JP2001175933A - 自動販売機の制御プログラム書換システム及び自動販売機の制御装置 - Google Patents

自動販売機の制御プログラム書換システム及び自動販売機の制御装置

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JP2001175933A
JP2001175933A JP35599499A JP35599499A JP2001175933A JP 2001175933 A JP2001175933 A JP 2001175933A JP 35599499 A JP35599499 A JP 35599499A JP 35599499 A JP35599499 A JP 35599499A JP 2001175933 A JP2001175933 A JP 2001175933A
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control program
rewriting
vending machine
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host computer
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Naohito Matsumoto
尚人 松本
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御プログラムの書換が容易な自動販売機の
制御プログラム書換システム及び自動販売機の制御装置
を提供する。 【解決手段】制御装置１００に通信制御部１０１を設け
てホストコンピュータ２００から送信される新制御プロ
グラム２１１を受信するようにしたので、遠隔地から新
制御プログラム２１１を送信することができる。これに
より、制御プログラム１１１の書換が容易になり、制御
プログラム１１１の更新に要する手間と時間を飛躍的に
軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種物品を販売す
る自動販売機の制御プログラム書換システム及び制御装
置について、その制御プログラムの更新に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の制御システ
ムは、制御プログラムを記憶した記憶装置と、該制御プ
ログラムを実行する演算装置と、各種機器とのインター
フェース部とを備えている。この制御装置は、演算装置
が記憶装置に記憶されている制御プログラムを実行する
ことにより動作する。ここで、制御プログラムを記憶し
た記憶装置としては、不揮発性メモリであるＲＯＭが用
いられている。インターフェース部に接続する機器とし
ては、顧客の販売要求を指示する商品選択ボタン、金額
等を表示する表示器、冷却装置を構成する圧縮機や送風
機等、管理者用のリモコンなどである。
【０００３】ところで、記憶装置に記憶されている制御
プログラムは、自動販売機が市場に投入された以降に、
例えばリモコン操作方法の修正変更などのために、その
内容を変更する場合がある。すなわち制御プログラムの
バージョンアップである。従来の制御システムでは、記
憶装置として前述したように不揮発性メモリであるＲＯ
Ｍを用いており、制御プログラムのバージョンアップの
たびにこのＲＯＭを新制御プログラムが記憶されたもの
に交換していた。このプログラムの更新方法では、多大
な手間と時間を要して非常に面倒であるという問題点が
あった。
【０００４】そこで、記憶装置として電気的に書換可能
なＥＰ−ＲＯＭを用い、制御プログラムと共に書換プロ
グラムを記憶させたものが提案されている。この制御装
置によれば、制御システムに新たな制御プログラムを記
憶したメモリーカードやＦＤＤ（Floppy Disk Drive）
を接続し、書換用プログラムを実行することにより制御
プログラムを新たな制御プログラムに書き換えている。
これにより、前記問題点が改善され、制御プログラムの
更新に要する手間と時間が軽減されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この制
御装置においても、プログラムのバージョンアップのた
びに、作業者はメモリーカードやＦＤＤの接続作業のた
め各所に点在する自動販売機の設置場所に行かなければ
ならず、前記問題点が十分に解消されてはいない。ま
た、販売商品の定価が変更されたり新たな商品の発売を
開始するなど、同時期に一斉に制御プログラムを変更す
る場合に、限られた時間で全ての自動販売機で作業を行
うのは非常に困難であるという問題点もあった。
【０００６】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、制御プログラムの書
換が容易な自動販売機の制御プログラム書換システム及
び自動販売機の制御装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、自動販売機の制御プログラム
を書き換える自動販売機の制御プログラム書換システム
において、自動販売機に対して新制御プログラムを送信
するホストコンピュータを有し、自動販売機は、前記ホ
ストコンピュータから新制御プログラムを受信する受信
手段と、自動販売機の制御プログラムを前記新制御プロ
グラムに書き換える書換手段とを有することを特徴とす
るものを提案する。
【０００８】本発明によれば、ホストコンピュータより
送信される新制御プログラムは、受信手段により自動販
売機側で受信され、書換手段により制御プログラムが新
制御プログラムに書き換えられる。したがって、遠隔地
のホストコンピュータから新制御プログラムを送信する
ことができる。
【０００９】また、請求項２の発明では、請求項１記載
の自動販売機の制御プログラム書換システムにおいて、
前記ホストコンピュータは、複数の自動販売機に対して
同時に新制御プログラムを送信することを特徴とするも
のを提案する。
【００１０】本発明によれば、複数の自動販売機の制御
プログラムを一斉に書き換えることができる。
【００１１】また、請求項３の発明では、請求項１又は
２何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シ
ステムにおいて、前記ホストコンピュータは、所定のス
ケジュールに従い自動販売機に対して新制御プログラム
を送信することを特徴とするものを提案する。
【００１２】本発明によれば、ホストコンピュータは所
定のスケジュールに従って新制御プログラムを送信す
る。
【００１３】また、請求項４の発明では、請求項１〜３
何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シス
テムにおいて、前記ホストコンピュータは、新制御プロ
グラムと共に該制御プログラムの属性情報を自動販売機
に対して送信し、前記自動販売機の書換手段は、ホスト
コンピュータから受信した前記属性情報に基づき書換の
可否を判定する書換可否判定手段を有することを特徴と
するものを提案する。
【００１４】本発明によれば、属性情報を自動販売機に
対して送信し、この属性情報に基づいて書換の可否を判
定する。したがって、新制御プログラムが新しいバージ
ョンである場合など、制御プログラムの書換が必要なと
きは制御プログラムが書き換えられる。また、新制御プ
ログラムが他の種類の自動販売機のものである場合な
ど、書換が不要なときは制御プログラムは書き換えられ
ない。尚、属性情報とは自動販売機の種別やバージョン
などプログラムの性質に関する情報である。
【００１５】また、請求項５の発明では、請求項１〜４
何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シス
テムにおいて、前記自動販売機の書換手段は、該自動販
売機に予め記憶されている書換プログラムを実行するこ
とにより制御プログラムを新制御プログラムに書き換え
ることを特徴とするものを提案する。
【００１６】本発明によれば、予め自動販売機に書換プ
ログラムが記憶され、この書換プログラムを実行するこ
とにより制御プログラムが新制御プログラムに書き換え
られる。
【００１７】また、請求項６の発明では、請求項１〜４
何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シス
テムにおいて、前記ホストコンピュータは、新制御プロ
グラムと共に該制御プログラムの書換プログラムを自動
販売機に対して送信し、前記自動販売機の書換手段は、
ホストコンピュータから受信した前記書換プログラムを
実行することにより制御プログラムを新制御プログラム
に書き換えることを特徴とするものを提案する。
【００１８】本発明によれば、ホストコンピュータより
新制御プログラムと共に書換プログラムが自動販売機に
送信されると、書換手段が書換プログラムを実行するこ
とにより、制御プログラムが新制御プログラムに書き換
えられる。
【００１９】また、請求項７の発明では、請求項１〜６
何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シス
テムにおいて、前記ホストコンピュータは、新制御プロ
グラムと共に該制御プログラムが用いるデータの配置情
報を自動販売機に対して送信し、前記自動販売機の書換
手段は、該自動販売機の制御プログラムが用いているデ
ータの配置情報及びホストコンピュータから受信した前
記データ配置情報に基づき、該自動販売機の制御プログ
ラムが用いているデータを新制御プログラムで使用でき
るように再配置するデータ再配置手段を有することを特
徴とするものを提案する。
【００２０】本発明によれば、データ再配置手段により
新制御プログラムで使用できるようにデータが再配置さ
れる。したがって、制御プログラムの書換前後において
制御プログラムが用いているデータを必要に応じて保持
させることができるとともに、その配置を新制御プログ
ラムに適した状態にすることができる。
【００２１】また、請求項８の発明では、請求項１〜６
何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シス
テムにおいて、前記ホストコンピュータは、新制御プロ
グラムと共に該制御プログラムが用いるデータの配置情
報と、自動販売機の制御プログラムが用いているデータ
を新制御プログラムで使用できるように再配置するデー
タ再配置プログラムを自動販売機に対して送信し、前記
自動販売機の書換手段は、ホストコンピュータから受信
した前記データ再配置プログラムを実行することにより
データの再配置を行うことを特徴とするものを提案す
る。
【００２２】本発明によれば、書換手段によりデータ再
配置プログラムが実行され、新制御プログラムで使用で
きるようにデータが再配置される。したがって、制御プ
ログラムの書換前後において制御プログラムが用いてい
るデータを必要に応じて保持させることができるととも
に、その配置を新制御プログラムに適した状態にするこ
とができる。これにより、制御プログラムの書換が容易
になるとともに、新制御プログラムの作成の際に、既存
のデータ配置に制限されることがないので拡張性が高い
ものとなる。
【００２３】また、請求項９では、自動販売機の制御装
置において、自動販売機の制御プログラムを記憶する制
御プログラム記憶手段と、該制御プログラムを実行する
演算装置とを備えた自動販売機の制御装置において、ホ
ストコンピュータとの通信を制御する通信制御手段と、
前記制御プログラム記憶手段に記憶されている制御プロ
グラムを、前記通信制御手段によりホストコンピュータ
から受信した新制御プログラムで書き換える書換手段と
を備えたことを特徴とするものを提案する。
【００２４】本発明によれば、制御プログラム記憶手段
に記憶されている制御プログラムはホストコンピュータ
から受信した新制御プログラムで書き換えられる。した
がって、遠隔地のホストコンピュータから新制御プログ
ラムを送信することができる。
【００２５】また、請求項１０の発明では、請求項９記
載の自動販売機の制御装置において、前記書換手段は、
前記新制御プログラムと共にホストコンピュータから受
信した該新制御プログラムの属性情報に基づき制御プロ
グラムの書き換えの可否を判定する書換判定手段を有す
ることを特徴とするものを提案する。
【００２６】本発明によれば、属性情報を自動販売機に
対して送信し、この属性情報に基づいて書換の可否を判
定する。したがって、新制御プログラムが新しいバージ
ョンである場合など、制御プログラムの書換が必要なと
きは制御プログラムが書き換えられる。また、新制御プ
ログラムが他の種類の自動販売機のものである場合な
ど、書換が不要なときは制御プログラムは書き換えられ
ない。尚、属性情報とは自動販売機の種別やバージョン
などプログラムの性質に関する情報である。
【００２７】また、請求項１１では、請求項９又は１０
何れか１項記載の自動販売機の制御装置において、前記
書換手段は、制御プログラムの書換プログラムを予め記
憶した書換プログラム記憶手段を備え、該書換プログラ
ムを実行することにより制御プログラムの書き換えを行
うことを特徴とするものを提案する。
【００２８】本発明によれば、予め書換プログラム記憶
手段に書換プログラムが記憶され、この書換プログラム
を実行することにより制御プログラムが新制御プログラ
ムに書き換えられる。したがって、確実に制御プログラ
ムを書き換えることができる。
【００２９】また、請求項１２では、請求項９又は１０
何れか１項記載の自動販売機の制御装置において、前記
書換手段は、前記新制御プログラムと共にホストコンピ
ュータから受信した制御プログラムの書換プログラムを
実行することにより制御プログラムの書き換えを行うこ
とを特徴するものを提案する。
【００３０】本発明によれば、ホストコンピュータから
新制御プログラム及び書換プログラムを受信すると、書
換手段が書換プログラムを実行することにより、制御プ
ログラムが新制御プログラムに書き換えられる。
【００３１】また、請求項１３の発明では、請求項９〜
１２何れか１項記載の自動販売機の制御装置において、
前記書換手段は、制御プログラムが用いているデータを
新制御プログラムで使用できるように再配置するデータ
再配置プログラムを予め記憶した再配置プログラム記憶
手段を備え、該データ再配置プログラムを実行する際に
は前記新制御プログラムと共にホストコンピュータから
受信した該新制御プログラム用のデータ配置情報に基づ
きデータの再配置を行うことを特徴とするものを提案す
る。
【００３２】本発明によれば、再配置プログラム記憶手
段に記憶されたデータ再配置プログラムにより新制御プ
ログラムで使用できるようにデータが再配置される。し
たがって、制御プログラムの書換前後において制御プロ
グラムが用いているデータを必要に応じて保持させるこ
とができるとともに、その配置を新制御プログラムに適
した状態にすることができる。
【００３３】また、請求項１４の発明では、請求項９〜
１２何れか１項記載の自動販売機の制御装置において、
前記書換手段は、前記新制御プログラムと共にホストコ
ンピュータから受信したデータ再配置プログラム実行す
ることにより制御プログラムが用いているデータを新制
御プログラムで使用できるように再配置することを特徴
とするものを提案する。
【００３４】本発明によれば、書換手段によりデータ再
配置プログラムが実行され、新制御プログラムで使用で
きるようにデータが再配置される。したがって、制御プ
ログラムの書換前後において制御プログラムが用いてい
るデータを必要に応じて保持させることができるととも
に、その配置を新制御プログラムに適した状態にするこ
とができる。
【００３５】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態にかかる自動
販売機の制御装置について図面を参照して説明する。図
１は自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
【００３６】図１に示すように、この自動販売機の制御
装置１００は、通信路３００を介したホストコンピュー
タ２００との通信を制御する通信制御部１０１と、商品
の販売時や販売機管理時などの通常時に各被制御機器が
所定の動作を行うように制御する通常制御部１０２と、
通常制御部１０２にて各被制御機器の制御を行う際に用
いるデータを記憶したデータ記憶部１０３とを備えてい
る。また、制御装置１００は、通常制御部１０２の制御
プログラムを新制御プログラムに書き換える制御プログ
ラム書換部１０４と、制御プログラム書換部１０４によ
って制御プログラムを書き換える際に、データ記憶部１
０３に記憶されているデータの配置を新制御プログラム
で使用できるように再配置するデータ再配置部１０５を
備えている。
【００３７】通信制御部１０１は、通信路３００に対応
した通信機器を主たる構成要素としている。即ち、通信
制御部１０１は通信路３００を介したホストコンピュー
タ２００との間における通信の制御を行う。
【００３８】通常制御部１０２は、商品の販売時や管理
者等による販売管理時などのように通常時に各被制御機
器が所定の動作を行うように制御する手段である。通常
制御部１０２は、制御プログラム１１１に基づいて動作
している。この制御プログラム１１１は、電気的に書換
可能な記憶装置に記憶されている。
【００３９】データ記憶部１０３は、制御プログラム１
１１が使用するデータ１１２を記憶した記憶装置を主た
る構成要素としている。この記憶装置には、データ１１
２が制御プログラム１１１により使用可能なように配置
されている。
【００４０】制御プログラム書換部１０４は、通常制御
部１０２の制御プログラム１１１をホストコンピュータ
２００から送信された新制御プログラム２１１に書き換
える機能を有しており、書換プログラム１１３に基づい
て動作している。ここで、書換プログラム１１３は、ホ
ストコンピュータ２００より送信されたものである。
【００４１】データ再配置部１０５は、制御プログラム
書換部１０４により制御プログラム１１１が新制御プロ
グラム２１１に書き換えられる際に、データ記憶部１０
３に記憶されているデータの配置を、新制御プログラム
２１１が使用できるように配置する機能を有しており、
再配置プログラム１１４に基づいて動作している。ここ
で、再配置プログラム１１４は、ホストコンピュータ２
００より送信されたものである。
【００４２】ホストコンピュータ２００は、新制御プロ
グラム２１１と、書換プログラム２１２と、再配置プロ
グラム２１３とを記憶していて、自動販売機に各プログ
ラム２１１，２１２，２１３を送信する。ここで、ホス
トコンピュータ２００は所定のスケジュールに従って、
各プログラム２１１，２１２，２１３を送信する。
【００４３】通信路３００は、自動販売機の制御装置１
００とホストコンピュータ２００との間で相互通信を行
うための通信媒体である。通信路３００としては、無線
を媒体としても有線を媒体としてもよく、本実施の形態
では無線のものを示した。
【００４４】上述のような自動販売機の制御装置の具体
的な回路構成の一例について図２及び図３を参照して説
明する。図２及び図３は自動販売機の制御装置の概略回
路図である。
【００４５】図２に示すように、自動販売機の制御装置
１００は、ホストコンピュータ２００との通信を制御す
る通信制御部１０１と、演算装置であるＣＰＵ１２１
と、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるフラッシ
ュメモリ１２２と、揮発性メモリである第１のＳＲＡＭ
１２３及び第２のＳＲＡＭ１２４と、自動販売機を構成
する各種機器との接続インターフェースであるＩ／Ｏイ
ンターフェース１２５と、これらを接続するバス１２６
とを有している。本実施形態では、Ｉ／Ｏインターフェ
ース１２５に接続される各種機器として、顧客による商
品選択の指示を入力する商品選択ボタン１３１と、自動
販売機に設置されている冷却装置を構成する圧縮機１３
２と、自動販売機の管理者により操作され各種データの
入出力を行うリモコン１３３を示した。
【００４６】ＣＰＵ１２１は、プログラムを実行する演
算装置である。通常時には、フラッシュメモリ１２２に
記憶されている制御プログラム１４１を演算実行する。
また、このＣＰＵ１２１は、制御プログラムの書換時に
は後述する各種プログラムを実行する。
【００４７】フラッシュメモリ１２２には、制御プログ
ラム１４１と、制御プログラム１４１の属性情報１４２
と、書換判定プログラム１４３と、メモリ配置情報１４
４とが記憶されている。制御プログラム１４１は、Ｉ／
Ｏインターフェース１２５を介して接続する各種機器に
信号を入出力することにより自動販売機を制御する。こ
の制御プログラム１４１は、主に通常の販売動作時に実
行される販売用プログラムとリモコンの操作による管理
用プログラムを備えている。この制御プログラム１４１
による制御については、従来の制御装置と同様なのでこ
こでは説明は省略する。属性情報１４２は、制御プログ
ラム１４１の種別を示す識別子と、そのバージョンに関
する情報を有している。ここで、制御プログラム１４１
の識別子とは、制御プログラム１４１を適用することが
できる自動販売機を識別するために設けたものである。
書換判定プログラム１４３は、前述した属性情報１４２
と、ホストコンピュータ２００より受信した新制御プロ
グラム２２１の属性情報とを比較して、制御プログラム
１４１の書換の可否を判定する。メモリ配置情報１４４
は、制御プログラム１４１が使用する第１のＳＲＡＭ１
２３に記憶されているデータの配置情報である。制御プ
ログラム１４１は、このメモリ配置情報１４４を基に、
第１のＳＲＡＭ１２３にアクセスする。
【００４８】第１のＳＲＡＭ１２３は、自動販売機の各
種データが記憶されるデータ領域１５１と、このデータ
領域１５１に記憶されているデータを一時的に退避可能
なデータ退避領域１５２とを有している。この各種デー
タとしては、自動販売機の商品の販売した個数などの販
売データや、自動販売機の商品に応じて設定されている
庫内温度等の設定データが挙げられる。この各種データ
を用いて、制御プログラム１４１は自動販売機の各種機
器の制御を行うようになっている。
【００４９】第２のＳＲＡＭ１２４には、書換プログラ
ム１６１と再配置プログラム１６２とが記憶されてい
る。これらのプログラム１６１，１６２は、ホストコン
ピュータ２００より送信されたものであり、ホストコン
ピュータ２００より送信される都度にプログラム１６
１，１６２が更新されるようになっている。
【００５０】図３に示すように、ホストコンピュータ２
００は、ＲＡＭ２２０を有しており、このＲＡＭ２２０
には新制御プログラム２２１、書換プログラム２２２、
再配置プログラム２２３、新メモリ配置情報２２４、新
属性情報２２５が記憶されている。ホストコンピュータ
２００は、送信指令に従ってこれらの各プログラム２２
１，２２２，２２３及ぶ各情報２２４，２２５を自動販
売機に送信する。
【００５１】通信路３００は、制御装置１００とホスト
コンピュータ２００との間で相互通信を行うための通信
媒体である。本実施形態においてこの通信路３００には
ＰＨＳ(Personal Handyphone System)の回線が用いられ
ている。
【００５２】このような制御装置１００では、制御プロ
グラムを書き換える際、まず書換判定プログラム１４３
を実行し、新属性情報２２５を受信する。そして、この
新属性情報２２５と属性情報１４２とに基づいて制御プ
ログラムの書換の可否を判定する。書換可の場合は、再
配置プログラム２２３及び新メモリ配置情報２２４を受
信し、ＳＲＡＭ１２４に再配置プログラム２２３が書き
込まれる。次に、再配置プログラム２２３を実行し、新
メモリ配置情報２２４とメモリ配置情報１４４とに基づ
いてＳＲＡＭ１２３に記憶されているデータを再配置す
る。そして、ホストコンピュータ２００より書換プログ
ラム２２２が送信される。この書換プログラム２２２を
実行することにより、新制御プログラム２２１をホスト
コンピュータより受信し、制御プログラム１４１が新制
御プログラム２２１に書き換えられる。即ち、本実施形
態においては、書換判定プログラム１４３、再配置プロ
グラム２２３及び書換プログラム２２２は書換手段を成
している。
【００５３】以下、図４のフローチャートを参照して制
御プログラムを書き換える際の流れを詳述する。
【００５４】前述したように、制御プログラムを書き換
える際に、まずＣＰＵ１２１はフラッシュメモリ１２２
に記憶されている書換判定プログラム１４３を実行す
る。書換判定プログラム１４３が実行されると、ホスト
コンピュータ２００から自動販売機１に新属性情報２２
５が送信される（ステップＳ１）。そして、フラッシュ
メモリ１２２に記憶されている属性情報１４２における
制御プログラム１４１の種別を示す識別子と、ホストコ
ンピュータ２００より送信された新属性情報２２５にお
ける新制御プログラム２２１の種別を示す識別子とを比
較し（ステップＳ２）、同一種別でないならば処理を終
了させる（ステップＳ３）。次いで、新属性情報２２５
が有している新制御プログラム２２１のバージョン情報
と属性情報１４２が有している制御プログラム１４１の
バージョン情報とを比較し（ステップＳ４）、新制御プ
ログラム２２１が制御プログラム１４１よりもバージョ
ンが新しいものでないならば処理を終了させる（ステッ
プＳ３）。
【００５５】次に、再配置プログラム２２３、新メモリ
配置情報２２４が送信され（ステップＳ５）、ＳＲＡＭ
１２４に再配置プログラム２２３が書き込まれる。
【００５６】次に、ＣＰＵ１２１はＳＲＡＭ１２４に記
憶されている再配置プログラム２２３を実行する。再配
置プログラム２２３が実行されると、まずＳＲＡＭ１２
３に記憶されている各データをデータ退避領域１５２に
転送する（ステップＳ６）。これは、データの再配置を
行う際に、データの破損が生じるのを防ぐためである。
次いで、ＳＲＡＭ１２３のデータ領域１５１の内容をク
リアする（ステップＳ７）。そして、データ配置情報１
４４及び新データ配置情報２２４に基づいてデータ退避
領域１５２に退避させた各データをデータ領域１５１に
再配置する（ステップＳ８）。次に、新データ配置情報
２２４を、ＳＲＡＭ１２３の新たなデータ配置情報１４
４として書き込む（ステップＳ９）。
【００５７】そして、ホストコンピュータ２００から自
動販売機１に書換プログラム２２２が送信される（ステ
ップＳ１０）。この書換プログラム２２２がＳＲＡＭ１
２４に書き込まれる。
【００５８】次に、ＣＰＵ１２１はＳＲＡＭ１２４に記
憶されている書換プログラム２２２を実行する。書換プ
ログラム２２２が実行されると、新制御プログラム２２
１を受信して（ステップＳ１１）、フラッシュメモリ１
２２における制御プログラム１４１の格納領域を初期化
し（ステップＳ１２）、新制御プログラム２２１をフラ
ッシュメモリ１２２に書き込む（ステップＳ１３）。
【００５９】このように、本実施形態の自動販売機の制
御装置によれば、制御装置１００に通信制御部１０１を
設けてホストコンピュータ２００から送信される新制御
プログラム２２１を受信するようにしたので、遠隔地か
ら新制御プログラム２２１を送信することができる。こ
れにより、制御プログラム１４１の書換が容易になり、
制御プログラム１４１の更新に要する手間と時間を飛躍
的に軽減することができる。
【００６０】また、新制御プログラム２２１の種別及び
バージョンの情報を有した新属性情報２２５を受信し
て、この新属性情報２２５に基づいて書換の可否を判定
するようにしたので、新制御プログラム２２１が新しい
バージョンである場合など、制御プログラム１４１の書
換が必要なときは書換プログラムにより制御プログラム
が書き換えられる。また、新制御プログラムが他の種別
のものである場合など、書換が不要なときは制御プログ
ラムは書き換えられない。これにより、誤って他の種類
の自動販売機の制御プログラムで書き換えられたり、古
いバージョンの制御プログラムで書き換えられたりする
ことはない。
【００６１】また、ホストコンピュータ２００から新制
御プログラム２２１と共に送信される書換プログラム２
２２を実行して制御プログラムを書き換えるようにした
ので、適切な書換プログラムを受信することができる。
例えば、新制御プログラムの内容が制御プログラムから
大幅に変更されたものである場合など、変更の内容に対
応した適切な書換プログラムを用いることができ、制御
プログラムの更新を効率よく行うことができる。
【００６２】また、ホストコンピュータ２００から新制
御プログラム２２１と共に送信される再配置プログラム
２２３を実行して、新制御プログラム２２１で使用でき
るようにデータを再配置するようにしたので、制御プロ
グラムの書換前後において制御プログラムが用いている
データを必要に応じて保持させることができるととも
に、その配置を新制御プログラムに適した状態にするこ
とができる。これにより、制御プログラムの書換が容易
になるとともに、新制御プログラムの作成の際に、既存
のデータ配置に制限されることがないので拡張性が高い
ものとなる。さらに、例えば、新制御プログラムの内容
が制御プログラムから大幅に変更されたものである場合
などに、変更の内容に対応した適切な再配置プログラム
を用いることができ、制御プログラムの更新を効率よく
行うことができる。
【００６３】尚、前記実施形態においては、書換プログ
ラム２２２を新制御プログラム２２１と共に送信するも
のを示したが、図５に示すように、書換プログラム２２
２をフラッシュメモリ１２２に予め記憶させておいても
よい。この場合、ホストコンピュータ２００から書換プ
ログラムは送信する必要はない。この構成では、制御装
置１００に書換プログラムが記憶されているので、確実
に書換プログラムを実行させることができる。
【００６４】また、前記実施形態においては、再配置プ
ログラム２２３を新制御プログラム２２１と共に送信す
るものを示したが、図６に示すように、再配置プログラ
ム２２３をフラッシュメモリ１２２に予め記憶させてお
いてもよい。この場合、ホストコンピュータ２００から
再配置プログラム２２３を送信する必要はない。この構
成では、制御装置１００に書換プログラムが記憶されて
いるので、確実に再配置プログラムを実行させることが
できる。
【００６５】図７は、前記実施形態の制御装置を備えた
自動販売機の制御プログラム書換システムの一実施形態
を示すものである。図７は、制御プログラム書換システ
ムの概略構成図である。
【００６６】この自動販売機の制御プログラム書換シス
テムは、複数の自動販売機１と、ホストコンピュータ２
００と、通信路３００とを備えており、各自動販売機１
は前述の制御装置１００を有している。
【００６７】制御装置１００の通信制御部１０１は、Ｐ
ＨＳ端末を備えており、ＰＨＳ回線である通信路３００
により接続されている。
【００６８】ホストコンピュータ２００は、制御装置１
００と同様にＰＨＳ端末を備えており、ＰＨＳ回線であ
る通信路３００に接続されている。ここで、一台のホス
トコンピュータ２００に対して、複数の自動販売機１が
接続されている。ホストコンピュータ２００には、新制
御プログラムを送信するスケジュールが記憶されてお
り、このスケジュールに従って新制御プログラムを送信
している。スケジュールとして例えば、販売商品の定価
を変更する日時や新商品の発売開始の日時などが組まれ
ている。
【００６９】通信路３００は公衆のＰＨＳ回線であり、
各自動販売機１とホストコンピュータ２００とを接続し
ている。即ち、ホストコンピュータ２００より各自動販
売機１へ同報通信が可能な状態となっている。
【００７０】このような制御プログラムの書換システム
では、前記スケジュールに従ってホストコンピュータ２
００より新制御プログラムが同時に各自動販売機１に送
信されるようになっている。
【００７１】このように、本実施形態の自動販売機の制
御プログラム書換システムによれば、複数の自動販売機
１の制御プログラムを一斉に書き換えることができるよ
うにしたので、複数の自動販売機の制御プログラムの更
新に要する時間を軽減することができる。
【００７２】また、所定のスケジュールに従って新制御
プログラムを送信するようにしたので、販売商品の価格
を変更したり新たな商品の発売を開始する時期に合わせ
て、制御プログラムをタイミングよく書き換えることが
できる。
【００７３】尚、前記実施形態においては、複数の自動
販売機に同時に送信するものを示したが、各自動販売機
ごとに送信するようにしてもよい。この場合、各自動販
売機ごとに制御プログラムの細かい設定を行うことが可
能となる。
【００７４】また、前記実施形態においては、通信路３
００に公衆回線であるＰＨＳ回線を用いたものを示した
が、ホストコンピュータ２００と各自動販売機１とが通
信可能であればどのような回線を用いてもよく、例えば
ホストコンピュータ２００と各自動販売機１とを接続す
る専用回線を用いてもよい。さらに、前記実施形態にお
いては、各自動販売機１側及びホストコンピュータ２０
０側の通信路３００を無線としたものを示したが、通信
路３００は有線または有線と無線の組合せであってもよ
く、例えば図８に示すように、ホストコンピュータ２０
０側を有線であるＩＳＤＮ回線３１１で接続し、各自動
販売機１側を無線であるＰＨＳ回線で接続してもよい。
【００７５】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項１の発明に
よれば、遠隔地のホストコンピュータから新制御プログ
ラムを送信することができるようにしたので、制御プロ
グラムの書換が容易になり、制御プログラムの更新に要
する手間と時間を軽減することができる。
【００７６】また、請求項２の発明によれば、複数の自
動販売機の制御プログラムを一斉に書き換えることがで
き、複数の自動販売機の制御プログラムの更新に要する
時間を軽減することができる。
【００７７】また、請求項３の発明によれば、ホストコ
ンピュータは所定のスケジュールに従って新制御プログ
ラムを送信するようにしたので、制御プログラムをタイ
ミングよく書き換えることができる。
【００７８】また、請求項４の発明によれば、制御プロ
グラムの書換が必要なときは制御プログラムが書き換え
られるようにしたので、誤って他の種類の自動販売機の
制御プログラムで書き換えられたり、古いバージョンの
制御プログラムで書き換えられたりすることはない。
【００７９】また、請求項５の発明によれば、予め自動
販売機に書換プログラムが記憶され、この書換プログラ
ムを実行することにより制御プログラムが新制御プログ
ラムに書き換えられるようにしたので、確実に制御プロ
グラムを書き換えることができる。
【００８０】また、請求項６の発明によれば、書換プロ
グラムを新制御プログラムと共に受信するようにしたの
で、新制御プログラムに対応した適切な書換プログラム
を用いることができ、制御プログラムの更新を効率よく
行うことができる。
【００８１】また、請求項７の発明によれば、制御プロ
グラムの書換前後において制御プログラムが用いている
データを必要に応じて保持させることができるととも
に、その配置を新制御プログラムに適した状態にするこ
とができるようにしたので、制御プログラムの書換が容
易になるとともに、新制御プログラムの作成の際に、既
存のデータ配置に制限されることがないので拡張性が高
いものとなる。
【００８２】また、請求項８の発明によれば、制御プロ
グラムの書換前後において制御プログラムが用いている
データを必要に応じて保持させることができるととも
に、その配置を新制御プログラムに適した状態にするこ
とができるようにしたので、制御プログラムの書換が容
易になるとともに、新制御プログラムの作成の際に、既
存のデータ配置に制限されることがないので拡張性が高
いものとなる。
【００８３】また、請求項９の発明によれば、遠隔地の
ホストコンピュータから新制御プログラムを送信するこ
とができるようにしたので、制御プログラムの書換が容
易になり、制御プログラムの更新に要する手間と時間を
軽減することができる。
【００８４】また、請求項１０の発明によれば、制御プ
ログラムの書換が必要なときは制御プログラムが書き換
えられるようにしたので、誤って他の種類の自動販売機
の制御プログラムで書き換えられたり、古いバージョン
の制御プログラムで書き換えられたりすることはない。
【００８５】また、請求項１１の発明によれば、予め書
換プログラム記憶手段に書換プログラムが記憶され、こ
の書換プログラムを実行することにより制御プログラム
が新制御プログラムに書き換えられるようにしたので、
確実に制御プログラムを書き換えることができる。
【００８６】また、請求項１２の発明によれば、書換プ
ログラムを新制御プログラムと共に受信するようにした
ので、新制御プログラムに対応した適切な書換プログラ
ムを用いることができ、制御プログラムの更新を効率よ
く行うことができる。
【００８７】また、請求項１３の発明によれば、制御プ
ログラムの書換前後において制御プログラムが用いてい
るデータを必要に応じて保持させることができるととも
に、その配置を新制御プログラムに適した状態にするこ
とができるようにしたので、制御プログラムの書換が容
易になるとともに、新制御プログラムの作成の際に、既
存のデータ配置に制限されることがないので拡張性が高
いものとなる。
【００８８】また、請求項１４の発明によれば、制御プ
ログラムの書換前後において制御プログラムが用いてい
るデータを必要に応じて保持させることができるととも
に、その配置を新制御プログラムに適した状態にするこ
とができるようにしたので、制御プログラムの書換が容
易になるとともに、新制御プログラムの作成の際に、既
存のデータ配置に制限されることがないので拡張性が高
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示す自動販売機の制御装
置の機能ブロック図
【図２】自動販売機の制御装置の概略回路図
【図３】自動販売機の制御装置の概略回路図
【図４】制御プラグラムを書き換える際のフローチャー
ト
【図５】自動販売機の制御装置の概略回路図
【図６】自動販売機の制御装置の概略回路図
【図７】自動販売機の制御プログラム書換システムの概
略構成図
【図８】自動販売機の制御プログラム書換システムの概
略構成図
【符号の説明】
１…自動販売機、１００…制御装置、１０１…通信制御
部、１０２…通常制御部、１０３…データ記憶部、１０
４…制御プログラム書換部、１０５…データ再配置部、
１１１…制御プログラム、１１２…データ、１１３…書
換プログラム、１１４…再配置プログラム、１２１…Ｃ
ＰＵ、１２２…フラッシュメモリ、１２３…第１のＳＲ
ＡＭ、１２４…第２のＳＲＡＭ、１２５…Ｉ／Ｏインタ
ーフェース、１２６…バス、１３１…商品選択ボタン、
１３２…圧縮機、１３３…リモコン、１４１…制御プロ
グラム、１４２…属性情報、１４３…書換判定プログラ
ム、１４４…メモリ配置情報、１５１…データ領域、１
５２…データ退避領域、１６１…書換プログラム、１６
２…再配置プログラム、２００…ホストコンピュータ、
２１１…新制御プログラム、２１２…書換プログラム、
２１３…再配置プログラム、２２１…新制御プログラ
ム、２２２…書換プログラム、２２３…再配置プログラ
ム、２２４…新データ配置情報、２２５…新属性情報、
３００…通信路。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動販売機の制御プログラムを書き換え
    る自動販売機の制御プログラム書換システムにおいて、 自動販売機に対して新制御プログラムを送信するホスト
    コンピュータを有し、 自動販売機は、前記ホストコンピュータから新制御プロ
    グラムを受信する受信手段と、自動販売機の制御プログ
    ラムを前記新制御プログラムに書き換える書換手段とを
    有することを特徴とする自動販売機の制御プログラム書
    換システム。
  2. 【請求項２】 前記ホストコンピュータは、複数の自動
    販売機に対して同時に新制御プログラムを送信すること
    を特徴とする請求項１記載の自動販売機の制御プログラ
    ム書換システム。
  3. 【請求項３】 前記ホストコンピュータは、所定のスケ
    ジュールに従い自動販売機に対して新制御プログラムを
    送信することを特徴とする請求項１又は２何れか１項記
    載の自動販売機の制御プログラム書換システム。
  4. 【請求項４】 前記ホストコンピュータは、新制御プロ
    グラムと共に該制御プログラムの属性情報を自動販売機
    に対して送信し、 前記自動販売機の書換手段は、ホストコンピュータから
    受信した前記属性情報に基づき書換の可否を判定する書
    換可否判定手段を有することを特徴とする請求項１〜３
    何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シス
    テム。
  5. 【請求項５】 前記自動販売機の書換手段は、該自動販
    売機に予め記憶されている書換プログラムを実行するこ
    とにより制御プログラムを新制御プログラムに書き換え
    ることを特徴とする請求項１〜４何れか１項記載の自動
    販売機の制御プログラム書換システム。
  6. 【請求項６】 前記ホストコンピュータは、新制御プロ
    グラムと共に該制御プログラムの書換プログラムを自動
    販売機に対して送信し、 前記自動販売機の書換手段は、ホストコンピュータから
    受信した前記書換プログラムを実行することにより制御
    プログラムを新制御プログラムに書き換えることを特徴
    とする請求項１〜４何れか１項記載の自動販売機の制御
    プログラム書換システム。
  7. 【請求項７】 前記ホストコンピュータは、新制御プロ
    グラムと共に該制御プログラムが用いるデータの配置情
    報を自動販売機に対して送信し、 前記自動販売機の書換手段は、該自動販売機の制御プロ
    グラムが用いているデータの配置情報及びホストコンピ
    ュータから受信した前記データ配置情報に基づき、該自
    動販売機の制御プログラムが用いているデータを新制御
    プログラムで使用できるように再配置するデータ再配置
    手段を有することを特徴とする請求項１〜６何れか１項
    記載の自動販売機の制御プログラム書換システム。
  8. 【請求項８】 前記ホストコンピュータは、新制御プロ
    グラムと共に該制御プログラムが用いるデータの配置情
    報と、自動販売機の制御プログラムが用いているデータ
    を新制御プログラムで使用できるように再配置するデー
    タ再配置プログラムを自動販売機に対して送信し、 前記自動販売機の書換手段は、ホストコンピュータから
    受信した前記データ再配置プログラムを実行することに
    よりデータの再配置を行うことを特徴とする請求項１〜
    ６何れか１項記載の自動販売機の制御プログラム書換シ
    ステム。
  9. 【請求項９】 自動販売機の制御プログラムを記憶する
    制御プログラム記憶手段と、該制御プログラムを実行す
    る演算装置とを備えた自動販売機の制御装置において、 ホストコンピュータとの通信を制御する通信制御手段
    と、 前記制御プログラム記憶手段に記憶されている制御プロ
    グラムを、前記通信制御手段によりホストコンピュータ
    から受信した新制御プログラムで書き換える書換手段と
    を備えたことを特徴とする自動販売機の制御装置。
  10. 【請求項１０】 前記書換手段は、前記新制御プログラ
    ムと共にホストコンピュータから受信した該新制御プロ
    グラムの属性情報に基づき制御プログラムの書き換えの
    可否を判定する書換判定手段を有することを特徴とする
    請求項９記載の自動販売機の制御装置。
  11. 【請求項１１】 前記書換手段は、制御プログラムの書
    換プログラムを予め記憶した書換プログラム記憶手段を
    備え、該書換プログラムを実行することにより制御プロ
    グラムの書き換えを行うことを特徴とする請求項９又は
    １０何れか１項記載の自動販売機の制御装置。
  12. 【請求項１２】 前記書換手段は、前記新制御プログラ
    ムと共にホストコンピュータから受信した制御プログラ
    ムの書換プログラムを実行することにより制御プログラ
    ムの書き換えを行うことを特徴とする請求項９又は１０
    何れか１項記載の自動販売機の制御装置。
  13. 【請求項１３】 前記書換手段は、制御プログラムが用
    いているデータを新制御プログラムで使用できるように
    再配置するデータ再配置プログラムを予め記憶した再配
    置プログラム記憶手段を備え、該データ再配置プログラ
    ムを実行する際には前記新制御プログラムと共にホスト
    コンピュータから受信した該新制御プログラム用のデー
    タ配置情報に基づきデータの再配置を行うことを特徴と
    する請求項９〜１２何れか１項記載の自動販売機の制御
    装置。
  14. 【請求項１４】 前記書換手段は、前記新制御プログラ
    ムと共にホストコンピュータから受信したデータ再配置
    プログラム実行することにより制御プログラムが用いて
    いるデータを新制御プログラムで使用できるように再配
    置することを特徴とする請求項９〜１２何れか１項記載
    の自動販売機の制御装置。
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