JP2001154672A - 通信装置および記憶媒体 - Google Patents

通信装置および記憶媒体

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JP2001154672A
JP2001154672A JP33763799A JP33763799A JP2001154672A JP 2001154672 A JP2001154672 A JP 2001154672A JP 33763799 A JP33763799 A JP 33763799A JP 33763799 A JP33763799 A JP 33763799A JP 2001154672 A JP2001154672 A JP 2001154672A
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signal
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JP33763799A
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Yoshinari Terada
好成 寺田
Takeshi Kikuchi
菊池  健
Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
Takashi Kunii
崇 國井
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Original Assignee
Yamaha Corp
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    • G04F5/025Electronic metronomes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ミュージシャンにとって有用な機能を付加す
ることにより、操作性を向上させることが可能な通信装
置および記憶媒体を提供する。 【解決手段】 特殊モード内の機能を変更する指示がな
されたときには、その指示された機能に応じて、次のよ
うに分岐する。すなわち、メトロノーム機能が選択指示
されたときには、特殊モードを「メトロノーム」に設定
し、ユーザの指示に応じて発音特性を設定する。チュー
ニング機能が選択指示されたときには、特殊モードを
「ピッチ検出」に設定し、ピッチ検出に必要な検出条件
および検出されたピッチの表示形態を設定する。指定ピ
ッチ出力機能が選択指示されたときには、特殊モードを
「指定ピッチ出力」に設定し、その発音特性を設定す
る。特殊モードのオフが選択指定されたときには、特殊
モードを「オフ」に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能の他に付
加価値機能を追加するようにした通信装置および記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】通信装置、たとえば携帯電話機に搭載さ
れている通信機能以外の付加価値機能としては、(1)
ゲーム機能、(2)スケジュール機能、(3)メール機
能、(4)インターネット接続機能、(5)時計機能、
(6)着信メロディ作曲&自動演奏機能等が知られてい
る。
【0003】(6)の着信メロディの作曲は、たとえ
ば、作曲モードに移行した後、作曲すべき曲の音高と音
長とを、携帯電話機の操作パネル上に設けられたボタン
により時系列的に指定して行くという方法でなされてい
た。なお、着信メロディは、ユーザが自分で新たに作曲
して設定する以外にも、既に作曲されたものを、たとえ
ば電話会社のサーバから呼び出して設定することもでき
るようになっている。
【0004】そして、(6)の着信メロディの自動演奏
は、上記設定された着信メロディの演奏を、ユーザの好
きなときに、または、外部から着信があったときに、開
始するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の通
信装置では、追加される付加価値機能は一般ユーザを対
象としており、その中の特別なユーザ、たとえばミュー
ジシャンを対象としているわけではないため、ミュージ
シャンが特に必要な付加価値機能を備えてはいなかっ
た。
【0006】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、ミュージシャンにとって有用な機能を付加する
ことにより、さらなる付加価値の向上に貢献することが
可能な通信装置および記憶媒体を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の通信装置は、音声を入力する音声
入力手段と、楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、
ユーザが設定操作を行うための操作手段と、該操作手段
による設定操作に応じて、他の通信装置と通信を行う通
信手段と、該他の通信装置から送信されてきた音声信号
を音声に変換して発音するとともに、前記楽音信号生成
手段により生成された楽音信号を楽音に変換して発音す
る発音手段と、前記操作手段を介してユーザが設定した
テンポに応じた周期のテンポ信号を生成するテンポ信号
生成手段と、該テンポ信号生成手段により生成されたテ
ンポ信号に応じて、前記楽音信号生成手段を制御するこ
とにより、メトロノーム音に相当する楽音信号を生成
し、前記発音手段を介してメトロノーム音を発音するよ
うに制御する発音制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】ここで、通信装置は、携帯電話機に代表さ
れる携帯無線通信装置であることが望ましいが、これに
限られるわけではなく、携帯有線通信装置であってもよ
いし、携帯を意図しない通信装置であってもよい。メト
ロノーム音は、楽音信号生成手段の構成に応じて任意の
音色を選択できるが、最小の構成では、少なくとも楽音
信号生成手段は呼び出し音(DTMF(dual tone mult
iplexed frequency)の音)を生成する必要があるた
め、この音色の音で発音するようにすればよい。もちろ
ん、これに限る必要はない。また、メトロノーム音の発
音とともにそのテンポをLCDに表示するようにしても
よい(以上は、請求項が変わっても同様)。
【0009】好ましくは、前記他の通信装置と通信を行
うために当該通信機を呼び出すときに、その呼び出しを
ユーザに報知する報知手段と、前記テンポ信号生成手段
により生成されたテンポ信号に応じて、前記報知手段の
報知態様を変化させることにより、ユーザに当該テンポ
を報知させるように制御する報知制御手段とを有するこ
とを特徴とする(請求項2)。
【0010】ここで、報知手段は、たとえばLEDやL
CDによって構成し、報知態様は、報知手段がLCDで
構成されているときには、たとえばその点滅の間隔や発
光色によって変化させ、報知手段がLEDで構成されて
いるときには、たとえばそのバックライトの点滅の間隔
や発光色によって変化させればよい(以下、請求項が変
わっても同様)。
【0011】さらに、好ましくは、前記テンポ信号生成
手段により生成されたテンポ信号またはその生成開始タ
イミングを示す制御信号を、前記通信手段を介して、当
該通信中の他の通信手段に送信するテンポ信号送信手段
を有することを特徴とする(請求項3)。
【0012】また、上記目的を達成するため、請求項4
に記載の通信装置は、音声を入力する音声入力手段と、
楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、ユーザが設定
操作を行うための操作手段と、該操作手段による設定操
作に応じて、他の通信装置と通信を行う通信手段と、該
他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声に変換
して発音するとともに、前記楽音信号生成手段により生
成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音手段
と、前記音声入力手段から楽器の演奏音を入力し、該入
力された楽器の演奏音の周波数を解析する解析手段と、
該解析された周波数に応じて、当該演奏音のピッチに関
する情報をユーザに報知する報知手段とを有することを
特徴とする。
【0013】ここで、報知手段は、たとえば表示器や音
声合成器によって構成し、報知手段を表示器により構成
したときには、当該演奏音のピッチに関する情報とし
て、たとえば、当該演奏音の周波数、ピッチまたは音名
を表示させ、報知手段を音声合成器により構成したとき
には、当該演奏音のピッチに関する情報として、たとえ
ば、当該演奏者の周波数、ピッチまたは音名を音声合成
するようにすればよい(以下、請求項が変わっても同
様)。
【0014】さらに、上記目的を達成するため、請求項
5に記載の通信装置は、音声を入力する音声入力手段
と、楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、ユーザが
設定操作を行うための操作手段と、該操作手段による設
定操作に応じて、他の通信装置と通信を行う通信手段
と、該他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声
に変換して発音するとともに、前記楽音信号生成手段に
より生成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音
手段と、前記操作手段を介してユーザが設定したピッチ
の楽音信号を前記楽音信号生成手段により生成し、前記
発音手段を介して当該ピッチの楽音を発音するように制
御する発音制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】ここで、操作手段は、少なくともテンキー
(このテンキーにはアルファベットも割り当てられてい
るものとする)を含み、ピッチの設定は、このテンキー
を用いて、たとえば周波数、度数または音名を入力する
ことにより行うようにすればよい。また、楽音の発音と
ともにそのピッチを前記LCDに表示するようにしても
よい(以下、請求項が変わっても同様)。
【0016】好ましくは、前記操作手段を介してユーザ
が設定したピッチを示す情報を、前記通信手段を介し
て、当該通信中の他の通信手段に送信するピッチ情報送
信手段を有することを特徴とする(請求項6)。
【0017】上記目的を達成するため、請求項7に記載
の記憶媒体は、音声入力手段から音声を入力する音声入
力モジュールと、楽音信号を生成する楽音信号生成モジ
ュールと、ユーザが設定操作を行うための操作手段によ
る設定操作に応じて、他の通信装置と通信を行う通信モ
ジュールと、該他の通信装置から送信されてきた音声信
号を音声に変換して発音するとともに、前記楽音信号生
成手段により生成された楽音信号を楽音に変換して発音
する発音モジュールと、前記操作手段を介してユーザが
設定したテンポに応じた周期のテンポ信号を生成するテ
ンポ信号生成モジュールと、該テンポ信号生成モジュー
ルで生成されたテンポ信号に応じて、前記楽音信号生成
モジュールにて、メトロノーム音に相当する楽音信号を
生成し、前記発音モジュールにてメトロノーム音を発音
するように制御する発音制御モジュールとを含むことを
特徴とする。
【0018】好ましくは、前記他の通信装置と通信を行
うために当該通信機を呼び出すときに、報知手段を介し
てその呼び出しをユーザに報知する報知モジュールと、
前記テンポ信号生成モジュールで生成されたテンポ信号
に応じて、前記報知手段の報知態様を変化させることに
より、ユーザに当該テンポを報知させるように制御する
報知制御モジュールとを含むことを特徴とする(請求項
8)。
【0019】さらに、好ましくは、前記テンポ信号生成
モジュールで生成されたテンポ信号またはその生成開始
タイミングを示す制御信号を、前記通信モジュールを介
して、当該通信中の他の通信手段に送信するテンポ信号
送信モジュールを含むことを特徴とする(請求項9)。
【0020】また、上記目的を達成するため、請求項1
0に記載の記憶媒体は、音声入力手段から音声を入力す
る音声入力モジュールと、楽音信号を生成する楽音信号
生成モジュールと、ユーザが設定操作を行うための操作
手段による設定操作に応じて、他の通信装置と通信を行
う通信モジュールと、該他の通信装置から送信されてき
た音声信号を音声に変換して発音するとともに、前記楽
音信号生成手段により生成された楽音信号を楽音に変換
して発音する発音モジュールと、前記音声入力手段から
楽器の演奏音を入力し、該入力された楽器の演奏音の周
波数を解析する解析モジュールと、該解析された周波数
に応じて、当該演奏音のピッチに関する情報を報知手段
を介してユーザに報知する報知モジュールとを含むこと
を特徴とする。
【0021】さらに、上記目的を達成するため、請求項
11に記載の記憶媒体は、音声入力手段から音声を入力
する音声入力モジュールと、楽音信号を生成する楽音信
号生成モジュールと、ユーザが設定操作を行うための操
作手段による設定操作に応じて、他の通信装置と通信を
行う通信モジュールと、該他の通信装置から送信されて
きた音声信号を音声に変換して発音するとともに、前記
楽音信号生成手段により生成された楽音信号を楽音に変
換して発音する発音モジュールと、前記操作手段を介し
てユーザが設定したピッチの楽音信号を前記楽音信号生
成モジュールで生成し、前記発音モジュールにて当該ピ
ッチの楽音を発音するように制御する発音制御モジュー
ルとを含むことを特徴とする。
【0022】好ましくは、前記操作手段を介してユーザ
が設定したピッチを示す情報を、前記通信モジュールを
介して、当該通信中の他の通信手段に送信するピッチ情
報送信モジュールを含むことを特徴とする(請求項1
2)。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態に係る通信
装置が他の通信装置と通信するときに必要なシステム構
成の一例を示す図であり、図示例では、本実施の形態の
通信装置1として携帯電話機を採用し、他の通信装置と
しては、通信装置1と同様の構成の携帯電話機1′、お
よび複数個の有線通信機3を採用している。
【0025】複数の基地局2と複数の有線通信機3は、
一般回線(電話回線)を介して、相互に接続され、通信
装置1と携帯電話機1′間および通信装置1(または携
帯電話機1′)と有線通信機3間の通信が行われるよう
に構成されている。
【0026】通信装置1は、通信すべき携帯電話機1′
が近くに存在するときには、その携帯電話機1′と直接
無線通信を行い、通信すべき携帯電話機1′が電波の届
かない遠くに存在するときには、基地局2を介して間接
的に無線通信を行う。
【0027】なお、通信装置1は、本実施の形態では、
携帯電話機の構成を採用したが、これは便宜上のことに
過ぎず、たとえば、モバイルコンピュータを典型とする
携帯無線(または有線)端末の構成でもよいし、上記有
線通信機3の構成としてもよい。
【0028】図2は、本実施の形態の通信装置1の概略
構成を示すブロック図である。
【0029】同図に示すように、装置全体の制御を司る
CPU11には、テンキーや各種機能スイッチからなる
操作スイッチ群12、CPU11が実行する制御プログ
ラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM13、
演奏データ(着信メロディ用のものを含む)、各種入力
情報(たとえば、住所録や、留守番電話機能により記録
される音声情報等)および演算結果等を一時的に記憶す
るRAM14、タイマ割込み処理における割込み時間や
各種時間(後述するテンポを含む)、時刻を計時するタ
イマ15、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディス
プレイ(LCD)および発光ダイオード(LED)等を
備えた表示器16が接続されている。
【0030】また、CPU11には、音声を入力するた
めのマイクロフォン17が、該マイクロフォン17から
のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変
換器18を介して接続され、このようにして入力された
音声信号や各種制御信号を電波に変換し、アンテナ20
を介して携帯電話機1′や基地局2に送信する電波発信
機19や、アンテナ20を介して受信した電波を受信
し、音声信号や各種制御信号に変換する電波受信機21
も接続されている。
【0031】さらに、CPU11には、相手の会話、す
なわち相手の携帯電話機1′や有線通信機3から送信さ
れてきた音声信号を音声に変換する音声用スピーカ23
が、CPU11からのデジタル音声信号をアナログ音声
信号に変換するD/A変換器22を介して接続され、C
PU11の制御により音色が変化した各種デジタル楽音
信号を生成する楽音生成用音源24が接続されている。
楽音生成用音源24の出力側には、そのデジタル楽音信
号出力をアナログ楽音信号に変換するD/A変換器25
が接続され、D/A変換器25の出力側には、そのアナ
ログ楽音信号出力を音響に変換する楽音用スピーカ26
が接続されている。
【0032】以上のように構成された通信装置1が実行
する制御処理を、まずその概要を説明し、次に図3〜図
5を参照して詳細に説明する。
【0033】通信装置1は、大きく分けて、通常モード
と特殊モードの2つのモードを備えている。通常モード
とは、従来の携帯電話機が通常備えているすべての機能
を実行するときのモードをいい、特殊モードとは、本発
明の特徴をなす機能を実行するときのモードをいう。特
殊モードには、具体的には、次の内容の機能が含まれて
いる。すなわち、 (1)ユーザが指定したテンポを刻んで報知する、通常
のメトロノームが行う作用と同じ作用を実現するメトロ
ノーム機能 (2)マイクロフォン17から楽器の演奏音を入力し、
この演奏音の周波数を解析することにより、楽器が正し
くチューニングされているか否かを判別するチューニン
グ機能 (3)ユーザが指定したピッチの楽音を発生させる指定
ピッチ出力機能 の3種類の機能である。
【0034】ユーザが、特殊モードを選択するととも
に、この3種類の機能からいずれかの機能を選択する
と、選択された機能の内容が実現される。この3種類の
機能は、いずれもミュージシャンにとっては必要なもの
であるため、このような機能を通信装置に付加すること
により、さらなる付加価値の向上に貢献することができ
る。また、今や携帯の通信装置は、特にミュージシャン
にとっては必要不可欠のものであるので、常に携帯して
いると思われ、このような通信装置でミュージシャンが
必要な機能を実現できるようにすれば、わざわざその機
能を実現する専用の装置を用意せずに済むので、非常に
便利なものとなる。
【0035】また、(1)のメトロノーム機能には、携
帯電話機1′のように、通信装置1と同様の構成の通信
装置と通話中のときに、指定テンポを刻むテンポ信号そ
のもの、または、指定テンポ値およびテンポ信号の発生
開始を指示するタイミングの各情報を、制御信号とし
て、通信装置1から当該通話中の通信装置に送信する機
能も含まれている。これにより、離れた位置での複数人
での演奏を同期して行うことができる。
【0036】さらに、(3)の指定ピッチ出力機能に
も、同様に、通話中の通信装置に対して、通信装置1で
指定したピッチの楽音を発生させるための制御信号を送
信する機能が含まれている。これにより、離れた位置で
の楽器のチューニングを同時に行うことができる。
【0037】次に、これらの機能を実現する制御処理を
詳細に説明する。
【0038】図3は、本実施の形態の通信装置1、特に
CPU11が実行するメインルーチンの手順を示すフロ
ーチャートである。本メインルーチンは、前記操作スイ
ッチ群12中の電源スイッチ(図示せず)を、たとえば
数秒間押し続けることにより、図示しないバッテリから
装置全体に電源が供給されたときに、その起動が開始さ
れる。
【0039】同図において、まず、前記RAM14のク
リアや、各種ポートのクリア等の初期化処理を行う(ス
テップS1)。
【0040】次に、操作スイッチ群12による設定入力
を監視し、設定入力が検出されたときにはその入力に応
じた処理を行う設定入力および特殊モード処理サブルー
チン(その詳細は、図4および図5を用いて後述する)
を実行する(ステップS2)。
【0041】そして、通信が入ってくる状態(電話がか
かってくる状態)を監視し、通信が入ってきたときに、
呼び出し音(着信音)を鳴動させる受信確認処理を実行
した(ステップS3)後に、上記ステップS2に戻り、
上述の処理を繰り返し行う。
【0042】図4および図5は、設定入力および特殊モ
ード処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャー
トである。
【0043】図4において、まず、前記特殊モード内の
機能を変更する指示がなされたか否かを判別し(ステッ
プS11)、変更の指示がなされたときには、その指示
された機能に応じて分岐する。
【0044】メトロノーム機能が選択指示されたときに
は、特殊モードの機能としてメトロノーム機能が選択さ
れたことを示すために、特殊モードを「メトロノーム」
に設定し(ステップS12→13)、ユーザの指示に応
じて発音特性、すなわち、スピード(テンポ)や音色
(メトロノーム音の音色)を設定する(ステップS1
4)。
【0045】チューニング機能が選択指示されたときに
は、特殊モードの機能としてチューニング機能が選択さ
れたことを示すために、特殊モードを「ピッチ検出」に
設定し(ステップS12→15→S16)、ピッチ検出
に必要な検出条件(たとえば、音色、音程幅、感度
等)、および検出されたピッチの表示形態(たとえば、
周波数値で表示するのか、音高で表示するのか、音名で
表示するのかなど)を設定する(ステップS17)。
【0046】指定ピッチ出力機能が選択指示されたとき
には、特殊モードの機能として指定ピッチ出力機能が選
択されたことを示すために、特殊モードを「指定ピッチ
出力」に設定し(ステップS12→15→S18→S1
9)、その発音特性、すなわち、音色、音高および発音
時間等を設定する(ステップS20)。
【0047】特殊モードのオフ、すなわち、特殊モード
から通常モードに移行することが選択指定されたときに
は、特殊モードを「オフ」に設定する(ステップS12
→S15→S18→S21)。
【0048】一方、ステップS11で、特殊モード内の
機能を変更する指示がなされないときには、現モードと
して特殊モードが設定されているか否かを判別する(ス
テップS22)。このとき、特殊モードが設定されてい
ると判別されたときには、特殊モードの開始の指示がな
されたか否かに応じて分岐する。すなわち、開始が指示
されたときにはステップS24に移行し、開始が指示さ
れないときには図5のステップS29に移行する。
【0049】ステップS24では、特殊モードの停止が
指示されたか否かを判別し、停止が指示されないときに
は、設定されている特殊モードを実行する(ステップS
25)一方、停止が指示されたときには、特殊モードを
停止する(ステップS26)。
【0050】続くステップS27では、現在通話中であ
るか否かを判別し、通話中のときには、設定されている
特殊モードに関連する制御信号を送信する(ステップS
28)一方、通話中でないときには、直ちに本設定入力
および特殊モード処理を終了する。なお、特殊モードの
開始および停止の指定は、たとえば操作スイッチ群12
内の通話スイッチ(図示せず)を操作することによりな
されるようにすればよい。もちろん、これに限られない
ことは言うまでもない。
【0051】ここで、特殊モードは、具体的には、次の
ようにして実行される。すなわち、 (1)メトロノーム機能:前記設定されたテンポに応じ
た周期を前記タイマ15で計時し、1周期を計時する度
に、前記楽音生成用音源24に対して、前記設定された
音色の楽音信号を生成するように指示する。これによ
り、楽音用スピーカ26からメトロノーム音が発音され
る。なお、メトロノーム機能は、このようにメトロノー
ム音で実現するものに限らず、たとえば、前記表示器1
6に設けられたLEDやLCDを用いて実現することが
できる。具体的には、LEDを用いた場合には、指定テ
ンポに応じてLEDの点滅の間隔や発光色を変化させた
り、LCDを用いた場合には、指定テンポに応じてバッ
クライトの点滅の間隔や発光色を変化させたりすればよ
い。また、メトロノーム音の発音とともにそのテンポを
LCDに表示するようにしてもよい。
【0052】(2)チューニング機能:前記マイクロフ
ォン17から入力された楽器の演奏音の周波数を、前記
設定された検出条件に基づいて解析し、その解析結果
を、前記設定された表示形態で表示器16に表示させ
る。たとえば、表示形態として、「周波数値で表示」が
設定されているときには、解析によって得られた周波数
値がそのまま表示され、「音高で表示」が設定されてい
るときには、解析によって得られた周波数値が音高(た
とえば度数)に変換されて表示され、「音名で表示」が
設定されているときには、解析によって得られた周波数
値が音名に変換されて表示される。なお、通信装置1が
音声合成回路を内蔵しているときには、解析結果をこの
音声合成回路による音声でユーザに報知するようにして
もよい。この場合、報知形態として、上記表示形態と同
様に、「周波数で報知」、「音高で報知」および「音名
で報知」の中から選択できるようにし、選択された報知
形態で報知するようにすればよい。
【0053】(3)指定ピッチ出力機能:楽音生成用音
源24に対して、前記設定された音色および音高の楽音
信号を、前記設定された発音時間だけ発生させるように
指示する。これにより、楽音用スピーカ26から指定ピ
ッチの楽音が発音される。また、楽音の発音とともにそ
のピッチを前記LCDに表示するようにしてもよい。
【0054】図5のステップS29でも、ステップS2
7と同様に、現在通話中であるか否かを判別し、通話中
のときには、前記特殊モードに関連する制御信号を受信
したか否かを判別し(ステップS30)、受信したとき
には、受信した特殊モードを実行する(ステップS3
1)一方、通話中でないとき、または、特殊モードに関
連する制御信号を受信しないときには、ステップS32
に進む。
【0055】ステップS32では、テンキーの入力があ
ったか否かを判別し、テンキーの入力があったときに
は、その入力番号を設定する(ステップS33)。ここ
で、番号の設定とは、具体的には、入力番号に対応する
DTMFの信号音を出力するとともに、入力番号を前記
表示器16に表示させ、さらにRAM14の所定位置に
確保された領域に一時的に記憶させるという各処理をい
う。
【0056】一方、ステップS32で、テンキーの入力
がないときには、通話スイッチの操作があったか否かを
判別し(ステップS34)、通話スイッチの操作があっ
たときには、着信音が鳴動中か否かを判別する(ステッ
プS35)。
【0057】ステップS35で、着信音が鳴動中のとき
には、着信音を停止させた(ステップS36)後に、ス
テップS38に進んで、通話モードに移行し、着信音が
鳴動中でないときには、番号が設定されているか否かを
判別する(ステップS37)。
【0058】ステップS37で、番号が設定されていな
いときには、前記ステップS38に進んで、通話モード
に移行する一方、番号が設定されているときには、通話
モードに移行するとともに、設定された番号に対応する
DTMFの信号音を出力する(ステップS39)。
【0059】一方、ステップS34で、通話スイッチの
操作がないときには、電源スイッチの操作があったか否
かを判別し(ステップS40)、電源スイッチの操作が
あったときには、通話モードをオフにし(ステップS4
1)、その後まだ継続して長く(たとえば数秒間)押さ
れているときには、電源をオフにした(ステップS42
→S43)後に、本設定入力および特殊モード処理を終
了する。
【0060】一方、ステップS40で、電源スイッチの
操作がないときには、たとえば、着信メロディ関連、通
話音量の変更、留守番電話関連等のその他指示があった
か否かを判別し(ステップS44)、その他指示がない
ときには、本設定入力および特殊モード処理を終了する
一方、その他指示があったときには、その指示に応じた
その他設定を行った(ステップS45)後に、本設定入
力および特殊モード処理を終了する。
【0061】このように、本実施の形態では、ミュージ
シャンにとって必要不可欠な付加価値機能が追加された
通信装置を携帯電話で構成したので、携帯性に優れると
ともに、有用な機能をその場で迅速に実現することがで
きる。また、本実施の形態で追加した付加価値機能は、
通常の通信装置に設けられているハードウェアを利用す
ることにより実現できるので、製造コストを低減させる
ことができるとともに、装置全体の大きさを増大させる
こともない。さらに、本実施の形態で追加した付加価値
機能は、それぞれ、単独で使用し、同時に使用する必要
のないものであるので、適宜機能を切り替えて使用する
ことができ、同じ機能を実現する専用の機器を、本実施
の形態の通信装置で完全に置き換えることができる。
【0062】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは
装置のコンピュータ(またはCPU11やMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する
ことによっても、本発明の目的が達成されることは言う
までもない。
【0063】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0064】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、たとえば、前記ROM6などを用いること
ができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または7
に記載の発明によれば、操作手段を介してユーザが設定
したテンポに応じた周期のテンポ信号が生成され、該生
成されたテンポ信号に応じて、メトロノーム音に相当す
る楽音信号が生成され、該生成された楽音信号に応じ
て、メトロノーム音が発音されるので、ミュージシャン
にとって、さらなる付加価値の向上に貢献することが可
能となる。
【0066】請求項3または9に記載の発明によれば、
前記生成されたテンポ信号またはその生成開始タイミン
グを示す制御信号が、当該通信中の他の通信手段に送信
されるので、離れた位置での複数人での演奏を同期して
行うことができる。
【0067】請求項4または10に記載の発明によれ
ば、音声入力手段から楽器の演奏音が入力され、該入力
された楽器の演奏音の周波数が解析され、該解析された
周波数に応じて、当該演奏音のピッチに関する情報が報
知手段を介してユーザに報知されるので、ミュージシャ
ンにとって、さらなる付加価値の向上に貢献することが
できるとともに、初心者でも楽器のチューニングを正確
に行うことができる。
【0068】請求項5または11に記載の発明によれ
ば、操作手段を介してユーザが設定したピッチの楽音信
号が生成され、当該ピッチの楽音が発音されるので、上
記請求項4または10と同様の効果を得ることができ
る。
【0069】請求項6または12に記載の発明によれ
ば、操作手段を介してユーザが設定したピッチを示す情
報が、当該通信中の他の通信手段に送信されるので、離
れた位置での楽器のチューニングを同時に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る通信装置が他の
通信装置と通信するときに必要なシステム構成の一例を
示す図である。
【図2】 図1の通信装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】 図2の通信装置 、特にCPUが実行するメ
インルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図4】 設定入力および特殊モード処理サブルーチン
の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図5】 図4の設定入力および特殊モード処理サブル
ーチンの続きを示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU(通信手段、テンポ信号生成手段、発音制
御手段、報知制御手段、テンポ信号送信手段、解析手
段、ピッチ情報送信手段) 12 操作スイッチ群(操作手段) 15 タイマ(テンポ信号生成手段) 16 表示器(報知手段) 17 マイクロフォン(音声入力手段) 19 電波発信機(通信手段、テンポ信号送信手段、ピ
ッチ情報送信手段) 20 アンテナ(通信手段、テンポ信号送信手段、ピッ
チ情報送信手段) 21 電波受信機(通信手段) 23 音声用スピーカ(発音手段) 24 楽音生成用音源(楽音信号生成手段) 26 楽音用スピーカ(発音手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 1/00 U H04M 1/00 11/08 11/08 H04B 7/26 109M (72)発明者 長谷川 豊 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 國井 崇 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D108 BA39 BG06 CA04 CA07 CA11 CA29 5D378 AD01 MM22 MM27 MM65 MM96 QQ01 QQ02 5K027 AA11 BB01 FF03 FF23 FF26 GG08 HH01 HH26 5K067 AA21 BB04 DD51 EE02 FF02 FF13 FF25 5K101 KK18 LL12 NN02 NN14 NN18 NN21 NN36 NN37 PP07 TT06 UU05 UU19 UU20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を入力する音声入力手段と、 楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、 ユーザが設定操作を行うための操作手段と、 該操作手段による設定操作に応じて、他の通信装置と通
    信を行う通信手段と、 該他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声に変
    換して発音するとともに、前記楽音信号生成手段により
    生成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音手段
    と、 前記操作手段を介してユーザが設定したテンポに応じた
    周期のテンポ信号を生成するテンポ信号生成手段と、 該テンポ信号生成手段により生成されたテンポ信号に応
    じて、前記楽音信号生成手段を制御することにより、メ
    トロノーム音に相当する楽音信号を生成し、前記発音手
    段を介してメトロノーム音を発音するように制御する発
    音制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記他の通信装置と通信を行うために当
    該通信機を呼び出すときに、その呼び出しをユーザに報
    知する報知手段と、 前記テンポ信号生成手段により生成されたテンポ信号に
    応じて、前記報知手段の報知態様を変化させることによ
    り、ユーザに当該テンポを報知させるように制御する報
    知制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記テンポ信号生成手段により生成され
    たテンポ信号またはその生成開始タイミングを示す制御
    信号を、前記通信手段を介して、当該通信中の他の通信
    手段に送信するテンポ信号送信手段を有することを特徴
    とする請求項1または2のいずれかに記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 音声を入力する音声入力手段と、 楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、 ユーザが設定操作を行うための操作手段と、 該操作手段による設定操作に応じて、他の通信装置と通
    信を行う通信手段と、 該他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声に変
    換して発音するとともに、前記楽音信号生成手段により
    生成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音手段
    と、 前記音声入力手段から楽器の演奏音を入力し、該入力さ
    れた楽器の演奏音の周波数を解析する解析手段と、 該解析された周波数に応じて、当該演奏音のピッチに関
    する情報をユーザに報知する報知手段とを有することを
    特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 音声を入力する音声入力手段と、 楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、 ユーザが設定操作を行うための操作手段と、 該操作手段による設定操作に応じて、他の通信装置と通
    信を行う通信手段と、 該他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声に変
    換して発音するとともに、前記楽音信号生成手段により
    生成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音手段
    と、 前記操作手段を介してユーザが設定したピッチの楽音信
    号を前記楽音信号生成手段により生成し、前記発音手段
    を介して当該ピッチの楽音を発音するように制御する発
    音制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 前記操作手段を介してユーザが設定した
    ピッチを示す情報を、前記通信手段を介して、当該通信
    中の他の通信手段に送信するピッチ情報送信手段を有す
    ることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 音声入力手段から音声を入力する音声入
    力モジュールと、 楽音信号を生成する楽音信号生成モジュールと、 ユーザが設定操作を行うための操作手段による設定操作
    に応じて、他の通信装置と通信を行う通信モジュール
    と、 該他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声に変
    換して発音するとともに、前記楽音信号生成手段により
    生成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音モジ
    ュールと、 前記操作手段を介してユーザが設定したテンポに応じた
    周期のテンポ信号を生成するテンポ信号生成モジュール
    と、 該テンポ信号生成モジュールで生成されたテンポ信号に
    応じて、前記楽音信号生成モジュールにて、メトロノー
    ム音に相当する楽音信号を生成し、前記発音モジュール
    にてメトロノーム音を発音するように制御する発音制御
    モジュールとを含む、コンピュータが実現できるプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記他の通信装置と通信を行うために当
    該通信機を呼び出すときに、報知手段を介してその呼び
    出しをユーザに報知する報知モジュールと、前記テンポ
    信号生成モジュールで生成されたテンポ信号に応じて、
    前記報知手段の報知態様を変化させることにより、ユー
    ザに当該テンポを報知させるように制御する報知制御モ
    ジュールとを含むことを特徴とする請求項7に記載の記
    憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記テンポ信号生成モジュールで生成さ
    れたテンポ信号またはその生成開始タイミングを示す制
    御信号を、前記通信モジュールを介して、当該通信中の
    他の通信手段に送信するテンポ信号送信モジュールを含
    むことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載
    の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 音声入力手段から音声を入力する音声
    入力モジュールと、 楽音信号を生成する楽音信号生成モジュールと、 ユーザが設定操作を行うための操作手段による設定操作
    に応じて、他の通信装置と通信を行う通信モジュール
    と、 該他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声に変
    換して発音するとともに、前記楽音信号生成手段により
    生成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音モジ
    ュールと、 前記音声入力手段から楽器の演奏音を入力し、該入力さ
    れた楽器の演奏音の周波数を解析する解析モジュール
    と、 該解析された周波数に応じて、当該演奏音のピッチに関
    する情報を報知手段を介してユーザに報知する報知モジ
    ュールとを含む、コンピュータが実現できるプログラム
    を格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 音声入力手段から音声を入力する音声
    入力モジュールと、 楽音信号を生成する楽音信号生成モジュールと、 ユーザが設定操作を行うための操作手段による設定操作
    に応じて、他の通信装置と通信を行う通信モジュール
    と、 該他の通信装置から送信されてきた音声信号を音声に変
    換して発音するとともに、前記楽音信号生成手段により
    生成された楽音信号を楽音に変換して発音する発音モジ
    ュールと、 前記操作手段を介してユーザが設定したピッチの楽音信
    号を前記楽音信号生成モジュールで生成し、前記発音モ
    ジュールにて当該ピッチの楽音を発音するように制御す
    る発音制御モジュールとを含む、コンピュータが実現で
    きるプログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記操作手段を介してユーザが設定し
    たピッチを示す情報を、前記通信モジュールを介して、
    当該通信中の他の通信手段に送信するピッチ情報送信モ
    ジュールを含むことを特徴とする請求項5に記載の記憶
    媒体。
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