JP2001185703A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001185703A JP2000275912A JP2000275912A JP2001185703A JP 2001185703 A JP2001185703 A JP 2001185703A JP 2000275912 A JP2000275912 A JP 2000275912A JP 2000275912 A JP2000275912 A JP 2000275912A JP 2001185703 A JP2001185703 A JP 2001185703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMセルとロジックを混載したLSIデ
バイスにおけるアスペクト比の大きいコンタクト構造に
おいて、素子分離絶縁膜および不純物拡散層のオーバエ
ッチングを抑制して、接合リークを抑制することを課題
とする。 【解決手段】 周辺MOSトランジスタを覆う第1エッ
チングストッパ層121と、DRAMメモリセルのキャ
パシタ部上層に第2エッチングストッパ層122が形成
され、周辺MOSトランジスタの不純物拡散層113
は、第1、第2エッチングストッパ層121、122を
貫通する電極層131により、上記キャパシタ部上層に
形成された金属配線層と接続され、不純物拡散層113
の少なくとも一つは素子分離絶縁膜102の境界上に電
極層131を接続し、素子分離絶縁膜102上に形成さ
れた電極層131の底部の不純物拡散層113表面から
の深さ寸法は、不純物拡散層113の接合深さ寸法もよ
り短く形成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に、DRAMのキャパシタ上層
に形成した金属配線層から半導体基板上に形成された不
純物拡散層とゲート電極に接続するコンタクトを接合リ
ークを増大させることなく安定して形成できるデバイス
構造とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のDRAMセルとロジックを混載し
たLSIデバイスについて図37、図38、図39によ
り説明する。
【0003】図38は、一個のMOSトランジスタを中
心にした拡大断面図である。図38に示すように、半導
体基板91表面に、DRAMセルの上層に形成した金属
配線層(図示せず)から半導体基板91上に形成された
不純物拡散層93とゲート電極92に接続するようにコ
ンタクトホール94が設けられている。DRAMメモリ
セルのキャパシタは、高密度化を達成しようとすると、
キャパシタの占有面積を増大させることなく容量を大き
く確保する必要があり、高さを高く形成することが要求
される。そのため、非常に深いコンタクトが必要になる
ので、その分だけ長くエッチング工程を行う必要があ
り、これに伴いコンタクトホール94も過剰にエッチン
グされてしまいがちである。
【0004】図38に図示されるように、コンタクトホ
ール94のアスペクト比(「コンタクトの深さ」/「コ
ンタクトホールの直径」の比)は5から10になり、半
導体基板91の不純物拡散層93や素子間分離膜(図示
せず)をエッチングにより削ることなく形成することが
非常に困難であり、最悪は接合界面を越えて開口が形成
され、接合リークの増大を招いてしまう。
【0005】そこで特開平10-79430号公報には、改良技
術として、半導体基板上のコンタクト開口部にエッチン
グストッパ層となるシリコン窒化膜を形成することによ
り不純物拡散層をエッチングにより削ることなく形成し
接合リークの増大を防止する技術が開示されている。
【0006】一方、図37に示すように、DRAMセル
とロジックを混載したLSIデバイスにおいては、不純
物拡散層93とそれに接続するコンタクトホール94と
の位置合わせマージンを大きくとることができず、図3
7に描かれるように、コンタクトホール94は不純物拡
散層93と素子分離絶縁膜95との境界に開口すること
がある。
【0007】このような場合、不純物拡散層93直上に
形成するエッチングストッパ層が不十分な膜厚である
と、素子分離絶縁膜95をもエッチングし、不純物領域
面をこえるまで深くエッチングした場合には、接合リー
クの原因になる。これを防ぐには、エッチングストッパ
層を厚く形成する必要がある。
【0008】しかしながら、図39に示すように、エッ
チングストッパ層96を厚く形成すれば、後に形成され
る層間絶縁膜97中にボイド(空洞)98を発生する原
因になる。もしくはエッチングストッパ膜96として窒
化膜を用いれば比誘電率が高い分、配線間容量を上げる
原因になり、ひいてはデバイス高速化を阻害するという
別の問題が生じてくる。図39は従来技術の問題点の説
明図であり、(a)(b)それぞれは装置要部の断面を
模式的に示すものである。
【0009】図39中、(a)に示すように、ゲート電
極99の両脇に絶縁膜サイドウォール910を形成し、
その後全面形成したエッチングストッパ膜(シリコン窒
化膜)96の厚さが薄い場合には、その上に層間絶縁膜
97を埋め込む場合にも通常用いられるCVD(化学的
気相成長)法にてゲート電極99間に容易に埋め込みが
できる。シリコン窒化膜が薄いので、その分ゲート電極
99相互の間隔が十分確保できるからである。
【0010】しかし、エッチングストッパ膜96として
の十分な機能を果たさせようとして(b)のように膜厚
をかなり増やした場合には、ゲート電極99間の隙間が
異常接近してスリットのようになるため、後で層間絶縁
膜97をCVD形成しようとしてもボイド(空洞)98
が生じるために、加熱リフローしたとしても埋め込めな
い。このように、エッチングストッパ膜96が厚くなっ
て層間絶縁膜97中にボイド(空洞)98が発生する
と、DRAMセル内の自己整合的コンタクト部のポリシ
リコン電極がボイド98を介してショートするので、著
しく製品の歩留りを落とすことになる。
【0011】エッチングストッパ層96を層間絶縁膜9
7の中間層に形成することは、先行技術特開平10-79430
号公報には記載されていないが、先行技術特開平7-1308
73号公報には、シリンダー型キャパシタを形成する際の
等方的エッチングに対するストッパ層を形成する技術が
開示されている。この2件の先行技術を組み合わせれば
中間層にエッチングストッパ層を形成することは容易に
発明できる。しかし、エッチング層を多層に分けること
は記載されておらず、かつ、単に2層に分けても最下層
の第1エッチングストッパ層を厚くすると、上述したD
RAMメモリセル埋め込みにおいて、例えば層間絶縁膜
形成時にボイド(空洞)が発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、DRAMセ
ルとロジックを混載したLSIデバイスにおいて、金属
層から半導体基板上に形成された不純物拡散層とゲート
電極とのアスペクト比の大きいコンタクトホールを形成
する際にそのホールが不純物拡散層と位置ずれした場合
でもそのオーバエッチングによる素子分離絶縁膜および
不純物拡散層のエッチングを抑制して、接合リークを抑
える。さらに、第1エッチングストッパ層を形成するD
RAMセルの埋め込みにおいてボイド(空洞)の発生を
防止する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では例えば以下の構成を手段とする。
【0014】DRAMメモリセルと周辺MOSトランジ
スタを有する半導体装置において、周辺MOSトランジ
スタのゲート電極を含む表面を覆うように第1エッチン
グストッパ層となる絶縁膜が形成され、前記DRAMメ
モリセルのキャパシタ部の上層ないし下層のうちの少な
くとも一方に第2エッチングストッパ層が形成され、前
記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電極
は、前記第1エッチングストッパ層と前記第2エッチン
グストッパ層を貫通する電極層により、前記DRAMメ
モリセルのキャパシタ部上層に形成された金属配線層と
接続され、更に(a)前記不純物拡散層の少なくとも一
つは、前記電極層が該不純物拡散層と素子分離絶縁膜の
境界上に接続され、前記素子分離絶縁膜上に形成された
前記電極層の底部の前記不純物拡散層表面からの深さ寸
法は、前記不純物拡散層の接合深さおよび前記第1エッ
チングストッパ層の厚さ寸法のうち、いずれか一方より
短いことを特徴としている半導体装置である。
【0015】(b)前記DRAMメモリセル領域のワー
ド・トランジスタ上には、前記周辺MOSトランジスタ
のサイドウォール形成層と前記第1エッチングストッパ
層が積層されて形成され、前記周辺MOSトランジスタ
のサイドウォール形成層と前記第1エッチングストッパ
層の積層膜の膜厚は、前記DRAMメモリセル領域のワ
ード・トランジスタの最小間隔の1/4以上かつ1/2
以下としたことを特徴としている半導体装置である。
【0016】本発明の半導体装置は、DRAMメモリセ
ルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置におい
て、周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲ
ート電極上とを覆うように第1エッチングストッパ層と
なる絶縁膜が形成され、前記DRAMメモリセルのキャ
パシタ部の上層もしくはその下層、または前記DRAM
メモリセルのキャパシタ部の上層およびその下層に第2
エッチングストッパ層が形成され、前記周辺MOSトラ
ンジスタの不純物拡散層とゲート電極は、前記第1エッ
チングストッパ層と前記第2エッチングストッパ層を貫
通する電極層により、前記DRAMメモリセルのキャパ
シタ部上層に形成された金属配線層と接続され、前記不
純物拡散層の少なくとも一つは、前記電極層が該不純物
拡散層と素子分離絶縁膜の境界上に接続され、前記素子
分離絶縁膜上に形成された前記電極層の底部の前記不純
物拡散層表面からの深さ寸法は、前記不純物拡散層の接
合深さ寸法もより短く形成された半導体装置である。
【0017】さらに、本発明の他の半導体装置は、前記
不純物拡散層の少なくとも一つは、前記電極層が該不純
物拡散層と素子分離絶縁膜の境界上に接続され、前記素
子分離絶縁膜上に形成された上記電極層の底部の前記不
純物拡散層表面からの深さ寸法は、前記第1エッチング
ストッパ層の厚さ寸法より短く形成された半導体装置で
ある。
【0018】さらに、本発明の他の半導体装置は、前記
周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成層と前記
第1エッチングストッパ層の積層膜の膜厚は、前記DR
AMメモリセル領域のワード・トランジスタの最小間隔
の1/4以上かつ1/2以下とした半導体装置である。
【0019】さらに、本発明の他の半導体装置は、前記
周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成層と前記
第1エッチングストッパ層の積層膜の膜厚は、前記DR
AMメモリセル領域のワード・トランジスタの最小間隔
の1/4以上かつ1/3以下とした半導体装置である。
【0020】さらに、本発明の他の半導体装置は、前記
周辺MOSトランジスタのゲート電極の少なくとも一つ
は、前記第1エッチングストッパ層と前記第2エッチン
グストッパ層を貫通する電極層が、前記ゲート電極と前
記ゲート電極側壁に形成されたサイドウォール絶縁膜の
境界上に接続され、前記サイドウォール絶縁膜上に形成
された前記電極層の底部の素子分離絶縁膜上面からの深
さ寸法は、前記素子分離絶縁膜底部の深さ寸法よりも短
く形成された半導体装置である。
【0021】本発明の半導体装置は、DRAMメモリセ
ルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置におい
て、周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲ
ート電極上とを覆うように第1エッチングストッパ層と
なる絶縁膜が形成され、前記DRAMメモリセルのキャ
パシタ部の上層もしくはその下層、または前記DRAM
メモリセルのキャパシタ部の上層およびその下層に第2
エッチングストッパ層が形成され、前記第2エッチング
ストッパ層を貫通して前記DRAMメモリセルのビット
線に接続される電極層は、少なくとも一つは素子分離絶
縁膜上に配置されていて、前記電極層の底部の前記素子
分離絶縁膜表面からの深さ寸法は、前記素子分離絶縁膜
の厚さ寸法もより短く形成された半導体装置である。
【0022】さらに、本発明の他の半導体装置は、前記
第2エッチングストッパ層を貫通して前記DRAMメモ
リセルのビット線に接続される電極層は、少なくとも一
つは不純物拡散領域上に配置され、前記不純物拡散領域
上に配置された前記電極層のうち前記第1エッチングス
トッパ層を貫通して前記不純物拡散領域に達した電極層
の底部の前記不純物拡散領域表面からの深さ寸法は、前
記不純物拡散領域の接合深さ寸法より短く形成された半
導体装置である。また、前記電極層が接続される前記不
純物拡散層の電位と前記DRAMメモリセルのビット線
の電位とは同電位を有している。
【0023】本発明の半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法において、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に前記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと前記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、前記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散領域とゲート電極上に第1エッチングス
トッパ層となる絶縁膜が形成する工程と、前記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、前記第2エッチングストッパ層上に前記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、前
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上
に開口部を形成し、前記第2エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部におい
て第2エッチングストッパ層と前記層間絶縁膜をエッチ
ング除去し、さらに、前記第1エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部にお
いて前記第1エッチングストッパ層をエッチング除去
し、前記開口部の少なくとも一つを、前記不純物拡散層
と前記素子分離絶縁膜の境界上に形成し、かつ前記開口
部の底部の前記素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、
(c)前記不純物拡散層の接合深さ寸法よりも小さく形
成するか、もしくは、(d)前記第1エッチングストッ
パ層の厚さ寸法よりも小さく形成する工程と、前記開口
部内に電極層を形成する工程と、前記電極層と接続され
る金属配線層を形成する工程とを備えた半導体装置の製
造方法である。
【0024】さらに、本発明の他の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法において、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に前記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタのゲート電極と前記周辺MOS
トランジスタのゲート電極を形成する工程と、前記DR
AMメモリセルのワード・トランジスタのゲート電極と
前記周辺MOSトランジスタのゲート電極を覆ってサイ
ドウォール形成層となる絶縁膜を形成し、前記周辺MO
Sトランジスタ形成領域のみ前記サイドウォール形成層
を異方性エッチングして周辺MOSトランジスタのゲー
ト側壁にサイドウォールを形成し、かつ前記DRAMメ
モリセル形成領域には前記サイドウォール形成層を残す
工程と、前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物
拡散領域とゲート電極上に第1エッチングストッパ層と
なる絶縁膜を、前記サイドウォール形成層と前記第1エ
ッチングストッパ層の積層膜の膜厚が前記DRAMメモ
リセルのワード・トランジスタの最小間隔の1/4以上
かつ1/2以下の膜厚で形成する工程と、前記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、前記第2エッチングストッパ層上に前記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、前
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上
に開口部を形成し、前記第2エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部におい
て第2エッチングストッパ層と前記層間絶縁膜をエッチ
ング除去し、さらに、前記第1エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部にお
いて前記第1エッチングストッパ層をエッチング除去す
る工程と、前記開口部内に電極層を形成する工程と、前
記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを備
えた半導体装置の製造方法である。
【0025】さらに、本発明の他の製造方法は、前記第
1エッチングストッパ層となる絶縁膜を、前記サイドウ
ォール形成層と前記第1エッチングストッパ層の積層膜
の膜厚が前記DRAMメモリセルのワード・トランジス
タの最小間隔の1/4以上かつ1/3以下の膜厚で形成
することを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【0026】さらに、本発明の他の製造方法は、前記開
口部の少なくとも一つを、前記ゲート電極と前記サイド
ウォール絶縁膜の境界上に形成し、かつ前記サイドウォ
ール絶縁膜上に形成された開口部の底部の前記素子分離
絶縁膜上面からの深さ寸法は、前記素子分離絶縁膜の深
さ寸法よりも小さく形成することを特徴とする半導体装
置の製造方法である。
【0027】さらに、本発明の他の製造方法は、前記第
2エッチングストッパ層上に前記DRAMメモリセルの
キャパシタを形成する工程と、前記キャパシタ上に絶縁
膜を形成する工程と、該絶縁膜上でかつ前記周辺MOS
トランジスタのゲート電極に第1の開口部を形成し、前
記第2エッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止
させる工程と、前記第1の開口部において第2エッチン
グストッパ層と前記層間絶縁膜をエッチング除去し、さ
らに、前記第1エッチングストッパ層上で一旦エッチン
グを停止させる工程と、前記第1の開口部において前記
第1エッチングストッパ層をエッチング除去する工程
と、前記キャパシタ上に形成した絶縁膜を該絶縁膜上で
かつ前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散領域上に
第2の開口部を形成し、前記第2エッチングストッパ層
上で一旦エッチングを停止させる工程と、前記第2の開
口部において前記第2エッチングストッパ層と前記層間
絶縁膜をエッチング除去し、さらに前記エッチングスト
ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、前記第
2の開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
ッチング除去する工程と、前記第1の開口部内および第
2の開口部内に電極層を形成する工程と、前記電極層と
接続される金属配線層を形成する工程とを備えた半導体
装置の製造方法である。
【0028】さらに、本発明の他の製造方法は、前記第
2エッチングストッパ層上に等方性エッチングにより除
去可能な絶縁膜を形成する工程と、前記等方性エッチン
グにより除去可能な絶縁膜に選択的に開口部を形成し
て、ガイド開口部内に前記DRAMメモリセルのキャパ
シタ下部電極を形成する工程と、前記第2のエッチング
ストッパ層を等方性エッチングのストッパとして前記等
方性エッチングにより除去可能な絶縁膜を除去する工程
と、記キャパシタ下部電極上にキャパシタ誘電体膜とキ
ャパシタ上部電極を形成する工程と、前記キャパシタ上
部電極上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上に開口
部を形成し、前記第2エッチングストッパ層上で一旦エ
ッチングを停止させる工程と、前記開口部において第2
エッチングストッパ層と前記層間絶縁膜をエッチング除
去し、さらに、前記第1エッチングストッパ層上で一旦
エッチングを停止させる工程と、前記開口部において前
記第1エッチングストッパ層をエッチング除去する工程
と、前記開口部内に電極層を形成する工程と、前記電極
層と接続される金属配線層を形成する工程とを備えた半
導体装置の製造方法である。
【0029】さらに、本発明の他の製造方法は、前記第
2エッチングストッパ層の前記DRAMメモリセルの不
純物拡散領域に接続する電極層上に開口部を形成する工
程と、前記開口部側壁にサイドウォールを形成し、該開
口部よりもコンタクトホール計の小さいエッチング・マ
スクを形成し、前記DRAMメモリセルも不純物拡散領
域に接続する電極層上に開口部を形成する工程と、前記
開口部を介して電極DRAMメモリセルの不純物拡散領
域に接続されるDRAMキャパシタを形成する工程と、
前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜
上に開口部を形成し、前記第2エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部にお
いて第2エッチングストッパ層と前記層間絶縁膜をエッ
チング除去し、さらに、前記第1エッチングストッパ層
上で一旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部に
おいて前記第1エッチングストッパ層をエッチング除去
する工程と、前記開口部内に電極層を形成する工程と、
前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
備えた半導体装置の製造方法である。
【0030】さらに、本発明の他の製造方法は、前記D
RAMメモリセルのキャパシタ下部電極上にキャパシタ
誘電体膜とキャパシタ上部電極を形成し、前記キャパシ
タ上部電極のエッチング加工時に前記第2エッチングス
トッパ層の少なくとも一部を除去する工程と、前記DR
AMメモリセルのキャパシタ下部電極上に第3エッチン
グストッパ層を形成する工程と、前記第3のエッチング
ストッパ層上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上に
開口部を形成し、前記第3エッチングストッパ層上で一
旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部において
第3エッチングストッパ層と前記層間絶縁膜をエッチン
グ除去し、さらに、前記第1エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、前記開口部におい
て前記第1エッチングストッパ層をエッチング除去する
工程と、前記開口部内に電極層を形成する工程と、前記
電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを備え
た半導体装置の製造方法である。
【0031】〔作用〕DRAMセルとロジックを混載し
た半導体装置(LSIデバイス)とその製造方法におい
て、DRAMセルの上層に形成した金属配線層から半導
体基板上に形成された不純物拡散層とゲート電極に接続
するコンタクトをDRAMメモリセルのキャパシタ形成
層下に形成した第2エッチングストッパ層で一旦止め、
かつ、不純物拡散層とゲート電極上に形成した第1エッ
チングストッパ層でエッチングを止めることにより半導
体基板のオーバエッチングを抑制して接合リークを抑え
る。
【0032】DRAMセルの上層に形成した金属配線層
から半導体基板上に形成された不純物拡散層とゲート電
極に接続するコンタクトをDRAMメモリセルのキャパ
シタ形成層下に形成した第2のエッチングストッパ層で
一旦止める。これにより、層間絶縁膜の膜厚ばらつきを
一旦リセットできる。残りの層間絶縁膜の膜厚がより均
一で、かつ、薄くなるので不純物拡散層とゲート電極上
に形成した第1エッチングストッパ層は第2エッチング
ストッパ層よりもより薄く形成できる。したがって、第
1エッチングストッパ層を形成するDRAMセルの埋め
込みにおいて、DRAMセルで特にワード・トランジス
タ間の埋め込み層間絶縁膜のボイド(空洞)の発生を防
止できる。
【0033】DRAMセル下に形成するエッチングスト
ッパは、DRAMセルのキャパシタと基板とを接続する
コンタクトを形成する際のエッチング・マスクと兼用す
ることが可能である。さらにDRAMセル下のエッチン
グストッパはシリンダー型キャパシタ形成時のエッチン
グストッパとも兼用が可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置に係る実施の
形態の一例を、図1ないし図3はよって説明する。本発
明の半導体装置は、DRAMメモリセルと周辺MOSト
ランジスタを有するものであり、図1では周辺MOSト
ランジスタの要部の概略構成断面図を示す。
【0035】図1に示すように、半導体基板101には
素子分離絶縁膜102によって分離された素子形成領域
にDRAMメモリセルと周辺MOSトランジスタが形成
されている。上記周辺MOSトランジスタ領域のゲート
電極111上と不純物拡散領域113とを覆うように絶
縁膜からなる第1エッチングストッパ層121が形成さ
れている。この第1のエッチングストッパ層121は例
えばシリコン窒化膜からなる。また、DRAMメモリセ
ルのキャパシタ部の上層には第2エッチングストッパ層
122が、例えばシリコン窒化膜で形成されている。上
記第2エッチングストッパ層122は、図示はしない
が、DRAMメモリセルのキャパシタ部の下層、または
DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層およびその下
層に形成してもよい。なお、上記DRAMメモリセルや
上記周辺MOSトランジスタの各層間には層間絶縁膜1
03が形成されている。
【0036】上記周辺MOSトランジスタの不純物拡散
層113は、第2エッチングストッパ層122と第1エ
ッチングストッパ層121を貫通する電極層131によ
り、DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成され
た金属配線層(図示せず)と接続されている。図示はし
ないが、上記周辺MOSトランジスタのゲート電極は、
第2エッチングストッパ層122と第1エッチングスト
ッパ層121を貫通する電極層により、DRAMメモリ
セルのキャパシタ部上層に形成された金属配線層と接続
されている。
【0037】上記不純物拡散層の少なくとも一つの不純
物拡散層113は、電極層131が該不純物拡散層11
3と素子分離絶縁膜102の境界上に接続されている。
その素子分離絶縁膜102上に形成された電極層131
の底部の不純物拡散層113表面からの深さ寸法t
S は、不純物拡散層113の接合深さ寸法tJ もより短
く形成されている。
【0038】上記第1エッチングストッパ層121は上
記不純物拡散層113よりも薄く形成されるものである
から、素子分離絶縁膜102上に形成された電極層13
1の底部の不純物拡散層113表面からの深さ寸法tS
は、第1エッチングストッパ層121の厚さt1 もより
短く形成されてもよい。
【0039】次に、本発明の半導体装置に係る実施の形
態の一例を、図2よって説明する。本発明の半導体装置
は、DRAMメモリセルと周辺MOSトランジスタを有
するものであり、図2では周辺MOSトランジスタの要
部の概略構成断面図を示す。
【0040】図2に示すように、半導体基板101には
素子分離絶縁膜102によって分離された素子形成領域
にDRAMメモリセルと周辺MOSトランジスタが形成
されている。上記周辺MOSトランジスタ領域のゲート
電極111上、このゲート電極111の側壁に形成され
たサイドウォール115上、不純物拡散領域(図示せ
ず)上等を覆うように絶縁膜からなる第1エッチングス
トッパ層121が形成されている。この第1のエッチン
グストッパ層121は例えばシリコン窒化膜からなる。
また、DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層には第
2エッチングストッパ層122が、例えばシリコン窒化
膜で形成されている。上記第2エッチングストッパ層1
22は、図示はしないが、DRAMメモリセルのキャパ
シタ部の下層、またはDRAMメモリセルのキャパシタ
部の上層およびその下層に形成してもよい。なお、上記
DRAMメモリセルや上記周辺MOSトランジスタの各
層間には層間絶縁膜103が形成されている。
【0041】上記DRAMメモリセル領域のワード・ト
ランジスタ(図示せず)上には、周辺MOSトランジス
タのサイドウォール形成層と第1エッチングストッパ層
121が積層されて形成されている。上記周辺MOSト
ランジスタのゲート電極の少なくとも一つのゲート電極
111は、電極層131が該ゲート電極111と上記サ
イドウォール形成層からなるサイドウォール絶縁膜11
5の境界上に接続されている。そのサイドウォール絶縁
膜115上に形成された電極層131の底部の素子分離
絶縁膜102上面からの深さ寸法tS は、素子分離絶縁
膜102底部の深さ寸法tL もより短く形成されてい
る。
【0042】上記図1、図2によって説明した半導体装
置では、金属配線層から半導体基板101上に形成され
た不純物拡散層113、ゲート電極111等に接続する
コンタクトを第2エッチングストッパ層122で一旦止
め、かつ、不純物拡散層113、ゲート電極111等を
覆う第1エッチングストッパ層121でエッチングを止
めることにより形成することが可能となるので、半導体
基板101のオーバエッチングが抑制されて接合リーク
が抑えられた構造となる。
【0043】また、上記各半導体装置においては、上記
周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成層と上記
第1エッチングストッパ層121の積層膜の膜厚は、上
記DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタの最
小間隔の1/4以上かつ1/2以下、好ましくは、1/
4以上かつ1/3以下としてある。
【0044】上記説明したように、第2エッチングスト
ッパ層122が形成されていることから、DRAMセル
の上層に形成した金属配線層から半導体基板上に形成さ
れた不純物拡散層とゲート電極に接続するコンタクトを
形成する際にエッチングが第2エッチングストッパ層で
一旦止まる。これにより、層間絶縁膜の膜厚ばらつきを
一旦リセットできる。残りの層間絶縁膜の膜厚がより均
一で、かつ、薄くなるので第1エッチングストッパ層1
21は第2エッチングストッパ層122よりもより薄く
形成できる。したがって、第1エッチングストッパ層1
21を形成するDRAMセルの埋め込みにおいて、DR
AMメモリセルで特にワード・トランジスタ間の埋め込
み層間絶縁膜のボイド(空洞)の発生を防止できる。
【0045】また、DRAMセル下に形成するエッチン
グストッパは、DRAMセルのキャパシタと半導体基板
101とを接続するコンタクトを形成する際のエッチン
グ・マスクと兼用することが可能である。さらにDRA
Mセル下のエッチングストッパはシリンダー型キャパシ
タ形成時のエッチングストッパとも兼用が可能である。
【0046】さらに、上記DRAMメモリセル領域の第
1エッチングストッパ層121上には熱処理により流動
可能な酸化膜を層間絶縁膜として形成することにより、
特にワード・トランジスタ間の埋め込み層間絶縁膜のボ
イド(空洞)の発生を防止できる。
【0047】次に、本発明の半導体装置に係る実施の形
態の一例を、図3よって説明する。本発明の半導体装置
は、DRAMメモリセルと周辺MOSトランジスタを有
するものであり、図3ではDRAMメモリセルビットコ
ンタクトの要部を示し、(A)図に概略構成断面図を示
し、(B)図に平面レイアウト図を示す。
【0048】図3に示すように、半導体基板101には
素子分離絶縁膜102によって分離された素子形成領域
にDRAMメモリセルと周辺MOSトランジスタが形成
されている。上記周辺MOSトランジスタ上を覆うよう
に絶縁膜からなる第1エッチングストッパ層121が形
成されている。この第1のエッチングストッパ層121
は例えばシリコン窒化膜からなる。また、DRAMメモ
リセル領域にはビット線141が形成されている。さら
にDRAMメモリセルのキャパシタ部の上層には第2エ
ッチングストッパ層122が、例えばシリコン窒化膜で
形成されている。上記第2エッチングストッパ層122
は、図示はしないが、DRAMメモリセルのキャパシタ
部の下層、またはDRAMメモリセルのキャパシタ部の
上層およびその下層に形成してもよい。なお、上記DR
AMメモリセルや上記周辺MOSトランジスタの各層間
には層間絶縁膜103が形成されている。
【0049】さらに、第2エッチングストッパ層122
を貫通して上記DRAMメモリセル領域のビット線14
1に接続される電極層131が素子分離絶縁膜102上
に配置されている。この電極層131は、本来、設計通
りに形成されるならば、ビット線141上にのみ形成さ
れる。しかしながら、露光時の合わせずれ、加工誤差等
により、図示されているように、ビット線141上より
はみ出して電極層131が接続される場合がある。この
ような構成であってもコンタクトが取れるような構成で
は、上記説明したように電極層131が素子分離絶縁膜
102上に配置され、この電極層131の底部の素子分
離絶縁膜102上面からの深さ寸法tSは、素子分離絶
縁膜102底部の深さ寸法tL もより短く形成されてい
る。
【0050】次に、本発明の半導体装置に係る実施の形
態の一例を、図4よって説明する。本発明の半導体装置
は、DRAMメモリセルと周辺MOSトランジスタを有
するものであり、図4ではDRAMメモリセルビットコ
ンタクトの要部を示し、(A)図に概略構成断面図を示
し、(B)図に平面レイアウト図を示す。
【0051】図4に示すように、半導体基板101には
素子分離絶縁膜102によって分離された不純物拡散領
域105が形成されている。上記周辺MOSトランジス
タ上を覆うように絶縁膜からなる第1エッチングストッ
パ層121が形成されている。この第1のエッチングス
トッパ層121は例えばシリコン窒化膜からなる。ま
た、DRAMメモリセル領域にはビット線141が形成
されている。さらにDRAMメモリセルのキャパシタ部
の上層には第2エッチングストッパ層122が、例えば
シリコン窒化膜で形成されている。上記第2エッチング
ストッパ層122は、図示はしないが、DRAMメモリ
セルのキャパシタ部の下層、またはDRAMメモリセル
のキャパシタ部の上層およびその下層に形成してもよ
い。なお、上記DRAMメモリセルや上記周辺MOSト
ランジスタの各層間には層間絶縁膜103が形成されて
いる。
【0052】さらに、第2エッチングストッパ層122
を貫通して上記DRAMメモリセル領域のビット線14
1に接続される電極層131が素子分離絶縁膜102上
に配置されている。この電極層131は、本来、設計通
りに形成されるならば、ビット線141上にのみ形成さ
れる。しかしながら、露光時の合わせずれ、加工誤差等
により、図示されているように、ビット線141上より
はみ出して電極層131が接続される場合がある。この
ような構成であってもコンタクトが取れるような構成と
するには、電極層131が上記ビット線141と同電位
の不純物拡散領域105上に配置され、この電極層13
1の底部の不純物拡散領域105上面からの深さ寸法t
S は、不純物拡散領域105の接合深さ寸法tJ より短
く形成されている。
【0053】上記図3、図4によって説明した半導体装
置では、ビットコンタクトを第2エッチングストッパ層
122で一旦止め、かつ、ビット線141をはみ出して
形成された場合であっても、第1エッチングストッパ層
121でエッチングを止めることが可能となるので、半
導体基板101のオーバエッチングが抑制されて接合リ
ークが抑えられた構造となる。
【0054】また、図3によって示した半導体装置で
は、電極層131が上記ビット線141と同電位の不純
物拡散領域105上に配置され、この電極層131の底
部の不純物拡散領域105上面からの深さ寸法tS は、
不純物拡散領域105の接合深さ寸法tJ より短く形成
されていることから、半導体基板101までビットコン
タクトが突き抜けて形成されることはなく、したがっ
て、電極層131は少なくとも不純物拡散領域105中
で止まった状態で形成される。しかも、不純物拡散領域
105はビット線141と同電位となっていることか
ら、たとえビットコンタクトが不純物拡散総理105に
接続されても、電気的影響はない。
【0055】また、図4によって示した半導体装置で
は、電極層131が素子分離絶縁膜102上に配置さ
れ、この電極層131の底部の素子分離絶縁膜102上
面からの深さ寸法tS は、素子分離絶縁膜102底部の
深さ寸法tL もより短く形成されていることから、半導
体基板101までビットコンタクトが突き抜けて形成さ
れることはなく、したがって、電極層131は少なくと
も素子分離絶縁膜102中で止まった状態で形成され
る。
【0056】次に、本発明の半導体装置の製造方法に係
る実施の形態の一例を以下に説明する。図5ないし図3
3は、本発明の一実施態様に基づく工程途中の装置断面
図であり、図5から順に工程(1)から工程(29)ま
で製造途中の断面を模式的に表す。
【0057】図5に示すように、P型のシリコン基板1
に例えば50nm〜200nm(ここでは一例として1
00nm)のシリコン酸化膜2を形成した後、CVD
(化学的気相成長)法を用いてシリコン窒化膜3を例え
ば100nm〜200nm(ここでは一例として150
nm)の膜厚で重ねて形成する。シリコン酸化膜2はシ
リコン窒化膜3とシリコン基板1の間の応力を緩和する
ために形成する。シリコン窒化膜3のMOSトランジス
タ等の素子形成領域上に選択的にフォトレジスト・パタ
ーン(図示せず)を形成する。シリコン窒化膜3、シリ
コン酸化膜2、シリコン基板1を順次エッチングして半
導体素子分離領域となる溝部4を形成する。溝部4の深
さは例えば250nm〜500nm(ここでは一例とし
て350nm)の深さに設定する。
【0058】図6に示すように、溝部4としシリコン窒
化膜3を覆って、例えばHDP(高密度プラズマ)CV
D(化学的気相成長)法によるシリコン酸化膜5を例え
ば500nm〜1000nm(ここでは一例として75
0nm)の膜厚で形成する。シリコン酸化膜5形成前に
応力緩和を目的とした例えば50nm〜200nm(こ
こでは一例として100nm)程度のシリコン酸化膜
(図示せず)を熱酸化法により形成してもよい。
【0059】図7に示すように、CMP(化学的機械研
磨)を用いて、素子分離領域となる溝部に埋め込んだシ
リコン酸化膜5を研磨して平坦化する。研磨後、シリコ
ン窒化膜3とシリコン酸化膜2をエッチング除去する。
本実施態様では、素子分離領域を溝部への埋め込み法で
形成したが、従来から用いられているLOCOS法(選
択酸化法)を用いてもよい。
【0060】図8に示すように、例えば50nm〜20
0nm(ここでは一例として100nm)のシリコン酸
化膜を酸化法により形成(図示せず)する。このシリコ
ン酸化膜はいわゆる犠牲酸化膜として形成されるもの
で、この後、図8に示すイオン注入が実施された後に全
て除去される。P型半導体基板1のDRAMメモリセル
形成領域にN型不純物として例えばリンを高エネルギー
で注入して、Nウエル領域6を形成し、そのNウエル領
域6の内側にボロンをイオン注入してPウエル領域7を
形成する。同時に、メモリセルの周辺に設けられるもの
で、メモリ機能と接続するロジック回路として機能する
周辺MOS形成領域にもNウエル領域とPウエル領域を
形成する。さらにNチャネルMOSトランジスタ、Pチ
ャネルMOSトランジスタ、DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのしきい値電圧を決定するイオン注入
を行う。
【0061】図9に示すように、50nm〜200nm
(ここでは一例として100nm)のシリコン酸化膜
(犠牲酸化膜)を除去した後、ゲート酸化膜を2〜10
nmの厚さで形成する。このときトランジスタの用途に
合わせてゲート酸化膜の膜厚を作り分ける。例えば、高
電流駆動能力かつ低オフ電流が要求される周辺MOSト
ランジスタ形成領域では2nm〜5nm(ここでは一例
として3nm)の薄膜ゲート酸化膜を形成する。一方、
高電圧動作を要求される周辺MOSトランジスタ形成領
域では5nm〜10nm(ここでは一例として6nm)
の厚膜ゲート酸化膜を形成する。DRAMメモリセルの
ワード・トランジスタはセルのデータ保持能力に合わせ
たゲート酸化膜を設定することができる。このゲート酸
化膜の作り分けは、より厚いゲート酸化膜を全面に形成
した後に、薄いゲート酸化膜を形成する領域のゲート酸
化膜を選択的にエッチング除去して再度酸化することに
より形成できる。
【0062】ゲート電極としてポリシリコン層やアモル
ファス・シリコン層を50nm〜150nm(ここでは
一例として100nm)の膜厚でCVD法やスパッタリ
ングで形成する。この際、NチャネルMOSトランジス
タ、PチャネルMOSトランジスタをいずれも表面チャ
ネルのMOSで形成するデュアル・ゲート構造を採用す
る場合は、NチャネルMOSトランジスタ形成領域には
N型の不純物として例えばリンをイオン注入し、Pチャ
ネルMOSトランジスタ形成領域には例えばボロンをイ
オン注入する。ポリシリコン層またはアモルファス・シ
リコン層上に高融点金属シリサイド層である例えばタン
グステン・シリサイド層を50nm〜150nm(ここ
では一例として100nm)の膜厚でCVD法やスパッ
タリングで形成する。
【0063】次にDRAMメモリセルの自己整合的コン
タクトを形成する際のオフセット膜となる例えばシリコ
ン窒化膜またはシリコン酸化膜を100nm〜200n
m(ここでは一例として150nm)の膜厚でCVD法
により形成する。ゲート電極パターンを形成するための
フォトレジスト・パターンを形成後、異方性エッチング
によりオフセット膜と高融点金属シリサイド層とポリシ
リコン層またはアモルファス・シリコン層を順次エッチ
ングしてゲート電極8パターンを形成する。
【0064】図10に示すように、周辺MOSトランジ
スタ形成領域にLDD(ライトリー・ドープト・ドレイ
ン)不純物拡散層9を形成する。NチャネルMOSトラ
ンジスタ形成領域にはN型の不純物例えば砒素をイオン
注入し、PチャネルMOSトランジスタ形成領域には例
えばボロン(BF2 +)をイオン注入する。チャネル領域
とLDD不純物拡散層9の間にポケット・イオン注入を
行うことにより短チャネル効果を抑制することができ
る。例えば、NチャネルMOSトランジスタ形成領域に
はP型の不純物例えばボロンをイオン注入し、Pチャネ
ルMOSトランジスタ形成領域には例えば砒素をイオン
注入する。
【0065】図11に示すように、一旦基板の全面にシ
リコン窒化膜を例えば40nm〜100nm(ここでは
一例として60nm)の厚さに形成する。次に、周辺M
OSトランジスタ形成領域にのみ開口部が形成されたフ
ォトレジスト・パターン(図示せず)を形成する。次
に、全面に異方性エッチングを行って不要なシリコン窒
化膜を除去し、周辺MOSトランジスタ形成領域のゲー
ト電極側壁にシリコン窒化膜のサイドウォール層10を
形成する。
【0066】図12に示すように、周辺MOSトランジ
スタ形成領域にソース・ドレイン不純物拡散層11を形
成する。NチャネルMOSトランジスタ形成領域にはN
型の不純物例えば砒素をイオン注入し、pチャネルMO
Sトランジスタ形成領域には例えばボロンをイオン注入
する。DRAMメモリセル形成領域のワード・トランジ
スタとして例えばNチャネルMOSトランジスタを形成
するためにN型の不純物例えばリンをイオン注入する。
次に、シリコン基板上にコバルト層とチタン窒化膜を順
次スパッタリングにより形成し、熱処理により、自己整
合的にサイドウォール・シリコン窒化膜開口部にコバル
ト・シリサイド層12を形成する。サイドウォール・シ
リコン窒化膜上とオフセット膜上の未反応のコバルト層
(図示せず)を除去する。
【0067】図13に示すように、全面に第1エッチン
グストッパ層となるシリコン窒化膜(図示せず)を10
nm〜50nm(ここでは一例として20nm)20n
mの厚さに形成する。このときのシリコン窒化膜と下層
のサイドウォールを形成した20nm〜100nm(こ
こでは一例として80nm)シリコン窒化膜サイドウォ
ール層の積層膜厚合計は、30nm〜150nm(ここ
では一例として100nm)になる。第1エッチングス
トッパ層となるシリコン窒化膜と下層のサイドウォール
を形成したシリコン窒化膜の積層膜厚合計をDRAMメ
モリセル形成領域のワード・トランジスタ間距離である
120nm〜450nmの1/4以上1/2以下、さら
に効果を上げるためには1/4以上1/3以下にするこ
とが望ましい。第1エッチングストッパ層となるシリコ
ン窒化膜と下層のサイドウォールを形成したシリコン窒
化膜の積層膜厚合計をDRAMメモリセル形成領域のワ
ード・トランジスタ間距離の1/4以上1/2以下、さ
らに効果を上げるためには1/4以上1/3以下にする
ことによる効果を図34に示す。
【0068】図34に示すように、DRAMメモリセル
形成領域のワード・トランジスタ間距離に対する、第1
エッチングストッパ層となるシリコン窒化膜と下層のサ
イドウォールを形成したシリコン窒化膜の積層膜厚合計
の割合を横軸に示し、縦軸にDRAMメモリセル形成領
域のワード・トランジスタ間の埋め込み平坦化膜に発生
するボイドによるコンタクト不良発生率と第1エッチン
グストッパ層の膜厚不足による接合リークによる不良発
生率、通常、不良発生率は第1エッチングストッパ層の
膜厚の絶対量で決まる。しかし、本発明で定義している
のは、第1エッチングストッパ層となるシリコン窒化膜
と下層のサイドウォールを形成したシリコン地下膜の積
層膜厚合計であるので、ワード・トランジスタ間距離で
ある120nm〜450nmに対しては、その1/4以
上が必要という相関関係が見られる。
【0069】図14に示すように、第1エッチングスト
ッパ層上に500nm〜1000nm(ここでは一例と
して1000nm)程度の第1の層間絶縁膜13となる
BPSG(ホウ素リンシリケートガラス)層をCVD法
により形成し、前記第1の層間絶縁膜に650℃〜80
0℃(ここでは一例として700℃)の熱処理を加えて
リフローすることにより平坦化する。このときDRAM
メモリセル形成領域に形成した第1エッチングストッパ
層となるシリコン窒化膜と下層のサイドウォールを形成
したシリコン窒化膜の積層膜厚合計は最適な膜厚に設定
されているので、前記第1の層間絶縁膜13であるBP
SG膜の平坦化においてボイドが発生することは無い。
【0070】この第1の層間絶縁膜はHDP(高密度プ
ラズマ)CVD膜でもSOG(スピン・オン・グラス;
塗布シリコン酸化膜)でも実施可能である。次にCMP
(化学的機械研磨)により第1の層間絶縁膜13である
BPSG層を200nm〜900nm(ここでは一例と
して400nm)の厚さ分だけ研磨してさらに平坦化す
る。このときの平坦化は全面エッチバック等の技術を用
いてもよい。
【0071】図15に示すように、DRAMメモリセル
形成領域の第1の層間絶縁膜13に選択的にフォトレジ
スト開口パターンを形成し、第1エッチングストッパ層
となるシリコン窒化膜と下層のサイドウォールを形成し
たシリコン窒化膜の積層膜厚と選択比の取れるエッチン
グで一旦エッチングを止め、続いてシリコン窒化膜の積
層膜をエッチングしてDRAMメモリセルのワード線間
に自己整合的にコンタクトホール14を形成する。この
工程は、従来から一般的に用いられている自己整合コン
タクト技術を用いて行う。
【0072】コンタクトホール14内にポリシリコン層
またはアモルファス・シリコン層を形成して、CMPに
よりコンタクトホール内のみに第1のシリコン電極層1
5を残す。本実施の形態では、CMPによる形成方法を
用いたが、選択成長技術やエッチバックを用いてコンタ
クトホール14内に第1のシリコン電極層15を残して
もよい。第1のシリコン電極層15に不純物を導入する
方法は、第1のシリコン電極層15のCVDと同時に導
入しても、CVD後のイオン注入により導入してもよ
い。本実施の形態では、DRAMメモリセルのNチャネ
ルMOSで形成されるワード・トランジスタの不純物拡
散層と接続する第1のシリコン電極層15を形成するの
でN型の不純物であるリンを第1のシリコン電極層15
に導入する。
【0073】図16に示すように、シリコン酸化膜から
なる第2の層間絶縁膜16を50nm〜200nm(こ
こでは一例として100nm)の膜厚で形成したのち、
DRAMメモリセル形成領域に形成した第1のシリコン
電極層のうちビットコンタクトに相当する第1のシリコ
ン電極層の上に選択的に開口部を形成し、開口部を介し
て第1のシリコン電極層と接続されるビット線17を形
成する。本実施の形態ではビット線17として50nm
〜200nm(ここでは一例として150nm)の膜厚
のタングステンおよび膜厚50nmのTiNバリアメタ
ルの積層配線を用いたが、他の高融点金属や高融点金属
シリサイド層とポリシリコンを積層させたポリサイド構
造の配線を用いてもよい。また、ビット線は公知技術で
あるトリミング技術を用いてフォトリソグラフィーの解
像限界以下の線幅に形成してもよい。
【0074】図17に示すように、シリコン酸化膜から
なる第3の層間絶縁膜18を500nm〜1500nm
(ここでは一例として1000nm)の膜厚で形成した
後、CMP、全面エッチバック等の技術を用いて平坦化
する。次に第2エッチングストッパ層19となるシリコ
ン窒化膜を50nm〜500nm(ここでは一例として
300nm)の膜厚で形成する。このとき第2エッチン
グストッパ層19は下層に形成した第1エッチングスト
ッパ層よりも厚く形成できる。
【0075】DRAMメモリセル形成領域に形成した第
1のシリコン電極層のうちキャパシタ電極に接続する第
1のシリコン電極層の上におけるシリコン窒化膜に、開
口部を選択的に形成する。開口部を覆って第4層間絶縁
膜と第2エッチングストッパ層とエッチング選択比の取
れる材料例えばポリシリコン層やアモルファス・シリコ
ン層を50nm〜200nm(ここでは一例として80
nm)の膜厚で全面に形成する。ポリシリコン層やアモ
ルファス・シリコン層を異方性エッチングして第2のエ
ッチングストッパ層の開口部側壁にポリシリコン層やア
モルファス・シリコン層からなるサイドウォール・エッ
チング・マスク層を形成する。
【0076】図18に示すように、第2エッチングスト
ッパ層19とサイドウォール・エッチング・マスク層2
1をエッチング・マスクとして第3の層間絶縁膜18を
エッチングして、DRAMメモリセル形成領域に形成し
た第1のシリコン電極層15のうちキャパシタ電極に接
続する第1のシリコン電極15にコンタクトホール20
を形成する。このとき形成されるコンタクトホール20
は、第2エッチングストッパ層19とその開口部に自己
整合的に形成されたサイドウォール・エッチング・マス
ク層21を用いてエッチング形成されるので、リソグラ
フィー技術の限界を超えたコンタクト径のコンタクトホ
ールが形成可能となる。それによって、上述したトリミ
ングを利用したビット線形成技術を用いても、コンタク
トがビット線より落ちることなく、またコンタクトホー
ル20とビット線との耐圧が確保しやすくなる。
【0077】図19に示すように、コンタクトホール2
0内にポリシリコン層またはアモルファス・シリコン層
を形成して、CMPによりコンタクトホール20内のみ
に第2のシリコン電極層22を残す。本実施の形態で
は、CMPによる形成方法を用いたが、選択成長技術や
エッチバックを用いてコンタクトホール20内に第2の
シリコン電極層22を残してもよい。第2のシリコン電
極層22に不純物を導入する方法は、第2のシリコン電
極層22のCVDと同時に導入しても、CVD後にイオ
ン注入により導入してもよい。本実施の形態では、DR
AMメモリセルのNチャネルMOSで形成されるワード
・トランジスタの不純物拡散層と接続する第1のシリコ
ン電極層15上に第2のシリコン電極層22を形成する
のでN型の不純物であるリンを第2のシリコン電極層2
2に導入する。
【0078】図20に示すように、第2エッチングスト
ッパ層19上に第2エッチングストッパ層19と第1の
シリコン電極層22とエッチング選択比の取れるBPS
G等の絶縁膜23を500nm〜1500nm(ここで
は一例として1000nm)の膜厚で形成し、第2のシ
リコン電極層22上に開口部25を形成する。
【0079】図21に示すように、開口部にポリシリコ
ン層またはアモルファス・シリコン層を形成して、CM
Pによりコンタクトホール(開口部)25内のみにキャ
パシタ下部電極となる第3のシリコン電極層24を残
す。本実施の形態では、CMPによる形成方法を用いた
が、反応性イオンエッチング(RIE)等のエッチバッ
クを用いてコンタクトホール25内のみに第3のシリコ
ン電極層24を残すことでもよい。第3のシリコン電極
層24に不純物を導入する方法は、第3のシリコン電極
層24のCVDと同時に導入しても、CVD後にイオン
注入により導入してもよい。本実施の形態では、N型の
不純物であるリンを第3のシリコン電極層24に導入す
る。
【0080】図22に示すように、第2エッチバックス
トッパ層19と選択比の取れる等方性エッチングである
例えばフッ酸を用いたウエット・エッチングにより、B
PSG等の絶縁膜23を除去し、キャパシタ下部電極と
なる第3のシリコン電極層24が直立した構造を形成す
る。
【0081】図23に示すように、誘電体膜26として
ONO膜(シリコン酸化膜−シリコン窒化膜−シリコン
酸化膜)を3nm〜10nm(ここでは一例として5n
m)の膜厚に形成する。さらにポリシリコン層またはア
モルファス・シリコン層を形成してキャパシタ上部電極
となる第4のシリコン電極層27を形成する。第4のシ
リコン電極層27に不純物を導入する方法は、第4のシ
リコン電極層27のCVDと同時に導入しても、CVD
後にイオン注入により導入してもよい。本実施の形態で
は、N型の不純物であるリンを第4のシリコン電極層2
7に導入する。
【0082】本実施の形態では、キャパシタ電極として
シリコン電極を用いたが、金属電極を用いてもよい。さ
らに本実施の形態ではキャパシタ誘電体膜26としてO
NO膜を用いたが、タンタル酸化膜やBST等の強誘電
体膜を用いてもよい。さらに、本発明の実施の形態で
は、シリンダー構造のキャパシタを形成したが、単純な
積層型キャパシタやフィン構造のキャパシタ電極でも適
用可能である。第2エッチングストッパ層と選択比の取
れる等方性エッチングで第3のシリコン電極層24下に
おけるBPSG等の絶縁膜23を除去する際と、第4の
シリコン電極層27パターンをエッチング形成する際
に、第2のエッチングストッパ層19がエッチングされ
て膜厚が減少する。このときの膜減り量のコントロール
が困難な場合には、第4のシリコン電極層27パターン
をエッチング形成する際に第2エッチングストッパ層1
9の全膜厚の一部または全部をエッチング除去して、新
たに第3エッチングストッパ層を形成する製造方法を他
の本発明による半導体装置の製造方法とする。
【0083】第24図に示すように、シリコン酸化膜か
らなる第4の層間絶縁膜28を500nm〜2500n
m(ここでは一例として1500nm)の膜厚で形成し
たのち、CMPやエッチバック等の技術を用いてキャパ
シタ上に第4の層間絶縁膜が100nm〜1000nm
(ここでは一例として1000nm)の厚さが残るよう
に平坦化する。
【0084】図25に示すように、第4の層間絶縁膜2
8上に選択的にフォトレジスト開口パターン29を形成
する。
【0085】本実施の形態では周辺MOSトランジスタ
形成領域のゲート電極配線上へのコンタクトホール30
をまず開口する。第4の層間絶縁膜28をエッチングす
るこのとき第2エッチングストッパ層19と選択比の取
れるエッチング条件により、第4の層間絶縁膜28を除
去後、第2エッチングストッパ層19上でエッチングを
一旦止める。
【0086】図26に示すように、第2エッチングスト
ッパ層19をエッチングして、さらに第3の層間絶縁膜
18と第2の層間絶縁膜16と第1の層間絶縁膜13を
順次エッチングする。このとき第1エッチングストッパ
層と選択比の取れるエッチング条件により、第1の層間
絶縁膜13を除去した後、第1エッチングストッパ層上
でエッチングを一旦止める。
【0087】図27に示すように、第1エッチングスト
ッパ層13をエッチングして、次に周辺MOSトランジ
スタ形成領域のゲート電極8のオフセット膜(例えばシ
リコン窒化膜またはシリコン酸化膜)をエッチング除去
して、ゲート電極8上にコンタクトホール30を形成す
る。
【0088】図36に示すように、本図は、本発明の構
成において、エッチングストッパ層を貫通するコンタク
ト窓30内に形成される電極層(図示せず)がゲート電
極8とゲート電極8の側壁に形成されたサイドウォール
絶縁膜の境界上に接続された場合の素子分離絶縁膜5の
掘れ量低減効果を示す図であり、図中tS は素子分離絶
縁膜5上に形成された電極底部の深さ寸法、tL は素子
分離絶縁膜5底部の深さ寸法である。
【0089】図28に示すように、第4の層間絶縁膜2
8条に選択的にフォトレジスト開口パターン31を形成
する。
【0090】本実施の形態では、周辺MOSトランジス
タ形成領域のゲート電極8配線層上へのコンタクト30
に続いて、周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡
散層上にコンタクトホール32を開口する。この時、ゲ
ート電極8上に形成したコンタクトホール30上はフォ
トレジスト31で埋め込まれる。第4の層間絶縁膜28
をエッチングするとき第2エッチングストッパ層19と
選択比の取れるエッチング条件により、第4の層間絶縁
膜28を除去後、第2エッチングストッパ19層上でエ
ッチングを一旦止める。
【0091】図29に示すように、第2エッチングスト
ッパ層19をエッチングして、さらに第3の層間絶縁膜
18と第2の層間絶縁膜16と第1の層間絶縁膜13を
順次エッチングする。このとき第1エッチングストッパ
層と選択比の取れるエッチング条件により、第1の層間
絶縁膜13を除去した後、第1エッチングストッパ層上
でエッチングを一旦止める。
【0092】図30に示すように、第1エッチングスト
ッパ層をエッチングして、周辺MOSトランジスタ形成
領域の不純物拡散層上にコンタクトホール32を形成す
る。
【0093】図31に示すように、コンタクトホール3
2内に、例えば10nm〜100nm(ここでは一例と
して20nm)の厚さのチタン層と、例えば10nm〜
50nm(ここでは一例として20nm)20nmの厚
さのバリアメタルとなる窒化チタン膜をスパッタリング
またはCVD法により形成する。次に、第1の金属電極
となるタングステン層33を例えば100nm〜500
nm(ここでは一例として300nm)の膜厚に、スパ
ッタリングまたはCVD法により形成する。次いでCM
Pもしくは全面エッチバックによりコンタクトホール3
2内にのみ第1の金属電極33を残すように他の領域か
ら第1の金属電極33を除去する。第1の金属電極33
は、選択CVD法等の技術を用いて、コンタクトホール
32内に当初より選択形成すれば、エッチバックやCM
Pの工程が省ける。
【0094】図32に示すように、第1の金属電極33
と電気的に接続される、第1層目金属配線層34を形成
する。第1層目金属配線層34は、例えば、3nm〜5
0nmの厚さのチタン層、10nm〜50nm(ここで
は一例として10nm)の厚さのバリアメタルとなるチ
タン窒化膜、200nm〜800nm(ここでは一例と
して400nm)の厚さの銅を含有するアルミニウム配
線層、3nm〜10nm(ここでは一例として5nm)
の厚さのチタン層、10nm〜100nm(ここでは一
例として70nmの厚さのチタン窒化膜を、スパッタリ
ングもしくはCVD法によって形成する。銅を含有する
アルミニウム配線層は、アルミニウム配線や銅配線など
の他の材料でもよい。第1層目金属配線層34上に第5
の層間絶縁膜35となるシリコン酸化膜を500nm〜
2000nm(ここでは一例として2000nm)の膜
厚で形成した後、CMP等を用いて行うエッチバックを
用いて平坦化する。
【0095】図33は図32に対応する工程に続く工程
での装置断面を示している。図33に示すように、第1
の金属電極33と第1層目金属配線層34と第5の層間
絶縁膜35の形成と同様にして、第2の金属電極36と
第2層目金属配線層37と第6の層間絶縁膜38、第3
の金属電極39と第3層目金属配線層40と第7の層間
絶縁膜41、第4の金属電極42と第4層目金属配線層
43と第8の層間絶縁膜44を順次形成する。オーバー
コート膜45としてシリコン窒化膜を例えば500nm
〜1500nm(ここでは一例として700nm)の厚
さに形成した後、第4層目金属配線層43でパッドとな
る部分に開口部(図示せず)を選択的に形成する。
【0096】本実施の形態では、周辺MOSトランジス
タ形成領域のゲート電極層上へのコンタクトホールと不
純物拡散層上にコンタクトホールを別々に開口する方法
を説明したが、同時に一括して開口することも可能であ
る。別々に開口する場合、その開口順序は、不純物拡散
層上から先に開口し、続いてゲート電極配線上に開口す
ることも可能である。
【0097】本発明の実施の形態によれば、図35に示
すように、金属配線層と接続される電極層が埋め込まれ
る開口部は、例えば不純物拡散層と素子分離絶縁膜の境
界上に形成されても、第2エッチングストッパ層と第1
エッチングストッパ層とによりエッチングが制御(一旦
停止)されているので、素子分離絶縁膜の掘れ量tS
不純物拡散層の接合深さ寸法tJ より大きくなることは
ない。このため、接合リークの低減化が可能となる。ま
た、第1エッチングストッパ層の膜厚t1 はDRAMメ
モリセルの埋め込みが可能な、必要最小限の膜厚に設定
しており、第1エッチングストッパ層のエッチング時に
おけるオーバエッチング量に相当する素子分離絶縁膜の
掘れ量tS よりも第1エッチングストッパ層の膜厚寸法
1 は大きくなる。
【0098】比較例として、本発明の構造と方法を採用
していない例を図37によって説明する。図37に示す
ように、素子分離絶縁膜の掘れ量tS が不純物拡散層の
接合深さ寸法tJ より大きくなると、金属配線層と接続
される電極層を介して不純物拡散層とウエル領域がショ
ートする。
【0099】本発明の実施の形態によれば、図36に示
すように、金属配線層と接続される電極層が埋め込まれ
る開口部は、例えばゲート電極層とサイドウォール絶縁
膜の境界上に形成されても、第2エッチングストッパ層
と第1エッチングストッパ層とによりエッチングが制御
されているので、素子分離絶縁膜の掘れ量tS が素子分
離絶縁膜の深さ寸法tL より大きくなることはない。
【0100】比較例として、本発明の構造と方法を採用
していない例を図38によって説明する。図38に示す
ように、素子分離絶縁膜の掘れ量tS が素子分離絶縁膜
の深さ寸法tL より大きくなると、金属配線層と接続さ
れる電極層を介してゲート電極とウエル領域がショート
する。
【0101】以上が、一実施の形態に基づく本発明の説
明であるが、これに限らず本発明には種々の変形が可能
である。例えば、周辺MOSトランジスタとしては、メ
モリセルの周辺に設けメモリ機能と接続するロジック回
路を構成するMOSトランジスタをレイアウトとして取
り上げて説明したが、このようなものだけにとどまら
ず、メモリセル以外におけるDRAM自体の機能の一部
を成すMOSトランジスタや、SRAMセルを構成する
MOSトランジスタ等、DRAMメモリ部分とは異なり
構成要素の標高が比較的低いMOSトランジスタであれ
ば何でも同様の効果を得ることができる。
【0102】また、第2エッチバックストッパ膜の形成
位置としては、(1)ワード線の直上に設けられる層間
絶縁膜とビット線部分に設けられる層間絶縁膜との間に
設ける方法、(2)キャパシタ形成前(ビット線部分に
設けられる層間絶縁膜の上)に設ける方法、(3)キャ
パシタ形成後(ビット線部分に設けられる層間絶縁膜の
上)に設ける方法による三ヶ所いずれでもよい。
【0103】また、上記の実施の形態において、近接す
るメモリセルトランジスタのゲート(ワード線)相互間
のボイドを埋めることを例示して説明しているが、本発
明はワード線以外のゲート電極、配線層等同様に異方性
エッチバックにてパターニングされる各種パターンの相
互間にできる凹部を埋めるのに好ましく用いることがで
き、適用できるものはワード線間だけにとどまらない。
【0104】また、エッチバックストッパの材料として
は、シリコン窒化膜を用いる以外にも、適宜、層間絶縁
膜の種類と開口時に用いるエッチャントガスの種類とを
検討して用いることができるが、一般的には絶縁膜を用
いるべきであろう。導電膜を用いた場合には、エッチン
グストッパ膜として用済み後の除去が必須となるが、そ
の除去が容易ではなく、仮に異方性エッチング等で除去
しようとしても段差下や側壁の脇などにどうしても除去
されずに残ることがあり、後の工程で残余の導電膜がシ
ョートを起こす原因を作る場合がある。また絶縁膜材料
からエッチングストッパとして用いることができるもの
を選択するにも、微細化した最近の半導体装置内部に用
いるには、高速性能を損なわないように、また配線間容
量を下げられるように、比誘電率が低い材料からの選択
が好ましい。
【0105】次に、以下に、上記説明した実施の形態の
他に、本発明の主要な実施の形態についてまとめてお
く。
【0106】(1)半導体装置は、DRAMメモリセル
と周辺MOSトランジスタを有するものであり、上記周
辺MOSトランジスタのゲート電極を含む表面を覆うよ
うに第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成され
ている。また、上記DRAMメモリセルのキャパシタ部
の上層ないし下層のうちの少なくとも一方には、第2エ
ッチングストッパ層が形成されている。上記周辺MOS
トランジスタの不純物拡散層とゲート電極は、上記第1
エッチングストッパ層と上記第2エッチングストッパ層
を貫通する電極層により、DRAMメモリセルのキャパ
シタ部上層に形成されている金属配線層と接続されてい
る。そして上記不純物拡散層の少なくとも一つは、上記
電極層が該不純物拡散層と素子分離絶縁膜の境界上に接
続され、素子分離絶縁膜上に形成された電極層の底部の
不純物拡散層表面からの深さ寸法は、不純物拡散層の接
合深さ寸法よりも小さく形成されていることが特徴とな
っている。
【0107】(2)半導体装置は、DRAMメモリセル
と周辺MOSトランジスタを有するものであり、上記周
辺MOSトランジスタのゲート電極を含む表面を覆うよ
うに第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成され
ている。また、上記DRAMメモリセルのキャパシタ部
の上層ないし下層のうちの少なくとも一方には、第2エ
ッチングストッパ層が形成されている。上記周辺MOS
トランジスタの不純物拡散層とゲート電極は、上記第1
エッチングストッパ層と上記第2エッチングストッパ層
を貫通する電極層により、DRAMメモリセルのキャパ
シタ部上層に形成されている金属配線層と接続されてい
る。そして上記不純物拡散層の少なくとも一つは、上記
電極層が該不純物拡散層と素子分離絶縁膜の境界上に接
続され、素子分離絶縁膜上に形成された電極層の底部の
不純物拡散層表面からの深さ寸法は、第1エッチングス
トッパ層の厚さ寸法よりも小さく形成されていることが
特徴となっている。
【0108】(3)半導体装置は、DRAMメモリセル
と周辺MOSトランジスタを有するものであり、上記周
辺MOSトランジスタのゲート電極を含む表面を覆うよ
うに第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成され
ている。また、上記DRAMメモリセルのキャパシタ部
の上層ないし下層のうちの少なくとも一方には、第2エ
ッチングストッパ層が形成されている。上記周辺MOS
トランジスタの不純物拡散層とゲート電極は、上記第1
エッチングストッパ層と上記第2エッチングストッパ層
を貫通する電極層により、DRAMメモリセルのキャパ
シタ部上層に形成されている金属配線層と接続されてい
る。そしてDRAMメモリセル領域のワード・トランジ
スタ上には、周辺MOSトランジスタのサイドウォール
形成層と第1エッチングストッパ層が積層されて形成さ
れている。さらに、周辺MOSトランジスタのサイドウ
ォール形成層と第1エッチングストッパ層の積層膜の膜
厚は、DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタ
の最小間隔の1/4以上かつ1/2以下となっているこ
とを特徴としている。
【0109】(4)半導体装置は、DRAMメモリセル
と周辺MOSトランジスタを有するものであり、上記周
辺MOSトランジスタのゲート電極を含む表面を覆うよ
うに第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成され
ている。また、上記DRAMメモリセルのキャパシタ部
の上層ないし下層のうちの少なくとも一方には、第2エ
ッチングストッパ層が形成されている。上記周辺MOS
トランジスタの不純物拡散層とゲート電極は、上記第1
エッチングストッパ層と上記第2エッチングストッパ層
を貫通する電極層により、DRAMメモリセルのキャパ
シタ部上層に形成されている金属配線層と接続されてい
る。そしてDRAMメモリセル領域のワード・トランジ
スタ上には、周辺MOSトランジスタのサイドウォール
形成層と第1エッチングストッパ層が積層されて形成さ
れている。さらに、周辺MOSトランジスタのサイドウ
ォール形成層と第1エッチングストッパ層の積層膜の膜
厚は、DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタ
の最小間隔の1/4以上かつ1/3以下となっているこ
とを特徴としている。
【0110】(5)上記(3)で説明したDRAMメモ
リセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置に
おいて、上記周辺MOSトランジスタのゲート電極を含
む表面を覆うように第1エッチングストッパ層となる絶
縁膜が形成されている。また、上記DRAMメモリセル
のキャパシタ部の上層ないし下層のうちの少なくとも一
方には、第2エッチングストッパ層が形成されている。
そしてDRAMメモリセル領域のワード・トランジスタ
上には、周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成
層と第1エッチングストッパ層が積層されて形成されて
いる。さらに、周辺MOSトランジスタのサイドウォー
ル形成層と第1エッチングストッパ層の積層膜の膜厚
は、DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタの
最小間隔の1/4以上かつ1/2以下となっていること
を特徴としている。
【0111】(6)半導体装置は、DRAMメモリセル
と周辺MOSトランジスタを有するものであり、上記周
辺MOSトランジスタのゲート電極を含む表面を覆うよ
うに第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成され
ている。また、上記DRAMメモリセルのキャパシタ部
の上層ないし下層のうちの少なくとも一方には、第2エ
ッチングストッパ層が形成されている。上記周辺MOS
トランジスタの不純物拡散層とゲート電極は、上記第1
エッチングストッパ層と上記第2エッチングストッパ層
を貫通する電極層により、DRAMメモリセルのキャパ
シタ部上層に形成されている金属配線層と接続されてい
る。そして周辺MOSトランジスタのゲート電極の少な
くとも一つは、上記エッチングストッパ層を貫通する電
極層が上記ゲート電極と上記ゲート電極側壁に形成され
てサイドウォール絶縁膜の境界上に接続されている。さ
らに上記サイドウォール絶縁膜上に形成された上記電極
層の底部の素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、上記
素子分離絶縁膜底部の深さ寸法よりも小さく形成された
ことを特徴としている。
【0112】(7)上記(1)で説明したDRAMメモ
リセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置に
おいて、上記第2エッチングストッパ層の膜厚は上記第
1エッチングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されてい
ることが特徴となっている。
【0113】(8)上記(2)で説明したDRAMメモ
リセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置に
おいて、上記第2エッチングストッパ層の膜厚は上記第
1エッチングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されてい
ることが特徴となっている。
【0114】(9)上記(3)で説明したDRAMメモ
リセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置に
おいて、上記第2エッチングストッパ層の膜厚は上記第
1エッチングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されてい
ることが特徴となっている。
【0115】(10)上記(4)で説明したDRAMメ
モリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置
において、上記第2エッチングストッパ層の膜厚は上記
第1エッチングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されて
いることが特徴となっている。
【0116】(11)上記(5)で説明したDRAMメ
モリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置
において、上記第2エッチングストッパ層の膜厚は上記
第1エッチングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されて
いることが特徴となっている。
【0117】(12)上記(6)で説明したDRAMメ
モリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体装置
において、上記第2エッチングストッパ層の膜厚は上記
第1エッチングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されて
いることが特徴となっている。
【0118】(13)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散領域とゲート電極上に第1エッチングス
トッパ層となる絶縁膜が形成する工程と、上記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、上記第2エッチングストッパ層上に上記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、上
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程、該絶縁膜上に
開口部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上で一
旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部において
第2エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜をエッチン
グ除去し、さらに、上記第1エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部におい
て上記第1エッチングストッパ層をエッチング除去し、
上記開口部の少なくとも一つを、上記不純物拡散層と上
記素子分離絶縁膜の境界上に形成し、かつ除去記開口部
の底部の上記素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、上
記不純物拡散層の接合深さ寸法よりも小さく形成する工
程と、上記開口部内に電極層を形成する工程と、上記電
極層と接続される金属配線層を形成する工程とを備えて
いる。
【0119】(14)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散領域とゲート電極上に第1エッチングス
トッパ層となる絶縁膜が形成する工程と、上記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、上記第2エッチングストッパ層上に上記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、上
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上
に開口部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部におい
て第2エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜をエッチ
ング除去し、さらに、上記第1エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部にお
いて上記第1エッチングストッパ層をエッチング除去
し、上記開口部の少なくとも一つを、上記不純物拡散層
と上記素子分離絶縁膜の境界上に形成し、かつ上記開口
部の底部の上記素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、
上記第1エッチングストッパ層の厚さ寸法よりも小さく
形成する工程と、上記開口部内に電極層を形成する工程
と、上記電極層と接続される金属配線層を形成する工程
とを備えた半導体装置の製造方法。
【0120】(15)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタのゲート電極と上記周辺MOS
トランジスタのゲート電極を形成する工程と、上記DR
AMメモリセルのワード・トランジスタのゲート電極と
上記周辺MOSトランジスタのゲート電極を覆ってサイ
ドウォール形成層となる絶縁膜を形成し、上記周辺MO
Sトランジスタ形成領域のみ上記サイドウォール形成層
を異方性エッチングして周辺MOSトランジスタのゲー
ト側壁にサイドウォールを形成し、かつ上記DRAMメ
モリセル形成領域には上記サイドウォール形成層を残す
工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物
拡散領域とゲート電極上に第1エッチングストッパ層と
なる絶縁膜を、上記サイドウォール形成層と上記第1エ
ッチングストッパ層の積層膜の膜厚が上記DRAMメモ
リセルのワード・トランジスタの最小間隔の1/4以上
かつ1/2以下の膜厚で形成する工程と、上記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、上記第2エッチングストッパ層上に上記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、上
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上
に開口部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部におい
て第2エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜をエッチ
ング除去し、さらに、上記第1エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部にお
いて上記第1エッチングストッパ層をエッチング除去す
る工程と、上記開口部内に電極層を形成する工程と、上
記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを備
えた半導体装置の製造方法。
【0121】(16)半導体装置の製造方法は、上記
(15)で説明したDRAMメモリセルと周辺MOSト
ランジスタを有する半導体装置の製造方法において、上
記第1エッチングストッパ層となる絶縁膜を、上記サイ
ドウォール形成層と上記第1エッチングストッパ層の積
層膜の膜厚が上記DRAMメモリセルのワード・トラン
ジスタの最小間隔の1/4以上かつ1/3以下の膜厚で
形成する。
【0122】(17)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散領域とゲート電極上に第1エッチングス
トッパ層となる絶縁膜を形成する工程と、上記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、上記第2エッチングストッパ層上に上記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、上
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上
に開口部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部におい
て第2エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜をエッチ
ング除去し、さらに、上記第1エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部にお
いて上記第1エッチングストッパ層をエッチング除去
し、上記開口部の少なくとも一つを、上記ゲート電極と
上記サイドウォール絶縁膜の境界上に形成し、かつ上記
サイドウォール絶縁膜上に形成された開口部の底部の上
記素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、上記素子分離
絶縁膜の深さ寸法よりも小さく形成する工程と、上記開
口部内に電極層を形成する工程と、上記電極層と接続さ
れる金属配線層を形成する工程とを備えている。
【0123】(18)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法において、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散領域とゲート電極上に第1エッチングス
トッパ層となる絶縁膜を形成する工程と、上記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に上記第1エッチングストッパ層
の膜厚よりも厚い第2エッチングストッパ層を形成する
工程と、上記第2エッチングストッパ層上に上記DRA
Mメモリセルのキャパシタを形成する工程と、上記キャ
パシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上に開口
部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上で一旦エ
ッチングを停止させる工程と、上記開口部において第2
エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜をエッチング除
去し、さらに、上記第1エッチングストッパ層上で一旦
エッチングを停止させる工程と、上記開口部において上
記第1エッチングストッパ層をエッチング除去する工程
と、上記開口部内に電極層を形成する工程と、上記電極
層と接続される金属配線層を形成する工程とを備えてい
る。
【0124】(19)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散領域とゲート電極上に第1エッチングス
トッパ層となる絶縁膜を形成する工程と、上記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、上記第2エッチングストッパ層上に上記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、上
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上
でかつ上記周辺MOSトランジスタのゲート電極上に第
1の開口部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、上記第1の開口
部において第2エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜
をエッチング除去し、さらに、上記第1エッチングスト
ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、上記開
口部において上記第1エッチングストッパ層をエッチン
グ除去する工程と、上記第1の開口部内において上記第
1エッチングストッパ層をエッチング除去する工程と、
上記キャパシタ上に形成した絶縁膜を絶縁膜上でかつ上
記周辺MOSトランジスタの不純物拡散領域上に第2の
開口部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上で一
旦エッチングを停止させる工程と、上記第2の開口部に
おいて第2エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜をエ
ッチング除去し、さらに、上記第1エッチングストッパ
層上で一旦エッチングを停止させる工程と、上記第2の
開口部において上記第1エッチングストッパ層をエッチ
ング除去する工程と、上記第2開口部内に電極層を形成
する工程と、上記電極層と接続される金属配線層を形成
する工程とを備えている。
【0125】(20)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散領域とゲート電極上に第1エッチングス
トッパ層となる絶縁膜を形成する工程と、上記第1エッ
チングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは
異なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワー
ド・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に上記第2エッチングストッパ層
を形成する工程と、上記第2エッチングストッパ層上に
等方性エッチングにより除去可能な絶縁膜を形成する工
程と、該等方性エッチングにより除去可能な絶縁膜に選
択的に開口部を形成して、該開口部内に上記DRAMメ
モリセルのキャパシタ下部電極を形成する工程と、上記
等方性エッチングにより除去可能な絶縁膜を上記第2エ
ッチングストッパ層を等方性エッチングのストッパとし
てエッチング除去する工程と、上記キャパシタ下部電極
上にキャパシタ誘電体膜とキャパシタ上部電極を形成す
る工程と、上記キャパシタ上部電極上に絶縁膜を形成す
る工程と、該絶縁膜上に開口部を形成し、上記第2エッ
チングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
と、上記開口部において第2エッチングストッパ層と上
記層間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、上記第1エ
ッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工
程と、上記開口部において上記第1エッチングストッパ
層をエッチング除去する工程と、上記開口部内に電極層
を形成する工程と、上記電極層と接続される金属配線層
を形成する工程とを備えている。
【0126】(21)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散層とゲート電極上に第1エッチングスト
ッパ層となる絶縁膜を形成する工程と、上記第1エッチ
ングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは異
なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワード
・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記DRAMメモリセル上に形成した上記層間絶縁
膜に開口部を形成して、上記DRAMメモリセルの不純
物拡散領域に接続する電極層を形成する工程と、該電極
層上に層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜上に
第2エッチングストッパ層を形成する工程と、上記DR
AMメモリセルの不純物拡散領域に接続する電極層上の
上記第2エッチングストッパ層に開口部を形成する工程
と、該開口部側壁にサイドウォールを形成し、該開口よ
りもコンタクトホール径の小さいエッチング・マスクを
形成し、そのエッチング・マスクを用いたエッチングに
より上記DRAMメモリセルの不純物拡散領域に接続す
る電極層上に開口部を形成する工程と、この開口部を介
して上記DRAMメモリセルの不純物拡散領域と接続さ
れるDRAMキャパシタを形成する工程と、該キャパシ
タ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上に開口部を
形成し、上記第2エッチングストッパ層上で一旦エッチ
ングを停止させる工程と、上記開口部において第2エッ
チングストッパ層と上記層間絶縁膜をエッチング除去
し、さらに、上記第1エッチングストッパ層上で一旦エ
ッチングを停止させる工程と、上記開口部において上記
第1エッチングストッパ層をエッチング除去する工程
と、上記開口部内に電極層を形成する工程と、上記電極
層と接続される金属配線層を形成する工程とを備えてい
る。
【0127】(22)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散層とゲート電極上に第1エッチングスト
ッパ層となる絶縁膜を形成する工程と、上記第1エッチ
ングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは異
なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワード
・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記DRAMメモリセル上に形成した前記層間絶縁
膜に開口部を形成して、上記DRAMメモリセルの不純
物拡散領域に接続する電極層を形成する工程と、該電極
層を覆う層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜上
に第2エッチングストッパ層を形成する工程と、上記D
RAMメモリセルの不純物拡散領域に接続する電極層上
の上記第2エッチングストッパ層に開口部を形成する工
程と、該開口部側壁にサイドウォールを形成し、該開口
よりもコンタクトホール径の小さいエッチング・マスク
を形成し、そのエッチング・マスクを用いたエッチング
により上記DRAMメモリセルの不純物拡散領域に接続
する電極層上に開口部を形成する工程と、該開口部を介
して上記DRAMメモリセルの不純物拡散領域と接続さ
れるDRAMキャパシタ下部電極を形成する工程と、該
DRAMキャパシタ下部電極上にキャパシタ誘電体膜と
キャパシタ上部電極を形成し、上記キャパシタ上部電極
のエッチング加工時に上記第2エッチングストッパ層の
少なくとも一部を除去する工程と、上記DRAMキャパ
シタ下部電極上に第3エッチングストッパ層を形成する
工程と、該第3エッチングストッパ層上に絶縁膜を形成
する工程と、該絶縁膜上に開口部を形成し、上記第3エ
ッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工
程と、上記開口部において第3エッチングストッパ層と
上記層間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、上記第1
エッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる
工程と、上記開口部において上記第1エッチングストッ
パ層をエッチング除去する工程と、上記開口部内に電極
層を形成する工程と、上記電極層と接続される金属配線
層を形成する工程とを備えている。
【0128】(23)半導体装置の製造方法は、DRA
Mメモリセルと周辺MOSトランジスタを有する半導体
装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜と素子形成領
域が形成された半導体基板上に上記DRAMメモリセル
のワード・トランジスタと上記周辺MOSトランジスタ
を形成する工程と、上記周辺MOSトランジスタ形成領
域の不純物拡散層とゲート電極上に第1エッチングスト
ッパ層となる絶縁膜を形成する工程と、上記第1エッチ
ングストッパ層上に該第1エッチングストッパ層とは異
なる層間絶縁膜により上記DRAMメモリセルのワード
・トランジスタのスペースを埋め込み平坦化する工程
と、上記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形
成する工程と、上記第2エッチングストッパ層上に上記
DRAMメモリセルのキャパシタを形成する工程と、上
記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上
に開口部を形成し、上記第2エッチングストッパ層上で
一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部におい
て第2エッチングストッパ層と上記層間絶縁膜をエッチ
ング除去し、さらに、上記第1エッチングストッパ層上
で一旦エッチングを停止させる工程と、上記開口部にお
いて上記第1エッチングストッパ層をエッチング除去
し、上記開口部の少なくとも一つを、上記不純物拡散層
と上記素子分離絶縁膜の境界上に形成し、かつ上記開口
部の底部の上記素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、
上記不純物拡散層の接合深さ寸法よりも小さく形成する
工程と、上記開口部内に電極層を形成する工程と、上記
電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを備え
ている。
【0129】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の半導体装
置およびその製造方法によれば、それぞれの膜厚が最適
化された多層エッチングストッパ層でエッチングを止め
ることにより半導体基板のオーバエッチングが抑制され
て、接合リークを抑えることができる。
【0130】膜厚が最適化されたエッチングストッパ層
を用いたDRAMセルの埋め込みにより、DRAMセル
で特徴とするにワード・トランジスタ間の埋め込み層間
絶縁膜のボイド(空洞)の発生を防止することができる
ので、DRAMセル内の自己整合的コンタクトが、ボイ
ドを介してショートすることなく安定して形成すること
ができる。
【0131】DRAMセル下に形成するエッチングスト
ッパは、DRAMセルのキャパシタと基板とを接続する
コンタクトを形成する際のエッチング・マスクと兼用す
ることが可能になるので、大幅な工程削減が可能にな
る。
【0132】さらに、DRAMセル下の得ストッパはシ
リンダー型キャパシタ形成時のエッチングストッパとも
兼用することができるのでさらなる大幅な工程削減が可
能になる。
【0133】DRAMセル下に形成するエッチングスト
ッパは、DRAMセル上の層間絶縁膜からの水分の侵入
を抑制することができるので、DRAMセル下のトレン
チ特性の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の要部を示す概略構
成断面図である。
【図2】本発明に係る一実施の形態の要部を示す概略構
成断面図である。
【図3】本発明に係る一実施の形態の要部を示す概略構
成断面図および平面レイアウト図である。
【図4】本発明に係る一実施の形態の要部を示す概略構
成断面図および平面レイアウト図である。
【図5】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装置
断面図(工程1)である。
【図6】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装置
断面図(工程2)である。
【図7】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装置
断面図(工程3)である。
【図8】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装置
断面図(工程4)である。
【図9】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装置
断面図(工程5)である。
【図10】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程6)である。
【図11】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程7)である。
【図12】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程8)である。
【図13】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程9)である。
【図14】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程10)である。
【図15】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程11)である。
【図16】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程12)である。
【図17】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程13)である。
【図18】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程14)である。
【図19】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程15)である。
【図20】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程16)である。
【図21】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程17)である。
【図22】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程18)である。
【図23】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程19)である。
【図24】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程20)である。
【図25】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程21)である。
【図26】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程22)である。
【図27】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程23)である。
【図28】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程24)である。
【図29】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程25)である。
【図30】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程26)である。
【図31】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程27)である。
【図32】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程28)である。
【図33】本発明の一実施の形態に基づく工程途中の装
置断面図(工程29)である。
【図34】メモリセルワードトランジスタ間隔と、ボイ
ド発生起因のコンタクト不良発生率およびエッチングス
トッパ膜厚不足による接合リークによる不良発生率との
関係を示す図である。
【図35】本発明の構成において、不純物拡散層の少な
くとも一つが、電極層が不純物拡散層と素子分離絶縁膜
の境界上に接続された場合の接合リーク低減効果を示す
図である。
【図36】本発明の構成において、エッチングストッパ
層を貫通する電極層がゲート電極とゲート電極側壁に形
成されたサイドウォール絶縁膜の境界上に接続された場
合の素子分離絶縁膜掘れ量低減効果を示す図である。
【図37】従来技術の問題点の説明図である。
【図38】従来技術の問題点の説明図である。
【図39】従来技術の問題点の説明図である。
【符号の説明】
102…素子分離絶縁膜、111…ゲート電極、113
…不純物拡散層、121…第1エッチングストッパ層、
122…第2エッチングストッパ層、131…電極層、
J …不純物拡散層の接合深さ寸法、tS …電極層の底
部の不純物拡散層表面からの深さ寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 郁夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5F033 HH04 HH08 HH09 HH11 HH17 HH18 HH19 HH26 HH33 JJ04 JJ05 JJ18 JJ19 JJ33 KK01 KK04 KK05 KK08 KK09 KK11 KK18 KK26 KK28 KK33 LL04 MM05 MM07 MM13 NN01 NN06 NN07 PP06 PP07 PP15 QQ08 QQ09 QQ16 QQ21 QQ25 QQ27 QQ28 QQ30 QQ31 QQ37 QQ48 QQ59 QQ65 QQ70 QQ74 QQ75 RR04 RR06 RR15 SS11 SS15 TT02 TT07 TT08 VV16 XX15 XX31 5F083 AD10 AD24 AD49 GA06 JA04 JA31 JA35 JA36 JA37 JA39 JA40 JA56 MA06 MA17 MA19 PR39 PR40 ZA01 ZA12

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタのゲート電極を含む表面を覆う
    ように第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成さ
    れ、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層ないし下
    層として第2エッチングストッパ層が形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、前記第1エッチングストッパ層と前記第2エッチ
    ングストッパ層を貫通する電極層により、前記DRAM
    メモリセルのキャパシタ部上層に形成された金属配線層
    と接続され、 前記不純物拡散層の少なくとも一つは、前記電極層が該
    不純物拡散層と素子分離絶縁膜の境界上に接続され、 前記素子分離絶縁膜上に形成された前記電極層の底部の
    前記不純物拡散層表面からの深さ寸法は、前記不純物拡
    散層の接合深さ寸法か、前記第1エッチングストッパ層
    の厚さか、いずれか一方より短いことを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散層とゲート電
    極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成さ
    れ、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層ないし下
    層として第2エッチングストッパ層が形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、前記第1エッチングストッパ層と前記第2エッチ
    ングストッパ層を貫通する電極層により、前記DRAM
    メモリセルのキャパシタ部上層に形成された金属配線層
    と接続され、 前記DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタ上
    には、前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形
    成層と前記第1エッチングストッパ層が積層されて形成
    され、 前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成層と
    前記第1エッチングストッパ層の積層膜の膜厚は、前記
    DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタの最小
    間隔の1/4以上かつ1/2以下としたことを特徴とす
    る半導体装置。
  3. 【請求項3】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタと
    前記周辺MOSトランジスタを形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形成す
    る工程と、 前記第2エッチングストッパ層上に前記DRAMメモリ
    セルのキャパシタを形成する工程と、 前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上に開口部を形成し、前記第2エッチングス
    トッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記開口部において第2エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去し、前記開口部の少なくとも一つを、前記
    不純物拡散層と前記素子分離絶縁膜の境界上に形成し、
    かつ前記開口部の底部の前記素子分離絶縁膜上面からの
    深さ寸法は、前記不純物拡散層の接合深さ寸法よりも小
    さく形成する工程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタと
    前記周辺MOSトランジスタを形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形成す
    る工程と、 前記第2エッチングストッパ層上に前記DRAMメモリ
    セルのキャパシタを形成する工程と、 前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、 該絶縁膜上に開口部を形成し、前記第2エッチングスト
    ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記開口部において第2エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去し、前記開口部の少なくとも一つを、前記
    不純物拡散層と前記素子分離絶縁膜の境界上に形成し、
    かつ前記開口部の底部の前記素子分離絶縁膜上面からの
    深さ寸法は、前記第1エッチングストッパ層の厚さ寸法
    よりも小さく形成する工程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタの
    ゲート電極と前記周辺MOSトランジスタのゲート電極
    を形成する工程と、 前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタのゲー
    ト電極と前記周辺MOSトランジスタのゲート電極を覆
    ってサイドウォール形成層となる絶縁膜を形成し、前記
    周辺MOSトランジスタ形成領域のみ前記サイドウォー
    ル形成層を異方性エッチングして周辺MOSトランジス
    タのゲート側壁にサイドウォールを形成し、かつ前記D
    RAMメモリセル形成領域には前記サイドウォール形成
    層を残す工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を、前記サイドウォール形成層と前記第1エッチング
    ストッパ層の積層膜の膜厚が前記DRAMメモリセルの
    ワード・トランジスタの最小間隔の1/4以上かつ1/
    2以下の膜厚で形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形成す
    る工程と、 前記第2エッチングストッパ層上に前記DRAMメモリ
    セルのキャパシタを形成する工程と、 前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、 該絶縁膜上に開口部を形成し、前記第2エッチングスト
    ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記開口部において第2エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去する工程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上とを覆うように第1エッチングストッパ層となる
    絶縁膜が形成され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、前記第1エッチングストッパ層と前記第2エッチ
    ングストッパ層を貫通する電極層により、前記DRAM
    メモリセルのキャパシタ部上層に形成された金属配線層
    と接続され、 前記不純物拡散層の少なくとも一つは、該不純物拡散層
    と素子分離絶縁膜の境界上に前記電極層が接続され、 前記素子分離絶縁膜上に形成された前記電極層の底部の
    前記不純物拡散層表面からの深さ寸法は、前記不純物拡
    散層の接合深さ寸法もより短く形成されたことを特徴と
    する半導体装置。
  7. 【請求項7】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上とを覆うように第1エッチングストッパ層となる
    絶縁膜が形成され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、前記第1エッチングストッパ層と前記第2エッチ
    ングストッパ層を貫通する電極層により、前記DRAM
    メモリセルのキャパシタ部上層に形成された金属配線層
    と接続され、 前記不純物拡散層の少なくとも一つは、該不純物拡散層
    と素子分離絶縁膜の境界上に前記電極層が接続され、前
    記素子分離絶縁膜上に形成された前記電極層の底部の前
    記不純物拡散層表面からの深さ寸法は、前記第1エッチ
    ングストッパ層の厚さ寸法より短く形成されたことを特
    徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタ上
    には、前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形
    成層と前記第1エッチングストッパ層が積層されて形成
    され、 前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成層と
    前記第1エッチングストッパ層の積層膜の膜厚は、前記
    DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタの最小
    間隔の1/4以上かつ1/2以下としたことを特徴とす
    る半導体装置。
  9. 【請求項9】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラン
    ジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタ上
    には、前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形
    成層と前記第1エッチングストッパ層が積層されて形成
    され、 前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成層と
    前記第1エッチングストッパ層の積層膜の膜厚は、前記
    DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタの最小
    間隔の1/4以上かつ1/3以下としたことを特徴とす
    る半導体装置。
  10. 【請求項10】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタ上
    には、前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形
    成層と前記第1エッチングストッパ層が積層されて形成
    され、 前記周辺MOSトランジスタのサイドウォール形成層と
    前記第1エッチングストッパ層の積層膜の膜厚は、前記
    DRAMメモリセル領域のワード・トランジスタの最小
    間隔の1/4以上かつ1/2以下に形成され、 前記DRAMメモリセル領域の前記第1エッチングスト
    ッパ層上には熱処理により流動可能な酸化膜が形成され
    たことを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記周辺MOSトランジスタのゲート電極の少なくとも
    一つは、前記第1エッチングストッパ層と前記第2エッ
    チングストッパ層を貫通する電極層が、前記ゲート電極
    と前記ゲート電極側壁に形成されたサイドウォール絶縁
    膜の境界上に接続され、 前記サイドウォール絶縁膜上に形成された前記電極層の
    底部の素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、前記素子
    分離絶縁膜底部の深さ寸法よりも短く形成されたことを
    特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上とを覆うように第1エッチングストッパ層となる
    絶縁膜が形成され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記第2エッチングストッパ層を貫通して前記DRAM
    メモリセルのビット線に接続される電極層は、少なくと
    も一つは素子分離絶縁膜上に配置され、 前記電極層の底部の前記素子分離絶縁膜表面からの深さ
    寸法は、前記素子分離絶縁膜の厚さ寸法もより短く形成
    されたことを特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上とを覆うように第1エッチングストッパ層となる
    絶縁膜が形成され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記第2エッチングストッパ層を貫通して前記DRAM
    メモリセルのビット線に接続される電極層は、少なくと
    も一つは不純物拡散領域上に配置され、 前記不純物拡散領域上に配置された前記電極層のうち前
    記第1エッチングストッパ層を貫通して前記不純物拡散
    領域に達した電極層の底部の前記不純物拡散領域表面か
    らの深さ寸法は、前記不純物拡散領域の接合深さ寸法よ
    り短く形成されたことを特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記電極層が接続される前記不純物拡
    散層の電位と前記DRAMメモリセルのビット線の電位
    とは同電位を有することを特徴とする請求項13記載の
    半導体装置。
  15. 【請求項15】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記第2エッチングストッパ層の膜厚は前記第1エッチ
    ングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されたことを特徴
    とする請求項6記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記第2エッチングストッパ層の膜厚は前記第1エッチ
    ングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されたことを特徴
    とする請求項7記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記第2エッチングストッパ層の膜厚は前記第1エッチ
    ングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されたことを特徴
    とする請求項8記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記第2エッチングストッパ層の膜厚は前記第1エッチ
    ングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されたことを特徴
    とする請求項9記載の半導体装置。
  19. 【請求項19】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記第2エッチングストッパ層の膜厚は前記第1エッチ
    ングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されたことを特徴
    とする請求項10記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置において、 周辺MOSトランジスタ領域の不純物拡散領域とゲート
    電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁膜が形成
    され、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ部の上層もしくは
    その下層、または前記DRAMメモリセルのキャパシタ
    部の上層およびその下層に第2エッチングストッパ層が
    形成され、 前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散層とゲート電
    極は、それぞれ前記第1エッチングストッパ層と前記第
    2エッチングストッパ層を貫通する電極層により、前記
    DRAMメモリセルのキャパシタ部上層に形成された金
    属配線層と接続され、 前記第2エッチングストッパ層の膜厚は前記第1エッチ
    ングストッパ層の膜厚よりも厚く形成されたことを特徴
    とする請求項11記載の半導体装置。
  21. 【請求項21】 前記第1エッチングストッパ層となる
    絶縁膜を、前記サイドウォール形成層と前記第1エッチ
    ングストッパ層の積層膜の膜厚が前記DRAMメモリセ
    ルのワード・トランジスタの最小間隔の1/4以上かつ
    1/3以下の膜厚で形成することを特徴とする請求項5
    記載の半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタと
    前記周辺MOSトランジスタを形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形成す
    る工程と、 前記第2エッチングストッパ層上に前記DRAMメモリ
    セルのキャパシタを形成する工程と、 前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、 該絶縁膜上に開口部を形成し、前記第2エッチングスト
    ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記開口部において第2エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去し、前記開口部の少なくとも一つを、前記
    ゲート電極と前記サイドウォール絶縁膜の境界上に形成
    し、かつ前記サイドウォール絶縁膜上に形成された開口
    部の底部の前記素子分離絶縁膜上面からの深さ寸法は、
    前記素子分離絶縁膜の深さ寸法よりも小さく形成する工
    程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記第2エッチングストッパ層は前記
    第1エッチングストッパ層の膜厚よりも厚く形成され、 前記開口部において前記第2エッチングストッパ層と前
    記層間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エ
    ッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工
    程後、前記開口部において前記第1エッチングストッパ
    層をエッチング除去する工程を備えたことを特徴とする
    請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタと
    前記周辺MOSトランジスタを形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形成す
    る工程と、 前記第2エッチングストッパ層上に前記DRAMメモリ
    セルのキャパシタを形成する工程と、 前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、 該絶縁膜上でかつ前記周辺MOSトランジスタのゲート
    電極に第1の開口部を形成し、前記第2エッチングスト
    ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記第1の開口部において第2エッチングストッパ層と
    前記層間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1
    エッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる
    工程と、 前記第1の開口部において前記第1エッチングストッパ
    層をエッチング除去する工程と、 前記キャパシタ上に形成した絶縁膜を該絶縁膜上でかつ
    前記周辺MOSトランジスタの不純物拡散領域上に第2
    の開口部を形成し、前記第2エッチングストッパ層上で
    一旦エッチングを停止させる工程と、 前記第2の開口部において前記第2エッチングストッパ
    層と前記層間絶縁膜をエッチング除去し、さらに前記エ
    ッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工
    程と、 前記第2の開口部において前記第1エッチングストッパ
    層をエッチング除去する工程と、 前記第1の開口部内および第2の開口部内に電極層を形
    成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタの
    ゲート電極と前記周辺MOSトランジスタのゲート電極
    を形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形成す
    る工程と、 前記第2エッチングストッパ層上に等方性エッチングに
    より除去可能な絶縁膜を形成する工程と、 前記等方性エッチングにより除去可能な絶縁膜に選択的
    に開口部を形成して、ガイド開口部内に前記DRAMメ
    モリセルのキャパシタ下部電極を形成する工程と、 前記第2のエッチングストッパ層を等方性エッチングの
    ストッパとして前記等方性エッチングにより除去可能な
    絶縁膜を除去する工程と、前記キャパシタ下部電極上に
    キャパシタ誘電体膜とキャパシタ上部電極を形成する工
    程と、 前記キャパシタ上部電極上に絶縁膜を形成する工程と、 該絶縁膜上に開口部を形成し、前記第2エッチングスト
    ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記開口部において第2エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去する工程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタの
    ゲート電極と前記周辺MOSトランジスタのゲート電極
    を形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記DRAMメモリセル上に形成した前記層間絶縁膜に
    開口部を形成して前記DRAMメモリセルの不純物拡散
    領域に接続する電極層を形成する工程と、 前記電極層を覆う層間絶縁膜を形成し、該層間絶縁膜上
    に第2エッチングストッパ層を形成する工程と、 前記DRAMメモリセルの不純物拡散領域に接続する電
    極層上の前記第2エッチングストッパ層に開口部を形成
    する工程と、 前記開口部側壁にサイドウォールを形成して該開口部よ
    りもコンタクトホール径の小さいエッチング・マスクを
    形成し、そのエッチング・マスクを用いたエッチングに
    より前記DRAMメモリセルの不純物拡散領域に接続す
    る電極層上に開口部を形成する工程と、 前記電極層上の開口部を介して前記DRAMメモリセル
    の不純物拡散領域に接続されるDRAMキャパシタを形
    成する工程と、 前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、 前記キャパシタ上の絶縁膜に開口部を形成し、その際前
    記第2エッチングストッパ層上で一旦エッチングを停止
    させる工程と、 前記開口部において第2エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去する工程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記電極層を覆う層間絶縁膜にビット
    線を形成する工程を備え、 前記ビット線はトリミング技術を用いてリソグラフィー
    の解像限界以下の線幅に形成されることを特徴とする請
    求項26記載の半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタと
    前記周辺MOSトランジスタを形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記DRAMメモリセル上に形成した前記層間絶縁膜に
    開口部を形成して前記DRAMメモリセルの不純物拡散
    領域に接続する電極層を形成する工程と、 前記電極層を覆う層間絶縁膜を形成し、該層間絶縁膜上
    に第2エッチングストッパ層を形成する工程と、 前記DRAMメモリセルの不純物拡散領域に接続する電
    極層上の前記第2エッチングストッパ層に開口部を形成
    する工程と、 前記開口部側壁にサイドウォールを形成し、該開口部よ
    りもコンタクトホール径の小さいエッチング・マスクを
    形成し、そのエッチング・マスクを用いたエッチングに
    より前記DRAMメモリセルの不純物拡散領域に接続す
    る電極層上に開口部を形成する工程と、 前記電極層上の開口部を介して電極DRAMメモリセル
    の不純物拡散領域に接続されるDRAMキャパシタ下部
    電極を形成する工程と、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ下部電極上にキャ
    パシタ誘電体膜とキャパシタ上部電極を形成し、前記キ
    ャパシタ上部電極のエッチング加工時に前記第2エッチ
    ングストッパ層の少なくとも一部を除去する工程と、 前記DRAMメモリセルのキャパシタ下部電極上に第3
    エッチングストッパ層を形成する工程と、 前記第3のエッチングストッパ層上に絶縁膜を形成する
    工程と、 該絶縁膜上に開口部を形成し、前記第3エッチングスト
    ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記開口部において第3エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去する工程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 前記電極層を覆う層間絶縁膜にビット
    線を形成する工程を備え、 前記ビット線はトリミング技術を用いてリソグラフィー
    の解像限界以下の線幅に形成されることを特徴とする請
    求項28記載の半導体装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 DRAMメモリセルと周辺MOSトラ
    ンジスタを有する半導体装置の製造方法において、 素子分離絶縁膜と素子形成領域が形成された半導体基板
    上に前記DRAMメモリセルのワード・トランジスタと
    前記周辺MOSトランジスタを形成する工程と、 前記周辺MOSトランジスタ形成領域の不純物拡散領域
    とゲート電極上に第1エッチングストッパ層となる絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1エッチングストッパ層上に該第1エッチングス
    トッパ層とは異なる層間絶縁膜により前記DRAMメモ
    リセルのワード・トランジスタのスペースを埋め込み平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2エッチングストッパ層を形成す
    る工程と、 前記第2エッチングストッパ層上にDRAMメモリセル
    のキャパシタを形成する工程と、 前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、 該絶縁膜上に開口部を形成し、前記第2エッチングスト
    ッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程と、 前記開口部において第2エッチングストッパ層と前記層
    間絶縁膜をエッチング除去し、さらに、前記第1エッチ
    ングストッパ層上で一旦エッチングを停止させる工程
    と、 前記開口部において前記第1エッチングストッパ層をエ
    ッチング除去し、前回後部の少なくとも一つを、前記不
    純物拡散層と前記素子分離絶縁膜の境界上に形成し、か
    つ前記開口部の底部の前記素子分離絶縁膜上面からの深
    さ寸法は、前記不純物拡散層の接合深さ寸法よりの短く
    形成する工程と、 前記開口部内に電極層を形成する工程と、 前記電極層と接続される金属配線層を形成する工程とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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