JP2001154212A - 液晶表示装置およびその製造方法ならびに液晶表示装置を備えた電子機器 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法ならびに液晶表示装置を備えた電子機器

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JP2001154212A
JP2001154212A JP33641699A JP33641699A JP2001154212A JP 2001154212 A JP2001154212 A JP 2001154212A JP 33641699 A JP33641699 A JP 33641699A JP 33641699 A JP33641699 A JP 33641699A JP 2001154212 A JP2001154212 A JP 2001154212A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶の充填処理に起因して端子部における電
気抵抗の増加や信頼性の低下が起きにくく、液晶の封止
部と他の部材との干渉が起きる可能性の低い液晶表示装
置を提供する。 【解決手段】 アクティブマトリクス基板15と対向基
板24との間に液晶注入口80から液晶が注入され、液
晶注入口80が封止部22によって封止されて形成され
た液晶表示装置10である。アクティブマトリクス基板
15は、対向基板に対向する対向領域と、対向領域から
延在し端子部81が形成された張り出し領域140とを
備え、端子部81およびその付近は親水性を持つ。液晶
注入口80は、端子部81とは離れた位置に張り出し領
域140に面して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
びその製造方法ならびに液晶表示装置を備えた電子機器
に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】液晶表
示装置は、その一辺に設けられた液晶注入口を液晶貯め
に浸して液晶が注入されることが一般的である。したが
って、液晶表示装置において液晶注入口が設けられた辺
は、液晶が注入される際に液晶がいくぶん付着する。不
必要な部分に付着したこのような液晶は、その後の洗浄
にも拘わらず残ってしまうことがある。液晶が電気接続
用の端子部に付着したまま残ってしまうと、その端子部
を介した電気的接続における電気抵抗が増加したり、電
気的接続の信頼性が低下したりしてしまうことがある。
【0003】したがって、液晶表示装置においては、こ
のように端子部が液晶によって汚染されて電気的接続に
障害が発生することを防止するために、端子部が設けら
れている辺を避けて液晶注入口が設けられ、液晶の注入
に際しては端子部が設けられている辺を液晶に浸さない
ようにすることが一般的である。
【0004】また、液晶表示装置は、端子部が設けられ
た辺以外の辺においては、一対の液晶パネル基板の端面
がほぼ揃えられて形成されることが一般的である。この
ような液晶パネルにおいては、液晶パネル基板間に設け
られた液晶注入口から液晶を注入した後に、その液晶注
入口を塞いで液晶を封止するための封止部は、封止を確
実とするために液晶パネル基板の端面から突出せざるを
得ない。そのため、その突出分だけ液晶表示装置の額縁
領域は増加してしまう。また、突出した封止部は他の部
材と干渉して破損しやすく、液晶表示装置の信頼性の面
からも好ましくない。
【0005】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、下記の少なくとも1つの課
題を解決することができる、液晶表示装置およびその製
造方法ならびに液晶表示装置を備えた電子機器を提供す
ることにある。
【0006】1) 液晶の充填処理に起因して端子部の
電気的接続における電気抵抗の増加や信頼性の低下が起
きにくい。
【0007】2) 液晶の封止部と他の部材との干渉が
起きる可能性が低い。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明に係る液
晶表示装置は、第1基板と第2基板との間に液晶注入口
から液晶が注入され、前記液晶注入口が封止部によって
封止されて形成された液晶表示装置であって、前記第1
基板は、前記第2基板と対向する対向領域と、前記対向
領域から延在された張り出し領域と、を備え、前記張り
出し領域には端子部が配置され、前記液晶注入口は、前
記端子部とは離れた位置に前記張り出し領域に面して形
成されていることを特徴とする。
【0009】本発明の液晶表示装置においては、液晶注
入口が第1基板の張り出し領域に面して設けられている
ため、液晶を注入した後、液晶注入口を塞いで形成され
る封止部も第1基板の張り出し領域に面して位置する。
したがって、封止部は第1基板の周縁より内側に位置す
ることになり、封止部は第2基板の端面より突出するも
のの第1基板の端面からは突出しない。その結果、封止
部が液晶表示装置の端面から突出し、その突出分だけ液
晶表示装置の額縁領域が増加することがない。また、封
止部が他の部材と干渉して破損したりして、液晶表示装
置の信頼性が低下する可能性も低い。
【0010】さらに、本発明の液晶表示装置において
は、液晶注入口が端子部と同じ辺すなわち張り出し領域
が形成されている辺に設けられているが、液晶注入口と
端子部とは離れた位置に形成されている。したがって、
液晶を充填する際に端子部の汚染を容易に避けることが
でき、端子部の液晶による汚染に起因して端子部の電気
的接続における電気抵抗の増加や信頼性の低下が起きに
くい。
【0011】(2) 本発明に係る液晶表示装置は、前
記端子部およびその付近が親水性を有することを特徴と
する。本発明の液晶表示装置は、端子部およびその付近
が液晶注入口とは異なる表面状態、即ち親水性を持って
いるため、それらの領域が液晶によって汚染されにく
い。したがって、液晶を充填する際に端子部の汚染を容
易に避けることができ、端子部の液晶による汚染に起因
して端子部の電気的接続における電気抵抗の増加や信頼
性の低下の可能性を小さくすることができる。
【0012】(3) 本発明に係る液晶表示装置は、前
記液晶注入口は、前記張り出し領域の側端部に近い位置
に形成されていることを特徴とする。
【0013】本発明においては、液晶が注入される液晶
注入口が張り出し領域の側端部に近い位置に形成されて
いるため、一般的な液晶注入方法である、液晶貯めに液
晶表示装置の一辺を浸して行う液晶注入を、液晶表示装
置の側辺が液晶貯めに漬けられた状態で行うことができ
る。したがって、液晶注入において端子部が設けられた
辺を液晶に浸す必要がない。そのため、液晶を充填する
際に端子部の汚染を容易に避けることができ、端子部の
液晶による汚染に起因して端子部の電気的接続における
電気抵抗の増加や信頼性の低下が起きにくい。
【0014】(4) 本発明に係る液晶表示装置は、前
記第1基板および前記第2基板は、前記第基板の外周に
そって配置されたシール材によって接着され、前記シー
ル材の一部が前記外周を超えて前記張り出し領域の一部
を囲んで半島状領域を形成し、前記液晶注入口は前記半
島状領域に向けて開口していることを特徴とする。
【0015】本発明においては、第1基板と第2基板と
を接着するシール材の一部が、第1基板の張り出し領域
の一部を囲んで半島状領域を形成しており、液晶注入口
がその半島状領域に向けて開口している。したがって、
液晶を半島状領域内に滴下して、シール材によって囲ま
れたその領域内に液晶を留まらせた状態で、第1基板と
第2基板との間に液晶を注入することが可能となる。そ
のため、半島状領域および端子部がいずれも張り出し領
域内にあるにも拘わらず、端子部を汚染することなく液
晶注入を行うことができる。
【0016】(5) 本発明に係る液晶表示装置は、前
記第1基板は、前記液晶に所定の配向を与えるための配
向膜を前記対向領域に備え、前記配向膜の一部が前記対
向領域を超えて前記張り出し領域の一部を覆って半島状
領域を形成し、前記液晶注入口は前記半島状領域に向け
て開口していることを特徴とする。
【0017】本発明においては、液晶に所定の配向を与
えるための配向膜の一部が、第1基板の張り出し領域の
一部を覆って半島状領域を形成しており、液晶注入口が
その半島状領域に向けて開口している。配向膜が形成さ
れている半島状領域の塗れ性は他の張り出し領域の塗れ
性とは異なるため、液晶を半島状領域内に滴下すると、
その領域内に液晶が留まり、その状態で第1基板と第2
基板との間に液晶を注入することが可能となる。その結
果、半島状領域および端子部がいずれも張り出し領域内
にあるにも拘わらず、端子部を汚染することなく液晶注
入を行うことができる。
【0018】(6) 本発明に係る液晶表示装置は、第
1基板と第2基板との間に液晶注入口から液晶が注入さ
れ、前記液晶注入口が封止部によって封止されて形成さ
れた液晶表示装置であって、前記第1基板は、前記第2
基板に対向する対向領域と、前記対向領域から延在し端
子部が形成された張り出し領域と、を備え、前記第2基
板は、前記張り出し領域に面する辺の一部が切り欠かれ
た切欠き部を有し、前記液晶注入口は、前記切欠き部に
対応する位置における、第1基板と第2基板との間に形
成されていることを特徴とする。
【0019】本発明の液晶表示装置においては、液晶注
入口が第1基板の張り出し領域に面して設けられている
ため、液晶を注入した後、液晶注入口を塞いで形成され
る封止部も第1基板の張り出し領域に面して位置する。
したがって、封止部は第1基板の周縁より内側に位置す
ることになり、封止部は第2基板の端面より突出するも
のの第1基板の端面からは突出しない。その結果、封止
部が液晶表示装置の端面から突出し、その突出分だけ液
晶表示装置の額縁領域が増加することがない。また、封
止部が他の部材と干渉して破損したりして、液晶パネル
の信頼性が低下する可能性も低い。
【0020】さらに、本発明の液晶表示装置において
は、液晶注入口が、第2基板の張り出し領域に面する辺
の一部が切り欠かれた切欠き部に対応する位置におけ
る、第1基板と第2基板との間に設けられている。した
がって、液晶注入口は張り出し領域上に位置せず、液晶
注入口と端子部とは離れて位置することになる。その結
果、液晶を切欠き部付近に滴下して液晶注入口から充填
する際に端子部の汚染を容易に避けることができ、端子
部の液晶による汚染に起因して端子部の電気的接続にお
ける電気抵抗の増加や信頼性の低下が起きにくい。
【0021】(7) 本発明に係る電子機器は、前記い
ずれかの液晶表示装置を表示手段として有することを特
徴とする。
【0022】本発明によれば、液晶表示装置について前
述した作用効果を有し、信頼性の高い表示手段を備えた
電子機器が得られる。
【0023】(8) 本発明に係る液晶表示装置の製造
方法は、(3)に記載の液晶表示装置の製造方法であっ
て、複数の前記液晶表示装置に対応する、複数取り第1
基板と、複数取り第2基板とを、個々の前記第2基板の
外周に沿って配置されたシール材によって貼り合わせて
複数取り空液晶パネルを形成する工程と、個々の前記液
晶表示装置において前記張り出し領域となる前記複数取
り第1基板の部分に対向する、前記複数取り第2基板の
部分を取り除く工程と、前記複数取り空液晶パネルを前
記端子部が配列された方向とほぼ直交する方向に延びる
一列の短冊状に切り出して、短冊状複数取り空液晶パネ
ルを形成する工程と、前記短冊状複数取り空液晶パネル
の複数の前記液晶注入口を同時に液晶貯めに浸して、前
記第1基板と前記第2基板との間に液晶を注入して短冊
状複数取り液晶パネルを形成する工程と、を有すること
を特徴とする。
【0024】本発明に係る液晶表示装置の製造方法にお
いては、各液晶表示装置の液晶注入口が張り出し領域の
側端部に近い位置に形成されているため、短冊状複数取
り空液晶パネルにおいて、いずれの液晶注入口にも近い
辺を液晶貯めに浸して複数の液晶注入口から同時に液晶
を注入することができる。しかも、各端子部は張り出し
領域上で液晶注入口から離れた位置に形成されているた
め、短冊状複数取り空液晶パネルのいずれの液晶注入口
にも近い辺を液晶貯めに浸して複数の液晶注入口から液
晶注入を行う際に、端子部を液晶に浸す必要がない。そ
のため、液晶を充填する際に端子部の汚染を容易に避け
ることができ、端子部の液晶による汚染に起因して端子
部の電気的接続における電気抵抗の増加や信頼性の低下
が起きにくい。
【0025】(9) 本発明に係る液晶表示装置の製造
方法は、(4)または(5)に記載の液晶表示装置の製
造方法であって、複数の前記液晶表示装置に対応する、
複数取り第1基板と、複数取り第2基板とを、個々の前
記第2基板の外周となる位置に沿って配置されたシール
材によって貼り合わせて複数取り空液晶パネルを形成す
る工程と、個々の前記液晶表示装置において前記張り出
し領域となる前記複数取り第1基板の部分に対向する、
前記複数取り第2基板の部分を取り除く工程と、前記複
数取り空液晶パネルの各前記半島状領域に液晶を滴下し
て、前記第1基板と前記第2基板との間に液晶を注入し
複数取り液晶パネルを形成する工程と、を有することを
特徴とする。
【0026】本発明に係る液晶表示装置の製造方法にお
いては、液晶を注入して複数取り液晶パネルを形成する
工程において、複数取り空液晶パネルの各半島状領域に
液晶を滴下して複数の液晶注入口から液晶を注入するこ
とができる。しかも、液晶を半島状領域内に滴下して、
その領域内に液晶を留まらせた状態で、第1基板と第2
基板との間に液晶を注入することができる。したがっ
て、半島状領域と同様に張り出し領域内に設けられてい
るが、半島状領域から離れた位置にある、端子部を汚染
することなく液晶注入を行うことが可能となる。
【0027】(10) 本発明に係る液晶表示装置の製
造方法は、(9)において、個々の前記液晶表示装置に
おいて端子部となる前記複数取り液晶パネルの各部分に
接続端子を接触させて、個々の前記液晶表示装置の検査
を行う工程をさらに有することを特徴とする。
【0028】本発明においては、個々の液晶表示装置の
検査を複数取り液晶パネルの状態で行うことができるた
め、個々に分割された液晶表示装置をその都度位置決め
して検査装置の接続端子を接触させて検査する場合に比
べて、液晶表示装置の検査を効率的に行うことができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0030】1. <第1実施形態> 1.1 液晶表示装置 図1は、本実施形態の表示装置としての液晶表示装置1
0を模式的に示す分解斜視図である。図1に示すよう
に、本実施形態の液晶表示装置10は、表示パネルとし
ての液晶パネル14と、液晶パネル14の背面側に配置
される面光源ユニットとしてのバックライトユニット4
0とを備えている。
【0031】さらに、液晶表示装置10は、上述した各
部を保護して所定の位置関係に保つ枠部材として、液晶
パネル14の前面側に配置されるパネル固定枠12と、
液晶パネル14とバックライトユニット40との間に配
置されるスペーサ30と、バックライトユニット40の
一部である導光板44の背面側に配置される導光板固定
枠56と、バックライトユニット40の一部である光源
部を覆うリフレクタ66と、バックライト40の背面に
配置されるシールドケース72とを備えている。なお、
本実施形態においては、導光板固定枠56とリフレクタ
66とが一辺を共通にして一体形成されている。
【0032】液晶パネル14は、図1に示したようにパ
ネル固定枠12とスペーサ30との間に配置される。液
晶パネル14は、アクティブマトリクス基板15と対向
基板24との間に液晶が封入され、アクティブマトリク
ス基板15,対向基板24の外面側に偏光板85(背面
側の偏光板84は図1において図示せず)が貼付されて
形成されている。第1基板としてのアクティブマトリク
ス基板15は、対向基板24に対向する対向領域と、対
向基板24とは対向しない張り出し領域140とを備え
ている。張り出し領域140は、対向領域から延在して
形成されており、液晶パネル14の模式的な平面図であ
る図3に示すように、端子部81を備えている。そし
て、端子部81には、配線基板82、例えばFPC(可
撓性配線基板)が接続されている。
【0033】また、液晶パネル14は、液晶注入後に液
晶を密封するために、例えばUV硬化樹脂などからなる
封止部22が、張り出し領域140に面して対向基板2
4の一つの端面に接して形成されている。封止部22
は、信頼性の高い封止を実現するために、アクティブマ
トリクス基板15および対向基板24との接触面積を多
くして外部からの空気等の侵入を防止することを目的と
して、対向基板24の端面から盛り上がった形状の突出
部として形成されている。
【0034】そして、液晶パネル14は、表示領域13
0と、表示領域130の周囲に形成された周辺回路領域
170とを備えて形成されている。周辺回路領域170
には、例えばアクティブマトリクス基板15上に形成さ
れたポリシリコン層に、液晶パネル14の各画素を駆動
する駆動回路、液晶パネル14に表示する画像情報を生
成する信号回路、および検査回路などの少なくともいず
れかが形成されている。なお、液晶パネル14について
は、後にさらに詳述する。 面光源ユニットとしてのバ
ックライトユニット40は、図1に示したようにスペー
サ30とシールドケース72との間に配置される。バッ
クライトユニット40は、光源部としての蛍光管50、
導光板44、およびレンズシート42を備えて形成され
ている。蛍光管50には所定電圧の電源を接続するため
の接続部51を介してインバータ(図示せず)の出力が
接続される。導光板44は、その一端面45に沿って蛍
光管50が配置され、蛍光管50からの光を液晶パネル
14の全表示領域に向けて導く。導光板44は、蛍光管
50の側において厚さが厚い、くさび状の断面形状に形
成されている。導光板44がこのような形状を備えるこ
とによって、導光板44から液晶パネル14に向けて放
射される光量が蛍光管50の付近と蛍光管50から離れ
た位置とで均一化される。レンズシート42は、導光板
44の前面側に配置されて光利用効率を向上させる。
【0035】パネル固定枠12は、図1に示したよう
に、枠部12aと、液晶パネル14の表示領域に対応し
た大きさの表示窓13とを備え、液晶パネル14を前面
側から固定し物理的に保護している。
【0036】スペーサ30は、枠部30aを備え、液晶
パネル14とバックライトユニット40との間に配置さ
れて、液晶パネル14を背面側から固定し、バックライ
トユニット40を前面側から固定している。このよう
に、液晶パネル14とバックライトユニット40との間
にスペーサ30が配置されていることによって、液晶パ
ネル14とバックライトユニット40との間に所定の間
隙が形成され、それによって、干渉縞の発生、および、
液晶パネル14の画素とバックライトユニット40のレ
ンズシート42のストライプが光学的に干渉することに
よって生じるモアレの発生を防止している。また、液晶
パネル14とバックライトユニット40との間にスペー
サ30を配置することによって、液晶パネル14とバッ
クライトユニット40との間に間隙が形成されて液晶パ
ネル14とレンズシート42とが当接せず、レンズシー
ト42の傷つきや破損を防止できる。
【0037】さらに、スペーサ30の前述した枠部30
aは、液晶パネル14、スペーサ30、およびバックラ
イトユニット40を模式的に示す断面図である図2に示
すように、液晶パネル14の前述した周辺回路領域17
0に対応する位置に枠部30aが形成されている。この
ように、液晶パネル14とバックライトユニット40と
の間に位置するスペーサ30の枠部30aが、表示領域
130の周囲に位置する周辺回路領域170に対応する
位置に形成されているため、バックライトユニット40
から周辺回路領域170に及ぶ光や熱を、枠部30aに
よって遮断することができる。本実施形態の周辺回路領
域170は、前述したように、基板16上に形成された
ポリシリコン層に作り込まれているため、シリコン基板
上に形成されたものに比べ光や熱の影響を受けやすく、
それらによりリーク電流などが発生しやすい。しかしな
がら、スペーサ30の枠部30aが、上述のようにバッ
クライトユニット40から周辺回路領域170に及ぶ光
や熱を遮蔽するように形成されているため、周辺回路領
域170に光や熱が及んでリーク電流が発生する可能性
を低減することができる。
【0038】導光板固定枠56は、底面部57を備え、
導光板44を背面側から固定する。導光板固定枠56
は、図1に示したように、底面部57から立設された第
3位置決め部としての位置決め部58を複数備えてい
る。複数の位置決め部58は、導光板44の端面47,
47,46に当接するように形成されており、それによ
って導光板44を底面部57とほぼ平行な面内の所定位
置に位置決めする。したがって、導光板44と導光板固
定枠56を短い工数で高精度に位置合わせできる。ま
た、導光板44と導光板固定枠56との位置決めを、両
面テープなどを用いずに行うことができるため、両面テ
ープの貼付などのために発光面として用いることができ
ない額縁領域ひいては外形が増加することがなく、両面
テープなどによって重量や厚さが増加することもない。
【0039】また、複数の位置決め部58は、導光板4
4の端面のうち蛍光管50が配置されていない端面4
7,47,46をそれぞれほぼ密着して覆う平面状に形
成されている。また、それら位置決め部58,58,5
8の導光板44に面する側は、十分な反射率を備えて形
成されているため、それら位置決め部58,58,58
によって蛍光管50からの光の利用効率を向上させるこ
とができる。
【0040】リフレクタ66は、蛍光管50の周囲を導
光板44の側を除いて覆い、蛍光管50からの光を導光
板44に向けて反射する。
【0041】シールドケース72は、蛍光管50に供給
される所定電圧を発生するための電源であるインバータ
(図示せず)などを収納する。
【0042】1.2 液晶パネル 図3は、本実施形態の表示パネルとしての液晶パネル1
4の平面図である。また、図4は、液晶パネル14の端
部付近(図3に示した線H−Iに沿った位置)における
詳細を示す部分断面図である。
【0043】これらの図に示すように、液晶パネル14
は、第1基板としてのアクティブマトリクス基板15
と、第2基板としての対向基板24と、これらの基板間
に封入、挟持されている液晶86とを含んで構成されて
いる。アクティブマトリクス基板15は、石英ガラスま
たは耐熱ガラスなどで形成された基板16の表面に、I
TO(Indium Tin Oxide)膜からなる画素電極17がマ
トリクス状に設けられて形成されている。対向基板24
は、やはり石英ガラスまたは耐熱ガラスなどで形成され
た基板25の表面に対向電極26が設けられて形成され
ている。さらに、アクティブマトリクス基板15では、
基板16の表面のうち、画素スイッチング用のTFT1
8が形成される領域の下層側には予め遮光膜19が形成
されていてもよい。そして、その表面に保護膜20が形
成された後、TFT18および画素電極17が形成さ
れ、それらの表面が配向膜21で覆われた構成になって
いる。なお、この液晶パネル14を用いてカラー表示を
行う場合には、対向基板24の各画素に対向する領域に
カラーフィルタが形成される。
【0044】アクティブマトリクス基板15において
は、画素電極17やTFT18などを備える表示用領域
の周辺に位置する領域が周辺回路領域170とされてい
る。そして、周辺回路領域170に、画素スイッチング
用のTFT18と同時形成された駆動回路用のTFT
(図示せず)を用いて構成された走査線駆動回路171
やデータ線駆動回路174が形成されている。アクティ
ブマトリクス基板15において、周辺回路領域170お
よび表示領域130は、対向基板24に対向する対向領
域に形成されている。また、アクティブマトリクス基板
15の端部に形成された端子部81は、対向基板24に
対向しない領域すなわち張り出し領域140に位置す
る。アクティブマトリクス基板15は、張り出し領域1
40を除いて、対向基板24とほぼ同一形状となってい
る。
【0045】対向基板24には、シール材76の形成領
域の内側であって表示領域130の外側となる領域を遮
光するための遮光膜27、およびアクティブマトリクス
基板15の各画素電極17の境界領域に対応する領域を
遮光する遮光膜28が形成されている。そして、これら
の遮光膜27、28の表面側に対向電極26が形成さ
れ、対向電極26を覆って配向膜29が形成されてい
る。
【0046】アクティブマトリクス基板15と対向基板
24とは、それらの間に分散配置されたギャップ材(図
示せず)によって所定間隔に保たれ、対向基板24の外
周に沿った位置に配置されたシール材76によって貼り
合わされている。このようにして、アクティブマトリク
ス基板15、対向基板24、およびシール材76によっ
て画成された領域に、電気光学物質としての液晶86が
封入されている。
【0047】また、図3に示したように、シール材76
は、端子部81とは離れた位置で、しかも張り出し領域
140に面し、かつ、張り出し領域140の側端部14
2に近い箇所で部分的に途切れて配置されており、その
途切れた部分が液晶注入口80となっている。このた
め、対向基板24とアクティブマトリクス基板15とを
貼り合わせた後、シール材76の内側領域を減圧状態に
することによって、液晶注入口80から液晶86を減圧
注入することができる。液晶注入口80は、液晶86が
注入された後に、樹脂からなる封止部22によって封止
される。
【0048】このように、液晶注入口80がアクティブ
マトリクス基板15の張り出し領域140に面して設け
られているため、液晶86を注入した後、液晶注入口8
0を塞いで形成される封止部22もアクティブマトリク
ス基板15の張り出し領域140に面して位置する。し
たがって、封止部22はアクティブマトリクス基板15
の周縁より内側に位置することになり、図3に示した矢
印Jの方向から見た側面図である図5にも示すように、
封止部22は対向基板24の端面より突出するもののア
クティブマトリクス基板14の端面からは突出しない。
その結果、封止部22が液晶パネル14の端面から突出
し、その突出分だけ液晶パネルの額縁領域が増加するこ
とがない。また、封止部22が他の部材と干渉して破損
したりして、液晶パネル14の信頼性が低下する可能性
も低い。
【0049】さらに、液晶注入口80は、端子部81と
同じ辺すなわち張り出し領域140が形成されている辺
に設けられているが、端子部81とは離れた位置に形成
されている。したがって、液晶86を充填する際に端子
部81の汚染を容易に避けることができ、端子部81の
液晶86による汚染に起因して端子部81の電気的接続
における電気抵抗の増加や信頼性の低下が起きにくい。
【0050】また、液晶パネル14は、アクティブマト
リクス基板15および対向基板24の光入射側および光
出射側の面に、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラ
ックモードの別に応じて、プラスチックシートを用いて
形成された偏光板(偏光シート)84,85が所定の向
きに配置される。
【0051】なお、本実施形態では、アクティブマトリ
クス基板15の方から光が入射して、対向基板24の方
から出射される構成になっているが、その逆に、対向基
板24の方から光が入射して、アクティブマトリクス基
板15の方から出射される構成であってもよい。
【0052】このように構成した液晶パネル14におい
て、アクティブマトリクス基板15では、データ線(図
示せず)およびTFT18を介して画素電極17に印加
した画像信号によって、画素電極17と対向電極26と
の間において液晶86の配向状態を画素毎に制御し、画
像信号に対応した所定の画像を表示する。例えば、液晶
パネル14をTNモードで構成した場合に、一対の基板
間(アクティブマトリクス基板15と対向基板24)の
各々に形成した配向膜21,29に対してラビング処理
を行う際にラビング方向を互いに直交する方向に設定す
ると、液晶86は、基板間で90°の角度をもって捩じ
れ配向する。このような捩じれ配向は、基板間で液晶8
6に電場をかけることによって解放される。したがっ
て、基板間に外部から電場を印加するか否かによって、
液晶86の配向状態を画素電極17が形成されている領
域毎(画素毎)に制御することができる。そのため、透
過型の液晶パネル14であれば、光源すなわちバックラ
イトユニット40からの光は、入射側の偏光板84によ
って所定の直線偏光に揃えられた後、液晶86の層に入
射し、ある領域を透過する直線偏光は、旋光されて偏光
面が捩じられて出射される一方、他の領域を通過した直
線偏光は、旋光されず偏光面が捩じられることなく出射
する。このため、入射側の偏光板84と出射側の偏光板
85を互いの透過軸が直交するように配置しておけば
(ノーマリホワイト)、液晶パネル14の出射側に配置
された偏光板85を通過するのは、液晶86によって偏
光面が捩じられた方の直線偏光のみである。これに対し
て、入射側の偏光板84と透過軸が平行になるように出
射側の偏光板85を配置しておけば(ノーマリブラッ
ク)、液晶パネル14の出射側に配置された偏光板85
を通過するのは、液晶86によって偏光面が捩じられる
ことのなかった直線偏光のみである。よって、液晶86
の配向状態を画素ごとに制御すれば、任意の情報を表示
することができる。
【0053】したがって、アクティブマトリクス基板1
5においてデータ線および画素スイッチング用のTFT
18を介して画素電極17に画像信号を供給するととも
に、対向電極26にも所定の電位を印加する必要があ
る。そこで、液晶パネル14では、アクティブマトリク
ス基板15の表面のうち、対向基板24の各コーナー部
に対向する部分には、データ線などの形成プロセスを利
用して導電性膜(遮光性材料)からなる上下導通用の第
1導通電極78が形成されている。一方、対向基板24
の各コーナー部には、対向電極26の形成プロセスを援
用してITO膜(光透過性材料)からなる上下導通用の
第2導通電極79が形成されている。さらに、これらの
上下導通用の第1導通電極78と第2導通電極79と
は、エポキシ樹脂系の接着剤成分に銀粉や金めっきファ
イバーなどの導電粒子が配合された導通材77によって
電気的に導通している。そのため、液晶パネル14で
は、アクティブマトリクス基板15および対向基板24
のそれぞれにフレキシブル配線基板などを接続しなくて
も、アクティブマトリクス基板15のみにフレキシブル
配線基板82を接続するだけで、アクティブマトリクス
基板15および対向基板24の双方に所定の信号を入力
することができる。
【0054】図6は、上述のような構造を持つ液晶パネ
ル14の電気的な構成を模式的に示すブロック図であ
る。この図に示すように、液晶パネル14には、表示領
域130と周辺回路領域170とが設けられている。
【0055】表示領域130には、データ線131およ
び走査線132と、データ線131および走査線132
に接続された画素スイッチング用のTFT18と、この
TFT18を介してデータ線131から画像信号が入力
される液晶セル135が存在する。また、TFT18と
液晶セル135とを含んで形成される各画素は、容量線
133との間に容量素子136を備え、この容量素子1
36は、液晶セル135における電荷の保持特性を高め
る機能を果たしている。
【0056】周辺回路領域170は、走査線駆動回路1
71およびデータ線駆動回路174を備えている。走査
線駆動回路171は、走査線132に接続され、シフト
レジスタ172およびレベルシフタ173を含んで構成
される。データ線駆動回路174は、データ線131に
接続され、シフトレジスタ175、レベルシフタ17
6、ビデオライン177、スイッチ178を含んで構成
される。
【0057】1.3 液晶表示装置の製造方法 まず、本実施形態の液晶表示装置10に用いられる液晶
パネル14の製造方法について説明する。液晶パネル1
4は、基板形成、印刷、組立、液晶注入、および偏光板
貼付の各工程を経て製造される。
【0058】基板形成工程においては、前述した構造を
有するアクティブマトリクス基板15、および対向基板
24が形成される。なお、この段階では、アクティブマ
トリクス基板15は複数のアクティブマトリクス基板1
5が連結された形状を有する複数取りアクティブマトリ
クス基板(複数取り第1基板)であり、対向基板24は
複数の対向基板24が連結された形状を有する複数取り
対向基板(複数取り第2基板)である。
【0059】印刷工程では、複数取りアクティブマトリ
クス基板の各表示用領域に配向膜21を印刷し、複数取
り対向基板の各表示用領域に配向膜29を印刷して、配
向膜に布等で所定の方向にラビング処理が施されて、配
向膜21、29を所定の配向性を持たせる。そして、セ
ル厚を一定に保つためのスペーサを、複数取りアクティ
ブマトリクス基板および複数取り対向基板のいずれか一
方の表示用領域上に分散させて配置し、焼成する。
【0060】組立工程では、まず、複数取りアクティブ
マトリクス基板および複数取り対向基板のいずれか一方
に、それぞれの対向基板の周縁となる位置に対応させ
て、液晶注入口80となる位置を除き、シール材76を
印刷する。そして、アクティブマトリクス基板15およ
び対向基板24のいずれか一方の所定箇所に導通材77
を印刷する。
【0061】組立工程においては、所定の位置に配置さ
れたシール材76を挟んで、複数取りアクティブマトリ
クス基板および複数取り対向基板を、各表示用領域が対
向する所定の位置関係で貼り合わせる。そして、その状
態を保って、例えばシール材76として紫外線硬化性樹
脂を用いた場合は、紫外線を照射してシール材76を硬
化させる。
【0062】上述のようにして、液晶が充填される前の
複数の液晶パネル14に対応する、複数取り空液晶パネ
ル106が、例えば図7に模式的な平面図として示すよ
うに形成される。
【0063】そして、個々の液晶パネル14において張
り出し領域140となる、複数取りアクティブマトリク
ス基板の部分に対向する、複数取り対向基板の部分を、
例えばレーザースクライバを用いて切断し取り除く。こ
れによって、複数取りアクティブマトリクス基板の各端
子部81が露出される。また、この切断によって、各液
晶パネル14の液晶注入口80が露出される。
【0064】次に、複数取り空液晶パネルを端子部81
が配列された方向とほぼ直交する方向に延び、かつ、空
の液晶パネル14が一列に並ぶ短冊状に切り出す。これ
によって短冊状複数取り空液晶パネル110が、例えば
図8に模式的な平面図で示したように形成される。ま
た、この切断によって、短冊の一辺付近に液晶注入口8
0が並んだ状態となる。
【0065】次工程である液晶44の注入工程では、ま
ず、図9に模式図として示すように、短冊状複数取り空
液晶パネル110を、下部に液晶貯め125がある容器
124内において液晶貯め125から離した位置に置
き、その容器124内をほぼ真空となるまで減圧する。
これによって、短冊状複数取り空液晶パネル110の液
晶が充填される各空間もほぼ真空となる。その後、各液
晶注入口80が近接する短冊状複数取り空液晶パネル1
10の一辺111、すなわち液晶注入口80に近い張り
出し領域140の側端部142に対応する一辺111を
液晶貯め125に浸すことによって、各液晶注入口80
を液晶貯め125に浸した状態とし、容器124内を大
気圧に戻す。すると、圧力差と毛細管現象とによって、
液晶が各液晶パネル14内に充填される。そして、各液
晶注入口80を封止部22によって封止すると、短冊状
複数取り液晶パネルが形成される。次いで、短冊状複数
取り液晶パネルの洗浄を行う。
【0066】その後、短冊状複数取り液晶パネルを各液
晶パネル14に切断する。
【0067】偏光板貼付工程では、それら各液晶パネル
14においてアクティブマトリクス基板15と対向基板
24の外面側に偏光板84,85を貼付する。
【0068】上述のような各工程を経て、本実施形態の
液晶パネル14が完成する。
【0069】なお、上記においては、反射板のない透過
型の液晶パネル14の例を示したが、反射型の液晶パネ
ルとして形成する場合は、さらに、偏光板84,85の
いずれか一方の外面に反射板を貼付する工程が追加され
る。
【0070】そして、上述のようにして形成された液晶
パネル14を、図1に示したように、パネル固定枠1
2、スペーサ30、バックライトユニット40、および
シールドケース72を含む各部と所定の位置関係で組み
立てることによって、本実施形態の液晶表示装置10が
形成される。
【0071】上述した本実施形態の液晶表示装置10の
製造方法によれば、各液晶パネル14の液晶注入口80
が張り出し領域140の側端部142に近い位置に形成
されているため、短冊状複数取り空液晶パネル110の
各液晶注入口80に近い辺を液晶貯め125に浸して複
数の液晶注入口80から同時に液晶を注入することがで
きる。しかも、端子部81が張り出し領域140上で液
晶注入口80から離れた位置に形成されているため、短
冊状複数取り空液晶パネル110の各液晶注入口80に
近い辺を液晶貯めに浸して複数の液晶注入口80から液
晶注入を行う際に、端子部81を液晶に浸す必要がな
い。そのため、液晶を充填する際に端子部81の汚染を
容易に避けることができ、端子部81の液晶による汚染
に起因して端子部81の電気的接続における電気抵抗の
増加や信頼性の低下が起きにくい。
【0072】また、端子部およびその付近が液晶注入口
とは異なる表面状態、即ち親水性を持つように構成すれ
ば、それらの領域が液晶によって汚染されにくい。した
がって、液晶を充填する際に端子部の汚染を容易に避け
ることができ、端子部の液晶による汚染に起因して端子
部の電気的接続における電気抵抗の増加や信頼性の低下
の可能性を小さくすることができる。
【0073】1.4 表示装置を備えた電子機器 図10(A)、(B)、および(C)は、本実施形態の
表示装置である液晶表示装置10を表示部として用いた
電子機器の例を示す外観図である。図10(A)は、携
帯電話機88であり、その前面上方に液晶表示装置10
を備えている。図10(B)は、腕時計92であり、本
体の前面中央に液晶表示装置10を用いた表示部が設け
られている。図10(C)は、携帯情報機器96であ
り、液晶表示装置10からなる表示部と入力部98とを
備えている。これらの電子機器は、液晶表示装置10の
他に、図示しないが、表示情報出力源、表示情報処理回
路、クロック発生回路などの様々な回路や、それらの回
路に電力を供給する電源回路などからなる表示信号生成
部を含んで構成される。表示部には、例えば携帯情報機
器の場合にあっては入力部98から入力された情報等に
基づき表示信号生成部によって生成された表示信号が供
給されることによって表示画像が形成される。
【0074】なお、本実施形態の液晶表示装置10が組
み込まれる電子機器としては、携帯電話機、腕時計、お
よび携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手
帳、ページャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニデ
ィスクプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0075】2. <第2実施形態> 本実施形態においては、シール材の一部が周縁部を超え
て張り出し領域の一部を囲んで半島状領域を形成し、液
晶注入口がその半島状領域に向けて開口している点が、
第1実施形態とは異なる。それ以外については、第1実
施形態と同様に構成されており、その説明を省略する。
また、図面において、第1実施形態と同様な各部には、
第1実施形態と同一の符号を付す。
【0076】図11は、本実施形態に係る液晶パネル1
50を封止部による封止前の状態として示す模式的な平
面図である。この図に示すように、液晶パネル150に
おいては、対向基板24の周縁に沿った位置でアクティ
ブマトリクス基板151上にシール材76が配置されて
いるが、シール材76は一部箇所において対向基板24
の周縁に沿った位置を超えて突出し、端子部81とは離
れた位置の張り出し領域140の一部を囲んで半島状領
域152を形成している。そして、液晶注入口80は、
その半島状領域152に向けて開口している。
【0077】したがって、液晶をシール材76によって
囲まれた半島状領域152内に滴下して、その領域内に
液晶を留まらせた状態で、アクティブマトリクス基板1
51と対向基板24との間に液晶を注入することが可能
となる。そのため、半島状領域152および端子部81
がいずれも張り出し領域140内にあるにも拘わらず、
それらが互いに離れた位置にあり、滴下された液晶が半
島状領域152の周囲を囲むシール材76によってその
領域内に拘束されるため、端子部81を汚染することな
く液晶注入を行うことができる。
【0078】本実施形態の液晶表示装置の製造方法は、
複数取り空液晶パネルを空の液晶パネルが一列に並ぶ短
冊状に切り出す工程が不要である点と、液晶注入工程が
異なる点とを除き、第1実施形態における液晶表示装置
の製造方法と同様である。
【0079】液晶注入工程においては、まず、図12に
模式図として示すように、複数取り空液晶パネル155
を、容器124内に設置する。なお、複数取り空液晶パ
ネル155を容器内に設置する姿勢は、例えば設置台1
58などを用いて各液晶パネル14において張り出し領
域140側が表示領域130側より幾分高くなる姿勢と
することが好ましい。そして、その容器124内をほぼ
真空となるまで減圧する。これによって、複数取り空液
晶パネル155の液晶が充填される各空間もほぼ真空と
なる。その後、シール材76で囲まれた各半島状領域1
52に液晶を所定量ずつ滴下して、各液晶注入口80が
液晶で塞がれた状態とする。そして、容器124内を大
気圧に戻す。すると、圧力差と毛細管現象とによって、
各半島状領域152内の液晶が各液晶パネル14内に充
填される。そして、各液晶注入口80を封止部22によ
って封止すると、複数取り液晶パネルが形成される。次
いで、複数取り液晶パネル156の洗浄を行う。その
後、複数取り液晶パネルを各液晶パネル14に切断す
る。
【0080】本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法
においては、液晶を注入して複数取り液晶パネルを形成
する工程において、複数取り空液晶パネル155の各半
島状領域152に液晶を滴下して複数の液晶注入口80
からほぼ同時に液晶を注入することができる。しかも、
液晶をシール材76で囲まれた半島状領域152内に滴
下して、その領域内に液晶を留まらせた状態で、アクテ
ィブマトリクス基板151と対向基板24との間に液晶
を注入することができるため、半島状領域152と端子
部81とは離れた位置ではあるがいずれも張り出し領域
140内にあるにも拘わらず、端子部81を汚染するこ
となく液晶注入を行うことができる。
【0081】なお、本実施形態において、複数取り液晶
パネルを各液晶パネル14に切断する前に、複数取り液
晶パネルの状態で各液晶パネルを検査してもよい。すな
わち、個々の液晶表示装置において端子部81となる複
数取り液晶パネルの各部分に、図示しない検査装置の接
続端子を接触させて、個々の液晶表示装置の検査を行っ
た後に各液晶パネル14に切断するようにしてもよい。
このようにすれば、個々の液晶表示装置の検査を複数取
り液晶パネルの状態で行うことができるため、個々に分
割された液晶表示装置をその都度位置決めして検査装置
の接続端子を接触させて検査する場合に比べて、液晶表
示装置の検査を効率的に行うことができる。
【0082】3. <第3実施形態> 本実施形態においては、アクティブマトリクス基板の配
向膜の一部が表示領域を超えて張り出し領域の一部を覆
って半島状領域を形成し、液晶注入口がその半島状領域
に向けて開口している点が、第1実施形態とは異なる。
それ以外については、第1実施形態と同様に構成されて
おり、その説明を省略する。また、図面において、第1
実施形態と同様な各部には、第1実施形態と同一の符号
を付す。
【0083】図13は、本実施形態に係る液晶パネル1
60を封止部による封止前の状態として示す模式的な平
面図である。液晶パネル160においては、アクティブ
マトリクス基板161の表示用領域が配向膜21で覆わ
れているが、配向膜21は一部箇所において表示用領域
を超えて突出し、端子部81とは離れた位置の張り出し
領域140の一部を覆って半島状領域162を形成して
いる。そして、液晶注入口80は、その半島状領域16
2に向けて開口している。配向膜21に覆われて形成さ
れている半島状領域162の塗れ性は他の張り出し領域
140の塗れ性とは異なるため、液晶を半島状領域内1
62に滴下すると、その領域内に液晶が留まり、その状
態でアクティブマトリクス基板161と対向基板24と
の間に液晶を注入することが可能となる。その結果、半
島状領域162および端子部81がいずれも張り出し領
域140内にあるにも拘わらず、端子部81を汚染する
ことなく液晶注入を行うことが可能となる。
【0084】本実施形態の液晶表示装置の製造方法は、
第2実施形態における液晶表示装置の製造方法と同様で
ある。
【0085】4. <第4実施形態> 本実施形態は、対向基板が張り出し領域に面する辺の一
部が切り欠かれた切欠き部を備え、液晶注入口が切欠き
部に対応する位置における、アクティブマトリクス基板
と対向基板との間に設けられている点が、第1実施形態
とは異なる。それ以外については、第1実施形態と同様
に構成されており、その説明を省略する。また、図面に
おいて、第1実施形態と同様な各部には、第1実施形態
と同一の符号を付す。
【0086】図14は、本実施形態に係る液晶パネル1
80を封止部による封止前の状態として示す模式的な平
面図である。この図に示すように、液晶パネル180に
おいては、アクティブマトリクス基板15の張り出し領
域140に面する、対向基板181の辺の一部が切り欠
かれて切欠き部182が形成されている。そして、液晶
注入口183は、切欠き部182に対応する位置の、ア
クティブマトリクス基板15と対向基板181との間に
設けられている。したがって、液晶注入口183は、張
り出し領域140に面して設けられているものの、張り
出し領域140とは幾分の間隔を置いて位置することと
なるため、液晶注入口183と端子部81とは離れて位
置することとなる。したがって、液晶を切欠き部182
付近に滴下して液晶注入口183から充填する際に端子
部81の汚染を容易に避けることができ、端子部81の
液晶による汚染に起因して端子部81の電気的接続にお
ける電気抵抗の増加や信頼性の低下が起きにくい。
【0087】本実施形態の液晶表示装置の製造方法は、
液晶を滴下する位置が切欠き部182付近のアクティブ
マトリクス基板15上となる点を除き、第2実施形態に
おける液晶表示装置の製造方法と同様である。
【0088】5. <第5実施形態> 本実施形態は、液晶注入口に面するシール材のうち端子
部に近い側が張り出し領域上まで延在形成され、端子部
と注入口とを仕切っている点が第1実施形態とは異な
る。それ以外については、第1実施形態と同様に構成さ
れており、その説明を省略する。また、図面において、
第1実施形態と同様な各部には、第1実施形態と同一の
符号を付す。
【0089】図15は、本実施形態に係る液晶パネル1
85を封止部による封止前の状態として示す模式的な平
面図である。この図に示すように、液晶注入口80に面
するシール材76のうち端子部81に近い側が張り出し
領域140上まで延在する延在部186として形成され
ている。この延在部186によって、液晶注入口80
は、端子部81から仕切られている。これによって、液
晶注入口80から液晶を注入する際に液晶が端子部側へ
流れにくくなるため、端子部81が汚染される可能性を
さらに低下させることができる。
【0090】6. <他の変形例> ここで、前述した各実施形態に適用可能な変形例につい
て説明する。下記の各変形例においては前述した各実施
形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0091】6.1 前述した各実施形態においては、
液晶パネルとして、三端子型のスイッチング素子である
TFT(Thin Film Transistor)を用いたアクティブマ
トリクス型の液晶パネルを示した。しかしながら、液晶
パネルとしては、これに限らず、駆動方式で言えば、パ
ネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリック
ス型の液晶パネルやスタティック駆動型の液晶パネル、
また、他の三端子型スイッチング素子あるいは二端子型
スイッチング素子例えばTFD(Thin Film Diode)や
MIM(Metal-Insulator-Metal)を用いたアクティブ
マトリックス型の液晶パネル、電気光学特性で言えば、
TN型、STN型、ゲストホスト型、相転移型、強誘電
型など、種々のタイプの液晶パネルを用いることができ
る。なお、パネル自体にスイッチング素子を用いない単
純マトリックス型の液晶パネルやスタティック駆動型の
液晶パネルを液晶パネルとして用いる場合は、前述した
アクティブマトリクス基板および対向基板は、いずれか
一方が張り出し領域を備えた対向する一対の液晶パネル
基板となる。
【0092】6.2 前述した各実施形態においては、
液晶パネルとして、透過型の液晶パネルを用いた液晶表
示装置の例を示した。しかしながら、液晶パネルとして
反射型の液晶パネルを用いた液晶表示装置であってもよ
い。なお、その場合、バックライトユニットは不要とな
る。
【0093】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲
内で各種の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の表示装置としての液晶表示装置
を模式的に示す分解斜視図である。
【図2】液晶パネル、スペーサ、およびバックライトユ
ニットの位置関係を模式的に示す断面図である。
【図3】第1実施形態の液晶パネルを示す模式的な平面
図である。
【図4】図3に示した線H−Iに沿った位置における部
分断面図である。
【図5】図3に示した矢印Jの方向から見た液晶パネル
の側面図である。
【図6】第1実施形態の液晶パネルの電気的構成を示す
ブロック図である。
【図7】第1実施形態の複数取り空液晶パネルの模式的
な平面図である。
【図8】第1実施形態の短冊状複数取り空液晶パネルの
模式的な平面図である。
【図9】第1実施形態における注入工程を説明する模式
図である。
【図10】第1実施形態の液晶表示装置を用いた電子機
器を示す外観図であり、(A)は携帯電話機であり、
(B)は腕時計であり、(C)は携帯情報機器である。
【図11】第2実施形態に係る液晶パネルを封止部によ
る封止前の状態として示す模式的な平面図である。
【図12】第2実施形態における注入工程を説明する模
式図である。
【図13】第3実施形態に係る液晶パネルを封止部によ
る封止前の状態として示す模式的な平面図である。
【図14】第4実施形態に係る液晶パネルを封止部によ
る封止前の状態として示す模式的な平面図である。
【図15】第5実施形態に係る液晶パネルを封止部によ
る封止前の状態として示す模式的な平面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置 14,150,160,180,185 液晶パネル 15,151,161 アクティブマトリクス基板(第
1基板) 21,29 配向膜 22 封止部 24,181 対向基板(第2基板) 40 バックライトユニット 76 シール材 80,183 液晶注入口 81 端子部 88 携帯電話機(電子機器) 92 腕時計(電子機器) 96 携帯情報機器(電子機器) 106,155 複数取り空液晶パネル 110 短冊状複数取り空液晶パネル 130 表示領域 140 張り出し領域 142 側端部 152,162 半島状領域 170 周辺回路領域 182 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 LA22 NA22 NA25 NA55 RA05 SA07 TA02 TA04 TA07 TA09 TA12 TA15 TA17 TA18 TA20 5G435 AA16 BB12 BB15 EE03 EE04 EE27 EE33 EE37 EE41 FF00 FF03 FF08 GG01 GG24 KK05 LL07 LL10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板と第2基板との間に液晶注入口
    から液晶が注入され、前記液晶注入口が封止部によって
    封止されて形成された液晶表示装置であって、 前記第1基板は、前記第2基板と対向する対向領域と、
    前記対向領域から延在された張り出し領域と、を備え、 前記張り出し領域には端子部が配置され、 前記液晶注入口は、前記端子部とは離れた位置に前記張
    り出し領域に面して形成されていることを特徴とする液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記端子部およびその付近が親水性を有することを特徴
    とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記液晶注入口は、前記張り出し領域の側端部に近い位
    置に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、 前記第1基板および前記第2基板は、前記第基板の外周
    にそって配置されたシール材によって接着され、 前記シール材の一部が前記外周を超えて前記張り出し領
    域の一部を囲んで半島状領域を形成し、 前記液晶注入口は前記半島状領域に向けて開口している
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、 前記第1基板は、前記液晶に所定の配向を与えるための
    配向膜を前記対向領域に備え、 前記配向膜の一部が前記対向領域を超えて前記張り出し
    領域の一部を覆って半島状領域を形成し、 前記液晶注入口は前記半島状領域に向けて開口している
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 第1基板と第2基板との間に液晶注入口
    から液晶が注入され、前記液晶注入口が封止部によって
    封止されて形成された液晶表示装置であって、 前記第1基板は、前記第2基板に対向する対向領域と、
    前記対向領域から延在し端子部が形成された張り出し領
    域と、を備え、 前記第2基板は、前記張り出し領域に面する辺の一部が
    切り欠かれた切欠き部を有し、 前記液晶注入口は、前記切欠き部に対応する位置におけ
    る、第1基板と第2基板との間に形成されていることを
    特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の液晶表示装置を表示手段として有することを特徴と
    する電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の液晶表示装置の製造方
    法であって、 複数の前記液晶表示装置に対応する、複数取り第1基板
    と、複数取り第2基板とを、個々の前記第2基板の外周
    に沿って配置されたシール材によって貼り合わせて複数
    取り空液晶パネルを形成する工程と、 個々の前記液晶表示装置において前記張り出し領域とな
    る前記複数取り第1基板の部分に対向する、前記複数取
    り第2基板の部分を取り除く工程と、 前記複数取り空液晶パネルを前記端子部が配列された方
    向とほぼ直交する方向に延びる一列の短冊状に切り出し
    て、短冊状複数取り空液晶パネルを形成する工程と、 前記短冊状複数取り空液晶パネルの複数の前記液晶注入
    口を同時に液晶貯めに浸して、前記第1基板と前記第2
    基板との間に液晶を注入して短冊状複数取り液晶パネル
    を形成する工程と、 を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項4または請求項5に記載の液晶表
    示装置の製造方法であって、 複数の前記液晶表示装置に対応する、複数取り第1基板
    と、複数取り第2基板とを、個々の前記第2基板の外周
    となる位置に沿って配置されたシール材によって貼り合
    わせて複数取り空液晶パネルを形成する工程と、 個々の前記液晶表示装置において前記張り出し領域とな
    る前記複数取り第1基板の部分に対向する、前記複数取
    り第2基板の部分を取り除く工程と、 前記複数取り空液晶パネルの各前記半島状領域に液晶を
    滴下して、前記第1基板と前記第2基板との間に液晶を
    注入し複数取り液晶パネルを形成する工程と、 を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 個々の前記液晶表示装置において端子部となる前記複数
    取り液晶パネルの各部分に接続端子を接触させて、個々
    の前記液晶表示装置の検査を行う工程をさらに有するこ
    とを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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