JP2001191678A - リング開閉具及び綴じ装置 - Google Patents

リング開閉具及び綴じ装置

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JP2001191678A JP2000221295A JP2000221295A JP2001191678A JP 2001191678 A JP2001191678 A JP 2001191678A JP 2000221295 A JP2000221295 A JP 2000221295A JP 2000221295 A JP2000221295 A JP 2000221295A JP 2001191678 A JP2001191678 A JP 2001191678A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単、作業性を良くしたリング開閉具及
び綴じ装置を提供する。 【解決手段】 紙等を綴じるリングバインダーのカール
リング及び基部の内側に挿通させて、カールリングを開
口する断面略I字形のリング開閉具28Xを形成する。
このリング開閉具28Xは、正面視略刀身状の開閉バー
28Aの先端部に、開閉バー28Aを挿入させるに従っ
て、カールリングを上方に持ち上げる誘導部28aを形
成したものである。また、開閉バー28Aの長手方向の
両端縁(上下部)に開閉バー28Aをカールリング内を
摺動させる膨出部を設けたリング開閉具を形成しても、
開閉バー28aの側壁面28bに直交するガイド板を有
する断面略L字形のリング開閉具を形成しても良い。リ
ング開閉具28Xの作業性を良くするために、リングバ
インダーを位置決めする綴じ補助具を使用すると良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙等を綴じるため
のリングバインダーのカールリングを容易に開閉するこ
とができるリング開閉具及び、このリング開閉具と、リ
ングバインダーや紙の設置、位置決め等を行う綴じ補助
具とから成る綴じ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の大きさのプラスチック板
や、紙例えば、図43に示すように、A4やB5の紙
(規格紙)1を綴じる場合、カールリング2を備えたリ
ングバインダー3を利用することがある。リングバイン
ダー3は、図44に示すように、細長い円弧状の基部3
Aと、この基部3Aの長手方向一端側から円弧状に周方
向に延び、略半周して先端の爪2aが基部3Aの他端側
に重なって接触している複数のカールリング2とから構
成される。このカールリング2の爪2aは先端が細くな
るように形成されている。そして、リングバインダー3
で紙1を綴じる場合には、紙綴じ装置4を用いてカール
リング2を開き、その開いたカールリング2に紙1の孔
5を掛合させて綴じていた。
【0003】上記リングバインダー3のカールリング2
を開く、従来の紙綴じ装置4について説明する。図44
に示すように、紙綴じ装置4の、紙1等を載置する載置
部6には、リングバインダー3を設置するためのバイン
ダー設置部7が設けられている。このバインダー設置部
7の壁面8から離れて壁面8と平行に、等間隔で起立爪
9が設けられており、起立爪9の中間部には横方向に延
びる突起10が形成されている。また、起立爪9の下方
には水平移動可能な可動板11が設けられ、可動板11
の端部には逆L字形の爪12が等間隔で立設されてい
る。爪12は突起10に重なるように配置されている。
【0004】載置部6の上部には紙1等を押える紙押え
部13が外方に回動可能に設けられている。この紙押え
部13は可動板11と連動しており、紙押え部13を内
側に閉じた場合、可動板11が押し出され、紙押え部1
3を開けた場合、可動板11が引っ込むようになってい
る。すなわち、可動板11がA方向に動くことにより、
起立爪9と逆L字形の爪12とが近接離間するようにな
っている。
【0005】図44において、符号14で示すものはバ
インダー設置部7の上部を覆う蓋である。また、符号1
5で示すものは、この紙綴じ装置4によって紙1に孔5
を明ける際に使用する、位置決め段部16を備えたガイ
ドプレートである。ガイドプレート15は載置部6に回
動可能に取り付けられている。さらに、載置部6及び紙
押え部13の双方の対向面には、位置決めした紙1を挟
持するためのマグネット17が設けられている。
【0006】そして例えば、紙1を綴じる場合は、蓋1
4及び紙押え部13を開き、起立爪9と逆L字形の爪1
2とを整合させ、バインダー設置部7、すなわち壁面8
と起立爪9との間にリングバインダー3の基部3Aを配
置し、カールリング2が隣接する起立爪9の間に位置す
るよう配置する。
【0007】さらに、起立爪9の突起10と、逆L字形
の爪12とにカールリング2が掛かるようにリングバイ
ンダー3を横方向にずらした後、紙押え部13を内側に
閉じると、可動板11が押し出され、図45に示すよう
に、逆L字形の爪12が前方に押出される。これに伴っ
てカールリング2の爪2aが基部3Aの他端側から外れ
る。この状態で、紙1の孔5をカールリング2の爪2a
の位置に合わせて、挿入可能な状態にして押え部13を
元に戻すと、すなわち開くと、可動板11と共に爪12
が引っ込んでカールリング2が閉じ、紙1の綴じが完了
する。
【0008】なお、紙1に孔5が開けられていない場合
においては、図46に示すように、上記紙綴じ装置4及
び孔明けパンチ18を用いることによって紙1に孔5を
明けることができる。この場合、図44に示すように、
紙押え部13を起立させて載置部6の上面に紙1を置
き、紙1の端部をガイドプレート15の位置決め段部1
6に当接させて位置決めし、その後、図46に示すよう
に、紙押え部13を閉じる。このときマグネット17同
士が吸着して紙1が移動しないように挟持される。次
に、ガイドプレート15を載置部6の裏面側に折り返し
て孔明けパンチ18がガイドプレート15に当らないよ
うにしてから、紙押え部13に形成された凹部19に孔
明けパンチ18の中央に設けた凸部20を嵌合させなが
ら順次パンチングを行って紙1に孔5を開ける。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
の紙綴じ装置4は、バインダー設置部7に設けた起立爪
9にリングバインダー3の基部3Aを掛合させ、可動板
11に設けた逆L字形の爪12にカールリング2を掛合
させて、紙押さえ部13の開閉と共に、可動板11を前
後方向に動かし、カールリング2を開閉するようにして
いたので、リングバインダー3を開ける装置の構造が複
雑であり、コスト高であった。また、カールリング2を
開ける際、逆L字形の爪12及び突起10にカールリン
グ2を掛けるように、リングバインダー3を横方向にず
らし、さらに、この状態で紙押え部13を閉じなければ
ならないので、作業が煩雑になる問題があった。このよ
うにリングバインダー3のカールリング2を開けるには
装置が大掛かりのものであったので、操作性がよく、容
易にカールリングを開放することができる簡単な装置が
望まれていた。
【0010】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あり、リングバインダーのカールリングを構造簡単な装
置で容易に開閉できるようにすると共に、開閉作業の煩
雑さをなくし、かつ、コストを低減させたリング開閉具
及び綴じ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、請求項1に記載された発明は、
リングバインダーのカールリング及び基部の内側に挿通
する正面視略刀身状の開閉バーを形成し、該開閉バーの
先端部に、該開閉バーを前記カールリング内に誘導する
誘導部を設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、正面視略
刀身状の開閉バーを形成し、この開閉バーの先端部を刀
の切っ先状の誘導部に形成して、この開閉バーをリング
バインダーのカールリング及び基部内に挿入させれば、
個々のカールリングは誘導部より押し上げられて順次開
口する。このようにしてカールリングが開口したら、開
閉バーの側面に複数枚重合させた紙の孔側の端部を突き
当て、紙の孔と、カールリングの爪とを対応させて、リ
ング開閉具をリングバインダーから引き抜けば、カール
リングは紙の孔に嵌合して紙綴じが行われる。
【0013】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々にする場合は、
紙をカールリングの爪側に位置させ、この状態で、リン
グ開閉具をリングバインダー内に挿入させる。
【0014】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載されたものにおいて、前記開閉バーの長手方向の両
端縁に前記カールリング及び基部の内側を摺接する膨出
部を設けたことを特徴とするものである。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、開閉バー
の長手方向の両端縁(刀の刃側及び峰側)に夫々膨出部
を設けて、リング開閉具をリングバインダーの内部に挿
入した際、リング開閉具のカールリングの摺動を容易に
する。リング開閉具がカールリングを開口したら、開閉
バーの側壁面に複数枚重合した紙の孔側の端部を突き当
て、紙の孔と、カールリングの爪とを対応させてリング
開閉具をリングバインダーから引き抜けば、カールリン
グは紙の孔に嵌合して紙は綴じられる。
【0016】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々にする場合は、
紙をカールリングの爪側に位置させ、この状態で、膨出
部を有するリング開閉具をリングバインダー内に挿通さ
せる。
【0017】請求項3に記載された発明は、請求項2に
記載されたものにおいて、前記開閉バーの前記膨出部が
突出している側の側壁面を、リングバインダーの閉じる
際の爪先端の移動軌跡に沿うように、前記側壁面の下部
から上側膨出部の接線方向に延びる直線形としたことを
特徴とするものである。
【0018】請求項3に記載された発明によれば、前記
開閉バーの、膨出部が突出している側の側壁面を、前記
側壁面の下部から上側膨出部の接線方向に延びる直線形
とし、この直線形の部分に複数枚重合させた紙の孔側の
端部を突き当てることにより、紙の端部を直線部分に沿
わせてずらすと共に、重合した紙の孔の軌跡と、カール
リングの爪先端の移動軌跡とを一致させ、紙綴じの際、
カールリングを紙の孔に挿入させ易くする。
【0019】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々に分離する場合
には、紙をカールリングの爪側に位置させ、この状態
で、側壁面を直線形にしたリング開閉具をリングバイン
ダー内に挿通させる。
【0020】請求項4に記載された発明は、請求項1、
2または3に記載されたものにおいて、前記開閉バーの
側壁面の背側近傍に前記開閉バーに直交するガイド板を
形成し、該ガイド板の一側面を紙保持用の台座部に、他
側面をカールリング挿入時のガイドに夫々形成したこと
を特徴とするものである。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、先端部に
誘導部を設けた略刀身状の開閉バー、または、先端部に
誘導部を設けると共に、長手方向の両端縁に膨出部を設
けた開閉バーの夫々の背側近傍に開閉バーの側壁面に直
交するガイド板を設ける。そして、このガイド板を設け
たリング開閉具によって、リングバインダーのカールリ
ングを開口させる際は、カールリングにリング開閉具を
挿入していけば、ガイド板の他側面(例えば、リング開
閉具を縦にして機能させた場合、下側になる面)が、リ
ングバインダーの基部に接して挿入時のガイドとなる。
そして、カールリングを開口させたら、ガイド板の一側
面(上側になる面)を紙の台座部にして紙の孔側の端部
を保持させると共に、紙の端部を開閉バーの側壁面に突
き当てて紙の位置決めをする。紙の位置決めをしたら、
リング開閉具を引き抜いてゆけば、カールリングの爪が
紙の孔に順次挿入して紙が綴じられる。
【0022】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々に分離するに
は、紙をカールリングの爪側に位置させ、かつ、リング
開閉具のガイド板をカールリングの爪側に位置させて、
ガイド板で紙を支持するようにガイド板を紙の最下端部
に挿入しながら、リング開閉具をリングバインダーのカ
ールリング内に挿入する。
【0023】請求項5に記載された発明は、請求項4に
記載されたものにおいて、前記ガイド板が紙の端部を確
実に保持するように、前記開閉バーに直交する方向に延
出されていることを特徴とするものである。
【0024】請求項5に記載された発明によれば、前記
ガイド板を開閉バーの側壁面に直交する方向に延出させ
て、紙等の端部を確実に保持させる。
【0025】請求項6に記載された発明は、請求項4ま
たは5に記載されたものにおいて、前記開閉バーのガイ
ド板が形成されている側壁面を、リングバインダーの閉
じる際の爪先端の移動軌跡に沿うように、前記側壁面の
下部から上側膨出部の接線方向に延びる直線形としたこ
とを特徴とするものである。
【0026】請求項6に記載された発明によれば、前記
開閉バーのガイド板が形成されている面を前記側壁面の
下部から上側膨出部の接線方向に延びる直線形とし、こ
の直線部分に複数枚重合させた紙の端部を突き当てるこ
とにより、紙の端部を直線部分に沿わせてずらすと共
に、紙に形成された孔の軌跡と、閉じる際のカールリン
グの爪先端の移動軌跡とを一致させ、紙綴じの際、カー
ルリングを紙の孔に嵌入させやすくする。
【0027】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々に分離する場合
は、紙をカールリングの爪側に位置させると共に、側壁
面が斜め直線形に形成されたリング開閉具のガイド板を
カールリングの爪側に位置させて、ガイド板で紙を支持
するように、ガイド板を紙の最下端部に入れて、リング
開閉具をリングバインダーのカールリング内に挿入す
る。
【0028】請求項7に記載された発明は、紙等を載置
する平板状の載置部材の幅方向両側部にガイド部を一体
に設け、該ガイド部の前側下部に前記載置部材の前縁下
面と一部が対向する、前記リングバインダーを位置決め
するバインダー設置部を回動可能に取り付けると共に、
前記ガイド部の前側上部に前記載置部材に載置した紙等
を押える押え部を回動可能に取り付けた綴じ補助具を形
成し、該綴じ補助具の前記バインダー設置部に設置され
た前記リングバインダーのカールリングを開放するリン
グ開閉具を設けたことを特徴とするものである。
【0029】請求項7に記載の発明によれば、紙等を載
置する平板状の載置部材の幅方向両側部にガイド部を一
体に設けて載置部材に載置した紙の案内をする。また、
ガイド部の前側下部にバインダー設置部を回動可能に取
り付けて、紙等に孔を明ける際には紙等の位置決めを
し、さらに、紙等をリングバインダーによって綴じる際
にはリングバインダーの位置決めをする。また、ガイド
部の前側上部に紙等を押える押え部を回動可能に取り付
けて載置部材に載置した紙等をこの押え部と載置部材と
で挟持して固定する。そして、前記バインダー設置部に
設置したリングバインダーのカールリングにリング開閉
具を挿入してカールリングを開口し、さらに、リング開
閉具を引き抜いてカールリングを閉じて紙等を綴じる。
【0030】また、綴じ補助具とリング開閉具とを使用
して、紙を綴じているリングバインダーを外して、紙と
リングバインダーとを別々に分離するには、紙及びカー
ルリングの爪を綴じ補助具の載置部材側に位置させて、
リングバインダーをバインダー設置部に設置し、さら
に、リング開閉具の、例えば、ガイド板を前記載置部材
側に位置させて、ガイド板で紙を支持するようにガイド
板を紙の最下端部に挿入しながら、リング開閉具をリン
グバインダーのカールリング内に挿入させる。
【0031】請求項8に記載された発明は、請求項7に
記載されたものにおいて、前記バインダー設置部に前記
リングバインダーを設置する溝部を、前記載置部材の前
縁に沿わせて設け、該溝部の一側壁に前記リングバイン
ダーのカールリングが掛合する複数個の位置決め突部
を、間隔を開けて設け、前記溝部の他側壁を前記一側壁
よりも低く形成して、その上端を前記リング開閉具のガ
イド板の案内部にしたことを特徴とするものである。
【0032】請求項8に記載の発明によれば、バインダ
ー設置部に形成した溝部の一側壁に複数個の位置決め突
部を、間隔を開けて設け、この突部に溝部に設置したリ
ングバインダーのカールリングを掛合させてその位置決
めをする。さらに、溝部の他側壁を溝部の一側壁よりも
低く形成して、バインダー設置部に設置したカールリン
グにリング開閉具を挿入させた場合にはリング開閉具の
案内する。
【0033】請求項9に記載された発明は、請求項8に
記載されたものにおいて、前記溝部の一側壁に設けた位
置決め突部の間隔は、前記溝部の、前記リング開閉具を
挿入する挿入口近傍が狭く、該挿入口近傍を過ぎた部位
から広くされていることを特徴とするものである。
【0034】請求項9に記載の発明によれば、溝部の一
側壁に設けた位置決め突部の間隔を溝部の、リング開閉
具の挿入口近傍を狭く形成して、前記リング開閉具をリ
ングバインダーのカールリングに挿入し易くする。挿入
後は、間隔を広くした位置決め突部によって、リングバ
インダーを保持すると共に、前記リング開閉具の摺動を
容易にさせる。
【0035】請求項10に記載された発明は、前記リン
グバインダーを位置決めする溝部と、該溝部を形成す
る、一方を低くした壁部とからなるバインダー設置具を
設け、該バインダー設置具に設置した前記リングバイン
ダーのカールリングを開口するリング開閉具を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0036】請求項10に記載された発明によれば、バ
インダー設置具に溝部及び、溝部を形成する、一方を低
くした壁部を設けて、この壁部をリング開閉具のガイド
板が当接するガイド部にしてリング開閉具をガイドする
と共に、溝部にリングバインダーを位置決め設置する。
このバインダー設置具に設置されて位置決めされたリン
グバインダーにリング開閉具を挿入し、リングバインダ
ーのカールリングを開口させて紙綴じをする。また、紙
を綴じているリングバインダーをバインダー設置具に設
置して、リング開閉具を挿入して、リングバインダーと
紙とを分離する。
【0037】請求項11に記載された発明は、紙等を載
置する、斜面に形成した板状の載置部材を設け、該載置
部材の下端部にリングバインダーを位置決めするバイン
ダー設置部を前記載置部材に略直交させて設けると共
に、前記バインダー設置部に前記リングバインダーが係
合する複数個の位置決め突部を形成したバインダー設置
具を設け、該バインダー設置具に設置した前記リングバ
インダーのカールリングを開口させるリング開閉具を設
けたことを特徴とするものである。
【0038】請求項11に記載された発明によれば、斜
面に形成した板状の載置部材の下端部にバインダー設置
部を直交させて設けて、載置部材に載置させた紙の位置
決めをする。さらに、バインダー設置部に複数個の位置
決め突部を設け、この突部にリングバインダーのカール
リングを掛合させて、リングバインダーを固定し、リン
グバインダーにリング開閉具を挿入させる際、また、リ
ングバインダーからリング開閉具を引き抜く際、リング
開閉具の操作を安定させる。また、このバインダー設置
具に紙を綴じているリングバインダーを設置し、リング
バインダーへのリング開閉具の挿入を安定して行って、
紙とリングバインダーとを分離させる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリング開閉具
及び綴じ装置の実施の形態を図に基づいて説明する。先
ず、本発明の図面について説明する。図1乃至図19で
示すものは、紙1やプラスチックの表紙等を綴じるリン
グバインダー3のカールリング2を開口するリング開閉
具に関するものであり、図20乃至図40で示すもの
は、上記リング開閉具と、紙1及びリングバインダー3
等を位置決めする綴じ補助具21とを組み合わせた綴じ
装置に関するものである。また、図41及び図42に示
すものは、上記リング開閉具と、リングバインダー3を
位置決めするバインダー設置具41とを組み合わせた綴
じ装置に関するものである。
【0040】先ず、図1及び図2に示すリング開閉具2
8Xを説明する。なお、従来の部材と同一の部分には同
一の符号を付す。このリング開閉具28Xは、図1に示
すように、正面視略刀身状、かつ、断面I字形(図2)
に形成された開閉バー28Aの先端部をカールリング2
内に進入し易いように誘導部28aに形成したものであ
る。なお、リング開閉具28Xは合成樹脂製のもので
も、金属製のものでも良いが、本実施の形態では、合成
樹脂製のものが使用されている。
【0041】開閉バー28Aの先端の誘導部28aは、
直線状本体部の長手方向の一側端縁(刀の刃に対応する
部位)を他側端縁(刀の背または峰に対応する部位)よ
りも短くして丸みをもたせた形状にしてある。すなわ
ち、先端には刀の切っ先状の丸みを持たせている。な
お、誘導部28aの形状は、上記のような刀の切っ先状
の丸みに限定されず、カールリング2に挿入させ易い形
状であれば、どのような形でも良い。例えば、開閉バー
28Aの先端に進むに従って、一側端縁と他側端縁とが
接近する三角状のもの、すなわち、先端に向かって下り
勾配をした形状にしてもよいし、先端部を単なる円弧
状、楕円状に形成しても良い。図1において、符号28
Eで示すものは、開閉バー28Aの後端部に設けた柄で
ある。
【0042】上記構成のリング開閉具28Xの作用を図
3及び図4を基づいて説明する。すなわち、リングバイ
ンダー3のカールリング2を開口させる場合は、図3に
示すように、一方の手でリングバインダー3を把持する
と共に、他方の手でリング開閉具28Xを把持し、この
リング開閉具28Xの先端部(誘導部28a)をカール
リング2及び基部3Aの端部より内部に挿入していけ
ば、リングバインダー3のカールリング2は、誘導部2
8aにより円滑に押し上げられて、順次開口するように
なる。すなわち、リング開閉具28Xを挿入すれば、リ
ングバインダー3の基部3Aからカールリング2の爪2
aが離間して開閉バー28Aの一側の端縁側に円滑に移
動し、カールリング2が容易に開口する。
【0043】リング開閉具28Xによって、カールリン
グ2が開口されたら、図4に示すように、リング開閉具
28Xの開閉バー28Aの側壁面28bに複数枚重合し
た紙1の孔5側の端部を突き当てると共に、基部3Aで
紙1を僅かに支えて、紙1の孔5と、カールリング2の
爪2aとを対応させて、紙1の位置決めをする。その
後、リング開閉具28Xをリングバインダー3から引き
抜いていけば、カールリング2の爪2aが紙1の孔5に
嵌合して紙1を綴じることができる。
【0044】また、紙1を綴じているリングバインダー
3を外して、紙1とリングバインダー3とを分離するに
は、紙1をカールリング2の爪2a側に位置させ、この
状態で、リング開閉具28Xをリングバインダー3内に
挿通させていけば、紙1とリングバインダー3とを別々
に分離することができる。
【0045】次に、図5及び図6に示すリング開閉具2
8Yを説明する。なお、図1乃至図4と同一の部分には
同一の符号を付して説明を省略する。このリング開閉具
28Yは、先端部に誘導部28aを設けた開閉バー28
Aの長手方向の両端縁、すなわち、略刀身状の開閉バー
28Aを縦にして、いわゆる刀の刃に対応する部位を上
側にして(刀の背または峰に対応する部位を下側にし
て)機能させた場合、上部位置になる一側端縁及び下部
位置になる他側端縁に夫々、膨出部28B,28Cを設
けたものである。
【0046】この膨出部28B,28Cは共に開閉バー
28Aの軸方向の略全域に渡って形成されている。ま
た、膨出部28B,28Cは、図6に示すように、共に
片側部位に突設させてある。これは膨出部28B,28
Cの内側で紙1を支持し易くするためである。
【0047】また、上部位置の膨出部28Bは断面略円
形状に形成され、下部位置の膨出部28Cは断面略角形
状に形成されている。これら膨出部28B,28Cは、
カールリング2の内周部と、開閉バー28Aの外周部と
の接触摩擦を最少にして挿入時の動きを軽くするためで
ある。したがって、リング開閉具28Yをリングバイン
ダー3のカールリング2及び基部3A内に挿入した場
合、リング開閉具28Yを容易に摺動させることができ
る。
【0048】上記構成のリング開閉具28Yの作用を図
7及び図8を参照にして説明する。図7に示すように、
片方の手でリングバインダー3を把持し、他方の手でリ
ング開閉具28Yを把持し、このリング開閉具28Yの
先端部の誘導部28aをリングバインダー3のカールリ
ング2に端部より徐々に挿入していく。挿入の際には、
リング開閉具28Yの開閉バー28Aの長手方向の両端
縁(刃側及び峰側)には膨出部28B,28Cが形成さ
れているので、リング開閉具28Yはカールリング2内
を滑らかに摺動する。
【0049】カールリング2が開口したら、図8に示す
ように、開閉バー28Aの側壁面28bに複数枚重合し
た紙1の孔5側の端部を当接させると共に、下側の膨出
部28Cと、リングバインダー3の基部3Aとで紙1を
支持して、紙1の孔5とカールリング2の爪2aとを対
応させて位置決めをし、その後、リング開閉具28Yを
リングバインダー3から引き抜いていけば、カールリン
グ2の爪2aは紙1の孔5に順次嵌入して紙1を綴じる
ことができる。
【0050】また、紙1を綴じているリングバインダー
3を外して、紙1とリングバインダー3とを分離するに
は、紙1をカールリング2の爪2a側に位置させ、この
状態で、リング開閉具28Yをリングバインダー3内に
挿通させていけば、紙1とリングバインダー3とを別々
に分離させることができる。
【0051】図9(a)に示す実施の形態は、開閉バー
28Aの膨出部28B、28Cが突出している側の側壁
面28bを、側壁面28bの下部から上側膨出部28B
の接線方向に延びる断面直線形にしたものである。
【0052】このように開閉バー28Aの膨出部28
B、28Cが突出している側の側壁面28bを斜め直線
形にしたので、この直線形の部分に複数枚重合させた紙
1の孔5側の端部を当接させれば、紙1の端部が直線部
分に沿ってずれ、重合した紙1の孔5の軌跡と、閉じる
際のカールリング2の爪2a先端の移動軌跡とが略一致
する。
【0053】これによって、紙1等を綴じる際、カール
リング2を紙1等の孔5に嵌入させ易くなる。これはカ
ールリング2の開閉の際は、カールリング2の爪2a
は、図9(b)に示すように、基部3Aを基点として略
直線上に動くので、紙1の端部を直線上にずらして重
ね、紙1の孔5の軌跡を斜め直線状態にしておけば、カ
ールリング2を無理なく紙1の孔5に嵌入させて綴じる
ことができるからである。
【0054】また、紙1を綴じているリングバインダー
3を外して、紙1とリングバインダー3とを分離するに
は、紙1をカールリング2の爪2a側に位置させ、この
状態で、図9に示すリング開閉具28Yをリングバイン
ダー3内に挿通させていけば、紙1とリングバインダー
3とを別々に分離させることができる。このリング開閉
具28Yは、多数枚重合させた紙1を取り外すのに好適
である。
【0055】最後に、図10乃至図14に示すリング開
閉具28Zを説明する。なお、図5乃至図9と同一の部
分には同一の符号を付して説明を省略する。このリング
開閉具28Zは、先端部に誘導部28aを形成し、長手
方向の両端縁に膨出部28B,28Cを形成した開閉バ
ー28Aの側壁面28bにガイド板28Dを設けたもの
である。ガイド板28Dは、図12に示すように、膨出
部28Cの内側部位に一体に形成され、開閉バー28A
の側壁面28bに直交して延設されている。ガイド板2
8Dは開閉バー28Aの軸方向の略全域に渡って形成さ
れている(図10及び図11)。
【0056】そして、このガイド板28Dの一側面すな
わち上側面を、紙1を保持する台座部に形成し、ガイド
板28Dの他側面すなわち下側面を、リング開閉具28
Zがカールリング2内を挿通する際のリングバインダー
3の基部3Aのガイドに形成している。
【0057】このように構成したリング開閉具28Zを
用いてリングバインダー3のカールリング2を開く態様
を図15に基づいて説明する。図15に示すように、リ
ングバインダー3のカールリング2の爪2a側に、リン
グ開閉具28Zの膨出部28Bを位置させると共に、リ
ングバインダー3の基部3A側にガイド板28Dを位置
させて、リング開閉具28Zをリングバインダー3内に
挿入させていくと、開閉バー28Aの先端の誘導部28
aによってリングバインダー3のカールリング2が徐々
に持ち上げられて、カールリング2は開閉バー28Aの
上部の膨出部28B側に順次移動する。
【0058】この状態でリング開閉具28Zをさらに押
し込んでいくと、開閉バー28Aの上部の膨出部28B
がカールリング2の内部を摺動しながら、カールリング
2を持ち上げて完全に開放させる。このとき下部の膨出
部28Cはリングバインダー3の基部3A内を摺動す
る。このようにリング開閉具28Zをカールリング2に
挿通させるだけで、カールリング2を無理なく開口させ
ることができる。
【0059】このようにしてカールリング2を開口させ
たら、リング開閉具28Zの開閉バー28Aの側面、す
なわち側壁面28bに紙1の孔5側の端部を突き当て、
ガイド板28Dの台座部で紙1を支持して、カールリン
グ2の爪2aと、紙1の孔5の位置とを一致させる。こ
の状態でリング開閉具28Zを引き抜いていけば、カー
ルリング2の爪2aは紙1の孔5に逐次嵌入して紙1を
綴じることができる。
【0060】また、紙1を綴じているリングバインダー
3を外して、紙1とリングバインダー3とを分離するに
は、紙1をカールリング2の爪2a側に位置させると共
に、カールリング2の爪2a側にリング開閉具28Zの
ガイド板28Dを位置させる。そして、ガイド板28D
で紙1を支持するようにガイド板28Dを紙1の最下端
部に位置させ、この状態で、リング開閉具28Zをリン
グバインダー3内に挿通させていけば、紙1とリングバ
インダー3とを別々に分離させることができる。
【0061】なお、リング開閉具28Zは、先端部に誘
導部28aを設け、両端縁に膨出部28B、28Cを設
けた開閉バー28Aの側壁面28bに側壁面28bに直
交するガイド板28Dを設けたものであるが、このよう
にせず、誘導部28aを設けた、単なる開閉バー28A
の側壁面28bにガイド板28Dを設けてもよい。この
場合の作用は図15と略同じなので省略する。
【0062】またさらに、図16乃至図18に示すリン
グ開閉具38Zは、紙1の端部をより支持することがで
きるように、ガイド板38Dを開閉バー38Aの側壁面
38bに直交する方向に長く延設させたものである。こ
のようにすれば、図17に示すように、ガイド板38D
が、図11に示す実施の形態のガイド板28Dよりも長
くなり、紙1の孔5側の端部が安定して保持され、紙1
の孔5にリングバインダー3のカールリング2の爪2a
が挿入し易くなる。
【0063】なお、このリング開閉具38Zの開閉バー
38Aの先端にも誘導部38aが形成されると共に、開
閉バー38Aの長手方向の両端縁にも膨出部38B、3
8Cが形成されている。さらに、開閉バー38Aの側壁
面38bにも紙1を突き当てることができる。このリン
グ開閉具38Zの作用はリング開閉具28Zのものと略
同様なので説明は省略する。
【0064】なお、開閉バー28A,38Aの高さ方向
の幅を大きくした場合、径の大きいリングバインダー3
のカールリング2を開放することができる。このとき
は、膨出部28B,28C及び38B、38Cの断面形
状も図12及び図18に示すものよりも大きくすること
になる。また、開閉バー28Aの断面形状をリング開閉
具28XではI字形(板状)に、リング開閉具28Yで
は略コ字形に、そして,リング開閉具28Zでは略L字
形に形成しているが、これに限定されることなく、各開
閉バー28Aの断面形状を略円形、略楕円形、多角形
(例えば、五角形や六角形)に形成してもよい。
【0065】また、図19に示す実施の形態では、開閉
バー28Aのガイド板28Dが形成されている側の側壁
面28bを、リングバインダー3のカールリング2を閉
じる際の爪2a先端の移動軌跡に沿うように、側壁面2
8bの下部から上側膨出部28Bの接線方向に延びる断
面直線形状としたものである。このような直線形の部位
に多数枚の紙1の、綴じ側の端部を当接させれば、紙1
の端部がずれた状態になり、紙1に設けた綴じ用の孔5
も端部に沿った状態になる。
【0066】したがって、多数枚の紙1をリングバイン
ダー3で綴じる場合は、紙1を容易に綴じることができ
る。これは、前述したようにカールリング2の開閉の際
は、カールリング2の爪2aが基部3Aを基点として斜
め直線方向に動くので、紙1の孔5側の端部をずらして
重ねておけば、紙1の孔5も斜め直線状になり、カール
リング2を無理なく紙1の孔5に嵌入させることができ
る。
【0067】図20及び図21に示すものは、リングバ
インダー3等を位置決め設置する機能を備えた綴じ補助
具21である。この綴じ補助具21と前述したリング開
閉具28X,28Y,28Z及び38Zとを組み合わせ
た綴じ装置について説明する。本実施の形態では、ガイ
ド板28Dを備えたリング開閉具28Z(図10乃至図
14)を使用して、綴じ補助具21に設置されたリング
バインダー3を開口する例を示している。綴じ補助具2
1は、リングバインダー3開口の際、リング開閉具28
Zを容易にリングバインダー3に挿通することができる
ように、リングバインダー3を位置決め設置するもので
ある。この綴じ補助具21について詳述する。なお、従
来の部材と同一の部材には同一の符号を付す。また、図
20及び図21において、符号F及びRは、説明の便宜
上付した綴じ補助具21の前方及び後方を示す。
【0068】この綴じ補助具21は、従来の、紙1に孔
を明ける装置にリングバインダー3を位置決めする手段
を付加したものである。そして、綴じ補助具21の紙1
を載置する載置部材22の幅方向の両側部にはガイド部
23が一体に形成されている。このガイド部23の前方
側は幅狭部23aに形成されており、幅狭部23aの下
側部位には、紙1及びリングバインダー3の位置決めを
するバインダー設置部24が回動可能に取り付けられて
いる。さらに、幅狭部23aの上側部位の前方側には載
置部材22の平板部22aに載置した紙1を押える押え
部25が回動可能に取り付けられている。
【0069】以下、夫々の部分について更に詳細に説明
する。図22は載置部材22の両側の幅狭部23aに回
動可能に取り付けられたコ字形のバインダー設置部24
の平面図であり、図23はその正面図(図22のB矢視
図)である。また、図24はその底面図である。バイン
ダー設置部24には載置部材22の前縁に沿った溝部2
6が形成されている(図25及び図26をも参照)。溝
部26には紙1等を綴じるリングバインダー3が設置さ
れる。したがって、溝部26の幅はリングバインダー3
の外径と略同じになっている。
【0070】また、溝部26の一側壁26aには壁部に
沿ってリングバインダー3のカールリング2が掛合する
位置決め突部27が複数個間隔を開けて設けられてい
る。位置決め突部27同士の間隔は溝部26の、リング
開閉具28の挿入口26c近傍が狭く、挿入口26c近
傍を過ぎた位置より広くされている。これは溝部26に
設置したカールリング2を開閉させるバー28が無理な
く溝部26に挿入できるようにするためである。
【0071】さらに、溝部26の他側壁26bはその高
さが一側壁26aよりも低く形成されている。すなわ
ち、他側壁26bは図21に示すように、載置部材22
にバインダー設置部24を組み付けた際、他側壁26b
の上端の一部が載置部材22の前縁下面と対向する高さ
となっている。さらに、バインダー設置部24の両脚部
24aには軸受孔29を有する軸受部30(図26)が
設けられている。
【0072】図27は載置部材22の平面図である。載
置部材22の両側部には幅広なガイド部23が載置部材
22の前後方向に一体に設けられている。ガイド部23
の前方側はガイド部23と一体の幅狭部23aに形成さ
れている。幅狭部23aの前側上部(図28乃至図30
参照)には軸受孔31が設けられており、この軸受孔3
1に押え部25が回動可能に取り付けられる。
【0073】また、幅狭部23aの略中間の下部にも軸
受孔32を有する軸受部33(図30)が設けられてい
る。この軸受部33の軸受孔32には、バインダー設置
部24の脚部24a(図26)に設けた軸受部30の軸
受孔29が対応し、図示しない軸部材によってバインダ
ー設置部24が回動可能に取付けられる。このバインダ
ー設置部24の脚部24aは載置部材22の平板部22
aの切欠部34に嵌合して取付けられている。なお、図
21、図27及び図29において、符号17で示すもの
は、平板部22aに取り付けたマグネットである。
【0074】図31は上記押え部25の平面図である。
押え部25は上面視略コ字形をしたもので、その脚部2
5aの先端側には、に示すように、軸受孔35(図32
乃至図34)を有する軸受部36が設けられている。こ
の軸受孔35を載置部材22の幅狭部23aの軸受孔3
1(図28)に対応させて前述したように回動可能に取
り付ける。
【0075】また、押え部25の脚部25aの内側部に
は孔明けパンチ18(図46参照)の凸部20が嵌合す
る位置決め用の凹部19を備えたパンチガイド板37が
装着されている。また、押え部25の紙と対向する面に
も載置部材22の平板部22aのマグネット17と対面
するようにマグネット17が取り付けられている(図3
4)。
【0076】以上のように構成したリングバインダー3
を位置決めして設置するための綴じ補助具21の作用を
説明する。本実施の形態の綴じ補助具21は、紙1に孔
明けをする機能と、リングバインダー3のカールリング
2を開いて紙1を綴じる機能の二つを備えている。先
ず、紙1に孔5を明ける機能について説明する。この場
合は、従来技術の図46で説明した孔明け作業と略同じ
なので説明を簡単にする。
【0077】図20において、綴じ補助具21の載置部
材22から押え部25が離れるように回動させて起立さ
せ、この状態で載置部材22の平板部22aに紙を載置
し、コ字形の押え部25をくぐらせて紙の先端をバイン
ダー設置部24の位置決め突部27に当接させ紙の位置
決めをした後に、押え部25を倒すことにより位置決め
した紙1は押え部25と、載置部材22の平板部22a
とによって挟持され、マグネット17により強く保持さ
れる。
【0078】その後、バインダー設置部24を軸受孔2
9の軸を回動中心にして載置部材22の裏面側に折返
し、バインダー設置部24の位置決め突部27で位置決
めされた紙1の先端を載置部材22の前縁から突出した
状態にする。そして、従来の図46で示すように、孔明
けパンチ18の位置決め用の凸部20を押え部25のパ
ンチガイド板37の位置決め用の凹部19に嵌合させて
孔明けパンチ18の位置決めをし、パンチガイド板37
で孔明けパンチ18をガイドしながらずらし、紙1に孔
5を明けていく。
【0079】次に、孔5を明けた紙1をリングバインダ
ー3にて綴じる場合について説明する。先ず、図20に
示すように、バインダー設置部24を折り返さないで通
常状態にし、図35に示すように、溝部26にリングバ
インダー3を設置する。この場合、図36に示すよう
に、カールリング2の爪2aが載置部材22側になるよ
うにする。リングバインダー3を溝部26に設置した場
合、カールリング2と位置決め突部27とが無理なく掛
合してリングバインダー3が容易に位置決めされる。こ
のとき、孔5を明けた紙束は一時ずらしておく。
【0080】リングバインダー3が位置決めされたら、
図37に示すように、リング開閉具28Zをカールリン
グ2に挿入していく。このときリング開閉具28Zのガ
イド板28Dは、図38に示すように、溝部26の他側
壁26bの上端と、載置部材22の平板部22aの前縁
下面との間に挿入され、リング開閉具28Zが位置決め
される。これによりリング開閉具28Zの摺動時には、
リング開閉具28Zが確実にガイドされる。
【0081】また、リング開閉具28Zの開閉バー28
Aの上下端部にリング開閉具28Zの長手方向に沿う膨
出部28B,28Cが形成されているので、リング開閉
具28Zはカールリング2及び基部3Aの内側を容易に
摺動し、リングバインダー3のカールリング2の爪2a
が基板3Aから離れてカールリング2が簡単に開くよう
になる。
【0082】リングバインダー3のカールリング2の爪
2aが開いたら、図39に示すように、一時ずらしてお
いた、孔5を開けた紙1を載置部材22に載置して矢印
のように押し込んで、リング開閉具28Zの開閉バー2
8Aに当接させて、紙1の孔5と、カールリング2の爪
2aとを対応させ、対応したら、紙1を押え部25と載
置部材22とによって挟持する。さらに、図40に示す
ように、手を添えて綴じ補助具21を押えて移動しない
ようにしリング開閉具28Zを引き抜く。これによっ
て、カールリング2の爪2aは紙1の孔5に順次挿入し
て紙1が綴じられる。
【0083】リングバインダー3に紙1を嵌める際や、
リングバインダー3を紙1から外す際、紙1の端部をガ
イド板28Dの上面に位置するように、または、ガイド
板28Dで載置するようにして開閉バー28Aに当接さ
せれば、紙1の位置決めを行うことができる。さらに、
リング開閉具28Zをリングバインダー3より引き抜い
て、カールリング2を閉じたとき、ガイド板28Dによ
りカールリング2の先端の爪2aを基部3Aの内周に位
置させることができる。カールリング2の爪2aを確実
に基部3Aの内側に位置させるには、下側の膨出部28
Cの径を上側の膨出部28Bの径より大きくするとよ
い。
【0084】上記はリングバインダー3によって紙1を
綴じる操作について説明したが、紙1からリングバイン
ダー3を取り外す場合は、上記とは逆の順序で行えば良
い。すなわち、紙1を綴じているリングバインダー3が
製本時と同じ向きになるようにしてリングバインダー3
をバインダー設置部24の溝部26に設置させる。そし
て、リングバインダー3を押えながら、紙1を少し引い
てリング開閉具28Zがカールリング22に挿入し易い
ようにする。
【0085】その後、リング開閉具28Zのガイド板2
8Dが載置部材22と、溝部26の他側壁26bの上端
との間に位置するようにしてリング開閉具28Zをカー
ルリング2内に差し込んでいく。これによって、カール
リング2が開くので、紙1を取り外すことができる。そ
の後、カールリング2からバー28を引き抜けばよい。
【0086】上記リング開閉具28Zの補助具としての
綴じ補助具21は、紙1を載置する載置部材22と、紙
1を押さえる押え部25と、紙1を位置決めする機能及
びリングバインダー3を設置する機能を兼用するバイン
ダー設置部24とから概略構成されるものであるが、バ
インダー設置部24の機能を有する装置だけを独立させ
たリングバインダー3のバインダー設置具を形成するこ
とも可能である。
【0087】この場合、バインダー設置具の溝部26の
片側壁部にリング開閉具28Zのガイド板28Dをガイ
ドするガイド部(例えば、壁部に形成した凹部または、
壁部の上端部と他部材とによって形成する嵌合隙間)を
設けることが望ましい。
【0088】また、図41及び図42に示すものは、リ
ング開閉具28の補助具としての、上記のものとは別の
バインダー設置具41である。このバインダー設置具4
1は、側面視三角状の基台42の斜辺部位に板状の紙等
を載置する載置部材43を配置し、この載置部材43の
前側下端部にリングバインダー3を設置するバインダー
設置部44を載置部材43に略直交させて設けたもので
ある。
【0089】バインダー設置部44は、側面視略L字形
をしたもので、底に位置する部位には複数個の位置決め
突部45が間隔を開けて設けられている。位置決め突部
45は二個ずつ並べたものが五列配設されている。載置
部材43の前側下端部は、紙1の孔5がバインダー設置
部44に設置したリングバインダー3のカールリング2
に対応し易いように段部43aに形成されており、この
段部43aの下側に略L字形のバインダー設置部44の
一側端が取り付けられている。
【0090】これによりバインダー設置部44に設置し
たリングバインダー3のカールリング2にリング開閉具
28Zを挿通するのが容易になる。なお、図41及び図
42において、符号46は紙1のガイド部である。そし
て、バインダー設置具41のバインダー設置部44にリ
ングバインダー3を位置決めして設置し、カールリング
2にリング開閉具28Zを挿通させて、開放したカール
リング2を紙1の孔5に嵌入させる態様、また、リング
バインダー3で綴じられている紙1とリングバインダー
3とを分離する態様も上述したものと略同じなので、説
明は省略する。
【0091】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、リング開閉具
の開閉バーの先端部に刀の切っ先状の誘導部を形成した
ので、リングバインダーのカールリング及び基部内にこ
の誘導部を備えたリング開閉具を挿入すれば、誘導部よ
りカールリングは円滑に押し上げられて、カールリング
を容易に開口させることができる。また、カールリング
が開口したら、開閉バーの側壁面に複数枚重合した紙の
孔側の端部を突き当てれば紙の位置決めを行うことがで
きる。さらに、紙の孔とカールリングの爪とを対応させ
て開閉バーをリングバインダーから引き抜いていけば、
カールリングを紙の孔に容易に嵌合させて紙を綴ること
ができる。
【0092】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々にする場合に
は、紙をカールリングの爪側に位置させ、この状態で、
リング開閉具をリングバインダー内に挿入していけば、
紙とリングバインダーとを容易に分離することができ
る。
【0093】請求項2に記載の発明は、リング開閉具の
略刀身状の開閉バーの長手方向の両端縁に夫々膨出部を
設けたので、リング開閉具をリングバインダーのカール
リングの内部に挿入した際には、リング開閉具をリング
バインダーのカールリング及び基部の内周面長手方向に
沿って無理なく摺動させることができる。そして、リン
グ開閉具によりカールリングを開口したら、開閉バーの
側壁面に複数枚重合した紙の孔側の端部を突き当てて、
紙の孔とカールリングの爪とを対応させて、紙の位置決
めすることができる。その後、リング開閉具をリングバ
インダーから引き抜けば、カールリングは紙の孔に嵌合
して紙を簡単に綴じることができる。
【0094】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々にする場合に
は、紙をカールリングの爪側に位置させ、この状態で、
膨出部を有するリング開閉具をリングバインダー内に挿
通させていけば、紙とリングバインダーとを簡単に分離
することができる。
【0095】請求項3に記載された発明は、リング開閉
具の開閉バーの膨出部が突出している側壁面を、リング
バインダーが閉じる際の爪先端の移動軌跡に沿うように
断面直線形にしたので、この直線部分に複数枚重合させ
た紙の孔側の端部を突き当てれば、紙の端部が直線部分
に沿ってずれ、重合した紙の孔の軌跡と、閉じる際のカ
ールリングの爪先端の移動軌跡とを一致させることがで
きる。これによって、紙綴じの際、カールリングを容易
に紙の孔に嵌入させることができる。
【0096】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々に分離する場合
には、紙をカールリングの爪側に位置させ、この状態
で、側壁面を直線形にしたリング開閉具をリングバイン
ダー内に挿通させていけば、紙とリングバインダーとを
別々に分離させることができる。
【0097】請求項4に記載された発明は、開閉バーに
直交させてガイド板を設けたので、リング開閉具をリン
グバインダー内に嵌入させる際、ガイド板の他側面すな
わち下側面がリングバインダーの基部に当接することに
なり、このガイド板でリング開閉具を確実にガイドする
ことができる。さらに、ガイド板の一側面すなわち上側
面をカールリングを紙の孔に嵌入させる際の台座部に形
成させたので、この台座部で紙の端部を支持することが
できると共に、台座部と開閉バーとで紙の位置決めを確
実に行うことができる。これによって、紙の孔にリング
バインダーのカールリングの爪を容易に嵌入させること
ができる。
【0098】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々に分離するに
は、紙をカールリングの爪側に位置させ、かつ、リング
開閉具のガイド板をカールリングの爪側に位置させて、
ガイド板で紙を支持するようにガイド板を紙の最下端部
に挿入しながら、リング開閉具をリングバインダーのカ
ールリング内に挿入していけば、紙とリングバインダー
とを容易に分離することができる。
【0099】請求項5に記載された発明は、リング開閉
具のガイド板を開閉バーに直交する方向に延出したの
で、紙の端部を確実に保持することができると共に、こ
の延出されたガイド板と、開閉バーの側壁面とで紙を確
実に位置決めすることができる。
【0100】請求項6に記載された発明は、リング開閉
具の開閉バーのガイド板が形成されている側壁面を、前
記リングバインダーが閉じる際の爪先端の移動軌跡に沿
うように直線形に形成したので、この直線形の部位に複
数枚重ね合わせた紙の端部を当接させれば、紙の端面を
直線形にずらすことができる。これによって、紙の孔の
軌跡と、カールリングの爪の開閉時の動きとが一致し、
カールリングを紙の孔に容易に嵌入させることができ
る。
【0101】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々に分離する場合
は、紙をカールリングの爪側に位置させると共に、側壁
面が斜め直線形に形成されたリング開閉具のガイド板を
カールリングの爪側に位置させて、ガイド板で紙を支持
するように、ガイド板を紙の最下端部に入れて、リング
開閉具をリングバインダーのカールリング内に挿入して
いけば、紙とリングバインダーとを容易に分離すること
ができる。
【0102】以上のように、誘導部、膨出部、ガイド板
を備えたリング開閉具を使用すれば、リングバインダー
を簡単に開口することができ、紙をリングバインダーで
容易に綴じることができるばかりではなく、リングバイ
ンダーで綴じられている紙と、リングバインダーとを容
易に分離させて別々にすることができる。
【0103】請求項7に記載された発明は、ガイド部の
前側下部にバインダー設置部を回動可能に取り付けたの
で、紙に孔を明ける際にはこのバインダー設置部を折り
曲げて裏側に逃がし、紙を綴じる際には、元に戻すこと
によりバインダー設置部にリングバインダーを設置する
ことができる。このようにバインダー設置部にリングバ
インダーを設置すれば、リングバインダーの位置決めを
確実に行うことができる。さらに、バインダー設置部に
設置したリングバインダーのカールリングにリング開閉
具を挿通すれば、カールリングを容易に開口することが
できる。したがって、リングバインダーを開口させる装
置の構造を簡単に、かつ安価にできると共に、作業の煩
雑さを回避することができる。
【0104】また、綴じ補助具とリング開閉具とを使用
して、紙を綴じているリングバインダーと、紙とを別々
に分離するには、紙及びカールリングの爪を綴じ補助具
の載置部材側に位置させて、リングバインダーをバイン
ダー設置部に設置し、さらに、リング開閉具の、例え
ば、ガイド板を前記載置部材側に位置させて、ガイド板
で紙を支持するようにガイド板を紙の最下端部に挿入し
ながら、リング開閉具をリングバインダーのカールリン
グ内に挿入していけば、紙とリングバインダーとを容易
に分離することができる。
【0105】また、請求項8に記載された発明は、バイ
ンダー設置部に形成した溝部の一側壁に複数個の位置決
め突部を設けたので、この突部にリングバインダーのカ
ールリングを掛合させれば、リングバインダーを確実に
位置決めすることができる。さらに、溝部を形成する他
側壁を溝部の一側壁よりも低く形成したので、この低い
他側壁にガイド板を当接させれば、カールリングに挿入
したリング開閉具を確実にガイドすることができる。
【0106】また、請求項9に記載された発明は、溝部
に設けた位置決め突部の間隔を溝部の、リング開閉具の
挿入口近傍を狭くしたので、リング開閉具をリングバイ
ンダーのカールリングに容易に挿入することができる。
挿入後、間隔を広くした位置決め突部でリングバインダ
ーを保持するので、リング開閉具が確実に案内される。
【0107】請求項10に記載された発明は、バインダ
ー設置具に溝部及び、溝部を形成する、一方を低くした
壁部を設けたので、溝部にリングバインダーを位置決め
設置することができると共に、一方を低くした壁部をリ
ング開閉具のガイド板が当接するガイド部にすることが
できる。従って、このガイド部でリングバインダーを開
口させる際、リング開閉具をガイドすることができる。
このようにバインダー設置具にリングバインダーを設置
し、このリングバインダーにリング開閉具を挿入すれ
ば、リングバインダーのカールリングを容易に開口する
ことができ、紙を容易に綴じることができるだけではな
く、リングバインダーで綴じられた紙と、リングバイン
ダーとを容易に分離することもできる。
【0108】請求項11に記載された発明は、斜面に形
成した板状の載置部材の両側に紙をガイドするガイド部
を設けると共に、載置部材の前側下端部にバインダ設置
部を直交させて設けたので、載置部材に載置させた紙の
位置決めを確実に行うことができる。さらに、バインダ
設置部に複数個の位置決め突部を設けたので、この位置
決め突部にリングバインダーのカールリングを掛合させ
れば、リングバインダーが固定され、リングバインダー
にリング開閉具を挿入させる際、また、リングバインダ
ーからリング開閉具を引き抜く際、リング開閉具の操作
を容易に行うことができる。従って、リングバインダー
での紙綴じを容易に行うことができる。また、このバイ
ンダー設置具に紙を綴じているリングバインダーを設置
すれば、リングバインダーにリング開閉具を挿入させ易
くなり、リングバインダーで綴じられている紙と、リン
グバインダーとを容易に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリング開閉具の実施の形態を概略
的に示した正面図である。
【図2】図1に示すもののQ−Q線に沿う断面図であ
る。
【図3】図1に示すリング開閉具でリングバインダーを
開口させているところを示す斜視図である。
【図4】図1に示すリング開閉具によって開口させたリ
ングバインダーで紙を綴じるところを示す一部断面図で
ある。
【図5】本発明のリング開閉具の他の例を示す正面図で
ある。
【図6】図5に示すもののS−S線に沿う断面図であ
る。
【図7】図5に示すリング開閉具でリングバインダーを
開口させているところを示す斜視図である。
【図8】図5に示すリング開閉具によって開口させたリ
ングバインダーで紙を綴じるところを示す一部断面図で
ある。
【図9】(a)図6に示す対応図で、リング開閉具の側
壁面を直線形に変形させた断面図である。 (b)リング開閉具で開口したリングバインダーを綴じ
る際、カールリングの爪の移動軌跡を示す拡大断面図で
ある。
【図10】本発明のリング開閉具のさらに他の例を示す
正面図である。
【図11】図10のL矢視図である。
【図12】図10のM−M線に沿う断面図である。
【図13】図11のN−N線に沿う断面図である。
【図14】図10に示すものの先端部近傍を拡大して示
す斜視図である。
【図15】図10に示すリング開閉具によって開口させ
たリングバインダーで紙を綴じるところを示す一部断面
図である。
【図16】図10に示すものの他の例を示す正面図であ
る。
【図17】図16に示すもののO矢視図である。
【図18】図17に示すもののP−P線に沿う断面図で
ある。
【図19】図12に対応する図で、リング開閉具の側壁
面を直線形に変形させた断面図である。
【図20】リング開閉具の機能を高めるための綴じ補助
具の斜視図である。
【図21】図20に示すもののA−A線に沿う断面図で
ある。
【図22】図20に示すバインダー設置部の平面図であ
る。
【図23】図22に示すもののB矢視図である。
【図24】図22に示すものの底面図である。
【図25】図22に示すもののC矢視図である。
【図26】図22に示すもののD−D線に沿う断面図で
ある。
【図27】図20に示す載置部材の平面図である。
【図28】図27に示すもののE矢視図である。
【図29】図27に示すもののG−G線に沿う断面図で
ある。
【図30】図27に示すもののH−H線に沿う断面図で
ある。
【図31】図20に示す紙等を押える押え部の平面図で
ある。
【図32】図31に示すもののI矢視図である。
【図33】図31に示すもののJ−J線に沿う断面図で
ある。
【図34】図31に示すもののK−K線に沿う断面図で
ある。
【図35】綴じ補助具のバインダー設置部にリングバイ
ンダーを設置したところ示す斜視図である。
【図36】リングバインダーの設置の向きを示した図3
5の一部拡大斜視図である。
【図37】図35に示すリングバインダーのカールリン
グにリング開閉具を挿入しているところを示す斜視図で
ある。
【図38】綴じ補助具のバインダー設置部に配置したリ
ングバインダーのカールリングをリング開閉具で開口し
て、紙を綴じようとするところを示す断面図である。
【図39】リング開閉具でリングバインダーのカールリ
ングを開き、カールリングに紙を係合させているところ
示す斜視図である。
【図40】図39に示す紙を手で整えながらリング開閉
具を引き抜くところを示す斜視図である。
【図41】バインダー設置具の他の例を示す斜視図であ
る。
【図42】図41に示すものの斜視図である。
【図43】従来のものを示し、紙をリングバインダーで
綴じた斜視図である。
【図44】従来の紙綴じ装置を示す斜視図である。
【図45】従来の紙綴じ装置によってリングバインダー
のカールリングを開いているところを示す要部の上面図
である。
【図46】従来の紙綴じ装置で紙の孔明け作業を行うと
ころの斜視図である。
【符号の説明】
1 紙 2 カールリング 2a 爪 3 リングバインダー 3A 基部 21 綴じ補助具 22 載置部材 23 ガイド部 24 バインダー設置部 25 押え部 26 溝部 27 位置決め突部 28A 開閉バー 28B 膨出部 28C 膨出部 28D ガイド板 28X リング開閉具 28Y リング開閉具 28Z リング開閉具 28a 誘導部 28b 側壁面 38A 開閉バー 38D ガイド板 38Z リング開閉具 41 バインダー設置具 43 載置部材 44 バインダ設置部 45 位置決め突部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月9日(2000.11.
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明は上記課題を解決するための手段と
して、請求項1に記載された発明は、リングバインダー
のカールリング及び基部の内側に挿通する正面視略刀身
状の開閉バーを形成し、該開閉バーの先端部に、該開閉
バーを前記カールリング内に誘導する誘導部を設けると
共に、前記開閉バーの前記誘導部を除く部分は、前記リ
ングバインダーの直径を越え、かつ、前記カールリング
を拡げるだけの巾を有していることを特徴とするもので
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、紙を綴じているリングバインダーを
外して、紙とリングバインダーとを別々に分離するに
は、紙をカールリングの爪側に位置させ、かつ、リング
開閉具のガイド板をカールリングの爪側に位置させて、
ガイド板で紙を支持するようにガイド板を紙の最下端部
に挿入しながら、リング開閉具をリングバインダーのカ
ールリング内に挿入すれば、カールリングを開口させる
ことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】開閉バー28Aの先端の誘導部28aは、
直線状本体部の長手方向の一側端縁(刀の刃に対応する
部位)を他側端縁(刀の背または峰に対応する部位)よ
りも短くして丸みをもたせた形状にしてある。すなわ
ち、先端には刀の切っ先状の丸みを持たせている。な
お、誘導部28aの形状は、上記のような刀の切っ先状
の丸みに限定されず、カールリング2に挿入させ易い形
状であれば、どのような形でも良い。例えば、開閉バー
28Aの先端に進むに従って、一側端縁と他側端縁とが
接近する三角状のもの、すなわち、先端に向かって下り
勾配をした形状にしてもよいし、先端部を単なる円弧
状、楕円状に形成しても良い。また、開閉バー28Aの
誘導部28aを除く部分は、挿入されるリングバインダ
ー3の直径を越え、カールリング2を拡げるだけの巾を
有する。図1において、符号28Eで示すものは、開閉
バー28Aの後端部に設けた柄である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】なお、このリング開閉具38Zの開閉バー
38Aの先端にも誘導部38aが形成されると共に、開
閉バー38Aの長手方向の両端縁にも膨出部38B、3
8Cが形成されている。さらに、開閉バー38Aの側壁
面38bにも紙1を突き当てることができる。そして、
開閉バー38Aの誘導部38aを除く部分は、挿入され
るリングバインダー3の直径を越え、カールリング2を
拡げるだけの巾を有している。このリング開閉具38Z
の作用はリング開閉具28Zのものと略同様なので説明
は省略する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、開閉バーの先
端部に誘導部を設けたので、この開閉バーをリングバイ
ンダーのカールリング及び基部内に挿入すれば、誘導部
によりカールリングは円滑に押し上げられる。また、開
閉バーは、前記リングバインダーの直径を越え、かつ、
前記カールリングを拡げるだけの巾を有しているので、
誘導部により押し上げられたカールリングは、その先端
の爪が基部より離れることになり、カールリングを確実
に開口させることができる。また、カールリングが開口
したら、開閉バーの側壁面に複数枚重合した紙の孔側の
端部を突き当てれば紙の位置決めを行うことができる。
さらに、紙の孔とカールリングの爪とを対応させて開閉
バーをリングバインダーから引き抜いていけば、カール
リングを紙の孔に容易に嵌合させて紙を綴ることができ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月16日(2001.1.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、請求項1に記載された発明は、
リングバインダーのカールリング及び基部の内側に挿通
する開閉バーを形成し、該開閉バーの先端部に、該開閉
バーを前記カールリング内に誘導する誘導部を設けると
共に、前記開閉バーの前記誘導部を除く部分は、前記リ
ングバインダーの直径を越え、かつ、前記カールリング
を拡げるだけの巾を有していることを特徴とするもので
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項1に記載の発明によれば、リング開
閉具の開閉バーの先端部に誘導部を設け、この開閉バー
の誘導部をリングバインダーのカールリング及び基部内
に挿入させれば、開閉バーの誘導部を除く部分は、リン
グバインダーの直径を越え、かつ、カールリングを拡げ
るだけの巾を有しているため、個々のカールリングは誘
導部より押し上げられて順次開口する。このようにして
カールリングが開口したら、リング開閉具の開閉バーの
側面に複数枚重合させた紙の孔側の端部を突き当て、紙
の孔と、カールリングの爪とを対応させて、リング開閉
具をリングバインダーから引き抜けば、カールリングは
紙の孔に嵌合して紙綴じが行われる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項2に記載の発明によれば、リング開
閉具の開閉バーの長手方向の両端縁夫々膨出部を設け
て、リング開閉具の開閉バーをリングバインダーの内部
に挿入した際、リング開閉具の開閉バーをカールリング
に沿って摺動させる。リング開閉具がカールリングを開
口したら、リング開閉具の開閉バーの側壁面に複数枚重
合した紙の孔側の端部を突き当て、紙の孔と、カールリ
ングの爪とを対応させてリング開閉具をリングバインダ
ーから引き抜けば、カールリングは紙の孔に嵌合して紙
は綴じられる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】請求項4に記載の発明によれば、先端部に
誘導部を設けた開閉バー、または、先端部に誘導部を設
けると共に、長手方向の両端縁に膨出部を設けた開閉バ
ーの夫々の背側近傍に開閉バーの側壁面に直交するガイ
ド板を設ける。そして、このガイド板を設けたリング開
閉具によって、リングバインダーのカールリングを開口
させる際は、カールリングにリング開閉具を挿入してい
けば、ガイド板の他側面(例えば、リング開閉具を縦に
して機能させた場合、下側になる面)が、リングバイン
ダーの基部に接して挿入時のガイドとなる。そして、カ
ールリングを開口させたら、ガイド板の一側面(上側に
なる面)を紙の台座部にして紙の孔側の端部を保持させ
ると共に、紙の端部をリング開閉具の開閉バーの側壁面
に突き当てて紙の位置決めをする。紙の位置決めをした
ら、リング開閉具を引き抜いてゆけば、カールリングの
爪が紙の孔に順次挿入して紙が綴じられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、リング開閉具
開閉バーの先端部に誘導部を設けたので、この開閉バ
の誘導部をリングバインダーのカールリング及び基部
内に挿入すれば、誘導部によりカールリングは円滑に押
し上げられる。また、リング開閉具の開閉バーは、前記
リングバインダーの直径を越え、かつ、前記カールリン
グを拡げるだけの巾を有しているので、誘導部により押
し上げられたカールリングは、その先端の爪が基部より
離れることになり、カールリングを確実に開口させるこ
とができる。また、カールリングが開口したら、リング
開閉具の開閉バーの側壁面に複数枚重合した紙の孔側の
端部を突き当てれば紙の位置決めを行うことができる。
さらに、紙の孔とカールリングの爪とを対応させてリン
グ開閉具をリングバインダーから引き抜いていけば、カ
ールリングを紙の孔に容易に嵌合させて紙を綴ることが
できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】請求項2に記載の発明は、リング開閉具の
開閉バーの長手方向の両端縁に夫々膨出部を設けたの
で、リング開閉具の開閉バーをリングバインダーのカー
ルリングの内部に挿入した際には、リング開閉具の開閉
バーをリングバインダーのカールリング及び基部の内周
面長手方向に沿って無理なく摺動させることができる。
そして、リング開閉具によりカールリングを開口した
ら、リング開閉具の開閉バーの側壁面に複数枚重合した
紙の孔側の端部を突き当てて、紙の孔とカールリングの
爪とを対応させて、紙の位置決めすることができる。そ
の後、リング開閉具をリングバインダーから引き抜け
ば、カールリングは紙の孔に嵌合して紙を簡単に綴じる
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時田 康弘 東京都葛飾区立石3丁目7番9号 カール 事務器株式会社内 Fターム(参考) 2C017 UD10 UD15 UD30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングバインダーのカールリング及び基
    部の内側に挿通する正面視略刀身状の開閉バーを形成
    し、該開閉バーの先端部に、該開閉バーを前記カールリ
    ング内に誘導する誘導部を設けたことを特徴とするリン
    グ開閉具。
  2. 【請求項2】 前記開閉バーの長手方向の両端縁に前記
    カールリング及び基部の内側を摺接する膨出部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のリング開閉具。
  3. 【請求項3】 前記開閉バーの前記膨出部が突出してい
    る側の側壁面を、リングバインダーの閉じる際の爪先端
    の移動軌跡に沿うように、前記側壁面の下部から上側膨
    出部の接線方向に延びる直線形としたことを特徴とする
    請求項2記載のリング開閉具。
  4. 【請求項4】 前記開閉バーの側壁面の背側近傍に前記
    開閉バーに直交するガイド板を形成し、該ガイド板の一
    側面を紙保持用の台座部に、他側面をカールリング挿入
    時のガイドに夫々形成したことを特徴とする請求項1,
    2または3記載のリング開閉具。
  5. 【請求項5】 前記ガイド板が紙の端部を確実に保持す
    るように、前記開閉バーに直交する方向に延出されてい
    ることを特徴とする請求項4記載のリング開閉具。
  6. 【請求項6】 前記開閉バーのガイド板が形成されてい
    る側壁面を、リングバインダーの閉じる際の爪先端の移
    動軌跡に沿うように、前記側壁面の下部から上側膨出部
    の接線方向に延びる直線形としたことを特徴とする請求
    項4または5記載のリング開閉具。
  7. 【請求項7】 紙等を載置する平板状の載置部材の幅方
    向両側部にガイド部を一体に設け、該ガイド部の前側下
    部に前記載置部材の前縁下面と一部が対向する、前記リ
    ングバインダーを位置決めするバインダー設置部を回動
    可能に取り付けると共に、前記ガイド部の前側上部に前
    記載置部材に載置した紙等を押さえる押え部を回動可能
    に取付けた綴じ補助具を形成し、該綴じ補助具の前記バ
    インダー設置部に設置された前記リングバインダーのカ
    ールリングを開放するリング開閉具を設けたことを特徴
    とする綴じ装置。
  8. 【請求項8】 前記バインダー設置部に前記リングバイ
    ンダーを設置する溝部を、前記載置部材の前縁に沿わせ
    て設け、該溝部の一側壁に前記リングバインダーのカー
    ルリングが掛合する複数個の位置決め突部を、間隔を開
    けて設け、前記溝部の他側壁を前記一側壁よりも低く形
    成して、その上端を前記リング開閉具のガイド板の案内
    部にしたことを特徴とする請求項7記載の綴じ装置。
  9. 【請求項9】 前記溝部の一側壁に設けた位置決め突部
    の間隔は、前記溝部の、前記リング開閉具を挿入する挿
    入口近傍が狭く、該挿入口近傍を過ぎた部位から広くさ
    れていることを特徴とする請求項8記載の綴じ装置。
  10. 【請求項10】 前記リングバインダーを位置決めする
    溝部と、該溝部を形成する、一方を低くした壁部とから
    なるバインダー設置具を設け、該バインダー設置具に設
    置した前記リングバインダーのカールリングを開口する
    リング開閉具を設けたことを特徴とする綴じ装置。
  11. 【請求項11】 紙等を載置する、斜面に形成した板状
    の載置部材を設け、該載置部材の下端部にリングバイン
    ダーを位置決めするバインダ設置部を前記載置部材に略
    直交させて設けると共に、前記バインダ設置部に前記リ
    ングバインダーが係合する複数個の位置決め突部を形成
    したバインダー設置具を設け、該バインダ設置具に設置
    した前記リングバインダーのカールリングを開口させる
    リング開閉具を設けたことを特徴とする綴じ装置。
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