JP2001171592A - 電動補助自転車のロック装置 - Google Patents

電動補助自転車のロック装置

Info

Publication number
JP2001171592A
JP2001171592A JP36102499A JP36102499A JP2001171592A JP 2001171592 A JP2001171592 A JP 2001171592A JP 36102499 A JP36102499 A JP 36102499A JP 36102499 A JP36102499 A JP 36102499A JP 2001171592 A JP2001171592 A JP 2001171592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
lock
electric
push rod
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36102499A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Toriyama
正雪 鳥山
Toshiyuki Cho
敏之 長
Tatsushi Akiba
竜志 秋葉
Koji Sakagami
幸司 坂上
Masashi Igarashi
政志 五十嵐
Kunio Yahagi
邦夫 矢萩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP36102499A priority Critical patent/JP2001171592A/ja
Publication of JP2001171592A publication Critical patent/JP2001171592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/55Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at crank shafts parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪およびバッテリを簡単に施錠・解錠でき
るようにすること。 【解決手段】 シートポスト23とバッテリ4との間に
設けたプッシュロッド45を押し下げることにより、そ
の先端に配置されたロックレバーをクランク軸101上
のギヤに噛合わせる。駆動スプロケット13はリヤスプ
ロケットとリジッド取付けされていて、クランク軸上の
ギヤをロックすることにより後輪WRはロックされる。
プッシュロッドの側面に設けられたカム面はバッテリ用
のフック50に当接していて、車輪のロックと同時にフ
ック50をバッテリ4の凹部に係合させることができ
る。プッシュロッド45を持上げてロック解除するた
め、リモコン操作できるソレノイド42が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動補助自転車の
ロック装置に関し、特に、踏力補助用電動モータの電源
としてのバッテリのロック装置と車輪のロック装置とを
兼用できる電動補助自転車のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円弧状のロックバーを突出させて自転車
の後輪を施錠するホイールロック装置と、バッテリに設
けられた係合片を施錠するバッテリロック装置と、これ
らを個々に解錠し得るシリンダ錠とを1つのケースに一
体的に収容した電動補助動力付自転車のロック装置が知
られている(特開平11−36681号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電動補助自転車では、
モータを含むパワーユニットやこのモータの電源となる
バッテリを搭載していることから車重が増大しがちであ
る。したがって、最大限に軽量化を図るため、ロック装
置の構造の簡素化が要請されるし、充電や交換のための
バッテリの脱着の容易化も要請される。
【0004】しかし、上記公報に記載されたロック装置
では、シート後方で後輪に施錠する機構になっているた
め、シートを保持するシートポストの後方にバッテリを
搭載する構造では、バッテリの出入れ時にロック装置が
邪魔になるおそれがある。また、タイヤサイズが異なる
場合には、それに合わせてロック装置の取付位置を調整
しなければならないため、製造工程が繁雑になることも
ある。さらに、後輪のロック装置とバッテリのロック装
置とを兼用して車重の軽量化を図りたいという要請も満
足しなければならない。
【0005】本発明の目的は、上記従来装置の問題点を
解消し、車重の軽量化を果たしつつ、バッテリの着脱操
作性の向上や製造の容易化を図ることができる電動補助
自転車用ロック装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、踏力を補助する電動補助ユニットを有す
る電動補助自転車のロック装置において、前記電動補助
ユニットに組込まれ、後輪に追従して回転する回転体
と、前記回転体に係合させて該回転体の回転を規制する
ロック手段とを具備した点に第1の特徴があり、前記ロ
ック手段が、バッテリ支持手段からのバッテリの取外し
を禁止するバッテリロック手段を兼用している点に第2
の特徴がある。第1の特徴によれば、ロック手段によっ
て前記回転体の回転を規制することにより後輪の回転も
規制され、第2の特徴によればバッテリの取外しも同時
に禁止される。
【0007】また、本発明は、前記ロック手段が、前記
回転体に対向して配置されたロックレバーと、ロックレ
バーを前記回転体側へ付勢して係合させるためのプッシ
ュロッドとからなる点に第3の特徴がある。第3の特徴
によれば、ロックレバーは回転体に対向する位置に限定
されるがプッシュロッドは配置の自由度があり、操作性
を考慮した設定が可能である。
【0008】また、本発明は、電動補助ユニットの前方
に隣接して立設されたシートポストを具備し、前記バッ
テリ支持手段が、前記電動補助ユニットの上方にあって
バッテリを縦長姿勢で支持するように構成され、前記プ
ッシュロッドが、シートポストおよび前記バッテリ支持
手段で支持されるバッテリの間に配置されている点に第
4の特徴があり、前記プッシュロッドの上端が前記バッ
テリ支持手段で支持されるバッテリの上面と略同一高さ
に位置するよう配置された点に第5の特徴がある。第4
の特徴によれば、プッシュロッドをシートポストとバッ
テリとの間、つまり外部から見えにくい位置に設けられ
るので、他人によるいたずら行為を誘いにくい。また、
第5の特徴によれば、プッシュロッドの上端つまり操作
部分がバッテリの上部から極端に突出せず、かつバッテ
リから奥まっていることもないので操作性が良好であ
る。
【0009】また、本発明は、前記バッテリ支持手段に
支持されるバッテリに係合されるフック手段を具備し、
このフック手段が、前記プッシュロッドによる前記ロッ
クレバーの付勢動作に応答して前記バッテリに係合する
よう構成された点に第6の特徴がある。第6の特徴によ
れば、プッシュロッドの操作によって後輪の回転が規制
されるのと同時に、フック手段をバッテリに係合させる
ことができる。
【0010】また、本発明は、前記ロックレバーを前記
回転体に係合する位置まで押し下げたプッシュロッドを
その位置で維持するロック手段と、ロック手段による前
記位置でのロックを解除する電動手段とを具備した点に
第7の特徴があり、前記電動手段に前記ロックの解除を
指示する電気的指令を付与するためのスイッチ手段には
無線信号によるロック解除指令を受信する受信部を含ん
でいる点に第8の特徴がある。さらに、前記スイッチ手
段が、前記ロック解除指令を受信して前記電動補助ユニ
ットの電源投入を行う電源スイッチ手段を兼ねている点
に第9の特徴がある。
【0011】第7の特徴によれば、解錠時のプッシュロ
ッドの動きのみが電動手段によって行われ、施錠時のプ
ッシュロッドの操作は手動の押し下げによるので、ユー
ザの確実な意思によって施錠される。第8および第9の
特徴によれば、ロック解除が無線によるリモコンによっ
て行われる。特に、第9の特徴によれば電動補助ユニッ
トの電源投入に伴って、解錠操作も同時に行うことがで
きる。
【0012】また、さらに本発明は、前記バッテリ支持
手段が、装着されるバッテリの下方に設けられる放電接
点に適合する接点を有するとともに、前記バッテリのフ
ック手段が前記接点に近接して配置され、前記ロックレ
バーが前記電動補助ユニットの上部に設けられ、前記電
動手段が前記電動補助ユニットの上部に近接して前記シ
ートポストに装着されている点に第10の特徴がある。
【0013】第10の特徴によれば、放電接点の近傍で
バッテリがバッテリ支持手段に固定されるので、振動に
よる前記接点の瞬間的なゆるみ(接点ジャンプ)を防止
できる。また、ロックレバーや電動手段が電動補助ユニ
ット内または近傍に配置され、全体として電動補助ユニ
ット近傍にマス(質量)の集中を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の電動補助自転車
用ロック装置を適用した電動補助自転車の側面図、図2
は図1の要部の拡大図、図3は電動補助自転車に搭載さ
れるバッテリとその収容ケースの斜視図である。電動補
助自転車の車体フレーム2は、車体前方に位置するヘッ
ドパイプ21と、ヘッドパイプ21から下後方に延びた
ダウンパイプ22と、ダウンパイプ22の終端部近傍か
ら上方に立上がるシートポスト23とを備える。ダウン
パイプ22とシートポスト23との結合部およびその周
辺部は、上下に2分割されて着脱される樹脂カバー33
(図2では断面を示す)により覆われている。ヘッドパ
イプ21の上部にはハンドルポスト27Aを介して操向
ハンドル27が回動自在に挿通され、ヘッドパイプ21
の下部にはハンドルポスト27Aに連結されたフロント
フォーク26が支承されている。フロントフォーク26
の下端には前輪WFが回転自在に軸支されている。
【0015】車体フレーム2の下部には、踏力補助用の
電動モータMを含む電動補助ユニット1が、ダウンパイ
プ22の下端の連結部92、シートポスト23に溶接さ
れたバッテリブラケット49の前部に設けられた連結部
91、およびブラケット49の後部の連結部90の3か
所でボルト締めされて懸架されている。連結部90では
電動補助ユニット1とともにチェーンステー25が共締
めされている。
【0016】電動補助ユニット1の電源スイッチ部29
は電源キーによりオン・オフされるように、ダウンパイ
プ22上のヘッドパイプ21の近傍に設けられている。
なお、電源スイッチ29はハンドルポスト27A前方で
ハンドル27上に設けても良い。また、電源補助ユニッ
ト1は、例えば赤外線信号を使ったリモートコントロー
ルスイッチ(後述)によってその電源を投入するように
することができる。その場合、電源スイッチ部29に
は、リモートコントロールスイッチから送出される赤外
線信号を受信する受信機を設ける。
【0017】電動補助ユニット1には駆動スプロケット
13が設けられていて、クランク軸101の回転は駆動
スプロケット13からチェーン6を通じてリアスプロケ
ット14に伝達される。なお、駆動スプロケット13と
リヤスプロケット14とは、回生発電を可能にするため
リジッド取付け、つまり双方のスプロケットの一方がい
ずれの方向に回転しても他方がこれに追従して回転する
ような取付けになっている。
【0018】ハンドル27にはブレーキレバー27Bが
設けられており、このブレーキレバー27Bが操作され
たことは、ブレーキワイヤ39を通じて後輪WRのブレ
ーキ装置(図示せず)に伝達される。さらに、ブレーキ
ワイヤ39は電動補助ユニット1に分岐し、ブレーキレ
バー27Bの操作はブレーキワイヤ39の変位として後
述の回生発電装置動作用のカムにも伝達される。
【0019】この自転車では、ダウンパイプ22とシー
トポスト23との結合部が電動補助ユニット1の前部に
レイアウトされているので、電動補助ユニット1を低位
置に配置でき、低重心化が図られている。また、車体フ
レーム2の高さを低く抑えられるので“跨ぎ易さ”も良
好である。
【0020】電動補助ユニット1にはクランク軸101
が回転自在に支承され、クランク軸101の左右両端に
はクランク11を介してペダル12が軸支されている。
電動補助ユニット1から後方側に延出される左右一対の
チェーンステー25の終端間には、駆動輪としての後輪
WRが軸支されている。シートポスト23の上部および
両チェーンステー25の終端間には、左右一対のシート
ステー24が設けられている。シートポスト23には、
シート30の上下位置を調整可能にするため上端にシー
ト30を備えるシートパイプ31がシートポスト23内
で摺動可能に装着されている。
【0021】シート30の下方でシートポスト23の後
部には、バッテリ4を収納するバッテリ収納ケース5
(以下、「収納ケース」と呼ぶ)が取り付けられてい
る。バッテリ4は複数のバッテリセルを含み、長手方向
が略上下方向となるようシートポスト23に沿って設置
される。
【0022】バッテリ4の長手方向の上端部には、バッ
テリ4の取手41が設けられている(図3参照)。取手
41は、常時はバッテリ4のコーナへ押し当てられてい
て着脱時には軸41aを支点にして起こして利用され
る。一般的に、運転者は車体の左側に立つことが多いの
で、取手41は図3に示すように車体右側から起こせる
ように配置するのがよい。バッテリ4の上面側部には充
電残量計42が設けられ、押しボタン43を押すと充電
残量が表示される。充電残量計42は、シート30の左
上方から見易くして運転者が立った状態でバッテリ残量
を上方から確認することができるよう左傾斜面に設けら
れている。
【0023】バッテリケース5とシートポスト23との
間には、車体に対してバッテリ4を脱着できないように
するロック装置のプッシュロッド45が設けられてい
る。このロック装置は、後輪WRの回転を禁止するホイ
ールロック装置も兼ねている。すなわち、プッシュロッ
ド45の下端部で電動補助ユニット1のクランク軸10
1に設けられた出力軸ギヤ(後述)の回転を規制するこ
とができる一方、側部に形成されたカム(後述)によっ
てバッテリ4の脱着操作を規制することができる。バッ
テリケース5にはプッシュロッド45の側部のカムに当
接するフック50が設けられ、バッテリ4にはこのフッ
ク50が係合する凹部47が形成される。さらに、後で
詳述するように、シートポスト23に取付けられたソレ
ノイド42のプランジャによってプッシュロッド45を
施錠状態に保持できるように構成されている。なお、ソ
レノイド45の取付け位置は前記バッテリブラケット4
9の近傍がよい。
【0024】バッテリ4の下端には放電接点(図示せ
ず)が設けられており、バッテリブラケット49にバッ
テリ4が搭載されると、この放電接点は接点ユニット6
0上の接点と結合され、ケーブル51を通じて電動補助
ユニット1内のコントローラ(後述)に接続される。
【0025】次に、ロック装置の構造を説明する。図4
はロック装置の要部側面図である。プッシュロッド45
は上端近傍を上ガイド部材46で支持され、下端近傍を
下ガイド部材48で支持されて上下動自在に設けられて
いる。上ガイド部材46は前記左右のシートステー24
間に固定することができ、下ガイド部材48はバッテリ
ブラケット49に固定するか、バッテリブラケット49
に形成することができる。プッシュロッド45にはフラ
ンジ45aが形成され、このフランジ45aと下ガイド
部材48の上面との間には、プッシュロッド45を上方
へ付勢するロッド持上げばね52が設けられている。
【0026】一方、電動補助ユニット1のケース70に
はプッシュロッド45の変位方向と同方向に変位自在に
ロックレバー61が設けられている。ロックレバー61
の先端(下端)には、前記クランク軸101に支持され
た出力軸ギヤ102に係合してこのギヤ102の回転を
規制する歯61aが形成されている。ロックレバー61
の上部フランジ61bとケース70上面との間にはロッ
クレバー61を上方へ付勢するロックレバー持上げばね
62が設けられている。
【0027】上述のように駆動スプロケット13とリヤ
スプロケット14とは、回生発電を可能にするためリジ
ッド取付けになっているので、このリジッド取付け状態
では、駆動スプロケット13に連結されている出力軸ギ
ヤ102の回転に追従して後輪WRは回転するし、後輪
WRが回転すれば出力軸ギヤ102も回転する。したが
って、出力軸ギヤ102の回転を阻止することによって
後輪WRの回転を阻止することができる。
【0028】プッシュロッド45の下端とロックレバー
61の上部フランジ61bとの間には、プッシュロッド
45とロックレバー61とを互い離隔させるように作用
し、プッシュロッド45の下方への変位をロックレバー
61に伝達するための中間ばね63が設けられている。
中間ばね63のばね定数はロックレバー持上げばね62
のばね定数より大きく設定してある。
【0029】プッシュロッド45の側部にはバッテリ4
を取り外し不能にするためのカム64が形成されてい
る。カム64のカム面は、バッテリケース5を貫通して
バッテリ4の壁面に形成された凹部47に係合するフッ
ク50に対向している。そして、カム64は、プッシュ
ロッド45を押し下げたときにフック50がカム面でバ
ッテリ4側に押し込まれるよう、下寄りよりも上寄りの
部分でリフト量を大きくしたカム形状に設定されてい
る。フック50はカム64に追従するようばね65によ
ってカム64側に付勢されている。
【0030】プッシュロッド45の側部にはノッチ45
cが刻まれている。このノッチ45cには、ばね66に
よって押圧されているプランジャ42aの先端が係合し
ていて、ソレノイド42が付勢されていないときは、プ
ッシュロッド45の上下方向の変位が阻止されている。
ソレノイド42が付勢されると、プランジャ42aはソ
レノイド42側に引き込まれてその先端とノッチ45c
との係合は解除され、プッシュロッド45の上方向への
変位が許容される。ソレノイド42には電源スイッチ部
29から供給される電源オン指示に応答してバッテリ4
から電流が供給される。電源スイッチ部29はリモート
コントローラ34による赤外線信号によってオン・オフ
されるよう構成できる。
【0031】このロック装置では、施錠時にプッシュロ
ッド45を押し下げると、ばね52が圧縮される。プッ
シュロッド45の変位は中間ばね63を介してロックレ
バー61に伝わりロックレバー61はばね62を圧縮し
つつ下降して歯61aが出力軸ギヤ102と噛み合う。
プッシュロッド45の下降によりカム64はフック50
を付勢し、フック50はバッテリ4の係合凹部47に係
合する。この状態で、プランジャ42aの先端がノッチ
45cに係合するように位置関係が設定されている。し
たがって、プッシュロッド45から手を離しても、プッ
シュロッド45は上昇できず、バッテリ4はフック50
でロックされているとともに、ロックレバー61で出力
軸ギヤ102はロックされている。ロック時つまり施錠
時にロックレバー61を下方へ付勢している力は、中間
ばね63の反発力とばね62の反発力との差である。
【0032】ロック解除時、ソレノイド42を付勢して
プランジャ42aを退避させると、プッシュロッド45
はばね52によって上方に付勢され、フック50が後退
してバッテリ4のロックは解除されるし、ロックレバー
61はばね62で上方に付勢されて出力軸ギヤ102の
ロックも解除される。ここて、ロックレバー61は中間
ばね62を介してプッシュロッド45で押圧されている
ので、施錠の際、歯61aと出力軸ギヤ102とが山同
士でぶつかったとしても、プッシュロッド45の変位は
中間ばね62で吸収されプッシュロッド45は所定位置
まで下降可能である。そして、出力軸ギヤ102が少し
回動すればプッシュレバー61は下がって歯61aと出
力軸ギヤ102は十分に噛み合い、確実に施錠される。
【0033】なお、カム64の山の幅64bを長くし
て、プッシュロッド45が少量上昇しただけでは、フッ
ク50がバッテリ4の係合凹部47から脱出しないよう
にカム形状を設定しておくことにより、2段階に施錠す
ることができる。すなわち、プッシュロッド45を第1
段階に下降させた場合はバッテリ4のみが施錠され、出
力軸ギヤ102は解錠したままとすることができる。プ
ッシュロッド45を第2段階(第1段階よりも下方位
置)まで押し込めば、バッテリ4および出力軸ギヤ10
2の双方を施錠することができる。
【0034】この場合、2段階の位置でプッシュロッド
45を係止できるようノッチ45cを高さ方向の位置を
異ならせて2か所に設ける(図2参照)。2つのノッチ
45cのうちプッシュロッド45の下寄りのノッチにソ
レノイド42のプランジャが係合するまでプッシュロッ
ド45を下げたときは、バッテリ4のみが施錠され、上
寄りのノッチに前記プランジャが係合するまでプッシュ
ロッド45を下げたときはバッテリ4および出力軸ギヤ
102の双方が施錠される。バッテリ4および出力軸ギ
ヤ102の双方のロックを解除するときは、下寄りのノ
ッチよりもさらに下方の部分が前記プランジャよりも上
方に位置するまでプッシュロッド45を持上げればよ
い。
【0035】フック50が係合する係合凹部47は図2
に示すようにバッテリ4の下部寄りに設けるのがよい。
放電接点がバッテリ4の下面に設けられていて接点ユニ
ット60と結合されるので、接点ユニット60と係合部
つまり凹部47とが近接している方が接点の確実な接続
が維持されやすいからである。
【0036】図5はロック装置を組み込んだ電動補助ユ
ニット1の断面図、図6は図5のA−A矢視図である。
電動補助ユニット1のケースは本体70、ならびにその
両側面にそれぞれ取付けられる左カバー70Lおよび右
カバー70Rからなる。ケース本体70の周囲には前記
ダウンパイプ22やバッテリブラケット49の連結部9
0,91,92にそれぞれ適合するハンガー90a,9
1a,92aが形成されている。本体70には軸受71
が設けられ、右カバー70Rには軸受72が設けられて
いる。軸受71の内輪にはクランク軸101が内接し、
軸受72の内輪にはクランク軸101と同軸で、クラン
ク軸101に対してその外周方向で摺動自在に設けられ
たスリーブ73が内接している。すなわち、クランク軸
101は軸受71と軸受72によって支持されている。
【0037】スリーブ73にはボス74が固定されてい
て、このボス74の外周には、例えばラチェット機構か
らなるワンウェイクラッチ75を介してアシストギヤ7
6が設けられている。アシストギヤ76は軽量化の観点
から樹脂製であるのが好ましく、また、静粛性等の観点
からヘリカルギヤとするのがよい。
【0038】スリーブ73の端部にはギヤ73aが形成
されていて、このギヤ73aを太陽ギヤとしてその外周
に3つの遊星ギヤ77が配置されている。遊星ギヤ77
は出力軸ギヤ102に軸77aで支持されており、さら
に出力軸ギヤ102はワンウェイクラッチ78を介して
クランク軸101に支持されている。遊星ギヤ77は踏
力検知用リング79に対して、その内周に形成されたイ
ンナギヤに噛み合っている。スリーブ73の端部(ギヤ
が形成されていない側)にはチェーン6によって前記リ
ヤスプロケット14に結合されている駆動スプロケット
13が固定されている。
【0039】踏力検知用リング79はその外周に張出し
たアーム79a,79bを有しており、アーム79a,
79bは、アーム79aと本体70との間に設けられた
引張りばね80、およびアーム79bと本体70との間
に設けられた圧縮ばね81によってクランク軸101
の、走行時回転方向と反対の方向(図中時計方向)に付
勢されている。圧縮ばね81はリング79のがたつき防
止のために設けられる。アーム79bにはリング79の
回転方向の変位を検出するためのポテンショメータ82
が設けられている。
【0040】アシストギヤ76にはスプリングワッシャ
85を介して回生発電用のクラッチプレート86が隣接
配置されており、さらにクラッチプレート86には、ス
プリングワッシャに抗してプレート86をアシストギヤ
76側に押圧するためのプレッシャプレート87が隣接
配置されいる。クラッチプレート86およびプレッシャ
プレート87はいずれもスリーブ73に対してその軸方
向に摺動自在に設けられている。
【0041】プレッシャプレート87はそのハブ部分に
形成された傾斜面に当接させたカム88によってクラッ
チプレート86寄りに偏倚される。カム88はシャフト
89によって右カバー70Rに回動自在に支持されてお
り、このシャフト89の端部つまり右カバー70Rから
外部に突出した部分にはレバー7が固着されている。レ
バー7はブレーキワイヤ39に結合されていて、ブレー
キがかけられたときにブレーキワイヤ39によってレバ
ー7が回動し、カム88はシャフト89を中心に回動す
る。
【0042】前記アシストギヤ76にはモータMの軸に
固定されたピニオン83が噛み合っている。モータMは
3相のブラシレスモータであり、ネオジウム(Nd−F
e−B系)磁石の磁極110を有するロータ111と、
その外周に設けられたステータコイル112と、ロータ
111の側面に設けられた磁極センサ用のゴム磁石リン
グ(N極とS極とが交互に配置されてリングを形成した
もの)113と、ゴム磁石リング113に対向して配置
され、基板114に取付けられたホールIC115と、
ロータ111の軸116とからなる。軸116は左カバ
ー70Lに設けられた軸受98とケース本体70に設け
られた軸受99で支持されている。
【0043】ケース本体70の、車体前方寄りにはモー
タMを制御するためのドライバ用のFETやコンデンサ
を含むコントローラ100が設けられており、このFE
Tを通じてステータコイル112に給電される。コント
ローラ100は、踏力検出器としてのポテンショメータ
82で検出された踏力に応じてモータMを動作させ、補
助動力を発生する。
【0044】前記出力軸ギヤ102にはケース本体70
を貫通して設けられたロックレバー61の端部のギヤ6
1が対向している。なお、図6では、中間バネ63を用
いずプッシュロッド45の先端が直接ロックレバー61
のヘッドつまりフランジ61bに当接する変形例を示し
ている。
【0045】ケース本体70やカバー70L,70Rは
樹脂成型品により構成するのが軽量化の観点から好まし
い。しかし、一方で、軸受の周囲等は強度を高める必要
がある。そこで、本実施形態では軸受の周囲に金属の補
強部材105,106,107を配している。特に、ケ
ース本体70においては軸受71,99やハンガー90
a,91a,92a等の周囲の補強部材を互いに連結し
て一体的な補強プレート105を形成した。これら補強
部材105,106,107は樹脂成型時にケース70
やカバー70L,70Rと一体で形成するのがよい。
【0046】上記構成の電動補助ユニット1では、クラ
ンク11を介してクランク軸101に踏力が加わると、
クランク軸101は回転する。クランク軸101の回転
はワンウェイクラッチ78を介して出力軸ギヤ102に
伝達され、遊星ギヤ77の軸77aを太陽ギヤ73aの
回りに回転させ、遊星ギヤ77によって太陽ギヤ73a
は回転させられる。この太陽ギヤ73aが回転すること
によってスリーブ73に固着されている駆動スプロケッ
ト13が回転する。
【0047】後輪WRに負荷が加わると、その大きさに
応じて前記踏力検知用リング79が回動し、その回動量
はポテンショメータ82で検出される。ポテンショメー
タ82の出力つまり負荷に対応した出力が予定値より大
きいときはモータMが付勢され補助動力が発生される。
補助動力は、クランク軸101で発生された人力による
駆動トルクと合成されて駆動スプロケット13へ伝達さ
れる。
【0048】走行時、車両を減速させるためブレーキを
かけると、ブレーキワイヤ39によりカム88がシャフ
ト89を中心に回動し、プレッシャプレート87がクラ
ッチプレート86を押圧する。そうすると、クラッチプ
レート86がアシストギヤ76側に偏倚してボス74と
アシストギヤ76とが結合し、ボス74の回転はアシス
トギヤ76に伝達される。したがって、制動中の駆動ス
プロケット13の回転はスリーブ73、ボス74および
アシストギヤ76を通じてピニオン83に伝達される。
ピニオン83が回転することによりステータコイル11
2には起電力が生じ、回生発電が行われる。発電により
生じた電流はコントローラ100を通じてバッテリ4に
供給され、バッテリ4が充電される。
【0049】上記電動補助ユニット1において、前記プ
ッシュロッド45を押し下げることによってロックレバ
ー61が下降し、歯61aが出力軸ギヤ102に噛み合
う。その結果、出力軸ギヤ102の回転が規制され、出
力軸ギヤ102に軸支されている遊星ギヤ77を介して
スリーブ73および駆動スプロケット13の回転も規制
される。こうして駆動スプロケット13が回転不能にな
ると、駆動スプロケット13とリヤスプロケット14と
がリジッド取付けされている電動補助ユニット1におい
ては、リヤスプロケット14も回転できず、結果的に後
輪WRはロックされる。後輪WRがロックされていると
きには、バッテリ4に関しても施錠することができるの
は既述のとおりである。
【0050】次に、ロック装置の変形例を説明する。図
7はロック装置の変形例に係る要部断面図であリ、図4
と同符号は同一または同等部分を示す。この変形例で
は、プッシュロッド45を手で直接押し下げて施錠した
りソレノイドで解錠したりするのに代えて、キーの回動
操作により、そのキーの機械的な変位をプッシュロッド
に伝えて施錠・解錠できる構造を有する。図7におい
て、プッシュロッド45の上部は、ロックボックス10
3の支持部つまり上ガイド部46aに、下部はバッテリ
ブラケット49に固定することができる下ガイド部材4
8aにそれぞれ摺動自在に支持されている。プッシュロ
ッド45の下端にはロッド持上げばね104を介してロ
ックレバー61が設けられる。なお、ロッド持上げばね
104は前記ロッド持上げばね52および中間ばね63
の機能を兼ねる。
【0051】プッシュロッド45の上端にはプッシュロ
ッド45に直交する方向に長い長孔105が設けられて
おり、この長孔105にはキーで操作されて回動するア
ーム106の先端に設けられた軸107が係合してい
る。アーム106はキーシリンダ108に固着されてお
り、キーシリンダ108にはキー孔109が設けられて
いる。また、キーシリンダ108には図示しない接点が
設けられており、この接点は電動補助ユニット1のコン
トローラ100とバッテリ4に接続され、電動補助ユニ
ット1の電源オン・オフに供される。
【0052】キーのポジションとして「脱」、「O
N」、「OFF/LOCK」の3つが設定されており、
ポジション「脱」ではプッシュロッド45が最上位に持
上げられ、後輪WRとバッテリ4のロックが解除され
る。このポジション「脱」では電源は「オフ」である。
また、ポジション「ON」ではプッシュロッド45は最
上位からわずかに下降するが、後輪WRとバッテリ4の
ロックは依然解除されている。このポジション「ON」
では電源は「オン」である。さらに、ポジション「OF
F/LOCK」ではプッシュロッド45が最下位に押し
下げられ、ロックレバー61の歯61aが出力軸ギヤ1
02と噛み合って後輪WRおよびバッテリ4がロックさ
れる。このポジョン「OFF/LOCK」でも電源は
「オフ」である。
【0053】上述のように、本実施形態では、単一のプ
ッシュロッド45を押し下げるだけで車輪とバッテリ4
の双方を施錠することができる。また、解錠に際しては
リモートコントロールでソレノイドを操作できるし、キ
ーとプッシュロッド45とを連動させた場合にも、キー
を水平方向から操作できる位置にキーシリンダを配置し
たのでバッテリ4の上方に障害物がない。したがって、
バッテリ4の着脱時の操作性が向上する。
【0054】なお、本実施形態では、クランク軸101
から駆動スプロケット13に踏力を伝達する出力軸ギヤ
102の回転を規制するようにしたが、後輪WRに追従
して回転する部材、例えば、駆動スプロケット13やス
リーブ73、またはこれらと一体で回転するように設け
られている部材の回転を規制する構成にしてもよい。ま
た、後輪WRとバッテリ4の回転を同時に規制するロッ
ク装置に限らず、個別に回転を規制してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、本発明
によれば、車輪を直接ロックすることなく、電動補助ユ
ニット内の回転体の回転を規制することによって車体を
施錠することができるので、車輪のサイズにかかわりな
くロック装置を構成することができる。したがって、部
品の共通化や組み立ての容易さが増す。また、バッテリ
の上方に障害物となる部材を配することなく、車体とと
もにバッテリの施錠も行うことができるのでバッテリの
着脱の操作性が向上する。さらに各請求項毎に以下の効
果を有する。
【0056】請求項1の発明によれば、ロック手段によ
って前記回転体の回転を規制することにより後輪の回転
も規制され、請求項2の発明によればバッテリの取外し
も同時に禁止されるので、バッテリ専用のロック装置を
要せず、車体の軽量化に寄与する。請求項3の発明によ
れば、ロックレバーの位置は回転体に対向するよう限定
されるがプッシュロッドは配置の自由度があり、操作性
を考慮した設定が可能である。請求項4の発明によれ
ば、プッシュロッドをシートポストとバッテリとの間に
設けて、外部から見えにくくできるので、他人によるい
たずら行為を誘いにくい。請求項5の発明によれば、プ
ッシュロッドを手動操作するための上端部分がバッテリ
から上へ極端に突出せず、かつバッテリから奥まってい
ることもないので良好な操作性を維持できる。
【0057】請求項6の発明によれば、プッシュロッド
の操作によって後輪の回転が規制されるのと同時に、フ
ック手段をバッテリに係合させてバッテリをロックする
ことができる。請求項7の発明によれば、解錠時のプッ
シュロッドの動きのみが電動手段によって行われ、施錠
時のプッシュロッドの操作は手動の押し下げによるの
で、ユーザの確実な意思によって施錠される。請求項8
および請求項9の発明によれば、ロック解除が無線によ
るリモコンによって行われる。特に、請求項9の発明に
よれば電動補助ユニットの電源投入に伴って、解錠操作
も同時に行うことができる。
【0058】請求項10の発明によれば、放電接点の近
傍でバッテリがバッテリ支持手段に固定されるので、振
動による前記接点の接点ジャンプを防止できる。また、
ロックレバーや電動手段が電動補助ユニット内または近
傍に配置され、全体として電動補助ユニット近傍にマス
の集中を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される電動補助自転車の全体構
成図である。
【図2】 図1の要部の構成の拡大図である。
【図3】 バッテリおよび収納ケースの概略斜視図であ
る。
【図4】 ロック装置の構成を示す要部断面図である。
【図5】 電動補助ユニットの要部断面図である。
【図6】 図5のA−A位置での断面図である。
【図7】 変形例に係るロック装置の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1…電動補助ユニット、 2…車体フレーム、 4…バ
ッテリ、 29…電源スイッチ部、 45…プッシュロ
ッド、 39…ブレーキワイヤ、 42…ソレノイド、
47…係合凹部、 50…フック、 61…ロックブ
ロック、 70…ケース本体、 100…コントロー
ラ、 102…出力軸ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋葉 竜志 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 坂上 幸司 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 五十嵐 政志 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 矢萩 邦夫 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏力を補助する電動補助ユニットを有す
    る電動補助自転車のロック装置において、 前記電動補助ユニットに組込まれ、後輪に追従して回転
    する回転体と、 前記回転体に係合させて該回転体の回転を規制するロッ
    ク手段とを具備したことを特徴とする電動補助自転車の
    ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記電動補助ユニットの電源としてのバ
    ッテリを脱着自在に装着するバッテリ支持手段をさらに
    具備し、 前記ロック手段が、前記バッテリ支持手段からのバッテ
    リの取外しを禁止するバッテリロック手段を兼用してい
    ることを特徴とする請求項1記載の電動補助自転車のロ
    ック装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック手段が、前記回転体に対向し
    て配置されたロックレバーと、 前記ロックレバーを前記回転体側へ付勢して係合させる
    ためのプッシュロッドとを具備したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の電動補助自転車のロック装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電動補助ユニットの前方に隣接して
    立設されたシートポストを具備し、 前記バッテリ支持手段が、前記電動補助ユニットの上方
    にあってバッテリを縦長姿勢で支持するように構成さ
    れ、 前記プッシュロッドが、前記シートポストおよび前記バ
    ッテリ支持手段で支持されるバッテリの間に配置されて
    いることを特徴とする請求項3記載の電動補助自転車の
    ロック装置。
  5. 【請求項5】 前記プッシュロッドが、その上端が前記
    バッテリ支持手段で支持されるバッテリの上面と略同一
    高さに位置するよう配置されたことを特徴とする請求項
    3または請求項4記載の電動補助自転車のロック装置。
  6. 【請求項6】 前記バッテリ支持手段に支持されるバッ
    テリに係合されるフック手段を具備し、 前記フック手段が、前記プッシュロッドによる前記ロッ
    クレバーの付勢動作に応答して前記バッテリに係合する
    よう構成されたことを特徴とする請求項3記載の電動補
    助自転車のロック装置。
  7. 【請求項7】 前記ロックレバーを前記回転体に係合す
    る位置まで押し下げたプッシュロッドをその位置で維持
    するロック手段と、 前記ロック手段による前記位置でのロックを解除する電
    動手段とを具備したことを特徴とする請求項3〜請求項
    6のいずれかに記載の電動補助自転車のロック装置。
  8. 【請求項8】 前記電動手段に前記ロックの解除を指示
    する電気的指令を付与するためのスイッチ手段を具備
    し、 前記スイッチ手段が、無線信号によるロック解除指令を
    受信する受信部を含んでいることを特徴とする請求項7
    記載の電動補助自転車のロック装置。
  9. 【請求項9】 前記スイッチ手段が、前記ロック解除指
    令を受信して前記電動補助ユニットの電源投入を行う電
    源スイッチ手段を兼ねていることを特徴とする請求項8
    記載の電動補助自転車のロック装置。
  10. 【請求項10】 前記バッテリ支持手段が、装着される
    バッテリの下方に設けられる放電接点に適合する接点を
    有するとともに、 前記バッテリのフック手段が前記接点に近接して配置さ
    れ、 前記ロックレバーが前記電動補助ユニットの上部に設け
    られ、 前記電動手段が前記電動補助ユニットの上部に近接して
    前記シートポストに装着されていることを特徴とする請
    求項7記載の電動補助自転車のロック装置。
JP36102499A 1999-12-20 1999-12-20 電動補助自転車のロック装置 Pending JP2001171592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36102499A JP2001171592A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 電動補助自転車のロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36102499A JP2001171592A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 電動補助自転車のロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001171592A true JP2001171592A (ja) 2001-06-26

Family

ID=18471878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36102499A Pending JP2001171592A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 電動補助自転車のロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001171592A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBO20090303A1 (it) * 2009-05-12 2010-11-13 Franco Cimatti Bicicletta con assistenza elettrica
JP2013518774A (ja) * 2010-02-09 2013-05-23 プロ−モヴェック・アクティーゼルスカブ 電動自転車に対する電源配置
JP2019199243A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 株式会社シマノ ロック装置、バッテリユニット、および、バッテリホルダ
JP2020163951A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータユニット及びこれを備えた電動自転車
JP2021133704A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動アシスト自転車および電動アシスト自転車用モータユニット
JP2021142914A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 本田技研工業株式会社 自転車
JP2022001494A (ja) * 2018-05-18 2022-01-06 株式会社シマノ 人力駆動車用のバッテリユニットのロック装置および人力駆動車用のロックシステム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBO20090303A1 (it) * 2009-05-12 2010-11-13 Franco Cimatti Bicicletta con assistenza elettrica
JP2013518774A (ja) * 2010-02-09 2013-05-23 プロ−モヴェック・アクティーゼルスカブ 電動自転車に対する電源配置
JP7174823B2 (ja) 2018-05-18 2022-11-17 株式会社シマノ ロック装置、および、バッテリホルダ
JP2021193028A (ja) * 2018-05-18 2021-12-23 株式会社シマノ ロック装置、および、バッテリホルダ
JP2022001494A (ja) * 2018-05-18 2022-01-06 株式会社シマノ 人力駆動車用のバッテリユニットのロック装置および人力駆動車用のロックシステム
JP7092933B2 (ja) 2018-05-18 2022-06-28 株式会社シマノ 人力駆動車用のロックシステム
JP2019199243A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 株式会社シマノ ロック装置、バッテリユニット、および、バッテリホルダ
JP2020163951A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータユニット及びこれを備えた電動自転車
JP7285462B2 (ja) 2019-03-28 2023-06-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータユニット及びこれを備えた電動自転車
JP2021133704A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動アシスト自転車および電動アシスト自転車用モータユニット
JP7445862B2 (ja) 2020-02-25 2024-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動自転車および電動自転車用モータユニット
JP2021142914A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 本田技研工業株式会社 自転車
JP7231577B2 (ja) 2020-03-12 2023-03-01 本田技研工業株式会社 自転車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1298050B1 (en) Indicator of a motor-assisted bicycle
JP4124393B2 (ja) 電動補助自転車用駆動装置
US7097407B2 (en) Mounting structure for mounting foldable two-wheel vehicle on four-wheel vehicle
JPH11105759A (ja) 電動アシスト自転車
JP2012523347A (ja) 自転車のための動力支援式ペダル及びペダル充電手段
JP2011207363A (ja) アシストユニットにおけるモータ固定構造
JP3617728B2 (ja) 電動補助車両
JP3808187B2 (ja) 電動補助自転車
JP2001171592A (ja) 電動補助自転車のロック装置
JP4573280B2 (ja) 電動補助自転車
JP4124411B2 (ja) 電動補助自転車の回生制御装置
JPH08239071A (ja) 自転車シートの回動装置
JP4382944B2 (ja) 電動補助自転車
JP2002293285A (ja) 電動補助自転車用動力ユニット
JP2001213381A (ja) 電動補助自転車
EP1092622A2 (en) Motor-driven assist unit
JPH1149060A (ja) 移動装置用駆動ユニット
JP2001225648A (ja) 電動補助自転車
JP2000043772A (ja) 電動補助動力付き自転車
JP2006008005A (ja) 電動アシスト三輪自転車とそのボディーフレーム
JP4502228B2 (ja) 電動補助自転車のバッテリ着脱装置
EP1092623B1 (en) Motor-assisted bicycle
CN2905648Y (zh) 一种电动自行车的传动机构
JP2004136750A (ja) ハイブリッド自転車及び三折りハイブリッド自転車
JP3996255B2 (ja) 電動二輪車