JP2001196160A - 高周波加熱調理器 - Google Patents

高周波加熱調理器

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JP2001196160A
JP2001196160A JP2000005147A JP2000005147A JP2001196160A JP 2001196160 A JP2001196160 A JP 2001196160A JP 2000005147 A JP2000005147 A JP 2000005147A JP 2000005147 A JP2000005147 A JP 2000005147A JP 2001196160 A JP2001196160 A JP 2001196160A
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JP
Japan
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heating cooker
opening
heating chamber
frequency heating
waveguide
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000005147A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Omori
義治 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波加熱調理器における加熱ムラを高周波
撹拌用のスターラを用いることにより改善し、且つこの
ために発生する可能性のある放電を防止するとともに、
高周波の高効率放射のための放射アンテナの組立作業性
を向上することのできる構成を提供する。 【解決手段】 被加熱食品を内部に収容する加熱室と、
該加熱室に設けられた開口部を介してこの加熱室に高周
波を供給可能に取付けられた導波管と、該導波管に接続
されその導波管内にマグネトロンアンテナを突出させて
設置されたマグネトロンと、前記加熱室開口部付近に回
転可能に設けられ前記導波管から出る高周波を撹拌する
スターラとを備えてなる高周波加熱調理器において、前
記スターラの回転範囲の周囲を覆うように前記開口部付
近に金属壁部材を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ等のマグ
ネトロンを有する高周波加熱調理器に係り、マグネトロ
ンから発せられる高周波出力を食品を収納する加熱室へ
導く導波経路の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジでは、例えばウィンド
ミル給電方式の場合、加熱室開口部付近に回転して高周
波出力を撹拌し、加熱室内に供給するスターラを設置し
たものがあるが、高周波放射出力制御は2次アンテナの
みで行っており、その制御には限界があった。
【0003】また、シャワー給電の場合は、上述のよう
なスターラを用いないため、加熱室内に高周波の定在波
が発生し、食品を加熱内で回転させるためのターンテー
ブルを停止させた場合や、該ターンテーブルより大きく
そのターンテーブルからはみ出して回転しない食品を加
熱した場合に、加熱ムラが生じた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑み成されたものであり、高周波加熱調理器
における加熱ムラを高周波撹拌用のスターラを用いるこ
とにより改善し、且つこのために発生する可能性のある
放電を防止するとともに、高周波の高効率放射のための
放射アンテナの組立作業性を向上することのできる構成
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一つは、被加熱
食品を内部に収容する加熱室と、該加熱室に設けられた
開口部を介してこの加熱室に高周波を供給可能に取付け
られた導波管と、該導波管に接続されその導波管内にマ
グネトロンアンテナを突出させて設置されたマグネトロ
ンと、前記加熱室開口部付近に回転可能に設けられ前記
導波管から出る高周波を撹拌するスターラとを備えてな
る高周波加熱調理器において、前記スターラの回転範囲
の周囲を覆うように前記開口部付近に金属壁部材を設
け、前記金属壁部材は前記開口部周囲の一部を部分的に
覆うものであり、また前記金属壁部材は前記開口部周囲
に複数個設置され、しかも前記金属壁部材は前記開口部
が設けられた加熱室の一側面に対して垂直の位置から前
記開口部側へ傾斜した角度をもって設置され、さらに前
記金属壁部材はスリット状穴を有することものである。
【0006】本発明の二つめは、前記マグネトロンアン
テナ部周囲に取付けられる固定板と、該固定板に取付け
られ前記マグネトロンアンテナからの高周波を受けて前
記スターラに送る2次アンテナとを設け、該固定板は前
記導波管壁面に接して取付けられ、前記導波管に設けら
れた穴に挿入係止される凸部を有する腕状部分と、該腕
状部分に連続して形成され前記2次アンテナを固定する
角状部分とよりなる鍵状に形成し、前記凸部は前記腕状
部分の最も幅の狭い箇所に形成され、且つ前記固定板の
腕状部分と角状部分とは加熱室の前記食品収納方向から
見て奥側で連結されるとともに、手前側は離隔され、し
かも前記腕状部分と角状部分との連結部で該腕状部分の
幅を最も広くしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を電子レンジに適用し
た1実施例について、図面に基づき詳細に説明する。
【0008】図1は電子レンジの側面要部断面図であ
り、1は高周波の発振源としてのマグネトロン、2は該
マグネトロンの高周波出力部であるマグネトロンアンテ
ナ、3は前記マグネトロンアンテナの周囲に配置されマ
グネトロンアンテナ2から出力される高周波を効率よく
放射する放射アンテナ、4は前記放射アンテナ3から放
射される高周波を撹拌するスターラ(撹拌アンテナ)、
5は加熱室6の一側面に取付けられて前記スターラ4を
保護する樹脂製の透明保護カバー、7は前記加熱室6の
一側面に形成された開口部61の周囲に形成される金属
壁部材、8は前記開口部61を覆うように開いた略円錐
台形状の導波管である。
【0009】次に図2は前記導波管8の構成を示す概観
斜視図である。尚、同図に示すように金属壁部材7は加
熱室6の一側面開口部61の周縁に該一側面を折り曲げ
て形成する代わりに、前記導波管3の開口端に取付け固
定されていても効果的に変わりがない。
【0010】同図において前記金属壁部7にはスリット
状穴71が形成され、前記マグネトロンアンテナの周囲
にはマイカ板(誘電体)等の固定板12を介して前記放
射アンテナ3が取付けられている。
【0011】前記固定板12は図3に示すように、前記
マグネトロンアンテナ2の周囲に配置される角状部分9
とこれに連結された腕状部分12とからなり、単一の連
結部分11は腕状部分12の他の部分より幅広で、且つ
前記加熱室6の食品収納方向(図1の紙面表側)から見
て奥側に設けられ、食品収納方向手前側では両者9,1
2がともに離隔10されている。
【0012】尚、前記角状部分9に設けられた孔91
は、該角状部分9の前記マグネトロンアンテナに対する
取付け角度に柔軟に対応でき、且つ固定板12の導波管
8内への取付け作業をし易いように長孔とされている。
【0013】更に、前記腕状部分12の略中央部(最も
幅の狭い個所)には前記導波管8に設けられた図示しな
い嵌合孔に係止される凸部121が設けられている。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の説明のように構成したの
で、以下のような効果が期待できる。 ・加熱ムラ改善 スターラを覆うように加熱室開口部付近に設置した金属
壁部材により、高周波の放射方向を規制でき、目的に合
った加熱ムラを改善できる。
【0015】また、金属壁部材部分的に設置したり、複
数箇所設置したり、金属壁部材の角度や高さを調整する
ことにより、より細かく目的に合った加熱ムラが改善で
きる。 ・放電防止 加熱室開口部を折り曲げるか、あるいは導波管の開口周
縁部に設けるかされた金属壁部材により、スターラ金属
片に対し垂直に向かう面を持たない構成とでき、スター
ラと導波管との間の放電の発生を未然に防ぐことができ
る。 ・組立性向上 固定板形状を腕上部分と角状部分とを連結した鍵形状に
したことにより、前面連続した板よりはねじりやすく、
導波管内へ嵌め込み易くなる。
【0016】また腕状部分の幅狭部分に凸部を形成した
ことにより、この部分を補強できる。
【0017】さらに、加熱室の食品収納方向から見て手
前側は導波管壁面の影で固定板嵌め込み作業が困難とな
るが、手前側で腕状部分と角状部分とを離隔した構成に
したので固定板のねじれを生かせ、この固定作業を容易
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子レンジの側面要部断面図である。
【図2】導波管部分の要部斜視図である。
【図3】固定板の平面図である。
【符号の説明】
1 マグネトロン 2 マグネトロンアンテナ 3 放射アンテナ 4 スターラ 5 保護カバー 6 開口部 7 金属壁部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱食品を内部に収容する加熱室と、
    該加熱室に設けられた開口部を介してこの加熱室に高周
    波を供給可能に取付けられた導波管と、該導波管に接続
    されその導波管内にマグネトロンアンテナを突出させて
    設置されたマグネトロンと、前記加熱室開口部付近に回
    転可能に設けられ前記導波管から出る高周波を撹拌する
    スターラとを備えてなる高周波加熱調理器において、 前記スターラの回転範囲の周囲を覆うように前記開口部
    付近に金属壁部材を設けたことを特徴とする高周波加熱
    調理器。
  2. 【請求項2】 前記金属壁部材は前記開口部周囲の一部
    を部分的に覆うものであることを特徴とする請求項1記
    載の高周波加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記金属壁部材は前記開口部周囲に複数
    個設置されることを特徴とする上記請求項1または2記
    載の高周波加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記金属壁部材は前記開口部が設けられ
    た加熱室の一側面に対して垂直の位置から前記開口部側
    へ傾斜した角度をもって設置されることを特徴とする請
    求項1〜3記載の高周波加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記金属壁部材はスリット状穴を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4記載の高周波加熱調理
    器。
  6. 【請求項6】 前記マグネトロンアンテナ部周囲に取付
    けられる固定板と、該固定板に取付けられ前記マグネト
    ロンアンテナからの高周波を受けて前記スターラに送る
    2次アンテナとを設け、該固定板は前記導波管壁面に接
    して取付けられ、前記導波管に設けられた穴に挿入係止
    される凸部を有する腕状部分と、該腕状部分に連続して
    形成され前記2次アンテナを固定する角状部分とよりな
    る鍵状に形成したことを特徴とする請求項1〜5記載の
    高周波加熱調理器。
  7. 【請求項7】 前記凸部は前記腕状部分の最も幅の狭い
    箇所に形成されることを特徴とする請求項6記載の高周
    波加熱調理器。
  8. 【請求項8】 前記固定板の腕状部分と角状部分とは加
    熱室の前記食品収納方向から見て奥側で連結され、手前
    側は離隔されることを特徴とする請求項6または7記載
    の高周波加熱調理器。
  9. 【請求項9】 前記腕状部分と角状部分との連結部で該
    腕状部分の幅を最も広くした請求項6〜8記載の高周波
    加熱調理器。
JP2000005147A 2000-01-14 2000-01-14 高周波加熱調理器 Pending JP2001196160A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106060993A (zh) * 2016-08-10 2016-10-26 广东格兰仕微波炉电器制造有限公司 一种微波搅拌器的减噪结构

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