JP2001218542A - スピニングリールの釣り糸案内機構 - Google Patents

スピニングリールの釣り糸案内機構

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JP2001218542A JP2000029353A JP2000029353A JP2001218542A JP 2001218542 A JP2001218542 A JP 2001218542A JP 2000029353 A JP2000029353 A JP 2000029353A JP 2000029353 A JP2000029353 A JP 2000029353A JP 2001218542 A JP2001218542 A JP 2001218542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールの釣り糸案内機構におい
て、糸絡みを容易に解消できるようにすること 【解決手段】 ベールアーム34の第1ベール支持部材
40のアーム部40aは、固定軸カバー46とベール4
1との接合点である基準点Pからアーム部40a外周部
までの最大距離である第1距離R1を半径とする球体内
に配置されている。基準点Pからアーム部40a外周部
までの距離R1a、R1bは外方に向けて第1距離R1
より徐々に短くなるように形成されている。すなわち、
距離R1bは距離R1aより短くなるように形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り糸案内機構、
特に、第1及び第2ロータアームの先端に糸案内姿勢と
糸開放姿勢とに揺動自在に装着され釣り糸をスプールに
案内するスピニングリールの釣り糸案内機構に関する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールには釣り糸をスプール
に案内する釣り糸案内機構が設けられている。釣り糸案
内機構は、第1及び第2ロータアームの先端に装着さ
れ、ロータとともに回転しかつ糸開放姿勢と糸巻き取り
姿勢との間で揺動自在に設けられている。この釣り糸案
内機構は、第1及び第2ベール支持部材と、第1ベール
支持部材の先端に一端が固定された固定軸と、固定軸の
他端に固定された固定軸カバーと、固定軸カバーに一端
が取り付けられたベールと、ラインローラとを備えてい
る。ベールの他端は第2ベール支持部材の先端に取り付
けられている。このベールの一端は固定軸カバーに挿入
固定されており、固定軸カバーとベールとの接合部には
段差が生じている。
【0003】このような釣り糸案内機構を有するスピニ
ングリールでは、釣り糸をスプールに巻き取る際に、ベ
ールを糸巻き取り姿勢側に揺動させハンドルを回す。す
ると、釣り糸はベールに誘導されて固定軸カバーを介し
てラインローラの外周面に案内されて接触する。そし
て、釣り糸は、ラインローラに案内されて方向が変えら
れ、スプール外周に巻き取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の釣り糸案内機構
では、特に軽量のルアーをキャスティングした後にハン
ドルを回すと、弛んだ釣り糸が固定軸カバーとベールと
の接合部の段差に引っ掛かり、さらにこの釣り糸が接合
部と第1ベール支持部材の外周部との間に巻きついて糸
絡みを起こしてしまうことがある。このように、固定軸
カバー及びベールの接合部と第1支持部材の外周部との
2箇所で釣り糸が引っ掛かると、釣り糸を巻き取ろうと
した時その2点間にテンションが加わり、より強固に絡
んでしまい、ついには釣り糸を巻き取ることが不可能と
なってしまう。
【0005】本発明の課題は、釣り糸案内機構におい
て、糸絡みを容易に解消できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールの釣り糸案内機構は、第1及び第2ロータアーム
の先端に糸案内姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着さ
れ釣り糸をスプールに案内するスピニングリールの釣り
糸案内機構であって、第1及び第2ロータアームの先端
にそれぞれ揺動自在に装着された第1及び第2ベール支
持部材と、第1ベール支持部材に一端が固定された固定
軸と、固定軸の他端に第1ベール支持部材と間隔を隔て
て設けられた固定軸カバーと、固定軸に回動自在に支持
され周面に釣り糸を案内する案内部が形成されたライン
ローラと、第2ベール支持部材と少なくとも固定軸及び
固定軸カバーのいずれかとに両端が固定されスプールの
周方向外方に湾曲して配置され釣り糸を固定軸カバーを
介してラインローラに導くベールとを備えている。第1
ベール支持部材の外周部は、外周部と所定の基準点との
距離が最大となる第1距離を半径とする球体内部に設け
られ、かつ外周部と基準点との距離が外方に向けて第1
距離より徐々に小さくなるような曲面形状に形成されて
いる。
【0007】この釣り糸案内機構では、たとえば糸絡み
を起こす可能性のある任意の位置を所定の基準点として
定め、この基準点から第1ベール支持部材の外周部まで
の間の最大距離を半径とする球体を定義し、この球体内
に第1ベール支持部材の外周部が配置されている。そし
て、第1ベール支持部材の外周部は、釣り糸が案内可能
な外方に向けて、基準点と外周部との間の距離が徐々に
小さくなるような曲面形状に形成されている。ここで
は、たとえば所定の基準点で糸絡みを起こし、第1ベー
ル支持部材の外周部で釣り糸が引っ掛かかった場合で
も、巻き取り動作によって第1ベール支持部材の外周部
の引っ掛かり位置が基準点を中心に外方に移動し、つい
には抜けきり、それと同時に基準点での糸絡みも解消さ
れる。したがって、糸絡みの解消が容易になる。
【0008】発明2に係る釣り糸案内機構は、発明1の
釣り糸案内機構において、基準点は第1ベール支持部材
の内周部側に配置されている。この場合は、たとえば第
1ベール支持部材の外周部をこの基準点を中心に円弧状
又は滑らかな凸形状に形成することができるので、第1
ベール支持部材の外周部に釣り糸が引っ掛かりにくくな
る。
【0009】発明3に係る釣り糸案内機構は、発明1又
は2の釣り糸案内機構において、基準点は固定軸カバー
とベールとの接合点である。この場合は、糸絡みを起こ
しやすい固定軸カバーとベールとの接合点を基準点と定
めることで、基準点で糸絡みを起こした場合でも、糸絡
みの解消が容易になる。発明4に係る釣り糸案内機構
は、発明1から3のいずれかの釣り糸案内機構におい
て、第1ベール支持部材の側部は、側部と基準点との距
離が最大となる第2距離を半径とする球体内部に設けら
れ、かつ側部と基準点との距離が外方に向けて第2距離
より徐々に小さくなるような曲面形状に形成されてい
る。この場合は、第1ベール支持部材の外周部と同様
に、第1ベール支持部材の側部においても釣り糸の引っ
掛かりを防止することができる。
【0010】発明5に係る釣り糸案内機構は、発明1か
ら4のいずれかの釣り糸案内機構において、第2距離は
第1距離より短い。この場合は、たとえば第1ベール支
持部材の外周部において釣り糸の引っ掛かりを防ぐこと
ができれば、最大距離の短い第1ベール支持部材の側部
においても同様に糸絡みを防ぐことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】〔全体構成及びリール本体の構
成〕本発明の一実施形態を採用したスピニングリール
は、図1及び図2に示すように、ハンドル1と、ハンド
ル1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3
と、スプール4とを主に備えている。ロータ3はリール
本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4
は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の
前部に前後移動自在に配置されている。
【0012】ハンドル1は、T字状の把手部1aと、先
端に把手部1aが回転自在に装着されたL字状のクラン
クアーム1bとを有している。リール本体2は、図1及
び図2に示すように、側部に開口を有するリールボディ
2aと、リールボディ2aから斜め上前方に一体で延び
るT字状の竿取付脚2bとを有している。リールボディ
2aは、図2に示すように、内部に機構装着用の空間を
有しており、その空間内には、ロータ3をハンドル1の
回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプー
ル4を前後移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオ
シレーティング機構6とが設けられている。
【0013】スプール4は、図1及び図2に示すよう
に、後述するロータ3の第1ロータアーム31及び第2
ロータアーム32の間に配置されており、スプール軸1
5の先端部にスプール4の中心部がドラグ機構60(図
2参照)を介して連結されている。ロータ駆動機構5
は、図2に示すように、ハンドル1が回転不能に装着さ
れたハンドル軸10と、ハンドル軸10とともに回転す
るマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合
うピニオンギア12とを有している。ハンドル軸10の
両端は軸受を介してリール本体2に回転自在に支持され
ている。ハンドル軸10の両端にはネジ方向及び径が異
なる雌ネジ部がそれぞれ形成されており、両雌ネジ部に
ハンドル1が回転不能に装着可能である。
【0014】ピニオンギア12は筒状に形成されてお
り、ピニオンギア12の前部はロータ3の中心部を貫通
しており、ナット33によりロータ3と固定されてい
る。そして、ピニオンギア12の軸方向の中間部と後端
部とが、それぞれ軸受を介してリール本体2に回転自在
に支持されている。オシレーティング機構6はスプール
4を前後方向に移動させるための機構である。オシレー
ティング機構6は、図2に示すように、スプール軸15
の略直下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に
沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺軸21の
先端に固定された中間ギア23とを有している。スライ
ダ22にはスプール軸15の後端が回転不能に固定され
ている。中間ギア23はピニオンギア12に噛み合って
いる。
【0015】〔ロータの構成〕ロータ3は、図2に示す
ように、ピニオンギア12に固定された円筒部30と、
円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1ロー
タアーム31及び第2ロータアーム32と、釣り糸をス
プール4に案内するための釣り糸案内機構としてのベー
ルアーム34とを有している。円筒部30と第1ロータ
アーム31及び第2ロータアーム32とは、たとえばア
ルミニウム合金製であり、一体成形されている。円筒部
30の先端中心部分が前述したようにナット33により
ピニオンギア12の先端部に回転不能に固定されてい
る。
【0016】〔ベールアームの構成〕ベールアーム34
は、第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の
先端に、糸案内姿勢と糸開放姿勢との間で揺動自在に装
着されている。ベールアーム34は、第1ロータアーム
31及び第2ロータアーム32の先端にそれぞれ揺動自
在に装着された第1ベール支持部材40及び第2ベール
支持部材42を有している。第1ベール支持部材40は
第1ロータアーム31の外側に揺動自在に装着され、第
2ベール支持部材42は第2ロータアーム32の内側に
装着されている。ベールアーム34は、図3から図5に
示すように、第1ベール支持部材40及び第2ベール支
持部材42を連結するベール41と、第1ベール支持部
材40に先端が固定された固定軸43(図5参照)と、
固定軸43に支持されたラインローラ44と、固定軸4
3を覆う固定軸カバー46とを有している。
【0017】第1ベール支持部材40は、図4及び図5
に示すように、第1ロータアーム31に揺動自在に装着
されたアーム部40aと、アーム部40aの先端に一体
成形されたリング状の装着部40bとを有している。装
着部40bには段付きの貫通孔40c(図5参照)が形
成されており、貫通孔40cには固定軸43を第1ベー
ル支持部材40に固定するための固定ボルト52が貫通
している。
【0018】第1ベール支持部材40のアーム部40a
は、図4に示すように、固定軸カバー46とベール41
との接合点(段差が生じている点)である基準点Pから
アーム部40a外周部までの最大距離である第1距離R
1を半径とする球体内に配置されている。基準点Pから
アーム部40a外周部までの距離R1a、R1bは外方
に向けて第1距離R1より徐々に短くなるように形成さ
れている。すなわち、距離R1bは距離R1aより短く
なるように形成されている。また、アーム部40aは、
図5に示すように、基準点Pからアーム部40a側部
(上方視断面における外周部)までの最大距離である第
2距離R2を半径とする球体内に配置されている。基準
点Pからアーム部40a側部までの距離R2aは外方に
向けて第2距離R2より徐々に短くなるように形成され
ている。なお、第2距離R2と第1距離R1とは同一の
長さである。
【0019】ベール41は、図3に示すように、第2ベ
ール支持部材42及び固定軸カバー46に両端がかしめ
固定された針金状の部材であり、スプール4の周方向外
方に凸に湾曲して配置されている。ベール41は、ベー
ルアーム34が糸開放姿勢から糸案内姿勢に復帰したと
きに釣り糸を固定軸カバー46を介してラインローラ4
4に導くためのものである。
【0020】固定軸43は、図5に示すように、固定軸
カバー46と一体で切削加工により形成された部材であ
る。固定軸43は、固定軸カバー46と一体の基端から
第1ベール支持部材40に向かって延びており、先端が
固定ボルト52により固定されている。ラインローラ4
4は、図5に示すように、外周面に釣り糸を案内する溝
が形成された筒状の案内部44aと、案内部44aの内
周側に軸方向に間隔を隔てて配置された2つの転がり軸
受44b、44cとを有している。案内部44aは、こ
の2つの軸受44b、44cを介して固定軸43に回動
自在に支持されている。
【0021】固定軸カバー46は、固定軸43の基端に
第1ベール支持部材40の装着部40bと間隔を隔てて
設けられている。固定軸カバー46は、頂点が中心から
ずれた略円錐形状の部材であり、固定軸43の中心を基
準にしてリールの後方でかつスプール4の径方向外方に
頂点が向いている。固定軸カバー46の頂点より釣り糸
案内側に偏倚してベール41がかしめ固定されている。
【0022】〔リールの操作及び動作〕このスピニング
リールでは、キャスティング時等の糸繰り出し時には、
ベールアーム34を糸開放姿勢に倒す。これにより第1
ベール支持部材40及び第2ベール支持部材42は揺動
する。この結果、釣り糸は仕掛けの自重によりスプール
4の先端側から順に繰り出される。
【0023】糸巻き取り時にはベールアーム34を糸巻
き取り姿勢側に戻す。これは、ハンドル1を糸巻き取り
方向に回転させると、図示しないベール反転機構の働き
により自動的に行われる。ハンドル1の回転力はハンド
ル軸10及びマスターギア11を介してピニオンギア1
2に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回転力
は、ピニオンギア12の前部からロータ3に伝達される
とともに、ピニオンギア12に噛み合う中間ギア23に
よりオシレーティング機構6に伝達される。この結果、
ロータ3が糸巻き取り方向に回転するとともにスプール
4が前後に往復移動する。
【0024】この巻き初めのときにベール41に接触し
た釣り糸は、ベール41により固定軸カバー46に案内
される。固定軸カバー46に案内された釣り糸は、ライ
ンローラ44に案内され、さらにラインローラ44で方
向が変えられスプール4外周に巻き取られる。このスピ
ニングリールでは、第1ベール支持部材40のアーム部
40aは、釣り糸の絡みやすい固定軸カバー46とベー
ル41との接合点を基準点Pと定め、この基準点Pから
アーム部40a外周部及び側部までの最大距離である第
1距離R1及び第2距離R2を半径とする球体内に配置
されている。そして、基準点Pからアーム部40a外周
部及び側部までの距離R1a、R1b及びR2aは、外
方に向けて第1距離R1及び第2距離R2より徐々に短
くなっている。このため、基準点Pで糸絡みを起こし、
アーム部40a外周部及び側部で釣り糸が引っ掛かった
場合でも、巻き取り動作によってアーム部40a外周部
及び側部の引っ掛かり位置が基準点Pを中心に外方に移
動し、ついには抜けきり、それと同時に基準点Pでの糸
絡みも解消される。したがって、巻き取り動作を行うだ
けで容易に糸絡みを解消できる。
【0025】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、フロントドラグ型のスピニ
ングリールを例に説明したが、リアドラグ型のスピニン
グリールやドラグを有さないスピニングリールやレバー
ドラグ型のスピニングリール等の任意のスピニングリー
ルに本発明を適用できる。
【0026】(b) 前記実施形態では、固定軸43と
固定軸カバー46とは一体成形されていたが、固定軸4
3と固定軸カバー46とを別体で形成してもよい。ま
た、ベール41は固定軸カバー46に固定されていた
が、これに限定されるものではなく、ベール41を固定
軸43に固定してもよい。 (c) 前記実施形態では、第2距離R2と第1距離R
1とは同一の長さであったが、第2距離R2が第1距離
R1より短くなるようにしてもよい。また、距離R1
a、R1b及びR2aを、第1距離R1及び第2距離R
2と同一にして、アーム部40a外周部及び側部が同一
球面上に配置されるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、第1ベール支持部材の
外周部は、外周部と所定の基準点とのの最大距離を半径
とする球体内部に設けられている。そして、外方に向け
て外周部と基準点との距離が最大距離より徐々に小さく
なるような形状に形成されている。このため、巻き取り
動作を行うだけで、第1ベール支持部材の外周部での引
っ掛かり位置が基準点を中心に外方に移動し、ついには
抜けきり、それと同時に基準点での糸絡みも解消するこ
とができる。したがって、糸絡みの解消が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの右側面図。
【図2】前記スピニングリールの左側面断面図。
【図3】前記スピニングリールの正面図。
【図4】ベールアームの要部斜視図。
【図5】ベールアームの要部断面図。
【符号の説明】
3 ロータ 4 スプール 31 第1ロータアーム 32 第2ロータアーム 34 ベールアーム 40 第1ベール支持部材 42 第2ベール支持部材 41 ベール 43 固定軸 44 ラインローラ 46 固定軸カバー P 基準点 R1 第1距離 R2 第2距離

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2ロータアームの先端に糸案内
    姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着され釣り糸をスプ
    ールに案内するスピニングリールの釣り糸案内機構であ
    って、 前記第1及び第2ロータアームの先端にそれぞれ揺動自
    在に装着された第1及び第2ベール支持部材と、 前記第1ベール支持部材に一端が固定された固定軸と、 前記固定軸の他端に前記第1ベール支持部材と間隔を隔
    てて設けられた固定軸カバーと、 前記固定軸に回動自在に支持され、周面に前記釣り糸を
    案内する案内部が形成されたラインローラと、 前記第2ベール支持部材と少なくとも前記固定軸及び前
    記固定軸カバーのいずれかとに両端が固定され、前記ス
    プールの周方向外方に湾曲して配置され、前記釣り糸を
    前記固定軸カバーを介して前記ラインローラに導くベー
    ルとを備え、 前記第1ベール支持部材の外周部は、前記外周部と所定
    の基準点との距離が最大となる第1距離を半径とする球
    体内部に設けられ、かつ前記外周部と前記基準点との距
    離が外方に向けて前記第1距離より徐々に小さくなるよ
    うな曲面形状に形成されている、スピニングリールの釣
    り糸案内機構。
  2. 【請求項2】前記基準点は前記第1ベール支持部材の内
    周部側に配置される、請求項1に記載のスピニングリー
    ルの釣り糸案内機構。
  3. 【請求項3】前記基準点は前記固定軸カバーと前記ベー
    ルとの接合点である、請求項1又は2に記載のスピニン
    グリールの釣り糸案内機構。
  4. 【請求項4】前記第1ベール支持部材の側部は、前記側
    部と前記基準点との距離が最大となる第2距離を半径と
    する球体内部に設けられ、かつ前記側部と前記基準点と
    の距離が外方に向けて前記第2距離より徐々に小さくな
    るような曲面形状に形成されている、請求項1から3の
    いずれかに記載のスピニングリールの釣り糸案内機構。
  5. 【請求項5】前記第2距離は前記第1距離より短い、請
    求項1から4のいずれかに記載のスピニングリールの釣
    り糸案内機構。
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