JP2001196964A - トランシーバの受信装置 - Google Patents

トランシーバの受信装置

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JP2001196964A
JP2001196964A JP2000002176A JP2000002176A JP2001196964A JP 2001196964 A JP2001196964 A JP 2001196964A JP 2000002176 A JP2000002176 A JP 2000002176A JP 2000002176 A JP2000002176 A JP 2000002176A JP 2001196964 A JP2001196964 A JP 2001196964A
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vibration motor
signal
circuit
driving
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JP2000002176A
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大介 ▲真▼田
Daisuke Sanada
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
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    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/02Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
    • H04M19/04Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone the ringing-current being generated at the substations
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適正な受信信号を最初に入力したときに振動
モータを動作させて受信側の注意を喚起でき、呼出音に
よる振動モータの回転動作を禁止して通話の円滑化を図
れるトランシーバの受信装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 スケルチ信号を出力する復調回路206
と、判定信号を出力する装置識別コード検出回路208
と、振動モータ215と、モータ駆動回路214と、振
動モードを設定するための機能設定入力部202と、全
体を制御する論理回路201とを有し、論理回路は、復
調回路からスケルチ信号が出力されたと判定し、判定信
号に基づいて装置識別コードは自装置の識別コードであ
ると判定し、振動モードが設定されたと判定した場合に
は、振動モータ駆動条件が成立したと判定し、モータ駆
動回路を介して振動モータを駆動し、その後に所定の操
作がなされたと判定したときは、振動モータの駆動を停
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信装置と受信装
置とから成り、チャンネルと装置識別コードに基づいて
送受信を行うトランシーバの受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、工事現場等のように近距離で通信
を行う場合、電話番号を送信することなく容易に通話が
可能なトランシーバが多く用いられている。
【0003】図3は、従来のトランシーバを示すブロッ
ク図である。
【0004】図3において、100は主に送信装置を示
す送信側トランシーバ、200Aは送信側トランシーバ
100と同一構成で主に受信装置を示す受信側トランシ
ーバ、101は全体を制御する論理回路、102はPT
T(Push To Ta−lk、プライベートトーク
モード)設定、チャンネル設定、CTCSSコード(C
ontinuous Tone Controlled
System コード、装置識別コード)設定等の設
定を行う機能設定入力部、103はマイクロフォン、1
04は呼出音ボタン(図示せず)を押すことにより特定
の単一周波数(例えば1000Hz)の信号である呼出
音信号を出力する呼出音発生回路、105はマイクロフ
ォン103と呼出音発生回路104とを切り替える音声
切替えスイッチ、106aと106bは音声切替えスイ
ッチ105から入力される音声信号の圧縮等を行う音声
振幅圧縮回路と音声信号処理回路、107はCTCSS
コード信号(装置識別コード信号)を発生するCTCS
S回路、108はキャリア周波数信号となる発振信号を
音声信号処理回路106b出力の音声信号により変調し
て変調信号を出力する発振変調回路、109は発振変調
回路108からの変調信号を増幅して出力する送信出力
部、110は送信と受信とを切り替える送受信切替えス
イッチ、111はトランシーバ100の送受信アンテ
ナ、112は受信装置である。論理回路101はCTC
SS回路107、受信装置112からデータを入力し、
呼出音発生回路104、音声切替えスイッチ105、C
TCSS回路107、発振変調回路108、送信出力部
109、送受信切替えスイッチ110を制御する。この
場合、論理回路101は、発振変調回路108における
発振周波数(したがってチャンネル番号)を制御し、送
信出力部109における出力レベルを制御する。
【0005】また、201Aは全体を制御する論理回
路、202はPCC設定、チャンネル設定、CTCSS
設定、振動モード(バイブレータモード)設定等の設定
を行う機能設定入力部、203はトランシーバ200A
の送受信アンテナ、204は送信と受信を切り替える送
受信スイッチ、205は送受信アンテナ203からの受
信信号を増幅して出力する受信部、206は受信信号を
復調すると共に受信信号レベルが十分な場合にはスケル
チ信号を出力する復調回路、207aと207bは復調
回路206から入力される復調信号の伸張等を行う音声
振幅伸張回路と音声信号処理回路、208は復調回路2
06からの復調信号に含まれる装置識別コード信号を検
出して装置識別コードが自装置の識別コードか否かを示
す判定信号を出力する装置識別コード検出回路としての
CTCSS回路、209は呼出音信号が到来したか否か
を判別する呼出音判別回路、210は音声信号処理回路
207bからの音声信号を出力するか否かを制御するた
めの音声ミュートスイッチ、211は呼出音信号の出力
先を切り替える呼出音切替えスイッチ、212は音声信
号を増幅する音声信号増幅回路、213はスピーカ、2
14はトランシーバ自体に振動を与える振動モータ21
5を駆動するためのモータ駆動回路、216は送信装置
である。論理回路201Aは復調回路206、CTCS
S回路208、呼出音判別回路209からデータを入力
し、送受信スイッチ204、受信部205、CTCSS
回路208、呼出音判別回路209、音声ミュートスイ
ッチ210、呼出音切替えスイッチ211を制御する。
この場合、論理回路201Aは受信部205における受
信信号の周波数(したがってチャンネル番号)を制御
し、装置に割り当てられたチャンネル以外のチャンネル
の受信信号の受信を回避する。
【0006】図3におけるトランシーバ100と200
Aとの比較から分かるように、トランシーバ100の構
成要素103〜109はトランシーバ200Aの送信装
置216を構成し、トランシーバ200Aの構成要素2
05〜215はトランシーバ100の受信装置112を
構成する。
【0007】以上のように構成されたトランシーバにつ
いて、その動作を説明する。
【0008】まず、送信側トランシーバ100の概略動
作を説明する。
【0009】図示しない送信ボタンを押すことによりト
ランシーバ100はPTTに設定されて送信モードとな
る。すなわち、送信ボタンを押すことにより、機能設定
入力部102は論理回路101へPTTであることを通
知し、この通知を受けた論理回路101は送受信スイッ
チ110を送信側に切り替える(図3に示す状態にす
る)。この状態において、マイクロフォン103を介し
て音声信号を出力すると、この音声信号は、音声振幅圧
縮回路106aと音声信号処理回路106bとにより圧
縮される。発振変調回路108は、上記圧縮された音声
信号により例えば周波数460MHzのキャリア信号を
変調して変調信号を出力し、この変調信号は、送信出力
部109で増幅され、送受信スイッチ110を介して送
受信アンテナ111から電波信号となって送出される。
【0010】また、図示しない呼出音ボタンを押すこと
によっても送信モードとなる。すなわち、呼出音ボタン
を押すことにより、機能設定入力部102は論理回路1
01へ呼出音が設定されたことを通知し、この通知を受
けた論理回路101は、送受信スイッチ110を送信側
に切り替えると共に、音声切替えスイッチ105を呼出
音側に切り替え、呼出音発生回路104から出力される
呼出音信号(例えば1000Hzの単一周波数信号)を
上記音声信号と同じ経路で処理し、送受信アンテナ11
1から電波信号として送出する。
【0011】さらに、CTCSS回路107では装置識
別コード信号(CTCSS信号)が生成されており、こ
の装置識別コード信号も同様に、発振変調回路108で
キャリア信号を変調する。
【0012】このようにして受信側トランシーバ200
Aには音声信号または呼出音信号および装置識別コード
信号(CTCSS信号)の変調信号が到来する。
【0013】次に、受信側トランシーバ200Aの動作
を図4を用いて説明する。図4は図3の受信側トランシ
ーバ200Aの動作を示すフローチャートである。
【0014】受信側トランシーバ200Aは送信ボタン
や呼出音ボタンが押されず、受信状態にあるとする。こ
のとき受信部205は、送受信アンテナ204からの受
信信号(変調信号)を入力し、受信信号のチャンネル番
号(つまり受信信号周波数)が機能設定入力部202か
ら設定されたチャンネル番号と合致する場合には受信信
号を増幅して復調回路206に出力する。復調回路20
6は、受信信号を復調して復調信号として出力すると共
に、受信信号が十分なレベルか否かを判定し、十分なレ
ベルであると判定したときはスケルチ信号を論理回路2
01Aに出力する。また、CTCSS回路208は装置
識別コード信号を検出し、この装置識別コードが自装置
の識別コードか否かを判定し、その結果を判定信号とし
て論理回路201Aに出力する。さらに、呼出音判別回
路209は呼出音信号が入力されたか否かを判別し、そ
の結果を判別信号として論理回路201Aに出力する。
【0015】論理回路201Aは、復調回路206から
のスケルチ信号を入力したときは信号入力は十分である
と判定する(S11)。スケルチ信号を入力しない場合
は待機状態となる。次に、論理回路201Aは、CTC
SS回路208からの判定信号に基づき、CTCSSが
適合しているか否か(装置識別コードが自装置の識別コ
ードに合致しているか否か)を判定する(S12)。C
TCSSが適合していない場合は待機状態となる。信号
入力が十分でCTCSSが適合している場合には論理回
路201Aは、呼出音信号が入力されているか否かを呼
出音判別回路209からの判別信号に基づいて判定する
(S13)。呼出音信号が入力されていると判定したと
きは次に論理回路201Aは、機能設定入力部202か
らの設定データに基づき、振動モード(バイブレータモ
ード)か否かを判定し(S14)、振動モードであると
判定したときは呼出音切替えスイッチ211をモータ駆
動回路214側に切り替え、呼出音判別回路209出力
の呼出音信号を振動モータ駆動回路214に入力させ、
これにより振動モータ214を回転させ、振動を発生さ
せる(S15)。
【0016】ステップS14で振動モードでないと判定
したときは、呼出音切替えスイッチ211を音声信号増
幅回路212側に切り替え、呼出音信号を音声信号増幅
回路212を介してスピーカ213から送出させる(S
16)。このとき音声ミュートスイッチ210は「開」
状態になっている。また、ステップS13で呼出音信号
が入力されていないと判定したときは、受信信号から復
調された音声信号(音声信号処理回路207b出力の音
声信号)を「閉」状態の音声ミュートスイッチ210を
介して音声信号増幅回路212に入力させ、スピーカ2
13から音声として送出させる。このとき、呼出音切替
えスイッチ211はモータ駆動回路214側に切り替え
られている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトランシーバの受信装置では、振動モードでない状
態で呼出音信号が入力された場合には常に呼出音がスピ
ーカ213から出力され、例えば会議中において会議の
進行を妨害するという問題点を有していた。また、振動
モードの場合においても、呼出音信号が入力される度に
振動モータが回転動作し、煩わしく操作しにくいという
問題点を有していた。
【0018】このトランシーバの受信装置では、呼出音
による振動モータの回転動作を禁止して相互の通話の円
滑化を図り、また、適正な受信信号を最初に入力したと
きのみに振動モータを動作させて、会議の進行を妨害す
ることなどなく、受信側の注意を喚起することが要求さ
れている。
【0019】本発明は、このような要求を満たすため、
適正な受信信号を最初に入力したときに振動モータを動
作させて、会議の進行を妨害することなどなく、受信側
の注意を喚起することができると共に、呼出音による振
動モータの回転動作を禁止して相互の通話の円滑化を図
ることができるトランシーバの受信装置を提供すること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のトランシーバの受信装置は、受信信号を復調
すると共に受信信号レベルが十分な場合にはスケルチ信
号を出力する復調回路と、受信信号に含まれる装置識別
コード信号を検出して装置識別コードが自装置の識別コ
ードか否かを示す判定信号を出力する装置識別コード検
出回路と、装置自体に振動を与える振動モータと、振動
モータを駆動するモータ駆動回路と、振動モータが駆動
される振動モードを設定するための機能設定入力部と、
全体を制御する論理回路とを有するトランシーバの受信
装置であって、論理回路は、復調回路からスケルチ信号
が出力されたと判定し、判定信号に基づいて装置識別コ
ードは自装置の識別コードであると判定し、機能設定入
力部で振動モードが設定されたと判定した場合には、振
動モータ駆動条件が成立したと判定し、モータ駆動回路
を介して振動モータを駆動し、その後に所定の操作がな
されたと判定したときは、振動モータの駆動を停止する
構成を備えている。
【0021】これにより、適正な受信信号を最初に入力
したときに振動モータを動作させて、会議の進行を妨害
することなどなく、受信側の注意を喚起することができ
ると共に、呼出音による振動モータの回転動作を禁止し
て会議の進行や相互の通話の円滑化を図ることができる
トランシーバの受信装置が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のトラン
シーバの受信装置は、受信信号を復調すると共に受信信
号レベルが十分な場合にはスケルチ信号を出力する復調
回路と、受信信号に含まれる装置識別コード信号を検出
して装置識別コードが自装置の識別コードか否かを示す
判定信号を出力する装置識別コード検出回路と、装置自
体に振動を与える振動モータと、振動モータを駆動する
モータ駆動回路と、振動モータが駆動される振動モード
を設定するための機能設定入力部と、全体を制御する論
理回路とを有するトランシーバの受信装置であって、論
理回路は、復調回路からスケルチ信号が出力されたと判
定し、判定信号に基づいて装置識別コードは自装置の識
別コードであると判定し、機能設定入力部で振動モード
が設定されたと判定した場合には、振動モータ駆動条件
が成立したと判定し、モータ駆動回路を介して振動モー
タを駆動し、その後に所定の操作がなされたと判定した
ときは、振動モータの駆動を停止することとしたもので
ある。
【0023】この構成により、適正な受信信号すなわち
十分なレベルで装置識別コードが自装置の識別コードで
ある受信信号が入力された場合、振動モードが設定され
たことにより振動モータ駆動条件が成立すれば、振動モ
ータの回転動作により自装置に振動が与えられ、呼出音
信号によっては振動モータが回転動作することがないと
いう作用を有する。
【0024】請求項2に記載のトランシーバの受信装置
は、請求項1に記載のトランシーバの受信装置におい
て、論理回路は、送信を開始するための送信ボタンの押
下と、スケルチ信号の出力を振動モータ駆動条件から外
すための受信ボタンの押下と、送信ボタンを押下するこ
となく送信を可能にするプライベートトークモードを設
定するプライベートトークモード設定スイッチの押下と
のいずれかがなされたと判定したときは、振動モータの
駆動を停止することとしたものである。
【0025】この構成により、送信ボタン(PTTスイ
ッチ)、受信ボタン(モニタスイッチ)、プライベート
トークモード設定スイッチ(FLIPスイッチ、フリッ
プスイッチ)のいずれかが設定されれば振動モータは回
転動作を自動的に停止するという作用を有する。
【0026】請求項3に記載のトランシーバの受信装置
は、請求項1又は2に記載のトランシーバの受信装置に
おいて、論理回路は、振動モータの駆動の停止後は、送
受信が行われていると判定している間は振動モータの駆
動の停止を維持し、送受信が一定時間以上行われなかっ
たと判定したときは駆動モータの駆動の停止を解除し、
解除後に振動モータ駆動条件が成立したと判定したとき
はモータ駆動回路を介して振動モータを駆動することと
したものである。
【0027】この構成により、通話が終了した後は振動
モータの回転動作により再度、注意を喚起し得るという
作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2を用いて説明する。
【0029】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による受信装置を有するトランシーバを示すブロッ
ク図である。
【0030】図1において、トランシーバ100、論理
回路101、機能設定入力部102、マイクロフォン1
03、呼出音発生回路104、音声切替えスイッチ10
5、音声振幅圧縮回路106a、音声信号処理回路10
6b、CTCSS回路107、発振変調回路108、送
信出力部109、送受信切替えスイッチ110、送受信
アンテナ111、受信装置112、機能設定入力部20
2、送受信アンテナ203、送受信切替えスイッチ20
4、受信部205、復調回路206、音声振幅圧縮回路
207a、音声信号処理回路207b、CTCSS回路
208、音声ミュートスイッチ210、音声信号増幅回
路212、スピーカ213、モータ駆動回路214、振
動モータ215は図3と同様のものなので、同一符号を
付し、説明は省略する。200は受信側トランシーバ、
201は全体を制御する論理回路である。論理回路20
1は復調回路206、CTCSS回路208からデータ
を入力し、送受信スイッチ204、受信部205、CT
CSS回路208、音声ミュートスイッチ210を制御
する。この場合、論理回路201は受信部205におけ
る受信信号の周波数(したがってチャンネル番号)を制
御し、装置に割り当てられたチャンネル以外のチャンネ
ルの受信信号の受信を回避する。
【0031】図1と図3との比較から分かるように、本
実施の形態では、論理回路201の動作が従来の論理回
路201Aとは異なり、また図3の呼出音判別回路20
9および呼出音切替えスイッチ211は不要である。
【0032】このように構成されたトランシーバについ
て、その動作を図2を用いて説明する。図2は図1のト
ランシーバの受信装置の動作を示すフローチャートであ
る。なお、トランシーバの送信装置の動作は従来と同様
であるので、その説明は省略する。
【0033】受信側トランシーバ200は送信ボタンや
呼出音ボタンが押されず、受信状態にあるとする。この
とき受信部205は、送受信アンテナ204からの受信
信号(変調信号)を入力し、受信信号のチャンネル番号
(つまり受信信号周波数)が機能設定入力部202から
設定されたチャンネル番号と合致する場合には受信信号
を増幅して復調回路206に出力する。復調回路206
は、受信信号を復調して復調信号として出力すると共
に、受信信号が十分なレベルか否かを判定し、十分なレ
ベルであると判定したときはスケルチ信号を論理回路2
01に出力する。また、CTCSS回路208は装置識
別コード信号を検出し、この装置識別コードが自装置の
識別コードか否かを判定し、その結果を判定信号として
論理回路201に出力する。
【0034】論理回路201は、復調回路206からの
スケルチ信号を入力したときは信号入力は十分であると
判定する(S1)。スケルチ信号を入力しない場合は待
機状態となる。次に、論理回路201は、CTCSS回
路208からの判定信号に基づき、CTCSSが適合し
ているか否かを判定する(S2)。CTCSSが適合し
ていない場合は待機状態となる。なお、装置識別コード
について特に指定をしていないトランシーバもあり、そ
の場合はCTCSSが適合しているか否かの判定は行わ
ない(S2)。信号入力が十分でCTCSSが適合して
いる場合には論理回路201は、機能設定入力部202
からの設定データに基づき、振動モード(バイブレータ
モード)か否かを判定し(S3)、振動モードであると
判定したときはモータ駆動回路214を介して振動モー
タ215を駆動させる(S4)。すなわち、信号入力が
十分でCTCSSが適合しかつ振動モードである場合に
は振動モータ駆動条件が成立したことになる。
【0035】次に、論理回路201は、送信ボタン(P
TTスイッチ)、受信ボタン(MONITORスイッ
チ、モニタスイッチ)、プライベートトークモード設定
スイッチ(FLIPスイッチ、フリップスイッチ)のい
ずれかが設定されたか否かを判定する(S5)。いずれ
かのスイッチ(ボタン)が設定された場合は、使用者の
注意は喚起されたとみなされるので、振動モータ215
は回転動作を自動的に停止する(S6)。
【0036】次に、論理回路201は送信か否かを判定
し(S7)、送信であれば送信出力を行い(S7a)、
送信でなければ次に受信か否かを判定し(S8)、受信
であれば受信音声を出力し(S8a)、受信でなければ
ステップ9へ移行する。
【0037】ステップ9において、論理回路201は、
振動モータ215が回転動作を停止した後、送受信のな
い状態が一定時間以上連続したか否かを判定する。送信
状態か否かは送信ボタンオン、呼出音ボタンオン、プラ
イベートトークモード設定スイッチオンのいずれかが成
立したか否かにより判定し、受信状態か否かはキャリア
信号を受信しているか否か(つまりスケルチ信号が出力
されているか否か)により判定する。送受信している場
合には待機状態となる。送受信のない状態が一定時間以
上連続した場合(例えば30秒以上連続した場合)、ス
テップS1へもどる。すなわち、論理回路201は、振
動モータ駆動条件が再度成立すれば、再度振動モータ2
15を駆動して使用者の注意を喚起する。
【0038】以上のように本実施の形態では、論理回路
201は、復調回路206からスケルチ信号が出力され
たと判定し、判定信号に基づいて装置識別コードは自装
置の識別コードであると判定し、機能設定入力部202
で振動モードが設定されたと判定した場合には、振動モ
ータ駆動条件が成立したと判定し、モータ駆動回路21
4を介して振動モータ215を駆動し、その後に所定の
操作がなされたと判定したときは、振動モータ215の
駆動を停止するようにしたことにより、適正な受信信号
すなわち十分なレベルで装置識別コードが自装置の識別
コードである受信信号が入力された場合に、振動モード
が設定されたことにより振動モータ駆動条件が成立すれ
ば、振動モータ215の回転動作により自装置に振動を
与えることができるので、適正な受信信号を最初に入力
したときに振動モータ215を動作させて、会議の進行
を妨害することなどなく、受信側の注意を喚起すること
ができる。また、呼出音信号により振動モータ215が
回転動作することはないので、呼出音信号による振動モ
ータ215の回転動作を禁止して相互の通話の円滑化を
図ることができる。
【0039】また、論理回路201は、送信を開始する
ための送信ボタンの押下と、スケルチ信号の出力を振動
モータ駆動条件から外すための受信ボタンの押下と、送
信ボタンを押下することなく送信を可能にするプライベ
ートトークモードを設定するプライベートトークモード
設定スイッチの押下とのいずれかがなされたと判定した
ときは、振動モータの駆動を停止するようにしたことに
より、送信ボタン、受信ボタン、プライベートトークモ
ード設定スイッチのいずれかを設定することにより、振
動モータ215の回転動作を自動的に停止することがで
きる。
【0040】さらに、論理回路201は、振動モータ2
15の駆動の停止後は、送受信が行われていると判定し
ている間は振動モータ215の駆動の停止を維持し、送
受信が一定時間以上行われなかったと判定したときは駆
動モータ215の駆動の停止を解除し、解除後に振動モ
ータ駆動条件が成立したと判定したときはモータ駆動回
路214を介して振動モータ215を駆動するようにし
たことにより、通話が終了した後は振動モータ215の
回転動作により再度、注意を喚起することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のトランシーバの受信装置によれば、受信信号を復
調すると共に受信信号レベルが十分な場合にはスケルチ
信号を出力する復調回路と、受信信号に含まれる装置識
別コード信号を検出して装置識別コードが自装置の識別
コードか否かを示す判定信号を出力する装置識別コード
検出回路と、装置自体に振動を与える振動モータと、振
動モータを駆動するモータ駆動回路と、振動モータが駆
動される振動モードを設定するための機能設定入力部
と、全体を制御する論理回路とを有するトランシーバの
受信装置であって、論理回路は、復調回路からスケルチ
信号が出力されたと判定し、判定信号に基づいて装置識
別コードは自装置の識別コードであると判定し、機能設
定入力部で振動モードが設定されたと判定した場合に
は、振動モータ駆動条件が成立したと判定し、モータ駆
動回路を介して振動モータを駆動し、その後に所定の操
作がなされたと判定したときは、振動モータの駆動を停
止することにより、適正な受信信号すなわち十分なレベ
ルで装置識別コードが自装置の識別コードである受信信
号が入力された場合に、振動モードが設定されたことに
より振動モータ駆動条件が成立すれば、振動モータの回
転動作により自装置に振動を与えることができるので、
適正な受信信号を最初に入力したときに振動モータを動
作させて、会議の進行を妨害することなどなく、受信側
の注意を喚起することができるという有利な効果が得ら
れる。また、呼出音信号により振動モータが回転動作す
ることはないので、呼出音信号による振動モータの回転
動作を禁止して相互の通話の円滑化を図ることができる
という有利な効果が得られる。
【0042】請求項2に記載のトランシーバの受信装置
によれば、請求項1に記載のトランシーバの受信装置に
おいて、論理回路は、送信を開始するための送信ボタン
の押下と、スケルチ信号の出力を振動モータ駆動条件か
ら外すための受信ボタンの押下と、送信ボタンを押下す
ることなく送信を可能にするプライベートトークモード
を設定するプライベートトークモード設定スイッチの押
下とのいずれかがなされたと判定したときは、振動モー
タの駆動を停止することにより、送信ボタン、受信ボタ
ン、プライベートトークモード設定スイッチのいずれか
を設定しさえすれば、振動モータの回転動作を自動的に
停止することができるという有利な効果が得られる。
【0043】請求項3に記載のトランシーバの受信装置
によれば、請求項1又は2に記載のトランシーバの受信
装置において、論理回路は、振動モータの駆動の停止後
は、送受信が行われていると判定している間は振動モー
タの駆動の停止を維持し、送受信が一定時間以上行われ
なかったと判定したときは駆動モータの駆動の停止を解
除し、解除後に振動モータ駆動条件が成立したと判定し
たときはモータ駆動回路を介して振動モータを駆動する
ことにより、通話が終了した後は振動モータの回転動作
により再度、注意を喚起することができるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるトランシーバの受信
装置を有するブロック図
【図2】図1のトランシーバの受信装置の動作を示すフ
ローチャート
【図3】従来のトランシーバを示すブロック図
【図4】図3の受信側トランシーバの動作を示すフロー
チャート
【符号の説明】
100 送信側トランシーバ 101、201 論理回路 102、202 機能設定入力部 103 マイクロフォン 104 呼出音発生回路 105 音声切替えスイッチ 106a、207a 音声振幅圧縮回路 106b、207b 音声信号処理回路 107、208 CTCSS回路(装置識別コード検出
回路) 108 発振変調回路 109 送信出力部 110、204 送受信切替えスイッチ 111、203 送受信アンテナ 112 受信装置 200 受信側トランシーバ 205 受信部 206 復調回路 210 音声ミュートスイッチ 212 音声信号増幅回路 213 スピーカ 214 モータ駆動回路 215 振動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号を復調すると共に受信信号レベル
    が十分な場合にはスケルチ信号を出力する復調回路と、
    前記受信信号に含まれる装置識別コード信号を検出して
    前記装置識別コードが自装置の識別コードか否かを示す
    判定信号を出力する装置識別コード検出回路と、装置自
    体に振動を与える振動モータと、前記振動モータを駆動
    するモータ駆動回路と、振動モータが駆動される振動モ
    ードを設定するための機能設定入力部と、全体を制御す
    る論理回路とを有するトランシーバの受信装置であっ
    て、 前記論理回路は、前記復調回路からスケルチ信号が出力
    されたと判定し、前記判定信号に基づいて前記装置識別
    コードは自装置の識別コードであると判定し、前記機能
    設定入力部で振動モードが設定されたと判定した場合に
    は、振動モータ駆動条件が成立したと判定し、前記モー
    タ駆動回路を介して前記振動モータを駆動し、その後に
    所定の操作がなされたと判定したときは、前記振動モー
    タの駆動を停止することを特徴とするトランシーバの受
    信装置。
  2. 【請求項2】前記論理回路は、送信を開始するための送
    信ボタンの押下と、前記スケルチ信号の出力を前記振動
    モータ駆動条件から外すための受信ボタンの押下と、前
    記送信ボタンを押下することなく送信を可能にするプラ
    イベートトークモードを設定するプライベートトークモ
    ード設定スイッチの押下とのいずれかがなされたと判定
    したときは、前記振動モータの駆動を停止することを特
    徴とする請求項1に記載のトランシーバの受信装置。
  3. 【請求項3】前記論理回路は、前記振動モータの駆動の
    停止後は、送受信が行われていると判定している間は前
    記振動モータの駆動の停止を維持し、送受信が一定時間
    以上行われなかったと判定したときは前記駆動モータの
    駆動の停止を解除し、前記解除後に前記振動モータ駆動
    条件が成立したと判定したときは前記モータ駆動回路を
    介して前記振動モータを駆動することを特徴とする請求
    項1又は2に記載のトランシーバの受信装置。
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