JP2010264306A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010264306A
JP2010264306A JP2010191750A JP2010191750A JP2010264306A JP 2010264306 A JP2010264306 A JP 2010264306A JP 2010191750 A JP2010191750 A JP 2010191750A JP 2010191750 A JP2010191750 A JP 2010191750A JP 2010264306 A JP2010264306 A JP 2010264306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
temperature
drying
dehumidifying
drying operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010191750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4948632B2 (ja
Inventor
Naoki Kitayama
直樹 北山
Nobuo Komoto
伸央 甲元
Tamotsu Kawamura
保 川村
Akishi Kimura
陽史 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2010191750A priority Critical patent/JP4948632B2/ja
Publication of JP2010264306A publication Critical patent/JP2010264306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4948632B2 publication Critical patent/JP4948632B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】 一回使用した除湿用冷却水を回収して繰り返し使用可能とした節水型の洗濯乾燥機において、洗濯物の乾き具合の判断の正確性を向上し、乾燥不足や乾燥過剰を防止することができる洗濯乾燥機を提供することにある。
【解決手段】 通風路内に配設され、外槽から吐き出されてヒータにより再び加熱されるまでの途中の空気の温度を検出する排気温度検知手段と、除湿部において除湿に使用された後の水の温度を検知する除湿水温度検知手段と、乾燥運転時に除湿部に供給する冷却水を中水と水道水とで切り替えるべく除湿用中水供給手段及び除湿用水道水供給手段を制御する冷却水切替制御手段と、排気温度検知手段による排気温度と除湿水温度検知手段による除湿水温度とに基づいて内槽内の洗濯物の乾き具合を判断する手段であって、冷却水切替制御手段による冷却水の切替えに連動して洗濯物の乾き具合を判断する方法を切り替える乾燥運転制御手段と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、衣類を洗濯した後に乾燥する洗濯乾燥機に関する。
ドラム式洗濯乾燥機等の洗濯乾燥機では、洗濯物を収容した外槽内の空気を吸引し、この空気を除湿した後にヒータで加熱して外槽内に戻す。このように外槽を含む通風路内に空気流を生成するためにファンが用いられる。例えば特許文献1に記載のドラム式洗濯乾燥機では、乾燥用のファンとして一般にシロッコファンと呼ばれる一種の遠心型ファンが利用されている。同文献の図5に示されているように、シロッコファンは、上面視円弧形状である翼体が所定角度間隔離して円環状に多数配置されたインペラを有しており、回転軸と同方向から吸い込んだ空気を回転軸に略直交する方向に吐き出すものである。
シロッコファンはもともと比較的大きな風量が得られるものである。しかしながら、洗濯乾燥機の内部の各部材の配置の都合上、例えば通風路の折れ曲がりが多くなる場合やファンからの空気吐出口の直近にヒータを配置する場合には通風路の流路抵抗が大きくなり、風量を大きくすることが難しくなる。洗濯乾燥機では、乾燥運転時に十分な風量が確保できないと、乾燥運転に時間が掛かる、乾燥不足が発生する、等の問題がある。風量を増加させるためには、シロッコファンの各翼体の幅を広げることが有効である。しかしながら、その場合には風切り音が大きくなり、特に吸音材などで吸収することが難しい低周波域の騒音が増大して静粛性を保つのが困難になる。こうしたことから、洗濯乾燥機や乾燥機においては、乾燥のために十分な風量を確保しながら騒音を抑制できるようなファン構造が強く要望されている。
また、一般に洗濯乾燥機では、外槽から吐き出された湿った空気を除湿するために水が使用される、つまり水冷式の除湿を行うため、乾燥時に水道水を連続的又は間欠的に流す必要がある。近年、洗濯乾燥機では節水性が非常に重要視されており、例えば特許文献2に記載のドラム式洗濯乾燥機では、乾燥運転の際に使用された冷却水等を回収して貯留しておく貯水タンクを外槽の下方空間に配置し、この貯留水を次の洗濯の際の洗いやすすぎに利用できるようにしている。このように一旦使用された水を再使用する構成とすれば、かなりの節水効果が期待できる。
もちろん、貯水タンクに回収した水を乾燥運転時の除湿用冷却水として利用することも可能であるから、そうすれば乾燥運転時に水道水を使用する必要がなくなる、或いは使用したとしてもその使用量をかなり抑えることができる。しかしながら、一旦除湿に利用した水を回収して除湿に繰り返し使用する場合には次のような問題がある。
例えば特許文献3に記載のように、従来のドラム式洗濯乾燥機では乾燥運転時に、ドラム内で洗濯物と熱交換を行った後の排気の温度と除湿に利用された後の冷却水の温度とをそれぞれ検知してその温度差に基づいて洗濯物の乾き具合を判断し、これによって乾燥運転の終了の制御を実行している。ドラム内の洗濯物が或る程度乾いてくると、外槽内に供給された加熱空気から奪われる熱量が減少するため排気温度は徐々に上昇し始め、逆に、冷却水に与えられる熱量は減少するため冷却水の温度は徐々に下がり始める。これにより、両温度の差が徐々に拡大するため、上述のように温度差に基づいた乾燥終了の検知が可能である。
しかしながら、除湿用冷却水として水道水を用いる場合には、供給される冷却水の温度はほぼ一定であるという前提の下で上記のような制御が可能であるが、除湿用冷却水を回収して繰り返し使用する場合、乾燥運転の時間経過に伴って冷却水に供給される熱量は加算されるため、上記のような供給される冷却水の温度がほぼ一定であるという前提が成り立たない。そのため、従来のような方法により洗濯物の乾き具合の判断を行うと、乾き具合のばらつきが大きくなり、洗濯物が十分に乾燥しない状態で乾燥を終了してしまったり逆に乾燥し過ぎになって洗濯物の布傷みの原因となったりする場合がある。
特開2003−290588号公報 特許第2650339号公報 特開2003−290586号公報
本発明の目的は、一回使用した除湿用冷却水を回収して繰り返し使用可能とした節水型の洗濯乾燥機において、洗濯物の乾き具合の判断の正確性を向上し、乾燥不足や乾燥過剰を防止することができる洗濯乾燥機を提供することにある。
上記目的を達成するために成された本発明は、外槽の内部に回転自在に設けられ、内部に洗濯物が収容される内槽と、前記外槽に両端が接続された通風路と、該通風路内に配設された、空気流を生起するための送風ファン、外槽内に送る空気を加熱するヒータ、及び外槽から吐き出された湿った空気を除湿する除湿部と、洗濯に使用した及び/又は乾燥の除湿に使用した水を回収して中水として貯留する貯留部と、該貯留部に貯留された中水を前記除湿部に供給する除湿用中水供給手段と、外部から供給された水道水を前記除湿部に供給する除湿用水道水供給手段と、を具備する洗濯乾燥機であって、
前記通風路内に配設され、前記外槽から吐き出されて前記ヒータにより再び加熱されるまでの途中の空気の温度を検出する排気温度検知手段と、
前記除湿部において除湿に使用された後の水の温度を検知する除湿水温度検知手段と、
乾燥運転時に前記除湿部に供給する冷却水を中水と水道水とで切り替えるべく前記除湿用中水供給手段及び除湿用水道水供給手段を制御する冷却水切替制御手段と、
前記排気温度検知手段による排気温度と前記除湿水温度検知手段による除湿水温度とに基づいて内槽内の洗濯物の乾き具合を判断する手段であって、前記冷却水切替制御手段による冷却水の切替えに連動して洗濯物の乾き具合を判断する方法を切り替える乾燥運転制御手段と、
を備えることを特徴としている。
本発明に係る洗濯乾燥機では、乾燥運転時の除湿用冷却水として、乾燥運転の当初から終了まで温度がほぼ一定であるとみなせる水道水、又は乾燥運転の開始から徐々に温度が上昇してゆくと想定される中水、のいずれかを選択することが可能であるが、乾燥運転制御手段は、中水と水道水のいずれが使用されるのかに応じて洗濯物の乾き具合を判断する方法を変更する。これにより、除湿に利用された後の除湿水(本明細書では、除湿に利用された後の冷却水と凝縮により結露して発生した水を併せて除湿水と呼ぶこととする)の温度の状況の影響を受けずに、洗濯物の乾き具合を正確に判断することができ、適切な時点で乾燥運転を終了させることができる。
具体的に本発明に係る洗濯乾燥機では、前記乾燥運転制御手段は、除湿用の冷却水として中水が利用される場合に、前記排気温度と除湿水温度との加算値に基づいて洗濯物の乾き具合を判断して乾燥運転の終了を行う構成とすることができる。
上述のように冷却水として中水が利用される場合には、乾燥運転の開始時から時間が経過するに伴い除湿水の温度が徐々に上昇するから、洗濯物が或る程度乾いた後の排気温度が上昇するような期間(いわゆる減率乾燥期間)では排気温度と除湿水温度との加算値は排気温度自体よりも温度上昇速度が大きくなる。そのため、例えばその値が或る所定値に達したときに十分に洗濯物が乾いたと判断して乾燥運転の終了制御を行う場合に、その終了制御の時間的なばらつきが小さくなる。それにより、乾燥不足や乾燥のし過ぎを防止することができる。
但し、貯留部に貯留されている中水の初期温度がかなり低い場合や周囲温度が低く乾燥運転の時間が経過しても除湿水温度の上昇度合いが比較的遅い場合など特定の状況下では、洗濯物が十分に乾燥した段階でも排気温度と除湿水温度との加算値が所定値に達しない場合が考えられ、乾燥し過ぎになるおそれもある。そこで、前記乾燥運転制御手段は、除湿用の冷却水として中水が利用される場合に、前記排気温度と除湿水温度との加算値に基づいた乾燥運転の終了制御を行うとともに、前記排気温度のみに基づいた乾燥運転の終了制御も並行して実行する構成とするとよい。
この構成によれば、上記のような特定の条件下で、排気温度と除湿水温度との加算値が所定値に達しない場合でも排気温度が別の所定値に達したときに乾燥運転を終了させることで、洗濯物の乾燥し過ぎを防止することができる。さらにまた、乾燥運転時間が異常に長引くことも防止することができる。
また本発明に係る洗濯乾燥機において、前記乾燥運転制御手段は、除湿用の冷却水として水道水が利用される場合に、前記排気温度と除湿水温度との差に基づいて洗濯物の乾き具合を判断して乾燥運転の終了を行う構成とすることができる。
冷却水として水道水が利用される場合には供給される水の温度はほぼ一定とみなせるため、上記減率乾燥期間では除湿部で与えられる熱量がその前の期間(いわゆる恒率乾燥期間)よりも減少して除湿水の温度は下がる傾向にある。したがって、排気温度と除湿水温度との差は排気温度自体よりも温度変化が大きくなる。そのため、例えばその値が或る所定値に達したときに十分に洗濯物が乾いたと判断して乾燥運転の終了制御を行う場合に、その終了制御の時間的なばらつきが小さくなる。それにより、乾燥不足や乾燥のし過ぎを防止することができる。
但し、この場合にも、洗濯物が十分に乾燥した段階でも排気温度と除湿水温度との差が所定値に達しない場合が考えられるから、除湿用の冷却水として中水を利用する場合と同様に、排気温度のみに基づいた乾燥運転の終了制御も並行して実行する構成とするのがよい。
本発明に係る洗濯乾燥機によれば、洗濯や乾燥の除湿に使用した水(中水)を回収してこれを乾燥の除湿に繰り返し使用することが可能な構成において、乾燥の除湿に中水を用いる場合と外部から供給された水道水を使用する場合のいずれが選択された場合でも、内槽に収容された洗濯物の乾き具合を的確に判断して乾燥運転を終了させることができる。それによって、乾燥不足や過剰乾燥による衣類の布傷みなどを防止することができる。
本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図。 本実施例によるドラム式洗濯乾燥機の概略側面縦断面図。 本実施例によるドラム式洗濯乾燥機において乾燥運転に関連する部分の概略構成図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の筐体内部の要部の背面斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機におけるファン/ヒータユニットの外観斜視図(a)及びその上壁面のすぐ下の位置の水平面で切断した状態の内部の斜視図(b)。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機におけるファンの構成要素であるインペラの外観斜視図。 インペラの上面平面図。 インペラの正面平面図。 図8中のA−A’矢視線断面図。 従来型のインペラの形状を示す斜視図。 本発明の一例であるインペラの形状を示す斜視図。 本発明の一例であるインペラの形状を示す斜視図。 本発明の一例であるインペラの形状を示す斜視図。 本発明の一例であるインペラの形状を示す斜視図。 本発明の一例であるインペラの形状を示す斜視図。 本発明の一例であるインペラの形状を示す斜視図。 本発明の一例による各インペラの特徴的な形状の相違と騒音及び風量の実測値とを示す図。 吐出口をファン室から見た平面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機における要部の電気系構成図。 乾燥運転時の中水除湿と水道水除湿の切替え制御のフローチャート。 除湿用冷却水として水道水を利用した場合の乾燥運転時の温度変化を示す図。 除湿用冷却水として水道水を利用した場合の乾燥運転時の温度変化を示す図。 除湿用冷却水として中水を利用した場合の乾燥運転時の温度変化を示す図。 除湿用冷却水として中水を利用した場合の乾燥運転時の温度変化を示す図。
以下、本発明に係る洗濯乾燥機及び乾燥機の一実施例であるドラム式洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。図1は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の概略側面縦断面図、図3は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥運転に関連する部分の概略構成図、図4は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の筐体内部の要部の背面斜視図である。
本ドラム式洗濯乾燥機の外形を成す筐体1は全体として略箱形状である。筐体1の前面1aは、上部から中央部にかけて緩やかに湾曲しつつやや斜め上方を向く形状になっており、そこに略円形状の衣類投入口1bが形成され、衣類投入口1bは内部を透視可能である横開き式のドア2で以て開閉可能である。また、前面1aの上部つまり衣類投入口1bの上には、左右に細長く、各種操作キーや表示器が配置された操作パネル5が設けられ、その左側には前方に引き出し式の洗剤容器6が設置され、右側には同じく引き出し式の乾燥フィルタ容器7が設置されている。
筐体1の上面1cには一端が水道栓に接続される給水ホースの他端が接続される給水ホース接続口3が配置され、その右隣には一端が浴槽内の風呂水に浸漬される風呂水ホースの他端が接続される風呂水ホース接続口4が配置されている。給水ホース接続口3は後述する給水バルブ21aの入水口を直接上面に露出させることで形成されており、風呂水ホース接続口4は風呂水ポンプ22の入水口を直接上面に露出させることで形成されている。
図2に示すように、筐体1の内部には、周面が略円筒形状の外槽10が左右両下側方を支持するダンパ11と上部を牽引する図示しないばねとにより適度に揺動自在に保持されている。外槽10の前面には筐体1の衣類投入口1bに相対して円形状に開口した外槽前面開口10aが形成され、この外槽前面開口10aの周縁部と衣類投入口1bの周縁部とはゴムなどの弾性体から成る扁平円筒形状のパッキン12によって連結されている。
外槽10の内部には、洗濯物を収容するための周面略円筒形状のドラム13が前後方向に延伸し且つ前上がりに傾斜して設けられた主軸14により軸支されている。ドラム13の前端面には大きく開口したドラム前面開口13aが形成されており、ドア2が開放されると、前方斜め上から外槽前面開口10aとこのドラム前面開口13aとを通して、ドラム13内部が覗き込めるようになっている。ここでは、ドラム13の中心軸線Cつまり主軸14の中心軸線の傾斜角度θは水平線に対して約15°に定められているが、これは一例であり、傾斜角度θは例えば10〜30°程度の適度な角度に設定される。
主軸14の前端はドラム13の後面に強固に固定され、外槽10の後面部に装着された軸受固定部材15の軸受16により回転自在に支承されている。外槽10の後方側に突出した主軸14の端部には、アウタロータ型のモータ(ドラムモータ)17のロータ172が取り付けられ、一方、軸受固定部材15にはモータ17のステータ171が固定されている。永久磁石を含むロータ172は巻線を含むステータ171の外周側を取り囲むように配置されており、ステータ171に駆動電流が供給されるとロータ172は回転し、主軸14を介してロータ172と同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
筐体1内の上部空間には、給水バルブ21a、冷却水バルブ21b、風呂水給水用の風呂水ポンプ22、注水口部23等を含む給水ユニット20が配設されている。この給水バルブ21aの上方に指向した入水口が上記給水ホース接続口3であり、風呂水ポンプ22の上方に指向した入水口が上記風呂水ホース接続口4である。洗剤容器6を引き出し自在に内装する注水口部23は給水バルブ21aの前方に配置され、給水バルブ21aや風呂水ポンプ22を経て注水口部23に供給された水は主として洗剤容器6の内部を通り、注水口部23の底部に接続された注水管24を通して外槽10の後部に設けられた注水口25から外槽10内へと供給される。
上述したように給水が行われて外槽10に貯留した水は通水穴13bを通してドラム13内へと流入する。また、ドラム13の高速回転による脱水時にドラム13内で洗濯物から吐き出された水は通水穴13bを通して外槽10側へ飛散する。外槽10の底部後方には排水口26が設けられ、排水口26は排水バルブ27の流入口に接続されており、この排水バルブ27が開放されると外槽10内に貯留されている水は排水管28を通して機外へと排出される。
一方、排水口26は貯水バルブ41の流入口にも接続されており、排水バルブ27が閉鎖状態であって貯水バルブ41が開放されると外槽10内に貯留されている水は排水管28ではなく、筐体1内で外槽10の下方に設置されている、30リットル程度の容量を有する貯水タンク40に流れ込む。これにより、洗濯に一度使用された水を廃棄せずに貯水タンク40に溜めることができる。貯水タンク40と注水口部23とは環流水路43により接続され、その途中には中水ポンプ42と給水環流バルブ44とが設けられている。
このドラム式洗濯乾燥機では、水道水による最終すすぎが実行された後、そのすすぎに使用された水は廃棄されずに貯水タンク40に貯留される。貯水タンク40には貯留水(中水)を浄化するための図示しない浄化装置が付設されており、この浄化装置の作用により雑菌が繁殖するのが抑えられる。次の洗濯の際に中水給水が指定されると、給水実行時に中水ポンプ42が作動され、貯水タンク40に貯留されている中水が吸引されて環流水路43を通して注水口部23に送られ、水道水や風呂水の代わりに洗剤容器6を経て外槽10内に供給される。これにより、洗濯に使用する水の水量を従来よりも大幅に削減することができる。また、この中水は後述するように乾燥時にも利用される。
乾燥運転を行うために、図3及び図4に示すように、外槽10の後面下部には空気排出口31が設けられ、空気排出口31に接続された通風路32は外槽10の後方、右側方及び上方を通って外槽10前面上部に設けられた空気供給口36に接続されている。この通風路32の途中には、前方に引き出し自在である乾燥フィルタ容器7内に収納された乾燥フィルタ7a、ファンモータ34により回転駆動されるインペラ330を含むファン33、及び乾燥用のPTCヒータ35が空気流の流れに沿って配設されている。また、通風路32の直立部の内部はドラム13から吐き出された湿った空気を冷却し、その空気に含まれる水蒸気を凝縮・液化して除去する(つまり除湿する)除湿部32aとなっている。この除湿のために、給水ホース接続口3に供給された水道水が冷却水バルブ21bを介して流れる冷却水ホース29の端部がその上部に接続されている。また、同じく除湿のために、通風路32の直立部には散水孔37aが形成された散水室37が設けられ、環流水路43より分岐された除湿用中水路46により除湿環流バルブ45を通して散水室37に中水が供給され、散水可能な量以上の中水は戻り中水路47を経て貯水タンク40に回収されるようになっている。
而して、乾燥運転時には、ファンモータ34の駆動によりファン33により生起された空気流がPTCヒータ35で加熱された後に、空気供給口36から外槽10内に供給される。その加熱空気はドラム13内部を通過する際に洗濯物と熱交換を行って水分を奪い、空気排出口31を通って通風路32に流れ込む。通風路32の直立部にある除湿部32aには、水道水又は中水である冷却水が連続的又は間欠的に供給されており、水蒸気を多量に含む加熱空気がこの除湿部32aを通過する際に空気中の水蒸気は凝縮して結露する。結露した水は除湿に利用された後の冷却水と共に通風路32の内壁を伝い落ちて外槽10内に流れ、排水口26から出て貯水バルブ41を経て貯水タンク40に回収される。除湿部32aで水蒸気が除かれた乾いた空気は乾燥フィルタ7aを通過し、ファン33を経てPTCヒータ35に戻る、というように循環する。乾燥フィルタ7aを通過する際に空気に混入している糸屑、塵埃、花粉などの異物は除去される。
次に、本実施例のドラム式洗濯乾燥機の特徴の1つであるファン33の構造について詳細に説明する。図5は、ファン33とPTCヒータ35とを一体化したファン/ヒータユニットの外観斜視図(a)及びその上壁面のすぐ下の位置の水平面で切断した状態の内部の斜視図(b)である。扁平形状のケーシング100は下部ケーシング101及び上部ケーシング102の二つの部材を溶着などにより接合することにより形成される。このケーシング100の上壁面には円形状の吸気口104が形成されており、図5では隠れて見えないが、吸気口104の下方でケーシング100の下壁面の下側にはファンモータ34が装着されている。
ケーシング100内部において吸気口104の直下には、下壁面からほぼ垂直上方に突出する回転軸に固着された、全体として円盤形状のインペラ330がファン33の主要部として設けられている。ケーシング100の側壁面はこのインペラ330の外周面との間の間隙に円弧状の送風路105が形成されるように円弧状に形成され、さらにそれに連続してケーシング100内部に円弧状の立壁103が形成されている。その立壁103によりケーシング100内部はファン室107とヒータ室108とに区画され、立壁103の途切れた個所がファン33の吐出口106となっている。
ヒータ室108内には細長い形状のPTCヒータ35が横たわるように配置され、このPTCヒータ35を挟んで吐出口106と反対側にはケーシング100の下壁面に排出口110が形成されている。またヒータ室108内で吐出口106近傍には吐出口106から吐き出される空気流を分散させてPTCヒータ35に流すための整流用リブ109が設けられ、排出口110にもPTCヒータ108で加熱された空気を円滑に下方に流すための整流用リブ111が形成されている。
図18は吐出口106をファン室107から見た平面図である。吐出口106は下側の開口幅が上端側の開口幅よりも広がるように右上部のコーナーが斜め形状に形成されておいる。これにより、整流用リブ109で区画される右方の吐出口106bからさらに右方に広がるように空気が流れ易く、水平方向に細長いPTCヒータ35に対して適切に空気流が分散され、満遍なくPTCヒータ35に当たる。その結果、効率良く空気を加熱することができる。
図6は回転体であるインペラ330の外観斜視図、図7はインペラ330の上面平面図、図8はインペラ330の正面平面図、図9は図8中のA−A’矢視線断面図である。
インペラ330は、略円板状であって中央が上方に膨出した板金製のベース板331と、ドーナツ状板金である固定板332と、ベース板331と固定板332との間に挟持され、等角度間隔(この例では10°)で円環状に配置された複数枚(この例では36枚)の翼体333と、から成る。翼体333はその形状が2種類あり、1つは上面視円弧状である外周側羽根部のみから成る第1翼体334である。また、他の1つは、第1翼体334と同一形状の外周側羽根部335aの内周側縁部からさらに内周側に延出した内周側羽根部335bを持つ第2翼体335である。第2翼体335の内周側羽根部335bの形状は吸気口104に面した側(図7では紙面に垂直な手前側)が底辺である略三角形状であって、且つ第1翼体334と同様に上面視で円弧状であるが、その曲率は外周側羽根部335aの曲率よりも大きくされている。これにより、第2翼体335は全体として上面視略ε形状となっている。
さらに、第2翼体335の内周側羽根部335bの上縁部、つまり吸気口104に面する側の内周側端部はそのインペラ330の回転方向(図7及び図9で時計回り方向)に倒れるように捻られている。これにより、インペラ330が回転する際に内周側羽根部335bで空気の当たる面は緩やかに湾曲した凹面となっている。また、図7に示すように、第2翼体335の内周側羽根部335bの内周端の内接円は吸気口104の内縁よりも内方に突出している。したがって、ケーシング100の真上から吸気口104を見たときに第2翼体335の内周側羽根部335bの一部が露出している。
また、全部で翼体333は36枚であるが、そのうち、第1翼体334は24枚、第2翼体335は12枚であり、インペラ330の回転方向に第1翼体334が2枚連続した後に1枚の第2翼体335が来るような配分で配置されている。即ち、インペラ330の全周に亘って、回転方向に隣接する2枚の第2翼体335の間に2枚の第1翼体334が挟まれるように配置されている。
上記構成のインペラ330が回転駆動されると、特に吸気口104内方側まで突出された第2翼体335の内周側羽根部335bの作用により吸気口104付近の空気は円滑にファン室107内部に吸い込まれ、さらに隣接する2枚の第2翼体335の間に挟まれる2枚の第1翼体334との間にそれぞれ形成される3つの空隙に空気流が振り分けられて外方に送り出される。これにより、第1翼体334のみが円環状に配置された従来構造のインペラに比べて風量を増加させることができる。また、第2翼体335の内周側羽根部335bの形状を略三角形状にすることにより、風切り音が抑えられ低騒音化を図ることができ、さらに内周側羽根部335bの空気当たり面が凹面形状になっていることで空気が一層円滑に流れるため、一層の低騒音化を図ることができる。
本願発明者はインペラにおける第2翼体335の形状や第1翼体334と第2翼体335の枚数等について風量増加と騒音減少の効果を確認する実証実験を行った。図10〜図15はその実験に使用したインペラの形状を示す斜視図であり、そのうち図10は従来型、つまり全ての翼体が上記構成で言うところの第1翼体で構成されたインペラであり、図11〜図15が本発明によるものであっていずれも第1翼体334と第2翼体335とを有している。
図17は、図10〜図15に記載の各インペラの特徴的な形状の相違と騒音及び風量の実測値とを示す図である。なお、実測時のインペラの回転速度は4500rpmである。
図11に示したインペラ330aは第2翼体335の内周側羽根部335bは底辺の長さ(ここでは上面視円弧状である内周側羽根部335bの弦の長さで定義)が10mmである略三角形状のものであり、第1翼体334と第2翼体335の枚数をそれぞれ18枚とし、回転方向に隣接する2枚の第2翼体335の間に1枚の第1翼体334が位置するように配置したものである。なお、内周側羽根部335bは底辺の長さが10mmである場合には、内周側羽根部335bは吸気口104の内方には突出しない(つまりケーシング100を上方から見たときに翼体333は全て隠れる)。
図12に示したインペラ330bは第2翼体335の内周側羽根部335bの形状が略三角形状ではなく、さらに第1翼体334の枚数を24枚、第2翼体335の枚数を12枚とし、回転方向に隣接する2枚の第2翼体335の間に2枚の第1翼体334が位置するように配置したものである。
図13に示したインペラ330cは上記実施例で説明したインペラ330と同一形状であり、第2翼体335の内周側羽根部335bは底辺の長さが18mmである略三角形状のものである。図14に示したインペラ330dは第2翼体335の形状は図13に示したインペラ330cと同じであるが、第1翼体334の枚数を27枚、第2翼体335の枚数を9枚とし、回転方向に隣接する2枚の第2翼体335の間に3枚の第1翼体334が位置するように配置したものである。さらに図15に示したインペラ330eは図13に示したインペラ330cにおいて、第2翼体335の内周側羽根部335bの底辺の長さを30mmに延ばしたものである。なお、内周側羽根部335bの底辺の長さが30mmである場合には、内周側羽根部335bは吸気口104の内方に約20mm突出する。
上記インペラ330a〜330eの騒音及び風量の実測結果を従来型のインペラの実測結果と比べると、同等又はそれ以上の風量を確保しながら騒音を低減できることが分かる。特に上記実施例の構成で採用したインペラ330cやさらに第2翼体335の内周側羽根部335bの底辺の長さを延ばしたインペラ330eでは、風量を10%以上増加させながら騒音も6dB以上低減させることができる。さらに、騒音の音圧低減効果以外に、内周側羽根部335bを持つ第2翼体335を設けることで空気の流れを円滑にすることにより、風切り音の周波数が低周波域から高周波域に移行するという現象が確認される。一般に、吸音材などを用いて吸音を行う場合、同じ音圧であっても高周波域の音は低周波域の音よりも吸音が容易であるという利点がある。そうしたことから、上記インペラ330a〜330eのような各構成を採ることにより、単に騒音の音圧レベルを下げるのみならず、騒音の対策が容易であるという点でも有利である。
なお、第2翼体335の内周側羽根部335bの底辺の長さをさらに延ばすと、より一層の騒音低減と風量増加が可能であり、例えば図16に示すインペラ330fのように、第2翼体335の内周側羽根部335bの内周先端部をリング状に連結するようにしてもよい。これにより、回転時の内周側羽根部335bのぶれがなくなり、特に騒音の低減において一層効果的である。
上述したように本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、特徴的な構成のインペラ330を有するファン33を用いることにより、上述したような折れ曲がりの多い流路抵抗の比較的な大きな通風路32においても十分な風量を確保することができ、乾燥を効率的に行うことができる。また、それに伴う騒音も低減でき、乾燥時の静粛性を高めることができる。
次に、本実施例のドラム式洗濯乾燥機における電気系構成を図19により説明する。本発明における冷却水切替制御手段及び乾燥運転制御手段に相当する制御部50はCPU、ROM、RAM、タイマなどを含むマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROMに格納されている制御プログラムに基づいて、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥の各行程の運転動作を行うための各種の制御を実行する。
制御部50には、操作部52からキー入力信号が与えられるとともに、外槽10内に貯留された水の水位を検知する外槽内水位検知部54、貯水タンク40内の水位を検知する貯水タンク水位検知部55、前述の通風路32内の空気の温度を検出する排気温度センサ(本発明における排気温度検知手段)38、除湿水の温度を検出する除湿水温度センサ(本発明における除湿水温度検知手段)39からそれぞれ検出信号が入力される。また、制御部50には表示部53や負荷駆動部51が接続されており、この負荷駆動部51を介して、ドラムモータ17、ファンモータ34、PTCヒータ35、給水バルブ21a、冷却水バルブ21b、排水バルブ27、貯水バルブ41、中水ポンプ42、給水環流バルブ44、除湿環流バルブ45等の動作を制御する。
図3に示したように、排気温度センサ38は通風路32内で除湿部32aと乾燥フィルタ7aとの間に配設されており、ドラム13内で洗濯物と熱交換を行い除湿部32aで除湿された後の空気の温度を検出する。他方、除湿水温度センサ39は通風路32内であって除湿に使用された冷却水及び除湿により凝縮液化した水が混じって(つまり除湿水として)溜まる位置に配設されており、この除湿水の温度を検出する。以下の説明では、排気温度センサ38により検出される温度を排気温度Ta、除湿水温度センサ39で検出される温度を除湿水温度Tbという。
次に、本実施例のドラム式洗濯乾燥機における乾燥運転時の特徴的な制御について説明する。本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、乾燥運転時の除湿のために従来通り、外部から供給された水道水を利用するほかに、貯水タンク40内に貯留された、最終すすぎに使用された後の水(つまり中水)を再利用し、且つ一回除湿に利用された中水も繰り返し再利用できるようになっており、除湿に利用する冷却水を水道水か中水か選択できるようにしている。節水のために除湿に中水を利用したい場合、使用者は洗濯・乾燥運転の開始前に操作部52で中水除湿を設定する。図20は乾燥運転時の中水除湿と水道水除湿の切替え制御のフローチャートである。
自動運転の実行の過程で洗濯運転が終了して乾燥運転に移行すると、乾燥運転の開始に当たって、制御部50は中水除湿が選択されているか否かを判定する(ステップS10)。そして、中水除湿が選択されている場合には冷却水として中水を利用した除湿による乾燥運転を開始する(ステップS11)。まず例えば貯水タンク水位検知部55からの検知信号により貯水タンク40内に十分な水位の水が貯留されているか否かをチェックすることにより中水の供給が可能であるか否かを判定する(ステップS12)。中水の供給が可能であると判定されると、次に中水の温度Trを検知する(ステップS13)。
中水の温度Trは例えば貯水タンク40内に貯留された水に浸るように温度センサを設けてもよいが、ここでは除湿環流バルブ45を開放して中水ポンプ42を作動させることにより通風路32内に中水を供給し、除湿水温度センサ39の検知温度により中水の水温を検知することとする。そして、このときに検知された中水の温度Trが所定の温度範囲内(例えば5〜50℃)であるか否かを判定し(ステップS14)、その範囲内であれば冷却水として中水を利用した乾燥運転を実行する。それから、後述するような所定の条件に基づいて乾燥運転が終了したか否かを判定し(ステップS15)、乾燥運転が終了していなければステップS12に戻る。したがって、中水の供給及びその水温に問題がなければ、乾燥運転の終了まで中水を冷却水とした乾燥運転が遂行され、乾燥運転が終了したならばその制御を終了して次の行程に移行する。
中水除湿が選択されていない場合にはステップS10からS17に進み、冷却水として水道水を利用した除湿による乾燥運転を開始し、まず水道水が供給可能であるか否かを判定する(ステップS18)。例えば冷却水バルブ21bを開放する前後の除湿水温度センサ39による検知温度の差に基づいて水道水供給の可否を判定することができる。冷却水バルブ21bを開放する前の検知温度は空気の温度であり、通常、水道水が供給されると温度が変化するからその温度差が或る値以上であるときに水道水供給可能と判断できる。但し、空気温度と水道水温度との差が殆どない場合もあるから、温度差が或る値以下である場合にはさらに、冷却水バルブ21bを開放した状態で乾燥運転を短時間試行し、そのときの除湿水温度センサ39による検知温度と排気温度センサ38による検知温度との差が拡大するか否かを判定するとよい。乾燥運転の試行時に水道水が供給されていない場合には、温度差は拡大しないから水道水供給不可と判断できる。
水道水の供給が可能であると判定されれば、冷却水として水道水を利用した乾燥運転を実行する。例えば断水、或いは水道栓が閉じられた等の理由により水道水が供給されない場合には、除湿が行えないため乾燥運転の遂行が不可能である。その場合には、乾燥運転を中止し(ステップS20)、例えば異常報知を行って次の行程に進む。
水道水を利用した乾燥運転の実行開始後には、後述するような所定の条件に基づいて乾燥運転が終了したか否かを判定し(ステップS19)、乾燥運転が終了していなければステップS18に戻る。したがって、水道水の供給に問題がなければ、乾燥運転の終了まで水道水を冷却水とした乾燥運転が遂行され、乾燥運転が終了したならばその制御を終了して次の行程に移行する。
中水除湿が選択されている場合であっても、貯水タンク40内に十分な量の水が無い場合には中水除湿はできない。また、その水温が高過ぎる(例えば50℃以上)場合には十分な除湿効果が得られず、一方、水温が低過ぎる(例えば5℃以下)場合には除湿は可能であるものの除湿後の空気の温度が下がり過ぎて外槽10内に十分に高温の加熱空気を送り込むことができなくなって乾燥効率が大きく下がる。そのため、乾燥運転当初より或いは中水除湿による乾燥運転の途中でステップS12及びS14でNoと判定された場合には、中水除湿による乾燥運転を中止してステップS17に進み、水道水を利用した除湿に自動的に切り替える。
さて、上述の如く本ドラム式洗濯乾燥機では乾燥運転時の除湿に中水を利用する場合(中水除湿)と水道水を利用する場合(水道水除湿)とがあるが、乾燥運転を終了するタイミングを決めるために洗濯物の乾き具合を判断する方法を中水除湿と水道水除湿とで切り替えるようにしている。そうした切替えを行う理由は後述する。
まず冷却水として水道水を利用した除湿が行われる場合の乾燥運転時の制御について説明する。乾燥運転が開始されると、制御部50は負荷駆動部51を介してドラムモータ17を所定時間毎に正逆回転させるように制御し、ドラム13を低速で正逆回転させる。これにより、洗濯物はドラム13内でゆっくりと撹拌される。また、排水バルブ27を閉じて貯水バルブ41を開く。これにより、外槽10内から排出される水(除湿水)は貯水タンク40内に貯留される。また、ファンモータ34を所定回転速度で動作させるとともに、PTCヒータ35に加熱電流を供給する。これにより、PTCヒータ35で加熱された加熱空気が外槽10内に送給され、回転駆動されているドラム13内に流れ込む。さらに冷却水バルブ21bを開いて、水道水を通風路32内に供給し始める。これにより、除湿部32aが機能し始める。したがって、ドラム13内で洗濯物と熱交換を行って洗濯物から吐き出された水蒸気を含む空気が除湿部32aに達すると除湿され、乾いた空気がファン33に戻る。
乾燥運転が開始された後、制御部50は排気温度センサ38により排気温度Taを検出するとともに、除湿水温度センサ39により除湿水の温度Tbを検出する。通常、排気温度Ta及び除湿水温度Tbは図21に示すように乾燥運転の時間経過に伴って変化する。即ち、乾燥運転の開始時点から暫くの間は、加熱空気が持つ熱量の殆どはドラム13や洗濯物、外槽10内壁、或いは加熱空気が通過する通風路32内に位置するその他の構造物の温度上昇に費やされてしまい、洗濯物が含む水の蒸発にはあまり寄与しない。このときには、排気温度Ta、除湿水温度Tbともに比較的大きな温度上昇速度を以て上昇する。この期間が予熱期間である。
そして、排気温度Taが所定温度付近に達すると、PTCヒータ35により加えられる熱量と洗濯物に奪われる熱量とがほぼ平衡する状態となり、排気温度Ta、除湿水温度Tbとも温度上昇速度の傾きが緩やかになり、ほぼ一定に維持される状態が暫く続く。これが恒率乾燥期間である。この恒率乾燥期間には、洗濯物からは盛んに水蒸気が発生し、除湿部32aでの除湿も盛んに行われる。洗濯物が十分に湿っていて高温の空気と熱交換を十分に行える状態であるときには、排気温度Taはほぼ一定を保つが、洗濯物が乾いてきて熱交換が十分に行えなくなると、洗濯物に奪われる熱量が減少するため排気温度Taは上昇する傾向となる。一方、空気中の水蒸気量が減るため冷却水に与えられる熱量も減少し、除湿水温度Tbは全体として徐々に下がる傾向となる。この状態が恒率乾燥期間から減率乾燥期間への移行である。
減率乾燥期間に入ると、排気温度Taは上昇傾向、除湿水温度Tbは下降傾向になるから、両者の温度差は拡大し、その温度差の変化速度は減率乾燥期間に移行すると急に大きくなる。この温度差はドラム13内で洗濯物に奪われる熱量に依存するから、この温度差に基づいて洗濯物の乾燥の度合いを判断することができる。そこで、制御部50は排気温度Taと除湿水温度Tbとの温度差を求め、この温度差が所定の閾値Th1を超えたときに所定の乾燥度合いに達したと判断して乾燥運転を終了する。但し、ここでは閾値Th1は一定ではなく、乾燥運転時間の経過に伴い閾値Th1が下がるように傾斜を有して設定してある。これにより、乾燥運転時間が異常に長くなることを防止する。乾燥運転終了後には、例えばヒータ35をオフして送風のみを継続するクールダウン運転を実行すればよい。また、乾燥不足や乾燥むらを軽減するために、上記のような乾燥運転の終了タイミングを検知した時点から適宜の時間だけ乾燥運転時間を延長するような制御を行い、その後にクールダウン運転に移行するようにしてもよい。
水道水を利用した除湿を行う場合、上記のように減率乾燥期間に入ると排気温度Taと除湿水温度Tbとの温度差が急に拡大するため、或る閾値Th1を超えたか否かを判断する際の時間方向のばらつきが小さい。即ち、これは乾燥運転終了タイミングのばらつきが小さくなることを意味するから、乾燥運転時間が短くなり過ぎて乾燥不足になることや乾燥運転時間が長くなり過ぎて過剰乾燥になることを回避することができる。
但し、水道栓から供給される水温がかなり高いような場合には排気温度Taと除湿水温度Tbとの温度差が全体として小さくなり、洗濯物の乾燥がかなり進行しても(例えば乾燥率100%に近い状態になっても)、温度差が閾値Th1に達しない場合があり得る。そうした場合には、ドラム13内の空気の温度が高くなり過ぎて衣類を損傷するおそれがある。こうしたことを防止するため、制御部50は、排気温度Taと除湿水温度Tbとの温度差に基づく乾燥運転終了タイミングの判断のほかに、排気温度Taにのみ基づく乾燥運転終了タイミングの判断も並行して行う。
図21に示した例は、排気温度Taが所定の閾値Th2を超えるよりも前に排気温度Taと除湿水温度Tbとの差が閾値Th1を超えた場合であり、このときには、その温度差が閾値Th1を超えた時点で乾燥運転を終了する。これに対し、図22に示すように、排気温度Taと除湿水温度Tbとの差が閾値Th1を超える以前に、排気温度Taが所定の閾値Th2を超えたときには、その時点で所定の乾燥度合いに達したと判断して乾燥運転を終了する。この閾値Th2は乾燥運転時間の経過に伴い下がるように傾斜を有しているが、その傾斜は閾値Th1よりも大きい。これにより、減率乾燥期間における排気温度Taの上昇速度は排気温度Taと除湿水温度Tbとの差の上昇速度よりも緩やかであるものの、時間方向のばらつきを少なくして確実に乾燥運転を終了させることができる。
次に、冷却水として中水を利用した除湿が行われる場合の乾燥運転時の制御について説明する。乾燥運転が開始された後に、ドラム13が回転駆動されることや、ファンモータ34が駆動されるとともにPTCヒータ35に加熱電流が供給されることは水道水利用の除湿時と同じである。但し、この場合には、冷却水バルブ21bが開かれる代わりに除湿環流バルブ45が開放されるとともに中水ポンプ42が作動されて、貯水タンク40から吸引された中水が散水室7から通風路32内に噴霧される。これにより、除湿部32aが機能し始める。したがって、ドラム13内で洗濯物と熱交換を行って洗濯物から吐き出された水蒸気を含む空気が除湿部32aに達すると除湿され、乾いた空気がファン33に戻る。
さて、水道水の場合には供給される水の温度は乾燥運転中ほぼ一定であり、途中で温度が大きく上昇することはないというのが前提である。これに対し、冷却水に中水を利用する場合、一旦除湿に利用された中水が貯水タンク40に戻り、さらに繰り返し使用されるため、冷却水の温度は乾燥運転の進行に伴い次第に上昇してゆくという点で大きな相違がある。これは減率乾燥期間に入っても同じであり、基本的に、水道水利用時のように水温が途中で下がることはない。冷却水として中水を利用したときの乾燥運転時の排気温度Taと除湿水温度Tbの変化を図23に示す。この図にあるように、除湿水温度Tbは予熱期間、恒率乾燥期間、減率乾燥期間を通して上昇し続ける。そのため、洗濯物が或る程度乾いた後の減率乾燥期間においても、排気温度Taと除湿水温度Tbとの差は拡大せず、上述したようにこの温度差に基づいた乾燥度合いの判断はできない。
そこで、本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、中水利用時には、排気温度Taと除湿水温度Tbとの加算値を求め、この加算値が所定の閾値Th3を超えたときに所定の乾燥度合いに達したと判断して乾燥運転を終了するように、乾燥運転終了タイミングを決める制御を変更する。図23で分かるように、減率乾燥期間に入っても除湿水温度Tbは上昇を続け、排気温度Taは上昇の速度が上がる傾向にあるから、両者の加算値の時間的変化は単なる排気温度Taの時間的変化よりも大きくなる。したがって、或る閾値Th3を超えたか否かを判断する際の時間方向のばらつきが小さくなり、乾燥運転時間が短くなり過ぎて乾燥不足になることや乾燥運転時間が長くなり過ぎて過剰乾燥になることを回避することができる。なお、この閾値Th3も乾燥運転時間の経過に伴って下がるような傾斜を持たせていることは閾値Th1と同様である。
中水を冷却水に利用する場合でも、例えば乾燥運転開始時点で貯水タンク40に貯留されている中水の温度がかなり低い場合、或いは周囲温度が低いような場合には、排気温度Taと除湿水温度Tbと加算値が全体として小さくなり、洗濯物の乾燥がかなり進行しても(例えば乾燥率100%に近い状態になっても)、加算値が閾値Th3に達しない場合があり得る。そこで、この場合にも制御部50は、排気温度Taと除湿水温度Tbとの加算値に基づく乾燥運転終了タイミングの判断のほかに、排気温度Taにのみ基づく乾燥運転終了タイミングの判断も並行して行う。
図23に示した例は、排気温度Taが所定の閾値Th4を超えるよりも前に排気温度Taと除湿水温度Tbとの加算値が閾値Th3を超えた場合であり、このときには、その加算値が閾値Th3を超えた時点で乾燥運転を終了する。これに対し、図24に示すように、排気温度Taと除湿水温度Tbとの加算値が閾値Th3を超える以前に、排気温度Taが所定の閾値Th4を超えたときには、その時点で所定の乾燥度合いに達したと判断して乾燥運転を終了する。この閾値Th4は乾燥運転時間の経過に伴い下がるように傾斜を有しているが、その傾斜は閾値Th3よりも大きい。これにより、減率乾燥期間における排気温度Taの上昇速度は排気温度Taと除湿水温度Tbとの加算値の上昇速度よりも緩やかであるものの、時間方向のばらつきを少なくして確実に乾燥運転を終了させることができる。
乾燥運転時において上述したように除湿用冷却水に水道水を利用する場合と中水を利用する場合とで乾燥運転終了タイミング決定の方法を変更することにより、いずれの場合でも洗濯物の乾燥の度合いを正確に判断し、過不足ない乾燥を達成することができる。また、乾燥運転時間が異常に長引くことも回避することができる。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正、追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。例えば、上記実施例はドラム式洗濯乾燥機であるが、縦型の外槽内に略垂直な軸を中心に内槽を回転自在に設けた構造の洗濯乾燥機にも本発明を適用することができる。また、上記実施例中の乾燥用のファンの構造は洗濯には直接関連しないから、本発明は乾燥のみを実行する乾燥機にも適用可能である。
1…筐体
2…ドア
3…給水ホース接続口
10…外槽
10a…外槽前面開口
12…パッキン
13…ドラム
14…主軸
17…ドラムモータ
21b…冷却水バルブ
29…冷却水ホース
31…空気排出口
32…通風路
32a…除湿部
33…ファン
100…ケーシング
101…下部ケーシング
102…上部ケーシング
103…立壁
104…吸気口
105…送風路
106…吐出口
107…ファン室
108…ヒータ室
109、111…リブ
110…排出口
330、330a、330b、330c、330d、330e、330f…インペラ
331…ベース板
332…固定板
333…翼体
334…第1翼体
335…第2翼体
335a…外周側羽根部
335b…内周側羽根部
34…ファンモータ
35…PTCヒータ
36…空気供給口
37…散水室
37a…散水孔
38…排気温度センサ
39…除湿水温度センサ
40…貯水タンク
41…貯水バルブ
42…中水ポンプ
43…環流水路
44…給水環流バルブ
45…除湿環流バルブ
46…除湿用中水路
47…戻り中水路
50…制御部
51…負荷駆動部
55…貯水タンク水位検知部

Claims (5)

  1. 外槽の内部に回転自在に設けられ、内部に洗濯物が収容される内槽と、前記外槽に両端が接続された通風路と、該通風路内に配設された、空気流を生起するための送風ファン、外槽内に送る空気を加熱するヒータ、及び外槽から吐き出された湿った空気を除湿する除湿部と、洗濯に使用した及び/又は乾燥の除湿に使用した水を回収して中水として貯留する貯留部と、該貯留部に貯留された中水を前記除湿部に供給する除湿用中水供給手段と、外部から供給された水道水を前記除湿部に供給する除湿用水道水供給手段と、を具備する洗濯乾燥機であって、
    前記通風路内に配設され、前記外槽から吐き出されて前記ヒータにより再び加熱されるまでの途中の空気の温度を検出する排気温度検知手段と、
    前記除湿部において除湿に使用された後の水の温度を検知する除湿水温度検知手段と、
    乾燥運転時に前記除湿部に供給する冷却水を中水と水道水とで切り替えるべく前記除湿用中水供給手段及び除湿用水道水供給手段を制御する冷却水切替制御手段と、
    前記排気温度検知手段による排気温度と前記除湿水温度検知手段による除湿水温度とに基づいて内槽内の洗濯物の乾き具合を判断する手段であって、前記冷却水切替制御手段による冷却水の切替えに連動して洗濯物の乾き具合を判断する方法を切り替える乾燥運転制御手段と、
    を備えることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記乾燥運転制御手段は、除湿用の冷却水として中水が利用される場合に、前記排気温度と除湿水温度との加算値に基づいて洗濯物の乾き具合を判断して乾燥運転の終了を行うことを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記乾燥運転制御手段は、除湿用の冷却水として中水が利用される場合に、前記排気温度と除湿水温度との加算値に基づいた乾燥運転の終了制御を行うとともに、前記排気温度のみに基づいた乾燥運転の終了制御も並行して実行することを特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記乾燥運転制御手段は、除湿用の冷却水として水道水が利用される場合に、前記排気温度と除湿水温度との差に基づいて洗濯物の乾き具合を判断して乾燥運転の終了を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記乾燥運転制御手段は、除湿用の冷却水として水道水が利用される場合に、前記排気温度と除湿水温度との差に基づいた乾燥運転の終了制御を行うとともに、前記排気温度のみに基づいた乾燥運転の終了制御も並行して実行することを特徴とする請求項4に記載の洗濯乾燥機。
JP2010191750A 2010-08-30 2010-08-30 洗濯乾燥機 Active JP4948632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010191750A JP4948632B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010191750A JP4948632B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 洗濯乾燥機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006030439A Division JP4637027B2 (ja) 2006-02-08 2006-02-08 洗濯乾燥機及び乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010264306A true JP2010264306A (ja) 2010-11-25
JP4948632B2 JP4948632B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=43361790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010191750A Active JP4948632B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4948632B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064726A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
CN107022890A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 青岛海尔洗衣机有限公司 干衣机
WO2018054238A1 (zh) * 2016-09-26 2018-03-29 青岛海尔洗衣机有限公司 一种干衣机用正反转风扇及干衣机
JP2018094110A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機
WO2022065288A1 (ja) * 2020-09-23 2022-03-31 シャープ株式会社 ドラム式洗濯機

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05329296A (ja) * 1992-06-02 1993-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JPH08336693A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Toshiba Corp 洗濯乾燥機
JPH0910496A (ja) * 1995-06-30 1997-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JP2650339B2 (ja) * 1988-07-27 1997-09-03 三菱電機株式会社 洗濯乾燥機
JPH10263296A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乾燥装置
JP2001218994A (ja) * 2000-02-08 2001-08-14 Toshiba Corp ドラム式洗濯乾燥機
JP2003236290A (ja) * 2002-02-20 2003-08-26 Toshiba Corp 洗濯機
JP2003251098A (ja) * 2002-03-06 2003-09-09 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式乾燥機
JP2004344336A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sharp Corp 衣類乾燥機
JP2005124626A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Toshiba Corp ドラム式洗濯機

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2650339B2 (ja) * 1988-07-27 1997-09-03 三菱電機株式会社 洗濯乾燥機
JPH05329296A (ja) * 1992-06-02 1993-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JPH08336693A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Toshiba Corp 洗濯乾燥機
JPH0910496A (ja) * 1995-06-30 1997-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JPH10263296A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乾燥装置
JP2001218994A (ja) * 2000-02-08 2001-08-14 Toshiba Corp ドラム式洗濯乾燥機
JP2003236290A (ja) * 2002-02-20 2003-08-26 Toshiba Corp 洗濯機
JP2003251098A (ja) * 2002-03-06 2003-09-09 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式乾燥機
JP2004344336A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sharp Corp 衣類乾燥機
JP2005124626A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Toshiba Corp ドラム式洗濯機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064726A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
CN107022890A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 青岛海尔洗衣机有限公司 干衣机
CN107022890B (zh) * 2016-01-29 2020-01-21 青岛海尔洗衣机有限公司 干衣机
WO2018054238A1 (zh) * 2016-09-26 2018-03-29 青岛海尔洗衣机有限公司 一种干衣机用正反转风扇及干衣机
CN107869033A (zh) * 2016-09-26 2018-04-03 青岛海尔洗衣机有限公司 一种干衣机用正反转风扇及干衣机
CN107869033B (zh) * 2016-09-26 2020-10-02 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 一种干衣机用正反转风扇及干衣机
US11028524B2 (en) 2016-09-26 2021-06-08 Qingdao Haier Washing Machine Co., Ltd. Positive-negative-rotation fan for clothes dryer, and clothes dryer
JP2018094110A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機
WO2022065288A1 (ja) * 2020-09-23 2022-03-31 シャープ株式会社 ドラム式洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4948632B2 (ja) 2012-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4637027B2 (ja) 洗濯乾燥機及び乾燥機
JP4439417B2 (ja) 乾燥機
JP2007209603A (ja) 洗濯乾燥機
JP4948632B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4083662B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2006000354A (ja) 衣類乾燥装置
WO2004104288A1 (ja) 衣類乾燥機能を有する洗濯機
JP2008307416A (ja) 洗濯乾燥機
JP2009273686A (ja) 洗濯乾燥機
JP5965848B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4243336B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2008161396A (ja) 洗濯乾燥機
JP2013126493A (ja) 洗濯乾燥機
JP6104567B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2011167221A (ja) 衣類乾燥機
JP2010011924A (ja) 洗濯乾燥機
JP2006122697A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2008307417A (ja) 洗濯乾燥機
JP2016221017A (ja) 洗濯乾燥機
JP2010194027A (ja) 衣類乾燥機
JP4829908B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2005137503A (ja) 衣類乾燥機
JP7470065B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2008023179A (ja) 洗濯乾燥機
JP2003290586A (ja) 洗濯乾燥機及び乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100902

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111117

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120306

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4948632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250