JP2001193779A - エアダンパー - Google Patents

エアダンパー

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JP2001193779A
JP2001193779A JP2000001277A JP2000001277A JP2001193779A JP 2001193779 A JP2001193779 A JP 2001193779A JP 2000001277 A JP2000001277 A JP 2000001277A JP 2000001277 A JP2000001277 A JP 2000001277A JP 2001193779 A JP2001193779 A JP 2001193779A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉体の全開時に、衝撃音の発生を防止でき
るエアダンパーの提供。 【解決手段】 筒状のシリンダー1と、該シリンダー内
を移動するピストン2と、シリンダー内でピストンをシ
リンダーの一端部方向へ弾発付勢する第1コイルばね7
Aと、ピストンの移動に伴うダンパー作用を開閉体側に
伝達する紐条体8と、シリンダーの他端開口部に取り付
けられて紐条体を案内するガイドキャップ6とを備える
エアダンパーであって、第1コイルばねの外側におい
て、ピストン側に当該第1コイルばねよりも大径短寸な
第2コイルばね7Bの一端部を支持する一方、ガイドキ
ャップ側にシリンダー内でその一端部方向へ延びる延長
壁6bを設けて、ピストンの移動範囲の後半で、上記第
2コイルばねの他端部をガイドキャップの延長壁で押圧
することにより、ピストンの移動範囲の後半では、第1
コイルばねの圧縮に加えて、第2コイルばねも圧縮され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
グローブボックス等で使用されるシリンダー型のエアダ
ンパーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種エアダンパーとして、登録
実用新案第2557064号公報に示すものが存する。
該従来のエアダンパーは、具体的には図示しないが、両
端部が開口した筒状のシリンダーと、紐条体の基端部が
連結されてシリンダー内を移動するピストンと、シリン
ダーの一端開口部側に取り付けられて空気の通過量を制
御する弁装置と、シリンダーの他端開口部側に取り付け
られて上記紐条体のガイド壁を有するガイドキャップ
と、シリンダー内においてガイドキャップとピストン間
に介装されてピストンをシリンダーの一端部方向へ弾発
付勢する圧縮コイルばねとを備える構成となっている。
【0003】従って、このエアダンパーを自動車のグロ
ーブボックスで使用する場合には、インストルメントパ
ネル側にシリンダーを固定し、シリンダーのガイドキャ
ップから外部に伸びる紐条体の先端部をグローブボック
ス側に固定して、グローブボックスを開方向へ移動させ
ると、紐条体がシリンダー内から徐々に引き出されて、
ピストンがシリンダー内で圧縮コイルばねをその弾発付
勢力に抗して圧縮させながら同方向へ移動するので、空
気は上記弁装置を介してシリンダー内に流入して、これ
により、ダンパー効果を得て、グローブボックスがゆっ
くりと開放状態に移動することが保障される。
【0004】又、グローブボックスを閉方向へ移動させ
ると、今度は、ピストンが紐条体を伴って圧縮コイルば
ねの弾発付勢力でシリンダーの一端部方向へ強制的に押
し戻されて、シリンダー内に蓄積された空気を弁装置を
介して外部に逃がすので、ピストンがシリンダー内で速
やかに移動して、グローブボックスの閉動作を助長する
こととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この為、従来のエアダ
ンパーの下では、一応、グローブボックスの開閉動作を
円滑に保障できる利点を有するが、グローブボックスの
大型化等により重量が大となったり、その重心が支軸の
上死点を乗り越えて支軸から遠ざかる方向に移動するこ
とにより、全開位置に近づく程、加速が効いたり回転モ
ーメントが増大して、その移動速度が急に速くなる時に
は、ダンパー効果が不足して、グローブボックスの全開
時に衝撃音が発生する恐れを有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来のエ
アダンパーが抱える課題を有効に解決するために開発さ
れたもので、請求項1記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内を移動するピストンと、シリンダー
内でピストンをシリンダーの一端部方向へ弾発付勢する
第1コイルばねと、ピストンの移動に伴うダンパー作用
を開閉体側に伝達する紐条体と、シリンダーの他端開口
部に取り付けられて紐条体を案内するガイドキャップと
を備えるエアダンパーであって、第1コイルばねの外側
において、ピストン側に当該第1コイルばねよりも大径
短寸な第2コイルばねの一端部を支持する一方、ガイド
キャップ側にシリンダー内でその一端部方向へ延びる延
長壁を設けて、ピストンの移動範囲の後半で、上記第2
コイルばねの他端部をガイドキャップの延長壁で押圧す
る構成を採用した。
【0007】請求項2記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内を移動するピストンと、シリンダー
内でピストンをシリンダーの一端部方向へ弾発付勢する
第1コイルばねと、ピストンの移動に伴うダンパー作用
を開閉体側に伝達する紐条体と、シリンダーの他端開口
部に取り付けられて紐条体を案内するガイドキャップと
を備えるエアダンパーであって、第1コイルばねの外側
において、ガイドキャップ側に当該第1コイルばねより
も大径短寸な第2コイルばねを支持して、ピストンの移
動範囲の後半で、上記第2コイルばねをピストンで押圧
する構成を採用した。
【0008】請求項3記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内を移動するピストンと、シリンダー
内でピストンをシリンダーの一端部方向へ弾発付勢する
第1コイルばねと、ピストンの移動に伴うダンパー作用
を開閉体側に伝達する紐条体と、シリンダーの他端開口
部に取り付けられて紐条体を案内するガイドキャップと
を備えるエアダンパーであって、第1コイルばねの内側
において、ガイドキャップ側に当該第1コイルばねより
も小径短寸な第2コイルばねを支持する一方、ピストン
側にシリンダー内でその他端部方向へ延びる延長軸を設
けて、ピストンの移動範囲の後半で、上記第2コイルば
ねをピストンの延長軸で押圧する構成を採用した。
【0009】請求項4記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内を移動するピストンと、シリンダー
内でピストンをシリンダーの一端部方向へ弾発付勢する
第1コイルばねと、ピストンの移動に伴うダンパー作用
を開閉体側に伝達する紐条体と、シリンダーの他端開口
部に取り付けられて紐条体を案内するガイドキャップと
を備えるエアダンパーであって、ガイドキャップ側に第
1コイルばねよりも短寸な第2コイルばねを第1コイル
ばねと直列状態をもって支持する一方、ピストン側にシ
リンダー内でその他端部方向へ延びる延長軸を設けて、
ピストンの移動範囲の後半で、上記第2コイルばねをピ
ストンの延長軸で押圧する構成を採用した。
【0010】請求項5記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内を移動するピストンと、シリンダー
内でピストンをシリンダーの一端部方向へ弾発付勢する
コイルばねと、ピストンの移動に伴うダンパー作用を開
閉体側に伝達する紐条体とを備えるエアダンパーであっ
て、上記コイルばねを1本の密と疎の関係にある2段ピ
ッチばねで構成する構成を採用した。
【0011】依って、請求項1乃至請求項4記載の発明
にあっては、例え、開閉体が大型化したり、開閉体の重
心が支軸の上死点を乗り越えて支軸から遠ざかる方向に
移動したとしても、ピストンの移動範囲の後半では、第
1コイルばねの圧縮に加えて、第2コイルばねも圧縮さ
れて、その各弾発付勢力が総和されて大きくなるので、
従来の如く、全開位置が近づくに従い、ダンパー効果が
不足して、開閉体の全開時に衝撃音を発生する恐れを確
実に防止できる。
【0012】請求項5記載の発明にあっては、例え、開
閉体が大型化したり、開閉体の重心が支軸の上死点を乗
り越えて支軸から遠ざかる方向に移動したとしても、ピ
ストンの移動範囲の後半では、1本のコイルばねの密巻
き部分の圧縮に加えて、1本のコイルばねの疎巻き部分
も圧縮されて、その各弾発付勢力が総和されて大きくな
るので、同様に、従来の如く、全開位置が近づくに従
い、ダンパー効果が不足して、開閉体の全開時に衝撃音
が発生する恐れを確実に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する各好適な
実施の形態に基づいて詳述する。まず、第一実施の形態
に係るエアダンパーは、図1・図3に示す如く、両端部
が開口する筒状のシリンダー1と、該シリンダー1内を
移動するピストン2と、シリンダー1の一端部に開設さ
れた連通孔3を開閉するバルブ4付のエンドキャップ5
と、シリンダー1の他端開口部で後述する紐条体8の移
動を案内するガイドキャップ6と、シリンダー1内にお
いてガイドキャップ6とピストン2間に介装されてピス
トン2をシリンダー1の一端部方向へ弾発付勢する小径
長寸な第1圧縮コイルばね7Aと、ピストン2の移動に
伴うダンパー作用をグローブボックス等の開閉体に伝達
する紐条体8とを備える構成となっている。
【0014】そして、第一実施の形態にあっては、斯か
る構成を前提として、図2にも示す如く、ピストン2に
対しては、その周面に上記第1圧縮コイルばね7Aより
も大径短寸な第2圧縮コイルばね7Bの一端部を支持す
る支持溝9を形成すると共に、紐条体8の環状基端部8
aを引っ掛ける引掛溝10を形成し、且つ、引掛溝10
側にシリンダー1の他端部方向に延びて小径長寸な第1
圧縮コイルばね7Aを外嵌する延長軸2aを一体に延設
して、該延長軸2aの軸方向に紐条体8を収納するスリ
ット11を形成する構成となっている。
【0015】又、ガイドキャップ6に対しては、中央部
に形成されるガイド壁6aの周囲に所定長さを有してシ
リンダー1の一端部方向に延びる円筒状の延長壁6bを
一体に延設して、ガイドキャップ6自体の取り付けに際
しては、当該延長壁6bをシリンダー1に内嵌する構成
となっている。
【0016】従って、斯かる構成のエアダンパーを組み
付ける場合には、最初に、ピストン2の引掛溝10に紐
条体8の環状基端部8aを引っ掛けて、紐条体8を延長
軸2aのスリット11内に収納した状態を得て、ピスト
ン2の支持溝9内に第2圧縮コイルばね7Bの一端部を
支持すると同時に、ピストン2の延長軸2aに第1圧縮
コイルばね7Aを外嵌して、そのまま、シリンダー1の
他端開口部から、シリンダー1の内部にピストン2と各
圧縮コイルばね7A・7Bを挿入して、最後に、ガイド
キャップ6をシリンダー1の他端開口部側に取り付けれ
ば、図3に示す如く、第1圧縮コイルばね7Aの外側に
第2圧縮コイルばね7Bが存在する状態をもって、ワン
ウエイ方式のエアダンパーが容易に組み立てられること
となる。
【0017】そこで、実際に、自動車のグローブボック
スで使用する場合には、具体的には図示しないが、従来
と同様に、シリンダー1をその取付片1aを介してイン
ストルメントパネル側に固定し、シリンダー1のガイド
キャップ6から外部に延びる紐条体8の先端部を引き出
しながら、当該先端部をグローブボックス側に固定すれ
ば、これにより、グローブボックスの開閉動作が保障で
きる。
【0018】そして、斯かる状態において、グローブボ
ックスを開方向へ移動させると、これに応じて、紐条体
8がシリンダー1内からガイドキャップ6に形成されて
いるガイド壁6aの案内で徐々に引き出されて、ピスト
ン2が第1圧縮コイルばね7Aをその弾発付勢力に抗し
て圧縮させながら同方向へ移動するので、これにより、
ピストン2側に開設されているオリフィス(図示せず)
を通過する空気の流動抵抗で、ダンパー効果を得て、グ
ローブボックスがゆっくりと開放状態に移動することが
保障される訳であるが、ピストン2の移動と連動して、
図4に示す如く、第2圧縮コイルばね7Bのフリー状態
にある他端部がガイドキャップ6の延長壁6bに当接す
る。
【0019】すると、今度は、図5に示す如く、ピスト
ン2による第1圧縮コイルばね7Aの圧縮に加えて、第
2圧縮コイルばね7Bもその弾発付勢力に抗してピスト
ン2と延長壁6bとの間で圧縮されて、両方のばね7A
・7Bの弾発付勢力が総和されて大きくなるので、例
え、グローブボックスが大型化したり、グローブボック
スの重心が支軸の上死点を乗り越えて支軸から遠ざかる
方向に移動して、グローブボックスが開方向へ移動する
際に、全開位置に近づく程、加速が効いたり回転モーメ
ントが増大して、その移動速度が速くなったとしても、
上記総和された弾発付勢力により、グローブボックスの
全開時に衝撃音が発生する心配がなくなる。
【0020】又、逆に、グローブボックスを閉方向へ移
動させると、今度は、ピストン2が紐条体8を伴って第
1圧縮コイルばね7Aの弾発付勢力でシリンダー1の一
端部方向へ強制的に押し戻されて、シリンダー1内に蓄
積された空気をバルブ4で開放された連通孔3を経てエ
ンドキャップ5から外部に逃がすので、ピストン2がシ
リンダー1内を速やかに移動して、グローブボックスの
閉動作を助長することとなる。尚、ピストン2の押し戻
される初期においては、第2圧縮コイルばね7Bも伸長
するので、この時点では、両方のばね7A・7Bの弾発
付勢力が関与することとなる。
【0021】第二実施の形態に係るエアダンパーは、第
一実施の形態が大径短寸な第2圧縮コイルばね7Bをシ
リンダー1側に支持したのに対して、大径短寸な第2圧
縮コイルばね7Bをガイドキャップ6側に支持するもの
で、具体的には、図6・図7に示す如く、ガイドキャッ
プ6の延長壁6bに一対の長孔12を形成する一方、該
各長孔12内を移動可能に嵌合する一対の腕部13aと
第2圧縮コイルばね7Bのばね座となるフランジ部13
bを有する筒状のリテーナ13を別に用意して、該リテ
ーナ13の腕部13aに第2圧縮コイルばね7Bを外嵌
する状態を得て、該各腕部13aの先端を上記延長壁6
bの長孔12に嵌合することにより、第2圧縮コイルば
ね7Bをガイドキャップ6側に圧縮可能に支持せんとし
たものである。
【0022】従って、斯かる構成のエアダンパーを組み
付ける場合には、やはり、最初に、ピストン2の引掛溝
10に紐条体8の環状基端部8aを引っ掛ける状態を得
て、ピストン2の延長軸2aに小径長寸な第1圧縮コイ
ルばね7Aを外嵌して、そのまま、シリンダー1の他端
開口部から、シリンダー1の内部にピストン2と第1圧
縮コイルばね7Aを挿入して、最後に、リテーナ13を
介して大径短寸な第2圧縮コイルばね7Bを支持するガ
イドキャップ6をシリンダー1の他端開口部側に取り付
ければ、図8に示す如く、同様に、第1圧縮コイルばね
7Aの外側に第2圧縮コイルばね7Bが存在する状態を
もって、ワンウエイ方式のエアダンパーが容易に組み立
てられることとなる。
【0023】そこで、斯かる状態において、グローブボ
ックスを開方向へ移動させると、これに応じて、紐条体
8がシリンダー1内からガイドキャップ6の案内で徐々
に引き出されて、ピストン2が第1圧縮コイルばね7A
をその弾発付勢力に抗して圧縮させながら同方向へ移動
するので、これにより、ピストン2側に開設されている
オリフィス(図示せず)を通過する空気の流動抵抗で、
ダンパー効果を得て、グローブボックスがゆっくりと開
放状態に移動することが保障される訳であるが、ピスト
ン2の移動と連動して、図9に示す如く、ピストン2自
体が第2圧縮コイルばね7Bを支持するリテーナ13の
フランジ部13bに当接する。
【0024】すると、今度は、図10に示す如く、ピス
トン2による第1圧縮コイルばね7Aの圧縮に加えて、
長孔12に対する腕部13aの移動を得て、第2圧縮コ
イルばね7Bもその弾発付勢力に抗してフランジ部13
bと延長壁6b間で圧縮されて、両方のばね7A・7B
の弾発付勢力が総和されて大きくなるので、例え、グロ
ーブボックスが開方向へ移動する際に、全開位置に近づ
く程、加速が効いたり回転モーメントが増大して、その
移動速度が速くなったとしても、上記総和された弾発付
勢力により、グローブボックスの全開時に衝撃音が発生
する心配がなくなる。
【0025】第三実施の形態に係るエアダンパーは、第
二実施の形態と同様に、第2圧縮コイルばね7Bをガイ
ドキャップ6側に支持するものであるが、第三実施の形
態では、今度は、第2圧縮コイルばね7Bを小径短寸と
なして、当該第2圧縮コイルばね7Bを大径長寸の第1
圧縮コイルばね7Aの内側に配するもので、具体的に
は、図11・図12に示す如く、ガイドキャップ6側に
一対の腕部14を形成する一方、該各腕部14の先端を
係止する一対の係止孔15aと紐条体8の通し孔15b
を有する板状のリテーナ15を別に用意して、ガイドキ
ャップ6の腕部14に第2圧縮コイルばね7Bを外嵌す
る状態を得て、該各腕部14の先端をリテーナ15の係
止孔15aに係止することにより、第1圧縮コイルばね
7Aの内側において、第2圧縮コイルばね7Bをガイド
キャップ6側で圧縮可能に支持せんとするものである。
【0026】従って、斯かる構成のエアダンパーを組み
付ける場合には、やはり、最初に、ピストン2の引掛溝
10に紐条体8の環状基端部8aを引っ掛ける状態を得
て、ピストン2の延長軸2aに大径長寸の第1圧縮コイ
ルばね7Aを外嵌して、そのまま、シリンダー1の他端
開口部から、シリンダー1の内部にピストン2と第1圧
縮コイルばね7Aを挿入して、最後に、リテーナ15を
介して小径短寸な第2圧縮コイルばね7Bを支持するガ
イドキャップ6をシリンダー1の他端開口部側に取り付
ければ、図13に示す如く、今度は、第1圧縮コイルば
ね7Aの内側に第2圧縮コイルばね7Bが存在する状態
をもって、ワンウエイ方式のエアダンパーが容易に組み
立てられることとなる。
【0027】そこで、斯かる状態において、グローブボ
ックスを開方向へ移動させると、これに応じて、紐条体
8がシリンダー1内からガイドキャップ6の案内で徐々
に引き出されて、ピストン2が第1圧縮コイルばね7A
をその弾発付勢力に抗して圧縮させながら同方向へ移動
するので、これにより、ピストン2側に開設されている
オリフィス(図示せず)を通過する空気の流動抵抗で、
ダンパー効果を得て、グローブボックスがゆっくりと開
放状態に移動することが保障される訳であるが、ピスト
ン2の移動と連動して、図14に示す如く、ピストン2
の延長軸2aの先端部が第2圧縮コイルばね7Bを支持
する板状のリテーナ15に当接する。
【0028】すると、今度は、図15に示す如く、ピス
トン2による第1圧縮コイルばね7Aの圧縮に加えて、
第2圧縮コイルばね7Bもその弾発付勢力に抗してリテ
ーナ15とガイドキャップ6の基端部間で圧縮されて、
両方のばね7A・7Bの弾発付勢力が総和されて大きく
なるので、例え、グローブボックスが開方向へ移動する
際に、全開位置に近づく程、加速が効いたり回転モーメ
ントが増大して、その移動速度が速くなったとしても、
上記総和された弾発付勢力により、グローブボックスの
全開時に衝撃音が発生する心配がなくなる。
【0029】第四実施の形態に係るエアダンパーも、第
2圧縮コイルばね7Bをガイドキャップ6側に支持する
ものであるが、第2圧縮コイルばね7Bを第1圧縮コイ
ルばね7Aよりも若干小径となしてガイドキャップ6の
内側に配するもので、図16・図17に示す如く、ガイ
ドキャップ6の延長壁6bに対向する一対の弾性爪16
をスリット17を介して形成する一方、延長壁6bの内
部に第2圧縮コイルばね7Bのばね座となるフランジ部
18aと紐条体8の通し孔18bを有する駒状のリテー
ナ18を移動可能に挿入して、該リテーナ18により延
長壁6bの内側で第2圧縮コイルばね7Bを圧縮可能に
支持せんとするものである。
【0030】従って、斯かる構成のエアダンパーを組み
付ける場合には、やはり、最初に、ピストン2の引掛溝
10に紐条体8の環状基端部8aを引っ掛ける状態を得
て、シリンダー1の他端開口部から、シリンダー1の内
部にピストン2と第1圧縮コイルばね7Aを挿入して、
最後に、リテーナ18で第2圧縮コイルばね7Bを支持
するガイドキャップ6をシリンダー1の他端開口部側に
取り付ければ、シリンダー1の他端開口部にガイドキャ
ップ6の延長壁6bを挿入する過程で、一対の弾性爪1
6がシリンダー1の内面によって内側に撓んで、リテー
ナ18が第2圧縮コイルばね7Bのばね圧で延長壁6b
から抜け外れることがなくなるので、今度は、図18に
示す如く、短寸な第2圧縮コイルばね7Bと長寸な第1
圧縮コイルばね7Bとを直列に配した状態をもって、ワ
ンウエイ方式のエアダンパーが容易に組み立てられるこ
ととなる。
【0031】そこで、斯かる状態において、グローブボ
ックスを開方向へ移動させると、これに応じて、紐条体
8がシリンダー1内からガイドキャップ6の案内で徐々
に引き出されて、ピストン2が第1圧縮コイルばね7A
をその弾発付勢力に抗して圧縮させながら同方向へ移動
するので、これにより、ピストン2側に開設されている
オリフィス(図示せず)を通過する空気の流動抵抗で、
ダンパー効果を得て、グローブボックスがゆっくりと開
放状態に移動することが保障される訳であるが、ピスト
ン2の移動と連動して、図19に示す如く、ピストン2
の延長軸2aの先端部が第2圧縮コイルばね7Bを支持
するリテーナ18に当接する。
【0032】すると、今度は、図20に示す如く、ピス
トン2による第1圧縮コイルばね7Aの圧縮に加えて、
第2圧縮コイルばね7Bもその弾発付勢力に抗してリテ
ーナ18とガイドキャップ6の基端部間で圧縮されて、
両方のばね7A・7Bの弾発付勢力が総和されて大きく
なるので、例え、グローブボックスが開方向へ移動する
際に、全開位置に近づく程、加速が効いたり回転モーメ
ントが増大して、その移動速度が速くなったとしても、
上記総和された弾発付勢力により、グローブボックスの
全開時に衝撃音が発生する心配がなくなる。
【0033】第五実施の形態に係るエアダンパーは、今
までの各実施の形態が2本の第1・第2圧縮コイルばね
7A・7Bを使用したのに対して、この第五実施の形態
のものは、図21に示す如く、1本のオープン巻きの圧
縮コイルばね19を使用して、当該圧縮コイルばね19
に対してそのピッチが密と疎の関係にある2段ピッチ形
状を積極的に付与したものである。
【0034】従って、斯かる構成のエアダンパーを組み
付ける場合には、ピストン2の引掛溝10に紐条体8の
環状基端部8aを引っ掛ける状態を得て、シリンダー1
の他端開口部から、シリンダー1の内部にピストン2と
圧縮コイルばね19を挿入して、最後に、ガイドキャッ
プ6をシリンダー1の他端開口部側に取り付ければ、ワ
ンウエイ方式のエアダンパーが容易に組み立てられるこ
ととなる。
【0035】そこで、斯かる状態において、グローブボ
ックスを開方向へ移動させると、これに応じて、紐条体
8がシリンダー1内からガイドキャップ6の案内で徐々
に引き出されて、ピストン2が1本の圧縮コイルばね1
9をその弾発付勢力に抗して圧縮させながら同方向へ移
動するので、これにより、ピストン2側に開設されてい
るオリフィス(図示せず)を通過する空気の流動抵抗
で、ダンパー効果を得て、グローブボックスがゆっくり
と開放状態に移動することが保障される訳であるが、ピ
ストン2の移動と連動して、図22に示す如く、まず、
圧縮コイルばね19の密巻き部分19aが密着する。
【0036】すると、今度は、ピストン2による圧縮コ
イルばね19の疎巻き部分19bが続いて圧縮されて、
両方の部分19a・19bの弾発付勢力が総和されて大
きくなるので、例え、グローブボックスが開方向へ移動
する際に、全開位置に近づく程、加速が効いたり回転モ
ーメントが増大して、その移動速度が速くなったとして
も、上記総和された弾発付勢力により、グローブボック
スの全開時に衝撃音が発生する心配がなくなる。
【0037】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、請求項1乃至請求項4の下では、例え、開閉体
が大型化したり、開閉体の重心が支軸の上死点を乗り越
えて支軸から遠ざかる方向に移動したとしても、ピスト
ンの移動範囲の後半では、第1コイルばねの圧縮に加え
て、第2コイルばねも圧縮されて、その各弾発付勢力が
総和されて大きくなるので、従来の如く、全開位置が近
づくに従い、ダンパー効果が不足して、開閉体の全開時
に衝撃音を発生する恐れを確実に防止できる。
【0038】請求項5の下では、例え、開閉体が大型化
したり、開閉体の重心が支軸の上死点を乗り越えて支軸
から遠ざかる方向に移動したとしても、ピストンの移動
範囲の後半では、1本のコイルばねの密巻き部分の圧縮
に加えて、1本のコイルばねの疎巻き部分も圧縮され
て、その各弾発付勢力が総和されて大きくなるので、同
様に、従来の如く、全開位置が近づくに従い、ダンパー
効果が不足して、開閉体の全開時に衝撃音が発生する恐
れを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態に係るエアダンパーを
分解して示す斜視図である。
【図2】ピストンと紐条体と第2圧縮コイルばねの関係
を示す斜視図である。
【図3】第一実施の形態に係るエアダンパーを組み付け
た状態を示す断面図である。
【図4】ピストンの移動過程の途中を示す断面図であ
る。
【図5】ピストンの移動過程の後半を示す断面図であ
る。
【図6】第二実施の形態に係るエアダンパーを分解して
示す斜視図である。
【図7】ガイドキャップと第2圧縮コイルばねと筒状リ
テーナとの関係を示す斜視図である。
【図8】第二実施の形態に係るエアダンパーを組み付け
た状態を示す断面図である。
【図9】ピストンの移動過程の途中を示す断面図であ
る。
【図10】ピストンの移動過程の後半を示す断面図であ
る。
【図11】第三実施の形態に係るエアダンパーを分解し
て示す斜視図である。
【図12】ガイドキャップと第2圧縮コイルばねと板状
リテーナとの関係を示す斜視図である。
【図13】第三実施の形態に係るエアダンパーを組み付
けた状態を示す断面図である。
【図14】ピストンの移動過程の途中を示す断面図であ
る。
【図15】ピストンの移動過程の後半を示す断面図であ
る。
【図16】第四実施の形態に係るエアダンパーを分解し
て示す斜視図である。
【図17】(A)はガイドキャップをシリンダーに取り
付ける前の状態を示す要部拡大断面図、(B)はガイド
キャップをシリンダーに取り付けた状態を示す要部拡大
断面図である。
【図18】第四実施の形態に係るエアダンパーを組み付
けた状態を示す断面図である。
【図19】ピストンの移動過程の途中を示す断面図であ
る。
【図20】ピストンの移動過程の後半を示す断面図であ
る。
【図21】第五実施の形態に係るエアダンパーを組み付
けた状態をもって示す断面図である。
【図22】ピストンの移動過程の後半を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シリンダー 2 ピストン 2a ピストンの延長軸 3 連通孔 4 バルブ 5 エンドキャップ 6 ガイドキャップ 6a ガイドキャップのガイド壁 6b ガイドキャップの延長壁 7A 第1圧縮コイルばね 7B 第2圧縮コイルばね 8 紐条体 8a 紐条体の環状基端部 9 支持溝 10 引掛溝 11 スリット 12 長孔 13 リテーナ 13a リテーナの腕部 13b リテーナのフランジ部 14 ガイドキャップの腕部 15 リテーナ 15a リテーナの係止孔 15b リテーナの通し孔 16 弾性爪 17 スリット 18 リテーナ 18a リテーナのフランジ部 18b リテーナの通し孔 19 圧縮コイルばね 19a 圧縮コイルばねの密巻き部分 19b 圧縮コイルばねの疎巻き部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    移動するピストンと、シリンダー内でピストンをシリン
    ダーの一端部方向へ弾発付勢する第1コイルばねと、ピ
    ストンの移動に伴うダンパー作用を開閉体側に伝達する
    紐条体と、シリンダーの他端開口部に取り付けられて紐
    条体を案内するガイドキャップとを備えるエアダンパー
    であって、第1コイルばねの外側において、ピストン側
    に当該第1コイルばねよりも大径短寸な第2コイルばね
    の一端部を支持する一方、ガイドキャップ側にシリンダ
    ー内でその一端部方向へ延びる延長壁を設けて、ピスト
    ンの移動範囲の後半で、上記第2コイルばねの他端部を
    ガイドキャップの延長壁で押圧するように構成したこと
    を特徴とするエアダンパー。
  2. 【請求項2】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    移動するピストンと、シリンダー内でピストンをシリン
    ダーの一端部方向へ弾発付勢する第1コイルばねと、ピ
    ストンの移動に伴うダンパー作用を開閉体側に伝達する
    紐条体と、シリンダーの他端開口部に取り付けられて紐
    条体を案内するガイドキャップとを備えるエアダンパー
    であって、第1コイルばねの外側において、ガイドキャ
    ップ側に当該第1コイルばねよりも大径短寸な第2コイ
    ルばねを支持して、ピストンの移動範囲の後半で、上記
    第2コイルばねをピストンで押圧するように構成したこ
    とを特徴とするエアダンパー。
  3. 【請求項3】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    移動するピストンと、シリンダー内でピストンをシリン
    ダーの一端部方向へ弾発付勢する第1コイルばねと、ピ
    ストンの移動に伴うダンパー作用を開閉体側に伝達する
    紐条体と、シリンダーの他端開口部に取り付けられて紐
    条体を案内するガイドキャップとを備えるエアダンパー
    であって、第1コイルばねの内側において、ガイドキャ
    ップ側に当該第1コイルばねよりも小径短寸な第2コイ
    ルばねを支持する一方、ピストン側にシリンダー内でそ
    の他端部方向へ延びる延長軸を設けて、ピストンの移動
    範囲の後半で、上記第2コイルばねをピストンの延長軸
    で押圧するように構成したことを特徴とするエアダンパ
    ー。
  4. 【請求項4】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    移動するピストンと、シリンダー内でピストンをシリン
    ダーの一端部方向へ弾発付勢する第1コイルばねと、ピ
    ストンの移動に伴うダンパー作用を開閉体側に伝達する
    紐条体と、シリンダーの他端開口部に取り付けられて紐
    条体を案内するガイドキャップとを備えるエアダンパー
    であって、ガイドキャップ側に第1コイルばねよりも短
    寸な第2コイルばねを第1コイルばねと直列状態をもっ
    て支持する一方、ピストン側にシリンダー内でその他端
    部方向へ延びる延長軸を設けて、ピストンの移動範囲の
    後半で、上記第2コイルばねをピストンの延長軸で押圧
    するように構成したことを特徴とするエアダンパー。
  5. 【請求項5】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    移動するピストンと、シリンダー内でピストンをシリン
    ダーの一端部方向へ弾発付勢するコイルばねと、ピスト
    ンの移動に伴うダンパー作用を開閉体側に伝達する紐条
    体とを備えるエアダンパーであって、上記コイルばねを
    1本の密と疎の関係にある2段ピッチばねで構成したこ
    とを特徴とするエアダンパー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100901596B1 (ko) * 2008-05-09 2009-06-08 현대자동차주식회사 자동차 글로브박스용 에어댐퍼
JP2010101433A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Nifco Inc ダンパー装置
EP3388288A1 (en) * 2017-04-13 2018-10-17 FCA Italy S.p.A. Glove box of a dashboard of a motor vehicle

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