JP2001222877A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001222877A
JP2001222877A JP2000030610A JP2000030610A JP2001222877A JP 2001222877 A JP2001222877 A JP 2001222877A JP 2000030610 A JP2000030610 A JP 2000030610A JP 2000030610 A JP2000030610 A JP 2000030610A JP 2001222877 A JP2001222877 A JP 2001222877A
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disc
disk device
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    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
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    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回路基板を少ない組立て工程及び簡単な取付け
構造にて取り付けることが可能なディスク装置を提供す
る。 【解決手段】ディスク装置の底面を覆うボトムカバー3
70に設けられたフィードシャーシ支持部材400R・
Lのうちの少なくとも一方がメイン回路基板200の一
端を支持する構造を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の記録
媒体の再生や記録を行なうためのディスク装置の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク装置は、例えばコンパクトディ
スクやCD−ROMのようなディスク状の記録媒体の信
号面(記録面)にレーザービームを照射し、該信号面に
スパイラル状に形成された多数のビットにより記録され
た情報を、レーザービームの反射光における光強度の変
化を通じて再生する装置であり、例えばCDプレーヤや
CD−ROMドライブ、CD−Rドライブ、DVDドラ
イブなどが含まれる。
【0003】このようなディスク状の記録媒体の再生や
記録を行なうディスク装置が本願出願人より出願されて
いる(特開平10−293932)。図27及び図28
は、それぞれこの出願に係るディスク装置1Bの構造を
示す斜視図及び分解斜視図である。
【0004】これらの図に示すように、ディスク装置1
Bは、ケーシング10のボトムカバー10aと全幅及び
奥行きがほぼ同一のプリント回路基板11と、該プリン
ト回路基板11の上側に設けられ、前記ボトムカバー1
0aと全幅及び奥行きがほぼ同一の略四角の枠形状を有
するシャーシ40とを有しており、それらがケーシング
10のボトムカバー10a及びアウターカバー10bに
収納される構造になっている。そして、シャーシ40の
底部40aに形成されたほぼ長方形の開口41内に、デ
ィスク3を載置するターンテーブル46が設けられたデ
ィスク駆動用のスレッドモータ45bや、ディスク3の
再生や記録を行なうための光ピックアップ30などが設
けられた機構ユニット42が設けられている。
【0005】また、前記シャーシ40には、ディスク3
を外部からケーシング10内へと搬送するためのディス
クトレイ5が前後方向に摺動可能に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のディスク装
置1Bに使用されているプリント回路基板11は、ケー
シング10のボトムカバー10aとほぼ同一の全幅及び
奥行きを有しており、ケーシング10のボトムカバー1
0aのほぼ全面を覆う構造ととなっている。このような
大型のプリント回路基板11を使用する場合、光ピック
アップとプリント回路基板11の裏側のコネクタとをF
FCで接続するため、図28に示されているように、プ
リント回路基板11に開口11a及び11bを設けなく
てはならない。そのため、プリント回路基板11の形状
が複雑になっている。
【0007】また、上記従来のディスク装置1Bに設け
られているプリント回路基板11は、上述したように、
前記ケーシング10のボトムカバー10aとほぼ同一の
形状であり、大型の基板であることから、シャーシ40
に固定するために必要となるネジの数が多く、それに伴
って工数も多くなっている。
【0008】さらに、上記従来構造のディスク装置1B
に設けられているプリント回路基板11は、シャーシ4
0に固定される構造であったため、組立ての際にシャー
シ40を一度反転させなくてはならず、組立て工程が複
雑になっている。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、回路基板を少
ない組立て工程及び簡単な取付け構造にて取り付けるこ
とが可能なディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディスク装置は、ディスクを載置可能に構
成され、該ディスクをディスク着脱位置とディスク再生
位置との間で前後に移動するディスクトレイと、前記デ
ィスクトレイの移動の際、該ディスクトレイを支持及び
案内するローディングシャーシと、ディスクを回転させ
るターンテーブルや光ディスクを少なくとも再生するた
めのピックアップなどが設けられ、回動軸を中心に該回
動軸より前方の前記ターンテーブルや光ピックアップな
どが設けられた部分が下降位置と上昇位置との間で変位
するようになっているフィードシャーシと、前記フィー
ドシャーシに設けられた前記ターンテーブルや光ピック
アップなどの制御を行うメイン回路基板と、これらを収
納するボトムカバーとアウターカバーとから成るケーシ
ングと、を有するディスク装置であって、前記フィード
シャーシが、前記ケーシングのボトムカバーの左右両側
に設けられた一対のフィードシャーシ支持部材により回
動可能に支持されており、少なくとも前記メイン回路基
板の一端が、前記フィードシャーシ支持部材に支持され
ていることを特徴とする。
【0011】以上のような構成によれば、簡単な構造に
より回路基板を容易に固定することが可能な構造を有す
るディスク装置が実現する。
【0012】また、前記ローディングシャーシは、前記
ディスク装置の前方部分に、また前記メイン回路基板
は、前記ディスク装置の後方部分に、それぞれ機構的に
分離した状態で設けられていることが好ましい。
【0013】また、前記一対のフィードシャーシ支持部
材のうちの少なくとも一方に、前記メイン回路基板を位
置決めするための位置決め手段を設け、前記位置決め手
段を、前記メイン回路基板の左右いずれかの縁部に設け
られた切り欠きと、前記メイン回路基板の切り欠きが設
けられた側を支持するフィードシャーシ支持部材に設け
られ、前記切り欠きと係合する突部とによって形成する
ことが可能である。
【0014】また、前記フィードシャーシ支持部材の少
なくとも一方には、前記回路基板が嵌合する凹部を設け
ることが好ましい。
【0015】また、前記メイン回路基板は、前記メイン
回路基板のほぼ対角線上に位置するように設けられた2
個所の***した回路基板固定部に基板側からネジ止めさ
れることにより、前記ボトムカバーに固定されるように
することが好ましい。
【0016】また、前記2個所の回路基板固定部のうち
の一方を電源の近傍に設け、ケーシングを介してアース
をとるようにすることが好ましく、そのようにすること
で、電源からのノイズを効率的に低減させることが可能
となる。
【0017】また、前記メイン回路基板の下面に発熱性
のICを設け、前記ボトムカバーの前記ICに対応する
位置に、ケーシングを介して前記ICの放熱をするため
の放熱シートを設けることが可能であり、そのようにす
ることで効率的にICの放熱を行なうことが可能とな
る。
【0018】本発明の他の目的、構成及び効果は、図面
を参照して行う以下の実施形態の説明から、より明らか
となるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置の好
適実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0020】図1は、本発明に係るディスク装置1Aの
実施形態の全体構成を示す斜視図であり、図2は、この
ディスク装置1Aの分解斜視図である。
【0021】図1及び図2に示すように、本発明のディ
スク装置1Aは、CD−ROM、音楽用CD、DVD等
のディスク100の再生や記録を行なうための装置であ
って、主に、ローディングシャーシ120と、ディスク
100を載置するディスク載置部162を有し、前記ロ
ーディングシャーシ120に対し、前後方向に移動し、
後述するディスク着脱位置とディスク再生位置との間を
移動するディスク搬送用のディスクトレイ160と、前
記ローディングシャーシ120の後方下部に配設された
メイン回路基板(以下、「回路基板」とする。)200
と、ディスク100を載置するターンテーブル280や
ディスク100の再生や記録を行なうための光ピックア
ップ250などが設けられたフィードシャーシ220
と、前記フィードシャーシ220を上昇位置と下降位置
との間で回動させるための回動フレーム340と、前記
ローディングシャーシに設けられた前記ディスクトレイ
160及び前記回動フレーム340を作動させるローデ
ィング・カム機構460と、これらを収納するケーシン
グ360とによって構成されている。
【0022】図3は、ケーシング360のアウターカバ
ー362を取り除いたディスク装置1Aの平面図であ
り、同図には、ディスクトレイ160がディスク着脱位
置にあり、フィードシャーシ220が下降位置にある状
態が示されている。
【0023】図4は、図3に示されたディスク装置1A
の右側からの側面図であり、図4(a)には、前記図3
と同様に、ディスクトレイ160がディスク着脱位置に
あり、フィードシャーシ220が下降位置にある状態が
示されており、図4(b)には、ディスクトレイ160
が再生位置にあり、フィードシャーシ220が上昇位置
にある状態が示されている。
【0024】以下、各構成部品の具体的構成をそれぞれ
詳細に説明する。
【0025】ケーシング360は、図2に示すように、
ディスク装置1Aの底面を覆うボトムカバー380と、
該ボトムカバー380の上部に設けられ、ディスク装置
1Aの上面、左右の側面及び後面を覆うアウターカバー
362と、ディスク装置1Aの前面を覆うフロントベゼ
ル390とによって構成されている。
【0026】ボトムカバー380は、略長方形の金属板
材によって形成されており、図4及び図5(a)に示す
ように、前側(図5(a)の上側)の左右の縁部に、後
述するローディングシャーシ120の係合突起144
(図13参照)と係合する係合孔384を有する折り曲
げ片382が左右各々2箇所ずつ設けられている。ま
た、ボトムカバー380の後側の左右の縁部には、図8
(a)及び(b)に示すように、後述するフィードシャ
ーシ220の後部を支持するためのフィードシャーシ支
持部材400R・Lを設けるための取付け部386が形
成されている。また、図5(a)に示すように、このボ
トムカバー380の後方に設けられる回路基板200の
対角上の2箇所に相当する位置には、回路基板200を
ボトムカバー380に固定するための回路基板固定部3
88が半球状に突出するように設けられており、この回
路基板固定部388によって回路基板200がボトムカ
バー380上に所定の間隔をおいて固定されるようにな
っている。また、この回路基板固定部388には、回路
基板200のアース端子(図示せず)が接続されてお
り、このアース端子によって回路基板200上に発生す
る電源ノイズが低減されるようになっている。また、図
示されていないが、回路基板200の裏面に設けられて
いるIC等の発熱部品が位置する箇所には、放熱シート
が設けられており、この放熱シートを介して発熱部品か
らの熱がケーシング360へと伝達し、放熱が行われる
ようになっている。
【0027】アウターカバー362は、前記ボトムカバ
ー380と同様に金属板材によって形成されており、図
6に示すように、天板部364、右側板部366、左側
板部368、後板部370の4面によって構成されてい
る。
【0028】また、アウターカバー362の天板部36
4の裏面(内面)には、ディスククランパ376が回転
可能に設けられている。ディスククランパ376は、後
述するターンテーブル280(図18(a)参照)に設
けられた永久磁石284に吸着され、ターンテーブル2
80との間でディスク100を挟持するようになってお
り、ターンテーブル280の回転軸242と同一の回転
軸で回転するようになっている。
【0029】また、ディスククランパ376の後方に
は、図6(a)及び図7に示されているように、天板部
364に略コの字状の切り込みを入れ、その切り込みの
内側部分をディスク載置部162側に折り曲げることに
よって形成されたディスクストッパ372が設けられて
いる。このディスクストッパ372は、前記天板部36
4の面に垂直に立設されており、ディスクトレイ160
が再生位置に到達した際に、図7(b)に示すように、
後述するディスクトレイ160の開口164の上方であ
って、ディスク100の外周部からやや離間した位置に
位置するようになっている。なお、ディスクストッパ3
72は、図7(a)及び(b)に示すように、ディスク
トレイ160の移動の妨げとならない位置に設けられて
いる。
【0030】ところで、ディスク装置が搭載されたデス
クトップPC等の機器を、ディスク100の回転軸の方
向が鉛直方向となる「横置き」ではなく、ディスク10
0の回転軸の方向が水平方向となる「縦置き」で設置し
て使用する際に、ディスク100が回転したままの状態
で、ディスククランパ376から離脱した場合、回転し
た状態のディスク100がディスクトレイ160のディ
スク載置部162から外れ、ケーシング360内を転が
り、図7(d)に示すようにケーシング360の奥に移
動してしまい、ディスクトレイ160をイジェクトした
際に、ディスク100がケーシング360内に取り残さ
れてしまうことがある。
【0031】前記ディスクストッパ372は、このよう
なディスク100のケーシング360の奥への移動を防
止する。すなわち、ディスク100がディスクトレイ1
60のディスク載置部162から離脱した場合には、図
7(c)に示されているように、ディスク100の外周
部が該ディスクストッパ372に当接するようになって
おり、ディスク100がディスクストッパ372を越え
て奥に移動しないようになっている。それにより、ディ
スク100がディスク載置部162から離脱した場合で
あっても、ディスク100がディスク装置1Aの内部に
取り残されることを防止することができるようになって
いる。
【0032】本発明では、このディスクストッパ372
をディスクトレイ160ではなくアウターカバー362
に設けることにより、ディスクトレイ160の形状を複
雑化することなくディスク100のディスクトレイ16
0から離脱したディスク100がケーシング360内に
取り残されることを確実に防止することが可能となって
いる。なお、本発明ではディスクストッパ372をアウ
ターカバー362と一体に設けているが、本実施形態に
限らず、ディスクストッパ372は、アウターカバー3
62に対して別部材で構成することも可能でる。また、
このディスクストッパ372は必ずしも本実施形態のよ
うにアウターカバー362に設ける必要はない。
【0033】また、アウターカバー362の天板部36
4のフロントベゼル390側の端面には、後述するディ
スクトレイ160が図3及び図4(a)に示すディスク
着脱位置に位置する際に、ディスクトレイ160に設け
られたディスクトレイ排出位置規制突起172(図15
参照)に当接し、ディスクトレイ160の排出位置を規
制するための突起部378が設けられている。
【0034】また、アウターカバー362の後板部37
0の内側の面(内壁面)には、図6(b)や図17に示
すように、後述するディスクトレイ160の係合部19
2と係合し、ディスクトレイ160の後端をケーシング
360に対して支持及び位置決めする一対の被係合部3
74が設けられている。なお、この被係合部374は、
本実施形態のようにアウターカバー362と一体に設け
るほか、別の部材をアウターカバー362に取り付ける
ことによって形成することも可能である。
【0035】前記フロントベゼル390は、樹脂によっ
て成形されており、図2に示すように、ディスクトレイ
160を取り出すためのイジェクトボタン392や、後
述するエマージェンシー排出機構を使用する際に治具を
挿入するための挿入孔394等が設けられている。ま
た、このフロントベゼル390の開口396からディス
クトレイ160が出し入れされるようになっており、こ
の開口396はディスクトレイ160の前面に設けられ
るディスクトレイカバー398によって閉じられるよう
になっている。
【0036】前記ボトムカバー380の後方の左右両側
には、図5(a)及び図8に示すように、前記フィード
シャーシ220の両側を支持する一対のフィードシャー
シ支持部材400R・Lがそれぞれ設けられている。こ
れらのフィードシャーシ支持部材400R・Lは、それ
ぞれ、硬質樹脂等によって形成されている。また、前記
フィードシャーシ支持部材400R・Lの各上面には、
図8に示すように、フィードシャーシ220を後述する
弾性部材540を介して取り付けるための突部402が
垂直に立設されている。
【0037】フィードシャーシ支持部材400Rには、
図5及び図8(a)に示すように、回路基板200を取
り付ける際に回路基板200に設けられた案内凹部20
2R(図9参照)と係合し、該回路基板200を案内す
るための案内突条404Rが設けられている。
【0038】フィードシャーシ支持部材400Lには、
図5及び図8(b)に示すように、回路基板200に設
けられた案内凹部202L(図9参照)と係合し、回路
基板200を案内するための案内突条404Lと、回路
基板200の左側の端部を差し込むことにより、回路基
板200を固定及び支持するための係合凹部406が設
けられている。
【0039】また、フィードシャーシ支持部材400R
・Lには、図5(a)及び図8に示すように、前述した
ボトムカバー380に形成された取付け部386と係合
し、各フィードシャーシ支持部材400R・Lをボトム
カバー380に取り付けるための係合突起408が設け
られている。
【0040】回路基板200は、図9に示すような略四
角形の両面基板であり、コンピュータ本体と接続するた
めのインターフェイスコネクタや、マイクロプロセッ
サ、メモリ、モータドライバ等の各種ICや、抵抗、コ
ンデンサ、スイッチ等の各種電子部品が実装されている
(図示せず)。そして、これらを介して後述するスピン
ドルモータ240、ローディングモータ462、スレッ
ドモータ300や光ピックアップ250等の制御を行な
うようになっている。
【0041】前記モータドライバ等の発熱性のICは、
放熱を配慮して、回路基板200裏面に設けられてお
り、ボトムカバー380に接着された放熱シート(図示
せず)を介してケーシング360へと放熱するようにな
っている。
【0042】また、この回路基板200は、ボトムカバ
ー380の後半部分に完全に収納されるようになってお
り、フロントベゼル390とは離れた位置にあることか
ら、フロントベゼル390に設けられるイジェクトボタ
ン392等の操作スイッチを回路基板200に電気的に
接続するため、回路基板200とは機構的に独立した操
作スイッチ用基板420が図2に示すように回路基板2
00にFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)4
30によって電気的に接続されている。
【0043】この操作スイッチ用基板420には、図1
0に示すように、後述するディスクトレイ160の開閉
を判断するためのディスクトレイ開閉スイッチ422
(ディスクトレイ開スイッチ424、ディスクトレイ閉
スイッチ426)や、ディスクトレイ160をイジェク
トするためのイジェクトスイッチ428等が設けられて
いる。
【0044】さらに、この回路基板200の左右の縁部
には、図9に示すように、前述したフィードシャーシ支
持部材400R・Lに設けられている案内突条404R
・Lと係合する案内凹部202R・Lと、後述するFF
C挟持部材440の回路基板200からの離脱を防止す
る離脱防止孔208と、回路基板200にボトムカバー
380の回路基板固定部388にネジ結合するための孔
部210が設けられている。
【0045】また、この回路基板200には、図2に示
すように、光ピックアップ250と回路基板200とを
接続し、各種信号を送受信するためのFFC204が設
けられている。このFFC204は、図11(a)に示
すように、回路基板200の上面のローディングシャー
シ120側において、外側に向かって延出するように半
田付けされており、図11(a)及び(b)に示すよう
に、一度回路基板200の端部にて折り返した後に、光
ピックアップ250に接続されている。
【0046】ここで、折り返した後のFFC204が光
ピックアップ250の移動の障害となることを防止する
ため、FFC204の折り返した部分を回路基板200
に固定する樹脂製のFFC挟持部材440が設けられて
いる。
【0047】このFFC挟持部材440は、図11及び
図12に示すように、回路基板200の上面、下面にそ
れぞれ当接する上部片442、下部片444と、前記上
部片442及び下部片444を連結するための連結部4
46とで構成されている。なお、これらは樹脂によって
一体に成形されている。
【0048】このFFC挟持部材440の上部片442
には、FFC204の折り返した部分が上部片442に
押圧され、過度に折り曲げられることによる導線の切断
等の不具合を防止するため、FFC204の幅とほぼ同
一の幅を有する透孔448(図11(b)参照)が設け
てあり、このFFC204の折り返した部分をこの透孔
448内に位置せしめることによって、折り返した部分
が上部片442によって無理に押圧されないようになっ
ている。また、前記下部片444は、図12(a)に示
すように前記透孔448とほぼ同一の形状に成形されて
いる。
【0049】また、この上部片442の下面には、回路
基板200に設けられた離脱防止孔208に係合し、回
路基板200からFFC挟持部材440が離脱すること
を防止する一対の離脱防止突起450が設けられてい
る。これらの離脱防止突起450により、FFC挟持部
材440は、回路基板200に対して位置決めされ、F
FC挟持部材440に外力が加わった際にもFFC挟持
部材440が回路基板200から離脱しないようになっ
ている。
【0050】なお、このFFC挟持部材440は、金属
等によって成形することも可能であり、その際には回路
のショートを防止するため、表面に絶縁被覆を施すこと
が好ましい。また、離脱防止突起450は、下部片44
4に設けることも可能であり、その際にも上部片442
に設けた場合と同様の効果を享受することが可能であ
る。
【0051】前記ボトムカバー380に取り付けられて
いるローディングシャーシ120は、硬質樹脂等で一体
成形されたブロックであり、図2及び図13(a)に示
されているように、回動フレーム340を収納するため
の回動フレーム収納スペース124や、ローディング・
カム機構460を収納するためのの収納部134が設け
られた底部122と、この底部122の左右の縁部に沿
って立設された壁部142とから構成されている。ま
た、このローディングシャーシ120は、ボトムカバー
380の前半部分のスペースに完全に収納されるような
形状及びサイズに設計されている。
【0052】また、このローディングシャーシ120の
前方及び後方には、前記底部122の左右に設けられて
いるような壁部が形成されておらず、開放された状態に
なっている。そして、ローディングシャーシ120がケ
ーシング360内に組み込まれた際に、このローディン
グシャーシ120の前方の開放部分がケーシング360
に取り付けられたフロントベゼル390の開口396と
整合し、前記開口396を介してディスクトレイ160
が出し入れされるようになっている。
【0053】また、ローディングシャーシ120の底部
122の上面には、図13(a)に示されているよう
に、後述するディスクトレイ160の左右両側に延出さ
れた段部166R・L(図15参照)の上面を支持する
ための上面支持部材136と、ディスクトレイ160の
底面に設けられたガイド溝174R・L(図16参照)
と係合するガイド突起138と、前記ディスクトレイ開
閉スイッチ422のためのスイッチ孔140とが設けら
れている。そして、この上面支持部材136及びガイド
突起138により、ディスクトレイ160のローディン
グシャーシ120に対する上下方向への移動が規制され
るとともに、前後方向の案内が行われるようになってい
る。
【0054】また、図13に示すように、ローディング
シャーシ120の底部122の左右の側面には、前述し
たボトムカバー380に設けられた係合孔384(図4
及び図5(a)参照)と係合する係合突起144が各々
2箇所ずつ設けられている。この計4箇所の係合突起1
44が前記ボトムカバー380の係合孔384に係合す
ることにより、ローディングシャーシ120がボトムカ
バー380に固定される。
【0055】前記ローディングシャーシ120の底部1
22の後方(回路基板200側)には、図13(a)に
示すように、回動フレーム収納スペース124をなす凹
部が設けられている。この回動フレーム収納スペース1
24の内壁面126には、図13(a)に示すように、
ボトムカバー380の底面に垂直に延びる上下案内溝1
32が設けられている。また、ローディングシャーシ1
20の底部122の前方(フロントベゼル390側)に
は、前述したローディング・カム機構460の収納部1
34が設けられている。この収納部134には、図22
に示すように、後述するローディング・カム機構460
のカムホイール484等が設けられ、また、上下案内溝
132には、後述する回動フレーム340の第2ガイド
ピン348(図14参照)が係合するようになってい
る。
【0056】また、図13(a)に示すように、この回
動フレーム収納スペース124の左右側面126には、
後述する回動フレーム340の左右の軸358R・Lを
支持するための軸受け部130R・Lが設けられてい
る。
【0057】図2に示すように、前記ローディングシャ
ーシ120の後方の回動フレーム収納スペース124に
は、後に詳述するフィードシャーシ220を回動させる
ための回動フレーム340が設けられている。
【0058】回動フレーム340は、図14に示すよう
に、前記ローディングシャーシ120と同様に樹脂によ
って成形されており、前記ローディングシャーシ120
の回動フレーム収納スペース124の軸受け部130R
・L(図13(a)参照)に回動可能に支持されてい
る。そして、この回動フレーム340の回動によって、
後述するフィードシャーシ220の前方張り出し部22
4(図18(a)参照)が、ターンテーブル280上に
ディスク100が支持される上昇位置(図4(b)参
照)と、該上昇位置より下方の下降位置(図4(a)参
照)との間で変位するようになっている。
【0059】より詳しく説明すると、回動フレーム34
0は、図14に示すような略コの字型の部材であり、ロ
ーディングシャーシ120の底部122の回動フレーム
収納スペース124の左右側面に沿うように設けられた
一対のアーム342R・Lと、該アーム342R・Lの
前端部同士を連結する連結部344と、前記アーム34
2R・Lの間に連結部344に沿って形成された板状の
フィードシャーシ支持部352とを備えている。
【0060】そして、前記連結部344の前方には、図
14に示すように、第1、第2ガイドピン346、34
8及び突出片356が設けられており、該アーム342
R・Lの左右の側面には、一対の押圧部材350R・L
及び軸358R・Lが突設されている。さらに、前記フ
ィードシャーシ支持部352には、一対の突部354R
・Lが垂直に突設されている。
【0061】前記第1ガイドピン346は、ローディン
グシャーシ120に設けられた後述するローディング・
カム機構460のカムホイール484のカム部486に
設けられたカム溝500と係合する突起である。そし
て、この第1ガイドピン346がカムホイール484に
案内されることによって、回動フレーム340の前方が
軸358R・Lを中心に上昇位置と下降位置との間で上
下方向に回動するとともに、フィードシャーシ220も
上下方向に回動するようになっている。
【0062】前記第2ガイドピン348は、ローディン
グシャーシ120の回動フレーム収納スペース124の
内壁面126に設けられた上下案内溝132(図13
(a)参照)に係合し、回動フレーム340が回動する
際の回動フレーム340の左右方向の変位を規制する。
【0063】また、前記突出片356は、前記回動フレ
ーム340が前記上昇位置に位置する際に、前記ローデ
ィング・カム機構460に用いられるカムホイール48
4のロック片512と係合し、回動フレーム340を上
昇位置にて固定する(図14及び図22参照)。
【0064】前記押圧部材350R・Lは、前記回動フ
レーム340が上昇位置に位置する際に、前記ディスク
トレイ160の底面の一部を上側に向かって押圧するこ
とにより、ディスクトレイ160の前方を支持するため
の部材である。なお、この押圧部材350がディスクト
レイ160を押圧する際には、この押圧部材350が弾
性変形した状態でディスクトレイ160の底面に当接す
るようになっており、この押圧部材350の復元力によ
ってディスクトレイ160が上方に向かって押圧支持さ
れるようになっている。
【0065】前記軸358R・Lは、前述したように、
前記回動フレーム340の前方が上昇位置と下降位置と
の間で上下方向に回動する際の回動軸となる突起であ
り、図14(a)及び(c)に示すように、前記アーム
342R・Lの左右の側面の後方部において該側面に垂
直に突設されている。そして、この軸358R・Lは、
前述したように、前記ローディングシャーシ120の底
部122の側面126に設けられた軸受け部130R・
Lに支持され、この軸受け部130R・Lを中心に回動
するようになっている。
【0066】前記フィードシャーシ支持部352に設け
られている突部354R・Lは、前記フィードシャーシ
支持部材400R・Lに設けられた突部402と同一形
状の突起であり、前記フィードシャーシ220を弾性部
材(インシュレーター)540(図21参照)を介して
支持するための部材である。
【0067】ディスクトレイ160は、図1、図15及
び図16に示すように、浅い凹状のディスク載置部16
2を有しており、ディスク100は、このディスクトレ
イ160のディスク載置部162に載置され、所定位置
に位置規制された状態でケーシング360内のディスク
再生位置まで搬送される。
【0068】また、このディスク載置部162のほぼ中
央から後方に向かって開口164が形成されており、こ
の開口164を通じて後述するターンテーブル280が
上昇するとともに、光ピックアップ250による再生や
記録が行われるようになっている。また、前述したよう
に、ディスクトレイ160の長手方向の左右の側部には
段部166R・Lが前後方向に形成されており、この段
部166R・Lが前記ローディングシャーシ120の上
面支持部材136R・Lと係合し、ディスクトレイ16
0を摺動時に前後方向に案内するようになっている。
【0069】また、ディスク載置部162の周囲の4箇
所には、このディスク装置1Aを縦置きした際に、ディ
スク載置部162からのディスク100の離脱を防止す
るため、図15(a)に示すように、ディスク保持片1
68が設けられている。各ディスク保持片168は、ゴ
ム等の軟質素材で略小判型に成形された部材であり、そ
の一方の端部となる支持端170がディスクトレイ16
0に対して回動可能に取り付けられている。そして、こ
の支持端170を中心にディスク保持片168を回動さ
せることにより、ディスク保持片168の先端部をディ
スク載置部162側に突出させたり、後退させたりする
ことが可能となっている。そして、これらのディスク保
持片168の先端部をディスク載置部162側に突出さ
せることにより、載置されたディスク100がディスク
載置部162から離脱することを防止できるようになっ
ている。
【0070】また、ディスクトレイ160のディスク載
置部162の後方には、図15(a)ないし(c)に示
すように、ディスクトレイ排出位置規制突起172が設
けられている。このディスクトレイ排出位置規制突起1
72は、ディスクトレイ160がディスク排出位置に到
達した際に、アウターカバー362のフロントベゼル3
90側に突設された突起部378に当接し(図6参
照)、ディスクトレイ160のディスクトレイ排出位置
規制突起172より後側の部分がケーシング360の外
側に排出されないようになっている。
【0071】図16(a)及び(b)に示すように、デ
ィスクトレイ160の底面の左右両側には、ローディン
グシャーシ120の底部122の左右に突設されたガイ
ド突起138とそれぞれ係合するガイド溝174R・L
が前後方向に形成されており、さらにガイド溝174L
に沿ってディスクトレイ160の前後方向に延びる直線
状のラックギア196が形成されている。
【0072】また、図16(a)及び(b)に示すよう
に、ディスクトレイ160の底面の前記開口164の前
方には、後述するローディング・カム機構460のカム
ホイール484の規制ピン508と係合する規制溝17
6が設けられている。この規制溝176は、前記ラック
ギア312と平行に伸びる第1規制溝178と、この第
1規制溝178に対してほぼ45度の角度で傾斜する第
2規制溝180と、この第2規制溝180に接続され、
カムホイール484の規制ピン508の回動の動きに沿
って円弧状に伸びる第3規制溝182とから構成されて
いる。また、前記第1規制溝の開放端部184は、後述
するカムホイール484の規制ピン508を確実に第1
規制溝178へと案内するためにV字状に広がってい
る。
【0073】また、ディスクトレイ160の底面の後方
には、図15(c)及び図16(b)に示すように、第
1リブ186が、前方には、第2リブ188が設けられ
ている。そして、第1リブ186によって後述するスイ
ッチアーム520を介してディスクトレイ開スイッチ4
24の操作がなされ、第2リブ188によって後述する
カムホイール484のフック516のロックの解除が行
われるようになっている。この機構については、後述す
るローディング・カム機構460の説明時に詳述する。
【0074】また、ディスクトレイ160の後端には、
図15及び図16に示すように、一対の後部支持部19
0がこのディスクトレイ160と一体に設けられてい
る。この後部支持部190は、このディスク装置1Aで
は、ディスクトレイ160の支持案内を主にこのディス
クトレイ160の前方下部に設けられたローディングシ
ャーシ120で行なっており、ディスクトレイ160が
図4(b)に示す再生位置に位置する際には、ローディ
ングシャーシ120がディスクトレイ160の前方部分
のみを支持するようになっており、ディスクトレイ16
0の後部の支持が不十分となることから、ディスクトレ
イ160の後部をアウターカバー360の後板部370
を利用して支持かつ位置決めするために設けられてい
る。
【0075】この後部支持部190は、前記アウターカ
バー362に設けられた前記一対の被係合部374と係
合し、ディスクトレイ160の後端をアウターカバー3
62に固定する係合部192と、この係合部192と被
係合部374とが当接する際の衝撃を吸収するととも
に、該係合部192と被係合部374とを確実に当接さ
せるため、ディスクトレイ160に対して前後方向に撓
む板バネ状の弾性部194とからなっている。なお、こ
の弾性部194は、必ずしも本実施形態のように板バネ
状に形成する必要はなく、必要に応じてコイルバネ等の
他の種類のバネを使用して形成することも可能である。
【0076】前記係合部192の後端は、図17に示さ
れているように、上下方向に並ぶ凹凸が設けられてお
り、この凹凸がディスクトレイ160の収納時に図17
(b)に示すように、前記被係合部374の凹凸と係合
し、ディスクトレイ160の後端をアウターカバー36
2に対して支持かつ位置決めするようになっている。な
お、上記ディスクトレイ160の後部支持部190とア
ウターカバー360の被係合部374とで、本発明の
「支持手段」をなしている。
【0077】前記ローディングシャーシ120の後方に
は、図2に示すように、ディスク100の回転時にディ
スク100を支持し、その回転中心となるターンテーブ
ル280やディスク100の再生や記録を行うための光
ピックアップ250などを備えたフィードシャーシ22
0が設けられている。
【0078】より詳しく説明すると、フィードシャーシ
220は、図18及び図19に示すように、金属板材よ
って形成されたベースプレート222と、ターンテーブ
ル回転用のスピンドルモータ240と、該スピンドルモ
ータ240の回転軸242に固定されたターンテーブル
280と、光ピックアップ250と、該光ピックアップ
250をディスク100の半径方向に移動するスライド
送り機構としての光ピックアップ移動機構274とを備
えている。
【0079】前記ベースプレート222は、図18及び
図19に示されているように、好ましくは金属板材を打
ち抜き加工等によって前方張り出し部224、右側張り
出し部226、左側張り出し部228、後方張り出し部
230の4つの突出部を有する略十字型に形成されたも
のであり、その略中心部に光ピックアップ250及び光
ピックアップ移動機構274を設けるための開口232
が設けられている。
【0080】また、図18に示すように、ベースプレー
ト222の前方張り出し部224の2箇所、右側張り出
し部226及び左側張り出し部228の各々1箇所の計
4箇所に、ベースプレート222の振動を吸収する弾性
部材540を設けるための切り欠き234が設けられて
いる。
【0081】また、このディスク装置1Aでは、図3に
示すように、ベースプレート222の左右方向の最大幅
を、ボトムカバー370の左右方向の最大幅とほぼ等し
くしており、前記右側張り出し部226及び左側張り出
し部228が前記ローディングシャーシ120の後方に
位置するようになっている。そして、そのような構造を
用いることによりフィードシャーシ220の重量が増加
し、ディスク100の回転により発生するフィードシャ
ーシ220の振動を抑制することが可能となっている。
【0082】また、このフィードシャーシ220は、前
述した4箇所の切り欠き234に取り付けられた後述す
る弾性部材540によって前記回動フレーム340に設
けられた突部354(図14(a)参照)及び前記フィ
ードシャーシ支持部材400R・Lに設けられた突部4
02(図8参照)に固定されており、フィードシャーシ
支持部材400R・Lに設けられた弾性部材540の弾
性変形により、弾性部材540を中心に回動フレーム3
40の回動に伴い、下降位置(図4(a)参照)と上昇
位置(図4(b)参照)との間で回動するようになって
いる。
【0083】また、フィードシャーシ220の後方張り
出し部230には、図17及び図18に示すように、デ
ィスクトレイ160が着脱位置から再生位置に移動する
時にディスクトレイ160の底面に当接し(図17
(a)参照)、ディスクトレイ160の後端を上方へ案
内するための案内バネ236と、フィードシャーシ22
0の前後の重心の位置を調節するためのウエイト(鉄
板)238が設けられている。
【0084】なお、前記案内バネ236は、ディスクト
レイ160が再生位置にある状態では、図17(b)に
示すように、フィードシャーシ220の回動によりディ
スクトレイ160と離間した位置に位置するようになっ
ており、フィードシャーシ220に発生した振動が、こ
の案内バネ236によってディスクトレイ160へと伝
達することがないようになっている。
【0085】前記スピンドルモータ240は、図18
(b)及び図19(a)に示すように、ベースプレート
222の前方張り出し部224の裏側にネジによって結
合されており、スピンドルモータ240の回転軸242
は、フィードシャーシ220及びケーシング360の左
右の中心とほぼ一致するように設けられている。
【0086】また、このスピンドルモータ240から
は、図19(a)に示すように、その制御用信号を入出
力するためのFFC246が延出し、回路基板200に
設けられたFFCコネクタに接続されている。
【0087】前記ターンテーブル280は、円盤状の部
材であって、その中心部には、図18(a)及び(b)
に示すように、リング状突部よりなるセンターハブ28
2が突出形成されている。このセンターハブ282は、
ディスク100の中心孔102に嵌合するものであり、
嵌合の際の位置ズレを吸収するために、先端部から基端
部にかけてテーパーが形成されている。また、このセン
ターハブ282の内側であって前記スピンドルモータ2
40の回転軸242の周囲には、前記ディスククランパ
376を吸着するためのリング状の永久磁石284(図
18(a)参照)が設けられている。
【0088】また、ターンテーブル280の上面側(デ
ィスク100を挟持する側)のセンターハブ282の周
囲の部分には、図18(a)及び(b)に示すように、
リング状のパッド286が接着されている。このパッド
286は、各種ゴム、軟質樹脂、多孔質材料(発泡体)
のような、弾性を有し、摩擦係数の比較的大きな材料で
構成することが好ましく、それにより、ディスククラン
パ376との間でディスク100を挟持して回転させる
際にディスク100の滑りを防止する機能を有する。
【0089】前記フィードシャーシ220には、さら
に、ディスク100からデータを読み出しあるいはディ
スク100にデータを書き込むための光ピックアップ2
50をディスク100の半径方向に移動させるスライド
送り機構として構成された光ピックアップ移動機構27
4が設けられている。
【0090】この光ピックアップ移動機構274は、図
18(b)及び図19(b)に示されているように、ベ
ースプレート222の裏面に設けられた正転/逆転可能
なDCモータからなるスレッドモータ300と、ベース
プレート222の上面に垂直に突出したスレッドモータ
300の回転軸302に固定されたギアA304と、こ
のギアA304と噛合するギアB306と、このギアB
306の下面に同軸上に一体に形成されたギアBより小
径のギアC308(図18(b)参照)と、このギアC
308と噛合するラックギア312及びガイドロッド3
14に対するガイドロッド軸受け部266を備えたスラ
イダ310と、このスライダ310を摺動可能に支持す
るガイドロッド314と、光ピックアップ250のガイ
ドロッド314の反対側の突出部を摺動可能に支持する
ためのガイドレール316とで構成されている。そし
て、このスライダ310に、光ピックアップ250が設
けられており、その結果光ピックアップ250はスライ
ダ310の移動に伴ってディスク100の半径方向に移
動可能となっている。また、前記ガイドロッド軸受け部
266によってスライダ310はガイドロッド314に
摺動可能に支持されている。
【0091】これらのギアA304、ギアB306、ギ
アC308、ラックギア312は、それぞれ樹脂等によ
って形成されており、ラックギア312及びガイドロッ
ド314は、それぞれ、その長手方向がディスク装置1
Aの前後方向となるように平行に配置されている。
【0092】これらのギアA304、ギアB306、ギ
アC308、ラックギア312の組合せにより、光ピッ
クアップ移動機構(スライド送り機構)274における
減速ギア機構を構成し、スレッドモータ300の回転を
減速した上で光ピックアップ250の直線運動に変換し
ている。それにより、光ピックアップ250は、スレッ
ドモータ300を正逆いずれかに回転させることによ
り、ガイドロッド314に沿ってディスク100の半径
方向に移動可能に構成されている。
【0093】より詳しく説明すると、スレッドモータ3
00及びギアA304が軸方向上側から見て時計回りに
回転すると、ギアC308が軸方向上側から見て反時計
回りに回転し、ラックギア312と一体となったスライ
ダ310が前方(ターンテーブル280の方向)に送ら
れる。その結果、光ピックアップ250は、ディスク1
00の外周側から内周側に向かって移動する。一方、ス
レッドモータ300が逆向きに回転すると、光ピックア
ップ250は、ディスク100の内周側から外周側に向
かって移動する。
【0094】スレッドモータ300は、図18(b)及
び図19(a)に示すように、ベースプレート222の
右側張り出し部226の裏面に設けられており、上面か
らネジ318で結合されている。なお、この結合の際に
は、スレッドモータ300のケースに設けられたネジ穴
(図示せず)が用いられている。このように結合するこ
とにより、スレッドモータ300をネジ318以外の部
品を用いることなくベースプレート222に取り付ける
ことができるため、取付け作業が容易になっている。
【0095】また、このスレッドモータ300が取り付
けられた右側張り出し部226と対向する位置にある左
側張り出し部228には、フィードシャーシ220の左
右の重心の位置を調節するため、図19(a)に示すよ
うに、ウエイト(鉄板)320がスレッドモータ300
の重量に合わせて設けられている。
【0096】なお、前記ウエイトは、前記右側張り出し
部226と同様に、前記後方張り出し部230にも設け
られており、この後方張り出し部230に設けられたウ
エイト238によってフィードシャーシ220の前後方
向の重心の位置が調整されている。
【0097】そして、これらのウエイト238、320
を設けることにより、フィードシャーシ220の重心の
位置を調節することや、フィードシャーシ220の重量
を増加させることが可能となる。そして、前述したよう
に、この重量の増加により、スピンドルモータ240及
びディスク100が回転することによって発生するフィ
ードシャーシ220の振動が抑制されるようになってい
る。なお、このディスク装置1Aでは、スレッドモータ
300の回転軸302を垂直方向にしたり、ウエイト2
38、320等を用いることにより、スレッドモータ3
00に使用するモータを後述するローディングモータ4
62と共通化している。
【0098】以上の光ピックアップ移動機構により、ガ
イドロッド314に沿って光ピックアップ250がディ
スク100の半径方向に移動する。
【0099】光ピックアップ250は、図19(b)に
示すように、前記ガイドロッド314に摺動可能に連結
されたピックアップベース252と、前記ピックアップ
ベース252に対して揺動自在に支持されたアクチュエ
ータベース254と、該アクチュエータベース254に
一体に設けられたダンパーベース256と、該ダンパー
ベース256にサスペンションバネ258を介して移動
可能に支持されたレンズホルダ260と、該レンズホル
ダ260に設けられた対物レンズ262とから構成され
ている。
【0100】ピックアップベース252は、好ましくは
硬質樹脂等で成形されており、図19(b)に示すよう
に、光ピックアップ250を支持するための光ピックア
ップ載置部264と、前記ラックギア312が設けられ
たスライダ310と一体に結合されたガイドロッド軸受
け部266と、前記ガイドレール316に摺動可能に係
合するガイドレール係合部268とを備えている。
【0101】前記ガイドロッド軸受け部266は、前記
光ピックアップ移動機構のラックギア312が設けられ
たスライダ310に固定されており、このスライダ31
0と同様にガイドロッド314と平行な方向にのみ移動
可能となっている。
【0102】前記ガイドレール係合部268は、図20
に示すように、ベースプレート222に設けられたガイ
ドレール316の上面及び下面に当接する縦断面略コの
字型の係合突起部270を備えている。そして、この係
合突起部270がガイドレール316に係合することに
より、係合突起部270のガイドレール316に対する
上下方向の移動が規制されるようになっており、光ピッ
クアップ250の水平姿勢が保たれるようになってい
る。
【0103】前記光ピックアップ載置部264は、光ピ
ックアップ250を載置するため、略箱型となってお
り、その両端は前記ガイドロッド軸受け部266及びガ
イドレール係合部268に一体に連結されている。以上
のような構成により、ピックアップベース252は、ガ
イドロッド314及びガイドレール316に案内され、
前記フィードシャーシ220の前後方向にのみ移動する
ようになっている。
【0104】なお、このような構造を用いることによ
り、光ピックアップ250を案内するガイドロッドは、
ガイドロッド314の1本だけで済むので、部品コスト
を削減でき、また組み立ても容易に行えるようになって
いる。
【0105】アクチュエータベース254(図19
(b)参照)は、ピックアップベース252とともに、
ディスク100の半径方向に沿って移動することが可能
となっており、レンズホルダ260は、サスペンション
バネ258を介してトラッキング方向及びフォーカッシ
ング方向に揺動することが可能となっている。また、レ
ンズホルダ260には、フォーカッシングサーボ用コイ
ル及びトラッキングサーボ用コイルとが設けられてお
り、これらのコイルによって対物レンズ262のフォー
カッシング制御及びトラッキング制御が行われるように
なっている。
【0106】また、この光ピックアップ250には、図
面には示されていないが、前述した従来の構造と同様
に、レーザービームを発するレーザダイオード(LD)
と、前記レーザダイオードからのビームをミラーに向け
て反射させるビームスプーリッタと、該ビームスプーリ
ッタからのビームを対物レンズ262の方へ向けて反射
させるミラーと、ディスク100から反射されたビーム
を前記対物レンズ262、ミラー及びビームスプーリッ
タを介して受光し、該ビームの光強度の変化に基づいて
電気信号を生成するフォトダイオードとを備えている。
【0107】また、この光ピックアップ250には、図
19(b)に示すように、ディスク100から読み出さ
れた信号の他にフォーカスサーボやトラッキングサーボ
などの各種制御信号の入出力を行うためのFFCコネク
タ272が設けられている。このFFCコネクタ272
には、前記回路基板200に接続されたFFC204の
先端に設けられたFFC差込部206(図11(b)参
照)が差し込まれ、上記各種信号が回路基板200より
光ピックアップ250へと供給されるようになってい
る。なお、FFC204は、前述したFFC挟持部材4
40によって回路基板200に押圧、固定されていると
ともに、前記押圧部分と光ピックアップ250との間に
所定の間隙が設けられていることから、この光ピックア
ップ250の移動に伴う位置の変化に関係なく、FFC
204が理想的な湾曲形状を維持するようになっている
ため、この光ピックアップ250の移動が妨げられない
ようになっている。
【0108】また、上述した光ピックアップ移動機構2
74のスレッドモータ300は、スピンドルモータ24
0及び後述するローディングモータ462と合わせて、
回路基板200に設けられた制御手段(CPU)により
制御される。
【0109】この場合、このスレッドモータ300は、
始動時に小さな電圧で駆動できるように、コイルに所定
間隔で正または負のパルス電圧を加えて、回転軸302
を微小に振動させておくように制御することが望まし
い。このようにすれば、モータの始動時に大きな電圧を
加える必要がなく、特に光ピックアップ250による読
み出しまたは書き込み時において微少送りが必要とされ
る場合に効果的である。本実施形態のディスク装置1A
の光ピックアップ移動機構274に用いられるような小
型モータの場合には、約40Hzのパルス電圧を加える
ことが好ましい。
【0110】弾性部材540は、ゴムなどの弾性材料か
ら形成されており、図21に示すように、軸方向の中心
孔542を有するほぼ円筒状の形状を有している。ま
た、その外周には、円周方向に凹溝544が形成されて
いる。この弾性部材540は、前記凹溝544を用いて
前記フィードシャーシ220の切り欠き234に取り付
けられるようになっており、前記中心孔542を前記回
動フレーム340の突部354及び前記フィードシャー
シ支持部材400R・Lの突部402に挿通させること
によって、フィードシャーシ220を前記回動フレーム
340やフィードシャーシ支持部材400R・Lに取り
付けるようになっている。なお、弾性部材540は、前
記突部354、402に挿通した状態で、マウントネジ
235(図3及び図17参照)により固定される。
【0111】なお、フィードシャーシ220が回動する
際には、前記フィードシャーシ支持部材400R・Lの
突部402に設けられた弾性部材540同士を結ぶ線が
ほぼフィードシャーシ220の回動軸となるようになっ
ている。
【0112】そして、これら4つの弾性部材540によ
ってフィードシャーシ220は、その前方2箇所及び後
方2箇所が支持されるようになっているため、後述する
スピンドルモータ240の回転により発生する振動がロ
ーディングシャーシ120やケーシング360に伝達し
ないようになっているとともに、ディスク装置1Aの外
部からの振動がフィードシャーシ220に伝達しないよ
うになっている。
【0113】前記ローディングシャーシ120の前方に
は、前記回動フレーム340を介して、フィードシャー
シ220を下降位置と上昇位置との間で変位させるとと
もに(図4参照)、ディスクトレイ160を再生位置と
着脱位置との間で移動させるためのローディング・カム
機構460が設けられている。
【0114】前記ローディング・カム機構460は、図
13(b)、図22及び図23に示すように、ローディ
ングシャーシ120の底面に設けられた正転/逆転可能
な直流(DC)モータからなるローディングモータ46
2と、該ローディングモータ462の回転軸464に取
り付けられた第1プーリ466と、ベルト474を介し
て該第1プーリ466と連動する大径のプーリを有する
第2プーリ468と、前記第2プーリ468の回転をデ
ィスクトレイ160及びカムホイール484に伝達する
ドライブギア476と、前記ドライブギア476と噛合
し、前記回動フレームを回動させるカムホイール484
と、該カムホイール484のフック516に係合し、カ
ムホイール484の動きを規制するスイッチアーム52
0とを備えている。
【0115】本実施形態では、これらの第1、第2プー
リ466、468及びドライブギア476の組み合わせ
によりローディング・カム機構460におけるローディ
ングモータ462の減速機構を構成している。また、本
実施形態では減速機構の一部にプーリを用いることによ
り、異物等のギアへの噛合や、ディスク100の詰まり
等の原因によるローディングモータ462への過負荷が
防止されるようになっている。
【0116】前記第1プーリ466は、樹脂によって成
形された小径のプーリであり、前記ローディングモータ
462の回転軸464に固定されている。
【0117】前記第2プーリ468は、図24(a)に
示すように、樹脂によって成形され、前記第1プーリ4
66とベルト474を介して接続される大径のプーリ部
470と、このプーリ部470の同軸上に設けられたギ
ア部472とによって構成されている。
【0118】そして、第2プーリ468のプーリ部47
0は、図22及び図23に示すように、ベルト474を
介して前記第1プーリ466と連動するようになってお
り、この第1プーリ466の回転方向と同一の回転方向
に回転するようになっている。また、このプーリ部47
0下側に設けられた前記ギア部472は、前記ドライブ
ギア476の大ギア478と噛合し、ローディングモー
タ462の回転をドライブギア476へと伝達するよう
になっている。
【0119】なお、第2プーリ468は、図22に示す
ように、後述するカムホイール484と同一の回転軸、
すなわちカムホイール回転軸488を中心に回動するよ
うになっている。このような構造を用いることにより、
第2プーリ468及びカムホイール484の回転軸を共
通化することができ、ローディングシャーシ120を容
易に成形することが可能となっている。
【0120】前記ドライブギア476は、図24(b)
に示すように、第2プーリ468のギア部472と噛合
する大ギア478と、該大ギア478の同軸上かつ下部
に設けられ、前記カムホイール484のギア部492と
噛合する小ギア482と、該大ギア478の同軸上かつ
上部に設けられ、ディスクトレイ160のラックギア3
12と噛合する中ギア480とで構成されている。ま
た、これらのギアは前記第2プーリ468と同様に樹脂
によって一体に成形されている。
【0121】カムホイール484は、カムホイール回転
軸488(図22参照)を中心に図22(a)及び図2
3(a)に示す第1位置と、図22(b)及び図23
(b)に示す第2位置との間で移動可能に設置されてい
る。そして、前記第1位置では、前記回動フレーム34
0を上昇位置に位置せしめ、前記第2位置では回動フレ
ーム340を下降位置に位置せしめるように動作する。
【0122】また、カムホイール484は、図23及び
図25に示されているように、前記カムホイール回転軸
488を中心に略90度の円弧状のカム外周面490を
有するカム部486と、前記カム部486の上端から約
90度にわたって円弧状に形成されており、後述するド
ライブギア476と噛合するギア部492と、前記回動
フレーム340の突出片356やスイッチアーム520
と係合するロックアーム部510とを有している。な
お、これらの部材は、前記プーリ及びギアと同様に、樹
脂によって一体に成形されている。
【0123】より詳しく説明すると、前記カム部486
のカム外周面490には、図23に示すように、前記回
動フレーム340に設けられた第1ガイドピン346と
係合するカム溝500が形成されている。カム溝500
は、図23に示すように、水平方向に延びる上溝502
及び下溝504と、上溝502と下溝504とを接続す
る傾斜溝506とで構成されている。そして、前記回動
フレーム340に設けられた第1ガイドピン346は、
カムホイール484が第1位置と第2位置との間で回動
すると、このカム溝500に沿って上下方向に移動する
ようになっている。すなわち、カムホイール484が第
1位置に位置する場合、第1ガイドピン346は上溝5
02と係合しており(図23(a)参照)、回動フレー
ム340は上昇位置にある。カムホイール484が第1
位置から第2位置に向かって移動すると、第1ガイドピ
ン346は、傾斜溝506に沿って下降し、それに伴い
回動フレーム340も上昇位置から下降位置へ向けて降
下する。そして、カムホイール484が第2位置に到達
すると、第1ガイドピン346は下溝504に係合し
(図23(b)参照)、回動フレーム340は下降位置
に変位する。
【0124】また、前記カム外周面490は、図23
(b)及び図25(b)に示すように、下側が拡径とな
るようなテーパーで傾斜しており、前記回動フレーム3
40が前記下降位置に到達した際に、前記回動フレーム
340の連結部344の第1ガイドピン346が設けら
れた円弧状の面がカム外周面490に接触しないように
なっている。
【0125】また、このローディング・カム機構460
には、ディスクトレイ160が再生位置にある状態で、
停電などによりローディングモータ462が作動しなく
なった場合に、治具を使用することによって手動にてデ
ィスクトレイを排出するためのエマージェンシー排出機
構が設けられている。
【0126】具体的には、図23(b)及び図25
(b)に示すように、カム部486の後述するギア部4
92側の端面に押圧溝518が設けられており、この押
圧溝518をフロントベゼル390に設けられた挿入孔
394から挿入された治具によって押圧することによ
り、カムホイール484を図22中の時計方向に回転さ
せることができ、それによってフィードシャーシ220
を上昇位置から下降位置へと変位させ、ディスクトレイ
160の先端をケーシング360の内部から外側に排出
させることができるようになっている。また、この押圧
溝518を溝状の形状にすることにより、治具によって
押圧する際、治具の先端が押圧部分から離脱することが
防止されるようになっている。
【0127】また、カム部486の上側には、図23に
示すように、前記ディスクトレイ160に設けられた規
制溝176に係合し、カムホイール484の回動を規制
するための規制ピン508が設けられている。
【0128】前記ギア部492は、図25(a)に示す
ように、カムホイール回転軸488を中心に略90度に
わたり円弧状の歯が形成されており、カムホイール回転
軸488から半径方向またはそれと平行な方向に延びる
端面494を有している。また、この端面494には、
下側に傾斜面498を有するスイッチ突起496が設け
られている。このスイッチ突起496は、このカムホイ
ール484が回動し、図22(a)に示した第1位置に
到達した際に、その下側に設けられた傾斜面498(図
25(b)参照)によって、ローディングシャーシ12
0の底部から突出したディスクトレイ閉スイッチ426
(図10(a)参照)を押圧するようになっている。
【0129】前記ロックアーム部510は、図22、図
23及び図25に示すように、前記カム部486から略
接線方向に延出しており、ロック片512と、フック5
16とを有している。ロック片512は、前述したよう
に、前記回動フレーム340が上昇位置に到達した際
に、カムホイール484の回動によって前記回動フレー
ム340の前方に設けられた突出片356の下側に位置
するようになっており(図14(c)及び図23(a)
参照)、該突出片356と当接することにより回動フレ
ーム340を上昇位置にて保持するための部材である。
このロック片512は、回動フレーム340の突出部3
56を上方向に案内する傾斜面514を有している。ま
た、前記フック516は、図22(b)に示すように、
ディスクトレイ160が完全に着脱位置に到達した際
に、後述するスイッチアーム520に設けられたフック
534と係合することにより、カムホイール484の回
動を規制し、図22(b)に示した第2位置でロックす
る。
【0130】前記スイッチアーム520は、樹脂によっ
て成形されており、図26に示すように、カムホイール
484を前記第2の位置でロックするため、前記カムホ
イール484のフック516と係合するフック534を
有する第1アーム522と、後述するディスクトレイ開
スイッチ424を押圧するための第2アーム524と、
前記第1アーム522及び第2アーム524を結合する
基部526と、該基部526から下方へと延出し、該ス
イッチアーム520をローディングシャーシ120へと
取り付けるための2本の脚部528とを有している。
【0131】前記第1アーム522は、図26に示すよ
うに、前記カムホイール484のフック516と係合す
るフック534をその先端に有している。また、該フッ
ク534の上方には、前記ディスクトレイ160がディ
スク再生位置に位置する際に、前記ディスクトレイ16
0の裏面の第1リブ186によって押圧される傾斜面5
36が設けられており、該傾斜面536が前記第1リブ
186によって押圧されることにより、第1アーム52
2のフック534によるカムホイール484のロックが
解除されるようになっている。また、前記第1アーム5
22の前部は、前記ローディングシャーシ120の内壁
面に当接しており(図22参照)、後方にのみ弾性変形
可能となっている。
【0132】前記第2アーム524は、図26(b)及
び(c)に示すように、ローディングシャーシ120に
設けられたディスクトレイ開スイッチ424を押圧する
ためのスイッチ押圧ロッド530をその先端に有してい
る。また、該スイッチ押圧ロッド530の上面には、傾
斜面532が設けられている。この傾斜面532によっ
て、ディスクトレイ160が着脱位置に位置した際に、
前記ディスクトレイ160の底面に設けられた第1リブ
186が、前記スイッチ押圧ロッド530の上方へ位置
するようになっており、それによってスイッチ押圧ロッ
ド530が下方へ押圧され、ディスクトレイ開スイッチ
424の押圧がなされるようになっている。
【0133】なお、前記第1アーム522の後方及び第
2アーム524の下方には、各アームの過度な弾性変形
を防止するため、金属製の板ばね等を設けることが好ま
しい。
【0134】次に、ディスク装置1Aの動作について説
明する。
【0135】ディスク装置1Aの非使用時には、空のデ
ィスクトレイ160は、ディスク再生位置にあり(図4
(b)参照)、ケーシング360内に収納されている。
このとき、ディスクトレイ160は、前記ローディング
シャーシ120によって図4(b)に示すように、その
前方部分のみが支持されるようになっている。この状態
では、フィードシャーシ220は上昇位置にあり、また
カムホイール484は図22(a)及び図23(a)に
示す第1位置にあり、回動フレームに設けられた第1ガ
イドピン346はカムホイール484のカム溝500の
上溝502に位置している。また、カムホイール484
のロック片512は、上昇位置にある回動フレーム34
0の突出片356の下側に位置しており、カムホイール
484の規制ピン508は、ディスクトレイ160の第
3規制溝182(図16(a)参照)に位置している。
一方、ローディング・カム機構460のドライブギア4
76は、ディスクトレイ160の底面に設けられたラッ
クギア196と離間した状態で位置しており、該ラック
ギア196と噛合していない。
【0136】この状態でイジェクト操作を行なうと、ロ
ーディングモータ462が図22(a)中時計方向に回
転し、減速機構を介してカムホイール484も同様に時
計方向に回転する。また、このとき、ドライブギア47
6は、反時計方向に回転する。そして、このカムホイー
ル484の時計方向への回転に伴い、回動フレーム34
0が下降し、ディスクトレイ160が前方へと移動す
る。
【0137】より詳しくは、カムホイール484の時計
方向への回転によって回動フレーム340の突出片35
6の下側からロック片512が外れ、回動フレーム34
0が下降可能な状態になる。そして、第1ガイドピン3
46は、上溝502、傾斜溝504、下溝504の順に
案内され、図23(b)に示すように、下溝504へと
移動する。それによって回動フレーム340及びフィー
ドシャーシ220が下降位置へと移動する。
【0138】また、カムホイール484のカム部486
に設けられた規制ピン508は、カムホイール484の
時計方向の回転によって、ディスクトレイ160の底面
(図16(a)参照)に設けられた第3規制溝182か
ら第2規制溝180へと移動し、この第2規制溝180
の中を移動する。この規制ピン508の第2規制溝18
0中の移動により、ディスクトレイ160は前方へ押し
出される。このディスクトレイ160の前方への移動に
より、ディスクトレイ160底面のラックギア312
が、ローディング・カム機構460のドライブギア47
6の中ギア480と噛合し、ディスクトレイ160は、
再生位置から着脱位置へと移動する。そして、ディスク
トレイ160が着脱位置に到達すると、ディスクトレイ
160の底面に設けられた第1リブ186によってスイ
ッチアーム520のスイッチ押圧ロッド530上部が押
圧され、ディスクトレイ開スイッチ424が押圧されて
OFFとなる。これにより、ローディングモータ462
の駆動が停止する。
【0139】また、その際、カムホイール484は、図
22(b)に示すように、フック534によって第2位
置で固定される。なお、カムホイール484が第2位置
に到達した際には、ドライブギア476の小ギア482
とカムホイール484のギア部492とが離間し、噛合
しない状態となる。
【0140】一方、フロントベゼル390の開口396
から引き出されたディスクトレイ160のディスク載置
部162にディスク100を載置し、ローディング操作
を行なうと、ローディングモータ462が前記と逆方向
(図22(b)中反時計方向)に回転し、減速機構を介
してドライブギア476が図8(b)中時計方向に回転
する。これに伴い、ディスクトレイ160が後方(ディ
スク装置1Aの奥側)へと移動し、前記ディスク再生位
置まで移動する。これにより、ディスクトレイ160に
位置決めされた状態で載置されたディスク100も、ケ
ーシング360内のディスク再生位置へ搬送される。
【0141】ディスクトレイ160のローディング中、
すなわち後方への移動中は、ドライブギア476の中ギ
ア480はディスクトレイ160底面のラックギア19
6と係合しており、このドライブギア476の中ギア4
80によってディスクトレイ160が後方へと搬送され
る。
【0142】ディスクトレイ160がディスク再生位置
に接近すると、ディスクトレイ160の底面に形成され
た第2リブ188がスイッチアーム520のフック53
4に設けられた傾斜面536(図26参照)を後方へ押
圧する。この動作により、フック534によるカムホイ
ール484のロックが解除され、カムホイール484は
回動可能な状態になる。そして、カムホイール484の
規制ピン508がディスクトレイ160の裏面に設けら
れた第1規制溝178(図16(a)参照)に到達する
と、この規制ピン508は、第1規制溝178、第2規
制溝180の順にに案内され、カムホイール484は、
反時計方向に回転する。この回転により、カムホイール
484のギア部492は、ドライブギア476の小ギア
482と噛合するようになる。
【0143】カムホイール484のギア部492がドラ
イブギア476の小ギア482と噛合すると、カムホイ
ール484はドライブギア476に連動し、第2位置か
ら第1位置に向かって回転する。そして、この回転に伴
い、第1ガイドピン346がカム溝500に沿って移動
し、前記回動フレーム340及びフィードシャーシ22
0は、カム溝500に案内されて上昇位置に達し、カム
ホイール484のロック片512が回動フレーム340
の突出片356の下部に移動する。この時、カムホイー
ル484のピン44は、第3規制溝182中を移動す
る。これにより回動フレーム340は、上昇位置にてロ
ックされる。
【0144】また、カムホイール484が第1位置に到
達すると、カムホイール484のギア部492の端面4
94に設けられたスイッチ突起496がディスクトレイ
閉スイッチ426を押圧するようになっており、このデ
ィスクトレイ閉スイッチ426の操作によってローディ
ングモータ462の駆動が停止するようになっている。
なお、カムホイール484の規制ピン508が第2規制
溝180に到達すると、ドライブギア476の中ギア4
80は、ディスクトレイ160のラックギア196から
離脱し、ラックギア196に噛合しなくなり、ディスク
トレイ160は停止する。
【0145】また、ディスクトレイ160がディスク再
生位置に接近すると、図17(a)に示すように、フィ
ードシャーシ220の後方に設けられた案内バネ236
によりディスクトレイ160の後端が上方に案内され、
ディスクトレイ160がディスク再生位置に到達する
と、ディスクトレイ160の後端に設けられた係合部1
92がアウターカバー362の被係合部374に当接
し、図17(b)に示すように、ディスクトレイ160
の後端の上下方向の支持及び位置決めがなされる。
【0146】そして、ディスク再生位置に到達したディ
スク100の中心孔102に、前記カムホイール484
によって上昇位置に到達したフィードシャーシ220の
ターンテーブル280のセンターハブ282が係合す
る。そして、アウターカバー362に設けられたディス
ククランパ376がターンテーブル280の永久磁石2
84に吸着され、それらの間にディスク100が挟持さ
れる。
【0147】この状態で再生スイッチなどが操作される
と、スピンドルモータ240の回転とともにターンテー
ブル280も回転する。その回転に伴って、ディスク1
00も回転し、ディスク100の再生またはディスク1
00への書き込みが行われる。また、ディスク100の
再生が終了あるいは中止してディスク100を取り出す
場合には、所定のスイッチなどを操作してディスク10
0のイジェクト(アンローディング)が行われる。この
イジェクトの動作の際には以上の動作が逆の順序で行わ
れる。
【0148】最後に、本発明のディスク装置1Aの組立
て方法について詳述する。
【0149】1:ボトムカバー380に、フィードシャ
ーシ支持部材400R・Lを取り付ける。この際、フィ
ードシャーシ支持部材400R・Lとボトムカバー38
0とは、両者に設けられた係合突起408や取付け部3
86の嵌合により結合され、相互にほぼ移動不能な状態
となる。
【0150】2:ボトムカバー380に回路基板200
を載置する。より詳しくは、まずフィードシャーシ支持
部材400Rの案内突条404Rに回路基板200の案
内凹部202Rを係合させる。次に、その係合部を回転
軸としてこの回路基板200を回転させ、フィードシャ
ーシ支持部材400R・L上に載置する。この際、フィ
ードシャーシ支持部材400Lの案内突条404Lに回
路基板の案内凹部202Lを係合させ、案内させること
により、回路基板200をフィードシャーシ支持部材4
00R・L上に容易に載置することができるようになっ
ている。さらに、回路基板200をフィードシャーシ支
持部材400L側へスライドさせることにより回路基板
200の左側の端部をフィードシャーシ支持部材400
Lの係合凹部406に係合させ(図5(c)参照)、回
路基板200の端部が、フィードシャーシ支持部材40
0Lに設けられた係合凹部406によって位置決めされ
た後に、回路基板200を回路基板200に設けられた
2箇所の回路基板固定部388にネジによって固定す
る。
【0151】3:回路基板200にFFC430によっ
て接続された操作スイッチ用基板420をローディング
シャーシ120の底面に取り付け、ローディングシャー
シ120をボトムカバー380に固定する。その際、ロ
ーディングシャーシ120の左右の壁面に設けられた係
合突起144と、ボトムカバー380に設けられた係合
孔384とを係合させることによって、ローディングシ
ャーシ120は、ボトムカバー380に相互にほぼ移動
不能な状態で固定される。
【0152】4:スピンドルモータ240に取り付けら
れたFFC246を回路基板200に設けられたFFC
コネクタへ、回路基板200に設けられたFFC204
をフィードシャーシ220に設けられた光ピックアップ
250のFFCコネクタ272へと取り付ける。
【0153】5:ローディングシャーシ120に取り付
けられた回動フレーム340に設けられた突部354及
びフィードシャーシ支持部材400R・Lに設けられた
突部402に、フィードシャーシ220をベースプレー
ト222の切り欠き234に予め取り付けられた弾性部
材540を介して取付け、これらの弾性部材540をマ
ウントネジ235によってフィードシャーシ支持部材4
00R・L及び回動フレーム340に取り付ける。
【0154】6:ローディングシャーシ120にディス
クトレイ160を取り付ける。この際、ディスクトレイ
160の段部166と、ローディングシャーシ120の
上面支持部材136とを係合させるとともに、ローディ
ングシャーシ120のガイド突起138をディスクトレ
イ160のガイド溝174の上に位置させ、ディスクト
レイ160を後方にスライドさせる。
【0155】7:アウターカバー362をボトムカバー
380に取付けた後に、このケーシング360を上下反
転させ、ボトムカバー380側からネジによって前記操
作スイッチ用基板420及びアウターカバー362をボ
トムカバー380に取り付ける。
【0156】8:フロントベゼル390をケーシング3
60の前面に取付け、ディスクトレイカバー398をデ
ィスクトレイ160に取り付ける。
【0157】以上のように組立てることにより、ディス
ク装置1Aの内部構造をなすフィードシャーシ支持部材
400R・L、回路基板200、操作スイッチ用基板4
20、ローディングシャーシ120、フィードシャーシ
220及びディスクトレイ160がすべてボトムカバー
380に対して固定され、ケーシング360を上下反転
した際にそれぞれの部品がボトムカバー380から外れ
ないようになっているとともに、フィードシャーシ22
0を除くすべての部品がボトムカバー380に対して係
合やネジ結合によって固定できるようになっている。そ
して、このような構造を用いることにより、ボトムカバ
ー380に対する部品の取付け作業が容易になってい
る。
【0158】また、ケーシング360を一度上下反転さ
せ、ネジ止めする一工程により、回路基板200、ロー
ディングシャーシ120等の部品とアウターカバー36
2のすべてをボトムカバー380に固定することがで
き、ケーシング360を何度も上下反転させることなく
すべての部品の組み付けをすることが可能となっている
ため、組立作業が容易になっている。
【0159】以上、本発明のディスク装置1Aの構造を
説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるも
のではなく、種々の改良や改変が可能である。また、本
発明は、CD−ROMドライブ、DVDドライブなどの
光ディスク装置以外の他のディスク装置に応用できるこ
とは言うまでもない。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構造であるとともに、回路基板を容易に固定する
ことが可能な構造を有するディスク装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のディスク装置の全体構成を示
す斜視図である。
【図2】図2は、本発明のディスク装置の全体構成を示
す分解斜視図である。
【図3】図3は、ケーシングのアウターカバーを取り除
いたディスク装置の平面図である。
【図4】図4は、図3に示されたディスク装置の右側か
らの側面図であり、図4(a)は、ディスクトレイがデ
ィスク着脱位置にあり、フィードシャーシが下降位置に
ある状態を示した図であり、図4(b)は、ディスクト
レイが再生位置にあり、フィードシャーシが上昇位置に
ある状態を示した図である。
【図5】図5(a)及び(b)は、それぞれ、ボトムカ
バー及び該ボトムカバーに取り付けられたフィードシャ
ーシ支持部材の上面図、後面図であり、図5(c)は、
フィードシャーシ支持部材400Lの前面図である。
【図6】図6(a)及び(b)は、アウターカバーの底
面図及び前面図でる。
【図7】図7は、ディスクを載置したディスクトレイが
着脱位置と再生位置を移動する際のディスク、ディスク
トレイ、ケーシング及び該ケーシングに設けられたディ
スクストッパの位置関係が模式的に示された側面図であ
り、図7(a)は、ディスクトレイの移動時における各
部材の位置関係を示しており、図7(b)は、ディスク
トレイが再生位置にある時の各部材の位置関係を示して
おり、図7(c)は、ディスクトレイのディスク載置位
置からディスクが離脱した際の各部材の位置関係を示し
ており、図7(d)は、ディスクストッパが設けられて
いない構造において、図7(c)と同様にディスクが離
脱した際の各部材の位置関係を示したものである。
【図8】図8は、フィードシャーシ支持部材及び該フィ
ードシャーシ支持部材が取り付けられるボトムカバーの
取付け部の斜視図であり、図8(a)は、フィードシャ
ーシ支持部材400Rを示しており、図8(b)は、フ
ィードシャーシ支持部材400Lを示している。
【図9】図9は、メイン回路基板の上面図である。
【図10】図10は、操作スイッチ用基板の斜視図であ
る。
【図11】図11は、メイン回路基板に取り付けられた
FFCに対し、FFC挟持部材を取り付けた様子を示し
た図であり、図11(a)は、その側面図、図11
(b)は、その斜視図である。
【図12】図12(a)ないし(e)は、それぞれ、F
FC挟持部材の上面図、前面図、後面図、側面図、底面
図である。
【図13】図13(a)及び(b)は、ローディングシ
ャーシの上面図及び底面図である。
【図14】図14(a)ないし(c)は、それぞれ、回
動フレームの上面図、前面図、左側からの側面図であ
る。
【図15】図15(a)ないし(c)は、それぞれ、デ
ィスクトレイの上面図、側面図、A−A´線断面図であ
る。
【図16】図16(a)及び(b)は、それぞれ、ディ
スクトレイの底面図及び後面図である。
【図17】図17は、ディスクトレイに設けられた後端
支持部の係合部と、ケーシングに設けられた被係合部と
がディスクトレイの移動によって係合する様子を模式的
に示した側面図であり、図17(a)は、前記係合部と
被係合部とが係合する直前の様子が示されており、図1
7(b)は、前記係合部と被係合部とが係合している様
子が示されている。
【図18】図18(a)及び(b)は、それぞれ、フィ
ードシャーシの上面図及び右側からの側面図である。
【図19】図19(a)は、フィードシャーシの底面図
であり、図19(b)は、フィードシャーシに設けられ
た光ピックアップ移動機構の上面図である。
【図20】図20は、光ピックアップ移動機構のガイド
レールと、該ガイドレールに係合するガイドレール係合
部の係合の様子を示した側面図である。
【図21】図21(a)ないし(c)は、それぞれ、フ
ィードシャーシに設けられる弾性部材の斜視図、上面
図、側面図である。
【図22】図22(a)及び(b)は、ローディングシ
ャーシにローディング・カム機構を設けた状態の上面図
であり、図22(a)は、カムホイールが第1位置に位
置した状態をしており、図22(b)は、カムホイール
が第2位置に位置した状態を示している。
【図23】図23は、ローディング・カム機構に用いら
れる第1プーリ、第2プーリ、ベルト、ドライブギア及び
カムホイールの位置関係を示す斜視図であり、図23
(a)は、カムホイールが第1位置に位置した状態を示
しており、図23(b)は、カムホイールが第2位置に
位置した状態を示している。
【図24】図24(a)及び(b)は、それぞれ、ロー
ディング・カム機構に用いられる第2プーリの側面図、
ドライブギアの側面図である。
【図25】図25(a)及び(b)は、それぞれ、カム
ホイールの上面図、同ギア部側からの側面図である。
【図26】図26(a)ないし(c)は、それぞれ、ス
イッチアームの上面図、フック側からの側面図、後面図
である。
【図27】図27は、従来のディスク装置の全体構成を
示す斜視図である。
【図28】図28は、従来のディスク装置の全体構成を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1A ディスク装置(本発明) 1B ディスク装置(従来構造) 3 ディスク 5 ディスクトレイ 10 ケーシング 10a ボトムカバー 10b アウターカバー 11 プリント回路基板 11a 挿通孔 11b 挿通孔 30 光ピックアップ 40 シャーシ 40a 底部 41 開口 42 機構ユニット 45b スレッドモータ 45c FFC 45d コネクタ 45e コネクタ 46 ターンテーブル 100 ディスク 102 中心孔 120 ローディングシャーシ 122 底部 124 回動フレーム収納スペース 126 内壁面 128 側面 130 軸受け部 132 上下案内溝 134 収納部 136 上面支持部材 138 ガイド突起 140 スイッチ孔 142 壁部 144 係合突起 160 ディスクトレイ 162 ディスク載置部 164 開口 166 段部 168 ディスク保持片 170 支持端 172 ディスクトレイ排出位置規制突起 174 ガイド溝 176 規制溝 178 第1規制溝 180 第2規制溝 182 第3規制溝 184 開放端部 186 第1リブ 188 第2リブ 190 後部支持部 192 係合部 194 弾性部 196 ラックギア 200 メイン回路基板 202 案内凹部 204 FFC 206 FFC差込部 208 離脱防止孔 210 孔部 220 フィードシャーシ 222 ベースプレート 224 前方張り出し部 226 右側張り出し部 228 左側張り出し部 230 後方張り出し部 232 開口 234 切り欠き 235 マウントネジ 236 案内バネ 238 ウエイト 240 スピンドルモータ 242 回転軸 246 FFC 250 光ピックアップ 252 ピックアップベース 254 アクチュエータベース 256 ダンパーベース 258 サスペンションバネ 260 レンズホルダ 262 対物レンズ 264 光ピックアップ載置部 266 ガイドロッド軸受け部 268 ガイドレール係合部 270 係合突起部 272 FFCコネクタ 274 光ピックアップ移動機構 280 ターンテーブル 282 センターハブ 284 永久磁石 286 パッド 300 スレッドモータ 302 回転軸 304 ギアA 306 ギアB 308 ギアC 310 スライダ 312 ラックギア 314 ガイドロッド 316 ガイドレール 318 ネジ 320 ウエイト 340 回動フレーム 342 アーム 344 連結部 346 第1ガイドピン 348 第2ガイドピン 350 押圧部材 352 フィードシャーシ支持部 354 突部 356 突出片 358 軸 360 ケーシング 362 アウターカバー 364 天板部 366 右側板部 368 左側板部 370 後板部 372 ディスクストッパ 374 被係合部 376 ディスククランパ 378 突起部 380 ボトムカバー 382 折り曲げ片 384 係合孔 386 取付け部 388 回路基板固定部 390 フロントベゼル 392 イジェクトボタン 394 挿入孔 396 開口 398 ディスクトレイカバー 400 フィードシャーシ支持部材 402 突部 404 案内突条 406 係合凹部 408 係合突起 420 操作スイッチ用基板 422 ディスクトレイ開閉スイッチ 424 ディスクトレイ開スイッチ 426 ディスクトレイ閉スイッチ 428 イジェクトスイッチ 430 FFC 440 FFC挟持部材 442 上部片 444 下部片 446 連結部 448 透孔 450 離脱防止突起 460 ローディング・カム機構 462 ローディングモータ 464 回転軸 466 第1プーリ 468 第2プーリ 470 プーリ部 472 ギア部 474 ベルト 476 ドライブギア 478 大ギア 480 中ギア 482 小ギア 484 カムホイール 486 カム部 488 カムホイール回転軸 490 カム外周面 492 ギア部 494 端面 496 スイッチ突起 498 傾斜面 500 カム溝 502 上溝 504 下溝 506 傾斜溝 508 規制ピン 510 ロックアーム部 512 ロック片 514 傾斜面 516 フック 518 押圧溝 520 スイッチアーム 522 第1アーム 524 第2アーム 526 基部 528 脚部 530 スイッチ押圧ロッド 532 傾斜面 534 フック 536 傾斜面 540 弾性部材 542 中心孔 544 凹溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載置可能に構成され、該ディ
    スクをディスク着脱位置とディスク再生位置との間で前
    後に移動するディスクトレイと、前記ディスクトレイの
    移動の際、該ディスクトレイを支持及び案内するローデ
    ィングシャーシと、 ディスクを回転させるターンテーブルや光ディスクを少
    なくとも再生するためのピックアップなどが設けられ、
    回動軸を中心に該回動軸より前方の前記ターンテーブル
    や光ピックアップなどが設けられた部分が下降位置と上
    昇位置との間で変位するようになっているフィードシャ
    ーシと、 前記フィードシャーシに設けられた前記ターンテーブル
    や光ピックアップなどの制御を行うメイン回路基板と、 これらを収納するボトムカバーとアウターカバーとから
    成るケーシングと、を有するディスク装置において、 前記フィードシャーシは、前記ケーシングのボトムカバ
    ーの左右両側に設けられた一対のフィードシャーシ支持
    部材により回動可能に支持されており、少なくとも前記
    メイン回路基板の一端が、前記フィードシャーシ支持部
    材に支持されていることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ローディングシャーシは前記ディス
    ク装置の前方部分に、また前記メイン回路基板は前記デ
    ィスク装置の後方部分に、それぞれ機構的に分離した状
    態で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のフィードシャーシ支持部材の
    うちの少なくとも一方に、前記メイン回路基板を位置決
    めするための位置決め手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め手段は、前記メイン回路基
    板の左右いずれかの縁部に設けられた切り欠きと、前記
    メイン回路基板の切り欠きが設けられた側を支持するフ
    ィードシャーシ支持部材に設けられ、前記切り欠きと係
    合する突部とを有することを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記フィードシャーシ支持部材の少なく
    とも一方に、前記メイン回路基板が嵌合する凹部が設け
    られていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記メイン回路基板は、前記メイン回路
    基板のほぼ対角線上に位置するように設けられた2個所
    の***した回路基板固定部に基板側からネジ止めされる
    ことにより、前記ボトムカバーに固定されるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
    記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記2個所の回路基板固定部のうちの一
    方は、電源の近傍に設けられ、ケーシングを介してアー
    スをとるようになっていることを特徴とする請求項6に
    記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記メイン回路基板の下面には、発熱性
    のICが設けられており、前記ボトムカバーの前記IC
    に対応する位置には、ケーシングを介して前記ICの放
    熱をするための放熱シートが設けられていることを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載のディスク装
    置。
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