JP2001186335A - 画像形成装置、画像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001186335A
JP2001186335A JP37189899A JP37189899A JP2001186335A JP 2001186335 A JP2001186335 A JP 2001186335A JP 37189899 A JP37189899 A JP 37189899A JP 37189899 A JP37189899 A JP 37189899A JP 2001186335 A JP2001186335 A JP 2001186335A
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Inventor
Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
Yuji Takahashi
祐二 高橋
Yoshiyuki Namitsuka
義幸 波塚
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
Sugitaka Otegi
杉高 樗木
Rie Ishii
理恵 石井
Hiroaki Fukuda
拓章 福田
Fumio Yoshizawa
史男 吉澤
Koji Tone
剛治 刀根
Shinya Miyazaki
慎也 宮崎
Yasuyuki Nomizu
泰之 野水
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の読み込みをおこないながら変倍率の決
定ができる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 読取ユニット201によって読み取られ
た原稿のサイズを、画像データの背景濃度の変化状況に
基づき測定された通過時間から判定し、読取ユニット2
01によって読み取られた原稿の画像を読み取られた順
番に少なくとも原稿2枚分以上の記憶容量を持つメモリ
ー・モジュール222に記憶させ、判定された原稿のサ
イズに基づいて読取ユニット201によって読み取られ
た順番にメモリー・モジュール222に記憶された原稿
の画像の変倍率を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートスルース
キャン方式の画像読取装置を備えたディジタル複写機や
MFP(コピー機能、FAX機能、プリンタ機能、スキ
ャナー機能などを備えた複合機)などの画像形成処理に
かかり、特に、原稿の画像の読み取りをおこないながら
変倍率の決定ができる画像形成装置、画像形成方法およ
びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、読み取った原稿を異なるサイズの
転写紙にプリントするための技術として、たとえば、特
許掲載公報第2789560号に開示されている技術が
ある。この技術では、指定された主走査方向の倍率に応
じて倍率が高いほど変倍前または変倍後の画像データに
強いMTF補正をかけ、さらに副走査方向の倍率に応じ
て倍率が高いほど主走査方向にMTF補正された画像デ
ータに対して強いMTF補正をかけている。これによっ
て広範囲の変倍率で原稿を変倍しても適切なプリント画
像が得られるようにしている。
【0003】また、一つの画像形成装置でコピー機能、
FAX機能、プリンタ機能、スキャナー機能などを実行
するための技術として、たとえば特開平8−27498
6号公報に開示されている技術がある。この技術では、
画像処理順序および処理回数を任意に設定できるように
してしている。
【0004】最近では、上記のような技術に基づいて作
成された、コピー機能、FAX機能、プリンタ機能、ス
キャナー機能などを備えた複合機、すなわちMFPが普
及しつつある。このMFPは、サイズの異なる原稿を混
載して自動給紙したときでも、指定された転写紙のサイ
ズに収めるための変倍(用紙指定変倍)ができるように
なっている。
【0005】自動給紙したときに変倍する技術として、
たとえば特開平9−331418号公報に開示されてい
る技術がある。この技術では、つぎのようにして変倍率
を決定しプリントをおこなっている。すなわち、原稿
は、原稿を自動給紙するシートスルードキュメントフィ
ーダにより、原稿給紙トレイから画像読取位置まで搬送
される。原稿サイズ検出センサーは、原稿の通過を検出
する。原稿のサイズは、原稿サイズ検出センサーによっ
て検出された原稿の通過時間と原稿の幅により決定され
る。
【0006】スキャナーは、搬送された原稿の先端が画
像読取位置に達すると、原稿のサイズの決定いかんにか
かわらずに、原稿の画像の読み取りを開始する。スキャ
ナーによって読み取られた原稿の画像は、画像データと
して記憶装置に書き込まれる。そして、原稿のサイズが
決定されたときに、原稿の読み取りが終了していなくて
も、原稿のサイズに応じたサイズの転写紙が選択され、
その転写紙の給紙が開始される。同時に、原稿の画像を
給紙される転写紙に収めるための変倍率が決定され、記
憶装置から書き込み済みの画像データの読出しが開始さ
れ、決定された変倍率でプリントがおこなわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術では、原稿のサイズの決定がされてから変
倍率を決定しなければならないため、原稿の読み取りが
終わるまでは変倍率の決定をすることができず、複数枚
の原稿を読み取って用紙指定変倍をおこなう場合には、
プリントの生産性が低下するという問題がある。
【0008】この発明は、上述した従来技術の問題点を
解消するためになされたものであり、その第1の目的
は、少なくとも原稿2枚分の記憶容量を備えたメモリー
を設けることによって、変倍率の演算をおこなっている
間でも原稿の画像の読み込みができる画像形成装置、画
像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することである。
【0009】また、この発明の第2の目的は、特別なセ
ンサーを設けることなく原稿のサイズを判定することが
でき、原稿のサイズを検出するための手段の設置位置を
制約されることがない、小型で安価な画像形成装置、画
像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することである。
【0010】さらに、この発明の第3の目的は、変倍率
を決定した後は、原稿の画像の読み込みとプリントとを
並行しておこなうことができる画像形成装置、画像形成
方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる画
像形成装置は、画像読取位置に固定された画像読取手段
に対し原稿を副走査方向に搬送させ、搬送された原稿の
画像を前記画像読取手段で読み取り、読み取った画像を
転写紙にプリントする画像形成装置において、前記画像
読取手段によって読み取られた原稿のサイズを判定する
原稿サイズ判定手段と、前記画像読取手段によって読み
取られた原稿の画像を読み取られた順番に記憶する少な
くとも原稿2枚分以上の記憶容量を持つ記憶手段と、前
記原稿サイズ判定手段によって判定された原稿のサイズ
に基づいて前記画像読取手段によって読み取られた順番
に前記記憶手段に記憶された原稿の画像の変倍率を決定
する原稿変倍率決定手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】この請求項1に記載の発明によれば、画像
読取手段によって読み取られた原稿のサイズを判定し、
前記画像読取手段によって読み取られた原稿の画像を少
なくとも原稿2枚分以上の記憶容量を持つ記憶手段に読
み取られた順番に記憶し、判定された原稿のサイズに基
づいて前記画像読取手段によって読み取られた順番に前
記記憶手段に記憶された原稿の画像の変倍率を決定する
ので、変倍率の演算をおこなっている間でも原稿画像の
読み込みができる。
【0013】請求項2に記載の発明にかかる画像形成装
置は、請求項1に記載の発明において、原稿サイズ判定
手段が、前記原稿を前記画像読取手段に対して副走査方
向に搬送させるときに前記画像読取手段で認識された原
稿読取前の背景濃度と原稿読取中の背景濃度との相違に
基づいて前記画像読取位置を通過した原稿の通過時間を
計測し読み取られた原稿のサイズを判定することを特徴
とする。
【0014】この請求項2に記載の発明によれば、原稿
サイズ判定手段が、原稿を画像読取手段に対して副走査
方向に搬送させるときに前記画像読取手段で認識された
原稿読取前の背景濃度と原稿読取中の背景濃度との相違
に基づいて読み取られた原稿のサイズを判定するので、
特別なセンサーを設けることなく原稿のサイズを判定す
ることができ、原稿のサイズを検出するための手段の設
置位置が制約されることがない、小型で安価な画像形成
装置の提供が可能になる。
【0015】請求項3に記載の発明にかかる画像形成装
置は、請求項1または2に記載の発明において、さら
に、前記原稿変倍率決定手段によって原稿の変倍率が決
定された後、前記記憶手段に記憶されている原稿の画像
を読み取られた順番に読み出して決定された原稿の変倍
率にしたがって変倍し、変倍後の画像を転写紙上にプリ
ントするプリント手段を備えたことを特徴とする。
【0016】この請求項3に記載の発明によれば、原稿
変倍率決定手段によって原稿の変倍率が決定された後、
記憶手段に記憶されている原稿の画像を読み取られた順
番に読み出して決定された原稿の変倍率にしたがって変
倍し、変倍後の画像を転写紙上にプリントするので、原
稿のサイズに応じて適切な変倍率で変倍されたプリント
画像を得ることができる。
【0017】請求項4に記載の発明にかかる画像形成装
置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記画像読取手段が、前記原稿サイズ判定手段によ
って原稿のサイズが判定されたか否かにかかわらず、ま
たは前記プリント手段によってプリントがおこなわれて
いるか否かにかかわらず、原稿の画像の読み取りをおこ
ない、読み取った画像を前記記憶装置に記憶させること
を特徴とする。
【0018】この請求項4に記載の発明によれば、原稿
サイズ判定手段によって原稿のサイズが判定されたか否
かにかかわらず、またはプリント手段によってプリント
がおこなわれているか否かにかかわらず、原稿の画像の
読み取りがおこなえるので、原稿の画像の読み込みとプ
リントとを並行しておこなうことができ、変倍率の決定
によるプリントの生産性の低下を防止することができ
る。
【0019】請求項5に記載の発明にかかる画像形成方
法は、画像読取位置に固定された画像読取手段に対し原
稿を副走査方向に搬送させ、搬送された原稿の画像を前
記画像読取手段で読み取り、読み取った画像を転写紙に
プリントする画像形成装置の画像形成方法において、前
記画像読取手段によって読み取られた原稿のサイズを判
定する原稿サイズ判定工程と、前記画像読取手段によっ
て読み取られた原稿の画像を少なくとも原稿2枚分以上
の記憶容量を持つ記憶手段に読み取られた順番に記憶さ
せる記憶工程と、前記原稿サイズ判定工程で判定された
原稿のサイズに基づいて前記画像読取手段によって読み
取られた順番に前記記憶手段に記憶された原稿の画像の
変倍率を決定する原稿変倍率決定工程と、を含んだこと
を特徴とする。
【0020】この請求項5に記載の発明によれば、画像
読取手段によって読み取られた原稿のサイズを判定し、
前記画像読取手段によって読み取られた原稿の画像を少
なくとも原稿2枚分以上の記憶容量を持つ記憶手段に読
み取られた順番に記憶し、判定された原稿のサイズに基
づいて前記画像読取手段によって読み取られた順番に前
記記憶手段に記憶された原稿の画像の変倍率を決定する
ので、変倍率の演算をおこなっている間でも原稿の画像
の読み込みができる。
【0021】請求項6に記載の発明にかかる画像形成方
法は、請求項5に記載の発明において、前記原稿サイズ
判定工程が、前記原稿を前記画像読取手段に対して副走
査方向に搬送させるときに前記画像読取手段で認識され
た原稿読取前の背景濃度と原稿読取中の背景濃度との相
違に基づいて前記画像読取位置を通過した原稿の通過時
間を計測し読み取られた原稿のサイズを判定することを
特徴とする。
【0022】この請求項6に記載の発明によれば、原稿
サイズ判定工程で、原稿を画像読取手段に対して副走査
方向に搬送させるときに前記画像読取手段で認識された
原稿読取前の背景濃度と原稿読取中の背景濃度との相違
に基づいて前記画像読取位置を通過した原稿の通過時間
を計測し読み取られた原稿のサイズを判定するので、特
別なセンサーを設けることなく原稿のサイズを判定する
ことができ、原稿のサイズを検出するための手段の設置
位置を制約されることがない、小型で安価な画像形成装
置の提供が可能になる。
【0023】請求項7に記載の発明にかかる画像形成方
法は、請求項5または6に記載の発明において、さら
に、前記原稿変倍率決定工程によって原稿の変倍率が決
定された後、前記記憶手段に記憶されている原稿の画像
を読み取られた順番に読み出して決定された原稿の変倍
率にしたがって変倍し、変倍後の画像を転写紙上にプリ
ントするプリント工程を含んだことを特徴とする。
【0024】この請求項7に記載の発明によれば、原稿
変倍率決定工程で原稿の変倍率が決定された後、記憶手
段に記憶されている原稿の画像を読み取られた順番に読
み出して決定された原稿の変倍率にしたがって変倍し、
変倍後の画像を転写紙上にプリントするので、原稿のサ
イズに応じて適切な変倍率で変倍されたプリント画像を
得ることができる。
【0025】請求項8に記載の発明にかかる画像形成方
法は、請求項5〜7のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記画像読取手段による原稿の画像の読み取りが、
前記原稿サイズ判定工程で原稿のサイズが判定されたか
否かにかかわらず、または前記プリント工程でプリント
がおこなわれているか否かにかかわらずおこなわれるこ
とを特徴とする。
【0026】この請求項8に記載の発明によれば、原稿
サイズ判定工程で原稿のサイズが判定されたか否かにか
かわらず、またはプリント工程でプリントがおこなわれ
ているか否かにかかわらず、原稿の画像の読み取りがお
こなえるので、原稿画像の読み込みとプリントとを並行
しておこなうことができ、プリントの生産性の低下を防
止することができる。
【0027】請求項9に記載の発明にかかる記録媒体
は、請求項5〜8のいずれか一つに記載された方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、
そのプログラムを機械で読み取ることができるようにな
り、これによって、請求項5〜8の動作をコンピュータ
によって実現できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、およびその
方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形
態を詳細に説明する。
【0029】まず、本実施の形態にかかる画像形成装置
の原理について説明する。図1は、この発明の本実施の
形態にかかる画像形成装置の構成を機能的に示すブロッ
ク図である。図1において、画像形成装置は、以下に示
す5つのユニットを含む構成である。
【0030】上記5つのユニットとは、画像データ制御
ユニット100と、画像を読み取る画像読取ユニット1
01と、画像を格納する画像メモリーを制御して画像デ
ータの書き込み/読み出しをおこなう画像メモリー制御
ユニット102と、画像データに対し加工編集等の画像
処理を施す画像処理ユニット103と、画像データを転
写紙等に書き込む(プリントする)画像書込ユニット1
04と、である。
【0031】上記各ユニットは、画像データ制御ユニッ
ト100を中心に、画像読取ユニット101と、画像メ
モリー制御ユニット102と、画像処理ユニット103
と、画像書込ユニット104とがそれぞれ画像データ制
御ユニット100に接続されている。
【0032】(画像データ制御ユニット100)画像デ
ータ制御ユニット100によりおこなわれる処理として
は以下のようなものがある。
【0033】たとえば、(1)画像データのバス転送効
率を向上させるためのデータ圧縮処理(一次圧縮)、
(2)一次圧縮データの画像データへの転送処理、
(3)画像合成処理(複数ユニットからの画像データを
合成することが可能である。また、データバス上での合
成も含む。)、(4)画像シフト処理(主走査および副
走査方向の画像のシフト)、(5)画像領域拡張処理
(画像領域を周辺へ任意量だけ拡大することが可能)、
(6)画像変倍処理(たとえば、50%または200%
の固定変倍)、(7)パラレルバス・インターフェース
処理、(8)シリアルバス・インターフェース処理(後
述するプロセス・コントローラー211とのインターフ
ェース)、(9)パラレルデータとシリアルデータのフ
ォーマット変換処理、(10)画像読取ユニット101
とのインターフェース処理、(11)画像処理ユニット
103とのインターフェース処理、等である。
【0034】(画像読取ユニット101)画像読取ユニ
ット101によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0035】たとえば、(1)光学系による原稿反射光
の読み取り処理、(2)CCD(Charge Cou
pled Device:電荷結合素子)での電気信号
への変換処理、(3)A/D変換器でのディジタル化処
理、(4)シェーディング補正処理(光源の照度分布ム
ラを補正する処理)、(5)スキャナーγ補正処理(読
み取り系の濃度特性を補正する処理)、等である。
【0036】(画像メモリー制御ユニット102)画像
メモリー制御ユニット102によりおこなわれる処理と
しては以下のようなものがある。
【0037】たとえば、(1)システム・コントローラ
ーとのインターフェース制御処理、(2)パラレルバス
制御処理(パラレルバスとのインターフェース制御処
理)、(3)ネットワーク制御処理、(4)シリアルバ
ス制御処理(複数の外部シリアルポートの制御処理)、
(5)内部バスインターフェース制御処理(操作部との
コマンド制御処理)、(6)ローカルバス制御処理(シ
ステム・コントローラーを起動させるためのROM、R
AM、フォントデータのアクセス制御処理)、(7)メ
モリー・モジュールの動作制御処理(メモリー・モジュ
ールの書き込み/読み出し制御処理等)、(8)メモリ
ー・モジュールへのアクセス制御処理(複数のユニット
からのメモリー・アクセス要求の調停をおこなう処
理)、(9)データの圧縮/伸張処理(メモリー有効活
用のためデータ量を削減するための処理)、(10)画
像編集処理(メモリー領域のデータクリア、画像データ
の回転処理、メモリー上での画像合成処理等)、等であ
る。
【0038】(画像処理ユニット103)画像処理ユニ
ット103によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0039】たとえば、(1)シェーディング補正処理
(光源の照度分布ムラを補正する処理)、(2)スキャ
ナーγ補正処理(読み取り系の濃度特性を補正する処
理)、(3)MTF補正処理、(4)平滑処理、(5)
主走査方向の任意変倍処理、(6)濃度変換(γ変換処
理:濃度ノッチに対応)、(7)単純多値化処理、
(8)単純二値化処理、(9)誤差拡散処理、(10)
ディザ処理、(11)ドット配置位相制御処理(右寄り
ドット、左寄りドット)、(12)孤立点除去処理、
(13)像域分離処理(色判定、属性判定、適応処
理)、(14)密度変換処理、等である。
【0040】(画像書込ユニット104)画像書込ユニ
ット104によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0041】たとえば、(1)エッジ平滑処理(ジャギ
ー補正処理)、(2)ドット再配置のための補正処理、
(3)画像信号のパルス制御処理、(4)パラレルデー
タとシリアルデータのフォーマット変換処理、等であ
る。
【0042】(ディジタル複合機のハードウエア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる画像形成装置がディジタ
ル複合機を構成する場合のハードウエア構成について説
明する。図2は本実施の形態にかかる画像形成装置のハ
ードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0043】図2のブロック図において、本実施の形態
にかかる画像形成装置は、シートスルースキャン方式の
画像読取装置に設けられている読取ユニット201と、
センサー・ボード・ユニット202と、画像データ制御
部203と、画像処理プロセッサー204と、ビデオ・
データ制御部205と、作像ユニット(エンジン)20
6とを備える。また、本実施の形態にかかる画像形成装
置は、シリアルバス210に接続されるプロセス・コン
トローラー211と、RAM212と、ROM213と
を備える。
【0044】また、本実施の形態にかかる画像形成装置
は、パラレルバス220を介して、画像メモリー・アク
セス制御部221と、メモリー・モジュール222と、
ファクシミリ制御ユニット224と、さらに、画像メモ
リー・アクセス制御部221に接続されるシステム・コ
ントローラー231と、RAM232と、ROM233
と、操作パネル234とを備える。メモリー・モジュー
ル222は、原稿2枚分以上の記憶容量を持っている。
【0045】ここで、上記各構成部と、図1に示した各
ユニット100〜104との関係について説明する。す
なわち、読取ユニット201およびセンサー・ボード・
ユニット202により、図1に示した画像読取ユニット
101の機能を実現する。また同様に、画像データ制御
部203により、画像データ制御ユニット100の機能
を実現する。また同様に、画像処理プロセッサー204
により画像処理ユニット103の機能を実現する。
【0046】また同様に、ビデオ・データ制御部205
および作像ユニット(エンジン)206により画像書込
ユニット104を実現する。また同様に、画像メモリー
・アクセス制御部221およびメモリー・モジュール2
22により画像メモリー制御ユニット102を実現す
る。
【0047】つぎに、各構成部の内容について説明す
る。原稿の画像を光学的に読み取る読取ユニット201
は、ランプとミラーとレンズから構成され、原稿に対す
るランプ照射の反射光をミラーおよびレンズにより受光
素子に集光する。
【0048】受光素子、たとえばCCDは、センサー・
ボード・ユニット202に搭載され、CCDにおいて電
気信号に変換された画像データはディジタル信号に変換
された後、センサー・ボード・ユニット202から送信
される。
【0049】センサー・ボード・ユニット202から送
信された画像データは、画像データ制御部203で受信
される。図2の各構成要素およびデータバス間における
画像データの伝送は、画像データ制御部203がすべて
制御する。
【0050】画像データ制御部203は、センサー・ボ
ード・ユニット202とパラレルバス220と画像処理
プロセッサー204との間における画像データの転送、
プロセス・コントローラー211と、画像形成装置の全
体制御を司るシステム・コントローラー231との間で
画像データに対する通信をおこなう。また、RAM21
2はプロセス・コントローラー211のワークエリアと
して使用され、ROM213はプロセス・コントローラ
ー211のブートプログラム等を記憶している。
【0051】センサー・ボード・ユニット202から送
信された画像データは、画像データ制御部203を経由
して画像処理プロセッサー204に転送され、光学系お
よびディジタル信号への量子化に伴う信号劣化(読み取
り系の信号劣化)が補正され、再度、画像データ制御部
203へ送信される。
【0052】画像メモリー・アクセス制御部221は、
メモリー・モジュール222に対する画像データの書き
込み/読み出しを制御する。また、パラレルバス220
に接続される各構成要素の動作を制御する。また、RA
M232はシステム・コントローラー231のワークエ
リアとして使用され、ROM233はシステム・コント
ローラー231のブートプログラム等を記憶している。
【0053】操作パネル234は、画像形成装置がおこ
なうべき処理を入力する。たとえば、処理の種類(複
写、ファクシミリ送信、画像読み込み、プリント等)お
よび処理の枚数等を入力する。これにより、画像データ
制御情報の入力をおこなうことができる。なお、ファク
シミリ制御ユニット224の内容については後述する。
【0054】つぎに、読み取った画像データをメモリー
・モジュール222に格納して再利用するジョブと、メ
モリー・モジュール222には格納しないジョブとがあ
り、それぞれの場合について説明する。メモリー・モジ
ュール222に格納する例としては、1枚の原稿を複数
枚複写する場合に、読取ユニット201を1回だけ動作
させ、読取ユニット201により読み取った原稿の画像
データをメモリー・モジュール222に格納し、格納さ
れた画像データを複数回読み出すという方法がある。
【0055】メモリー・モジュール222に格納しない
例としては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合に、読
取ユニット201を1回だけ動作させ、読取ユニット2
01により読み取った原稿の画像データをそのまま再生
するという方法である。この場合、読み取り画像データ
をそのまま再生すればよいので、画像メモリー・アクセ
ス制御部221によるメモリー・モジュール222への
アクセスをおこなう必要はない。
【0056】まず、メモリー・モジュール222に格納
しない場合、画像処理プロセッサー204から画像デー
タ制御部203へ転送された画像データは、再度画像デ
ータ制御部203から画像処理プロセッサー204へ戻
される。画像処理プロセッサー204においては、セン
サー・ボード・ユニット202におけるCCDによる輝
度データを面積階調に変換するための画質処理をおこな
う。
【0057】画質処理後の画像データは、画像処理プロ
セッサー204からビデオ・データ制御部205に転送
される。面積階調に変換された信号に対し、ドット配置
に関する後処理およびドットを再現するためのパルス制
御をおこない、その後、作像ユニット206において転
写紙上に再生画像をプリントする。
【0058】つぎに、メモリー・モジュール222に格
納し画像読み出し時に付加的な処理、たとえば画像方向
の回転、画像の合成等をおこなう場合の画像データの流
れについて説明する。画像処理プロセッサー204から
画像データ制御部203へ転送された画像データは、画
像データ制御部203からパラレルバス220を経由し
て画像メモリー・アクセス制御部221に送信される。
【0059】ここでは、システム・コントローラー23
1の制御に基づいて画像データとメモリー・モジュール
222のアクセス制御、外部PC(パーソナルコンピュ
ータ)223のプリント用データの展開、メモリー・モ
ジュール222を有効活用するための画像データの圧縮
/伸張をおこなう。
【0060】画像メモリー・アクセス制御部221へ送
信された画像データは、データ圧縮後メモリー・モジュ
ール222に格納され、格納された画像データは必要に
応じて読み出される。読み出された画像データは伸張さ
れ、本来の画像データに戻し画像メモリー・アクセス制
御部221からパラレルバス220を経由して画像デー
タ制御部203へ戻される。
【0061】画像データ制御部203から画像処理プロ
セッサー204への転送後は画質処理、およびビデオ・
データ制御部205でのパルス制御をおこない、作像ユ
ニット206において転写紙上に再生画像をプリントす
る。
【0062】画像データの流れにおいて、パラレルバス
220および画像データ制御部203でのバス制御によ
り、ディジタル複合機の機能を実現する。ファクシミリ
送信の機能は、読み取られた画像データを画像処理プロ
セッサー204にて画像処理し、画像データ制御部20
3およびパラレルバス220を経由してファクシミリ制
御ユニット224へ転送する機能である。ファクシミリ
制御ユニット224にて通信網に送り出すためのデータ
変換をおこない、公衆回線(PN)225へファクシミ
リデータとして送信する。
【0063】一方、公衆回線(PN)225から受信さ
れたファクシミリデータは、ファクシミリ制御ユニット
224にて画像データへ変換され、パラレルバス220
および画像データ制御部203を経由して画像処理プロ
セッサー204へ転送される。この場合、特別な画質処
理はおこなわず、ビデオ・データ制御部205において
ドット再配置およびパルス制御をおこない、作像ユニッ
ト206において転写紙上に再生画像をプリントする。
【0064】複数ジョブ、たとえば、コピー機能、ファ
クシミリ送受信機能、プリンタ出力機能が並行に動作す
る状況において、読取ユニット201、作像ユニット2
06およびパラレルバス220の使用権のジョブへの割
り振りをシステム・コントローラー231およびプロセ
ス・コントローラー211において制御する。
【0065】プロセス・コントローラー211は画像デ
ータの流れを制御し、システム・コントローラー231
はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理す
る。また、ディジタル複合機の機能選択は操作パネル2
34において選択入力し、コピー機能、ファクシミリ機
能等の処理内容を設定する。
【0066】システム・コントローラー231とプロセ
ス・コントローラー211は、パラレルバス220、画
像データ制御部203およびシリアルバス210を介し
て相互に通信をおこなう。具体的には、画像データ制御
部203内においてパラレルバス220とシリアルバス
210とのデータ・インターフェースのためのデータフ
ォーマット変換をおこなうことにより、システム・コン
トローラー231とプロセス・コントローラー211間
の通信をおこなう。
【0067】(画像処理ユニット103/画像処理プロ
セッサー204)つぎに、画像処理ユニット103を構
成する画像処理プロセッサー204における処理の概要
について説明する。図3は本実施の形態にかかる画像形
成装置の画像処理プロセッサー204の処理概要を示す
ブロック図である。
【0068】図3のブロック図において、画像処理プロ
セッサー204は、第1入力I/F301と、スキャナ
ー画像処理部302と、第1出力I/F303と、第2
入力I/F304と、画質処理部305と、第2出力I
/F306とを含む構成となっている。
【0069】上記構成において、読み取られた画像デー
タは、センサー・ボード・ユニット202、画像データ
制御部203を介して画像処理プロセッサー204の第
1入力インターフェース(I/F)301からスキャナ
ー画像処理部302へ送信される。
【0070】ここでの画像処理は、読み取られた画像デ
ータの劣化を補正することが目的であり、具体的には、
シェーディング補正、スキャナーγ補正、MTF補正等
をおこなう。補正処理ではないが、拡大/縮小の変倍処
理もおこなうことができる。読み取り画像データの補正
処理が終了すると、第1出力インターフェース(I/
F)303を介して画像データ制御部203へ画像デー
タを転送する。
【0071】転写紙にプリントする際には、画像データ
制御部203からの画像データを第2入力I/F304
より受信し、画質処理部305において面積階調処理を
おこなう。画質処理後の画像データは第2出力I/F3
06を介してビデオ・データ制御部205または画像デ
ータ制御部203へ出力される。
【0072】画質処理部305における面積階調処理と
しては、濃度変換処理、ディザ処理、誤差拡散処理等が
あり、階調情報の面積近似が主な処理である。一旦、ス
キャナー画像処理部302により処理された画像データ
をメモリー・モジュール222に格納しておけば、画質
処理部305による画質処理を変えることによって種々
の再生画像を確認することができる。
【0073】たとえば、再生画像の濃度を振って(変更
して)みたり、ディザマトリックスの線数を変更してみ
たりすることにより、再生画像の雰囲気を容易に変更す
ることができる。この場合、画質処理を変更するごとに
読取ユニット201から画像を読み直す必要はなく、メ
モリー・モジュール222に格納されている画像データ
を読み出すことにより、同一画像データに対して、何度
でも異なる画質処理が迅速に実施できる。
【0074】なお、単体スキャナーの場合には、スキャ
ナー画像処理と階調処理を合せて実施し、画像データ制
御部203へ出力する。処理内容はプログラマブルに変
更することができる。処理の切り替え、処理手順の変更
等は、シリアルI/F308を介してコマンド制御部3
07において管理する。
【0075】(画像データ制御ユニット100/画像デ
ータ制御部203)つぎに、画像データ制御ユニット1
00を構成する画像データ制御部203における処理の
概要について説明する。図4は、本実施の形態にかかる
画像形成装置の画像データ制御部203の処理概要を示
すブロック図である。
【0076】図4のブロック図において、画像データ入
出力制御部401は、センサー・ボード・ユニット20
2からの画像データを受信し、画像処理プロセッサー2
04に対して画像データを送信する。すなわち、画像デ
ータ入出力部401は、画像読取ユニット101と画像
処理ユニット103(画像処理プロセッサー204)を
接続するための構成要素であり、画像読取ユニット10
1により読み取られた画像データを画像処理ユニット1
03へ送信するためだけの専用の入出力部であるといえ
る。
【0077】また、画像データ入力制御部402は、画
像処理プロセッサー204で読み取り系の信号劣化の補
正がされた画像データを受信する。受信された画像デー
タは、パラレルバス220における転送効率を高めるた
めに、データ圧縮部403においてデータ圧縮処理がお
こなわれる。データ圧縮された画像データは、その後、
データ変換部404を経由し、パラレルデータI/F4
05を介してパラレルバス220へ送り出される。
【0078】パラレルバス220からパラレルデータI
/F405を介して入力される画像データは、バス転送
のために圧縮されているため、データ変換部404を経
由してデータ伸張部406へ送られ、そこでデータ伸張
処理がおこなわれる。データ伸張された画像データは、
画像データ出力制御部407において画像処理プロセッ
サー204へ転送される。
【0079】また、画像データ制御部203は、パラレ
ルデータとシリアルデータの変換機能も備えている。シ
ステム・コントローラー231はパラレルバス220に
データを転送し、プロセス・コントローラー211は、
シリアルバス210にデータを転送する。画像データ制
御部203は2つのコントローラーに通信するためのデ
ータ変換をおこなう。
【0080】また、シリアルデータI/Fは、シリアル
バス210を介してプロセス・コントローラー211と
のデータのやりとりをする第1シリアルデータI/F4
08と、画像処理プロセッサー204とのデータのやり
とりをする第2シリアルデータI/F409を備える。
画像処理プロセッサー204との間に独立に1系統持つ
ことにより、画像処理プロセッサー204とのインター
フェースを円滑化することができる。また、コマンド制
御部410は、入力された命令にしたがって、上述した
画像データ制御部203内の各構成部および各インター
フェースの動作を制御する。
【0081】(画像書込ユニット104/ビデオ・デー
タ制御部205)つぎに、画像書込ユニット104の一
部を構成するビデオ・データ制御部205における処理
の概要について説明する。図5は、本実施の形態にかか
る画像形成装置のビデオ・データ制御部205の処理概
要を示すブロック図である。
【0082】図5のブロック図において、ビデオ・デー
タ制御部205は、入力される画像データに対して、作
像ユニット206の特性に応じて、追加の処理をおこな
う。すなわち、エッジ平滑処理部501がエッジ平滑処
理によるドットの再配置処理をおこない、パルス制御部
502がドット形成のために画像信号のパルス制御をお
こない、上記の処理がおこなわれた画像データを作像ユ
ニット206へ出力する。
【0083】画像データの変換とは別に、パラレルデー
タとシリアルデータのフォーマット変換機能を備え、ビ
デオ・データ制御部205単体でもシステム・コントロ
ーラー231とプロセス・コントローラー211の通信
に対応することができる。すなわち、パラレルデータを
送受信するパラレルデータI/F503と、シリアルデ
ータを送受信するシリアルデータI/F504と、パラ
レルデータI/F503およびシリアルデータI/F5
04により受信されたデータを相互に変換するデータ変
換部505とを備えることにより、両データのフォーマ
ットを変換する。
【0084】(画像メモリー制御ユニット102/画像
メモリー・アクセス制御部221)つぎに、画像メモリ
ー制御ユニット102の一部を構成する画像メモリー・
アクセス制御部221における処理の概要について説明
する。図6は、本実施の形態にかかる画像形成装置の画
像メモリー・アクセス制御部221の処理概要を示すブ
ロック図である。
【0085】図6のブロック図において、画像メモリー
・アクセス制御部221は、パラレルバス220との画
像データのインターフェースを管理し、また、メモリー
・モジュール222への画像データのアクセス、すなわ
ち格納(書き込み)/読み出しを制御し、また、主に外
部のPC223から入力されるコードデータの画像デー
タへの展開を制御する。
【0086】そのために、画像メモリー・アクセス制御
部221は、パラレルデータI/F601と、システム
・コントローラーI/F602と、メモリー・アクセス
制御部603と、ラインバッファー604と、ビデオ制
御部605と、データ圧縮部606と、データ伸張部6
07と、データ変換部608と、を含む構成となってい
る。
【0087】ここで、パラレルデータI/F601は、
パラレルバス220との画像データのインターフェース
を管理する。また、メモリー・アクセス制御部603
は、メモリー・モジュール222への画像データのアク
セス、すなわち格納(書き込み)/読み出しを制御す
る。
【0088】また、入力されたコードデータは、ライン
バッファー604において、ローカル領域でのデータの
格納をおこなう。ラインバッファー604に格納された
コードデータは、システム・コントローラーI/F60
2を介して入力されたシステム・コントローラー231
からの展開処理命令に基づき、ビデオ制御部605にお
いて画像データに展開される。
【0089】展開された画像データもしくはパラレルデ
ータI/F601を介してパラレルバス220から入力
された画像データは、メモリー・モジュール222に格
納される。この場合、データ変換部608において格納
対象となる画像データを選択し、データ圧縮部606に
おいてメモリー使用効率を上げるためにデータ圧縮をお
こない、メモリー・アクセス制御部603にてメモリー
・モジュール222のアドレスを管理しながらメモリー
・モジュール222に画像データを格納(書き込み)す
る。
【0090】メモリー・モジュール222に格納された
画像データの読み出しは、メモリー・アクセス制御部6
03において読み出し先アドレスが制御されることによ
っておこなわれ、読み出された画像データは、データ伸
張部607において伸張される。伸張された画像データ
をパラレルバス220へ転送する場合、伸張された画像
データはパラレルデータI/F601を介して転送され
る。
【0091】(ファクシミリ制御ユニット224の構
成)つぎに、ファクシミリ制御ユニット224の機能的
な構成について説明する。図7は、本実施の形態におけ
る画像形成装置のファクシミリ制御ユニット224の構
成を示すブロック図である。
【0092】図7のブロック図において、ファクシミリ
制御ユニット224は、ファクシミリ送受信部701と
外部I/F702とから構成される。ここで、ファクシ
ミリ送受信部701は、画像データを通信形式に変換し
て外部回線に送信し、また、外部からのデータを画像デ
ータに戻しその画像データを外部I/F部702および
パラレルバス220を介して転送して作像ユニット20
6において記録のためにプリントする。
【0093】ファクシミリ送受信部701は、ファクシ
ミリ画像処理部703、画像メモリー704、メモリー
制御部705、データ制御部706、画像圧縮伸張部7
07、モデム708および網制御装置709を含む構成
である。
【0094】このうち、ファクシミリの画像処理に関
し、受信画像に対する二値スムージング処理は、図5に
示したビデオ・データ制御部205内のエッジ平滑処理
部501においておこなう。また、画像メモリー704
に関しても、出力バッファー機能に関しては画像メモリ
ー・アクセス制御部221およびメモリー・モジュール
222にその機能の一部を移行する。
【0095】このように構成されたファクシミリ送受信
部701では、画像データの送信を開始するとき、デー
タ制御部706がメモリー制御部705に指令し、画像
メモリー704から格納されている画像データを順次読
み出させる。読み出された画像データは、ファクシミリ
画像処理部703によって元の信号に復元されるととも
に、密度変換処理および変倍処理がなされ、データ制御
部706に加えられる。
【0096】データ制御部706に加えられた画像デー
タは、画像圧縮伸張部707によって符号圧縮され、モ
デム708によって変調された後、網制御装置709を
介して宛先へと送り出される。そして、送信が完了した
画像データは、画像メモリー704から削除される。
【0097】受信時には、受信画像は一旦画像メモリー
704に格納され、そのときに受信画像を記録出力可能
であれば、1枚分の画像の受信を完了した時点で記録出
力する。また、複写動作時に発呼されて受信を開始した
ときは、画像メモリー704の使用率が所定値、たとえ
ば80%に達するまでは画像メモリー704に格納し、
画像メモリー704の使用率が80%に達した場合に
は、そのときに実行している書き込み動作を強制的に中
断し、受信画像を画像メモリー704から読み出して記
録のためにプリントする。
【0098】このとき画像メモリー704から読み出し
た受信画像は、画像メモリー704から削除し、画像メ
モリー704の使用率が所定値、たとえば10%まで低
下した時点で中断していた書き込み動作を再開し、その
書き込み動作をすべて終了した時点で、残りの受信画像
を記録のためにプリントする。また、書き込み動作を中
断した後に、再開できるように中断時における書き込み
動作のための各種パラメーターを内部的に退避させ、再
開時に、パラメーターを内部的に復帰する。
【0099】本実施の形態にかかる画像形成装置の概略
の構成は以上の通りである。つぎに、本実施の形態にか
かるディジタル複合機としての画像形成装置の概略の処
理をフローチャートによって説明する。
【0100】まず、本実施の形態にかかる画像形成装置
のメモリー・モジュール222に、画像を格納してから
作像ユニット206で画像をプリントするまでの処理に
ついて説明する。図8は、本実施の形態にかかるメモリ
ー・モジュール222に画像を格納するまでの処理を示
すフローチャートである。また、図9は、作像ユニット
206で画像をプリントするまでの処理を示すフローチ
ャートである。なお、各処理は、画像データ制御部20
3の制御によりバスおよびユニット間のデータフローが
制御されることによりおこなわれる。
【0101】図8において、まず、読取ユニット201
およびセンサー・ボード・ユニット202が読み取り制
御をおこなう(ステップS801)。つぎに、画像デー
タ制御部203が、画像データの入力処理および出力制
御をおこなう(ステップS802)。つぎに、画像処理
プロセッサー204が入力I/F制御処理をおこない
(ステップS803)、スキャナー画像処理をおこない
(ステップS804)、出力I/F処理をおこなう(ス
テップS805)。
【0102】つぎに、再び、画像データ制御部203が
画像データの入力処理をおこない(ステップS80
6)、データ圧縮(ステップS807)およびデータ変
換(ステップS808)をおこない、パラレルI/F制
御処理をおこなう(ステップS809)。
【0103】つぎに、画像メモリー・アクセス部221
がパラレルI/F制御処理をおこない(ステップS81
0)、データ変換(ステップS811)、およびさらな
るデータ圧縮(ステップS812)をおこない、メモリ
ー・モジュール222に対してメモリー・アクセス制御
をおこなう(ステップS813)。それにより、メモリ
ー・モジュール222に画像データが記憶される(ステ
ップS814)。
【0104】また、図9において、メモリー・モジュー
ル222に記憶されている画像データに対し(ステップ
S901)、画像メモリー・アクセス制御部221がメ
モリー・アクセス制御をおこない(ステップS90
2)、データ伸長(ステップS903)、およびデータ
変換をおこない(ステップS904)、パラレルI/F
制御処理をおこなう(ステップS905)。
【0105】つぎに、画像データ制御部203がパラレ
ルI/F制御をおこない(ステップS906)、データ
変換(ステップS907)、およびデータ伸長をおこな
い(ステップS908)、画像データ出力制御をおこな
う(ステップS909)。
【0106】つぎに、画像処理プロセッサー204が入
力I/F制御処理をおこない(ステップS910)、画
質処理をおこない(ステップS911)、出力I/F制
御処理をおこなう(ステップS912)。
【0107】つぎに、ビデオ・データ制御部205が、
エッジ平滑処理をおこない(ステップS913)、パル
ス制御をおこない(ステップS914)、その後、作像
ユニット206が画像処理をおこなう(ステップS91
5)。
【0108】読み取り画像データに関しては、画像処理
プロセッサー204でのスキャナー画像処理を、作像ユ
ニット206への出力のための画像データに関しては、
画像処理プロセッサー204での画質処理を、それぞれ
独立に実施する。
【0109】また、スキャナー画像処理と画質処理とは
並行しておこなうことができ、読み取り画像はファクシ
ミリ送信に利用され、並行して、あらかじめメモリー・
モジュール222に格納されている画像データを画質処
理の内容を変えながら転写紙に出力することができる。
【0110】つぎに、本実施の形態にかかる画像形成装
置がプリンタ単体である場合について説明する。図10
は、本実施の形態にかかるメモリー・モジュール222
にPC223からの画像を格納するまでの処理を示すフ
ローチャートである。また、図11は、作像ユニット2
06でメモリー・モジュール222の画像をプリントす
るまでの処理を示すフローチャートである。
【0111】図10において、PC223が画像データ
を出力し(ステップS1001)、画像メモリー・アク
セス制御部221がラインバッファーにより画像データ
を保持し(ステップS1002)、ビデオ制御し(ステ
ップS1003)、データ変換(ステップS1004)
およびデータ圧縮をおこない(ステップS1005)、
メモリー・モジュール222に対してメモリー・アクセ
ス制御をおこなう(ステップS1006)。それによ
り、画像データはメモリー・モジュール222に記憶さ
れる(ステップS1009)。
【0112】図11において、メモリー・モジュール2
22に記憶されている画像データに対し(ステップS1
101)、画像メモリー・アクセス制御部221がメモ
リー・アクセス制御をおこない(ステップS110
2)、データ伸長(ステップS1103)、およびデー
タ変換(ステップS1104)をおこない、パラレルI
/F制御処理をおこなう(ステップS1105)。
【0113】つぎに、ビデオ・データ制御部205がエ
ッジ平滑処理をおこない(ステップS1106)、パル
ス制御をおこない(ステップS1107)、その後、作
像ユニット206が作像処理をおこなう(ステップS1
108)。
【0114】つぎに、本発明の実施の形態にかかる画像
形成装置の動作をさらに詳細に説明する。本実施の形態
にかかる画像形成装置には、原稿を搬送しながら原稿の
画像を読み取るシートスルースキャン方式の画像読取装
置が設けられ、原稿の画像の読み取りをおこないながら
変倍率の決定ができるものである。
【0115】図12は、シートスルースキャン方式の画
像読取装置の構成図である。シートスルースキャン方式
では、画像読取装置のキャリッジを画像読取位置に固定
したまま原稿を搬送し、原稿の画像を読み取る。本実施
の形態では、原稿搬送方向(副走査方向)の拡大や縮小
をおこなう場合でも、等倍時と同一の搬送速度で原稿を
読み取る。したがって、原稿の通過時間から原稿の長さ
を判定することができる。
【0116】画像読取装置1200は、原稿を自動的に
搬送する自動原稿搬送装置1210と、読取ユニット2
01とから構成される。自動原稿搬送装置1210は、
図示しない原稿給紙トレイに載置された混載原稿(原稿
のサイズがまちまちの原稿)を1枚ずつ送り出す給紙ロ
ーラ1240,1245,1250と、送り出された原
稿をUターンさせて原稿の画像面を下にして画像読取位
置1230に搬送する搬送ローラ1255,1260
と、画像読取位置1230で原稿をしっかりと押さえな
がら原稿を図示しない原稿排紙部に排出させる排紙ロー
ラ1265,1270,1275,1280とを備えて
いる。
【0117】自動原稿搬送装置1210は、図示しない
原稿給紙トレイに載置された混載原稿を図の太線で示さ
れる搬送経路に沿って搬送し、搬送した原稿をプラテン
ガラス1220上の画像読取位置1230を経由させた
後、図示しない原稿排紙部に排出させる。
【0118】読取ユニット201は、画像読取位置12
30を通過する原稿をプラテンガラス1220の下面か
ら照射するランプ1285と、ランプ1285によって
照射された原稿の画像を図示しないCCDに導く第1反
射ミラー1290、第2反射ミラー1295、第3反射
ミラー1300とを備えている。
【0119】ランプ1285から照射された光の原稿の
画像面からの反射光は、第1反射ミラー1290によっ
てプラテンガラス1220と平行な方向に反射され、さ
らに第2反射ミラー1295、第3反射ミラー1300
による反射のたびその反射の向きを変えられてCCDに
導かれる。CCDは、その反射光に基づいて原稿の画像
を画像データに変換し、図2に示したセンサー・ボード
・ユニット202からその画像データをディジタル信号
に変換して出力する。
【0120】原稿の先端が画像読取位置に到達したこと
と、原稿の後端が画像読取位置から外れたことは、セン
サー・ボード・ユニット202から出力された画像デー
タの背景濃度の変化状況に基づいて認識する。原稿の搬
送速度は一定であるので、前記した原稿の通過時間は、
原稿の先端が画像読取位置に到達してから原稿の後端が
画像読取位置から外れるまでの時間を計測することによ
って得られる。
【0121】このようにして原稿の通過時間を計測すれ
ば、特別なセンサーを設けることなく原稿の長さを認識
することができる。なお、原稿の幅は、自動原稿搬送装
置1210の原稿給紙トレイに設けられているセンサー
によって検出する。したがって、原稿のサイズは、認識
された原稿の長さと検出された原稿の幅から判定するこ
とができる。
【0122】センサー・ボード・ユニット202から出
力された画像データは、画像データ制御部203を経由
して画像処理プロセッサー204に転送され、光学系お
よびディジタル信号への量子化に伴う信号劣化(読み取
り系の信号劣化)が補正され、再度、画像データ制御部
203へ送信される。画像データ制御部203へ転送さ
れた画像データは、画像データ制御部203からパラレ
ルバス220を経由して画像メモリー・アクセス制御部
221に送信される。画像読取装置1200による原稿
の画像の読み取りは、変倍率の決定や転写紙へのプリン
トがおこなわれている最中でも独立しておこなえるよう
になっている。
【0123】画像メモリー・アクセス制御部221へ送
信された画像データは、データ圧縮後メモリー・モジュ
ール222に格納される。メモリー・モジュール222
には、原稿の画像データが画像読取装置1200によっ
て読み取られた順番に1枚ずつ送られる。メモリー・モ
ジュール222は、少なくとも原稿2枚分以上の画像デ
ータが記憶できる記憶容量を備えている。メモリー・モ
ジュール222に格納された画像データは、必要に応じ
て、記憶された順番に読み出される。読み出された画像
データは伸張され、決定された変倍率で変倍されて画像
メモリー・アクセス制御部221からパラレルバス22
0を経由して画像データ制御部203へ戻される。
【0124】画像データ制御部203から画像処理プロ
セッサー204に転送された画像データは、画質処理、
およびビデオ・データ制御部205でのパルス制御がお
こなわれ、作像ユニット206において転写紙上に所定
の倍率でプリントされる。
【0125】図13は、本実施の形態にかかる画像形成
装置で原稿の画像の読み取りをおこないながら変倍率の
決定をする処理のフローチャートである。このフローチ
ャートの動作を、図2に示した画像形成装置のブロック
図と図12に示した画像読取装置の構成図を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0126】まず、自動原稿搬送装置1210は、その
原稿給紙トレイに載置されている混載原稿を給紙ローラ
1240,1245,1250によって1枚だけ送り出
し、さらに送り出した原稿を搬送ローラ1255,12
60を用いて画像読取位置1230まで搬送する(ステ
ップS1301)。なお、このとき原稿給紙トレイに設
けられているセンサーによって原稿の幅が検出される。
【0127】画像読取位置1230にはプラテンガラス
1220の下面からランプ1285の光が照射され、そ
の光が画像読取位置1230に存在する原稿に反射し
て、第1反射ミラー1290、第2反射ミラー129
5、第3反射ミラー1300を介して図2に示したセン
サー・ボード・ユニット202のCCDに入射される。
したがって、画像読取位置1230に原稿が存在してい
ない場合には、ランプ1285の光はCCDに入射され
ない。
【0128】自動原稿搬送装置1210によって原稿が
画像読取位置1230まで搬送されると、その原稿の先
端が画像読取位置1230を遮って、ランプ1285の
反射光がCCDに入射されるようになる。CCDから出
力された画像データは、画像データ制御部203を介し
て画像処理プロセッサー204に転送され、画像処理プ
ロセッサー204は、原稿の先端が画像読取位置123
0に到達したことを画像データの背景濃度の変化状況
(背景濃度が薄くなる)に基づいて認識する(ステップ
S1302)。
【0129】画像処理プロセッサー204が背景濃度の
変化を認識すると、画像データ制御部203が原稿通過
時間の計測を開始する(ステップS1303)。自動原
稿搬送装置1210は、画像読取位置1230に到達し
た原稿を、さらに排紙ローラ1265,1270,12
75,1280を用いて、一定速度で原稿排紙部に搬送
する。この搬送に際して、原稿の画像が画像読取位置1
230を搬送方向に一定速度で通過し、CCDによる画
像の読取が開始される(ステップS1304)。
【0130】このときにCCDから出力された画像デー
タは、画像データ制御部203を介して画像処理プロセ
ッサー204に転送され、光学系およびディジタル信号
への量子化に伴う信号劣化(読み取り系の信号劣化)が
補正され、再度、画像データ制御部203へ送信され
る。画像データ制御部203へ転送された画像データ
は、画像データ制御部203からパラレルバス220を
経由して画像メモリー・アクセス制御部221に送信さ
れる。画像メモリー・アクセス制御部221へ送信され
た画像データは、データ圧縮後メモリー・モジュール2
22に格納される(ステップS1305)。
【0131】以上のように、原稿通過時間の計測および
画像データの格納がおこなわれ、画像処理プロセッサー
204が、入力される画像データの背景濃度の変化状況
(反射光がCCDに入射されなくなるので背景濃度が濃
くなる)から、原稿の後端が画像読取位置1230から
外れたことを認識すると(ステップS1306肯定)、
画像データ制御部203は、原稿通過時間の計測を終了
する(ステップS1307)。
【0132】画像データ制御部203は、センサーによ
って検知された原稿の幅と、あらかじめわかっている原
稿の搬送速度と、計測された原稿の通過時間から原稿の
サイズを判別する(ステップS1308)。以上の処理
によって、搬送された原稿1枚分の画像の格納が終了
し、原稿のサイズの判別が終了する。
【0133】そして、自動原稿搬送装置1210は、そ
の原稿給紙トレイにまだ載置されている原稿があれば、
ステップS1301〜ステップS1309までの処理を
原稿がなくなるまで繰り返す(ステップS1309)。
一方、画像データ制御部203は、原稿の読み取りと並
行して、判別された原稿のサイズと、操作パネル234
で選択した転写紙のサイズとに基づいて、メモリー・モ
ジュール222に格納した画像データを転写紙に収める
ための変倍率を決定する(ステップS1310)。
【0134】画像メモリー・アクセス制御部221は、
メモリー・モジュール222に格納した画像データを格
納した順番に取り出して伸張し、伸張した後の画像デー
タをその画像データに対する決定された変倍率によって
変倍する(ステップS1311)。
【0135】変倍された画像データは、画像メモリー・
アクセス制御部221からパラレルバス220を経由し
て画像データ制御部203へ戻され、画像データ制御部
203から画像処理プロセッサー204に転送され、画
質処理、およびビデオ・データ制御部205でのパルス
制御がおこなわれて作像ユニット206において転写紙
上に所定の倍率でプリントされる(ステップS131
2)。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、画像読取手段によって読み取られた原稿
のサイズを判定し、前記画像読取手段によって読み取ら
れた原稿の画像を少なくとも原稿2枚分以上の記憶容量
を持つ記憶手段に読み取られた順番に記憶し、判定され
た原稿のサイズに基づいて前記画像読取手段によって読
み取られた順番に前記記憶手段に記憶された原稿の画像
の変倍率を決定するので、変倍率の演算をおこなってい
る間でも原稿の画像の読み込みができ、混載原稿を自動
的に読み込むシートスルースキャン方式の画像読取装置
を用いた場合であっても、変倍率の決定によるプリント
の生産性を低下させることなく、効率的な画像処理をお
こなうことができ、これにより高性能な画像形成装置が
得られるという効果を奏する。
【0137】請求項2に記載の発明によれば、原稿サイ
ズ判定手段が、原稿を画像読取手段に対して副走査方向
に搬送させるときに前記画像読取手段で認識された原稿
読取前の背景濃度と原稿読取中の背景濃度との相違に基
づいて読み取られた原稿のサイズを判定するので、特別
なセンサーを設けることなく原稿のサイズを判定するこ
とができるという効果を奏する。これにより、原稿のサ
イズを検出するための手段の設置位置が制約されること
がない、小型で安価かつ高性能な画像形成装置が得られ
るという効果を奏する。
【0138】請求項3に記載の発明によれば、原稿変倍
率決定手段によって原稿の変倍率が決定された後、記憶
手段に記憶されている原稿の画像を読み取られた順番に
読み出して決定された原稿の変倍率にしたがって変倍
し、変倍後の画像を転写紙上にプリントするので、原稿
のサイズに応じて適切な変倍率で変倍されたプリント画
像を得ることが可能な画像形成装置が得られるという効
果を奏する。
【0139】請求項4に記載の発明によれば、原稿サイ
ズ判定手段によって原稿のサイズが判定されたか否かに
かかわらず、またはプリント手段によってプリントがお
こなわれているか否かにかかわらず、原稿の画像の読み
取りがおこなえるので、原稿の画像の読み込みとプリン
トとを並行しておこなうことができ、混載原稿を自動的
に読み込むシートスルースキャン方式の画像読取装置を
用いた場合であっても、変倍率の決定によるプリントの
生産性を低下させることなく、効率的な画像処理をおこ
なうことができ、これにより、高性能で高速な画像形成
装置が得られるという効果を奏する。
【0140】請求項5に記載の発明によれば、画像読取
手段によって読み取られた原稿のサイズを判定し、前記
画像読取手段によって読み取られた原稿の画像を少なく
とも原稿2枚分以上の記憶容量を持つ記憶手段に読み取
られた順番に記憶し、判定された原稿のサイズに基づい
て前記画像読取手段によって読み取られた順番に前記記
憶手段に記憶された原稿の画像の変倍率を決定するの
で、変倍率の演算をおこなっている間であっても原稿の
画像の読み込みができ、混載原稿を自動的に読み込むシ
ートスルースキャン方式の画像読取装置を用いた場合で
あっても、変倍率の決定によるプリントの生産性を低下
させることなく、効率的な画像処理をおこなうことがで
き、これにより、高性能な画像形成装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0141】請求項6に記載の発明によれば、原稿サイ
ズ判定工程で、原稿を画像読取手段に対して副走査方向
に搬送させるときに前記画像読取手段で認識された原稿
読取前の背景濃度と原稿読取中の背景濃度との相違に基
づいて前記画像読取位置を通過した原稿の通過時間を計
測し読み取られた原稿のサイズを判定するので、特別な
センサーを設けることなく原稿のサイズを判定すること
ができるという効果を奏する。これにより、原稿のサイ
ズを検出するための手段の設置位置が制約されることが
ない、小型で安価かつ高性能な画像形成装置が得られる
という効果を奏する。
【0142】請求項7に記載の発明によれば、前記原稿
変倍率決定工程によって原稿の変倍率が決定された後、
前記記憶手段に記憶されている原稿の画像を読み取られ
た順番に読み出して決定された原稿の変倍率にしたがっ
て変倍し、変倍後の画像を転写紙上にプリントするの
で、原稿のサイズに応じて適切な変倍率により変倍され
たプリント画像を得ることが可能な画像形成装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0143】請求項8に記載の発明によれば、原稿サイ
ズ判定工程で原稿のサイズが判定されたか否かにかかわ
らず、またはプリント工程でプリントがおこなわれてい
るか否かにかかわらず、原稿の画像の読み取りがおこな
えるので、原稿画像の読み込みとプリントとを並行して
おこなうことができ、混載原稿を自動的に読み込むシー
トスルースキャン方式の画像読取装置を用いた場合であ
っても、変倍率の決定によるプリントの生産性を低下さ
せることなく、効率的な画像処理をおこなうことがで
き、これにより、高性能で高速な画像形成装置が得られ
るという効果を奏する。
【0144】請求項9に記載の発明によれば、請求項5
〜8に記載された方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムを記録したことで、そのプログラムを機械で読み
取り可能となり、これによって、請求項5〜8のいずれ
か一つに記載された方法をコンピュータによって実現す
ることが可能な記録媒体が得られるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる画像形成装置
の構成を機能的に示すブロック図である。
【図2】本実施の形態にかかる画像形成装置のハードウ
エア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかる画像形成装置の画像処理
プロセッサーの処理概要を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかる画像形成装置の画像デー
タ制御部の処理概要を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態にかかる画像形成装置のビデオ・
データ制御部の処理概要を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態にかかる画像形成装置の画像メモ
リー・アクセス制御部の処理概要を示すブロック図であ
る。
【図7】本実施の形態における画像形成装置のファクシ
ミリ制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図8】本実施の形態にかかるメモリー・モジュールに
画像を格納するまでの処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】本実施の形態にかかる作像ユニットで画像をプ
リントするまでの処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施の形態にかかるメモリー・モジュール
にPCからの画像を格納するまでの処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】本実施の形態にかかる作像ユニットでメモリ
ー・モジュールの画像をプリントするまでの処理を示す
フローチャートである。
【図12】本実施の形態にかかる画像形成装置が備える
シートスルースキャン方式の画像読取装置の構成図であ
る。
【図13】本実施の形態にかかる画像形成装置で原稿の
画像の読み取りをおこないながら変倍率の決定をする処
理のフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像データ制御ユニット 101 画像読取ユニット 102 画像メモリー制御ユニット 103 画像処理ユニット 104 画像書込ユニット 201 読取ユニット 202 センサー・ボード・ユニット 203 画像データ制御部 204 画像処理プロセッサー 205 ビデオ・データ制御部 206 作像ユニット(エンジン) 210 シリアルバス 211 プロセス・コントローラー 212,232 RAM 213,233 ROM 220 パラレルバス 221 画像メモリー・アクセス制御部 222 メモリー・モジュール 223 パーソナルコンピュータ(PC) 224 ファクシミリ制御ユニット 225 公衆回線 231 システム・コントローラー 234 操作パネル 301,303,304,306 インターフェース
(I/F) 302 スキャナー画像処理部 305 画質処理部 307 コマンド制御部 401 画像データ入出力制御部 402 画像データ入力制御部 403 データ圧縮部 404 データ変換部 405,503,601 パラレルデータI/F 406 データ伸張部 407 画像データ出力制御部 501 エッジ平滑処理部 502 パルス制御部 504 シリアルデータI/F 505 データ変換部 602 システム・コントローラーI/F 603 メモリー・アクセス制御部 604 ラインバッファー 605 ビデオ制御部 606 データ圧縮部 607 データ伸張部 608 データ変換部 701 ファクシミリ送受信部 702 外部I/F 703 ファクシミリ画像処理部 704 画像メモリー 705 メモリー制御部 706 データ制御部 707 画像圧縮伸張部 708 モデム 709 網制御装置 1200 画像読取装置 1210 自動原稿搬送装置 1230 画像読取位置 1240,1245,1250 給紙ローラ 1265,1270,1275,1280 排紙ローラ 1285 ランプ 1290 第1反射ミラー 1295 第2反射ミラー 1300 第3反射ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波塚 義幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 川本 啓之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 樗木 杉高 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 理恵 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 福田 拓章 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉澤 史男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 刀根 剛治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮崎 慎也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野水 泰之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DA38 DB01 DB09 FA22 FB12 FD08 5B057 AA11 BA12 CA08 CC02 CD10 CE03 CE05 CH11 DA07 DC16 5C072 AA05 BA01 BA02 BA05 BA09 EA05 NA01 RA01 RA04 UA11 UA13 5C076 AA21 AA22 AA31 BA01 BA02 BA03 BA04 BB31 CA12 CB01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取位置に固定された画像読取手段
    に対し原稿を副走査方向に搬送させ、搬送された原稿の
    画像を前記画像読取手段で読み取り、読み取った画像を
    転写紙にプリントする画像形成装置において、 前記画像読取手段によって読み取られた原稿のサイズを
    判定する原稿サイズ判定手段と、 前記画像読取手段によって読み取られた原稿の画像を読
    み取られた順番に記憶する少なくとも原稿2枚分以上の
    記憶容量を持つ記憶手段と、 前記原稿サイズ判定手段によって判定された原稿のサイ
    ズに基づいて前記画像読取手段によって読み取られた順
    番に前記記憶手段に記憶された原稿の画像の変倍率を決
    定する原稿変倍率決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿サイズ判定手段は、前記原稿を
    前記画像読取手段に対して副走査方向に搬送させるとき
    に前記画像読取手段で認識された原稿読取前の背景濃度
    と原稿読取中の背景濃度との相違に基づいて前記画像読
    取位置を通過した原稿の通過時間を計測し読み取られた
    原稿のサイズを判定することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記原稿変倍率決定手段によっ
    て原稿の変倍率が決定された後、前記記憶手段に記憶さ
    れている原稿の画像を読み取られた順番に読み出して決
    定された原稿の変倍率にしたがって変倍し、変倍後の画
    像を転写紙上にプリントするプリント手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取手段は、前記原稿サイズ判
    定手段によって原稿のサイズが判定されたか否かにかか
    わらず、または前記プリント手段によってプリントがお
    こなわれているか否かにかかわらず、原稿の画像の読み
    取りをおこない、読み取った画像を前記記憶装置に記憶
    させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像読取位置に固定された画像読取手段
    に対し原稿を副走査方向に搬送させ、搬送された原稿の
    画像を前記画像読取手段で読み取り、読み取った画像を
    転写紙にプリントする画像形成装置の画像形成方法にお
    いて、 前記画像読取手段によって読み取られた原稿のサイズを
    判定する原稿サイズ判定工程と、 前記画像読取手段によって読み取られた原稿の画像を少
    なくとも原稿2枚分以上の記憶容量を持つ記憶手段に読
    み取られた順番に記憶させる記憶工程と、 前記原稿サイズ判定工程で判定された原稿のサイズに基
    づいて前記画像読取手段によって読み取られた順番に前
    記記憶手段に記憶された原稿の画像の変倍率を決定する
    原稿変倍率決定工程と、 を含んだことを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 前記原稿サイズ判定工程は、前記原稿を
    前記画像読取手段に対して副走査方向に搬送させるとき
    に前記画像読取手段で認識された原稿読取前の背景濃度
    と原稿読取中の背景濃度との相違に基づいて前記画像読
    取位置を通過した原稿の通過時間を計測し読み取られた
    原稿のサイズを判定することを特徴とする請求項5に記
    載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記原稿変倍率決定工程によっ
    て原稿の変倍率が決定された後、前記記憶手段に記憶さ
    れている原稿の画像を読み取られた順番に読み出して決
    定された原稿の変倍率にしたがって変倍し、変倍後の画
    像を転写紙上にプリントするプリント工程を含んだこと
    を特徴とする請求項5または6に記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 前記画像読取手段による原稿の画像の読
    み取りは、前記原稿サイズ判定工程で原稿のサイズが判
    定されたか否かにかかわらず、または前記プリント工程
    でプリントがおこなわれているか否かにかかわらずおこ
    なわれることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つ
    に記載の画像形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれか一つに記載され
    た方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
    たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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