JP2001174920A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

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JP2001174920A
JP2001174920A JP35437799A JP35437799A JP2001174920A JP 2001174920 A JP2001174920 A JP 2001174920A JP 35437799 A JP35437799 A JP 35437799A JP 35437799 A JP35437799 A JP 35437799A JP 2001174920 A JP2001174920 A JP 2001174920A
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JP
Japan
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housing
projection lens
fan
intake
light source
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Pending
Application number
JP35437799A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Iwai
敏充 岩井
Kazuhisa Chikama
和久 近間
Mitsuhiro Kawaguchi
満広 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投射型表示装置の内部を冷却するため吸気フ
ァンおよび排気ファンを筐体の形状に制約を与えること
なく配置することにより、軽量、コンパクトで携行性を
向上したプロジェクタを提供する。 【解決手段】 投射レンズに対して光源装置を従来とは
異なり左後方に配置することにより、吸気ファンを省ス
ペ−スに配置し、意匠形状の自由度と省スペ−スを確保
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリ−ンに画像を
投射するタイプの投射型表示装置(プロジェクタ)の光
学装置に関し、光学装置に使用する光源と光源などの熱
を逃がす排気口および冷却用吸気ファンとその吸気口の
配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の投射型表示装置の内部を
示したものである。図において、1は投射レンズ、2は
光源からの光を投射レンズへ伝達するための光学系部品
からなる光学装置、3は光源装置、4は吸気ファン、4
aは吸気口、5は排気ファン、5aは排気口である。従
来、プロジェクタの光学装置に付随する光源は、筐体の
形状(意匠) に対する配置の有利さ、また人間工学的
な取り扱い易さから、通常、図1に示すように投射レン
ズ1の右後方に光源装置3および排気口5aを配置する
構成となっている。
【0003】一部機種において、光源装置3を投射レン
ズ左側面に配置したものもあるが、図5に示すように光
源装置3と排気口5aを投射レンズ光軸の側面方向に配
置しており、全体の形状は横長型となっている。
【0004】
【発明が解決しようする課題】吸気ファン、および排気
ファンはその機能上、吸気口、排気口を筐体面近傍に配
置し、外気と直接接するようにするのが望ましい。ま
た、冷却を必要とする光学部品は通常、投射レンズの光
軸上でレンズ直後に配置されている。これらの制約によ
り従来は光学装置2の底面に吸気用ファンとして軸流フ
ァンを配置しており、図6に示すように光学装置2の底
面から吸気ファンの吸気面7が張り出す形状となり、筐
体の高さを低くすることができない構造となっていた。
【0005】プロジェクタの筐体の底面以外に吸気ファ
ンを配置する場合、投射レンズ側面方向に吸気ファンを
配置するのが光学装置のスペ−ス上、有利である。また
冷却することが必須の光学部品が光学装置2内部にある
ため吸気ファンからの冷却風を導く導風路が必要とな
る。そこで、導風路を簡略化するため送風圧が大きく静
音に有利な多翼ファン(たとえば、シロッコファン)を
使用することなどが考えられる。しかし、汎用シロッコ
ファンは、吸気口と送風口の位置関係が一つに決まって
いるため、従来のプロジェクタ内の光源装置、排気口の
配置では筐体面までは距離があり、設計上問題があっ
た。
【0006】また、図5に示すように、吸気ファン4を
投射レンズ1の側面に配置し、さらに、反対側の投射レ
ンズ側面に光源装置3用の排気ファン5の排気口を前面
にして配置する構造もあるが、投射型表示装置本体が横
長となってしまい、取り扱いに不具合が出てくる。さら
に、排気熱が投射レンズ1の前面に漂い、その熱により
空気の揺らぎが発生し投射された映像に悪影響を及ぼす
恐れもある。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであって、光学装置、光源装置の
性能に悪影響を与えることなく、筐体の形状の自由度を
確保したまま、軽量、コンパクトで携行性を向上した投
射型表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る投射型
表示装置は、筐体前面から出射部を露出させて設けられ
た投射レンズと、この投射レンズの後部に接続された光
学系手段と、上記投射レンズより後方に設けられ、上記
光学系手段を介して上記投射レンズに光を伝える光源
と、筐体の一方の側面部に設けられ、少なくとも光源か
ら発生する熱を排出する排気用ファンと、上記投射レン
ズの近傍で、上記排気ファンが設けられた筐体の側面部
とは反対側の側面部に設けられた、筐体内を冷却するた
めの吸気用ファンとを備えたものである。
【0009】第2の発明に係る投射型表示装置におい
て、排気用ファンは、筐体の後部に設けられ、吸気用フ
ァンは、筐体の前部に設けられていることを特徴とす
る。
【0010】第3の発明に係る投射型表示装置におい
て、吸気用ファンは、複数の翼と、これらの翼が回転す
るための回転軸に垂直な方向から吸気を行なう吸気口
と、上記翼の回転方向に送風を行なうための送風口とを
備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1について、図を用いて説明する。図1は、本発明に
よる投射型表示装置の構成を示したものである。図にお
いて、1は投射レンズ、2は光源からの光を透過、ある
いは遮光したりして投射レンズ1に伝達する光学系部品
からなる光学装置、3は光源装置、4は投射型表示装置
内部を冷却するための吸気用ファン、4aは吸気口、5
は筐体内や光学部品2光源装置3などで発生する熱を筐
体の外へ排出するための排気用ファン、5aは排気口、
8は投射レンズ1の光軸方向に縦長の形状をした筐体で
あり、実際は、図示のように下側面だけでなく内部の構
成を隠すように上面部分も覆っている。図2(a)〜
(b)は吸気ファンの取り付け例を示したものである。
図において、4bは吸気ファン(たとえば、シロッコフ
ァン)の送風口である。
【0012】以下、具体的に説明する。図1に示すよう
に投射型表示装置は、投射レンズ1の後方に光源装置3
を配置した縦長の形状をしている。本実施の形態による
投射型表示装置は、従来、投射レンズの右後方に配置し
ていた光源装置を、図1のように投射レンズ1の左後方
に配置している。そして、光源装置などの熱を排出する
排気ファン5の排気口を筐体8の左側面に設けられてい
る。
【0013】投射型表示装置を冷却するためには、装置
内に空気を送り込む必要があり、ここでは吸気用ファン
として、送風圧が大きく静音なシロッコファンを使用し
ている。シロッコファンは、複数の翼と、これらの翼が
回転するための回転軸に垂直な方向から吸気を行なう吸
気口と、上記翼の回転方向に送風を行なうための送風口
とを備えている。汎用のシロッコファンは吸入口と送風
口の位置関係が一つに決まっており、また、光源からの
光を投射レンズに伝えることにより熱を帯びる光学系部
品2を効果的に冷却する必要があるので、排気用ファン
の取り付け方は図2(a)〜(d)に示すように制限さ
れてしまう。上記したように光源装置2が投射レンズ1
の左後方に設けられている場合に、吸気用ファンの取り
付け位置について、図2(a)〜(d)を比較すると、
光学系部品2に対し、シロッコファン(吸気用ファン)
を機能的にかつ省スペースに配置するには、図2(a)
の配置が最適である。ところで、吸気口、送風口は翼の
回転する方向の特定の1箇所に設けられており、たとえ
ば、図2に示すように吸気口4a、送風口4bのような
位置関係になっている。
【0014】図3は投射型表示装置の右後方に光源を配
置し、同様に投射レンズの右側、すなわち投射型表示装
置の右前方に吸気ファンを配置した状態を示した図であ
る。ここで、図2(a)に示された配置で光源装置3を
従来と同じく右後方に配置した場合について考えてみ
る。図2(a)に示すように吸気ファン4を投射レンズ
1の右側に配置した場合、図3(a)に示すように吸気
ファン4の吸入口は筐体の側面から離れた状態となり、
デッドスペースを有することになる。あるいは、図3
(b)のように吸気用ファン4の吸入口と筐体の側面が
接するように、筐体の側面を部分的にへこませた形状に
する必要があり、筐体形状に大きな制約が生じてしま
う。
【0015】これに対し、図1に示す投射型表示装置
は、投射レンズの光軸を境に、投射レンズ側から見て、
筐体8の左後方に光源装置3、排気ファン5、排気口5
aを配置し、さらに筐体8の右前方で、投射レンズ1の
右側に吸気用ファン4を配置することにより、省スペー
ス化を図り、また、吸気口4aから排気口5aに空気を
流して、光学装置2や光源装置3など、筐体内を効果的
に冷却することができる。吸気口4aから吸い込まれた
空気は吸気ファン4の送風口4bから投射型表示装置内
に送風される。送風口4bから送風された空気は装置内
の導風路などを伝って、光学装置2、光源装置3などに
送られる。そして、排気ファン5から装置外に排気され
る。このようにして、吸気ファンから吸い込まれた空気
は、装置内(光学装置2、光源装置3など)を冷却して
いる。図1の場合、吸気ファン4の吸気口4aと排気フ
ァン5の排気口5aは、相反する位置に設けられること
になる。さらに排気ファン5の排気口5aを投射レンズ
1の左後方で、なおかつ筐体8の後部に設け、吸気ファ
ン4の吸気口4aを投射レンズ1の右側で、筐体前部の
右側側面に設けることで、排気口5aと吸気口4aの位
置を離すことができ、排気口5aから排出された熱い空
気を吸気ファンから吸い込むことをなくすことができ
る。さらに、排気口5aは投射レンズ1より後方で、遠
い位置に設けられることになるので、排気口5aから排
出される熱風が投射レンズ1付近を漂うことはなく、こ
の熱風が投射レンズ1から投射される映像に影響を与え
ることはない。また、吸気ファン4の吸入口と光源装置
用排気ファン5の排気口5aを投射レンズ1の光軸に対
し対称に配置することで、筐体設計の自由度が図れる。
このように、筐体の形状に制約を与えることなく、投射
型表示装置の内部を冷却するための吸気ファンおよび排
気ファンを配置することにより、装置を軽量、コンパク
トにすることができ、携行性を向上させた投射型表示装
置(プロジェクタ)を提供することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】第1の発明によれば、筐体前面から出射
部を露出させて設けられた投射レンズと、この投射レン
ズの後部に接続された光学系手段と、上記投射レンズよ
り後方に設けられ、上記光学系手段を介して上記投射レ
ンズに光を伝える光源と、筐体の一方の側面部に設けら
れ、少なくとも光源から発生する熱を排出する排気用フ
ァンと、上記投射レンズの近傍で、上記排気ファンが設
けられた筐体の側面部とは反対側の側面部に設けられ
た、筐体内を冷却するための吸気用ファンとを備えたこ
とにより、投射型表示装置の光学性能に影響を与えない
光源、排気用ファンの配置が可能であり、筐体の設計に
制約がなく省スペ−スな装置構成を図ることができる。
【0017】第2の発明によれば、排気用ファンは、筐
体の後部に設けられ、吸気用ファンは、筐体の前部に設
けられているので、吸気用ファンと排気ファンを投射レ
ンズの光軸に対し対称に配置することができ、吸気用フ
ァンと排気用ファンを離して配置することができ、排気
用ファンによる影響を吸気用ファンに及ばせないように
することができる。
【0018】第3の発明によれば、吸気用ファンは、複
数の翼と、これらの翼が回転するための回転軸に垂直な
方向から吸気を行なう吸気口と、上記翼の回転方向に送
風を行なうための送風口とを備えているので、吸気用フ
ァンを機能的に配置することができ、さらに省スペース
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る投射型表示装置の実施の形態を
示す図である。
【図2】 吸気ファンの取り付け例を示した図である。
【図3】 本発明に係る投射型表示装置の実施の形態に
対する比較例を示した図である。
【図4】 従来の投射型表示装置を示した図である。
【図5】 従来の投射型表示装置を示した図である。
【図6】 従来の投射型表示装置を示した図である。
【符号の説明】
1 投射レンズ、 2 光学装置、 3 光源装
置、 4 吸気ファン、5 排気ファン、 7 吸気
面、 8 筐体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体前面から出射部を露出させて設けら
    れた投射レンズと、 この投射レンズの後部に接続された光学系手段と、 上記投射レンズより後方に設けられ、上記光学系手段を
    介して上記投射レンズに光を伝える光源と、 筐体の一方の側面部に設けられ、少なくとも光源から発
    生する熱を排出する排気用ファンと、 上記投射レンズの近傍で、上記排気用ファンが設けられ
    た筐体の側面部とは反対側の側面部に設けられた、筐体
    内を冷却するための吸気用ファンとを備えたことを特徴
    とする投射型表示装置。
  2. 【請求項2】 排気用ファンは、筐体の後部に設けら
    れ、 吸気用ファンは、筐体の前部に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  3. 【請求項3】 吸気用ファンは、複数の翼と、 これらの翼が回転するための回転軸に垂直な方向から吸
    気を行なう吸気口と、 上記翼の回転方向に送風を行なうための送風口とを備え
    たことを特徴とする請求項1、または2記載の投射型表
    示装置。
JP35437799A 1999-12-14 1999-12-14 投射型表示装置 Pending JP2001174920A (ja)

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ID=18437154

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6840628B2 (en) 2001-05-16 2005-01-11 Seiko Epson Corporation Cooler for electro optic device and projector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040630