JP2001176907A - バンプ検査装置 - Google Patents

バンプ検査装置

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JP2001176907A
JP2001176907A JP35773499A JP35773499A JP2001176907A JP 2001176907 A JP2001176907 A JP 2001176907A JP 35773499 A JP35773499 A JP 35773499A JP 35773499 A JP35773499 A JP 35773499A JP 2001176907 A JP2001176907 A JP 2001176907A
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bump
optical system
flat surface
bumps
inspection apparatus
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Hiroshi Murayama
啓 村山
Mitsutoshi Azuma
光敏 東
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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    • G01B11/0608Height gauges
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    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • HELECTRICITY
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頂部が平坦面に形成されたバンプの形状を正
確に検知して、高精度の製品検査を可能とする。 【解決手段】 頂部が平坦面に形成された複数のバン
プ12が配置された被検査体20のバンプ12の形状を
検査するバンプ検査装置であって、前記被検査体20の
バンプ12に向け、テレセントリック光学系30を経由
して前記頂部の平坦面に対して垂直な平行光を投射する
照明光学系と、該照明光学系と光軸を一致させて設置し
たテレセントリック光学系30による観測光学系と、該
観測光学系を介して前記被検査体20の所定範囲にわた
り前記頂部の平坦面の画像を観測する観測部36と、該
観測部36による前記頂部の平坦面の画像に基づいて前
記バンプ12の形状を解析する演算処理部38とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバンプの検査装置に
関し、より詳細にはBGA基板等に接続端子として形成
したバンプの形状、高さ等を検査するバンプ検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】BGA基板等の表面実装型の半導体装置
には、基板の表面に形成したランドに外部接続端子とし
て半球状のバンプを形成して提供される製品がある。バ
ンプはランドにはんだボールを接合して形成することも
できるが、バンプの径寸法が小さく、高密度にバンプを
配置する製品の場合には、印刷法によってはんだペース
トをランドに供給し、リフローして半球状のバンプを形
成する方法が一般的である。
【0003】図10(a) は、基板10にはんだペースト
を供給し、加熱して基板10の表面にバンプ12を形成
した状態を示す。このようにはんだペーストを用いてバ
ンプ12を形成する場合は、バンプ12を形成した後、
バンプ12の頂部にコイニング加工を施しバンプ12の
頂部を平坦面12aに加工する。このコイニング加工
は、平坦な押圧面を有するコイニング治具を用いてバン
プ12を一括してコイニングし、すべてのバンプ12の
高さをそろえるようにするものである。図10(b) に、
バンプ12をコイニングした状態を示す。コイニング加
工によって形成した平坦面12aの部位は実装基板の電
極等に接して接続される接続端面となる。
【0004】バンプ12にコイニング加工を施すのは、
バンプ12の高さにばらつきがあった場合、また、基板
に反り等の変形があって基板全体としてバンプ12の接
続端面の高さにばらつきがあった場合に、バンプ12の
接続端面の高さをそろえ、また、バンプの接続端面が一
定の接触面積を確保できるようにし、実装基板に確実に
バンプが接合されるようにするためである。接続端面で
ある平坦面12aが一定の接触面積を確保できるように
することは、とくにバンプの寸法が小さい場合には重要
な条件となる。
【0005】バンプの高さのばらつきは、個々のランド
に供給されるはんだペーストの分量がばらついたり、は
んだペーストに含まれるフラックスがばらついたりする
ことによって生じる。従来の基板に使用されている高さ
が数百μm程度のバンプの場合には、はんだペーストの
分量のばらつきはさほど問題にならないが、高さが数十
μm程度の小さなバンプを形成する場合には、はんだペ
ーストの分量のわずかなばらつきであってもバンプの高
さ及び形状等に大きく影響を与えるようになる。このた
め、バンプが小さい場合にはバンプの形状を高精度に形
成することが困難になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、バン
プが小さい場合には、ランドにはんだペーストを供給し
てバンプを形成した際にバンプの高さのばらつきが比較
的大きくあらわれるから、バンプをコイニング加工した
状態でバンプが所定の形状に形成されているか否かを検
査する必要がある。バンプを半球状に形成した状態で、
所定の高さよりも低く形成されたためにコイニング量が
小さくなり、バンプの接続端面が所定の面積を確保でき
ない場合や、バンプが所定の高さよりも高く形成された
ためにコイニング量が大きくなり、バンプの接続端面の
面積が過大になるといった場合があるからである。
【0007】このようなバンプの形状を検査する簡便な
方法として、バンプを形成した基板面をCCDカメラに
よって視認し、個々のバンプの形状、とくにバンプの頂
部の平坦面を検知する方法が考えられる。図10(b) に
示すように、バンプ12は頂部が平坦面12aに形成さ
れ側面が曲面に形成されているから、平坦面12aとバ
ンプ12の側面との境界位置を明確に視認することがで
きれば平坦面12aの面積等を検知することが可能であ
る。しかしながら、通常の光学系を介してCCDカメラ
によりバンプを視認する方法では、平坦面12aとバン
プ12の側面との境界部分のコントラストが不明確にな
り平坦面12aを明確に区分して視認することができ
ず、また、CCDカメラの受像領域のうち周辺部分のバ
ンプ12の画像が歪むことによって正確な計測が困難に
なるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明はこれらの問題点を解消す
べくなされたものであり、その目的とするところは、は
んだペースト等を用いて形成したバンプにコイニング加
工を施して頂部に平坦な接続端面を形成したバンプを有
する被検査体に対し、光学的手段を利用してバンプの接
続端面を高精度に視認可能とし、これによってバンプの
形状の良否を容易に判定することができるバンプ検査装
置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、頂部が平坦
面に形成された複数のバンプが配置された被検査体のバ
ンプの形状を検査するバンプ検査装置であって、前記被
検査体のバンプに向け、テレセントリック光学系を経由
して前記頂部の平坦面に対して垂直な平行光を投射する
照明光学系と、該照明光学系と光軸を一致させて設置し
たテレセントリック光学系による観測光学系と、該観測
光学系を介して前記被検査体の所定範囲にわたり前記頂
部の平坦面の画像を観測する観測部と、該観測部による
前記頂部の平坦面の画像に基づいて前記バンプの形状を
解析する演算処理部とを備えたことを特徴とする。観測
光学系は、照明光学系によって被検査体に投射された照
明光による被検査体からの反射光のうち、バンプの頂部
の平坦面に垂直な反射光のみを受光する。これにより、
観測部では平坦面の形状を明確な画像としてとらえるこ
とが可能になり、演算処理部での解析によってバンプの
形状を正確に検査することが可能になる。
【0010】また、前記被検査体が、すべてのバンプの
平坦面が同一の平面上になるように形成された製品の場
合には、平坦面の形状を正確に検知することによって、
製品の良否を正確に判断することができる。また、前記
バンプが、はんだのリフローにより略半球状に形成され
た後、頂部を平坦面に加工するコイニング加工が施され
たものである場合は、バンプの高さのばらつきが比較的
大きく表れ、バンプの光沢のばらつき等が生じるが、本
装置によれば、バンプの形状を正確に検査することが可
能になる。また、前記演算処理部が、前記平坦面の面積
を解析する解析手段と、該平坦面の面積が所定範囲内に
あるか否かを判定する判定手段とを備えていることによ
り、平坦面の面積の解析によってバンプの形状を的確に
判断して製品の良否を判定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて添付図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明
に係るバンプ検査装置の全体構成を示す説明図である。
同図で20は基板10の一方の面にバンプ12が形成さ
れた被検査体である。バンプ12は、基板10の表面に
形成されたランドに、はんだペーストを印刷法によって
供給し、リフローして半球状のバンプ12を形成した
後、コイニング加工によりバンプ12の頂部を平坦面に
形成したものである。22は被検査体20を支持するス
テージである。
【0012】30は被検査体20に対し、光源32から
の照明光を平行光として被検査体20に照射する照明光
学系と、該照明光学系と光軸を一致させて配置した観測
光学系を備えた光学系部である。33はハーフミラー、
34はコリメートレンズである。この光学系部30はテ
レセントリック光学系を構成するものであり、光源32
からの照明光はテレセントリック光学系を経由して被検
査体20に照射され、被検査体20からの反射光はテレ
セントリック光学系による観測光学系によって観測され
る。被検査体20は、光学系部30の照明光学系及び観
測光学系の光軸に対し基板面を垂直にしてステージ22
に配置する。これにより、被検査体20の基板面に垂直
に照明光が照射され、被検査体20からの反射光が観測
光学系により集光され、観測部であるCCDカメラ36
によって基板10上のバンプ12が受像される。
【0013】観測光学系に用いるテレセントリック光学
系は、すべての主光線が物空間または画像空間において
軸に平行に進む光学系であり、物体面の設定または画像
面の設定に誤差があっても、撮影される画像の大きさの
誤差が小さくできることから、物体の寸法測定等に利用
されている。このテレセントリック光学系によれば、照
明光学系によって照明されて被検査体20から散乱され
た光のうち、観測光学系の光軸に平行な反射光のみCC
Dカメラ36に集束されて受光されることになる。
【0014】被検査体20によって反射された光のう
ち、観測光学系の光軸と平行に反射される反射光がCC
Dカメラによって受光されることから、本実施形態のバ
ンプ検査装置によれば、被検査体20のバンプ12に形
成された平坦面12aからの反射光がCCDカメラ36
によって受像されるようになる。前述したように、バン
プ12の頂部はコイニング加工によって平坦面12aに
形成され、観測光学系の光軸に対して垂直となる位置関
係にあり、被検査体20の基板面(ステージ22)に対
して垂直に投射された照明光は平坦面12aから観測光
学系の光軸と平行に反射されることになるからである。
一方、バンプ12の側面に照射された光は、観測光学系
の光軸に対し平行に反射されることはないから、観測光
学系によって受光されずCCDカメラ36では受光され
なくない。図4に、CCDカメラ36によってバンプ1
2を視認した状態を説明的に示す。本構成の検査装置に
よれば、CCDカメラ36によって視認される画像は、
バンプ12の頂部に形成された平坦面12aである。
【0015】図2は、本発明に係るバンプ検査装置の比
較例として、観測光学系に画角のある光学系を使用した
検査装置の例を示す。40は光源32からの照明光を被
検査体20に照射し、被検査体20からの反射光を集光
する光学系である。図5に、この検査装置によってバン
プ12を視認した状態を説明的に示す。この光学系によ
れば、光軸に平行な反射光の他に観測光学系に斜入射す
る反射光も受光するから、バンプ12の平坦面12aか
らの反射光の他にバンプの側面からの反射光も受光さ
れ、CCDカメラ36の画像は、バンプ12全体として
コントラストの低い画像となり、平坦面12aを明確に
視認することができない。
【0016】図3は、バンプ検査装置の比較例として、
照明光学系としてテレセントリック光学系を経由しない
形態を示す。42はハーフミラー、44はテレセントリ
ック光学系によって構成した集光用の光学系である。こ
のバンプ検査装置の場合も、被検査体20に投射する照
明光が完全な平行光にならないため、基板10の表面に
バンプ12を形成した被検査体20のように凹凸が形成
されているものや、コントラストの低いものを明確に視
認することが困難になる。
【0017】図6、7は、本発明に係るバンプ検査装置
を用いて、基板10の表面にバンプ12を形成した被検
査体20を実際にCCDカメラ36によって受像した検
査結果を示す。図6、7に示すバンプとも、コイニング
加工前のバンプの高さが50±15μm、コイニング加
工後のバンプの高さが30±10μmである。図6に示
す例では、バンプの平坦面の直径が120μm〜150
μmであり、図7に示す例では、バンプの平坦面の直径
が0〜50μmとなっている。同図で、円形の点状部分
がバンプ12の平坦面12aの画像である。図6に示す
検査例では、個々のバンプ12がほぼ均等にコイニング
されているのに対し、図7に示す検査例では、バンプ1
2の平坦面12aの面積(つぶし量)が図6にくらべて
小さく、平坦面12aが形成されていないバンプ12が
あることがわかる。図6、7に示す検査結果は、上記実
施形態のバンプ検査装置を使用することによってバンプ
12の平坦面12aの形状、大きさを明確にとらえるこ
とが可能であり、これによってバンプ12の不良等を的
確に判定できることを示している。
【0018】図6、7に示すように、バンプ12の平坦
面12aが明確に受像できているのは、テレセントリッ
ク光学系を経由して被検査体20を照明し、テレセント
リック光学系による観測光学系によって観測したことに
よるものである。はんだによって形成したバンプ12の
光の反射率は基板10の反射率よりもはるかに上回って
いるから、CCDカメラ36ではバンプ12の平坦面1
2aのみを高いコントラストで受像することができてい
る。また、バンプ12によっては外面の光沢が若干ばら
ついて反射率が異なることがあり得るが、コントラスト
が十分にとれていることから平坦面12aの検査にはま
ったく支障がない。
【0019】バンプ12の良否判定にあたっては、バン
プ12の平坦面12aの形状と平坦面12aの面積の解
析がその判定基準となる。バンプ12の平坦面12aの
形状から良否を判断するには、CCDカメラ36による
画像から、平坦面12aの形状を視認して判断すればよ
い。正規の形状に形成されたバンプ12であれば平坦面
12aは円形に形成されるから、平坦面12aが円形で
なくいびつな形状に形成されていたとすると、たとえ
ば、リフローした際にバンプ12が半球形から外れた形
状となったといったことが推定される。また、平坦面1
2aに欠け部分や打痕が視認されたような場合も、バン
プ12を形成した際になんらかの問題があったものと推
定される。したがって、このような製品については不良
として再検査するといった方法をとることができる。
【0020】CCDカメラ36からの画像信号が入力さ
れる演算処理部38では、CCDカメラ36による平坦
面12aの画像を解析して、平坦面12aが真円形状か
らどの程度変形しているかを検知することができ、これ
によってバンプ12の形状の良否を判定することができ
る。また、CCDカメラ36による画像からバンプ12
の平坦面12aに欠け部分等の異常があることを検知し
てバンプ12の形状の良否判断することもできる。
【0021】平坦面12aの面積を計測する方法は、バ
ンプ12が一定の接触面積を有するか否かを判断する意
味と、コイニング加工前のバンプ12の大きさを判定
し、コイニングした状態で正規の形状にバンプが形成さ
れているか否かを判断する意味がある。バンプ12の平
坦面12aが所定の面積を有するか否かは、CCDカメ
ラ36によって取り込んだ個々のバンプ12の平坦面1
2aの画像を視認し、あるいは演算処理部38により平
坦面12aの面積を解析して判定すればよい。たとえ
ば、図7に示すように、平坦面12aが小さな点状とな
っていて、所要の面積が確保されていない場合は、接触
面積が確保されないとして不良と判断することができ
る。
【0022】前述したように、基板10にバンプ12を
形成する際に、印刷法によってはんだペーストをランド
に供給してバンプ12を形成する方法の場合は、バンプ
12の大きさにばらつきが生じることが避けられない。
基板10に形成されたバンプ12はその大きさが一定の
ばらつき範囲内になければならないから、バンプ12の
平坦面12aの面積を計測する方法は、このバンプ12
の大きさのばらつきを推定する方法として利用すること
ができる。
【0023】図8は、ランドにはんだペーストを供給し
て半球状にバンプ12を形成した状態と、コイニング加
工を施してバンプ12の頂部に平坦面12aを形成した
状態を示す。同図でH0 はコイニング加工する前のバン
プ12の高さ、h0 はコイニング加工した後のバンプ1
2の高さである。ここで、平坦面12aを円形と近似し
その半径をr0 とすると、コイニング加工後のバンプ1
2の高さh0 は、コイニング加工する前のバンプ12の
高さH0 から半径r0 を引いたもの(h0 =H 0
0 )として近似できる。すなわち、H0 =h0 +r0
である。ここで、コイニング加工後のバンプ12の高さ
0 は、加工装置であらかじめ設定する値であり、H0
をバンプ12の高さの設計値(標準値)とすると、標準
の大きさのバンプ12については、h0 を設定すること
により、平坦面12aの標準の半径r 0 が決まることに
なる。逆に、あるバンプ12の平坦面12aを計測し
て、その半径rが標準半径r0 になっていれば、そのバ
ンプ12は標準(設計値)の大きさに形成されていたこ
とが分かる。
【0024】図9は、基板10に高さの異なる3種類の
バンプ12が形成されていたとして、これらのバンプ1
2をコイニングパンチ50によってコイニング加工した
状態を示す。コイニング加工により、各々のバンプ12
は同一の高さh0 に加工される。ここで、コイニング加
工後の各バンプ12の平坦面12aの半径をr1
0 、r2 とすると、図8におけると同様に、各々のバ
ンプについて、H1 =h1+r1 =h0 +r1 、H0
0 +r0 、H2 =h2 +r2 =h0 +r2 が成り立
つ。すなわち、コイニング加工後の平坦面12aの半径
1 、r0 、r2 を計測することによって、コイニング
加工前のバンプ12の高さH1 、H0 、H2 を近似して
求めることができる。ここで、バンプ12の高さのばら
つきとして許容できる最小値をHmin 、最大値をHmax
とすると、バンプ12の高さのばらつき範囲として許容
できる範囲がHmin ≦Hx ≦Hmax となる。半径rにつ
いていえばrmin ≦rx ≦rmax であり、平坦面12a
の面積SについていえばSmin ≦Sx ≦Smax となる。
【0025】すなわち、コイニング加工が施された被検
査体20に対してバンプ12の平坦面12aの半径rあ
るいは面積Sを計測すれば、この計測値が一定のばらつ
き範囲にあるか否かを判定することによってバンプ12
が所定のばらつき範囲にあるか否かを判定することが可
能となる。平坦面12aの半径あるいは面積を計測する
にあたっては、演算処理部38の解析手段によりCCD
カメラ36による平坦面12aの画像を解析して接続端
面の半径あるいは面積を求め、判定手段により、解析結
果の半径あるいは面積の値があらかじめ設定したばらつ
きの範囲内にあるか否かを判定する。前述したように、
バンプ12の平坦面12aはCCDカメラ36によって
明確に視認することが可能であり、すべてのバンプ12
について画像解析することによって被検査体20の良否
を判定することができる。すなわち、バンプ12の平坦
面12aの面積の解析によって被検査体20の良否判断
がなされる。
【0026】なお、実際の被検査体20では、基板自体
にわずかな凹凸やうねりがあり、個別の基板ごとに厚さ
のばらつきがある。これらのばらつきはバンプ12の平
坦面12aの計測精度に誤差として作用することになる
が、基板の反り等の変動量がバンプの高さよりも小さく
なるように基板のばらつきを管理すれば、前述したバン
プの高さについての条件、Hmin ≦Hx ≦Hmax にした
がってバンプを良否判断する検査方法によって管理する
方法で問題はない。たとえば、バンプの高さが40μm
の場合は、基板の反り等の変動量は10μm以下程度に
なるように管理する。製造精度をきわめて高精度に管理
する必要がある場合には、事前に基板の凹凸や厚さを計
測して所定のばらつき範囲内にある基板を使用するよう
にする。
【0027】上述した実施形態では、基板10のランド
に、はんだペーストを印刷法によって供給して形成した
バンプを備えた被検査体20をバンプ検査装置により検
査した例について説明したが、本発明に係るバンプ検査
装置は、実装面への接続端面が均等高さになるよう平坦
面に形成されたバンプを備えた被検査体に対しては、バ
ンプの製造方法に関わらず同様に適用してバンプの良否
を検査することが可能である。また、基板についても、
BGA基板のように樹脂基板にはんだバンプを形成した
製品の他、半導体ウエハにバンプを形成した製品のよう
に基板が半導体ウエハである製品等についても同様に適
用することができる。とくに、本発明に係るバンプ検査
装置では、観測光学系としてテレセントリック光学系を
使用したことによって、受像領域全体として歪みのない
画像として視認することができ、また接続端面を明確に
視認できることから、きわめて高精度にかつ、効率的に
検査することが可能である。また、この観測光学系によ
れば、被検査体が半導体ウエハのように鏡面状に形成さ
れたものであっても、また、バンプと基板との反射率の
差が小さい場合であっても確実な検査が可能であるとい
う利点がある。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るバンプ検査装置によれば、
上述したように、被検査体から反射される反射光のう
ち、バンプの頂部に形成された平坦面に垂直な反射光の
みを観測光学系で受光することによって、バンプの形状
を正確にとらえることが可能となり、これによってバン
プの形状の検査を高精度で行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバンプ検査装置の全体構成を示す
説明図である。
【図2】バンプ検査装置の比較例の構成を示す説明図で
ある。
【図3】バンプ検査装置の他の比較例の構成を示す説明
図である。
【図4】本発明に係るバンプ検査装置によりバンプを視
認した状態を示す説明図である。
【図5】比較例のバンプ検査装置によりバンプを視認し
た状態を示す説明図である。
【図6】本発明に係るバンプ検査装置によってバンプを
視認した検査例を示す説明図である。
【図7】本発明に係るバンプ検査装置によってバンプを
視認した検査例を示す説明図である。
【図8】コイニング加工の前後でバンプの高さが変化す
る様子を示す説明図である。
【図9】高さの異なるバンプをコイニング加工する方法
を示す説明図である。
【図10】バンプをコイニング加工する前後の状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 基板 12 バンプ 12a 平坦面 20 被検査体 22 ステージ 30 光学系部 32 光源 33 ハーフミラー 34 コリメートレンズ 36 CCDカメラ 38 演算処理部 50 コイニングパンチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部が平坦面に形成された複数のバンプ
    が配置された被検査体のバンプの形状を検査するバンプ
    検査装置であって、 前記被検査体のバンプに向け、テレセントリック光学系
    を経由して前記頂部の平坦面に対して垂直な平行光を投
    射する照明光学系と、 該照明光学系と光軸を一致させて設置したテレセントリ
    ック光学系による観測光学系と、 該観測光学系を介して前記被検査体の所定範囲にわたり
    前記頂部の平坦面の画像を観測する観測部と、 該観測部による前記頂部の平坦面の画像に基づいて前記
    バンプの形状を解析する演算処理部とを備えたことを特
    徴とするバンプ検査装置。
  2. 【請求項2】 被検査体が、すべてのバンプの平坦面が
    同一の平面上になるように形成されたものであることを
    特徴とする請求項1記載のバンプ検査装置。
  3. 【請求項3】 バンプが、はんだのリフローにより略半
    球状に形成された後、頂部を平坦面に加工するコイニン
    グ加工が施されたものであることを特徴とする請求項2
    記載のバンプ検査装置。
  4. 【請求項4】 演算処理部が、前記平坦面の面積を解析
    する解析手段と、該平坦面の面積が所定範囲内にあるか
    否かを判定する判定手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項1記載のバンプ検査装置。
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