JP2001199300A - ステアリングホイール構造 - Google Patents

ステアリングホイール構造

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JP2001199300A
JP2001199300A JP2000008225A JP2000008225A JP2001199300A JP 2001199300 A JP2001199300 A JP 2001199300A JP 2000008225 A JP2000008225 A JP 2000008225A JP 2000008225 A JP2000008225 A JP 2000008225A JP 2001199300 A JP2001199300 A JP 2001199300A
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Japan
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side mounting
pad
steering
steering wheel
wheel structure
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Application number
JP2000008225A
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English (en)
Inventor
Tomonori Kakihara
智紀 垣原
Takeshi Yamaji
猛 山地
Kazuaki Bito
和彰 尾藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosei Brake Industry Co Ltd
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Hosei Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホーンボタンとして機能するエアバッグモジ
ュールを備えるステアリングホイールにおいて、設計の
自由度が高く、低コストなものを提供する。 【解決手段】 リング部14とボス部12と複数のスポ
ーク部16a〜cとを備えるステアリングホイール10
と、ベース金具36にエアバッグ32とインフレータ3
4を固定しホーンパッド38で覆ってなるエアバッグモ
ジュール30とよりなり、該モジュール30がボス部1
2に配されてホーンボタンとして機能するステアリング
ホイール構造において、複数のスポーク部16a〜cに
対応させてベース金具36に複数のパッド側取付部50
a〜cを設け、このパッド側取付部を、芯金18に固定
されたステアリング側取付金具52a〜cに対して変位
し得るようにバネ60を介在させて当該取付金具52a
〜cと結合し、該ステアリング側取付金具を複数のスポ
ーク部16a〜c毎に分割して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転席用エアバッ
グモジュールを備える自動車のステアリングホイール構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、運転席用のエアバッグモジュー
ルは、ステアリングホイールの中央部に設けられてお
り、折畳まれたエアバッグをホーンパッドの内側に収納
し、インフレータを取り付けてなる。従来より、かかる
エアバッグモジュールとして、ホーンパッドを押すこと
によりステアリング側に変位(フローティング)してホ
ーンボタンとして機能するものがある。
【0003】図11,12は、この種のステアリングホ
イール構造の従来例を示したものである。
【0004】ステアリングホイール101は、外側のリ
ング部102と、中央のボス部103と、両者を結合す
る3本のスポーク部104a〜cとからなる芯金105
よりなり、リング部102は樹脂106で被覆されてい
る。
【0005】エアバッグモジュール110は、折畳まれ
たエアバッグ111と、ガス発生器であるインフレータ
112と、これらが取付固定されたベース金具113
と、エアバッグ111の前面を覆うホーンパッド114
とからなる。
【0006】このエアバッグモジュール110は、ステ
アリングホイール101のボス部103の前面に配され
ており、ホーンパッド114を押すことでモジュール全
体がボス部103側に変位して、ベース金具113と芯
金105が通電し、これにより、ホーンボタン(スイッ
チ)として機能するようになっている。
【0007】エアバッグモジュール110のステアリン
グホイール101への取付は、ベース金具113に3本
のスポーク部104a〜cにそれぞれ対応する3つのパ
ッド側取付部120a〜cを設け、これら取付部120
a〜cを、ステアリングホイール101の芯金105に
取り付けられたステアリング側取付金具121の各取付
部122a〜cで弾力的に支持することによりなされて
いる。このステアリング側取付金具121は、3本のス
ポーク部104a〜cにそれぞれ対応する3つの取付部
122a〜cを有し、これらが一体に結合された枠状を
なして、一体にステアリングホイール101の芯金10
5に取付固定されている。
【0008】ベース金具113の取付部120aとステ
アリング側取付金具121の取付部122aとの弾力的
な結合構造は、図12に示すように、ホーンスイッチ用
接点が組み込まれた樹脂部品131,132を用いて、
両取付部120a、122aをボルト130で連結し、
これら取付部120a、122a間に介在するようにボ
ルト130の外周にバネ133を装着してなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造では、ステアリング側の取付金具121が、3
本のスポーク部104a〜cに対応する3つの取付部1
22a〜cを結合した一体品であるため、スペース的な
設計の自由度が低く、製造コストも高い。
【0010】また、上記従来の構造では、接点が組み込
まれた複雑な樹脂部品131,132を用いてホーンス
イッチ用接点を構成しているという点も、コストアップ
につながっている。
【0011】そこで、本発明は、ホーンボタンとして機
能するエアバッグモジュールを備えるステアリングホイ
ール構造において、設計の自由度が高く、低コスト軽量
なものを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のステアリングホ
イール構造は、ステアリングホイールとエアバッグモジ
ュールとからなり、前記ステアリングホイールが、外側
のリング部と、中央のボス部と、両者を結合する複数の
スポーク部とからなる芯金を有し、前記エアバッグモジ
ュールが、折畳まれたエアバッグと、該エアバッグを展
開させるインフレータと、該エアバッグの背後に配され
該エアバッグと該インフレータが固定されたベース金具
と、折畳まれたエアバッグを覆うホーンパッドとからな
り、前記エアバッグモジュールが、前記ステアリングホ
イールにおける前記ボス部の前面に配され、前記ホーン
パッドを押すことで該ボス部側に変位してホーンボタン
として機能するステアリングホイール構造において、前
記ベース金具には、前記複数のスポーク部に対応させて
複数のパッド側取付部が設けられ、該パッド側取付部
が、前記芯金に固定されたステアリング側取付金具に対
して変位し得るように、弾性部材を介在させて当該ステ
アリング側取付金具と結合されており、該ステアリング
側取付金具が前記複数のスポーク部毎に分割して設けら
れたものである。
【0013】このステアリングホイール構造であると、
従来一体となっていたステアリング側取付金具を複数の
スポーク部毎に分割して設けたので、かかる取付部にお
けるスペース的な設計の自由度が向上し、また、コスト
低減及び軽量化にもつながる。
【0014】なお、前記パッド側取付部は、ベース金具
に一体に設けられていても、あるいはまた、別体のパッ
ド側取付金具をベース金具に固定したものであってもよ
い。
【0015】本発明のステアリングホイール構造におい
ては、前記パッド側取付部と前記ステアリング側取付金
具に、互いに対向する係合面部を設け、両係合面部に、
前記パッド側取付部の前記変位により互いに接触するホ
ーンスイッチ用接点を設けることが好ましい。
【0016】このようにパッド側取付部とステアリング
側取付金具との相対向する係合面部にホーンスイッチ用
接点を設けたことから、接点が簡素化され、製造コスト
が低減される。
【0017】本発明のステアリングホイール構造におい
ては、前記パッド側取付部にボルトが固定され、このボ
ルトの胴部が前記ステアリング側取付金具に設けられた
取付孔に挿通され、該ボルトの胴部の外周に前記弾性部
材としてバネが装着され、これにより前記パッド側取付
部が前記ステアリング側取付金具に対して変位し得るよ
うに結合されており、前記パッド側取付部の前記変位に
より前記ボルトの頭部が前記芯金に接触するようにして
ホーンスイッチ用接点を設けた場合がある。
【0018】本発明のステアリングホイール構造におい
ては、また、前記パッド側取付部に、前記芯金に向かっ
て延びる延設部を設け、前記パッド側取付部の前記変位
により前記延設部が前記芯金に接触するようにしてホー
ンスイッチ用接点を設けた場合がある。
【0019】これらの場合のように、パッド側の接点を
ステアリングホイールの芯金に直接当てる構造とするこ
とによっても、ホーンスイッチ用接点が簡素化される。
【0020】本発明のステアリングホイール構造におい
ては、前記複数のパッド側取付部のうちの少なくとも1
の取付部において、当該パッド側取付部と結合されたス
テアリング側取付金具が前記芯金に直接固定されておら
ず、板バネ金具を用いて該ステアリング側取付金具と該
芯金とが常に接触させられた場合がある。
【0021】このように、本発明においては、複数のパ
ッド側取付部と結合される全てのステアリング側取付金
具をステアリングホイールの芯金に直接固定する必要は
ないが、その場合、固定しないステアリング側取付金具
については、板バネ金具を用いて芯金と常に通電する構
造にしておくことが好ましい。
【0022】本発明のステアリングホイール構造におい
ては、前記複数のパッド側取付部のうちの少なくとも1
の取付部には、前記ステアリング側取付金具が配されて
おらず、前記エアバッグモジュールの前記変位により該
パッド側取付部が前記芯金に接触するようにしてホーン
スイッチ用接点を設けた場合がある。
【0023】このように、複数のパッド側取付部は全て
ステアリング側取付金具と結合されている必要はない
が、その場合、ステアリング側取付金具を省略したパッ
ド側取付部に、ステアリングホイールの芯金と接触する
接点を設けることが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るス
テアリングホイール構造について図面を参照して説明す
る。
【0025】図1は本発明の一実施形態に係るステアリ
ングホイール構造の分解斜視図、図2は同ステアリング
ホイール構造の断面図である。
【0026】本実施形態のステアリングホイール構造
は、ステアリングホイール10と、その中央部に配設さ
れたホーンボタンとして機能するエアバッグモジュール
30とからなる。
【0027】ステアリングホイール10は、ステアリン
グシャフト9の先端に取り付けられる中央のボス部12
と、該ボス部12の外周を取り囲むリング部14と、ボ
ス部12とリング部14を結合する複数のスポーク部1
6a〜cとからなる芯金18よりなり、リング部14が
樹脂20で被覆されている。上記ボス部12の中心には
ステアリングシャフト9の先端が取り付けられるボルト
孔22が設けられている。スポーク部16a〜cは、ボ
ス部12から左方向と右方向と下方向の3方向に延びて
おり、これにより、図10(a)に示すように、3本ス
ポークa,b,cのステアリングホイール構造になって
いる。
【0028】エアバッグモジュール30は、折畳まれた
エアバッグ32と、該エアバッグ32を展開させるイン
フレータ34と、これらが固定されるベース金具36
と、折畳まれたエアバッグ32を覆うホーンパッド38
からなる。
【0029】ベース金具36は、略矩形板状をなし、そ
の周縁部が下方に折曲されてフランジ部44が形成され
ている。ベース金具36の中央には、円形の開口46が
設けられており、この開口46に下方からインフレータ
34のガス噴出部が挿入されて、該インフレータ34が
ボルトナット42によりベース金具36の下面に取付固
定されている。また、この開口46の周縁部に、エアバ
ッグ32の口元部がバッグリテーナ40を介してボルト
ナット42により取付固定されている。
【0030】ホーンパッド38は、ステアリングホイー
ル10のボス部12及びスポーク部16a〜cの全体を
覆い隠す略三角形状をなし、その裏面には、ベース金具
36のフランジ部44に取り付けられる取付壁48が突
設されている。取付壁48は、折畳まれたエアバッグ3
2の側面を取り囲む枠状をなし、従って、エアバッグ3
2は、この取付壁48を含むホーンパッド38とベース
金具36とで区画される空間内に折畳み収納されてい
る。
【0031】エアバッグモジュール30は、ベース金具
36を弾力的な支持構造を介してステアリングホイール
10のボス部12に取り付けることによって、ステアリ
ングシャフト9の軸方向に変位できるようになってい
る。
【0032】詳細には、ベース金具36のフランジ部4
4には、3本のスポーク部16a〜cに対応させて3つ
のパッド側取付金具50a〜cが固設されている。ま
た、各パッド側取付金具50a〜cに対応させて、ステ
アリングホイール10の芯金18に取り付けられるステ
アリング側取付金具52a〜cが設けられている。図2
に示すように、ステアリング側取付金具52aは、下方
に延びる固定面部53を備え、この固定面部53がボル
トナット55でボス部12に締付固定されている。な
お、符号13は、この固定面部53のためにボス部12
に設けられたボルト孔である。
【0033】図3に示すように、パッド側取付金具50
aとステアリング側取付金具52aとは相対向する板状
をなしており、両者は、パッド側取付金具50aに固定
されたストッパボルト54を介して結合されている。ス
テアリング側取付金具52aは取付孔56を備え、この
取付孔56に樹脂などの絶縁用部材58を介在させてボ
ルト54の胴部が摺動自在に挿通されている。そして、
このボルト54の胴部の外周に、両取付金具50a,5
2aを互いに引き離す方向に付勢するコイルバネ60が
装着されており、これにより、ベース金具36がステア
リングホイール10に弾力的に支持されている。
【0034】パッド側取付金具50aとステアリング側
取付金具52aには、互いに対向する係合面部62,6
4が設けられている。両係合面部62,64には、パッ
ド側取付金具50aのステアリング側への変位により互
いに接触するホーンスイッチ用接点66が設けられてい
る。
【0035】図4に示すように、ホーンパッド38の裏
面には、パッド側取付金具50a〜cの位置決め用のリ
ブ68が立設されている。取付壁48には、パッド側取
付金具50a〜cの固設位置に凹部69が設けられてお
り、この凹部69の両側に金具50を挟み込むようにリ
ブ68が設けられている。これにより、ベース金具36
にホーンパッド38を組み付けるときに、ベース金具3
6が回転するのを防止することができる。
【0036】以上よりなる本実施形態のステアリングホ
イール構造においては、図2に矢印Fで示すようにホー
ンパッド38を押すことにより、エアバッグモジュール
30全体がボス部12側に変位して、パッド側取付金具
50a〜cとステアリング側取付金具52a〜cとが近
づき、両者の接点66が接触することによってホーンス
イッチがONされる。
【0037】本実施形態のステアリングホイール構造に
よれば、ステアリング側取付金具52a〜cを3本のス
ポーク部16a〜c毎に分割して設けたので、かかる取
付部におけるスペース的な設計の自由度が向上し、コス
ト低減にもつながる。また、パッド側取付金具50a〜
cとステアリング側取付金具52a〜cとの相対向する
係合面部62,64にホーンスイッチ用接点66を設け
たことから、接点構造が簡素化され、製造コストが低減
される。
【0038】図5(a)は、上記実施形態において、ホ
ーンスイッチ用接点を変更した例を示す断面図である。
この変更例では、パッド側取付金具50とステアリング
側取付金具52とに接点66を有する係合面部62,6
4を設ける代わりに、両金具50a,52aを結合する
ボルト54の下端の頭部54aが、パッド側取付金具5
0aの変位により、相対向する芯金18の所定の一部1
8aに直接当たるように設定し、これによりホーンスイ
ッチ用接点を構成している。
【0039】なお、図5(a)に示すように、リング部
14を被覆する樹脂20をステアリング側取付金具52
aに向かって延設せしめ、この樹脂延設部21でステア
リング側取付金具52aの先端部を支持するように構成
してもよい。この場合、図5(b)に示すように、ステ
アリング側取付金具52aの先端部に、樹脂延設部21
を受け入れる断面コ字状の受け部57を設け、図5
(c)に示すように、樹脂延設部21の上面にこの受け
部57を被せるように組み付ける。このような支持構造
は、図2に示す上記実施形態のステアリング側取付金具
52aにも適用することができ、特に左右のスポーク部
16a,16bに対応する取付部において好適である。
【0040】図6は、ホーンスイッチ用接点のさらに他
の変更例を示す断面図である。この変更例では、パッド
側取付金具50aに、下方に折曲されて芯金18に向か
って延びる延設部70を設け、この延設部70が、パッ
ド側取付金具50aの変位により、芯金18のスポーク
部16aに直接当たるように設定し、これによりホーン
スイッチ用接点を構成している。
【0041】図7には、上記実施形態において、下方に
延びるスポーク部16cに対応する取付部に変更を加え
た例を示している。この例では、3本のスポーク部16
a〜cのうち下方に延びるスポーク部16cにおいて
は、パッド側取付金具50cと結合されたステアリング
側取付金具52cを、芯金18に直接ボルトナット等を
用いて締付固定していない。
【0042】図10(a)に示すような3本スポークの
ステアリングホイール構造では、各スポークa〜cに対
応する全ての取付部において、ステアリング側取付金具
52a〜cをステアリングホイール芯金18に締付固定
する必要はない。左右のスポークa及びbに対応する取
付部では上記実施形態のように締付固定し、中央のスポ
ークcでは締付固定しなくてもよい。
【0043】この場合、左右のスポークa,bに対応す
る取付部においては、ステアリング側取付金具52a,
52bが芯金18に直接固定されているので通電する
が、中央のスポークcに対応する取付部においては、芯
金18に直接固定されていないので、別途通電させる必
要がある。そこで、図7及び図8(b)に示すように、
中央のステアリング側取付金具52cについては、板バ
ネ金具72を、リベット73を用いて、芯金18に常に
接触させた状態で取り付けて、ステアリング側取付金具
52cと芯金18とを常に通電する構造にしている。板
バネ金具72を用いることにより、各部品の寸法バラツ
キを吸収して常にステアリング側取付金具52cと芯金
18を通電させることができる。
【0044】なお、このステアリング側取付金具52c
は、図8(a)に示すように、その中央部に上記板バネ
金具72が取り付けられ、その両側に樹脂延設部21を
受け入れる断面コ字状の受け部71が設けられている。
そして、図8(c)及び(d)に示すように、この受け
部71を樹脂延設部21の上面に被せるように組み付け
ることにより、樹脂延設部21でステアリング側取付金
具52cを支持するように構成している。
【0045】図9には、下方に延びるスポーク部16c
に対応する取付部のさらに他の変更例を示している。こ
の例では、3本のスポーク部16a〜cのうち下方に延
びるスポーク部16cにおいては、ステアリング側取付
金具52cを廃止して、パッド側取付部74と芯金18
との間でホーンスイッチ用接点を設けている。
【0046】詳細には、この例では、パッド側取付部7
4をベース金具36のフランジ部44の下端から外側に
切り曲げることにより、ベース金具36と一体に設けて
いる。そして、このパッド側取付部74に接点75が設
けられており、この接点75がベース金具36の変位に
より、芯金18の接点76に接触するようにしてホーン
スイッチ用接点を構成している。
【0047】また、ホーンパッド38の裏面から芯金1
8側に突出する凸部78を設け、この凸部78に芯金1
8との間に介在するバネ79を取り付けて、ホーンパッ
ド38を弾力的に支持している。なお、このようなバネ
79は設けなくてもよい。
【0048】以上の実施形態は、いずれも図10(a)
に示す3本スポークのステアリングホイール構造につい
ては説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、図10(b)に示す4本スポークのステア
リングホイール構造についても同様に適用することがで
きる。この場合、上記ステアリング側取付金具を、4本
のスポークd,e,f,gに対応する各取付部毎に分割
して設ければよい。
【0049】
【発明の効果】本発明のステアリングホイール構造であ
ると、従来一体となっていたステアリング側取付金具を
複数のスポーク部毎に分割して設けたので、かかる取付
部におけるスペース的な設計の自由度が向上し、また、
コスト低減及び軽量化にもつながる。
【0050】また、ホーンスイッチ用接点の構造を簡素
化することにより、製造コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるステアリングホイ
ール構造の分解斜視図である。
【図2】同ステアリングホイール構造の断面図である。
【図3】パッド側取付金具とステアリング側取付金具と
の結合構造を示す断面図である。
【図4】ホーンパッドの背面斜視図である。
【図5】(a)はホーンスイッチ用接点の変更例を示す
ステアリングホイール構造の要部拡大断面図、(b)は
同構造におけるステアリング側取付金具の要部拡大斜視
図、(c)は(a)のC−C線断面図である。
【図6】ホーンスイッチ用接点のさらに他の変更例を示
すステアリングホイール構造の要部拡大断面図である。
【図7】他の実施形態に係るステアリングホイール構造
のベース金具の斜視図である。
【図8】(a)は図7に係るステアリングホイール構造
におけるステアリング側取付金具の斜視図、(b)は
(a)のB−B線断面に相当する同構造の要部拡大断面
図、(c)は(a)のC−C線断面に相当する同構造の
要部拡大断面図、(d)は(c)のD−D線断面図であ
る。
【図9】さらに他の実施形態に係るステアリングホイー
ル構造を示しており、(a)はベース金具の要部拡大斜
視図、(b)は同構造の要部拡大断面図である。
【図10】(a)及び(b)はステアリングホイール構
造の正面図である。
【図11】従来のステアリングホイール構造の分解斜視
図である。
【図12】従来のステアリングホイール構造の断面図で
ある。
【符号の説明】
10……ステアリングホイール 12……ボス部 14……リング部 16a〜c……スポーク部 18……芯金 30……エアバッグモジュール 32……エアバッグ 34……インフレータ 36……ベース金具 38……ホーンパッド 50a〜c……パッド側取付金具 52a〜c……ステアリング側取付金具 54……ボルト 56……取付孔 60……バネ 62,64……係合面部 66……接点 70……延設部 72……板バネ金具 74……パッド側取付部 75,76……接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山地 猛 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 尾藤 和彰 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DB75 DB77 3D054 AA02 AA13 AA26 BB06 FF13 FF20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイールとエアバッグモジュ
    ールとからなり、 前記ステアリングホイールが、外側のリング部と、中央
    のボス部と、両者を結合する複数のスポーク部とからな
    る芯金を有し、 前記エアバッグモジュールが、折畳まれたエアバッグ
    と、該エアバッグを展開させるインフレータと、該エア
    バッグの背後に配され該エアバッグと該インフレータが
    固定されたベース金具と、折畳まれたエアバッグを覆う
    ホーンパッドとからなり、 前記エアバッグモジュールが、前記ステアリングホイー
    ルにおける前記ボス部の前面に配され、前記ホーンパッ
    ドを押すことで該ボス部側に変位してホーンボタンとし
    て機能するステアリングホイール構造において、 前記ベース金具には、前記複数のスポーク部に対応させ
    て複数のパッド側取付部が設けられ、 該パッド側取付部が、前記芯金に固定されたステアリン
    グ側取付金具に対して変位し得るように、弾性部材を介
    在させて当該ステアリング側取付金具と結合されてお
    り、 該ステアリング側取付金具が前記複数のスポーク部毎に
    分割して設けられたことを特徴とするステアリングホイ
    ール構造。
  2. 【請求項2】前記パッド側取付部と前記ステアリング側
    取付金具に、互いに対向する係合面部を設け、 両係合面部に、前記パッド側取付部の前記変位により互
    いに接触するホーンスイッチ用接点を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のステアリングホイール構造。
  3. 【請求項3】前記パッド側取付部にボルトが固定され、
    このボルトの胴部が前記ステアリング側取付金具に設け
    られた取付孔に挿通され、該ボルトの胴部の外周に前記
    弾性部材としてバネが装着され、これにより前記パッド
    側取付部が前記ステアリング側取付金具に対して変位し
    得るように結合されており、 前記パッド側取付部の前記変位により前記ボルトの頭部
    が前記芯金に接触するようにしてホーンスイッチ用接点
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のステアリング
    ホイール構造。
  4. 【請求項4】前記パッド側取付部に、前記芯金に向かっ
    て延びる延設部を設け、 前記パッド側取付部の前記変位により前記延設部が前記
    芯金に接触するようにしてホーンスイッチ用接点を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のステアリングホイー
    ル構造。
  5. 【請求項5】前記複数のパッド側取付部のうちの少なく
    とも1の取付部において、当該パッド側取付部と結合さ
    れたステアリング側取付金具が前記芯金に直接固定され
    ておらず、板バネ金具を用いて該ステアリング側取付金
    具と該芯金とが常に接触させられたことを特徴とする請
    求項2記載のステアリングホイール構造。
  6. 【請求項6】前記複数のパッド側取付部のうちの少なく
    とも1の取付部には、前記ステアリング側取付金具が配
    されておらず、前記エアバッグモジュールの前記変位に
    より該パッド側取付部が前記芯金に接触するようにして
    ホーンスイッチ用接点を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のステアリングホイール構造。
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