで、200mm/minの引張り速度で測
定し、破断時の強度と伸度を求めた。
【0022】(2)ヤング率: (1)と同様に長さ2
50mm、幅15mmのフィルムを切り出し、23℃下
チャック間200mmで、4mm/minの引張り速度
で引張強度を測定し、初期の直線部分の強度〜歪み量か
らヤング率を求めた。
【0023】(3)ヘイズの測定: 60×60mmの
試験片を引き取り幅方向に4ケ所切り出し、ヘイズメー
ターでヘイズを測定し、平均値を求めた。 (4)耐屈曲性の評価: Mil−B−131C法で2
3℃、65%RH下500サイクルの繰り返し屈曲試験
を行った後、ピンホール数をカウントし、500cm2
当たりの個数で表示した。 (5)フィルムの柔軟性: フィルムを手の触感で柔軟
性を評価し、優れる◎、良好○、劣る×とした。
【0024】〔実施例1〕共重合ポリエステルエーテル(a) 撹拌機、温度計、ガス置換口、蒸留塔を備えた反応器に
ジメチルテレフタレート113.2重量部、ジメチルイ
ソフタレート6.0重量部、1,4−テトラメチレング
リコール63.5重量部、数平均分子量約1000のポ
リテトラメチレンオキシドグリコール15.0重量部
に、触媒としてテトラブチルチタネートをTiとして3
3ppm仕込み、窒素置換後昇温し、150〜215℃
で3時間エステル交換反応をおこないメタノールを留出
させた。次に、反応器にヒンダートフェノール系酸化防
止剤(イルガノックス1010:チバガイギー株式会社
製)530ppm相当をテトラメチレングリコールに懸
濁させて添加した。さらにTiとして25ppm相当の
テトラブチルチタネートを添加して重縮合反応をおこな
った。重縮合反応は常圧から3Torrまで85分かけ
て、徐々に減圧し、同時に内温240℃まで昇温し、2
40℃、3Torrで4時間保持した。この後、溶融ポ
リマーをダイ穴から10℃の水中に押出し、ひきとり、
脱水後カッティングし、ペレットを得た。得られたペレ
ットを110℃で水分率100ppm以下に乾燥後、1
Torr以下の真空下、190〜200℃で熱処理し、
共重合ポリエステルエーテル(a)を得た。得られた共
重合ポリエステルエーテル(a)の全重量のうち、ポリ
テトラメチレンオキシドセグメントの割合は10重量
%、全ジカルボン酸成分のうち、イソフタル酸成分の割
合は5モル%であり、融点は213℃、溶融粘度は3,
200ポイズ、曲げ弾性率は0.73GPaであった。
【0025】共重合ポリエステルエーテルフィルムA 共重合ポリエステルエーテル(a)を120℃で8時間
真空乾燥後、直径40mm、L/D=25の押出機を用
い、240℃で混練押出し、Tダイ温度230℃、キャ
スティングロール温度60℃で、厚さ25μmの共重合
ポリエステルエーテルフィルムAを得た。この無配向フ
ィルムを用いて各種評価を行った。結果を表−1に示し
た。得られたフィルムは、透明性及び柔軟性が良好であ
った。
【0026】〔実施例2〕共重合ポリエステルエーテル(b) 実施例1において、イソフタル酸成分の割合を10モル
%とする以外は、実施例1と同様にして、融点205
℃、溶融粘度3,500ポイズ、曲げ弾性率0.55G
Paの共重合ポリエステルエーテル(b)を得た。
【0027】共重合ポリエステルエーテルフィルムB 上記共重合ポリエステルエーテル(b)を用いる以外
は、実施例1と同様にしてTダイで製膜し、厚さ25μ
mの共重合ポリエステルエーテルフィルムBを得、実施
例−1と同様に各種評価を行った。結果を表−1に示し
た。得られたフィルムは、透明性及び柔軟性が優れてい
た。
【0028】〔実施例3〕共重合ポリエステルエーテル(c) 実施例1において、イソフタル酸成分の割合を20モル
%とする以外は、実施例1と同様にして、融点192
℃、溶融粘度3,000ポイズ、曲げ弾性率0.49G
Paの共重合ポリエステルエーテル(c)を得た。
【0029】共重合ポリエステルエーテルフィルムC 上記共重合ポリエステルエーテル(c)を用いる以外
は、実施例1と同様にしてTダイで製膜し、厚さ25μ
mの共重合ポリエステルエーテルフィルムCを得、実施
例−1と同様に各種評価を行った。結果を表−1に示し
た。得られたフィルムは、透明性及び柔軟性が優れてい
た。
【0030】〔実施例4〕共重合ポリエステルエーテル(d) 実施例1において、ポリテトラメチレンオキシドセグメ
ントの割合を20重量%とする以外は、実施例1と同様
にして、融点211℃、溶融粘度3,800ポイズ 、
曲げ弾性率0.41GPaの共重合ポリエステルエーテ
ル(d)を得た。
【0031】共重合ポリエステルエーテルフィルムD 上記共重合ポリエステルエーテル(d)を用いる以外
は、実施例1と同様にしてTダイで製膜し、厚さ25μ
mの共重合ポリエステルエーテルフィルムDを得、実施
例−1と同様に各種評価を行った。結果を表−1に示し
た。得られたフィルムは、透明性及び柔軟性が優れてい
た。
【0032】〔実施例5〕2軸延伸共重合ポリエステルエーテルフィルムE 前記共重合ポリエステルエーテル(c)を用いて、実施
例1と同様にしてTダイで厚み95μのフィルムを製膜
したのちに、60℃雰囲気で延伸機にて、倍率3倍で同
時2軸延伸し、次いで200℃で1分ヒートセットし、
厚み15μmの2軸延伸共重合ポリエステルエーテルフ
ィルムEを得た。得られたフィルムにつき、実施例1と
同様に各種評価を行った。結果を表−1に示した。得ら
れたフィルムは、透明性及び柔軟性が優れていた。
【0033】〔比較例1〕PBTフィルム ポリテトラメチレンテレフタレートPBT1(融点22
5℃、溶融粘度12500ポイズ、曲げ弾性率2.42
GPa)を用い、混練押出温度を270℃、Tダイ温度
を260℃とする以外は実施例1と同様にして、Tダイ
で厚み25μmのPBTフィルムを製膜し、実施例1と
同様に各種評価を行った。結果を表−1に示した。得ら
れたフィルムは、透明性は良好だが、柔軟性に劣ってい
た。
【0034】〔比較例2〕ポリエステルエーテルPEE1フィルム PTMG含有量10重量%のポリエステルエーテルPE
E1(PTMG数平均分子量1000でポリテトラメチ
レンオキシドセグメント含有量10重量%、融点222
℃、溶融粘度3,800ポイズ、曲げ弾性率0.82G
Pa)を用い、混練押出温度を230℃、Tダイ温度を
225℃とする以外は実施例1と同様にして、厚み25
μmのフィルムを製膜した。評価結果を表−1に示し
た。得られたフィルムは、柔軟性は良好だが、若干白濁
していた。
【0035】〔比較例3〕ポリエステルエーテルPEE2フィルム PTMG含有量20重量%のポリエステルエーテルPE
E2(PTMG数平均分子量1000でポリテトラメチ
レンオキシドセグメント含有量20重量%、融点216
℃、溶融粘度3,300ポイズ、曲げ弾性率0.46G
Pa)を用い、混練押出温度を230℃、Tダイ温度を
225℃とする以外は実施例1と同様にして、厚み25
μmのフィルムを製膜した。評価結果を表−1に示し
た。得られたフィルムは、柔軟性は優れるが、白濁して
いた。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明の共重合ポリエステルエーテルフ
ィルムは、柔軟性と強度のバランスに優れ、且つ透明性
及び耐ピンホール性に優れ、ヒートシール可能で耐熱
性、低温靭性、電気絶縁性、ガスバリア性にも優れてお
り、絶縁フィルム、各種食品包装フィルム、電子レンジ
対応耐熱フィルム、熱収縮ラベル、ストレッチフィル
ム、文具、工具、機械部品等の保護フィルム、柔軟性を
要求される各種ラミネートフィルム及びチューブ(歯磨
き練り剤、ワックス等)、トイレタリー、化粧品、メデ
ィカル用途(貼布剤包装)の保香性フィルム、ジュー
ス、酒類等向け無吸着性紙パック用フィルム等の各種用
途に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 信克 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内 (72)発明者 倉田 保 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 Fターム(参考) 4F071 AA45 AA47 AA81 AA84 AA88 AF15 AF17Y AF20Y AF30 AH04 BB06 BB08 BB09 BC01 BC12 4F210 AA32E AG01 QC01 QC07 QD13 QG01 4J029 AA03 AB05 AB07 AC01 AD01 AD06 AD10 AE02 AE03 BA05 BF25 CB05A CB06A HA01 HB01 HB03A JA061 JA091 JB131 JE182 JF181 JF361 JF371 JF541 KB02 KD01 KD07 KE02 KE03 KE05 KE12 KF02 KF07 KH08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレフタル酸及びイソフタル酸の両成分を
    主成分とするジカルボン酸成分とテトラメチレングリコ
    ール及びポリテトラメチレンオキシドグリコールの両成
    分を主成分とするジオール成分とからなる共重合ポリエ
    ステルエーテルであって、該共重合ポリエステルエーテ
    ルを構成する全ジカルボン酸成分のうち、99〜70モ
    ル%がテレフタル酸であり、1〜30モル%がイソフタ
    ル酸であり、しかも、該共重合ポリエステルエーテルの
    全重量のうち1〜30重量%がポリテトラメチレンオキ
    シドセグメントであることを特徴とする共重合ポリエス
    テルエーテル。
  2. 【請求項2】ポリテトラメチレンオキシドグリコールの
    数平均分子量が300〜3,000であることを特徴と
    する請求項1に記載の共重合ポリエステルエーテル。
  3. 【請求項3】共重合ポリエステルエーテルの融点が17
    0〜225℃であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の共重合ポリエステルエーテル。
  4. 【請求項4】共重合ポリエステルエーテルの溶融粘度が
    温度250℃、剪断速度100sec-1で1,000〜
    20,000ポイズであることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の共重合ポリエステルエーテ
    ル。
  5. 【請求項5】共重合ポリエステルエーテルのASTM
    D790規定の1/4”試験片での曲げ弾性率が、0.
    25〜1.8GPaであることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の共重合ポリエステルエーテ
    ル。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の共重合ポ
    リエステルエーテルを成形してなるフィルム。
  7. 【請求項7】フィルムの厚みが5〜300μmであるこ
    とを特徴とする請求項6記載のフィルム。
  8. 【請求項8】フィルムが、無配向フィルム又は一軸で配
    向若しくは二軸で配向された延伸フィルムであることを
    特徴とする請求項6又は7に記載のフィルム。
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