JP2001201356A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2001201356A
JP2001201356A JP2000319910A JP2000319910A JP2001201356A JP 2001201356 A JP2001201356 A JP 2001201356A JP 2000319910 A JP2000319910 A JP 2000319910A JP 2000319910 A JP2000319910 A JP 2000319910A JP 2001201356 A JP2001201356 A JP 2001201356A
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JP2000319910A
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Hiroyuki Hamada
浩行 濱田
Kiyomi Sakamoto
清美 阪本
Yoshiki Kamiyama
芳樹 上山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Instructional Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最新のランドマーク情報を容易に取得するこ
とができ、常に正しいランドマーク情報を用いた誘導案
内を可能にするナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置1は、プログラム記
憶部3に記憶されたプログラム情報に従って動作するC
PU等によって構成される情報処理部2と、オペレータ
によって操作される入力部4と、表示器等によって構成
される出力部5と、図示しないセンタ局との間で通信を
行う機能を有する通信部6と、二次元および/または三
次元地図データが格納される地図データ格納部7と、通
信部6によって取得される最新のランドマーク情報が格
納されるランドマーク情報格納部8と、車両の現在位置
を検出する位置検出部9と、各種センサによって構成さ
れるリアルタイム情報取得部10とを備えている。そし
て、各機能ブロックは、システムバス11を介して相互
に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置に関し、より特定的には、誘導用案内経路と共にラン
ドマークを表示するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等に用いられる従来のナビゲーシ
ョン装置は、誘導すべき経路を、交差点名称およびその
交差点までの距離を用いて案内するのが一般的である。
しかしながら、交差点名称は、遠方から確認しにくい。
また、「残り○○メートル」といった距離表示も、該当
交差点がどれくらい前方にあるのか直感的に把握しにく
い。そのため、ドライバは、次に曲る交差点がどのあた
りに位置するかの検討を、前もってつけにくい。このよ
うに、従来のナビゲーション装置における案内手法は、
わかりにくい場合が多い。
【0003】そこで、最近では、交差点の付近に存在す
る各種施設をランドマークとして表示し、このランドマ
ークを目標として経路を案内する手法が実用化されてい
る。例えば、「郵便局の角を右に曲って、真っ直ぐ行っ
て、ガソリンスタンドを左に曲る」といった具合であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランド
マークを用いて経路案内を実施しようとした場合、ラン
ドマーク情報が常に正確であることが前提条件となる。
従来のナビゲーション装置では、ランドマーク情報は、
CD,DVDなどのメディアに収められている。しかし
ながら、案内に用いられるガソリンスタンドなどのラン
ドマークは、常に固定の状態を保っているわけではな
く、種々の原因(位置の移動、店舗の新設、店舗の閉店
等)によって変更されることも多い。このような変更に
対応するためには、CD,DVDなどのメディアを頻繁
に新しいランドマーク情報を格納したものと交換する必
要がある。しかしながら、経済的事情等からそのような
頻繁な交換は、現実的に困難である。そのため、従来の
ナビゲーション装置は、常に正確なランドマーク情報を
整備することが困難であるという問題点がある。
【0005】それ故に、本発明の目的は、最新のランド
マーク情報を容易に取得することができ、常に正しいラ
ンドマーク情報を用いた誘導案内を可能にするナビゲー
ション装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
は、上記のような目的を達成するために、以下に述べる
ような特徴を有している。
【0007】第1の発明は、地図上に、誘導用案内経路
と共にランドマークを表示するナビゲーション装置であ
って、地図データを格納する地図データ格納部と、ラン
ドマーク情報を格納するランドマーク情報格納部と、誘
導のための情報を少なくとも表示出力する出力部と、少
なくとも経路探索のために必要な地点情報を入力する入
力部と、入力部から地点情報が入力されたとき、地図デ
ータ上で誘導用案内経路を探索する経路探索部と、地図
データ格納部から読み出した地図データに基づいて、出
力部に地図を表示させ、経路探索部によって探索された
誘導案内経路に基づいて、出力部に表示された地図上に
誘導案内経路を表示させ、ランドマーク情報格納部から
読み出したランドマーク情報に基づいて、出力部に表示
された地図上の適宜の箇所にランドマークを表示させる
表示制御部と、通信によって外部から最新のランドマー
ク情報を取得するランドマーク情報取得部と、ランドマ
ーク情報格納部に格納されたランドマーク情報を、ラン
ドマーク情報取得部によって取得された最新のランドマ
ーク情報に更新する更新部とを備える。
【0008】上記のように、第1の発明によれば、ラン
ドマーク情報格納部に格納されたランドマーク情報をラ
ンドマーク情報取得部によって取得された最新のランド
マーク情報に更新するようにしているので、常に最新の
ランドマーク情報を用いてランドマークの表示を行うこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態のナビゲーション装置1は、
情報処理部2と、プログラム記憶部3と、入力部4と、
出力部5と、通信部6と、地図データ格納部7と、ラン
ドマーク情報格納部8と、位置検出部9と、リアルタイ
ム情報取得部10とを備えている。そして、各機能ブロ
ックは、システムバス11を介して相互に接続されてい
る。
【0010】情報処理部2は、プログラム記憶部3に記
憶されたプログラム情報に従って動作するCPU等によ
って構成され、ナビゲーションのための各種処理(誘導
用案内経路の探索処理、ランドマーク情報の更新処理、
ランドマークの表示態様決定処理、誘導処理等)を行
う。なお、プログラム記憶部3は、半導体メモリのよう
に固定的にプログラム情報を記憶するように構成されて
も良いし、交換可能な記憶媒体にプログラム情報を記憶
するように構成されても良い。交換可能な記憶媒体を用
いる場合、当該記憶媒体は、適宜、新しいプログラムを
記憶したものと交換されても良い。
【0011】入力部4は、オペレータによって操作され
る十字パッドやマウスやキーボードなどを含み、動作モ
ードの切り替え指示、各種処理の実行開始指示等の各種
指示を情報処理部2に与える。また、入力部4は、地図
番号や、経路案内における出発地、経由地および目的地
等の情報入力のためにも用いられる。
【0012】出力部5は、表示器やスピーカ等によって
構成され、誘導のために必要な各種情報(地図、車両の
現在位置、探索された誘導用案内経路、ランドマーク
等)を表示し、また必要に応じて、誘導のために必要な
音声案内を出力する。
【0013】通信部6は、図示しないセンタ局(また
は、センタ局に接続された情報報知用端末)との間で通
信を行う機能を有しており、主としてランドマーク情報
の取得のために用いられる。
【0014】地図データ格納部7は、例えばCD−RO
MやDVDを記憶媒体として含む大容量記憶装置によっ
て構成され、そこには二次元および/または三次元地図
データが格納されている。
【0015】ランドマーク情報格納部8は、読み出し専
用記憶装置(例えば、CD−ROMやDVDを記憶媒体
として含む記憶装置)と、読み書き可能記憶装置(CD
−R/W、DVD−RAM、コンパクトフラッシュ(登
録商標)メモリ、スマートメディア、半導体メモリ、ハ
ードディスクドライブ等)との組によって構成され、読
み出し専用記憶装置には、初期値としてのランドマーク
情報が格納され、読み書き可能記憶装置には、通信部6
によって取得される最新のランドマーク情報が格納され
る。また、読み出し専用記憶装置には、ランドマークの
種類別に複数の画像部品(二次元画像情報、ポリゴンデ
ータ、ベクトルデータ等)が格納されている。なお、各
画像部品には、検索可能なようにファイル名が付けられ
ている。
【0016】位置検出部9は、GPSセンサ、ジャイロ
センサ、車速パルス検出器等によって構成され、ナビゲ
ーション装置1を搭載している車両の現在位置を検出す
る。
【0017】リアルタイム情報取得部10は、各種セン
サによって構成され、各種リアルタイム情報を取得す
る。ここで、リアルタイム情報とは、現時点における各
種事象の状態を表すパラメータであり、例えば、現在位
置、車速、日付、曜日、時間、ガソリン残量、天候、気
温等が挙げられる。なお、本実施形態では、リアルタイ
ム情報として、ガソリン残量と現在時刻とを想定してい
る。取得したリアルタイム情報は、ランドマークの表示
態様を決定するために用いられる。
【0018】図2は、ランドマーク情報の内容の一例お
よびこのようなランドマーク情報を情報処理部2で処理
したときのランドマークの表示態様の一例を示してい
る。この図2では、ランドマーク803を通常の態様で
表示したとき(以下、このときのランドマークの表示態
様を通常表示と称す)の出力部5の表示画面801と、
ランドマーク803をユーザの注意を喚起する態様で表
示したとき(以下、このときのランドマークの表示態様
を強調表示と称す)の出力部5の表示画面804と、ラ
ンドマーク803を表示するために必要となるランドマ
ーク情報802の一例とが示されている。図2に示すよ
うに、ランドマーク情報802は、形状情報815と、
位置情報816と、強調表示用実行ファイル817と、
属性情報818とを含む。
【0019】形状情報815は、ランドマークとして表
示する画像を指定するための情報である。ここではラン
ドマーク情報格納部9に格納された別の画像ファイル
“gas_station.obj”を指定している
が、ランドマーク情報の中に直接画像データを埋め込む
ことも考えられる。位置情報816は、ランドマークの
表示位置を規定するための情報であり、ここでは一例と
して、三次元座標の形で表現されている。これら形状情
報815および位置情報816は、ランドマークの通常
表示のために用いられる。
【0020】強調表示用実行ファイル817は、強調表
示時におけるランドマークの形状、表示位置および動き
を規定するためのファイル情報である。強調表示用実行
ファイル817の形式としては、情報処理部2により解
釈可能なデータフォーマット、簡易言語あるいは言語等
が用いられる。この形式として、JAVA(登録商
標)、JAVAScriptなどを用いることにより、
ランドマークをアニメーションで表示したり、音声と組
み合わせて表示したりすることが可能となり、ランドマ
ークの提示形態を広げることができる。なお、図2で
は、強調表示用実行ファイル817を、独自形式の簡易
言語のテキストデータとして表現しているが、予め特定
の中間言語形式、あるいは仮想マシンの命令に変換して
おいて、それらを情報処理部2が解釈実行するようにラ
ンドマーク情報内に実装することもできる。
【0021】図2では、強調表示用実行ファイル817
は、一例として、命令群805〜814を含んでいる。
情報処理部2は、ランドマークの強調表示時に、強調表
示用実行ファイル817中の各命令805〜814を順
に解釈し、実行していく。
【0022】強調表示用実行ファイル817中の各命令
805〜814についてより詳細に説明する。命令80
5は、ランドマークを表示する初期位置を示す。命令8
06は、ランドマークの種類を示す。命令807は、ラ
ンドマークとして表示する画像を指定する。ここでは、
ランドマーク情報格納部9に格納された別の画像ファイ
ル“gas_station.obj”を指定している
が、ランドマーク情報の中に直接画像データを埋め込む
ことも考えられる。命令808および809は、それぞ
れ、ランドマーク803の移動速度および回転速度を指
定する。命令810は、命令811から命令814まで
を繰り返すことを指定する。命令811は、ランドマー
ク803を、現在の表示位置から(100,10,10
0)まで移動させることを意味する。そのときの移動速
度は、命令808で指定されている。命令812は、ラ
ンドマーク803をY軸周りに360度回転させること
を意味する。命令813は、ランドマーク803を現在
の表示位置から、(100,0,100)まで移動させ
ることを意味する。そのときの移動速度は、命令808
で指定されている。命令811から命令813までの一
連の命令を実行することによって、ランドマーク803
は、図2の表示画面804に示すように、その場でジャ
ンプして、くるっと1回転して、降りる、というアニメ
ーションを繰り返しながら強調表示される。
【0023】属性情報818は、ランドマークの各種属
性を規定するための情報である。本実施形態では、属性
情報818として、例えば、種類情報と、識別番号と、
バージョン番号とを含む。種類情報は、ランドマークの
種類を表すもので、通常表示を行うか、強調表示を行う
かの判断のために用いられる。識別番号は、各ランドマ
ーク情報について固有の情報であり、個々のランドマー
クを識別するためのものである。バージョン番号は、ラ
ンドマーク情報の更新バージョンを表すためのものであ
る。
【0024】なお、本実施形態では、ランドマーク情報
格納部8に格納されたランドマーク情報は、適宜最新の
ものに更新されていく。ランドマーク情報を更新する方
法としては、(1)ランドマーク情報の読み出し依頼が
あるたびにランドマーク情報を更新する方法、(2)誘
導用案内経路探索時に誘導用案内経路上に存在するラン
ドマーク情報をまとめて更新し、後は更新されたランド
マーク情報を単にランドマーク情報格納部8から取り出
して使用する方法、(3)定期的(所定時間間隔毎ある
いは一定距離進む毎)に必要なエリアのランドマーク情
報を更新する方法、(4)上記(1)〜(3)の方法を
組み合わせて使用する方法など、さまざまな方法が考え
られる。なお、本実施形態では、上記(2)の方法を用
いている。
【0025】図3は、図1に示すナビゲーション装置1
の動作を説明するためのフローチャートである。以下、
図3を参照して、ナビゲーション装置1の動作について
説明する。
【0026】まず、情報処理部2は、オペレータの操作
に従って設定された、出発地、経由地、目的地を入力部
4から入力する(ステップS101)。次に、情報処理
部2は、地図データ格納部7から出発地〜目的地間の経
路探索に必要な地図データを読み込む(ステップS10
2)。次に、情報処理部2は、読み込んだ地図データに
基づいて、出発地〜目的地間の誘導用案内経路(経由地
が指定された場合は、経由地を経由する誘導用案内経
路)を探索する(ステップS103)。なお、誘導用案
内経路の探索は、従来から周知のダイクストラ法等によ
り行われる。次に、情報処理部2は、目的地までの経路
誘導の際に目標となるランドマークを選出する(ステッ
プS104)。このステップS104の動作をより詳細
に説明すると、情報処理部2は、探索した誘導用案内経
路中に表示すべき各ランドマークに対応するランドマー
ク情報の属性情報818をランドマーク情報格納部8か
ら読み出す。
【0027】次に、情報処理部2は、上記ステップS1
04で選出したランドマーク情報の更新処理を実行する
(ステップS105)。この更新処理において、情報処
理部2は、上記ステップS104で読み出した属性情報
818を、ランドマーク情報の更新確認指示と共に、通
信部6に対して出力する。応じて、通信部6は、図示し
ないセンタ局との間で通信路を確立し、情報処理部2か
ら受け取った属性情報中の識別番号およびバージョン番
号をセンタ局に送信する。センタ局は、受信した識別番
号に基づいて、センタ局内で保存している複数のランド
マーク情報の中から、対応するランドマーク情報を検索
し、検索したランドマーク情報のバージョン番号と通信
部6から受信したランドマーク情報のバージョン番号と
を比較し、それらの一致/不一致を判断する。バージョ
ン番号が一致する場合、ナビゲーション装置1内で保有
するランドマーク情報は最新の情報であって更新する必
要がないので、センタ局は、更新不要通知をナビゲーシ
ョン装置1の通信部6に送信する。通信部6は、受信し
た更新不要通知を情報処理部2に出力する。このとき、
情報処理部2は、ランドマーク情報の更新手続きを行わ
ない。一方、バージョン番号が不一致の場合、センタ局
は、内部に保存している対応するランドマーク情報を最
新のランドマーク情報として、ナビゲーション装置1の
通信部6に送信する。通信部6は、センタ局から受信し
たランドマーク情報を情報処理部2に出力する。応じ
て、情報処理部2は、通信部6から受け取ったランドマ
ーク情報をランドマーク情報格納部8に与える。ランド
マーク情報格納部8は、与えられたランドマーク情報を
最新のランドマーク情報として記憶する。これによっ
て、ランドマーク情報の更新が行われる。以上一連の更
新動作は、ステップS104で選出された各ランドマー
ク情報毎に順番に行われる。
【0028】次に、情報処理部2は、位置検出部9で検
出された車両の現在位置を読み込む(ステップS10
6)。次に、情報処理部2は、位置検出部9で検出され
た現在位置が目的地に到達したか否かを判断する(ステ
ップS107)。現在位置が目的地に到達していない場
合、情報処理部2は、リアルタイム情報取得部10から
各種リアルタイム情報を取得する(ステップS10
8)。前述したように、本実施形態では、リアルタイム
情報として、ガソリン残量と現在時刻とを想定してい
る。
【0029】次に、情報処理部2は、処理対象ランドマ
ーク、すなわち次に処理の対象とすべきランドマークを
選択する(ステップS109)。より具体的に説明する
と、情報処理部2は、前述のステップS104で選出さ
れたランドマーク(すなわち、探索された誘導用案内経
路上に存在するランドマーク)であって、次に表示すべ
きランドマーク(すなわち、車両の現在位置から見て経
路前方方向に存在する最も近いランドマーク)を処理対
象ランドマークとして選択する。なお、このとき選択さ
れる処理対象ランドマークとしては、誘導用案内経路上
において、複数個先に存在するランドマークであっても
良い。
【0030】次に、情報処理部2は、リアルタイム情報
取得部10から取得したリアルタイム情報に基づいて、
ランドマークの表示態様を決定する(ステップS11
0)。このサブルーチンステップS110の詳細は、図
4に示されている。
【0031】図4を参照して、情報処理部2は、まず、
リアルタイム情報で示されるガソリン残量が所定値以下
であるか否かを判断する(ステップS201)。ガソリ
ン残量が所定値以下の場合、情報処理部2は、処理対象
ランドマークの種類がガソリンスタンドであるか否かを
判断する(ステップS202)。この判断は、属性情報
818に含まれる種類情報を参照することにより行われ
る。処理対象ランドマークの種類がガソリンスタンドで
ある場合、情報処理装置2は、処理対象ランドマークに
ついて強調表示情報の作成を行う(ステップS20
3)。このとき、情報処理装置2は、処理対象ランドマ
ークのランドマーク情報における強調表示用実行ファイ
ル817を実行する。より詳細に説明すると、情報処理
部2は、強調表示用実行ファイル817における命令8
05によって処理対象ランドマークの初期表示位置を決
定し、命令806および807に基づいて、ランドマー
ク情報格納部8から対応する画像データ(2次元画像デ
ータ、ポリゴンデータ、ベクトルデータ等)を読み出
す。続いて、情報処理部2は、命令808〜814を実
行する。これによって、ランドマークをアニメーション
表示するための動画データが作成される。作成された動
画データは、情報処理部2内に一時的に記憶される。
【0032】一方、上記ステップS201においてガソ
リン残量が所定値を越えていると判断された場合、また
は上記ステップS202において処理対象ランドマーク
がガソリンスタンドでないと判断された場合、情報処理
部2は、現在時刻が所定時間帯内に入っているか否かを
判断する(ステップS204)。本実施形態では、食事
を行う可能性の高い時間帯(例えば、PM12:00〜
1:00,PM6:00〜7:00)を所定時間帯とし
て設定している。現在時刻が所定時間帯内に入っている
場合、情報処理部2は、処理対象ランドマークが食事可
能な店舗か否かを判断する(ステップS205)。ここ
で、食事可能な店舗とは、レストラン、食堂、喫茶店、
高速道路のサービスエリア等である。この判断は、属性
情報818に含まれる種類情報を参照することにより行
われる。処理対象ランドマークが食事可能な店舗である
場合、情報処理部2は、処理対象ランドマークについて
強調表示情報の作成を行う(ステップS203)。
【0033】一方、上記ステップS204において現在
時刻が所定時間帯外であると判断された場合、または上
記ステップS205において処理対象ランドマークが食
事可能な店舗でないと判断された場合、情報処理部2
は、処理対象ランドマークについて通常表示情報の作成
を行う(ステップS206)。このとき、情報処理部2
は、ランドマーク情報802内の形状情報815に基づ
いて、ランドマーク情報格納部8から対応する画像デー
タ(2次元画像データ、ポリゴンデータ、ベクトルデー
タ等)を読み出す。また、情報処理部2は、ランドマー
ク情報802内の位置情報816に基づいて、ランドマ
ークの表示位置を決定する。読み出された画像データお
よび決定された表示位置は、情報処理部2内に一時的に
記憶される。上記ステップS203またはS206の処
理の後、情報処理部2の動作は、図3のメインルーチン
に戻る。
【0034】再び図3を参照して、情報処理部2は、誘
導情報の出力処理を行う(ステップS111)。この出
力処理において、情報処理部2は、出力部5に地図、経
路、およびランドマークを表示させる。ここで、ランド
マークについて強調表示を行う場合、情報処理部2は、
前述のステップS203で作成された強調表示情報(動
画データ)を出力部5に出力する。また、ランドマーク
について通常表示を行う場合、情報処理部2は、前述の
ステップS206で作成された通常表示情報(表示位置
および画像データ)を出力部5に出力する。これによっ
て、出力部5は、ランドマークを強調表示または通常表
示する。以後、情報処理部2は、ステップS106〜S
111の動作を繰り返し実行し、車両の現在位置が目的
地に到達したら、その動作を終了する。
【0035】なお、上記実施形態では、ガソリン残量お
よび現在時刻をリアルタイム情報として用いているが、
他のリアルタイム情報を用いてランドマーク表示の条件
判断を行うことも可能である。例えば、天候をリアルタ
イム情報として用いることにより、雨が降っているとき
に傘が買えるような店舗のランドマークを強調表示する
ことができる。また、日時をリアルタイム情報として用
いることにより、誕生日のときに花が買えるような店舗
のランドマークを強調表示することもできる。
【0036】また、上記実施形態では、強調表示を行う
ランドマークであるか否かを、ランドマークの種類によ
って差別化するようにしていたが、他の条件によって差
別化を図ることもできる。例えば、正月やクリスマスイ
ブ等の特定の日のみに強調表示したい場合は、ランドマ
ーク情報の属性情報818中に特定の日を示す日時情報
を格納しておけばよい。また、特定の時間のみに強調表
示したい場合は、属性情報818中にそのような時間を
示す時間情報を格納しておけばよい。勿論、これらの差
別化を実現するためには、図4の表示態様決定ルーチン
に対応する条件判断を含める必要があるが、当業者であ
ればそのような変更は容易に可能であろう。
【0037】また、上記実施形態では、強調表示を行う
場合の一例として、ランドマークに動きを付けるように
したが、これ以外にも種々の強調表示の態様が考えられ
る。例えば、ランドマークを点滅表示するようにしても
良いし、何らかのメッセージを付加的に表示するように
しても良い。さらには、音声と組み合わせて表示するよ
うにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のナビゲーション装置で用いるランドマー
ク情報の内容の一例と、このようなランドマーク情報を
用いてランドマークを通常表示または強調表示するとき
の表示画面の一例を示す図である。
【図3】図1のナビゲーション装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】図3におけるサブルーチンステップS110の
詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置 2…情報処理部 3…プログラム記憶部 4…入力部 5…出力部 6…通信部 7…地図データ格納部 8…ランドマーク情報格納部 9…位置検出部 10…リアルタイム情報取得部 11…システムバス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図上に、誘導用案内経路と共にランド
    マークを表示するナビゲーション装置であって、 地図データを格納する地図データ格納部と、 ランドマーク情報を格納するランドマーク情報格納部
    と、 誘導のための情報を少なくとも表示出力する出力部と、 少なくとも経路探索のために必要な地点情報を入力する
    入力部と、 前記入力部から前記地点情報が入力されたとき、前記地
    図データ上で誘導用案内経路を探索する経路探索部と、 前記地図データ格納部から読み出した地図データに基づ
    いて、前記出力部に地図を表示させ、前記経路探索部に
    よって探索された誘導案内経路に基づいて、前記出力部
    に表示された地図上に誘導案内経路を表示させ、前記ラ
    ンドマーク情報格納部から読み出したランドマーク情報
    に基づいて、前記出力部に表示された地図上の適宜の箇
    所にランドマークを表示させる表示制御部と、 通信によって外部から最新のランドマーク情報を取得す
    るランドマーク情報取得部と、 前記ランドマーク情報格納部に格納されたランドマーク
    情報を、前記ランドマーク情報取得部によって取得され
    た最新のランドマーク情報に更新する更新部とを備え
    る、ナビゲーション装置。
JP2000319910A 2000-10-19 2000-10-19 ナビゲーション装置 Pending JP2001201356A (ja)

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