JP2001190936A - 濾過装置 - Google Patents
濾過装置Info
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- JP2001190936A JP2001190936A JP2000003456A JP2000003456A JP2001190936A JP 2001190936 A JP2001190936 A JP 2001190936A JP 2000003456 A JP2000003456 A JP 2000003456A JP 2000003456 A JP2000003456 A JP 2000003456A JP 2001190936 A JP2001190936 A JP 2001190936A
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- Japan
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- hollow fiber
- fiber membrane
- membrane filter
- filter module
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中空糸膜フィルターモジュール内で剥離した
不純物を、内部にとじ込めることなく外へ排出し、再付
着を阻止する。 【解決手段】 取入口５に第１と第２の取出口９，１１
とを備えたハウジング１内に、上下に長い中空糸膜フィ
ルターモジュール１３を配置し、中空糸膜フィルターモ
ジュール１３内に、上下方向に沿って多数の浮子２９が
設けられた洗浄糸１５を複数吊下げ支持し、その洗浄糸
１５を、洗浄水と一緒に空気吹出しノズル３３から空気
を吹き出して上下，左右，前後に踊らせて、中空糸膜フ
ィルターモジュール１３を外側へ押し拡げ、そこから剥
離した内部の不純物を外へ流出させる。
不純物を、内部にとじ込めることなく外へ排出し、再付
着を阻止する。 【解決手段】 取入口５に第１と第２の取出口９，１１
とを備えたハウジング１内に、上下に長い中空糸膜フィ
ルターモジュール１３を配置し、中空糸膜フィルターモ
ジュール１３内に、上下方向に沿って多数の浮子２９が
設けられた洗浄糸１５を複数吊下げ支持し、その洗浄糸
１５を、洗浄水と一緒に空気吹出しノズル３３から空気
を吹き出して上下，左右，前後に踊らせて、中空糸膜フ
ィルターモジュール１３を外側へ押し拡げ、そこから剥
離した内部の不純物を外へ流出させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空糸膜フィル
ターを用いた濾過装置に関する。
ターを用いた濾過装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】濾過装置に用いられる中空糸膜フィルタ
ーは、内部が通路となるパイプ状に形成された中空糸壁
面に、０．０３μの超微細孔が無数に空いていて、壁面
から中空糸の中に向かって処理水が流れる過程で、超微
細孔を通過できない不純物が阻止されることで、濾過が
行なわれるようになっている。
ーは、内部が通路となるパイプ状に形成された中空糸壁
面に、０．０３μの超微細孔が無数に空いていて、壁面
から中空糸の中に向かって処理水が流れる過程で、超微
細孔を通過できない不純物が阻止されることで、濾過が
行なわれるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】所定時間使用後の中空
糸膜フィルターの表面に、不純物が付着すると、濾過効
率が低下するとことから、洗浄水と一緒に下から空気を
吹出して中空糸膜フィルターを踊らせ、付着した不純物
を剥離し、外へ排水する洗浄作業を定期的に行なってい
る。
糸膜フィルターの表面に、不純物が付着すると、濾過効
率が低下するとことから、洗浄水と一緒に下から空気を
吹出して中空糸膜フィルターを踊らせ、付着した不純物
を剥離し、外へ排水する洗浄作業を定期的に行なってい
る。
【０００４】ところが、図１０に示すように、濾過装置
１０１の取入口１０３から濾過水取出口１０５までの差
圧ΔＰは、回数を重ねるごとに初期差圧が高くなってい
く。その実験データを図１１に示す。
１０１の取入口１０３から濾過水取出口１０５までの差
圧ΔＰは、回数を重ねるごとに初期差圧が高くなってい
く。その実験データを図１１に示す。
【０００５】図１１は、黒丸が洗浄後の初期差圧を示
し、白丸が一定期間運転後、不純物が付着して差圧が順
次高くなっていき、１．０ｋｇ／ｃｍ2 値の所で、洗浄
を開始する洗浄開始時を示している。
し、白丸が一定期間運転後、不純物が付着して差圧が順
次高くなっていき、１．０ｋｇ／ｃｍ2 値の所で、洗浄
を開始する洗浄開始時を示している。
【０００６】この図によれば、洗浄回数を重ねるごとに
初期差圧の値が高くなっていき、ついには、薬剤（２重
丸）によって洗浄することで、当初の初期差圧（０．４
ｋｇ／ｃｍ2 ）に回復するようになる。
初期差圧の値が高くなっていき、ついには、薬剤（２重
丸）によって洗浄することで、当初の初期差圧（０．４
ｋｇ／ｃｍ2 ）に回復するようになる。
【０００７】洗浄回数を重ねるごとに、初期差圧が順次
高くなる理由は、中空糸膜フィルターが中空糸を約一万
本束ねたモジュール構造となっているため、洗浄時に内
部で剥離した不純物が、束ねられた中空糸によってとじ
込められるため、外へ出にくく再付着が起こる。それが
積み重ねられるとこで、前記問題が起こるものと考えら
れる。
高くなる理由は、中空糸膜フィルターが中空糸を約一万
本束ねたモジュール構造となっているため、洗浄時に内
部で剥離した不純物が、束ねられた中空糸によってとじ
込められるため、外へ出にくく再付着が起こる。それが
積み重ねられるとこで、前記問題が起こるものと考えら
れる。
【０００８】そこで、この発明は、中空糸膜フィルター
モジュール内で剥離した不純物がとじ込められることな
く円滑に外へ出られるようにした濾過装置を提供するこ
とを目的としている。
モジュール内で剥離した不純物がとじ込められることな
く円滑に外へ出られるようにした濾過装置を提供するこ
とを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項１によれば、取入口と第１，第２
の取出口とを備えたハウジング内に、上下に長い中空糸
膜フィルターモジュールを配置し、中空糸膜フィルター
モジュール内に、上下方向に沿って多数に浮子が設けら
れた洗浄糸を複数吊下げ支持する一方、ハウジング内の
底部に、上方へ向けて空気を吹出す空気吹出しノズルを
設ける。
に、この発明の請求項１によれば、取入口と第１，第２
の取出口とを備えたハウジング内に、上下に長い中空糸
膜フィルターモジュールを配置し、中空糸膜フィルター
モジュール内に、上下方向に沿って多数に浮子が設けら
れた洗浄糸を複数吊下げ支持する一方、ハウジング内の
底部に、上方へ向けて空気を吹出す空気吹出しノズルを
設ける。
【００１０】これにより、取入口からの処理水は、中空
糸膜フィルターを通過する時に不純物は阻止され、その
濾過水を、例えば第１の取出口から取り出せるようにな
る。
糸膜フィルターを通過する時に不純物は阻止され、その
濾過水を、例えば第１の取出口から取り出せるようにな
る。
【００１１】一方、所定期間使用後、中空糸に付着した
不純物を取除くには、取入口から洗浄水を送り込むのと
同時に、空気吹出しノズルから勢いよく空気を上方へ吹
き出す。この時、浮子は上昇する空気によって上昇、あ
るいは、左右・前後へ激しく揺れ動くことで、中空糸膜
フィルターを踊らせ、不純物を剥離する。と同時に浮子
及び洗浄糸の動きによって中空糸は外側へ押し拡げられ
て中空糸と中空糸の間に大きな隙間が作られる結果、剥
離した内部の不純物はとじ込められることなく外へ流出
し、第２の取出口から洗浄水及び空気と一緒に外へ排出
される。
不純物を取除くには、取入口から洗浄水を送り込むのと
同時に、空気吹出しノズルから勢いよく空気を上方へ吹
き出す。この時、浮子は上昇する空気によって上昇、あ
るいは、左右・前後へ激しく揺れ動くことで、中空糸膜
フィルターを踊らせ、不純物を剥離する。と同時に浮子
及び洗浄糸の動きによって中空糸は外側へ押し拡げられ
て中空糸と中空糸の間に大きな隙間が作られる結果、剥
離した内部の不純物はとじ込められることなく外へ流出
し、第２の取出口から洗浄水及び空気と一緒に外へ排出
される。
【００１２】したがって、不純物の再付着は小さく抑え
られ、所定の初期差圧に回復できる。また、この発明の
請求項２によれば、取入口と第１，第２の取出口とを備
えたハウジング内に、上下に長い中空糸膜フィルターモ
ジュールを配置し、中空糸膜フィルターモジュール内
に、上下動可能なフロートを設ける一方、ハウジング内
の底部に、上方へ向けて空気を吹出す空気吹出ノズルを
設ける。
られ、所定の初期差圧に回復できる。また、この発明の
請求項２によれば、取入口と第１，第２の取出口とを備
えたハウジング内に、上下に長い中空糸膜フィルターモ
ジュールを配置し、中空糸膜フィルターモジュール内
に、上下動可能なフロートを設ける一方、ハウジング内
の底部に、上方へ向けて空気を吹出す空気吹出ノズルを
設ける。
【００１３】これにより、取入口からの処理水は、中空
糸膜フィルターを通過する時に不純物は阻止され、その
濾過水を、例えば、第１の取出口から取出せるようにな
る。一方、所定期間使用後、中空糸に付勢した不純物を
取除くには、取入口から洗浄水を送り込むのと同時に、
空気吹出しノズルから空気を勢いよく上方へ吹き出す。
この時、中空糸膜フィルターモジュールは多数の空気に
よって激しく踊り、中空糸に付着した不純物は剥離す
る。と同時にフロートの上下動で中空糸膜フィルターは
外側へ押し拡げられて、中空糸と中空糸の間に大きな空
間が作られる結果、剥離した内部の不純物はとじ込めら
れることなく外へ流出し、第２の取出口から洗浄水及び
空気と一緒に外へ排出される。したがって、不純物の再
付着は小さく抑えられ、所定の初期差圧に回復できる。
糸膜フィルターを通過する時に不純物は阻止され、その
濾過水を、例えば、第１の取出口から取出せるようにな
る。一方、所定期間使用後、中空糸に付勢した不純物を
取除くには、取入口から洗浄水を送り込むのと同時に、
空気吹出しノズルから空気を勢いよく上方へ吹き出す。
この時、中空糸膜フィルターモジュールは多数の空気に
よって激しく踊り、中空糸に付着した不純物は剥離す
る。と同時にフロートの上下動で中空糸膜フィルターは
外側へ押し拡げられて、中空糸と中空糸の間に大きな空
間が作られる結果、剥離した内部の不純物はとじ込めら
れることなく外へ流出し、第２の取出口から洗浄水及び
空気と一緒に外へ排出される。したがって、不純物の再
付着は小さく抑えられ、所定の初期差圧に回復できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図１乃至図６を参照しなが
ら、この発明の第１の実施形態について具体的に説明す
る。
ら、この発明の第１の実施形態について具体的に説明す
る。
【００１５】図２において、１は濾過装置３のハウジン
グを示している。
グを示している。
【００１６】ハウジング１には、下側に処理水及び洗浄
水を取入れる取入口５とドレン口７が、上側に第１，第
２の取出口９，１１がそれぞれ設けられている。
水を取入れる取入口５とドレン口７が、上側に第１，第
２の取出口９，１１がそれぞれ設けられている。
【００１７】ハウジング１内には、中空糸膜フィルター
モジュール１３と、複数の洗浄糸１５が設けられてい
る。
モジュール１３と、複数の洗浄糸１５が設けられてい
る。
【００１８】中空糸膜フィルターモジュール１３は、図
３及び図４に示すように内部が通路となる上下に細い中
空糸１７の下側を上方へ折り返しポッテング部１９によ
って約一万本束ね、下側が自由端となるＵ型モジュール
構造となっている。
３及び図４に示すように内部が通路となる上下に細い中
空糸１７の下側を上方へ折り返しポッテング部１９によ
って約一万本束ね、下側が自由端となるＵ型モジュール
構造となっている。
【００１９】この場合、図７に示すように、中空糸１７
の上下をポッテング部１９によって一つに束ね、中央の
集水管２１から濾過水を取出するＩ型モジュール構造で
あってもよい。
の上下をポッテング部１９によって一つに束ね、中央の
集水管２１から濾過水を取出するＩ型モジュール構造で
あってもよい。
【００２０】中空糸膜フィルターモジュール１３のポッ
テング部１９は、フィルターモジュール取付板２３によ
ってハウジング１の上部に独立した濾過水取出室２５が
作られるようになっている。
テング部１９は、フィルターモジュール取付板２３によ
ってハウジング１の上部に独立した濾過水取出室２５が
作られるようになっている。
【００２１】濾過水取出室２５はハウジング本体内２７
とは水密状態に仕切られていて、その濾過水取出室２５
に前記第１の取出口９が、ハウジング本体内２７の上部
に前記第２の取出口１１がそれぞれ設けられている。
とは水密状態に仕切られていて、その濾過水取出室２５
に前記第１の取出口９が、ハウジング本体内２７の上部
に前記第２の取出口１１がそれぞれ設けられている。
【００２２】洗浄糸１５は、中央部位と、その外周に四
箇所，計５箇所に配置され、中空糸１７をポッテング部
１９によって束ねる時に、一緒に束ねることで吊下げ支
持されている。
箇所，計５箇所に配置され、中空糸１７をポッテング部
１９によって束ねる時に、一緒に束ねることで吊下げ支
持されている。
【００２３】洗浄糸１５には、図５に示すように、所定
の間隔で浮子２９が設けられ、一番下は重り３１となっ
ていて、各洗浄糸１５の内、中央部位のものが、他の四
箇所のものより長く設定されている。
の間隔で浮子２９が設けられ、一番下は重り３１となっ
ていて、各洗浄糸１５の内、中央部位のものが、他の四
箇所のものより長く設定されている。
【００２４】一方、ハウジング１の底部には上方へ向け
て空気を吹き出す空気吹出しノズル３３が配置されてい
る。
て空気を吹き出す空気吹出しノズル３３が配置されてい
る。
【００２５】このように構成された濾過装置３によれ
ば、取入口５から処理水を送り込むことで、処理水中の
不純物は中空糸膜フィルターモジュール１３によって濾
過され、その濾過水は第１の取出口９から取出される。
ば、取入口５から処理水を送り込むことで、処理水中の
不純物は中空糸膜フィルターモジュール１３によって濾
過され、その濾過水は第１の取出口９から取出される。
【００２６】一方、一定期間使用後、中空糸膜フィルタ
ーモジュール１３に付着した不純物を取除くには、取入
口５から洗浄水を送り込むと同時に、下から上方へ向け
て空気吹出しノズル３３から空気を吹き出す。
ーモジュール１３に付着した不純物を取除くには、取入
口５から洗浄水を送り込むと同時に、下から上方へ向け
て空気吹出しノズル３３から空気を吹き出す。
【００２７】この時、図６に示すように、空気は気泡と
なって上昇し、その作用で各浮子２９は上昇あるいは、
左右，前後へ激しく揺れ動くことで、中空糸膜フィルタ
ーモジュール１３を踊らせ、不純物を剥離する。と同時
に浮子２９及び洗浄糸５の動きによって中空糸１７は外
側へ押し拡げられて中空糸１７と中空糸１７との間に大
きな隙間が作られる結果、剥離した内部の不純物はとじ
込められることなく中空糸膜フィルターモジュール１３
の外へ流出し、洗浄水及び空気と一緒に第２の取出口１
１から外へ排出される。
なって上昇し、その作用で各浮子２９は上昇あるいは、
左右，前後へ激しく揺れ動くことで、中空糸膜フィルタ
ーモジュール１３を踊らせ、不純物を剥離する。と同時
に浮子２９及び洗浄糸５の動きによって中空糸１７は外
側へ押し拡げられて中空糸１７と中空糸１７との間に大
きな隙間が作られる結果、剥離した内部の不純物はとじ
込められることなく中空糸膜フィルターモジュール１３
の外へ流出し、洗浄水及び空気と一緒に第２の取出口１
１から外へ排出される。
【００２８】したがって、不純物の再付着は小さく抑え
られ、所定の初期差圧に回復できる。
られ、所定の初期差圧に回復できる。
【００２９】図８と図９は、第２の実施形態を示したも
のである。
のである。
【００３０】即ち、中空糸膜フィルターモジュール１３
の中央部と案内部材３５を設け、その案内部材３５に、
所定の水圧が下からかかると上昇し、水圧が弱くなると
下降する上下動可能なフロート３７が設けられている。
フロート３７は、円錘台の形状となっていて、上昇する
時に中空糸１７を外側へ押し拡げる作用を備える構造と
なっている。
の中央部と案内部材３５を設け、その案内部材３５に、
所定の水圧が下からかかると上昇し、水圧が弱くなると
下降する上下動可能なフロート３７が設けられている。
フロート３７は、円錘台の形状となっていて、上昇する
時に中空糸１７を外側へ押し拡げる作用を備える構造と
なっている。
【００３１】なお、他の構成要素は、第１の実施形態と
同一のため、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
同一のため、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【００３２】したがって、第２の実施形態によれば、不
純物を取除く時に、取入口５から洗浄水を送り込むと共
に、空気吹出しノズル３３から上方へ向けて空気を吹き
出す。この時、図９に示すように空気は気泡となって勢
いよく上昇しフロート３７を上昇させる。このフロート
３７の動きにより中空糸１７を押し拡げ、中空糸１７と
中空糸１７との間に大きな隙間が作られる結果、矢印の
如く外への流れと相俟って剥離した内部の不純物はとじ
込められることなく中空糸膜フィルターモジュール１３
の外へ流出し、洗浄水及び空気と一緒に第２の取出口１
１から外へ排出される。
純物を取除く時に、取入口５から洗浄水を送り込むと共
に、空気吹出しノズル３３から上方へ向けて空気を吹き
出す。この時、図９に示すように空気は気泡となって勢
いよく上昇しフロート３７を上昇させる。このフロート
３７の動きにより中空糸１７を押し拡げ、中空糸１７と
中空糸１７との間に大きな隙間が作られる結果、矢印の
如く外への流れと相俟って剥離した内部の不純物はとじ
込められることなく中空糸膜フィルターモジュール１３
の外へ流出し、洗浄水及び空気と一緒に第２の取出口１
１から外へ排出される。
【００３３】したがって、不純物の再付着は起こらず、
所定の初期差圧に回復できる。
所定の初期差圧に回復できる。
【００３４】なお、この第２の実施形態において、フロ
ート３７を上下動させる案内部材３５は、図７に示すＩ
型モジュール構造の中空糸膜フィルターモジュール１３
を用いる場合には、中央部位の集水管２１を兼ねる構造
となる。
ート３７を上下動させる案内部材３５は、図７に示すＩ
型モジュール構造の中空糸膜フィルターモジュール１３
を用いる場合には、中央部位の集水管２１を兼ねる構造
となる。
【００３５】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の濾過
装置によれば、中空糸膜フィルターモジュール内で剥離
した不純物を、内部にとじ込めることなく外へ排出する
ことができる。このため再付着がなくなり、所定の初期
差圧に回復できる。
装置によれば、中空糸膜フィルターモジュール内で剥離
した不純物を、内部にとじ込めることなく外へ排出する
ことができる。このため再付着がなくなり、所定の初期
差圧に回復できる。
【図１】この発明にかかる濾過装置の中空糸膜フィルタ
ーモジュールの説明図。
ーモジュールの説明図。
【図２】濾過装置の全体の概要説明図。
【図３】中空糸膜フィルターモジュールのＵ型モジュー
ル構造を一本の中空糸で示した説明図。
ル構造を一本の中空糸で示した説明図。
【図４】中空糸をポッテング部で束ねた要部の斜視図。
【図５】浮子が設けられた洗浄糸の説明図。
【図６】不純物剥離時の動作説明図。
【図７】中空糸膜フィルターモジュールのＩ型モジュー
ル構造の説明図。
ル構造の説明図。
【図８】中空糸膜フィルターをフロートで押し拡げる第
２の実施形態を示した動作説明図。
２の実施形態を示した動作説明図。
【図９】中空糸膜フィルターをフロートで押し拡げる第
２の実施形態を示した動作説明図。
２の実施形態を示した動作説明図。
【図１０】濾過装置全体の概要説明図。
【図１１】不純物を取除く洗浄回数と差圧との関係を示
した説明図。
した説明図。
１ ハウジング ５ 取入口 ９，１１ 取出口 １３ 中空糸膜フィルターモジュール １５ 洗浄糸 ２９ 浮子 ３３ 空気吹出しノズル
Claims (2)
- 【請求項１】 取入口と第１と第２の取出口とを備えた
ハウジング内に、上下に長い中空糸膜フィルターモジュ
ールを配置し、中空糸膜フィルターモジュール内に、上
下方向に沿って多数の浮子が設けられた洗浄糸を複数吊
下げ支持する一方、ハウジング内の底部に、上方へ向け
て空気を吹出す空気吹出しノズルを設けたことを特徴と
する濾過装置。 - 【請求項２】 取入口と第１と第２の取出口とを備えた
ハウジング内に、上下に長い中空糸膜フィルターモジュ
ールを配置し、中空糸膜フィルターモジュール内に、上
下動可能なフロートを設ける一方、ハウジング内の底部
に、上方へ向けて空気を吹出す空気吹出ノズルを設けた
ことを特徴とする濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000003456A JP2001190936A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000003456A JP2001190936A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 濾過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001190936A true JP2001190936A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18532401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000003456A Pending JP2001190936A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001190936A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003037489A1 (de) * | 2001-10-24 | 2003-05-08 | A3 Abfall-Abwasser-Anlagentechnik Gmbh | Plattenfiltrationsmodul |
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| WO2013089246A1 (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 | 浄化システム及びフィルタ |
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| US11253819B2 (en) | 2020-05-14 | 2022-02-22 | Saudi Arabian Oil Company | Production of thin film composite hollow fiber membranes |
| US11331632B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-05-17 | Saudi Arabian Oil Company | Thin film composite hollow fiber membranes fabrication systems |
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-
2000
- 2000-01-12 JP JP2000003456A patent/JP2001190936A/ja active Pending
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