JP2001214958A - 車両用無段変速機 - Google Patents

車両用無段変速機

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JP2001214958A
JP2001214958A JP2000030223A JP2000030223A JP2001214958A JP 2001214958 A JP2001214958 A JP 2001214958A JP 2000030223 A JP2000030223 A JP 2000030223A JP 2000030223 A JP2000030223 A JP 2000030223A JP 2001214958 A JP2001214958 A JP 2001214958A
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transmission shaft
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Kazuhiko Nakamura
一彦 中村
Toshiya Nagatsuyu
敏弥 永露
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/16Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a conical friction surface
    • F16H15/18Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a conical friction surface externally

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Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動回転部材および従動回転部材に摩擦接触す
る変速回転部材を支承するキャリアの移動により、駆動
回転部材から従動回転部材への変速可能な動力伝達を行
なう車両用無段変速機において、無段変速機以外の機構
を不要として、車両を軽い力で押し動かし得るようにす
る。 【解決手段】駆動回転部材27および従動回転部材28
の少なくとも一方が、動力遮断手段70により変速機軸
26の軸線に沿って相互に離間する方向に駆動され、駆
動回転部材27および従動回転部材28と第1および第
2摩擦伝達面40,41との摩擦接触の少なくとも一方
が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動回転部材およ
び従動回転部材に摩擦接触する変速回転部材を支承する
キャリアの移動により、駆動回転部材から従動回転部材
への変速可能な動力伝達を行なう車両用無段変速機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる車両用無段変速機は、たと
えば特開平10−184841号公報等で既に知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
無段変速機では、自動二輪車等の車両を押して移動させ
るときに無段変速機の各部摩擦力に打勝つ大きな力で押
すことを不要とし、軽い力で押すだけで自動二輪車等の
車両を移動させることができるようにする必要があり、
上記従来のものでは、従動回転部材に連なる出力ギヤ
と、駆動輪に連なる出力軸との間に、動力伝達・遮断を
切換えるニュートラルクラッチが設けられている。すな
わち無段変速機および駆動輪間の動力伝達・遮断を切換
える機構が無段変速機とは別に必要であり、部品点数が
多くなるとともにコストの増大を招いている。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、無段変速機以外の機構を不要として、車両を
軽い力で押し動かし得るようにした車両用無段変速機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、エンジンからの動力伝達に
応じて回転する変速機軸と、該変速機軸とともに回転す
る駆動回転部材と、前記変速機軸に回転自在に支承され
る従動回転部材と、前記変速機軸の軸線に沿って移動可
能なキャリアと、前記変速機軸の軸線を中心線とする円
錐母線に沿う軸線を有して前記キャリアに支持される支
軸と、前記駆動回転部材および前記従動回転部材にそれ
ぞれ摩擦接触する円錐状の第1および第2摩擦伝達面を
有して前記支軸で回転自在かつ軸方向摺動自在に支承さ
れる変速回転部材とを備える車両用無段変速機におい
て、前記駆動回転部材および前記従動回転部材の少なく
とも一方をそれらの回転部材が前記変速機軸の軸線に沿
って相互に離間する方向に駆動して前記駆動回転部材お
よび前記従動回転部材と第1および第2摩擦伝達面との
摩擦接触の少なくとも一方を解除し得る動力遮断手段を
含むことを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、動力遮断手段に
より駆動回転部材および第1摩擦伝達面の摩擦接触なら
びに従動回転部材および第2摩擦伝達面の摩擦接触の少
なくとも一方を解除することにより、無段変速機を動力
遮断状態とし、軽い力で押すだけで自動二輪車等の車両
を移動させることができる。しかも動力遮断手段は、無
段変速機を構成する駆動回転部材および従動回転部材の
少なくとも一方を変速機軸の軸線方向に駆動するもので
あり、無段変速機とは別の機構であるニュートラルクラ
ッチを必要とした従来のものと比べると、部品点数の低
減およびコスト低減を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記動力遮断手段は、前記
キャリアがロー変速比の位置からトップ変速比とは反対
側に移動するのに応じて前記駆動回転部材および前記従
動回転部材の少なくとも一方を前記変速機軸の軸線方向
に駆動することを特徴とし、かかる構成によれば、無段
変速機をキャリアの位置に関連させた単純な構造で動力
遮断状態とすることができ、キャリアを駆動する駆動源
以外に動力遮断手段を作動せしめる特別の動力は不要で
ある。しかもエンジンおよび駆動輪間の動力伝達を遮断
するニュートラル状態を、ロー変速比の位置からのキャ
リアのトップ変速比とは反対側への移動に応じて得るよ
うにしたので、ロー変速比の状態からニュートラル状態
に変化させるための構造を単純化することが可能であ
る。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明の構成に加えて、前記従動回転部材が、前記変速
機軸の軸線方向に制限された範囲での移動を可能として
該変速機軸に回転自在に支承されるとともに前記第2摩
擦伝達面に摩擦接触する方向にばね付勢され、前記動力
遮断手段であるスラストベアリングが、ロー変速比の位
置からトップ変速比とは反対側への前記キャリアの移動
に応じて前記従動回転部材を変速機軸の軸線方向に押圧
駆動することを可能として前記キャリアの内周部に装着
されることを特徴とし、かかる構成によれば、従動回転
部材およびキャリア間で摩擦力が生じることを極力抑え
つつ、従動回転部材を駆動回転部材から離間する方向に
駆動することができ、しかもキャリアの内周部での周速
度は小さいのでスラストベアリングに作用する負荷を小
さく抑えることができる。
【0009】さらに請求項4記載の発明は、上記請求項
1記載の発明の構成に加えて、前記駆動回転部材および
前記従動回転部材の少なくとも一方である第1の回転部
材と、前記変速機軸の軸線方向に沿う位置を不変として
該変速機軸の軸線まわりに回転自在である第2の回転部
材との間に、前記駆動回転部材および前記従動回転部材
を前記第1および第2摩擦伝達面に圧接させる面圧を発
生しつつ第1および第2の回転部材間で動力を伝達する
調圧カム機構が設けられ、前記駆動回転部材および前記
従動回転部材と第1および第2摩擦伝達面との摩擦接触
の少なくとも一方を解除する位置への前記第1の回転部
材の移動が該調圧カム機構で吸収されることを特徴と
し、かかる構成によれば、動力伝達状態では駆動回転部
材および前記従動回転部材と第1および第2摩擦伝達面
との確実な摩擦接触を確保しつつ、動力遮断時に駆動回
転部材および従動回転部材の少なくとも一方が軸方向に
移動することを許容することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0011】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1はエンジンおよび無段変速機間の動力伝達
構造を示す縦断面図、図2はロー変速比の状態での無段
変速機の拡大縦断面図、図3はトップ変速比の状態での
無段変速機の拡大縦断面図、図4は図1の4−4線拡大
断面図、図5は調圧カム機構の作動状況を説明するため
の断面図、図6は図2の6矢示部拡大図である。
【0012】先ず図1において、自動二輪車等の車両に
搭載されるエンジンEの出力は、該エンジンEのクラン
クシャフト11からドライブギヤ12、ドリブンギヤ1
3、ダンパばね14、自動遠心クラッチ15および無段
変速機16を介して出力ギヤ17に伝達されるものであ
り、駆動輪である後輪WRに連なる減速ギヤ18が前記
出力ギヤ17に噛合される。
【0013】前記ドライブギヤ12、ドリブンギヤ1
3、ダンパばね14および自動遠心クラッチ15は、前
記エンジンEのクランクケースに結合されるケーシング
19内に形成される第1作動室20に収納され、前記無
段変速機16、出力ギヤ17および減速ギヤ18は、前
記ケーシング19内に形成される第2作動室21に収納
され、第1および第2作動室20,21は、ケーシング
19に設けられる壁部19aの両側でケーシング19内
に形成される。
【0014】第1作動室20内にはクランクシャフト1
1と平行な軸線を有する入力軸22が配置され、入力軸
22の両端部はケーシング19で回転自在に支承され
る。自動遠心クラッチ15は、前記ドリブンギヤ13に
ダンパばね14を介して連結されるとともに入力軸22
で回転自在に支承される入力部材23と、入力軸22に
結合される椀状の出力部材24と、該出力部材24の内
面に摩擦接触することを可能として入力部材23に揺動
可能に支承される複数の遠心ウエイト25…と、前記出
力部材24との摩擦接触を解除する方向に各遠心ウエイ
ト25…をばね付勢するばね(図示せず)とを備える従
来周知のものであり、エンジンEから入力部材23に動
力が伝達されることによって入力部材23の回転数が所
定値以上となったときに入力部材23から出力部材24
すなわち入力軸22に動力を伝達する。
【0015】図2および図3を併せて参照して、無段変
速機16は、前記入力軸22と同軸の軸線を有する変速
機軸26と、該変速機軸26と一体に回転する駆動回転
部材27と、変速機軸26に相対回転自在に支承される
従動回転部材28と、変速機軸26の軸線に沿って移動
可能なキャリア29と、該キャリア29に支持される複
数の支軸30,30…と、それらの支軸30,30…で
それぞれ支承される変速回転部材31,31…とを備え
る。
【0016】変速機軸26の一端はケーシング19の壁
部19aを液密にかつ回転自在に貫通して第1作動室2
0に突入されており、入力軸22に相対回転不能に結合
される。駆動回転部材27は半径方向外方に向く摩擦接
触面27aを有してリング状に形成されるものであり、
圧入等により変速機軸26に相対回転不能に結合され
る。また従動回転部材28は駆動回転部材27側に開放
した椀状に形成されるとともにニードルベアリング32
を介して前記変速機軸26に相対回転自在に支承される
ものであり、この従動回転部材28の開放端内面に半径
方向内方に向く摩擦接触面28aが設けられる。
【0017】キャリア29は、従動回転部材28側を小
径とした略円錐状の第1キャリア半体33と、円板状に
形成されるとともに第1キャリア半体33の大径端側す
なわち従動回転部材28とは反対側の端部に結合される
第2キャリア半体34とから成るものであり、第1およ
び第2キャリア半体33,34はニードルベアリング3
5,36を介して変速機軸26に相対回転自在かつ軸方
向摺動可能に支承される。
【0018】第1キャリア半体33には、その周方向に
等間隔をあけた複数の窓孔37…が設けられており、変
速機軸26の軸線を中心線とする円錐母線に沿う軸線を
有して前記各窓孔37…を横切る複数の支軸30…の両
端が第1キャリア半体33に支持される。これらの支軸
30…には、一対のニードルベアリング38,38…を
それぞれ介して各変速回転部材31…が回転可能かつ軸
方向摺動可能に支承される。
【0019】変速回転部材31には、駆動回転部材27
の摩擦接触面27aに摩擦接触する円錐状の第1摩擦伝
達面40と、従動回転部材28の摩擦接触面28aに摩
擦接触する円錐状の第2摩擦伝達面41とが設けられ
る。
【0020】図4を併せて参照して、キャリア29の第
2キャリア半体34における外周には、変速機軸26の
軸線と直交する軸線を有する軸42が固定されており、
この軸42でローラ43が回転自在に支承される。一
方、ケーシング19の内面には、変速機軸26の軸線と
平行な方向に延びるU字状の規制部材44が締結されて
おり、前記ローラ43は該規制部材44内に転動可能に
収容される。したがって第2キャリア半体34すなわち
キャリア29は、変速機軸26の軸線方向の移動を可能
とするとともに変速機軸26の軸線まわりの回転を不能
としてケーシング19に係合されることになる。
【0021】キャリア29の第2キャリア半体34には
変速機軸26と同軸である被動ねじ45が締結され、こ
の被動ねじ45には、変速機軸26にボールベアリング
56を介して回転自在に支承される駆動ねじ46が螺合
される。
【0022】ケーシング19の外面には、変速機軸26
と平行な軸線を有する正・逆回転自在な電動モータ47
が取付けられており、この電動モータ47および前記駆
動ねじ46間に減速機構48が設けられる。
【0023】該減速機構48は、電動モータ47の出力
軸に設けられる駆動ギヤ49と、該駆動ギヤ49に噛合
する第1アイドルギヤ50と、第1アイドルギヤ50と
一体である第2アイドルギヤ51と、駆動ねじ46に固
着されて第2アイドルギヤ51に噛合する被動ギヤ52
とから成るものであり、第1および第2アイドルギヤ5
0,51は変速機軸26と平行な軸線を有してケーシン
グ19に支持されるアイドル軸53で回転自在に支承さ
れる。
【0024】電動モータ47から減速機構48を介して
駆動ねじ46に回転動力が与えられると、該駆動ねじ4
6に螺合した被動ねじ45が固定されているキャリア2
9が、変速機軸26の軸線方向の移動を可能とするとと
もに変速機軸26の軸線まわりの回転を不能としてケー
シング19に係合されているので、変速機軸26の軸線
方向に移動することになる。
【0025】このような無段変速機16において、駆動
回転部材27の摩擦接触面27aおよび第1摩擦伝達面
40の接触点から変速機軸26の軸線までの距離をA、
駆動回転部材27の摩擦接触面27aおよび第1摩擦伝
達面40の接触点から支軸30の軸線までの距離をB、
従動回転部材28の摩擦接触面28aおよび第2摩擦伝
達面41の接触点から支軸30の軸線までの距離をC、
従動回転部材28の摩擦接触面28aおよび第2摩擦伝
達面41の接触点から変速機軸26の軸線までの距離を
Dとし、駆動回転部材27の回転数をNI、従動回転部
材28の回転数をNOとし、変速比RをR=NI/NO
としたときに、 R=NI/NO=(B/A)×(D/C) となる。
【0026】而して電動モータ47および減速機構48
により駆動ねじ46を回転せしめ、被動ねじ45および
キャリア29を、図2で示すように、従動回転部材28
に近接する方向に移動させると、距離Bが大きくなると
ともに距離Cが小さくなり、距離A,Dは一定であるの
で変速比Rが大きくなり、距離Bが最大となるとともに
距離Cが最小となった図2の状態でロー変速比となる。
一方、被動ねじ45およびキャリア29を、図3で示す
ように、従動回転部材28から離反する方向に移動させ
ると、距離Bが小さくなるとともに距離Cが大きくな
り、距離A,Dは一定であるので変速比Rが小さくな
り、距離Bが最小となるとともに距離Cが最大となった
図3の状態でトップ変速比となる。
【0027】前記減速機構48における被動ギヤ52に
は、ケーシング19の壁部19a側に向けて突出する規
制突部54が一体に突設される。また前記壁部19aに
は、規制突部54に当接、係合可能なストッパ55が固
定されており、規制突部54がストッパ55に当接、係
合することにより駆動ねじ46の回転角度すなわちキャ
リア29の軸方向移動量が規制される。
【0028】従動回転部材28に関してキャリア29と
は反対側には、変速機軸26を同軸に囲繞する出力ギヤ
17が配置されており、この出力ギヤ17の内周および
変速機軸26間にはアンギュラーコンタクトベアリング
57が介装される。該アンギュラーコンタクトベアリン
グ57の外輪は、出力ギヤ17と、該出力ギヤ17の内
周に装着される止め輪58とで挟まれる。またアンギュ
ラーコンタクトベアリング57の内輪において従動回転
部材28とは反対側の端部には、変速機軸26を同軸に
囲繞して出力ギヤ17および変速機軸26間に挿入され
る円筒状のスペーサ59の一端が当接されており、該ス
ペーサ59の他端は変速機軸26に装着される止め輪6
0に当接される。したがって出力ギヤ17は、従動回転
部材28から離反する方向の移動を阻止されて変速機軸
26に回転自在に支承されることになる。一方、従動回
転部材28および出力ギヤ17間には、従動回転部材2
8に出力ギヤ17から離反する方向の予荷重を与える皿
ばね65が介装されており、変速機軸26の軸線方向に
沿う出力ギヤ17の位置は実質的に一定に定められるこ
とになる。
【0029】第1の回転部材としての前記従動回転部材
28と、第2の回転部材としての前記出力ギヤ17との
間には調圧カム機構61が設けられる。この調圧カム機
構61は、従動回転部材28および出力ギヤ17の対向
面にそれぞれ複数ずつ設けられた凹部62…,63…間
にボール64…が挟持されて成るものである。而して従
動回転部材28にトルクが作用して出力ギヤ17との間
に相対回転が生じると、図5(a)で示すように、調圧
カム機構61は、従動回転部材28を出力ギヤ17から
離反させる方向に付勢しつつ従動回転部材28から出力
ギヤ17に回転動力を伝達する。この付勢力は前記皿ば
ね65による付勢力と共働して、駆動回転部材27の摩
擦接触面27aを第1摩擦伝達面40に圧接する面圧な
らびに従動回転部材28の摩擦接触面28aを第2摩擦
伝達面41に圧接する面圧を発生させる。
【0030】また従動回転部材28にトルクが作用せ
ず、出力ギヤ17との間に相対回転が生じていない中立
状態では、図5(b)で示すように、ボール64と両凹
部62,63との間には間隙66,66が生じており、
図5(c)で示すように、従動回転部材28は前記間隙
66,66をなくすように出力ギヤ17側にたとえば
0.5mm程度移動することができる。
【0031】キャリア29における第1キャリア半体3
3の内周部には、動力遮断手段としてのスラストベアリ
ング70が装着されており、このスラストベアリング7
0は、ロー変速比の位置からトップ変速比とは反対側に
キャリア29が移動するのに応じて従動回転部材28を
駆動回転部材27から離間する側に押圧駆動し得るよう
にして装着される。
【0032】すなわちスラストベアリング70は、キャ
リア29が図2で示すロー変速比の位置にある状態で
は、従動回転部材28とは接触しない状態、もしくは接
触していても従動回転部材28に押圧力を作用していな
い状態にあるのであるが、キャリア29がロー変速比の
位置からトップ変速比とは反対側すなわち図2の右側に
移動するのに応じて、調圧カム機構61で許容される範
囲で従動回転部材28を押圧駆動するようにしてキャリ
ア29の内周部に装着される。
【0033】而してロー変速比の状態では、図6(a)
で示すように、変速回転部材31の第2摩擦伝達面41
が従動回転部材28の摩擦接触面28aに摩擦接触した
状態にあるが、キャリア29がロー変速比の位置からト
ップ変速比とは反対側に移動するのに応じた従動回転部
材28の移動により、図6(b)で示すように、変速回
転部材31の第2摩擦伝達面41と従動回転部材28の
摩擦接触面28aとの摩擦接触が解除される。
【0034】変速機軸16の他端側はボールベアリング
72を介してケーシング19に回転自在に支承されてお
り、該変速機軸16の他端には、トロコイドポンプであ
るオイルポンプ71が連結される。一方、第2作動室2
1内の下部に臨むフィルタ74がケーシング19に取付
けられており、ケーシング19には、フィルタ74およ
びオイルポンプ71間を結ぶ吸入油路73が設けられ、
変速機軸26には、オイルポンプ71からのオイルを導
く潤滑油路75が同軸に設けられるとともに、内端を潤
滑油路75に連通せしめるとともに外端を変速機軸26
の外面に開口せしめた複数の給油孔76…が無段変速機
16に対応して設けられる。
【0035】また第1作動室20内の下部に対応してケ
ーシング19には他のフィルタ77が取付けられてお
り、このフィルタ77で浄化されたオイルは、図示しな
い他のオイルポンプにより、ケーシング19に設けられ
た吸入油路78を経てエンジンEの各潤滑部に供給され
る。
【0036】次にこの実施例の作用について説明する
と、無段変速機16におけるキャリア29に装着される
スラストベアリング70は、従動回転部材28および第
2摩擦伝達面41の摩擦接触を解除することが可能であ
り、その摩擦接触の解除により無段変速機16が動力遮
断状態とされ、出力ギヤ17を無段変速機16での摩擦
力の作用を回避して自由に回転させることができので、
軽い力で押すだけで自動二輪車等の車両を移動させるこ
とができる。
【0037】しかもスラストベアリング70は、無段変
速機16の一部を構成する従動回転部材28を変速機軸
26の軸線方向に駆動するものであり、無段変速機16
とは別の機構であるニュートラルクラッチを必要とした
従来のものと比べると、部品点数の低減およびコスト低
減を図ることができる。
【0038】またスラストベアリング70は、キャリア
29がロー変速比の位置からトップ変速比とは反対側に
移動するのに応じて前記従動回転部材28を変速機軸2
6の軸線方向に駆動するものであるので、キャリア29
の位置に関連させた単純な構造で無段変速機16を動力
遮断状態とすることができ、キャリア29を駆動する電
動モータ47以外にスラストベアリング70を作動せし
める特別の動力は不要である。しかもエンジンEおよび
後輪WR間の動力伝達を遮断するニュートラル状態を、
ロー変速比の位置からのキャリア29のトップ変速比と
は反対側への移動に応じて得るようにしたので、ロー変
速比の状態からニュートラル状態に変化させるための構
造を単純化することが可能である。
【0039】またスラストベアリング70で従動回転部
材28を押圧駆動するので、従動回転部材28およびキ
ャリア29間で摩擦力が生じることを極力抑えつつ従動
回転部材28を駆動回転部材27から離間する方向に駆
動することができる。またスラストベアリング70がキ
ャリア29の内周部に装着されており、キャリア29の
内周部での周速度は小さいのでスラストベアリング70
に作用する負荷を小さく抑えることができる。
【0040】さらに従動回転部材28と、変速機軸26
の軸線方向に沿う位置を不変として該変速機軸26の軸
線まわりに回転自在である出力ギヤ17との間に、駆動
回転部材27および従動回転部材28を第1および第2
摩擦伝達面40,41に圧接させる面圧を発生しつつ従
動回転部材28および出力ギヤ17間で動力を伝達する
調圧カム機構61が設けられており、従動回転部材28
と第2摩擦伝達面41との摩擦接触を解除する位置への
従動回転部材28の移動が該調圧カム機構61で吸収さ
れる。したがって動力伝達状態では駆動回転部材27お
よび従動回転部材28と第1および第2摩擦伝達面4
0,41との確実な摩擦接触を確保しつつ、動力遮断時
に従動回転部材28が軸方向に移動することを許容する
ことができる。
【0041】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0042】たとえば上記実施例では、従動部材28が
駆動部材27から離間する方向に駆動されるようにした
が、駆動部材27が従動部材28から離間する方向に駆
動されるようにしてもよく、また駆動部材27および従
動部材28がともに相互に離間する方向に駆動される構
成とすることもできる。
【0043】また駆動回転部材27および従動回転部材
28の少なくとも一方を、外部から軸方向に駆動するこ
とも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、部品点数の低減およびコスト低減を図りつつ、軽い
力で押すだけで自動二輪車等の車両を移動させることが
できる。
【0045】また請求項2記載の発明によれば、無段変
速機をキャリアの位置に関連させた単純な構造で動力遮
断状態とすることができ、キャリアを駆動する駆動源以
外に動力遮断手段を作動せしめる特別の動力が不要とな
り、ロー変速比の状態からニュートラル状態に変化させ
るための構造を単純化することが可能である。
【0046】請求項3記載の発明によれば、従動回転部
材およびキャリア間で摩擦力が生じることを極力抑えつ
つ、従動回転部材を駆動回転部材から離間する方向に駆
動することができ、スラストベアリングに作用する負荷
も小さく抑えることができる。
【0047】さらに請求項4記載の発明によれば、動力
伝達状態では駆動回転部材および前記従動回転部材と第
1および第2摩擦伝達面との確実な摩擦接触を確保しつ
つ、動力遮断時に駆動回転部材および従動回転部材の少
なくとも一方が軸方向に移動することを許容することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンおよび無段変速機間の動力伝達構造を
示す縦断面図である。
【図2】ロー変速比の状態での無段変速機の拡大縦断面
図である。
【図3】トップ変速比の状態での無段変速機の拡大縦断
面図である。
【図4】図1の4−4線拡大断面図である。
【図5】調圧カム機構の作動状況を説明するための断面
図である。
【図6】図2の6矢示部拡大図である。
【符号の説明】
16・・・無段変速機 17・・・第2の回転部材としての出力ギヤ 26・・・変速機軸 27・・・駆動回転部材 28・・・第1の回転部材としての従動回転部材 29・・・キャリア 30・・・支軸 31・・・変速回転部材 40・・・第1摩擦伝達面 41・・・第2摩擦伝達面 61・・・調圧カム機構 70・・・動力遮断手段としてのスラストベアリング E・・・エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永露 敏弥 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J051 AA03 BA07 BB08 BC03 BD02 BE02 CA03 CB02 ED20 FA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)からの動力伝達に応じて
    回転する変速機軸(26)と、該変速機軸(26)とと
    もに回転する駆動回転部材(27)と、前記変速機軸
    (26)に回転自在に支承される従動回転部材(28)
    と、前記変速機軸(26)の軸線に沿って移動可能なキ
    ャリア(29)と、前記変速機軸(26)の軸線を中心
    線とする円錐母線に沿う軸線を有して前記キャリア(2
    9)に支持される支軸(30)と、前記駆動回転部材
    (27)および前記従動回転部材(28)にそれぞれ摩
    擦接触する円錐状の第1および第2摩擦伝達面(40,
    41)を有して前記支軸(30)で回転自在かつ軸方向
    摺動自在に支承される変速回転部材(31)とを備える
    車両用無段変速機において、前記駆動回転部材(27)
    および前記従動回転部材(28)の少なくとも一方をそ
    れらの回転部材(27,28)が前記変速機軸(26)
    の軸線に沿って相互に離間する方向に駆動して前記駆動
    回転部材(27)および前記従動回転部材(28)と第
    1および第2摩擦伝達面(40,41)との摩擦接触の
    少なくとも一方を解除し得る動力遮断手段(70)を含
    むことを特徴とする車両用無段変速機。
  2. 【請求項2】 前記動力遮断手段(70)は、前記キャ
    リア(29)がロー変速比の位置からトップ変速比とは
    反対側に移動するのに応じて前記駆動回転部材(27)
    および前記従動回転部材(28)の少なくとも一方を前
    記変速機軸(26)の軸線方向に駆動することを特徴と
    する請求項1記載の車両用無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記従動回転部材(28)が、前記変速
    機軸(26)の軸線方向に制限された範囲での移動を可
    能として該変速機軸(26)に回転自在に支承されると
    ともに前記第2摩擦伝達面(41)に摩擦接触する方向
    にばね付勢され、前記動力遮断手段であるスラストベア
    リング(70)が、ロー変速比の位置からトップ変速比
    とは反対側への前記キャリア(29)の移動に応じて前
    記従動回転部材(28)を変速機軸(26)の軸線方向
    に押圧駆動することを可能として前記キャリア(29)
    の内周部に装着されることを特徴とする請求項2記載の
    車両用無段変速機。
  4. 【請求項4】 前記駆動回転部材(27)および前記従
    動回転部材(28)の少なくとも一方である第1の回転
    部材(28)と、前記変速機軸(26)の軸線方向に沿
    う位置を不変として該変速機軸(26)の軸線まわりに
    回転自在である第2の回転部材(17)との間に、前記
    駆動回転部材(27)および前記従動回転部材(28)
    を前記第1および第2摩擦伝達面(40,41)に圧接
    させる面圧を発生しつつ第1および第2の回転部材(2
    8,17)間で動力を伝達する調圧カム機構(61)が
    設けられ、前記駆動回転部材(27)および前記従動回
    転部材(28)と第1および第2摩擦伝達面(40,4
    1)との摩擦接触の少なくとも一方を解除する位置への
    前記第1の回転部材(28)の移動が該調圧カム機構
    (61)で吸収されることを特徴とする請求項1記載の
    車両用無段変速機。
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