JP2001201915A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2001201915A
JP2001201915A JP2000009479A JP2000009479A JP2001201915A JP 2001201915 A JP2001201915 A JP 2001201915A JP 2000009479 A JP2000009479 A JP 2000009479A JP 2000009479 A JP2000009479 A JP 2000009479A JP 2001201915 A JP2001201915 A JP 2001201915A
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process cartridge
image forming
forming apparatus
charging roller
image
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JP2000009479A
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English (en)
Inventor
Susumu Shintani
進 新谷
Takeshi Arimitsu
健 有光
Kazuhiko Sugano
一彦 菅野
Jun Miyamoto
順 宮本
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Kanji Yokomori
幹詞 横森
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電ローラの帯電能力の変化や像担持体の帯
電メモリを防止して、濃度ムラを防止する。 【解決手段】 プロセスカートリッジ側のガイド部材2
eと軸受部材2dとの間に加圧ばね2iを介装し、画像
形成装置本体に対するプロセスカートリッジの未装着時
には、離間部材21aを感光ドラム1と帯電ローラ2a
との間に挿入して両者を離間させる。プロセスカートリ
ッジを画像形成装置本体に装着した後、画像形成装置本
体側の駆動部により離間解除部材21bを巻き取って離
間部材21aを感光ドラム1と帯電ローラ2aとの間か
ら引き抜いて、帯電ローラ2を感光ドラム1表面に加圧
する。プロセスカートリッジの未装着時には、帯電ロー
ラ2は、感光ドラム1から離間されているので、帯電ロ
ーラ2の変形による帯電能力の低下を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザビ
ームプリンタ等に装着されるプロセスカートリッジ及び
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザビームプリンタ等の画像
形成装置においては、例えば、以下のようにして画像形
成が行われる。帯電器(帯電手段)によって一様に帯電
された感光ドラム(像担持体)表面を、露光器(露光手
段)によって選択的に露光して静電潜像を形成し、その
静電潜像に現像器(現像手段)によりトナーを付着させ
てトナー像として現像し、その後、トナー像を転写帯電
器(転写手段)によって紙等の記録材に転写する。トナ
ー像転写後の記録材は、定着器(定着手段)によって加
熱・加圧されて表面にトナー像が定着される。一方、ト
ナー像転写後の感光ドラムは、表面に残った転写残トナ
ーがクリーニング器(クリーニング手段)によって除去
され、次の画像形成に供される。
【0003】近年では、上述の感光ドラム、帯電器、現
像器、クリーニング器、さらに、廃トナー容器等をカー
トリッジ容器に一体的に組み込んでプロセスカートリッ
ジを構成し、このプロセスカートリッジを画像形成装置
本体に対して着脱自在に装着するいわゆるプロセスカー
トリッジ方式のものが実用化されている。
【0004】このプロセスカートリッジ方式によれば、
画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらずユ
ーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができる。
【0005】さらに近年では、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックのそれぞれ独立した現像器を、感光ドラ
ムに対して選択的に移動させて現像動作を行う、または
感光ドラムに対し固定的に配設しそれぞれの現像器を選
択的に駆動することにより、多色やカラー画像を形成す
る画像形成装置も考案されており、このような画像形成
装置に用いられる、感光ドラム、帯電器、クリーニング
器、廃トナー容器等を一体構造にまとめたプロセスカー
トリッジも実用化されるようになってきている。
【0006】ここで、上述のプロセスカートリッジに組
み込まれる帯電器としては、コロナ放電器等を用いた非
接触方式のものと、帯電ローラ等を用いた接触方式のも
のとが一般的であるが、近年ではオゾンの発生量が少な
く、また、印加電圧が低いという利点のある後者の接触
方式の帯電器が広く使用されるようになってきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
接触方式の帯電器は、感光ドラムに対して接触させたま
まの状態で長時間放置しておくと、帯電器における接触
位置に相当する部位(以下「接触部分」という。)が永
久変形を起こして帯電能力に変化をきたし、濃度ムラ等
の画像不良を生じる場合があった。また感光ドラム表面
においても、プロセスカートリッジの輸送時の振動等に
より感光ドラムと帯電器とが摺擦し、帯電メモリとして
履歴が残り、濃度ムラ等の画像不良を生じる場合があっ
た。
【0008】本発明は、上述事情の鑑みてなされたもの
であり、帯電不良に起因する濃度ムラ等の画像不良を防
止するようにしたプロセスカートリッジ及び画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る発明は、像担持体と前記像担持体を
帯電する帯電ローラとをカートリッジ容器に一体的に組
み込んで構成され、画像形成装置本体に対して装着され
る着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、前記帯電
ローラを回転自在に支持する軸受部材と、前記軸受部材
を、前記帯電ローラが前記像担持体を加圧する方向及び
その逆方向に移動するようにガイドするガイド部材と、
前記軸受部材と前記ガイド部材との間に介装されて前記
軸受部材を前記帯電ローラの加圧方向に付勢する加圧部
材と、前記画像形成装置本体に対する前記プロセスカー
トリッジの未装着時に前記像担持体と前記帯電ローラと
の間に挿着されて前記帯電ローラを前記像担持体から離
間させる離間部材と、前記画像形成装置本体に対する前
記プロセスカートリッジの装着時に前記離間部材を退避
させて前記帯電ローラを前記像担持体に加圧する離間解
除部材と、を備える、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る本発明は、請求項1のプロ
セスカートリッジにおいて、前記離間解除部材が前記解
除部材に連結された索状部材であり、前記画像形成装置
本体に対する前記プロセスカートリッジの装着後に、前
記画像形成装置本体側の駆動により前記索状部材を引い
て前記解除部材を退避させる、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に係る本発明は、請求項1又は2
のプロセスカートリッジにおいて、前記カートリッジ容
器が、退避された前記解除部材を収納する収納部を有す
る、ことを特徴とする。
【0012】請求項4に係る本発明は、請求項3のプロ
セスカートリッジにおいて、前記解除部材と前記カート
リッジ容器とのうちの少なくとも一方に、前記収納部に
収納された前記解除部材が前記収納部から出ることを禁
止する係合部を有する、ことを特徴とする。
【0013】請求項5に係る本発明は、像担持体と前記
像担持体を帯電する帯電ローラとをカートリッジ容器に
一体的に組み込んで構成され、画像形成装置本体に対し
て装着される着脱自在なプロセスカートリッジにおい
て、前記帯電ローラを回転自在に支持する軸受部材と、
前記軸受部材を、前記帯電ローラが前記像担持体を加圧
する方向及びその逆方向に移動するようにガイドするガ
イド部材と、前記軸受部材と前記ガイド部材との間に介
装されて前記軸受部材を前記帯電ローラの加圧方向に付
勢する加圧部材と、前記像担持体と前記帯電ローラとの
間に挿着されて前記帯電ローラを前記像担持体から離間
させる第1の位置と前記第1の位置から退避して前記帯
電ローラを前記像担持体に加圧する第2の位置とをとる
離間部材と、前記画像形成装置本体に対する前記プロセ
スカートリッジの未装着時に前記離間部材を前記第1の
位置に付勢する付勢部材と、を備え、前記離間部材は、
前記画像形成装置本体に対する前記プロセスカートリッ
ジの装着時に前記画像形成装置本体の一部に係合して前
記第2の位置に退避する、ことを特徴とする。
【0014】請求項6に係る本発明は、像担持体と前記
像担持体を帯電する帯電ローラとをカートリッジ容器に
一体的に組み込んで構成され、画像形成装置本体に対し
て装着される着脱自在なプロセスカートリッジにおい
て、前記帯電ローラを回転自在に支持する軸受部材と、
前記軸受部材を、前記帯電ローラが前記像担持体を加圧
する方向及びその逆方向に移動するようにガイドするガ
イド部材と、前記ガイド部材から外側に突出されて前記
帯電ローラの加圧方向及びその逆方向に移動可能な可動
体と、前記可動体と前記軸受部材との間に介装された加
圧部材と、を備え、前記可動体は、前記画像形成装置保
体に対する前記プロセスカートリッジの未装着時には前
記ガイド部材から突出されて前記像担持体に対する前記
帯電ローラの加圧を解除する一方、前記画像形成装置本
体に対する前記プロセスカートリッジの装着時には前記
画像形成装置本体側の一部に係合して前記帯電ローラを
前記像担持体に加圧する、ことを特徴とする。
【0015】請求項7に係る本発明は、請求項6のプロ
セスカートリッジにおいて、前記可動体が帯電バイアス
接点を兼ね、前記画像形成装置本体側の帯電バイアス印
加電源により前記可動体、前記加圧部材、前記軸受部材
を介して前記帯電ローラに帯電バイアスを印加する、こ
とを特徴とする。
【0016】請求項8に係る本発明は、画像形成装置本
体と前記画像形成装置本体に対して装着される着脱自在
なプロセスカートリッジとを備え、前記プロセスカート
リッジ内の像担持体上に形成したトナー像を記録材に転
写して画像を形成する画像形成装置において、前記プロ
セスカートリッジが請求項1、2、3、4、5、6、又
は7に記載のプロセスカートリッジである、ことを特徴
とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0018】〈実施の形態1〉 [画像形成装置の全体構成]図1は、本発明に係る電子
写真画像形成装置(以下単に「画像形成装置」とい
う。)全体の概略構成を示す縦断面図である。
【0019】まず、図1を参照して、画像形成装置M1
の全体についての概略を説明する。なお、同図の画像形
成装置M1は4色フルカラーのレーザビームプリンタで
ある。
【0020】同図に示す画像形成装置M1は、第1の像
担持体として、ドラム型の電子写真感光体(以下「感光
ドラム」という。)1を備えている。感光ドラム1は、
駆動手段(後述)によって、同図中の矢印方向(反時計
回り)に回転駆動される。感光ドラム1の周囲には、そ
の回転方向に従ってほぼ順に、感光ドラム1表面を均一
に帯電する帯電装置2、画像情報に基づいてレーザビー
ムを照射し感光ドラム1上に静電潜像を形成する露光装
置3、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現
像する現像装置4、感光ドラム1上のトナー像が一次転
写される中間転写ベルト5a(第2の像担持体)を有す
る転写装置5、一次転写後の感光ドラム1表面に残った
転写残トナーを除去するクリーニング装置6等が配設さ
れている。
【0021】ここで、感光ドラム1と帯電装置2とクリ
ーニング装置6とは、枠体(カートリッジ容器)Cに一
体的に組み込まれてカートリッジ化されプロセスカート
リッジB1を構成している。プロセスカートリッジB1
は、画像形成装置本体A1に対して着脱自在である。
【0022】画像形成装置M1は、その外に、記録材S
(第3の像担持体)を転写装置5に向けて給送するとと
もに、記録材Sを給搬送する給搬送装置7、二次転写後
の記録材Sにトナー像を定着させる定着装置8が配設さ
れている。
【0023】以下、感光ドラム1から順に詳述する。
【0024】感光ドラム1は、直径約47mmのアルミニ
ウムシリンダの外周面に、有機光導電体層(OPC感光
体)を塗布して構成されたものである。感光ドラム1
は、その両端部を支持部材(不図示)によって回転自在
に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)
からの駆動力が伝達されることにより、矢印方向に回転
駆動される。帯電装置2については後述する。
【0025】露光装置3は、ポリゴンミラー3aを有
し、このポリゴンミラー3aには、レーザダイオード
(不図示)によって画像信号に対応する画像光が照射さ
れる。ポリゴンミラー3aはスキャナモータ(不図示)
によって高速で回転され、反射した画像光を結像レンズ
3b、反射ミラー3c等を介して、帯電済みの感光ドラ
ム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように
構成されている。なお、3dはレーザシャッターであ
る。
【0026】現像装置4は、軸4dを中心に割出回転可
能な回転体4Aと、これに搭載された4個の現像器、す
なわち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色
のトナーをそれぞれ収納した現像器4Y、4M、4C、
4BKを備えている。感光ドラム1上の静電潜像の現像
時には、その静電潜像に付着すべき色の所定の現像器が
現像位置に配置される。すなわち、所定の現像器が回転
体4Aの割出回転によって感光ドラム1に対向した現像
位置に止まり、さらにその現像器の現像スリーブ4bが
感光ドラム1に対して微小間隙(300μm程度)をも
って対向するように位置決めされた後、感光ドラム1上
の静電潜像を現像する。この現像は、次のようにして行
う。現像する色に対応する現像器の容器内のトナーを送
り機構によって塗布ローラ4aに送り込み、回転する塗
布ローラ4a及びトナー規制ブレード4cによって、回
転する現像スリーブ4bの外周にトナーを薄層塗布し、
かつトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。この現像ス
リーブ4bと、静電潜像が形成された感光ドラム1との
間に現像バイアスを印加することにより、静電潜像にト
ナー像を付着させてトナー像として現像するものであ
る。また、各現像器4Y、4M、4C、4BKの現像ス
リーブ4bには、各現像器が現像位置に配置されたとき
に、画像形成装置本体A1に設けられた各色現像用高圧
電源と接続されるようになっており、各色の現像ごとに
選択的に電圧が印加される。なお、各現像器4Y、4
M、4C、4BKは、回転体4Aに対して個別に着脱可
能に構成され、また回転体4Aは画像形成装置本体A1
に対して着脱可能に構成されている。
【0027】転写装置5は、感光ドラム1から順次に一
次転写されて重ねられた複数のトナー像を、一括して記
録材Sに二次転写するものである。転写装置5は、矢印
R5方向に走行する中間転写ベルト5aを備えている。
本実施の形態の中間転写ベルト5aは、周長約440mm
のベルトであり、駆動ローラ5b、二次転写対向ローラ
5c、従動ローラ5dの3本のローラにより掛け渡され
ている。従動ローラ5dに近接して配置された一次転写
ローラ(押えローラ)5jは、中間転写ベルト5aを感
光ドラム1に押圧する位置と中間転写ベルト5aを感光
ドラム1から離間させる位置とを取る。中間転写ベルト
5aは、駆動ローラ5bの回転によって、矢印R5方向
に走行する。さらに、中間転写ベルト5aの外側の所定
位置には、中間転写ベルト5aの表面に接離可能なクリ
ーニングユニット5eが設けてあり、後述のように記録
材Sに一括して二次転写後に残った転写残トナーを除去
する。このクリーニングユニット5eは帯電ローラ5f
を中間転写ベルト5aに当接させてトナーに転写時と逆
の電荷を与える。逆の電荷を付与されたトナーは、感光
ドラム1に静電的に付着され、その後、感光ドラム1用
の後述のクリーニング装置6によって回収されるもので
ある。なお、中間転写ベルト5aのクリーニング方法と
しては、上述の静電クリーニングに限らず、ブレードや
ファーブラシなどの機械的な方法や、これらを併用した
ものと等であってもよい。
【0028】クリーニング装置6は、現像装置4によっ
て感光ドラム1上に現像されたトナーが中間転写ベルト
5aに一次転写された後、一次転写されないで感光ドラ
ム1表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去するもの
である。同図のクリーニング装置6では転写残トナーは
クリーニング容器11の中に蓄積されていく。
【0029】給搬送装置7は、画像形成部へ記録材Sを
給搬送するものであり、複数枚の記録材Sが収納されて
画像形成装置本体A1の下部に装填される給紙カセット
7aを備えている。画像形成時にはピックアップローラ
7e、搬送ローラ7bが画像形成動作に応じて駆動回転
し、給紙カセット7a内の記録材Sを1枚ずつ分離給送
するとともに、搬送ガイド7cによってガイドし、レジ
ストローラ7dを通り中間転写ベルト5aへと給送する
ものである。
【0030】定着装置8は、記録材Sに二次転写された
複数のトナー像を定着させるものであり、図1に示すよ
うに、記録材Sを加熱する定着ローラ8bと、記録材S
を定着ローラ8bに押し付ける加圧ローラ8aとを有し
ている。すなわち、中間転写ベルト5a上のトナーを一
括転写させる二次転写ローラ5nを通過した記録材Sは
定着装置8を通過する際、定着ローラ8bと加圧ローラ
8aとによって搬送されるとともに、加熱、加圧を受
け、これにより複数色のトナー像が記録材S表面に定着
される。さらに、この記録材Sはベルト9aや排出ロー
ラ9dを有する排紙装置9によって、画像形成装置本体
A1上部の排紙トレイ9c上に排出される。
【0031】[画像形成動作]次に、上述構成の画像形
成装置の画像形成動作について図1を参照して説明す
る。
【0032】中間転写ベルト5aの回転と同期して感光
ドラム1を図1の矢印方向(反時計回り)に回転させ、
この感光ドラム1表面を帯電装置2によって均一に帯電
するとともに、露光装置3によってイエロー画像の光照
射を行い、感光ドラム1上にイエローの静電潜像を形成
する。この静電潜像形成と同時に現像装置4を駆動して
イエローの現像器4Yを現像位置に配置し、感光ドラム
1上の静電潜像にイエロートナーが付着するように感光
ドラム1の帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧を印加
して静電潜像にイエローのトナーを付着させて現像す
る。一次転写ローラ(従動ローラ)5jにトナーと逆極
性の電圧を印加して感光ドラム1上のイエローのトナー
像を中間転写ベルト5a上に一次転写する。
【0033】上述のようにしてイエロートナー像の一次
転写が終了すると、次の現像器が回転移動し、感光ドラ
ム1に対向する現像位置に位置決めされ、イエローの場
合と同様にしてマゼンタ、シアン、そしてブラックの各
色について、静電潜像の形成、現像、一次転写を順次に
行い、中間転写ベルト5a上で4色のトナー像を重ね合
わせる。これらトナー像を、給搬送装置7から供給され
た記録材Sに、二次転写ローラ5nによって一括して二
次転写する。
【0034】そして二次転写後の記録材Sを定着装置8
に搬送して、ここで、トナー像の定着を行った後、図示
矢印方向に駆動ローラ9bによって移動されるベルト9
aとベルト9aによって駆動される排出ローラ9dによ
って排紙トレイ9c上に排出して画像形成を終了するも
のである。
【0035】[プロセスカートリッジの構成]図1〜図
3を用いてプロセスカートリッジB1の構成について説
明する。
【0036】図2に示すように、プロセスカートリッジ
B1は、感光ドラム1の周りに帯電装置の帯電ローラ2
a、クリーニング装置6を配設しこれらを枠体(カート
リッジ容器)Cに一体的に組み込んで構成したものであ
る。プロセスカートリッジB1の枠体Cは、図3に示す
ように、感光ドラム1の長手方向の両端部に延出された
ドラム支持部11e、クリーニングブレード支持部11
dを有するクリーニング容器11と、クリーニング容器
11の後端部に超音波により接合された後部容器12と
を備えている。そして、クリーニング容器11、後部容
器12にわたり長手方向の駆動側にはギヤカバー(一方
のサイドカバー)13が固定されており、長手方向の反
駆動側にはサイドカバー14が固定されている。さら
に、帯電装置2の長手方向及びその両端部を覆う帯電装
置カバー15、把手16が取り付けてある。
【0037】さらに感光ドラム1を画像形成装置本体A
1の外部へ取り出した場合に感光ドラム1を外光及び人
が触れること等から保護するため、ドラムシャッター1
8が設けられている。
【0038】画像形成装置本体A1に対するプロセスカ
ートリッジB1の着脱は、図1に示すように、可動体2
3を使用して行われる。可動体23は、画像形成装置本
体A1によって出入り自在に支持されている。まず、可
動体23を点線で示す装着位置に引き出し、これにプロ
セスカートリッジB1を搭載する。その後、可動体23
を矢印方向に移動させて、実線で示す作動位置に押し込
む。これにより、プロセスカートリッジB1は、円筒形
位置決めボス13aが画像形成装置本体A1のカートリ
ッジ受け部材A11に当接し、これにより所定の位置に
位置決め配置される。
【0039】ここで、本発明の特徴的な構成を説明す
る。
【0040】図4は、帯電ローラ2aの支持方法を示す
図である。帯電ローラ2aは、芯金2bとこれを囲繞す
るローラ状の弾性部材2cとによって構成されており、
芯金2bが帯電ローラ軸受2dに回動自在に支持され、
さらに、帯電ローラ軸受2dはガイド部(ガイド部材)
2eに支持される。ここで帯電ローラ軸受2dとガイド
部2eとの間は摺動可能となっており、帯電ローラ2a
は回転自在であるとともに、図中矢印K1方向に移動可
能となっている。
【0041】また、帯電ローラ軸受2dには突起2fが
設けられており、帯電ローラ2aの芯金2bが外れるの
を防止している。同様にガイド部2eにも突起部2gが
設けられており、帯電ローラ軸受2dの移動量を規制し
ている。
【0042】図5は、未使用時のプロセスカートリッジ
B1における帯電ローラ2a近傍を示した図である。こ
こで前述したガイド部2eは枠体Cの一部を構成するク
リーニング容器11に一体に形成されており、そのガイ
ド部2eに帯電ローラ2a及び帯電ローラ軸受2dが取
り付けられている。また、ガイド部2eには座面2hが
あり、ここに加圧ばね(加圧部材)2iを装着すること
によって帯電ローラ2aを感光ドラム1に押圧するよう
になっている。
【0043】未使用時の帯電ローラ2aと感光ドラム1
との間には索状(ひも状)部材である引離間部材21a
が挿入されている。このとき帯電ローラ2aと感光ドラ
ム1は離間されており、帯電ローラ2aが感光ドラム1
を加圧することによる帯電ローラ2aの変形は生じな
い。
【0044】一方、図6はプロセスカートリッジB1が
画像形成装置本体A1内に装着された状態を示す図であ
る。プロセスカートリッジB1が装着されると、画像形
成装置本体A1からの駆動により(後述)、離間部材2
1aに連結されている離間解除部材21bが図中の矢印
K2方向に引っ張られて退避される。それに伴って、離
間部材21aも帯電ローラ2aと感光ドラム1との間か
ら引き抜かれ、帯電ローラ2aは加圧ばね2iに付勢さ
れて感光ドラム1に対して加圧状態となる。その後、離
間部材21aは、係止部(係合部)21cがクリーニン
グ容器11の一部に形成されている収容部11fに係合
したところで停止する。
【0045】これにより離間部材21aは帯電ローラ2
aや感光ドラム1の方へ移動することができなくなり、
離間部材21aがプロセスカートリッジB1内に残って
も、感光ドラム1や帯電ローラ2aの回転に巻き込まれ
たり、これらを傷付けたりするおそれはなくなる。
【0046】図7は、画像形成装置及びプロセスカート
リッジB1の駆動列を示す図である。本実施の形態で
は、画像形成装置本体A1からドラムカップリング19
及び廃トナー搬送カップリング20に駆動が入力され、
それぞれ、感光ドラム1及び廃トナー送りギヤ22aを
駆動している。さらに、廃トナー搬送カップリング20
はアイドラギヤ22b及び離間部材解除ギヤ22cを駆
動している。
【0047】なお、画像形成装置本体A1からの入力は
これらの2箇所に限定されるものではなく、入力方法も
カップリングに限定されるものではない。
【0048】図8は、離間部材解除ギヤ22cを示す図
である。離間部材解除ギヤ22cにはフランジ部22d
があり、ここに離間解除部材21bの一端が巻き付けて
ある。また、離間部材解除ギヤ22cの内周部22e及
びクリーニング容器11のボス11gには、ねじ11h
が切ってあり、未使用時には螺合されている。
【0049】図9は、未使用のプロセスカートリッジB
1が画像形成装置本体A1に装着され、廃トナー搬送カ
ップリング20に駆動がかかった状態を示す図である。
このとき、離間部材解除ギヤ22cは図中の矢印R1方
向に回転し、離間解除部材21bを矢印K3方向に巻き
取ると同時に、離間部材解除ギヤ22cの内周部22e
に切ってあるねじにより、離間部材解除ギヤ22cは図
中の矢印K4方向に移動し、アイドラギヤ22bに対す
る噛合が外れる。これにより離間解除部材21bは未使
用時の1回のみ巻き取られ、それ以降はクリーニング容
器11内に収容されることとなる。
【0050】なお、上述の離間部材解除ギヤ22cに代
えて、ハスバギヤの離間部材解除ギヤを使用し、そのハ
スバによるギヤのスラスト方向(図9矢印K4方向)移
動を利用するようにしてもよい。
【0051】図10は、帯電ローラ2aの長手方向に沿
った図である。離間部材21aは、帯電ローラ2aの両
端部の、画像領域の外側(画像領域外)の範囲に設けら
れている。
【0052】〈実施の形態2〉図11に、実施の形態2
を示す。ここで離間部材21aは帯電ローラ2aの片方
の端部のみに設けられている。その他の構成は前述の実
施の形態1と同様である。加圧ばね2iの劣化等を考慮
しなくても良い場合には、図11に示すように、帯電ロ
ーラ2aの両端部のうちの一方だけに離間部材21aを
設け、さらに、感光ドラム1と帯電ローラ2aとの離間
量を大きくとることによっても上述の実施の形態1とほ
ぼ同様の効果を得ることができる。
【0053】〈実施の形態3〉図12に、実施の形態3
を示す。ここでは帯電ローラ2aの芯金2bと感光ドラ
ム1との間に離間部材21aを挿入するようにしてい
る。その他の構成は、前述の実施の形態1と同様であ
る。本実施の形態では、帯電ローラ2aの芯金2bによ
って離間部材21aを支持しているため、帯電ローラ2
aの表面の変形を完全に防止することができる。
【0054】〈実施の形態4〉本発明の第1実施例に係
る画像形成装置について、図13〜図19を参照して説
明する。
【0055】[画像形成装置の全体の説明]図13に示
す画像形成装置M2は、4色フルカラーのレーザプリン
タであり、同図はその概略構成を示す縦断面図である。
【0056】同図に示す画像形成装置M2は、一定速度
で回転する感光ドラム31を支持するプロセスカートリ
ッジB2と、回転可能な4個の現像器34Y、34M、
34C、34BKを有する画像形成部と、画像形成部で
現像されて順次に一次転写されたトナー像を保持し給搬
送装置37によって給搬送された記録材Sに二次転写す
る転写装置35と、感光ドラム31表面を清掃するクリ
ーニング装置36と、記録材Sに二次転写されたトナー
像を定着させる定着装置38とを備えている。なお、上
述の各現像器は、画像形成装置本体A2に対して個別に
着脱可能に構成されている。
【0057】[プロセスカートリッジ]プロセスカート
リッジB2は、図14及び図15に示すように、感光ド
ラム31と帯電装置32とをカートリッジ容器Cに一体
的に組み込んで構成したものである。そして、このプロ
セスカートリッジB2は、画像形成装置本体A2に対し
て着脱自在に装着され、感光ドラム31の寿命に合わせ
て容易に交換できるように構成されている。
【0058】本実施の形態の感光ドラム31は、直径5
0mmのアルミシリンダの外側に有機光導電体層(OPC
感光層)を塗布して構成し、感光ドラム31のホルダを
兼ねるクリーニング容器41に回転自在に支持されてい
る。感光ドラム31の周上には、感光ドラム上に残った
トナー(転写残トナー)を除去するためのクリーニング
装置36のクリーニングブレード36b、感光ドラムの
表面を一様に帯電させるための帯電装置32の帯電ロー
ラ32aが配置され、またプロセスカートリッジB2の
一方の端部(不図示側)に駆動モータ(不図示)の駆動
力を伝達することにより、感光ドラム31を画像形成動
作に応じて図13、図15の矢印方向(反時計回り)に
回転させるようにしている。なお、図14中の41bは
回転位置決めダボ、43はギヤカバー、43a、44b
は円筒形位置決めボス、44はサイドカバー、45は帯
電装置カバー、46は把手、49はドラムカップリング
である。
【0059】[帯電装置]帯電装置32は、接触帯電方
法を用いたものであり、導電性の帯電ローラ32aを感
光ドラム31に当接させ、この帯電ローラ32aに電圧
を印加することによって感光ドラム31の表面を所定の
電位、所定の極性に一様に帯電させるものである。
【0060】[露光装置]感光ドラム31への露光は、
露光装置(スキャナ部)33によって行われる。すなわ
ち画像信号がレーザダイオードに与えられると、このレ
ーザダイオードは画像信号に対応する画像光をポリゴン
ミラー33aに照射される。このポリゴンミラー33a
はスキャナモータによって高速回転し、ポリゴンミラー
33aで反射した画像光が結像レンズ33b及び反射ミ
ラー33cを介して、一定速度で回転する感光ドラム3
1の表面を選択的に露光し、その結果、感光ドラム31
上に静電潜像が形成される。
【0061】[現像装置]現像装置34は、静電潜像を
可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの各色現像を可能とする4個の現像器34Y、3
4M、34C、34BKを有している。各現像器は、図
13に示すように、軸34dを中心として回転する回転
体34Aにそれぞれ着脱可能に保持され、画像形成に際
しては、各現像器が回転体34Aに保持された状態で軸
34dを中心に回転移動し、所定の現像器が感光ドラム
31に対向した現像位置に止まり、さらに後述する現像
ローラ34bが感光ドラム31に対し微小間隙(300
μm程度)を介して対向するように位置決めされた後、
感光ドラム31の静電潜像にトナーを付着させて静電潜
像をトナー像として現像(可視像)する。
【0062】カラー画像形成時には、中間転写ベルト3
5aの1回転ごとに回転体34Aが1回転し、イエロー
の現像器34Y、マゼンタの現像器34M、シアンの現
像器34C、ブラックの現像器34BKの順で順次にト
ナー像を形成する。
【0063】図15では、イエローの現像器34Yが感
光ドラム31に対向した現像位置に位置決めて静止して
いる状態を示している。現像器34Yは、トナー容器3
4d内のトナー送り機構34eによってトナーをトナー
供給ローラ34aに送り込み、矢印方向(反時計回り)
に回転するトナー供給ローラ34a、及び現像ローラ3
4bの外周に圧接された現像ブレード34cによって、
矢印方向(反時計回り)に回転する現像ローラ34bの
外周にトナーを薄層塗布し、かつトナーに電荷を付与
(摩擦帯電)する。そして、静電潜像が形成された感光
ドラム31と対向した現像ローラ34bに現像バイアス
を印加することにより、静電潜像にトナーを付着させて
トナー像として現像するものである。
【0064】マゼンタの現像器34M、シアンの現像器
34C、ブラックの現像器34BKも、上述のイエロー
の現像器34Yと同様に構成されていて、同様に作用す
ることで、感光ドラム31上にそれぞれマゼンタ、シア
ン、ブラックのトナー像を形成する。
【0065】各現像器は、ユニット化されていて、回転
体34Aに対してそれぞれ個別に着脱自在となってお
り、また、各現像器が現像位置に回転移動されたときに
画像形成装置本体A2に設けられた各色現像用の高圧電
源及び駆動源(不図示)と接続されるようになってい
て、各色現像ごとに順次に選択的に電圧が印加され駆動
力が伝達されるようになっている。
【0066】[転写装置]転写装置35は、中間転写ベ
ルト35aを備えている。中間転写ベルト35aは、カ
ラー画像形成動作時には各現像器により現像された感光
ドラム31上のトナー像を4回(Y、M、C、BKの各
色のトナー像)にわたって一次転写(多重転写)を受け
るため、感光ドラム31の外周速度と同期して矢印R5
方向に回転し、また多重転写を受けた中間転写ベルト3
5aは電圧を印加された二次転写ローラ35nとによっ
て記録材Sを挟み込み搬送することにより、記録材Sに
中間転写ベルト35a上の各色のトナー像を一括で二次
転写する。本実施の形態においては、中間転写ベルト3
5aは、駆動ローラ35b、二次転写対向ローラ35
c、従動ローラ5dに掛け渡されており、また、従動ロ
ーラ5dの少し下流側には、中間転写ベルト35aの内
側に配置されて中間転写ベルト35aを感光ドラム31
に当接させ、また離間させる一次転写ローラ35jが配
置されている。この一次転写ローラ35jにより中間転
写ベルト35aを感光ドラム31に押し付けて、さらに
一次転写ローラ35jに一次転写バイアスを印加するこ
とで、感光ドラム31上のトナー像は中間転写ベルト3
5a表面に一次転写される。
【0067】[クリーニング装置]クリーニング装置3
6は、現像装置34によって感光ドラム31に現像され
たトナーが中間転写ベルト35aに転写された後、感光
ドラム31上に残ったトナー(転写残トナー)をクリー
ニングするものであり、クリーニングされた廃トナーは
クリーニング容器41に蓄えられる。クリーニング容器
41は、その容量が、感光ドラム31の寿命より早く廃
トナーによって満たされることがない量に設定されてお
り、したがってクリーニング容器41は感光ドラム31
の寿命交換時に同時に一体で交換処理される。
【0068】[給搬送装置]給搬送装置37は画像形成
部へ記録材Sを給搬送するものであり、複数枚の記録材
Sを収納した給紙カセット37a、給紙ローラ37e、
搬送ローラ37b、給紙ガイド37c、レジストローラ
37d等によって構成されている。画像形成時には給紙
ローラ37eが画像形成動作に応じて回転駆動され、給
紙カセット37a内の記録材Sを1枚ずつ分離給送する
とともに、分離給送された記録材Sを給紙ガイド37c
によってガイドし、搬送ローラ37bを経由してレジス
トローラ37dに搬送する。画像形成動作中にレジスト
ローラ37dは、記録材Sを静止待機させる非回転の動
作と記録材Sを中間転写ベルト35aに向けて搬送する
回転の動作とを所定のシーケンスで行い、次工程である
転写工程時の中間転写ベルト35a上のトナー像と、記
録材Sとの位置合わせを行う。
【0069】[二次転写ローラ]二次転写ローラ35n
は、金属軸を中抵抗の発泡弾性体で巻いて構成したもの
であり、揺動可能に支持されるとともに、駆動力が伝達
されるようになっている。二次転写ローラ35nは、中
間転写ベルト35a上に4色のトナー像を一次転写して
いる間、すなわち中間転写ベルト35aが複数回転する
間はそのトナー像を乱さぬよう、図1中の実線で示す位
置よりも下方に配置されて中間転写ベルト35aから離
間されている。そして二次転写ローラ35nは、中間転
写ベルト35a上に4色のトナー像が形成し終わった
後、記録材Sにこれらトナー像を二次転写するタイミン
グに合わせてカム部材(不図示)により図示の位置に配
置されて記録材Sを中間転写ベルト35aに所定の圧力
で押し付けられる。このとき同時に二次転写ローラ35
nに二次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト35
a上のトナー像は記録材Sに一括で二次転写される。こ
こで、中間転写ベルト35aと転写ローラ35nとはそ
れぞれ個別に駆動されているため、両者に挟まれた状態
の記録材Sは二次転写工程が行われると同時に、図13
中に所定の速度で搬送され次工程である定着装置38に
向けて送られる。
【0070】[定着装置]定着装置38は、記録材S上
に二次転写されたトナー像を定着させるものである。定
着装置38は、記録材Sに熱を加えるための定着ローラ
8bと記録材Sを転写ローラ8bに圧接させるための加
圧ローラ8aとを有している。加圧ローラ8a、定着ロ
ーラ8bは、中空ローラであり内部にはそれぞれヒータ
(不図示)が配設されていて、両ローラ8a、8bによ
って記録材Sを挟持搬送しながら加熱するように構成さ
れている。これにより、記録材S表面にトナー像が定着
されてカラー画像が形成される。
【0071】[帯電ローラの離間解除機構]次に、本実
施の形態の特徴的な部分である離間解除機構について説
明する。
【0072】図18に示すように帯電ローラ32aは、
芯金32bとこれを囲繞する導電性の弾性部材32cと
によって構成されており、芯金32bの長手方向の両端
部が帯電ローラ軸受32dによって回転自在に保持され
ており、また帯電ローラ軸受32dはその案内面32e
がクリーニング容器41に設けたガイド部(ガイド部
材)41aに感光ドラム31の両端部で進退自在に嵌合
している。さらに帯電ローラ軸受32dは下方が開放さ
れた形状になっており、帯電ローラ32aを下から組み
付けられるようになっている。帯電ローラ軸受32dに
は軸部32fが一体的に設けてあり、この軸部32fに
は加圧ばね47が取り付けられている。帯電ローラ32
aはこの加圧ばね47の付勢力により感光ドラム31に
対し押圧されている。
【0073】この図18は、画像形成装置本体A2に挿
入する前の未使用状態のプロセスカートリッジB2を示
した図である。帯電ローラ32aの芯金32b両端部と
感光ドラム31の間にはスペーサ部材(離間部材)51
の離間部51aが挿入された状態にあり、スペーサ部材
51は第1の位置(図18に示す位置)にある。離間部
51aは帯電ローラ32aが感光ドラム31と軽く当接
するかまたは完全に離間する厚さに設定されている。ス
ペーサ部材51には離間部51aの他に、離間部51a
よりも十分に薄い退避部51bとその先端の作用部51
cが設けられている。作用部51cは、後述のように、
帯電ローラ32aと感光ドラム31との離間を解除する
際に画像形成装置本体A2側から作用を受ける部分であ
る。さらに離間部51aの後端には、プロセスカートリ
ッジB2が画像形成装置本体A2に未挿入である際に、
スペーサ部材51を常に第1の位置に保つための付勢部
材としての付勢ばね(圧縮ばね)52が取り付けられて
いる。
【0074】次に帯電ローラ32aと感光ドラム31の
離間解除動作について、図16〜図19を用いて説明す
る。
【0075】まず、プロセスカートリッジB2の装着方
法について説明すると、画像形成装置本体A2へのプロ
セスカートリッジB2の装着は、図16(a)に示すよ
うに、プロセスカートリッジB2を画像形成装置本体A
2へ導くための可動体53が画像形成装置本体A2によ
ってスライド自在に支持されている。そして引き出され
た可動体53に対しプロセスカートリッジB2は、図1
6(b)に示す可動体53の第1ガイド面53aに対し
てプロセスカートリッジB2のドラムカップリング49
(図14参照。反対側はサイドカバー44の円筒部14
b)が、可動体53の第2ガイド面53bに対してプロ
セスカートリッジB2の回転決めダボ41b(反対側に
も同様のものがあり。ただし不図示。)が導かれる。図
14に示すようにプロセスカートリッジB2の感光ドラ
ム31の中心と同心のドラムカップリング49と軸方向
に並列する円筒形位置決めボス43a(反対側のは円筒
形位置決めボス44b)が第1ガイド面先端の仮受け部
53fに入り、この仮受け部53fを中心に時計周りに
揺動し、プロセスカートリッジB2の回転決めダボ41
bは可動体の回転決め部53eに突き当たる。この回転
位置決めダボ41bが上方のカートリッジ加圧部材54
により加圧されることにより、図16(c)に示すよう
にプロセスカートリッジB2の可動体53への装着が完
了する。
【0076】さらに図17(a)の位置から可動体53
を画像形成装置本体A2方向(矢印方向)に移動し、図
17(b)では円筒形位置決めボス43aが装置本体内
のカートリッジ受け部材A11に嵌合している。そこか
ら可動体背面をさらに押し込むことにより、可動体背面
の押圧部55の引っ掛け部55bが画像形成装置本体A
2の側面に掛かり、背板に対して可動体53に加圧する
ことにより、可動体53の突き当て部53dがプロセス
カートリッジB2の円筒形位置決めボス43aに対して
加圧位置決めされ、図17(c)のようにプロセスカー
トリッジB2の位置が画像形成装置本体A2に対して決
まり、図13に示すように、画像形成が可能な状態とな
る。
【0077】次に上述のプロセスカートリッジB2の装
着動作に連動する帯電ローラ32aと感光ドラム31の
離間解除動作について説明する。
【0078】図18に示すように画像形成装置本体A2
内には、プロセスカートリッジB2の装着動作と合わせ
て、スペーサ部材51の作用部51cに当接する解除部
A12が設けられている。プロセスカートリッジB2を
可動体53に装着後、可動体53を画像形成装置本体A
2方向に移動することにより、まず解除部A12に作用
部51cが当接する(図17(a)から図17(b)の
間)。そしてさらに可動体53を画像形成装置本体A2
方向に移動させ、その後さらに可動体53を押し込み、
図17(c)のように完全に可動体53が画像形成装置
本体A2に装着完了された状態においては、スペーサ部
材51は付勢ばね52の付勢力に抗して押され、図19
に示すように、帯電ローラ32aの芯金32bと感光ド
ラム31の間に離間部55aが挿入された第1の位置か
ら退避部55bが挿入され離間が解除された第2の位置
へと移動する。これにより、帯電ローラ32aと感光ド
ラム31の離間はプロセスカートリッジB2の画像形成
装置本体A2の装着動作と連動して自動的に解除され、
帯電ローラ32aは加圧ばね47により所定の加圧力で
感光ドラム31に加圧される。
【0079】なお、プロセスカートリッジB2が画像形
成装置本体A2に装着されている場合においては、スペ
ーサ部材51は常に第2の位置、すなわち帯電ローラ3
2aが感光ドラム31に所定の圧で押圧された状態が保
たれることとなる。
【0080】本実施の形態によると、画像形成装置本体
A2に一旦装着したプロセスカートリッジB2を、再び
画像形成装置本体A2から取り出した場合には、スペー
サ部材51が付勢ばね52により第1の位置に復帰さ
れ、これにより、帯電ローラ2aが感光ドラム31から
離間され、または感光ドラム31に軽く当接された状態
となる。
【0081】〈実施の形態5〉図20、図21を用いて
実施の形態5について説明する。
【0082】なお、上述の実施の形態4と同様の構成、
機能の部材等については、同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0083】実施の形態4では、画像形成装置本体A2
に対してプロセスカートリッジB2を装着する際に、画
像形成装置本体A2側の解除部材A12によって装着方
向と反対側にスペーサ部材51を押すことによって帯電
ローラ32aと感光ドラム31との離間の解除を行っ
た。これに対し、本実施の形態5においては、別の構成
によって離間の解除を行うようにしている。
【0084】図20は画像形成装置本体A3に装着する
前の未使用状態のプロセスカートリッジB3を示した図
である。実施の形態4と同様、帯電ローラ32aの芯金
32bの両端部と感光ドラム31との間にはスペーサ部
材61の離間部61aが挿入された状態(第1の位置)
にあり、離間部61aは帯電ローラ32aが感光ドラム
31と軽く当接するかまたは完全に離間する厚さに設定
されている。また離間部61aの基端側には、スペーサ
部材61を常に第1の位置に保つための付勢ばね(圧縮
ばね)62が取り付けられており、先端側には、離間解
除の際に作用点となる凸部61bが設けられている。
【0085】さらにプロセスカートリッジB3内には帯
電ローラ32aと感光ドラム31との離間を解除する際
にスペーサ部材61を押し、帯電ローラ32aと同軸に
揺動自在に取り付けられた第1レバー63と、プロセス
カートリッジB3を画像形成装置本体A3に装着する際
に画像形成装置本体A3に係合する揺動自在な第2レバ
ー64がそれぞれ設けられている。
【0086】図20に示すように、画像形成装置本体A
3側には、プロセスカートリッジB3の装着動作と合わ
せて第2レバー64に当接する解除部A13が設けられ
ている。プロセスカートリッジB3を可動体53(図1
3参照)に装着後、図21の位置まで可動体53を画像
形成装置本体A3方向に移動することにより、解除部A
13に第2レバー64の短腕部64aが当接し、第2レ
バー64の長腕部64bが第1レバー63の長腕部63
bを押す。これにより第1レバー63は帯電ローラ32
aの軸を中心に揺動し、第1レバー63の短腕部63a
によりスペーサ部材61は付勢ばね62の付勢力に抗し
て押され、帯電ローラ32aの芯金32bと感光ドラム
31の間に離間部61aが挿入された第1の位置から離
間が解除された第2の位置へと移動する。これにより、
帯電ローラ32aと感光ドラム31の離間はプロセスカ
ートリッジB3の画像形成装置本体A3の装着動作と連
動して自動的に解除され、帯電ローラ32aは加圧ばね
47により所定の押圧で感光ドラム31に押圧される。
【0087】〈実施の形態6〉図22を参照して実施の
形態6の画像形成装置M4を説明する。
【0088】同図に示す画像形成装置M4は、画像形成
装置本体A4とこれに対して着脱自在なプロセスカート
リッジB4とを備えており、電子写真画像形成プロセス
によって像担持体としての感光ドラム71上のトナー像
を形成し、このトナー像を記録材(例えば、紙、OHP
シート、布等)Sに転写し、その後、定着するものであ
る。本実施の形態では、プロセスカートリッジB4は、
感光ドラム41、帯電装置72、現像装置74、クリー
ニング装置76を枠体(カートリッジ容器)81に一体
的に組み込んで構成したものである。
【0089】以下、画像形成装置M4について詳述する
と、帯電装置72によって感光ドラム71表面を所定の
極性・電位に均一に帯電し、次いで露光装置73によっ
てこの感光ドラム71に画像情報に応じた露光を行って
静電潜像を形成する。この静電潜像に現像装置74によ
ってトナーを付着させてトナー像として現像する。そし
て、感光ドラム71上のトナー像と同期して、給紙カセ
ット77aにセットした記録材Sをピックアップローラ
77b、搬送ローラ対77c、77d、及びレジストロ
ーラ対77eで給搬送する。次いで、プロセスカートリ
ッジB4の感光ドラム71に形成したトナー像を転写装
置としての転写ローラ75に転写バイアスを印加するこ
とにより、記録材S上に転写する。その後、トナー像の
転写を受けた記録材Sを搬送ベルト77fで定着装置7
8へと搬送する。この定着装置78はヒータ78aを内
蔵する定着フィルタ75bと、駆動ローラ75cとを有
し、この記録材Sに熱及び圧力を付与して、記録材S上
のトナー像を定着する。定着後の記録材Sは、排出ロー
ラ対77g、77h、77iで搬送し、反転経路77j
を経由させて排出トレイ77k上に排出する。この排出
トレイ77kは画像形成装置本体A4の上面に設けられ
ている。一方、記録材Sに転写されないで感光ドラム7
1表面に残ったトナーは、クリーニングブレード76a
によって除去される。
【0090】上述の露光装置73は、レーザダイオード
73a、ポリゴンミラー73b、レンズ73c、反射ミ
ラー73dを有しており、プロセスカートリッジB4の
透孔73eを介して感光ドラム71表面を露光するもの
である。
【0091】次に、プロセスカートリッジB4について
詳述する。
【0092】プロセスカートリッジB4は、現像枠体8
1aとトナー枠体81bとからなる現像ユニットDと、
クリーニング枠体81cを有するクリーニングユニット
Cとが結合することによって構成されている。現像枠体
81aには、現像ローラ74a、現像ブレード74b等
が設けられており、また、トナー枠体81bには、トナ
ー送り部材74cが設けられている。また、クリーニン
グ枠体81cには、クリーニングブレード76a、上述
の帯電装置72が設けられている。そして、このプロセ
スカートリッジB4は、ユーザによって画像形成装置本
体A4に対して着脱可能に構成されている。
【0093】前述の現像装置74は、トナー容器81b
内のトナー送り部材74cの回転によってトナーを現像
ローラ74aに送り出し、搬送したトナーに現像ブレー
ド74bによって摩擦帯電電荷を付与するとともに、現
像ローラ74a表面のトナー層の層厚を規制している。
現像ローラ74b上のトナーは、感光ドラム71に形成
された静電潜像に応じて感光ドラム71表面に付着され
てトナー像を形成する。その後、転写ローラ75に感光
ドラム71上のトナー像と逆極性の転写バイアスを印加
して、感光ドラム71上のトナー像を記録材Sに転写す
る。転写後に感光ドラム71上に残留したトナーは、ク
リーニング装置76によって除去される。クリーニング
装置76は、感光ドラム71に当接して設けられた弾性
を有するクリーニングブレード10aと、廃トナー溜め
76b、及びクリーニング装置76の感光ドラム71側
開口部を挟んでクリーニングブレード76aの上流側に
配置されたシート部材76cとを有している。シート部
材76cは、感光ドラム71上の転写残トナーは通過す
るが、廃トナー溜め76b内の廃トナーはクリーニング
枠体81c内に留めておくことができる程度に感光ドラ
ム71に対して軽く圧接している可撓性シートである。
【0094】次に、図23、図24、図25、図26を
参照して帯電装置72について詳述する。帯電ローラ7
2aは、芯金72bと導電性の弾性部材72cとによっ
て構成されており、感光ドラム71の安定した帯電を行
うためには、帯電ローラ72aを感光ドラム71の母線
に加圧して密着接触させなければならない。また、帯電
ローラ72aは感光ドラム71に対して従動回転してい
る。帯電ローラ72aの芯金72bの長手方向の両端に
は、芯金72bを回転可能に保持する軸受部材72dが
設けられている。軸受部材72dは、クリーニング枠体
81cと一体に設けられていて感光ドラム71の半径方
向を向いたガイド部材72eに移動自在に支持されてい
る。これにより、軸受部材72dはガイド部材72eに
対して、加圧方向に平行移動可能となっている。また、
帯電ローラ72aを感光ドラム71に対して加圧する手
段として、ガイド部材72eの終端に設けられた加圧方
向に移動可能な座面部材(可動体)72fと軸受部材7
2dとの間に加圧部材としての加圧ばね(圧縮ばね)7
2gが取り付けられている。座面部材72fは、その上
端側をガイド部材72eの上方に突出させている。一
方、画像形成装置本体A4側には、付勢部材A42によ
って付勢された加圧部材A41が配設されている。
【0095】プロセスカートリッジB4は、画像形成装
置本体A4内の所定位置(図22に示す位置)に装着さ
れたときに、図25に示すように、座面部材72fが画
像形成装置本体A4側の加圧部材A41と接触して加圧
方向に押し下げられ、加圧ばね72gが圧縮される。こ
のときの座面部材72fから軸受部材72dまでの距離
をLaとし、加圧ばね72gに所定の加圧がかかった状
態の作動長をL1とすると、(La=L1)が成り立
つ。また、プロセスカートリッジB4は、図26に示す
ように、画像形成装置本体A4内の所定位置にないとき
には、座面部材72fは加圧ばね72gの復元力によ
り、加圧方向と反対側に押し上げられる。このときの座
面部材72fから軸受部材72dまでの距離をLbと
し、加圧ばね72gに負荷がかかっていない状態の自由
長をL2とすると、Lb≧L2が成り立つ。
【0096】以上の構成により、プロセスカートリッジ
B4が画像形成装置本体A4に装着されていない場合に
は、帯電ローラ72aは、感光ドラム71表面から離間
され、または感光ドラム71表面に軽く接触された状態
となる。
【0097】なお、本実施の形態においては、感光ドラ
ム71を帯電する際に、帯電ローラ72aに印加する帯
電バイアスは、帯電ローラ72aの芯金72bを介して
印加するように構成されている。
【0098】〈実施の形態7〉図27を参照して、実施
の形態7の帯電装置について説明する。
【0099】本実施の形態においては、帯電ローラ71
aに印加する帯電バイアスを、加圧部材A41、座面部
材72f、加圧ばね72g、軸受部材72dを介して印
加するようにしている。
【0100】帯電ローラ72aの長手方向の両端部に配
設されている加圧部材A41のうちの少なくとも一方に
は画像形成装置本体A4側の帯電電圧付与接点(帯電バ
イアス接点)S1が設けられていて、この帯電電圧付与
接点S1が設けられている側の座面部材72fにはプロ
セスカートリッジB4側の帯電電圧付与接点S2cが設
けられている。さらに、帯電電圧付与接点S1、S2が
設けられた側の加圧ばね72gおよび軸受部材72dは
導電性の部材によって構成されている。上述の接点S1
には、画像形成装置本体A4側の、交流電源82と直流
電源83とを有する帯電バイアス印加電源84が接続さ
れている。
【0101】本実施の形態によると、感光ドラム71に
対して帯電ローラ72aを離間させたり加圧させたりす
る機構を利用して、帯電ローラ72aに対して帯電バイ
アスを印加することができる。また、画像形成装置本体
A4に対してプロセスカートリッジB4を装着すること
により、自動的に画像形成装置本体A4側の接点S1と
プロセスカートリッジB4側の接点S2とが接続され
て、帯電バイアスの印加が可能な状態となる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着されて
いない場合には像担持体に対する帯電ローラの加圧を解
除し、また、プロセスカートリッジが画像形成装置本体
に装着された場合には帯電ローラが像担持体を加圧する
ようにすることにより、ユーザの負担の増大や機構の複
雑化を伴うことなく、帯電ローラの帯電能力の変化や像
担持体の帯電メモリを防止してこれらに起因する濃度ム
ラを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】実施の形態1における、プロセスカートリッジ
の縦断面図。
【図3】実施の形態1におけるプロセスカートリッジの
斜視図。
【図4】実施の形態1の、軸受部材、ガイド部材の分解
斜視図。
【図5】実施の形態1において、画像形成装置本体にプ
ロセスカートリッジを装着する前の、離間部材によって
感光ドラムから帯電ローラを離間させている状態を示す
図。
【図6】実施の形態1において、画像形成装置本体にプ
ロセスカートリッジを装着した後の、離間部材を退避さ
せて帯電ローラで感光ドラムを加圧する状態を示す図。
【図7】実施の形態1におけるプロセスカートリッジの
駆動部を示す図。
【図8】実施の形態1において、離間解除部材を巻き取
るようすを示す斜視図。
【図9】実施の形態1において、離間解除部材の巻取り
が終了したようすを示す斜視図。
【図10】実施の形態1における、感光ドラム、帯電ロ
ーラ、離間部材の位置関係を示す正面図。
【図11】実施の形態2における、感光ドラム、帯電ロ
ーラ、離間部材の位置関係を示す正面図。
【図12】実施の形態3における、感光ドラム、帯電ロ
ーラ、離間部材の位置関係を示す正面図。
【図13】実施の形態4の画像形成装置の概略構成を示
す縦断面図。
【図14】実施の形態4におけるプロセスカートリッジ
の斜視図。
【図15】実施の形態4における、プロセスカートリッ
ジの縦断面図。
【図16】(a)、(b)、(c)は、画像形成装置本
体に対するプロセスカートリッジの装着動作を説明する
図。
【図17】(a)、(b)、(c)は、画像形成装置本
体に対するプロセスカートリッジの装着動作を説明する
図。
【図18】実施の形態4において、画像形成装置本体に
プロセスカートリッジを装着する前の、離間部材によっ
て感光ドラムから帯電ローラを離間させている状態を示
す図。
【図19】実施の形態4において、画像形成装置本体に
プロセスカートリッジを装着した後の、離間部材を退避
させて帯電ローラで感光ドラムを加圧する状態を示す
図。
【図20】実施の形態5において、画像形成装置本体に
プロセスカートリッジを装着する前の、離間部材によっ
て感光ドラムから帯電ローラを離間させている状態を示
す図。
【図21】実施の形態5において、画像形成装置本体に
プロセスカートリッジを装着した後の、離間部材を退避
させて帯電ローラで感光ドラムを加圧する状態を示す
図。
【図22】実施の形態6の画像形成装置の概略構成を示
す縦断面図。
【図23】実施の形態6における、プロセスカートリッ
ジの縦断面図。
【図24】実施の形態6において、帯電ローラを支持す
る構成を示す斜視図。
【図25】実施の形態6において、画像形成装置本体に
プロセスカートリッジを装着した後の、帯電ローラで感
光ドラムを加圧する状態を示す図。
【図26】実施の形態6において、画像形成装置本体に
プロセスカートリッジを装着する前の、帯電ローラによ
り感光ドラムを加圧しない状態を示す図。
【図27】実施の形態7における、プロセスカートリッ
ジの縦断面図。
【符号の説明】
1、31、71像担持体(感光ドラム) 2a、32a、72a帯電ローラ 2d、32d、72d軸受部材 2e、41a、72eガイド部材(ガイド部) 2i、47、72g加圧部材(加圧ばね) 11f 収納部 21a 離間部材 21b 離間解除部材(索状部材) 21c 係合部(係止部) 51 離間部材(スペーサ部材) 52 付勢部材(付勢ばね) 72f 可動体(座面部材) 84 帯電バイアス印加電源 A1、A2、A3、A4画像形成装置本体 A12 画像形成装置本体の一部(解除部) B1、B2、B3、B4プロセスカートリッジ C、81 カートリッジ容器(枠体) M1、M2、M4画像形成装置 S 記録材 S1 帯電バイアス接点(帯電電圧付与接点)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 一彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮本 順 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横森 幹詞 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H003 BB11 CC05 EE16 EE19 2H071 BA13 BA14 BA15 BA16 BA19 BA43 DA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と前記像担持体を帯電する帯電
    ローラとをカートリッジ容器に一体的に組み込んで構成
    され、画像形成装置本体に対して装着される着脱自在な
    プロセスカートリッジにおいて、 前記帯電ローラを回転自在に支持する軸受部材と、 前記軸受部材を、前記帯電ローラが前記像担持体を加圧
    する方向及びその逆方向に移動するようにガイドするガ
    イド部材と、 前記軸受部材と前記ガイド部材との間に介装されて前記
    軸受部材を前記帯電ローラの加圧方向に付勢する加圧部
    材と、 前記画像形成装置本体に対する前記プロセスカートリッ
    ジの未装着時に前記像担持体と前記帯電ローラとの間に
    挿着されて前記帯電ローラを前記像担持体から離間させ
    る離間部材と、 前記画像形成装置本体に対する前記プロセスカートリッ
    ジの装着時に前記離間部材を退避させて前記帯電ローラ
    を前記像担持体に加圧する離間解除部材と、を備える、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記離間解除部材が前記解除部材に連結
    された索状部材であり、前記画像形成装置本体に対する
    前記プロセスカートリッジの装着後に、前記画像形成装
    置本体側の駆動により前記索状部材を引いて前記解除部
    材を退避させる、 ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジ容器が、退避された前
    記解除部材を収納する収納部を有する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセスカー
    トリッジ。
  4. 【請求項4】 前記解除部材と前記カートリッジ容器と
    のうちの少なくとも一方に、前記収納部に収納された前
    記解除部材が前記収納部から出ることを禁止する係合部
    を有する、 ことを特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 像担持体と前記像担持体を帯電する帯電
    ローラとをカートリッジ容器に一体的に組み込んで構成
    され、画像形成装置本体に対して装着される着脱自在な
    プロセスカートリッジにおいて、 前記帯電ローラを回転自在に支持する軸受部材と、 前記軸受部材を、前記帯電ローラが前記像担持体を加圧
    する方向及びその逆方向に移動するようにガイドするガ
    イド部材と、 前記軸受部材と前記ガイド部材との間に介装されて前記
    軸受部材を前記帯電ローラの加圧方向に付勢する加圧部
    材と、 前記像担持体と前記帯電ローラとの間に挿着されて前記
    帯電ローラを前記像担持体から離間させる第1の位置と
    前記第1の位置から退避して前記帯電ローラを前記像担
    持体に加圧する第2の位置とをとる離間部材と、 前記画像形成装置本体に対する前記プロセスカートリッ
    ジの未装着時に前記離間部材を前記第1の位置に付勢す
    る付勢部材と、を備え、 前記離間部材は、前記画像形成装置本体に対する前記プ
    ロセスカートリッジの装着時に前記画像形成装置本体の
    一部に係合して前記第2の位置に退避する、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 像担持体と前記像担持体を帯電する帯電
    ローラとをカートリッジ容器に一体的に組み込んで構成
    され、画像形成装置本体に対して装着される着脱自在な
    プロセスカートリッジにおいて、 前記帯電ローラを回転自在に支持する軸受部材と、 前記軸受部材を、前記帯電ローラが前記像担持体を加圧
    する方向及びその逆方向に移動するようにガイドするガ
    イド部材と、 前記ガイド部材から外側に突出されて前記帯電ローラの
    加圧方向及びその逆方向に移動可能な可動体と、 前記可動体と前記軸受部材との間に介装された加圧部材
    と、を備え、 前記可動体は、前記画像形成装置保体に対する前記プロ
    セスカートリッジの未装着時には前記ガイド部材から突
    出されて前記像担持体に対する前記帯電ローラの加圧を
    解除する一方、前記画像形成装置本体に対する前記プロ
    セスカートリッジの装着時には前記画像形成装置本体側
    の一部に係合して前記帯電ローラを前記像担持体に加圧
    する、ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記可動体が帯電バイアス接点を兼ね、
    前記画像形成装置本体側の帯電バイアス印加電源により
    前記可動体、前記加圧部材、前記軸受部材を介して前記
    帯電ローラに帯電バイアスを印加する、 ことを特徴とする請求項6に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】 画像形成装置本体と前記画像形成装置本
    体に対して装着される着脱自在なプロセスカートリッジ
    とを備え、前記プロセスカートリッジ内の像担持体上に
    形成したトナー像を記録材に転写して画像を形成する画
    像形成装置において、 前記プロセスカートリッジが請求項1、2、3、4、
    5、6、又は7に記載のプロセスカートリッジである、 ことを特徴とする画像形成装置。
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