JP2001206268A - 自転車等の荷物かご取付構造 - Google Patents
自転車等の荷物かご取付構造Info
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Abstract
容易に着脱できる荷物かご取付構造を提供する。 【解決手段】自転車等の荷台1に荷物かご12を自在に
着脱する取付構造であって、荷物かご12の前方下部に
於いて、第1の連結手段13が、取付面に沿った水平軸
を軸支に可動であり、バネ等の付勢部によって付勢され
た状態で、荷台1の第1の枠部分に先端の引掛け部を引
掛ける構造を有し、かつ前記荷物かごの下部に於いて、
第2の連結手段14が、荷台1の第2の枠部分に前記第
1の連結手段13の復元力の作用に抗する方向に差込ま
れる構造を有しており、前記第2の連結手段14を前記
荷台の第2の枠部分に差込んだ後、前記付勢部に抗して
起した第1の連結手段13の先端の引掛け部を荷台1の
第1の枠部分に引掛けることによって、荷物かご12を
固定することを特徴としている。
Description
の荷台に取付ける荷物かごを簡単に着脱できる取付構造
に関するものである。
ごを容易に着脱する従来例を示す。図2には一般に普及
している荷台を示す。図1の従来例は、先端に引掛け部
3bを有し、引掛け部3bが軸を中心に起伏できると共
にバネ等の付勢部3aで引掛け部3bの傾倒方向に復元
力が発生する構造の引掛け手段3を、取付板3cによっ
て荷台1を挟み込むように、予め取付けて固定してお
き、荷物かご2の底部に設けた差込み手段4を荷台1の
枠部分(本従来例では外枠後部1c3)に差込んだ後、
引掛け手段3の引掛け部3bを荷物かご2の前側面に設
けた挿入孔2aに引掛けて、付勢部3aの復元力によっ
て、荷物かごを強固に固定する構造になっている。また
従来例の荷物かご2は、付勢された引掛け手段3の引掛
け部3bが勢いよく放たれても破損無くそれを受止める
ために、スチール等の金属製でできているのが通常であ
る。図2の荷台は、外枠1c、内粋1d、前方左右枠1
a、後方左右枠1b及びその他支持枠から構成されてい
る。
付具としての引掛け手段をネジ締めで予め荷台側に装着
しておかなければならず、ユーザにとっては手間のかか
るものであった。また、荷物かごは容易に着脱できて
も、この取付具は容易に着脱できるものではなく、荷台
を度々他の用途に切換えて使用する時、例えば荷物を直
接荷台に搭載する時や補助席を荷台に取付ける時に、邪
魔になるこの取付具の取外しに手間がかかり、ユーザに
とっては煩わしいものであった。また金属製の荷物かご
は重いため、持運びに難点があった。
で、荷台には特に取付具を装着せずに荷物かごを容易に
着脱できて、さらには軽量で持運びに便利な荷物かご及
び荷物かご取付構造を提供することを目的とする。
の特徴と作用効果を示す。請求項1の発明は、自転車等
の荷台に荷物かごを自在に着脱する取付構造であって、
前記荷物かごの前方下部もしくは下方前部に於いて、前
記荷台の少なくとも1つの第1の枠部分に連結される少
なくとも1つの第1の連結手段を有し、かつ前記荷物か
ごの下部に於いて、前記荷台の少なくとも1つの第2の
枠部分に連結される少なくとも1つの第2の連結手段を
有して、前記荷物かごを固定することを特徴としてい
る。
に荷物かごを自在に着脱できる作用効果がある。また取
付具(連結手段)が荷物かご側に取付けられている(荷
台には特に取付具を装着する必要がない)ためにその着
脱の手間が省け、荷物かごを取去った後も荷台を他の用
途に自由に使用できる作用効果がある。
を示す。請求項2の発明は、請求項1の構成上の特徴に
加えて、前記第1の連結手段が、前記荷物かごの前方下
部に於いて、取付面に沿った水平軸を軸支に可動であ
り、バネ等の付勢部によって付勢された状態で、前記荷
台の第1の枠部分に先端の引掛け部を引掛ける構造を有
し、かつ前記第2の連結手段が、前記荷台の第2の枠部
分に前記第1の連結手段の復元力の作用に抗する方向に
差込まれる構造を有しており、前記第2の連結手段を前
記荷台の第2の枠部分に差込んだ後、前記付勢部に抗し
て起した前記第1の連結手段の先端の引掛け部を前記荷
台の第1の枠部分に引掛けることによって、前記荷物か
ごを固定することを特徴としている。
と同様の作用効果がある。また、勢いよく放たれる付勢
された第1の連結手段の引掛け部を受止めるのは、スチ
ール製の荷台であり、荷物かごは第1の連結手段を取付
け固定するだけの強度があればよいので、荷物かごを樹
脂製にすることが容易である。
を示す。請求項3の発明は、請求項1の構成上の特徴に
加えて、前記第1の連結手段が、前記荷物かごの下方前
部に於いて、取付面に沿って前方もしくは後方にも可動
であり、バネ等の付勢部によって付勢された状態で、前
記荷台の第1の枠部分に先端の引掛け部を引掛ける構造
を有し、かつ前記第2の連結手段が、前記荷台の第2の
枠部分に前記第1の連結手段の復元力の作用に抗する方
向に差込まれる構造を有しており、前記第2の連結手段
を前記荷台の第2の枠部分に差込んだ後、前記付勢部に
抗して動かした前記第1の連結手段の先端の引掛け部を
前記荷台の第1の枠部分に引掛けることによって、前記
荷物かごを固定することを特徴としている。
と同様の作用効果がある。
を示す。請求項4の発明は、請求項1の構成上の特徴に
加えて、前記第1の連結手段が、前記荷物かごの下方前
部に於いて、差込み部、抜止め部、支持部及び操作部も
しくはバネ等の付勢部、差込み部、抜止め部、支持部及
び操作部を有し、前記荷台の第1の枠部分に垂直方向か
ら差込まれた差込み部に枠抜けを遮るように抜止め部を
引掛け、操作部を傾倒して発生する構造的な弾性力によ
って、操作部が傾倒した状態と抜止め部を引掛けた状態
を保持する構造を有し、かつ前記第2の連結手段が、前
記荷台の第2の枠部分に前記第2の連結手段自身の枠抜
けを抗する方向に差込まれる構造を有しており、前記第
2の連結手段を前記荷台の第2の枠部分に差込んだ後、
前記第1の連結手段の差込み部を前記荷台の第1の枠部
分に差込み、抜止め部を差込み部に引掛け、レバーを傾
倒して、前記荷物かごを固定することを特徴としてい
る。
に差込まれる構造とは、第2の連結手段と第1の連結手
段が直角以外の位置関係にあって、かつ共に同一方向に
差込まれない構造が挙げられる。
と同様の作用効果がある。また、荷物かごに衝撃力が加
わることがないので、荷物かごを樹脂製にすることが容
易である。
を示す。請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに
記載した構成上の特徴に加えて、前記荷物かごと、前記
第1の連結手段及び前記第2の連結手段との間に取付手
段を有し、前記第1の連結手段及び前記第2の連結手段
が前記取付手段に取付けられ、前記荷物かごは着脱が可
能なように前記取付手段に取付けられることを特徴とし
ている。
乃至4の作用効果に加えて、連結手段と取付手段を荷台
に残したまま、荷物かごだけを取外すこともできるの
で、荷物かごが軽量となり持運びが楽である。
を示す。請求項6の発明は、自転車等の荷台に荷物かご
を自在に着脱する取付構造であって、前記荷物かごの底
部に於いて、前記荷台の少なくとも2つの枠部分に連結
される少なくとも2つの連結手段とを有して、少なくと
も1つの前記連結手段が、差込み部、抜止め部、支持部
及び操作部もしくはバネ等の付勢部、差込み部、抜止め
部、支持部及び操作部を有し、前記荷台の枠部分に垂直
方向から差込まれた差込み部に枠抜けを遮るように抜止
め部を引掛け、操作部を傾倒して発生する構造的な弾性
力によって、操作部が傾倒した状態と抜止め部を引掛け
た状態を保持して、前記荷物かごを固定することを特徴
としている。
の作用効果と同様である。
を示す。請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに
記載した構成上の特徴に加えて、前記荷物かごが樹脂成
形品であることを特徴としている。
乃至6の何れかの作用効果に加えて、荷物かごを樹脂製
にすると、従来の金属製荷物かごより製作が容易で、デ
ザイン性にすぐれ、軽量で持運びに便利になるという作
用効果がある。
施の形態(以下、「実施例」という)について説明す
る。図1は、荷台に容易に着脱できる自転車等の荷物か
ご取付け構造の従来例を示す(前述)。図2は、自転車
等に一般に使われている荷台を示す。図3は、本発明
(請求項1及び2)の自転車等の荷物かご取付構造の実
施例1を示し、図4は、実施例1の第1の連結手段の詳
細を示し、図5は、実施例1乃至4の第2の連結手段の
例を示す。図6は、本発明(請求項1及び3)の自転車
等の荷物かご取付構造の実施例2を示し、図7は、実施
例2の第1の連結手段の詳細を示す。図8は、本発明
(請求項1及び4)の自転車等の荷物かご取付構造の実
施例3を示し、図9は、実施例3の第1の連結手段の詳
細を示す。図10は、本発明(請求項5)の自転車等の
荷物かご取付構造の実施例4を示す。図11は、本発明
(請求項6)の自転車等の荷物かご取付構造の実施例5
を示す。図12は、実施例3の第1の連結手段及び実施
例5の連結手段及び実施例3の第1の連結手段の別の例
を示す。
説明する。図3に示す本発明(請求項1及び2)の実施
例1に於いては、荷台1に従来例のような取付具(連結
手段)が無く、図4に詳細を示す第1の連結手段が荷物
かご12の前側面下部に取付けられ、図5に詳細を示す
第2の連結手段が荷物かご12の底面中央部に取付けら
れている。
枠13bは、左右に分かれた支軸13dを軸に回転方向
に可動であり、その先端は荷台の前方左右枠中央部1a
3を引掛けるために90度ほど曲がった形状の引掛け部
13cになっている。左右の支軸13dには各々付勢部
(バネ)13aが取付けられており、可動枠13bと荷
物かご12が引き合う方向に復元力が働くようになって
いる。可動枠13bは、取付板13eの上部左右の一部
を支軸13dに対して直角に曲げ起した面の支持穴13
gに左右の支軸13dを嵌め込んで、可動な状態で取付
板13eに取付けられている。その取付板13eは荷物
かごの前側面下部にネジ(13f)締めによって、取付
けられている。
1bもしくは荷台の外枠後部1c3に差込んで、付勢手
段13aの復元力に抗して荷物かご12が前方に動かな
いようにするものである。図5の(a)は荷台の外枠後
部1c3に差込む例(14A)であり、(b)は荷台の
後方左右枠左右部1b1、1b2に差込む別の例(14
B1、14B2)である。
る。荷物かご12の底面中央部の第2の連結手段14を
荷台の後方左右枠左部1b1と後方左右枠右部1b2
(又は荷台の外枠後部1c3)に差込んで荷物かご12
を荷台1に置いた後、荷物かご12の前側面下部の第1
の連結手段13の可動枠13bを、支軸13dを軸とす
る付勢部13aの復元力に抗して充分に引起こし、復元
力の方向に少し戻しながら、先端の引掛け部13cを荷
台の前方左右枠中央部1a3に引掛ける。この時、付勢
部の復元力は可動枠13bと荷物かご12が引き合う
(言換えれば、荷物かご12を前方に引寄せる)ように
作用する。しかし、荷物かご12の底面中央部の第2の
連結手段14によってその動きが遮られて、荷物かごは
強固に固定されることになる。
有って、荷台の後方左右枠左部1b1と右部1b2に差
込まれている。左右2個所に差込むことによって、荷物
かご12の横方向の揺れを防止し、より安定に固定する
ことができる。
づいて説明する。図6に示す本発明(請求項1及び3)
の実施例2に於いては、荷台1に従来例のような取付具
(連結手段)が無く、図7に詳細を示す第1の連結手段
23が荷物かご22の底面前部に取付けられ、図5に詳
細を示す第2の連結手段差込み手段24が、荷物かご2
2の底面中央部に取付けられている。
枠23bは、その左右の枠が取付板23eの前後左右に
位置する4ヵ所の支持部23dの穴に通されて支えら
れ、取付面に沿って前方もしくは後方にも可動であり、
その先端は荷台の前方左右枠中央部1a3を引掛けるた
めに90度ほど曲がった形状の引掛け部23cになって
いる。可動枠23bの左右の枠には前後の支持部23d
の間に各々付勢手段(バネ)23aが取付けられてお
り、先端の引掛け部23cと荷物かご22が引き合う方
向に復元力が働くようになっている。取付板23eは荷
物かごの底面前部にネジ(23f)締めによって取付け
られている。
取付手段14と同一で、荷台の後方左右枠1bもしくは
荷台の外枠1cに差込んで、付勢部23aの後方に働く
復元力に抗して荷物かご22が前方に動かないようにす
るものである。付勢部23aの復元力が反対方向(前
方)に働くように構成する時は、荷物かご22が後方に
動かないように差込み手段を反対方向に取付ければよ
い。
る。荷物かご22の底面中央部の第2の連結手段24を
荷台の後方左右枠左部1b1と後方左右枠右部1b2
(又は荷台の外枠後部1c3)に差込んで荷物かご22
を荷台1に置いた後、第1の連結手段23の可動枠23
bを付勢部23aの復元力に抗して充分に動かし、復元
力の方向に少し戻しながら、先端の引掛け部23cを荷
台の前方左右枠中央部1a3に引掛ける。この時、付勢
部の復元力は可動枠23bと荷物かご22が引き合う
(言換えれば、荷物かご22を前方に引寄せる)ように
作用する。しかし、荷物かご22の底面中央部の第2の
連結手段24によってその動きが遮られて、荷物かごは
強固に固定されることになる。
12に基づいて説明する。図8に示す本発明(請求項1
及び4)の実施例3に於いては、荷台1に従来例のよう
な取付具(連結手段)が無く、図9に詳細を示す第1の
連結手段33が荷物かご32の底面前部に取付けられ、
図5に詳細を示す第2の連結手段34が荷物かご32の
底面中央部に取付けられている。
(付勢部)33a、差込み部33b、抜止め部33c、
支持部33d、操作部33e及び固定部33fで構成さ
れ、取付板33g上に纏められ、その取付板33gは荷
物かごの底面前部にネジ(33h)締めによって固定さ
れる。第1の連結手段33は、荷台外枠1cに垂直方向
から差込んだ差込み部33bを抜止め部33cの先端で
引掛けて、操作部33eを倒した時に、バネ33a、抜
止め部33c、支持部33d及び操作部33eの構成で
発生する構造的な弾性力で操作部33eの傾倒と抜止め
部33cの引掛けの状態を保持することによって枠抜け
を防止し、荷台の前方左右枠中央部1a3を保持するも
のである。
倒及び復帰する時に抜止め部33cが操作部33eに掛
けられる部分(軸A)と抜止め部33cの先端が差込み
部33bに引掛けられる部分(軸B)と操作部33eの
動作支軸(軸C)の3軸の位置関係で発生する第1の弾
性力と、操作部33eの動きでバネ33aが押付けられ
て変形することによって発生して、操作部33e傾倒前
後の各々の状態を保持するように作用するする第2の弾
性力が合成されたものである。第1の弾性力は、軸Bと
軸Cを結ぶ直線に対して軸Aが位置する側に向かって軸
Bを軸とするモーメントとして抜止め部33cに作用す
るもので、3軸が直線上(軸Aが軸Bと軸Cを結ぶ直線
上)に並んだ時が平衡状態である。図9の第1の連結手
段33は、第1の弾性力と第2の弾性力が共に作用する
構造であり、図12の連結手段53は、第2の弾性力だ
けが作用する構造である。
る。荷物かご32の底面中央部の第2の連結手段34
を、後方から底面に沿って荷台の後方左右枠左部1b1
と後方左右枠右部1b2(又は荷台の外枠後部1c3)
に差込み、荷物かご32を荷台1に置いて、荷台1に対
して垂直方向から第2の連結手段34の差込み部33b
を荷台の前方左右枠中央部1a3に差込んだ後、抜け止
部33cの先端を差込み部33bに引掛け、操作部33
eを傾倒することによって枠を保持して、荷物かごを固
定する。さらに、固定部33fで操作部を締付けること
によって、操作部レバーが傾倒された状態を固定でき
る。また操作部33eの固定は、図12のように、操作
部53eの先端から抜止め部53cの一部にかけてキャ
ップ形状の外れ防止手段53kをスライドして被せるこ
とによって、操作部53eが引起されない程度に固定す
る方法であってもよい。
10に示す本発明(請求項5)の実施例4に於いては、
荷台1に従来例のような固定的な取付具(連結手段)が
無く、荷物かご42と第1及び第2の連結手段43、4
4の間に設けたL字形の取付手段45の前面に第1の連
結手段43が取付けられ、下面に第2の連結手段44が
取付けられている。このL字形取付手段45の受け部4
5aに荷物かご42の前側面の差込み部42aを掛り止
まるまで差込んで、荷物かご42がL字形の取付手段4
5に取付けられる。この状態で、第2の連結手段44を
荷台の枠に差込み、第1の連結手段43を荷台の枠に引
掛けて、荷物かご42を荷台1に取付けるものである。
荷物かご42だけを取外すには、掛止めを外して荷物か
ご42を上方に引上げればよい。
結手段43、44を荷台に取付け取外しすることによっ
て、第1及び第2の連結手段43、44と取付手段45
及び荷物かご42を一体のまま、荷台1に着脱できると
共に、荷物かご42だけの取付け取外しが容易に着脱で
きるものである。
いて説明する。図11に示す本発明(請求項6)の実施
例5に於いては、荷台1に従来例のような取付具(連結
手段)が無く、実施例3の第1の連結手段33と同一の
連結手段53が、荷物かごの底面に取付けられた取付手
段55j上で、調整可能な3箇所の所定位置にネジ(5
3h)締めによって固定されている。3箇所以上の連結
手段をバランスよく配置することによって、前後左右方
向の耐震強度を高めることができる。
る。3つの連結手段の差込み部53を荷台の外枠1cの
3箇所に位置合わせしながら垂直方向から差込んだ後、
抜け止部53cの先端を差込み部53bに引掛け、操作
部53eを傾倒することによって枠を保持して、荷物か
ごを固定する。さらに、固定部53fで操作部を締付け
ることによって、操作部が傾倒された状態を固定でき
る。
する抜止め形連結手段と(図5のような)抜止め機構を
有さない非抜止め形連結手段を共に使用する時は、非抜
止め形連結手段の枠抜けを防止できる差込み方向(もし
くは引掛け方向)にする方法、複数の連結手段を枠抜け
を防止できる相対的位置関係で配置する方法、あるいは
これら2つの方法によって荷物かご取付構造を構成すれ
ばよい。
は、操作部53eの先端から抜止め部53cの一部にか
けてキャップ形状の外れ防止手段53kをスライドして
被せることによって、操作部53eが引起されない程度
に固定する方法であってもよい。図12(a)は、外れ
防止手段53kを操作部に被せる直前を示し、(b)
は、外れ防止手段53kを操作部に被せ終った状態を示
す。
造を使用すれば、荷台には特に取付具を装着せずに、荷
物かごを容易に着脱でき、荷台を他の用途に簡単に切換
えて使用することができる。
す。
例1を示す。
す。
例2を示す。
例3を示す。
例4を示す。
例5を示す。
の別の例を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】自転車等の荷台に荷物かごを自在に着脱す
る取付構造であって、前記荷物かごの前方下部もしくは
下方前部に於いて、前記荷台の少なくとも1つの第1の
枠部分に連結される少なくとも1つの第1の連結手段を
有し、かつ前記荷物かごの下部に於いて、前記荷台の少
なくとも1つの第2の枠部分に連結される少なくとも1
つの第2の連結手段を有して、前記荷物かごを固定する
ことを特徴とする自転車等の荷物かご取付構造。 - 【請求項2】前記第1の連結手段が、前記荷物かごの前
方下部に於いて、取付面に沿った水平軸を軸支に可動で
あり、バネ等の付勢部によって付勢された状態で、前記
荷台の第1の枠部分に先端の引掛け部を引掛ける構造を
有し、かつ前記第2の連結手段が、前記荷台の第2の枠
部分に前記第1の連結手段の復元力の作用に抗する方向
に差込まれる構造を有しており、前記第2の連結手段を
前記荷台の第2の枠部分に差込んだ後、前記付勢部に抗
して起した前記第1の連結手段の先端の引掛け部を前記
荷台の第1の枠部分に引掛けることによって、前記荷物
かごを固定することを特徴とする請求項1に記載した自
転車等の荷物かご取付構造。 - 【請求項3】前記第1の連結手段が、前記荷物かごの下
方前部に於いて、取付面に沿って前方もしくは後方にも
可動であり、バネ等の付勢部によって付勢された状態
で、前記荷台の第1の枠部分に先端の引掛け部を引掛け
る構造を有し、かつ前記第2の連結手段が、前記荷台の
第2の枠部分に前記第1の連結手段の復元力の作用に抗
する方向に差込まれる構造を有しており、前記第2の連
結手段を前記荷台の第2の枠部分に差込んだ後、前記付
勢部に抗して動かした前記第1の連結手段の先端の引掛
け部を前記荷台の第1の枠部分に引掛けることによっ
て、前記荷物かごを固定することを特徴とする請求項1
に記載した自転車等の荷物かご取付構造。 - 【請求項4】前記第1の連結手段が、前記荷物かごの下
方前部に於いて、差込み部、抜止め部、支持部及び操作
部もしくはバネ等の付勢部、差込み部、抜止め部、支持
部及び操作部を有し、前記荷台の第1の枠部分に垂直方
向から差込まれた差込み部に枠抜けを遮るように抜止め
部を引掛け、操作部を傾倒して発生する構造的な弾性力
によって、操作部が傾倒した状態と抜止め部を引掛けた
状態を保持する構造を有し、かつ前記第2の連結手段
が、前記荷台の第2の枠部分に前記第2の連結手段自身
の枠抜けを抗する方向に差込まれる構造を有しており、
前記第2の連結手段を前記荷台の第2の枠部分に差込ん
だ後、前記第1の連結手段の差込み部を前記荷台の第1
の枠部分に差込み、抜止め部を差込み部に引掛け、操作
部を傾倒して、前記荷物かごを固定することを特徴とす
る請求項1に記載した自転車等の荷物かご取付構造。 - 【請求項5】前記荷物かごと前記第1の連結手段及び前
記第2の連結手段との間に取付手段を有し、前記第1の
連結手段及び前記第2の連結手段が前記取付手段に取付
けられ、前記荷物かごが着脱可能なように前記取付手段
に取付けられることを特徴とする請求項1乃至4に記載
した自転車等の荷物かご取付構造。 - 【請求項6】自転車等の荷台に荷物かごを自在に着脱す
る取付構造であって、前記荷物かごの下部に於いて、前
記荷台の少なくとも2つの枠部分に連結される少なくと
も2つの連結手段とを有して、少なくとも1つの前記連
結手段が、差込み部、抜止め部、支持部及び操作部もし
くはバネ等の付勢部、差込み部、抜止め部、支持部及び
操作部を有し、前記荷台の枠部分に垂直方向から差込ま
れた差込み部に枠抜けを遮るように抜止め部を引掛け、
操作部を傾倒して発生する構造的な弾性力によって、操
作部が傾倒した状態と抜止め部を引掛けた状態を保持し
て、前記荷物かごを固定することを特徴とする自転車等
の荷物かご取付構造。 - 【請求項7】前記荷物かごが樹脂成形品であることを特
徴とする請求項1乃至6の何れかに記載した自転車等の
荷物かご取付構造。
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- 2000-11-17 JP JP2000389553A patent/JP4712964B2/ja not_active Expired - Lifetime
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