JP2001201666A - 光コネクタおよびそのアダプタ - Google Patents

光コネクタおよびそのアダプタ

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JP2001201666A JP2000013526A JP2000013526A JP2001201666A JP 2001201666 A JP2001201666 A JP 2001201666A JP 2000013526 A JP2000013526 A JP 2000013526A JP 2000013526 A JP2000013526 A JP 2000013526A JP 2001201666 A JP2001201666 A JP 2001201666A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のFPCコネクタは、光ファイバ素線の
突出量の異なる2種類のプラグを必要とする上、同一種
類のプラグ同士を接続できない。 【解決手段】 素線挿通孔26が形成されたアダプタ1
3と、このアダプタ13に対する着脱操作に伴って素線
挿通孔26に抜き外し可能に差し込まれる光ファイバ素
線15a,15bがそれぞれ突出状態で保持された一対
のプラグ12a,12bとを具え、これら一対のプラグ
12a,12bをアダプタ13に嵌合した際に少なくと
も一方のプラグ12aの光ファイバ素線15aの撓み変
形を伴って一対の光ファイバ素線15a,15bの接続
端面16が相互に押し当たる光コネクタ10であって、
素線挿通孔26をその長手方向に沿ったアダプタ13の
一端側に偏倚して形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アダプタを介して
一対のプラグを連結することにより、一対のプラグにそ
れぞれ連結された光ファイバを相互に接続する型式の光
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】次世代の超高密度小型光コネクタである
FPC(Fiber Physical Contact)コネクタは、電子情
報通信学会総合大会論文集・エレクトロニクス1(C-3-
115)「FPC光コネクタを用いた光ファイバ配線の検
討」(p300, 1997年3月6日発行)に記載されているよ
うに、それぞれ光ファイバ素線を片持ち状態で保持した
一対のプラグと、これら光ファイバ素線が長手方向両側
から差し込まれ、そのほぼ中央部でこれらの接続端面を
相互に突き当てる素線挿通孔を有するアダプタとを具え
ている。
【0003】このような従来の単心FPCコネクタの概
略構造を破断状態で図5に示し、その分解状態を図6に
示す。すなわち、従来の単心FPCコネクタ101は、
プラグ102,103にそれぞれ連結されて片持ち状態
で突出する光ファイバ素線104,105の一方を撓み
変形させ、その弾性復元力を利用して他方の光ファイバ
素線105の接続端面106に突き当てるようにしたも
のであり、フェルールなどを有さない超小型の光コネク
タであって、一対の光ファイバ素線104,105の接
続端面106を Physical Contact(PC接続)状態に
することが可能である。
【0004】また、多心構造のFPCコネクタも知られ
ており、その概略構造を破断状態で図7に示し、その分
解状態を図8に示す。すなわち、従来の多心FPCコネ
クタ201も上述した単心FPCコネクタ101と同様
に、プラグ202,203に連結されて片持ち状態で突
出する複数の光ファイバ素線204,205の一方を撓
み変形させ、その弾性復元力を利用して他方の光ファイ
バ素線205の接続端面206に突き当てるようにした
ものであり、各プラグ202,203には複数本の光フ
ァイバ207がそれぞれ相互に平行に連結されされてい
る。一対のプラグ202,203の接続状態において、
これらはばねクリップ208により保持され、アダプタ
209からの抜け外れが防止される。
【0005】なお、このようなばねクリップは、図示さ
れてはいないけれども図5に示した単心FPCコネクタ
101においても同様に使用される。
【0006】何れの光コネクタ101,201において
も、一方のプラグ102,202に保持された光ファイ
バ素線104,204の突出量が他方のプラグ103,2
03に保持された光ファイバ素線105,205の突出
量よりも長く設定され、アダプタ109,209に一対
のプラグ102,103,202,203を嵌着した状態
において、アダプタ109,209に形成された素線挿
通孔110,210に差し込まれる一方の光ファイバ素
線104,204の基端側が撓み変形を起こすような寸
法形状に設定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5〜図8に示した従
来のFPCコネクタ101,201においては、アダプ
タ109,209がその長手方向(プラグ着脱方向)に
関し、中央部を境として対称構造となっており、素線挿
通孔110,210がアダプタ109,209の中央部に
形成されているため、このアダプタ109,209に組
み合わされる一対のプラグ102,103,202,20
3は、光ファイバ素線104,105,204,205の
突出量が相互に異なっている必要がある。つまり、従来
のFPCコネクタ101,201では光ファイバ素線1
04,105,204,205の突出量が同じ2つのプラ
グ同士、例えば、突出量が長い光ファイバ素線104,
204を有する2つのプラグ102同士または202同
士や、突出量が短い光ファイバ素線105,205を有
する2つのプラグ103同士または203同士を相互に
接続することが不可能であり、光ファイバ素線の突出量
が異なる2種類のプラグ102,103または202,2
03を用意してこれらのプラグの使い分けが必要である
ため、作業性を損なう欠点があった。
【0008】しかも、これら2種類のプラグ102,1
03または202,203は、外観上の相違が明確とな
るように外観形状や色などを変える必要があり、部品の
共通化ができないことから製造コストの上昇を招く欠点
もあった。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、任意のプラグ同士をP
C接続可能とする光コネクタおよびこの光コネクタの一
部を構成するアダプタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
素線挿通孔が形成されたアダプタと、このアダプタに対
する着脱操作に伴って前記素線挿通孔に抜き外し可能に
差し込まれる光ファイバ素線がそれぞれ突出状態で保持
された一対のプラグとを具え、これら一対のプラグを前
記アダプタに嵌合した際に少なくとも一方の前記プラグ
の前記光ファイバ素線の撓み変形を伴って一対の前記光
ファイバ素線の接続端面が相互に押し当たる光コネクタ
であって、前記素線挿通孔は、その長手方向に沿った前
記アダプタの一端側に偏倚して形成されていることを特
徴とするものである。
【0011】本発明の第2の形態は、それぞれ光ファイ
バ素線が突出状態で保持された一対のプラグの着脱操作
に伴って抜き外し可能に差し込まれる素線挿通孔を有
し、前記一対のプラグが嵌合された場合に少なくとも一
方の前記プラグの前記光ファイバ素線の撓み変形を伴っ
て一対の前記光ファイバ素線の接続端面が相互に押し当
たる光コネクタのアダプタであって、前記素線挿通孔が
その長手方向に沿った一端側に偏倚していることを特徴
とするものである。
【0012】本発明によると、一対のプラグをアダプタ
に嵌合した状態では、素線挿通孔がアダプタの一端側に
偏倚して形成されているため、アダプタの素線挿通孔に
対して一方のプラグから突出する光ファイバ素線の未嵌
合部分の長さが他方のプラグから突出する光ファイバ素
線の未嵌合部分の長さよりも長くなり、この部分で撓み
が生じてPC接続状態となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態による光コネ
クタにおいて、一対のプラグの嵌合状態において、一方
の光ファイバ素線が突出する一方のプラグの突出端面と
素線挿通口の一端側の開口端との距離が、他方の光ファ
イバ素線が突出する他方のプラグの突出端面と素線挿通
孔の他端側の開口端との距離よりも長いものであっても
よい。この場合、アダプタに対してプラグが押し当たる
ように付勢する付勢手段をさらに設けるようにしてもよ
い。また、嵌合状態におけるアダプタと一方のプラグと
の間に一方の光ファイバ素線の撓み変形を許容する空隙
部を形成することが好ましく、素線挿通孔が相互に平行
に複数形成され、一対のプラグにそれぞれ支持される光
ファイバ素線もこれに対応して相互に平行に複数有する
ものであってもよい。さらに、光ファイバ素線はその外
周が樹脂薄膜で覆われたものであってもよい。
【0014】本発明の第2の形態によるアダプタにおい
て、素線挿通孔が相互に平行に複数形成されていてもよ
い。
【0015】
【実施例】本発明による光コネクタの実施例について、
図1〜図4を参照しながら詳細に説明するが、本発明は
このような実施例に限らず、これらをさらに組み合わせ
たり、この明細書の特許請求の範囲に記載された本発明
の概念に包含されるべき他の技術にも応用することがで
きる。
【0016】本発明を単心FPCコネクタに応用した実
施例の構造を破断状態で図1に示し、その分解状態を図
2に示す。すなわち、本実施例における単心FPCコネ
クタ10は、それぞれ光ファイバ11が連結された一対
のプラグ12a,12bと、これらプラグ12a,12b
が取り外し可能に差し込まれるアダプタ13とを具えて
いる。
【0017】一対のプラグ12a,12bは、相互に同
一寸法形状を有し、外形が矩形の棒状をなし、その先端
側に筒部14がそれぞれ形成されている。これら筒部1
4内には、光ファイバ11から引き出された光ファイバ
素線15a,15bがそれぞれ延在し、それらの接続端
面16側が自由端となった片持ち状態となっているた
め、光ファイバ素線15a,15bは筒部14内でそれ
ぞれ撓み変形可能である。筒部14の先端には、一対の
切欠部17が180度隔てて形成されており、筒部14
の基端部には、プラグ12a,12bの外周面から外側
に突出する一対のクリップ止め18が形成されている。
【0018】本実施例で用いた光ファイバ11の概略構
造を図3に示す。すなわち、本実施例における光ファイ
バ11は、信号光の伝送にあずかるコア部19とこのコ
ア部19を囲む外径が105〜119μmの範囲に収め
られたクラッド部20とからなる単一モードガラスファ
イバを樹脂にて形成される保護層21と被覆層22とで
二重に囲んだ構造を持ち、250μmの外径を有する。
また、本実施例における光ファイバ素線15a,15b
は、クラッド部20の外周面に形成される保護層21の
外径を125μmに設定したPSC(Polymer Skin Coat
ed)ファイバであり、このようなPSCファイバを光フ
ァイバ素線15a,15bとして用いることにより、そ
の着脱操作や撓み変形に伴う折損事故を大幅に減少させ
ることができる。
【0019】矩形の筒状をなすアダプタ13の内側中央
部には、プラグ12a,12bの切欠部17に入り込む
サポート部23が形成され、このサポート部23にはア
ダプタ13の長手方向に沿って突出し、プラグ12a,
12bの筒部14内に差し込まれる一対の延在部24
a,24bが形成されている。一方の延在部24aの突
出量は、ごく僅かであるが、他方の延在部24a,24
bの突出量は、アダプタ13の他方の係止端面25b近
傍にまで長く設定されている。光ファイバ素線15a,
15bが両側から差し込まれる素線挿通孔26は、これ
ら一対の延在部24a,24bとサポート部23とを貫
通するように形成され、光ファイバ素線15a,15b
の外径に対応した約126μmの内径寸法を有する。た
だし、この素線挿通孔26の開口端側は、テーパ状に拡
径された案内部27となっており、アダプタ13にプラ
グ12a,12bを差し込んだ際に、光ファイバ素線1
5a,15bの先端部をこれら一対の案内部27によっ
て素線挿通孔26内に確実に導くことができるように配
慮している。
【0020】正規の嵌合状態においては、一対のプラグ
12a,12bの先端面25a,25bがそれぞれ当接し
合い、サポート部23がプラグ12a,12bの切欠部
17で挟まれ、一対の延在部24a,24bがプラグ1
2a,12bの筒部14に差し込まれ、一対の光ファイ
バ素線15a,15bの接続端面16がサポート部23
の中央部分で押し当たる。
【0021】なお、本発明の付勢手段としてのばねクリ
ップCに形成された一対の弾性係止部C1,C2が一対の
プラグ12a,12bのクリップ止め18に跨がって掛
け止められ、弾性係止部C1,C2の弾性変形を伴って一
対のプラグ12a,12bの先端面25a,25bが相互
に押し当てられ、アダプタ13からのプラグ12a,1
2bの抜け外れが防止されるようになっている。本実施
例におけるばねクリップCは、底板部C3と、この底板
部C3から起立してアダプタ13を保持する一対の側壁
部C4とを有し、上述した弾性係止部C1,C2は底板部C
3の長手方向両側にそれぞれ形成されている。
【0022】この状態において、一方の光ファイバ素線
15aが突出するプラグ12aの突出端面Faと他方の
光ファイバ素線15bが突出するプラグ12bの突出端
面Fbとの間の距離は、一対の光ファイバ素線15a,
15bの突出量の和よりも50μm±10μm、より好ま
しくは50μm±5μm短く設定されており、これによっ
て光ファイバ素線15a,15bの一方に撓み変形がも
たらされることとなる。この場合、一方の延在部24a
の先端から一方のプラグ12aに保持された光ファイバ
素線15aの基端、つまり突出端面Faまでの距離は、
一対の延在部24a,24bの突出量の差に応じて他方
の延在部24bの先端から他方のプラグ12bに保持さ
れた光ファイバ素線15bの基端、つまり突出端面Fb
までの距離よりも長くなっているため、一方のプラグ1
2aに保持された光ファイバ素線15aの基端側が筒部
14で囲まれた空隙部28内で撓み変形を生じ、これに
伴う弾性復元力によって一対の光ファイバ素線15a,
15bの接続端面16がPC接続状態となる。
【0023】上述した光ファイバ素線15a,15bの
余分な長さ(以下、これを余長と呼称する)は、上述し
た実施例に対して直径の異なる光ファイバ素線や、その
他のプラスチックファイバ、多モードファイバを使用し
た場合には、その最適値が変化することは言うまでもな
い。本実施例では、同一寸法のプラグ12a,12bを
使用しているため、この余長を両方のプラグ12a,1
2bの光ファイバ素線15a,15bに対して25μmず
つ均等に設定しているが、一方のプラグ12aおよび他
方のプラグ12bの光ファイバ素線15a,15bに対
して均等に与えず、例えば10μmと40μm、あるいは
−20μmと70μmというように、一対の光ファイバ素
線15a,15bの余長を設定することも可能である
が、この場合には、組み合わされるプラグ12a,12
bを自由に選択することができないという不具合が生ず
る。
【0024】上述した実施例では、単心FPCコネクタ
10について説明したが、本発明を多心FPCコネクタ
に応用することも可能である。
【0025】このような本発明による光コネクタの他の
実施例の分解状態を破断して図4に示すが、先の実施例
と同一機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、重
複する説明は省略するものとする。すなわち、相互に挟
持し合う構造を持つ一対のプラグ29a,29bおよび
アダプタ30には、複数本(図示例では8本)の光ファ
イバ11が相互に平行に連結されており、これら一対の
プラグ29a,29bと相互に挟持し合う構造を持つア
ダプタ30には、プラグ29a,29bから突出する光
ファイバ素線15a,15bを挿通するための複数本の
素線挿通孔26が所定間隔で平行に形成されている。ま
た、プラグ29a,29bに形成された切欠部31が嵌
入するサポート部32が設けられており、素線挿通孔2
6が開口する一対の開口端面33a,33bからアダプ
タ30の両端までの距離は、一端側と他端側とで異なっ
ている。
【0026】正規の嵌合状態においては、図示しないば
ねクリップが一対のプラグ29a,29bの基端面34
に跨がって掛け止められ、先端面25a,25bが相互
に当接し合った状態となってアダプタ30からのプラグ
29a,29bの抜け外れが防止される。一方のプラグ
29aの光ファイバ素線15aの突出端面Faから素線
挿通孔26の一端側の開口端面33aまでの距離は、他
方のプラグ29bの光ファイバ素線15bの突出端面F
bから素線挿通孔26の他端側の開口端面33bまでの
距離よりも長くなり、ここに形成される図示しない空隙
部で撓み変形が発生し、一対の光ファイバ素線15a,
15bの接続端面16が一対の係止端面32a,32b
の間の中央部分でPC接続状態となる。
【0027】
【発明の効果】本発明によると、光ファイバ素線をそれ
ぞれ突出状態で保持する一対のプラグが嵌合されるアダ
プタに形成される素線挿通孔をその長手方向に沿ってア
ダプタの一端側に偏倚させたので、光ファイバ素線の突
出量が同じプラグ同士を接続することが可能となり、そ
の作業性の向上を図ることができる。また、光ファイバ
素線の突出量が異なる2種類のプラグを製造する必要が
なくなるので、その製造コストを下げることも可能であ
る。
【0028】付勢手段を設けた場合には、一対のプラグ
のPC接続状態を維持しつつアダプタに対するプラグの
抜け外れを確実に防止することができる。
【0029】素線挿通孔を相互に平行に複数形成すると
共に一対のプラグにそれぞれ支持される光ファイバ素線
もこれに対応して相互に平行に複数形成した場合には、
多心構造の光コネクタを実現することができる。
【0030】外周が樹脂薄膜で覆われた光ファイバ素線
を使用した場合には、光ファイバ素線の損傷を抑制して
その耐久性および信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光コネクタを単心構造のPFCコ
ネクタに応用した一実施例の破断斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の分解状態を表す破断斜視
図である。
【図3】図1および図2に示した実施例で使用したPS
C光ファイバの概略構造を模式的に表す斜視図である。
【図4】本発明による光コネクタを他心構造のPFCコ
ネクタに応用した一実施例の分解状態を表す破断斜視図
である。
【図5】従来の単心PFCコネクタの一例を表す破断斜
視図である。
【図6】図5に示した単心PFCコネクタの分解状態を
表す破断斜視図である。
【図7】従来の多心FPCコネクタの一例を表す破断斜
視図である。
【図8】図7に示した多心PFCコネクタの分解状態を
表す破断斜視図である。
【符号の説明】
10 単心FPCコネクタ 11 光ファイバ 12a,12b プラグ 13 アダプタ 14 筒部 15a,15b 光ファイバ素線 16 接続端面 17 切欠部 18 クリップ止め 19 コア部 20 クラッド部 21 保護層 22 被覆層 23 サポート部 24a,24b 延在部 25a,25b 先端面 26 素線挿通孔 27 案内部 28 空隙部 29a,29b プラグ 30 アダプタ 31 クリップ止め 32 サポート部 33a,33b 開口端面 34 基端面 C ばねクリップ C1,C2 弾性係止部 C3 底板部 C4 側壁部 Fa,Fb 突出端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 宜輝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA02 MA01 NA01 QA47 QA56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素線挿通孔が形成されたアダプタと、こ
    のアダプタに対する着脱操作に伴って前記素線挿通孔に
    抜き外し可能に差し込まれる光ファイバ素線がそれぞれ
    突出状態で保持された一対のプラグとを具え、これら一
    対のプラグを前記アダプタに嵌合した際に少なくとも一
    方の前記プラグの前記光ファイバ素線の撓み変形を伴っ
    て一対の前記光ファイバ素線の接続端面が相互に押し当
    たる光コネクタであって、 前記素線挿通孔は、その長手方向に沿った前記アダプタ
    の一端側に偏倚して形成されていることを特徴とする光
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記一対のプラグの嵌合状態において、
    一方の前記光ファイバ素線が突出する前記一方のプラグ
    の突出端面と前記素線挿通口の一端側の開口端との距離
    が他方の前記光ファイバ素線が突出する前記他方のプラ
    グの突出端面と前記素線挿通孔の他端側の開口端との距
    離よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の光コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 前記アダプタに対して前記プラグが押し
    当たるように付勢する付勢手段をさらに具えたことを特
    徴とする請求項2に記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】 嵌合状態における前記アダプタと前記一
    方のプラグとの間に前記一方の光ファイバ素線の撓み変
    形を許容する空隙部が形成されることを特徴とする請求
    項1から請求項3の何れかに記載の光コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記素線挿通孔は、相互に平行に複数形
    成され、前記一対のプラグにそれぞれ支持される前記光
    ファイバ素線もこれに対応して相互に平行に複数有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載
    の光コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記光ファイバ素線は、外周が樹脂薄膜
    で覆われていることを特徴とする請求項1から請求項5
    の何れかに記載の光コネクタ。
  7. 【請求項7】 それぞれ光ファイバ素線が突出状態で保
    持された一対のプラグの着脱操作に伴って抜き外し可能
    に差し込まれる素線挿通孔を有し、前記一対のプラグが
    嵌合された場合に少なくとも一方の前記プラグの前記光
    ファイバ素線の撓み変形を伴って一対の前記光ファイバ
    素線の接続端面が相互に押し当たる光コネクタのアダプ
    タであって、 前記素線挿通孔がその長手方向に沿った一端側に偏倚し
    ていることを特徴とするアダプタ。
  8. 【請求項8】 前記素線挿通孔は、相互に平行に複数形
    成されていることを特徴とする請求項7に記載のアダプ
    タ。
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